機動戦士ガンダムSEED TADA戦記 DESTINY
「なんだ、敵の攻撃か!?」
だが、一瞬明るくなったと思ったら次の瞬間には先程と同じように目の前には地球がある。
だが、なにかがおかしい。
「通信システムに異常・・・?コロニーからの通信状況が急に悪くなった。レーダーにもさっきの奴らが映らねぇし・・・。
一体どうなってんだ?」
通信傍受帯域を広げ情報収集にかかろうとした瞬間、またしてもアラートがなる。
「!?熱源・・・。これはモビルスーツ!?だが、OZのじゃない!?どこぞのもんだぁ、お前さんたち!?」
パイロットは自衛措置としてカモフラージュ部分を離脱させた。
すると帯域を広げたおかげかコロニーからと思われる通信が入る。
「・・・えぇっと・・・・何々、一つ目で灰色の機体の指示に従え?。ってこいつらじゃねぇか!」
任務を見て慌てて攻撃態勢で迫ってくる2機のモビルスーツに全周波交信を入れた。
<おいおい!撃つな、撃つな!俺は敵じゃねぇよ!お前さんらの援護の任務を受けてるっての!あんたらそれ知らないの!?>
『なに?貴様は地球軍じゃないのか?』
返ってきた言葉にパイロットは驚いた
<詮索するな!・・・ってもわかんねぇよな。とにかく俺の任務はあんたらからの指示を受けなきゃ始まらないんだ。
俺は何をすりゃいいんだ?>
突然現れた所属不明のモビルスーツ。2機のジンのパイロットは相手の言っていることがにわかに信じがたく思えたが
いざとなったら撃破すればいいだけのことと思いここは一つ頼んでみようと考えた。
『わかった!では、前方にあるヘリオポリスに向かってくれ。そこで仲間達の作戦を援護してくれ!』
<任務 了解!あ、そうそう。あんたらのお仲間さんたちにも俺が敵じゃないってこと教えてといてくれよな。
俺の名はデュオ・マックスウェル。逃げも隠れもしないマックスウェルだ。じゃな!>
デュオは前方にあるコロニーへと進路転換をさせ、機体を一気に加速させた。
目の前を一瞬で駆け抜けた謎の機体をジンはただみていることしかできなかった。
『なんだありゃ・・・あんなタイプのモビルスーツなんかザフトにあったか?しかもさっきの声・・・ありゃ子供の声だ。』
『見間違いかもしれないが、作戦前にチラっとみた今回の作戦で奪取する地球軍の新型に似てたような・・・・。
とにかく、クルーゼ隊長に報告だ。』
2機は母艦ヴェサリウスへの打電を入れる。
(しかし、なんなんだこいつらは?さっきから交信にコーディネイターだとかナチュラルだとか。
まっ俺はOZを潰せばそれで任務完了だから関係ないけど!)
デュオはバーニアの出力をあげながらヘリオポリスの中に進入する。
「う・・・・・・・・、ここは、何処だ・・?」
ヒイロは頭を抱えながら立ち上がった。どうやら気絶していたらしい
「・・・民間機は?攻撃輸送機・・はっ!」
ヒイロは自機のカモフラージュパーツをパージさせようとした瞬間、閃光が辺りを包み
物凄い衝撃と共に電光が迸って――――ここから先のことは思い出せない
わかった事は、ここはコックピットではなく、建造物の通路であり
ここが何処の何処であるかがわからないと言う事だけわかった
「君、大丈夫か!?」 起こしてくれた人が問いかけてきた
「くっ、ここ危険だ、生きてたことだし早くシェルターを探そう」
「(シェルター?)お、おい!ここは何処だ!?今は何月何日だ!?」
「?・・・ここはオーブ領のヘリオポリスのモルゲンレーテ研究所の地下で今はC.E.(コズミック・イラ)71年の1月です」
「変なこと聞く奴だな。ノーマルスーツも見たこと無いタイプだし」
確かに、彼女の言う通りヒイロの服装はノーマルスーツでこの時代には存在しない型である
「一体何が・・・・どうなってるんだ!?」
「そんなことより、早くD−13ブロックの実験場に連れて行け」
少女は少年にそう言った。
「でも、あの子は?」
「・・・・おい、お前。私達について来い」
本来ならばこの場で2人を抹殺する必要があったが、ヒイロは現状を把握する情報が足りなさ過ぎると考え、
生存とコロニーへの通信を入れる必要もあるとし彼らについていくことにした。
モルゲンレーテD-13ブロック入り口
僕たち三人はその13ブロックを目指して走っていた
しかしヒイロは珍しく考え込みながら走っていた
(コズミック・イラ71年?そんな年号は聞いた事がない、それに戦争、何処と何処が争っているんだ?)
