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俺の周りは馬鹿が多い。特に学生時代はすごかった。
こういっちゃ何だが一般学生の年間馬鹿接触率の8倍ぐらいだったと思う。
そこで学生の頃の俺の一日を紹介させてくれ。
まずは朝、学校に行く。
同級生は「あろは」と言いつつ俺のチンコを揉みに来る。
ノーリアクションで席に着く。HRまで軽く寝る。
先生にフランスパンで叩かれ目覚める。
2時限目の休み時間、弁当を食おうと弁当を開ける。
半分食われている。いらつく。
隣のヤツのバッグにフランスパンがささっている。半分食う。
教室のストーブの上にスルメが乗っている。イカくせぇ。
昼休み、購買にジュースを買いに行く。
自販機の前にピクニックシートを敷いているヤツが居る。
シートの上を歩きジュースを買い、何もいわず立ち去る。
踊り場でコタツで麻雀をしているヤツがいる。ガラガラうるせぇ。
教室に戻る。ストーブの上にスルメが乗っている。早く食えよ。
午後の授業が始まる。後ろのヤツがヤニくせぇ。
隣のヤツが黒板を写している。筆ペンを使うな。馬鹿か。
机の中にフランスパンが入っていた。いじめか。何もいわず捨てる。
放課後。バッグを持って席を立ち、教室を出る。
ストーブの上のスルメが恨めしそうに俺を見ていた。
ロッカーに行くと隣の席のヤツがいた。クツが無いらしい。
見るとクツの代わりに上履きがたくさん入っている。何もいわず立ち去る。
こんな感じで俺の一日が終わっていく。
馬鹿ばっかりだ。どうでもいいけどね。
文化祭とかイベントの時はもっとひどかった。
さらなる俺のエピソードに耳を傾けてくれ。
待ちに待った文化祭。
当日、学校に行くとさやわかに同級生がお出迎え。さっそく俺のチンコに群がる。
ノーリアクションで開店準備をする。出し物はダンスフロア。俺の役目は準備と片付けだ。
準備が終わったので他のクラスを見て回る事にする。
校庭に出る。やたらイカ焼き屋が多い。イカはもういい。
「俺の生写真」と言う店を見つける。そいつの生写真を売っている。出店許可すんな馬鹿。
「闇たこ焼き」と言う店を見つける。買ってみる。中に消しゴムが入っていた。いらつく。
「説教屋」と言う店を見つける。覗いてみると隣の席のヤツが説教されていた。何もいわず立ち去る。
体育館で教員ライブを見る。「ポケモン数え歌」を熱唱するいい大人。馬鹿か。
ライブが終わり、劇が始まる。タイトルは「ジャンボなお姫様」。馬鹿か。
所狭しと舞台を駆け巡る巨体(メス)。見苦しい。いらつく。
特殊教室の棟へ行く。
看板を見つける。「ドキッ!男だらけのフォークダンス大会」。何もいわず立ち去る。
「焼き物屋」で隣の席のヤツを発見。粘土で真剣にウンコを作っている。何もいわず立ち去る。
化学室から呪文らしき声が聞こえた気がした。何もいわず立ち去る。
後片付けの為、教室に戻る。
誰もいないダンスフロアで後ろの席のヤツを見つける。
半狂乱でただ一人踊り続けている。見苦しい。いらつく。
後片付けをせず、家に帰る。
馬鹿ばっかりだ。もういやだ。
今でも当時の級友と飲む時に出てくるのが修学旅行の話題だ。
修学旅行といえば学生生活最大の山場。
その山場で愛すべき馬鹿達はどう過ごしたのか。
長くなるかもしれないが、もう少し俺の昔話に付き合って欲しい。
修学旅行当日。
大き目のバッグを抱え、新幹線のホームに到着。
チンコを揉まれつつ新幹線に乗り込む。一つも気持ちよくねぇ。
行き先は京都、大阪。まさに修学旅行。
到着まで寝る。30分後、寝苦しくて目覚める。
見ると数人分の上着が俺の体にかかっていた。やさしさか?全部男物。いらつく。
全て車両の最後尾へ置いてくる。俺の車両は前から3番目。
京都に到着。お決まりの寺めぐり。
俺の学校の旅行は基本的に自由行動。さっそく見て回る。
みやげ屋でミニ大仏を買いあさっているヤツがいる。そんなに買ってどうすんだ。馬鹿か。
隣の席のヤツが旅行のしおりを鹿に食べられていた。何もいわず立ち去る。
教頭が日に当たり倒れる。ハトが教頭に群がる。
集合写真を撮る事に。隣の席のヤツがいない。
迷子になっていた。半泣きで保護される。馬鹿か。
旅館に到着。部屋に案内される。
五人一部屋だ。部屋に荷物を置き、くつろぐ。
隣の席のヤツがバッグからフランスパンを取り出しテーブルに並べ始める。
