[新シャア専用] 赤ちゃんを拾いましたphase-3
今、新シャア板の入り口で捨てられてる赤ちゃんを拾いました。
一緒に書置きがありました。
『この子を立派に育ててやって下さい。
ガンダムの世界観を教えて、種というものを教育してやって下さい。』
このスレで育ててあげてください。
___
/ノへゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| \´-`)ゝ < おぎゃー
\__ ̄ ̄ヾ. \_____
\__/
赤ちゃん設定
・俺痔スレの『俺』が拾ってきた捨て子
・赤ちゃんの名前はばすたぁちゃん
・基本的に『俺』と痔とバスターが育ててる。他のキャラ歓迎
・今現在3歳
・時間の流れは1ヶ月で1年でしたが、マターリ進行に伴い1スレごとに1年に変更
・心の傷×6
・そろそろ自分で喋るようになってきましたが、お下劣な言葉等を教えるのは自粛の方向で
ルール
・キャラの過剰マンセーとアンチはトリィが粛正。
・ルールを守っているネタに文句を言ったらおいなり。
・赤ん坊の為にもまたーり進行推奨。
前スレ 赤ちゃんを拾いましたphase-2
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1059995428
2
(文略
(AA略
☆ ポコ マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ ポコ 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ\(\・∀・) < ヲタのあAAまだー?
⊂ ⊂ ) \_____________
\@@@@/───┐
/ \__/ / |
iー──(ノ─ヽ)───i |
| 愛媛みかん | .,!
|____つ,つ___|/
_
/ \―。
( / \_
/ / ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
...―/ _) < ちんちんシュッ!シュッ!シュッ!
ノ:::へ_ __ / \_____
|/-=o=- \/_
/::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ
|○/ 。 /::::::::: (:::::::::::::)
|::::人__人:::::○ ヽ/
ヽ __ \ /
\ | .::::/.| /
\lヽ::::ノ丿 /
しw/ノ___-イ
∪
! /
\ 〉 , !、
、 / (`; \
/ ` \
/ \
/ \
/ ;. \
/ ; \
,' ; \
; ` 、 i \
i ヽ ! ヽ
! \ ,!
! \ ;. /
l ヽ / /
| \.ノー‐'
| \
【おねがいSEED】
絵コンテ/演出/作画監督 放送日
.第.1話 『 やおいが3人? 』 八谷賢一/八谷賢一/奥田淳 .7月15日
.第.2話 『 ガンダムかもしれない 』 野中卓也/野中卓也/山下祐 7月22日
.第.3話 『 だめかもしれない 』 くるおひろし/くるおひろし/きみしま幾智 7月29日
.第.4話 『 腐女子にやさしく 』 米田和博・井出安軌/わたなべぢゅんいち/大河原晴男 8月 .5日
.第.5話 『 魔乳ゆれは好きですか? 』 八谷賢一/八谷賢一/奥田淳 8月19日
.第.6話 『 イザフレ同盟 』 くるおひろし/くるおひろし/きみしま幾智 .8月26日
.第.7話 『 総集編づくり 』 .蒼井啓/菅沼栄治/合田浩章 .9月 .2日
.第.8話 『 種は宇宙に 』 井出安軌/小川浩司/山元浩 .9月 .9日
.第.9話 『 NT(キュピーン)しないで 』 .野中卓也/野中卓也/山下祐 .9月16日
第10話 『 もういちど総集編 』 くるおひろし/くるおひろし/きみしま幾智 9月30日
第11話 『 上戸に氏ねと伝えたい 』 10月 .7日
第12話 『 カガリとツインズ 』 10月14日
( O.A.最終話 )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
| |/巛 》ヽ`| |
| |ヾノ"~^ヽ | | ___
| |( ´∀`)つ ミ | /ノへゝ
| |/ ⊃ ノ | | | \´-`)ゝ
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ | \__ ̄ ̄ヾ.
\__/
>>1
乙〜
>>9 テンプレもろくに張らない奴に乙とゆうな
もしかして1?
_,. -‐ '' " ",. ̄'' ̄` ''‐、////////////
,.-' ,r'' _,,.. - 、 ` 、////////////
,.r'/// / ,.-' `' 、. \////////////
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/ ///// ,' ,' ,rffn. '" ヽ ',//////////
i ,.ァ .i '" ,riiニヽ. ',. ',/////////
| ,.r '" |. { ,riiニヽ _. ', ',////////
| .,.r' | ! ,.. _,,.. -‐' _,..r' i .i///////
|,' ', ', '、., __ ,.. -‐''"゙ } | .|//////
| ', `、 ヽ ! } .}/////
', ', '、 ヽ ./ ! .|////
'、 `、 \ `ヽ==='゙ ,' !///
`、 '、 ' 、 / .,'//
'、'-..,,_____ ___`、 `''‐- ..,, ,,.. r' //
\ ヾヾヾヾヾ \ //
` 、 _ _ _ _` - ..,,, _ _,.r'゙/
`
>>1 >>9 _,. - ''"
プチッ  ̄ ̄ ̄
流石のトリィも
>>1の悲惨さには声もでないようです
ノノノノ
( ゚∋゚) ・・・
>>1はとっとと死んでください
どなたか正式な次スレ立てられる方おりませんか?
>>1以外で
947 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 20:38 ID:???
>>946 はええよ。くず
テンプレ煮詰めてから移行だろ
948 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 20:40 ID:???
>>946 テンプレどうすんだ?
ツマラン上に脳も不自由かこいつ
949 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 20:41 ID:???
>>947-948 荒らしだな
950 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 20:43 ID:???
950げっと!
>>946 次スレか?これ?
951 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 20:50 ID:???
どうすんの?
952 名前: 950 [sage] 投稿日: 03/10/16 21:19 ID:???
立て直すならテンプレよろ
953 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 21:27 ID:???
まぁアレだ。ある日突然痔とばすたぁちゃんの元に11人のばすた(略
954 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 21:31 ID:???
当然立て直しだろ
こんな半端な次スレで続けたいか?
(゚∞゚)ペーチュンチュン
(゚∞゚)ペーチュンチュン?
/ \
/● ● \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ Y Y| < しゅっしゅっしゅっ!!!
| ▼ //// | | | \_______
|_人_ \/" \
\/ ” \
,.. -──- 、, |" ”” \
,/ `''-、 \
., ' ``ヽ;‐‐-, _ |
/ ゙i'ヾ、| | ドピュッ ドク…
,! 、 i | / |
l ┬-,.、, ヽ !. | / / |
| , |/ ヾ、|' | | | |
| | ! ,、 、 l ! l | | | |
| |/ト, / ヽ lヽ l、i. ! ! _| | | |
| | `lヽ/////!| l |二_l ,.゙r-‐'! | |
ア…アア…! | `''=ニ三ヨ'"| |三二三l | (((___| !| | _/ ̄ ̄/
゙、 ! | | ,! !"T'''''T" |. ! ! | \___/
ヽ、l. | | | / | ! l. ',. | /
| ! | / ,|. |`''} (( ̄l,,__,i、_ /
,.:ェ''" l ´ `| !''" / ノ
"''='-‐'゙ / ', 'ー''"
'イji,j、j,i
955 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 21:33 ID:???
次スレ立てる前に、あっちの削除依頼を出してきたほうがいいんじゃない?
956 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 21:34 ID:???
>>955 おk
957 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 21:36 ID:???
>>956 ほっとけばDAt落ちすんだろ
958 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 21:45 ID:???
で、あっちの
>>1は誰なんだ?
ほら、みんな机に顔ふせて。
先生怒らないから正直に手を上げなさい
959 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 21:57 ID:???
やべえ、さすがに立てないとまずいぞ。
クソウ、しばらく俺は立てられねえ・・・。
960 名前: 通常の名無しさんの3倍 [age] 投稿日: 03/10/16 21:58 ID:???
おいおい、気に入らない新スレが立ったら削除で新スレ?
ハァ?バカジャネーノ?
つぅわけで晒しageの刑w
961 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 22:00 ID:???
>>960 >>1はけーんw
ノハヽヽ ノハヽヽ
○( ^▽^)○○( ^▽^)○ もいっちょ!
\( )/ \( )/
(ノ(ノ (ノ(ノ
彡 彡
ノノノノハヽヽ ノノノノハヽヽ / ̄ ̄ ̄ ̄
( ^▽ ▽^) ( ^▽ ▽^)< ♪新スレ
(⊃⊃ ⊂⊂) (⊃⊃ ⊂⊂) \____
(__)_)__) (__)_)__)
ノハヽヽヽノノハヽヽ ノハヽヽヽノノハヽヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^▽^><^▽^) ( ^▽^>< ^▽^) < おめっ♪
⊂( ⊂ ><⊃ )⊃⊂( ⊂ ><⊃ )⊃ \_____
(__)_><_)_) (__)_><_)_)
ノハヽヽ ノハヽヽ ノハヽヽ ノハヽヽ / ̄ ̄ ̄ ̄
( ^▽^) ( ^▽^) ( ^▽^) ( ^▽^) < でと〜♪
( σ σ) ( σ σ) ( σ σ) ( σ σ) \____
(__)__) (__)__) (__)__) (__)__)
♥に
とりあえず、使ってやるから
>>1新テンプレを持ってこい
それからだ
>>23 いや、もういいからさ蒸し返さないでくれる?
1000 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/10/16 22:57 ID:???
\ いろんな人が使う掲示板だから、意見や考え方の /
\ 相違があるのは仕方ないけど、だからこそ ./
\ マターリすることが大切だと思うんだ。 /
へヘ
, "⌒` 、 /巛 》ヽ, /〃⌒⌒ヽ 〃⌒ノノ
ルハノルノノ〉ヾノ"~^ヽ,^ 〈〈 ノノ^ リ)) !(((!´゙リ))
ル!゚ー゚*∩! (´∀` リ |ヽ|| ´∀`|| ノ リ.゚ ヮ゚ノリ
|  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄U ̄ ̄U ̄U| ̄ ̄U ̄U.|\
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|\|
| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|\|
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|\|
933 名前:通常の名無しさんの3倍 投稿日:03/10/16 01:07 ID:???
___
/ノへゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| \´-`)ゝ < おぎゃー
\__ ̄ ̄ヾ. \_____
\__/ 0歳
∞
ノハヾ
( ´ヮ`)
oιーJっ 1〜2歳
∞
ノノノハ''
J(´ヮ`*し
⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪ 3歳
コピペですまんがばすたぁの成長を簡単に纏めてみた
935 名前:通常の名無しさんの3倍 投稿日:03/10/16 02:20 ID:???
∞
(ノノノヽ :
J(´ヮ`*し 冬なんで長袖
⊂[:||∞||:]⊃
ノ_|_|_|_ ゝ
∪∪
/ 二 ヽ
(ノノノヽヽ ゝ
J(´ヮ`*し 帽子付きネグリジェ
⊂{|| °||}⊃
/ ソ乂
ノ__ __ ソ_ゝ
こんなんどう?
○ ○ ″″″
~○~ ″″″ ○
″″″ ~○~
○ \目/; Ο ∞
″″″ Ο [0 ゚甘゚] 。 (ノノノヽ : ~●~
( つ□ つ━ Ο J(´ヮ`*し /巛 》ヽ, ″″″
|: 0.|. 0:| 。 ━⊂[:||∞||]つ ヾノ"~^ヽ,^ ∧_∧
~●~ (__)_) <_O_O__ゝ″ (´∀`*リ (・∀・* )
″″″ 0口と ) O^ソ⌒とヽ
(__(_つ (_(_ノ、_ソ ″″
″″″ ″″″ ~○~ ~○~
今、新シャア板の入り口で捨てられてる赤ちゃんと書置きを拾いました。
『この子を立派に育ててやって下さい。
ガンダムの世界観を教えて、種というものを教育してやって下さい。』
このスレで育ててあげてください。
___
/ノへゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| \´-`)ゝ < おぎゃー
\__ ̄ ̄ヾ. \_____
\__/
…それから3年。
新シャア板のみんなの協力で、赤ちゃんだった子も3歳になりました。
引き続きこのスレで育ててあげてください。
∞
ノノノハ''
J(´ヮ`*し グレイチョ
⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪
赤ちゃん設定
・俺痔スレの『俺』が拾ってきた捨て子
・赤ちゃんは女の子で名前はばすたぁちゃん
・基本的に『俺』と痔とバスターが育ててる。他のキャラ歓迎
・今現在3歳
・時間の流れは1ヶ月で1年でしたが、マターリ進行に伴い1スレごとに1年に変更
・心の傷×6
・そろそろ自分で喋るようになってきましたが、お下劣な言葉等を教えるのは自粛の方向で
ルール
・キャラの過剰マンセーとアンチはトリィが粛正。
・ルールを守っているネタに文句を言ったらおいなり。
・赤ん坊の為にもまたーり進行推奨。
前スレ 赤ちゃんを拾いましたphase-2
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1059995428
+
+
`∀´
+
∞
ノノノハ''
J(´ヮ`*し グレイチョ
⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪
ミ ∞
ノノノハ''
J(`∀´*し
⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪
憑依キター
しかし、誰か分からんw
フレイ…だっけ?
ミゲル?
+ ∞
`∀´+ ノノノハ''
+ J*´ヮ`)し
三三 . ( O┬O
三三 ◎-ヽJ┴◎
とりあえず憑依はマッハ三輪車で振り切りました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘ば、ばすたぁ何処に行くんだ!
| |/巛 》ヽ`| | ∞
| |ヾノ"~^ヽ | | ノノノハ'' 33ゲチョシニイク
| |( ´∀`)つ | J*´ヮ`)し グレイチョ!
| |/ ⊃ ノ | | 三三 . ( O┬O
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ | 三三 ◎-ヽJ┴◎
憑依を振り切りついでに33をゲットしにいくようです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
| |/巛 》ヽ`| | いらね
| |ヾノ"~^ヽ | | ___
| |( ´∀`)つ ミ | /ノへゝ
| |/ ⊃ ノ | | | \´-`)ゝ
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ | \__ ̄ ̄ヾ.
\__/
|
>>34 ____.____ | 痔悪化!貴様ぁ!
| | ∧_∧ | |
| |.( #・∀・)| | /巛 》ヽ
| |⌒ て) 人 ヾノ"~^ヽ,^
| |( ___三ワ < > ====≡≡≡三三三三(´∀`;リ
| | ) ) | ∨ ( つ旦O
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ | と_)__)
その頃・・・
⊂⊃ ∞
_ (ノノノヽ: < グレイチョ!
