種・デス種の負債・森田・下村らを処断するスレ94

このエントリーをはてなブックマークに追加
912通常の名無しさんの3倍
「SEED」も続編「DESTINY」も、シリーズ構成を手がけるのは女性脚本家の両
澤千晶さん。両澤さんは、「SEED」について「”ファースト”世代の三、四十代は
捨ててもいいから、視聴者を子供に戻したかった。ウルトラマンも仮面ライダー
も平成に入って再生を果たした。ガンダムも再生できるはずと企画を立てた」と
いう。「ガンダムを書いて」と言われた時の第一声は「あれって女が書くもんじ
ゃないよ」。それほど、「ガンダム」は男性が支える男性の世界なのだ。書くか
らには、今の中高生がリアルに感じられる物語をと「SEED」は生まれたが、”フ
ァースト”信奉者の風当たりは強かった。登場人物が美形だというだけで、男性
は拒否反応を示すようだが、「美形にすることは決めていた。テレビでも何でも、
今は女性をつかまえないとヒットしない」。
書くにあたり、今の中高生は何を考え、何に悩んでいるのか調べたという。見
えてきたのは、他人と違うことを恐れ、また異なる者を排除する人間関係の危う
さ。だから「SEED」では「相手を理解するとはどういうことか。みんなが同じじ
ゃない、違うことを認める。それを書きたかった」。
主人公は仲間の中でも異質な存在として特別視され、なおかつ”親友”だと信
じていた人間と戦う。今の十代に通じる物語が「戦争」「世界情勢」の中で紡が
れる。兵器にもロボットにも興味がない女の子も共感できた理由は、ここにある
。「手紙もくれない、同人誌も作らない、ネットでも発言しない子から時々『あれ
を見て、自分のことだと思った』という声が聞こえてくると、届けたいところには
届いたとほっとします」


放送はチューリップが土曜午後6時から(初回九日)、MROは同午後5時30分から
(同十六日)。