なんで持ってきてるんだ。馬鹿か。
メシが運ばれてくる。すき焼き風の鍋。
目を放した隙に俺のお椀にガムが投入されていた。いらつく。
風呂入りに行く。
隣の席のヤツが女湯を覗こうと頑張る。積んであった桶を壊し、旅館に迷惑をかける。
ヘチマを持ってきてるヤツがいる。馬鹿か。
石鹸で頭を洗うな。馬鹿か。
風呂から上がり部屋に戻る。
フランスパンが減っている。食うな馬鹿。
テレビを見ていたが隣の席のヤツがうるさいので楽しめない。
みんなで押入れに閉じ込める。しばらくして嗚咽が聞こえてくる。何もいわずテレビを見る。
いつの間にか眠りにつく。
次の日、目覚めると鼻に違和感。正露丸が詰まっていた。いらつく。
隣の席のヤツはまだ押入れにしまってあった。何もいわず歯を磨く。
こんな感じで修学旅行を過ごした。
馬鹿ばっかりだ。だが、それがいい。
押入れから隣の席のヤツを取り出し、布団をしまう。
修学旅行2日目。まだ旅は始まったばかり。
いい加減にしろと言う気持ちを抑えて、話に付き合って欲しい。
今日も寺めぐり。
眠い目をこすりつつバスに乗り込む。チンコ揉むな。痛ぇ。
オデコに「印刷」と記入されているヤツがいる。何もいわず眠る。
前の席に文化祭の時の巨体(メス)がいる。見苦しい。いらつく。
スルメを食っていた。放置スルメの犯人は貴様か。イカに謝れ。
寺に到着。
注意事項を聞いた後、時間まで解散。
さっそく寺の水を水筒に詰めだすヤツがいる。馬鹿か。
ご利益のある煙を袋に詰めだすヤツがいる。どうすんだ。馬鹿か。
ウロウロしている隣の席のヤツを発見。手にはフランスパン。何もいわず立ち去る。
団子屋で巨体(メス)を発見。見苦しい。って言うか寺見ろ。イカに謝れ。
絵馬に「野菜」と書くヤツを発見。馬鹿か。
再び隣の席のヤツを発見。鹿の糞を集めるな。馬鹿か。
そろそろ集合時間だ。その前にトイレに行く。
オデコの「印刷」を消しているヤツがいた。今気付いたのか。馬鹿か。
旅館に戻る。 今日の夕食はバイキング形式だ。
いきなり生八つ橋に群がる生徒達。全員馬鹿か。
フランスパンを取る隣の席のヤツ。部屋にあるだろ。馬鹿か。
延々と盛り続ける巨体(メス)。イカに謝れ。
Myハシ持参すんな。馬鹿か。
部屋に戻る。
フランスパンが消えている。ショックで寝込む隣の席のヤツ。馬鹿か。
こんな感じで二日目終了。
みんな馬鹿だ。馬鹿ばっかりだ。
鼻に違和感を感じ、目覚める。見るとスコーン(お菓子)が詰まっていた。
最悪の目覚めでスタートした修学旅行3日目。
ここまで来たらいさぎよく諦めて、俺の話に付き合って欲しい。
今日は大阪へ行くらしい。バスに乗り込む。
股間を揉まれる無表情の生徒にガイドさんも苦笑い。
隣の席のヤツの右手に「パン」の文字。買って来るつもりか。馬鹿か。
イヤホンを耳に装着、眠る。当たり前のように違和感で目覚める。
エロMD入れんな。って言うか持ってくんな。馬鹿か。
お城に到着。見学開始。
忍者風に学ランを着こなし、外国人に写真を撮られているヤツがいる。馬鹿か。
売店で隣の席のヤツを発見。フランスパンが無く落ち込んでいる。何も言わず立ち去る。
茶屋に見事な巨体が揺れている。食ってないと死ぬのか。イカに謝れ。
水族館に到着。集合時間を確認後、解散。
さっそく亀とにらみ合うヤツがいる。ビビらされている。馬鹿か。
挙動不審な隣の席のヤツを発見。近づくとペンギンが逃げるらしい。何も言わず立ち去る。
巨体(メス)を見つける。ちょうどいい。イカに謝れ。
集合前にトイレに行く。オデコに「サプリ」と書かれていた。いらつく。
旅館に戻る。風呂に向かう。
リンスで右手の「パン」を消そうと頑張る隣の席のヤツ。馬鹿か。
陰毛を処理する男がいる。どうすんだ。馬鹿か。
シャンプーハット持ってくんな。馬鹿か。
こうして三日目が終了していく。
馬鹿ばっかりだ。俺も馬鹿だ。
自然に目が覚め、洗面所に向かう。そこに隣の席のヤツが転がっていた。
修学旅行4日目。あと二日で旅行も終わる。
もう四の五の言わずに俺の話に付き合って欲しい。
今日は完全自由行動。相部屋のヤツと行動する事に。
チンコを揉まれる無表情の客を無言で見送る女将さん。少し悲しくなる。
新京極に到着。土産物がたくさん売られている。
「フレミング、左手の法則」と書かれたTシャツを買うヤツがいる。馬鹿か。
木刀をたくさん買い求めるヤツがいる。そんなに買ってどうすんだ。馬鹿か。