J*´ヮ`)し\目/ < トンドルヨ
⊂ [:||∞||]つ [0゚甘゚]
<_O_O_⊂ つ
ノ ノ ノ
(_ノ _ノ ⊂⊃
少一時間ほど空の散歩をしてきたらしい
+
+
´∀`
+
∞
ノノノハ''
J(´ヮ`*し グレイチョ
⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪
ミ ∞
ノノノハ'' +
+ J(´∀`*し
⊂||∞||つ +
く_|_|_|_>
∪∪
>>30 この方がよかったかな?
>>36 その頃・・・痔悪化
,...--、 `―‐ァ‐...::', \:::::::::::::::::::: | ||
,. ' ..::....`'''‐--‐''"~...:::::::::ヽ ` 、::::::::::::::::| ||
-=ニ"_,...、-- ヾヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ `、 `,::::::| ||
`''‐-`ヽ.`''‐-..._:::::::〃:::l:::l`ヽ..ノヽヾ,: | ||
,..-‐''''‐----'":::::::`ヽ、 /l:/|::::/l:::lヾ.‐'""' i| l | ||
__,. ' ......:::::::::::::::::::::::::::::::::::: `''1 l! l::::i lヾ|,...-==l. l:| ||
`ー--‐' ̄`> ....:::::::::::::::::ノ.._,...ヾ!ノ-':::/~ ノ i | ||
,.. '" ...::::::::::::::::::::::::::ヽ< ̄`>'" `ー‐‐''"ノ..| ||
-‐'"゛`''‐''" .......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ `‐',ヘ | ,..、_ .| ||
....__...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!、 ! ,..-` ,. | ||
-"--- ....___,...--- ._::::::::::::::::::::`、 `‐' _ィ' V| ||
, '" ̄..::::::::::::::::::::::::::〉__,..w、ァ'"Vハノ | ||
,..--- ....__,. ' ....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Vi,..ハ---'" | ||
,. ' .....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、. ― .| ||
-=-‐-‐'゛`''‐-.._ _,..-----==- .:::::::::::`ー.`--‐'",'| ||
 ̄ ̄ ,. ''" ......:::::::::::::::::::::::::::::::::::,.. ' .| ||
, ' .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i . | ||
,..-――'" .....:::::::::;::---::_::::::::::::::::::::::l`>、..| ||
-='-――--:::_:::::;:-'" ,..-二:::_:::::::::::::::/,' / | ||
 ̄ , ', '" `ー-''// / | ||
ディアッカ「ミ・ミリィ〜冗談だってばさ、空中でバスターでキャッチする手筈・・てNNNOOOOOO!!!」
お仕置き完了!!
アリコリズム体操〜♪ アリコリズム体操〜♪
∧__∧ ∧∧
( ´∀`) ( ゚Д゚)
/ \ / \
〈 ̄0 0 ̄〉 〈 ̄0 0 ̄〉
 ̄| | ̄  ̄| | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (____)__)
あっちむいてホイ♪
∧_∧″ ∧∧
(∀` ) ″ ___(Д゚ )
/ \ ‘0______ \
〈 ̄0 0 ̄〉 | 0 ̄〉
 ̄| | ̄ | | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (___(_____)
ホイ♪
∧__∧ “∧∧
( ´∀`)__ “( ゚Д)
/ ______0P / \
〈 ̄0 | 〈 ̄0 0 ̄〉
 ̄| |  ̄| | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (__(____)
前ならえ〜♪
∧__∧ ∧∧
( ´∀`) ( ゚Д゚)
( ̄ ̄ ̄ ̄ /つ つ\
| ̄ ̄ ̄ ̄\0| |0/
| | | |
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (____)__)
こっちむいてホイ♪
∧_∧″ ∧∧
(∀` ) ″ ___(Д゚ )
/ \ ‘0______ \
〈 ̄0 0 ̄〉 | 0 ̄〉
 ̄| | ̄ | | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (___(_____)
ホイ♪
∧__∧ “∧∧
( ´∀`)__ “( ゚Д)
/ ______0P / \
〈 ̄0 | 〈 ̄0 0 ̄〉
 ̄| |  ̄| | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (__(____)
前ならえ〜♪
∧_∧ ∧∧
(∀` )_____(Д゚ )
/⊂| |⊂\___________ )
\0| |0/ | |
| | | |
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)____) (___(_____)
ガッチン♪
〇☆ 〇
∧__∧ \\ // ∧∧
( ´∀)//\\(Д゜ )
/ / \ \
〈_0 | | 0_〉
| | | |
| | | |
/ /\ \ / /\ \
/ / \ \ / / \ \
/ / | | | | \ \
(______) (______)(____) (______)
ガッチン♪
〇 ☆ 〇
∧__∧ \\// ∧∧
( ´∀)//\\(Д゜ )
/ ̄ ̄ ̄/ \ ̄ ̄ ̄\
| ̄ ̄|0 0| ̄ ̄ ̄|
| | | |
| | | |
/ /\ \ / /\ \
/ / \ \ / / \ \
/ / | | | | \ \
(______) (______)(____) (______)
ガシンガシン♪
ミm) (m彡
∧_∧ミm)ミm)≡≡(m彡(m彡 ∧∧
( ´∀) ミm) ミm) 三(m彡 (m彡(Д゜ )
ミm)ミm) ミm) ミm)≡(m彡 (m彡(m彡(m彡
ミm) ミm) ミm ) ミm)(m彡 (m彡 (m彡 (m彡
ミm) ミm) ミm) ミm)(m彡 (m彡 (m彡(m彡
/ /\ \ミm) ミm)≡(m彡 (m彡 / /\ \
/ / / /ミm)三 三(m彡\ \ \ \
(__) (__) (__) (__)
ガッチン♪(繰り返し)
〇☆ 〇
∧__∧ \\ // ∧∧
( ´∀)//\\(Д゜ )
/ / \ \
〈_0 | | 0_〉
| | | |
| | | |
/ /\ \ / /\ \
/ / \ \ / / \ \
/ / | | | | \ \
(______) (______)(____) (______)
ガッチン♪
〇 ☆ 〇
∧__∧ \\// ∧∧
( ´∀)//\\(Д゜ )
/ ̄ ̄ ̄/ \ ̄ ̄ ̄\
| ̄ ̄|0 0| ̄ ̄ ̄|
| | | |
| | | |
/ /\ \ / /\ \
/ / \ \ / / \ \
/ / | | | | \ \
(______) (______)(____) (______)
ガシンガシン♪
ミm) (m彡
∧_∧ミm)ミm)≡≡(m彡(m彡 ∧∧
( ´∀) ミm) ミm) 三(m彡 (m彡(Д゜ )
ミm)ミm) ミm) ミm)≡(m彡 (m彡(m彡(m彡
ミm) ミm) ミm ) ミm)(m彡 (m彡 (m彡 (m彡
ミm) ミm) ミm) ミm)(m彡 (m彡 (m彡(m彡
/ /\ \ミm) ミm)≡(m彡 (m彡 / /\ \
/ / / /ミm)三 三(m彡\ \ \ \
(__) (__) (__) (__)
吸って〜♪
∧__∧ ノ すう〜 ∧_∧ ノ すう〜
( ´3)ヽ ( ゚3)ヽ
/ \ / \
〈 ̄0 0 ̄〉 〈 ̄0 0 ̄〉
 ̄| | ̄  ̄| | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (____)__)
吐くのが深呼吸〜♪
∧__∧ ∧_∧
( ´Д)=3 ( ゚Д)=3
/ \ / \
〈 ̄0 0 ̄〉 〈 ̄0 0 ̄〉
 ̄| | ̄  ̄| | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (____)__)
吸って〜♪ (繰り返し)
∧__∧ ノ すう〜 ∧_∧ ノ すう〜
( ´3)ヽ ( ゚3)ヽ
/ \ / \
〈 ̄0 0 ̄〉 〈 ̄0 0 ̄〉
 ̄| | ̄  ̄| | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (____)__)
吐くのが深呼吸〜♪
∧__∧ ∧_∧
( ´Д)=3 ( ゚Д)=3
/ \ / \
〈 ̄0 0 ̄〉 〈 ̄0 0 ̄〉
 ̄| | ̄  ̄| | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (____)__)
アリコリズム体操〜終わり!アリコリズム体操〜終わり!
∧__∧ ∧∧
( ´∀`) ( ゚Д゚)
/ \ / \
〈 ̄0 0 ̄〉 〈 ̄0 0 ̄〉
 ̄| | ̄  ̄| | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (____)__)
以上。(長々とすんまそん…)おそまつさんですた。
乙!
和んだよ〜
アリコリズム
奴等は一体・・・?
あぼーん
何故かディアッカがオルガをポカポカ殴っていた。
理由を聞いてみると、今朝の夢の中でばすたぁが
『大きくなったらオルガお兄ちゃんの結婚するのー』
と言ったそうだ。
夢だろ? と思いつつも、
とりあえずディアッカとオルガとイザークを中華鍋で殴っておいた。
「なんでオレまで殴られるんだコシヌケェー!?」
うるさいっ! 俺の見た夢では
『おかっぱお兄ちゃんのトコにお嫁に行くー』
だったんだよ!
>56の夢が気になったので、ばすたぁに聞いてみた。
「ばすたぁ、誰が好き?」
「オルガお兄ちゃん」即答
ちなみに理由は「甘栗をくれるから」だそうだ。
なんだ、食べ物で釣られてるだけか。ディアッカ、安心したな。
「じゃぁ、他には誰が好き?」
「んーと、…優しいからアズラエルおじちゃん!」
…ばすたぁ、頼むからおっさんだけはやめてくれないか…(泣)
ほら、お父さん達だって優しいよね? ね?
「ほんとはねぇ…」
「ほんとは?」
「おかっぱお兄ちゃんが一番すきー!」
…イザーク、後で中華鍋が待ってるから、覚悟してろよ…
ばすたぁ、何でオルガが来ると急に大人しくなっちゃうのかな?
おっさんが来てる時だけいい子になってお手伝いしてくれるのは何故かなぁ?
ばすたぁ! イザークにわがまま言って甘えるんじゃありません!
お前もうれしそうに困ってるんじゃねぇイザーク!!
あぼーん
あぼーん
>58-59
和んだ。
うちの姪っ子が4歳なんだが、自分を甘やかしてくれる人を
よくわかってるんだよなぁ…そして美形がすきと。
………………俺にはあまり懐いてくれないのだけどな。
´∀` よっしゃあああ
64 :
やよい:03/10/18 15:05 ID:mXuXjBq+
>>63 ∞
〆 ノノノハ'' コノキャンジ
J(´ヮ`*し オサーン
⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪
ばすたぁ、お父さん(俺)のこと、好き?
「大好きー!」(即答)
そっかそっかー(喜)、
じゃぁ、dady(ディアッカ)は?
「グゥレイチョー!」(即答)
……ディアッカ、お前ばすたぁに変な影響与えてるぞ。
>>66 /巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
(´∀` リ <バイリンガルって言ってくれよ。ばすたぁはグゥレイトな国際派に育てるぜ?
( つ旦O
と_)__)
_ノ″ ¨アly_ , .∴
_,yr!!^゙″ .゙\, ', ・,
___,,,,yvrr!^″ ゙\_/
- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。∃)←ばすたぁ
- .l|______,il′._,,,, .|.∴:;、:。:、・
/巛 》ヽ, _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
ヾノ"~^ヽ,^ ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
リ ´∀`)つ ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!
ディアッカ…、子は親を見て育つって言うよな?
このまま、ばすたぁがお前のいつもの行動を見続けて、
変な事ばっかりするようになったらどうするんだ?
「悲グゥレイトォ…」
それがばすたぁに変な影響を与えてるんだってば!
いい加減気づけ!
お前も一人の親なら、ばすたぁのためにだな、
「でもさー、お前…、それ…」
後ろ? 後ろがどうしたって?
何だ、ばすたぁじゃないか。こらこら、中華鍋はオモチャじゃ…
ディアッカーっ! 俺が悪かった! もう中華鍋で殴ったりしないから!
ばすたぁ、それは人を殴る道具じゃないんだ〜(汗)
「俺たちもアリゴリズム体操覚えるぞ腰抜け」
「ばすたあに見せるぞグゥレイト〜〜」
/巛 》ヽ, ..'" ´ ~ `,ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ i |,_i_/|__|
リ ´∀`) L.」 ゚/Д゚)
/ \ / \
〈 ̄0 0 ̄〉 〈 ̄0 0 ̄〉
 ̄| | ̄  ̄| | ̄
| | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(____)__) (____)__)
「HAHAHAそんなにがんばってると息があがちゃうゼ」
「調子に乗るな腰抜け」
/巛 》ヽ,ミm) (m彡 〃⌒`⌒ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ミm)ミm)≡≡(m彡(m彡 i |,_i_/|__|
リ; ´∀) ミm) ミm) 三(m彡 (m彡(゜/Д゜;L. 」
ミm)ミm) ミm) ミm)≡(m彡 (m彡(m彡(m彡
ミm) ミm) ミm ) ミm)(m彡 (m彡 (m彡 (m彡
ミm) ミm) ミm) ミm)(m彡 (m彡 (m彡(m彡
/ /\ \ミm) ミm)≡(m彡 (m彡 / /\ \
/ / / /ミm)三 三(m彡\ \ \ \
(__) (__) (__) (__)
「HAHAHAそんなにがんばってると息があがちゃうゼ」
「調子に乗るな腰抜け」
/巛 》ヽ,ミm) (m彡 ..'" ´ ~ `,ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ミm)ミm)≡≡(m彡(m彡 i |,_i_/|__|
リ; ´∀) ミm) ミm) 三(m彡 (m彡(゜/Д゜;L. 」
ミm)ミm) ミm) ミm)≡(m彡 (m彡(m彡(m彡
ミm) ミm) ミm ) ミm)(m彡 (m彡 (m彡 (m彡
ミm) ミm) ミm) ミm)(m彡 (m彡 (m彡(m彡
/ /\ \ミm) ミm)≡(m彡 (m彡 / /\ \
/ / / /ミm)三 三(m彡\ \ \ \
(__) (__) (__) (__)
ズレ修正
_ノ″ ¨アly_ , .∴
ぁ _,yr!!^゙″ .゙\, ', ・,
___,,,,yvrr!^″ ゙\_/
- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。∃)←イザーク
- .l|______,il′._,,,, .|.∴:;、:。:、・
/巛 》ヽ, _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
ヾノ"~^ヽ,^ ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
リ;´∀`)つ ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
否グゥレイト!手がスベ…
74 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/19 12:30 ID:2BnpmCaD
,.' '.,
,' ',
! l l l! l
! |! l !! i |'| |
l `'‐i-';;-_、_l! l|| !l .|!_,,.. l!r‐' !
| |='‐r;;=,、ニ‐.、!/' '=_,=;;;r‐ッ .l , |
| ', ┴ー'‐' _,.-' ┴ー'‐' ./イ l 貴様ぁ!
ll |iヽ. __ri_'" :: !l /i´! l
!| !', i _;;_ | :: !l /'´! !