「おい、何処と何処が戦争してるんだ?」
「はぁ?馬鹿かお前。ここには無知なのもいたんだな」
「いいから、質問に答えろ」
「と言うかお前なんであんな所で倒れてたんだ?あそこは一般人立ち入り禁止区画のはずだけど」
「知りたいのは俺だ。いいから質問に答えろ。」
「地球軍とザフトですよ。戦争しているのは」
「ザフト?なんだそれは?」
ヒイロは思わず本音を言ってしまった
「えーと、ザフトっていうのはコーディネイターが・・・・」
「コーディネーターとは何だ?」
少年はもうお手上げ状態だった。しかし、ヒイロにとっては情報が足りな過ぎたのだから致し方ない。
(ザフト?コーディネーター? ここはAC.195年じゃないのか?じゃあ俺の任務は?
オペレーション・メテオはどうなった?俺のガンダムは?)
考えにふけっている途中で13ブロックに着いた様である
「でも13ブロックは普段立ち入り禁止で職員のカードか暗証番号がないと・・・・」
少年がブツクサ言ってる間に少女は扉を開けてしまった。
そして、三人が見たもの、それは二機のガンダムだった。
「「これは・・・モビルスーツ」」
「ガンダム!?それも二機!?俺の他にも・・・・」
「・・・・え?どういう・・・」
少女が崩れ落ちる
「ああ・・・なんで・・・」
「くっ、それよりも戦闘が始まってる!早く非難しよう!」
「何で裏切ったの・・・お父様!!?」
直後、銃声が2〜3発
「危ない!」
咄嗟に少女を庇う少年 「・・・子供?」
「行こう!泣いてちゃダメだ!!」
走り出す三人
「あれがシェルターの入り口!?」
「早く!こっちに!」
何とかシェルターに3人はたどり着く、しかし
「受け入れられない!?何故!?」
『すまない!ここはもう一杯なんだ!』
「どうにかなりませんか!?一人だけでも。女の子なんです」
『・・・・、一人だけなら・・・何とかできる』
「早く乗って!」
少年が嫌がる彼女をシェルターに押し込む
「僕は大丈夫ですここ以外にもシェルターはあるはずだから、―――だから!」
「だからってお前―――――!?―――――――!!!!!」
少女が何か言いかけたがその時に扉は閉まってしまった。
だが、ヒイロは瓦礫よりもその先にある見覚えのある物を見つけた。
「あれは・・・・!?」
「え?」
キラがヒイロの方を振り返った。
工場区から見える茂みになにか飛行機のようなものが引っかかっているのがチラっと見えた。
「なんでコロニーの中なんかにあんなのがあるんだろう・・・」
キラが考え込み始めるのをよそにヒイロは突然駆け出した。
「ヒイロ!」
「お前は自分でどうにかしろ!俺は別の用ができた。」
そういい残しヒイロは去っていく。
「え、ちょっと待ってってば!・・・ねぇ!」
キラが呼び止めようにも、ヒイロはとても人間とは思えない動きで壁を飛び越えていく。
『あの子・・・コーディネィターかも・・・・いやきっとそうだ。』
そんなことを考えながらキラもまたキャットウォークを走り出した・・・。
親友との偶然にも残酷な再会を果たす場所に向かって・・・・。
ヒイロは見覚えのある物体の茂みへと一目散に駆ける。
「あった!」
ヒイロは口に薄ら笑みを浮かべた。
そこには自分がさっきまで乗っていたはずの機体―ウィングガンダムが横たわっていたのだ。
幸い誰にも気づかれていないようだ。
ヒイロはコックピットに乗り込み電源を入れる。
「システム異常なし・・・通信状況・・・なんだ、電波干渉だと?ん、任務?