おもしろカツラを買う担任(ハゲ)発見。何も言えず立ち去る。
買ったその場で土産を食う巨体発見。昨日イカに謝った。でも見苦しい。いらつく。
ふんどしを買っているヤツがいる。締め方まで教わっている。好きにしろ。
隣の席のヤツがうどんを打たせてもらう。白いウンコが完成。無言で立ち去る。
最寄の公園に行く。
さっそくフレミングTシャツを着るヤツがいる。公園で脱ぐな。馬鹿か。
たくさんの木刀を抱え笑みを浮かべるヤツがいる。静かな公園に恐怖が訪れる。
ふんどし講座を実践するヤツがいる。公園から人がいなくなる。
隣の席のヤツが自作ウンコを片手にウロウロする。動物たちもいなくなる。
旅館に戻る。
消灯後、こっそり買ってきた酒を飲む。全員ベロベロになる。
ふんどし一丁で窓辺にたたずむヤツがいる。馬鹿か。
木刀を持って他の部屋を巡回するヤツがいる。みんなに迷惑を掛ける。
隣の席のヤツが電気ポットと語り出す。いらつく。
ゴムのような手打ちウンコでひっぱたく。泣いたので寝る。
こうして4日目が過ぎていく。
馬鹿ばっかりだ。それもいいさ。
肌寒くて目が覚める。なぜかフンドシ一丁だった。
修学旅行最終日。この日で旅行が終わる。
お手元のグラスを傾けながら俺の話に付き合って欲しい。
起きたのは俺一人。他の奴らはほとんど裸で転がっていた。
八つ橋の皮が部屋に干してある。何があったんだ。
ふすまに首が挟まっているヤツがいる。何があったんだ。
八つ橋まみれのヤツがいる。何があったんだ。
うしろで手を縛られているヤツがいる。何があったんだ。
隣の席のヤツが部屋に干してある。何も言わず着替える。
荷物の整理や掃除を始める。土産などは箱に詰めて郵送する事に。
色んな所にフランスパンのかけらが落ちている。いらつく。
半泣きでお気に入りパンツを探すヤツがいる。馬鹿か。
郵送用ダンボールに木刀を入れようとするヤツがいる。入るか馬鹿。
隣の席のヤツが自らダンボールに入ろうと頑張る。何も言わず部屋を出る。
チンコを揉まれつつ、旅館に別れを告げる。
股間を揉まれる俺にノーリアクションの女将さん。少し泣きそうになる。
新幹線に乗り込む。
木刀を腰に差しているヤツがいる。捕まれ馬鹿。
鹿せんべいをむさぼり食う巨体(メス)発見。鹿に謝れ。
こうして修学旅行は幕を閉じた。
次の日、思い出に浸りながら届いたダンボールを開ける俺。
手打ちウンコが入っていた。いらつく。
馬鹿ばっかりだ。殴ってやる。
前にも言ったが俺の馬鹿接触率は非常に高い。
アルバムを見てたらどうしても書きたくなってしまった。
長文ウゼェと言う気持ちを抑えて今一度、俺の話に聞き耳を立てて欲しい。
いつもの通学路。
フラフラした自転車を発見。一台に4人乗っている。馬鹿か。
後から迫る原付の音。見ると隣のクラスの奴だ。
前を歩く「隣の席の奴」が持っていたフランスパンをひったくって行った。
奇声を上げて追いかける「隣の席の奴」。朝から何やってんだ。馬鹿か。
学校に到着。
下駄箱におやつと書き置きがあった。いらつく。
机の中に「こけし」が入っていた。何もいわず捨てる。
「自転車のエンジンが掛からなくて遅刻した」と言い訳した奴がいる。馬鹿か。
外を見ると体育で野球をやっている。守備が16人いる。馬鹿か。
昼休み。
弁当を開けると五百円が入っていた。親も馬鹿だ。
ヒマなので特殊教室の棟へ行く。
消火器のピンを集めている奴がいる。馬鹿か。
化学室で「パチスロ講座」が開かれていた。馬鹿か。
視聴覚室でAVをダビングしてる奴がいる。後でくれ。
木彫りうんこを製作する「隣の席の奴」を発見。美術の課題らしい。好きにしろ。
放課後。クラブ活動(柔道部)に行く。
みんなでセーターを編んでいた。何もいわず帰宅。
こうして無駄に青春時代が過ぎていく。
馬鹿ばっかりだ。馬鹿まみれだ。
ほんとごめんな。
大学入学後、すぐに君と付き合ったけど別れるまでの1年半は
いろんなことがあったなぁ。
正式に付き合ってから3日目の学校の帰り道、「お前のご飯が食べてみたい」
と言って、君のマンションに行った日。君との初めてのエッチをしたな。
初体験だった君に僕は、経験があると言ったけど本当は最後までやったのは
君が初めてやってん。お互いぎこちなかったけど、抱き合っている時間は
今までで一番幸せと感じる事が出来た時間やった。
バイトが終わってから、どうせすぐに会えるのに最寄の駅から君の家までの