' ', i .!'`i,! _::_ ! _,,._,.__ /、_,' l
,.. ----'ー!、_ |=l ! _::_ ! ― ,.r' !l ,.'
,. ,'´'-',. - 'ニ ==`,ゝ'、ニ,"i`ー; ._ ,._'´-!'ー- 、,','./'´
,.'´/,.' /,. '´ ,. -r'"´ _  ̄ ̄.i l`"i'i''''''ー'; ̄`'`il
,' .// //,. '",.,,., ,'i  ̄. ̄`.!_! .!l | !|
l. i_! ,',' ,.' ,','!l.,';'  ̄ ̄ ' ̄`! ,!l !. ,!.lー-、
', '',.' .l.l.l.l.!.ヽ =--― ''".i .,',' '-、/ ヽ \
', ,' l.l !.!', '、 _,,..ノ ,',' `i ', '、
今日、イザークとディアッカが、ばすたぁと散歩にいけと強く勧められた。
何でもその間に用意するものがあるとか何とか。
しかし、帰ってきた俺とばすたぁを待っていたのは銃を持ってディアッカを追いかけるイザークの姿。
とりあえず中華鍋で二人を叩こうと思ったが教育上悪いので、再びばすたぁと散歩に出かけることにした。
そんだけ。
∞
〆 ノノノハ'' ダディツヨイ
J(´ヮ`*し イザークヨワイ
⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪
「HAHAHAばすたぁちゃんに本当の事言われて怒ったか」
「貴様ぁ!許さんぞ!」
/巛 》ヽ,ミm) (m彡 〃⌒`⌒ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ミm)ミm)≡≡(m彡(m彡 i |,_i_/|__|
リ; ´∀) ミm) ミm) 三(m彡 (m彡(゜/Д゜;L. 」
ミm)ミm) ミm) ミm)≡(m彡 (m彡(m彡(m彡
ミm) ミm) ミm ) ミm)(m彡 (m彡 (m彡 (m彡
ミm) ミm) ミm) ミm)(m彡 (m彡 (m彡(m彡
/ /\ \ミm) ミm)≡(m彡 (m彡 / /\ \
/ / / /ミm)三 三(m彡\ \ \ \
(__) (__) (__) (__)
「そもそも俺は右側にいると傷が疼くんだよ!この腰抜けぇ!」
「イザりん、そのシールいつまで付けとくんだい?」
〃⌒`⌒ヽミm) (m彡 /巛 》ヽ,
i |,_i_/|__|^ミm)ミm)≡≡(m彡(m彡ヾノ"~^ヽ,^
L.」*゚/Д゚_| ミm) ミm) 三(m彡 (m彡 (∀` ; リ
ミm)ミm) ミm) ミm)≡(m彡 (m彡(m彡(m彡
ミm) ミm) ミm ) ミm)(m彡 (m彡 (m彡 (m彡
ミm) ミm) ミm) ミm)(m彡 (m彡 (m彡(m彡
/ /\ \ミm) ミm)≡(m彡 (m彡 / /\ \
/ / / /ミm)三 三(m彡\ \ \ \
(__) (__) (__) (__)
∞
〆 ノノノハ'' ダディツヨイ
J(´ヮ`*し イザークヨワイ
⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪
_ノ″ ¨アly_ , .∴
_,yr!!^゙″ .゙\, ', ・,
___,,,,yvrr!^″ ゙\_/
- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。∃)←ディアッカ
- .l|______,il′._,,,, .|.∴:;、:。:、・
〃⌒`⌒ヽ _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
i |,_i_/|__| ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
L.」*゚/Д゚_|つ ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
腰抜けとは違うんだよッ!
∞
〆 ノノノハ'' 否グレイチョ!
J(TヮT*し イザークチライ
⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪
ばすたぁとの散歩の途中、ばすたぁは妙な効果音と共に「ダディツヨイ、イザークヨワイ」とか「否グレイチョ!、イザークチライ」とか言い始めた。
家に帰るとディアッカとイザークが掴み合いの喧嘩をしていた。
仲裁をし、二人から話を聞くと、アリゴリズム体操を覚えようとして今に至るらしい。
とりあえず、ばすたぁを隣の部屋に移してから中華鍋で二人を叩いといた。
そんだけ。
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`)
| / お取り込み中すいませんが、通りますよ・・・
| /| |
// | |
U .U
─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、 __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|
. : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ!
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ::::::::::::::::::::-=・=-、゙::: -=・=-:'、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''":::::::::: ,...,:::,::., :::':、
ヽ:ヽ、 /::::::::::::::::::::::::: _ `゙''‐''" __,,',,,,___
`ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ- _| 、-l、,},,  ̄""'''¬-
_,,,、-‐l'''"´:::::::' ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,
,、-''" .l:::::::::::;、-''" ,.-' ゙、"| / 冫、 ヽ、
l;、-'゙: ,/ `| /| | /. \
,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙ (( // | | / ヽ.
,、‐'゙ ン;"::::::. U .U / ゙、
∞
ノノノハ''
J(TロT*し タベラレチャッタノ
⊂||∞||つ カワイソー
く_|_|_|_>
∪∪
,.' '.,
,' ',
! l l l! l
! |! l !! i |'| |
l `'‐i-';;-_、_l! l|| !l .|!_,,.. l!r‐' !
| |='‐r;;=,、ニ‐.、!/' '=_,=;;;r‐ッ .l , |
| ', ┴ー'‐' _,.-' ┴ー'‐' ./イ l 貴様ぁ!
ll |iヽ. __ri_'" :: !l /i´! l
!| !', i _;;_ | :: !l /'´! !
' ', i .!'`i,! _::_ ! _,,._,.__ /、_,' l
,.. ----'ー!、_ |=l ! _::_ ! ― ,.r' !l ,.'
,. ,'´'-',. - 'ニ ==`,ゝ'、ニ,"i`ー; ._ ,._'´-!'ー- 、,','./'´
,.'´/,.' /,. '´ ,. -r'"´ _  ̄ ̄.i l`"i'i''''''ー'; ̄`'`il
,' .// //,. '",.,,., ,'i  ̄. ̄`.!_! .!l | !|
l. i_! ,',' ,.' ,','!l.,';'  ̄ ̄ ' ̄`! ,!l !. ,!.lー-、
', '',.' .l.l.l.l.!.ヽ =--― ''".i .,',' '-、/ ヽ \
', ,' l.l !.!', '、 _,,..ノ ,',' `i ', '、
〃⌒`⌒ヽ
i |,_i_/|__| AA
L.」*゚/Д゚_|つy==ー( ゚д゚)・∵ ターン
(つ ノ’
人 ヽ/
し(__)
∞
ノノノハ''
・゚・J( TOT*し・゚・ ネコチャンウタレチャッタ・・・
⊂||∞||つ ウェェェン
く_|_|_|_>
∪∪
あぼーん
イザークのAA張るのは良いけどさ、小さいの張れよ。
それでなくてもイザークファンは8アスでも浮いた存在なんだしさ。
空気読んでくれ。
大きくなったばすたぁの姿を想像してみた。
バスターから颯爽と降りてくる、16歳の赤服の少女。
「今日からジュール隊に所属する事になりました、
ばすたぁ=エルスマンです。
よろしく!」
…って、ちょっと待て。何でエルスマン姓なんだ?
しかもジュール隊所属?
俺の頭の中はどうなっているんだろうな、ばすたぁ…。
_ノ″ ¨アly_ , .∴
_,yr!!^゙″ .゙\, ', ・,
___,,,,yvrr!^″ ゙\_/
- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。∃)←ばすたぁ、イザーク
- .l|______,il′._,,,, .|.∴:;、:。:、・
/巛 》ヽ, _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
ヾノ"~^ヽ,^ ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
リ ´∀`)つ ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!
やれやコピペ厨が沸いたか、やっぱり沈めておいた方がいいなこのスレは。
___ /⌒ヽミ /⌒ヽ
/ヽ_/) / ´_ゝ`) / ´_ゝ`) ちょっと通りますよ・・・
/⌒ヽ | / | / .| /
/⌒ヽ 三 | / 三 | /| | 三 | /| | | /| |
三/⌒ヽ―-- 、 三 ヽヽヽ\ 三 ヽヽヽ\ 三 // | | 三 // | | // | |
三⊂二◎二二◎つ 三 ヽ_つつ ヽ_つ_つ 三 U .U 三 U .U .U .U
ばすたぁに玩具を。
/〜ヽ
(。・-・) プリン
゚し-J゚
あぼーん
98 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/20 22:38 ID:dX80Rve9
>91
ダディからいいもの(?)を受け継いだな、ばすたぁ。
でもジュール隊かよ・・・・・・でも元気にやっていればそれでよし。
あ・・・sageわすれた・・・ばすたぁに見えないところで吊ってくる・・・
『ピンポーン…』
「お!? 誰か来たみたいだぜ!」
「げっ…、おっさん…(汗)」
ある昼過ぎの事、アズラエルのおっさんが突然常夏たちを連れて遊びにきた。
「こんにちは、君たち」
「よぉ、久しぶりだな」
「訪・問!」
「ごぶさた〜」
「お兄ちゃんたち、いらっしゃ〜い!」
声を聞きつけたばすたぁが喜んで飛び出して来た。
ニコニコ嬉しそうにおっさん達を出迎えている。
「今日は、ばすたぁちゃん。お元気ですかー?」
「グゥレイチョー!」
「HAHAHA! ばすたぁはいつでも元気だぜ!」
最近分かったことだが、どうやらばすたぁは金髪さんがお好きらしい。
おっさんやオルガや、フラガのおっさんなどが訪ねて来た時などはやたらと機嫌がいいのだ。
…ディアッカ?
いや、確かにお前も金髪さんだけどな…。
お前は一緒に暮らしてるから新鮮さがたりないんだろ。
「悲グゥレイトォ〜」
ばすたぁと一緒に暮らすようになってからは、ホント色んな人が家に来るようになった。
最初におっさんたちが訪ねて来たときはびっくりしたけど、
子育てに関して一番頼りになるのは、実はおっさんだったりする。
なにしろ、常夏たちの育ての親だもんな。
俺たちだけではわからない事も、ちゃんと教えてくれたりする。
普段はアレだけど、子育てに関してはすごく真面目な人だと最近分かった。
…そうやって育てて、なんで常夏たちはあんな育ち方したんだ?
ばすたぁは常夏たちが来てくれたので、一緒に公園まで遊びに行った。
ちなみに一緒に出かけようとして断られたディアッカは隣の隅で壁にのの字を書いている。
「お久しぶりです…けど、どうしたんですか突然?」
とりあえず、おっさんにお茶を出す。
「いえいえ、先日昔の家の倉庫を掃除していたら、マイサン達が昔使っていたオモチャが大量に出てきましてね、
その中にいくつか、ばすたぁちゃんにも遊べるものがあったので、よければお譲りしようかと」
「え? いいんですか? …でも」
三歳になってから、ばすたぁはますますお転婆になってきた。
ほとんど毎日のように近所の公園に遊びに行っては、泥だらけで帰ってくる。
しかも、家にあるいろんなものにも関心を持ってあれこれ弄くるので大変だ。
たまにアスランが簡単なおもちゃを作って持ってきてくれるのだが、ばすたぁはいとも簡単にそれを分解してしまうのだ。
…壊すといった方が正しいのかもしれないけど。
「あー、別に壊してしまってもかまわないんですよ。家にあってもマイサン達はもう使いませんし。
でも捨てるのはなんだか惜しい気がしましてね。それでばすたぁちゃんにあげようかと思ったんです。
マイサン達も、捨てられるのは嫌だけど、ばすたぁちゃんにあげるんならいいと言ってくれたんですよ」
子育てには結構お金がいるもんで、俺とディアッカの給料でたりない事は無いけれど、
ディアッカがやたらとばすたぁにおしゃれをさせたがるもんだから、洋服代で出費がかさむのだ。
最近のオモチャってのはどれもこれも高いし、お古で譲ってもらえるんならこれはラッキー! かもしれない。
「すみません、助かります」
「いえいえ、いいんですよ。私もばすたぁちゃんは大好きですから。
きっといい子に育ちますよ、あの子は。なんたって貴方達が育てているんですから」
「…ありがとうございます」
馬鹿親なアズラエルさんは、やっぱりい人だなって、ちょっと感動した。
そのあと、帰ってきたばすたぁと常夏たちとおっさんと一緒に、ディアッカの作った炒飯を食べた。
最近はばすたぁも色んなものが食べられるようになってきている。
それでディアッカが張り切るもんだから、多分そのうち食費もかさんでいく事だろう…。
後日、おっさんが常夏たちの使っていたオモチャを届けてくれた。
…のはいいけど、
コンテナ1ダース分も持ってくるんじゃねぇ! そんなにたくさん家に入るかっ!!
104 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/21 06:41 ID:xh5gytKZ
コンテナを家とつなげて家を増築すれば
GAT-X105 STRIKE GUNDAM
フレイとミリアリアの違い
が見たい・・・
┏━━【UDプロジェクト】やらないか? 〜ウホッ、良いタンパク質〜 ━━━━━━━
┃
┃Q UDプロジェクトって?
┃A 世界中のパソコンの余ったパワーを使ってタンパク質を解析し、
┃ 有効なガンの治療法を探すプロジェクトです。
┃ なんとなく、ドラゴンボールの元気玉っぽいです。
┃
┃Q 毎回面倒な作業とかある?
┃A いいえ。一度UD本部(下にリンク有)のマニュアル通りに登録したらおしまい。
┃ 几帳面な方はパソコンの電源を切る前にしっかりと
┃ UDを終了させてるようですが、漏れは放置プレイ。それでも平気です。
┃
┃Q プライバシーとか大丈夫?変なソフトじゃないよね?