・・・・これが支援する側の資料か・・・ガンダム?。任務了解。直ちに実行に移す。」
ヒイロはレバーを握り、機体を浮上させる。
「任務・・・資料に基づくモビルスーツの脱出援護。これより実行に移す。」
ウィングの羽を開きヒイロは友軍のいるポイントへと向かう。
「ここから直線で3kmか・・・・?」
交信が入ったのを知らせるランプがつく。
<あんたが、援軍ってやつか?>
「・・・・・あぁ、そうだ。」
<なんだか信用できねぇが、とにかく俺たちの後についてきてくれ。>
「俺たち・・?」
モニターを見ると前方にモビルスーツが2機映っていた。
(リー・オーでもエアリーズでもない。ということはOZのものでもないのか?)
色んな憶測がヒイロの頭をよぎったが、ヒイロは雑念を棄てる。
「了解。」
前方にいたジンが降下するのを見てウィングも同じように降りる。
<後ろにあるトレーラーにつまれたものを運び出しやすいように敵の攻撃を排除してくれ。>
「了解。」
モニターには装甲車や対空ミサイルを積んだ車しかない。
「敵の殲滅を実行する・・・。」
ヒイロはためらうことなくバスターライフルを放った。
一瞬にして目の前にあったものが消し飛ぶ。
それを目の当たりにしたジンのパイロット達は唖然とする。
<ひょ、ひょえぇ〜・・・。あんたのソレとんでもねぇな。何はともあれ、え、援護ありがとな!>
「任務はこれで終わりか?他に敵らしきモノは見当たらないが・・・。」
<そ、そうだな。突入班も間近に着たみたいだから俺らは別働隊の所に行く。あんた一緒にきてくれ。>
「了解。」
張り合いのない敵を倒しちょっと不満が残るヒイロはそのままジンの後ろついていく。
デュオはコロニーの中に入るもいささか現状に戸惑っていた。
「友軍援護って言ってもなーんか、色んな所で頑張っちゃってるんですけどねぇ・・・。お?」
交信を告げるランプを見てデュオは交信を開く。
<あんたも援軍ってやつか?>
「あんた『も』?まぁそうですけど。」
<よし、今から別働隊が3機の新型を起動させるからそれを上手くコロニーから搬出できるように敵を一掃してくれ!>
「あいよ〜!」
(『も』ってことは俺の他にもいるんだな・・こんなよくわかんないとこの援軍なんか頼まれちゃった奴が・・・。)
デュオは『もう一人』に関心を持つものの、任務遂行へと愛機を翔けさせる。
デスサイズが場所に着くと丁度3機目のモビルスーツが起動したちがる所に出くわした。
「ってなんだこりゃ!?俺が乗ってるのにそっくりじゃねぇか!!」
デュオはあまりにも時機に似た3機に驚きを隠せない。
それは3機のほうのパイロットも一緒だった。
<おい、なんだ貴様は!?>
やけに威勢のいい声が交信に入ってきた。
「え、なんだって言われても援護しろと言われて来たんだけど・・」
<援護?それにしてはやけにこの機体に似ているではないか。お前連合ではないだろうな!?>
「ち、違いますって!あの人たちにちゃんと言ったはずなんですけど・・・」
<おい、イザーク。お前クルーゼ隊長からの打電見なかったのか?>
別の声が聞こえてきた。どうやら熱い奴はイザークと言うみたいだ。
<なに?・・・・ほぅ。本当だ。これは失礼いたしました。デュオ・マックスウェル殿。>
「いや、なにいいってことよ。俺は任務を完遂することができればいいんだし。それと『殿』はやめてくんねぇかな?デュオでいいって」
<では、この3機を無事母艦まで運びたいので護衛を頼みます。。>
「あいよ!んじゃ上がってくださいな!俺は後ろから護衛しますんで!」
そう言ってデュオは3機が上昇した後を射撃しながらコロニーを出て行った。
22 名前: 1 ◆zcc7XeIsO6 [sage] 投稿日: 04/09/06 12:11 ID:???
