【1st】 ファーストガンダムの見方? 【初代】 2
古きを訪ねて新しきを知る、いい言葉だあ。
ガンダムシードの放映も残念ながら終わってしまい
きっとファンとしては手持ち無沙汰な日々が続くことでしょう。
この機会に古臭い元祖ガンダム、「初代ガンダム」でもいかが?
もちろん嫌いなら見なくていいんです。強制なんてイヤなことはしたくないです。
それに初代ガンダムなんて見なくても、長い人生に何一つ影響はありません。
でももし興味があったら
>>2へどうぞ。
前スレ
1st初代ガンダムの見方?
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1064698551/
Q そーいえば、映画版DVDの文句を言っている人が多いけど何で?
A 映画版DVDは、「声」や「音」を録りなおしてるからです。
録り直しだったら、音もキレイになって良い事じゃないの?と思う方もいるかもしれません。
でも20年前のアニメの音を録り直すってどういうことかを考えてみましょう。
例えば声優さん。
いくらプロの声優さんでも20年たてば声の調子も変わっちゃいます。嫌な書き方をすると声が老いてる方もいます。
すでに廃業された方もいます。音信不通になった方もいます。
そういった方々を20年ぶりにもう一度集めて録音するとどうなるかを想像してみてください。
次に効果音。
昔っからSFアニメ特有の効果音ってあるんです。ビームの発射音とか、メカの衝突音とか爆発音。
それらがすべて新しく変わってます。それも最近のSFアニメから拝借するのではなく、何故かSF洋画から。
コレがリアルで良い結果を生んでるのなら喜ばしいことですが、残念な事に20年前のアニメには合わない合わない。
そして主題歌。
ガンダムでは映画主題歌の人気はかなりのもので、名曲であることはファンの間ではほぼ異論無かったりします。
この映画主題歌がクライマックスのシーンを大いに盛り上げてくれるんです。映画版の醍醐味の一つなんです。
ところがDVD版では主題歌がカットされてるんです。理由は一応あるのですがこれがファンの間で大不評。
個人的な疑問ですが音声バランスが変です。
効果音が大きすぎてセリフが聞き取れなくなってるシーンが沢山あります。未だにこの辺については???です。
だからこれはマニアのエゴといわれるかもしれませんが、DVDは見ないほうがいいです。
出来るだけビデオテープ版を見て欲しいと思います。(もちろん強制はしません。)
これが悪名高きDVD版(特別版という名前になってます。)
http://images-jp.amazon.com/images/P/B00005HQPV.09.LZZZZZZZ.jpg
Q じゃあ、一番最初の「テレビ版」ってどうなの?
A 時間とお金に余裕があればオススメ。
映画版(総集編)を見終わったなら、元になったテレビ版を見るのも良いことでしょう。
テレビ版もレンタルビデオにあります。確か全11巻だったかな?あれ?
マニアなら、後に作られた映画版との変更点を色々と比較して楽しむという方法もあります。
結構あるんですよ。変更点。
なんといっても一番の理由は、時間的な都合によるカットなんですけどね。
元のテレビ版って30分全43話…時間にすると21時間30分。これを3本の映画にまとめちゃうんですから。
若い方に一番ピンと来るのは…、映画版にはマクベ大佐のギャンが出ません。カットです。
それと映画版を作る際、昔ながらのスーパーロボット的な演出や設定を排除した形跡がかなり見えます。
Gアーマー、ザクレロ、ビグロ、アッザム。カットされて出ないメカがたくあんあります。
そこら辺を比較確認するのもまた一興。
また、年輩の初代マニアの中には映画版よりもテレビ版を愛する方も多いのです。
年輩の方にとっては「ガンダム」は、夕方にテレビにかじりついて再放送を見た思い出が強く、
しょせん総集編の映画版などは邪道だ!という過激な方もいます。まあ人それぞれですから。
見るか見ないか、そこら辺は皆さんの判断にお任せします。
ただ、今の若い方の感性でテレビ版を全部見るのはツライかも?ってのが正直な気持ちです。
でも、映画版でカットされたエピソードをテレビ版で補完するのはオススメですね。
特に第14話「時間よ止まれ」(映画版では完全にカット)なんていい話ですよ。
Q で、結局、初代ガンダムって面白いの?
