常夏三人組と俺の関係5〜暴走クルーゼ〜

おい。
「は？」
なんか、最近旅行行ってないと思わないか？
「なんだよ急に。だいたい金がなくちゃしょうがねえだろ。」
金なんか『あるところには』あるだろ、『無尽蔵に』。余計なおまけがついてくるだけだ。
「おっさんのこといってんのか？まあ、確かに話を振れば乗ってくるだろうが。」
そういうことだ。でな、たまには一同大所帯で行くってのも楽しいと思わないか？
「黒いのとかピンクとかハゲとかオタクとかミラコロとかおかっぱとか土下座とかその同居人どもか？」
そうそう、そいつら。おもしろそうだろ？
「ふーん、たまにはいい思いもしたいしな、いいんじゃねえか？最近ここもヒマだし。」
じゃあ、ちょっと連中に声かけてきてくれ。行き先？どうせおっさんのことだ、自家用ジェットでどこへでも行けるだろ。
たとえ火星だって木星だって可能なはずだ。



やりませんか？２ちゃん風にいうと「　や　ら　な　い　か　？　」

いや、それだけなんだけどさ。