┃A 大丈夫。現在でも多くの人が問題なくUDやってます。
┃ そもそもネットを使っている時点で100%の安全は保障出来ませんが何か?
┃
┃ 今、俺らが退屈ーとか不満タラタラに生活してる現在でも、
┃ ガンのきっつい治療に苦しみ、戦っている人達がたくさん居ます。
┃ 一秒でも早く、ガンの有効な治療法を見つけたい。そう思いませんか?
┃
┃ UD本部
┃
http://ud-team2ch.net:8080/ ┃ ミッションUD:白血病・がん患者を救え!Target:71(ラウンジのUDスレ)
┃
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1066638938/l50 ┃ UDフラッシュ
┃ (※中に出てくる「罰金」とはお金ではなく「Backing-off」の事。バッキン違い)
┃
http://www.ar.wakwak.com/~m-hayashi/go-ing_ud.html ┃ 他にも色々あるからUD本部で探すべし!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━おまけ 〜Team 2ch(2ちゃんねらのチーム) VS 簡単ニュース〜 ━━━━━━━━
┃
┃UDへの参加は、個人での参加と、チームでの参加があります。
┃現在、2ちゃんねらの結成したチーム「Team 2ch」は、世界で一位の業績を収めてます。
┃
http://www.grid.org/services/teams/team.htm?id=270E60B7-EC7B-4389-BA40-8C473D6C5A5B ┃↑ココを見れば一発で分かりますが、ランキング全て1位(# 1)です。
┃
┃しかし、そんなTeam 2chに強力なライバルが現れました。
┃その名も「EASYNEWS」(2ch的呼称:簡単ニュース)
┃このチーム、ナマイキにもTeam 2chのケツに引っ付いて猛追をかましてくれてます。
┃もう少しで追い抜かれそうです。
┃
┃今まさに追い抜かれるかの瀬戸際のため、チーム内は簡単の話で持ちきりです。
┃人助けには興味無いが、2chが二位に転落ってのが気に食わない。
┃そんな人の参加もお待ちしてます。
┃簡単ニュースを引き離し、2ちゃんねらチームの一位の座を死守しる!
┃
┃ 以上です。スレ汚し失礼しました。
┃ テンプレ職人&貼り付け職人ズより
┃ 一日も早く、ガンの特効薬が開発されることを祈って
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,...--、 `―‐ァ‐...::', \:::::::::::::::::::: | ||
,. ' ..::....`'''‐--‐''"~...:::::::::ヽ ` 、::::::::::::::::| ||
-=ニ"_,...、-- ヾヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ `、 `,::::::| ||
`''‐-`ヽ.`''‐-..._:::::::〃:::l:::l`ヽ..ノヽヾ,: | ||
,..-‐''''‐----'":::::::`ヽ、 /l:/|::::/l:::lヾ.‐'""' i| l | ||
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`ー--‐' ̄`> ....:::::::::::::::::ノ.._,...ヾ!ノ-':::/~ ノ i | ||
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-‐'"゛`''‐''" .......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ `‐',ヘ | ,..、_ .| ||
....__...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!、 ! ,..-` ,. | ||
-"--- ....___,...--- ._::::::::::::::::::::`、 `‐' _ィ' V| ||
, '" ̄..::::::::::::::::::::::::::〉__,..w、ァ'"Vハノ | ||
,..--- ....__,. ' ....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Vi,..ハ---'" | ||
,. ' .....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、. ― .| ||
-=-‐-‐'゛`''‐-.._ _,..-----==- .:::::::::::`ー.`--‐'",'| ||
 ̄ ̄ ,. ''" ......:::::::::::::::::::::::::::::::::::,.. ' .| ||
ディアッカ→ , ' .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i . | ||
,..-――'" .....:::::::::;::---::_::::::::::::::::::::::l`>、..| ||
-='-――--:::_:::::;:-'" ,..-二:::_:::::::::::::::/,' / | ||
 ̄ , ', '" `ー-''// / | ||
悪い子はいないか!!!!!
ここにはいねえよ!
「グゥレイト! やっぱばすたぁって天才?」
何をそんなに喜んでいるんだ、ディアッカ?
「聞いてくれよ! さっき俺の携帯が無くなって探してたらさぁ、
ばすたぁがそこの棚から『はいっ!』って持って来てくれたんだぜ!
俺でさえそんなとこに入ってるなんて思わなかったのに、
一発で探し当てたばすたぁって天才じゃん!」
そうか、それはすごいなディアッカ。…だけど、
その棚は、ばすたぁが自分の気に入ったものを何でも入れておく、
『お気に入りの棚』(いわゆる宝物箱)だぞ…
そんだけ
なまはげぇーっ!
_ノ″ ¨アly_ , .∴
_,yr!!^゙″ .゙\, ', ・,
___,,,,yvrr!^″ ゙\_/
- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。∃)←
>>111 - .l|______,il′._,,,, .|.∴:;、:。:、・
〃⌒`⌒ヽ _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
i |,_i_/|__| ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
L.」*゚/Д゚_|つ ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ヽ
l:::::::::. |
|:::::::::: (●) (●) |
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ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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/ ヽ
l:::::::::. (●) (●) |
|::::::::::: \____/ |
|:::::::::::::::::: \VWV/ |
ヽ::::::::::::::::::::. \/ ノ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ (●) ___(●) ヽ
l:::::::::. <´ ̄VWWV ̄`> | くゎっ!
|::::::::::: ヽ / |
|::::::::::::::::: \/⌒゙〜'⌒゙〜゙〜7
ヽ:::::::::::::::::::. \______ノ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ _ノ ,_ノ\
/ / iニ)ヽ, /rj:ヽヽ ヽ おどかしてごめんね
l::::::::: ;〈 !:::::::c! ' {.::::::;、! 〉. |
|:::::::::: (つ`''" `'ー''(つ | ちょっとやってみたかっただけなんだ
|::::::::::::::::: l | l | |
ヽ:::::::::::::::::l::. r‐''""~) l ノ
てめー大ちゃん!ばすたぁ泣かせたらタダじゃおかねぇぞ!
って叫びながら中華鍋で大ちゃんに殴りかかろうとしたら、
ばすたぁは面白そうに笑っていたのでやめた。
その後大ちゃんに炒飯をご馳走したら「ヨコハマの味だ」って涙流しながら食ってた。
食べ終えると大ちゃんは深々と頭をさげ帰っていった。
俺は大ちゃんに漢を見た。
そんだけ
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <こ、こんにちは…中華まんの美味しい季節になりましたね…
|⊂ ノ
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 从从ヽ <えと…お土産に、肉まんとアンマン買って来ました…皆で食べて下さいね…
|W*゚д゚) ∬
|o ヾ ○○○
|―u' \○○○○/ < ソッ…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| <……そ、それじゃっ!!
| ∬
| ミ ピャッ! ○○○
| \○○○○/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∞
ノノノハ'' アンマン
J(´ヮ`*し うみゃーい
○⊂||∞||つ
く_|_|_|_>
∪∪
そうかぁ、おいしいかぁ。
よかったな、ばすたぁちゃん。
あぼーん
あぼーん
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ (●) ___(●) ヽ
l:::::::::. <´ ̄VWWV ̄`> .| ばすたぁいじめると
|::::::::::: ヽ / | た〜べちゃうぞ、たべちゃうぞ。
|::::::::::::::::: \ΛΛΛ/ |
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
いじめるやつは片っ端から食べていってください!
ばすたぁをいじめたらパパ許しません!
あぼーん
ばすたあぁぁぁああぁぁ(゚Д゚)
大丈夫だよー、ばすたぁー、泣かなくていいからねぇー!
悪い人はディアッカぱぱがす〜ぐやっつけてくれるからねぇ〜!
…と、言うわけだディアッカ。
頼んだぞ!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ (●) ___(●) ヽ
l:::::::::. <´ ̄VWWV ̄`> .| ばすたぁいじめると
|::::::::::: ヽ / | た〜べちゃうぞ、たべちゃうぞ。
|::::::::::::::::: \ΛΛΛ/ |
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
っ,Λノ)-‐―/  ̄)Λ
/ / ̄ ~ `ー--')
| / /( i i ,,-‐ 'ー、
i i 人、ゝゝゝ'/ /〃〃//' γ
ゝ'N| リ ヽ_,、__ y'_ ,-Ji
`Y`ス \-彡' Y
/ ヽ
l:::::::::. (●) (●) |
|::::::::::: \____/ |
|:::::::::::::::::: \VWV/ |
ヽ::::::::::::::::::::. \/ ノ
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^ だ、大丈夫だ。
リ ´∀`)
>>121と
>>124は俺の変わり身だぜ。
○⊂||∞||つ 否グレイトゥな臭いだったけどな。
く_|_|_|_>
∪∪
なめく痔があらわれた!イザークはにげだした!
ギャー
〃⌒`⌒ヽ
イザリーン イザリーン イザリーン イザリーン イザリーン i |,_i_/|_|
/巛 》ヽ, /巛 》ヽ /巛 》ヽ /巛 》ヽ /巛 》ヽ L.」;`Д´)」
ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ‐=≡⊂ つ
リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) 人 Y
...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ し (_)
>129
よくやったディアッカ!
、, __ i、
/!',.' '"´ `ー 'iィrr
_,,.. - '´´ ,.- ヽ`ヽ
r'´ ./! ,. -===-!、 !...,,_
、、 ', i ,. -.、,'ノ '´ r.- ' .'"'ー' .ヽ
ノ l)ノ ., '.,. '´ , '´ ,. -/´ !
i '´ .// /.,. ‐'´,< ./ ,._ く"ヾ
、 ! く ./-'´ / ゝノ / ,∠,_ ヽ .!
ヾヽ >' '´ ./ /-‐'´` ,' r‐=-ヽ '、__
ヽ. !、 、! /,.. イ、ミ、'ヽr'ヽ, 、',ヾ ̄).ll ,、 、!
ヽ-=_、'、 /7イノ',ニ=- ' 'ヽ! .i/,'ヽ'、-ヽ
/,、.ヽl;;! ノ'rr'i;',! ヾ" `' 、
/ r-' ./,)゙)ーヽ `´ ,' `' ー
,.-' `T´´ ´`ン ! /
, ' _,ノ ,! i_.、 _,,. ,.'
/ ,.---‐ '" .'、、 `ヾ、 ., ' `' -; ___,, ,. ‐'´
./ ./ ,.-ヽ! ヽ- '´`'‐.、 ,. ' ,. ‐'´
/ ./ .ヽ `" ''' "´
, ' / ヽ
,.' , '´ '、
,. --'- 、. ,.-'" ヽ
`'‐.、 \
`'.、 ',
ヽ. ヽ ',
', \ i
l. ', \ l',
i l ', \ i' \
:.:./ ( !__;,;yi ,/ `ーノ l-'r'":.;r''´
.( ヽ" .|: ,,r''゙´⌒>'′ /´. ゙、.|:.:.l′
ー\ `゙ヽ _ヽ,,_,,.У ゝ-‐-、,.-<^'、、_ `ト、`= 彡丿
. ヽ _,,r' ヽ`ヽ` ,..._,.ノ  ̄ ̄
、___ン,.-‐'''"~,r' ゙、,' ゙、 ‐-‐'´(=ニ‐'i⌒ヽ
 ̄ , ' ,' i ヽ | l
,,' i 'i ‐- 、,,,__し'゙ |
/,' ', 'i_ ノ
. ^i/' ,' :. l `ヽ、 ,rイ
`′ l ,'ヽヽ、,... | 、 `'''‐、_,レシ
,. ', ゝ / ⌒ヽ:: ズボッ |、 \ /ー- 、_,,,,、、、....__
/ ', ::::::゙| | | | ヽ >‐-<‐=ニ''"´ r''"7
ヽ、/‐i ', :::∪ / ⌒ヽ ズボッ | _,ィ'´ ,〃^i゙、 `ヽ、 r゙ /
ヽ、 ヘ :| | | | | , l |.1、 ゙、゙、 \ Y
,/ `‐ヘ. ∪:∪ / ⌒ヽ ズボッ | / .| .| | ゙、,〉 〉 γ⌒`′
. r-=ニ二`'<^゙、 :| | | | |′ ,レ',リ. ,' ∧ ,i′
. ト、ヾ 、,,_lヽ、ヾ、 ∪:∪ / ⌒ヽ ズボッl ,/ / ,l l ゙ (
ヾ,ヽ. (._ `ー゙、 ', | | | | ,' ,/ ./r'⌒フ ハー'´
\`ヽ_`⌒ーヽ. ',∪∪ / ⌒ヽ ズボッ ,/┘//
ヽ \ ヽ、 ', | | | | _/" |'''''´ r゙
ヽ、 `ー-、,,_ヽ、. ', ∪∪ / ノ '''ア´ .| _/
135 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/31 19:47 ID:/9tl6mW/
/巛 》ヽ, /巛 》ヽ /巛 》ヽ /巛 》ヽ /巛 》ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^
リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) <オレらも入る〜
...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ
やめなさいナマモノたち。
あぼーん
138 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/01 12:01 ID:twm3trWu
/巛 》ヽ, /巛 》ヽ, /巛 》ヽ /巛 》ヽ /巛 》ヽ /巛 》ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^
リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) <ばすたぁを助けろ〜
...../____ノ...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ
変なスレの立て方をしてしまってそれが気に入らないから
削除依頼で削除して新しく立てようぜ!!
なんて厨房発言したがゆえに
粘着基地外を呼び込んでしまった時点で終わりだったな…
初代スレからずっと見守ってきたけど、…最近ひどいよ。
ばすたぁが何をしたって言うんだっ!
板全体が過疎化してゆく中、良スレを守ろうと思って…、なのに…。
_ノ″ ¨アly_ , .∴
_,yr!!^゙″ .゙\, ', ・,
___,,,,yvrr!^″ ゙\_/
- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。∃)←ばすたぁ
- .l|______,il′._,,,, .|.∴:;、:。:、・
/巛 》ヽ, _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
ヾノ"~^ヽ,^ ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
リ ´∀`)つ ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!
ある日、ムルタのおっさんがうちに来てこう言った。
「ばすたぁちゃんをちゃんと育てられないのなら僕が経営している孤児院に入れて差し上げましょうか?
君たちだってばすたぁちゃんを養うためにアルバイトを一生懸命しているみたいですが、
その分ばすたぁちゃんの育児や教育に手が回らないこともあるでしょう?
