r'⌒`⌒ヽ ここは、私と息子たちでほのぼのするスレです。
( (,,(`"),,,,,) 部外者の皆様の出入りはほどほどにお願いします。
ヽd `ー´) ハァハァしたい方は該当スレにお帰り下さい。
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,) ネタスレなので雑談は控えて下さい!
ヽd ` A´) 未成年閲覧禁止ページのリンクを貼ってはダメです!!
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,) 容量が470KB越えたら次スレの準備をしますよ
ヽd;`д´)
常夏格納庫。
http://omni_enforcer.tripod.co.jp/ 関連スレは
>>3-10辺り。
r'⌒`⌒ヽ <ムルタ・アズラエル>
( (,,(`"),,,,,) ・常夏3兄弟の義理の父。世界一の馬鹿親。
ヽd*`∀´) ブルーコスモスの総帥だが、会議そっちのけで
息子達の相手をしている。上限無限のムルタ・カードと、
愛の虹色光線が必殺技。秘伝・甘栗入りプリン作りが
得意。
,.-ーーー、 <オルガ・サブナック>
i "((`"^) ・常夏3兄弟のひとり。趣味は読書。何故か弁護士と
(ニ7 ゚Д゚)7 間違えられたりライダーに狙われたりする。
いつもクロトに運んでもらっている為方向感覚がなく、
よく迷子になる。襟からは無尽蔵に甘栗が出てくる。
苺ゼリー作りが得意。
,ゝ⌒〜,' <クロト・ブエル>
( ソ~~ヾミ ・常夏3兄弟のひとり。趣味はゲーム。何でも二字熟語に
d `∀´) して絶叫する。3人の中ではもっともまともな方向感覚を
もつ。まずいことがあると「ボクは知らないよ」ととぼける
したたかさも。牛乳プリン作りが得意。
r'⌒`ヽ, <シャニ・アンドラス>
,'((ヾ、ヽ〉 ・常夏3兄弟のひとり。趣味は音楽鑑賞。マイペースで、
〉( ゚∀Y i 「うざーい」などの、間延びした発音が特徴。魚の着ぐるみ
を着たり女装をしたりと意外と芸達者。皆の作ったものを
食べるのが得意。
/<=Ω=> <ナタル・バジルール>
(ヾ((´`ヽミ ・ドミニオンの艦長にしてお菓子大佐。任務は3兄弟に
ヽd*゚ヮ゚ノ お菓子を配ることと、ドミニオンで荒らしを撃退すること。
熊さんが好き。
/<=Ω=>_ <ウィリアム・サザーランド>
≡ - -| ・連合軍大佐でアズラエルの腹心。仕事をしないアズラエルの
ヽdノΑ/ せいで苦労が絶えない。アズラエルの無茶な命令の数々に、
軍を辞め実家の煎餅屋を継ぐ事を真剣に考えている。
∧∧ <ドミニャン>
(・x・) ・クロトが拾ってきた子猫でアズラエル家のペット。
( y ) ドクシャとは猫同士仲が良い。
∧∧ <ドクシャ>
(`∀´) ・ドミニャンとともに、いつのまにかアズラエル家に
( y ) 紛れ込んでいた猫。顔が恐い。一度は捨てられたが
勝手に帰ってきて住み着いている
ノ"⌒~"> <ラウ・ル・クルーゼ>
{ rvヘ;)ν) ・通称“変態仮面”。常夏3兄弟の天敵で、常に3兄弟を
|)λ<:>|<:>〉 お稲荷の餌食にすべく狙っている。棲息地域は御稲荷山
ζ!ト、ーノξ 近辺らしい。部下で変態仲間のアスランと行動を共にする
こともある。
___
/. ――┤ <ウズミ・ナラ・アスハ>
./(. = ,= | ・オーブの元首長代表。種親同盟の一員にして、アズラエルの
|||\┏┓/ 馬鹿親仲間。アズラエルとは子育てについてよく話し合って
いるらしい。
新スレ乙カキコ
新スレ記念パピコ
/..:::::::::/:__,.v-‐-| :::::::/ ::::..\
/..::::::::::::/''"´ / .:::::;イ :::::::::..ヽ
/..::::::::::::/ ∠イ/7,.イ:::::::::::::',
,",' l :: ::::::::! 、 ヾ__,ク=-く l::::::::::/:::l
,' ', : :::::├-、__ノ} ` '゙‐・-‐ /:::::;ィ':::::::|
l∧, ヽ、ヾ、! /´。ン ノ -‐''" Yミv
{ ヾ;、 、.`<`"´ ヽ )ソノ
`''‐-〒‐ ,. -─-ヾ, f_/!
|l、 、fレ'´ ̄``~リ | |::: |
>>1乙です!
ヾ=、 ヾ,ィ____,.ク´ ノ |:::l:l 即死は絶対回避ですよ!
\ `'─‐'''´ /_,ノ`iトヽ
ヽ  ̄ ∠‐'":::::::::|、
/`7''''''"!::::::::::::::::::/ ヽ、
_ ,./|::::;i l:::::::::::::::/ l`‐ 、
_,. -‐ ''"´/ l::/ :〉へ/:ヽ::::::::/ '、 `"'' ‐- 、
,. -‐ '''"´ / ,.l/:::/ |::::::ヽ;;/ヽ `、
/ <´ / |:::/ |::::::::::/ `、 ,>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ!:::::::/ ヽ,_,.∠.....___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ゙、::/ /
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. Y , '´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、::::::::. l ,. '´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::: | /
r'⌒⌒ヽ, ∬
( (,,(`"),,,,,) ζ∫
,.-ーーー、ヽd `∀´)っ旦~ ζ ,ゝ⌒〜,'
i "((`"^)\ ̄(<ミ彡田>)\ ( ソ~~ヾミ
>>1 (ニ7゚Д゚)7 \ゝ二二ノ \ (`∀´*b 新スレ、ありがたいことで
( つ ※\_____\※\ヽ
.( ( \※ ※ r'⌒`ヽ  ̄ \ | │
\ \ ※ ※ ,'((ヾ、ヽ〉 ※ヽ
\ `ー──'〉( ゚∀Y i─‐' \
ゝ、,___○__○____〉
ああそう!そうだよ!ったく冗談じゃない!
私がまだ小さいままなのは、今までのたくたやってたこのスレの住人のタイマンだよ!
おい!ふざけた事言うな!なにが今のままの方が可愛くていいだよ!
私は今すぐにでも元に戻りたいんだ!
そんなことよりネタの準備を急げよ!!
旧スレから!すぐに住民達も移民して来る!!
君こそ何を言っているんだ!!
状況がわかってないのは君の方だろうが!!
私がぁ!こんな姿のままでいる訳にはいかないんだよ!!
何がAAだともともと二頭身だ!!
八頭身のキモい連中の方が遥かに野蛮じゃないか
そしてもう、いつ次のネタが出て来るかわからないんだぞ。それからじゃ遅い!!
私が縮んじゃうネタを作ったのは、お前達なんだからな!
無茶でもなんでも、絶対に元に戻してもらう…
私のこの体…
このスレが終わる前に!!!
i "((`"^) うっわ!?この馬鹿親、なんかやばいこと口走ってる!
(ニ7゚Д゚)7
━━━━━━
( ソ~~ヾミ
d `∀´) おっさん、乱・心!?
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i ごはんマダー?
( ソ~~ヾミ
d `∀´) 乙!!
>1
乙。
即死判定って何KB?
32
,. '"´ ̄ ̄`ー─‐‐‐‐- 、
/ \
ノ ``ヽ、
. /´ i
/ ヾ ヽ.
. ;' イ! ,/ 丶. ! ,!
. '、ヾ/ 、 { l、 、il/ ;'
゙、 i |! ヾ、iヾ、 lい ! '、
j. ( ̄ ̄ ̄\ ヽ ヽ、 !i / ̄ ̄ ̄) ヽ
( ( \ ヾ|!/ ) U
. ヽ ( <ニニ> \U/<ニニ> ) /
/ 、゙、入 =======リ======= ノ :l ,'
l N!、`'i'/__/ | \__\}v! :| :! :!
ヽ.ヾ|!lヾi i: ヽ、! ハ`, ノ´ ./!∧|
,> 、 ゙:、 、.,,___ __,,.!l/ ! ! /!|ノ ヽ
/ __ `ヽ,ドヽ、 -- リ ,イ ,'/ /-、 /
Y/゙iヾ、 '|ヾ-i`ヽ、 /ノイ /,.ヘ! /
||. | ゙:、 |ノ `ー-‐'゛ '´ Y゙/! //
l! l ゙;、 ヽ. /// 〃
\ ヾ、 l /'゙/ |!
\ lソ ∨
\|
>>1 乙〜。
/..:::::::::/:__,.v-‐-| :::::::/ ::::..\
/..::::::::::::/''"´ / .:::::;イ :::::::::..ヽ
/..::::::::::::/ ∠イ/7,.イ:::::::::::::',
,",' l :: ::::::::! 、 ヾ__,ク=-く l::::::::::/:::l
,' ', : :::::├-、__ノ} ` '゙‐・-‐ /:::::;ィ':::::::|
l∧, ヽ、ヾ、! /´。ン ノ -‐''" Yミv
{ ヾ;、 、.`<`"´ ヽ )ソノ 新スレだ、いやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
`''‐-〒‐ ,. -─-ヾ, f_/!
|l、 、fレ'´ ̄``~リ | |::: | 1さんご苦労様です。
ヾ=、 ヾ,ィ____,.ク´ ノ |:::l:l 後で甘栗プリンをご馳走しましょう。
\ `'─‐'''´ /_,ノ`iトヽ
ヽ  ̄ ∠‐'":::::::::|、
/`7''''''"!::::::::::::::::::/ ヽ、
_ ,./|::::;i l:::::::::::::::/ l`‐ 、
_,. -‐ ''"´/ l::/ :〉へ/:ヽ::::::::/ '、 `"'' ‐- 、
,. -‐ '''"´ / ,.l/:::/ |::::::ヽ;;/ヽ `、
/ <´ / |:::/ |::::::::::/ `、 ,>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ!:::::::/ ヽ,_,.∠.....___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ゙、::/ /
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. Y , '´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、::::::::. l ,. '´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::: | /
乙華麗!
'., _,.r' ヽ、______,,,,..ノ ____」
"'ー┐'" _,,,... --ーー '''' ""  ̄ _ }
゙tュ''",. 、 t,___,,.''" ̄、 ̄  ̄、_ 'い、
. ノ' "\.ヽミ'''___,,.'''""",,,...... ....,,,,__"''_''"_,,..ノ
. ,' .,、,、 ヾ'''':;;''"....,,,',リソi` ,. r''",. r/;'.ノ, . )
i ti'.i.'.i"iヾ,rーァーェュ、"ヽ'、 ,rてゝソ, ''/. ,ノ
.. i、ii i .i i...\-ゝ゚ソ- ` " ̄,,.r', /'
i.i i i i 、,_ゝ- i '''"
... i i l .i iゝ-''ー- ', ,'
i i ,' ' .i、」'、 _,,'_ ./
,i.' i i '," ヽ, " ニ " イ 新スレ乙です
i' i.ri、 ┐、 " /i 「'ー- ..,,_
i i '、、 i i i"i' ー-, '' 、,', i)  ̄"'' ー- 、....、_
i ..i '、、..U ,i i i 、'v.i _ "、 、、
-ー''"i. i_,,..>、、// i ヽ/' "'ーーー、 ', ,.',
i / '-' "' 、 、_ .i__」.i
'.、 ,' ,' i "''ー- ..,,___ ,i
, '.、.i i ', , / "'i
、vr"i _,,,,... .i.... - ., ', レ' i
. y'"" i ', i ,' i
ゝ⌒〜, 乙カレー。
( ソ~~ヾミ もうじきコタツが
d `∀´) ∧∧ 活! 躍!
_ (つ=||_つ(・x・) しそうな季節だね。
/ \ ̄ ̄\≠/___ \
.<\※ \______|i\__ヽ.
ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽ
\`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐>
 ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
\| テレビ台 |〜
>1
乙、おつ!おつぅ〜!!
>1
乙です!
>10
おっさんを小さくした張本人だが、ワロタよ。
ナイス!
ついでに言うとスレタイ案が採用されてる。
いぃやったぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!!
>1さん乙っ!
>24
ありがとうっ!
新スレ乙!!!!!
i "((`"^) 乙!オラオラオラァ要領稼ぐぜ!
(ニ7゚Д゚)7
━━━━━━
( ソ~~ヾミ
d `∀´) 即死!判定!回避!馬鹿親!
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i 即死うざーい!オツカレー
,. '"´ ̄ ̄`ー─‐‐‐‐- 、
/ \
ノ ``ヽ、
. /´ i
/ ヾ ヽ.
. ;' イ! ,/ 丶. ! ,!
. '、ヾ/ 、 { l、 、il/ ;'
゙、 i |! ヾ、iヾ、 lい ! '、
j. || ! i、 ヽ ヽ、 !i ヽ
( 'ト、 ゙、 l-、 ヾ|!, U
. ヽ k ミ''‐-、 l /
/ 、゙、 -===・===- ! :l ,'
l N!、`'i'ー |'、 |! }v! :| :! :!
ヽ.ヾ|!lヾi i: ヽ、! ハ, ノ´ ./!∧|
,> 、 ゙:、 、.,,___ __,,.!l/ ! ! /!|ノ ヽ
/ __ `ヽ,ドヽ、 -- リ ,イ ,'/ /-、 /
Y/゙iヾ、 '|ヾ-i`ヽ、 /ノイ /,.ヘ! /
||. | ゙:、 |ノ `ー-‐'゛ '´ Y゙/! //
l! l ゙;、 ヽ. /// 〃
\ ヾ、 l /'゙/ |!
\ lソ ∨
\|
`ーゝ三' r'゙ノ_ノ_,,..∠、-─'''""___,.r;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
\,r‐''"´_,,、 -─'''"¨ ̄、-' ,.r'゙,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;`;;l,
Lr‐''"´ _,,.、-_,.ィ-;;'゙;;;;;;;;;;:'';;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙i,
/ _,,.、-_,,..、-;;'''ニ、」;;;;;;; ,; ,, ;; ;;ハ「`ヽ;;;;;;;;;゙i,
/ _,,、-<:´:レ'゙f'゙「`),゙)リi;;;;;;';;' .;;;' ;;;;;リ ゙! ヾ!;;;;;;;;;;|、
/,.、-''゙( i、ト:Fヘ : : :゙:┴''"..:;!ノ|;;;;;;;;;:;;;;;;;;;ノテ、`'゙ l;;;;;;;;;;;l
´ ゝi'ー',.シ'゙: : : : ' ;';;;;;;/レi;;;;;/r'_ノ,ノ゙,;;;;;;;;iリ 早く容量を稼ぎましょう!!
< /;;/: ノ,イ _/,,;;;;;;;;;;/ ここで即死なさるおつもりで?
`! _ ''" : 「'''''');、;;;;;f
`'「 `>、 : ノ \「ヽ
ヽ,、i゙ ノ .: _、-'' _,、-''゙´ !、
`i 二 .:_,-''゙;:'' _,、-'゙.:' ヽ.
゙':、._,.、-'ニ, _,:-<'゙ .:' ,.>、
,r'∠>:<ヽ ゙i ゙i, .:' ,r''",r''"ー-、
゙ヽい. ゙i,゙i ゙i ゙i ,.-'゙,.-'゙
,/゙i ト,゙!. ゙i,゙i ゙i_゙i //
/゙i゙ ゙i゙i゙; ! _゙i ゙i ゙i_゙i.//
_,,,...............,,,__
. , '"´ ``'' ー─<
/ `ヽ
」/ ``Tヽ
/ l' , -‐ー‐--..、 U
/ ! _,,,,......,,,,_ `ヽ、 .'、__,,.ィ
{/ ,>'´ ´"''ヽ、\ '、 ノ .
. }: / \i:lぃ ヾ;、 、ri'´ .
,'( ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄)ヾミ辻__.
{ ( \ / )__,,.. -‐'."
゙v、 ( <ニニ>\U/<ニニ> ノ/ミY
|r')i|入 =======リ=======ノ ,'ヾノリ
ヾ (', /__/ i\__\ ,'=;シ′
\', .l /`゛
ヽ、 、__'_,, ,. '
rlヽ、 -- ,.イフヽ、
ハ `ヽ、 /_/=、、l..
/ `r;;、 `''''''" / ';i..|.
/ /;' ! ! !l l.
ノ // ', ,' !l.!
_______________
./\______________\
./ /\ _____________ \
./ / /ヾ┌──────────────────────────
│ /_/__/ ____ 1さん、乙です。1食サービスしますよ
|=ら: ア::|/_<=Ω=>______________________
|=∫ デ |.Y /\__> || ||
|=め ス::|ミdミ  ̄ || ̄ミ || ||
|=ん =:||ヽト ― ノ∫∫∫. ∫∫∫. || ||
~~||~~~..|| ノ | ____,,,____,,, || ||
.|| || ===┻=== \__/\__/ .|| ||
┌┴┬┴┴――┴―┴―┴―┴―┴─┴―┴
│ |―┬―――――――――――――――|
│ |―┴―――――――――――――――|
│ | | ̄ ̄| | ̄ ̄| |
│ | | ̄ ̄| | ̄ ̄| |
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
_
⊂⊃ / /_
_ / 二 )
./ |_ ilI-―-、 ノ ̄ _ >1乙!わたしのことを忘れないでね
/,;(_ >、 <二ロ] |Ili-―、 / /
/ _, -― /_=( ) // /
/ヽ/ー( 、 ,ゝ、_ヽ ~ー_/  ̄~)
/ / /ヽゝ-/ / ) <ー/,;-、ー―'
( ヽ― ユ/ iゞ' / _ノ(((_ノ (○),−'
ー――' / ヽ //、 丶\__ノ
/、_ / / \ ヽ
(____ノ/ \_ヽ
_,. --=ニ"´ ``''''ー-へ、__
_ノ -===ミヾ、 ヾ、 \ー 、
/  ̄ 、 ヾWノ! ゙、
. / ,ィ!ヾ^'ー'ー-、_ 〃 ト、
. / /:/.::/ リ!:| `ヽ,. -‐‐-、 ノ!
/'"彡 l :l ( ̄ ̄ ̄\ / ̄)
.イ/ l|:l| :|'( \,,,./ / ノ,゙、
. l l!|l l : ( <二ゝ \U/∠〕 )| l :l
i | l| !|. 入 ====== リ=====ィ´| | l
レ=、、|゙ l l、 /__/ ヽ\_\| .И:|
.//´ノ ヾ ヽ / l |:l
{{ 'く \ ,. ==‐-、 / |l
.jハ、ー- _,,.. /::::::::::::ノイ / |!
. r┴三ニ-‐ヘ.゙!. |'" ̄\:::| / ノ あとどの位?
. ヾ´ |.| ', )! /
⊥...__ |.| ヽ==='゙, '==、、__
 ̄《``ヽ\  ̄ /  ̄`>ヽ
‖ `! `ー-;-‐'゙ ,.‐ニ゙-‐'゙
‖ l / /<´
〃 \/ / /
| / /
あと10kb
r'⌒`ヽ)\ ;;''""''';; /
,'((ヾ、ヽ〉 \ ∈・,,,,,,,,,,ミ /
ヾ〉( ゚∀Yi \ ,' ((ヾ、ヽ〉 /,' ((ヾ、ヽ〉 / ̄ ̄ ̄ ̄
{|  ̄[`[>ロ<]'] ̄|! \ 〉( ゚∀Y i / 〉( ゚∀Y i < ウマーイ
`,─Y ,└┘_ト─' \ ∧∧∧∧/ (つ-・つ \____
// l T ヽ\ < 新 > _。・゚・゚・。_
,く._ ' _ > どどど < 予 ス >
`ヽ`二二二´'´ < レ >
─────────< 感 の >──────────
アーヒャヒャヒャ < > l,'´((ヾ、ヽ
r'⌒`ヽ, < !!!! > )(|!゚∀Yハ シャニえもんが
∠二コ,' ((ヾ、ヽ〉 /∨∨∨∨\ (O(∇)O 35get
‖〉( ゚∀Y i / ,r'⌒`ヽ, \(_)_)
⊂ つ / ,' ((ヾ、ヽ〉 \
人 Y / 〉( ゚∀Y i \
し(_)/ ( ∩∩ ) \
/ \
,. --- 、
,. ‐'" `''==、、_
r'" ,.==、 `ヾ ‐-、_
| l r‐、 \___ ‐-ニ‐、
. | l ゙ー' ,ィ ヽ:::::::\ `ヾ、
! lゝ-' ク |::::::::::::`゙''''‐- 、___ \
\,ト,\/ 」:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ 〉
|ヽ-‐'´::::::::::::/::::_;;xヘO_:::::::::::::\/
」::::::::::::::::__;;;::== `ミ, `二‐、::::|
/::::__,._‐'''ー'''"-ェァ ヽ//´`i ヽ|
∠ ‐'"ヽ=ァ ` |! (ヽ l 〉
{/ / ) ,. / {
/ (ノ / |
ヽ、__ \ ├'゙|イ l
', =-─‐‐ l l _ノ ,ィ { 閣下、即死なさるおつもりですか?
}  ̄ ,} _,ノ  ̄ _jノ
l { ,.-''二 -──┴、
゙、__>、__,..ィT ̄ |
. | | || ll | |
| .| || トト| _ 」
} | || └' _,. ,.=='"´ ̄ \
| ,| |'-‐,ニ-‐'" _,.>-─ 、
_,. ‐ク‐ク ‐' ̄ |__ ,. ‐''"´
,. ‐'",. ‐'" 〉 / // r'''"´ ̄ ̄
`ーゝ三' r'゙ノ_ノ_,,..∠、-─'''""___,.r;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
\,r‐''"´_,,、 -─'''"¨ ̄、-' ,.r'゙,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;`;;l,
Lr‐''"´ _,,.、-_,.ィ-;;'゙;;;;;;;;;;:'';;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙i,
/ _,,.、-_,,..、-;;'''ニ、」;;;;;;; ,; ,, ;; ;;ハ「`ヽ;;;;;;;;;゙i,
/ _,,、-<:´:レ'゙f'゙「`),゙)リi;;;;;;';;' .;;;' ;;;;;リ ゙! ヾ!;;;;;;;;;;|、
/,.、-''゙( i、ト:Fヘ : : :゙:┴''"..:;!ノ|;;;;;;;;;:;;;;;;;;;ノテ、`'゙ l;;;;;;;;;;;l
´ ゝi'ー',.シ'゙: : : : ' ;';;;;;;/レi;;;;;/r'_ノ,ノ゙,;;;;;;;;iリ ここでこのスレを落とさせるわけにはいかん!!
< /;;/: ノ,イ _/,,;;;;;;;;;;/ 主砲ローエングリン開け、なんとしても容量をかせぐ!!
`! _ ''" : 「'''''');、;;;;;f
`'「 `>、 : ノ \「ヽ
ヽ,、i゙ ノ .: _、-'' _,、-''゙´ !、
`i 二 .:_,-''゙;:'' _,、-'゙.:' ヽ.
゙':、._,.、-'ニ, _,:-<'゙ .:' ,.>、
,r'∠>:<ヽ ゙i ゙i, .:' ,r''",r''"ー-、
゙ヽい. ゙i,゙i ゙i ゙i ,.-'゙,.-'゙
,/゙i ト,゙!. ゙i,゙i ゙i_゙i //
/゙i゙ ゙i゙i゙; ! _゙i ゙i ゙i_゙i.//
新スレ記念プリンです! 通常の3倍愛情入ってます。
(⌒⌒⌒)
| l |
|_l___|
( (,,(`"),,,,,)□ ワーイ プリンー イタダキマース
__ ヽd `∀´)ノ ,.-ーーー、 ゝ⌒〜,
ヽ_ノノ/ :/ ((`"^)" i (ソ~~ヾミ l,'´((ヾ、ヽ
ノ ̄ゝ ッパ (゚∀゚ /ニ| .(`∀´ b (|!゚∀Yハ
/ / 〃:::::::::/ '" " `゙''‐ 、::::::l ! !:::::::::l
// / ./:::::::/ `y′,/! ト, ./:::::::::::|
. l l! /| !:::/ / /:/ /::}/:::::::::::::l
. !|| | l !:::! .l-‐===、 ヽ / ._∠ -:::::/,/:::::::::::::::::::::/
{.゙、 || | |::::ヽl:::,.-‐==、ヾ、 }w/{ /,.=≦彡_:::::::::::::::::::::::::::/
ヽ |:ヽ|:.、 !::::::::::{! (・) .,}:\)/:::::::゙'-="f' (・) }!:::フ;;;;;;;;:::;
\::::::::\\::t、_'ー--‐'",. -、/`´\ヾ.`''ー--‐'"-,:::::|》):::::::
!::::::::::::\ :\__゙'''''"´ l'ヽ ` ̄ ̄ /:::::l彡:::::/ うだうだ言ってないでさっさと容量を稼ぐんだ!!
\:::::ミ|ヽ ̄ ̄ |::::`, /:::::::l::::::/ なんとしても保守してもらうぞ!!
. ,ィソヽ、__l! |:::::::〉 !:::::::ト/:ヽ\
,. ‐'/ |', }!/ l::::::/|::::::::::', ヽ.
,. '"´ / l:ヽ /, __, 、 /::::/:::l:::::::::::l ヽ\
/ !:::\ 巛二二二二二|} /:/::::::l:::::::::::l ヽ \
. / !::::::::\ ,,,,,,,,,,,,,_ ゙ //:::::::::l::::::::::::| ヽ
/ l:::::::::\ヽ (::::::::::::::::::> /;';/:::::::::::l::::::::::::! 丶
. / l:::::::::::::ヽ::\ `''''''''''''" /;';';/:::::::::::::l:::::::::::,'
/ l:::::::::::::::::\:丶、._,. -';';';';'/:::::::::::::::l::::::::::::
/ !::::::::::::::::::::\:\;';';';';';';/::::::::::::::::::::ト,::::::::::
__//⌒\ヾ / .! !
| i,,ゝ ),i// / !'⌒.! うざーい
i/⌒ ⌒ / / ! !
/ /'| |/i./ /!'⌒.!
/ /| | | i / ! ! ,.-ーーー、
/ / | | |. i./ /"~/ ((`"^))゙ i
ヾ彡" | / ヽ. i / / ,へ (゚Д゚ <ニ7 まだまだ
/ / ̄ ̄ヽ \/ / |\c、 / ヽ
/ / \. \ / \) |、 / | / /
/ .i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄i ヽ \/| / /
/ /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄i \ ノ / /
/ / | | | | ゝ⌒ー─ ノ
/ / |______ヽ \.| / ̄`──')
/ / \,,ノ / / / /
ヽ─" ,ゝ⌒〜,' \ \/ /
. ( ソ~~ヾミ ピコ \ / /
d `д) __ / /
/ ⌒ヽ_____ r// ピコ / /
/ \_____、_ノ / /
/ / / /
| | / /
| 、_ (__)
_ヽ__ ヽ
 ̄ ̄ ̄ / / 32KBまだー?
/ /
あと1kb
/..:::::::::/:__,.v-‐-| :::::::/ ::::..\
/..::::::::::::/''"´ / .:::::;イ :::::::::..ヽ
/..::::::::::::/ ∠イ/7,.イ:::::::::::::',
,",' l :: ::::::::! 、 ヾ__,ク=-く l::::::::::/:::l
,' ', : :::::├-、__ノ} ` '゙‐・-‐ /:::::;ィ':::::::|
l∧, ヽ、ヾ、! /´。ン ノ -‐''" Yミv
{ ヾ;、 、.`<`"´ ヽ )ソノ
`''‐-〒‐ ,. -─-ヾ, f_/! ぃやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
|l、 、fレ'´ ̄``~リ | |::: | 保・守!!
ヾ=、 ヾ,ィ____,.ク´ ノ |:::l:l
\ `'─‐'''´ /_,ノ`iトヽ
ヽ  ̄ ∠‐'":::::::::|、
/`7''''''"!::::::::::::::::::/ ヽ、
_ ,./|::::;i l:::::::::::::::/ l`‐ 、
_,. -‐ ''"´/ l::/ :〉へ/:ヽ::::::::/ '、 `"'' ‐- 、
,. -‐ '''"´ / ,.l/:::/ |::::::ヽ;;/ヽ `、
/ <´ / |:::/ |::::::::::/ `、 ,>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ!:::::::/ ヽ,_,.∠.....___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ゙、::/ /
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. Y , '´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、::::::::. l ,. '´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::: | /
ホシュって美味いー?! 喰うな!!
r'⌒`ヽ ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、
´((ヾ、ヽ) ( ソ~~ヾミ i "((`"^) おらおら、32KBまでもう少し!!
(|!゚∀Yハ d`∀´) (ニ7゚Д゚)7
( O┬O ( O┬O ( O┬O
◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
,.r''" ヽ,. ヽ ,/: : : : : : : : : : : : :
,.r'.___ __,,... --──一’゙、 _,......-`r': : : : : : : : : : : : : : : :
,.r'_,.-''" `フ´: : : : : :_;:.:..:..:..:..:..:._''": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
r''-'" /: : : : ,.r '',"r‐'''''¬=;ー-ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : :/
`ー‐-、._ `ヽ、 /,/''`゙ ': :,r 一-、゙ヽ, ゙ヾヾ: : : : : : : : : : : : /
: : : : : : :`ヽ、_<ヽ/{::: 、::ヽ. @ ゙、. !、 ゙:, `ヽ、: : : : : : : : :|
: : : : : : : : : : :゙ヽ'、:: ミ=、;;;;jェ,::`-, ,ノ_,ィ,ノ゙ヾ、 : : : : : |
|: : : : : : : : : : : : `:、  ̄""´ ニ、r、,ノ,.._゙、 ゙、 : : : : |
`7¬ヽ、: : : : :|\: :\ ゙、:f"eヽ`゙; }| : : : /
/ ,>、: :.| ヽ、゙、 ,. _ ,/::ヽ_,..!リ'ノリ: : : :/ 保守!
__/,..,-ヽ:| ゙、゙、 ,.:,.r-'"-`ヽ、 /'"/: : : :/
,イ Y゙、゙、 ゙! ゙; / `ヽ、. `ヽヽ ,/ /: : : :/
. ! ゙、`、ヽ.|! ゙ヽ. } 7' ./ ,ノ`ヾ、/
゙、 ゙、`、 | `ヽ、 /), ' ,.-',.-''´ _,/
:゙、 ゙、ヽヽ、 /ヾヾ'、_/,/ ,..ィ''/
、 `、 ゙、\\ / ``ーYf-,..-''",.イ\
.`、 ヽ. `、 ``ヽ / //´ ,;イ: : ゙、 ゙ヽ、
_,,... - '´.. .: : :: : : :`゙'' .、
,. ‐'"..: :: ::,'_::´_-. . . . . . : : : .\
,. - '.: :: : :: : ::, ' ...-`‐ . . . . . . . : : : .ヽ
, ' -',:'; :; ;:: :: ::,..' `...; . . . . . . . .. . : : : : .'、
, '. :'."/..;':; // lヽ::i:::\` . . . . . . . . . .:::.. : : : : . .'、
. , ' . : :: : : ::´ ': : :.!_,. -‐''.i. .、. . . l、. :!. . :::,、:. : : : : . .ヽ
_; ' . . . ..:: : :: : : :: ; :.', !:.|.l. : ,'-! ,l: : ./ !.: : : : . . . .\
,.' _:: : : ,: :,: : .,! .,.| l.:l !., ',..,l,'=',:./'' .l: :: : : : : : : . .`' ..,,___
,', '´., ': :,. ' , ' : .:::.ノi'"` l' |' ゞ-'/" '゙l: : : : : : : : : : : : . . . . .
, ' _ _ ..:: .::,.く-ri7"ヾ ./ .: : : :. : : : : . . . . . . .
' " /: ::, '´: : ヽゞ'"´ ,' : : /: . : : : :: ::::.. : : : . : .. . . .
, ' :: ::, ': :;' : ::: :: '、 ヽ , .,.'. .:: : : :./:: ::. ::. : : : . . . .
,. ' : :: :, ': : ::; :: : : ::......' .、 ‐'"´ /.:, '. : : :./ ::: :::... : : : : : : : : .
,. ' ... ' :: : : ,' : : :: :::::::::::::` ' - ., ,..:':,: ,:' : : :: ,:'`'ー- :;_: :: : : _::__;,..
.. ' ... .. ' . .:: : :: :: :;' :: : :: : :::::::. :::::::::::::::::,`://:: : ::/  ̄ ̄
.'.. '. '´ .. :: : ::: :: ::! : : :: :: ::: :: : : ::::::;: 7,:' `/:: :/
.:,. ' , ' .. :: : :: ::: : :: :_:! : :: :: : ::: ::;. : - '" ./' /: , '私の想いが、このスレを守るわ。
,.' ::' ' :: ,. - '´ ! : : :: :;: '´ l' ; ,.'
,' ,.. , ' , ' l : : ,.' ,''
今36KBだからもう大丈夫だべ。
,.-ーーー、
i "((`"^)
(ニ7#゚Д゚)7 <おっさん、少しは静かにしろよ
/⌒ ヽ
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〃ヽ ) |
r'⌒`⌒ヽ|
( (,,(`"),,,,,)|
ヽd `∀´) ノ ♪チイサイッテイイナ
/  ̄ | / カイモノブクロデラクチンダ〜
U | デモハヤクモドリタイ〜
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\_ /
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(_ヽ
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i "((`"^)
(ニ7#゚Д゚)7 <おっさん、少しは静かにしろよ
/⌒ ヽ
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ヽd `∀´) ノ ♪チイサイッテイイナ
/  ̄ | / カイモノブクロデラクチンダ〜
U | デモハヤクモドリタイ〜
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(_ヽ
_,,,...............,,,__
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/ `ヽ
」/ ``Tヽ
/ l' , -‐ー‐--..、 U
/ ! _,,,,......,,,,_ `ヽ、 .'、__,,.ィ
{/ ,>'´ ´"''ヽ、\ '、 ノ .
. }: / \i:lぃ ヾ;、 、ri'´ .
,'( ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄)ヾミ辻__.
{ ( \ / )__,,.. -‐'."
゙v、 ( <ニニ>\U/<ニニ> ノ/ミY
|r')i|入 =======リ=======ノ ,'ヾノリ オサーン、最近パピヨン仮面が
ヾ (', /__/ i\__\ ,'=;シ′流・行!してるみたいだぜ
\', .l /`゛
ヽ、 、__'_,, ,. '
rlヽ、 -- ,.イフヽ、
ハ `ヽ、 /_/=、、l..
/ `r;;、 `''''''" / ';i..|.
/ /;' ! ! !l l.
ノ // ', ,' !l.!
/..:::::::::/:__,.v-‐-| :::::::/ ::::..\
/..::::::::::::/''"´ / .:::::;イ :::::::::..ヽ
/..::::::::::::/ ∠イ/7,.イ:::::::::::::',
,",' l :: ::::::::! 、 ヾ__,ク=-く l::::::::::/:::l
,' ', : :::::├-、__ノ} ` '゙‐・-‐ /:::::;ィ':::::::|
l∧, ヽ、ヾ、! /´。ン ノ -‐''" Yミv
{ ヾ;、 、.`<`"´ ヽ )ソノ
`''‐-〒‐ ,. -─-ヾ, f_/! ぃやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
|l、 、fレ'´ ̄``~リ | |::: | いまさらだけど 1乙!
ヾ=、 ヾ,ィ____,.ク´ ノ |:::l:l
\ `'─‐'''´ /_,ノ`iトヽ
ヽ  ̄ ∠‐'":::::::::|、
/`7''''''"!::::::::::::::::::/ ヽ、
_ ,./|::::;i l:::::::::::::::/ l`‐ 、
_,. -‐ ''"´/ l::/ :〉へ/:ヽ::::::::/ '、 `"'' ‐- 、
,. -‐ '''"´ / ,.l/:::/ |::::::ヽ;;/ヽ `、
/ <´ / |:::/ |::::::::::/ `、 ,>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ!:::::::/ ヽ,_,.∠.....___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ゙、::/ /
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. Y , '´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、::::::::. l ,. '´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::: | /
お子様に
お菓子ドゾー ありがとうございます 良かったな、オッサン。
,.-ーーー、
/<=Ω=> r'⌒`⌒ヽ ((`"^))゙ i
(ヾ((´`ヽミ ● (,.,(`"),,,,) ) (゚Д゚ <ニ7
ヽd ゚ヮ゚ノ丿 (`∀´ b/ と し )
ノ/ / ⊂ ⊃ | | |
ノ ̄ゝ uーu (_(_)
お菓子をもらいましたよ!
さあオルガ、食べなさい いやオッサンがもらったんだから
オッサン食えよ・・・
,.-ーーー、
/<=Ω=> r'⌒`⌒ヽ ((`"^))゙ i
(ヾ((´`ヽミ ( (,,(`"),,,,,) (゚Д゚ ;<ニ7
ヽd; ゚ヮ゚ノ ヽd*`∀´)● ⊂ し )
ノ/ /) ⊂ ⊃ | | |
ノ ̄ゝ uーu (_(_)
>>さあオルガ、食べなさい
他人からみたらかなり面白い風景だぞw
おっさんなかなか戻らないな。
てか、何でちっさくなったんだ?
>55
ある日目が覚めたらこうなってた
,.-ーーー、
r'⌒`⌒ヽ ((`"^))゙ i オッサン、俺が小さい頃着てた服
( (,,(`"),,,,,) (゚Д゚ ;<ニ7 なかなか似合うじゃねーか!
どうでしょう? ヽd*`∀´) ⊂ し )
⊂||∞||つ | | |
|_|_|_|_| (_(_)
∪∪
>>57 似合ってるw
坊ちゃんズボン。なんかコナン状態だな。
前スレ938でシャニが「『アレ』のせい」とか言ってるんだが、
まさか…。
,,. -‐''"´ ̄´"''ー- 、
,. '´ -‐‐-、 \
/'" ヽ、 ヽ、
/ / ,:::::.. ....., \ ゙、 どこで予約やってるんだよォ!
〃 / / ̄ ̄ ̄ヽ ヾ }
{! i { ,. ノイ j| i ,'
─────ォ! |! |ト=-> ヾー=∠.ィ'ソ ノ以/、_
::::::::::::::::::::::::〃l\ トン'´oヾ 、 '"o``T" )::))ヽ `ー-、
::::::::::::::::::::〃:::::!_,.>t-`''''"' ヾ`'''''"' '゙_,.イ l \ ゙ ̄´"''ー- .,
::::::::::::::::〃 ::::::::l '、u 〈 /::::! | `丶、
___〃::::::::::::::l ヽ、 r====:、 /:::::l | ,. -‐-、
;;;;;;;;;;;;`!:::::::::::::::::l /\ヽ__ノ u,.::':::::::::::| l / .:::
;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l. / ヽ, ̄ _∠::::::::::::::::l ! // ::::
;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l / / ! ̄:〈::::. `>::::::::lヽ ! /
;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l _,>‐'゙ |::::::::::>rく:::::::::::! \┘ :!: /.:l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::lヾ !:::::::::! | i::::::::;' `'ー-、 l:| :!.:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l. ヽ !::::::::|: l::::::;' / ',:、!:::/ .l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l ヽ ゙、:::::|: !:::;' / ヾy′:/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l \ ヽ::|:::::::::::|/ / / .:/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l \ \:::::::::l / \/
↑ダレだよ!RPG板にムル太を貼り付けた香具師は!!
種関係のAAなんてそこらじゅうにドカドカ貼ってあるよ。
( (,,(`"),,,,,) まったく。他所の板にこんなもの貼るなんて
ヽd;`∀´) ダメダメですねえ…
───────
i "((`"^) …まさか、貼ったのおっさん自身じゃないだろうな?
(ニ7゚Д゚)7
( (,,(`"),,,,,)
Σ ヽd;`∀´) あ、青き清浄なる世界のためだったんですよ…
〆⌒⌒`ゝ <ヒイロ・ユイ>
|λノヽ)ヽ) ・Wからのゲストキャラ。アズラエルに雇われ、常夏3兄弟のピンチを
( -"-) 救ったりしている。ちなみに報酬はリリーナの盗撮写真らしい。
∧_∧ <デュオ・マクスウェル>
ハvルWV) ・Wからのゲストキャラ。シャニの友人で、フォビドゥンの鎌は彼が
8(; ・∀・) プレゼントしたものらしい。
>63
i "((`"^)
(ニ7゚Д゚)7 <そういえば、あいつら今どうしてるんだろうな?
━━━━━━
( ソ~~ヾミ
d `∀´) <便りがないのは元気!な証拠!
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i <デュオ見てたらチョココロネたべたくなる〜
∧_∧
ハvルWV)
8(; ・∀・) どうしてチョココロネが!?
そりゃサリィポォ
お父さんと一緒
『ひとりでできるもん 〜クッキーを作ってみよう〜』
私が小さくなって数日が経ちました。一向に元に戻る気配はありません。
サザーランドは毎日毎日小言を言いに来ますし、
お菓子大佐は毎日毎日お菓子を持ってやってきます。
わざわざお菓子を持ってきてくれるのはありがたいんですが、
マイサンたちにはやはり、私の手作りのおやつを食べさせたいわけでして…
「おっさん! 今度は一体何やってんだよ!」
お昼ご飯の後おやつを作ろうと台所に立つと、早速オルガが飛び込んできました。
まったく、せっかちさんですねぇ。そんなに私のおやつを食べたいなんてw
「見ての通りおやつを作っているんです。今日のおやつはクッキーですよ。
私もそろそろ、手作りのクッキーが食べたいですしねぇ」
「わーいクッキーだー…って喜んでる場合じゃなくって!!
おっさん、危ないから椅子から降りろよっ!!」
オルガはひょいと私を椅子から持ち上げると、床に降ろしてしまいました。
小さいままだとテーブルにも届かないため、椅子に立って作業をしていたんですが…。
「オルガ、まだ作りかけなんですよ。邪魔をするなんてダメダメな子ですねぇ。
でも、今日のは型抜きクッキーですから、あとでいくらでもお手伝いさせてあげますよ」
「ホントか!? …ってちっがーう! そうじゃなくって!
ちっさいままでお菓子なんて作ったら、また失敗するって言ってんだよ!」
私が小さくなってからというもの、オルガは何かと私の事を心配してくれるんですが、
今日のはちょっと心配しすぎじゃないでそうか。
私は意を決すると、オルガに言いました。
「…あのね、いいですかー? 確かに私は今小さいかもしれない。でもね、
お菓子にはもっと、小さくたって作れる、簡単なものがあるんですよ」
私が優しく諭すように言うと、オルガも納得してくれたようです。
「まぁ…、確かにクッキーぐらいならな、
でも、またおっさんがへましないように見張っといてやるよ」
そう言って、今度は私の乗った椅子をしっかりと押さえてくれました。
ホントに優しいいい子です。
「おっさ〜ん、何やってんの?」
「料・理! 製・造!」
しばらくすると、今度はシャニとクロトが台所にやってきました。
「クッキーを作っているんです。今日は型抜きクッキーですよ」
私がクッキーを作っていることを告げると、二人は目を輝かせてお手伝いを申し出ました。
「おっさーん、俺も俺も〜」
「僕も〜、手伝い! 型抜き!」
ぐるぐると私の周りを回りながらさばりついてくる様子は愛しいのですが、
あんまりまとわりつかれるとなかなか作業が出来なくて…。
「今はまだ待つんだよ、まった失敗して苦しい思いをしったいのか!」
お兄ちゃんのオルガが一喝します。二人ともちょっとびっくりしてますね。
「まだもうちょっと、型抜きができる段階になったらお手伝いしてくださいね」
「じゃぁそれまで待ってる〜」「観・察!」
え? 二人ともじっと見てるんですか? なんだか照れますねぇ。
〜型抜きクッキーの作り方〜
バターはあらかじめ冷蔵庫から出して室温に戻しておきます
粉類はあわせて振るっておきます
1.バターをボールに入れ、泡だて器で白っぽいクリーム状になるまでかき混ぜます。
2.砂糖を入れて、ザラザラ感がなくなってなめらかになるまで混ぜます。
3.ときほぐした卵を少しずつ加えながら混ぜます。
4.牛乳・バニラエッセンスを加えて混ぜます。
5.泡だて器をはずして、粉類を振るいながら入れ、こねすぎないように混ぜます。
6.軽くまとめて、冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
「さぁ、マイサンたち! お手伝いの時間ですよ〜。
頑張って型抜きをして下さい」
「オラオラオラ〜っ!」
「お前〜、お前〜、お前〜!」
「僕はね、僕は…!」
三人とも思い思いに好きな型を選んで型抜きをしています。
オルガはネコ。シャニは狸、クロトはイルカの型がお気に入りのようです。
額を合わせるような格好でクッキー生地を囲んで型抜きをする様は本当に微笑ましくって、
私はとっても嬉しくなりました。
「ちゃんと型抜きは出来ましたか? では早速焼きましょう!」
7.150〜160℃のオーブンで焼く。焼きあがりは15分から20分くらい。
チンッ!
どうやら焼きあがったようです。こんがり綺麗に焼けた動物型のクッキーがオーブンから出てきました。
「あー、君たちぃ、焼きたては熱いですから、いきなり食べてはいけません。
分かってるね?」
…と、私が言った時にはすでに遅かったようです。
焼きたてのクッキーを口に放り込んだクロトとシャニが、慌てて口を押さえたところでした。
「熱! 熱! 熱! 熱!」
「はぁ〜! 熱いっ!」
「お前ら何度苦しい思いをしたら分かるんだよっ!」
すぐにオルガが水を注いだグラスを二人に手渡しました。さすがはお兄ちゃんですね。感心です。
そのあと、二人がやっと落ち着くと、四人でおやつタイムになりました。
「美味し〜い」
「美・味!」
シャニもクロトも喜んでくれています。
二人とも自分で抜いたクッキーを持ってはしゃいでいました。
オルガは…
「何だコリャ、焦げてる!」
…スミマセン、最後に取り出そうとして転んでしまい、オルガの型は焦げてしまったんです…。
しかし、久々に作った手作りのお菓子はやっぱり美味しいですね。
これから小さくてもできる簡単なお菓子の研究でもしましょうか。
>65
r'⌒`ヽ. ∧_∧
,'((ヾ、ヽ〉コロネー ハvルWV)
〉( ゚∀Y i つ8(; ・∀・) ってオイそれはおれの三つ編み・・・
∧_∧ シャニのためにコロネ買ってきたぞ!
ハvルWV) コロネドゾー
8(; ・∀・)つ8
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i うわ〜い!ありがとー。
シャニがコロネを食べたいと言い出しました。
なんでも、お友達と話していてそんな気分になったそうです。
それなら夕飯の買い物に行くついでにコロネを買ってきましょう。
「やだ〜、おっさんが作って〜。おっさんの手作りがいい〜」
え? 私が作るんですか? コロネを?
「おっさん料理上手じゃん。この間だってクッキー作ってくれたし〜」
それは…、確かに先日マイサンたちとクッキーをつくりましたが、
コロネは今まで一度も作ったことないので美味しく作れるかどうか…。
「大丈夫〜。おっさんなら平気だって〜」
そこまで言ってくれるなんて…、そんなに私を信頼してくれているんですね!
ならば作りましょう! シャニのためにっ!
「あ、ずっるーい! シャニだけ? 僕にも作ってよ!」
もちろん、クロトのためにも作りますよ。クロトは何が食べたいですか?
「僕はね、僕は…、クロワッサン!」
オルガ、あなたは何がいいですか?
「今はバターロールを作るんだよ、また苦しい思いをしたいのか!」
では早速作りましょう!
まずはイースト菌を発酵させて、強力粉を…
ドンッ! ガシャンッ!! ガターン! ボフンッ!! 「ゲホゴホ!!」 カランカランクワン…
「だ…、大丈夫かおっさん!?」
「真・白! 粉・類!」
「おっさん椅子から落ちた〜」
小さい体でパンはちょっと難しかったようです。
r'⌒⌒ヽ,お夕飯は何鍋がいいですか?
獅子鍋( (,,(`"),,,,,) ζ∫
,.-ーーー、ヽd `∀´)っ旦~ ζ ,ゝ⌒〜,'
i "((`"^)\ ̄(<ミ彡田>)\ ( ソ~~ヾミ 僕はね、僕は…鴨・鍋!
(ニ7゚Д゚)7 \ゝ二二ノ \ (`∀´*b
( つ ※\_____\※\ヽ
.( ( \※ ※ r'⌒`ヽ  ̄ \ | │
\ \ ※ ※ ,'((ヾ、ヽ〉雑炊〜ヽ
\ `ー──'〉( ゚∀Y i─‐' \
ゝ、,___○__○____〉
77 :
愛子:03/11/09 00:00 ID:n+0l71+h
愛子のURL先はウイルスのため危険
キラフレ厨いい加減氏ね!!!公式はキララクなんだよ!!!!
勘違いしてんじゃねぇよ!!!カプで一番人気ないくせに!!!
キラはラクスを選んだんだっつの!!!フレイなんて恐怖&トラウマなんだっつの!!!!
この精神異常者の集まりめ!!!キラフレ厨は世界で一番迷惑!!!氏ね!!とっとと刑務所行けや!!!
公式はキララク、雑誌・グッズ・本編・小説・OP・ED・主題歌、何を取ってもキララクなんだよ!!!
キラフレ厨はいい加減滅亡しやがれ!!!!キモイからさっさと氏ね!!!!
キラフレ布教活動うっとうしいんだよ!!!とっとと氏ね!!!消えろ!!無くなれ!!!散れ!!去れ!!!氏ね!!!
シャア板から消えろ!!!みんな迷惑してんだよ、キチガイ軍団ははよ失せろやぁぁぁああああ!!!!!
>>79 えーっと……どこを縦読みしたらいいのかな?
>79
誤爆?
マルチだよ。
放置しる。
∧_∧ ムルタにもコロネを!
ハvルWV) コロネドゾー
8(; ・∀・)つ8
( (,,(`"),,,,,)
ヽd;`∀´) デュオ君コロネどうも!
なんかアンパンマンの
「僕の顔をお食べ」っての思い出した
>>85 ∧_∧
ハvルWV) オサゲドゾー
( ・∀・)つ8
デュオ、新しいヅラよ!!
>88
≡ ∧_∧ ∧_∧
≡ ハvルWV) ハvルWV)
≡ 8 ( ・∀・) <・・・ん?
∧_∧ ≡ ∧_∧
ハvルWV) ≡ ハvルWV)
8(;・∀・) <オレはヅラじゃねえよ!
∧_∧ 〃⌒`⌒ヽ
俺はヅラでも ハvルWV) l, (`')从 i ナカーマ!
若禿でもねえよ! 8(; ・∀・)人(´∀`*<,i
(,,(`"),,,,,) ……ちなみに、私はヅラではありませんよ
ヽd;`∀´)
━━━━━━
i "((`"^) 誰もそんなこと言ってねえだろ、おっさん
(ニ7゚Д゚)7
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉 ア “ヅラ” エル〜?
〉( ゚∀Y i
━━━━━━
( ソ~~ヾミ おっさん、ヅラ疑・惑!
d `∀´)
,,. -‐''"´ ̄´"''ー- 、
,. '´ -‐‐-、 \
/'" ヽ、 ヽ、
/ / ,:::::.. ....., \ ゙、 私はヅラじゃない!!!
〃 / / ̄ ̄ ̄ヽ ヾ }
{! i { ,. ノイ j| i ,'
─────ォ! |! |ト=-> ヾー=∠.ィ'ソ ノ以/、_
::::::::::::::::::::::::〃l\ トン'´oヾ 、 '"o``T" )::))ヽ `ー-、
::::::::::::::::::::〃:::::!_,.>t-`''''"' ヾ`'''''"' '゙_,.イ l \ ゙ ̄´"''ー- .,
::::::::::::::::〃 ::::::::l '、u 〈 /::::! | `丶、
___〃::::::::::::::l ヽ、 r====:、 /:::::l | ,. -‐-、
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,' ((ヾ、ヽ〉 ∧_∧ デュオのズラ食べる〜?
〉( ゚∀Y i ⊃ハvルWV) 結構おいしいよ。
━━━━━━
i "((`"^) いらん!
(ニ7;゚Д゚)7
━━━━━━
( ソ~~ヾミ んなもん食うな、馬鹿!
d;`Д´)
Wで若禿といえば五・・・
うわやめろ何を(ry
/<=Ω=>_ 閣下、新しいカツラが出来ましたが
≡ - -| またいつもの場所に隠しておけば
ヽdノΑ/r'⌒⌒ヽ, 宜しいでしょうか?
(つ ( (,,(`"),,,,,)
| | |
(_(_)
,,. -‐''"´ ̄´"''ー- 、
,. '´ -‐‐-、 \
/'" ヽ、 ヽ、
/ / ,:::::.. ....., \ ゙、 てめぇ、抹殺!!!
〃 / / ̄ ̄ ̄ヽ ヾ }
{! i { ,. ノイ j| i ,'
─────ォ! |! |ト=-> ヾー=∠.ィ'ソ ノ以/、_
::::::::::::::::::::::::〃l\ トン'´oヾ 、 '"o``T" )::))ヽ `ー-、
::::::::::::::::::::〃:::::!_,.>t-`''''"' ヾ`'''''"' '゙_,.イ l \ ゙ ̄´"''ー- .,
::::::::::::::::〃 ::::::::l '、u 〈 /::::! | `丶、
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i "((`"^) やけに不自然な前髪だと思ってたが…
(ニ7゚Д゚)7 やっぱり、ヅラだったんだ。
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉 かつらウザ〜イ♪
〉( ゚∀Y i
━━━━━━
( ソ~~ヾミ おっさん、ヅラ外してくれよ!
d `∀´)
髪の上から自分と同じ髪型のヅラを被り、おっさんヅラの意味ないじゃんっ! というツッコミでウケを狙おうと…
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,)
Σ ヽd;`∀´) ・・・・・
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,)
ヽd `∀´) そこまでバレていたとは・・・
,. --- 、
,. ‐'" `''==、、_
r'" ,.==、 `ヾ ‐-、_
| l r‐、 \___ ‐-ニ‐、
. | l ゙ー' ,ィ ヽ:::::::\ `ヾ、
! lゝ-' ク |::::::::::::`゙''''‐- 、___ \
\,ト,\/ 」:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ 〉
|ヽ-‐'´::::::::::::/::::_;;xヘO_:::::::::::::\/
」::::::::::::::::__;;;::== `ミ, `二‐、::::|
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∠ ‐'"ヽ=ァ ` |! (ヽ l 〉
{/ / ) ,. / {
/ (ノ / |
ヽ、__ \ ├'゙|イ l
', =-─‐‐ l l _ノ ,ィ {
}  ̄ ,} _,ノ  ̄ _jノ プッ。
l { ,.-''二 -──┴、
゙、__>、__,..ィT ̄ |
. | | || ll | |
| .| || トト| _ 」
} | || └' _,. ,.=='"´ ̄ \
| ,| |'-‐,ニ-‐'" _,.>-─ 、
_,. ‐ク‐ク ‐' ̄ |__ ,. ‐''"´
,. ‐'",. ‐'" 〉 / // r'''"´ ̄ ̄
ム ル タ 、 必 死 だ な 。
‐=≡へヘ __
‐=≡〃⌒⌒ヽ i ヅラ ‐=/<=Ω=>_
‐=≡ ((〈 ^ リ))彳 i ↓‐= ≡ - -|
ヽd;`д´) ‐=≡ ||´∀`*||从r'⌒`⌒ヽ d*ノΑ/
⊂ ノつ -=≡/つ ._.つ( (,,(`"),,,,,)⊂ つ
人 Y ‐=≡人 Y ‐=≡人 Y
し (_) ‐=≡し'(_) ‐=≡し (_)
>>101 ヽ
丿
,. -‐ヽ--‐ー-
/ `丶
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/ 、 サザラン、僕のカツラ・・・・・
1 |
─────ォ | =-> ヾー= 、_
::::::::::::::::::::::::〃l ン'´oヾ 、 '"o``T" )::))ヽ `ー-、
::::::::::::::::::::〃:::::!_,.>t-`''''"' ヾ`'''''"' '゙_,.イ l \ ゙ ̄´"''ー- .,
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___〃::::::::::::::l ヽ、 r====:、 /:::::l | ,. -‐-、
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ドクシャと寝るとホカホカ〜
___ r'⌒`ヽ, ________
/ ,'((ヾ、ヽ〉 ∧∧ )
/ ( ̄〉( ゚∀Y i (`∀´) ̄0 /
/~ ̄ ̄ ̄⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ̄ ̄ ̄)
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(_______________ノ
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./::::::::::: r  ̄ ̄ :::::::..... <。゙yi やるならいなしかないな…
/::::::::::: 人 :::::::::::::::. ̄、{ ニヤニヤ
|:::::::::::. l __`ー-、.__,,.ノ! !
|::::::::::::. \ ..`..____' / |
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_______ヽ::::::::::. ___ \_ ̄~^/ ,/_」 l_l l l ...l⌒l____
...l l .l .l l ...l ̄
∪ .l .l l ...l
∪.∪...∪
107 :
106:03/11/12 22:29 ID:???
やるなら今しかないな ですた・・・_| ̄|○
久々にキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!んだが…
心が癒されるスレだな。
てっきり次スレはもう立たないのかと思ってたよ…
私が小さくなって、かなりの時が流れました。が、一向に元には戻れません。
業を煮やした私は、ブルーコスモスに総力を挙げて、私を元に戻すクスリを
開発させることにしたのです。
そして数日後…
「閣下。とうとう“大きくなる”クスリが完成いたしました」
おお、サザーランド! 待ちわびていましたよ。さあ、早くそれを私に!
「おっさん…クスリに頼ると後で苦しい思いをするぜ」
「どうなっても、ボクは知らないよ!」
「ダメだよ、クスリは。まずいんだぜ、あれ」
マイサン達が私を気遣ってくれています。なんて優しい子達なんでしょう。
しかし私は、あなた方の為にも一刻も早く元に戻りたいんです!
意を決した私は、一気にクスリを飲み干しました。
そして…
‐=≡ / )
‐=≡ / /
‐=≡ / /⌒`⌒ヽ ちょっと待ちなさい、サザーランド!
‐=≡ / /(,,(`"),,,,,) , -つ これは一体どういうことです!?
‐=≡ / /d;`∀´) ./__ノ
.‐=≡ / \ ./ /
‐=≡ | へ/ /
‐=≡ | レ' /、二つ
‐=≡ | /
‐=≡ / /
‐=≡ / / /<=Ω=>_
‐=≡ / / ≡ - -| 大きくなれたんだから
‐=≡ / ノ ヽdノΑ/ いいじゃありませんか…
‐=≡ / / ≡ ⊂ ._.つ
‐=≡ ノ / = 人 Y
‐=≡ ⊂ -' ≡ し (_)
…半日後、クスリの効果が切れた時、私はまたちびっちゃい姿に戻っていました_| ̄|○
スレの流れ(ずらミニマム化)にそぐいませんが、SS投下します。
ボクがゲームの次に好きな事。それは、イタズラ。
二字熟語に変換出来るし、何より相手が驚いたり、困ったところを見るのが新鮮で
なかなか楽しい。今日もひと暴れするか!
まず、ボクはおっさんの部屋に向かった。パソコンつけっ放しで寝ちゃってる。好・機!