A いやあ、どうなんでしょう?答えは貴方次第です。
やっぱり、なんだかんだ言っても20年以上前の作品ですし。
いくら映画版の絵がキレイになってるとはいえ限界がありますよね。
最近のSFアニメには設定の緻密さでは叶わない点も沢山あります。
この辺はもう優しい気持ちで見てあげてください。それだけです。
でも見てみると、最近のSFアニメに使われたアイデアが沢山見つかると思います。
そういった点を見つけて「ははーん。」と唸ってみるのもアリ。
特にガンダムシードを見た方ならば、「アレ?コレって?」と思うシーンがいくつかあると思いますよ。
シードの福田監督は初代ガンダムを参考にしてるというのは公言してるみたいですし。
ただ言える事は、お話はちゃんとしっかり作られてます。
雰囲気が掴めれば感情移入はかなりしやすいのでは無いでしょうか?
さすが20年以上も金ヅルとして玩具会社に引っ張られるだけのことはあります。(弄られすぎてボロボロですけど。)
あ、でも最近は
ガンダムのゲームは沢山作られてますから、若い方でも断片的なら初代のお話って知ってるんですよね。
で、見るならば映画版のビデオカセットでね。DVDはご勘弁を。
Q 見たけどさあ、話がさっぱりわかんねーよ。
A もちろんです。あの話を初見でいきなり理解できる方なんてほとんどいません。
ストーリーの細かな解説は、ネット上ですでにマニアな方がされているでしょうから、ここで書くのは控えます。
ただ、これだけは事前に頭に入れときましょう。第一話直前までのおはなし。
・連邦軍 地球がホームグラウンド 権力者や金持ち多し。
・ジオン 宇宙がホームグラウンド 基本的に虐げられた者多し。
・民間人 戦争には関わらない人達 宇宙にも地球にも沢山います。当初宇宙に住むアムロもこの立場だった。
地球に住む人は偉そうなんです。宇宙に住む人達を政治力で支配したくてしょうがありません。
一方、宇宙に住む人は、地球人からの束縛を受けて結構苦しい生活をしてます。地球から独立して自由になりたいんです。
そんな中、宇宙の片隅にあるジオン国は「ザク」という便利なロボットを作って自信つけちゃいます。
「コイツがあればクソ生意気な地球連邦の連中をいてこませるんちゃうの?」
戦争を始めて予想は的中。ジオン軍は素早くて小回りの利くザクのおかげで大勝利。一方地球連邦軍はボロ負け。
でもジオンはやりすぎちゃった。戦争に無関係な宇宙や地球の民間人を沢山殺しちゃった。これはイカン、マズイ。
一方、地球連邦もいろいろと考えます。ジオンにやられっぱなしではマズイもんで。
「わしらもロボット作るっぺ。こっちはゼニもタップリあるで、ビンボーなジオンにゃあ負けねっべ。」
地球連邦軍はロボット(そろそろMSでいい?)をX作戦の名で開発。とうとうガンダム誕生。ばんじゃーい。
ところがガンダム最終テストを宇宙のサイド7で行ってたのを、ジオンの謎の変態仮面シャア少佐が見つけちゃいます。
これはほっとけないと、とりあえずザク3機を偵察に向けてみる事にしました。
連邦とジオン、最初の戦闘から8ヶ月がたってのことでした。
ここまで。後はアニメに続きます。
Q 初代ガンダムはどんな人が作ってたの?
A 凄い3人が中心となって作りました。
まずはご存知富野良幸総監督
この方が初代ガンダムのストーリーをほぼ”一人で組み立てました。
物語全体のあらすじ、宇宙世紀の歴史。スペースコロニーなどの未来技術。
複雑な感情を持つ沢山の登場人物、モビルスーツを初めとする兵器、メカ。
物語を作る上で必要な情報を吟味と取捨選択を繰り返し、企画書として文章にしました。
マンガでいうところのいわゆる「原作者」に相当します。
そして「監督」の役職名が示すように、口頭や書面、時にはカラダ全体を使ったジェスチャーで、
沢山のアニメ製作スタッフ達に指示を出し、リーダーの立場で「ガンダム」をまとめ上げしました。
設定や世界観を記した書類は通称トミノメモと呼ばれ、今ではガンダム関連の書籍などで見ることが出来ます。
次に安彦良和氏
ガンダムの「絵」をほぼすべて取り仕切った方です。
富野監督が伝える登場人物に関する情報を元に、設定画を起こす「キャラクタデザイナ」という仕事です。
ほぼすべてのキャラクタの、全身像、喜怒哀楽の表情、ファッション、人物に関するあらゆる設定画を描きました。
また安彦氏の仕事はそれだけで終わらず、「アニメーションディレクタ」として
実際の放映に使用されるアニメ映像を、ディレクタ(監督)として仕切っていました。
さらに「作画監督(ここでの意味は一話毎それぞれの絵の責任者)」として沢山の話数もこなし、
ファンの間では安彦作画の回は他の作画監督の回とは、一見で違いが判るといわれるほどのクオリティを誇りました。
ちなみに前述の「アニメーションディレクタ」は、従来の「作画監督」と差別化を図る意味で、富野監督が安彦氏ニ特別に贈った役職です。
安彦氏の本領は映画「めぐりあい宇宙」で最大源に発揮され、当時の最高峰を誇ったのは言うまでもありません。
Q 初代ガンダムはどんな人が作ってたの?