20分ぐらいの道のりを電話しながら歩いたのももう4年前のことになるねんな。
君の部屋で一緒に宇多田ヒカルの「first love」のアルバムをベッドにもたれながらよく
聞いてたよな、今でもアルバムの歌を聞いたら胸がキュンとなるよ。
周りからは「仲がいい夫婦みたい」とよく言われたけど、その当時はホント
仲良かったと思う。
けど、すべては君が妊娠してしまった事から崩れ始めたよな。
もちろん二十歳にもならない二人だから、中絶するしかなかったんだけど、
当時の俺にとって生まれてはいないけど小さな命の火を消してしまうことに
余りにも無頓着だった。すまん
それから歯車がおかしくなってきて、事あるごとに俺の気持ちは薄れていった。
君が俺に対して、全幅の信頼を寄せているのを知っているにもかかわらずに。
結局俺は現実から逃げるように君から逃げ、違う人の元へ行ってしまった。
別れを告げにいったとき、お互い泣いたよなぁ。別れを告げた後で
「俺の事を理解してくれるのはお前しかいないのは知ってる」なんて勝手な事言ったな。
けど、別れて正解やったと思う。
あのまま一緒にいるよりも、いろんな人に出会って恋愛するほうが
二人にとっても良かったはずやし、実際そう思ってる。
この一年半は、一生忘れる事の出来ない思い出やし。忘れてはいけない
事だと思う。君に対する特別な感情は今ではもう無いけど、これからも一生
背負っていかなければならない一年半や。
かつては別れてからも君との思い出を思い出しては、もう一度君とよりを
戻せたらと考える時もあったけど、それは後ろ向きな自分やった。
今では、俺にとって一生守ってやりたい人がいるし、その人を愛している。
だけど、君には本当に感謝してる。自分の愚かさを知ったし、未熟さも感じた。
もしかしたら、君にとっては思い出したくも無い思い出なのかも知れないけど
もし、街で会うことが会ったらこう言いたい。
「ほんとごめんな、けどホンマにありがとう!」
俺が昔まだ神戸で雇われのバーテンダーだった頃の話。
その店は10階建てのビルの地下にあったんだ。
で、地下にはうちの店しかないんだけど、階段の途中にセンサーが付いてて
人が階段を通るとカウンターの中のフラッシュが光ってお客さんが来たのが
わかる仕組みになってたんだ。
でもたまに、フラッシュが光っても誰も入ってこない、外を見ても誰も居ないって
事があって、俺は寂しがりやの幽霊でも来たのかなって半分冗談みたいに
ウイスキーをワンショットカウンターの隅の席に置いて「ごゆっくり どうぞ〜」と言ったんだ。
それからはそれが、おまじないというか、げんかつぎみたいになって
そうゆうことがあると、いつもそれをしてたんだ。そのうちお客さんも
「おっ今日も来てるねー」みたいな感じになって(そうゆう日に限って店は凄く忙しくなった)
姿は見えないけど、その頃は店の常連さんみたいに思ってたんだ。
で、ある冬の朝方またフラッシュが光ったんで、こんな遅くにお客さんかぁと思って
外を見ても誰も居ない。なんかそのまま朝の空気が心地よいので
階段の上まで昇って一服してたら、突然の大地震。そう阪神大震災です。
うちのビルは地下と一階部分がぺっちゃんこ。あのまま中に居たら確実に死んでました。
あとから考えるといつもただで飲ましてあげている、あの見えない常連さんが助けて
くれたのかなぁと思います。
今も違う場所で自分でお店をやってますが、その店のスイングドアが風も無いのに
ギギィーって揺れたりすると、今でもウイスキーをワンショットカウンターの隅に置いてます。
そして心の中で「いらっしゃい。あの時はありがとうございました。」と思うようにしています。
昨日合コンあった。
ブサメン俺とイケメンA(幹事・遊び好きのB系)とイケメンB(クリスマス近くて飢えてる)と普通メン。
俺とAとBは大学の友達。Aの開く合コンに呼ばれるのは4回目で、どうせまた人数あわせだろうなとは思いながらも
わずかな期待を胸に抱いて飲み屋の個室に行った。女の子4人(Aの知り合い)はどの子も遊んでそうだけど可愛かった。
Aは本当に女の子達を盛り上げるのが上手で5分もたたないうちに場はテンション↑。
30分ぐらいたった時Aがトイレにいく。それと同時に酒が入ってる女のひとりD(過去に合コンで俺とも面識ある)が俺に
「そういえばさー、前の(合コンの)ときあったじゃん。あれから○○(俺)クン、E子にキモメル送ったっしょー?」