いざという時にとっておいた『アレ』を、そっとおっさんのスーツのポッケに詰め込んだ。
そして廊下を歩いているおばさん―――艦長さんに声をかける。
「おば………艦長さーん。おっさんが呼んでるよ」
「アズラエル理事がか?分かった。有難う、ブエル少尉」
そう言うと、艦長さんは部屋へと入っていった。ウフフ、『アレ』を見た時の艦長さんの
顔が眼に浮かぶよ…。
「理事ィーーーーーーーッ!!!!!!」
おお聞こえてきた!
「な、誤解ですってナタルさ……」
「いくら人間が腐ってるからって、こんな事するとは思ってもみませんでした!元から
ですけど、見そこないました!!!!」
パァン、と乾いた音がして、おっさんの部屋から顔を真っ赤にした艦長さんが出てくる。
ボクは通路の陰で、笑いをこらえるのに必死だった。きっと部屋の中じゃあ、ワケも分か
らずビンタを食らったおっさんが呆然としている事だろう。ボクが何をしたかっていうと………。
すこし前に、艦長さんの部屋から『アレ』をくすねてきた。『アレ』とは……女の人が胸に
つける下着。ちちばんどっていうの?それがおっさんのポッケに入ってるもんだから、
艦長さんは自分の下着をおっさんに盗まれたって思ったワケだね〜。我ながら完・璧!な
計画だよ。実を言うと、あの二人のケンカは見てて面白いんだよね。あ〜スッキリサッパリした〜!
日頃のストレスも発散出来るし、一・石!二・鳥!
次のターゲットはオルガだ…。
アイツいっつも兄貴面してて偉そうだから、ひと泡吹かせてやる…。
部屋に足を運ぶと、オルガはベッドの上でウンウンうなっている。
ボクが入って来た事にも気付いてないのかな…。
「うーん、レイコさーん…レイコさーん…」
と呟きながら、眼下に持ってきた一枚の女性の写真を見つめて、
ゴロゴロ転がっている。なんだこのきもい行動をしてる人は。
「オルガ!」
ボクが名前を呼ぶと、当の本人はビクッと跳ね上がり勢い良くベッドから転がり落ちた。
「もしもし?オルサブ、大丈夫ですか?」
呼びかけても返事無・し!一番の年上が何て様だよ…。どうやらオルガは気絶してるらしい。
「……ん?」
ふと、ボクは机の上にあるモノを見つけた。古びた感じの一冊の本。表紙のあちらこちらは
破けていて、何度も読んだ事を思わせる手垢が染み付いていた。
「何コレ。ボロボロ…。よーし、親・切!なボクが廃品回収に出しといてあげよう」
勿論これは建前。オルガはああ見えて物を大切に扱う奴だから、こんなボロ本が無くなっても
慌てるに違いない…。オルガが起きる前にどっかに隠しとこーーっと♪
ボクは気絶したままのオルガを置いて、部屋を後にした。
最後の標・的!はシャニ。アイツは普段何考えてるか分からないし、報復が恐そうだから
ちょっと気が退けたけど、軽ーい悪戯を仕掛ける事にした。
シャニは休憩室のソファで寝てた。寝てる人ばっかな気がする、この艦…まぁいいや。好都合。
「やっぱ悪戯の定番と言ったらコレだよね〜」
きゅ、きゅ、きゅ
「完・成!」
ボクの眼の前では、相変わらずシャニが寝てる。……顔に落書きされまくったシャニが。
額に肉は勿論、ドラいもんのヒゲや、ほっぺのうずまきも描いてあげた。瞼にも瞳をつけ足して、
ホラ完璧!心優しいボクは水性ペンで描いたから、洗えばすぐ落ちるよ…。シャニもそんなに
怒んないだろう。
ついでにアイマスクにも眼を描いて、その場から立ち去った。
あー面白かった!あとは誰をからかおうかなー?
そんな事を思いながら艦内の廊下を歩いていると、曲がり角で誰かとぶつかった。
「ってーな!気をつけろよ!」
「クロト!探しましたよ!」
「…って、おっさん!?」
おっさんだけじゃない。艦長さん、オルガ、シャニ――ちょっと前まで爆睡してた
じゃねーか!――がいる。
「貴方、自分が何をしたか分かってるんですか?」
「ボ、ボクは知らないよ〜」
いつもより強い口調でおっさんが言う。少し恐いけど、ボクは適当にはぐらかした。
「オレの顔に落書きした〜〜〜……」
「私の下着を勝手に持ち出したな!!」
「そしてそれを私に持たせて、犯人に仕立て上げたでしょう。とぼけたってダメダメです。
貴方の行動は、す・べ・て!監視カメラに収まっているのですから」
艦長さんに引っ叩かれたらしい、赤くなった頬を押さえながら、おっさんが言った。監視
カメラ…そんなもんあったのか…。
ただ、3人がボクに詰め寄る中で、オルガだけが俯いたまま肩を震わせていた。
「……せよ」
「え…?」
「俺の本、返せよ!!!」
突然オルガがボクに襲いかかる。狭い通路でボクに逃げるひまなど無く、襟元を捕まれて
壁に叩き付けられた。頭を強く打った所為で意識が遠のきそうになったけど、何とかそれを
振りきってオルガに罵声を浴びせてやった。
「ぁにするんだよ…!放せよブァワーーカ!」
「御託はいらん!とっとと俺の本返しやがれ!!!」
オルガのこめかみに青筋が浮かび、ボクの襟元を締め上げる手に一層力がこもる。
ヤバイ。
こいつ、ブチキレてる。なんでこんなにキレてるのさ!
「オルガ、暴力はいけません!」
「おっさん、だって……」
「オルガ聞き分けの悪い子〜〜」
「サブナック少尉、そのような行動は軍法に違反する行為であり…」
皆になだめられ、ようやくボクは解放された。それでもオルガは威嚇するように
指を鳴らし、こっちを睨みつけている。
「威嚇もいけません。ここは平和的解決を目指しましょう」
「おっさんいい事言う〜」
「アズラエル理事、雀の涙ほど見直しました」
「ちっ…」
シャニに同感…。おっさんのお陰で致命的傷害は免れた……。
「さて話を戻しますが…。クロト、貴方が悪戯を仕掛けたのは、私、ナタルさん、
オルガ、シャニの4人だけですね?」
「…うん。」
「物を盗んだりはしましたか?」
「艦長さんの下着はずっと前に盗んだけど…。オルガの本は、盗んだっつーより、隠した」
「どこだ!」
オルガがまた飛びかかりそうな勢いで迫った。
「え、えぇと…待機室の、ゴミ箱の後ろ……」
ボクがそう言うと、オルガは光の如く駆け出してしまった。あんなボロ本一冊で何であそこまで
怒るんだよ…。確かにボクも悪かったけど……そんなに慌てる事ないじゃないか…。
ボクらはオルガを追って、待機室まで急いだ。
部屋の入り口では、オルガと士官が何やらモメている。ただ一方的にオルガが
わめいてるだけなんだけど…。
「てめぇーー!もっぺん言ってみろ!」
「だ、だから、ゴミはもう回収しちゃったって…」
「あの本はゴミじゃねぇーー!」
「今更言わないでくれよ…。オレだって、何も知らなかったんだから…。ゴミ箱の
後ろに落ちてたし、ボロボロだったから捨てる物だと思ったんだよ」
「……畜生!」
オルガは壁をひと蹴りし、その場にうな垂れた。士官が深く謝罪し、去ろうとする。
オルガがこんなに落ちこむのなんて見た事ないから、流石にボクも謝ろうと思い、声をかけた。
「あの本ボロボロだったし…。ボク新しいの買って弁償するから…」
「そんなんで俺は満足なんかしねぇ!」
「なんでそこまでアレに執着すんのさ!」
「お前は知らないだろうけどな…。あの本は、俺が……初めて…おっさんに
買ってもらった、…大切な本なんだぞ!!」
あ…
そういえば、思い出した。
まだボクがもっともっと小さかった頃に、読んでもらった覚えがある。
オルガは飽きる事なく何回も読んでいた。ものを大切に扱うあいつが、
あんなにボロボロになるまであの本を…。
「オルガ、ごめん、ボク…」
「もう遅ぇよ…。」
「クロト…ちゃんと謝りなさい」
「………ごめんなさい……ごめんなさい」
自然と涙がこぼれてきた。
ソキウスを処刑する時も、戦場で人を殺す時も、こんな感情は無かったはずなのに。
「…いいよ…。俺も熱くなりすぎた。すまなかったな」
ゆっくり顔を上げたオルガが、やんわりと寂しそうな笑顔を見せた。
「和解〜〜。もうケンカはだめですよ〜」
シャニがボクの手とオルガの手を取り、レフェリーがするみたいに高く掲げる。
なんでコイツらはこう時ばっか兄貴風吹かすんだよ…。
本当の兄弟なんかじゃないのに…。
「反省…しましたか?」
「もうこんな事はするんじゃないぞ!」
「……はい」
おっさんも、艦長さんも…。両親みたいに…。しかも、二人とも立場が逆に
なってるじゃないか。
おっさん、なんかお母さんみたいだよ…。
「ごめんなさい」
「許してあげましょう」
「オレも」
「それが妥当です」
ひと呼吸おいて、
「………俺も」
とオルガが呟いた。
それから、皆で食堂へ行ってご飯を食べた。
いつも通りに話して、いつも通りにはしゃいでおかずの取り合いしたりして…。オ
ルガもシャニも、おっさんも艦長さんも笑ってる。なんだか、胸の奥が温かくなって、
これが『幸せ』なんだなぁって思えた。
忘れけてた何かを、皆が教えてくれたんだ。
――翌日
「オルガ、これ…」
「あん?」
ボクは一冊の本を、起きてきたばかりのオルガに差し出した。
古びた黄色い表紙の……そう、あの本だ。
「なんで…これが…。ゴミと一緒に回収されたはずだろ…?」
自分のものであるか確かめるように、ページをめくりながらオルガが言う。
「直接ゴミ収集所に行って、探してきた」
「はっ…?マジか…。今日俺が行こうと思ってたのに…。まさか、一晩中探してたのか?」
「うん」
「しかし大切な物とはいえ、他人のためにお前もよくやるよなぁ。」
ボロボロになったボクと本を見比べて、苦笑いするオルガ。
「他人じゃないよ!」
「ん?」
「兄・弟!でしょ?」
「アハハ……。まぁそんなもんだな。こんな兄弟が三人も居ちゃ、おっさんも大変だ」
「大丈夫だよ、あのおっさんなら。……それと、ボク、悪戯はやめるつもりないからね〜」
ボクは思い切り舌を出して笑ってやった。
「なんだとっ」
オルガに首根っこ捕まれる前に、回れ右して全力で走り出す。
「オルガの本や、シャニのCDには手ぇ出さないから安心して!」
「おっさんのパソコンと、艦長さんの下着も付け加えてとけー」
後ろの方でオルガが言った。
眼に飛び込んでくるいつもの風景が、やたらと新しく感じる。
何だか、楽しくてたまらない。
ボクは今生きている事が一番幸せだ!!!
…終わったけど、果たしてドミニオン内のゴミを集める
収集所とは何処ぞや。
>>111 乙!!
・・・・・・すまん、泣けた。・゚・(ノД`)・゚・。
クロトの悪・戯(・∀・)イイ!!
職人さん乙
>>111-120 i "((`"^) なんじゃこりゃ!泣けた!
(ニ7つД`)7。゜
━━━━━━
( ソ~~ヾミ
d ´A⊂)。゜ 保・存!!!!
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i みんな家族ー
クロト…。・゚・(ノД`)・゚・。
職人サンありがとう、マジ泣けますた…
いい話だ…和みますたよ(*´∀`)
126 :
シャニ:03/11/15 22:28 ID:???
おっさんはまだ子供になったまま戻らない。
寝る前に『アレ』にお祈りしたからかな。
おれが眠れなくてぼーっとしてたとき、おっさんが珍しく自分の話をしたことがあったんだけど。
おっさんのおっさんって結構厳しい人で、小さい頃あんまり遊んでくれなかったって。
そんなこと言ってた。
その反動なのかな、おっさんはおれたちといっぱい遊んでくれる。
おっさんが小さい頃におれたちがいたら
いっぱいいっぱいいーーーーーーーーーっぱいいっしょに遊ぶのにな・・・・
そんなことを寝る前に考えていたら『アレ』のことを思い出した。
ためしに『アレ』にお祈りしてみたら、おっさんがちっちゃくなってた。
もういっかいお祈りしたらおっさん、元に戻るかな? どうしよう
>>118 >しかも、二人とも立場が逆になってるじゃないか。
前から思ってたがあの二人の雰囲気は確かにそうだよな。
もし二人の中身(精神)が入れ替わったら厳しいお父さんと優しいお母さんになるのか?
i "((`"^) ,' ((ヾ、ヽ〉 ( ソ~~ヾミ
(ニ7゚Д゚)7 人( ゚∀Y 人 d `Д´)
もうケンカはだめですよ〜
先日の事だ。
なかなか眠れないでいるシャニに、おっさんがお話を聞かせてやっていた。
「私が子どもの頃、私の父は大変厳しい人でしてね…、
ほとんど遊んでもらった記憶などないのですよ。だからでしょうかね…、
こうしてあなたたちといっぱい遊ぶのが楽しくって仕方がないんですよ」
「だったら〜……おっさんが子どもの頃は俺がいっぱい遊んであげる〜……」
シャニのやつ寝ぼけて変なこと言ってやがる…。
そう思いつつも、俺はなんとなく微笑ましい気分になった。
「…それで、私はほとんど父と会話した事がないんですよ」
おっさんが自分の昔話をするなんてのは珍しい。
多分シャニが眠れるまで話してやるつもりなんだろう。
ちょっと興味が湧いたんで、俺はドアの外で耳を澄まして話を聞いていた。
「じゃ〜、おっさんのおっさんはどうやっておっさんに話し掛けてたの〜…?」
「それはですね…、こう笛(ホイッスル)で持って『ピーピロピロピロ〜〜』って」
あ ん た の 家 は ト ラ ッ プ 一 家 か よ っ !?
「すご〜い、おっさん笛で会話できるの〜?」
「ええ、出来ますよ。…でもあんまりいい思い出ではないですねぇ〜…」
「それで〜? ずっと笛で会話してたの〜?」
「いえ、それがある日、美人で若い家庭教師が我が家にやってきまして……」
俺は扉の向こうでただ頭を抱えているしかなかった。
あー、でもトラップ一家物語はいい話だよな。
映画の『サウンドオブミュージック』は曲もいいから、今度シャニにすすめてみよう。
この前オルガが、「いい話だから読め、あとこれも見ろ」ってビデオと本を渡してきた。
なんだろう?
とりあえず本は読むのがめんどかったからビデオを見てみることにした。
高原が映って…人がくるくる踊ってる。
なんかいい歌だな、と思いながらだらだら見ていると、なんか・・・
大量にいる兄弟の中に、なんだかおっさんみたいな人が混ざっていた。
そして笛で呼ばれている…
この前眠りかけてた時に、おっさんがしてくれた話がダブる。
ぼーっと見ていると、部屋に誰かが入ってくる気配がした。
おっさんだ。
「おやシャニ、何をみているんです?珍しいですねビデオなんて・・・ハッ・・・」
「…あ、おっさん…」
俺が振り向くとおっさんは目を見開いて、テレビ画面を凝視していた。
「めずらしくタメになるものを見ている時にすいませんが、シャニは育ち盛りなんですから早めに寝るんですよ?
そしてそれだけ言うと、さっさと部屋から出て行ってしまった。
俺は、気持ちいい音楽のせいもあって眠くなってきたから直ぐに寝た。
次の日、ビデオデッキの中にあのビデオは無くて、オルガにそれを話したら無言で肩を叩かれた後ビンタをくらった。
痛かった…。
おっさん、俺なんか悪いことしたー?
笛と聞いて、真っ先にジャガーさんが浮かんだ。
「あのビデオ、俺のお気に入りだったんだぞ!」
「そんなこと言ったって〜、おれ知らないよ〜!」
オルガとシャニがなんだか言い争いをしている。
物を返せとか無理だとか…。
「どうしたのさ二人ともー。あ、ひょっとしてシャニがオルガにいたずらしたとか?」
「それはお前だろ」
「俺クロト見たいな幼稚な悪戯しないも〜ん」
やばくなったら止めるつもりで声かけたんだけど、これにはちょっと僕も腹が立った。
「それ! どういう意味だよ! 僕が幼・稚! だとでも言いたいわけ!?」
「別に〜、そんなつもりはないけど〜」
シャニが不思議そうに僕を見る。
もう! そんなつもり無いんだったら、もうちょっと言葉選んでよね。
「それより今はビデオの事だろ!」
ビデオ? ビデオって何のことだ?
「俺がシャニに貸してやった『サウンド・オブ・ミュージック』のビデオ、
シャニが無くしちまったんだよ!」
「だから、朝起きたら無くなってたんだってば〜」
「『サウンド・オブ・ミュージック』!? オルガってば、そんなの持ってたの?」
「なんだ、クロト『サウンド〜』知ってんのか?」
オルガが意外そうに言う。僕だってそれぐらい知ってるよ。
音楽の教科書にも英語の教科書にも載ってたしね。
「曲がよかった〜」
「でしょ? あれ、『みんなの歌』にもなってるぜ、『ドレミの歌』とか」
「曲がいっぱい出てきて〜、人がくるくる踊って〜、話も分かりやすかった……かな?
字幕だったからよくわかんない〜」
と、シャニが言うと、
「字幕だからいいんじゃねぇか!!」
あ、それでオルガがビデオ持ってたのか。何か納得。
「俺ああいうの好き〜、音楽映画〜」
「ミュージカルの事? だったら『アニー』とか『オリバー』とか……」
「…あと他には『チキチキバンバン』とかもオススメかな?」
クロトが次々とミュージカル映画の名前を挙げる。意外〜。
「『オズの魔法使い』と『メリー・ポピンズ』を忘れんなよ!
とくに『メリー・ポピンズ』は原作の小説もよくってな。シリーズでいっぱい出てるぜ!
えっと…、『風にのってきた〜』から『公園の〜』の4冊だったかな?」
急にオルガもミュージカル映画の話…って言うかその原作の話をはじめた。
ビデオの話はもういいのかな〜?
「他に原作があって映画になってるやつは…、そうだ! バレエの『くるみ割り人形』ってあるだろ!
アレ、元は『くるみわりとネズミの王さま』って言ってな…、シャニ、音楽好きだろ?」
「好き〜」
でも俺がすきなのはデスメタル系の…
「この辺は全部児童文学だからシャニにも読めるだろ。
他に映画になってるものって言ったら…、『指環物語』はシャニには難しすぎるから…、
その前の『ホビットの冒険』なら割りと読みやすいかな?」
「え〜、アレでもシャニには難しくない?」
「クロト、お前『指環〜』とか『ホビット〜』を読んだことあるのか?」
「あったりまえじゃん! 『RPGの出で来はじめの祖(親)』って言うじゃん!」
「そりゃ『竹取物語』で日本古典文学の話だ!」
「えっと、じゃぁシャニにも読めるのは『ハリー・ポッター』とか…」
「あ? あんなもんやめとけ。どうせ読むなら『ゲド戦記』の方がよっぽどおもしれーぜ」
「あー? そんなこと言っちゃっていいの? オルガってば『ハリー〜』全・巻そろえてるくせに!」
「てめぇ! 勝手に人の本棚を…!!」
何かオルガとクロトでよくわかんない話で盛り上がってる〜。つまんない。
話を蒸し返されるのは嫌だけど、俺も会話に入りたい〜! …から。
「ねぇねぇオルガ、で、ビデオのことはいいの〜?」
って聞いたら…、
「そうだよ! ビデオ! 何処やしたんだよシャニ!!」
「だから〜、知らないってば〜」
何か俺だけのけ者にされてる気がしたから、濡れ衣で起こられてても俺も会話に参加できる方がイイ!
それにしても、あのビデオ何処いったんだろ〜?
「ホントに俺知らないよ〜、ビデオ見ながら寝ちゃって、朝起きたら無かったんだもん〜」
勝手にビデオがなくなるはず無いだろ? 何処いったんだよ、まったく。
「でもさなんでオルガってば、急にシャニに『サウンド〜』なんて見せたわけ?」
クロトが訊ねる。それはだな……、
…い、言えない。この間おっさんがシャニに話してた昔話が、
実は『サウンド〜』を元にしたおっさんの作り話の可能性があるだなんて…。
まさか! ひょっとして、ビデオを回収したのはおっさんか!?
だとすると……、
「…あ、いや、それはもういいや。
それよりシャニ、他にオススメの児童文学なんだけどな…
あそーだ! 音楽好きなら映画のサントラとか貸してやろうか?
そーだ、そうしよう! な?」
「サントラ? それなら聞くー!」
「めっずらし〜、どうしたのさオルガ?」
俺は爽やかに軽やかに話題を摩り替えることに成功した。
それからしばらくあぁだこぅだと映画なんかの話を皆とした。
そのあと、こっそりおっさんに聞いたら、やけに神妙な顔をしつつも、ビデオは帰してくれた。
「やっぱり笛で人を呼びつけるような習慣は…」
どうやら、アレを面白がってシャニが真似しないか心配したらしい。
大丈夫だよおっさん。間違ってもそんな遊びはやらせないから。
…まさかおっさん、あの子どもの頃の話ってのは実話なのか?
だとしたら、おっさんの子供時代は可哀想だと思った。
その後、俺のオススメのビデオ(字幕)をみんなで見た。解説をしながら。
「だからなー、『ネバーエンディングストーリー』と原作の『はてしのない物語』では違いがあってな、
ドラゴンの名前もファルコンとフッフールっつって…」
原作との違いをしっかり分かって欲しかったんだが、なんかみんな分かってくれたかな?
それが昨日の晩。
そういえば、寝る前シャニが『ネバー〜』に出てくるアウリン(願い事をかなえてくれるペンダント)らしきものを…
いや、実際にあるわけはねぇか。
…?
今朝はおっさんやけに下で騒いでるな。なんかあったのかな?
分かりにくいネタでスマソ。
こういう家族ネタだとつい児童文学とか微笑ましいネタを出したくなる。
>>132-134はおっさんがちっさくなるネタに続くつもり。
シャニの『アレ』の正体は実は…
ファルコンか!
本好きなのはオルガだから、普通に考えたら『ネバーエンディン
グ・ストーリー』の本を読んだりできるのはオルガだろうけど…。
シャニは一体何処で本を手に入れたんだ?
>137
1、オルガが貸した
2、オルガの部屋から強・奪!
3、草むらに落ちていたのをエロ本と間違えて拾ってきた
こないだ、オルガに「セックスってなに?」と聞いたら
オルガは「男と女が仲直りするまじないだ」と教えてくれた。
その日の夜、おっさんとお菓大佐がケンカした。俺は
「ケンカうざ〜い。ケンカやめてセックスしなよ、セックスセックス〜」と止めに入ったら
お菓子大佐からボコられた。
このコピペ最近よく見るんだが、出所がわからん
>138
2←表紙のアウリン見て、「きれ〜」とかって持ってったんだな
遅いが職人さん乙彼w
久しぶりに心が癒されますた(´∀`*)
そろそろおっさん元に戻れるかな?
ちっさくなってからもうずいぶん経つが…。
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,)
ヽd `∀´) そろそろ元に戻れる予感!
i "((`"^)
(ニ7;゚Д゚)7 変な女に首絞められる夢見た。
_______________
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| |::::::::::| :ill||||||||||ll: ,-‐‐、l::::::| |
|  ̄ ̄| ||||||||||||||||「しi .l ll ̄ .|
| ̄「 ̄| ||||||貞|||||||i ̄川リ ̄| ̄|
|_| ノ |||||||||||||||||| |_|
/ ||||||||||||||||||
/ /||||||||||||||||||
/ ̄/ ̄ |||||||||||||||||
/ / |l|l|l|l|l|l|l|l
/ / |l|l|l|l|l|l|ll
/ ヘJ l|l|l|l|l|l|l
ノ川 ||l||l||ll
,' ((ヾ、ヽ〉
>>144 〉( ゚∀Y i こんな人〜?
>>144 〃⌒`⌒ヽ
i 丿\ 〉
i ノ#´Д`)<貴方がいけないのよ……
ちょっと長いの投下します。
お許しを。
149 :
1/8:03/11/20 00:04 ID:???
気がつくと、何処までも続く広い廊下の真ん中に、一人ぽつんといた。
前を向いても、後ろを向いても、ただとにかく廊下が続くばかり。
片方の壁にはずっと扉が続いている。綺麗に彫刻の施された、立派な扉。
ても開けてはいけないと言われていたから、開ける事はしなかった。
反対側の壁にはずっと窓が続いている。
明るい日差しが差し込む大きな窓、その向こう側には、緑の芝生が広がっている。
でも…、外に出ることは出来なかった。窓には頑丈な鍵がかかってたいる。
外は危険で、屋敷の外に出るといつ危険人物に攫われるか分からないからだ。
なぜなら、僕は父の子どもだったから。
厳しくて恐ろしい父。僕の事を愛してくれていたのかは分からない。
でも、僕は父に愛されたいと思っていた。
だから、父の言いつけは絶対に守ったし、自分からわがままを言うこともなかった。
少しだけ心の中にあった、外の世界への憧れは堅く封じ込めていた。
そうすれば、父は自分をいい子だと思ってくれると思っていた。
何処までも続く廊下は、綺麗に磨き上げられ、塵一つ落ちていない。
そして無機質だった。誰もここに住んでいないかのように……。
後ろを振り返る。もう一度前に振り返る。……誰もいない。
まるで時間が止まったかのように、物音一つしない。
僕は、自然と父を求めた。
父がいれば、この果てしない静寂も、父の威厳の前に平伏しているのだと思えたからだ。
僕にとって、父はそれほど偉大な人だった。
…でも、今ここには誰もいない。
執事も、メイドも、父を尋ねてくる軍の人間も、誰もいない。
意味もわからず怖くなり、泣きそうになった。
突然、ずっと我慢していた涙が、スイッチが入ったように溢れ出す。
泣きながら、あっちへ走りこっちへ走り。
何処までも続く一直線の迷路の中を駆け回っていた。
150 :
2/8:03/11/20 00:05 ID:???
「なに泣いてんの?」
突然かけられた声に驚いて振り返る。
さっきまで閉まっていた扉の一つが開いて、自分と同じくらいの年頃の子どもが顔を覗かせていた。
淡い緑の髪の男の子。
「男が泣くのうざ〜い」
顔を覗かせたまま、その男の子は言った。
「別に、泣いてるわけじゃないです!」
僕は、一人ぼっちで泣いているところを見られたのが恥ずかしくて、ムッとしながら言い返した。
「泣いてたじゃん」
「泣いてません」
「泣き虫うざ〜い」
そう言いって、笑いながらその子は廊下に出てきた。
僕は今までこの屋敷でこんな子を見たことがなかったので、ちょっとびっくりした。
「君…、誰?」
「俺? シャニ」
男の子はニコニコ笑って答えた。
何処から来たのだろう? ずっとこの部屋の中にいたのだろうか?
突然、その子は僕の腕を取ると「あそぼ〜」と言って早足で歩き出した。
僕はびっくりして、長い廊下をとまどいながら早足でその子について行った。
今まで僕に、こんな態度で接する子はいなかった。
「君ぃ、ひょっとして新しく来た僕の遊び相手?」
とりあえず、思いついた可能性を聞いてみる。
「なにそれ〜? 俺おっさんと遊びに来たの〜」
「おっさん?」
「そう、おっさんと遊びにきたの〜」
「悪いけど、何のことか分からないよ…」
僕は、この子が僕の新しい遊び相手ではないと知って、少しだけがっかりした。
151 :
3/8:03/11/20 00:05 ID:???
シャニは、僕の腕を取ったままずんずん歩いていく。
僕ですら道に迷っていたのに、この子には何処に行くのか分かっているのだろうか?
「ねぇ君ぃ、どこに行くのか分かってるの?」
「知らな〜い」
…この子はさっきから「知らない」ばかりだ。本当にどこに行くつもりなんだろう。
「クロト探す〜」
「クロト? 誰それ?」
「クロトはクロト〜♪」
そう言うと、その子は鼻歌交じりにスキップし始めた。
僕もだんだん楽しくなってきて、いっしょにスキップをしたいと思った…。
けど、そんなことしたら、父にしかられると思って、出来なかった。
ただ手を引かれるまま男の子について行く。
「発・見!」
突然前方から大きな声が聞こえた。
前の方にある扉が開いて、赤い髪の男の子が身を乗り出している。
「クロト見ぃ〜っけ」
「ヴァーカ! 僕がシャニを見つけたんだよ!」
どうやらこの子、シャニの知り合いらしい。
「ほら、早く来いよ!」
そう言うとクロトは、一つ隣の扉を勢いよく開けた。
思わず僕は、青くなって怒鳴ってしまった。
「ダメだよ! 勝手に開けないでっ!」
もし勝手に扉を開けた事が父にばれたら…、そう思うだけで体が震えた。
「なんで〜?」
「こんなにあるのに、開けてって言ってるみたいじゃん!」
「とにかく、ダメだったらっ!」
「じゃぁさ、何処へ行くってのさ?」
152 :
4/8:03/11/20 00:06 ID:???
「…え?」
「この廊下、何処まで行っても終わりがないじゃん」
そんなことはない。僕はこの廊下を通って……
「………」
この廊下、何処へ続いてるんだろう。
「………」
それより、僕は何処へ行くつもりだったのだろうか?
「………」
僕 は 何 処 か ら 来 た ん だ ろ う ?
急に分けのわからない不安に襲われた。恐ろしくなって、膝からぶるぶる震える。
ここは…、僕の住んでた屋敷じゃない…。ここは一体……?
「なんだお前ら、こんなとこにいたのか。探したぞまったく」
また、新しい声が聞こえた。
こっちへ真っ直ぐ歩いてくる、少し年上の金髪の男の子だった。
手には分厚く、古めかしい本を持っている。
「オルガ! 到・着!」
「いらっしゃ〜い」
「………」
オルガと呼ばれた少年は真っ直ぐ僕の前までくると、視線を合わせるようにしゃがみ、
僕の頭をぐしゃぐしゃとなでまわした。
「どうした? まった苦しい思いでもしてたのか?」
彼の言わんとしていることはイマイチよく分からなかったけど、
僕を慰めようとしてくれている事はよく分かった。
心配ないよ、怖くないよと、瞳が語っていた。
「よし、これで皆そろったな?」
クロトとシャニに訊ねた。
153 :
5/8:03/11/20 00:08 ID:???
「おっさんがまだそろってな〜い」
「ヴァーッカ! そこにいるだろうが、整・列!」
「じゃ、帰るぞ」
その言葉で、彼らがもうここから帰ろうとしていることが分かった。
帰ってしまう。
「ね、ねぇ、帰っちゃうの? 何処へ?」
僕はたまらず聞いた。彼らが帰ってしまったら、また独りぼっちになってしまう。
「家に決まってるじゃん! 帰・宅!」
「そう…なんだ…」
彼らは僕を置いて何処かへ行ってしまうんだ…。
そう思った途端、また目頭が熱くなって、僕はうつむいてしまった。
僕は……
不意に、シャニが僕の両手を取った。
「おっさんも一緒〜」
「え?」
僕がおっさんと呼ばれた理由は分からなかったけど、…一緒にって……。
「でも…、僕…、何処へ?」
「だから、家に帰るって言ってるじゃん!」
「だって…、僕の家は…」
「ほら、みてみろよ。お前の家はあそこだろ?」
そう言ってオルガは、窓の外を指差した。
一面芝生が広がっているはずの庭に、どこか見たことのあるような家が建っていた。
あの家? 僕の…家?
窓が見える。その窓の内側では、白いスーツを着た男の人が、
もっと背の高くなったシャニとクロトとオルガにケーキを切ってあげている。
「ね、おっさんの家でしょ? 帰ろ〜」
シャニが、僕の腕を握り締めた。
154 :
6/8:03/11/20 00:08 ID:???
何がなんだかよく分からなかった。
けど、あそこがシャニたちの家で、あそこへ帰るらしいということは分かった。
僕も…、皆と一緒にいたい。僕は、頷いた。
「僕も、一緒に行く」
「行くんじゃなくて帰るの〜」
シャニが訂正する。あそこが…、僕の…、家…。
「じゃ、帰るぞ」
「え!?」
オルガが言った途端、三人の姿が消えた。一瞬で三人ともいなくなってしまった。
思わず窓を振り返ると三人とも外にいて、あの家へ向かって仲良く歩いて行く。
「ま…、待ってよっ!!」
置いていかれると思った僕は、窓に駆け寄った。でも、鍵は相変わらず閉まったままだった。
必死で開けようとするけど、硬く閉まった鍵は一向に開こうとしない。
「待ってよ!! 置いていかないでよっ!!」
三人に気づいてもらおうと、必死で窓を叩く。その間にも、三人はずんずん遠くに行ってしまう。
一度振り返って、「早く来いよ」とでも言うように手を振る。
「開かないよ! 行けないよ! 待ってよっ!!」
本当に置いていかれる!! また涙が出てきた。
「待ってよっ!! 僕も連れてってよっ!!」
声の限り怒鳴る。それでも三人は止まってはくれない。
シャニが振り返る。何か…、喋って…
(早く起きないと、おっさん遅刻するよ)
155 :
7/8:03/11/20 00:08 ID:???
「え?」
耳元で、シャニの声が聞こえた気がした。慌てて左右を見回す。
もう一度目を戻すと、シャニは相変わらず窓の向こうの遠くにいた。
三人とも立ち止まって、こっちを見ている。
(おっさん! 起・床!)
(目を覚ませばいいんだよ、簡単なことだろ?)
クロトと、オルガの声も聞こえたような気がした。
ふと気がつくと、足元にさっきまでオルガが持っていた本が落ちていた。
本は開いていて、風もないのにページがパラパラとめくれていた。
その本は……
156 :
8/8:03/11/20 00:09 ID:???
「………!!」
そこで私は目を覚ましました。布団から跳ね起き、周りを見回と、見慣れた寝室でした。
一流のもので揃えられた、趣味のいい調度品の数々。
窓側に据えてあるテーブルの上には、ノートパソコンが電源が入りっぱなしのまま置いてあります。
今が何時なのか調べようと、ベッド脇の小さなテーブルに目をやると、時計と一緒に写真立てが置いてありました。
そこには、私を真ん中に、オルガ、シャニ、クロト。そしてお菓子大佐とサザーランド、フレイまで写っています。
「夢……?」
不思議な夢をみていたようです。何故か自分が子どもの頃に戻っていて、オルガたちが迎えにきてくれるなんて……。
…ん? 子ども?
妙な違和感を感じたので、私はベッドから起き出して洗面所に向かいました。
そこで鏡の中に映っていたのは、いつからか縮んでしまいご無沙汰していた、元の姿の、(ピー)歳の私でした。
「いぃやったぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーっ!!」
私は思わず、あらん限りの声で叫んでしまいました。すぐさま、
「うざあ〜〜〜〜〜いっ!!」
「爆・音!」
「まった五月蝿い思いをさせたいのかっ!!」
というマイサンたちの怒鳴り声が返ってきて、ドタドタと階段を下りてくる音がします。
「おはようございますマイサンたち!」
わたしは振り返り、階段を下りてきたマイサン達に朝の挨拶をします。
「おっさんっ! 元に戻ったんだな!!」
「膨・張!」
遅れて降りてきたシャニは、ただ一言「お帰り〜」とだけ言いました。
「ただいまシャニ」
こうして、私のいつもどおりの日常が帰ってきたのでした。
後日談
「そんなわけないでしょう!! 理事が小さくなっている間休んでいた仕事、
今日こそはきっちりやってもらいますからね!!」
「理事、仕事が済むまで、その他のことは禁止です」
「あうぅ…(泣)」
やっと元に戻れたので、思いっきりマイサンたちにご飯を作ってお菓子を作って一緒に遊んで…
と考えていたのですが、
サザーランドとお菓子大佐ににらまれて、溜まった仕事を片付ける事になってしまいました。
マイサンたちはというと…
「おっさん、残・業!」
「さっさと済ませるんだよ! まった苦しい思いをしたいのか!?」
「そんなことよりおっさんご飯〜」
さっさと仕事なんて済まして、マイサンたちと温泉旅行にでも行きたいです。
了
長々と妙で分かりにくい文章、すみませんでした。
とりあえず、おっさんは元に戻れたということで…
リアル遭・遇!
泣けたよ、ありがd!
ジーンときたよ。乙華麗!
大作乙!ええ話や・゚・(ノД`)・゚・。
藻前すげぇよ!!
293 :通常の名無しさんの3倍 :03/11/20 17:51 ID:???
僕は僕はね…
ぶっちゃけ自分は腐女子っていう部類に入るんだろうからここで言わせてもらう。
馬鹿親スレはキモくない。あれはいいスレだよ。常夏と盟主が仲良くやっててさ。
本編じゃ、生体CPU扱いされてあんな悲しい人生だけど、あのスレは癒される。
職人さんのネタも泣ける・゚・(ノД`)・゚・。この板の中でも良スレの中の良スレだよ…
だからキモイとかいうな
>>292 釣りだろうがなんだろうがこのキモイ奴を引き取れや腐女子共よ
いい話をありがとう!
おっさん元に戻れてよかったね…
ちょいと他スレネタを使って書きたくなったので。
「いぃやったぁぁぁぁーーーーーーーーー!!」
「お疲れさまです、理事!」
「あれだけの仕事をこんなに短時間で済ませるとは…、流石です。
(何でいつもはこれくらいの仕事してくれないんだろう……)」
私が小さくなってお休みしていた間、溜まりに溜まった仕事が山のように
デスクに積み重なっていました。
さすがに私も、このままにしておいたらちょっと凄いコトになるかもしれないと思い、
可哀想ですがマイサンたちには我慢してもらって、泊り込みで仕事を片付ける事にしました。
結果、徹夜で全ての仕事をこなし、晴れて今日、三日ぶりに自由の身となった私は
早速マイサンたちの待つ我が家へと帰ってきました。
「ただいま帰ってきましたよ! マイサンたちっ!!」
玄関を空けると同時にただいまの挨拶をします。
いつもならここで、「おかえり〜」「父・帰る!」「うっせーよ、近所迷惑だろうが!!」
と私の帰りを歓迎するマイサンたちの声が…
……聞こえませんね。どうしたんでしょうか?
…まさかっ!? いつまでも仕事・仕事で帰ってこない私に愛想を尽かし、…家出を!?
すると、台所で何か物音が聞こえました。
マイサンたちが台所に立つ姿が思い浮かべられなかった私は、
用心して足音を消して台所に近づきました。そっと台所を覗いてみると…
今日、仕事を終えて家に帰ったら、何故か台所にディアッカがいた。
ディアッカは、チャーハンを炒めながら私に
「やあ、おかえり」と微笑みかけた。
私は、なぜ私の家の台所にディアッカがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」
とぎこちなく微笑みかえした。
その後、
「何でコーディネーターが私の家の台所に立ってるだよぉっ!?」
と、ディアッカに銃を突きつけました。
「恐グゥレイトォーーーー!! ご…誤解だぜ!!」
「誰の許しを得て私の神聖な台所に入ってるんだよ、お前ぇぇっ!!」
「は…話せば分かるっ!!」
「あーもうダメダメですね、こんな駄目人間、さっさと死んでもらった方が世のためでしょう」
そう言って私が引き金に指をかけようとしたとき…、
「あ…アズラエルさんっ!! 誤解です! 違うんです!」
「おっさん帰ってる〜」「父、危・篤!」「クロト! それは違うぞ! それを言うなら帰・宅だ!!」
奥からマイサンたちが出てきました。なぁんだ、ちゃんといるんじゃないですか。
「すみませんっ! ディアッカを台所に入れたのは俺なんです!」
おや〜? 君は確か、私が留守の間にバイトでマイサンたちの世話を頼んだ…
「ホントに、アズラエルさんがそんなに台所を大切にしてるなんて知らなくって…。
俺一人じゃとても食事の世話まで手が回りきらないから、ディアッカに頼んで来てもらったんです」
そうだったんですか。でも、私はバイト代を二人分も払う気なんてありませんよ。
「悲グゥレイトォ…」
「おっさん、可哀想じゃん!」
「こいつずっと俺たちの飯作ってくれてたんだぜ? …炒飯ばっかりだったけど」
そういうことなら仕方ありませんねぇ、マイサンたちの頼みもあることですし…。
しょうがない、交通費ぐらいは出してあげましょう。
そのあと、みんなでディアッカの作った炒飯をいただきました。
…けっこう上手いじゃないですか。ま、私には敵いませんけどね。
いえ、それだけなんですけどね。
>>164‐165乙彼!!(`∀´)
パパン・・・バイト代ぐらい払ってやれよw
元に戻れた記念に、久々の甘栗プリンですよ!
(⌒⌒⌒)
| l |
|_l___|
( (,,(`"),,,,,)□ ワーイ 激甘! 炒飯アキター
__ ヽd `∀´)ノ ,.-ーーー、 ゝ⌒〜,
ヽ_ノノ/ :/ ((`"^)" i (ソ~~ヾミ l,'´((ヾ、ヽ
ノ ̄ゝ ッパ (゚∀゚ /ニ| .(`∀´ b (|!゚∀Yハ
i "((`"^) オッサン!プータン面白いよな!?
(ニ7゚Д゚)7
━━━━━━
( ソ~~ヾミ
d `∀´) プータン、最・高!!
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i プ〜タ〜ン
/ / 〃:::::::::/ '" " `゙''‐ 、::::::l ! !:::::::::l
// / ./:::::::/ `y′,/! ト, ./:::::::::::|
. l l! /| !:::/ / /:/ /::}/:::::::::::::l
. !|| | l !:::! .l-‐===、 ヽ / ._∠ -:::::/,/:::::::::::::::::::::/
{.゙、 || | |::::ヽl:::,.-‐==、ヾ、 }w/{ /,.=≦彡_:::::::::::::::::::::::::::/
ヽ |:ヽ|:.、 !::::::::::{! (・) .,}:\)/:::::::゙'-="f' (・) }!:::フ;;;;;;;;:::;
\::::::::\\::t、_'ー--‐'",. -、/`´\ヾ.`''ー--‐'"-,:::::|》):::::::
!::::::::::::\ :\__゙'''''"´ l'ヽ ` ̄ ̄ /:::::l彡:::::/ なんだプー、プータンは今確定申告で忙しいだプー
\:::::ミ|ヽ ̄ ̄ |::::`, /:::::::l::::::/
. ,ィソヽ、__l! |:::::::〉 !:::::::ト/:ヽ\
,. ‐'/ |', }!/ l::::::/|::::::::::', ヽ.
,. '"´ / l:ヽ /, __, 、 /::::/:::l:::::::::::l ヽ\
/ !:::\ 巛二二二二二|} /:/::::::l:::::::::::l ヽ \
. / !::::::::\ ,,,,,,,,,,,,,_ ゙ //:::::::::l::::::::::::| ヽ
/ l:::::::::\ヽ (::::::::::::::::::> /;';/:::::::::::l::::::::::::! 丶
. / l:::::::::::::ヽ::\ `''''''''''''" /;';';/:::::::::::::l:::::::::::,'
/ l:::::::::::::::::\:丶、._,. -';';';';'/:::::::::::::::l::::::::::::
/ !::::::::::::::::::::\:\;';';';';';';/::::::::::::::::::::ト,::::::::::
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i 常夏本スレにヅラのおっさんが投下されてる〜
/<=Ω=>_ 閣下用の新しいカツラが出来ました。いつもの場所に置いておきます。
≡ - -| オルガ様クロト様シャニ様ナタルタイプも完璧に揃えてありますよ。
ヽdノΑ/r'⌒⌒ヽ, ,r'⌒`ヽ, ,ゝ⌒〜, ,.-ーーー、 r'⌒⌒ヽ,
(つ ( (,,(`"),,,,,) ' ((ヾ、ヽ〉 ( ソ~~ヾミ i "((`"^) Yヾ(( リリ
| | | 〉 Y i
(_(_)
/ / 〃:::::::::/ '" " `゙''‐ 、::::::l ! !:::::::::l
// / ./:::::::/ `y′,/! ト, ./:::::::::::|
. l l! /| !:::/ / /:/ /::}/:::::::::::::l
. !|| | l !:::! .l-‐===、 ヽ / ._∠ -:::::/,/:::::::::::::::::::::/
{.゙、 || | |::::ヽl:::. ;・'''''ー、 ,;・'''''''ー、 _:::::::::::::::::::::::::::/ 皆さん3連休ですよ〜
ヽ |:ヽ|:.、 !::::::::::,'' ,'' !:::フ;;;;;;;;:::;イ 久しぶりに何処かいきましょうかw
\::::::::\\::t `´ -,:::::|》):::::::!
!::::::::::::\ :\__ l'ヽ /:::::l彡:::::/
\:::::ミ|ヽ ̄ ̄ |::::`, /:::::::l::::::/
. ,ィソヽ、__l! |:::::::〉 !:::::::ト/:ヽ\
,. ‐'/ |', **** }!/ **** l::::::/|::::::::::', ヽ.
,. '"´ / l:ヽ /::::/:::l:::::::::::l ヽ\
/ !:::\ ―----- /:/::::::l:::::::::::l ヽ \
. / !::::::::\ \ / //:::::::::l::::::::::::| ヽ
/ l:::::::::\ヽ /;';/:::::::::::l::::::::::::! 丶
. / l:::::::::::::ヽ::\ /;';';/:::::::::::::l:::::::::::,'
/ l:::::::::::::::::\:丶、._,. -';';';';'/:::::::::::::::l::::::::::::
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i どこにも行かな〜い
━━━━━━
i "((`"^)
(ニ7゚Д゚)7 おっさん、たまには家にいろよ。
━━━━━━
( ソ~~ヾミ 休みの間中家にいてもいいんじゃない?
d `∀´) 僕、おっさんといっぱいお話したいしさ!
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,)
ヽd*`∀´*) マイサンたち…
連休ネタ投下します。
書けたら2日目3日目と続きます。
「おっさ〜ん、なんかお話してよ、物語!」
今日から三連休。
俺たち四人は、久々におっさんの別荘に泊まりに来ていた。
そこはちょっと山奥にあって生活するにはいろいろと不便だけど、
いつでも温泉に入れるので、冬場にはもってこいの別荘だった。
その日の夜、俺たち四人は大部屋で一緒に眠ることになった。
子どもの頃はいつもベッドに3人並んで寝ていたが、
ある程度成長してからは枕を並べるなんてホントに久々のことだった。
「いいですよ、どんな話しが聞きたいですか?」
「今まで聞いた事ないお話〜」
「聞いた事ない話ですか? う〜ん…、そうですねぇ…」
おっさんは色々と悩んでいる。
ま、どうせまた話してるうちにシャニもクロトも寝ちまうんだろうし、
本を読みながらでも話は聞けるんで、俺は横になって本を広げていた。
「そぉだ! たまにはマイサンたちがお話しを聞かせてください!」
「えぇっ!?」
「なにそれ〜!?」
はぁ? 俺たちがお話? 勘弁してくれよおっさん。
「もう決めました!
…コレはちょっと面白いコトになりそうですネ」
何が面白い事だよ。俺は参加しねぇからな。
「でも俺たち話すことなんてないし〜」
「そうそう。話すって言っても何話せばいいのさ」
そう言われて、おっさんはしばらく考え込むといたずらっ子のように目を輝かせながら言った。
「「今まで聞いた事ない話」、なんてのはどうです?」
「じゃ、オルガから話してください」
「オルガ! 先・発!」
「お話〜」
俺からかよ? しょうがねぇなぁ…、話っつっても…。
じゃぁ、おっさんと出会ったときの話とか…、なに照れてんだよおっさん。
その頃俺は孤児院…、孤児とか集めてるアソコだ。そこで暮らしていた。
当時、戦争は今ほど激しくはなかったけど、でも戦争孤児ってのはたくさんいた。
俺もその一人…、だったんだろうな。とにかく、俺はそこで暮らしていた。
俺はその頃から本ばっかり読んでて、図書室にあった本は全部読み終わっちまった。
まだ読んだことない本は院長先生の部屋にある本ぐらいのもんで、
俺はいつか読めるチャンスがこないかとしょっちゅう院長先生の部屋の前をうろうろしてたな。
そんである日、院長がいない隙に入り込んで、すっげー綺麗な本を見つけたんだ。
こんくらいの本で…、とにかく絵がきれいだった。
それから何度も院長室に入り込んで、その本読んでたんだ。
ある時、院長室を覗いてみたら客がいて、…まぁ、それがおっさんだったわけだ。
あの頃はおっさんもまだ若かったよな。スーツもまだグレーで、
成人したてのどっかの新入社員って感じで。
それ以来何度か目にするようにはなってたな。けっこう目立ってたし。
で、いつものように院長室に入り込んで本読んでたら、
「何を読んでいるんですかー?」
って後ろから声がして、振り返ったらおっさんが立ってた。
本に集中してて、おっさんが入ってきたことに気づかなかったんだ。
そうしたらおっさんは、「内緒にしておいてあげますよ」って言って、
院長先生が来る前に俺を部屋から出してくれたんだ。
次の日、院長先生が俺を呼んで、部屋に入ってたことがバレて怒られるのかと思ったら
「ムルタ君から君に、プレゼントだそうだ」って本手渡してくれて…。
(「そうだよ、こないだお前が悪戯して捨てようとしたあの本だよ」)
すっげーうれしかったな。図書館にある本はみんなのもんだったし、
俺だけの本が手に入って…、ホントに嬉しかった。
それから何日か経って、またおっさんが来てるって聞いて、会いに行こうと思ったら、
なんかやたらとすばしっこいチビ(「おいこらクロト怒るなよ、昔の話だろ?」)と、
ずっとおっさんのズボンにしがみついてる奴がいたから(「いやホントだって、しがみついてたぞお前」)
結局その日は話せずじまいになっちまった。本のお礼とか言いたかったんだけどな…。
まぁ次の時でいいかとか思って…。
…その日、ザフト軍の攻撃が俺たちのいた孤児院を襲ったんだ。
孤児院の建物があっちこっち焼けて、そこら中真っ赤になってたし、みんな泣いてた。
院長先生が「逃げなさい」って言った直後に天井が落ちてきて……。
俺、他の子に比べたらお兄ちゃんだったから、俺がしっかりしてなきゃいけなかったんだけど、
凄く怖かったし…。
先生が火達磨になって、みんな泣き叫びながらあちこちに逃げていって…。
俺はどうすればいいのかわかんなくって、おっさんにもらった本握り締めてて…。
あの時、真っ赤な空に立ってた一つ眼の巨人の姿を、…多分俺は忘れないと思う。
…で、気がついたらおっさんの家出、おっさんの顔が眼の前にあって、
「たくさんたくさん、苦しい思いをしたんですね…。もう、大丈夫ですよ…」
って、俺の体撫でてくれたんだ。そしたら、安心してビービ―泣いちまった。
そのときはもう体中あちこち火傷してて大変だったらしいんだけど、
おっさんが優しかったからそんなに苦しい思いは覚えてないんだよな。
で、怪我が治ったと思ったらシャニとクロトが喧嘩してて。
仕方ないから仲裁に入って、…それからだよな…、俺たちが兄弟になったの。
おっさん、あのあとみんなのお墓に連れて行ってくれたよな。アレ、結構嬉しかった…。
いや、そのあと皆で海行ったり山行ったり遊園地行ったりしたのも全部嬉しかったけど。
今でも毎日が楽しいし…。
って、…何いってんだ俺は…。
ま、そんなとこだ。俺の話はおしまい。今日だけだから、もう忘れろよお前ら!
…なんだよ、寝てんのかお前ら。
…うん、おやすみおっさん。
>177
いちばんいいトコで「家出」になっちまった…。
泣きそ…
いいもの読ませていただきますた!
乙ー!!
やべぇ、>177で泣けてきた
もう号泣だよ号・泣!
乙カレー!
「白〜く染まる〜、闇、突〜き抜〜け〜て〜♪」
「シャニは元気ですねぇ〜」
「一人だけヴァカみたいにはしゃぐなよな。迷・惑!」
「転んだりするなよ、シャニ」
朝。ごはん食べたらおっさんが、
「気持ちのいい朝ですねぇ〜、皆でお散歩行きましょう!」
とか言うから、うざ〜いって思ったけど、朝体動かしたらそのあとだる〜くならないから、
オルガもクロトも誘って、皆で山道をお散歩した。
空気が爽やかで気持ちがいいから、歌いながら先を歩いてたんだけど、
振り返ってみたらオルガが一番最後だった。なんかちょっと照れてる?
多分昨日、珍しく自分のことを話したりしたからかな。
「一・番!」
「ただいま〜」
「お前ら、ちゃんと手を洗えよな」
「オルガってば、いっつも口やかましいよね。閉・口!」
確かにオルガは結構細かいこと言うけど、あれって昔からだし〜…。
「それにしても、昨日のオルガの話、初めて聞いたよね。初・耳!」
「あぁ!? 「今まで聞いた事のない話」したんだから、あったりまえだろ?
それと、忘れろって言ったはずだ」
多分、忘れられないと思う。
俺たちが知らないだけで、オルガはいっぱいうざ〜い思いしてたんだ。
「あのね〜、今日は俺がお話する〜」
「ホントですか? それは楽しみですね」
「何の話しするんだよ、期・待!」
「あのね、オルガの話〜」
「ゲ…、マジかよ!?」
俺が初めてオルガに会ったときの話。昨日のオルガの話しには出てこなかった…
「二人とも、今日はちょっとお出かけしますよ」
「外・出!?」
「どこ行くの〜?」
珍しく、おっさんが俺たちを外に連れ出してくれた。
おっさんはいつも忙しい。毎日ちゃんと俺たちの家には帰ってくるけど、
朝は早いし、夜はいつも遅い。何の仕事してるのかは知らないけど、
おっさんが言う、「ただのサラリーマン」じゃないと思う。多分。
「ちょっと、知り合いの孤児院をやっている人に会いに行くんです。
あなたたち二人の話をしたら、一度会ってみたいって…」
途端に、クロトの顔が怖くなった。俺もちょっと不安になる。
「僕たちを捨てに行くの?」
クロトがおっさんをにらみつける。
「はい? 何を言ってるんですか? そこの院長さんが、僕が子どもを育てているのを聞いて、
どんな子か知りたいから会わせてくれって言ってるだけですよ。
あそこはもう子どもが一杯で、これ以上あなたたちを受け入れる余裕なんてありません。
それに、あなたたちは僕が育てるって決めたんですから、どんなに嫌がっても絶対に離しませんよ」
そう言うとおっさんは、不意打ちで俺たちをぎゅっと抱きしめた。
俺は慣れてるけど、クロトは目を白黒させてじたばたもがいてる。
こういうときはおっさんに任せて楽〜にしてれば苦しくないのに、教えてあげない〜。
おっさんが連れて行ってくれたのは、そんなに大きくない建物だった。
入るとすぐ、おっさんよりおっさんの人がおっさんを出迎えた。
おっさんは…、(「えっと、ややこしいからおじさんでいいかな?」)おじさんにに挨拶すると、
「この子達が、先日言った、僕が育てている子ども達です」って言って、俺たちをおじさんに見せた。
俺ははじめてくる場所で、初めて会うおじさんだったから、
なかなかおっさんから離られなかったんだけど、クロトは、
「ほら、ご挨拶は?」
っておっさんに言われると、「挨・拶!」って言っておじさんの膝を蹴って逃げていった。
(「僕は知らないよ、そんなこと!」「した〜」「そういえばそんなこともありましたねぇ」「マジかよ…」)
クロトに蹴られたおじさんは、
「元気のいい子ですね、ムルタ君も相当苦労してるんじゃないですか?」
って言った。おっさんは、
「そんなことないですよ、この子達は本当に優しくて、とってもいい子達なんです」
って俺の頭を撫でてくれた。それからおっさんたちは色々なんか話してた。
そこにはおじさんのほかにいっぱい子どもがいたけど、みんなおっさんと一緒にいる俺をにらんでた。
ウザかったからおれも睨み返してやった。
クロトはどっか行っちゃったし、探しに行こうかどうしようか迷ってたら、
ちょっと離れたとこから、おっきな本を抱えてじっとおっさんを見つめてる奴がいて、
やっぱりムカついたから俺もにらみつけてやった。
(「なんだそりゃ、俺か?」)
おっさんはしばらくおじさんと話ししてて、それから俺たちは家に帰ったんだけど…、
その日の晩、けたたましく電話が鳴ったのを覚えてる。
おっさんは「すぐに戻ってきますから、いい子で待ってるんですよ」
って、慌てて飛び出していった。
しばらくなんか空の方で凄い音がして、ちょっと怖かったけど、
クロトがずっとそばにいたし、おっさんが帰ってくるまで平気だった。
明け方になって、バタバタってヘリコプターの音がしたと思ったら、
火傷だらけのオルガを抱えたおっさんが帰ってきた。
「火傷…」
玄関まで出迎えたクロトがポツリと言った。
おっさんもあちこちすすだらけだったし、何よりオルガが泥だらけ火傷だらけだった。
すぐにおっさんがベッドに寝かせて、お医者さん呼んで、
その間に、俺とクロトで協力して朝ごはん作った。
こういう時って、何か知らないけど自然に協力できるよね。
お医者さんが帰ると、おっさんは寝てるオルガを見つめたまま、
「助かったのは…、この子だけでした…」
って、凄く悲しそうに言った。おっさんもオルガも、凄く痛そうだった。
それからおっさんはずっとオルガのそばにいて、俺たちも一緒に見守ってた。
夜になってもオルガはずっと目を覚まさなかったし、おっさんも寝ようとしなかったから、
俺たち二人でおっさんの部屋に布団と枕運んで、おっさんのそばで寝た。
次の日のお昼前ぐらいになって、オルガが目を覚ましたからすぐにお医者さん呼んで、
「もう大丈夫ですよ」って言われてほっとした。
おっさんも安心したのか、そのあとパタッて眠っちゃって、夜まで起きてこなかった。
多分ずっとオルガについてて、寝てなかったんだと思う。
オルガの怪我が治って自由に動けるまで、俺たち変わりばんこでご飯もって言ったんだけど、覚えてる?