キラは一人キャットウォークをに爆風吹き荒れる中走っていた。
ふと横に目をやると連合の士官達が2機のMSを巡って戦っているのを見ていた。
「ハマダ!ブライアン!はやく起動させるんだ!」
マリューは指示を飛ばしながらマシンガンで応酬する。
その背後を狙っていたザフト兵に気づいたキラは思わず「うしろ!」と叫んでしまった。
それに反応しあやうく難を逃れマリューは驚いた
「さっきの子・・・?なんで!?」
間近でハマダがやられた。マリューは思わずその子に来るよう言った。
「左ブロックのシェルターに行きますんでおかまいなく!」
「あそこはもうドアしかない!」
その言葉にショックを隠せなかったが、キラが振り返ると同時にさっき出てきた入り口が爆発で炎に包まれてしまった。
<もう、行くしかない・・。>
そう思いキラは高さ4mはあるところから飛び降りた。
そのとっぴな行動にマリューは驚く。常人ならまず大怪我をするだというのにその子は無傷なのだ。
その横でブライアンの撃った弾ががラスティのヘルメットを突き抜けた
「ラスティ!」
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!!」
ザフト兵は怒りを露にして銃を撃ち突貫していった。
ブライアンはその銃に撃たれ倒れる。
「ブライアン!」マリューは叫び、ザフト兵に銃を向けようとするが、敵の方が一瞬早かった。
バシュ!
「うぁ!」肩を撃たれ倒れこむマリュー。それを見てとっさにキラはかけよった。
<助けなきゃ・・>という一心で。
弾が切れ最後の止めを刺そうとナイフを手に迫るザフト兵・・・。
迫り来くるザフト兵とそれに怯えるよっしぃの距離がが徐々に近づくにつれ二人は驚きを隠せなくなった・・・。
「・・・・!?アス・・ラ・・ン?」
「・・!?キラ・・?」
そう言って動きを止めた二人。
長くて短い邂逅が二人をよぎった。
マリューが銃口をアスランによろよろと向ける。、
アスランはそれに感づき、もう一機の『G』の方向に走り去った
「――く、待・・・っつう・・・」
「ラミアスさん!」
駆け寄るキラ、どうやら弾は掠っただけらしい
すると、傍らにいた『G』が起動した、
「イージス! まさか!!、くっ、早く乗って!」
「乗るって・・・これに!?」
「早くしないと死んでしまうわよ!」
「シートの後ろに!」
マリューに言われキラはコックピットの後ろに前かがみになって立った。
『General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver』
アスランは機体のOSを起動させMSを動かした、
「くっ!なんてチャチなOSなんだ、こんな物でナチュラルは戦おうとしてたのか?」
X-303 識別名称「イージス」
機体を立ち上がらせ、もう一機の『G』 を見る
あっちの方も立ち上がる
『アスラン!首尾はどうだ!?』
一機のジンが降り立った、どうやらミゲルのようだ
「ラスティがやられた、あっちの機体には連合の士官が乗っている。」
『なんだと!?ラスティが!?』
「あぁ。ミゲル、油断するなよ、アレにはフェイズシフト装甲が搭載されている」
『はっ!心配するな、アレは俺が拿捕する、お前は早くラスティーを連れて撤退しろ!後から援軍も来るからな!」
「援軍・・・?了解。」
(この作戦はクルーゼ隊長による電撃作戦だから知ってるものなどいるはずないのに・・・)
アスランは少し引っかかるも、急いでイージスのOSを書き換え始めた。
「行くわよ。つかまってて」
「は、はい」
マリューがストライクの始動を始める。
キラはシートの後ろからその行動を見てパネルに描かれていた文字を見ていた。
『General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver』
「「・・・ガ・・ンダ・・ム?」」
その瞬間、X-105ストライクの目に灯がついた
「いくわよ・・・」
グンッとレバーを押し、ストライクを立ち上がらせる。
機動させたのはいいが問題はその後だった。
格納庫から飛び出したストライクだったがオリジナルのOSのレベルの低さとパイロットの腕のせいでまともに歩かない。
ふらふらと戦場を歩いているのがやっとだった。
「くっ」
「ラミアスさん、前!!」
1体のジンがストライクに突っ込んでくる。
『生意気なんだよ。ナチュラルがMSなど!!』
ジンのサーベルがストライクに直撃する直前にマリューがフェイズシフトを立ち上げガードする。
そう・・・メタリックグレーから白と青へと色が変わったのだった。
『くっ、アスランの言ってたフェイズシフトか!!、だがな! 頑丈になっただけだろがァァァァァ!!」
飛んで重斬刀をジンごと横一回転して薙ぎ払う、もちろん千鳥足のストライクは避けきれない
「うわぁぁぁ」「きゃあああ」「くああぁあ」
飛んだ、40トン近くあるMSが吹っ飛ばされて、転び、アスファルトの地面に溝を作りながらストライクは地面を滑った
「―――っく! !!?」
急いで立ち上がろうとするストライク、しかし眼前にはミゲルのジンが重斬刀を振り上げ、
「壊れろ!」一気に振り下ろした! ガキャン!