E子はDの友達で、過去の合コンの時に俺が唯一メルアドをゲットした女の子だった。(ちなみに昨日の合コンにはいなかった。)
確かにメールを何回か送ったのは事実だったが、内容もたいしたことないし向こうも普通に返信していてくれた。
俺はキョドリながらDに「E子なんか言ってたの?」と聞く。「E子怖がってるからマジやめといてやってね。」と答えるD。
そこから地獄の始まりだった。そのメール内容に場は興味深々で、E子から聞いたらしいDが大げさに装飾して
ベラベラしゃべり、場は笑いと引きと俺への嫌悪のまなざしの渦。その時点で今までは「クリスマス」やら「バイト」やらが中心だった
話のネタが「俺という人間」にシフト。Aもトイレから帰って来て「なになに?盛り上がってるじゃん!?」と興味津々。
Bが俺が普段学校でいかに挙動不審でキモイかを笑いのネタとしてしゃべりまくる。場は大笑い大笑い。
D以外の3人の初対面の女も俺のことを【完全に見下していい人間】だと判断したらしく容赦なく俺の容姿を笑いのネタにする。
場は大笑い大笑い。はじめは「うっせーなー」と笑いながら返していた俺も、だんだんと頭が真っ白になっていき涙が出そうになった。
心の中で(ここで泣いたら俺は終わりだ)を繰り返しながら踏ん張っていたら、トイレから帰って来て以来なぜか
盛り上がりの輪に入ってなかったAが「おめーらマジうぜーって」と一言。場は一瞬「はぁ?」といった感じで凍りつく。
「なんかマジ最低だな。つか人間じゃねぇって。」と言いながら席を立って店を出て行こうとするA。
ポカーンとしてる俺に向かって「おい○○早くこいって。」と言うAに促され、俺は混乱しながらも席を立った。
席を立ってAの後を追う俺の後ろからは沈黙の後の「はぁ?」だの「わけわかんねー」だの「かっこつけ?w」だの
場に取り残された男女の声が聞こえた。
店を出てからの俺は頭を整理するのでイッパイイッパイでAの後ろについていった。
んで自分がどういう目にあったかをひとつひとつ整理していったら、堪えてた涙が嗚咽と一緒に出てきた。
自分が情けなくてしょうがなかった。Aは歩きながら「マジムカつくよな」とか「マジおちるって」とか言ってたけど
独り言なのか俺に同意を求めているのかわかならかったので俺は何も返さなかった。
とにかくAは街をどこ行く当てなどなく早足で歩き、俺は後についていった。
今思えば、この時のAは俺とは比べ物にならないぐらい頭を整理するのでイッパイイッパイだったんだと思う。
自分が言っちゃったこととか怒りとか今後あいつらとどうなるのかとか。
歩いてる途中、Aの携帯の着信音が何回か鳴ってたけど、Aはそれを無視してた。
ずーっと歩き回ってAはそばにあったコンビニに入った。俺も続いた。
Aは飲料コーナーに行って、「飲みたらねーから俺んち来て飲まねー?」と聞いてきた。俺は断った。
そのうちAがはっと思いついたように「そういや俺幹事のくせに金払ってねーじゃん!!」と言った。
俺は「俺もだよ。食い逃げじゃん俺ら」と返した。二人してコンビニで爆笑した。
「食い逃げだよギャハハハハハ!!」と二人してコンビニで腹がよじれそうになりながらずーっと爆笑してた。
今日になって、俺は到底学校に行ける気分じゃなく家のベッドであれこれ考えていた。
夕方にAから電話があった。必修科目のテスト範囲発表が授業であったらしく、休んだ俺を心配したようだった。
俺が「コピらせろ」と言ったらAは「100円な」と返してきた。普段どおりの会話に俺はすごく安心した。
(俺を呼ぶのはどうせ人数あわせだろ。)とAに対して思っていた自分を本当に殴ってやりたくなった。
思えばAの交友関係は広いし、わざわざ俺なんかを呼ばなくてもいいはずだったんだ。
ブサイクでキョドってばっかで彼女一人できない俺をほんとに心配して、Aは毎回合コンに呼んでくれたんだと思った。
「なんかマジ最低だな。つか人間じゃねぇって。」と言ってくれたAの声は結構震えていたのを覚えている。
Aみたいに誰とでも気軽に話すチャラけた男でも勇気を振り絞って言ってくれたんだと思うと、なぜか気が楽になった。
こいつとはずっと友達でいたいと思った。
嫁と子供と買い物に行って、嫁は買い物、俺は子供を連れてキッズコーナーで遊んでた。
そこのキッズコーナーは休憩所も兼ねていて、結構美人な妊婦さんと上沼恵美子みたいな