…ふ〜ん。別にいいけど…。
じゃぁ俺の話はこれでおしまい〜。明日はクロトの番ね。
おやすみ〜。
>185
「持って言った」→「持っていった」
です、スマソ。
他にも間違いあるかも…。
このスレで形成された常夏・ムルタパパキャラ>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>腐苦駄のたわ言
>>188 ああ、君の言うとおり一瞬でも187を信じたオレがバカだった
常夏・ムルタパパは永遠に不滅だ!これぞ家族美!!!(まて
ばッ 馬鹿なッ それでは監督の設定は・・・
でも腐苦駄やアンラッキークローバー共は人間じゃないですから
馬鹿親、常夏一家を否定するサタンの使いですから
死刑つったって軍の倉庫から食料盗んだ位なもんだろう…
エヴァンゲリオン七巻の加持君、見てみなよ。生きる為に軍の食料盗んだセカンドインパクトの被災孤児達、有無も言わさず軍にぶち殺されたぜ。
戦時下においては、軍に対する犯罪行為は全て死罪に値するんだよ。
ましてや、身寄りの無い戦災孤児なんてゴミみたいなものだったろう…
それにしても、エネルギー不足で大戦乱の地球上にきちんとした司法制度が残ってんのかね…
「温・泉! 紅・葉!」
「ねぇおっさん、泳いでもいい〜?」
「ダメダメですよシャニ、この露天風呂はそんなに大きくないんですから」
「紅葉の中で温泉なんて、風流じゃねぇか」
僕たちは温泉のがあるおっさんの別荘に来ている。
露天風呂からの紅葉の眺めはとっても綺麗だ。温かいしね。
僕はやたらとはしゃいでいるシャニと、のんびり湯に使っているオルガを見た。
僕たち3人(おっさんを入れると4人だけど)、結構長く一緒にいるけど、
出会う前のことは実はあんまりよく知らない。
オルガの話は初めて聞いたものだったし、
シャニの話も…、あの時連れて行ってもらった建物にオルガがいたなんて、
僕は知らなかった…。
「どうかしたんですか? ちょっとのぼせちゃいましたか?」
うつむいて黙り込んでた僕に、おっさんが声をかける。
「おいおい、大丈夫か?」
「クロトのぼせた〜?」
それを聞いたシャニとオルガも僕の顔を覗き込んだ。
「のぼせてなんかいないよ。いつまでも子ども扱いしないでよね!」
子ども扱いされた気がしてつい怒鳴っちゃったんだけど、
「…あれ?」
急に天地が逆さまになったような気がして、僕は水しぶきをあげて湯船に倒れた。
ホントにのぼせてしまっていたらしい。屈辱。
「クロト〜、大丈夫〜?」
そのあとしばらくして、シャニが一人布団に横になっていた僕の様子を見に来た。
「シャニ、クロトの様子はどうですか?」
「寝てるみたい〜」
「そうですか…」
僕はふてくされて、寝たふりをしていた。
…そういえば、昔も確か、こんな事あったっけ…。
「大丈夫か、クロト?」
「平・気! だってば、もう大丈夫」
「じゃぁ今日はクロトがお話しする番〜」
「あまり無理しなくていいんですよ?」
大丈夫だって言ってんのに。
だけど…、何を話そうか?
僕はね…、僕は…
一人で頑張って生きてきたんだ。頼れる人もいないし、一人で瓦礫の中で生きてきた。
誰も助けてくれない。みんな自分が生きるだけで精一杯だ。
自分で手に入れなきゃ誰も何も与えてはくれない。
だから、欲しいものはどんな事をしてでも手に入れた。
普通に生きてる奴らに、僕らみたいな子どもの苦労なんて分かりはしない。
僕は、携帯ゲームを握り締めて座り込んでいた。
持っているだけで、ソフトもないし、何より電池がないから動かなかったけど、
でもこれは、「僕のもの」だった。
だから誰にも渡さないし、誰にも見せたりしなかった。
「ママー、あの子…」「しっ! 近づいちゃいけません。ほら、こっちへ来なさい…」
ぼろを着てうずくまってる僕を、大人たちは軽蔑したようにな目で眺めていく。
戦争孤児の救出とか、報われない子ども達に愛の手を、とか。そんなの嘘っぱちだ。
誰も本気で僕たちのこと考えてる奴なんていない。
たまに、食い物とか置いて行く奴らはいるけど、偽善やってる態度が見え見えなんだよ、ヴァーッカ!
特に金持ちそうな奴ら。そういう親子連れのガキなんかが一番ムカツク。
いい服着て、美味い物食って、それで僕に「大丈夫?」なんて声かけてくる。
ほら、今日もまた僕のことを馬鹿にして見てる親子連れがいる。
高そうな服着た、緑色の髪のガキ。…じっと僕を見ていた。
ガキの方が、父親に向かって何か話している。どうせ、
「あの子に食べ物あげてもいい?」とか聞いてるんだろ。
それで、1メートルくらい離れたとこに食べ物を置いていくんだ。
本気で関わる気なんてないくせに、いかにも「いい子やってます」って感じで。
ほら、嬉しそうに駆け足でやってきて、その辺で止まって…、止まって…?
止まらないしっ(汗)!?
「はぁ〜〜〜、突撃ぃ〜〜!!」
がばっ!!
その緑色の髪の奴は、何を考えたのか俺に抱きついてきやがった。
「な…なにやってんだよ、このヴァーカ!!」
「おっさんの真似〜」
振り払おうとしてもしつこく抱きついてきやがる。なぁに必死になってんだよコイツ!?
「離せよ! 僕に近づくな!!」
「何で〜?」
「鬱陶しいんだよ!」
何なんだよコイツ。鬱陶しい奴。何考えてんだよ!
振り払おうとした時、僕が隠していたゲーム機が転がり落ちた。
しまったっ!!
僕は慌てて拾おうとした。それを、大人の手が先に拾った。
さっきから抱きついてくるガキの親だ。しげしげと僕の顔を見ている。
「返せよっ!!」
どうせ、こんなガキがゲーム機持ってんのを不審に思ってんだろ。
それで「どこかから盗んだ」って勝手に決め付けて、取り上げるんだ。
でも、その男はひょいっとゲーム機を僕に返してくれた。
その代わり、突然僕の前にかがみこむと僕のおでことおでこをくっつけた。
「わっ! 君ぃ、熱があるじゃないですか。ダメダメですね」
だったら何だって言うんだ。
こんなとこで生きてるガキが熱を出したからって、病院になんて行けない。
「おっさん、こいつ病気?」
「みたいですねぇ」
「じゃぁ連れて帰る〜」
はぁ!? 何言ってんだよこのガキ。あったまおかしいんじゃねぇの?
「そうですね! ナイスアイディアですよ、シャニ!」
そう言うとおっさんはいきなり僕に抱きついた。その攻撃に僕がひるんだ隙に、
ひょいっと担ぎ上げられてしまった。
「へぇ〜、クロト君って言うんですか」
結局、僕はおっさんに担ぎ上げられたまま、そいつらの家へ連れて行かれた。
薬飲まされて、ベッドに寝かされて、僕は正直困っていた。
今まで会ってきたほかの人間とはちょっと違った(「って言うか、かなり変だったよね〜」)
おっさんとシャニは、やたらと僕に抱きついてくるし、必要以上に親切にしてくれた。
でも、信じちゃいけない。この人たちだって、すぐに僕を放り出すんだ。
そう思って、僕はなるべく口をきかないようにしていた。
にもかかわらず、おっさんは何度も何度も話し掛けてくるし、
シャニのほうはあんまり喋らなかったけど、そばにくっついて離れようとしない。
鬱陶しかったから、寝たふりをしていた。
それでも、二人は僕から離れようとはしなかった。
夜になると、何故か僕を挟んで3人川の字で寝ていた。
その日以来、僕は変な事になってしまった。こいつらが離してくれないから、出て行けないのだ。
それどころか勝手にご飯は作るし、風呂に入れるし、いつのまにか部屋の中に僕専用のスペースまで出来ていた。
この二人にかかると、とことん調子が狂ってしまう。
僕はずっと、ゲーム機を手放さないままだった。
ある日、シャニが僕にあるものを見せてくれた。壊れたCDウォークマンだった。
「俺の宝物〜」といって見せてくれたそれは、シャニがおっさんと出逢った時に持っていたものだという。
その日初めて、僕は二人が血のつながった親子ではない事、
シャニが、僕と似た境遇の出身だという事を知った。
それ以来、シャニが僕にしつこくまとわりついてくるのも気にならなくなったし、
僕たち二人を抱きしめるおっさんの行動も、嫌ではなくなった。
しばらくして、僕はゲーム機に電池を入れた。
おっさんが家に連れ帰ったときに渡してくれたものだった。今まで怖くて入れられなかった。
電源を入れる。…何の変化も起こらない。壊れていた。
その日の晩、僕はおっさんにしがみついて泣いた。泣き疲れて眠るまで泣いた。
実は、そのときの壊れたゲーム機は、今でもちゃんと持っている。
もうっ、僕の話はここまでだからね、終・了!
…っておっさん! 思い出して泣くなよ、大人だろ!?
ええ話や…(つд`)
感動した。このスレはいい職人さんが多いな…(つд`)
大人なのに泣いちゃった…(⊃д`)
さて、いわれもない風説が某所から流れ出ているようですね。私は、私と息子の
名誉のため、そして私たちを支援してくださった皆さまに多少なりとも真実をお話
しようかと思います。
「コズミックイラ」。西暦に取って代わったこの新しい暦はどんな意味を持っていた
と皆さんはお考えでしょうか?それは、「宇宙時代の幕開け」ただそれだけではあ
りません。本当は、人類が宇宙へと旅立つにあたって、宗教の壁を乗り越え、新し
い友愛の世界を作ろうという希望が込められたものでした。
しかしながら、事態はまったく別の方向に向かい始めました。「コーディネーター」。
人類が自らの手で「神から授かった肉体」を意図的に変えてゆく技術。これにより
生まれた選民集団プラント・・・彼らは人口的に作り出された天才たちでした。
ではなぜ私たちは戦争へといたったのでしょう?最大の焦点は血のバレンタイン
事件の舞台となったあの農業プラントでした。遺伝子操作で生まれた人間たちが、
自らの胃を満たすために建設した施設。しかし、そこで作られる穀物は、高度に
遺伝子操作された穀物群でした。その生産量はたちまち余剰を生み出し、地球上
の市場へと流れ込んできました。
大打撃を受ける地上の農民たち。混乱する経済。そして、その中間貿易で巨利を
築き上げるオーブ。農業プラント問題は、まさに地球の命運を左右する大問題でし
た。決裂する協議。残った選択が、何かもう皆さんにはお分かりでしょう。「青き清浄
なる世界のために」というスローガンを掲げたブルーコスモスが、最も憎んだ対象。
それが彼らコーディネーターがいうところの「ただの農業プラント」だったのです。
マイサンたちが死刑囚ですって?ガンダムの操縦をしたら減刑ですって。おかしな話
です。いったいこんなウワサを真に受けて、聴衆の面前で発表してしまう人ってどんな
方ですか?そもそも私が開発した最新鋭機になぜ犯罪者を乗せなければならないん
ですか。
私が引き取る前、あの子達は確かに荒んでいました。当たり前です。親を亡くして孤児
院以外へ行く当てもない境遇だったんですから。確かに粗暴であったことは事実です。
しかし、3人とも、経済が混乱する中、親も財産も失ったのです。そんなあの子達の境
遇を知った私が、自分の手で引き取るまでそう時間はかかりませんでした。何よりも彼ら
は、コーディネーターの犠牲者たちなのですから。
マイサンたちと過ごした楽しかったあの日々。決して忘れることはできません。でも、そん
な生活も唐突に終わりを迎える時が来ました。私が中心となって進めてきた新型MS。
でもその機動力を生かすことは、生身の人間にはできませんでした。コーディネーターを
除いて。たった一つ残された手段。それは、薬物で人間の反射機能を大幅に高めること
でした。しかし、これには大変な問題がありました。その薬、グリフェプタンは、中毒性が
高く、脳の機能障害も引き起こし、最後には廃人になりかねない。私は、連日悩みました。
誰かが犠牲にならなければならない。でなければ戦争は終わらない。眠れない日々が続
きました。マイサンたちは、そんな私の様子に気付いたのでしょう。そして、いつの間にか
私の悩みがなんであるかも知ってしまったのです。
忘れもしないあの日。私が軍の会議に出かけると、集まった委員たちから笑顔で話しかけ
られました。
「さすが、アズラエル理事です。あの計画に、ご自分の息子さんたちを志願させるとは!す
ばらしいことです。この献身的犠牲により人類は救われました。」
「ちょっと待ってください。いったい何の話ですか?」
「おや、理事もおつかれのようですね。昨夜、理事ご自身が、メールで志願者は3人の息子
に決まったと委員の皆さんにお知らせしたじゃありませんか。」
私は、このことをマイサンたちに問いただすため、急遽、屋敷へと戻りました。
「オルガ、シャニ、クロト!これは、いったいどういうことです?」
「うっせーんだよ。誰かがいかなきゃならねーんだろ!」
「志・願、上・等!」
「だめなんだぜ。もう決めちゃったんだから!」
「これがどういうことになるか、あなたたちは全くわかっていません。本当に取り返しのつか
ないことをあなたたちは・・・」
「おっさん・・・。今日まで俺たちの面倒見てくれて本当に感謝してるよ。わかってるさ、薬物
使って廃人になるかもしれないことくらい。でも、これは俺たち自身の戦いでもあるのさ。俺
たちはもうやるって決めてしまった。それに、おっさんが悩んでる顔なんてこれ以上見たくな
いしな。」
「やらなきゃやられる、それだけだろ」
「引きとめ、うざーい!」
「あなたたち・・・」
その時、次の言葉は続けることが出来ませんでした。
その後は、皆さんもご存知のとおりです。私は、心を鬼にして戦い抜く決心をして愛する息子
たちと共に宙へと旅立ったのです。再び、あの幸せな日々が戻ることを信じて・・・。
>>201-203 職人さん、乙!すげー・・・。
オルガークロトーシャニー。泣かせるじゃないか(ノД`)
福田の妄言にすさんでいた心がこのスレで癒されたよ(つД`)
職人さんがんがってくれ
>>201-203 ありがとう。真実に目覚めたよ。
お偉いさんのムルタが何で最前線に出るのかと思ってたが、
マイサン達と一緒に愛する地球を守る為だったんですね。
まさに歴史は勝者に寄って捻じ曲げられる!! ・゚・(ノД`)・゚・。
>>201-203 さすがはブルーコスモス盟主!
3兄弟も立派に事は成し遂げましたよ・・・
>>201-203 グッジョブ……。
今はただそれだけ言わせてください。
オルガ…、シャニ…、クロト…、…アズラエル。
\ r'⌒`ヽ, /
\ '((ヾ、ヽ〉 /
\ 〉( ゚∀Y i /,.-ーーー、
,ゝ⌒〜,. \ ( ∩∩ ) / i "((`"^)
∧∧ソ~~ヾミ \ ∧∧∧∧/ (ニ7 ゚Д゚)7
(・w・) ∀´*b < し > (つ|⌒|⌒|
( yヽ⊂ ) < 予 あ > (⌒) (⌒)
`´Y 人 < わ >
─────────< 感 せ >──────────
/<=Ω=>_ < の > /<=Ω=>
≡ - -| < !!!! > (ヾ((´`ヽミ ●
ヽdノΑ/ /∨∨∨∨\ ヽd ゚ヮ゚ノ丿
⊂ ._.つ / r'⌒`⌒ヽ \ ノ/ /
人 Y / ( (,,(`"),,,,,) \ ノ ̄ゝ
し (_) / ヽd*`∀´) \
/ / | \
/ ○∪∪つ \
やべ、最初はなんとも思ってなかった常夏三人とアズラエルが好きになってきてるよ………(つД`)
初めて本当の良スレに出会った気がする。
「到・着!」
「ただいま〜」
「楽しい思いをしてきたぜ!」
久々の連休、息子達を連れ出して温泉のある別荘へ行ってきただが、
どうやら正解だったようだ。みんな楽しんでくれたらしい。
「紅・葉! 綺・麗! だったね、また行こうよ!」
「温泉気持ちよかった〜」
「あぁ。でもおっさん、ずっと高速運転しっぱなしだったから、疲れたんじゃねぇか?」
「なぁに、これくらい大丈夫ですよ! …と、言いたいところですが、
さすがにちょっと疲れましたね。少し仮眠を取らせてください」
そう言うと、私は居間のソファーに横になった。
横目で見てみると、マイサンたちはお土産を並べてああだこうだとはしゃいでいる。
マイサンたちが喜んでくれてよかった…。
と、本当に心から思った。
彼らが喜んでくれるなら、どんな些細な事でも嬉しかった。
本当に…、あの戦火の中よく生き抜いてくれたと思う。
薬物でボロボロになって…、本当なら私を恨んでもおかしくないはずなのに…、
なのに私を慕ってくれる。
ズキン…
楽しく笑っているマイサンたちの顔を見て、心の奥に隠した古い傷がうずく。
彼らを生体CPUにしたこと。本当にすまないと思っている。
しかし、私は…、それ以上に彼らに酷い事をしてしまいかけたことがある。
…これは、決して誰にも語らない話。誰にも語らない。…しかし、一生忘れる事のできない事…。
一度だけ、たった一度だけ、私はマイサンたちをこの手から離そうとした事があった。
そして、…その選択が、
もし間違えれば、彼らをこの戦争よりもっと早くに死なせてしまっていたかもしれなかった。
「孤児を引き取って育てたいだと!? ふざけた事を言うな!!」
ダンっ!! 机を拳で叩く大きな音に、思わず「ビクッ」っと肩をすくませる。鋭い視線が、私を捕らえていた。
「今までお前を育ててきたのは何のためだ? 慈善事業をやらせるためではないんだぞ!」
「ですが、あの子達をこのままには出来ません! 彼らには親の愛情が必要なんです!」
「愛情などなくても子は育つ」
そうきっぱり言い切ると、眼の前の人物はおもむろに立ち上がった。
「ムルタ、将来の経済界を担う者として、お前は今まで何を勉強してきた?
状況を分かっているのか? お前に今血のつながらない子どもを育てている余裕があるのか?」
ぐ…。言葉に詰まる。
「コーディネーターどもの…、勝手な振る舞いを許す訳にはいかん。
このまま勝手を許しつづければ、地球は潰れてしまう。お前はそれを分かっているだろう!」
言い返せない。
「ですが…、僕は…。あの子達は…」
何とか正当な理由を…、言い訳を考えようと思った。
「孤児なら、ちゃんとしたそれなりの施設に預けた方が得策だ。
人格的にも経済的にも、人として半人前のお前が育てたところで、幸せにしてやれるわけでもなかろう」
優しく肩に乗せられた手が、ひどく重い。私のことを気遣ってくれた発言だと分かっているが。
それでも…、まだ言い訳を探した。
「…あの子達は、僕を慕ってくれています。僕を必要と…」
「ただ傍に置いて可愛がりたいわけではないのだろう?」
言われて、途端に自分が恥ずかしくなった。愛情を必要としている子ども達。
あの子達に、自分が本当の愛情を与えられるとは思えなかった。単なる自己満足でしかないのではなかろうか?
「お前は優しいからな」
恥ずかしさのためにうつむく。自分は何処まで半人前なのだろう。
「手続きならしてやる。あの孤児院ならお前も安心できるだろう? 会いたいならいつでも会いに行けばいい。支援もしてやる。
だが、お前はまず最初に自分のしなければならない事を考えろ」
優しく、しっかりと諭される。
「分かりました…。わがままを言ってすみません…」
「分かってくれたのならそれでいい。下がれ」
「…はい」
自分の愚かさと、浅はかさを思い知った。
迎えの車を途中で降りると、私は一軒の家に向かった。
小さな家族がやっと住める程度の、それくらいの家だったが、私にはとても大切な場所だった。
「こんにち…、じゃないですね。ただいま」
「帰還!」
私が玄関に上がると、弾丸のようなスピードで腹に頭突きをかまされた。
「うぐっ…、クロト、今日も元気一杯ですね!」
「へへへ!」
最近ようやく懐いてくれるようになった赤毛の少年がニコっと笑う。
「おっさんお帰り〜」
「ただいま、シャニ。いい子にしてましたか?」
「してた〜」
もう一人、シャニは私の背中に抱きついておんぶをねだる。ホントに、元気になってくれてよかった…。
シャニ、クロト。二人とも、私と血のつながりはない。
街で行き倒れ状態になりながら暮らしていたのを、私が引き取ってここへ連れてきたのだ。
この数ヶ月で見る見る元気になった。しかし…。
「あなたたち、ここでの暮らしは楽しいですか?」
「楽しいよ」
「おっさんは? 楽しくないの?」
「僕も楽しいですよ」
これから先私はますます忙しくなるだろうし、
この子達も、ここで暮らすよりは大勢の中間達と暮らしたほうが幸せかもしれない。
私はこの言い訳を、自分の中で正当化して言い聞かせると、受話器を取って、知り合いの孤児院の院長に連絡した。
「二人とも、今日はちょっとお出かけしますよ」
次の日の朝。起きてきた二人に、私は出かける事を告げた。
「外・出!?」
「どこ行くの〜?」
「ちょっと、知り合いの孤児院をやっている人に会いに行くんです。
あなたたち二人の話をしたら、一度会ってみたいって…」
「僕たちを捨てに行くの?」
今までにない暗い声で、クロトが聞いた。
胸が詰まった。どんなに言い訳しても、この子達を手放そうという事に変わりはなかった。
勝手に拾ってきて、自分勝手に愛情を与えて、都合がつかなくなれば捨てる…。
そんなつもりはなかった! ただ、本当に幸せになって欲しい、そう思って…!
言い訳が、グルグルと頭の中を回った。
「はい? 何を言ってるんですか? そこの院長さんが、僕が子どもを育てているのを聞いて、
どんな子か知りたいから会わせてくれって言ってるだけですよ。
あそこはもう子どもが一杯で、これ以上あなたたちを受け入れる余裕なんてありません」
震えそうな声で、何とかそう言い切った。明らかな、嘘。
「それに、あなたたちは僕が育てるって決めたんですから、どんなに嫌がっても絶対に離しませんよ」
これでこの子達を騙す事になる。それでもいい、私の元を離れても、きっと先生がこの子達を幸せにしてくれる。
罪の意識で泣くところを見られたくなくて、強く二人を抱きしめた。
街の郊外、緑の豊かなところに、その孤児院はあった。
数人の従業員と、あとはボランティアで子ども達の世話をしている。
私も昔、ある事情からそこでお世話になることがあった。
二人を連れて中に入ると、あらかじめ連絡しておいたので院長が私を出迎えれくれた。
「お久しぶりです。先生」
「はははは。ムルタくん、そんなことを言って。つい先日会ったばかりじゃないですか?」
「そうでしたね。ちょっと僕、疲れてるんでしょうか?」
「無理もないですよ…。それで、この子達が?」
「えぇ、そうです。この子達が、先日言った、僕が育てている子ども達です」
そう言うと、私は後ろに控えていたシャニとクロトを前に押し出した。
二人とも緊張しているのだろう。顔がいくぶんかこわばっている。
もしくは、このあとのことを敏感に察知して不安になっているのか…。
院長に挨拶させようとしたが、クロトはすばしっこく逃げてしまうし、
シャニは私にしがみついて、どうしても離れようとしなかった。
「すみません先生、普段はいい子なんですが…」
「そうでしょう。…私が引き取るのが悪い気がしてきました」
嬉しいような、恥ずかしいような、…自分が情けないような気がした。
自分の身勝手で引き取った子どもをまた手放すなんて…、人として最悪だ。
そんな私の心情を読み取ったのか、院長は慰めるように言った。
「人は誰しも、全て完璧な事をする事なんて出来ませんし、失敗のない人生なんてありません。
君は一番必要な時に、あの子達に救いの手を与えた。それだけで、十分なんですよ…」
「はい…、先生。でも…」
「そうですね、今すぐということでなくてもいいじゃないですか。
もう少し、君が落ち着いてから。それからまた二人を連れてきて下さい」
「すみません、ご迷惑おかけします」
私は先生に頭を下げた。すばしっこくてなかなか捕まらないクロトをようやく捕まえると、
その日はそれで一旦家に帰る事になった。
「あそこ、結構面白かったよ! また探・険! しに行きたいな!」
「ガキばっかでうざいじゃん。俺はもういい〜。でもピアノああったから、あれ弾きたい〜」
「そうですか?」
帰り道、二人があそこをそんなに嫌っていないと分かり、安心したような寂しいような、複雑な心境になった。
もう一日だけ、もう一日だけ二人と暮らしたら、先生に預けよう。ようやくそう決心した。
その日の晩、ザフト軍が孤児院を襲ったという情報が飛び込んできた。
なぜ!?
あんなに静に平和に暮らしてる人たちの孤児院が、何故襲われなければならない!?
私はいてもたってもいられず、シャニとクロトを残して家を飛び出した。
もちろん、二人の安全はしっかり確保してのことである。
私が駆けつけたとき、孤児院のありさまは酷いものだった。
焼かれ、壊され、…殺されていた。
「何で…、こんな…」
大分消し止められていたものの、火はまだ残っていた。
私は、ただ呆然と立ちすくむ以外なかった。生存者の確率は、絶望的。
昼には、みんな生きていたのに…。楽しそうに笑っていたのに…。
「大丈夫ですか、ムルタ様」
「あ…、えぇ」
声をかけてきたのは父の秘書だった。父が送ってよこしたのだろう。
「まったく、なんて酷い事を…。せっかく旦那さまが支援なさっていた孤児院なのに…」
まさか!?
その言葉に、はっと思いつく。何故この場所が攻撃されたのか。
(父の、ブルーコスモス総帥の支援していた孤児院だからなのか!?)
宇宙の、プラントに住むコーディネータにとって憎むべき邪魔な存在。
その父の支援していた孤児院だから、だから攻撃されたのだとしたら…。
いや、それ以前に、父がこの孤児院を支援したのは僕が頼んだからだ!
そして愕然と思いつく。もし、あのとき、そのままシャニとクロトを先生に預けていれば…
「僕は…、あの二人まで殺そうとしていた…」
眼の前が真っ暗になる。僕はあの二人を殺そうとした。直接的にではなくても、僕がしようとしたことは、そういうことだ。
子ども達も、先生も、ここで働いていた人たちも、みんな…
「おい! まだ生存者がいるぞ! 子どもだ!!」
現場が急にに騒々しくなる。
生きていた? まだ生きている子どもがいた!
「その子は!? 無事なんですか!?」
その場にいた救急隊員を捕まえて問い詰める。
「ひどく火傷をしていますが、詳しい事は…。大きな本を抱えてうずくまっていたそうです」
本? 思い出す事があった。先日院長室でであった子ども。名前は、…確かオルガ?
その子どもは、やはりオルガだった。私がプレゼントした本を抱きしめていた。
「すぐに病院へ…」
「いえ、医者には僕の家に来るように言ってください」
「何ですって!?」
そのとき、私は心を決めていた。
「この子は僕が…、いえ、私が引き取ります」
オルガが意識を取り戻したあと、その足で父の元へ向かった。
どうしてもあの三人を引き取りたいと、土下座して頼み込んだ。
仕事も必ずこなすと誓った。
とにかく必死だった。
「滅多に反抗しなかったお前が…、珍しいな…」
父も事情を察してか、前ほど強く反対する事はなかった。
数日後、父に呼び出された私は、郊外にある土地と屋敷を譲り受けた。
父は、「私がしてやるのはそこまでだ。あとは自分の力で何とかしろ」とだけ言った。
私にはそれだけで十分だった。子ども達を引き取る事を認めてくれただけで、
十分嬉しかった。父に感謝した。
新聞の一面に「ブルーコスモス総帥、暗殺される」の文字が踊ったのはその、たった二日後の事だった。
新しくオルガを迎えた屋敷に私が帰りついたのは、夜もかなり遅くなってからの事だった。
「おか・えり!」
「おっさん帰った〜」
「えっと…、お帰り」
子ども達が迎えてくれる。普段なら嬉しいはずのそのことも、ひどく私の胸を締め付けた。
「どうしたの? おっさん」
いつになく暗い私を心配して、三人が私に訊ねる。
「父が…、死にました」
やっとの事で、立った一言を紡ぎ出す。
「…じじ、死んじゃったの?」
ひとり思い当たったシャニが聞く。シャニは、一度だけ父に会わせたことがあった。
そのとき父の呼ばれていた肩書きの『理事』を、『じじ』と聞き違えたらしい。
「『じじ』って誰?」
「おっさんのおっさん」
「じゃあ、俺たちのおじいちゃん?」
その言葉に、私は思わずはっとして頭を上げた。
「おじいちゃん?」
「だって、おっさん…、のおっさんなら、そうなるんじゃないのか?」
訊ねたのは、オルガだった。
あぁ…、そうだ。この家に引っ越した時、この子達には「今日から私があなたたちのお父さんです」と言ったのだ。
そのことから、私の父の事をそう理解したのだ、この子達は…。
「そうです、あなたたちのおじいさんになる…、人です…」
「そうなんだ? 祖・父!」
「俺たちも会いたかったな」
クロトとオルガがそう言った。そう…、言ってくれた。
「愛していますよ、三人とも。絶対に…、絶対に離ません! もう絶対離しませんよ〜!」
私は三人を抱きしめた。
「おっさん苦しい〜」
「もう! 分かったから離してよね、窮・屈!」
「苦しい思いはしたくないっ!!」
私は父の後を継いだ。表書きの仕事も、裏の仕事も。
以前よりも更に大変になったし、毎日が忙しくなった。
それでも、オルガ、シャニ、クロトの三人とのコミュニケーションを一番大事にしていた。
たまに、ごくたまに仕事そっちのけにして三人にかまうので、『馬鹿親』と言われたりすることもあったけど、
全然気にならなかった。むしろその肩書きは嬉しくもあった。
でも、罪の意識が消えることはなかった。
後ろめたさからか、子ども達の事を「マイサン」と呼べるようになるには、
一人称が「私」に変わるより少しだけ時間が必要だった。
「おっさん、寝てるの〜?」
「睡・眠!」
「疲れたんだろ。楽しい夢見てるといいな」
稚拙な文章長々と続けてすみませんでした。
アズラエル一家よ、永遠なれ…。
(つД`)う゛っ。
泣 け る
乙華麗!
長文乙。感動しました。
なんかどっかのアホが京都で脳内設定をぶちまけやがったみたいですが、
それを遥かに上回る表現力で流して下さった職人の皆さんに感謝します。
アズラエル一家よ、永遠なれ・・・。
なんでだろう…物書きで食ってるはずの人より整合性があって、人物描写が丁寧で、何より
感 動 で き る のは。
グッジョブ!お陰で俺も常夏+おっさんファンになれたよ!!
マジ泣けた(つД`)・゚・
>>224 ん〜・・・
ムルタの言葉を借りるならば、奴が
ダ メ ダ メだからじゃないか?
乙!ここでは初めてです。
なんか心が癒されました!また来ます!
>マイサンたちが死刑囚ですって?
全くだ。死刑囚なのはムルタでもないし、この三人でもない。
福田こそ極刑に相応しい。万死に値するとは、この男のためにある言葉だ。
件の発言記録でどっと落ち込んでいた魂が癒されました。
職人さん、ありがとう…
そしてガンガレ
i "((`"^) おっさん…
(ニ7つД`)7。゜
━━━━━━
( ソ~~ヾミ
d ´A⊂)。゜ おっさん…
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i おっさん!
>>228 禿げ堂
●3人組について
彼らのプロフィールを出すつもりはありません。 ここだけの話ですが、
彼らは犯罪者で、死刑が確定しています。 ガンダムを操縦する代わりに罪状を軽くして貰えるという取引です。
本当にコイツは憎むべき大馬鹿だ…。
そもそも3人が死刑になる理由がさっぱり見当たらない。
万が一大量殺人によるものだとしたら、それで代わりに人を殺せというのは矛盾している。
福田のアフォは罪状なんてさっぱり考えてないだろうがな。
/ / 〃:::::::::/ '" " `゙''‐ 、::::::l ! !:::::::::l
// / ./:::::::/ `y′,/! ト, ./:::::::::::|
. l l! /| !:::/ / /:/ /::}/:::::::::::::l
. !|| | l !:::! .l-‐===、 ヽ / ._∠ -:::::/,/:::::::::::::::::::::/
{.゙、 || | |::::ヽl:::,.-‐==、ヾ、 }w/{ /,.=≦彡_:::::::::::::::::::::::::::/
ヽ |:ヽ|:.、 !::::::::::{! (・) .,}:\)/:::::::゙'-="f' (・) }!:::フ;;;;;;;;:::;
\::::::::\\::t、_'ー--‐'",. -、/`´\ヾ.`''ー--‐'"-,:::::|》):::::::
!::::::::::::\ :\__゙'''''"´ l'ヽ ` ̄ ̄ /:::::l彡:::::/ マイサン達に類を及ぼさない為、
\:::::ミ|ヽ ̄ ̄ |::::`, /:::::::l::::::/ 罪も罰も私が一身に受ける!!
. ,ィソヽ、__l! |:::::::〉 !:::::::ト/:ヽ\
,. ‐'/ |', }!/ l::::::/|::::::::::', ヽ.
,. '"´ / l:ヽ /, __, 、 /::::/:::l:::::::::::l ヽ\
/ !:::\ 巛二二二二二|} /:/::::::l:::::::::::l ヽ \
. / !::::::::\ ,,,,,,,,,,,,,_ ゙ //:::::::::l::::::::::::| ヽ
/ l:::::::::\ヽ (::::::::::::::::::> /;';/:::::::::::l::::::::::::! 丶
. / l:::::::::::::ヽ::\ `''''''''''''" /;';';/:::::::::::::l:::::::::::,'
/ l:::::::::::::::::\:丶、._,. -';';';';'/:::::::::::::::l::::::::::::
/ !::::::::::::::::::::\:\;';';';';';';/::::::::::::::::::::ト,::::::::::
>>232 >万が一大量殺人によるものだとしたら、それで代わりに人を殺せというのは矛盾している。
それは戦時中だし、平和な現代日本の倫理観を当てはめることもないだろう。効率優先。
死刑囚説自体あまり真に受けてないし、国によって死刑になる理由もまちまちなわけだが。
種世界の法律ってのはどんなものか・・
勝手にストライク使ってラクス逃がしたキラはお咎め無しで、
ストライクに乗り込んで土下座させただけのサイが独房入りになる種の世界に、
まともな法律などないと思われ。
種世界法第6638条
「友情(?)とか正義(!?)のために味方裏切っちゃう
美少年とか美少女カコイイ!無罪!!むしろ定説!!」
238 :
1/3:03/11/26 19:03 ID:???
『RRRRR…』
ガチャ、
「はい、アズラエルです。はい…、はい…、そうですが…
警察? はい…、はい?
何ですって!? マイサンたちが!?」
『出来るだけ早く本庁のほうに来ていただけると…』
「分かりました! すぐ参ります!!」
ガチャ――ン!!
なんてことでしょう…、マイサンたちが警察の厄介になるなんて…
私は目の前が真っ暗になりました。
あんないい子達に、いったい何があったというのでしょう!?
いいえ、きっと誰かに騙されたか、気づかぬうちに犯罪に巻き込まれていただけに違いありません!
でなければ、マイサンたちが警察のお世話になるようなことをするはずなんて…
その時、私はふとあることを思い出しました。
以前マイサンたちと京都旅行に行ったときのことです。
道端で占いをしていた怪しげな…、フクダだったかフコウダだったか、
とにかくそんな名前の男から、マイサンたちの不吉な未来を予言されました。
『オマエの三人のムスコは全員犯ざい者となり死刑にナル、ソウ決まってイる!!』
気がついた時には宇治橋の欄干に手をかけて立っていました。
いったい何の為に、どうやってそこまで移動したのかは分かりませんが…。
傍には不安そうな表情のマイサンたちがいました。
『おっさん! 安・心してよ、僕たち絶対犯罪者なんかになったりしないから!』
『死刑ウザ〜イ、俺たちおッさんより先に死んだりしないもん』
『あんなインチキ占い信じたら苦しいだけだぜ! それより湯豆腐食いに行こうぜ』
そう言って無理な笑顔で私に微笑むマイサンたちを、あの時どれほどいとおしいと思ったことでしょう。
239 :
2/3:03/11/26 19:04 ID:???
あの時は単なるインチキ占いとすっかり忘れていましたが…、嫌なことを思い出したものです。
今回のことは、あのこととは全く関係が無いはずです! そうです、マイサンたちです!
あの子達が犯罪に手を染めるなんてコト、決してありえません。こうしてはいられない!
私はすぐさま作りかけのアップルパイもそこそこに、家を飛び出しました。
あ、もちろんエプロンはちゃんと脱いでいきましたよ。
警察につくと、すでに連絡が渡っていたのか、真っ先に応接室に案内されました。
そこで所長が私を待っているとのコトです。
所長!? なんということでしょう、そこまで事態が深刻だったなんて…
あぁ、マイサンたち、一体どうしたのですか!? 私の知らないあなたたちがいたとでも言うのですか!?
私は眩暈がしそうな体を抑えて、応接室の扉をノックしました。
「どうぞ、入ってください」
「失礼します…、マイサンたち!?」
「おっさん!?」「きた〜!!」「僕はね、僕は…」
どうしたことでしょう? マイサンたちは応接室のソファーに座ってお茶を飲んでいました。
すぐさま私に駆け寄り、口々に話しかけます。
「強・盗! 逮・捕! 僕って偉い!?」「金一封〜!」「勇敢な思いをしたぜっ!」「所長賞〜!」
「恐・怖! 追・跡!」「あぁ、でも無駄じゃなかった」「テレビ〜」「あのね、僕はね…」
「ちょ…、ちょっと待ってください! いったい何がどうしたんですか?
ゆっくり、落ち着いて説明してください」
「アズラエルさんですね、よく来てくださいました。どうしても貴方にお会いしたくて…、
どうぞおかけください」
中年の所長は穏やかな物腰でニコニコと笑っています。
どうも私の想像した最悪の事態には程遠い感じなのですが…
「アズラエルさん、まずはお礼を言わせてください。全て貴方の息子さんたちのお陰なのです」
「はい!? …あの、一体どういう…」
240 :
3/3:03/11/26 19:05 ID:???
所長の話によると…、何でもマイサンたちが三人で出かけている時、偶然銀行強盗に鉢合わせしてしまい、
三人の努力と勇気と協力のお陰で、犯人も逮捕、人質も無事に保護、お金も全額無事に帰ってきたそうです。
「そうだったんですか…、わたしはてっきり…、いえ、なんでもありません」
「息子さんたちには所長賞と金一封の授与が決定しています。それで、こんなに勇敢で
正義感あふれる優しいお子さんを育てられたアズラエルさんに是非お会いしたくて…
無理にお呼びだてして申しわけありませんでした」
「おっさん! 僕たち凄い? 偉い?」
「偉いですよあなたたち! 今日はお祝いにしましょう!!」
「わ〜い! 俺鍋がいい〜!」
「猪鍋にしようぜ!」
マイサンたちが手放しで喜んでいます。やっぱり、あんなインチキ占いが当たるはずありませんね!
「そういえば、アズラエルさんは各方面に顔がききますよね?」
「えぇ、まぁそれなりには」
「できれば、今後も色々な警察の捜査に協力していただきたいのですが…、無理なお願いでしょうか?」
う〜ん、そういったことは、時と場合によりますしねぇ…、しかし、私もマイサンたちを見習って…
「分かりました。出来る範囲でご協力いたしましょう!」
「有難うございます、アズラエルさん」
それで、今はどんな事件を手がけているんですか?
…宇治川で上がった身元不明遺体の操作?
それは大変ですね。
勢いだけで書いたので、多分ミスがたくさんあると思いますが、
その辺は流してください。笑ってもらえたら幸い。
ワロタよw乙・彼(`∀´)
祝いだというのにシャニが鍋と言うところワロタw
乙です。
最近は良作が多くて嬉しい
愛がつたっわてくるぜ
うん、よかった。ここ数日はこのスレに救われてるよ。
そうだなオルガ、京都といえば湯豆腐だよな。
京都から一度宇治に行って、それから京都に戻ったのか。
湯豆腐は南禅寺だっけ?
腐苦堕が日曜日に死刑囚ネタ言ったんだよな。
…だとしたら、土曜日送られてきたダムエース(彼インタビュー答えたんで)で見た
ミヤモトくんの笑顔を羨んだんだろうな。
腐苦堕はヨメもろ共、業界からハブられて、スポンサーも制作会社も奴の戯言には
スルーしてるって話だし…、
「オレが苦労してるつーのに,オマエなんでワラってんだああああっっ」
で,いやがらせしたかったんだろ。
気持ちは分からんでもないが,分かりたくもないし同情もしたくない。
全部,オマエの不徳の為せる業だ,,大人げないっっっっ。
≫248
…スマソ、もちつきます。
遅レスだが・・・
>219
「…じじ、死んじゃったの?」
そのとき父の呼ばれていた肩書きの『理事』を、『じじ』と聞き違えたらしい。
か、かわいい・・・・!!(*´Д`)
〉250
うん,そうだね、本当にシャニらしいよ(*´Д`)。
これ書いた人、シャニの事、常夏の事、ホントに好きなんだなあって思ったよ。
常夏は監督のモノでわ無いポ。
育てる気も無く、唯、放置していたキャラを三人の声優と我々常夏厨がここまで育てたポ。
子を捨てた親は、親で無いポ。
ましてや、立派になった子を、思いつきで死刑囚と貶める親は親で無いポ。
「整形したい」
いつもと変わらぬ昼下がり。昼食をとって束の間の休息時間を楽しんでいる最中に、
クロトが突然つぶやいた。
「んな事言ってっと、おっさんに修正されるぞ」
自然なものに人為的な変化を加えるのを嫌うおっさんなら――まぁ言ってる事とやってる
事は矛盾してるけど―――絶対に反対するだろうから、俺も一応注意を促した。
だがクロトは
「プチ整・形!ボクだけ一重はイヤ!」
と、断固として諦めようとしない。
「一重だろーが二重だろーが、そんなに大差ねーよ」
「あるって!女の子だって、一重と二重じゃ顔の印象変わるでしょ!」
そうなのか…?
でもそこまで気にしてねぇし。俺はよく分からん。
「一重の奴だってイケメンいるだろ。サザーランドのおっちゃんとか、カズイとか」
「イケメンじゃないよ!ていうかカズイって誰さ!」
「クロトウザーイ」
俺達のやりとりを聞いてか、ソファで眠っていたシャニが起き上がった。
「全部半角で喋んなよ!気・味!悪!」
「すまないなシャニ、起こしちまって。この愚弟がやかましくてなー」
「non愚弟・!」
「なんか二重とか八十重とか聞こえたけど何さー」
八十なんて誰が言ったんだよ。
「ボク、プチ整形して二重にするんだ!」
「整形ィ?…おっさんに光にされるよ…」
「何だよ皆して!」
「別に整形しなくても二重にはなれるじゃん」
「「?」」
俺とクロトが頭に?マークを浮かべていると、シャニは部屋を出て、しばらくしてから
戻ってきた。手には女性の化粧品のような物を持っている。
「何だこりゃ」
「これは二重にする道具〜」
「どっからパチってきたんだ」
「シャニえもんには四次元ポッケがあるんだよ」
大丈夫かこいつ。というかそんな物が存在してたんだな…。俺もまだまだ世を知らなかった。
「これでクロトもパッチリ二重〜」
「シャニえもーーーん!」
いや、『シャニえもーーーん!』じゃねぇだろ。
―――数分後
「でけた」
「どれどれ……おひょー!すごい!キレイに二重だー!」
「印象変わるでしょ」
はぁん…。確かに二重にしたら、目が大きく見えるな。顔のバランスもとれてる感じがする。
「ばっちりだよ!感・激!」
クロトは嬉しそうにそこらじゅうで踊り回っている。
「でも、ちょっと顔変わるくらいだし、一重でも二重でも変わんねーって」
「またそんな事言う!オルガは生まれつき二重だからそんな事言えるんだよ!」
二重になった目を大きく見開いて、クロトが叫んだ。
「おっさんもオルガもシャニも…みーんな二重でしょ。でもボクだけ一重でさぁ…なんだか
ボクだけ他所の子みたいでイヤだよぉ」
そう言ったきり、クロトは俯いてしまった。
俺達は本当の、血のつながった親子じゃないから似てないのが当たり前なんだが、
どうやらクロトは自分を除く3人に、アイツの持ってない共通点がある事をコンプレックス
として抱いていたらしい。クロトらしい考えというか何というか…。
「二重じゃなくても共通点は沢山あるだろう?お前、目元おっさんに似てるぞ」
「瞳の色だって一緒〜。だいたい、共通点ないのはオレの方だよ。全然似てないもん、おっさんに」
「うう…」
俺とシャニに論されてか、クロトが顔上げてバツの悪そうな表情を見せる。
その時、不意に部屋の扉が開いた。
「そんな事を考えていたんですか。ダメダメですよ」
入り口に目をやると、おっさんが笑顔でドアのそばに立っている。
「おっさーん。お仕事は?」
「ちょっと家に用事がありましてね。マイサン達を驚かそうと思っていたんですが…」
おっさんが俺達を一瞥する。きっと、俺達の一連のやりとりを聞いていたのだろう。
「クロト、何で一重が嫌なんでしたっけ?」
「え………皆と、違うから…」
「だからって無理に変える必要は無いでしょう?クロトのお母さんがくれた身体は
大切にしなさい。一重だって良いじゃないですか。外見は違えど、私達は家族です。
皆、かけがえのない私の宝ですよ」
おっさんが優しくクロトの頭を撫でた。
ああ、こういう時ってすごくおっさんを大人に感じる。普段は口うるさくて、鬱陶しくて
超馬鹿親だけど、ちゃんと父親やってくれてるんだなぁ、って実感が湧いて、安心出来る。
「うわぁあああん!おっさーーーん!」
クロトが目にいっぱいの涙を溜めて、おっさんにしがみついた。
「泣かなくて良いんですよ」
「…うんっ……でも、ボク……」
あれ…。
あはは、最近涙腺が緩いみたいだ…。
「あーオルガが泣いてるー」
「 ! …フ、フラダンスの犬を思い出しただけだよ!」
「ふぅ〜ん?そう?」
畜生、ニヤニヤしながらこっち見んじゃねぇ、シャニッ!
「オルガも泣き虫〜」
「うっせーよ!」
クロトも泣き止んだ後はいつもの調子を取り戻し、この日一日が終わろうとしていた。
夕食が済み、俺達はソファに座ってテレビを見ていた。クロトはドラマの新人女優に
釘付けになっていて、食い入るように画面を見つめている。おっさんからは、さっき
仕事で帰れないと電話があった。受話器の向こうで『マイサン達と食事が出来なくて
寂しいです〜』と嘆いていたのが忘れられない…。
「ねぇオルガ」
「あぁん?」
別にドラマに見入るわけでもなく、テレビに映る役者の台詞をぼんやりと聞いていた
俺に、シャニが寄ってきた。
「オレってさ……やっぱりおっさんとの共通点全然ないよね」
「なんだよまた。気にする事じゃないだろ」
「ま、そうなんだけど…」
「………」
「………」
「オレ、髪金髪にしようかな」
ちょっと待て。
お 前 も か 。
終わり
>252-256
乙!面白かったよ。
ごめん、
重箱の隅をつつく気はないんだがオルガ、それを言うなら「フランダース」だ。
まぁオルガにも茶目っ気があると思いましょうや。
あと、>252-256 乙。
>252-256 乙! 動揺してたんだなオルガ。やっぱりいいよなこいつら・・・
一重のイケメンといえば、ノイマンさんを忘れるなよ! って面識ないんだけど。
>252-256
仲のよい四人がほほえましいです。
乙!!
あと、連休ネタとかみなさんにグッジョブと言われてうれしい反面、
良心がとがめているのでここで告白しておきます。
前スレでおっさんを小さくしたのもいつのまにか元に戻したのも実は自分ッス。
スミマセンっした!
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,)
>>251 ヽd;`∀´) 私の立場は・・・?
>260
いやいや、グッジョブ。
あんたストーリーテラーとしていい腕してるよ。
次回作も期待。
>261
常夏たちを育てたのはスレの住人とおっさん。
おっさんがいなければ何も始まらなかった。
皆さんがあの発言で心を痛めていらっしゃるのと同様、私もまた大変な驚きと失
望を感じております。閣下、失礼。理事のご子息が死刑囚であるとか、MSを操縦
すれば減刑になるなどまったく虚構もいいところです。
さて、本日は不詳私サザーランドも、理事とご子息の名誉のため、皆さんに真実
をお話しいたします。私がお話しするのは「生体CPU」についてです。テレビをご
覧になられた皆さんは、理事のご子息たちが「生体CPU」という身分で人間扱いさ
れてないとお思いになられたことでしょう。生体CPUそれは、人間を機械の一部
と考えること。非人間的な行為。ところが事実は全く逆なのです。そもそもこの扱
いは、私の発案でした。
理事のご子息たちが、地球を救うため自らの命を捧げる決心であの計画に志
願されたことは、実際、軍にとっても、ブルーコスモスにとっても希望に満ち溢れ
る知らせでした。
ところが、理事がとんでもないことを、いえ、あの方のご気性でしたら当然考え
られることだったのですが、つまり、ご自分もご子息と運命を共にされると言い
出されたのです。私たちは、一様に驚き反対しました。しかし、有言実行のあの
方を止められる者は誰もおりませんでした。
「閣下、どうしてもご子息と共に前線へ行かれるのですか。」
「サザーランド大佐、マイサンたちが命を捧げているのに、それを遠くで見守れと
言うのですか?」
「しかし!」
「しかしも案山子もありません。私は、どこまでもマイサンたちを見守りたいので
す。反論は聞きたくありません。今のあなたの仕事は、私がいっしょに乗艦でき
るよう手配することです。」
「…わかりました。閣下のお気持ちは痛い程わかります。もはや、こうなった以
上は、閣下のご意向に添えるよう全面的に協力させていただきます。そこでです
が、閣下は軍籍をお持ちではありません。となると考えられますことは唯一つ。
MS運用アドバイザーという肩書きはいかがでしょうか?」
「それでいっしょに乗艦できるのですね。」
「そのとおりでございます。ところで、閣下。こう申してはなんですが、ご子息た
ちは、軍の指揮下に入りますので、ごいっしょに乗艦されても共に生活されるの
は困難かと思いますが、それでよろしいでしょうか?」
「サザーランド!あなたは何年私と顔をつき合わせているのです。私がマイサン
たちと別行動ですって?そんなこと許されるわけないでしょう?なんとかしなさ
い!」
「もちろんですとも閣下。閣下のお気持ちは十分理解しております。軍艦に乗艦
されてもご子息たちと生活を共にされたい。そのご希望をかなえる方法が一つ
だけございます。」
「なんですか?それは。」
「それは、ご子息たちをMSのパーツすなわち「生体CPU」として軍に登録するこ
とです。これならば、MS運用アドバイザーであられる閣下は、24時間いくらでも
行動を共にできるわけです。」
「マイサンたちを部品扱い!生体CPUですって…………」
理事は、しばらくお考えになられた後、こう仰いました。
「サザーランド!その呼び方は気に入りませんが、マイサンたちとずっといられ
るというのはいいですね。わかりました。それで手続きを進めるように…。」
以上が、生体CPUにまつわる真実です。
そ、そうだったのか・・・・・
ムルタの愛はやはり偉大だ!!。・゚・(つД`)・゚・。
マジ話、あぁいう上層部の人間が最前線の船に乗っているのって
ものすごく異常な事態だもんなぁ(遭遇戦とか除いて)
そういう点でも、ムルタは好きだ。
>264-265
,っдT サザおっちゃんもいい人だ〜
愛あふれるストーリーをありがとう〜
ここはいいねぇ・・・。
なんか心がほっこリ暖かくなるよ。冬に是非訪れたいスレですね。
神の皆様、またお願いします!
ところで最近お菓子大佐がいなくて寂しい・・・。
>>268 自分もお菓子大佐好きだからちょっと寂しいなー。
今からss投下します
でも常夏とおやじしか出ないです
俺達は本当の家族じゃない。だから、似てないのが当たり前。
オルガがそう言っていたのを思い出した。悲しいけれどそれは事実。
でも………オルガとクロトはどことなくおっさんに似てる気がする。
オレには、おっさんとの共通点が全然ない。オルガには『気にする事じゃないだろ』って
言われたけど、オレにとっては気にするなと言われて気にしない事に出来るものなんか
じゃなかった。
いつのまにか、オレだけひとりぼっち
階段を降りてリビングへ向かう途中、買い物から帰ってきたばかりのクロトが視界に入った。
左手に持った袋にはゲームソフトが何枚も詰め込まれている。
「おかえり」
「帰・還!」
「なんかまたいっぱい買ってきたね」
「うん!今日発売日だったんだ!」
クロトは澄んだブルーの瞳を輝かせて言った。透明感のある海のような、深い青色。
「な、何…?」
「……え」
「さっきからずっとボクの方見つめて…」
「いや、キレイな目だなぁ〜って思って〜」
正直クロトの瞳が羨ましかった。おっさんも持っている青い目。
「えへへ……そう?」
「うん」
オレのものとは違う青い目。
リビングでは、ソファでオルガが本を広げて胸の上に置いたまま寝転がっていた。
少し開けた窓からそよぐ心地よい風が、金色の髪を揺らす。
オレはそっと前髪に触れてみた。細い金色の糸がこぼれるみたいに手の間を流れていく。
自然に手が強く髪を握っていて、ハッと我に帰った。
ダメだ。
これ以上ここにいたら、オルガの髪が羨ましくて引っこぬいちゃいそう。
リビングに何しに来たのか忘れちゃったし、何かここには居たくない気分だったから、
オレは財布を持って街へ向かった。
足はいきつけのCD屋に向かっていた。
適当に新譜の曲を見て回ると、あるCDジャケットに目がとまった。
心に響く歌声。熱い魂が、今甦る。
そう銘打たれた、昔のアーティストの復刻版CDだ。このアーティストはオレの尊敬してる
人のひとり。力強い声でのびやかに歌うアジアの歌手。クラシックしか聴かないおっさん
の部屋で、この人のCD――これとは別のやつだけど――を見つけた時は驚いた。
「良いですね。彼の歌声は心に染みます」
おっさんは唯一好きなJポップ歌手だと言っていた。
オレはそのCDを手にとって、自然にレジへ歩いてた。
おっさんは今日も遅くなるらしい。受話器をとったオルガが伝えた。
すでに皆お風呂にも入り、寝る準備をしていた。時計の日付が、もうすぐ明日に変わろうと
している。
「シャニ、お前も早く寝ろよ」
「うん。おやすみー」
「睡・眠!」
二人は寝室のある二階へと上がって行った。
オレは待った。
どうしてもおっさんに渡したいものがある。
どうしても今すぐ受け取って欲しかった。
ソファの上で膝を抱えて待つこと二時間、車のエンジン音が聞こえ、門の開く気配がした。
ガチャガチャ、と鍵を解くが静まりかえった玄関ホールに響く。
オレはリビングを出て、玄関に走った。おっさんに違いない。
「おかえり」
「シャニ…まだ起きていたんですか?」
やっぱり帰ってきたのはおっさんだった。くたびれた顔に、わずかな驚きの色が見える。
「おっさんに渡したいものがあるんだ」
「私に、ですか?」
オレは隠していたCDを取り出し、おっさんの目の前に差し出した。
「これは……」
青い瞳がそのCDのアーティスト名をとらえる。
「おっさん、この人の曲好きって言ってただろ?オレも好きだよ、この人のうた」
小さい頃、おっさんの部屋で聴いた曲が頭の中でフラッシュバックしている。
淡い金色の髪が、オレの頬に触れた。
おっさんは優しくオレの背中を抱きしめていた。
「有り難うございます、シャニ……」
感謝の言葉をかけられる事が、何だか照れくさい。
それと同時に、すごく嬉しかった。
オレは見つけたからだ。
同じ曲を好きって事だけでも立派な共通点。
オレとおっさんとの共通点、見ーつけた。
その日、オレはわざと部屋のドアを開けて眠りについた。
何でかって?
おっさんの部屋から流れる、『あの曲』を…少しでも聞いていたいから…。
神キタ!
シャニタンかわいいのぅ・・・。
乙でした。最初「かくれんぼ?」と思ってたら・・・。
こんなオチがつくなんて・・・。素敵です。
ここのスレは鍋のようななんともいえないまったりホコホコ感がありますね。
>シャニタンかわいいのぅ・・・。
もう少し表現を抑えた方が。
男性も気兼ねなく来れるスレであって欲しいので、正直すぎるのもどうかと。
俺たちは血の繋がりがない。だけど家族だ。
最近シャニやクロトは、何かにつけ自分とおっさんとの共通点を探している。
俺は、別に血の繋がった家族であっても違うことはいくらでもあるだろうし、
みんながそれぞれ違っていてもいいと思っている。そんなもんだろ?
ところで、そんな俺たちだが決定的に違うことが一つだけある。それは…
「マイサンたち〜、今日の夕食は鍋にしましょう!」
「わ〜い、鍋だ〜!」「夕・食! 鍋・物!」「美味しい思いが出来るぜ!」
「さて、じゃぁ何の鍋にしましょうか?」
そんなもん決まってるじゃねぇか、せーの!
「猪鍋だろ!」「鴨・鍋!」「すき焼き〜!」「おでんなんてどうですか?」
「……」「……」「……」「…あの、マイサンたち…?」
「今日は猪鍋にすんだよ!」「鴨・鍋! 鴨・鍋!」「すき焼きすき焼きすき焼きすき焼き〜!」
「あぁこら喧嘩はやめなさい!!」
数十回に及ぶじゃんけんの末、今日は鴨鍋となった。
チクショウ…、俺は猪鍋が食いたかったのに…。
俺たちはとことん鍋の嗜好が違う、…が、コレだけは絶対に譲れねぇぜ!!
r'⌒⌒ヽ,お夕飯は何鍋がいいですか?
獅子鍋( (,,(`"),,,,,) ζ∫
,.-ーーー、ヽd `∀´)っ旦~ ζ ,ゝ⌒〜,'
i "((`"^)\ ̄(<ミ彡田>)\ ( ソ~~ヾミ 僕はね、僕は…鴨・鍋!
(ニ7゚Д゚)7 \ゝ二二ノ \ (`∀´*b
( つ ※\_____\※\ヽ
.( ( \※ ※ r'⌒`ヽ  ̄ \ | │
\ \ ※ ※ ,'((ヾ、ヽ〉すき焼き〜
\ `ー──'〉( ゚∀Y i─‐' \
ゝ、,___○__○____〉
>>277 ,,. -‐''"´ ̄´"''ー- 、
,. '´ -‐‐-、 \
/'" ヽ、 ヽ、
/ / ,:::::.. ....., \ ゙、 獅子鍋ってなんだよォ!
〃 / / ̄ ̄ ̄ヽ ヾ }
{! i { ,. ノイ j| i ,'
─────ォ! |! |ト=-> ヾー=∠.ィ'ソ ノ以/、_
::::::::::::::::::::::::〃l\ トン'´oヾ 、 '"o``T" )::))ヽ `ー-、
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___〃::::::::::::::l ヽ、 r====:、 /:::::l | ,. -‐-、
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/ / / | | ヽ
/ / / | | ヽ
/ / /______ | | !
/ /  ̄ ̄`` ──┘ | |
ヽ / | |
\ | | |
/\| | /
/\ / /入 |__, イ おっさんが猪鍋にしてくれなかったから
\\|┤/ト┬、 __, イ「| 〉 ちょっと言ってみただけ!