上のつづき
そして最後に大河原邦男氏
この方が初代ガンダムのモビルスーツデザインをされたのは、ガンダムファンなら誰もが知る有名な話です。
大河原氏が「ザク」を生み出したことで、
「ガンダム」は従来のスーパーロボットアニメとはまったく違う世界を提示することに成功しました。
「メカニカルデザイナ」として、登場するモビルスーツ、モビルアーマーの設定画を起こしたのです。
あえて人物デザインをした安彦氏のと違いを挙げるならば、
大河原氏は「ガンダム」へは、あくまでもデザイナとしてのみの関わりで、実際のアニメ映像の製作には関わってません。
そこがアニメーションディレクタ安彦氏との「ガンダム」製作における立場とウェイトの違いです。
後のインタビュー記事などでも判るのですが、大河原氏はガンダムの世界感やストーリーに過剰に入れ込む事無く、
一歩引いたクールな立場から、客観的な視点を保ちつつ「プロの仕事」をこなした方です。
ここまで記したこの3方がガンダムの生みの親として、初代ガンダムブーム当時から有名でした。
マニアになればなるほどこの3方の役割への理解が深まりもっとウラの製作事情も見えてきます。
実はMSデザインは富野メモの段階でほぼ完成していたとか。安彦氏は富野氏の考案した「ニュータイプ論」が嫌いだったとか。
「ミノフスキー粒子」を考案したのは富野氏では無いとか。矢立肇は存在してることにしといた方が面白いとか。
でも、ここは初見者さんのためのスレですのであんまりマニアックで判りづらいことは控えたいと思います。
なんかひさしぶりに新板来たけど荒れてるね
12 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/28 23:42 ID:NYpEJaoy
おやすみなさい
お、復活したのかこのスレ
もうだめかこの板
15 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/29 07:38 ID:cKlZH2+c
おはようございます
16 :
◆yaGg4cC206 :03/11/29 07:42 ID:FPY1hOIV
おはやう
17 :
通常の名無しさんの30倍:03/11/29 12:15 ID:jQ1YFaDj
初代ガンダムで、忘れてはならないのは、数々の副読本である
アニメ雑誌編集者によるムック達の存在です。
殊にみのり書房から出ている 『ガンダム センチュリー』 は秀逸な
一品で、その中でも 安彦良和さんによる寄稿文
「今は、もうそれぞれのガンダム・・・(うろ覚えスマソ)」
の ガンダムには何もないんです ガンダム如きを素材にして
戦争だの愛だのを語るなんてちゃんちゃらおかしい というのが
この作品に関わったスタッフとしての偽らざる本音です。
ガンダムは、ただの子供騙しのつまらないアニメなんです
それがこんなにヒットするなんて、どうかしている という話が
全てを総括しています。
1stは絵が古く汚い上に、声優も下手糞なので見る価値がないと思います。
SEEDのほうが素晴らしい映像なので見る価値があるのです。
映像なら種より髭の方が良いだろ
20 :
19:03/11/29 12:40 ID:???
神作画回とか劇場版だけだけど
富野ガンダムのキャラの中の人には萌えが足りないのです。
許せるのはソシエの中の人と、ハマーン様の中の人くらいのものです。
モビルスーツの魅力は初代が一番
他の部分は昔の作品だからなぁ・・・って感じるけど
ストライクルージュ最高です。
いまだかつて、モビルスーツに萌えたことはありませんでした。
あっそ
一生萌えてろ
こんなスレにきてまで釣りをするとは迷惑な話だ。