ババアがベンチに座って話していた。話してたと言っても上沼恵美子似が美人さんに向かって
一方的に喋っていたようなもんだが、それなりになごやかに話は進行しているように見えた。
二人の話はお互いの子供の話へと進み、名前の話にとなっていった。
上「あなたの子供の名前は?」
美「礼儀の礼に子で、礼子(仮名)といいます。」
上「礼子っ!?今時の若い人にしてはまた地味な名前ねぇ。」
美「え?・・・」
上「おばちゃんみたいな名前つけちゃダメよー、んで、何歳なの?」
美「・・・6歳ですけど」
上「あらっ、うちの子と同じだわー。高齢出産で産んだんだけどね、
外国でも通用するようにって、シャルル(仮名)って名前なのよ。
漢字は・・(詳細失念)って書くんだけど、これからは国際化の時代で
ウンタラカンタラ・・・・」
・
・
それからもババアの国際化がどーだ、礼子なんて昔の名前だ、それに全然今風
じゃない、それに引き替えうちの子の名前は可愛くておまけにすごく良い子で
自慢じゃないけど顔も可愛いと思うのよ等と上機嫌でずっと暴言を吐いていた。
美人さんの相づちは少なくなり、顔も強ばっているように見えた。
ババアが「あれがうちの子なんだけどね。」と指差した子供はさっきから自販機のボタン
に悪戯しまくっていた、限りなくウンコに似た感じの女の子。それからもババアは
子供は野放しでずっと喋り続けたが、あきらかに美人さんはむかついているようだった。
それからしばらくして、「お母さーん」と子供の声が聞こえ口ひげを生やした外人さん
と、ものすごく可愛い女の子(もうほんとアイドル並)が小走りに美人さんに駆け寄って来た。
ババアはその子を見て「え!?」という様な顔になり、外人の旦那さんを見て「しまった!」
という様な顔になった。そこで美人さんが一言。
「自分の生まれた国の言葉や文化を蔑ろにする方に、国際化っていうのは難しいんじゃ
ないですか?私、去年アメリカから帰ってきたばっかりですけど、あちらでは躾がなって
ない子供はレストランにも入れないんですよ。国際化とかなんとかって言う前にあなたには
まだやるべきことがあるんじゃないですか?」
とはっきり言い切って家族三人英語で会話しながら帰って行きました。
ババアは余程恥ずかしかったのか「シャルル、帰るよ!!」と子供をひっぱって
帰ろうとしましたが、シャルルちゃんは痛かったのか大泣きしてしまい逆に注目
を浴びる結果に。俺が目撃した唯一の武勇伝でした。
Saga2は思い出のソフトなんだ……今でもよく思いだしては切なくなってます。
俺さ、産まれた時から酷い小児喘息だったのよ。
夜中にかーちゃん起こして病院連れてってもらうなんてしょっちゅうだったし、
小学校あがって更に病状が悪くなって。もちろん体育なんかでれないし、
みんなと外で遊ぶ事すらできなかった。
んで、小五になってからほぼ毎日病院行って吸入するくらいまで悪化しちゃって、
そのまま3週間入院する事になって。。。
んでね、そん時4人部屋の病室だったんだけど
二人はおばあちゃんとおじさん、んでもう一人は俺と同い年くらいの女の子だった。
俺、昔からすげぇ人見知りが激しい上に物凄い照れ屋で、なかなかその同室の人達と仲良くなれないで
一人で勉強してるかゲームボーイやってるかだったのよ。
そん時家から持ってきたソフトが「Saga2」で、もう一回クリアしたやつだったんだけど
ヒマだしもっかいやるかな、って毎日やってたワケさ。
んで入院して一週間立った頃、俺がゲームボーイやってる時は
なんかその同室の女の子がじーっとこっち見てる事に気づいたんよ。俺が彼女の方みると慌てて目逸らすんだけどね。
もしかしてやってみたいのかな?と思って、「良かったらコレ借そうか?」って聞いたのよ。
そしたら目ぇ輝かせて「いいの?」っていうもんだから、「もう飽きたからな」とか照れ隠しして借してあげたさ。
でも案の定操作が分からないらしく、画面とずっとにらめっこしてるもんだから
俺が操作教えながら一緒にゲーム進めることにしたんよ。
パーティーは人間・男の主人公「リョータ(俺の名前)」で、仲間は人間・女「さやか(彼女の名前)」
あとはエスパーガールとロボットにそれぞれ同室のばあちゃんとおじさんの名前つけたっけ。
それからどんどんそのコと仲良くなって、二人でゲームボーイやるだけじゃなく、色んな話もするようになった。