しかしそれでもストライクの装甲には傷一つつかない、
ヒイロがジンの後方をピタッとくっついていると急にジンたちの動きが止まった。
<俺らの方はうまくいったんだが、別働隊のほうがちょっと手間取ってるらしい。あんたそっち行ってくれないか?>
「了解。場所は?」
<モルゲンレーテの工場近くだ。今データを送る。>
「・・・・ここら2km。了解。ただちに任務に就く。」
ヒイロはウィングを反転離脱させ、バーニアを吹かそうとした。
ピピピピ!
「ん?新たな任務か。・・・・・了解。」
ウィングは振り返ってジンたちの方に体を向ける。
<ん、どうした?>
「・・・・・任務。ザフトのモビルスーツ部隊の排除。」
そう呟くとウィングはビームサーベルを抜きジン2機を一瞬で斬った。
<な、なんで・・・・?>
「・・・・任務遂行。・・・ん?後4機!ここから近いのは・・・あそこか!」
ヒイロは反転し、残るジンがいる場所へと向かう。
そこは先程撃破したジンが渡した地図がしめすポイントだった。
「―――クッ、スラスターを!」
ペダルを踏み、背部スラスターを爆発するようにふかし、仰向けになったまま地面を滑走するストライク
「はっ!逃がすかよ!」
それを追うミゲルのジン、
(このまま立ち上がらせれば・・・)
ペダルを操作し、そのまま起き上がる、しかし、
「サスペンションが!?」
なんとか立ち上がるも衝撃で硬直している
「無茶だ!こんなOSでこんな機体を動かすなんて!」
呆れ果てるキラ
「だって、まだ未完成なのよ!?」
そのときサイドビジョンに、
「・・・!! サイ!ミリアリア!トール!カズィ!、くっ!退いてください!」
「え!?、ええ・・・」
キラの剣幕に驚き席を譲るラミアス、
「キラさん、一体何をするんですか!?」
「OSを・・・書き換える!」
そういって横からキーボードを取り出すキラ
「そんな無茶な!そんなことが――」
「キャリブレーション取りつつ、ゼロ・モーメント・ポイント及びCPGを再設定……、
チッ! なら疑似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結!
「――キラさん?」
ニュートラルリンケージ・ネットワーク、再構築! メタ運動野パラメータ更新!
フィードフォワード制御再起動、伝達関数! コリオリ偏差修正!
運動ルーチン接続! システム、オンライン! ブートストラップ起動!」
『お前らは地べた這いずり回ってればいいんだよぉぉぉおお!!』
眼前には剣を振り上げながら突進してくるミゲルジン!
「ふ、 うあああぁああ!」
ペダル、スティックを操作し、機体を沈ませジンの剣戟をかわすと、
「っこんな所で!戦争をするなぁああぁあ!」
カウンターでジンの頭部に右ストレートをお見舞いした
ガシャァァァァン!
『―――ッ、ガハッ!』
吹き飛びながらも機体を立て直そうとするミゲル
「機体の武装は?アーマーシュナイダー? これだけか!」
両サイドアーマーから質量式ナイフ、「アーマーシュナイダー」を抜き、構える
「これ以上コロニーに被害を出さないようにしないと駄目よ」
「そんなことわかってますよ!」
スラスターを最大出力で出しながらストライクをジンの懐に潜り込ませる。
「もうやめろぉぉおお!」
ストライクのアーマーシュナイダーをジンの両腕の付け根に突き刺す。
ジンからは留め止めなく火花がほとばしる。
「っち!・・・・ハイドロ応答なしかよ!」
ミゲルは自爆装置のレバーを引きハッチから脱出する。
それに気づいたマリューはキラに叫んだ。
だが、それは既に遅かった。
ジンが一瞬の閃光と供に自爆したのだ。
「うわぁぁぁあぁあああ!!」
爆風でストライクは吹き飛ばされていく。
その光景をジン爆破の瞬間に上空に到着したヒイロは見ていた。
「自爆・・・完璧に近い自爆だな。残るのは市街地の3機か・・・!あのガンダムは敵か・・。いや、今は任務だ。」
ヒイロは再度反転離脱行動をとった。
「ん・・・・・?あの機体・・・?」
かすんでいく目でキラはモビルスーツが凄い速さで飛んでいくのを見た。
「見つけた。これより敵を殲滅する。」
未だ重突撃銃を乱射し、陽動作戦を遂行している三機のジンをヒイロはマシンキャノンで敵の攻撃を分散させる。
『な!?あんたは援軍じゃなかったのか』
『――!貴様一体、どういうつもりだ!』
<任務・・・・・敵モビルースツの全滅。よってお前らを排除する>
『なんだと!?と言う事はアイツは」
『ザー―――俺はさいっしょっから得体の知れない奴なんか信用していなかったけどな!」
『任務だかなんだかわかんねぇけど、邪魔するならお前もやるまでだ!』
『コーディネイターでもないくせにモビルスーツ扱おうってのはいささか生意気だと思ってたんでね!』
『所属不明の機体を捕獲すりゃあ隊長も喜ぶもんだ』
『おいおい、相手はナチュラルだぜ?戦いになりもしねぇよ?』
3機のジンがウィングに突っ込んでいく。
(接近戦を望むのか・・・だが!)