ヽヽ| |ーゝ='へヽー┬r┬──ァ' ,ィ_ノ::ノ| / レ' /
ヽヽ|  ̄´ 二彡 ヽ、^´∠--- ̄ リ|//
\ ヽヽ ! / //
\ ヽヽ | // ___//
ヽ ヽ \ j / / , '´ //
ヽ ヽ \\ ,ィ------、 / / / //
\ ヽ \\レ' ̄ ̄ ̄「レ'´ / / 〃/
/. ――┤
./(. = ,= | 呼びましたかな?
|||\┏┓/
::♪:::〃,.‐‐、/:::::::::::::::::::: l''゙゙゙゙llヾl/゙Y:: /:: `ヽ
::::::::::{{ ! _//::/:::::.:.:::::. {ヽ. lj |:/;';|::::. ,ィ }
:::::::::::','、,l麌l{::::〃:::::. : ::::. ヽ`ー |{;';';'、::::... / .}'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
`、 | 〃 ,ィT フ |¬}//
ヽ ', _, -=== '"´ V ノト、
| `、 _,r t┬ァ j< |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「「「「呼んでません」」」」
| ,. | |l| ,.r‐'P゙T ` ./yヽ|
゙、 / | |: : : "´ ̄ .::::.`''''´ヽ
. } / ∧.|: : :: ハ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
゙| | ./''=;;、、_ ;;=ニ- ''ノ' /
゙、 l N'¬;;ェyミ-: . . -彡ry;T'ー-彡_,ィイ'
゙、、 ヽ. ゙、ヽ- 二-': : : : . -:ニ -': : :.7` ノノ
,' ((ヾ、ヽ〉 <鍋にネコのエサ入れてみた〜
〉( ゚∀Y i つ‰
(<ミ彡田>)
ゝ二二ノ
,. '´ く::::::::\ ,. -‐ ''" ``''‐-く,ヽ. ヽ l
/ `>:::::Υ ,. ‐'"´``ヽ、 | l\ヽ.| !_
/,. ''"~´ ̄  ̄ヱ::| r''"´__ _ `" :|::::| l | /:.:ヽ
/f ...:く:::::|.,ィ |. / /ー‐'`ヽ. /:::///_/ /:.:.:.:||
l _レ´ \ Lィ/ ! ! >、\ \ /-'""7 ̄ ̄ ハヽ:.:.ll
l´ ヽ、___,/'´ /-─‐ブ´ \ `ヽ、---ァV:.:.:.:.:.:/ ハ.l 〉 :l|
,|\ /......../ >、 ``" |:.:.:.:.:./ / |/:.:.:.|l
/:{ :f""''ヽ、 \ ヾーァ-、 __,.イ /\ /__| `''‐-ィ:.:.:.:.:./ / /:.:.:.:.:|l
/:.:.:.:.\, l ! \ト、, |\レe⌒'リ! l} j | | / 丶,// ``丶、/:.:.:.:.:/ / ./:.:.:.:.::.ll
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| !ヽ ‐-- 、_」 ,,,ルイ __,// |ノ 'r1 / / / ,.' \:.:./ / /:.:.:.:.::〃
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|从l\'"´”`ヽ ヾ:::::::... | !/ / // ,ノY / :l_:.:〃
'、.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ. ヽ`''"´ i ` / 」7‐/ // ,. -‐''" / / l ̄
ヽ:.:.:.:.:.:.:.:: l. ヽ、 L _,.-‐ヾ / ̄ l |\ / l--‐''"´ / / l
ヽ:.:.:.:.:.:.: | `丶、 ィ辷ニ-'lj / | / \ l \____,.イ / /<お前は変なもん入れすぎなんだよ!
ヽ:.:.:.:.:. l `ヽ、''' / l/ / | `ー、_/ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:. ', / /腹・痛!!
ヽ:.:.:.:..'、  ̄ l_/ _,.-'" l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
ノロウイルスに気を付けてくれよ。
こいうこというと叩かれるかもしれないけど、
初期のつれない振りして実は照れ隠しってノリがかなり好きだった・・・・・
いや、今のノリもかなり好きなんだけどねw
初期のころというと…
「おっさん大好きーー!!」
↓ ↓ ↓
「パパ感激! 何でも買ってあげますよ!!!」
↓ ↓ ↓
「ちょろいなおっさん」
のパターンも好きだった。
最近減ってたAA職人さんが戻ってきたのか?
>>285-286 衝撃の最終回、そこに加えてあの福田の爆弾発言……
ここでだけでも幸せにしてあげたいと思ったんだよきっと……
ここって単独の保管庫とかまとめサイトとか無いよね?
ネタスレだと思ってたらなかなか良レス多いので最初から見たいんですが…
もう8スレ目だっけかぁ。
俺は多分ログ持ってるけど
まとめサイトは無いかと
自分もネタだけ選り抜いて見たいけど・・・
常俺とかみたいに文字レスに限られてないからなここ。
初期はAAの方が多かったしな。
まとめるのはキツいか。
ホント、誰か保管庫とか作ってくれないかな?
すでに8スレ目まできて大変だろうが、でも欲しい。
もう一度読みたいあのネタこのネタ感動巨編をもう一度!
家族愛形成の歴史を誰か編纂してください。
>288-289
自分もログは全部保存してます
容量まだまだあまってるので、保管庫作りましょか?
294 :
292:03/11/30 15:01 ID:???
>>294 お疲れ様です、それでは早速アズラエル家のアルバムを拝見いたしましょう。
292さん乙!
これから出かけなきゃいけないので帰ってきたらゆっくり見させていただきます!
>>294 乙です。仕事早いなあ。
保管庫にテンプレが貼られてあるわけだし、
>>1-5は次スレから貼らなくても良いんじゃね?
>>294 乙! ありがとう! 早速お気に入り登録だーーーーっ!
誘拐ネタとか懐かしいよ!
パソコン使いながら考え事してるおっさんのAAと、過去スレ一覧はずっと使っていきたいと思う。
>>1はこのスレの看板だし。あと
>>2のおっさん注意書きも。
⌒ヽ / / |
_ノ ∠_______________ / |
/\ \ | .|
.\ \ \ | |
○ / \ \ \ | /
/> / / \ \ \ , "⌒ヽ /
///何だありゃ、降ってる \ i .i ./
./\\\ / /i "((`"^)\ \ \ .ヽ、_ノ /
/ .\\ ./ /(ニ7 ゚Д゚)7 \ \ \ .|. /
\ \\ ./ .,ゝ⌒〜,降・雪.\ \ \ | / /
\ \\ ( ソ~~ヾミ './r'⌒`\ \ \ | /| ./
o .\ \\d `∀´/ ( (,,(`"),,\ \ \ | / | /
"⌒ヽ . \\ / ,r'⌒`ヽ*`∀´) \ \ \| / | /
i i \\ .,' ((ヾ、ヽ〉キレーイ _\ \/|/ .| ./
○ ヽ _.ノ .\ \\〉( ゚∀Y i _,. - ''",, -  ̄ _| /
\ \\_,. - ''",. - '' o  ̄ .|/
\ \\ ''  ̄ヘ _ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○ \ \\//。 \ 雪ですよ、マイサン達!!
゚ o 。 .\ \/ | 今年のクリスマス穏やかに過ごせるといいですねぇ…
。  ̄ ̄ ̄ \__________
>>301 AAウマー! 乙!!
そうか、もうすぐクリスマスだな…。
家族で仲良く過ごせよ、アズラエル一家。
>>294 神 降 臨
テンプレとか丁寧ですごくイイ! 乙です
>>1はAAそのままで、過去スレ列挙の代わりに資料館のアド貼ればいいんじゃないかな
それか別にしてアルバム見てるおっさんのAAに添えるとか
>>2は現状維持キボン…
>>301 ウマー…
>>294 乙。こうしてみると懐かしいな。
自分は、初代スレの「勝訴」を掲げているムルタに一番ワラタ。
32 :通常の名無しさんの3倍 :03/12/01 04:36 ID:???
⌒ヽ / / |
_ノ ∠_______________ / |
/\ \ | .|
.\ \ \ | |
○ / \ \ \ | /
/> / / \ \ \ , "⌒ヽ /
///何だありゃ、降ってる \ i .i ./
./\\\ / /i "((`"^)\ \ \ .ヽ、_ノ /
/ .\\ ./ /(ニ7 ゚Д゚)7 \ \ \ .|. /
\ \\ ./ .,ゝ⌒〜,降・雪.\ \ \ | / /
\ \\ ( ソ~~ヾミ './r'⌒`\ \ \ | /| ./
o .\ \\d `∀´/ ( (,,(`"),,\ \ \ | / | /
"⌒ヽ . \\ / ,r'⌒`ヽ*`∀´) \ \ \| / | /
i i \\ .,' ((ヾ、ヽ〉キレーイ _\ \/|/ .| ./
○ ヽ _.ノ .\ \\〉( ゚∀Y i _,. - ''",, -  ̄ _| /
\ \\_,. - ''",. - '' o  ̄ .|/ ハァ?(゚Д゚)???
\ \\ ''  ̄ヘ _ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ↓
○ \ \\//。 \ 雪ですよ、マイサン達!!
゚ o 。 .\ \/ | 今年のクリスマス穏やかに過ごせるといいですねぇ…
。  ̄ ̄ ̄ \__________
504 :通常の名無しさんの3倍 :03/12/01 23:13 ID:???
>>32のAAってモナーの改造じゃん。
馬鹿親の常夏房がオリジナルと勘違いしてるよw
506 :通常の名無しさんの3倍 :03/12/01 23:14 ID:???
常夏のAAはパクリや改造ものがほとんど
それを自分達のスレ発祥と勘違いしてる常夏厨は星の数
こ こ は 人 格 破 綻 者 の 巣 窟
なんか神の作品があまりにも原作より素晴らしいっつか完成されてたので
終わった感が…(いや嫌味とかでなく)
まあ過去保管も終わったって事でほのぼのネタしましょうか。
時期的にクリスマスとか。
君たちー、人の迷惑になるようなことをしてはいけません。分かってるね?
いいですかー? 確かに、アンチスレには気に触ることが多いかもしれません。
でもね、下手に手を出せば、受けなくてもいい被害を受けることがあるんですよ。
これ、2ちぇんねるでは常識なんですけど?
さぁ! 分かったら、さっさとアンチスレなんかから引き上げてください。
あんな役にも立たないスレ、放っておいた方が世のためです。
…と、アズラエル風に言ってみるテスト
312 :
通常の名無しさんの3倍:03/12/02 19:39 ID:P5I7r28T
313 :
311:03/12/02 21:10 ID:???
馬鹿なこと書き込んでスミマセン。
自分が馬鹿でした。
師走に入ったので家の大掃除をはじめると、マイサンたちの昔の作文が出てきました。
これはシャニの作品ですね。
『おとうさん』 いちくみ シャニ
ぼくにはおとうさんがいません。でもおっさんがいます。
ぼくとおっさんはちがつながっていません。
でもおっさんはとてもやさしいです。これからもやさしいおっさんでいてほしいです。
うんうん、こんなときもありましたね。
こっちは…、クロトの夏休みの思い出ですね。
『夏休みの思い出』 三組 クロト
今日おっさんが海に連れて行ってくれました。
喜んでついて行きましたが、僕たち以外誰もいませんでした。
「何で他に誰もいないの?」と聞くと、おっさんは「ここは私のプライベートビーチですから、
あなたたちの貸切ですよ」と言った。
せっかく海でナンパしようと思ってたのに、ぜんぜん面白くありませんでした。
そういえば、この時クロトの担任の先生が妙な態度だったのは、ひょっとしてこの作文のせいでしょうか?
最後はオルガの…、『お父さんに宛てた手紙』? これは見たことありませんね。
『お父さんへ』
先日は大変失礼しました。突然何の前触れもなく御宅にお邪魔して申し訳ございません。
しかし、何度も言いますが、御宅のお嬢さんとは遊びなどではなく真剣にお付き合いしています。
また後日、改めてご挨拶にあがらせていただきます。それでは。 オルガ・ザブナック
……オルガ、これは一体何処のお父さんに宛てた手紙なんでしょうか?
一路ネタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!w
/ / 〃:::::::::/ '" " `゙''‐ 、::::::l ! !:::::::::l
// / ./:::::::/ u `y′,/! ト, ./:::::::::::|
. l l! /| !:::/ u / /:/ /::}/:::::::::::::l
. !|| | l !:::! .l-‐===、 ヽ / u_∠ -:::::/,/:::::::::::::::::::::/
{.゙、 || | |::::ヽl:::,.-‐==、ヾ、 }w/{ /,.=≦彡_:::::::::::::::::::::::::::/
ヽ |:ヽ|:.、 !::::::::::{! (・) .,}:\)/:::::::゙'-="f' (・) }!:::フ;;;;;;;;:::;イ
\::::::::\\::t、_'ー--‐'",. -、/`´\ヾ.`''ー--‐'"-,:::::|》):::::::!
!::::::::::::\ :\__゙'''''"´ u l'ヽ ` ̄ ̄ /:::::l彡:::::/ 誘拐犯キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
\:::::ミ|ヽ ̄ ̄ u |::::`, u /:::::::l::::::/ マ、マイサン達、私が絶対に助けますから
. ,ィソヽ、__l! u |:::::::〉 u !:::::::ト/:ヽ\ 無事でいて下さいよ!!
,. ‐'/ |', }!/ l::::::/|::::::::::', ヽ.
,. '"´ / l:ヽ u /, __, 、 /::::/:::l:::::::::::l ヽ\
/ !:::\ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|} /:/::::::l:::::::::::l ヽ \
. / !::::::::\ L‖‖‖‖‖ 」 //:::::::::l::::::::::::| ヽ
/ l:::::::::\ヽ (::::::::::::::::::> /;';/:::::::::::l::::::::::::! 丶
. / l:::::::::::::ヽ::\ `''''''''''''" /;';';/:::::::::::::l:::::::::::,'
/ l:::::::::::::::::\:丶、._,. -';';';';'/:::::::::::::::l::::::::::::
318 :
通常の名無しさんの3倍:03/12/03 17:57 ID:EcOsWxgk
妄想の固まりの巣age
ちょっと今から自殺します
かtttttttってええええええに氏ね
うおうおうおうおうおとこちゅう0ーーーーーーーーーー
( (,,(`"),,,,,)
ヽd `∀´)
/ハ介ハ\
/ <∨/ ̄ ̄ ̄ ̄/
__(_二つ/ 父親 /____
\/____/
゜○(マイサン達は装備品扱いではありません。ゴミです。世界のゴミです。さっさと死んでください)
∬〜・
人 ∬
・〜 (:::::::::ノノ
∬ (:::::::::::::::::) 〜・
(:::(;゚;ёY::) おっさーん
(::::⊂::::::::::::::つ::)∬
(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) ・〜
(ノU
∬〜・
人 ∬
・〜 (:::::::::ノノ
∬ (:::::::::::::::::) 〜・
(:::(;ё;´p:) おっさーん
(::::⊂::::::::::::::つ::)∬
(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) ・〜
(ノU
∬〜・
人 ∬
・〜 (:::::::::ノノ
∬ (:::::::::::::::::) 〜・
(:::d;゚;Д;゚):) くっせーよおまいら
(::::⊂::::::::::::::つ::)∬
(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) ・〜
(ノU
( (,,(`"),,,,,)
ヽd; `Д´) マ…、マイサンたちの偽者が!?
/ハ介ハ\
/ <∨/ ̄ ̄ ̄ ̄/
__(_二つ/ 父親 /____
\/____/
偽者が仲を引き裂くのは定番だな。
ミラーワールドから目つきの悪い
偽一家が出てくるんだな。
そしてラストは空を飛び回る
無数のF駄との最終決戦。
∬〜・
人 ∬
・〜 (:::::::::ノノ
∬ (:::::::::::::::::) 〜・
(:::(;゚;ёY::) 今度失敗したらまた怒られる?
(::::⊂::::::::::::::つ::)∬
(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) ・〜
(ノU
∬〜・
人 ∬
・〜 (:::::::::ノノ
∬ (:::::::::::::::::) 〜・
(:::(;ё;´p:) ったくいいようにつかってくれるよねあのおっさん
(::::⊂::::::::::::::つ::)∬
(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) ・〜
(ノU
∬〜・
人 ∬
・〜 (:::::::::ノノ
∬ (:::::::::::::::::) 〜・ しょうがねぇ。流されるより洗った方がマシってね
(:::d;゚;Д;゚):)
(::::⊂::::::::::::::つ::)∬
(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) ・〜
(ノU
ノ"⌒~">、
{ rvヘ;)ν)
)λ<::>|<:>〉 ふっふっふ、気づくまい・・気づくまいよムルタ・アズラエル
ζ!ト、ーノξ 我がアルター能力より作り出したニセ常夏は!
あのアズラエルでさえたばかる事が出来ると宣言しよう!!!
ふふふ・・・幸せ一家、
猜疑と絶望の闇に落として差し上げますよ・・・
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,) ,ゝ⌒〜,'
ヽdミ`∀´) ( ソ~~ヾミ r'⌒`ヽ. ,.-ーーー、
/ハ介ハ\ dミ`∀´) ,'((ヾ、ヽ〉i "((`"^)
/ <∨/ ̄ ̄ ̄ ̄/ ⌒i 〉(i゚∀Y i (7ミ゚Д゚)7
__(_二つ/ 鏡世界 /___i l__(__つ_ヽ(_つと)_
\/____/ u⊃
333 :
332:03/12/03 21:06 ID:???
>331 すまんかった。
334 :
331:03/12/03 21:31 ID:???
いや、俺がスマンカタ
鏡世界設定のほうが面白そうだ
おいなりオーディンのおいなりベントで逝ってくる
────────,ゝ⌒〜, ────────
──────── (ソ~~ヾミ ────────
─────── ( `∀´)───ミ───
────────\ ニ⊃−−−−−−●
─────────) 、 \──────
────────/ ノ─) )──────
─────── ヽ_)─(__)─────
───────────────────
──────从从从从从从从──────
─────< 偽 者!!!!>─────
──────WWWWWWWWW──────
─────────,ゝ⌒〜, ───────
───────── (ソ~~ヾミ ──────
───────── ( `∀´)─────
●−−−−−−⊂ニ /ノ──────
──────── / 、 \─────
─────── / /─) )──────
───────(__)─(__)──────
───────────────────
─从从从从从从从从从从从从从从从从从─
──────<抹 殺!!!>──────
─WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
最近、我が家ではやたらと妙なことが続いています。
急にマイサンたちの持ち物が無くなったり、
まだ食べていないはずのおやつが、いつの間にか無くなっっていたりするのです。
それと、身に覚えの無い行動を指摘されることが多くなりました。
まさかこの歳で物忘れがひどいなんて思いたくないのですが…。
おや? クロトです。
慌てて走ってきて、一体どうしtぐはぁっ!!
「撃滅ーーー!」
…いいキックでしたよクロト…、でも何故私に蹴りなど…。
何か気に入らないことでもあったのでしょうか?
夕飯のときにそれとなく聞いてみたのですが、「僕は知らないよー!」
と言われてしまいました。こう返されるともうどうしようもないですね。
…そういえば、あのときのクロトは、いつもよりさらに目つきが悪かったように思えましたが…。
「おいおっさん!」
おや? どうしましたオルガ?
「さっき持っていった俺の本返してくれよ!」
本? 何のことですか?
「とぼけるんじゃねぇよ! さっき勝手に持って行っただろうが!」
えぇぇ!? し…、知りませんよ私は!!
「もういい! おっさんなんて知らねーーーー!!」
あぁ!! 何処へ行くんですオルガ!! まさか久々に家出ですか!?
あぁシャニ、オルガを見ませんでしたか? …シャニ?
「…うざ〜い」
……シャニはいつもと変わりないみたいですね。
最近、我が家ではやたらと妙なことが続いています。
普段と変わりないシャニにワロタ
どうするムルタ?!
鏡返s(ry
…なんでもない。
常夏マンセー
遺作アスランラクソカゴリ腐霊逝ってよし
お菓子大佐に会いました。
「アズラエル理事…あなたがあんなに破廉恥な方だったとは思いませんでした。
見損ないました」
え? ちょっと待ってください、一体何を言ってるんです?
しかしお菓子大佐は険しい顔のまま、私を無視して行ってしまいました。
仕事場で、サザーランドに会いました。
「閣下、いいかげんにして下さい。もう私でもかばいきれません。
今度の総会で、閣下の罷免要求が提出されることになってしまったじゃないですか!」
は? なぜ私が罷免されないといけないんです? 私が何をしたと言うのです!
「それは、ご自分の胸に聞いてみてください」
???一体、何が起きているのでしょう?
帰り道、フレイさんに行き会いました。
「あなた、ほんとはわたしのこと見下して、バカにしてるんでしょ!?」
いきなり平手打ちを喰らいました。
?????ど、どういうことなんですか?
ここ数日の間に、なぜか私の信用ががた落ちしてます。
一体全体、何がどうなっているというのか…
うんこアズラエル
「アズラエル理事!いくらお子さんがかわいいからって、『常夏マンセー』とか言って
ageるのはやめてください! このスレはsage進行でお願いします!」
「ああもう、どうして君はいちいちうるさいんだ!ボクがそんなことするわけ
ないじゃないか!君こそ影でボクのことを『うんこアズラエル』とか言ってただろう!」
「な…!そんな下品なことを、私が言うわけないじゃありませんか!」
おっさんとお菓子大佐がまたケンカしてる。大人同士のケンカはうざい。
…あれ? 俺が食べようとしてたプリンがない…
誰だよ、俺のプリンを勝手に食った奴は!?
343 :
シャニ:03/12/05 18:35 ID:???
< 誰だよおおおおお!!!俺のプリンを勝手に食った奴は!?!?!?!?!?!?!?!?!?
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\ /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
i  ̄ ̄⌒゙゙^――/ ::::::::| _ _
/_,,___ . _,,,,__,_ :::::::::\ ( ⌒:::::)
/⌒| / ゙^\ヽ.. , /゙ ¨\,.-z ::::::::::\ | ::::|
( ::::::\ 「 ● | 》 l| ● ゙》 ミ.. .::::::\ | ::::|
\ :::::::\ /i,. .,ノ .l| 《 ..|´_ilト ::::::::::| .| ::::|
\ :::::::\ / \___,,,,,_/ .'″ ^=u,,,,_ v/.. :::::::::l! | ::::::|
\ :::::::\ |  ̄ ,,、 i し./ ::::.} | ::::::|
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| |.|lllllllll; ./ . | :::::::ノ
| |.|llllll|′ / . | .| ::::::::::/
ヽ |.|llll| | .∧〔 / :::::::::::::/
\}∧lll | ../ / /:::::::::::::/
/ /| \┌┌┌┌┌/ / / \ :::::|
/ ( ゙゙^^¨^¨゙゙¨  ̄ ̄ ̄ / | :::::|
シャニ、みなさんが、怖がって書き込めないでしょ。
元に戻りなさい。
..()
,' ((ヾ、ヽ ‖ もどったよ〜。
〉(*゚∀Y ノ プリンは〜?
(∩∩)
────────,ゝ⌒〜, ────────
──────── (ソ~~ヾミ ────────
─────── ( `∀´)───ミ───
────────\ ニ⊃−−−−−−□ ←プリン
─────────) 、 \────── ̄
────────/ ノ─) )──────
─────── ヽ_)─(__)─────
───────────────────
今だ!プリンゲットオォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
□ ,'´((ヾ、ヽ (´⌒(´
⊂)(゚∀Y ⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ウザーーーーーッ
あー!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
〃 ,'´((ヾ、ヽ (´⌒(´
◇ ⊂)(゚∀Y;⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ガーーーーーーンッ
,. -‐'´ \
/ `丶、_
} ヽ.
/ / !
. / ./ / ,リ l|
{ l ./,〃 ト,
ヽ l A{={ { 落としたーー!
) ヽ{_,.==\ ヽ. l ヽ ヽ
/ }彳 @ ` ゝ、 ハ | l /
/ ! トミU‐"{ }l | 人 | ノ /
/ ,イ lN ` / .}' \ l / !
{// ./ :| ,.-─- 、 ヽ. / /く {
/ l{ /, !. |< ̄`ヽ\ ', / /l| .//)) l ヽ
{ i!{i! ゙、 | ,.-‐''〉 ! / / ! / )`ノ'ノ /
|.八 \ | / / / /,/ / /、 -‐,彡、ノ}
{ } ,. ィ'ヽ. l 〈 / // /∠-‐'´ ̄ `!
|'"__,..>-ヽ ゙ー---'゙ ノ' r<´ ̄ |
,.-<´ ヽ'ー _,. ┴、\ /
Y>、\ ! i´ ヽヽ く
-‐ '´ \ヽ. ゙' ー‐ T"´| l | ヽ
/ / 〃:::::::::/ '" " `゙''‐ 、::::::l ! !:::::::::l
// / ./:::::::/ `y′,/! ト, ./:::::::::::|
. l l! /| !:::/ / /:/ /::}/:::::::::::::l
. !|| | l !:::! .l-‐===、 ヽ / ._∠ -:::::/,/:::::::::::::::::::::/
{.゙、 || | |::::ヽl:::,.-‐==、ヾ、 }w/{ /,.=≦彡_:::::::::::::::::::::::::::/
ヽ |:ヽ|:.、 !::::::::::{! (・) .,}:\)/:::::::゙'-="f' (・) }!:::フ;;;;;;;;:::;
\::::::::\\::t、_'ー--‐'",. -、/`´\ヾ.`''ー--‐'"-,:::::|》):::::::
めっ !::::::::::::\ :\__゙'''''"´ l'ヽ ` ̄ ̄ /:::::l彡:::::/ 食べ物を粗末にしては
\:::::ミ|ヽ ̄ ̄ |::::`, /:::::::l::::::/ いけません!
. ,ィソヽ、__l! |:::::::〉 !:::::::ト/:ヽ\
,. ‐'/ |', }!/ l::::::/|::::::::::', ヽ.
,. '"´ / l:ヽ /, __, 、 /::::/:::l:::::::::::l ヽ\
/ !:::\ 巛二二二二二|} /:/::::::l:::::::::::l ヽ \
. / !::::::::\ ,,,,,,,,,,,,,_ ゙ //:::::::::l::::::::::::| ヽ
/ l:::::::::\ヽ (::::::::::::::::::> /;';/:::::::::::l::::::::::::! 丶
. / l:::::::::::::ヽ::\ `''''''''''''" /;';';/:::::::::::::l:::::::::::,'
/ l:::::::::::::::::\:丶、._,. -';';';';'/:::::::::::::::l::::::::::::
/ !::::::::::::::::::::\:\;';';';';';';/::::::::::::::::::::ト,::::::::::
346-349
藁
,ノ \_
_/ ``ヽ
f´ .:::|
! .:::::::ヽ
} ::.... :::::::::::::)
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{:.. .::. ::::::::::::::::〈 プリン落としたらおっさんに怒られた…
人:::.. .:::::l :: ヽ :.. :::::::::::::::::ト、_ うざーいから、久しぶりに家出しようかな…
,. -----‐'´ ̄`l::::. .::::::A ::|、 |ト、::::...:. ::::::::::::::ノ \
/___(\ __ |:::::::::::::{-N=。ト≧ヽ:::::.. .::::::::::::/ / ̄ ̄ ̄``‐-、
//--‐ ̄ `丶、_,.へ、::::、:ヾ`''''''"'" };|::::::::. .:::::::::::::l __∠-‐-、 r‐'"´ ̄` \
/,. --‐' / ``'ー=ミー- ノl\:::}::. : ::::::|:::::ト、!/ ー‐'二二''_ー-、-─‐-、 〉
| __ノ /  ̄`7-、'_ }人:::::::::lイ:::/ / ----、二フ (フヽy
|'´ _, /.: : : : . . /  ̄ ̄``'┴|/ミレ‐-、 , ‐--‐'゙\ ヾ=}
! f´ `ヽ/..: : : : : : : : . . . . / ``ヽ ヽ≦-、 ヽ-‐イ
\) --ぅ/: : : : : : : : : : : : : : :./ \\ /
ノ"⌒~">、//| ,'´((ヾ、ヽ
{ rvヘ;)ν)//| Σ 〉(*゚∀Yハ
)λ<::>|<:>〉./| □ (∩∩)
ζ!ト、ーノξ./|  ̄
↑プリン
ノ"⌒~">、 ,r'⌒`ヽ
{ rvヘ;)ν) .,' ((ヾ、ヽ〉
)λ<::>|<:>〉 〉(*゚∀Y i モグモグ
ζ!ト、ーノξ (つb□)
ノ"⌒~">、 ,r'⌒`ヽ
{ rvヘ;)ν) .,' ((ヾ、ヽ〉
)λ<::>|<:>〉 (( 〉(゚∀Y i ?
ζ!ト、ーノξ (つb□)
ノ ./:::ヽ、 l
r''"´ 〈::::::::::`丶、__,,,.. -ォ 、 \
l /´ヾl「 ̄ ̄`Τ´ ,' \ ヽ
ノ ノ::.r'7^゙、 l: ,'\ l:....:. ヽ:.....:./
. / ゙y´ :{ ヽ /ヽ ...}イ |:::::λ:l::::::j
. 〈 {l N-‐''゙ 〈 〉 ヽl::::/リノ::: (
ヽ!: リ、| ,.-‐-、. `Y:| ィ'" ̄ヽリノ /:::::::: i 私もアズラエルに対抗してプリンを作ってみたのだ。
|l: / ヽ_イ......._ノ |:l ヾー┬''゙ /:::::::::: | あの男に出来て私に出来ないはずはないからな。
|l ∧ ``T´ |! _,」 〈:::::::::::: ', どうかね、シャニ君。わたしの「おいなりプリン」は?
. }!. { l', ゙r──‐┬'"´ レ''"`7!::::: :: ヽ
ノ::. l ドf ̄`ヽl ,_,. ===-、, 。 ,'::|!:: \
(:.:::::} ト-゙、 {l::r'"`:i:'"`lリ ゚ ノ::::'、: ',
. ヽ::l: !:::::::ヽ ヾ、__,〃 ,イ:::::::::\ ト、i
/:::|:: | l:::::::r=辷_、 `二二´ /_」`!::::::::〈` | リ
./::::::::|:: |{ |::::::::ト----:\ ,ィ'゙二..イ::::::::::::ヽ ,'
.{_|:::::::l:::. ヾ`ー':::l:.:.:.:.:.:.:.:.:.、`''''''''i゙| 「:/| :.:.!:::::::::::::_ノ /
`>::ヽト、 `ー、::|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ\:.|.| |(_」:.:.|::::::::::f´:::::::'- 、
(:::::::::::::`ヽ l{く:.:.:.:.:.:.:.:.:rへノ:.|.| |:.:| /:.: ̄`ー!、_:::::::::、_)
`ヽ;:;: -''"|ノ`ー.:.:.:.:.:.:.:.\「:.:.:|.| |:.l/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`'':: 、|
,. -''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|_|」:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``''::..、
>>332の偽物一家を少しいじってみたのだがどうだろうか。
さてプリンをみていると、ムースが食べたくなりましたね。
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,) ,ゝ⌒〜,'
ヽdミ^∀^) ミ ソ~~ヾ) r'⌒`ヽ. ,.-ーーー、
/ハ介ハ\ dミ`∀´) ,'ソノ/ヽ))i "((`"^)
/ <∨/ ̄ ̄ ̄ ̄/ ⌒i 〉(Y∀゚i i (7ミ・∀・)7
__(_二つ/ 鏡世界 /___i l__(__つ_ヽ(_つと)_
\/____/ u⊃
>>355 禿げしく━━━(・∀・)イイ━━━!!
オルガが中の人に見えるwワロタよ
「うざいうざいうざ〜〜〜〜〜い〜〜〜〜〜!!」
あぁ! 何てことでしょう!
クルーぜのお稲荷プリンを食べてしまったシャニが寝込んでしまいました。
もうプリンなんて食べたくない、見るのもうざいとまで言ってます。
ラウ・ル・クルーゼ! あの男、
放送終了と同時に『いい人宣言』して親バカになったンじゃなかったんですか?
一体シャニをどうしてくれるんです!?
あぁ、可哀相なシャニ、まだベッドでうなされているんでしょうか?
クロトは先日から何故か部屋に引きこもったままですし、
オルガは突然独りで家出してしまいました。
幸い、お菓子大佐からの連絡で居場所はわかっていますが…。
そのお菓子大佐からも、訳の分からないことで怒られました。
サザーランドからは私が罷免されそうだと聞かされましたし、
一体、最近私の周りで何が起こっているんでしょうか?
いえ、私のことより、今はシャニのことです。
シャニがプリンを食べられなくなったなんて、一体どうすれば…
『…放っておけばいいんじゃないですか、彼らのことなんて…』
「だ…誰ですか!?」
何処からともなく聞こえた声に驚いて、私は振り返りました。
誰もいません。それもそのはずです、ここは私の部屋、今は私しかいないはず…
『…あなた、本当は彼らのことなんてどうでもいいんでしょう?』
彼ら? オルガたちのことですか?
「そんなわけないでしょう!? 一体誰です!? 姿を現しなさい!」
『…私は何処にも隠れてなんかいませんよ。ずっとここにいるんですから…』
「…!?」
振り返った私が見たものは、歪んだ微笑をたたえた、鏡の中の私でした。
「あ…、あなたは…?」
『私は私、私はあなた、あなたは私です』
鏡の中の私が、口の端で笑う。…酷く、嫌な感じの笑い方です。
「私は、あの子達のことをどうでも言いなんて思っていません!」
『本当に? 本当は彼らのこと、鬱陶しく思ってるんじゃありませんか?
毎日食事におやつ、面倒なのにわざわざ彼らのために作らなきゃいけない。
彼らなんか、毎日三食お茶漬けでも食べさせていればいいんですよ、違いますか?』
「ちょっと待ってください! 何でよりにもよってお茶漬けなんですか!? …いえ、ツッコミ所はそこではなく!!
私はあの子達のご飯を作ること、そしておやつを作ることに喜びを感じているんです!」
『…だって、彼らのせいで満足に仕事もできていないじゃないですか?
使える、役に立つから目をかけているだけでしょう?
手元に置いて監視した方が楽。命令だけで縛るより、愛情かけてもらっていると思わせた方が、
使うときに便利だから、それだけの理由で飼っているんでしょう? 彼ら…』
「違います! 私は彼らを愛しているから、実の息子同然に思っているから、
…だから一緒に暮らしたいんです! この手で守りたいんです!」
『…生態CPUなのに?』
ぐ…。一瞬、言葉に詰まりました。
何度も繰り返してきた悩み、いえ、もう悩みでもなんでもありません!
「そんなこと、もう関係…」
『単なる備品、壊れたら取り替える。効率を考えれば当たり前のことでしょ?
あんな役にも立たないプロトタイプのブーステッドマン、先の戦いで死んでいてくれれば、
いっそ処分する手間が省けて楽だったのに…、ねぇ? そうは思いませんか?』
「違う! 違う違う違う! 私はそんなこと思っていない! 彼らは一人一人、生きた人間です!
備品だとか、役に立つとかたたないとか、そんなことで扱っていいはずは…」
『でもあなた、そうやって彼らを戦いに使ったじゃないですか? 忘れたんですか?』
目の前が、真っ暗になりました。
「違う違う違う! 絶対に違う!」
だんっ!!
拳を、思いっきり鏡にぶつける、それでも割ることができなかったのは、私の心が揺れていたせいでしょうか…。
『おー怖い怖い。ひょっとして、図星をさされて怒りました?』
鏡の中の私が大げさに飛びのいて、嫌なクスクス笑いをする。
…吐き気がする。
『じゃ、ひょっとしてあなた、彼らがあなたのこと、どう思っているか、ご存知ない?』
彼がそう言うと、鏡に映っていた映像がぐにゃりと歪み、マイサンたちの姿が映りました。
「マ…イサン…たち?」
『ホント、いいように使ってくれるよね、あのおっさん』
「クロト?」
『いいかげんにして欲しいぜまったく、さっさとあの船落ちねえかな? いっそのこと俺たちで落とすか?』
「オ…ルガ?」
『でもさ、おっさんおだてればすぐ金出してくれるじゃん?』
『違いねぇ! 絞れるだけ絞ってからにすっか?』
「シャ…ニ…」
…うそだ。嘘だ嘘だ嘘だ!
「こんなのおまえの作った幻だ! あの子達がこんなこと思うはず」
『ないと言い切れるんですかー?』
そんなこと…、そんなこと…。
『利用しているものに利用されるって、屈辱じゃないですか?』
嘘だ、騙されるな、私が信じてやらないで誰があの子達を…
『あなたとしたことが、実験動物に情でも移りました?』
違う、違う…、違う…。
心の中で、何度も繰り返す。
(…私はあなた、あなたは私…)
鏡を殴りつけたままの拳が、力なく鏡の上をすべり落ちる。
俯いたまま、同じ言葉をくり返す。
…違う……、違う……。
すっ…と、鏡の中から伸びた手がその腕を掴むと、彼を鏡の内側へと引きずり込む。
………違う………。
力なく、鏡の中に滑る様に落ちてゆく体。
それと入れ違いになるように、鏡の中から抜け出てくる同じ物。
…………違います…………。
鏡の中に落ちてゆく、その顔は疲れ切った表情で、瞳は固く閉じられていた。
対になるように、鏡の中から出てきた彼は、強い表情を見せていた。
歪んだ口元、体が全部出てしまうと、鏡を振り返ってまたニヤリと笑った。
(………違うんです………)
鏡の中に、自分と同じ人間が力なく横たわっているのか見える。
「さぁて、やっと外に出られましたね」
今までも何度か外の世界には出ることができたが、活動する時間が限られていた。
しかし、今度は外の世界の自分と入れ替わることができた。これでもう、自由。
「これからどうしましょうか? 鏡の向こうの世界は膨大ですからねぇ…」
窓の外には、真っ暗な月が昇っていた。
(……ち…がう……)
>357-360
適当に書いたでな、あとはよしなに。
無視してくれてかまいません。
━━━━Σノ(!゚∀(○=(`∀´)=○#)゚Д゚)7鏡ワールドキター━━━━━!!!!!
乙!偽パパンが怖い・・・(´Д`;)
か、鏡ワールド恐ろしや…!
何か鏡ワールドとかの設定がなくても、普通に読める感じだ。
>357-360のネタイイ!
感化されて初めてネタ投下します。
クロト・オルガ視点の話です。
これがあると話がうまくつながらなくなるようならスルーしてくれてかまいませんので。
365 :
364:03/12/10 01:13 ID:???
クロト
この前、夕飯の時におっさんがひきつった笑顔で話しかけてきた。
「そういえばクロト…さっきは驚きましたよ」
「は?」
「いきなりあんな技…パパと遊びたいのはわかりますが私も若くないのでもう少し加減もしてくださいね。」
何を言ってるんだろうおっさん。働きすぎでおかしくなったのかな?
それともついに痴・呆!?
でも否定しないと、僕はやってないんだし。
「?僕は知らないよー?」
そうしたらおっさんはちょっと悲しそうな顔をして
「…別に怒ったりするつもりは無いですから正直に言ってもいいのですよ?」
と言ってきた。
一体全体意・味不・明!
でも疑・惑!かけられているのはいい気持ちがしない。
夕飯が終わるとそのまま僕は部屋に駆け込んだ。
僕のこと信じてくれないなら反・抗!
引きこもってやるもんね。
そういえばさっき廊下でごそごそしてる人影を見たけどなんだったんだろう。
オルガかシャニかと思ったから気にしなかったけどなんだか僕と同じような髪の色だったような気もする…。
366 :
364:03/12/10 01:15 ID:???
オルガ
この前、ちょっと買い物に出て帰ってくるとおっさんが俺の部屋から出て行くのを見た。
その手には俺が先週買ってきた新刊でお気に入りの本「真実一路」があった。
今読んでるのは主人公のムツコが昔の男と死に別れて新しい男、キョウスケと出会って…という架橋に入ったいい場面だ。
そのキョウスケってのが…と、それは置いといて。
勝手に部屋に入るのも勝手に俺の本を持っていくのも、おっさんにしては珍しいなと思ったけど、
まあ本を借りていくぐらいだし、俺が留守にしてたからあとで言うつもりだったのかな、とさほどその特は気にしなかった。
けれどおっさんは借りたことも何にも言わないし、返してくれるそぶりも見せない。
俺も他の読みかけの本があったから気を紛らわせていたけどそれも限界だ。
続きが気になる!ムツコー!
俺はおっさんに詰め寄った。
「おいおっさん!」
「おや? どうしましたオルガ?」
「さっき持っていった俺の本返してくれよ!」
するとおっさんは首をかしげて
「本? 何のことですか?」
とか言ってきた。何言ってるんだよおっさん、ついに痴呆か?
「とぼけるんじゃねぇよ! さっき勝手に持って行っただろうが!」
「えぇぇ!? し…、知りませんよ私は!!」
さらに詰め寄ってもおっさんは白を切る。
…いつも温厚な俺だが、この時ばかりはキレた。
「もういい! おっさんなんて知らねーーーー!!」
我慢できず駆け出した。後ろではおっさんがああ!何処へ行くんです…とか言ってたが俺は振り返らなかった。
そのまま俺は家出した。
あんな勝手で嘘をつくおっさんなんて嫌いだ。
そういえばあの時本を持ち出していくおっさん、いつもと違うっつーか、
やけにニヤニヤしてて影がある感じだったけど何だったんだろう。
それにあの感じ、なんとなく過去に覚えがあるような…。
過去にも出てきていたのか鏡住人!グットジョブ!!
過去がすっげー気になる、続きガンガレ!
「サザーランド殿、大分お疲れのようですね」
「えぇ、仕事続きの上にあの馬鹿娘…、いえ、フレイ・アルスター嬢のわがままに付き合わされて…
あの娘、あれで本当に地球連合軍のアイドルになれるのかどうか…」
いつものように、私は重い足を引きずって会議室へとたどり着く。
もう何度目の溜め息になるだろうか…。
閣下さえまともに真面目に参加してくれていば済んでいた会議が、
最近では地の雨を見るような悲惨な状況になりつつある。
あれで閣下には発言力と、何よりカリスマ性がある。
アズラエル理事が会議に参加してくれると知ったとき、私がどれほど喜んだことか…。
が、実際に箱を開けてみれば単なる馬鹿親。
しかも先日、久々に会議に出てくれたと思ったら、
その場の発言で閣下はかなりの窮地に追いやられてしまった。
私でさえ庇うのは難しいかもしれない…。あの方はなんだってあんな発言を…。
今日の総会で閣下の罷免要求が提出されてしまう。それとなく言ってはみましたが、
閣下にはどうでもいいことだったようですね。きっと今日も会議には欠席でしょう…。
そう思いながら私が会議室のドアを開けた、その正面の席―――。
見慣れている、でもこの場ではあまり見る事のない白スーツが目に飛び込んで来たのでした。
「閣下!?」
「どうしたんですサザーランド、そんなに驚いた顔をして」
「いえ、今日は会議に出席していただけるのですね?」
「当たり前でしょう、私が出ないでどうするんですこの会議」
「か…閣下!」
まさに、クロト様風に言うならば、感・涙!
あの閣下が、真面目にまともに会議に参加していらっしゃる…っ!!
そこで私は嫌な予感に襲われました。…上手く行き過ぎている。
こういう場合、何か必ず落とし穴があるはず! しかも最悪の予想の斜め上を行くような!
パターン1、会議もそこそこに息子達のことが気になって帰ってしまう。
パターン2、おやつを作り忘れていて慌てて帰宅する。
パターン3、突然三人が乱入してきて会議はお開きになる。
パターン4、会議が途中から三人の自慢話に摩り替わる。
パターン5、息子達のための無理な要求を力でもって押し通す。
その斜め上まではさすがに予測できない。私は意を決して閣下に尋ねてみた。
「あの、閣下、今日はご子息たちは…」
分厚い資料を暇そうに眺めていた閣下は、「ん?」と、不思議そうに片眉を上げ、私を見上げた。
「何のことですー?」
「オルガ様、シャニ様、クロト様のことですが…」
「あぁ、役立たずどものことですか。ブーステッドマンなんですし、放っておいても死にはしませんよ。
あんな失敗作が傍にいれば、煩わしいだけです。しばらく彼らの話はしないで下さい」
ズガ―――――――ンっ!!!!
……閣下が、閣下でいらっしゃらない…。私は呆然と固まってしまいました。
いえ、確かに、閣下なのですが、彼らのことをそのように言うなんて…。
あの最終戦争の折、彼らを死なせたくなくてわざと冷たい振りをなさったことはありましたが…、
今回は明らかに違います。彼らのいないところで、こんな風に彼らのことを言うなんて…。
…はっ!? もしや熱でも!?
「サザーランド、いいかげんに席に着いたらどうなんですか?
いつまでたっても会議が始まらないじゃないですか」
「は…、はい! 申し訳ございません!」
いつにない貫禄で閣下にそういわれると、素直にその言葉に従うしかありませんでした。
この日の閣下はまるで別人でした。この日、この会議で提出されるはずだった閣下の罷免要求は、
結局一度も議題に上ることはありませんでした。
| / /| \
| / /_/∠⌒ヽ ヽ
| ,イ / ヽ ヽヽl
l // / | | | |
ヽ / 〃 / 〃 / _,」 j| リ
ヽ | /| / /|/ | / ∠ィル7// ヽ フフフ・・・
ヽ |仁l j| i ||/ニlニ| ト==v' ィア- ! 〃 l アズラエル一家の幸福を
} {Yフヽ. || | || lリィrφテ二 } | ! 悪夢に反転してさしあげましょう・・・
j/ \〈__入!! ト、| \ l ゞ= '" ヽ / ∧ | |
// __ j|ト--イ ヽ、 ヽ彡 >ヽ/ ヽ |
///ハ!リ\ ヽ巛 \ / ァ'´ 〃 l |
/ / ヽ `ヽヽ、 、ヽ- ニア!---┘ !. |
/ | ヽ `ヽ、  ̄ -イヽ | |
| \ `ヽ、 人 ヽ l |
| \ l ̄´ | ヽ !|
| \ |\ | ! |
ニセパパンキタ――――――!!
373 :
364:03/12/11 01:07 ID:???
シャニ1/2
この前、俺はおっさんが作ってくれたプリンをクロトとふざけていて落としてしまった。
久々のプリンだったのに…とがっかりしていたらおっさんがやってきて
「食べ物を粗末にしてはいけません!めっ」
と、阿修羅のような顔で怒り出した。
クロトはいつの間にか要領良く逃げていて、俺だけが正座で説教された。
こんなにガミガミ怒るおっさんは初めてだ。今まで正座なんかもさせられたこと無かったし。
ちょっと変だな〜って気もしたけど、確かにふざけていた俺(とクロト)も悪いのでそこは我慢した。
みっちり1時間の説教が終わるとおっさんはすっきりしたような顔で、どっかへ行ってしまった。
俺は一人ぽつんと残されてしまった。
なんかやっぱり変〜。
いつもだったらおっさんは、俺達が悪いことすると、怒らないでそれが「どうして悪いことなのか」を諭すようにしてくれる人だ。
そして俺達がそれを理解してあやまると、
「3人ともほんとにいい子ですね。君達は私の大事な大事な息子ですよ。」
と、しょんぼりした俺達におやつのプリンを差し出してくれた。
それなのに今日は頭ごなしに怒るだけ怒っていなくなっちゃった。
どうしちゃったのかな。もしかして痴呆〜?
そういえばなんか小さな声で
「さーて気晴らしも済んだことですしそろそろ本家でもいじりにいきますかねえ…」
とかブツブツ言ってたけどなんだったのかな〜?
う〜ん、なんかモヤモヤしてうざ〜いし、久しぶりに家出しようかな…。
374 :
364:03/12/11 01:08 ID:???
シャニ2/2
俺が家出しようか迷ってウロウロしてると、テーブルの上に何かが置いてあった。
「あ〜」
そこにはプリンが置いてあった。
もしかしておっさんが置いておいてくれたのかな?
やっぱりおっさんはおっさんだ。
きっといつもみたいに作っておいてくれたんだ。
さっきから姿は見えないけど、怒りすぎちゃったって出てこれないのかも。
ま〜い〜や、怒られたのはイヤだったけどプリンでおあいこだね。
後で会ったら「気にしてないよ」って言ってあげよう。あと「ごめんなさい」も。
なんだか嬉しくなったのでうきうきと俺はスプーンでプリンを一口掬い、自分の口に運んだ。
すると…。
う…。
パタン。
それから数日間の俺の記憶は無い。
「何躊躇してるんですか皆さん? この期に及んで、敵はコーディネーターなんですよ?
やるなら徹底的にやらなきゃ…って、コレ、前にも言いませんでしたっけ?」
「し…、しかし理事、現在、地球・プラント間には停戦条約が結ばれており…」
「あのね、いーですかー? 私の持ち帰ったNJCデータのおかげで、エネルギー問題は
解決に向かっているんです。そして…、あのいまいましい砂時計はまだに動いている…。
あれが宇宙(そら)にある限り、地球はいつまでたっても平和にはなりません。
今度こそ破壊しなきゃ、…徹底的にね。私は何か、間違ったことでも言ってますか?」
「しかし、こちらから一方的に停戦条約を破るなど…」
はぁ…。
あからさまな溜め息が会議室に響き渡る。その主は、明らかな不満の表情を浮かべていた。
胸の前で指を組み、テーブルに肘をついている。議会の要である男は、ヤレヤレと会議の参加者を見渡した。
「地球連合軍はそろって腑抜けばかりですか?」
『ざわっ!』
「理事! 何てことを!?」
挑発的なその発言に会場内はざわついた。あちこちで彼を非難する声が上がる。
「理事、やめてください! そのような発言…、御身を危うくしますよ!」
傍に控えていた男が理事に声をあげた。地球連合軍士官、サザーランドだ。
罷免要求が撤回されたばかりだというのに、これでは立場が危うくなるばかりだ。
「私は何も、また戦争を始めようなんて言ってません。ただ宇宙(そら)にある目障りな砂時計を消したいだけ。
さっと行ってさっと打って帰ってくれば、戦争なんて始まることもなく終わらせられるじゃないですか?」
『ざわっ…!』
会議室はさらに混乱した。
「正気かあの男?」
「しかし、確かに彼の言うことも分からないではないが…」
「リスクが大きすぎる! 大体、どうやってプラント全てを破壊するというのだ!?」
「これ以上核を使えば、われわれナチュラルの中からも非難する者が現れるぞ!!」
その騒ぎの中心にいる人物、反コーディネイター団体ブルーコスモスの盟主にして、
地球連合の国防産業連合理事、ムルタ=アズラエルは、口の端でニヤっと笑った。
「それでは理事、お聞きしますが…。一体どうやって宇宙(そら)に浮かぶプラント全てを破壊なさるおつもりで?
先の戦い…、貴重な核を使用したにもかかわらずジェネシスを落とせなかったのではありませんか?」
地球・プラント間の戦いにおいて、プラント側が持ち出した最終兵器、ジェネシス。
月基地を壊滅させたレーザー砲を破壊したのが、裏切り者のアークエンジェルと、オーブの残党、
ザフトの新型2機だったことは連合にも知れ渡っている。
連合の虎の子、アークエンジェル級二番艦ドミニオンと新型三機が押されていたのも事実だ。
「今度は落とせますよ。…なに、あの役立たずの薬中ブーステッドマン三体をちょっと強化してやれば、
今のザフトは敵ではありません。もちろん、あの裏切り者の船もね。すでに三番艦の建造は済んでるんです。
こちらの仕度さえ整えば、すぐにでも宇宙に上がれますよ」
議会は混乱の頂点に達した。ただ、参加者の論点が大幅にずれてはいたが…。
「今! 今理事はなんと仰られた!?」
「わ…私の耳はおかしくなってしまったんでしょうか!?」
「はっきりと聞きましたぞ!! …何をとは言いませんが…」
「一体どうなさったのだ理事は!? あの三人のことを(…ゴニョゴニョ…)などと!!」
アズラエルの馬鹿親ぶりは地球連合内でも超がつくほど有名だった。その理事が、三人のことを何と言った!?
参加者が、驚きの眼差しでアズラエルを見つめる。
「今度は勝てますよ。私が本気になれば…、ね」
『オォォォォォォ!?』
何処からともなく、アズラエルをたたえる声が上がる。
『ジーク・ムルタ! ジーク・ムルタ! ジーク・ムルタ!』
それは、停戦協定が結ばれてわずか数ヵ月後のことだった。
誰も気づいていなかった。
理事が、普段とはまったく違う、恐ろしいほど冷たい目をしていたことを。
見えない鏡の向こうで、声を張り上げ、涙ながらに反対を訴える、もう一人のムルタがいたことを…。
その声は、誰にも届くことはなかった…。
>375->376 乙!
とりあえず「ジーク・ムルタ!」にワロタ
>364の人も続きグッジョブ!
いつかちゃんと元の馬鹿親ムルタ復活できるよね…?
でも面白いっす。乙ー!
というか頑張れ本物ムルタ。
| / /| \
| / /_/∠⌒ヽ ヽ
| ,イ / ヽ ヽヽl
l // / | | | |
ヽ / 〃 / 〃 / _,」 j| リ
ヽ | /| / /|/ | / ∠ィル7// ヽ フッ、皆さんこの期に及んで何を言っているんです。
ヽ |仁l j| i ||/ニlニ| ト==v' ィア- ! 〃 l 今や私こそが本物なのですよ。
} {Yフヽ. || | || lリィrφテ二 } | ! もはや馬鹿親の時代は終わったのです。
j/ \〈__入!! ト、| \ l ゞ= '" ヽ / ∧ | |
// __ j|ト--イ ヽ、 ヽ彡 >ヽ/ ヽ |
///ハ!リ\ ヽ巛 \ / ァ'´ 〃 l |
/ / ヽ `ヽヽ、 、ヽ- ニア!---┘ !. |
/ | ヽ `ヽ、  ̄ -イヽ | |
| \ `ヽ、 人 ヽ l |
| \ l ̄´ | ヽ !|
| \ |\ | ! |
俺はコタツに入ったままごろんと横になり、本を読んでいた。
手元に煎餅の皿を引き寄せ、口に運ぶ。
あぁ、久々にのんびりだ…
ここはサザーランドのおっさんの実家の煎餅屋。
家出をした俺が、まさかこんなトコにいるとはお釈迦様でも知るまいて。
「ほれ、若いのが寝そべっとらんで、茶でも飲まれぇ…」
田鶴子さん(87)がお茶を入れてくれる。ここでは煎餅だけでなくお茶もおいしい。
俺は、ちょっとだけ田鶴子さんに甘えて、寝そべったままお茶をいただいた。
田鶴子さんは苦笑いをして台所へと引っ込んでゆく。う〜ん、ちょっと行儀が悪かったかもしれない。
突然転がり込んだ俺を、嫌な顔せず丁寧もてなしてくれた田鶴子さん。
こういうのがおばあちゃんっていうのかな? ここはとても居心地がいい。
…でも、そろそろ一度家に連絡入れないと、
おっさんが泣いたり騒いだりしてサザーランドのおっちゃんに迷惑かけるかもしれない。
よし、とりあえず電話だけでも入れとくか。
『…ルガ…』
「ん?」
誰かに呼ばれたような気がした。…田鶴子さん…、じゃないよな? 空耳か?
『…オルガ…?』
やっぱり聞こえた。これは空耳なんかじゃない。しかも、この声は……!
俺は読んでいた本から顔を上げる。
案の定、茶箪笥の横に置いてある田鶴子さんの鏡台に、おっさんの姿が映っている。
どうやってか、俺がサザーランドのおっちゃんの実家にいることを突き止めたらしい。
今にも泣きそうな顔をしてこっちを見ている。
どうせ、「パパ寂しかったですよー!!」とか、「勝手にいなくなっちゃ駄目でしょ!」とか言って、
泣きついてくるに決まってる。
でもな、おっさん。俺はどんなにおっさんが謝っても、ちゃんと本を返してくれるまでは許さないからな。
俺は振り返りもせずに、鏡の中のおっさんを睨み付けた。
「……?」
なんか、変な感じだ。
『オルガ…』
鏡に映ったおっさんは、とても顔色が悪そうだった。そんなに心配させたんだろうか?
『オルガ…、クロトとシャニを…、守ってください…』
「え…?」
苦しそうに、おっさんが言う。まさか、クロトとシャニに何かあったのか?
「おっさん! それ、どういう…」
振り返っておっさんに尋ねようとしたとき、おかしな事に気づいた。
鏡に映っているおっさん、その背後に何も映っていない。普通は、後ろの障子とか壁とかが映るもんだ。
「おい! おっさん!?」
振り返った俺が見たもの、誰もいない。田鶴子さんの家の居間。そんな馬鹿な! さっきまでおっさんが鏡に…!!
『どうか…、私を止めてください…』
「おっさん!?」
もう一度鏡台を振り返る。おっさんお姿が、黒い渦に吸い込まれて消えていくところだった。
「おっさん!? 一体どうなってんだよ!?」
鏡はすっかり元に戻ってしまった。今は普通に後ろの壁と障子が映っている。
夢を見ていたわけじゃない…、と思う。俺はしっかり起きていた。
「おっさんに何かあったのか…?」
自慢じゃないが、俺は昔から、よく鏡の向こうに不思議なものを見ることがあった。
大概変な鎧甲冑とかだが…、こんな風に知り合いが見えることなんてなかった。
妙な胸騒ぎがする…。一度帰ったほうがいいんだろうか?
「オルガ様! いらっしゃいますか!?」
突然玄関から俺を呼ぶ声が聞こえた。ちゃんとした生身の声、サザーランドのおっちゃんだ。
「ああ! いた! ここにいらしたんですね!?」
「どうかしたのかよおっちゃん? あ、そうだ、おっさんに何か変わったことは…」
「お逃げください!!」
「は? なんだって?」
「すぐに連合の兵士があなたを捕らえにやってきます。閣下は…、あれは閣下ではありません!!」
ちょっとした家出をしている間に、俺たちの日常は大きく壊れ始めていた…。
グッジョーブ!やべー面白れー!
383 :
364:03/12/12 01:16 ID:???
>375-376 >380-381
なんかもう普通に物語として(・∀・)イイ!です!
つーか田鶴子さん(87)にワラタ。
その頃の連合総会では……
\○ノ <さあ、この手に勝利をつかむのです!!
| ̄ ̄ ̄ ̄| 青き清浄なる世界のために!
| , │
オーー パチパチ ジークムルタ!
ジークムルタ! ワァーワァー ウォー
パチパチ ジークムルタ!!
○ノ丿○○ソノ○/ノ)○ノ/○ノ丿○\○ノ/○ノ○/ノ
ノ丿○○ソノ○丶ノ)○ノ/○ノ丿○/○ノ/○ノノ○/ノ
ノ/○ノ丿○/○ノ○/ノ)○ノ/ノ○/ノ)○ノ/ノ○/ノ)
○/○ノ○/ノ)○ノ○/○ノ○丶ノ)○ノノ○/ノ)○ノ
ノ/○ノ丿○/○ノ○/ノ)○ノ/ノ○/ノ)○ノ/ノ○/ノ)
衝撃はゆるゆるとやってくる。
最初、よく分からない何かが起こり、遅れて右頬に熱と痛みが走った。
硬いものが左の肩に当たり、それが壁だと理解するのに時間がかかった。
膝が笑い、ガクガクと震え、立っていることが困難になる。
倒れてしまわないよう壁で体を支え、何が起こったのか、上手く動かない頭で考える。
……分からない。何が起こったのか…、理解できない。
おっさんが…、俺を殴った?