いっそのこと僕に預けて、たまに暇な時に遊びに来てもらうと言うことにすればいいんじゃないですか?」
俺とディアッカは悩んだ。
奥の部屋ではばすたぁが中華鍋を乗り物のようにして遊んでいる。
「非グゥレイト!ばすたぁ、それは乗り物じゃないぜ…」とディアッカはばすたぁを中華鍋から引き離した。
まぁあいつはおいといて。
確かに、最近はスレが過疎化していって、満足にばすたぁと遊んでやることもなかった。
それどころかスレが荒れる始末。いっそのこと、おっさんの言うように
預けてしまったほうがいいんじゃないだろうか…俺はそう思った。
が、俺はあることを思い出した。
クロトとシャニとオルガ、あの3人組はおっさんの経営している孤児院から選りすぐって
つれてかれて薬中にされたって妄想設定があることを。
もし、それが本当だとしたら…俺の中にいやな考えが浮かんだ。
薬で廃人になっていくばすたぁ・・・次の瞬間、俺の口が勝手に動いていた。
すいませんアズラエルさん。お気持ちは嬉しいんですが、ばすたぁはもう
俺らの家族の一員なんです。いまさら孤児院に入れるとか、そういうことはしたくありません。
たしかにあなたの言うことは正しいです。でも、俺らもこれからちゃんとがんばりますから。
すみませんが、今回の話はお断りさせていただきます。
俺はきっぱりそう言ってやった。
おっさんは「そうですか。なら仕方ありませんねぇ…まぁお気持ちが変わったらいつでも言ってください。
僕は大歓迎ですから」と言って出て行った。
ごめんな、ばすたぁ。俺は絶対おまえを守るから。
荒らしとか来ない、前のような平和なスレになるようがんばるから。
「おい、ムルタのおっさん帰ったのか?もちろん断ったよな」
ディアッカがばすたぁを肩車して言った。
当たり前じゃないか。次にあんなこというやつが出てきたら中華鍋で叩き殺…
おっと、ばすたぁの前でこんなこと言ったらだめじゃんか。
ふう。久しぶりにマジになったら腹減ってきた。ディアッカ炒飯作ってくれよ。
「もちろんOKだぜグゥレイト!」
スレが荒れるとこわ〜い甘い言葉で子供をさらっていくムルタおじさんがやってくるぞ!間違いない。
そんだけ
ムルタ来来ー!
(((((((( ;゚Д゚)))))))) ガクガクブルブル
あぼーん
あーあー荒れちゃってるな(;´Д`)
ばすたぁ可哀想に・・・
粘着チャンが飽きるまでほっとくのが吉だろ。ここまできちゃうと
荒れてきたな…
今日も元気に遊んでいるばすたぁ。
その姿を見るとやっぱりおっさんの誘いを断ってよかったと
俺はつくづく思ったり。
だがディアッカは少し違った感想を持ったようだ。
「元気なばすたぁもグゥレイトだが女の子らしいばすたぁは
もっとグゥレイトだと思うぜ」
確かにそうかもしれない。「らしさ」でかためてばすたぁの
可能性を狭めたくはないが、そんなばすたぁもきっと可愛いに
違いない(親バカ)。
なんて話してるとキラから、またプレゼントが届いた。
「えっと、そろそろばすたぁちゃんもこういうのを欲しがる
かなと思いました。よかたっら仲良くしてあげてね、ばすたぁちゃん」
'´=ixiヽ
/!! リノノ)))
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|| うさちゃん、ぐぅれいとぅ〜
∩⊂|[ \l|つ
(・x・) く/_l|
(:_) し'ノ
すっかりうさぎのぬいぐるみが気に入ったばすたぁ。
どこにいくにも一緒で、当然寝るときも抱いている。
「グゥレイトウ!やはり女の子にはぬいぐるみだよな、盲点だったぜ」
たしかにずっと男所帯だったせいでそういう発想がなかった、今度
キラの奴に礼を言わないとな、それともラクスのアイデアかな?
あっ、待つんだばすたぁ、さすがに一緒にお風呂は無理なんだよ。
どうしても一緒に入ろうとするばすたぁをなんとかディアッカと二人で
なだめた。しかしホントお気に入りだな、こうなるとあの質問をしたくなる
んだが...やめておこう、あの夢中っぷりだと答えは決まってる、そして
ちょっとへこむのは明らかだ。が、それを予想できないバカがここに一人。
「ばすたぁ、うさちゃんとダディどっちg」(最後まで言えず)
「うさちゃんのほうがぐぅれいと!」
その後、たまたま来たキラにディアッカが飛び掛ったので
とりあえず中華鍋でとめておいた。そんだけ。
今日も今日とてうさぎといっしょのばすたぁ。
こないだのやりとりで心に深い傷を負ったディアッカ。
だが当初の目的である女の子らしいばすたぁを見たい
という目的が達成されたためとりあえずは満足なようだ。
俺としては以前の腕白ぶりがなくなって少し寂しいような
気もするのだが。
おや?何かばすたぁが言ってるぞ?
うさちゃんと150げっと、ぐぅれいとう〜
(´´ ,'´=ixiヽ
(´⌒(´ o ,∩∩ (\)\ 。/!! リノノ)))。
≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡≡≡ C⌒っ,・x・)っ (⌒|ヽl ⌒ (/^つ゚ ヮ゚ノ|jつ
""""''""""'""""'""""'""""'""""'""""""'"""""'"""
ばすたぁ、キリ番ゲットごっこなんて激しい遊びどこでおぼえたんだ...。
「まだまだ勢いが足りんぞ!!、コシn」(沈黙)
俺が殴る前にディアッカが中華鍋を振りまわしてた。
まあ、やっぱり子供は元気が一番だよな、ばすたぁはばすたぁ
のままでいいと俺は思った。それだけ。
ばすたぁの今日の遊びはおままごとのようだ。
キラにもらったうささんと、常夏のお下がりのロボットを使っている。
…ねぇねぇばすたぁ、お父さんも一緒におままごとしようか?
え? なんだって? 魔王の役をやって欲しい?
そうか〜、うささんがさらわれるお姫さまで、ロボットくんが助けに行く王子様なんだね!
「ぐうれいと〜。
うささんがさらわれてロボット君が助けに行くの〜」
よーし、パパ張り切って魔王役やってあげるからねぇ〜。
……ばすたぁ、向こうでバスターがじっと見てるから、
助けに行くロボットはバスターにやらせてあげないかい?
ばすたぁは最近月に興味津々だ。
どうやら絵本で月にはウサギが住んでいると
されていることを知ったらしい。そんなわけで
どうやったら月にいけるかをよく聞いてくる。
月か...いくだけならバスターにのってひとっとび
だけど、あそはジェネシスのせいでとてもじゃないが
ばすたぁに見せられたもんじゃない状態だ。確かに
戦争はなりをひそめているが、いまだ人類社会には
深い傷跡が残っている。ばすたぁの守護天使になった
あいつらも戦争がなければ直接ばすたぁを守って
やれたのにな...
ふと見るとばすたぁが不安そうな顔してる。どうやら
考えてることが表情に出たらしい。ばすたぁを安心させるため
微笑んで俺は言った。
「今ちょっと月は散らかっててウサギさんたちはお掃除するのに
大変なんだ。それが終わったらみんなで月にいこうな」
「うん、みんなでもちつきするの〜」
とはいえ、すぐに月にいけなくてやはり残念そうなばすたぁ。
そこで気分転換のためマニューさんにばすたぁの髪型を
変えてもらうことにした。
「私も昔はこの髪型にしてたのよ」
はあ。
「そうそう最近実写版も始まったらしいからそっちも見てみてね」
???、なんかよくわからないけどばすたぁはすごく喜んでるから
いいか。
.ハ ,ハ
/ノ=ixi/ノ
。/!! リノノ)))。 ばすたぁもうさちゃんなの、ぐぅれいとう〜
。。ノ人*゚ ヮ゚ノjL。。
∩⊂|[ \l|つ
(・x・) く/_l|
⌒Y⌒Y (o...o) し'ノ
ばすたぁがまたおままごとをしている。
どうやらアスランの作ったメカが敵役のようだ。
うささんが襲われている。
…あぁっ! うささんがピンチにっ!
!?
おぉ!! 突然どこからともなく薔薇の花が飛んできてうささんを守ったぞ!?
っていうか、バスターお前…、
どうやったら普通の薔薇の花が床にぶっ刺さるんだ?
おっ、うささんが立ち上がったぞ!
うさぎちゃん(ばすたぁ)「変・身!」
え? うささんが変身?
「人びとの平和をみだすなんてゆるせない!
月に代わっておしおきよ!」
変身セット、買ってあげようかなぁ…?
ばすたぁかわイイ!!
:.:./ ( !__;,;yi ,/ `ーノ l-'r'":.;r''´
.( ヽ" .|: ,,r''゙´⌒>'′ /´. ゙、.|:.:.l′
ー\ `゙ヽ _ヽ,,_,,.У ゝ-‐-、,.-<^'、、_ `ト、`= 彡丿
. ヽ _,,r' ヽ`ヽ` ,..._,.ノ  ̄ ̄
、___ン,.-‐'''"~,r' ゙、,' ゙、 ‐-‐'´(=ニ‐'i⌒ヽ
 ̄ , ' ,' i ヽ | l
,,' i 'i ‐- 、,,,__し'゙ |
/,' ', 'i_ ノ
. ^i/' ,' :. l `ヽ、 ,rイ
`′ l ,'ヽヽ、,... | 、 `'''‐、_,レシ
,. ', ゝ / ⌒ヽ:: ズボッ |、 \ /ー- 、_,,,,、、、....__
/ ', ::::::゙| | | | ヽ >‐-<‐=ニ''"´ r''"7
ヽ、/‐i ', :::∪ / ⌒ヽ ズボッ | _,ィ'´ ,〃^i゙、 `ヽ、 r゙ /
ヽ、 ヘ :| | | | | , l |.1、 ゙、゙、 \ Y
,/ `‐ヘ. ∪:∪ / ⌒ヽ ズボッ | / .| .| | ゙、,〉 〉 γ⌒`′
. r-=ニ二`'<^゙、 :| | | | |′ ,レ',リ. ,' ∧ ,i′
. ト、ヾ 、,,_lヽ、ヾ、 ∪:∪ / ⌒ヽ ズボッl ,/ / ,l l ゙ (
ヾ,ヽ. (._ `ー゙、 ', | | | | ,' ,/ ./r'⌒フ ハー'´
\`ヽ_`⌒ーヽ. ',∪∪ / ⌒ヽ ズボッ ,/┘//
ヽ \ ヽ、 ', | | | | _/" |'''''´ r゙
ヽ、 `ー-、,,_ヽ、. ', ∪∪ / ノ '''ア´ .| _/
159 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/03 01:08 ID:0U2SOn00
ヾ'~^ヽ~ノ~ゝ
ミ~' _、ソリ
ヽY ,_ノメノ このスレを終わらすわけにはいかない
ワロタ
ばすたあ・・・こんなに大きくなって・・・なんか姦導・・・いや感動した
>>139>>140>>146 空気も読めずに「あ〜あ、また嵐だ」 か。おめでてえな
嵐は確かにこれ→[ ( ゚Д゚)≡○::)Д゚) プアッ! ] なんだが
ではスルーもできず、空気が悪くなるカキコをしている穴太方は何でつか?
慈円?宙?2ch処新車?
余計なことなどせず、俺達はいつものように痔悪化でもいじっておけばいいのだよ
ジークムルタ!
163 :
162:03/11/03 12:45 ID:???
ログが詰まってた・・・空気を読めてないのは俺だ・・・
∧||∧
( . || ) プラーン
いや、ここはばすたぁちゃんのスレだし。
何故にジークムルタ?
まぁ、確かにおっさんは家によく来る。
この間も、ばすたぁのために常夏のお下がりの変身セットを持ってきてくれた。
けど…、ばすたぁにあげたかったのは『仮面ライダー変身セット』じゃなくて…
「変・身!」
えぇっ!? ばすたぁそれ(ライダー変身セット)気に入っちゃったの!?
>>162 なんだこのバカは(゚Д゚)y─┛
>慈円?宙?2ch処新車?
死んでこい。お前の書き方が一番不愉快だよ
キラにもらったうさぎちゃんが気に入って、
いつでも何処でも一緒のばすたぁ。
しかし、常夏たちからもらった玩具でもしっかり遊んでいる。
何しろ腐るほどもらったからな。
が、その中に、どう見ても常夏たちものとは思えない玩具がいくつか…、
・たけうま
・コマ
・ベーゴマ
・ビー球
・おはじき
・けんだま
・お手玉
・だるま落とし
・ヨーヨー
その他
…おっさん、密かに自分が子供時代に使ってたやつ混ぜただろ?
でも昔懐かしい玩具ってのはいいな。
遊び方の分からないばすたぁに俺とディアッカで教えてあげながら遊んだりしている。
タケウマー
〃⌒`⌒ヽ
i |,_i_/|__| キョシヌケー
L.」*゚/∀゚_|
(つ┃┃0
( ┃┃
━┫┫
┃┃
168 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/03 18:12 ID:cNuXITHX
コマー
/巛 》ヽ, グゥレイッ!
ヾノ"~^ヽ,^
リ ´∀`)つ〜〜 ミ
(つ ノ’ ミ
人 ヽ/ ミ
し(__) ▽
169 :
野犬:03/11/03 18:13 ID:???
ワン!ワン!
170 :
野犬:03/11/03 18:13 ID:???
わん
171 :
野犬:03/11/03 18:13 ID:???
わ〜〜〜〜う
172 :
野犬:03/11/03 18:13 ID:???
ワン!!
173 :
野犬:03/11/03 18:14 ID:???
ワン!わ〜ん?
174 :
野犬:03/11/03 18:14 ID:???
ワン?ワン?わ〜ん
オテダマー
◯
ミ ミ
◯ ◯
ミ ミ
◯ '´=ixiヽ
ミ /!! リノノ))) ◯
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|| ミ グレイチョ!
∩∩ ⊂|[ \l|つ
(;・Д) く/_l|
(:_) し'ノ
〃⌒`⌒ヽ
i |,_i_/|__| キョオオオシヌケエエエエッ!!
L.」#゚/∀゚_|
(つ┃┃0
( ┃┃
━┫┫
┃┃
┃┃
┃┃
┃┃
┃┃
┃┃
┃┃ ガッガッガッガッ
‘〃 ┃┃∵
∵ ’…,野犬゛“ ´¨´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
177 :
野犬3:03/11/03 18:25 ID:???
わう〜!!!