ウィングはバスターライフルの銃口を上げ突っ込んでくる3機に照準を合わせる。
馬鹿晒しage
>ウィング
>ウィング
>ウィング
>ウィング
>ウィング
>ウィング
>ウィング
>ウィング
>ウィング
>ウィング
(プ
ウィング(´・∀・`)?
56 :
通常の名無しさんの3倍:04/11/05 22:03:35 ID:nTUtw9Rq
バーカ
57 :
通常の名無しさんの3倍:04/11/06 22:17:52 ID:BSuKgzkB
せめて一話くらい書けよ・・・ 一話も無いって・・・
こんな時こそほしゅ+ageだよなあ
定期age
モビルースツ(´・∀・`)?
再浮上
今更だけど、過去スレぐらい載せとけよな。前スレへの敬意ゼロかよ、弟子さんよ。
あー、今年もあと一月か。
続き読みたいです(><) ・┓ 〆,
 ̄ '|> ←次元
<\
67 :
◆LOUNGENuqc :04/12/11 00:48:04 ID:L/ZLxHKf
あげ
\ヽ /: : : : : V: : : : : :ヽ,. /l
ヽ l:i, l: : : : : : : : : : : : : : :V: : l ヽ丶
l: :ヽ,l: : : :ハ: ::/`'-、: : : : : : l \ヽ / ̄ヽ,
. + l : : : :/V Y ヽ/l: : : : l __|__ / あ │
l:: : :i',-‐ヘ '二 ̄ l: : : : l │ │ l. │
i:: : l 三/  ̄ .l: : : :レ'l │ |. │
,__i;: ::l , , ,ヽ ' ' ' レ`i: : :l <. |. |
\\. ヽ; : : :l 、--‐r ソl: :/ l, l
\ヽ 丶、l, `' ‐'゛ ,i-'/ ヽ,_/
ヽ丶 ヽ, _, -ヲ|:_:フ
-‐‐- 、 \ ヾ,. ‐-‐' / |
ヽ |ヽ _______|、
チ楽生│ ┼ ,-┴‐`'二;;:::::::::::::`l _ ,,,.--‐- 、
ク.し.き. |\ ,l:::;;;:,,._.,,::::_;; --‐' ゛ ̄
シい.る ゝ ヽ , -'` ‐-‐ '  ̄, -‐ : :..