「ガチャ…」
玄関の開く音がして俺は目を開けた。時間は夜11時過ぎ、おっさんが帰ってきたらしい。
イヤホンを耳から外し、音楽を止める。起き上がって、ニ三度瞬きをする。
…大分お腹がすいている。今日はおっさんが朝早くから出かけてしまったため、ちゃんとした食事をとっていない。
そう思うと、急にお腹がすいてきた。何か夜食みたいな物でも作ってくれないだろうか。
今日は家の中がいつもに比べて静かだった。
オルガは昨日からプチ家出をしているし、クロトは何故か部屋から出てこない。
そういえば、おっさんも今日はやけに大人しい。
いつもなら玄関のドアを開けると同時に、「ただいま帰りましたよマイサンたち!」などと大声を上げるのに。
今日は久々に会議があると言っていた。それで疲れたんだろう。
たまには俺がお出迎えすればおっさんも喜ぶだろうと思い、ベッドから降りて部屋から出た。
廊下を抜け、玄関へと向かう。おっさんは上がりかまちに腰をかけて靴を脱いでいる。
「おっさん、お帰り〜」
白いスーツの背中に声をかける。…反応がない。
まさか靴を脱ぎかけたまま眠ってしまっているのだろうか。
「おっさん?」
もう一度声をかけると、おっさんはすくっと立ち上がった。
振り返ったけど、まるで俺がいることに気づいていないようだった。
「おっさんお帰り〜、お疲れ〜?」
よっぽど疲れたんだろうか、俺が目に入らないなんて。
気づいたらきっとびっくりするだろう。そう思って声をかけるけど、やっぱり無反応。
「おっさん〜? 聞こえてる〜?」
心配になってもう一度声をかけてみる。ようやくおっさんが気づいて、俺のほうをちらりと見た。
……でも、
それは…、その目には、何の感情もなかった。ただ、「見た」。それだけだった。
ずくんと、腹に重いものが落ちてきたような気がする。
俺の一番嫌いな目。…無関心の目。
もしそれが、俺を憎んでいる、嫌っている目だったとすれば耐えられないこともなかった…、と思う。
でも、この目は……。こんな目だけは、おっさんは絶対にしないはずだった…!
「おっさん…、何かあっ…」
衝撃はゆるゆるとやってくる。呼吸が、瞬間止まる。
おっさんの右手が俺の目に映る。その、右の手の甲が、…俺を殴った。
にわかに信じられない。おっさんが俺を殴るなんて。
何で…?
「小五月蝿い餓鬼が…、目障りですね…」(シャニ赤色反転)
おっ…さん?
「使えないだけでなく足を引っ張るようなら捨てられても文句は言えないって…、分かってます?」
まるでゴミでも見下ろすような目で、俺を見ている…。
「なに…、いってんの…?」
俺は、何がどうなっているのか信じられず、おっさんに聞いた。
その直後、二度目の衝撃が俺を襲う。
こめかみの辺りが一気に熱くなり、また壁にぶつかったと思った。
それが壁ではなく床で、白いものが見えたと思ったら、おっさんに腹を蹴られていた。
薬切れのときよりもきつい痛みが、体全体に広がった…。
ブラック降臨。止められねぇ止まらねぇ。
はぁ・・・・・
鏡の中に閉じ込められて数日が過ぎたのだろうか・・・
この世界は左右が現実と逆さまになっているようだ。
先ほどオルガと鏡を通じて交信することができた
オルガなら他の二人を連れて私の偽者から逃げることができるだろう。
後は私自身だ。この世界から抜け出す手段を見つけなければ・・・
当てがないわけでもない。
この世界はすべてが現実と左右反転である。
図書館に行けば(鏡文字?でしょうが)なにか文献がある筈です。
早速行って見ましょう。
・・・・・・・・自転車で
パパン前向きに頑張ってる!
でも自転車…
禿藁!
いぃやぁぁったぁぁぁぁぁ!!!!!!!
『ミラーワールド』、これですね
さて、読んでみましょう。
なになに、『鏡面世界自分と入れ替わってしまった場合は』
『服装、髪型など二つの世界の人物に相違点が生じるようにしましょう』
『そうすれば鏡面世界の住民は現実世界に存在できなくなります』
・・・・・・・・・私に白スーツを脱げと?
私のトレードマークの白のスーツを?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マイサン達を守るためには仕方ありませんね
ならば赤のスーツです
早速、A○KIで買って(拝借?)してきましょう
小五月蝿い餓鬼が…、目障りですね…
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,)
ヽdミ`゚∀゚) r'⌒`ヽ,
/ハ介⊂ヽ ,' ((ヾ、ヽ〉
(| <∨〉 ノ 〉∩;;)゚ДYi 。o ○(おっさんが…、俺を殴った?)
| | | /(_ノ ィ
(_(_) ⊂こ_)_)⊃
,. -‐'´ \
/ `丶、_
} ヽ.
/ / !
. / ./ / ,リ l|
{ l ./,〃 ト,
ヽ l A{={ {
) ヽ{_,.==\ ヽ. l ヽ ヽ
/ }彳 @ ` ゝ、 ハ | l / ぶったね!!
/ ! トミ=u‐"{ }l | 人 | ノ /
/ ,イ lN ` / .}' \ l / !
{// ./ :| ,.-─- 、 ヽ. / /く {
/ l{ /, !. |< ̄`ヽ\ ', / /l| .//)) l ヽ
{ i!{i! ゙、 | ,.-‐''〉 ! / / ! / )`ノ'ノ /
|.八 \ | / / / /,/ / /、 -‐,彡、ノ}
{ } ,. ィ'ヽ. l 〈 / // /∠-‐'´ ̄ `!
|'"__,..>-ヽ ゙ー---'゙ ノ' r<´ ̄ |
,.-<´ ヽ'ー _,. ┴、\ /
Y>、\ ! i´ ヽヽ く
-‐ '´ \ヽ. ゙' ー‐ T"´| l | ヽ
ヽ\ ゝ | | !
>392
ぶったね!!
来るとおもてた。藁
ぐぅ〜〜〜。
あー、お腹すいた〜…じゃなくて! 空・腹!
とりあえずおっさんに反抗はしてみたけど、ハンストまでする気はないね。
何か食べるものでもないかな?
僕がこっそり廊下に出ると、廊下の先に誰かが倒れていた。
あれは…、シャニ?
「おいシャニ、こんなトコで寝てたら風・邪! 引くよ!」
ん? 寝てるわけじゃないのかな?
僕はとりあえずシャニの様子を見ることにした。
…って! 何かうんうん唸ってるしっ!? ひょっとして、薬切れ!?
「大丈夫かシャニ!? 今おっさん呼んで…」
おっさんを呼びに立ち上がりかけると、シャニが僕のシャツの袖を掴んで止めた。
どうしたんだろう? 何か言いたいことでもあるの?
「ちがう…、あれ、おっさんじゃない…」
? 何言ってんの? 意味・不明!
「なんか、おかしい…」
おかしいのはおまえの方だっての。
『RRRRRR』
ん? 電話だ。
…誰から? …オルガからだ。
「もしもし、オルガ? どうかしたの? それよりさぁ、シャニが変なんだけど…」
『シャニもそこにいるのか!? おっさんは!?』
なーに必死になってんだか。
「おっさんだったらさっき帰って来たみたいだけど?
そしたらさぁ、シャニがおっさんじゃないとか言い出して…」
『マジかよ!? おまえら、すぐそこから…、おっさんから逃げろ!!』
はぁ? オルガってば、何言っちゃってんの? 混・乱!?
『そいつはおっさんじゃない!! 鏡世界の…』
プツッ、ツーツーツー…
僕が引きこもっている間に、何かがおかしな方向へと進み始めていた。
クロトって顔でか〜い
,ゝ⌒〜,'
r'⌒`ヽ,(ソ~~ヾミ
,'((ヾ、ヽ〉(Д´; bノ < 大丈夫かシャニ!?
〉(||i´ДYi ⊂ ヽ
⊂し___つ (__つ
うぅ〜・・
>395
「クロトって顔でか〜い」
何だよシャニ、せっかくおまえのこと心配してやってんのに…、って、あれ?
シャニが倒れている→
←シャニが僕の顔がでかいとか言ってる…
…えーと、シャニ…、おまえって双子だったっけ?
r'⌒`ヽ. ケッケッケッケッケッ
,'ソノ/ヽ)) ,ゝ⌒〜,'
〉Y∀゚)i i r'⌒`ヽ,(ソ~~ヾミ
( ) ,'((ヾ、ヽ〉(Д゚; bノ < えぇ!?
| | | 〉(||i´ДYi ⊂ ヽ
(_)_) ⊂し___つ (__つ
私としたことが、ついつい服装のコーディネートに凝って時間を取ってしまいました。
しかし、服装を変えてみても何も起こりません。何故でしょう?
もう一度、ちゃんと文献を調べなおしてみた方がいいようです。
え? ちなみに今どんな格好をしているか、ですか?
えーと、上は赤のジャケット。なかなか似合うじゃないですか。
ズボンの方はあまり変えたくなかったので、白ではなくライトグレーにしてみました。
シャツの色は紺。渋くていい色じゃないですか。
ネクタイは思い切って黄色にしてみました、どうです?
図書館に戻ってもう一度文献を調べなおしてみました。
何しろ、裏文字なので解読するのが一苦労なんです。
えーと、何々?
『鏡面世界自分と入れ替わってしまった場合は
服装、髪型など二つの世界の人物に相違点が生じるようにしましょう
そうすれば鏡面世界の住民は現実世界に存在できなくなります。
ただし、この方法は24時間以内に行わないと効果がないという危険性がある。
すでに24時間以上を鏡の中で過ごした方にはお勧めできない』
…私、ひょっとしてすでに24時間以上経ってますか?
どうしましょう! このままでは元の世界に戻ることは…、
おや? まだ続きがあります!
『鏡世界ですでに24時間以上経った場合でも、元の世界に戻る方法が一つだけあります。
入れ替わった二人が、もう一度入り口となった鏡を使って入れ替わるのです。
ただし、鏡が割れてしまったり、入れ替わってから一週間以上経ってしまうと
もう二度と入れ替わることはできません』
これなら! この方法でなら元に戻れます!
問題は、どうやって私の偽者を、鏡のところまで呼ぶか、ですね。
この前みたいに、オルガと連絡が取れれば……。
オルガ、シャニ、クロト…、三人とも、無事でいるんでしょうか?
・・・・・・・・・・・ぜぇぜぇぜぇぜぇ。
まさか図書館からA○KIまで120キロもあるとは思いませんでしたよ
しかし、愛する息子達のために、
ワタクシ、ムル太=アヅラエル、全力疾走してまいりました。
さぁ、いざ入店です!
スーツ、スーツ、真っ赤なスゥ〜ツ〜、などと歌いながら自動ドアの前に立ちます。
・・・・・開かないですねぇ。。。。。。。
やれやれ、ここでも強硬手段ですか・・・
ぬぉゅんっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなガラス一枚、私の目では紙切れ同然ですね
さぁ、スーツを拝借です。
ん〜、これにしましょうか。
早速、試着室に行って試着してみましょう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さぁ、この白いスーツを脱いで鏡の前に立ってみましょう。
うーむ、ブーメランパンツ一枚で鏡の前に立つ私・・・・・
その時、突然、鏡が光りだしました。
「あっ、裸も服装変わったことになるんだ・・・・・・」
・・・・・・・・・・こうして、ここで途絶えゆく意識の中、わたしはこうも思った。
この姿で現実に戻ったら、変質者ではないか、と
>399
スマソ、被った。
吊ってくる
>401
いや、こちらこそ勝手にネタ使って済まぬ。
えっと…、どうする?
ブギーポップかよw
わかってしまった。
>ブギーポップかよ
ツッコミキターー!!
ついでに誰か衣装にも突っ込んでくれ。
…ブーメランパンツのことですか…?
パ、パピヨン…
・赤のジャケット(or緑のジャケット)
・薄灰色のズボン(もしくは黒)
・紺のシャツ
・黄色のネクタイ
つまり、○○○三世か?
409 :
407:03/12/13 21:02 ID:???
>>408 うまいねぇ!
このシーンのムルタ好きだ
410 :
408:03/12/13 21:08 ID:???
全身じゃないからちょっと惜しかったがな。
両方合わせたらイイ感じだとオモ
>407
>408
お二方、非・常ーーーっにグッジョブです!!
PCの前で一分くらい息止まりましたよ、笑いすぎで!
とにかくグッジョブ!!!
すれ違いの上どうでもいいが…
バスの適合車表示が連合軍に見えた。
中毒症状?
さて、私は現在鏡世界に閉じ込められています。私を閉じ込めたのは、鏡世界のもう一人の私。
彼は私と入れ替わり、表世界で残酷な行為を繰り返しています。
議会にプラント攻撃を提案し、あろうことか、可愛い三人の息子、
オルガ、シャニ、クロトにまで悪の手は伸びようとしていました。
私は彼らを守ろうと必死で鏡世界を駆け回りました。
何か方法はないものかと探しているとき、私はあることを発見しました。
それは、ある種の特殊な鏡を使えば表世界と行進できるという事です。
私は早速、表世界のオルガを探し出し、あとの二人、シャニとクロトを守るように頼みました。
しかし、表世界と交信するとかなりの負担がかかるらしく、それ以上の事は伝えられませんでした。
消耗が激しかったのです。
気が付くと、ずいぶん長い間気を失っていたようです。タイムリミットが近づいてきています。
私はもう一度、表世界との交信を試みることにしました。
相手はナタル艦長、そしてサザーランド。この二人なら、きっとマイサン達を守ってくれるでしょうし、
協力してくれるなら一番頼りになります。
さっそく艦長さんの部屋にある鏡にコンタクトを取りました。
………? 今は部屋にいないんでしょうか?
あ、来まし…おぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?
お風呂上りにピンク地にくまさんプリントのパジャマですか!? これはラッキー!
…って、覗きみたいな真似してる場合ではなくて、お菓子大佐! お菓子大佐ってば!
どうやら、オルガのときと違って、私の声は聞こえてないみたいですね…。
何とかして気づいてもらわないといけません、何とかして…、何とか…。
振り向きました! 今なら気づいてもらえ…、
「あ…アズラエル理事!? 何故あなたがこんなところに!?」
お菓子大佐、大変なんです! 聞いてください実は…
「まさか、のぞき?」
はい?
「痴漢行為を働こうと言うのですかあなたは!」
ち、違います! 私の話を…、物を投げないで下さい! 危ないじゃないですかぁ!!
やめやめ! 一時撤退です、全軍撤退!!
カッカッカッカッカッ…
「おやぁ? これはこれは艦長サン、あなたのほうが私を訪ねてくれるなんて、
うれしいですねぇ。一体どういう風の吹き回し…」
バキィッ!!
「な…なんでいきなり殴るんですかぁ!?」
突然ナタル艦長に殴られました。一体全体、私が何をしたというんでしょう?
見れば、彼女は顔を真っ赤にさせ、肩をわなわなと震わせています。
「アズラエル理事…あなたがあんなに破廉恥な方だったとは思いませんでした。
見損ないました!!」
それだけ言うと、さっさときびすを返して去っていきました。
…私が一体何をしたっていうんですか?
その日、アズラエル(偽)はナタルに殴られた理由がわからず、なかなか寝付けなかったと言う。
天・罰!
(天罰されるべきは本物ムルタのほうだけどね)
ワロタ、なんかスカッとした〜
ナタルさん最強(ある意味で)説、浮上…?
+殴られた仕返しと言わんばかりにセクハラ+
おやっ?艦長サンあなた見た目よりも胸ありますね。
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,/<=Ω=>
ヽdミ`゚∀(ヾ((´`ヽミ 煤Rd*゚Д゚ノ なっ!?
/ハ介ヽd*゚Д゚ノ ∩
| <∨〉/⌒]¶[ヽ( ヨ)
ヽ__二|>|]つ) )、ノ
|__∧| |〉>=ロ|
| |i二i_∧\
馬鹿親スレより
おやっ?艦長サンあなた見た目よりも胸ありますね。
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,/<=Ω=>
ヽdミ`゚∀(ヾ((´`ヽミ 煤Rd*゚Д゚ノ なっ!?
/ハ介ヽd*゚Д゚ノ ∩
| <∨〉/⌒]¶[ヽ( ヨ)
ヽ__二|>|]つ) )、ノ
|__∧| |〉>=ロ|
| |i二i_∧\
<=Ω=> \
<_/))ツY テー・・・
(;д; b/
ノノ ;;|
(⊂ニ
上司にセクハラをされてかなりショックのようです
418 :
417:03/12/14 18:29 ID:???
よりにもよってここに誤爆してしまった。
大変申し訳ない・・・
プツッ、ツーツーツー…
どうしたことか、突然電話が通じなくなってしまった。
伝えなければいけないことが、半分も伝わっていない。
「チッ!!」
俺は受話器を握り締め、舌打ちした。
…ダダダダダダダダ!!
「!?」
突然、何人もの足音が近づいきた。乱暴に障子が蹴破られ、いくつもの銃口が向けられる。
…連合の兵士達だ。
「オルガ=サブナックだな! われわれ地球連合は、君の身柄を拘束する」
隣では、田鶴子さん(87)が青い顔をしてふるえている。
チッ…、お年寄りにまで銃を向けるなんて、礼儀のない奴らだ。
「おいおい、俺が誰だか分かってそんなことしてんのかよ?」
「この命令は、アズラエル国防産業連合理事より、直々に下されたものだ。
反抗しないほうが貴様のためだと思うが?」
司令官らしき男が、もったいぶった口調で告げる。ニヤニヤ笑いの嫌な男だ。
おそらく、偽者のおっさんの仕業だろう。
まだ家にいるシャニとクロトも心配だ。ここでのんきに捕まるわけには行かない!
…だが、俺がここで暴れたりしたら、田鶴子さんの安全が…。
俺がどうやってこの場を切り抜けようか考えているときだった。
突然連合兵士達の背後から銃声がなり、何人かが構えていたライフルが撃ち落された。
その隙を見逃さず、俺の背中に隠していた拳銃を抜くと、
連合兵めがけて何発か撃ち、そのまま体当たりしていった。
くそっ…、田鶴子さんの心臓に悪いぜ。体当たりした連合兵士を、そのまま庭に突き落とす。
…ここだけの話、障子をぶち破るのは少し気持ちよかった。
「田鶴子さん!」
急いで振り返ると、田鶴子さんをサザーランドのおっちゃんが支えていた。
さっきの銃声はサザのおっちゃんだったのか?
「オルガ様、行ってください」
サザーランドが、真剣な面持ちで言った。
「今の閣下は本当の閣下ではありません。今更プラントを攻撃しようとしたり、
あなた方に危害を加えようとするなど、絶対になさらないお方です」
俺もうなづいて同意する。
さっき、鏡を通して俺に助けを求めてきた、きっとあれが本当のおっさんだ!
「おそらく今ごろ、シャニ様とクロト様のところにも、同じように兵士が送られているはずです…。
行ってくださいオルガ様!」
「でも…、田鶴子さん…」
「大丈夫です。これ以上、私の実家を荒させはしません!」
サザーランドが、連合兵士にめちゃくちゃにされた居間を見渡し、唸る。
「分かった。おっちゃん、俺、二人のところに行ってくる! 田鶴子さんを頼むぞ!」
俺が縁側から飛び出そうとすると、何故か田鶴子さんに呼び止められてしまった。
「ちょっと待たれぇ」
そういうと、彼女は無事だったタンスの中から、きれいな布に包まれた何かを手渡してくれた。
不思議に思って俺が包みを開くと、中には少し古い手鏡が入っていた。きれいな細工が施してある。
「私が若いころに使ようった鏡でな、持っていかれぇ…」
「でも、田鶴子さん、これ…」
「お守りみたいなもんじゃ。これを持っとったおかげで、うちの旦那も無事に帰ってきたことがあるけぇな」
そう言って、俺に鏡を握らせてくれる、細い田鶴子さんの手が暖かく思えた。
鏡か…、何かの役に立つかもしれない…。
俺は鏡を握り締めると、強く頷いて田鶴子さんに挨拶をした。
「行ってきます。」
「無事で帰って来られぇよ…」
俺は田鶴子さんの家を飛び出すと、一路、おっさんの…、俺たちの家へと走った。
「シャニ、クロト、…今行く!!」
「シャニが…、二人?」
その頃、おっさんの家にはもう一人のシャニが現れ、クロトを混乱させていた。
事を大げさにしすぎてしまいまった
どうしませう…
久しぶりに覗いてみたらこんなことに!(゜Д゜;「)
ちょっと何時もの親馬鹿に戻れんのか本気で不安になってきたぞ・・・w
今はただ試練の時を耐え忍べって感じだな。
こういうサスペンスぽい流れもいいな。
かれこれ始まってから10日も続いているわけだが、鏡世界ネタ。
おっさんミニマム化のときはスレ交代はさんで約三週間。
収拾つくまであともうちょいってとこか。
スゲーオモロイ。職人ガンガレ
一時はどうしようと思ったけど
今は解決の兆しが見えてきてるから大丈夫だと思う。
ここの職人さんならきれいに纏めてくれるさ!本編描いてる人より上手いんだから!
何よりこのスレには ム ル タ 一 家 の 愛 が あ る !!!
どんな苦難も乗り越えられるはずだ!
馬鹿親スレの皆様。
寒冷の頃、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
わたくし、336、357-360、369-370、375-376、380-381、385-386、394、399、413-414、420-421を書いた者でございます。
鏡世界ネタを始めただけでなく、話を無茶苦茶にしてしまったこと、皆様ご立腹のことと思います。
気の向くままに書いたため、事が大げさになり、どうしようもなくなってしまったこと、お詫び申し上げます。
自分で蒔いた種です。自らの手で収拾をつけようと思っておりましたが、
このたび集中講義か始まってしまい、頭がそれどころで無くなってしまいました。
途中で放り出すような真似になってしまいますが、しばらく執筆を休止することをお許しください。
ネタの方は皆様方でご自由にお進めくださってかまいません。
もちろん、活動休止中に一連のネタが終了しても文句を言うつもりはございません。
スレの雰囲気を乱してしまったこと、本当に申し訳ございませんでした。
集中講義が終わり次第、また活動に参加させていただこうと思っております。
これからも、皆様で気持ちの良いスレの運営をなさってください。
それでは。
乙〜。楽しみにしてたよ。
途中なのは淋しいけど、講義終わったらまた帰ってきてください。
さっきのお菓子大佐へのコンタクトは失敗に終わってしまいましたね
さて、今度はサザりん大佐ですね
さあ、行きますよ
「鏡よ、鏡よ、鏡さん、鏡の向こうのサザーランドに繋いで下さい」
オルガや、お菓子大佐の時と同じように私の目の前の鏡が輝きだしました。
おぉ、サザーランドの姿がぼんやりとですが浮かんできました。
なにかもめているようですね、まあ、良いでしょう
「サザーランド、私です、アズラエルですよ。えぇとですね、
私は今、鏡面世界に閉じ込められていてですねぇ・・・」
「あっ、閣下、今取り込み中なんで、後にしてください」
ツー、ツー、ツー・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・あの馬鹿、減給ですね」
文献によれば一枚の鏡で同じ人間と交信できるのは1度きりだと言うのに・・・
あぁ、マイサン達のことが気になります
あと、学校経営とか、おでんの屋台とか・・・・・・・
とにかく問題は山積みですね
432 :
364:03/12/16 05:41 ID:???
>429
いきなり年賀状かと思うような出だしで何があったのかと思いましたw
無茶苦茶とおっしゃられますが、全然そんなこと無いですよ。
話はしっかりしているし、ひきつけるものもあるし、単純に面白い!
私はこのスレにネタを投下して日も浅いし、あなたのような文章力が無いからウラヤマスィですよ。
ここまでスレが立て直ったのはあなたの力も大きいと思います。
今までネタを投下してきた皆さんにも言えることですがこのスレすごいよ、ホンマ。
集中講義がんがってください〜
433 :
1/2:03/12/16 10:44 ID:???
おっさんに殴られた衝撃から立ち直れぬうちに、今度は俺が目の前に現れた。
え?ええっ!?
俺はここにいるんだからあれは俺じゃないはずだけど、でも間違いなくあれは俺で、
つまり俺が二人いるから、俺は俺、あれは俺じゃないけど俺……
ああ! うざ〜い!!
おっさんじゃないおっさんの次は俺じゃない俺が出てきた。もう訳が分からない。
「シャニが二人!?どっちが本物!?困・惑!」
クロトが俺ともう一人の俺を見比べながらオロオロしている。
「迷うなよ、おまえ、おまえ、おまえ〜!本物は俺に決まってるだろ!」
「嘘つきうざーい。偽者は、おまえだよ」
「どっちも明らかにシャニっぽいよ!もしかして、双・子!?」
『ちが〜う!』
俺と偽俺の声が被った。ほんとに、行動パターンまでそっくりだ。偽者うざい。
「あれ……でも」
と、クロトが何やら考え込む。そして、おもむろに手をポンと打ち合わせた。
「僕は、僕はね……、本物の見分け方、発・見!」
そう言うとクロトは、偽俺にビシッと指を突きつけた。
「お前が偽・者だね!お前の正体は、全部まるごとシャニっとお見通しだ!!」
……シャニっとって、なんだ、シャニっとって。
「決め付けうざーい」
偽俺はそれでもふてぶてしくとぼけたが、クロトは自信満々だ。
「ヴァーッカ!お前は髪型がシャニと反対なんだよ!シャニが普段隠してるのは左目。
でもお前が隠してるのは右目。左右が逆だよ、ヴァーッカ!」
「!!」
偽俺は、一瞬顔を青くして俺をにらみつけてきたが、すぐに低く笑い始めた。
「へ、へへへ……」
「何がおかしいんだよ!」
クロトが叫ぶと、偽俺はおもむろに懐から拳銃を取り出した!
「……だったら、おまえがいなくなれば俺が本物だろ?」
その銃口は、あきらかに俺の心臓を狙っていた……
434 :
2/3:03/12/16 10:47 ID:???
銃声が轟く。俺は来るべき衝撃と痛みに備えて身を硬くした。
だが、いつになっても衝撃も痛みも襲ってこない。
「!?」
奇妙に思って目を向けると、銃を持っていた右手を押さえてうずくまる偽俺の姿があった。
その手にはすでに、銃はない。
何が起こったのか分からず、周囲を見回した俺の目に、意外な人物の姿が映った。
「まったく。厄介な連中だよ、アズラエル一家は。次から次へと事件を引き起こしてくれる!」
「へ、変態仮面〜!?」
そこにいたのは、銃を構えたクルーゼだったのだ。
俺はなぜここにクルーゼがいるか分からず当惑したが、
「た、助けてくれたの〜?」
と聞き返した。
「フ、成り行きだ。君が私のおいなりプリンのせいで寝込んだと聞いてな。さすがに悪いと思って
お見舞いに来てみればこの騒ぎだ。それより、君たちは早くここから逃げた方がよいのではないか?
この家はすでに、連合軍に包囲されているようだが」
「ええ!? 驚・愕!」
クロトが目を丸くする。どうやら、状況はおもったより遥かにとんでもないことになってるらしい。
「何をしている、早く逃げたまえ!ここは私が引受けよう。ここで君たちを見殺しにしては、
後世の馬鹿親に笑われてしまうからな」
「よし、行こう、シャニ!」
クロトが俺の手を引っ張る。けど俺は、手を押さえてうずくまる偽俺がどうしても気になった。
「でも、だってあいつは……」
「フン、アズラエルといい君といい、どうやら偽者が発生しているようだな。
だが、そんなことを誰が信じる、誰に分かる?今は逃げることだけを考えたまえ!」
クルーゼが叫んだのと、窓ガラスが割れて連合の兵士達が踏み込んでくるのは同時だった。
俺はクロトに手を引かれるまま、裏口に向かって駆け出した。背後では激しい銃声が聞こえてくる。
「私に挑んでくるとは……君たちは滅ぶべくして滅ぶのだ!」
バンッバンッ!!
「それは私のお稲荷さんだ!」
ぷにゅ。
……ここは、変態仮面に任せておいて大丈夫そうだ。
435 :
3/3:03/12/16 10:47 ID:???
だが、世の中そんなに甘くなかった。裏口からも、数人の連合兵が侵入していたのだ。
「うおおーっ、邪魔をするなら、お前ら瞬・殺!」
クロトが銃を取り出して連射する。相手が怯んだ隙に一気に駆け抜ける。
「クロト、シャニ!こっちだ!」
裏口を抜けた先に、かっぱらったらしい軍用ジープに乗ったオルガがいた。
クロトが兵士達を牽制したいる間にジープに飛び乗る。
「僕たちは、やられないけどね!」
続けてクロトが乗り込む。それを確認すると、オルガがジープを走らせた。
はあ……なんかうざい。一体何がどうなってるんだろう?
とりあえず続きを書いてみました。
429さんが帰ってくるまで、皆で盛り立てていきましょう。
ぷにゅ。にはげしくワロタ
常夏の反撃が近いですな! おいしいとこどりの仮面もかっこよくて吃驚。
>388-390 あたりの話で・・
鏡の世界に関する書物・・・。
オカルトじみていて図書館にあるかどうか不安でしたが、ちゃんとあるものですね。
検索システムがはじきだした書名をすばやく書きとめ、収蔵場所から目当ての本を
山と抜き取り机の上に積み上げました。大変なのはここからです。
膨大な資料の中から有益な情報を見つけなければなりません。
それでも私はくじけません。
早くこの世界を脱出して偽者を倒しマイサンたちを守らなくては!
鏡の世界、と一口に言っても色々と違うもので
特定のものを閉じ込める牢獄のように限定された世界、
生身の人間では10分も持たず体が粒子化してしまう世界、
人の性格が180度反転した世界、
我々の世界と全く異なる別の世界が存在する異世界・・・
まるで並行世界、パラレルワールドです。
紛れ込んでしまうきっかけも様々で、
私のように鏡の世界のモノに引きずり込まれるケースが一番多く、
大きなものだと宇宙の事故でイオン嵐に巻き込まれるとかワームホール通過中にプラズマ漏れを起こしたため
鏡の世界に入り込んでしまうケースもあるようです。こわいですね。
帰還する方法もやはりそれぞれちがう様です。
入り込んだときの状況を再現するとか、逆のことをやるとか
鏡の世界を構成する存在を破壊する等々・・
私の場合はどれでしょうか? 本に書かれていることを片っ端から試してみるほかありません。
(゜∀Y)…パラレルワ−ルド・・・(ドキドキ
r'⌒`ヽ.
,'ソノ/ヽ)) 空気読まずに
〉Y∀゚)i i 偽シャニえもんが442ゲット!!
(O(∇)O
(_)_)
,ゝ⌒〜,'
( ソ~~ヾミ
d `∀´) お前が偽・者だね!お前の正体は、全部まるごとシャニっとお見通しだ!!
(ぃ9 ヽ
/ ∧つ ↓!? r'⌒`ヽ,
/ \ (゚д゚) シャニット! ,'((ヾ、ヽ〉 シャニットッテ・・
/ /⌒> ) ゚( )− 〉(;゚ДY i
(_) \_つ / > し_⊂ヽつ
i "((`"^) さて、とりあえずこれからどーする、お前ら?
(ニ7゚Д゚)7
━━━━━━
( ソ~~ヾミ まずはおっさん救出!それから偽者を撃滅!
d `∀´)
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉 鏡の中に遊びに行く〜
〉( ゚∀Y i
偽シャニって目の色も左右逆?
>445
鏡に映ったように見えるから隠れてる色は一緒じゃないのか?
先手必・勝! 探し出してぶっ殺・死!
r'⌒`ヽ. 祭りだ、祭りだ! ,r'⌒`ヽ, <偽者キター!!
≡ ,'ソノ/ヽ))i ,.-ーーー、 ,ゝ⌒〜,' ,'´((ヾ、ヽ ,.-ーーー、 ,ゝ⌒〜,やっべーよ!
ヘヘヘ …> 〉(Y∀゚i i i "((`"^) ミ ソ~~ヾ) 〉(゚∀;Y i "((`"^) ( ソ~~ヾミ
= / ∩(ニ7ミ・∀・)7dミ`∀´)_ ⊂) ∪ (ニ7;゚Д゚)7 d;`∀´)_とりあえず逃走!
≡ ∪| ̄ ̄|( ⊃ ./ ̄ ̄ ̄(O|||||O) ::| ̄ ̄|( ⊃ ./ ̄ ̄ ̄(O|||||O)
.⌒ヽ ,;;; | / ̄ヽ ||___|// ̄ヽ ̄| |||||/ヽ .⌒ヽ ,;;; | / ̄ヽ ||___|// ̄ヽ ̄| |||||/ヽ
(";"':;.):;゙ |_| ◎ |___ | ◎ .| |======= (";"':;.):;゙ |_| ◎ |___ | ◎ .| |=======
⌒;:ヽ;; ヽ_// ヽ_// ヽ_// ⌒;:ヽ;; ヽ_// ヽ_// ヽ_//
~~~~´゙`゙゙´´ ~~~~゙`゙´``´゙`゙゙´´ ~~゙゙´``´`´ ~~~~~~~~~~~~~´゙`゙゙´´ ~~~~゙`゙´``´゙`゙゙´´ ~~゙゙´``´`´ ~~~
冷たい鏡の中で俺たちは待っていた。
この窮屈な銀の板きれの世界から解き放たれる日を。
今まではわずかな時間しか外の世界に在ることが出来なかったが
力を備えた今、俺たちは確実に存在する。
鏡に写った影などではない、血肉を持った「ヒト」として。
同じ存在は二つもいらない。
俺たちが真の存在になる。
切り刻む・・・
・・・叩き潰す
体中の血が枯れるまで撃ち抜いてやるぜ
悪夢の祭の始まりだ
さあ、おっぱじめようぜ・・・
+
,'´ ̄`ヽ +
(`∀´ ゚0b) スーツの色も変えたし髪も剃りました!これで偽者対策は万全です!
/ハ介ハヽ
/ <∨> |)
ムルタよ、もう戻れる戻れないの問題ではないな(藁
夜の闇に染まった町を、三人の人間を乗せたジープが疾走する。乗っているのはいずれも少年。
中でも一番年上に見える少年が運転をしている。しかもやや暴走気味だ。
その数十メートル後ろを、やはり同じ型のジープが追っていた。
一台ではない。どこか統率の取れた様子で、三人の乗っているジープを追跡していた。
「…なぁ…」
後部席でガタガタと揺られていたクロトが、ふいに口を開く。
後ろからは連合の兵士達が追いかけてきていた。
それを何とか突き放そうと、オルガは強くアクセルを踏んでいる。
できれば集中していたいのだが、何か変化でもあったのかと聞き返した。
「どうした?」
「何か僕たちってさぁ…」
う〜んと頭を傾けてクロトが語る。
「こうしてみると、ルパン一・行! って感じしない?」
タイヤが強い音を立てて軋み、ジープは路に大きく揺れた。
「なぁにやってんだよオルガ! 真面目に運・転しろよ!」
「てめぇが急に変なこと言うからだろうが!」
「だってさぁ、三人で行動してるし、軍に追われてるし、偽者まで出てくるし」
「別に俺たちは怪盗やってるわけじゃねぇぞ」
「雰囲気を見てそう言っただけじゃん!」
バックミラーに後続の車のライトが反射する。
『ちぃっ』と、眩しさに目を細めたオルガは、急にハンドルを切って角を曲がる。
何台かはついて来られずに、それで撒けたと思う。
車の中の三人も、完成に法則に流されて小さな尻餅をついていた。
「じゃクロト、おまえがルパンだなっ!」
テンションを上げるように、オルガが言い放つ。
背後では派手なクラッシュ音が連続して響いていた。
「なぁんで僕がルパンなのさ!?」
「俺は射撃専門だ。おまえは援護攻撃なんてしねぇだろ? だったら俺が次元でぴったりだ」
「えー? じゃぁシャニは?」
「ルパンうざ〜い」
「刃物持ってるし、どちらかって言うとルパンよりは五右衛門だろ? つまり、残ったルパンはおまえって事だ!」
ちょっとした坂を登りきり、ジープが小さくバウンドする。
「でもさぁ、それだととっつぁん…、じゃなかった、おっさんは? 出番ないじゃん」
急カーブを曲がった。後ろからは相変わらず連合の車が三人を追って来ている。
「そうだな、おっさんは…」
突然、別方向からのライトが三人を照らし出す。連合のバイクだ。
大きな音を立てて三人の乗ったジープに近づいてくる。
新たな追ってか? 反射的に、クロトが懐の拳銃にてを伸ばした。
バイクがジープに横付けする。
「おまえたち! これは一体どういうことだ!?」
バイクの運転手が半分怒鳴るように聞いてきた。
連合の服を着ているが、ゴーグルの下に見える顔はまだ若い。しかも女性だ。
「(ちょっと胸の足りない)不〜二子ちゃん来たァーーーーーーーー!!」
運転手が誰であるかを理解したシャニが、いつになくうれしそうな声を上げる。
「お菓子大佐!?」
「一体何があったおまえたち!? アズラエル理事までおかしくなって…、何がどうなっているんだ!?」
「説明は後だ! 今は追っ手を撒くのを協力してくれ!」
>>452 ×「完成に法則」→ ○「慣性の法則」の間違い。
あと>450のムルタよ、そのまま表の世界に戻ったら、今のあなたのほうが偽者扱いされるぞ…。
>450
ちょっと調子に乗りすぎましたね
髪が生えるまで鏡面世界で休暇でもとりますか?
分かった! これが『 ヅ ラ 疑 惑 』に繋がっていくんだ!
とりあえずはカツラでもかぶっておけば。
もしくは表側と入れ替わったときに、外見も入れ替わるようにしちゃえば問題ない。
入れ替わるときに外見も入れ替わって、今度は鏡の中の偽セムルタがルパンルックで禿になる。
これでもう二度と表とは交代できなくない! どうかな?
ルパンネタ禿げしくイイ(・∀・)!!
天上には星々の光り、寒い夜空をとても綺麗に飾っている。
地上には家々の灯り、…今日は何だかそれが、とても温かいもののように思えた。
『はぁ…』、夜空に向かって溜め息をつく。
白い息が、まるで踊るように闇に溶けていった。
頬が冷たい。
「一体どうなっているんだ? アズラエル理事は突然プラントを攻撃するなどと言い出すし、
おまえたちはおまえたちで、連合兵に追われて…。理事に何かあったのか?」
「俺たちにも詳しいことは分からねぇんだが…」
声に振り返ると、オルガがとナタル艦長とが話をしていた。
艦長の協力もあって何とか追っ手を撒いた俺たちだが、
逃げ回っているうちに町外れの山の上まで来てしまった。
今後のことも相談するため、途中にあった展望台にジープを止め、一息つく。
ここには、僕たちの他には誰もいない。夜の闇が、周りの音を全て吸い取ってしまったかのように静かだ。
ここからでは、町の喧騒も聞こえない。
二人の背後にはこの辺りで唯一の街灯が立っており、その灯りが、彼らの姿を黒く浮かび上がらせていた。
それはまるで、影絵のよう。暗闇の中に、二人の姿だけが眩しい。
僕は傍らを見上げる。シャニはジープのボンネットに座ったまま、じっと夜を見つめていた。
今日はいつものように音楽も聞いていない。彫像のように、硬く座り込んだままだった。
きっとあの偽者の自分のことでも考えているのだろう。
横顔に陰が落ちている。
背後でナタル艦長の驚きの声が上がった。
「それでは、あのアズラエル理事は偽者? …いや、鏡の世界からやってきたのなら、
完全に偽者とは言えんな…、『影の部分』とでも言えばいいのか?
…だが、にわかには信じ難いそんな話。まるでオカルトじみていて…」
「でも、お菓子大佐も実際に会ってるんだろ、偽者のおっさんに? 俺は会ってねぇけど」
「確かに、あれはいつものアズラエル理事ではない。あれではまるで『あの時』の…」
そう言いかけて、艦長ははっとして口を噤んだ。『しまった』とでも言うように申し訳なさそうな顔をしている。
オルガも、少し気の悪そうな顔をして黙っている。
「すまない…。嫌なことを思い出させてしまったな…」
そう言うと、艦長はオルガから目をそらし、顔を伏せた。
9行目「オルガがと」から「が」を抜いてください。
しっかり読み直したつもりだったんですが…。
3日で半年分の講義はちょっときつかったです。
10行目、一人称『俺』じゃなくて『僕』です。何だか違和感を感じると思ったら…。
ダメダメですね、ちょっと逝って来ます。
>458
おかえりアーンド乙!
果たしてこの事態は収拾するのか?!
鏡に写った自分自身を見て思い出すのは
歳を重ねるごとに似て来る父親の面影。
恐れを抱いていた父がやがて想い出に変わり
心穏やかに父の想い出を語れる日が来るとは思いもしませんでした。
あの時逃げ出さずにいたから、私は幸せを手に入れたのです。
・・・・・・・・・
・・・あの時逃げ出さず?
あの時? ・・・そうだ、私は・・・偽者の私と
既に 会 っ て い た。
父親が恐怖そのものであった子供時代、私は
鏡に写った自分自身に話しかけることで精神的に現実から逃避していた。
辛いことや苦しいこと、時には楽しいことを鏡に向かって話していた。
その時は真剣に鏡像の私が友のように、兄弟のように感じられていたんです。
そんなことを続けていたある日のこと。
父の仕打ちに耐えられず「もういやだ!もういやだ!こんな家から逃げ出したい!」と
鏡像の私に泣き叫んでいました。
「こっちへおいでよ」
最初は空耳だと思ってましたが、その声は鏡に写った私から発せられたものだと気づいた時、私は
「こっちはたのしいよ」
背筋が凍りつく程の恐怖を覚えました。
「だれもキミをきらったりしないから」
理解を超えた存在が目の前にいる。魂が警鐘を鳴らす音が聞こえて頭が痛い・・・
「ボクがキミの代わりになってあげるから」
聞いてはいけない聞いてはいけない・・・聞いては・・・ ダ メ だ !
「 お 父 さ ん が キ ラ イ な ん だ ろ 」
違います!!!!!
心の底から拒否したことに驚きました。
私は父を嫌ってなどいないということに。
否定した瞬間鏡像の私は消え、目をむいて汗びっしょりの私が写っていました。
その日から私は鏡の自分に語りかけるのをやめました。
この出来事も次第に記憶から消えていったのです。
あの偽者はあの頃の私の鏡像だとしたら、なぜ今になって・・・?
イマジナリィ・フレンド
不都合があったらスルーしてくだされ
>>464 いや、むしろOK!
でもだとしたら、常夏たちがそれを知ってるのは何故だろう?
>>464 初め辺りは龍騎でやってた話に似ていた。
そんでもって乙!
君は誰?
―僕は君。
僕は誰?
―君は僕。
小さい頃、鏡がとても不思議だった。
この向こうには何かあるんだろうか?
ときどき、鏡を見ながらそんなことを考えていた。
鏡を見なくなったのは、片目を隠すようになってから。
俺の目は、右と左で色が違う。
おっさんはそんなこと気にしなくていいって言ってくれたけど、
俺は何故だか気になって、左眼を隠してしまった。
目に悪いから髪を切るように言われたけど、切らなかった。
そっと前髪を掻き分け鏡をのぞくと、左右の目の色の違う俺がいる。
俺とは目の色が逆さになっている。
君は誰?
鏡に向かって問い掛ける。
君は誰?
―僕は君。
僕は誰?
―君は僕。
―…何で目の色が違うの?
「シャニ!?」
おっさんに呼びかけられて、ハッとする。
「シャニ! 今何をしていたんですか!?」
「鏡見てたー」
おっさんは慌てて俺を抱き上げた。
何かを恐れているかのように、鏡を見つめている。
「この鏡、きれー」
「え? あぁ…、私の家に昔からある、古い鏡です…。まだ残っていたなんて…」
おっさんは口の中で何事かを呟いていた。
それはあまりにも小さな声で、俺には何をいっているのか聞き取れなかった。
「ここには古いものも危ないものも一杯ありますから、もう入ってはダメダメですよ」
優しく厳しく注意する。
面白いものが一杯あったのでちょっと残念だったけど、
一度おっさんの『ダメダメですよ』が発動したからには入っちゃダメだと思った。
それ以来、その部屋には入っていない。
「あー、シャニ発・見!」
「今度はシャニが鬼だからな」
おっさんに抱えられて部屋を出ると、そこにはオルガとクロトが待ち構えていた。
そういえば、かくれんぼしてたんだっけ? 忘れてた。
「ねぇねぇおっさん、この部屋何ー?」
クロトがおっさんのズボンを引っ張って聞く。
「ここですか? ここは古い物置です。危険ですから入ってはダメダメですよ」
「ちぇー」
クロトが残念そうに口を尖らせた。俺は入っちゃったもんね。
それにしても…、あの鏡、一体なんだったんだろう?
声が…、聞こえたような気がした。
――数日前。
「あれ?」
倉庫の扉が開いている。
「おっさんー、何やってんの?」
「あぁ、シャニ。年末ですし、そろそろ部屋の大掃除を始めようかと思って…。
物置を片付けていたんですよ。ほら、見てください、立派な鏡でしょう?」
おっさんはホコリまみれの鏡を掃除していた。
「部屋に置こうと思っているんですけど、どうです?」
どこかで見たことあるような鏡だった。
最近、文字ばっかだなココ・・・。
仕方ないけどそうだな。
>470-471
すみません。一連のネタが終決したらしばらく自粛します。
今しばらくご辛抱ください。
ここはAAスレじゃないから文章ネタでもいいんじゃねーの?
おもしろければ、文章でもAAでもどちらでも!!
むしろ、挿絵のような感じのAA作ってくれると嬉しい
_____
||//( (,,(`"),,,|( (,,( ),,) )
||/ ( `∀´b (6ヽ,w,,ノ ・・・
|| ( )|( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'
_____
||//( (,,(`"),,,|( (,,( ),,) )
||/ (n`∀´) (n6ヽ,w,,ノ 改変ぐらいしか出来ませんが・・・
|| (ソ 丿|ヽ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'
_____
||// ( (,,( ),,( (,,(`"),,,,,)
||/ r(6ヽ,w,,ノ(n`∀´n) AAも作れるように努力します
|| ヽ )|( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'
_____
||// |
||/ .|
|| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____
||//(`"),,,),,),|
||/ (∀´b ノ| ねどけすでメダメダで作凡
|| ( )|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ○ 丶
/″ ∩ \
/ ∪ ヽ
| |
| |
| |
>>450 | l,l`"ニ-_、_ , i-‐''.ニ;ニ;‐二..,_;=ri|´ ついでに付けヒゲもしてみました。
|、 、 ヾ'、´`ニ゙`''`´ ´ `ニ゙.` ,') 〃 もう完璧ですね。
ヾ、'-; |:: .,'_'ノ
`ー,'、 !:: /
,.-,.' l'、 , 川川川, ,.イヽ、
_,. -‐´,.' .lヾ'.、  ̄ ̄ ̄ ̄ //l. ヾー,-.、_
/, './ .',:::ゝ'ヽ、 __,,... -、, './::! .l ヽ ` '‐ 、
/ .,' '、:`ヽ /´ _,,..、_ `';:::::,' l '、
,' ,' / ',::; ' ',.. -'‐'ヾ、`":::::l !
. l / '、! ー--‐ヾ'i:::::i '、. ',
. ,' / ! 、...,,,,,、';::;' '、 ',
. ,' ./ | ,.、_ ',;' ヽ. ',
「!?」
突然何かに気づいたように、お菓子大佐がハッと顔を上げた。
「お菓子大佐、どうかしたのか?」
不思議に思い、その横顔に聞いてみる。
ずっと星空を眺めていたクロトとシャニも、その様子に何事かと振り返った。
「いや…、今何かの気配が…」
お菓子大佐がそう言いかけたときだった。
続けざまに銃声が鳴り響き、俺たちが乗ってきたジープのバックミラーとサイドミラーが砕け散った。
「ちぃっ! 追いつかれたか!?」
鏡の砕けた様子から、敵の位置はわかった。急いでジープの陰に飛び込み、懐から拳銃を取り出す。
「…!?」
スライドが完全に下がっている。…弾切れだ。
さっきの逃亡で散々撃ちまくってしまったから…、予備の弾は持っていない。
クロトを振り返る、こいつもも弾切れらしい。シャニは…、銃は持っていなかったらしい。
お菓子大佐なら予備の弾を持っているかもしれないが、距離が離れすぎてしまっている。
そうこうしている間も、絶え間なく銃撃は続いていた。
街灯が撃ち壊され、辺りが真っ暗になる。
「よし、その辺でいいだろう、撃ち方やめ!」
若い男の声で銃撃が止んだ。司令官だろうか、どこかで聞いたことがるような気がする。
俺はそっとジープの陰から声のしたほうを伺ってみた。
瞬間、まぶしい光に照らされ、目を瞑る。四方からライトを当てられた。
何とか手で覆いを作って、司令官の顔を見た瞬間、俺は心臓が止まるかと思った。
そこには、もう一人の俺がいた。その後ろには、クロトとシャニも控えている。
「もう逃げ場はないぞ、観念しろ」
嫌な夢なら覚めてくれと思った。
「ま…、マイサンたちが二人ずつ!?」
私はやや呆然としながら、目の前で繰り広げられている光景を見ていました。
…目の前で、と言いましたが、私が見ていたのは鏡の中に映った風景。
調べた文献を元に、特殊な力を持った鏡を捜し歩いていたときのことです。
マイサンたちの声が聞こえたような気がして振り返ると、鏡の一枚が突然光り出し、
表の世界にいるマイサンたちの様子を映し出したのです。私はすぐさまその鏡に飛びつきました。
『もしや、元の世界に戻れるかも』と思ったのですが、
どうやらその鏡はもう一つの世界の様子を映し出すことしかできないようでした。
「あぁ! 危ない!!」
もう一人のオルガの撃った弾が、ジープに隠れたオルガのすぐ傍に着弾しました。
何を喋っているのでしょうか? 鏡からは声までは聞こえません。
無事でいてほしいと願っていましたが、まさかこんなことになっていたなんて…。
私だけではなく、マイサンたちまで偽者が現れるとは、どうすればいいんでしょう?
何とかして助けてあげたい。しかし、私は鏡の世界に閉じ込められてしまったまま…。
…どうか、無事でいてください。オルガ、クロト、シャニ…。
三人の姿を映し出す鏡に縋りついて、私は祈りの言葉を呟きました。
「表の世界に同じ人間は二人も要らない、邪魔なおまえたちには消えてもらう。
俺たちがこの世界で本物になる!」
「てめぇ! 何訳わかんねぇこと言ってやがんだ!! 本物は俺たちだけで十分だ!」
突然現れた俺の偽者は、俺たちを倒して真の存在になるとか何とか言い始めた。
しかもやたらと回りくどくて文学的表現を使ってきやがる。何かむかつく。
さしで勝負するなら対等に戦えたかもしれないが、多勢に無勢、しかもこっちには使える武器がない。
…万事休すってことだ。
「ねぇ、どうするのさオルガ!?」
クロトがオロオロしながら話し掛けてくる。
「どうするもこうするも…」
「あいつらうざ〜い。さっさと倒して本物のおっさん探しに行こう」
「同・感!」
…だな。俺たちはこんなところで立ち止まってるわけには行かねぇ。
何が起こったって、諦めてたまるか!!
ポケットから、小さな輝きが溢れ出した。
不意に、胸ポケットが熱くなったような気がして、視線を下げる。
…間違いない。ポケットから不思議な光がこぼれていた。
ここには確か…、田鶴子さんに渡された手鏡を入れておいたはず…。
そっと、鏡を取り出してみる。鏡の表面が光り、そこには今一番会いたい人の姿が映っていた。
「おっさん!?」
思わず大きな声が出てしまった。
「え?」
「本・物!?」
横からクロトとシャニが覗き込んでくる。
「これ、おっさんに間違いないと思う」
「このちょっと情けない表情、本・物だね!」
二人がうれしそうに顔を上げる。おっさん…、どうなってるか知らないけど、無事そうだ。
…俺たちはちょっと無事ではすまないかもしれない。
肩越しに偽者たちの様子を伺う。ニヤニヤしながらこっちへ近づいて来ている。
逃げるにしろ戦うにしろ、このままでは…
「おっさん鏡の中〜?」
シャニが急に緊張感のない声で聞いてきた。力が抜けるだろうが…。
「驚・愕!」
「よくは分からねぇけどそうらしいな。あの偽者たちも鏡の中から出てきたらしい」
空になった無能な拳銃を、いつでも投げつけられるように構えた。
「じゃぁさ、俺たちも鏡の中に入れば逃げられるじゃん」
シャニはさらに素っ頓狂なことを聞いてきた。
「はぁ? なに言ってんだよヴァーカ!」
「いくらなんでも、そんなことできるわけねぇだろ?」
「できるよー、俺一回やったことあるもん、こうやって…」
そう言うと、シャニは光りつづけている田鶴子さんの鏡の表面にそっと触れた。
瞬間、辺りはまぶしい光に包まれ、俺たちは奇妙な無重力に似た感覚に襲われた…。
…誰かが、俺たちを呼ぶ声が聞こえる…。
クリスマスまでには一連のネタに片をつけたいですね。
さすがはシャニと藁
お菓子大佐はどうなったんだろう。
鏡像ということで、ドッペルゲンガー関連をちょっとぐぐってみたんだけど、
エドガー・アラン・ポーの「ウィリアム・ウィルソン」
エーヴェルスの「プラーグの大学生」
オスカー・ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」
・・・・・どれも結末が(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
ハッピーエンドになるよね? 心配になってきた・・・
これが、マイ・イン・ザ・ミラー!
>469を意識して・・ヘボでスマン
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( つ 〉 ; ̄ ̄ ̄ ̄; 〈 | ∪
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(__)_) . ̄  ̄ (_(_)
>>484 乙!
AA職人さん(でいらっしゃいますか?)、これからも挿絵(挿しAA?)ガンガレ!
鬼ごっこが〜趣味なのかァ〜
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‐=≡ i "((`"^) ,.-ーーー、
(ニ7ミ・∀・)7 i "((`"^)
‐=≡ l ̄l^l|…‥==|=l二m二l== (ニ7;゚Д゚)7
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>360
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と ∪ )_)∪ ヽし'───┐ }
 ̄  ̄
修正した
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.r'⌒`⌒ヽ .││(゚∀゚´ミb ││
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ヽd ゚Д゚) ノ / | │
/( ィ | ι( |  ̄ ̄ ̄; 〈
と ∪ )_)∪ ヽし'───┐ }
 ̄  ̄
モニターの向こうに、忌々しい青と白の機体が見える。…くそっ!!
「抹殺――――っ!! 撃滅――――っ!!」
攻撃が…、交された! ビームライフルの銃口が、まっすぐこっちを向いている。
「うわぁ―――――っ!!」
反撃に、思わずレイダーを下げる。攻撃は何とか間一髪のところで避けることができた。
くそっ! くそっ! …くそぉっ!
歯軋りして体制を立て直す。モニターの向こうの宇宙をにらみつけた。
その時、それまでモニター上にその存在を示していたランプの一つが消えた。
「…――っ!?」
う…そ…だろ? だって…、ドミニオンが…、落ちたりするわけないじゃないか…!!
「ドミニオン!! おい、おっさん!?」
機体をドミニオンがいた方角に向けなおしながら、必死で通信に呼びかける。
応答…、無い。
…嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ!!
「オルガァっ!! シャニィっ!!」
二人の機体反応も、数分前からロストしたままだ。
そんなはずは無い! あの二人が、おっさんが…、やられたりなんか…!!
壊れたモビルスーツの残骸の間を、縫うようにして進む。
見えない…、何も見えない…。
「!?」
目の前に、突然あの機体が現れた。
「うわぁぁぁぁ!?」
叫んだ瞬間、コックピット内の全ての照明が消えた。
はぁ…、はぁ…、はぁ…。
荒い自分の息だけが聞こえる。これひょっとして、死んじゃったのかな? 僕。
死んだなら死んだでいいや。また、おっさんやオルガとシャニに会える。
そう思っていると、だんだん息が苦しくなってきた。薬切れとは違う。のどが詰まるような感じだ。
苦しい…、これが…、死…
「クロト重〜〜〜い」
「重いんだよおめーら……、いいかげん退きやがれっ!」
突然耳元で二人の声がして、僕は目を覚ました。
「ぐえっ」
蛙を潰したような声が出る。うつぶせ状態になって、腹の下にシャニの膝が入っていた。
それで苦しかったのか…。
僕の下にシャニ、その下にはさらにオルガが潰れていた。
僕がシャニの上から退くと、よろよろとシャニも起き上がった。
二人の体重に潰されていたオルガも何とか起き上がる。
あれは夢だ。とっくに終わった、昔の戦争の夢だ。
この通り僕は生きてるし、オルガもシャニも、もちろんおっさんやお菓子大佐も無事だ。
頭の混乱するようなことが立て続けに起こったせいで、変な夢を見てしまったようだ。
ふと、あたりを見回してみる。知っているような知らないようなところだ。
ここは…、何処だろう?
「ねぇねぇ、ここって何処さ?」
とりあえずオルガに尋ねてみる。
「いや、俺にもさっぱり…」
首をかしげながらオルガも呟いた。一体ここは何処なんだろう?
「ここ? ここは鏡の中〜〜」
ふぅん、鏡の中…、鏡の中だってぇ!?
「マジかよ!?」
「まじ〜」
ここが…、鏡の中だって? 僕たち一体、どうしちゃったのさ!?
僕とオルガが慌てふためいている間に、シャニは平気ですたすたとどこかに歩き始めてしまった。
「おいっ! 何処に行く気だ!?」
「何処って…? おっさん探しに〜」
「一人で勝手に行かないでよね!」
「バラバラになるな! とりあえず固まって動くぞ!」
「ん〜、分かった。それでいいよ〜」
こうして、僕らの鏡世界に入り込んだ。
夢を、見ました
とても暖かい夢です
そして、懐かしい感じがします
私は光の中にいました
目の前に誰かがいました
・・・おばあさま?おばあさまなのですね?
おばあさまはにっこりと私に微笑みかけました
そして、只一言、私に告げました
「あなたは『ここ』に来るにはまだ早いでしょう
あなたにはあなたにしかない『今』を貫く剣があるはずです」
そう、おばあさまが私に告げた時
私の目の前は真っ白になり
目が覚めたのでした
・・・・・・・・・・・・私にしかない剣
何のことでしょうか?
「一体…、何が起こったんだ?」
連合塀に囲まれた展望台で、私は一人、蜂の巣になってしまったバイクの影に座り込んでいた。
さっき、三人の姿が突然光ったかと思うと、三人ともが姿を消してしまった。
一体どういうトリックを使ったと言うのだ?
