??「笑うなッ!!」
ミーア「!?」
シン「こ、これは!?」
ミーア「ま、まさか――」
??「その“まさか”よ」
半壊の旧型ゲイツに乗って、シーゲル登場。
ミーア「あ、ああ――――」
ラクス「やはり生きておられましたか、お父様!!」
シーゲル「娘のクローンよ、シーゲル・クラインともあろうものが死んだ振りなどという恥知らずな真似までしたのは
――――この機会を待っていたからだ!!」
ミーア「――――ッ、ぐ!」
ラクス「どうなさいます、議長? お父様は生きておいでですよ? それとも、これも計算のうちですか?」
ギル「ぬ、ぐっ――」
ラクス「あの方は死ぬ気ですよ?」
ミーア「――――で、ですが、半壊の旧型ごときでこのモビルアーマーが――――」
シーゲル「五月蝿いッ――――!!
――――第一世代コーディネーターを、舐めるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ミーア「そんな!? 防御フィールドごと!?」
シーゲル「いいか、シン・アスカ。」
シン「!?」
シーゲル「私は決しておまえ達に荷担するのでもなければ、馴れ合う訳でもない。
だがな、この戦い、たとえどんな裏があろうとも、
――――これだけは分かっているぞ!!
そう――――人類の進化は! デュランダルやこんなクローンなどに好きにさせるものではない!
すべては我々調停者(コーディネーター)と、貴様らSEEDを持つものによって決着をつけるものだ!
違うかっ! 違うかっ! 違うかぁ――――っ!!」
シーゲル「――――――――なあ、パトリック…」