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/∵/  ̄ ̄ ̄ ̄\ < おじいちゃん、遊ぶですぅ〜
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(6 ´ っ` | コロコロ‐
| ___ | ミ
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\___/ / 三∩(・)/ \
/ \ | | 三 ) | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊂ ) ノ\つ| \| ○(・)\ | < タ、タラちゃん、やめなさい!
(_⌒ヽ | | |〜 \_____
ヽ ヘ } \ / | 三\ ノ
..ε≡Ξ ノノ `J \_の三_ソ
_______
| これにて |
| 終了致します |
|_______|
‖∧ ∧¶
⊂\/| ( ゜Д゜)/
⊂ | | / /
⊂ | | 〈
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\_|____U_U__
/ / ⌒ ⌒ \
(⌒ / (・) (・) | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( (6 つ | < エネルギーとエレクトロニクスと暴言オヤジの
( | ____ | | 波平がお送りしました。
\ \_/ / \_________
\____/
こんにちは!
ISO之割男DEATH!
まぁこれはハンドルネームってヤツなんだけどね。
今から俺のwarez人生について書いてみようと思うよ。
俺が割れ物を集め始めたのはリアル消防の頃だったよ。
その頃俺は雑誌「投稿写真」で見たエロゲー紹介の
コーナーに載っていたアニメ絵に萌え萌えしながら
覚え立てのヲナニーをしまくってた。
その前からくりいむれもんとかエロアニメには
興味を持っていたからネ。ギコギコ
それでしばらくは雑誌とかで満足していたけど
そのうちどうしてもエロゲーをやってみたくなったよ。
でも家は貧乏って訳でもないけどオヤヂが全てに関して
決定権を持っている父権封建的儒教精神一家だったから
パソなんて買って貰えそうになかったよ。
年の離れた、すでに家庭持っているアネキもウゼェけど。
でもそんな俺にも運が向いてきたよ。
アネキの旦那、つまり義理の兄貴が会社の仕事で
パソ使い始めて勉強しなきゃいけないから
ついに我が家にも一台パソコンを導入することになったよ。
俺は天にも昇る気持ちだったね。
ところがアニキはDOS/Vマシンを買うとか言いやがる。
会社ではwindows使ってるらしいんだな。
オイオイ。エロゲーっつったらPC98だろ。
それでもDOS/Vが普及し始めた頃で
結構ゲームも移植されていたから
どっちにしろ俺には口出しできそうもないし
とにかくパソが欲しかったから嬉しかったね。
買ったのは黒のブレッツァ。
家は東芝に何か恩義でもあるのか家電は全部東芝ダヨ。
アニキに取り入って色々使い方を教えて貰ったよ。
口ウルセェオヤヂも将来のためだとか思って口出ししないしね。
これでみんなが寝静まった頃にエロゲー出来るわけだ。ケケケ。
でもよく考えてみたらソフトがねぇ。
学校の友達はみんな98ユーザーだ。
親友のナカジ○もおじいちゃんにねだってバリュースターを
買ってもらって毎日ウハウハエロゲーやってた。
でもソフト借りても出来ない。
小遣いためて買おうにも厳しい家の小遣いじゃたかが知れてる。
そんな時本屋に行ったらある本が目に入った。
「美少女ゲーム完全攻略!」
「ただでゲームが出来ちゃういけないインターネット」
そんな見出しだ。
こ、これは!?
その本の名前は「ゲームラボ」
俺は千円もするその本をソッコー買い、家に帰って食い入るように読んだ。
『インターネットで美少女ゲームを手に入れろ!』
凄い。これなら金のない俺でもエロゲーが出来る!