学校の事、家族の事、好きな音楽の事、近くに迫った夏休みの事…
それからの時間はあっという間だった。すぐに俺が退院する時がやってきた。
看護婦や同室のおじさん、ばあちゃん達が口々に「おめでとう」って言ってくれてる中
彼女だけ泣いてた。それ見て俺も泣きそうになったさ。でもグッと堪えて
「オマエ退院するまでコレ借してやるよ。退院したら連絡くれよな」ってそのままゲームボーイとSaga2置いていったのよ。
それから何回もお見舞しに行こうと思った。…でもいざ行こうかと思うとなんか照れくさくて行けなかった。
連絡がないまま1年半が過ぎて、俺も小学校を卒業する頃になった。
せめて卒業前にもう1度会っておきたいな、と思って意を決してお見舞に行く事にしたんよ。
病室に行ったけど彼女はいなかった。病室入口の名前欄にもない。
もうとっくに退院してたのかな…?と思ってとりあえずナースセンターで聞いてみた。
「遠い所にいった」とかうまくはぐらかされたけど、俺も小6だったし、そこまでバカじゃない。
その場の空気や後ろの看護婦が泣き出したのを見ても明らかだった。
俺がショック状態で呆然としてる中、その看護婦が
「ああ、そういえばさやかちゃんから、リョータ君が来たら渡しといて、って言われた物があるのよ」
と言って俺にそれを渡してくれた。借してあげたゲームボーイとSaga2だった。
俺はそれを受けとって家に帰った。
帰るなりメシも食わないで、暗い自分の部屋でゲームボーイのスイッチを入れた。
懐かしいあのOPの音楽。それと一緒にでてくるロード画面。
一つは彼女と俺が一緒にプレイしたデータ。あの時からほとんど変わってない。
懐かしさと悲しさで胸がいっぱいになった。
もう一つのデータはやたらレベルの低いデータだった。
最初から始めてすぐ飽きたんかな?と思ってそのデータをロードしてみた。
パーティー四人の名前がこうなっていた。
「リョータ」
「いろいろ」
「ありがと」
「バイバイ」
…今でもSaga2のOPの曲を聞くと涙が出るよ。
お見舞行ってあげられなくてゴメンな…。
テレビにニュース速報が入る。
俺は慌ててパソコンを立ち上げ、そして気付く。
「あぁ、2chは閉鎖したんだっけ……」
テレビからは現場の慌しい状況が伝わってくる。
もし2chがあったら、どういうスレが立っているのだろう。
重複スレが沢山できて、それで荒らしとかやってきて……
テレビでは相変わらず、レポーターが必死で現場の状況を伝えている。
可愛いレポーターだ。俺は、頭の中で「萌え〜」というレスを
つけている自分を想像した。
後ろの群集がテレビに向かって挑発的なポーズを取っている。
「なんだ、あのドキュソ」「厨房氏ね」……
俺はたまらなくなり、無いとは分かっていながら再び2chにアクセスした。
しかし、画面には一言「閉鎖したのです。。。」とだけしか表示されない。
何度リロードしても変わらない。あの日以来、2chは止まったのだ。
どうやら犯人が逮捕されたようだ。相変わらず可愛いレポーターが
その状況を伝えている。
「さよなら、にちゃんねる」
俺はお気に入りから2chを削除し、そして騒がしいニュースを冷めた目で
見るのであった。
その日はいつもと変わらずに暑い日だった。俺は残った仕事を片づけようと、
一人オフィスに残ってパソコンに向かっていた。そろそろ仕事を切り上げよう
かと思ったその時、メールが送られてきたことを知らせる聞きなれた電子音
が鳴った。
「ん?」
俺はメールに目を走らせた。差出人は・・・知らない名前だ。
「いたずらか宣伝かぁ?」
あまり深くは考えずに、メールの中身をチェックする。
するとそこには、懐かしいあのキャラクターがあるではないか。
「モナー・・・」
もう3年も前になる。自らの巨大さに耐え切れずに陥落した超巨大掲示板
「2ちゃんねる」。その存在に終止符をつけたのは、今日のような暑い夏だった。
奇しくもその日は、俺の学生時代における「最後の夏休みの日」でもあった。
あれから社会人となり、そこそこ平凡な日々を送ってきた。だが2ちゃんねるが
存在していたときのように、気持ちが熱く高ぶることはほぼなかった。
モナーを見る俺の胸に、熱いものが込み上げてきた。モナーの輪郭がにじんで
見える。終ってしまった夏休み。俺は居たたまれなくなり、かつて2ちゃんねるが
存在していた場所へアクセスする。驚くことにそこには大きく「2ちゃんねる」の文字。