手の中の拳銃は、すっかり無能になってしまっている。連合兵の攻撃も、今は止んでいた。
三人がこの場からいなくなってしまった以上、投降する他、私には道は残っていないらしい。
そっと、敵の様子をうかがってみる。そこで私は、自分の目を疑った。
「あぁ? アイツら、自分から鏡の中に入っちまいやがった」
「いいんじゃない? 僕らで手を下す手間が省けてさ」
「あいつら、もう終わりじゃん?」
「おまえたち…、一体?」
そこには、オルガ、クロト、シャニの三人が立っていた。
だが、それは私が先ほどまでいっしょにいた三人ではない。
まがまがしいオーラを全身に纏っている。
「さて、お菓子大佐はおっさんのとこに連れてけばいいんだっけ?」
「まったく物好きだよね、おっさんも」
「…?」
どうやら、私を偽者のアズラエル理事のところへ連れて行く気らしい…。
…いいだろう。直接敵の懐に飛び込んでやる。少しばかり体が強張りながら、私は唇の端で笑った。
ふと目をやると、こんなところには不似合いな手鏡が落ちていた。
「?」
先ほどまでオルガたちがいた場所だ。
なんとなく、それをそのままにしておいてはいけない気がして、私はそれを拾ってポケットにしまった。
「じゃ、来てもらおうか? お菓子大佐。おっさんが待ってるんでね」
「起・立!」
「ぐずぐずするのうざ〜い」
私は両脇を兵に固められながら、一路、アズラエル理事の邸宅へと連れて行かれた。
これから一体、どうなるんだろうな…。
俺たちは鏡の中でおっさんを探していた
・・・・・・・・はずだった
しかしシャニは開始5分で「うざ〜い」とか言い出すし
クロトもクロトで、「鏡の中も結構、快・適!」とか言い出す始末だ
お前ら、おっさんと会えなくても良いのかよっ、と言ってやろうと思ったが
ものすごい脱力感に襲われた
どうやら現実世界の人間には悪影響がおよぶら、し、、、、い・・・・・・
どうやらオレもここまでか、、、、、、な・・・?
おっさん、たすけ、、、、、て
「何処に行った!?」
「まだ遠くに入っていないはずだ、探せ!」
何人もの連合兵士が、アズラエルの邸宅周辺を行き交っていた。
それを屋根の上、煙突の影から見下ろす一つの影があった。
白い服に仮面、…ラウ・ル・クルーゼだ。
クロトとシャニを助け出した後、集まってきていた連合兵を倒して、今もここに潜んでいたのだ。
その口の端が、にやりとクールに笑う。
「私にはあるのだよ、この世で唯一、事の成り行きを見届ける権利…いや、義務が!」
そう一人呟くと、まだ拳銃の弾が残っていることを確認して、
壁を伝って二階の窓のベランダへと降りる。
物影に隠れ、そっと中をのぞく。そこはアズラエルの寝室だった。
「ちっ…、つくづく厄介なものを持ち出してくれる…」
中を見て、舌打ちする。部屋の中心には、古い型の大きな鏡が据えられていた。
「まさかこんなところでイザークに無理やり聞かされた民俗学の伝承が役に立つとはな」
溜め息ともつかない吐息を、一つつく。
「あれを何とかしないことには…、ん?」
その時、部屋のドアが勢いよく開いて、誰かが入ってきた。
知っているような、知らないような…。
それが誰だかわかったとき、クルーゼはキュートな八重歯が見えるほどの大口を開けて笑い出した。
中にいた人物は他のことに夢中で、笑い声に気づかなかったらしい。
いや、それどころでは無かったのだ。
鬼のような形相で無様にわめき散らしていた。
無理も無い。
そのときの彼の姿は、見るに耐えない無残なもの…、
と言うか、吹きだすくらい笑えるものだったからだ。
「んー?」
プラント攻撃へのシナリオを考えていたときです。
私は妙な違和感を感じ、首をひねりました。
急に空間が変わったような…、そんな感じがしたのです。
「何か…、妙ですね?」
私は椅子から立ち上がり、何か変化でもあったのかと振り返りました。
特に部屋の中に変わった様子はありません。
気のせいかと思い、もう一度椅子に座りなおそうとしたとき、私は違和感の正体に気づきました。
いつの間にか、私の上着の色が赤く染まっていたのです。
「!?」
ガタ―――ンっ!!
驚きのあまり、手が滑って椅子を倒してしまいました。
このスーツを着替えた覚えはありませんし、さっきまでは確かに白色をしていたはずです。
よく見ると、シャツの色も紺色になっているし、ネクタイは趣味の悪い黄色。
私は自分の姿を確認するために、廊下に出て階段の踊り場にすえつけてある大鏡の前に立ちました。
自分の姿を確認したとたん、私は思わず大声を上げて頭を抱えてしまいました。
「一体どうなっているんだこれは―――――――っ!!」
あろうことか…、私の…、私の整った美しい髪が、ばっさりと!
というか、綺麗に丸坊主になってしまっていたのです!
道理で急に頭が涼しく…、ではなく! 何故急にこんな事態になったのかと小一時間…。
「…まさか!?」
嫌な予感がして、私は急いで寝室へと向かいました。
蹴破るように扉を開け、鏡を覗き込みます。
特別な鏡…、ミラーワールドと、この現実背かを繋ぐことのできる、特殊な鏡。
念じてその鏡を覗き込むと、最初はぼんやりとした霧のような風景、
やがて、中心に一人の人物が映し出されました。
白いスーツ、小豆色のシャツ、金髪の真中分け、ムルタ・アズラエル!
だが私ではない、私が鏡世界に閉じ込めた、表世界のムルタだ!
私は憎しみの目で、もう一人の自分を見つめた。
「こいつが…、こいつがぁっ!!」
私は歯軋りしながら鏡の中のムルタに向かって呟いた。
「鏡の中でっ! 自分の姿を変えたな!? よくも僕にこんなコトをっ!!」
鏡の中では、あのお人よしはどこか戸惑ったような表情をしている。
しきりに自分の姿を確認している。
おそらく、スーツを変えて髪をそってみたのに、元の姿に戻ってしまったので驚いているんだろう。
「まさか鏡の中で姿を変えたら、全部表世界に出てきた僕に影響が出るって知っていたわけではないだろうな…。
だとしたら…、偶然? 何にしろ、僕をこんな無様な姿にしてくれたこと、絶対に後悔させてやる!!」
はき捨てるように言うと、まがまがしい形相で寝室を出て行った。
しばらくすると、あの踊り場にあったものだろう。大きな鏡を一枚抱えて部屋に戻ってきた。
部屋においてあった家財道具を工夫して、何とか二枚を合わせ鏡の状態にする。
荒く息を吐きながら、もう一度鏡の中を覗き込んだ。
何かに気づいた様に、眉を寄せる。
鏡の中にはムルタ、そしてその他に、オルガ、クロト、シャニの姿が見える。
ムルタに駆け寄って、お互いの無事を喜んでいた。
「く…くっくっく、くっはっはっはっはっは、はー――――ッハッ八ハッは!!」
自分が鏡の世界から呼び出した三人ではない。
元から表世界にいた、本物の三人だ。
どうやったか知らないが、自分達で鏡の世界に入り込んだらしい。
「これは面白い…、そのうちムルタ同様鏡世界に閉じ込めてしまおうと思っていたが…、手間が省けた」
醜く顔をゆがめて笑う。しかし、その顔はすぐにまた険しいものに戻った。
「だとしても、ムルタ・アズラエル…、このままにしておくわけには行かない!!」
自分をル○ン三世ルックにしてくれたこと、許すわけには行かない。
ベッドの脇にある小さな棚の扉を開けると、中から小型の拳銃を取り出す。
弾が入っていることを確認すると、そっと懐に忍ばせた。
「やるなら徹底的に…ね?」
一人呟くと、合わせ鏡にした鏡の表面にそっと手をつける。
まるで水面に石を投げ込んだ時のような波紋が現れ、その手は鏡の中へと入り込んでいった…。
最後の戦いが、始まる。
明日のクリスマスイヴまでにはできれば決着をつけたいと思っていますが、何分力不足のため…。
物書き先生の皆様、ご協力よろしくお願いいたします。
アズラエル一家に平和なクリスマスを。
いやぁ、本当に驚きましたよ
この世界にマイサン達が居るのを見つけた時は。
オルガはグッタリしていましたね
急いで声を懸けました
すると何とか意識を取り戻してくれて、一安心です
(鏡の中ですが)やっと家族が全員集まりました
なぜかとても久しぶりのような気がします
皆で、無事を喜び合いました
しかし、そんな団欒も束の間、ル○ンルックで丸坊主の私の偽者が現れました
「おやおや、仲の宜しい事で
家族水入らずの中悪いんですけどあなた方には死んで貰いますよ
そして私が本物になるのです、この冷たい鏡の世界とオサラバしてねぇっ!!!!!」
もはや奴と話し合う余地はなさそうですね
おそらくこれが最後の戦いとなるでしょう
さぁ、マイサン達、行きますよ
_ノ″ ¨アly_ , .∴
_,yr!!^゙″ .゙\, ', ・,
___,,,,yvrr!^″ ゙\_/
- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。∃)>偽者
- .l|______,il′._,,,, .|.∴:;、:。:、・
、 _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
( (,,(`"),,,,,) ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
ヽ#`∀´)つ オラオラオラ!!! ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
消えよ、偽者
ひぃぃぃぃぃさぁぁぁぁぁっっっつっぅぅぅぅ
ゴルァァァァァァlディゥオォォォォン、、、ハァンマゥァァァァァァァァァァァー
『…ルガ……』
誰だろう? …誰かが俺を呼んでいる。
『……ガ…しっ…りしてく……い』
ここは…、何処だろう? …暖かい…まるで、温泉にでも浸かっているような…。
『目を……して、起き………い…』
こうして…このままゆっくり…、ずっと……。
パチ―――ンっ!!
突然頬に痛みが走り、俺は正気を取り戻した。
目を開くと、今にも泣き出しそうなほどオロオロしたおっさんの顔が、目の前にあった。
「よかった! 目を覚ましたんですね!?」
いつもと変わらない…、本当のおっさんだ…。
だから安心して、つい俺は目を閉じてしまった。…せいで、
「寝ちゃダメですってばっ!」
ぱっし―――――んっ!
俺は再びおっさんに殴られてしまった。もう起きてるのに…。
痛いほっぺたをさすりながら、俺はよろよろと起き上がる。
その横で、低血圧で寝起きの悪いシャニを、おっさんが必死でたたき起こしている。
反対側では頬を腫らして、涙目のクロトがむくれて座り込んでいた。
「ぶったねっ!? おっさんにも殴られたこと無いのに〜!」
シャニが目を覚ましたらしい。訳の分からない寝言を言いながら起き上がった。
おっさんは、『よかったよかった』と繰り返しながら泣いている。
…ホントにホントのおっさんだ…。
俺は、いつまでも泣いているおっさんの肩を、そっと叩いてやった。
シャニは泣いているおっさんの頭をなでなでしている。
クロトは「しょーがねぇおっさん!」などと言いながら、おっさんのほっぺたをつまんでいた。
クロト、それは…可哀想だからやめてやれ。
「それにしても、あなた達、どうやってここへ?」
やっと泣き止んだおっさんが、いかにも不思議そうに聞いてきた。
「俺たちにもよく分からない。田鶴子さんからもらった手鏡を通ってきたみたいなんだが…」
「おっさんこそ、どうやってこの世界に入ってきたのさ?」
「寝室に置いておいた鏡の中にもう一人の私が現れて、それで…」
そこまで言って、おっさんは言葉を切った。俯いて、何事かを考えていた。
「…心理的に追い詰められて、心の弱い私は、この世界に逃げ込んでしまったんでしょうね…」
しばらくして、そう呟く。偽者との間に何があったのか知らないが、
そこまでおっさんを追い詰めるなんて…。一体あの偽者のおっさんは何者なんだ?
「もうっ! そのせいで超・大変だったんだからね!」
「俺偽者のおっさんに殴られた〜」
「何だか知らないけど、連合の兵士に襲われたしさ」
「仮面の変態が助けてくれた〜」
クロトとシャニが代わる代わるこれまでの状況をおっさんに説明している。
今ごろ向こう側はどうなっているだろうか…。
お菓子大佐、一人で無事だろうか? 田鶴子さんや、サザのおっさんは…。
悪い方向へと進む頭をフルフルと振って、俺は『最悪のパターン』を頭の中から追い出した。
「とにかく、これでやっと俺たち家族は四人全員そろったんだ。早くもとの世界に戻ろうぜ」
振り返り、三人に話し掛ける。
「でもさ、戻るって言っても、どうやって元に戻るのさ?」
クロトが額にしわを寄せて聞いてきた。
…確かに、入ったはいいけど、どうやったらこの世界から抜け出せるんだろう?
困って腕組みして悩んでいると、今度はおっさんが口を開いた。
「あのですねー、それなんですが…、図書館で鏡世界に関する文献をいろいろ調べてみたんです。
その中にいくつか表世界に帰る方法が書かれていたんですよ、それを試せば…」
「帰れるのか!?」
俺たちの顔が、パッと明るくなった瞬間だった。
「残念ですが、そうはいかないんですよ…」
その声に振り向いた俺たちが見たものは……
/ ○ 丶
/″ ∩ \
/ ∪ ヽ
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| l,l`"ニ-_、_ , i-‐''.ニ;ニ;‐二..,_;=ri|´
|、 、 ヾ'、´`ニ゙`''`´ ´ `ニ゙.` ,') 〃 ゲーム・オーバーですよ
ヾ、'-; |:: .,'_'ノ
`ー,'、 !:: /
,.-,.' l'、 , 川川川, ,.イヽ、
_,. -‐´,.' .lヾ'.、  ̄ ̄ ̄ ̄ //l. ヾー,-.、_
/, './ .',:::ゝ'ヽ、 __,,... -、, './::! .l ヽ ` '‐ 、
/ .,' '、:`ヽ /´ _,,..、_ `';:::::,' l '、
,' ,' / ',::; ' ',.. -'‐'ヾ、`":::::l !
. l / '、! ー--‐ヾ'i:::::i '、. ',
. ,' / ! 、...,,,,,、';::;' '、 ',
. ,' ./ | ,.、_ ',;' ヽ. ',
そう、そこに居たのはすごい格好(まぁ、さっきまでの私の姿ですが)をした
私(正確には偽者ですがね)が立っていたのです
あとは、ほかの作者に・・・(無責任ですみません)
偽者は私たちに銃口を向けて立っていました
「なかなか頑張ったようですねぇ、本物さん。
しかしながらですねぇ、あなた方にはここで死んでもらいますよ。
私が現実世界を『ムル太・アズラエル』として牛耳るためにねぇ!」
ここまでか、と諦めかけた時、マイサン達が
「おっさん、『アレ』で偽者やっつけろよ」
「うざ〜い奴には『アレ』でお仕置き〜」
「『アレ』で偽・者!を圧・縮!」
・・・・・・はて、『アレ』とは、何のことでしょうか?
そう考えているうちに私の右手が輝き始めました
そうか、おばあさまが言っていた剣とは『コレ』のことだったのですか
そう、マイサン達への愛が生み出した必殺の究極最終奥義、
さぁ、偽者よ、マイサン達を苦しめた罪をその身をもって償いなさい
手加減は無しですよ
喰らいなさい
私の右手が徐々に『アレ』の形になっていきます
そして、私のキメ台詞、
ゴルァァァァァァディゥオォォォォン、、、ハァンマゥァァァァァァァァァァァー
「ル○ンだ〜!!」
「驚・愕! ル○ン三・世!?」
「いきなり坊主かよ!?」
「一体どうしたというんですか!? 突然そんな格好を…」
私達が振り返ると、そこにはもう一人の私…(何故かル○ン三世のコスで、しかも丸坊主)、
がいました。畳み掛けるように驚きの声を口にする私達。
すると彼は拳銃を抜き、ぴたりとその銃口を私に向けました。
怒りで全身が震えているようです。しかし、ねらいはまったく外れません。
「ああそう! そうだよ! ったく冗談じゃない!
私がこんな無様な姿になったのは、全ておまえのせいだよ!
曲がりなりにも私の分身だからと思って生かしておいたのが間違いだった!
今ここで! あんたには絶対に死んでもらう…。私が真の存在となるために!」
彼は叫びながら近づいてきて、一瞬のうちに間合いを詰める。
こちらが動くより先に、彼は私の眉間に拳銃を押し当てていました。
…そこまで、私が憎いのですか…。
「てんめぇ! おっさんから離れろ!」
「武力解決うざ〜」
相手の行動の早さに出遅れたクロトとシャニが、動くに動けないまま、もう一人の私をにらみつけます。
「おやおや、仲の宜しい事でっ!!」
彼は二人を見ると、口の端で歪んだ笑みを浮かべて言い放ちました。
「家族水入らずの中悪いんですけどあなた方には死んで貰いますよ
そして私が本物になるのです、この冷たい鏡の世界とオサラバしてねぇっ!!!!!」
ハンマーを倒し、いつでも弾を撃てる体制に入ります。
このままでは、私は彼に撃たれて死んでしまいますね…。
もう…、話し合う余地もなさそうです。
いつ撃たれるか分からないと言うのに、何故だか冷静な私がいました。
きっと、私は罪が重すぎたんでしょう…。
私は、そっと目を閉じました。
「させるかよっ!!」
突然オルガの声が聞こえ、額に衝撃が走りました。
しかし、撃たれたわけではないようです。
何らかの力によって、額に押し当てられていた拳銃が弾かれたような感じでした。
ハッと目を開けます。
声のしたほうを振り返ると、そこにはハードカバーの本を腕に抱えたオルガがいました。
アレ、ひょっとして私が図書館から持ってきた本でしょうか?
「ちぃっ! 邪魔をするっ!!」
オルガの投げた本は、彼の手から拳銃をもぎ取って遠くに飛ばしていました。
すぐさま拾おうとする、その寸前に、クロトがその拳銃を拾い上げました。
「お先ー!」
拳銃を取って走り出し、間合いを取ると、彼に銃口を向けました。
「撃滅―――――っ!!」
放たれた銃弾、しかし、それはまったく見当違いの方向に飛んでいき…、
「そぉんな明後日の方向に撃ってどうする!」
余裕で弾をよけるもう一人の私。どうやら、彼は気づいていなかったようです。
拳銃を撃った、クロトの狙っていたもの、その視線の先、
「はぁぁぁぁぁぁうざいっ!!」
「―なっ!?」
そこには、図書館から持ち出した大鏡を構えているシャニがいました。
現実世界なら、鏡に銃弾があたったところで砕けるだけでしょう。
しかし、ここは鏡世界。
銃弾は鏡の数センチ手前でぐにゃりとその方向を変え、真っ直ぐ彼の方向へ…。
「これがっ!」
「僕たちの、」
「デルタアタック〜!」
銃弾は、吸い込まれるように彼の胸元へ消えていきました。
…そして、私の胸にも、心臓を鷲掴みにされたような衝撃が走りました。
>503
あぁぁぁぁ、スマソ!!
ゴルデオンハンマーで逝ってくる!
507 :
通常の名無しさんの3倍:03/12/24 00:36 ID:+OvbRB0v
_ノ″ ¨アly_ , .∴
_,yr!!^゙″ .゙\, ', ・,
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- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。∃)>偽者
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、 _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
( (,,(`"),,,,,) ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
ヽ#`∀´)つ オラオラオラ!!! ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
消えよ、偽者
ひぃぃぃぃぃさぁぁぁぁぁっっっつっぅぅぅぅ
ゴルァァァァァァlディゥオォォォォン、、、ハァンマゥァァァァァァァァァァァー
「そんな、私の計画がこれしきのことで・・・・・・・・・・・・
ありえない、ありえないんだぁぁぁぁぁ
こうなれば、お前たちも道連れだ
さぁ、共に消え行こうではないか
はーはっはっは、ひゃーははははははは
みんな 消えて無くなれぇぇーーーーーーーー」
そう言い残し、偽者は光の塵となりました
勝った・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ようやくこの鏡の因縁に終止符を打つことができたのでしょうか?
しかし、まだすべてが終わってないことに私は気がつきました
突然、目の前の風景が歪み始め、建物が崩れだしたのです
そう、偽者が最後に言い残したように鏡面世界が崩壊し始めたのです
508 :
507:03/12/24 00:38 ID:???
うわっ、どうしよう・・・・・・・・
・・・・・皆さんの好きなシナリオで進行してください
509 :
修正案:03/12/24 00:44 ID:???
「おっさんっ!?」
「どうしたっていうんだよ!?」
私は胸に衝撃が走り、その場に倒れました。
一体何が起こったというのでしょう?
まるで、胸を貫かれたような…?
手で土を掻く、なんと顔を上げる。
見れば、もう一人の私は引きつった顔で笑っていました。
「そうか! こちらの世界にいるときは、僕に与えられた衝撃は、あんたのほうに行くみたいだな。
これはラッキー…」
「そんな…、まさか…」
「俺たちの攻撃が、…おっさんを傷つけたってい言うのか!?」
オルガたちは、呆然と立ちすくんでいます。
仕方ありません。まさかこんなコトになるなんて、誰も思わなかったんですから…。
「…ハッ! いいか、これ以上僕を攻撃したら、傷つくのはこいつだぞ! 分かってるんだろうな!?」
三人が、悔しそうに顔をゆがめます。
「分かったらさっさと…」
『諦めるなアズラエル!!』
突然、私の脳裏に誰かの言葉が響きました。
『君にはこの世で唯一、自分の偽者を倒す権利があるのだよ!』
これは…、表世界から呼びかける、声?
『理事! しっかりしてくださいっ!! 偽者など、のさばらせておくあなたですか!?』
この声は、お菓子大佐?
『閣下! 立ってください!!』
サザーランドも…、これは一体、幻聴でしょうか?
だとしても、勇気が湧いてきました。
痛みをこらえて、私はゆっくりと立ち上がりました。
「まさか!? まだ立てるというのか!?」
もう一人の私が、驚いて叫びます。
>504-505 → >コレ → >503 と続くと思ってください。
少し前…
「おーい、おっさん!」
「お菓子大佐、拉・致! してきたよ」
「おっさんいない〜?」
アズラエル邸へと帰宅するオルガ、クロト、シャニの三人。
もちろん彼らは本当の三人ではない。鏡世界から召喚された者たちだ。
彼らに連れてこられたのは、ナタル・バジルール。
本当のオルガたちが鏡世界にもぐりこんだ後、彼らにここに連れてこられたのだ。
もちろん、連行されてそのままで終わる気はない。
直接偽者のムルタと対面し、何とか打開策を見つけようとしていたのだ。
しかし、連れてこられたアズラエル邸には、肝心のムルタ本人はいなかった。
出て行った形跡は無い。ならば、何処へ?
「おっさん、不在〜」
「せっかくお菓子大佐連れてきたのにねぇー」
「どうするよ、これから? このままどっかいっちまうか?」
三人がそんなことを話しているときだった。
その部屋に突然侵入者が現れ、こう言い放った。
「残念だが、君達にはこの先何処へも行くところは無い!」
「誰だ!?」
振り向いた三人に襲い掛かる。
「それは私ののお稲荷さんだっ!」
ぷにゅ。
「大丈夫だったかね?」
(仮面だけど)涼しげな顔で、クルーゼはナタルに問い掛けた。
その足元には、偽者の常夏三兄弟が横たわっている。
ナタルは、敵とはいえ心からのその三人に同情した。
「さて、一応状況を説明しておこう。本物のアズラエルと彼の息子達は、今鏡の中にいる。
そして、彼を鏡の中に閉じ込めた偽者も、現在彼を追って鏡の中に入っていった。
残念ながら、表世界いる我々には、何の手出しをすることもできない」
仮面は鏡の横に立つと、そう名たるに説明した。
しばらく黙っていたナタルだが、ようやく口を開いた。
「何故、あなたが協力してくれるのです? あなたは我々の敵だったはずだ」
やや強い口調で尋ねると、仮面は口の端でふっと笑った。
「私も子を持つ親でね。同じ親馬鹿、いわば私と彼とは同士なのだよ」
「信じられませんね」
「なら、ある目的のために恩を売っている。そうとでも解釈してくれたまえ」
ヤレヤレと首を振ると、クルーゼはそう言った。
「彼らのことだ。四人がそろって、偽者に負けるということはあるまい。
家族愛…か。まったく厄介なやつだよ、彼らは…」
そう言ったクルーゼは、どこかうらやましそうでもあった。
「それで、彼らはこのままどうなってしまうと言うのだ?」
「彼らが負けてしまえば…、偽者が彼らにとって代わる。まぁ、そんなことは万に一つも無いだろうがね。
だが、勝ったとしても、無事に戻ってこられるか…」
ニヤリと仮面が笑う。
「ちょっと待て、それは一体…」
ナタルが尋ねようとした時だった。
横たわっていた偽者の三人の体が淡く光だし、その形が次第に粒子となって消え始めたではないか。
「始まったようだな…」
「これは…」
驚きの目で消えていく三人を見つめるナタル。
仮面は肩越しに振り返ると、ナタルに言った。
「虚像世界の崩壊だよ。彼らが無事に戻ってこられるかは、今この瞬間にかかっている」
クライマックス間近ですね。
職人さんガンガレ!
職人さん、楽しみにしています。
「どうなってんだよ、おっさん」
「崩・壊!? ぼくたち、もしかしなくても危・険?」
「目の前が歪んでて、うざ〜い」
どうやらこの世界も限界のようです。
偽者が消えてしまった今となっては元の世界に戻る方法は一つしかありませんでした。
しかし、その方法は私たちだけでは実行する事ができない、
非常に難しい方法でした。
その方法とは
『現実世界と交信している鏡を同時に割る』というものでした。
そうすれば鏡の世界と現実世界の均衡が崩れ、半ば強制的に現実世界へと飛ばされるという寸法です。
この方法は、少しでもタイミングがずれると、存在そのものが消滅してしまうという、大変危険な方法でした。
一か八か、私たちは目の前の大鏡に祈りました。そしていつものように鏡が光り輝きだしました。
「・・・・・・・・アズラエル理事っ!!」
そこに映ったのはお菓子大佐と、変態仮面でした。
「実はかくかくしかじかでしてね」と、今の状況を手短に説明しました。
お菓子大佐は混乱していたようですが、
さすがは馬鹿親連盟会員No003の変態仮面はすぐに状況を飲み込んでくれていたようでした。
「なるほど、わかったよ(ニヤリ)、アズラエル。
協力しようではないか、私も後世の馬鹿親に笑われたくないのでね」
話がまとまったとこで、私たちにはもう時間がありませんでした。
事態は一刻を争っていました。
「それでは・・・・・、1,2の、3っ」
ピシッ
軽く乾いた音と同時に、世界が光で包まれました。
ここで一旦、私たちの意識は途絶えました。
「・・・・・・・・・・・・ここは?」
私は、目を覚ましました。そこにはマイサンたちの顔がありました。
「どこって、どう見たって、おっさんの書斎だろ?」
「全・員、無・事、生・還!!!!!!!!!!!」
「ここなら、あんし〜ん」
どうやら皆、無事に帰ってくることができたようです。
そしてふとカレンダーを見ると『12/24』となっています。
慌ただしさの中で忘れていましたが今日はクリスマス・イヴです
私たちの生還祝いも兼ねて、大クリスマスパーティーでもしますか。
おお無事完結!
皆さん乙でした!
無事終わったという事で、ネタ投下します
ボクはクロト・ブエル。ボクは今ある調査団を結成している。
それは…『民・族!調査団』…。隊員はボクと、シャニ(ヒマそうにしてたので誘った)。
まぁその名の通り、様々な種の人間が生活するこの種世界の民族調査をしようっていうワケ。
でも、種世界って言っても広く調べるわけじゃない。ボクの周りの人……そう、アズラエル一家と愉快な仲間達だけだ。
ボク達はまず第一ターゲット、オルガ・サブナックを発見した。リビングのソファでくつろぎながら本を読んでいる。
「よぅし、さっそく観・察!開始だ!」
「はーい、たいちょう〜」
隊・長!?
いい響き!
ソファの真ん中で偉そうに座っているオルガを囲むように、ボクとシャニも隣に座った。
「……んだよ?」
オルガが、途端に機嫌の悪そうな顔をする。
「別にー。ただ観察するだけだから気にしないで」
「キニシナイ〜」
ボク達がそう言うと、オルガは眉間にしわを寄せたまま再び本に目を落とした。
「………」
「………」
「………」
「………おい」
「何?」
「あんま見んなよ。気持ち悪ぃなぁ…。折角この小説良いシーンなのに…」
オルガがため息をひとつつき、本をパタンと閉じる。
「どうせ『真・実!一・路!』とか言うやつでしょ?仮面ライダーよりタチ悪いよね、ソレ」
「真珠夫人〜」
「うっせーよ、お前ら!それにクロト、勝手に題名分割すんじゃねぇ!『真実一路』だっつーの」
どっちでも良いんじゃない…?どちみちボクには関係ないよー。
さっさと観察終わらせて民族特定しちゃおう。
「なんかこう…欧州系だよね…」
「何がだよ?」
「オーストリア貴族って感じ?オルガには貴族なんて言葉似合わないけど。プッ」
ボクが言う傍でシャニが「アボリジニー」なんて事をつぶやいていたけれど、あえて無視した。
「一体何の事だよ…」
オルガは怪訝そうな顔をしているけど、なおも観察を続けた。ボクらは毎日顔をつき合わせていながらも、
お互いの顔をじっくり見る事はあまりないかもしれない。少なくともボクはそうだ。まぁ、おっさんならずっと
ボク達の顔眺めてそうだけど…。
オルガは結構ホリ深くて鼻高くて……悔しいけどルックス良いって事。薬なんてやってなかったら、きっと
背も伸びたんだろーなー。そんなオルガはドイツかオーストリアあたりの民族に決・定!
その辺の民族って、ゲルマン人で良いのかな?今度民族やら何やらオタクのおかっぱに聞いてみよう。
……だからシャニ、アボリジニーは全然別物なんだってば!何回言っても突っ込まないからね、ボクは。
「じゃあ、シャニ副隊長、次行こう!」
「たいちょー、ラジャー」
「お前ら……なんかよく分からんが、その情熱をもっと別のところで使え?な?」
オルガの不機嫌面がいつの間にか哀れみの顔に変わっていた。でもそんな事は気にしない。ボク達には、
アズラエル一家と愉快な(ry)の民族調査をするという使・命!があるんだ!
ピンポーン
次のターゲットを探そうと廊下へ出たところ、家のインターフォンが鳴った。
「誰かな?」
「出てみよーぜ」
ドアを開けて門の方へと目をやると、そこにはいつもの軍服じゃない、私服のサザーランドのおっちゃんが立っていた。
「おっちゃんだー」
シャニがいち早く門へ辿り着き、おっちゃんに煎餅くれ、とねだっている。
「おやこれはシャニ様にクロト様。オルガ様は一緒ではないのですか?」
「オルガは今、真実一路ってるよ」
「はぁ…。さようでございますか。閣下はご在宅でしょうかな?」
「おっさんってば今日はお菓子大佐と買い物だってさ。ボク達も行きたいって言ったのに、駄目だって」
「そうですか…。では、私がこれを持ってきたと伝えておいて下さい」
おっちゃんは、ひとつの白い箱を取り出してボク達に手渡した。これって…
「「お歳暮!?」」
「そうです。中身は消え物なので、皆さんで召し上がって下さい。では、閣下によろしくと…」
「ちょっと待って!」
その場から去ろうとしたおっちゃんを、慌てて呼び止める。この人も、アズラエル一家と愉快(ry)の一員だ。
「早急に調・査!だ!」
「卓球に挑戦だー」
シャニ、お前テレビの見すぎ。
「な、何でしょう?」
「いいから気にしないで」
おっちゃんの観察を始める前に、ボクはある事に気付いた。
「おっちゃんの名前って、『ウィリアム』だったよね?」
「はい、そうですが…」
「じゃあイギリスだよ!決・定!」
「クロトかしこーい。名前だけで分かるなんてすごい」
だって、『ウィリアム』ってのは英語圏の呼び方でしょ?………これで間違ってたらかなり恥ずかしいけど。
「じゃそういう事で!おっちゃん、お歳暮感・謝!」
「また来てねー」
ボクらは箱を抱えて、不思議そうな表情をしたおっちゃんを残して家へと入っていった。
「サザーランドのおっちゃんがお歳暮くれたよー!」
箱を持ってリビングへと入り、それをテーブルの上に置く。
「中身食べもんだってさー。早く開けよーぜー」
ボクとシャニが包み紙を開けようとした瞬間、
「こらっ!そういうのはおっさんが帰って来てから開けろ!勝手に開けたら失礼だろ」
オルガに本の角で殴られた……。なんだよ。良いじゃん!
皆で食べて下さい、って言ってたから開・封!しようと思ったのに!
「オルガのブァワーーカ!」
「オルガの真実一路ぉー」
畜・生!早くおっさん帰って来ないかなぁ…。
しばらくリビングでごろごろしてると、外から車のエンジン音が聞こえた。それが家の前で止まる。
まさかと思い、窓をそっと覗くと、そこには赤い車から出てくるおっさんとお菓子大佐の姿があった!
「たいちょう!おっさんが」
「うん!帰って来たね!行こう副隊長!」
ボクらは玄関で二人を出迎えようと靴箱の側に立っていたんだけど、二人は家に
入って来ない。というか、ドアの前に立ったままだ。
「ただいま帰りましたよ。ちょっと誰か、開けてくれませんかねぇ?」
「……なんでだろー?」
「とにかく開けよう!」
ドアを開けると、バーゲンから帰ってきたオバチャン並みの、沢山の紙袋を持ったおっさんとお菓子
大佐が家に入ってきた。
「おか・えり!」
「おっさんおかえりー」
「有り難うございます、クロト、シャニ」
「何買って来たのさ、こんなに…。浪・費!」
ボクとシャニは床に置かれた大量の紙袋を見つめて言った。
「おかえり…ってなんだこりゃ、増えてる!」
オルガがリビングから出てきて、同じような事を言う。
「いやぁ、明日はクリスマスじゃないですか。あなた達のプレゼントを買いに行ってたんですよ。
それに、イブはナタルさんの誕生日でもありますし…彼女へのプレゼントも買ってたんです」
「お菓子大佐、クリスマスイブが誕・生!日だったんだ?」
「言ってくれたらプレゼント用意したのに」
「したのにー」
「有り難う。その気持ちで十分だ」
お菓子大佐は微笑んでボクらの頭を撫でて……そうだ!この二人の民族調査を忘れてた!
「副隊長!調査開始だ!」
「開始シマース」
「おっさん!おっさんはアレだね、陽気なイタリアンだね、絶・対!」
おっさんはブロンドに青い瞳、背も高いし欧州系かな?おっさんの好きなブランドや雰囲気からして、
イタリア人だろうなぁ。
「クロト…どうしたんですかいきなり?」
「あー…今日ずっとおかしいんだよ、こいつら」
オルガはボク達二人を見て呆れ顔。おっさんは困惑した顔でオルガの方を振り向いていた。
「次はお菓子大佐!」
「なんかアジア系って感じじゃないー?」
「そう?ボクはオランダって感じがしたよ。なんとなくだけど」
ボクとシャニとで意見が分かれてしまった。この場合、どちらに軍配が上がるのだろう?
「じゃあハーフって事でー」
「成る程!妥・当!です」
「あの〜…何の話だ?」
「お菓子大佐、そいいうのは気にしたら負けだぞ…。なぁおっさん、俺腹減ったから飯作ろうぜ」
「ああ、もうそんな時間ですか?」
オルガの提案で、ご飯を作る事になった。確かにボクもお腹が空いた。
「ナタルさん、今日は貴女も一緒にどうですか?」
「喜んで」
というわけで、皆で荷物を持ってリビングへ向かったわけだけど……
うーん、何か足りない気がする。オルガ、サザーランドのおっちゃん、おっさん、お菓子大佐の
民族調査は済んだけど………。
そうだ!
ボクら自身の民族調査を忘れてた!
「シャニ、ボク達二人の調・査!がまだだったよ!」
「あ〜忘れてたねー」
早速調査開始。
シャニの民族特定しようと観察を始めたけど………、何なんだろう。『シャニ』っていう名前が、
なんとなくインドっぽさを表わしてるような気がするのはボクだけだろうか?でも顔が…どこっ
ぽいか分からない。何より、この非ナチュラル的な髪色が邪魔して判断し難い。こいつ本当に
ナチュラルなのかな。コーディネイターですたっていうオチじゃないよね?
「クロトはーアジアンー」
シャニが口を開く。確かによく言われるよ、アジアっぽい顔だって。
「詳しく言うと、チョ」
「誰・が!チョンだって!?ボクを北ryにしないでよ!韓国風とか、他にいっぱいあるじゃないか!」
「別にチョンなんて言ってないのに…」
「うっせーよ、お前ら!ぴよぴよ言ってないで手伝え!」
ボク達が議論を繰り広げていると、キッチンから玉葱と包丁を持ったオルガが怒鳴り込んできた。
お手伝いしなかったら、ご飯抜きとかにされちゃうかも(今日は厳しいお菓子大佐もいるし)
「ハァーイ、手伝うよ。……民族調査団は一時解散!晩ご飯作りにとりかかる!」
「ゴハン〜♪お・か・わ・り、ドゥですか〜?♪」
さすがに5人もキッチンに入ると邪魔なので、ボクとシャニは食器を出す事にした。
「なんかさ、不思議だよねー」
食器を並べながら、シャニが呟いた。
「何が?」
「だってオレ達、民族も出身も違うのに、こうして今ここに集まってるじゃん?」
「確かにね。これってすごい事かもしれないね」
「ずーっと昔はさ、国によって話す言葉が違ってたんだって。でも今はほとんど隔たりが
ないよね。なんか世界が一つになってるって感じ」
確かに、今はどこへ行っても殆どの場所で言葉が通じる。アニメなんだから、いちいち
言葉を変えたらややこしい、という話は抜きにして。
「人間ってすごいなあ〜」
珍しくシャニがくったくのない笑顔を見せた。それにつられてボクも笑う。
「ボク達、人間に生まれてきて良かったね!」
「そだね。色々辛い事もあったけどさ…。幸せでいる事を実感して、嬉しく思える、そして
それを言葉に出来るのは人の特権だね」
「何悟り開いてんだよ」
後ろから、オルガが大きなシチュー鍋を持って現われた。
「お前ら、民族が何とか言ってたよな?そんなん関係ないだろ。俺達は俺達なんだから」
「オルガが良い事言った!」
「座布団3枚〜」
オルガは少し顔を赤くして、再びキッチンに戻って行ってしまった。
「ねぇシャニ、あの歌思い出さない?」
「あ…もしかして…」
「「にーんげーんって良いな〜♪」」
「うっせーよ!歌うならアレにしろ。ブレイク〜♪」
「おやおや、楽しそうですねぇ。コンクリートが落ちていくぅ〜♪」
「及ばずながら、私も参戦致します!ダイヤモンドカッターDaDaDa〜♪」
せっかく二人でにほんむかしばなしの歌を思い出して、懐かしさに浸ってたのに…。
オルガにおっさん、さらにはお菓子大佐までが奇妙な歌を歌い出した。迷・惑!
………でもまぁ、そういう人達だし。だからこそ楽しいんだけどね。
今年も楽しいクリスマスイブを過ごした。明日はもっと楽しくなるかなぁ。
おっさん、今度はサザーランドのおっちゃんも呼んであげようぜ。
( (,,(`"),,,,,) ところで…
ヽd `∀´) クリスマス・プレゼントは何がいいですか?
───────
i "((`"^) 文学全集!
(ニ7゚Д゚)7
━━━━━━
( ソ~~ヾミ PSX!
d `∀´)
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉 赤いお鼻のトナカイさん〜
〉( ゚∀Y i
鏡世界スト−リー無事完結おめでとうございました。職人の皆様本当にお疲れ様でした。
しかし、もう一つ重要な問題が残っていたので勝手に完結させます。
後日談、もう一つの決着
「まさか、…事がそんなに簡単に済むと思っていらっしゃるのですか?」
突然の不吉な声に、我々はまさかと思い、驚いて振り返りました。
そしてすぐに、安堵の溜め息をつきます。
「サザーランド…、脅かさないで下さいよ…」
「おっちゃん! 無事だったのか!?」
オルガが喜びの声を上げます。しかし、サザーランドの表情はいつになく真剣でした。
「大変な問題が起こっています。あの偽者の閣下が命じた攻撃が、いまだにそのままなのです。
このままでは、また地球とプラントとの間で戦争が起こってしまいます!」
「は? 攻撃? プラントと戦争? 何のことですか?」
サザーランドに詳しい話を聞いてみると、どうやら私が鏡世界に閉じ込められている間に、
もう一人の私はとんでもない計画を実行しようとしていたようです。
プラントを核で攻撃ですって!? 何て馬鹿なことを!!
私ははらわたが煮え繰り返る思いでした。せっかく平和になったと言うのに…、こんな真似を!!
「即刻! 攻撃の中止命令を出しなさい!!」
「無理です。連合はもうその気です。すでに全軍の準備が整ってしまって…、
もう攻撃は止められません!」
なんてことでしょう…。私の…、偽者であったとはいえ、私のせいで…、こんな…。
どうやったら止められるのでしょう!? 今度こそ、私の命をかけてでも…。
「そういえば…」
私達が重い現状に悩んでいるときでした。突然、クルーゼが(まだいたんですか?)話し掛けました。
「今回君らの厄介なトラブルの解決にこれだけ協力してあげたんだ。
何かしら私にお礼をしてもらわないといけないな…」
「あなたは!? こんなときに何を…?」
突然何を言い出すんですかあなたは!?
「アズラエル理事、一つ聞きたいんだが、そのプラントへの攻撃…、目標を少しずらすことはできるかな?」
「まったく、仮面のやつおいしいとこ持っていきやがるぜ!」
「かっこつけすぎだよね、ホント」
「でもさ、これで成功したら、きっと誉めてもらえるよ」
『あ〜、マイサンたち。プラントへは一切攻撃してはいけません、分かってるね?』
「分かってるって!」
「目・標! の補足はばっちり!」
「じゃ、いってきま〜す」
カラミティ、レイダー、フォビドゥンの三機が、次々に出撃していく。
それを、アズラエルは満足そうな微笑で見送っていた。
「残りのMS部隊は三機を援護しろ、くれぐれも勝手な行動はするな」
アークエンジェル級三番艦から、次々にMSが出撃する。
「これでよろしいんですね?」
「ウン、そう」
呼びかけられ、アズラエルは満足そうに返事をした。
艦長席にはナタルが真面目な顔で座っている。しかしよく見れば、わずかだが微笑が浮かんでいた。
「しかし、クルーゼは面白い情報をくれましたね…。
彼のシナリオどおりに進んでいるのは少し気に入りませんが、とりあえずは彼に感謝ですね」
「アズラエル理事、プラントの一部の強硬派によって、第二のジェネシスが完成していることを知っているかな?」
「何ですって!?」
「そんな!! 馬鹿な!?」
「あの宇宙の化け物を復活させたと言うのですか!?」
クルーゼの爆弾発言により、私の寝室は騒然としました。
ジェネシス…、月基地を壊滅させた、あの化け物がまた作られたなんて…。
「何処の世界にも馬鹿はいるものなのだよ。だが、戦争など望まない、
平和を願う市民こそが、次の世界をになうべきだ。そうはおもわないかな?」
彼は、ふっと仮面の下から微笑んだ。
「こうしてはくれないか? 君は極秘裏にジェネシス再建の情報を掴んだ。
だが、それをおおっぴらに公開すれば、全世界に混乱を呼ぶだろう。だから、
ちょっとした演技により、プラント攻撃と言う計画を打ち出して、しかし実際には
ジェネシス破壊が目的だったと。どうかな?」
「なるほど。確かに、ジェネシスが再建されたとなれば、世界は恐怖に包まれます。
しかし、何故それを我々に?」
「プラント内での事だ、圧力がかかってザフト軍を動かすことができない。
しかも、あの足つき一行はクリスマスと言うことでみんなそろってヴァカンスだそうだ…。
あの馬鹿息子どもめ…」
「それで我々に?」
「引き受けてくれるだろう? アズラエル理事。同じ平和を望むものとして、
あの化け物を破壊してくれないか?」
「その話に、裏はないんでしょうね?」
「同じ馬鹿親の名にかけて」
ふ…、とクルーゼが微笑みます。それに、私も微笑みで返しました。
振り返ると、マイサンたち、それにお菓子大佐、サザーランドが並んでいました。
「聞いてのとおりです皆さん。サザーランド! すぐに攻撃目標の修正を! お菓子大佐、また艦長をお願いできますか?」
「はっ!」
「喜んで引き受けさせていただきます」
「マイサンたち、もう一度、あなた達の力を貸してくれますか?」
「あったりまえだろ! おっさん!」
「ジェネシスうざ〜」
「怪・物! 撃・滅!」
こうして、私達は再び宇宙(そら)へと上がることになるのでした。
後に、地球連合軍によるジェネシス破壊の一連の出来事は、『奇跡のクリスマス』として歴史にを残すことになります。
以上です。
この問題、何とか解決しないととずっと思っていたので。
それでは皆さんお疲れ様でした。
>>518-525 クロトとシャニがいいですね。久々に和みネタ乙!
鏡編終了乙!
ずっと前の過去編といい鏡編といい
本編補完の材料?になるいいスレですね。ここは。
本編のムルタ、実はあまり好きじゃなかったんだがあれは鏡世界のムルタだったと
脳内補完しますた。
そして多民族国家もオモシロカタヨー。乙。
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽd*`∀´)< マイサンたち!早く寝ないとサンタが来ませんよ!
( ムルタ ) \_____________________
| | |
__(__)_)_______________________
( _)_)
| | |
( 鏡ムル) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/p* 。A。)< これですべて終わった訳ではありませんよ。フフフ...
( ("(、,,)"") \_____________________
ヽ、__.,、__ノ
(職人さん乙!ここ数日わくわくしながら読ませていただきました。)
職人さん方、大作乙でした。
俺は
>>433〜
>>435を書いた者なんですが、あの後クルーゼがここまで活躍するとは
思ってもみませんでした。
一時は『お稲荷お断り』とまで言われてた彼も今は完全な馬鹿親ですね。
ノ"⌒~">
{ rvヘ;)ν)
|)λ<:>|<:>〉 <私にもあるのだよ、このスレを良スレにする権利がな!
ζ!ト、ーノξ
.// ‖ / // ヾ:::::::::ノ| ..,,::★:+,
./ ‖ ヾ::::.:::ソ| 〃⌒`⌒ ヽ +,::o;;::・;,
. ‖ / // |三| | (,,,(`"),,,,))) ..<;;::・,,::;ゞ;;o;*::.
/ ,ゝ⌒〜,' ,.‐‐‐‐−、 ノ::i::i:::ヽ (`∀´*Э/ ,,;;;<;+::;;。*:,,;;ゞ;;::
(.゜ ソ~~ヾミ i "((`"^)):::ノ;;;;;;;;; /ノ V ヽ ヽ iiiiii__
二二ヽd `∀´ノ 二(ニ7 ゚ Д゚ノ7____| しΨ Ψ と .ノ r. '⌒` ヽ, ┨
___( つ__つ__.(つΨ__O_)__ | ̄ ̄´ _ノ,'((ヾ、ヽ 〉
|\ Ψ __. i i i i _ \ ノ________| 〉( ゚∀Y . i
\ \ `ー'´ [~~~] `ー'´ \ | | | ⊂ヽ⊂ )
\ \ . [~.~~~~] \. | | `Y 人
[~~~~~~~] \ ) (__).,_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
А м ε γ γ у ] м α s !
ノ ./:::ヽ、 l
r''"´ 〈::::::::::`丶、__,,,.. -ォ 、 \
l /´ヾl「 ̄ ̄`Τ´ ,' \ ヽ
ノ ノ::.r'7^゙、 l: ,'\ l:....:. ヽ:.....:./
. / ゙y´ :{ ヽ /ヽ ...}イ |:::::λ:l::::::j
. 〈 {l N-‐''゙ 〈 〉 ヽl::::/リノ::: (
ヽ!: リ、| ,.-‐-、. `Y:| ィ'" ̄ヽリノ /:::::::: i
|l: / ヽ_イ......._ノ |:l ヾー┬''゙ /:::::::::: |
|l ∧ ``T´ |! _,」 〈:::::::::::: ',
. }!. { l', ゙r──‐┬'"´ レ''"`7!::::: :: ヽ
ノ::. l ドf ̄`ヽl ,_,. ===-、, 。 ,'::|!:: \
(:.:::::} ト-゙、 {l::r'"`:i:'"`lリ ゚ ノ::::'、: ', <サンタクルーゼのおじさんだよ〜
. ヽ::l: !:::::::ヽ ヾ、__,〃 ,イ:::::::::\ ト、i
/:::|:: | l:::::::r=辷_、 `二二´ /_」`!::::::::〈` | リ
./::::::::|:: |{ |::::::::ト----:\ ,ィ'゙二..イ::::::::::::ヽ ,'
.{_|:::::::l:::. ヾ`ー':::l:.:.:.:.:.:.:.:.:.、`''''''''i゙| 「:/| :.:.!:::::::::::::_ノ /
`>::ヽト、 `ー、::|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ\:.|.| |(_」:.:.|::::::::::f´:::::::'- 、
(:::::::::::::`ヽ l{く:.:.:.:.:.:.:.:.:rへノ:.|.| |:.:| /:.: ̄`ー!、_:::::::::、_)
`ヽ;:;: -''"|ノ`ー.:.:.:.:.:.:.:.\「:.:.:|.| |:.l/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`'':: 、|
,. -''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|_|」:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``''::..、
これは昔、クリスマスより少し前の頃にウズミさんに招待され、
カガリちゃん(6)のお祝い(何のお祝いだったかは忘れましたが)に出席したときのことです。
「なぁおまえら、サンタさん(父親)には何をお願いするんだ? 私は新しい靴をお願いするんだ♪」
「しないよー、僕ら」
「家にはサンタさん来ないし〜」
「えー!? 何でだよ!? ムルタおじさん、おまえたちにプレゼントくれないのか?」
「だって」
「なぁ?」
「今年もクリスマスが近づいてきましたね」
ウズミさんがワイングラスを持ったまま話し掛けてきました。
今日は早くから雪が降ってきて、マイサンたちはカガリちゃんと一緒に雪遊びをしていました。
「そうですね、今年も腕によりをかけてご馳走を作るつもりなんですよ」
「ところで…、やはり今年もするんでしょう? クリスマス」
フフフ、とウズミさんはどこか悪戯っ子のように微笑みました。
その視線の先には、雪だらけになっているカガリちゃんがいます。
「えぇ、今年も教会に行ってみんなでお祈りをした後、家族でささやかなパーティーを」
クリスマスはやはり、家族で過ごすのが一番ですから、私はそう答えました。
我が家では毎年恒例の行事です。
「はっはっは、違いますよアズラエルさん。サンタクロースのことですよ。
私はもう一ヶ月も前から特注のサンタの服を注文して…」
「は? サンタクロース? なんですかそれ?」
サンタクロース? どこかで聴いたことのある単語です。
「…え? ですから、サンタのおじさんですよ。お子さんたちにプレゼントを…」
「サンタのおじさん? 三太と言うのはカガリちゃんの新しいお友達ですか?」
「…(汗)」
「おっさんはな…、サンタクロースを知らねぇんだよ」
「えぇーーーーーっ!?」
「説明しよう!
ムルタ=アズラエルは名家アズラエル家の後継ぎとして生まれた。いわば超エリートの出身。
基本的にお坊ちゃん育ちなため、宗教的なクリスマスの行事についての知識はあるが、
民間的、庶民的なイベント、悪く言えば、『クリスマス商戦から生まれた俗メディアの産物』の
『サンタクロース』についての知識はないのである。だからして、自分の息子達にも
サンタクロースとしてプレゼントを渡したことは一度も無いのだ!」
虎「クルーゼ隊長、さっきから誰に向かって何を説明しているのかね?」
狂「分からないかね? 分からないなら黙っていてください、魔界之小路先生」
虎(魔界之小路先生って誰!?)
「へぇ〜、それでおっさんは今までサンタクロースを知らなかったんだ〜」
「初・耳!」
「ちょっと待ておまえたち! 今時空を越えて誰かが説明しなかったか!?」
「あ? 気にするな。土井先生も大変なんだから…」
(土井先生って誰だよ!?)
「お・と・う・さ・ま〜〜〜〜っ!!」
「ん? どうしたカガリ?」
「聞いてくださいお父様!
あの三人、今まで一度もサンタさんにクリスマスプレゼントを貰ったことがないんです!」
「どうやらそうらしいね。(アズラエルさん自身がサンタを知らないみたいだし…)」
「だから、お父様お願いです! 今年のクリスマスはあの子達に、
サンタさん(お父様)からのプレゼントをあげてほしいんです」
「えぇ〜〜〜〜っ!? でもカガリ、それは…(普通よそのお父さんがやることでは…)」
「だって、可哀想じゃないですか!?」
「でもね、カガリ…、(パパ、カガリちゃんのためだけで精一杯だから…)」
「お・と・う・さ・ま・の、裏切り者――――――――っ!!」
(えぇ――――――っ!? 何でそうなるの―――!?)
その年のクリスマスイブ、ささやかなパーティーを終えると、ムルタ氏はいつものように三人を寝かしつけました。
「三人とも、明日はちゃんと早起きするんですよ?」
「は〜い」
「就・寝!」
「お休み、おっさん…」
ムルタ氏が部屋を出て行った後、子供部屋の三人は布団に横になったまま話を始めました。
「また今年もサンタさんは不・在! みたいだね」
「ま、そんなとこだろうな。しかたねぇよ、おっさんがサンタクロース知らないんだから」
「でもさ〜、ホントにサンタさんがいてもさ、俺たちのお願いはサンタさんには叶えられないよね」
「ですね」
「どうする? 今年もアレ、一応やっとくか?」
「雰囲気だけでもクリスマス〜」
「じゃ、ここに置いとくよ、じゃお休み〜」
クロトがベッドの柱にかけたのは、一足の靴下。その中には、三人のお願いが書かれた紙が入っていました。
夜も更け…
『ジリリリリリリリリリリリリッ!!』
アズラエル邸に防犯用の非常ベルが鳴り響きました。
「何だコリャ? 鳴ってる?」
「ひょっとしてサンタクロース?」
「ヴァーッカ! そんなはず無いだろ? きっと、泥・棒!」
「マイサンたち!! 大丈夫ですか!?」
慌てたムルタ氏が子供部屋に駆け込んできました。「おや?」と、その目はベッドの柱に吸い寄せられます。
そこには、紅い靴下が一足つるされていました。
「これは…、何ですか?」
靴下を外して、中の紙を見てみると、そこには
『ずっとおっさんといっしょにいられますように』
と書かれていました。
「あ、見つかっちゃったね」
「これが俺たちのお願い〜」
「サンタには叶えられねぇな」
「マイサンたち…、パパ感激!」
「それで、おとうさま! サンタクロースは無事にプレゼントを届けることができたのですか!?」
「えーと、あの…、その…(非常ベルに引っかかって逃げてきたなんていえない…)」
「失敗したんですか? サンタさん…」
「(ドキッ…)」
「おとうさまの…」
「ま…、まさか…?」
「 う ら ぎ り も の ―――――――っ!!」
それからお正月になってお年玉を貰うまで、カガリちゃんはウズミさんと口を利いてくれなかったそうです。
おしまい。
ただとにかく「説明しよう!」が書きたくて書いたので…。
>>533さん、
>>433-435を書いてくれてありがとう。
おかげで一気にクルーゼの支持率が上がったよ。グッジョブ。
クリスマスも無事終わり、これから始まる年末年始の準備をしていたある日、
サザーランドから緊急の呼び出しがかかりました。。
この忙しい時に・・・・(怒)、とも思いましたが、
サザーランドには鏡面世界の一件でマイサン達が世話になったようなので
しぶしぶ(株)ブルーコスモス地球軍大西洋連邦アラスカ基地支部(仮)に行くことにしました。
折角の外出だったので帰りに何か買ってあげようと思い、マイサン達も連れて行くことにしました。
しかし、この時、私はこの事が、新たなる悲劇の引き金になるとは、思いもよりませんでした。
「閣下、こちらへ入らしてください」
私達はサザーランドに言われるがまま、アラスカ基地の地下へと入っていきました。
「この中です」
・・・この中って、ここは牢獄ではありませんか。
はっ、もしや、下克上を謀ろうとしているのでは・・・・・
そう思った私は懐に忍ばせた拳銃に手を伸ばしました。
「あっ、閣下、ワタクシ、下克上など謀ろうとは一切考えておりませんよ」
・・・・・・・・・サザーランド、お前はエスパー忍ですか?
まぁ、その言葉を信用する事にして牢獄の前まで行きました。すると、
「「「「えぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」」」」
そこで私達は驚愕の事実を目の当たりにしたのでした。
541 :
540:03/12/26 12:46 ID:???
続きは今日中に書きます。
今から冬期講習逝かないといけないので・・・・・・
あと、悲劇って書きましたけど、悲劇にはならない予定です
∩___∩
| ノ ヽ
/ r'⌒`ヽ, |
| ,'((ヾ、ヽ〉ミ ウザーーー!!!
彡、 〉(,,゚∀Yi、`\
/ __ /´> )
(___) / (_/
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| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
>542
なにが?
>542
∩___∩
| ノ ヽ
/ r'⌒`ヽ, |
| ,'((ヾ、ヽ〉ミ ウザーーー!!!
彡、 〉(,,゚∀Yi、`\
/ __ /´> )
(___) / (_/
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| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
私たちが牢獄で見たもの、それは・・・・・
「オレッ?」
「双・子!?」
「偽者の俺だ〜、うざ〜い」
そう、鏡面世界の、いわば偽者のマイサン達だったのです。
「閣下たちが戻られる少し前から様子がおかしかったので、私の部下の兵士が保護していたのです。
今日、閣下をお呼びしたのは彼らの処置についてです。」
あの時、偽者の私は光の塵となりましたが、現実世界にいた彼等は消滅しなかったのです。
「おっさん、オレが本物のオルガだ」
「そこにいるのは偽・者!!」
「偽者外にいる、うざ〜い」
・・・えっ、えっ、えっ?どういうことですか?
つまり、牢獄の中にいるのが、本物のマイサン達で、外にいるのが偽者ってコトですか?
「んなワケねーだろ、おっさん」
「僕達が本・物!!」
「うざ〜い」
・・・・・・確かにマイサン達と鏡面世界から脱出した時の記憶が私には数時間分、欠けています。
もしかしたら、その間に摩り替わったのかも・・・・・
「「「「「「おっさん!!!」」」」」」
「「「「「「おっさんなら、誰が本物か」」」」」」
「「わかるよな!!」」
「「区・別!!つくよね」」
「「間違えたらうざ〜い、家出〜」」
・・・・あぁぁぁぁ、いつの間にか牢獄から脱出(マイサン達の能力を駆使すれば造作もないことです)して6人がごっちゃになってるし・・・・・
誰が本物なのでしょう?
もしや私も偽者で、マイサン達にしてみれば、偽者の私が本当の私であって・・・・もう訳がわかりませんっ!!!!!!!!!!!!!!!
私は(楽になれるので)本能的に意識を手放してしまったようです・・・・・・・・・バタン
>>540>>545 鏡世界編は結構シリアス続きだったから、
こういう面白い系の偽者騒動も楽しくていいね。
乙!
右左が反対(合わせ鏡)になってるから分かるんじゃないのか?
…と思ったんだが、ひょっとしてオルガは髪型左右対称?
オルガは、左の触角の方が微妙に量多いような気がする。
田鶴子さんの手鏡、ナタルン持ったまま?
オルガ、キャンタマの曲がり具合も左右対称?