でも家のPCは置いてあるだけで
ネットワークに繋がっては居なかった。
俺はもう我慢が出来なくなりアニキにそれとなく聞いてみた。
「マス○兄さん。インターネットってしたことある?」
アニキはちょっと吃驚しながら
「ええ?カツ○君。どこでそんな言葉知ったんだい?」
「うん。学校で先生が言ってたんだ。」
俺は嘘をついた。
「会社で何度かしたことあるけど。何かあるのかい?」
アニキは何故かヒソヒソ声で言った。
「今度授業で自由研究があるんだけど、
先生がインターネットを使って調べても良いって言ってたんだよ。」
「へ〜最近の学校は進んでるなあ。」
「それで家でも出来ないかな?と思って相談したんだけど。」
「うん。あのパソコンには元からモデムが付いているし
後は電話線を繋いでプロバイダと契約するだけだよ。」
「本当に!?じゃあマス○さんやってくれる?」
「う〜んプロバイダと契約しなければいけないし
お義父さんにも相談しないとなぁ・・・。」
アニキは婿養子ではないのだが同居させて貰っている身なので
いちいち気を使わなければいけないらしい。
俺は「ちぇッ」と舌打ちした。
アニキはそれを見逃さなかったのか妻の弟に馬鹿にされるのが
イヤなのだろう、声を張り上げて宣言した。
「良し。じゃあお義父さんに僕が交渉して上げよう!」
「やったー!さすがお義兄さんだ」
俺の作戦は見事に成功した。ウヒヒヒヒ。
オヤヂへの交渉は学校の勉強の為って事もあって
難なく許可が下りた。
オヤヂは何の事だか分からなかったらしいが
しきりに
「パソコン通信か?マイコンでパソコン通信か?」と
尋ねてきてウザかった。適当に相づちうっておいたよ。
プロバイダとの契約も無事にすんで、
ようやくインターネットが出来るようになった。
俺はオヤヂとアネキの見ている前で
適当に社会科の授業に関係ありそうな言葉を検索して
出てきた内容をノートに書き写した。
後ろでアネキが「カツ○が真面目に勉強するなんてねぇ。」
とニヤニヤしながら言うのでちょっとドキッとした。
アネキの勘は妙に鋭い。
するとオヤヂが「何にでも興味を持つのは良い事だ。
これから情報化社会になるのだからサザ○も見習いなさい。」
と珍しく俺の肩を持った。
アネキは神妙に「ハ〜イ」と頷いた。やれやれ。
さて夜になってみんなが寝静まった頃。
自分の部屋を抜け出してPCの前へ。
電源を付けるとHDDの音がとてつもなく大きく聞こえて
吃驚したが、なーに見つかったら勉強で気になる事があったから
ちょっと調べていたと言えば問題ないだろう。
早速ネットに繋いであの雑誌に書いてあったURLを打ち込む。
出た出た。ウヒヒヒ
けど、結果から言えばこの日は上手く行かなかった。
行った先にはお目当てのエロゲーが何本も置いてあるのだけど
ダウンロードしようとダウンロードページに行くと
いくつもリンク先が書かれておりどれを落として良いのか分からない。
モニタの明かりで雑誌を読んでみると
『サイズの大きいファイルは圧縮分割してあることがほとんどで・・・』
と書かれている。
うわーこれ全部落とさなければだめなのか。
しかも圧縮って・・・
試しに一つ落としてみた。
ダウンロードのやり方はアニキがやっていたので真似してみる
右クリックでファイルを保存、と。
だがダウンロードはなかなか終わらない。
ドキドキしながらしばらく待っていたが途中でダイアログが出てしまった。
『ダウンロードに失敗しました』
ええ!?あんなに長い時間かけたのに、また最初からか〜
これは朝までかかっちゃうなぁ。俺はその日は諦めることにした。
でもなんだか悔しいのでアイコラとか無修正とか検索して
ウヒヒな画像を見ているうちになんだかブラウザがいっぱい開いてしまって
パソコンが動かなくなってしまった。しょうがないので電源を切って寝た。
次の日学校から帰った俺はあの雑誌をもう一度良く読んでみることにした。
すると、ダウンロードするためには何か専用のソフトが必要な事。
そのソフトを使えば途中で回線が切れてしまっても途中からやり直せる事。
しかもURLを登録しておけば後は自動でDLしてくれる事。
いくつものファイルを一遍に落とせる事が分かった。
そのソフトがあるページも書いてある。ゲットライトって言うらしい。
よーし。今夜こそ!と思っていたら思わぬ事件が起こった。
アネキが昨日オヤヂに言われた事を気にして自分でもPCの使い方を
アニキに習おうとしたらしい。
ところが電源を付けると
「正しくwindowsが終了されていないため・・・」
の画面になってしまった。
そういえば昨夜面倒になって電源をいきなり落としてしまったのだ。
こんな画面が出てしまうとは。俺は壊れてしまったのかと思い
泣きべそをかいた。すると義兄が
「大丈夫だよ。壊れてはいないみたいだ。ちゃんと教えた通りに
OSを終了させないとダメだよ。」と言ってくれた。
「ごめんなさい〜。昨日すっかり忘れてしまって・・・」
するとアネキが「もう触らせなくしちゃうわよ!」と言った。
クソ。今に見ていろよ。
その場を何とかやり過ごし、
アネキがPCの使い方を習うのを後ろで見ながら俺は考えた。
アネキがいじれるようになってしまったら
俺がエロゲーやったりエロサイトに行ってるのがばれてしまうな
気を付けなくては。自分専用のPCが欲しいなぁ。
俺の部屋は妹と一緒だがまだ小学校低学年の妹は
ダウンロードしているだけならなんだか分からないだろう。
でもこのブレッツァを買うだけでも家族会議が開かれたほどだ。
消防の俺専用のPCなんて夢物語だと思った。