「復活しましたです。」飄々としたそのレスは、紛れもなくひろゆきのものだった。
規模は縮小されているものの、雰囲気はほぼかつてのまま。駄スレが乱立し煽りが
飛び交う。俺の腕は信じられないものを見たかのように、小刻みに震えていた。
終ってしまった夏休みが、帰ってきたのだ。
ミーンミンミンミーーン・・・
床板がきしむ縁側から、空を仰ぎ見る。
私は、この時期が来ると、決まってあの伝説の掲示板を思い出す。
「2ちゃんねる」
もう60年も前になるだろうか。
これが存在した時は、私の人生の黄金期だ。
閉鎖後、徐々にインターネットの規制が厳しくなり、
煽りやネタも忌み嫌われるつまらない世界になった。
大学を中退したことは後悔していない。
優良企業をやめたことも後悔していない。
幸いにも天職が見つかり、40近くにして妻も見つかった。
回想に耽っているところへ、孫が私を現実に呼び戻した。
私の持っているリモコンを指して言う。
「おじーちゃん、2チャンネルつけて。」
「ん、あぁ。2ちゃんねるか。どれ」
一瞬ドキッとしながら、ネットワーク3Dパソコンテレビのスイッチを押す。
しかし・・・2チャンネルは使われていなかったはずだ。
首を傾げながら、2のボタンを押す。
そこには、懐かしい壷の陳腐な2Dグラフィックがあった。
「逝ってよし!」「オマエモナー!」「1の主治医です」
日付は、2001年8月25日のままだ。
そうか・・・あのひろゆきの小せがれが・・・。
涙が止まらない。
60年ぶりに元厨房が作り出す駄スレの饗宴に酔いしれた。
ありがとうありがとう。。。
や、いやあっ、やだあ、やだやだ、そんなこと、言わないでえっ!
やあ、やだぁ! やだよお! だ、駄目っ! 駄目駄目っ、絶対に駄目え!
××のこと、嫌いになっちゃ駄目だよおっ!
やあ、やなのぉ! お、お兄ちゃん、もう、わがまま言わないから、
××のこと、見捨てないでぇ! これからは、ちゃんとお兄ちゃんの言う通りにするからっ!
言うこときくからっ! 一人にしないでっ! う、うわあ……うぐ、ごめんなさい、
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい──お兄ちゃん、許してぇ……
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
あ、あっ……た、食べるから──××、おにいちゃんのいうとおり、
すぐに、ばんごはん、ちゃんと、たべるから──
やあっ、や、やぁ……食べないと、食べないと、食べないと、食べないと、食べないと
う、う、うううううう、う、ううううう……
好きだからだよ! お兄ちゃんのことが好きだから! お兄ちゃんが好き、
好きなんだよ! だから××お兄ちゃんの言われた通りにするのお!
何で分からないのっ、どうして分かってくれないのっ、
××、お兄ちゃんが好きだって、ずっと言ってるじゃない!
お兄ちゃんが好き、好きっ、好き、好き好き、好きなのぉっ!
好き、大好きっ! 離れたくないのっ、放したくないのっ、
ずっとそばにいたいのっ、ずっとそばにいて欲しいのっ! 誰にも渡したくないの、
××だけのお兄ちゃんでいて欲しいのっ、お兄ちゃんさえいればそれでいいのっ、
他に何もいらないのっ! お兄ちゃんは××だけのなのっ、
誰かのものになっちゃやなのぉ!他の人と喋っちゃ嫌、他の人に触っちゃ嫌、
他の人を見ちゃ嫌ぁあ、他の人に優しくしないで、
他の人のことなんか構わないで欲しいっ! お兄ちゃんが欲しいのっ、
お兄ちゃんは××のなのっ! 好きっ、好きなの! ごめんなさい、ごめんなさい、
本当に好きなのお……ごめんなさい、ごめんなさい! 許してください、
好きなんですっ! で、でも、××、もうお兄ちゃんの一番じゃなくていいから……
そんなわがまま、言わないから……××のことなんか最後でいいから──
だから、せめて××のこと、嫌いにならないでぇ……お願いだよ、
そばにいてよぉ……××のこと知らないなんて、そんな酷いこと、言わないでよお!
お兄ちゃん……お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
お兄ちゃん……お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
お兄ちゃん……おにいちゃぁん──