>549
元の世界に戻るための方法が
>『現実世界と交信している鏡を同時に割る』(
>>514『さらば 鏡の国』)
ことで、その時使用したのは、鏡世界では
>「目の前の大鏡」(おそらく
>>505『末路』でシャニが拳銃の弾を跳ね返すのに使ったもの)
表世界で使用されたのは、ムルタの寝室(書斎?)に置いてあった鏡、
もしくは田鶴子さんの手鏡であると思われる。
その後の描写が無いのでどちらが割られたのかは分からない。
交信方法としては、
>「ある種の特殊な鏡を使えば表世界と交信できる」(
>>413-414『閑話休題(インターミッション)』)
らしいが、
>「一枚の鏡で同じ人間と交信できるのは1度きり」(
>>431『ラビリンス in The ミラー』)
という制限がある。
物語の中で鏡世界との交信に使われたのは
>田鶴子さんの居間の鏡→オルガ(
>>380-381 『ミラーワールド』)
>ナタルの部屋の鏡→ナタル(
>>413『閑話休題(インターミッション)』 )
>???→サザーランド(>431『ラビリンス in The ミラー』)
ちなみに、
>>479『DIVE into The World』では田鶴子さんの手鏡を使用してオルガ、クロト、シャニが
アズラエルを確認、のち鏡世界に入っているが、交信はしていない。
現実世界と鏡世界との行き来に使用されたのは
>>357-360『合わせ鏡の夜』でアズラエル入れ替わり
>479『DIVE into The World』でオルガ、クロト、シャニが鏡世界へ
>>495-496『GOGO偽盟主』で偽アズラエルが鏡世界へ、となっている。
舞台設定があやふやなのではっきりとは言えないが、
>>478で>「特殊な力を持った鏡を捜し歩いていたとき」
とあるから、最終決戦の場所はアズラエルが文献を調べていた図書館もしくは博物館かどこかと推測される。
シャニもそこから鏡を持ち出したのだろう。
そもそも、この鏡世界自体が、
>>388で、
>「この世界は左右が現実と逆さまになっているようだ」とあるから、
表世界とほぼ同じ環境で、物事の左右だけが反転しているらしい。
鏡世界はその他に
>>439-440などのタイプがあるらしいが、
今回は鏡世界に他に人が存在していない様子だったので、
おそらく『龍騎』(だったっけ?)のような世界と考えられる。
その他の設定では、
>>390(『続・鏡の中にて』)
>>399(『ムルタ・アズラエル in the Mirror パンドラ』)など。
>>462-463『イマジナリィ・フレンド』により、
今回の事件の発端となった大鏡はアズラエル家に元々あったもので、
幼少時のアズラエルがその鏡に向かって語りかけることで、
自分の心の一部を鏡の中に作ってしまったことが分かった。
一度入れ替わりかけた後は倉庫にしまってあったものを、ころっと忘れて
>>469で引っ張り出したことで今回の事件は起こってしまった。
>>509『修正案』や
>399『ムルタ・アズラエル in the Mirror パンドラ』
>>400『新・鏡の中にて』などから、
鏡世界の中で入れ替わられた本物が服装や髪型を変えると表世界に出てきた鏡世界の住人に影響が出るほか、
鏡世界で鏡世界の住人に与えられた衝撃は表世界の人間へと伝わるらしいことが分かっている。
諸悪の根源である偽アズラエルは
>>507で鏡世界もろとも消滅した(
>>532!?)が、
>>397『偽者二人目登・場!』から登場した三人組の偽者は、
>>514-515『さらば 鏡の国』で鏡世界が消滅した後も存在している。
(
>>540>>545『鏡 その後日談・・・』参照、
>>510-511『仮面の男』では消滅したわけではないらしい )
アズラエル家の大鏡から生まれたのは偽ムルタ一人と思われるので、偽者三人がどうやって出てきたのかは不明。
しかし、
>>449によると、やはり鏡世界の住人で、何度か表世界に出てきているらしい。
今後、この三人がどうなるかはスレの住人次第で…
あぁもうめんどくせぇっ!! 何で俺いちいちこんなコト検証始めたんだよ!? 暇でもないのに!
大体何人もの職人さんが力合わせてリレー形式でやってんだから矛盾があってもいいんだってばっ!!
もうなにやってんだよ、…俺って馬鹿…?
でもせっかくここまでまとめた(?)んだからカキコするぞオラーっ!!
…多分いろいろ間違ってるだろうけどな。
ここは・・・・・・・・・アラスカ基地の医務室のようですね
私は・・・・・そうだ、気を失ってしまったんですね。
しかし、どうしてでしたっけ?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・!!!
何ですか、この地響きは・・・?
「「「「「「おっさ〜ん、大丈夫〜?」」」」」」
んなっ、マイサン達が6人も!?
思い出しました!3組の二人のうち、どちらかは鏡面世界の偽者でしたね・・・・・・
私の偽者も、随分厄介な問題を残していってくれましたね(汗
サザーランドや、お菓子大佐の話によれば、性格は全然違い、
服装なども左右対称だということでしたが、偽者も馬鹿ではありませんね、
ちゃんと上手く本物に化けていますね・・・・
保護者である私の目にも一目ではわかりませんね
やはり偽者といっても流石はマイサン達のコピー(?)ですね
何をやらせても超一流ですよ
さて、問題はどちらが本物かをはっきりさせるという事ですね。
やはりここは私の愛で・・・・・・・・・・・
だめです、もし間違えてしまったら、馬鹿親失格です。
もっと確実な方法にしなければ・・・・・
。 . . 。 。゚. 。* 。, ´。. ☆。。. ゚。+ 。 .。 . 。 .
. 。 ゚ ゚。 。, .。o ☆ + ,゚。 *。. 。 。 . 。 .
゚ .゚ ゚ 。゚ + 。. +。 * 。゚。゚., ,+ 。゚. 。 . . , , .
゚。゚+゚`, o。。.゚*。゚ 。.゚ 。 ☆+。。゚. ° 。 . , ゚ ゚
。, .゚。 + ☆。,゚. o。 。+ 。゚., . ゚ , 。 。 . .
゚. o * 。゚。゚.。゚。+゚ 。 。 ゚。 ゚ 。 ゚
゚` .゚ . ,ゝ⌒〜,' . , . . . 。 ゚ .
. ミ ソ~~ヾ) 撃滅!。 . . , .
dミ`∀´) ゚ . まった苦しい思いを(ry
と⌒ て). . うっせーよ . ,.-ーーー、 .
( ______三フ うざーい ,.-ーーー、 __((`"^))゙ i__
彡 ) )抹殺! r'⌒`ヽ. r'⌒`ヽ. i "((`"^)○) (゚Д゚ <ニ7 )
彡 レ',ゝ⌒〜,' ,'ソノ/ヽ))i ,' ((ヾ、ヽ〉 (7ミ;・∀・)7  ̄⊂二二 )  ̄
( ソ~~ヾミ 〉(Y∀゚i i 〉( ゚∀Y i (つ|⌒|⌒| Y 人
≡⊂、⌒⊃`∀´)⊃ (∩∩) (∩∩) (⌒) (⌒) (( (_」 J ))
‐''"´'''"""''"`''""`"""''''''"´'''"""''"`''""""'''"''''''"`"""''''``'‐
( (,,(`"),,,,,)
ヽd;`∀´) 果たして、誰が本物なんでしょう……
もし、仮に、6人が力を合わせて協力したら…、
大 掃 除 が 早 く 終 わ る か も し れ な い 。
じゃあもう大掃除は済んだかな
……でも、全然協力しあわなさそうだけどねw
鏡ってのは実は前後対称に物を映すそうだ。
左右対称に見えるのは単なる錯覚だとか。
鏡世界の偽者・・・実はそいつらを生み出した心当たりが、あるんだよな・・・
子供の頃影おくりって遊びをやっててさ、青空に自分の影が白く映るのが面白くてよくやってたよ。
でもそのうち飽きてきちまって。
影じゃなくて自分の姿をそっくりそのまま青空に浮かべてみたいな。と思って
鏡をじーーーっと見つめて影おくりしてみたんだ。うまくいかなかったけど。
そのときに使った鏡はどんなのだったかよく覚えてないけど、大きい鏡だったって事だけは記憶に残ってる。
>561
ゴメンよく分かんなかったんだけどこれはSSの一部なのか?
それとも561の自分語りなのか、単に鏡つながりで雑談してるのか
はたまたポエムの発表なのか……
どれなんだ?
i "((`"^) おい、おっさん! いいかげんに…
(7ミ・∀・)7
───────
i "((`"^) 偽者を早くどうにかしてくれよ!!
(ニ7゚Д゚)7
━━━━━━
( ソ~~ヾミ もし偽・者を見抜けなかったら…
d `∀´)
━━━━━━
ミ ソ~~ヾ) おっさん抹・殺!!!
dミ`∀´)
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉 そんなことよりゴハンまだ〜?
〉( ゚∀Y i
━━━━━━
,'ソノ/ヽ)) それよりプリンが食べた〜い!
〉(Y∀゚i i
>562
ただ単に思いつきで書いただけ・・・すまん、スルーしてくれ。
( (,,(`"),,,,,)
ヽd;`∀´) 困りましたねぇ・・・明日はもう新年だと言うのに
お稲荷に対しての反応を見ればどれが本物かわかったりしないだろうか…。
リトマス試験紙じゃないんだから…>お稲荷
でもいい案かも。リトマスお稲荷
かつてこれほど変態仮面の人気が高まったことがあっただろうか いやない
かつてこれほど変態仮面の人気が持続したことがあっただろうか いやぜんぜんない
新年が良い年となりますように
〜ムル太ファミリー
┏━━━ / |━━━━━┓
┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛
┃┃ / ヽ ┃┃
┏┻┻ |======| ━━┻┻┓
┗┳┳ ヽ__ ¶_ ノ ━━┳┳┛
┃┃ (/) ┃┃
┃┃((/)) ┃┃
凸┃ (((/))) ┃┃凸
Ш┃┃((/)) ┃┃Ш
r'⌒`⌒ヽ(((/)))⌒〜,' ┃.|| ,.-ーーー、
( (,,(`"),,,,,)(((/)ソ~~ヾミ ((`"^))゙ i
ヽd `∀´) (((/)(`∀´b (゚Д゚ <ニ7
/ハ介ハ\ (/)⊂ ヽ ⊂ ¬
│____(/)_ |__)__ r'⌒`ヽ.∪
/////ノ,,,,,,ヽ ////| ,' ((ヾ、ヽ〉
//////////// | 〉( ゚∀Y i
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .| (∩∩)
おい、お前ら。
明けましておめでとう御座います。
あけましておめでとうございます。
今年もいい年に。
皆さんにとってもいい年に。
アズラエル一家にとってもいいとしになりますように。
/ / 〃:::::::::/ '" " `゙''‐ 、::::::l ! !:::::::::l
// / ./:::::::/ `y′,/! ト, ./:::::::::::|
. l l! /| !:::/ / /:/ /::}/:::::::::::::l
. !|| | l !:::! .l-‐===、 ヽ / ._∠ -:::::/,/:::::::::::::::::::::/
{.゙、 || | |::::ヽl:::,.-‐==、ヾ、 }w/{ /,.=≦彡_:::::::::::::::::::::::::::/
ヽ |:ヽ|:.、 !::::::::::{! ※ .,}:\)/:::::::゙'-="f' ※ }!:::フ;;;;;;;;:::;イ とうとう年が明けてしまいました
\::::::::\\::t、_'ピカーン",. -、/`´\ヾ.`ピカーン-,:::::|》):::::::! こうなったら必殺『愛のムル太アイ』で
!::::::::::::\ :\__゙'''''"´ l'ヽ ` ̄ ̄ /:::::l彡:::::/ 偽者発見ですよ!
\:::::ミ|ヽ ̄ ̄ |::::`, /:::::::l::::::/
. ,ィソヽ、__l! |:::::::〉 !:::::::ト/:ヽ\
,. ‐'/ |', }!/ l::::::/|::::::::::', ヽ.
,. '"´ / l:ヽ /, __, 、 /::::/:::l:::::::::::l ヽ\
/ !:::\ 巛二二二二二|} /:/::::::l:::::::::::l ヽ \
. / !::::::::\ ,,,,,,,,,,,,,_ ゙ //:::::::::l::::::::::::| ヽ
/ l:::::::::\ヽ (::::::::::::::::::> /;';/:::::::::::l::::::::::::! 丶
. / l:::::::::::::ヽ::\ `''''''''''''" /;';';/:::::::::::::l:::::::::::,'
/ l:::::::::::::::::\:丶、._,. -';';';';'/:::::::::::::::l::::::::::::
「「おっさん!!」」
「「お年玉!!」」
「「ちょうだ〜い!!」」
新年早々、ずらりと並んだ6人の子供達は、私にお年玉をねだってきました。
…さすがに、6人分を私のポケットマネーから出すのは少々難しいですね。
年が明けてもマイサンたちは分裂(?)したまま、どれが本物なのかは一向にわかりません。
いえ、区別しようとすればできないことも無いのですが…。
年の瀬も迫ったある日、私達は解決策の一つとして、ある方法を試すことにしました。
その名も『リトマスお稲荷プロジェクト』!!
マイサンたちのクルーゼに対する反応で、本物か偽者かを見分けようと言う作戦です。
…ホントにこれで違う反応が出ればよいのですが…。
効果が半信半疑のまま、我々は6人をクルーゼの前に並ばせました。
「ふ…、厄介な奴らだよ君の子供達は。だが、私で役に立つと言うなら協力しよう! これが私のお稲…」
「おまえー!! おまえー!! おまえーっ!!」
「おまえだよ! 俺の偽者を撃った奴はっ!!」
クルーゼが何かしようとした瞬間、急にシャニ(×2)がクルーゼに掴みかかりました。
「ど…、どうしたんですかシャニ!?」
「おっさん! こいつ、俺の偽者を撃ったー!」
「俺を撃ったー!」
「どういう事ですか?」
私が訳がわからずに困惑していると、突然クロトの一人が思い出したように叫びました。
「思い出した! あの時、お稲荷が助けてくれたときもう一人のシャニが手を撃たれてたんだ! 記・憶!」
「何ですって!?」
よくよく見てみれば、シャニのうちの一人は片手に白い包帯を巻いています。
「なるほど、それならどちらが本物のシャニかすぐわかりますね」
「人を区別するのよくな〜い」
「え?」
突然シャニが妙なことを言い出しました。区別してはいけない?
しかし…、どちらか片方が本物で、どちらかが偽者な訳でして…
「だって、こいつ俺なんだぜ?」
「な〜?」
そういえば、シャニ二人は、この数日でやたらと仲がよくなっていましたね…。
オルガ二人はどちらが先に新刊を読むかでいつももめてましたし、
クロト二人は互いにゲームで対戦しても勝負がつかず、仲は悪くなる一方。
それに比べ、シャニ二人は一緒に音楽を聞いたり、白夜を古コーラスでハモったりと、
ずいぶんと平和的に仲良くしていました。
今も、怪我をした片割れをいたわってあげています。
う〜ん、この二人をどちらかを偽者と決め付けて引き離すのもどうかと思えてきました。
私は一大決心をします。
「わかりました! こうなったらマイサンたちが二倍でうれしいと思って、
全員私が世話をしましょう!」
「「ホント〜!?」」
「「マジかよ!?」」
「「義理兄弟、同・居!?」」
「閣下!? 本気ですか!?」
「もう決めました! その代わり、6人とも仲良くするんですよ!」
「「は〜い!!」」
仲良く返事をしたのはツインズシャニだけでした。
あとの4人はしばらく渋い顔をしていましたが、「「苦しい思いをするよりは…」」「「協・力!」」
などと言って承知してくれました。
こうして我々は、今までに無い大人数で年を越えることになったのです。
そんなわけで、新年もよろしくお願いしますね。
さて、一件落着してやっとゆっくり眠ることができた私でしたが。
初夢はマイサン達が次々と増殖する夢でした。
ま、まさかね・・・ははは。
それにしても、たくさんのマイサンに囲まれて雑煮をすするというのは中々のものでした。
i "((`"^)
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i "((`"^)
(ニ7゚Д゚)7
i "((`"^)
(ニ7;゚Д゚)7 何だコリャ、増えてる!?
コピーベント
▲全▲
_ 《||||||||||》 _ 呼んだか?
ゝWV╂VWノ
/∪l=[W]=l)し7
ヽ_/ へ ヽ _>
(_) (_)
r'⌒`ヽ. r'⌒`ヽ.
,' ((ヾ、ヽ〉 ,'´((ヾ、ヽ
〉( ゚∀Y i 人 〉(゚∀Yハ シャニーズ♪
間違えますた_| ̄|○
>>581はスルーか、せっかくがんばったのにな。シャニ…
>581
シャニーズはアレだな左右対称の方がいいな
ミラーワールドのシャニが分け目変えてお揃いにしたんだろうが
それも個性の一つなんだから、変えない方がいいぞ
, ' , ‐'_,,,.lr '"' -、 ',
,' / , -´'"´ ´ ̄ `"!', , i
! ! , ' ,!' l ,'
!'l ! ,' / _, ' ノ , ' ,.'
', l l,l`"ニ-_、_ , i-‐''.ニ;ニ;‐二..,_;=ri´ 私とした事が「七草粥」を作るのを忘れていました
'、 ',、 ヾ'、´`ニ゙`''`´ ´ `ニ゙.` ,') 〃
ヾ、'-;、ミ-_ |:: .,'_'ノ
`ー,'、`"' !:: U /
,.-,.' l'、 ,____, ,.イヽ、
_,. -‐´,.' .lヾ'.、 ‐--- //l. ヾー,-.、_
/, './ .',:::ゝ'ヽ、 __,,... -、, './::! .l ヽ ` '‐ 、
/ .,' '、:`ヽ /´ _,,..、_ `';:::::,' l '、
,' ,' / ',::; ' ',.. -'‐'ヾ、`":::::l !
. l / '、! ー--‐ヾ'i:::::i '、. ',
. ,' / ! 、...,,,,,、';::;' '、 ',
. ,' ./ | ,.、_ ',;' ヽ. ',
r'⌒`ヽ ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、
´((ヾ、ヽ) ( ソ~~ヾミ i "((`"^) 七草粥食いたかったのに…
(|!゚∀Yハ d・∀・) (ニ7`Д´)7 久しぶりに家出しよーぜ!
( O┬O ( O┬O ( O┬O
◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
『起きろ!おっさん!』
『今は起きるんだよ、まった苦しい思いをしったいのか!?』
『起!』
『床!』
『はぁ〜、起きろ!!』
『へぇ〜まだ寝てるんだ? おっさん』
今日もマイサンたち(通常の二倍)の声の入った特製の目覚し時計ですっきり爽やかに目が覚めます。
ちょっと懐かしいでしょ?
まだ少し、うとうととしている目をこすりながら、私はキッチンへと向かいました。
なにしろ可愛いマイサンたちが二倍に増えたんですから。毎日の食事の用意も大変です。
お正月のんびり雰囲気も終わり、私もそろそろ、真面目に仕事をしなければなりませんが、
大事な子供達の食事はしっかり作らないといけません。
流しに立つと、ふと何か忘れているような気がしました。何だったでしょう?
……? 思い出せませんねぇ。この年末年始はいつもより慌しかったですし、何を忘れてるんでしょう?
もやもやする心を引きずりながら、私は冷蔵庫から卵を取り出そうとしました。
そこで、冷蔵庫の横に貼ってあるカレンダーが目に入り…
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――っ!!」
思い出しました! 私としたことが、昨日は1月7日、七草粥を作る日じゃないですか!?
「いいですかーマイサンたち、春の七草と言うのはですねぇ、せり、なずな、ごぎょう……」
と呪文のように繰り返していた七草粥を忘れてしまったなんて…。
マイサンたち、怒ってるんでしょうか? 今から作っても喜んではくれないでしょう。
ここは正直に謝るのが一番です。私はまだ寝ているであろうマイサンたちの部屋のドアを叩きました。
「マイサンたちー? 起きてますー? 実は昨日のことなんですが…」
返事がありません。まだ寝てるんでしょうか。怒鳴られるのを覚悟で、私は扉を開けました。ところが…
「こ…、これは一体…」
なんと、書置きだけを残して、マイサンたちの部屋は物抜けの空となっていました。
久々に家出をしてしまったのです。
しかも、彼らは 六 人 で家出を決行していたのです!
家・出!
r'⌒`ヽ ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、
,'ソノ/ヽ)) ミソ~~ヾミ i "((`"^) 俺たちも行こーぜ!
〉(Y∀゚i i dミ`∀´) (7ミ・∀・)7
( O┬O ( O┬O ( O┬O
◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
七草プリン
ホシーイ
仲良く家出
r'⌒`ヽ r'⌒`ヽ, ,ゝ⌒〜,' ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、 ,.-ーーー、
,'ソノ/ヽ)) ,'((ヾ、ヽ〉 ミソ~~ヾミ( ソ~~ヾミ i "((`"^) i "((`"^)
〉(Y∀゚i i 〉( ゚∀Y i dミ`∀´) d `∀´)(7ミ・∀・)7(ニ7 ゚Д゚)7
( O┬O ( O┬O. ( O┬O .( O┬O ( O┬O .( O┬O
.◎‐ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
ソ,'.´/丿 `r':::::::::::::\ ) ヽへヘヘ ヽ.,
ノ../ 丿;;;,,._|,,.r''''--.. ):::::/ / .\||| ''r
___'{ ノ i:ノ:::::: ノ:::'( i" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::::::::::::|丿 .}:::::| ./::::/'ヾ (::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::丿 ./ヽノ´ソヾ\/ r'a='''":::|::: .ゝノ ヽ::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::/
::::::: ノ く:::/'e丿 ..::::|/|:::/.\ソ(;;;;_____/::::
____/ 丿\''".:< ...|/ ノ::::ノ ヽ ::/ ./:::::::
\  ̄(::ヽ ̄ 丶 ________.....ヽ /:M/へ )/ ./:::::::::
::::\ 'ヽ,\ . 丶,r''"------丶| ,,ノ /:/ ./::::::::::
::::::::\  ̄. ヾ「" ,,,,.......| /:::| /:::::::::::::
::::::::::::\.. \ .|/ ̄::::;;;:;| ノ'''::::::::::| ../:::::::::::::: マイサンたちが…
::::::::::::::::\.. \ ヽ::::;;;;;;;;;;;;;;/ ノ ::::|:...:::..ヽ /:::::::::::::::: マイサンたちがまた家出をーっ!
::::::::::::::::::::\.. ヽ.(_______ノ / ..|:::::::\' ./::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::\___丿ヽ /_________|.:::\r----./::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::.\::::::::/:: | ../'---''''" /:::::::./::::::::::/;;;;;:::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::: | /.| \ /:::::::::::/::::::::::/;;;;;::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::. |/...|___./....\/:::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
>>590を見てほほえましい光景だと思うがあれって家出なんだよなw
あれはきっと、長男:双子。次男:双子。三男:双子の双子家族よ
でも兄弟にしては三+三人とも似てないわね。
@@@
@ _、_ @ ◎◎◎◎
( ノ` ) ( ゚д゚) ミテミテ奥さん。あの子達そっくりね。何子かしら?
( ^ ) ( ) ソウネー
||| | | |
(_)_) (__)_)
また面白い思いをしてしまった
全・部! 丸聞こえ!
オバサンノイドバタカイギウザーイ
r'⌒`ヽ r'⌒`ヽ, ,ゝ⌒〜,' ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、 ,.-ーーー、
,'ソノ/ヽ)) ,'((ヾ、ヽ〉 ミソ~~ヾミ( ソ~~ヾミ i "((`"^) i "((`"^) うっせぇんだよお前等!
クスクス 〉(Y∀゚i i 〉( ゚∀Y i dミ`∀´) d `∀´)(7ミ・∀・)7(ニ7 ゚Д゚)7
( O┬O ( O┬O. ( O┬O .( O┬O ( O┬O .( O┬O
.◎‐ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
>長男:双子。次男:双子。三男:双子の双子家族
どんな家やねん! ワロタ
@@@
@ _、_ @
>>594 ( ノ` ) きっとあの家族は生まれてくる子が全員ふたg(ry
/ ^ ヽ
長男
,.-ーーー、 ,.-ーーー、
i "((`"^) i "((`"^)
(ニ7 ゚Д゚)7(7ミ・∀・)7
次男
r'⌒`ヽ, r'⌒`ヽ
,'((ヾ、ヽ〉 ,'ソノ/ヽ))
〉( ゚∀Y i 〉 Y∀゚)i i
三男
,ゝ⌒〜,' ,ゝ⌒〜,'
( ソ~~ヾミ ミソ~~ヾミ
d `∀´) dミ`∀´)
鏡連中の呼び名は何だろうな。
偽○○、裏○○、Agro、Torc、Inahs ・・・?
ナチュラルに「ガルオ・トロク・ニャシ」でどうだ?w
>>597 ニャシの発音をしてみたが、どうにもできなかった・・・。
>>598 猫が鳴くように「ニャー」と言ってみろw
600ゲット!!
r'⌒`ヽ r'⌒`ヽ, ,ゝ⌒〜,' ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、 ,.-ーーー、
,'ソノ/ヽ)) ,'((ヾ、ヽ〉 ミソ~~ヾミ( ソ~~ヾミ i "((`"^) i "((`"^)
〉(Y∀゚i i 〉( ゚∀Y i dミ`∀´) d `∀´)(7ミ・∀・)7(ニ7 ゚Д゚)7
( O┬O ( O┬O. ( O┬O .( O┬O ( O┬O .( O┬O
.◎‐ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
誰もいない…
シャニーズ・コンサートするなら今のうち…
しーろく \| (___
そーまる♪ |\ `ヽ、 ♪
| \ \
l,'´((ヾ、ヽ | \ 〉 r'⌒`ヽ,
)(|!゚∀Yハ | \ / ,'ソノ/ヽ)) 闇つーきぬけてー♪
‖( iつ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ 〉(Y∀゚i i
‖( 匚______ζ--ー―ーrー´ ( つ¶ )
〓〓JJ .‖ || .|| │ │ |
‖ ‖ ◎ || (__)_)
. ◎ .◎
ダレモイナイ?ヘンシンゴッコスルナライマノウチ
\ . || || ||
,.-ーーー、 || || ||
i "((`"^).\, || ||
○ミ・∀・)7 \ || ||
l_ v <y>ヽ .\. || ||
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/ へ ヽ \|| ||
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≫ 変身っ!! ≪ ̄ ノヽ =|v|ロ二〇[] \ ||
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《))目二二二二_/_/_/) ガチャコン
V~ ____/| \
ガチャコン / \/ ̄ ̄)
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|_人___/\ |◎|◎| | ガチャコン
@)ニ)∋):=ロ〕 / |◎|◎| /
@)ニ)∋):=ロ〕/  ̄ ̄ / \V/
/◇ヽ /○\ /▽ヽ (ニニニ/___/゚三三 (三゚三 )
ヾゝ;゚Д゚) ヽミゝ;´∀`) ヽ;゚ー゚) \ / |__| ⊂□[◎⊂□
(つ@つ ( つ @ つ (つ@つ ガチャコン / /\ \__ |{Σ}=|
|=[━]ヽ |=[━]ヽ .|=[━]ヽ \V/@)ニ)∋)@)ニ)∋)_) (_(__)
し´し' , (__)_) .し´し [≡゚≡]
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()三三 〇二二 〇 =
 ̄ ̄〈 〈\ \ ̄
(_)(__)
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i "((`"^) なんつってな
(ニ7 ゚Д゚).-ーーー、
./つi⌒i)i "((`"^)__ サイクリング〜♪
_( ⌒ヽ__(7ミ・∀・)7 \
< し' / ニヽ´.  ̄.ヽ
\/ `´ ( ヽ---.´ ( )())
 ̄\ ∪<二>二 ./| ̄/__
γ ⌒ ヽ|。<\ ヽ /--| | < ヽ
(( Φ ) ||<(_| \ヽ |.(( * )) )
\_ ノ└―――┴\__ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ダレモイナイ……ライダーハルナライマノウチ
∧ ∧
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∪i_,・,_j∪
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|´ヽl lヽ,, | | | /,| |/ |
| l l |, ヽ ▼ / | |l ̄l|┐|
| l_ l l 、_人_,. |. | | | |
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\V/ )))((( | | //二/八ヽ二ヽヽ | |
[≡゚≡] ○ ・∀・) | | // // ヽヽ ヽヽ |_|
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(/l=[┬]lヽ) l={ }l0 (__ ) (___)
/ ,へ ヽ / へ ヽ
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仮面ライダーゾヌダ 北岡 秀一(きたおか しゅういち)
契約モンスター:マグナゾヌ
31歳。黒を白にしてしまう”スーパー弁護士”
永遠の命を得るためにライダー同士の戦いに身を投じていたが、
戦いにむなしさを覚え、戦いをやめてしまう。
令子に食事を誘うが、最後になって浅倉と決着をつけたいと思い戦おうとする。
しかし、病気は北岡の体を蝕みどちらも実行できず死亡。
「はぁ!?」
数日前のことだ。クロト×2、シャニ×2、そしてもう一人の俺が詰め寄ってきてこう言った。
「だから〜」
「家・出! しないかって誘ってんの」
あぁ? 何で家出なんかするんだよ? 別におっさんが何かやらかしたってわけでも…
「なーに言ってんだよ! ヴァーッカ!」
「おっさんが何もしなかったから家出するにきまってんじゃん」
話を聞いてみると、今日は七草粥を作る日で、おっさんは毎年必ず作っていたのに
今年に限って作るのを忘れてしまっったそうなのだ。(そういや食ってねぇ!)
「だからって家出するほどのことか?」
「いいよねー、オルガは。こないだ一人でプチ家出してさ」
「俺たちは最近家出してないし〜」
お互いに顔を見合わせるクロトとシャニ。その後ろではウンウンと頷くクロトとシャニ。
最近、本気で区別つかなくなってきてるぞオイ。
「今は家出するんだよ! まった苦しい思」
皆まで言うな、分かってるから。どうせ他にすることもなくて暇だし、俺も付き合ってやるよ、家出。
それはいいが、移動手段はどうするんだ?
俺たちの自転車は4人乗り…っていつの間にか6人乗りになってるし!?
「オルガはバイクでもいいよー、二人で一緒に乗ってくれば?」
いや、俺(達)方向音痴だから…。
そんなわけで6人で家出した俺たちだったが、…目立つ。とにかく目立つ。
事情を知らない人が見たらそっくりな双子が三組六人だからな。
通りすがりに聞こえた会話では、全員で双子兄弟と思われたらしい。
後ろに続く奴らは面白かったらしいが、俺はそれど頃じゃないと思った。
「おいおまえら、家出してんのにこんなに目立ってたらすぐおっさんに捕まっちまうぞ」
そう言って振り向いた、その向こう側。
自転車の最後尾にはシャニーズが乗っておらず、それどころか通りの角でシャニーズコンサートをしていた。
おまえら家出してる自覚あるのか? と心の中で突っ込まずに入られなかった。
( (,,(`"),,,,,) ∬ ∬ <遅ればせながら七草粥作りました
ヽd T∀T) __O__ホカホカ だからマイサン達、帰ってきて・・・
U U⊂| ̄ ̄ ̄ ̄|⊃
u―u' | |
すいません。ちょっと通らしてもらいますよ…
。 。 。
。 。
。 。
。 。 。
。 。
。 。
| ワッショイ! ワッショイ!
\_____ _____
∨
| ワッチョイワッチョイ
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/■\ / ̄ ̄\
( ´∀`) /■ヽ / ヽ
(( ( つ つ (,,・д・)| |
ノ γヽ(⊃ つ丶 ノ ))
(__丿\__ノし (__) \___/
i "((`"^)
(ニ7・Д・)7
i "((`"^)
(ニ7・Д・)7 <おかゆの匂い!
o
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./---\ ○
,'((ヾ、ヽ〉
。 ★ 〉( ゚∀Y i ★
\ ミ≡≡彡 / 。
/ 巛 ヽ
○ | 。 | ○
丶 ○ ノ
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⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
「いいかげんにしろよおまえ等!! 今俺たちがどういう状況か分かってんのか!?」
公園のベンチに五人を並べて正座させ、俺はお説教をしていた。
「いいか、俺たちは、 家 出 をしてんだろうが!
あんなに目立つ行動とったら、すぐおっさんに見つかっちまうだろうが!」
「なーに本気になってんだよ…」
ベンチの端でクロトがぼやく。すぐさまゲンコツ。
「いいから聞け。夏ならまだしも一月のこの寒空の下、野宿するのは非常に危険だ。
かといって、6人でどこかに泊まれるほどの所持金を俺たちは持っていない。さぁ、どうする?」
五人の顔をざっと見渡す。
「は〜い、お菓子大佐に泊めてもらう」
「却下。すぐにおっさんに居場所がばれる」
「じゃぁさ、おっさんが俺たちを探しに家を出ている間に、こっそり戻って鍵かけておくってのはどう?」
「それじゃ家出にならねぇじゃねぇか…」
「どうでもいいよ。返って来いって言われりゃ帰るだけさ」
「それよりゴハン〜」
6人で話し合いを進めるが、全く結論が見えてこない。
だんだんと日も沈んで、寒さが増してきた。このままだと凍えてしまう。
とりあえず、今晩泊まるとこだけでも早く決めないと…。
「よし分かった。とりあえずだが、今晩だけ俺に当てがあるからそこに行くぞ。
多分今から6人で押しかけても快く泊めてくれるだろうしな…」
「本・当!?」
「じゃぁ早くそこに行こ〜、ココ寒〜い」
泊まれる当てがあると聞き、皆は元気を出した。
凍える手足を動かし、自転車をこぐ。しばらく県道沿いを走る。
…見えてきた。
「あれまぁ? どうしたんなら急に? ほれほれ、早う中入られぇ、寒かったろう。
今暖かいもん出してやるけぇな、そっちの子も中はいられぇ、コタツに火ぃが入っとるから」
「…オルガ、こちらは?」
「以前お世話になった田鶴子さん。ちなみに誕生日を迎えられて88歳です」
こうして、俺たちは6人で家出の第一日目を乗り切ったのだった。
いつになったら帰るんだ、俺たち…
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^ <お出掛けですか、グゥレイト!
(´∀` リ
つ ⊂
人 Y ‖
し(_「|||||||
チャーハン お出掛けじゃなく
イラナーイ 家・出!
r'⌒`ヽ r'⌒`ヽ, ,ゝ⌒〜,' ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、 ,.-ーーー、
,'ソノ/ヽ)) ,'((ヾ、ヽ〉 ミソ~~ヾミ( ソ~~ヾミ i "((`"^) i "((`"^) 激しくおかゆの匂い!
〉(Y∀゚i i 〉( ゚∀Y i dミ`∀´) d `∀´)(7ミ・∀・)7(ニ7 ゚Д゚)7
( O┬O ( O┬O. ( O┬O .( O┬O ( O┬O .( O┬O
.◎‐ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
おかゆより
プリンがたべたーい
>617
レレレのおじさんならぬ、グゥレイトのおじさんだー!!
最近勢いが無いなこのスレ。
鏡世界ネタで職人さんが力を使い切ってしまったからなのか、
正月以来、皆このスレに来ることをやめてしまったのか、
今六人が家出してるから日常ネタが書けないだけなのか、
それとも試験中なので自粛しているだけなのか…。
6人双子兄弟ネタ&家出ネタはいつまで続くんだろう。
…まさかまた偽ムルタ出てきたりしないよな?
今度は本体の身体をのっとろうとしたり…、ガクガクブルブル
((⌒⌒)) ああそう!そうだよ!ったく冗談じゃない!
((((( ))))) これは私が七草粥忘れてるのを教えてくれなかったあんた達のタイマンだよ!
. | | おい!ふざけた事言うな!今は仕事どころじゃないんだよ!
r'⌒`#ヽ そんなことよりマイサン達の捜索を急げよ!!
( (,,(`"),,,,,)君達こそ何を言っているんだ!状況がわかってないのは君達の方だろうが!
∩#`Д´) マイサン達にぃ!七草粥食べさせない訳にはいかないんだよ!!
ヽ ノ 何が日本の風習は知らなかっただ!不勉強な君らの方が遥かに問題じゃないか!
(,,つ .ノ そしてもう、いつマイサン達がお腹を空かすか分からないんだぞ!それからじゃ遅い!!
し' マイサン達の家出に気付かなかったのは、お前達なんだからな!
無茶でもなんでも、絶対に探してもらう…6人のマイサン達…
おかゆが冷める前に!!!
/<=Ω=> /<=Ω=>_
(ヾ((´`ヽミ ≡ - -| ……
ヽd;゚ヮ゚ノ ヽdノΑ/
>620
ワロタ
おっさんのこの台詞はなんにでも応用がきくな。
保守
まさか、このスレで保守が必要になるとは…。
三日も何のカキコも無いってのは、異常事態なんじゃないのか?
しかもものすごい下にある…
いったんageた方がいいだろうか?
鏡世界崩壊後の分裂ネタをはじめに書いたものですが
正直七草粥ネタから続くネタが思い浮かばない・・・・・・
そもそも分裂?ネタ自体が間違いだったのでしょうか・・・・・
いや間違いではないと思うよ。面白かったし。
ただそれに続くネタが作りにくいってのもあるのかもしれない。
元の世界に返して交流できるようにするとかして
元に戻したほうがいいかもね。
626 :
624:04/01/24 22:29 ID:???
お口直しトドゾー
マイサン達が六人に増えてから早一ヶ月・・・・・
しかも家出して二週間以上も帰ってきません・・・・・
お菓子、サザーランド両大佐の大部隊にも捜索はさせているのですがなかなか見つかりません
これまでにかかった捜索費用は日本円で優に200億は超えてしまいました。
このままではいくら『世界億万長者ランキング』8年連続一位の財力を誇る、我が青秋桜財団でも
かなり厳しい状態です。只でさえ鏡面世界の一件の後始末に莫大な資金を費やしてしまったのに
これ以上は財団そのものの危機です。
しかし私にできるのは只、プリンを作りながら息子達の帰りを待つことだけです。
「「「「「「ただいま〜〜〜〜」」」」」」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マイサン達がようやく帰ってきたようです。
しかし二週間近くもどこにいっていたのでしょう?
「「田鶴子さんの家を出た後、プラントいって羽根鯨観にいったんだよ」」
「「そしたら、帰りの宇宙船が故障して・・・・・」」
「「冥王星に向けて一直線〜〜〜〜したの〜〜〜」」
・・・・・・なんたる事実!!
地球連合の艦隊が捜索しても見つからないわけです。
しかしどうやって地球(ここ)まで帰ってきたのでしょうか?
「「変なナマズみたいなエンブレムの傭兵に拾われたんだよ」」
「「そいつらの艦で七・草、粥を食べたんだよ」」
「「あんまりおいしくな〜〜〜い」」
「「「「「「だから・・・・・・・」」」」」」
「「「「「「おっさんの七草粥食べるために」」」」」」
「「帰・宅!したんだぜ」」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何故でしょう?急に涙が流れてきてしまいしました
これが家族というものなのですね
たった二週間離れていただけなのに、とても懐かしいもののように思えます。
6人皆が愛しのマイサンです!!
>>626乙。お帰りー。
個人の意見では分裂面白かったよ。今後はどうする?
勝手に決着つけちゃってよいのか、それとも624さんが自分で決着つけるか?
628 :
624:04/01/25 00:47 ID:???
このスレは住人の意見とムルタの愛がすべてを司るのではないのでしょうか?
そう、愛は時に奇跡を超える奇跡を生み出すのです
624さんじゃないんですけど、
今鏡の方の3人を元に返す話書いてるんですが、
書き終わったら投下していいですか…?
まだちょっと時間かかりそうなんですが…
>629
楽しみにしています。頑張ってください。
631 :
0/4:04/01/25 20:55 ID:???
応援ありがとうございます(´∀`)
とりあえず途中まで投下します。
632 :
1/4:04/01/25 20:57 ID:???
六人のマイサン達と暮らすことになってから、1ヶ月が経ちました。
初めはケンカばかりだった6人も、最近は楽しそうにやっています。
家出からも帰ってきてひと安心ですね。
そんなある日のこと。
私は起きた後、いつものように洗面所で顔を洗っていました。
やっぱり洗顔料は我が社の物が一番ですね。
洗った後つっぱらないし、ほら、肌もみずみずしく…
あれ?鏡が曇ってますね。
いつもはこんなことないのに…。
とりあえずタオルで拭いてみましょう…
??何でしょう?何回拭いても鏡は曇ったままです。
何だこの鏡は!!これは今までのたくたやってt(ry
変な事もあるものですねぇ…。
633 :
2/4:04/01/25 21:00 ID:???
僕は最近髪の分け目にこだわってるんだ。
昨日は6:4、おとといは9:1。今日は何:何にしようかな?
もう一人のの僕が昨日10:1にしてたんだけど、あれには驚・愕!!
洗面所に行こうとしたら、おっさんが顔を洗っていた。
おっさん撃滅!って膝カックンしようと思ったけど、
何か怒ってたみたいだったから、やめといた。
しょうがなく、今日はおっさんの部屋の大きい鏡で髪を整えることにした。
おっさんの鏡はピカピカだ。結構マメに掃除してるんだな。
そう思いながら、髪を分けようとすると…
ピシッ!
何事!?鏡にヒビが!!…おっさんに怒られる!!
ぼ…僕は知らないよ〜
634 :
3/4:04/01/25 21:02 ID:???
昨日雨が降った。
だから、今日は虹が出てる。きれ〜い。
俺はもう一人の俺と一緒にCDを買いに出掛けた。
周りの人が珍しそうに見てくる。うざ〜い。
俺たちは店にある白夜を買い占めて、意気揚々と店を出た。
持ちきれなくてうざ〜い。
そんなとき、もう一人の俺が、CDを一つ地面に落としてしまった。
俺はそれを拾おうと、かがみ込んだ。CDの横には大きな水たまりがあった。
何となく気になって、俺たちはその水たまりをのぞき込んだ。
何か変。水たまりに俺たちが映ってない。
普通、鏡みたいに周りの物を写すはずなのに。なんで〜?
水たまりは、いつまでたっても俺たちを映すことはなかった。
635 :
4/4:04/01/25 21:05 ID:???
俺は今日、図書館に行って来た。
七草粥について、いろいろ調べたいと思ったからだ。
えーと…七草粥は…このの棚でいいのか…?
七草粥、七草粥…。
…ん?なんだこりゃ?随分古い本だな。本の名前は…
『鏡の世界との均衡』…?
内容は…、
『鏡の世界と現実世界は、常にバランスが保たれている。
例えば人間は現実の世界に一人、そして鏡の世界にももう一人の自分が存在する。
しかし、何らかの理由で鏡、あるいは現実世界の者が、
もう一つの世界に1ヶ月以上滞在すると、そのバランスが崩れ、
やがてその人間は…』
636 :
629:04/01/25 21:07 ID:???
あと30分程したら、残り全部書いて、投下します。
変に分割してすみません_| ̄|○
職人さん、乙です。リアル遭遇で読めて嬉しかったです。
続き、楽しみにしています。
うわぁうわぁ続きがが気になるよ!!
楽しみにしてます。
「オルガおかえり〜」
「何借りたの〜?」
帰ってきたオルガを見て、シャニが玄関まで迎えに行きました。
「オルガ顔色悪いよ?…ま、僕は知らないけどね〜」
ああ言ってますけど、クロトもきっと心配してるんでしょう。
「…おっさん、もう一人の俺は?」
「もう一人のオルガなら、部屋で寝てますよ。今日お昼過ぎから体調が悪いみたいなんです」
「…!!まさか!!」
そう言ってオルガは、もう一人の彼の元に走って行きました。
優しい子ですね。お父さんは感激です(;´Д⊂)
…おや?急いで行ったから、本を玄関に置いたままですね。
「どんな本を借りたんでしょう…?」
オルガには悪いとは思いつつ、私は本のページをめくりました。
「何なに?鏡の世界は……、……。」
何と言うことでしょう…。信じられません。いや、信じたくありません。
その本によると、鏡(現実)世界の人間が現実(鏡)の世界に1ヶ月以上滞在すると、
鏡の世界と現実の世界とのバランスがくずれ、滞在してから一ヶ月後の満月の夜、
その人間は、2人とも消滅してしまうというのです。
そしてその満月の日に、その人間が住む近くにある鏡は、突然曇ったり割れたりして、
何も映さなくなってしまうとか…。
…これは今のマイサン達の状態と全く同じです!!
一体どうすれば良いのでしょう!
鏡の世界のマイサンを元いた世界に戻せばいいのでしょうけれど、
残念ながら私には2人の区別はつきません。
何より、2人とも大切な私の息子です!
どちらかと別れるなんて…。
しかし、このままでは2人共消えてしまいます。
…困りました…。
「おい!俺!!大丈夫か!!」
俺は寝室のドアを開けた。
「何だよ、うっせーな…。ただの風邪だよ…」
なんだ…、風邪か…。
「図書館行って来たんだって?俺にも後で読ませろよ」
…本…。!そうだ!あの本、玄関に置いたままだ!
おっさんが読んだらきっと取り乱してしまうだろう。早く取りに行かないと…!
俺が玄関に急いだ。
…ない。あの本。
「くそ…、苦しい思いをしてしまった…」
「オルガ…。これ…。」
おっさんが悲しそうな顔で話しかけてきた。その手に持っているものは…
「…読んだのか、それ」
「…はい。オルガ、このままでは…」
「……」
「……」
「家族!!」
「会議!!」
「はじめ〜」
「家族会議はいいけど、おっさん、(さっき帰ってきた)オルガ、何か用〜?」
リビングで、6人のマイサン達と私は家族会議をすることになりました。
風邪をひいていたもう一人のオルガ
(私にはそのオルガが現実世界の彼か鏡の世界の彼かは分かりませんが…)
は、だいぶ回復したので、会議に参加しています。
「驚かないで聞いてくださいね。実はですね、マイサン達…」
私は本の内容をマイサン達に話しました。
「………」
「…僕、おっさんに怒られると思って内緒にしてたんだけど、
今日、何もしてないのに、オッサンの部屋の鏡…突然割れたんだよね…」
「俺、今日水たまりがあったから、その水たまりのぞき込んでみたんだけど…」
「何も映らなかった〜…」
と、クロトとシャニ×2。
やっぱり…、あの本に書いてあったことは…
「そんなの只の偶然だろ?な〜に怖がってんだよお前ら!」
と、風邪で寝ていたオルガ。
…そう考えればそうかも知れません。
この本に書いていることが100%真実とは限らないのですから…。
「そ、そうそう!僕は信じないよ〜」
「ちょ、ちょっとびっくりしたけどね〜」
クロト達が笑いながら言いました。本に書いてあることが嘘ならどんなにいいか…
そのときシャニが、窓の外を見て言いました。
「ねぇ、みんな見てみてよ〜」
「ん?何だ?シャニ…おひょ〜!」
「きれいな月〜」
「………。満月ですね…」
「……」
…あっ、まずい事いっちゃいましたね…。
ダメダメです、私…。この空気を何とかしないと…。
「…あの、夜食に甘栗プリンはどうですか…?」
「「夜食!!」」
「「食べる〜」」
「「美味しい思いをしたいしな!!」」
…良かった。マイサン達が元気を取り戻しました。
やっぱり怖がってはいても、プリンには目がないんですね。(*´∀`)
「では、取ってきますから、そこで待ってて下さいね」
「えーと、いち、にい、さん…」
「な…なんだこりゃぁ!!!」
「透明!!」
「おばけ〜」
私がプリンを数えていると、
リビングからマイサン達の叫び声が!!…まさか、本当に…!!??
私は急いでリビングに向かいました。
「ま…マイサン達…!!」
なんと、マイサン達6人の体が、半透明になって、消えかかっているではありませんか!!
「なんということだ…!一体どうしたら…」
私が慌てている間にも、マイサン達はどんどん薄くなっていきます。
マイサン達!!私を置いていかないでください…!!
あなた達がいなくなったら私は…
そんな時、私の目に飛び込んできたのはあの本でした。何か、これを乗り切る方法を探さなくて
は!
「満月の夜…。消えかけた人間を助けるには…。
やはり、一人をもどすしかない!!戻す方法は…。
どんな鏡でもいいから、その鏡を使って満月の光を反射させ、
1人にその反射させた光を当てる…」
私はポケットから手鏡を取り出して言いました。
「どっちが鏡の世界のマイサンですか!!??」
「…僕だよ!!」
「…いや、僕だ!!」
…クロト達?
「僕が鏡の世界のクロトだ!!だから、こいつはここにいさせてやって!!」
「違う!僕が偽物だ!だから、僕が帰る!!」
…そう。鏡の世界に帰る。つまり、冷たく暗い世界に帰るということ。
優しいマイサンは、たとえ偽物でも、もう一人の自分を
そんな所に送りたくなかったのでしょう。
オルガ達とシャニ達も、クロト達と同じように、互いをかばい合います。
でも、ここはどちらかを戻さなければ、6人とも消えてしまいます!
「現実世界の者と鏡の世界の者とを…見分ける方法は…。」
…あった!『2人の人間が消滅するとき、先に消えるのは鏡の世界の方である』
…ということは、2人のうち、より消えそうな方にこの光を当てれば……
しかし……。
…迷っている暇はありません!
早くしないとマイサン達6人共消えてしまいます…!
「ごめんなさい…!!マイサン達…!!」
気付いたとき、マイサン達は6人から3人になっていました。
もう体も透けたりしていません。
…これで…よかったのでしょうか…
「…僕は…」
「おっさん…もう一人の俺は…」
「………」
みんな今にも泣き出しそうな顔で私を見ました。
私は、彼らに掛ける言葉が見つかりませんでした。
私は…、彼らのためとはいえ、彼らの友達を再び暗い世界へ追いやってしまったのですから。
「おっさん…プリン…食べようぜ」
沈黙を破ったのは、オルガの声でした。
「そ…、そうですね。今持って来ますね」
再びキッチンに行くと、そこにあったのは、6つのプリン。
でも、今いるのは…3人。
その夜は、プリンを食べた後、マイサン達は皆、すぐに部屋に戻っていきました。
夜中、誰かのすすり泣く声が聞こえたような気がしました。
6つのプリンのうち3つはマイサン達がたべました。
いつもなら余りがあると、「おかわり!!」と言って食べてしまうマイサン達ですが、
今日は、みんな一つしか食べませんでした。
冷蔵庫に残った3つのプリン。
私は、そっと鏡の前に置きました。
あいつ…。きのうもう一人の僕がいなくなった。
もう、分け目について議論することもないんだ…。
そう思うと、布団から起きあがるのがつらくなってきた。
…。お腹空いたな…。こんな時にもお腹はすくんだ。
顔を洗って、朝ご飯を食べよう。
僕は洗面所に行った。
ふと顔を上げると、鏡に映った僕がいた。
右手を挙げると、そいつは左手をあげた。同じ動き。
……。
僕は、鏡に向かって、精一杯ほほえんでみた。あいつも微笑み返した。
僕は、昨日までみたいに、分け目に気を遣いながら髪を整え、
キッチンに行った。
目がはれた…。うざ〜い。
部屋の隅には、山積みの白夜、白夜。
どれを聞いても、同じ歌声が入っている。
同じ…。
同じ俺は、昨日帰った。
…さみし〜い……
その時、雨が降ってきた。昨日はあんなに晴れてたのに、天気って不思議。
この雨がやんだら、また虹ができるかな?
…水たまり…。
明日、外に出て水たまりを見てこよう。
それで、明日こそ、俺の姿を映すんだ。
雨だ。家の外と中の気温差で、窓ガラスが曇っている。
なんだか、あっという間だった。
偽物のおっさんが現れて、偽物の、でも本当の俺たちが現れて、
ケンカして、仲直りして、家出して。
昨日帰ったあいつ。
もう風邪は完全に治ったのか?
…てか、鏡の世界のやつらも風邪をひくのか?
「おはよう」
「おはよ〜」
クロトとシャニが起きてきた。
ちょっと目が腫れてるけど、2人共すっきりした顔をしている。
「おはようございます、マイサン達。さぁ、朝ご飯ができましたよ」
「納豆〜」
「えー!やめろよシャニ!こっち持ってくんなよ!ヴァーカ!!」
「ねば〜い」
いつもと同じ風景だ。
…さて、俺も朝飯を食べよう。
…そのまえに…。
曇った窓に、指で字を書いた。「またな」と。
もちろん、あいつらがちゃんと読めるように、左右逆に。
651 :
690:04/01/25 21:46 ID:???
以上です。
こんなの書いたの初めてで、わかりにくかったり、
つまんなかったりしたかも知れないですけど、
読んでくれた方、ありがとうございました。
大作乙!!
面白かった!!
乙です!
すごく良かった!!
ラストのオルガが特によかったです。
面白い大作をありがとうございます!!
乙!
鏡編、きれいに完結しましたね。
ちょっとせつなくていい話でした!
乙彼!
何かちょっと切ない気分…いい話でした。
age
657 :
624:04/01/27 12:16 ID:???
せつねぇよ
涙が止まりませんよ
大作、乙でした
(きれいにまとまってヨカタ・・・)
せつない・・・・
でも、スッキリときれいに終わってくれてよかった。
常夏にはどこか、いさぎよさがないといけない。
そして、ねば〜い( ゚∀Yノ=。・゚・
シャニ、お前ってヤツは・・・・
ナンテカワイインダ(*´Д`)
659 :
通常の名無しさんの3倍:04/01/27 16:04 ID:KfnzHFzA
乙です!
大作とてもよかったです!!
常夏は最高ですね!!
あげるなよクソが。
661 :
629=651(690って間違えて書いた…):04/01/27 17:15 ID:jG49yLKo
みなさん、感想ありがとうございます!!
さりげなくというか、沢山誤字あってスマソ(´д`;)
662 :
661:04/01/27 17:17 ID:???
>>660が言ってるそばからageちゃったよ…
マジでスマソ…_| ̄|○
( ゚∀Yi きにしな〜い
【7:12】「起・床!」クロトの二字熟語で起床。まだ眠い。顔を洗う。髪が濡れてワカメみたいになる。歯はみがかない。うざいから。
【7:22】朝食のかわりにグリュフェプタンを飲む。ねむーい。うざくなる。
「外へ散歩に行ってきなさい」おっさんの言葉だ。うざーい。俺は家で白夜を聞いてたいんだよ。
「おでかけですか、グゥレイト!」うるさいんだよコーディが。
【7:35】ダルーい散歩出発。庭ではドミニャンとドクシャがじゃれてる。
【7:43】「チ、もうヤク切れかよ!」オルガが叫んでいる。俺にどうしろっていうんだよ。
【7:50】オルガにグリュフェプタンを渡す。朝、クロトに擦りかえられて青汁を飲んだらしい。うだつの上がらない奴だ。
【8:03】今日は曇りだ。気分が盛り上がらない。早く家へ帰りたい。
【8:46】クロトがニヤニヤしている
【9:30】朝の散歩終了。
【9:40】帰宅。
【9:45】お腹がすいた。ネコのエサを食べる。ドクシャに噛み付かれる。
【10:11】みんなで談笑。おっさんの「イヤッターッ!」にみんながいらつく。
【11:20】クルーゼ登場。
【11:22】「私にはあるのだよ! 全人類にお稲荷する権利が!」 相変わらず変態な奴だ。
「変態はいくらやってもいいんだろ?」本当はどうでもいい。オルガ早くこい。
【11:40】お稲荷に襲われる。キモい。腹が減って力が出ない。
【11:42】「てぇんめー! 撃滅!!」クロトだ。タイミングが良すぎる。どこから見ていたんだ?
【11:43】「シャニ、甘栗プリンだ!」さようなら、空腹。こんにちは、今日のおやつ。クロトがニヤニヤしている。
【11:45】「うらああああっ!」ただの右ストレートだ。
「知れば誰でも望むだろう。君のようになりたいと!」このセリフには飽き飽きしている。
【11:49】お稲荷撃退終了。「ケンカしたら、また怒られる?」格好だけ聞いてみる。
【11:53】オルガが来た。「今は退くんだよ! まった苦しい思いをしたいのか!」遅すぎる。帰れ。うだつの上がらない奴だ。
【12:30】帰宅。家の前でおっさんが稲荷寿司を食べていた。クロトがニヤニヤしてこっちを見ている。
いやがらせか?家出するか?
( ソ~~ヾミ 僕の見間違いかなぁ?おっさんがスキンヘッドでテニス
d `∀´) してた・・・。
━━━━━━
,' ((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i 『ファイヤー』って言ってたー。
>スキンヘッドでテニス
この言葉でどの中の人ネタか分った自分が嫌だ_| ̄|○ミテナイノニ
>>664 ガイドラインネタワロタw
ワカラン…
669 :
通常の名無しさんの3倍:04/01/31 00:49 ID:A28xEdM7
保守
そういえば、おっさんは
女子高に行って守衛さん呼ばれそうになってたな
いろんな盟主様がいるんですね。
さすがです(*´∀`)
671 :
670:04/01/31 02:03 ID:???
って、ここ盟主スレじゃなかった(´д`)
誤爆スマソ…
最初からこのスレ読んでみたが…かなりイイ!!
こんな良いトコが埋もれていたとは;
見つけて感動したぁ〜☆
鏡シリーズかなり涙さそふ…
最後のオルガ…鏡文字で…ToT
皆様乙ですた^^
>>672 一般サイトから腐女子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
,.-ーーー、
i "((`"^)
(ニ7 ゚Д゚)7 おっさんがロボットになって合体してた・・・。
━━━━━━━
r'⌒`ヽ,
,'((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i 昨日だったー。
━━━━━━━
,ゝ⌒〜,'
( ソ~~ヾミ
d `∀´) 副指令だった。
ロードバスタ−!
上 に な れ !
>675
い や だ !
今日は節分です。不幸(鬼)を払い幸せを呼び込む大切な行事。
是非我が家でも豆撒きを実施したいのですが…
「シャニ、てめーが鬼だ!」
「鬼うざーい…。鬼はクロトでいいよ…」
「ヴァーッカ! 鬼・役はオルガで決・定!」
どうやらマイサンたちは誰が鬼の役をやるかで揉めているようです。
いけません。こんなことでマイサンたちがケンカになったら本末転倒です。
「まあまあ、マイサンたち、私が鬼の役をやりますから、ケンカはしないで
仲良くしてください」
私がそう申し出ると、
「おっさん、鬼になって苦しい思いをしていいのか?」
「どうでもいいよ。おっさんが鬼をやるっていうならそれで」
「おっさんはオニ〜」
どうやらケンカにはならずに済んだようです。良かった、良かった。
私はさっそく鬼のお面をつけて、3人の待つ部屋に戻りました。
さあ、みんなで豆撒きを…って、あれ? なんでオルガしかいないんです?
…というよりオルガ、手に持ってるサブマシンガンは何なんです!?
「はぁ〜ん? モデルガンに決まってるじゃんか。もちろん弾は豆だぜ。豆撒きするなら、
派手な方がいいってね!」
ちょ、ちょっと待ちなさい、オルガ! たとえモデルガンでも、至近距離で当たったら
かなり痛いんですよ!?
「オラオラオラ〜、鬼は外―っ!!」
わっ、ちょっと、ホントに痛いですって!
私はたまらず廊下に逃げ出しました。と…
「鬼、抹・殺!」
殺気を感じて思わず身を引いたのが幸いしました。さっきまで私のいたあたりの床に、
鉄球がめりこんでます。
「ク、クロト! 家の中でそんなもの振り回しちゃいけません!」
「だって、鬼を撃・滅しなきゃいけないし」
「あの、節分っていうのは普通は豆をまいて鬼を払うもので、武器は使わないものです」
「そんなこと、ボクは知らないね。鬼は退治する、それだけさ」
って、なんでまた鉄球を振り回してるんです! 身の危険を感じた私は、玄関の方へ
駆け出しました。
しかし……
「鬼はいくらやってもいいんだろ…。フフフ」
そこには、鎌を構えたシャニの姿が…。
「お、落ち着きなさい、シャニ。それはさすがにシャレになりません。怪我します、
死にます」
も、もしかして皆さん、まだ七草粥のこと、根に持ってるんですか?
