アスランと俺との関係〜はじめの一歩〜

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419題名アスラン・クリムゾン
明日俺「 あ、あのさ・・・・アスラン?」
アスラン「なに?」
明日俺「その・・・・ダニーとか、グレッグって?」
アスラン「戦友と書いて友と読む!で、ザラっていうのが、俺のコードネーム!」
明日俺「・・・・は?」
アスラン「『コンバットザラ』ってよばれてた。」
orz
明日俺はつっこみを入れる気力すらもりもりと萎えていくをのを自覚しつつも、必死にこう絞り出す。
明日俺「・・・・・コードネームって、普通本名使わないんじゃ?」
アスラン「いいんだ!せっかくだから!」
明日俺「い、いや、それ以前に!」
アスラン「?」
明日俺「赤服の話なのに、全然赤服の話になってないだろうが!そもそも、『クリムゾン』って一体何なんだ!」
アスラン「武器」
あまりにもあっさりとしたアスランの返答に、明日俺は目が点になり、こう返答するのが手いっぱいだった。
明日俺「(゚Д゚)ハァ?」
そんな事などおかまいなしに、アスランはこうつぶやく。
アスラン「MS・パイロットが町中で身を護るための最終兵器!
実は君の分にも、キラにも、せっかくだからそれのコピーが貸与されているんだっ!
君の分は、俺が預かっているからさ!」
その言葉を聞いた瞬間、明日俺はこう思った。
明日俺『い、いやだ!そんな得体の知れないものは絶対いやだ!』
だが、そんな明日俺の内心にまったくかまう事なく、いきなり得体の知れない迷彩服の人間が明日俺宅に乱入する。
完全に不意をつかれた明日俺は、その場で固まり、こう絶叫するのが手いっぱいだった。
明日俺「わあああ!!!!」
しかし、アスランはわかっていたとでもいいたげな表情で、
その迷彩服の人間に向かって変にしょぼいおもちゃのような銃を抜くと、何のためらいもなく速射する。
420題名アスラン・クリムゾン :04/07/17 02:37 ID:???
そのとたんに、その迷彩服の人間が変な怪物になる。
明日俺は、絶叫した。
明日俺「工エエェェ(´д`)ェェエエ工!」
そして、アスランは不敵な笑みとともにこうつぶやく。
アスラン「来やがったな・・・・デスビスノス!せっかくだから、俺は今日この瞬間から、
『アスラン・ザラ』である事をやめるぞ!俺は今日から、『コンバットザラ』だっ!」
orz
もう勘弁してつかあさい。
いくらしごいてももう出るのは血だけですたい。

明日俺は、内心そう思っていたが、どうせ無駄なのだろうな、という事が嫌と言うほどわかっていたので、
口に出すのはやめた。
そして、妙にうかれた声でアスランが、
アスラン「さあ、明日俺!これが君の分のクリムゾンだ!」
と言いながら、ちゃちい銃を差し出すのに黙って従う以外に方法はなかった。
何故かアスランの身体が妙にかくかくして見えて、おまけに左足が少し短く見えたが、
せっかくだから気にしない事にして、明日俺はアスラン、いや、コンバットザラとともに外に出ようとした。
一応クリムゾンの動作を確認しておこうと思って、セフティを外してから、明日俺は壁に向かって一発撃とうと思ったが・・・・。
明日俺「あれ?弾が出ないぞ・・・・」
アスラン「え?せっかくだから、ちょっと貸してくれ?」
アスランはそう言いながら、明日俺から銃を取り返し、自分でも撃って見た。
だが、結果は変わらない。
421題名アスラン・クリムゾン :04/07/17 02:37 ID:???
アスラン「ありゃあ・・・・」
明日俺「しょ、しょうがないさアスラン、じゃあ俺は家に戻っているから」
アスラン「駄目だっ!それじゃあ、かえって危険だ!」
明日俺「そ、そうなのか!?」
アスラン「そうだな・・・・せっかくだから、この白い服を着てくれ!」
明日俺「え」
何がせっかくだからなのかはさっぱりわからないが、
ここで逆らったら目がテンパッタアスランにひどい目に合わされるのが目にみえていたので、明日俺はその言葉に従う。
明日俺「着替えたぞ〜、アスラン」
アスラン「『コンバットザラ』!戦場で娑婆っ気を出しちゃだめだ!」
明日俺「ご、ごめん!」
アスラン「それと・・・・」
明日俺「?」
アスラン「せっかくだから、その服を着た以上、君は今日この瞬間から、『佐藤』だっ!」
そう言い残して、アスラン、いや『コンバットザラ』は明日俺、もとい佐藤の手を引っ張ってどんどん前に進んでいく。
そして、マンションを出た瞬間。
明日俺「OH!NO!」
422題名アスラン・クリムゾン :04/07/17 02:42 ID:???
アスラン「佐藤!」
明日俺、いや佐藤は狙撃された。 犯人は・・・・。
キラ「戦いたくなかったのに・・・」
キラだった。それを見て、『コンバットザラ』はこう怒鳴る。
アスラン「キラ!駄目だ!佐藤を撃つとライフが減らされるぞ!
それと、ムササビが浮かんでるのも同じ!今後、気を付けてくら!」
キラ「うん」
アスラン「それと、銃が進化してもため打ち禁止!佐藤やももんがまで撃つしまうから!」
キラ「了解」
明日俺「あ・・・・アスラン・・・・」
アスラン「『コンバットザラ』!」
明日俺「う、撃たれた俺の立場って・・・・」
アスラン「黙れ!あんたが撃たれた事より、キラタンのライフが減る事の方が百万倍痛い!」
明日俺「ひどいやアスラン・・・・」
シンジ、違った佐藤はそうつぶやくと、意識をフェイドアウトさせて行った。




<せっかくだから、俺はここで話を終らせるぜぇ!>


それだけです。