ョ.な の | 丶,-‐' ., N /l
.l. あ ./ ,-' ./i ,-, .::l .,- ,i _Y /--、
、 ./ l .,-┤レ /ァ .:::i >-(___)_‐<:. ,-‐
.`‐-‐ヘ | .>-(゛`i 二>  ̄/λヽ; ̄:. .::,-'ヽ、
ヽ │ !イ`l'"ト-' .:: :.... . . .レ'.:: ヽl. ...;-' :. :::.l:ヽ
┼ | ..:l,λ/ .: ::l
| :::| : :: l
l ::::l ..:: :..: l
イラネ(゚听)
【第二次Jの反乱】
2004年11月11日早朝、トロワスレ通算11スレ目にとあるネタが投下される。そのネタの
是非をめぐって(簡単に言えば今までクロスオーバー気味だった同スレの別作品ネタを全て
ゼロに戻す、という主旨のネタ)11スレ終盤から12スレ序盤まで論争が繰り広げられた。
しかし、逆噴射が「あれは俺が書いた」という声明を発表するや世論は「逆噴射叩き」に移行。
以後、逆噴射廃絶派と擁護派に分かれて激しい荒らし合い、煽り合いが展開された。
その勢いたるや凄まじく、一時期は旧シャア板、アクシズ、したらばのスレ3つが稼動する
という異常ぶりで、同窓会スレにまで飛び火して住人の不評を買った。
気の遠くなるような嵐の中、同年12月9日、アクシズ、したらばにて逆噴射が引退宣言。スレは
ようやく沈静化し、ネタスレとしての活気を取り戻すかに見えた。
しかし、やっている事は相も変わらず煽り合いで、職人も愛想を尽かし今や13スレ目は風前の灯。
最後に残ったのは種厨と嫌種厨と議論厨と自治厨とその他厨房だけだったという、厨房の闇鍋状態。
結局のところ、所詮厨房が何匹寄り集まっても良スレを維持する力も才覚も無かったという良い見本。
別名「逆噴射のトロワスレ落とし」。
<参考スレ>
戦闘前髪空母トロワ・バートン日記 〜11冊目〜
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/x3/1091586468/
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^ イマ大人気ノ
リ ´∀`) PSP買ッタゼ!!
/ヽ_ァ( PSP )
しー-J
/巛 》ヽ, アッ!!
ヾノ"~^ヽ,^ ◎
リ ´∀`) // ディスクガ飛ンダゼ
/ヽ_ァ( PSP ) 否グレイトゥ
しー-J
/巛 》ヽ, ◎
ヾノ"~^ヽ,^ ◎ シカシ
リ ´∀`) // コレハコレデ
/ヽ_ァ( PSP ) 三◎ グレイトゥ!!
しー-J ...◎
もう終わったのか?
バーカ、まだ始まってもいねえよ。
登りはじめたばかりなんだぜ、
この男坂をよ……
俺は待ってるぜぃ!
こんなにスカスカなスレもめずらしいな
76 :
通常の名無しさんの3倍:05/01/17 23:44:17 ID:3KSzZbLO
_,,..-一=''ー-、.,,
__,,.;-''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`‐-、._
r´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'ヽ、
(;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::''''''''''''''''::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i、
`i;;;;;;;;;::''' .....::.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
''''''/ .......::::::::;;;;;;;;;;;;;;;l アウルのエロ画像きぼんぬ
/ ,__ 、___::::::::::;:::;;;;;;;;;;;;;;i
⊥ _ f ‐._´`i ̄ ̄ ̄ ::::::: r´ `i,;;;;;;,l
r´. l_,.,i t, "~’j :: ヽ, .l;;;;;;i
'i、 |'~ノ ,ヾ-‐´ l ィ´, ノ;;;;l、
`-+イ、,・ .)、 `;- ´ ;;;;;;;j
. `::ノ ,=--、ヽ /';、
`i 、==‐フ ,/ ヽ--―--、
`i、"´ ノ .ィ´ _.ィ´ ,,>ー-、_
ヽ__, ,ィ"´ ,.ィ´ ,.ィ´ // / ''" `i、
〃´ >- 、 / / // /´ 〃彡フ i、
/ ,ノ ,=、ヽ/\ ,:'´ // / / `i、
/| l ノ’/ Y \ / / 〈/ _ .ィ´ i、
l lィ´イ´ / | `´ ノ .ll _.ィ´ `i、
.| | i. / | i, / .||イ
将軍様の御成〜り
77 :
:05/01/27 17:27:57 ID:???
やっぱ無印TADA戦記は面白かったなあ。ホラ、何だっけ。タダ隊長が「血のバレンタイン」を回想してて
グラスを片手に「神様ってのはいい奴から死なせるもんだ」ってシーン。あれにはジーンと来たね。
うん。でも俺は戦闘シーンが一番萌えたな。
なかでもタダがヤマダをかばってバスターダガーをなぎ倒していくシーンは最高だよ。
その時タダ専用ジンは整備不良とかでグーンに乗ってたのにね。
ムスカの正体が何故かタダ隊長のクローンだった、ってのはひっくり返ったけどな。
さんざん振り回しといて今更そりゃねーだろっての。
82 :
:05/02/16 15:20:04 ID:???
あげ
ヒヒヒ