あ、あれは私が悪かったですから、謝りますから!
「シャニ、逃がすなよ!」
「セイヤーッ、瞬・殺!」
「うぅぅらぁぁぁっ!」
「う、うわああああっ!!」
「いやあ、鬼退治ってのは気持ちがいいぜ」
「気分爽・快!」
「豆うまーい」
自分の年の数だけ豆を頬張りながら、マイサンたちが談笑しています。
ははは、楽しい節分になって良かったですね。
今年も良い年になりそうです……(ガクッ)
──ムルタ・アズラエル全治1週間。
>>677-679ワロタw
久々に日常イベントネタ乙! ついでにネタお借りします。
――――――――――――――――――――
「……と、いう事が去年あったんですよ」
「はぁ、それは災難でしたね」
「そんなわけでサザーランド、今年は貴方が鬼をやってください」
「なっ!? 何故私がそんな危険な目に遭わなくてはなr」
カコン
「わぁぁ――――――――――――――……… 」
「ぜぇ、ぜぇ…、閣下…、この穴は…一体?」
「不埒な人間に対する粛正用です、ちょっと浅かったですか?」
「とんでもない! ここまで昇ってくるのにどれくらいかかったと思ってるんですか!!
何で私がこんな穴に落とされなくてはいけないんです!?」
「あぁん? この私に口答えする気かゴルァ!? 貴様は言われた通りに鬼をやればいいんだよ!
これ以上うだうだ言うと、またこの穴に落とすぞゴルァ!!」
「ヒィィィ!! 分かりました! やります、やりますから!!」
「そうそう、貴方はそうやって大人しく言うことを聞いていればいいんです。
あ、それと衣装はこっちで用意しておきましたから、今晩はこれを着て我が家に来てください」
「そ…それはどうも…(くっ…、今は耐えるんだ! これ以上閣下が機嫌を悪くされたら…)」
ガサガサ…
「どうです? その衣装は?」
「…あの、閣下、これは鬼と言いますか、ド○フの雷様コンt」
カコン
「ひぃぃ!! またですかぁ―――――――――……… 」
「おっせーな、サザーランドのおっちゃん」
「早く帰ってこないと、豆まき終わっちゃうよ」
「なんか、今年はいっぱい楽しめそうだよね」
今年は、去年よりさらに武装強化した三人が待っていた…。
サザーランド危うし!
サザーランドのおかげで助かった
と思ったのに、なぜか雷神(雷様)の相方の風神の格好で
今年もやられるおっさん
|⌒|
|.o.|
|.o.|
|.o.|
|.o.|
|.o.|
|.o.|
|o|
目 A A
◎ @@@@
⊂_ヽ、 @@@@@
\\ ≡ - -|
\ ヽdノΑ/ <もう、好きにしてください…
> ⌒ヽ (実家に帰りたい…)
/ ゜ へ \
/× / \\
/;;;;;\ ヽ_つ
VWWVWW ◎
/ /| 目
( ( 、 几
| |、 \ |o|
| / \ ⌒l . |o |
| | ) / . |o |
ノ ) し' . |o |
(_/ . | o |
,.-ーーー、
i "((`"^)
(ニ7 ゚Д゚)7 あんた、いつまで鬼の格好してんだよ
━━━━━━━
r'⌒`ヽ,
,'((ヾ、ヽ〉
〉( ゚∀Y i もう節分終わったー
━━━━━━━
,ゝ⌒〜,'
( ソ~~ヾミ
d `∀´) サザーランド大佐、馬・鹿?
━━━━━━━
/<=Ω=>_ て
≡;- -|
ヽdノΑ/
|, `ヽ
|、ヽ〉^
゚∀Y i ダレモイナイ
⊂ ノ ビャクヤ ウタウナライマノウチ
|' ノ
|_)
r'⌒`ヽ, ♪
,'((ヾ、ヽ〉^ ♪
〉( ゚∀Y i シーロークーソーマルー
( つ¶
│ │ ||
(__)_)
♪ ,r'⌒`ヽ, ♪
♪ ' ((ヾ、ヽ〉
〉(゚∀ Y i ¶ ヤミツキヌケテ〜
(つ つ
( ヽ (
(_)_)
|'⌒`ヽ,
|ヾ、ヽ〉^ ミツカルト オッサンニオコラレル
|゚∀ Y i ウザーイ
| つ ―
|Y 人 ―
|(_)'J ―
r'⌒`⌒ヽ
( (,,(`"),,,,,) シャニ、見ましたよ。
ヽd `∀´)
あれ、白夜歌うと起こられるんだったっけ?
たまには過去スレ確認するかな。
別に歌ってもいいじゃん。
シャニ唯一?の取り柄なんだしさ。
>>688 |, `ヽ
|、ヽ〉^
゚∀Y i ユイイツノトリエッテ…
⊂ ノ
|' ノ
|_)
唯一ってこたねーよな
他にも 呪う とか キモイ とかのスキルもあるもんな
>>690 スキルなのか?…そっちのが怒られそうだが
,ノ \_
_/ ``ヽ
f´ .:::|
! .:::::::ヽ
} ::.... :::::::::::::)
,ノ :::::::..:::::::::/
{:.. .::. ::::::::::::::::〈 唯一とかスキルとか言うな…
人:::.. .:::::l :: ヽ :.. :::::::::::::::::ト、_
,. -----‐'´ ̄`l::::. .::::::A ::|、 |ト、::::...:. ::::::::::::::ノ \
/___(\ __ |:::::::::::::{-N=呪ト≧ヽ:::::.. .::::::::::::/ / ̄ ̄ ̄``‐-、
//--‐ ̄ `丶、_,.へ、::::、:ヾ`''''''"'" };|::::::::. .:::::::::::::l __∠-‐-、 r‐'"´ ̄` \
/,. --‐' / ``'ー=ミー- ノl\:::}::. : ::::::|:::::ト、!/ ー‐'二二''_ー-、-─‐-、 〉
| __ノ /  ̄`7-、'_ }人:::::::::lイ:::/ / ----、二フ (フヽy
|'´ _, /.: : : : . . /  ̄ ̄``'┴|/ミレ‐-、 , ‐--‐'゙\ ヾ=}
! f´ `ヽ/..: : : : : : : : . . . . / ``ヽ ヽ≦-、 ヽ-‐イ
\) --ぅ/: : : : : : : : : : : : : : :./ \\ /
なんだかしらねえけど、シャニの奴がさらにひきこもりに近づいちまった。
畳にきのこ生えそうだぜ。
「てめー!陰・気!」
「だめだめですねぇ…どうしたというのですか?」
「また苦しい思いでもしたのか?」
俺たちは部屋の隅で、人一人呪い殺せそうなオーラを放っているシャニに優しく話し掛けた。
するとシャニは
「俺のじまんできるところって…白夜だけ?」
なんて訊いてきやがった。
「そ、そんなことありませんよ!」
咄嗟におっさんが答えていたけれど、その顔は焦っている。
クロトの奴はもう他の部屋にいっちまったし。
俺はわかめのように髪をうならせて「びゃーくやだけ―びゃーくやーだけー」と意味不明な歌を歌っているシャニを見ながら考えた。
シャニの自慢できるところは何か。
・髪がワカメだ。
いや、これは自慢かどうか怪しい。
・目が鋭い。
いい印象を与える言葉じゃないな…。
・猫の面倒を良く見る。
これはなかなかいいかもしれない。
「ほら、お前よくドミニャンとかの面倒みてやるだろ、そこ、自慢できるんじゃねえか?あ、あとそうだ。」
俺の言葉にシャニが顔をあげた。
「お前結構面倒見いいだろ、な?」
隣でおっさんも「そうですよ、シャニはいいこなんですから」といっている。
「俺、スキルたくさん?」
俺たち二人は力強く頷いてやった。
するとシャニは全身でリズムにのりながら「スキルたくさんスキルたくさん」と歌いながら他の部屋へと行ってしまった。
後日、シャニに「お前のスキルはキモいだよね」といったクロトが行方不明になったが、次の日に雪の溶けた庭で発見されたのでよかった。
俺にも、スキルとか…あるよな?
ここのスレって保管庫とかないのか?
>>695 すまん。きづかんかった。
ありがとう。
>693
>俺にも、スキルとか…あるよな?
お前のスキルはあれだな
ノーコン と スタッカート
変身とか。
最近のライダーはオンドゥルだ。舌を鍛えなおしてやってくれ、オルガ。
よくわかんないけど、最近オルガが変だ。
和室にこもって、新しくおっさんが特注で備え付けた鏡の前で必死に口をうごかして、
「オンドッゥ!いや、違う…オンドゥルル!!ウ、オ、オンドゥルルギッタンディスカー!アウア!…いや、もっとこう、必死っぽく言うんだ!」
なんて叫んでいる。
薬切れ?
せっかくシャニが、きのこでも生えそうな状態から回復したっていうのに、今度はオルガかよ。
僕がふすまの隙間からのぞいていると、オルガがそれに気付いたらしく顔を真っ赤にして説明してきた。
「いや、俺も何かあたらしいスキルを身につけようと思ってさ。」
そしてまた鏡に向き合い、オンドゥル、オンドゥルという変な言葉を繰り返していた。
「意味!不明!」
僕はさほど興味もわかなかったので、その場を後にした。
その日の晩御飯にオルガは出てこなかった。
なんでも舌を思い切り噛んだらしい。おっさんが和室で苦しい思いをしているオルガを発見して焦っていた。
シャニはこっそりオルガの分のプリンを食べていた。
僕が咎めるとシャニは、
「ダメだよ、コレは…オルガのプリンを食べるスキル…キレイなんだぜ…?」
と言ってきた。
なんだよ皆してスキルスキルって。
そんなにスキルっていいものなわけ?
701 :
700:04/02/12 21:43 ID:???
スマン、
>>699がオンドゥルと言っているのをみたらつい…。
鏡を話に出したんだけど、大丈夫だったか??
_,. --=ニ"´ ``''''ー-へ、__
_ノ -===ミヾ、 ヾ、 \ー 、
/  ̄ 、 ヾWノ! ゙、
. / ,ィ!ヾ^'ー'ー-、_ 〃 ト、
. / /:/.::/ リ!:| `ヽ,. -‐‐-、 ノ!
/'"彡 l :l :l/ |l |爪
.イ/ l|:l| :|'"~~゙゙i`''''ー、_,,,.> イ!|',゙、
. l l!|l l :l ィrテ豸゙ヾ / w=‐'''ヽ||| l :l
i | l| !|.  ̄ ̄ ̄ ' ィ豸'ヽ ,'ノ| | l オンドゥルルギッタンディスカー!
レ=、、|゙ l l、 ヽ``'''' | .И:|
.//´ノ ヾ ヽ ,/ l |:l
{{ 'く \ ,. ==‐-、 / |l
.jハ、ー- _,,.. /::::::::::::ノイ / |!
. r┴三ニ-‐ヘ.゙!. |'" ̄\:::| / ノ
. ヾ´ |.| ', )! /
⊥...__ |.| ヽ==='゙, '==、、__
 ̄《``ヽ\  ̄ /  ̄`>ヽ
‖ `! `ー-;-‐'゙ ,.‐ニ゙-‐'゙
‖ l / /<´
〃 \/ / /
| / /
>702
ちげーよオルガ
オンドゥルルラギッタンディスカー!
だよ
704 :
699:04/02/13 00:14 ID:???
俺がよけいなこと書いたせいでオルガまでオンドゥルになってしまった。
スマン、アズラエル一家のみなさん。
「オンドゥルルラギッタンディスカー!!」
いきなり部屋に飛び込んできたオルガが絶叫してる。うざい。
「何叫んでんだよ、うざーい。それに俺、別に裏切ってないし」
するとオルガは驚愕したように目を見開いた。なんなんだよ。
「クサムカァ!キサマァガミンナウォー!!」
「誰だよ、俺のことを貴様とか言う奴は!それにみんなって誰だよ?」
「ヘシン!」
「変身してないじゃん」
「ナズェミデルンディス!!ダディャーナザァーン!!」
「オルガが変だから見てるだけ。あと、俺、橘さんじゃないから」
「アンダドーゥレハ!アカマジャナカッタンテェ゙…ウェ!」
「まあ、仲間といえば仲間だろ?」
一体なんなんだ、オルガの奴。ヤク切れ?
「お、おまえ……今の全部聞き取れたのか?」
「なんで?当たり前じゃん」
俺が答えるとオルガは、
「ンナヅェダァ!ンナヅェダァ!ナヅェダァ!」
とか叫びながら、部屋を飛び出していった。
……変な奴。
>>705 激 し く ワ ロ タ
もとい
バ ゲ ジ グ ワ ド タ
オンドゥル語が解るとは・・すごいなシャニのスキル
クロトはオンドゥル、わからなそうだな。
クレヨ!
,.-ーーー、 チョコ、食べませんか?
i "((`"^)
(ニ7゚∀゚) /<=Ω=> l,'´((ヾ、ヽ
(つ つ(ヾ((´`ヽミ ■ (|!゚∀Yハ マブシー!
ヽd ゚ヮ゚ノノ ( ∩∩ )
ノ/ /
ノ ̄ゝ
ゝ⌒〜,
(ソ~~ヾミ アリガタイコトデ
∩(`∀´∩
いつものように朝ご飯を食べに降りてきたマイサンたち。
ところが、一口ご飯をほおばっただけで、お箸を投げ出してしまったのです。
「ど、どうしたんですかマイサン達!?」
見れば、三人とも頬を抑えているではありませんか。
「激・痛!!」
「痛い〜!!」
「まった痛い思いを…」
昨日はバレンタイン。私はマイサンたちのために、特性チョコレートケーキを作ってあげたのですが…。
「さてはあなたたち、昨日歯を磨かずに寝ましたね?」
私の言葉に、三人はピクッと反応を示しました。
「ほら! 口をあけて、あーんしなさい!!」
「やめろよオッサン!!」
「僕たちもう子供じゃないよ!!」
逃げようとする三人の口を無理やり開かせてみると、思ったとおり!
「三人とも、虫歯になってるじゃないですか!!」
三人の歯には、はっきりと虫歯の痕跡が残っていました。
「おっさん、歯がいた〜い!」
「仕方ないですね〜、早速歯医者に…」
『歯医者さんは嫌だっ!!』
言うが早いか、三人とも脱兎の如く駆け出していってしまいました。
あぁもう!! そう言えば、あの子達は昔から歯医者さんだけは大嫌いでしたね。
「待ちなさい三人とも!! 逃げてはダメダメですっ!!」
「歯医者さんなんかに連れて行かれてたまるかっ!!」
「逃げるが勝ちってね!」
「歯医者さんうざ〜!!」
とまぁ、このときはまんまと逃げられてしまったのですが、
しばらくたって、どうしても歯の痛みに耐えられなくなった三人は、
結局そろって歯医者さんに行く事になったのでした。
まったく、ヤレヤレです。
>>711 職人さん乙!
3人は他からたくさんもらっているなw
でなきゃ虫歯になんか(ry
虫歯って小さい頃から甘いお菓子を与えすぎず、しっかり歯を磨かせていると
ならないってのがうちの母の持論なんだけど。
・・・甘やかしてただろムルタ。
ネタを考えれば考えるほど「記憶喪失」とか「人格入れ替え」とか、事件ばっかりになってしまう…。
>>700から後の「オンドゥル」ネタ面白かったです。乙!
|, `ヽ
|、ヽ〉^
゚∀Y i ……
⊂ ノ
|' ノ
|_)
. ,.-ーーー、
((`"^))゙ i < ナズェミデルンディス!!
煤@(゚Д゚;<ニ7
,ゝ⌒〜,'
( ソ~~ヾミ <ふたりでなにやってんの???
d;`∀´)
「あ〜もう、ダメダメですね」
私は大きく溜め息をつくと、居間中に散らばったマイサン達の着物を拾いはじめました。
もう三人とも立派に大人の年齢になったというのに、いつまでたっても着物を脱ぎ散らす癖が直りません。
いつも口をすっぱくして「脱いだ服はちゃんと洗濯籠に入れるんですよ」と言っているのに、
全然直そうとしません。子供の頃にもっと厳しくしつけておかなければいけなかったんでしょうか。
「さて、これで全部ですね」
最後にオルガのシャツを拾い上げると、全部まとめて洗濯機の中に放り込みました。
(毎日毎日、よくこれだけ洗濯物が出るもんですね)
そう思いながら、私がが洗濯を開始しようと、水を入れ始めたときです。
『みぎゃぁ〜〜〜〜〜!!』
「なっ!? なんですか!?」
突然、洗濯機の中から悲鳴のようなものが聞こえました。
すぐさま電源を切り、中の洗濯物を取り出しました。すると…、何てことでしょう!
「ど…、ドクシャ!? ドミニャン!? 何でこんなところに…」
どうやら洗濯機の中に、家で飼っている猫二匹が入り込んでいたようです。
気づかずうっかり水を入れてしまったせいで、二匹ともずぶぬれです。
「すぐに乾かしてあげますから!!」
洗濯機を回す前でよかったと思いつつ、私は二匹を洗濯機の中から拾い上げました。
かわいそうに、ドミニャンはぶるぶる震えています。
とりあえずバスルームに連れて行って、暖かいシャワーをかけて洗剤を落としてあげました。
その後、バスタオルで水気をぬぐった後、丁寧にドライヤーで乾かしていきます。
シャワーのときに、ついでに洗ってあげたので、二匹ともほかほかふわふわになりました。
「これでもう大丈夫ですよ、綺麗になりましたね〜」
思わず首にリボンでも巻きたくなるほど、二匹は綺麗になりました。
ドミニャンは、まだどこかむずがゆいのか、私の膝に背中をこすりつけてきます。
思わず顔がほころんだ私でしたが…。
,イ^i
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./::::::::::: r  ̄ ̄ :::::::..... <。゙yi
/::::::::::: 人 :::::::::::::::. ̄、{
|:::::::::::. l __`ー-、.__,,.ノ! !
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.l:::::::::::::. \:::::::::::::::::::::/ /
ヽ::::::::::. ___ \_ ̄~^/ ,/ <アズラエルの兄さんよ、人(猫)を洗濯機に放り込んでおいて、
\::/`ー---‐^ヽ ゙`=' / それはちょっとないんじゃないのかい?
l::: l /
_ /,--、l::::. ノ l
,--、_ノ:: `ー':: 、ミー---‐,,l \
,/ ::: i ̄ ̄ | \
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l:::::::::::. l::: !:: |::::::: l \
|:::::::::l:::: l::: |:: l::::: l l
|::::::::::l:::. }::: l:::::,r----- l l
突然ドクシャが私に語り掛けてきました。
…そういえば、こっちの猫は化け猫だったんでしたっけ…。
『まったく、最近ちょっとぼうっとしすぎなんじゃないかい?
そんなんで、ちゃんと仕事はできてんのか心配だねぇ』
ヤレヤレ、と、人間で言えば肩をすくめるような動作をしながら、ドクシャは続けます。
『色々と事件が立て続けに起こって疲れてるのかもしれないが、
猫が洗濯機の中に入っているのに気づかないのは重傷じゃないかい?』
「は…? え? はぁ…」
私がしどろもどろに受け答えしていると、ドクシャはちょっと小馬鹿にしたような笑みを浮かべました。
『兄さんよ、しっかりしてくれないと、息子さんたちに心配かけるようじゃいけないぜ』
そう言うとドクシャは、ドミニャンを引き連れて庭に遊びに行ってしまいました。
「ひょっとして、私を励まそうとしたんでしょうか? …まさかね」
庭で遊ぶ二匹をしばらく眺めてから、私は洗濯物を再開しました。
今日は晴れているので、洗濯物がよく乾きそうです。
久しぶりにドクシャとドミニャンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
職人さん、乙〜!
ドクシャ恐いw
SSの途中でこんな効果的なAAの使い方見たのは初めてだ。
:::::::::::/ ヽ::::::::::::::/ ./ / ,リ l|
:::::::::::| 言 ウ 君 i:::::::{ l ./,〃 ト,
:::::::::::.ゝ え ザ は ノ:::::ヽ l A{={ {
:::::::::::/ な │ イ:::::::::::) ヽ{_,.==\ ヽ. l ヽ ヽ
::::: | い イ ゙i / }彳 @ ` ゝ、 ハ | l /
\_ の し ,,-' / ! トミU‐"{ }l | 人 | ノ /
――--、..,?__ か _,,-'' / ,イ lN ` / .}' \ l / !
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ {// ./ :| ,.-─- 、 ヽ. / /く {
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、 / l{ /, !. |< ̄`ヽ\ ', / /l| .//)) l ヽ
/. ` ' ● ' ニ 、 { i!{i! ゙、 | ,.-‐''〉 ! / / ! / )`ノ'ノ /
ニ __l___ノ |.八 \ | / / / /,/ / /、 -‐,彡、ノ}
/ ̄ _ | i { } ,. ィ'ヽ. l 〈 / // /∠-‐'´ ̄ `!
|( ̄`' )/ / ,.. |'"__,..>-ヽ ゙ー---'゙ ノ' r<´ ̄ |
`ー---―' / '(__ ) ,.-<´ ヽ'ー _,. ┴、\ /
====( i)==::::/ Y>、\ ! i´ ヽヽ く
:/ ヽ:::i -‐ '´ \ヽ. ゙' ー‐ T"´| l | ヽ
,.r''" ヽ,. ヽ ,/: : : : : : : : : : : : :
,.r'.___ __,,... --──一'゙、 _,......-`r': : : : : : : : : : : : : : : :
,.r'_,.-''" `フ´: : : : : :_;:.:..:..:..:..:..:._''": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
r''-'" /: : : : ,.r '',"r‐'''''¬=;ー-ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : :/
`ー‐-、._ `ヽ、 /,/''`゙ ': :,r 一-、゙ヽ, ゙ヾヾ: : : : : : : : : : : : /
: : : : : : :`ヽ、_<ヽ/{::: 、::ヽ. @ ゙、. !、 ゙:, `ヽ、: : : : : : : : :|
: : : : : : : : : : :゙ヽ'、:: ミ=、;;;;jェ,::`-, ,ノ_,ィ,ノ゙ヾ、 : : : : : | おっさん!!
|: : : : : : : : : : : : `:、  ̄""´ ニ、r、,ノ,.._゙、 ゙、 : : : : | GジェネSEED買って!!
`7¬ヽ、: : : : :|\: :\ ゙、:f"eヽ`゙; }| : : : /
/ ,>、: :.| ヽ、゙、 ,. _ ,/::ヽ_,..!リ'ノリ: : : :/
__/,..,-ヽ:| ゙、゙、 ,.:,.r-'"-`ヽ、 /'"/: : : :/
,イ Y゙、゙、 ゙! ゙; / `ヽ、. `ヽヽ / /: : : :/
. ! ゙、`、ヽ.|! ゙ヽ. } 7' ./ ,ノ`ヾ、/
゙、 ゙、`、 | `ヽ、 /), ' ,.-',.-''´ _,/
:゙、 ゙、ヽヽ、 /ヾヾ'、_/,/ ,..ィ''/
、 `、 ゙、\\ / ``ーYf-,..-''",.イ\
.`、 ヽ. `、 ``ヽ / //´ ,;イ: : ゙、 ゙ヽ、.
,. -‐'´ \
/ `丶、_
} ヽ.
/ / !
. / ./ / ,リ l|
{ l ./,〃 ト,
ヽ l A{={ {
) ヽ{_,.==\ ヽ. l ヽ ヽ
/ }彳 @ ` ゝ、 ハ | l /
/ ! トミU‐"{ }l | 人 | ノ /
/ ,イ lN ` / .}' \ l / ! おっさん タヌキに
{// ./ :| ,.-─- 、 ヽ. / /く { いじめられたー!!
/ l{ /, !. |< ̄`ヽ\ ', / /l| .//)) l ヽ
{ i!{i! ゙、 | ,.-‐''〉 ! / / ! / )`ノ'ノ /
|.八 \ | / / / /,/ / /、 -‐,彡、ノ}
{ } ,. ィ'ヽ. l 〈 / // /∠-‐'´ ̄ `!
|'"__,..>-ヽ ゙ー---'゙ ノ' r<´ ̄ |
,.-<´ ヽ'ー _,. ┴、\ /
Y>、\ ! i´ ヽヽ く
-‐ '´ \ヽ. ゙' ー‐ T"´| l | ヽ
i "((`"^) おっさん、いつまでシャニのこと泣かしとくつもりなんだよ
(ニ7゚Д゚)7 さっさとプリンでも作って慰めてやれよ。可哀相だろーがっ!
シャニ、あんなタヌキ型ロボットの言うことなんか
気にしちゃダメですよ。ホラ、甘栗プリン食べて元気出して下さい。
(⌒⌒⌒)
| l |
|_l___|
( (,,(`"),,,,,)□ r'⌒`ヽ,
__ ヽd `∀´)ノ Σ ,'((ヾ、ヽ〉
ヽ_ノノ/ :/ 〉( ゚∀Y i
ノ ̄ゝ ッパ ( ∩∩ )
クロトの願い事は儚く無視された
,.r''" ヽ,. ヽ ,/: : : : : : : : : : : : :
,.r'.___ __,,... --──一'゙、 _,......-`r': : : : : : : : : : : : : : : :
,.r'_,.-''" `フ´: : : : : :_;:.:..:..:..:..:..:._''": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
r''-'" /: : : : ,.r '',"r‐'''''¬=;ー-ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : :/
`ー‐-、._ `ヽ、 /,/''`゙ ': :,r 一-、゙ヽ, ゙ヾヾ: : : : : : : : : : : : /
: : : : : : :`ヽ、_<ヽ/{::: 、::ヽ. @ ゙、. !、 ゙:, `ヽ、: : : : : : : : :|
: : : : : : : : : : :゙ヽ'、:: ミ=、;;;;jェ,::`-, ,ノ_,ィ,ノ゙ヾ、 : : : : : | 僕は無視かよ!!
|: : : : : : : : : : : : `:、  ̄""´ ニ、r、,ノ,.._゙、 ゙、 : : : : | こうなったら、家・出!!
`7¬ヽ、: : : : :|\: :\ ゙、:f"eヽ`゙; }| : : : /
/ ,>、: :.| ヽ、゙、 ,. _ ,/::ヽ_,..!リ'ノリ: : : :/
__/,..,-ヽ:| ゙、゙、 ,.:,.r-'"-`ヽ、 /'"/: : : :/
,イ Y゙、゙、 ゙! ゙; / `ヽ、. `ヽヽ / /: : : :/
. ! ゙、`、ヽ.|! ゙ヽ. } 7' ./ ,ノ`ヾ、/
゙、 ゙、`、 | `ヽ、 /), ' ,.-',.-''´ _,/
:゙、 ゙、ヽヽ、 /ヾヾ'、_/,/ ,..ィ''/
、 `、 ゙、\\ / ``ーYf-,..-''",.イ\
.`、 ヽ. `、 ``ヽ / //´ ,;イ: : ゙、 ゙ヽ、.
:::::::::::/ ヽ::::::::::::::/ ./ / ,リ l|
:::::::::::| 言 お 君 i:::::::{ l ./,〃 ト,
:::::::::::.ゝ え 前 は ノ:::::ヽ l A{={ {
:::::::::::/ な │ イ:::::::::::) ヽ{_,.==\ ヽ. l ヽ ヽ
::::: | い ×3 ゙i / }彳 @ ` ゝ、 ハ | l /
\_ の し ,,-' / ! トミU‐"{ }l | 人 | ノ /
――--、..,?__ か _,,-'' / ,イ lN ` / .}' \ l / !
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ {// ./ :| ,.-─- 、 ヽ. / /く {
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、 / l{ /, !. |< ̄`ヽ\ ', / /l| .//)) l ヽ
/. ` ' ● ' ニ 、 { i!{i! ゙、 | ,.-‐''〉 ! / / ! / )`ノ'ノ /
ニ __l___ノ |.八 \ | / / / /,/ / /、 -‐,彡、ノ}
/ ̄ _ | i { } ,. ィ'ヽ. l 〈 / // /∠-‐'´ ̄ `!
|( ̄`' )/ / ,.. |'"__,..>-ヽ ゙ー---'゙ ノ' r<´ ̄ |
`ー---―' / '(__ ) ,.-<´ ヽ'ー _,. ┴、\ /
====( i)==::::/ Y>、\ ! i´ ヽヽ く
:/ ヽ:::i -‐ '´ \ヽ. ゙' ー‐ T"´| l | ヽ
ズレまくりの予感・・・
ズレた・・・スマソ
吊ってくる・・・
:::::::::::/ ヽ::::::::::::::/ ./ / ,リ l|
:::::::::::| い事 を も で 事 家 君 i::::::::::{ l ./,〃 ト,
:::::::::::.ゝのが こ っ き し 出 達 ノ::::::::::ヽ l A{={ {
:::::::::::/ かで. ら と な. か を はイ:::::::::::::::) ヽ{_,.==\ ヽ. l ヽ ヽ
::::: | ?き し 趣 .い . す ゙i / }彳 @ ` ゝ、 ハ | l /
\_ な た 向 の る ,,-' / ! トミU‐"{ }l | 人 | ノ / 駄目だしくらった!
――--、..,___ ___?___,,-'' / ,イ lN ` / .}' \ l / ! ウザーイ
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ {// ./ :| ,.-─- 、 ヽ. / /く {
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、 / l{ /, !. |< ̄`ヽ\ ', / /l| .//)) l ヽ
/. ` ' ● ' ニ 、 { i!{i! ゙、 | ,.-‐''〉 ! / / ! / )`ノ'ノ /
ニ __l___ノ |.八 \ | / / / /,/ / /、 -‐,彡、ノ}
/ ̄ _ | i { } ,. ィ'ヽ. l 〈 / // /∠-‐'´ ̄ `!
|( ̄`' )/ / ,.. |'"__,..>-ヽ ゙ー---'゙ ノ' r<´ ̄ |
`ー---―' / '(__ ) ,.-<´ ヽ'ー _,. ┴、\ /
====( i)==::::/ Y>、\ ! i´ ヽヽ く
:/ ヽ:::i -‐ '´ \ヽ. ゙' ー‐ T"´| l | ヽ
タヌキが〜 タヌキが〜
r'⌒`ヽ ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、
´((ヾ、ヽ) ( ソ~~ヾミ i "((`"^) しっかりしろよ
(|!T∀Yハ dT∀T) (ニ7゚Д゚)7 お前ら!
( O┬O ( O┬O ( O┬O
◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
オッサンボクのこと無視するー
パパの愛が最近感じられなくなった息子達が久々に家出を決行しました
/ ./ / ヽ
!/ _,、. / ',
, ' , ‐'_,,,.lr '"' -、 ',
,' / , -´'"´ ´ ̄ `"!', , i
! ! , ' ,!' l ,'
!'l ! ,' / _, ' ノ , ' ,.'
', l l,l`"ニ-_、_ -‐''.ニ;ニ;‐二..,_;=ri´ 僕はマイサン達を心から愛してますよ
'、 ',、 ヾ'、´`ニ゙`''` ´ `ニ゙.` ,') 〃
ヾ、'-;、ミ-_ |:: .,'_'ノ
`ー,'、`"' !:: / モグモグ
,.-,.' l'、 ,____, ,.イヽ、
_,. -‐´,.' .lヾ'.、 (ニ7||i゚Д゚)//l. ヾー,-.、_
/, './ .',:::ゝ'ヽ、と__,,... -、つ/::! .l ヽ ` '‐ 、
/ .,' '、:`ヽ /´ _,,..、_ `';:::::,' l '、
,' ,' / ',::; ' ',.. -'‐'ヾ、`":::::l !
. l / '、! ー--‐ヾ'i:::::i '、. ',
. ,' / ! 、...,,,,,、';::;' '、 ',
. ,' ./ | ,.、_ ',;' ヽ. ',
タヌキ-
r'⌒`ヽ ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、
´((ヾ、ヽ) ( ソ~~ヾミ i "((`"^) クワレルー
(|!T∀Yハ dT∀T) (ニ7||iTДT)7
( O┬O ( O┬O ( O┬O
◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
無視イヤー
逃・亡!
/ ./ / ヽ
!/ _,、. / ',
, ' , ‐'_,,,.lr '"' -、 ',
,' / , -´'"´ ´ ̄ `"!', , i
! ! , ' ,!' l ,'
!'l ! ,' / _, ' ノ , ' ,.'
', l l,l`"ニ-_、_ -‐''.ニ;ニ;‐二..,_;=ri´ バリバリッ ベキッ
'、 ',、 ヾ'、´`ニ゙`''` ´ `ニ゙.` ,') 〃 ボリッボリボリッ
ヾ、'-;、ミ-_ |:: .,'_'ノ
`ー,'、`"' !:: /
,.-,.' l'、 ,____, ,.イヽ、
_,. -‐´,.' .lヾ'.、 ( ∩∩ )//l. ヾー,-.、_ ギャアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
/, './ .',:::ゝ'ヽ、 |__,,.i. -、|/::! .l ヽ ` '‐ 、
/ .,' '、:`ヽ /´ _,,..、_ `';:::::,' l '、
,' ,' / ',::; ' ',.. -'‐'ヾ、`":::::l !
. l / '、! ー--‐ヾ'i:::::i '、. ',
. ,' / ! 、...,,,,,、';::;' '、 ',
. ,' ./ | ,.、_ ',;' ヽ. ',
_,,,.. -‐‐- 、
,. ‐''"´ ̄ ``ヽ、
/ ,..::::''''ヽ L
〃 /``ヽ、::ノ-‐‐-、 ヽ 何をやってるんですか君達は!僕はクロトを無視なんか
l 〃 l! /  ̄´"'>′ ゙! してませんから早く家に帰ってきなさい!
V{ Nト、、 .∠_ ! ノ⌒ヽ、
! ! .lヽ、゚ヾ, -=二__,.ィ゙ . / ,.イ,ゝ⌒〜,'ヽ_
_,,>|ヽ!  ̄ '''"~・`ヾ'''ソ / r'( ソ~~ヾミ/ `ヽ
,. -一''''"´ ̄ ̄ ̄ ,! / `ヾ''''"_ラ´__,.ィ彡'-'´ :.(TДT / .::|
,../ ,. '´ ', ヽ  ̄乙 ノ! / `ヽ、と___/ / .\
/ \ | / ,ハ 「`‐- 、 ,.__,,//>{ ... `‐-ヽ、::/: / ..::|
! / ,.イ:::::l ヽ二ン ,./ /ノ | :::::::::: -、.ヾ::.. / |
l \ / /::::::::ヽ、__,. -=彡' /'"´ ヽ、_::. ! }::::::.../ / .〉
. | r‐- 、__∨ /:::::;: べ´:::::::/ //| `ヽ、ノ_,ノt-‐' ,/ ,ノ
. | ´ ./:::::( ,ノ:;:イ __,// ! \ `iー-''´ /
``ー-、 l l::/´`ヾ;/ ヒ"´ ,/ ヽ、 \__>、_,.イ
\| l !' / ``ア | | ´"_/
| l. | ./ ,. '´ .l l r''"´
i ゙、 l/ ,. ‐'" | | /
. l ヽ / ,. ‐'" | ___,,,.. -‐'゙
おっさん…
タヌキのビッグライトで巨大化したのか?
再利用スレに出てた奴か?
今進みの早いネタスレって言ったら再利用スレだろうね
アズラエルだけじゃなくて
>>721も再利用スレからだろうし
おっさん、何食ってんだ・・・?
いや、えなり(宮本)じゃないのか?
どっちを食ってるにしろ何があったおっさん
,. -‐'´ \
/ `丶、_
} ヽ.
/ / !
. / ./ / ,リ l|
{ l ./,〃 ト,
ヽ l A{={ {
) ヽ{_,.==\ ヽ. l ヽ ヽ
/ }彳 @ ` ゝ、 ハ | l /
/ ! トミ=‐"{ }l | 人 | ノ /
/ ,イ lN ` / .}' \ l / ! おっさん薬くれよ!!ゲヒャハハヒャヒャハハ
{// ./ :| 、 ,.-─-‐ー'´`i ヽ. / /く {
/ l{ /, ! ヽ< ̄ ̄ ̄`| ', / /l| .//)) l ヽ
{ i!{i! ゙、 | ,.-‐'''/ ! / / ! / )`ノ'ノ /
|.八 \ | / / / /,/ / /、 -‐,彡、ノ}
{ } ,. ィ'ヽ. l 〈 / // /∠-‐'´ ̄ `!
|'"__,..>-ヽ ゙ー---'゙ ノ' r<´ ̄ |
,.-<´ ヽ'ー _,. ┴、\ /
Y>、\ ! i´ ヽヽ く
-‐ '´ \ヽ. ゙' ー‐ T"´| l | ヽ
ヽ\ ゝ | | !
ふ、これはまた懐かしい反応だな・・・・
昔の三人って、今とは違ったよね。詳しくは過去スレ
>>744 再利用集団の影響だよ。
ていうか、この板のネタ師の大半が参加した事あるんじゃないか?
それぞれのスレに戻って、その手法を持ち込む事が多いな……。
昔と反応が違うのはあのキモイやつらがここに溜まってるからだろ
持ち込むんじゃなくてコピペだろ
いや、俺は昔の三人は(今でもそうなのかもしれないけど)心の中では
おっさんを馬鹿にしてた
と言いたかったんだ。
最近は、昔とは違うんだ。色々増えた影響で三人のしゃべり方や性格が変わってるし
初代スレから、昔の常夏引っ張ってきた。
おっさん、おだて続けて幾数年♪
おっさんおだてりゃ宇宙に飛ぶよ♪
/ /巛 》ヽ . ゝ⌒〜
本 ヾ(("~^)),^ 〃^^ヾヾ ,'´((ヾ、ヽ そして俺らはエンジョイライフ♪
ヾc<`∀´>ノ ヾl|(・∀・)ノ ヾ)(|!゚∀Yハノ
( ) ゲーム ( ) ( ) CD
< < < < < <
初期はアズラエルを有効利用して物を強請ってるだけだったけど
最近は三馬鹿がおっさんとやたらと仲がいいとゆうか…いい子ぶってるとゆうか…
ハッキリ言うと、初期から今までやってきてこのスレに腐女子が来るようになってから
90度三馬鹿もスレの内容も変わった。
昔の三馬鹿も今の三馬鹿も好きな俺は勝ち組
でも、もうちょっと悪くてダメなあいつらが見たい
容量的にそろそろ次スレの季節なんだが、この寂れっぷりを見ると必要ない気もする…
どうしたものだろうか?
どのネタスレも過疎化してるからな。
誰もネタを投稿する気がないなら次スレはいらないだろう
まぁなくなりたくなかったら自作自演でもして保守する事だな
このスレの住民は何がスレを駄目にしているか、お分かりかな?
<初代スレ>
・馬鹿親アズラエル・スレ登場。
・サザーランドの実家が煎餅屋という設定登場
・おっさんおだてる→マイサンたちは良い子→欲しい物あげる→常夏(゚д゚)ウマーの基本パターン完成
・常夏、初家出。家出が趣味となる
・お稲荷、宿敵として定着
・ナタル、お菓子大佐に任命
・ムルタ、プリン職人ネタ登場
・馬鹿親仲間・ウズミ登場
<その2・パパ感激>
・ムルタカード初登場
・ムルタファミリー、風邪を引く
・びっくりするほどパターン青!流行
<その3・マイエンジェル>
・テンプレ完成
・常夏ナースのAA登場
・二次熟語ブーム「撃滅! 隠滅! 壊滅! 族滅! 明滅! 潰滅! 死滅! 寂滅! 自滅! 撲滅! 必滅! 誅滅! 目の前点滅! 今日は仏滅! お前ら入滅!」
・秘伝甘栗プリン登場
・御稲荷沼にて最大規模の家出発生
・ヒイロとデュオ、ゲスト出演
・必殺・愛の虹色光線習得
<その4・甘栗プリン>
・ドミニャン、ドクシャ初登場
・シャニの着ぐるみ趣味、ズレ路線本格化
・ニコル憑依ネタ登場
・キャラ紹介テンプレ完成
<その5・お稲荷お断り>
・サザーランドのペヤング定着
・シャニえもんがキリ番取りに出没し始める
・フレイ、ドミニオンへ。サザーランドのフレイ・アイドル化計画発動
・常夏、女装に走る
<その6・いつか来る平和へ>
・本編での常夏及びムルタの戦死のネタバレが出回り、しんみりしたネタ増える
・本編にてシャニ、オルガ、サザーランド、アズラエル、ナタル戦死。悲壮感MAX。
・このスレでは、全員鳥さんスーツで生き残った設定に
・かっぱ巻きネタで盛り返し
<その7・マイサン達の帰る場所>
・本編にてクロト戦死。鳥さんスーツで帰還
・クルーゼ、馬鹿親同盟加入
・オルガ、朝倉に狙われる
・ムルタ、背が縮む
<その8・お父さんと一緒>
・縮んだムルタネタ、完結
・ムルタ・ヅラ疑惑
・福田の常夏死刑囚発言に対し、ムルタと常夏の出会い、生体CPUの真意など補完ネタ生まれる
・まとめサイト完成
・アンチスレから荒らし流入。荒らしネタから偽ムルタ&常夏ネタ派生。鏡世界ネタへ
・変態仮面、活躍
・スレ、過疎化し現在に到る。
歴史まとめ乙。
>>756 >何がスレを駄目にしているか
何となく予想はつくが…、結論を教えてくれ。
本編がダメ
トコナツヲタニ告グ
一、今カラデモ遅クナイカラヤオイ板ヘ帰レ
二、抵抗スル者ハ全部フジョシデアルカラ射殺スル
三、オ前達ノ父母兄弟ハフジョシデアルオマエタチノコトデ皆泣イテオルゾ
四、ココハキモヲタ博覧会。案内シテクレルノハフクダトヨメノ・・・
三月十日 常夏安置
しかし、ここも寂れたな。
ハガレンに住人は移住したか?
それもあると思うが大半はネタを投稿する気がない。
ネタがない。じゃないか
このスレに居るのが全員腐(ryとか
言われ続けりゃネタ師も
書き込む気失せるだろうな
ここで書くと腐女子言われるから
他スレで書いてるな、確かに…。
よそでは言われないから。
アンチ腐女子ってのは、
「自分以外全員腐女子」と思ってるからな。
そんな対比率だと世の中
こえー事になるよなぁw
ヤバイ。アズラエルヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
アズラエルヤバイ。
まず親バカ。もう親バカなんてもんじゃない。超親バカ。
親バカとかっても
「ウズミさん20人ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ馬鹿親。スゲェ!なんか単位とか無いの。バカボンのパパとかムーミンパパとかを超越してる。馬鹿親だし超甘い。
しかも子供にクスリ与えてるらしい。ヤバイよ、クスリだよ。
だって普通は親とか子供にクスリ与えないじゃん。だって自分の子供がだんだんヤク中になってったら困るじゃん。禁断症状とか超近いとか困るっしょ。
ヤク中が進行して、一年目のときはグリフェプタン1本だったのに、三年目のときはグリフェプタン20本とか泣くっしょ。
だからエザリアさんとかはイザークにクスリあげない。話のわかる親だ。
けどアズラエルはヤバイ。そんなの気にしない。クスリあげまくり。最も遠くからドミニオンとか観測してもよくわかんないくらいあげてる。ヤバすぎ。
馬鹿親っていたけど、もしかしたら普通の親かもしんない。でも普通って事にすると
「じゃあ、愛情の結晶の甘栗プリンってナニよ?」
って事になるし、それはクルーゼにもわからない。ヤバイ。変態仮面の人にも分からないなんて凄すぎる。
あと超金持ち。約1ムルタカード。円で言うと100兆円。ヤバイ。金持ちすぎ。バナナなら世界中の全てを買い占められる。羨ましい。
それに超お偉いさん。超理事。それに超ブルコス総帥。コーディ差別とか平気で出てくる。コーディ差別て。フレイでも言わねぇよ、最近。
なんつってもアズラエルは馬力が凄い。馬鹿親とか平気だし。
うちらなんて馬鹿親とかたかだか漫画で出てきただけで上手く扱えないからギャグキャラにしたり、子離れできないヤツと置いてみたり、厳格なふりしてみたりするのに、
アズラエルは全然平気。馬鹿親を馬鹿親のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、アズラエルのヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイアズラエルに育てられた常夏とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
>770
グッジョブ!
,. -‐'´ \
/ `丶、_
} ヽ.
/ / !
. / ./ / ,リ l|
{ l ./,〃 ト,
ヽ l A{={ {
) ヽ{_,.==\ ヽ. l ヽ ヽ
/ }彳 @ ` ゝ、 ハ | l /
/ ! トミU‐"{ }l | 人 | ノ /
/ ,イ lN ` / .}' \ l / ! おっさん どこいったのー!?
{// ./ :| ,.-─- 、 ヽ. / /く { おれ おっさんのプリン食いたーい!!
/ l{ /, !. |< ̄`ヽ\ ', / /l| .//)) l ヽ
{ i!{i! ゙、 | ,.-‐''〉 ! / / ! / )`ノ'ノ /
|.八 \ | / / / /,/ / /、 -‐,彡、ノ}
{ } ,. ィ'ヽ. l 〈 / // /∠-‐'´ ̄ `!
|'"__,..>-ヽ ゙ー---'゙ ノ' r<´ ̄ |
,.-<´ ヽ'ー _,. ┴、\ /
Y>、\ ! i´ ヽヽ く
-‐ '´ \ヽ. ゙' ー‐ T"´| l | ヽ
hosyu
/ / 〃:::::::::/ '" " `゙''‐ 、::::::l ! !:::::::::l
// / ./:::::::/ `y′,/! ト, ./:::::::::::|
. l l! /| !:::/ / /:/ /::}/:::::::::::::l
. !|| | l !:::! .l-‐===、 ヽ / ._∠ -:::::/,/:::::::::::::::::::::/
{.゙、 || | |::::ヽl:::,.-‐==、ヾ、 }w/{ /,.=≦彡_:::::::::::::::::::::::::::/
ヽ |:ヽ|:.、 !::::::::::{! (・) .,}:\)/:::::::゙'-="f' (・) }!:::フ;;;;;;;;:::;イ
\::::::::\\::t、_'ー--‐'",. -、/`´\ヾ.`''ー--‐'"-,:::::|》):::::::!
!::::::::::::\ :\__゙'''''"´ l'ヽ ` ̄ ̄ /:::::l彡:::::/ 呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん
\:::::ミ|ヽ ̄ ̄ |::::`, /:::::::l::::::/ ムルちゃん登場!!
. ,ィソヽ、__l! |:::::::〉 !:::::::ト/:ヽ\
,. ‐'/ |', }!/ l::::::/|::::::::::', ヽ.
,. '"´ / l:ヽ /, __, 、 /::::/:::l:::::::::::l ヽ\
/ !:::\ 巛二二二二二|} /:/::::::l:::::::::::l ヽ \
. / !::::::::\ ,,,,,,,,,,,,,_ ゙ //:::::::::l::::::::::::| ヽ
/ l:::::::::\ヽ (::::::::::::::::::> /;';/:::::::::::l::::::::::::! 丶
. / l:::::::::::::ヽ::\ `''''''''''''" /;';';/:::::::::::::l:::::::::::,'
/ l:::::::::::::::::\:丶、._,. -';';';';'/:::::::::::::::l::::::::::::
/ !::::::::::::::::::::\:\;';';';';';';/::::::::::::::::::::ト,::::::::::
/ `゙'ー.、 ノ
/ `' 、___/
.,.' ,. -‐ ''''''',.=‐- , `'ー.='--‐'/
i r'" .,. '" `''‐.、、ー-, ..,,,,_,,,..、- '´
'、 ヽ / ヾ,/' ,r;く.,' .ヾ、ヽ おっさーーーーーん新しいゲーム買ってーーーーー!!
,' `i'´ '.'!,.'.ゞ'´ ヾi ! ,.、
'、 ', _,,... ヾ! ,. - '´ ',. '""' 、
. ヽ '、ヽ ._,.-‐'',.、-- ::.. 、 i ,. - '´ / , `'ー.、
\ \ " /(ゞ'´ ::::::: ヽ | , - '´ .r'ヽ ,. ヾ>ー
ヽ `ヽ '´" ` _,.. .! ,. - '" `ー' ,.'"´ ,.
`ー r,='ー ,. '",.. ,. ' '" ____ ,.. ‐' ,.-‐ ''"
'、! i `i _ ' ゙ ,ゝ‐'"´ _,,..ノ ( ヽ,. -' _,,.. -
ヽ、ー---‐ ,、 / .,.-‐',. -ー―---r-、 て.) _,、- '´
 ̄ ̄ ̄`'`、,.r''r'''ヽ''''''''''( -‐' '"´ __,',=く  ̄'ー',--、‐ '''"
,. - '´ ヽヽ. \. i _,,.. -‐ '" ソ , - '" `'-、
ヽ ヽヽ \.ヽ ,. -‐ '''"iニ) , - '" ,.、 ',
ヽ ヽヽ `'ヽ '" ,.. -;'r"´ / ,.'
ヽ ', '、 '、 r;'-i'" i ./ /
, '´ー =‐'_ ', ヽ ヽ l /./
, '" , ' `' ヽ |'‐ヽ ヽ'
そろそろ容量もいっぱいになって、皆さんともおわかれですね。
良いスレでした。ありがとう。さようなら。
最初は良スレでしたが最後は糞な終わり方でした。
このスレを初期の頃見てたお陰で三馬鹿に興味を持ちました。
さようなら糞スレ。
778 :
1:04/03/30 08:02 ID:???
朝、目を醒ますとマイサン達の姿がありませんでした。家中探しまわっても、どこにもいません。
ようやくリビングのテーブルの上に、1通の手紙を発見しました。
『旅に出ます。探さないで下さい。
オルガ・クロト・シャニ』
こ、これはもしかして、またまた恒例の家出ですか!?
今度は何が不満だったのでしょう。最近甘栗プリンを作ってあげなかったことでしょうか?
最近仕事が忙しくて話し相手になってあげる事が出来なかったせいでしょうか!?
と、とにかくこうしてはおれません。さっそくサザーランドとお菓子大佐にマイサン達の捜索をさせなくては!
「……というわけです。さっそく手分けしてマイサン達を探しましょう。
無茶でも何でも、必ず探し出してもらいますよ……マイサン達がお稲荷の餌食になる前に!」
……って、なんですか、サザーランドもお菓子大佐も。なんで目を逸らすんです!
「あの……アズラエル理事。彼らはもう充分一人でやっていける年頃ですし、
たまには彼らの好きにさせてあげてはどうでしょう?」
なんだか覚悟を決めたように、お菓子大佐がそんなことを言い出しました。
「ああもう、なんであんたは一々私に意見するんだ!
マイサン達の事は私が一番分かってるんだ。そんなお説教はいいからマイサン達の捜索を急げよ!」
「閣下、落ちついて下さい。お子さん方も閣下が恋しくなれば必ず帰ってくるでしょう。
閣下もお子さん方のいない生活というものも少し体験しておいた方が良いのでは……」
サザーランドまでそんなことを……
「ああ!? 君まで何を言ってるんだ! マイサン達を、家出したまま放置しておくわけにはいかないんだよ!」
「わ、分かりました、分かりましたから、そのサブマシンガンはしまって下さい、閣下!」
私は、すっかり腰を抜かしたサザーランドと俯いているお菓子大佐に背を向けました。
こんな頼りにならない部下たちに頼らずとも、マイサン達は私一人で探し出して連れ帰ってみせます!
私達は強い絆で結ばれた親子なんですから!
779 :
2:04/03/30 08:04 ID:???
「……本当にこれでよかったのでしょうか。いくら彼らの頼みとはいえ……」
私は去っていくアズラエル理事の背中を見つめながら、サザーランド大佐に尋ねた。
「今回は、いつもの家出とは違う。お子さん方は、自分達で考えて、
しばらく閣下の下を離れて暮らしてみたいと言い出したのだ。閣下にとっても子離れの良い機会だろう」
そう。家出……というか旅立ちの前に、彼らは私達の所に挨拶に来た。
『しばらくおっさんの下を離れて生きてみたい、だから俺達のことは探さないでくれ』と。
そして、『これまで色々とありがとう』と。
「さてと、では私は帰るとしよう。なんといっても私には、
フレイを連合のアイドルにするという仕事が残っているのでね」
サザーランド大佐が、乗ってきた黒塗りのセダンの方へ目をやった。
中ではフレイが退屈を持て余している事だろう。連合の全面的バックアップの下デビューしたフレイは、
デビュー曲がオリコン初登場12位という中々の成果を示した。
もっとも、ベスト10入りできなかった事がサザーランド大佐には不満らしいが。
なんだかんだ言っても、サザーランド大佐も親馬鹿のようだ。
「まったく。はやくフレイを一人前にして、実家の煎餅屋に帰りたいものだ」
運転席に乗り込みながらぼやく大佐に敬礼を送る。
私も、そろそろ軍人として以外の生きがいを見つけた方がいいかもしれない。
ふと、そんなことを思った。
780 :
3:04/03/30 08:06 ID:???
「おや、アズラエルさん。そんなにあわててどうしました?」
たまたま道端で出会ったウズミさんに声をかけられ、私は自転車を漕ぐ足を止めました。
「ウズミさん! どこかでマイサン達を見かけませんでしたか!?」
「オルガくん達を? 残念ながら見ていませんが、また家出ですか?」
「そうなんです。まったく、どうして彼らは私に心配をかけるようなことばかりするのでしょう?」
「子供とは皆、そんなものですよ。うちの娘も先の戦争の時はちょっとした口論が元で
家を飛び出してしまいましてな。まさか『お前は世界を知らなすぎる』といっただけで
本当に世界の様子を見に飛び出していってしまうとは思いませんでした」
「それはそれは……さぞ心配だったでしょうね」
しかし、ウズミさんは、私の問いにニッコリと微笑んで答えました。
「いやいや。あれは良い経験でしたぞ。お互い、離れ離れになることで、
逆に互いの大切さが分かったというか……。アズラエルさん、子とはいつか親の下から
巣立っていくものです。その時が来たら、黙って見送ってやるのが親というものでは
ないでしょうか。親と子というのは、たとえ離れ離れになっていても親子なのです。
それまで充分愛情を持って接していれば、一緒に住んでいるかどうかというのは
大きな問題ではないのではありませんか?」
……そういうものなのでしょうか。私には正直よく分かりません。
781 :
4:04/03/30 08:07 ID:???
「どうしたのだ、アズラエル。随分暗い顔をしているようだな」
ウズミさんと別れまたしばらくあちこち探し回っていると、今度はクルーゼに遭遇しました。
「実はマイサン達がまた家出を……はっ!まさかクルーゼ、あなたが誘拐したのでは!?」
「言いがかりは止めてもらいたいものだな、アズラエル。全く、厄介な一家だよ、君達は」
「うるさいですね。私は今マイサン達の捜索に忙しいんです。
冷やかしのつもりならあっちに行ってて下さい」
「随分な物言いだな。人がせっかく心配してやっているというのに。
だがアズラエル、君は子供達の事を信用していないのか?」
「何を言うんです! 私は誰よりもマイサン達のことを……」
「ならば何故探す。何故帰ってくるのを待とうとしない。所詮君は彼らを愛してなどいないのだよ。
単なる所有物と思っている。だから常に手元に置いておかないと不安になる」
「違う!」
「……ならば、今は彼らを信じて待ち続けていればいい。過剰な愛情、過剰な期待というものは、
時に相手を傷つけてしまうものだぞ」
「……」
私は、愛情の押し売りで知らず知らずのうちにマイサンたちに窮屈な思いをさせていたのでしょうか?
たしかに、みなさんの言う通り、私も少し、マイサンたちと離れてみるのもいいのかもしれません。
お互いに、どれだけ大切な存在かを再確認する為に。
私が鏡の中に閉じ込められた時だって、あの子達は助けに来てくれました。
今回だって、心配せずとも必ずマイサン達は戻ってきてくれるでしょう。
私達は、この世でたったひとつの、かけがえのない家族なのですから。
782 :
5:04/03/30 08:09 ID:???
「おっさん、今頃俺達のこと探してるかな……」
夕焼けを見つめながら、シャニがポツリと呟いた。
「当・然だね!おっさんのことだから、半泣きになりながら僕達の事探してるんじゃないの?」
クロトが無理に笑顔を作って答える。
「仕方ねえ。俺達は親離れするって決めたんだからよ」
俺は荷物の入ったスポーツバックを手に取り、立ち上がった。
「俺達が自分達だけでどれだけのことが出来るのか試してみる。
そのためにはいつまでもおっさんに甘えてるわけにはいかねえしな」
「おっさんも子離れできるいい機・会だよね」
「馬鹿親うざーい……」
クロトとシャニも、それぞれの荷物を手に立ちあがる。
こいつらは、それぞれドミニャンとドクシャも連れて来やがった。
783 :
6:04/03/30 08:10 ID:???
「ところで、オルガはこれからどうすんの? 何かやりたいこととかあるの?」
クロトに聞かれ、俺は視線を宙に向けた。
「そうだな。まずは学校へ入って真面目に勉強でもするか。
そんで目指すは弁護士か小説家だな。そういうお前はどうなんだよ、クロト?」
「僕? 僕はゲーマーかな?」
……いや。それじゃ食ってけないだろ。
「じゃ、ゲーム会社に就・職して、ゲーム制作の仕事でもやろうかな。シャニはどうする?」
「俺? 俺はミュージシャンになる……」
ミュージシャンか。でも、売れる歌手になるのは中々大変だろうな。
「大丈夫。フレイがデビューできたんだし。俺があいつに負けるわけないじゃん……」
やけに対抗意識燃やしてるな。けど、シャニなら間違いなくデビュー出来るだろうさ。
「みんなで有名人になったらさ、おっさん驚・愕するよね」
「一人前になったら、おっさんとこへ帰ってもいいんだろ……?」
「あたりまえだろ、おまえら。いつだって俺達が帰るところはおっさんの所しかないんだからよ。
だから、胸張っておっさんの所に帰れるよう、頑張ろうぜ」
そう。俺達は誓ったんだ。おっさんの子供として恥ずかしくないよう、一人前の人間になるって。
それまで、おっさんの手を借りずに生きてやろうって。このままおっさんに甘えてたら、
きっと俺達もおっさんもダメになる。本当は別れたくないけど、一時の辛抱だ。
「じゃあな、お前ら。元気でやれよ! いつかまた皆で、おっさんと一緒に甘栗プリン作ろうぜ」
「僕は、僕はねーっ……さよならは言わないよ!」
「夕陽がまぶしー」
互いに手を振り合い、そして俺達は、それぞれ自分の選んだ道を歩み始めた。
いつかまた、みんなでおっさんの下へ帰る日を信じて。
ありがとう、おっさん。ありがとう、みんな。またいつか会おうぜ!
・・・これだけは最後に言わせてもらおう。
>>783禿シクGJ。
時期的にアニメの最終回を見てしまったみたいだ…
ありがとう常夏
いい終わりかたをしたな。
>778-783
GJ
>778-783
GJ。初代からこいつらを見守ってきた分ジンと来た。
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