/巛 》ヽ, ケンダマーー
ヾノ"~^ヽ,^
リ ´∀`) 仝〜〜●
( ノつT
| ||
(_)___)
180 :
野犬:03/11/03 18:28 ID:???
181 :
野犬:03/11/03 18:30 ID:???
すいません自己解決しました
182 :
野犬:03/11/03 18:30 ID:???
ワン!!!!!!!!1
183 :
野犬:03/11/03 18:31 ID:???
小さい頃やったなあ、おてだま
・・にしてもラクスに似てきていないか?
〃⌒`⌒ヽ 野犬よ!すまんかった。
i |,_i_/|__| これでも食ってくれ。
L.」 ゚/∀゚_|
(つ┃┃0
( ┃┃
━┫┫ \∴
┃┃ [_]←ペデグレイトチャム(缶)
186 :
野犬:03/11/03 18:36 ID:???
野犬うざい、嵐ですか?
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
(´Д`; リ 悲グゥレイト…
(≡≡≡)
ダルマオトシー (≡≡≡)
〃⌒`⌒ヽ (≡≡≡)
i |_i_/|__| __ (≡≡≡)
L.」゚/∀゚_| 〔__〕 (≡≡≡)
(つ ノつ ┃ (≡≡≡)
人 ヽ/ ┃ (≡≡≡)
し(__) (≡≡≡)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
189 :
野犬:03/11/03 18:43 ID:???
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{|
N| "゚'` {"゚`lリ
>>187ワン?
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \
ヨーヨー
'´=ixiヽ
/!! リノノ))) チョーデンジグレイチョ
/ 人 ゚ ヮ゚ノ||
∩∩ |つ\l|つ〜〜〜〜〜〜●
(;・Д)Σ く/_l|
(:_) し'ノ
>>191 こうなってます
/ )
./ /
/ /
巛 》ヽ,
.ヾノ"~^ヽ, , -つ
/ リ ´∀`) ./__ノ
/ \ / /
.| へ/ /
| レ' /、二つ.
| /
/ /
/ /
/ /
/ ノ
_/ /
ノ /
⊂ -'
「ただ可愛がって甘やかすだけが愛じゃない、子どもにはきちんとした教育が必要だ!!
これから俺がばすたぁにグゥレイトに数字の数え方を教えるぜ!」
どうしたんだディアッカ、突然教育ママになって?
「へへへ、これからばすたぁと『お風呂で100まで』するんだ〜」
なるほど、そのための練習か。ずるいぞお前だけ。
「じゃぁばすたぁ、俺の後に続いて言うんだぞ
いーち、にーい、さーん、グーレイトォ!」
…ちょっとマテおいコラ、なんだそれは。
「いや、つい…」
「腰抜けがぁーーーーっ! 馬鹿な事をばすたぁに教えるんじゃないっ!」
イザーク、何でお前が…、
まさかお前、ばすたぁと一緒にお風呂に入るつもりなのか?
「ばっ…馬鹿な事を言うなコシヌケェっ!!
俺は普通に数え方を教えにだな…」
ホントにホントか? じゃあ頼むわ。ディアッカじゃ役に立たん。
「悲グゥレイトォ…」
「よし、いくぞーっ!
一、二、三、たくさん………
って、何だその可哀想なものを見るような目はーーーっ!!」
「やっぱイザークってバカ…ゴフッ」
お前ら役にたたなすぎ。
「ふんっ、ならお前にはできるのか?」
お前らよりはましだろ?
じゃぁいくぞばすたぁ、はいっ!
1・2・3 ナースっ! ……って、あれ?
その後、遊びにやってきたミリィに正しい数字の数え方を教えるよう頼んだ。
ばすたぁは現在リピート機能のついているバスターと一緒に練習している。
'´=ixiヽ ,ゝ⌒〜 /巛 》ヽ
/!! リノノ))) (ソ~~ヾミ ヾノ"~^ヽ,^
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|| (`∀´*b (´∀` リ
|つ\l|つ⊂ ⊂ ) ( )
く/_l| ●( ( ( | | |
し'ノ (_(_) (__(_)
'´=ixiヽ /巛 》ヽ
/!! リノノ))) ヾノ"~^ヽ,^ あのお兄ちゃんと
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|| (´∀` リ ヨーヨーで遊んでたのかい?
|つ\l|つ ( )
く/_l| ● | | |
し'ノ (__(_)
ゲキメチュ!
'´=ixiヽ /巛 》ヽ て
/!! リノノ))) ヾノ"~^ヽ,^ そ
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|| うおっ (´∀`;リ
|つ\l|つ〜〜〜〜〜〜● (つ ,ノつ
く/_l| 彡 ブォン / ゝ 〉
し'ノ (__(_)
お前!ばすたぁに危ない真似させるなよ!!
_ノ″ ¨アly_ , .∴
_,yr!!^゙″ .゙\, ', ・〜,',
___,,,,yvrr!^″ ゙\_/ ヾミ
- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。Д`)⊃ボクハ・・・ボクハネー
- .l|______,il′._,,,, .|.∴:;、:。:、・
/巛 》ヽ, _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
ヾノ"~^ヽ,^ ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
リ#´∀`)つ ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
573 :1/2 :03/11/03 23:13 ID:???
スレ違いかもしれないが
コチコチコチ…
自分以外誰もいない部屋に、時計の針の音だけが響いている。
テーブルの上には、手をつけられないまま冷めてしまった炒飯が並んでいた。
「ばか…」
誰ともなしに呟く。
(昼には帰ってくるって言ってたのに…)
今日帰る、明日帰ると言い続けて、結局二週間も経っている。
昨日の電話では、今日こそ必ず帰ってくると約束したのに、
時計はすでに二時を回っていた。
一人でいる間、家の事もしっかりやった。
いつ帰ってきてもいいように掃除も洗濯もしたし、
何度も失敗しながら、炒飯だって上手くなった。
…なのに、帰ってこない。
ふと写真立てに目をやる。
一緒に撮った写真、にやけ顔に向かって舌を出す。
(早く帰ってこいよ〜、先に食べちゃうぞ?)
何度もそう心の中で呟きながら、やっぱり炒飯に手を出せないでいた。
574 :2/2 :03/11/03 23:14 ID:???
ガチャ
帰ってきた!
「グゥレイト! ただいま〜!」
「ただいま、遅くなってごめん」
「お帰りなさい二人とも! もう待ちくたびれちゃったよ」
玄関には、二週間ぶりに会う、大好きな人たちがいた。
「高速が渋滞しててさ、まいったぜ」
「ホントごめん、ほらこれ、お土産」
「やったぁっ! 俺これ大好きv」
「あっ! お前またっ!」
「コラばすたぁ、お前もいい年なんだから。
女の子が『俺』何ていうんじゃありません!」
「あ、ごめんなさいパパ、ダディ…」
「おっ、昼飯作ってくれたのか?」
「へっへーん、ダディ直伝の炒飯だよ!」
「グゥレイト! 早速食べようぜ…」
その後、三人でチャーハンを食べた。
うまかった。
そうして、ダディ(ディアッカ)と『俺』…じゃなくて『私』(ばすたぁ)とお父さん(俺)の三人の生活は、
もう8年目になろうとしていた
ディアッカが突然ばすたぁをカメラで取りはじめた。
一体どうしたのかと思ってると、鼻声が聞こえてきた。
「うれしくてぇ〜うれしくてぇ〜言葉にできな〜い〜」
送る気かよ・・・
さっきCM見て思いついた。そんだけ
>>199 あの歌いいよな。
ばすたぁちゃんならさぞかしかわゆい写真が取れるだろう。
問題はディアッカの『カメラの腕』、だ!
| 从从ヽ
|W*´∀`) <うさぎの人形、ばすたぁちゃんに気に入ってもらえたみたいで…嬉しいです。
|⊂ ノ また今度、お土産持って来ますね。
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〃⌒`⌒ヽ
l (`')从 i
(´∀`*く,,!
/ ⌒ヽ 人形いいなぁ……キラタン…ハァハァハァ
/⌒/⌒/ / |
|_|_/ / |
⊂__/ |
| | |___/
/ / (
(_(_ /
'´=ixiヽ キラチャン ハアハア…
/!! リノノ)))
/ 人 ´ヮ`ノ||
|つ\l|つ
く/_l|
し'ノ
| 从从ヽ
|W;゚Д゚) <……!?
|⊂ ノ
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_,.―――――、
/ ヽ
l B │
┌――_、----.,____l
 ̄ ̄━━ ━━━ ヽ l
《●》 《●》》 │,i┐
│= . | = └i/
ク ヽ :└∴ /
ク チ ヽ ∈》 /
チ ュ i∵∵∵ /
ュ (( ● `|||||||!'''" _... `;
_..., / /|||!'"// _.. ` 、
_..f ./!、 ● )) /l||!'/ --==  ̄ /
_i l_/_. × i i|!〃..-- 、、_ /
(└ィニ、_/- !r;;、 l i!' ,;ii||||||||||||||||iii;ソ
×/``ニ`ヾ!||||i;、,,.. ,ィ!ニヾ!!|||||||||||||||||||!'
/ し=" `ーィi|||||i;,、<〃!、ヽ 〉||||||||||||||||/
/ / (/ /|||||||||||||||||ii;;;i、ソ||||||||||||||||/
γ⌒*⌒+⌒⌒ヽ-'ー"
γ⌒⌒⌒ソ ノ ⌒丶ヾ ピッチャーデニー ピッ
( 人ノーヽ ( ヽ ノヽ
l::: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ピッ ピッチャーデニー
|:::::::::: (●) (●) |
|::::::::::::::::: \___/ | ピッチャーデニー ピッ
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
775 :通常の名無しさんの3倍 :03/11/03 23:15 ID:???
今日はちょっと帰りが遅くなってしまった。
鍵を開けて、明かりのついていないくらい玄関へと上がる。
(おか!えり!)
まるで誰もいないように、部屋の中は静まり返っていた。
「ただいま」
暗い部屋の中に微笑む。
(帰りが遅いのうざ〜い)
奥の部屋に入ると、そこで静かに寝ている人物を見つけた。
安らかな寝息を立てている。
俺はその人を起こさないように、そっと台所へと向かう。
(遅ぇ〜んだよ、お前…)
テーブルの上には、俺の分の夕食がラップをかけられて並んでいた。
すまない気持ちになりながら、俺は一人で夕食を済ませた。
きっと一緒に食べようと思ってたんだろうな…。
(まったく、ダメダメですね)
ここのところ忙しくて、なかなかかまってやれていない。
夕食を済ませて、もう一度奥の部屋に行き、
愛しい天使の寝顔を見つめた。
「ごめんな、忙しくて…、今度ゆっくり遊びに行こうな…」
(そうですね、きっとそれがいいですよ!)
…?
なんだか、耳元で懐かしい声が聞こえたような気がした…。
なぁ、ばすたぁ、知ってるか?
おまえの事を、いつも見守ってくれている人たちがいること…。
これからも、頑張って大きくなろうな…、ばすたぁ…、おやすみ…。
この間、ばすたぁといっしょに「きかんしゃトーマス」を見ていたら、ラスティという名の機関車が出演していた。
そんだけ
ガイシュツだったらスマソ
'´=ixiヽ なんで、トーマスとアンパンマンの声おんなじなの?
/!! リノノ)))
/ 人 ´ヮ`ノ||
|つ\l|つ
く/_l|
し'ノ
ラスティ、おまいは機関車に生まれ変わってたんだな。
最近のばすたぁコスプレ臭いんだが元ネタ何?
;´从V∧)
ピュー W;´Д`) <警報レベルが10になりました。
=〔~∪ ̄ ̄〕 このシェルターは救命艇としてパージされます。
= ◎――◎
ブリジットに似てきたな・・・
>>190のヨーヨーなんか特に。
(゚Д゚;)ハッ
まさか実はおt(ry
_ノ″ ¨アly_ , .∴
_,yr!!^゙″ .゙\, ', ・,
___,,,,yvrr!^″ ゙\_/
- = .'^^^¨ ̄′ y .,, .゙`,。∃)←212
- .l|______,il′._,,,, .|.∴:;、:。:、・
/巛 》ヽ, _ =' ,,,__ 《 ̄⌒゙アlll|厂 .{∵:;:,:;
ヾノ"~^ヽ,^ ⌒^冖レy,_ .″ .,il「,∴,:;,。,:.
リ ´∀`)つ ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
(つ ノ’ y アl,,,.∵
人 ヽ/ - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly ,.〉,.
し(__) − ≡ . ̄ . ̄フ=vy,,___ ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
 ̄  ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・, ‘
女の子だグゥレイト!
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <…8頭身にハァハァされるのはヤですが、はすたぁちゃんなら別に平気です。ちょっとびっくりしたけど。
|⊂ ノ ……今度は、お菓子のお土産持って来ますね。
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
| ミ ピャッ!!
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ )
./ /
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'´=ixiヽ
./!! リノノ))) , -つ
/ 人 ´ヮ`ノ|| ./__ノ キラチャンハァハァ
/ \ / /
.| へ/ /
| レ' /、二つ.
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ノ /
⊂ -'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
〃⌒`⌒ヽ
________ l (`')从 i フフフ
|__|__|__|_ (´∀`*く,,!
|_|__|夢か…。ん!?/ 从从ヽ ^'' )ヽ
||__| | | \W*゚д゚) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/
>>214 はすたぁちゃん?
いあ! いあ! はすたあ! はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ
あい! あい! はすたあ!
宇宙クジラは旧支配者だったんだよ!!(AA省略)
ブンブン ブンブン
( ((( ●--=三● 三三 ●三=--● ))) )
/
/'´=ixiヽ
∩!! リノノ)))
ヽ人 ゚ ヮ゚ノ||
\||\l|つ
く/_l|
し'ノ
デモンベインかyp('A`)
| 从从ヽ
|W;゚Д゚) <……あ!!ご、ゴメンナサイッ!
| ∩
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 从从ヽ
|W;゚Д゚) < ばすたぁちゃん、ゴメンね……しばらくここには来ないから…許して……
|⊂ ノ
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
| ミ ピャッ!!
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やっとキラが消えたかホント荒らしと一緒だよ。
イザークも色んなところにすぐ出没するけどホント迷惑。
自分のキャラのネタスレをまず盛り上げろよ、ったく。
,..-‐−- 、、
,ィ":::::::::::::::::::;;;;;:ii>;,
/:::::::::::::::;;;;;;;;iii彡" :ヤi、
.i::::::::::::;:"~ ̄ ::i||li
|:::::::::j'_,.ィ^' ‐、 _,,. ::iii》
//l |:::i´` `‐-‐"^{" `リ"゙見ろ!!地球軍がゴミのようだ!!
