常夏三人組と俺の関係4〜アスランによろしく〜

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俺も何とかアスランを更生させようと思って頑張ってきたけど、
もう無理かも知れない。やっぱりそこまで一人の人を好きになれるって
ある意味素晴らしいことだと思うし。そこで、ある日キラを呼び出した。
「腹をくくれ。もうお前がアスランのものにならない限り、地球に平和は訪れない…」
「な、何を言ってるんですか!あなたって人は!」
横で見ていたオルガが加勢する。「いつまでもアスランに追われて、苦しい思いをし続けたいのか?」
クロトも言う。「降伏ゥ!…したら?」
シャニがキラに詰め寄って胸倉をつかんだ。
「お前お前お前お前…」…そういやお前一時アスラン追っかけてたもんな…。
「な、なんで僕がアスラン何かと…僕はホモじゃないんだ!」
「嘘ォ!」思わず俺は驚いて言ってしまった。俺、キラもホモだとマジで信じてたしな。
が、その不用意な一言が…キラの種割れを引き起こしてしまった…。
…始めるか、キラの種割れショー…こうなるとキラは手がつけられない…。

5752/2:03/11/30 02:11 ID:???
「あんな、ええか。わてもちょっとだけ悪い思てんけどな。昔アスランが
 ファーストキスの相手とキスする言うとってん。今どき女でも
 そんなやつおれへんで!もし相手が男だったらどうするんかな、思て、
 ある日体育倉庫に呼び出して…キスしてしもたんや…」
こんな話、聞かされたら…俺と3人はもう興味深々です…。…キモイけど。
「ほんだらな。…あいつ…ここでもいいよとか言って制服脱ぎだしよんねん…」
キラはそこで言葉を切ると遠い眼をした。顔が少し青ざめている。
「ホンマにあせったで。どないしよ思てな。せやけど、そういう時に限って
 邪魔が入らへんねん。…それで…それで…」キラが声を落とす…。
「それでそれで!」俺達はもうその先が聞きたくて仕方がない。
キラは下をむいて何も言わなくなった。…相当大変なことがあったに違いない。
でも俺はふと思った。でも本当にアスランがイヤだったら普通逃げるだろ?
遊び半分でもキスしないよな…?ってことは…。
「じゃあ、キラに聞くけどさ。アスランと俺達4人のうち一人、どっちか
 選べって言われたらどっち選ぶ?」俺はキラに問うた。キラはこっちを見て言った。
「アスランに決まってんだろうがァヴォケがァ!…はっ!」
キラは赤面すると俺達の家を飛び出ていった。
いや、それだけなんだけどさ。…ああ、選ばれなくってよかった…(ホッ)。