√7/`、 ヾ;Y ,.,li`~~i
/_/ |-、/| i、 ・=-_、, .:/ ____
rニi//'--r--ヽ '' :/,---r'´ ̄ ̄ ::/
//::∠___/__/` ‐- 、、ノ/__,l"""" ,イ
//::/ ψ |"  ̄ ̄ ̄ ̄09 ::|l liii _, イ::|
//`/ゝ、____|___,--―--、_____llト、__イ |::|
/"/`i/___, -┴,-、八 ,-‐-、 (=) ::| | l|r-ri´ヽ
/"`O)/ヲl〕 人 ::〕,ゝ‐‐',---、`'‐┬‐'ト'、 l|⌒i'トi l:)
. / ::/`iニヲ'ー'-ニ',__,ゝ'/ ̄ ̄ ▽  ̄ ̄ ̄`i| _|___| `iノ
/-、::/ 〉--、/ ̄| ̄`、_,--‐、∧ |__ト、::|
/-、::/ 〈 ::|| [iii] :::|l_ノ、 lト,ノ
/ :/ >、 ::::|| __, -i´ 7ノノ
/" ::/ 〈_ `ー-‐i´`ー‐‐i"´ ::|  ̄
/" 、/ / `'、,√ハ _| __;:|
/ ::/7 λ_/∨ |__ノ | 〉l´ `i´〕
〈 ◯ )/‐'′ /i___/ ̄'、i_λ 〉l| |l '、
>>222 釣りにしても下手糞だからヤメレ(゚∀゚)y─┛
キャラのどれが絡んでも無問題スレなんだからさ(´-`).。oO(粘着こえぇ〜
>222は>1を読んで出直して来たまえ。
,.! /_`-、! ∧ /-'"//
゙、 \`_ヽ V r'_,フ/ !
! ノ i | i { |
〈 {ヽ!``__!__'"レ,イl
/`ー、ヽ ir\ ,イ !.l ,r'~`ヽ、
,.ィ" ri l i ト、j:i:i:::ヽ`ー':/::::! ', ) 、 、 y; ヽ、_
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
;' '" ノ ;;;;:::: i ! : // .....:::::;;イ、_、_\ _ _ノ
l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = ""::;; :/ ` '''' '"
ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ;:::゙i ;: , | ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
|XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、 ,! ,': : :| ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
!XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i ` ;! : : i! / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::! `. /:: | '" l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::! |:: |ズボッi:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!:: / ⌒ヽ i!::::::::::::ゞXX:/
`ヾ::;;;;;:ツ ヾ;::: ; | | | ヾ:;;:::::::ゝ'"
∪ / ノ
| ||←>222
∪∪
>>225 オイナリ久々にキキキキキ━━━━━(((((゚∀゚)))))━━━━━タタタタタ!!!!
グッジョブ!!!やっぱ良い仕事すんなぁw
今回ばかりはお稲荷よ、よくやった!
'´=ixiヽ オイナリ グゥレイトォ!
/!! リノノ)))
/ 人 ´ヮ`ノ||
|つ\l|つ
く/_l|
し'ノ
久々にでてきてグッジョブ!!
…けど、
ハイばすたぁ〜、アレはまともに見るものじゃありませんよ〜。向こう行こうね〜。
ん? なに?
あぁ…、あの金髪おじさんならまた今度普通の時に遊びにきてくれるって。
あのおじさんフラガおいちゃんのパパだって〜。
今更だけど
誕生日おめでとう
,.! /_`-、! ∧ /-'"//
゙、 \`_ヽ V r'_,フ/ !
! ノ i | i { |
〈 {ヽ!``__!__'"レ,イl
/`ー、ヽ ir\ ,イ !.l ,r'~`ヽ、
,.ィ" ri l i ト、j:i:i:::ヽ`ー':/::::! ', ) 、 、 y; ヽ、_
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
;' '" ノ ;;;;:::: i ! : // .....:::::;;イ、_、_\ _ _ノ
l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = ""::;; :/ ` '''' '"
ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ;:::゙i ;: , | ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
|XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、 ,! ,': : '!、 ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
!XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i ` ;! '´=ixiヽヽ / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::! `.//!! リノノ)))l.'" l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::! {/ 人 ゚ヮ゚ノ..} i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!::.. ノ i!::::::::::::ゞXX:/ lXXXXXXX|
XXXX:/ `ヾ::;;;;;:ツ ヾ;::: ; _ノ ヾ:;;:::::::ゝ'" ヾXXXXX |
`ヽ 、 _ゝく _,,. -`''"
`'''''''''''" `'''''''''''´
グゥレイトォ!
やめなさいナマモノ
/巛 》ヽ, /巛 》ヽ /巛 》ヽ /巛 》ヽ /巛 》ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^ ヾノ"~^ヽ,^
リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) リ ´∀`) <ばすたぁを助けろ〜〜
...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ ...../____ノ
やめなさいナマモノ達
って言うかばすたぁ助けないと!
えぇい邪魔すんじゃねぇナマモノーーーっ!!
えーい、ちょっと誉めるとこの始末だ!
「よっ! 遊びにきたぜぇ」
「あー! フラガのおいちゃん、ひさしぶりぃ〜」
久々にフラガのおっさん(おっさん言うな!)が遊びにきた。
「ちょっとそこまで来たもんだから、寄ってみたんだ」
「グゥレイト! ハハハ、丁度飯どきだし食ってくか?」
「あー、そりゃ嬉しいわ、いや、だけど、ちょっと…、な…」
そわそわと妙に窓の外を気にしている。
…ははーん、さてはマリューさんと喧嘩して逃げてきたな?
「馬鹿言うなよ、そんなことぐらいで逃げてくる俺だと思ってんの?」
じゃあ何でそんなにそわそわしてんだ?
「それは…」 ピンポーン…
ん? また誰か来たのか?
「少し邪魔をするぞ」
「く…、クルーゼ隊長!? 何で隊長がここに!?」
なんと仮面のおっさんが来やがった! ディアッカのやつは鯉みたいに口をパクパクさせている。
…はっ!? ばすたぁは!! …よし、バスターが後ろに隠しているな、よかった。
「ラウ! どうしてここが!?」
「お前が私を感じるように、私もお前を感じる事ができるのだよムウ」
「ちぃっ! 何しに来やがった!?」
「ふん、わからないか?」
「なんだと!?」
とたんにおっさんの眉間が険しくなる。
あんたたら、どんな因縁があるのか知らないけど、
ばすたぁの前で暴力や流血沙汰は…
「ならば教えてやろう。お前が土産を忘れていったからだ!」
そう言うと仮面は「つまらない物だが」とお菓子の箱を差し出した。
近所にある老舗の和菓子屋の箱だ。今まで一度も食べた事がない。
「いいか、人の家にお邪魔する時にはちゃんと手土産を…」
「そのくらいでいちいち俺を追っかけてくんじゃねぇっ!!」
仮面は一通りおっさんに説教したあと、「邪魔したな」といって帰っていった。
そのあと、ディアッカの作った炒飯を食べて、お茶と一緒に和菓子をいただいた。
美味しかった。
'´=ixiヽ /巛 》ヽ
/!! リノノ)))鼻毛神拳! ヾノ"~^ヽ,^∴′ゴフッ
/ 人 ゚ ヮ〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜);Д`).∴
|つ\l|つ ( つ つ
く/_l| / //
し'ノ (__(_)
フラガオイチャンニナラッタノー♪
'´=ixiヽ
/!! リノノ)))
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|| ナンダヨソレ…ゴフッ…
|つ\l|つ /巛 》ヽ
く/_l| ヾノ"~^ヽ,^
し'ノ ⊂ ̄ ̄⊃´Д`)⊃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ )
./ /
/ /
'´=ixiヽ
./!! リノノ))) , -つ
/ 人 ´ヮ`ノ|| ./__ノ キラチャンハァハァ
/ \ / /
.| へ/ /
| レ' /、二つ.
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/ ノ
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ノ /
⊂ -'
241 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/15 23:14 ID:7SbWwPkf
age
>1
きらの隠し子
>242
まったくもってダメダメですね。
あなたねぇ、設定ちゃんと読んでるんですかー?
直感だけで書き込んでいいわけけないでしょう?
それに、この赤ちゃん(ばすたぁ)が何処の誰の子だってかまわないんですよ。
大事なのは、ここで、このスレで、
ディアッカくんと、彼と一緒に暮らしている俺くん、
そして、その他大勢の皆さんが大切に、慈しんで育てている。
それだけのことなんです。
あー、お分かりですか?
分かったら、さっさと初代スレの1から読んできてください。
話はそれからです。
ですよねぇ〜、ばすたぁちゃ〜ん?
「はーい♪」
>243
ワロタ
すごい面白い妄想スレですね。
ネ タ ス レ といって欲しいですね。
俺痔スレや馬鹿親スレと同系列です。
ねーばすたぁちゃん?
「はーい♪」
「てめぇっ!! うちのばすたぁ勝手に連れ出しといて、何が『ねー?』だっ!?
ちょっとそこへ直れっ!!」
「なっ…!? なんなんですかあなたたちは!?」
「ばすたぁーーー!! 今ダディたちが助けるぞーーー!!」
その日の夕方、謎の誘拐犯が逮捕されたというニュースが流れた。
そんだヶ
そういや、ばすたぁちゃん今三歳なら、七五三のお祝いに行かなきゃじゃないか。
ディアッカ、ちゃんと連れて行ってやれよ!
七五三なら、着物買わないとな・・・あるいは、誰か女性の方の
お下がりを仕立て直して、ばすたぁちゃん用の七五三の着物にする方法も
あるけど。
んじゃ、ラクスの桃太郎服でいいかなw
ニコルンのママに借りてくれば
ディアッカ「よし、それじゃニコルにでも頼むか! HAHAHA」
お前…そりゃいくら何でも失r
俺の目の前にはさっきまでディアッカだったものが転がっている。
ランサーダートに貫かれたその姿はまるで前衛芸術のようだ。
まぁほっとけばまた復活するから放っておこう。ばすたぁが遊びに行きたがっているし。
251 :
1/2:03/11/19 21:43 ID:???
「さぁ〜ってと、どうすっかなぁ……」
俺たちがばすたぁと出会って三年が過ぎ、ばすたぁは三歳になった。
11月、イザークに言われて、俺たちはばすたぁの七五三のお祝いをする事になった。
俺はイザークに言われるまで七五三の事なんて考えもしなかった。
って言うか、それ以前に七五三が11月の行事だということを知らなかったんだけど。
おひな祭りや端午の節句なら毎年あるメジャーなイベントなら何かしら知っている
こともあるが……、七五三なんて何をお祝いするのかさっぱりだ。
それに俺は男の子だから、男の子のお祝いしか知らないし。
(……つぅか覚えてねぇな)
とりあえずいろいろと調べてみる事にした。
起源はそれぞれ平安だったり鎌倉だったり。
とにかく子どもの成長を祝う行事らしい。
今は全国的に11月15日中心に、3歳の女子、5歳の男子、そして7歳の女子が寺や神社
にお参りするらしい。もちろん晴れ着を着て。
三歳の女の子の祝い着としては、肩揚げをした着物で帯は結ばない。朱赤のちゃん
ちゃんこの様なものを羽織るのが一般的らしい。
それにしても……、子供用とは言え着物は結構高いな…(汗)
「無理して買わなくてもいいじゃない、最近はレンタルだってあるんだから」
女のこのことは女の子にと思ってミリィに相談してみたけど、…やっぱりばすたぁ
一人だけの着物を買ってあげたいと思うのが(馬鹿)親心というもの。
15万…25万くらいだった俺の給料でも何とか……
252 :
2/2:03/11/19 21:43 ID:???
「やっぱお前ってバカァ?」
そんなことを考えていると、突然ディアッカに馬鹿にされた。
なんだよ! お前はばすたぁに自分専用の着物を買ってやりたいとは思わないのか!?
「買ってやりたいに決まってんだろ? おまえ、ひょっとしてばすたぁの父親は自分
一人とか思ってない? 俺のへそくりも合わせればそれくらい買えるに決まってん
じゃん!」
………そうだったな。ばすたぁには幸運な事に、二人もお父さんがいるんだもんな。
よしっ! 買うか!!
「そうこなくっちゃっ!」
…ーで、俺、これがいいと思うんだけど?
「どれどれ? ……やっぱお前ってばかぁ? こっちのがいいに決まってんだろ?」
いや、やっぱり俺が選んだやつの方がばすたぁには似合って…
「伊達に赤を着てるわけじゃないんだぞコシヌケェーーーーーっ!!」
げっ! イザークまで!?
こうなると馬鹿親な俺たちのこと、ばすたぁのためにあれでもないこれでもないと
毎日カタログを頭突きしながら眺める事になった。
着物だけでなく、バックだとか髪飾りだとか、結局一式そろえてるあたり、俺たち
相当の馬鹿親だよな。
そして11月15日、丁度土曜日ということもあり、ディアッカと一緒に近所の神社に
ばすたぁの七五三参りに出かけた。
晴れ着姿のばすたぁはちょっと窮屈そうだったけど、とても可愛らしかった。
……ってか、ディアッカ、おまえ自身が七五三参りの5歳児みたいな格好して目立
ってどうする(汗)
・д・ >千歳飴も買ってあげて下さいね。
「コラばすたぁ。上にもうちょっと着ないと…、ほらほらマフラーもして…」
「ダディー、早く〜!」
「よっし、これでいいぞ。じゃ、ちょっと公園まであそびに行って来るから、
留守番頼むぞ〜」
オッケー、気をつけてな。
ディアッカがばすたぁを連れて遊びに行った。
先週あたりからぐっと冷え込んできたが、二人とも防寒対策はばっちりしている。
二人が出て行った後、俺は部屋の片付けなどをしながら、去年の事を思い出していた。
去年の丁度今ごろ、街にちょっと気の早いクリスマスソングが聞こえ出した頃……。
俺とディアッカは、深夜に医者の家のドアを叩いた。
ばすたぁが…、高熱を出したのだ。
真夜中だから行きつけの病院はもう閉まっていたので、
迷惑なのは分かっていたけど、医者の家に直接押しかけた。
その医者は、ばすたぁを育てるようになってから何度となくお世話になってきた医者で、
寝ているところを叩き起こしたにもかかわらず、嫌な顔一つせず丁寧にばすたぁを診察をしてくれた。
……軽い肺炎になりかけていたらしい。
処置が早かったので大事には至らなかったが、俺もディアッカも激しく落ち込んだ。
まだ若い俺たちが、男だけではじめての子育て。
普通の親なら気づけたかもしれないばすたぁの異常に、すぐには気づけなかった。
そのことが、俺たちには大分こたえていた。
その日、ばすたぁは大事を取って一晩入院させて、
俺たちは病院のベンチで眠った。
次の日の朝、ディアッカがぽつりと言った一言を、俺は忘れてはいない。
「俺たち…、こんなんでホントにばすたぁの親になれんのかな……」
言うなディアッカ…。
俺は、ただそれだけ言った。
それから…、ばすたぁは大きな病気をすることなく、順調に育っている。
これから先も、元気に育ってくれると思う。
でも…、この時期が近づくと、きっとまたこの時の事を思い出すだろう…。
俺たちがばすたぁと暮らすようになって、2年目の冬の事を…。
保守
つдT) 俺・・・
ほしゅ
hosyu
「ジングーベー♪ ジングーベー♪ すっずっが〜なる〜♪」
最近商店街を歩くともう気の早いクリスマスソングが流れている。
「パパ! ダディ! サンタさん〜!」
ばすたぁが指をさす。あぁ、カーネルおじさんか。
「も〜い〜くつね〜る〜と〜、クーリースーマースーぐぅれいちょ!」
ばすたぁ、それは違う行事の歌だよ…。
(なぁなぁ、ばすたぁのためにさぁ、奮発してプレゼント買おうぜ)
ディアッカがこっそり俺に相談する。
「そうだな。ばすたぁが欲しい物ってなんだろ? おーい、ばすたぁ!」
(あっ、馬鹿!!)
「ばすたぁ、クリスマスプレゼント何が欲しい?」
「え〜とね、うさちゃんの友達のくまさん! …パパたち買ってくれるの?」
(やっぱお前ってばかぁ? 直接本人に聞く奴があるかっての!)
「い…、いや違うよ! きっとサンタさんがプレゼントしてくれるんだよ!」
慌てて訂正する。スマン痔よ、俺が軽はずみな発言しちまったせいで…。
あやうくばすたぁの夢を壊すとこだったぜ。
「え〜? でも、サンタさんはダディなんでしょ?」
「へ? 俺?」
「だってダディ赤い服着てるー!」
「ぐ…、グゥレイトォだぜばすたぁ…」
その帰り道、俺たちはばすたぁに『クリスマスの本』を買ってあげた。
クリスマス当日、
「伊達に赤を着てるわけじゃないんだぞー!」
と怒鳴りまくるサンタがやって来たのは言うまでもない。
>251-252 >254 >259
職人さん乙! 近頃ここに来てなかったから、一気に読んだよ。
七五三に風邪にクリスマスに…全部ほのぼの(*´∀`)イイ!!
261 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/29 20:44 ID:56JuXwMH
hosyu
職人さん、乙!
伊達に赤を着てるわけではない銀髪サンタさんは
高価なものを大量にくれそうですね(´▽`)
保守
ネタが出てこなくて書けない。
保守
書き込み少ない
そういや誕生日祝いしてないな・・・
本編が終わったからネタが出にくいんだろうね
次スレの最初まで誕生日ネタも出ないしな。
誕生日ネタ(プレゼントその他)出る→それを使ったネタが出る→感化されてネタが出る
みたいな流れだと良いんだが…。
新スレになるまで年をとらないってのはスレの活気に問題ありだと思うので打開作希望。
年を取るのを一月ごとに戻すか、二ヶ月にするか、それともレス数ごとにするか。
伊藤家の食卓で、髪ゴムを使ったアクセサリーの作り方をやっているのを見て、
自分も作ってみたいと言い出した。
「よーしダディに任せろ!」
と言って、買いに出て行ったディアッカがまだ帰らない。
というか、こんな時刻じゃそういうものを売っている店も閉まっているような・・・
よもや事故か、帰りづらいんでそのへんの公園のブランコで・・・と思っていたら、
「ただいま帰ったぜグゥレイト!」
「おかえりグレイチョー」
ディアッカが満面の笑みで居間に飛び込んできた。
その手には、色とりどりのゴムひもがたくさん入った袋が。
しかし、よく店が開いていたな。
「ん?ああ、店が閉まってたんでミリィんとこまで行って貰って来た」
怒られただろ、いきなり行って。
「いや、何か褒められた」
そうか・・・って何でだよ?!
「いや、ミリィも見てたみたいだけど。伊藤家のアレ」
そういうことね。ともかく、ばすたぁもよろこんでるし、まぁいいや。
これでディアッカの株も少しは上がるだろ。刀傷もなかったし。
そんだけ
痔 グッジョブ ( ゚Д゚) b Σ ビッ!
しかし刀傷って
苦労してるんだな 痔よ
ディアッカ、グッジョブ!
>269
もうちょい誕生日まで期間短くしてもいいと思う。
寂しいけど、過疎化進んでるしさ…。
スレの半分くらいで誕生日来てもいいと思う。
あと、現実世界のカレンダー無視して季節ネタとか書くのもよいかもね。
スレ内独自の時間軸で。
ラクス・クラインがケーキを持ってきた。
何でも、一緒に暮らしている人が、最近よく作っているらしい。
「というわけで、ばすたぁちゃんの為に焼いてもらってきたのですわ♪」
箱の中には、イチゴの載ったケーキが1ホールそのまま入っていた。
「グレイト!ありがとうございます!」
ばすたあも大喜びしている。
「まぁ。ばすたぁちゃんはおりこうさんですね。ちゃんとお礼も言えるのですね」
「hahaha。そりゃ、うちの娘だからな」
ディアッカも得意満面になっている。俺も・・・悪い気はしないな。
そしてその後、ケーキを4人で食べた。
ケーキはとてもおいしくて、人に勧めるだけの事はあると思った。
「今度は、うちに遊びに来てくださいね〜」
「はい!」
「ぜひとも行かせてもらうぜグゥレイト!」
「ただしディアッカ、てめーは駄目だ」
そんだけ
おお! ラクスが久々にいい仕事をしている。
楽私グッジョブ、クリスマスも是非!
日はディアッカと俺とばすたぁで散歩に出ている。
商店街ではクリスマスソングが喧しく流れ、サンタクロースの格好をした人が何人もうろうろしていた。
「ねぇ、ダディ、パパ?なんであんなにサンタさんがいるの〜?」
「ああ、あれは全部偽者…」
言いかけたディアッカをグーで殴り、俺はばすたぁに向き直る。
「サンタさんってのはね、人に幸せを届けるのが仕事なんだ。でも、一人じゃ大変だから、仲間に助けて貰ってるのさ」
「…そうそう、だから沢山居たらその分幸せが多くなるだろ?」
ディアッカが起き上がって、俺に調子を合わせてきた…と思ったら。
(…なぁ、お前ホントにそう思ってんのか?)
こっそりと耳元で囁くディアッカ。
(別に良いじゃねぇか、俺だって小さい頃はそう教えられてたんだし)
俺がチラッとばすたぁを見て囁き返すと、ディアッカは
「そうだよなぁ、沢山居たらそれだけグゥレイト!になるんだぜ、ばすたぁ!」
とか何とか叫んで、急にばすたぁをひょいと持ち上げると、丁度肩車みたいに肩に乗せた。視線が高くなって、ばすたぁは喜んでいる。
「ダディもぐぅれいちょ!」
…ああ、だからそのデレデレした顔をこっちに向けるなよ、ディアッカ。もうその顔は見飽きたからさ。
そうこうしているうちに、ペットショップの前を通りかかる俺達。
「うわぁ〜かわいい!」
ばすたぁが見つけたのは、ガラスの向こうに居た柴犬の子犬だった。
「ねぇパパ、ダディ、あれ飼っていい?」
うーん、それはなぁ…生き物だし。俺も犬は好きだけれど。
「もうちょっとばすたぁが大きくなってから……っておい、ディアッカ!」
ディアッカの奴、子犬と視線を合わせて何かをじっと考え込んでいる。このまま行くと…不味い。
「また今度にしようね、ばすたぁ。ほらディアッカ、行くぞ!」
取り敢えずばすたぁを奴の肩から降ろし、奴を蹴飛ばしてみた。…反応は、無い。
「ディアッカ!」
何だか夢遊病者の様な足取りでアイ○ルに歩いて行くディアッカを思い切りぶん殴り、右手でばすたぁと手を繋ぎ、左手で倒れたアイツを引き摺りながら家路についた。
CMに感化されすぎなんだよ、お前。
そんだけ
276 :
275:03/12/10 14:19 ID:???
(;゚Д゚) 書き出しの所、"日"じゃ無くて"今日"でつ スマソ
>276
ドンマイかつ、ぐっジョブ。
>275にちょっと便乗
「ディアッカ!?」
俺は思わず足を止めた。ペットショップ、その店先、そこにディアッカがっ!!
「非グゥレイトォ…」
うそうそ。ごめんジョークジョーク。ちょっとしたジョークだって。
店先には、最近人気のチワワのケージが置いてあった。
その中には、かわいらしいチワワが数匹。
「いくら俺がチワワ顔って言われてるからって、ばすたぁの前でそんなこと言わなくったっていいじゃん…」
「ごめんごめん、だから、ジョークだってば。
いくらなんでもおまえとチワワを見違えるなんてあるわけないじゃん」
「ホントかよー、さっきちょっと目がマジだったぜ」
「ホントだって、なぁ、ばすた…ぁ?」
ばすたぁは座り込んでチワワのケージをじっと見つめていた。
じっと、じぃーーっと…。
そして、不思議そうに俺とディアッカを見上げる。
かわいらしい指をチワワに向け、爆弾。
「ダディ?」
「非・グレイトォォォーーーーーーー!!」
クリスマスに彩られた商店街に、哀れなディアッカの叫びが響き渡った。
ばすたぁも、最近好き嫌いが出てきた。
しいたけやピーマン、にんじんなんかが好きじゃないらしい。
・・・まあ、ディアッカのチャーハンに入っていれば、残さず食べるんだけど・・・
「HAHAHA。俺の愛情の勝利だ!」
というか、ばすたぁが残そうとすると、お前がすごいチワワ顔で見るからだと思うぞ。
280 :
1/6:03/12/13 14:03 ID:???
あのペットショップの前を通りかかった日から、数日が過ぎた。
今日は、ディアッカとばすたぁは近所の公園に散歩に行っている。俺は、留守番。
「…へックシュン!」
ばすたぁが外に居る時は、なるべく電気代を浮かすべく暖房を切ってあるのだ。その所為で今はとても寒い。ええと…7度かよ!
最近は陽射しが殆ど無く、どんよりと曇った天気が続いている。俺は窓の傍に寄り、恨めし気に厚い雲を見上げた。
『♪放つ光〜空に落ちる〜』
床に放り出した置いた俺の携帯が、着信メロディを奏でた。相手は大体予想がつく。
無言で通信ボタンを押すと、聴きなれた声が耳に飛び込んで来た。
『よぉ、ディアッカだけど』
「どうした?」
『今から帰るからさ、部屋暖めておいてくれねぇか?それと……』
「……何」
『…いや、一寸困った事に…まあ、詳しい事は帰ってから言うから。頼むぜ』
ツー、ツー、ツー……
俺は溜息を一つ吐いて、携帯を切る。
ディアッカがああ言う時は、ろくな事は無い…と言って良いだろう。この前なんかはアイツ、変質者扱いされて警察に…いや、過ぎた事をどうこう言っても仕方が無い。
「…へックシュン!」
今日2度目のクシャミ。
考える事を中断して、俺は少々投げやり気味に暖房のスイッチを入れた。
281 :
2/6:03/12/13 14:08 ID:???
「…犬……だぁ?」
「な、頼むよ。良いだろ?」
帰ってきたディアッカとばすたぁの後ろに居たのは、野良らしき犬で。顔はラブラドールっぽいけれど耳は立った先が少し垂れて。ふさふさの体と尾。
それも子犬じゃ無い。ばすたぁと同じ位の背丈を持つ、大型犬だ。
――やっぱりろくな事じゃ無かったな。
「ねぇ、パパ、おねがい。このこ、すごく寒そうだよ」
ばすたぁが犬の傍らに立ち、ぎゅっとその毛を握っている。犬は特に反抗もせず、大人しくされるがままになっていた。
「でもなぁ……生き物だぞ?散歩行ったり、餌やったり、体洗ったり、排泄物の処理したり…それが出来んのか?」
「……やっぱ難しいかな」
「…おい、ディアッカ。どうしたんだよこの犬は。何か目茶苦茶痩せてるけど」
ばすたぁの傍で困った顔をして頭掻いてるディアッカに問うと、
「いや、それがさぁ…着いて来ちゃったんだよねぇ…散歩の途中で」
「パパ、ダディ、ちゃんとお世話するから。かわいそうだよ、外は寒いのに」
ぎゅっと犬の毛を握り締め、少々涙目になっているばすたぁを引き剥がす事も出来ず、ディアッカを見ると、奴はお得意のチワワ顔で俺を見ていた。
……お前等なぁ……あぁもう、分かった分かった。
「…2つの条件付なら許すよ。一つは、飼うのはこの犬を欲しい人が現れるまで。張り紙とか新聞とかに『犬飼いませんか』って載せてさ」
「もう一つは?」
「世話を他人任せにしない。それは絶対守って貰うぞ」
「グゥレェェイトォォ!やっぱお前って良い奴!!」
飛びついてきたディアッカを軽く足蹴りし、俺はばすたぁの前にしゃがみ、目を合わせる。
「パパとダディとの約束だぞ。ほーら、ゆびきりげんまん」
「う〜そついたらは〜りせんぼんの〜まそっ!パパぐぅれいちょ!」
キャッキャと笑って飛びついてきたばすたぁの頭を撫で、犬をもう一寸よく見ようと……
『♪放つ光〜空に落ちる〜』
…こんな時に誰だよ。多少不機嫌な声で、俺は電話に出た。
「はいもしもし…ってイザークか。何の用だ?」
『あのなぁ、貴様ら犬飼うんだったらちゃんと責任持って飼えよコシヌケェ!俺も今そっちに行く!』
ツー、ツー、ツー……
……お前、俺達の家に盗聴器でも仕掛けてんのか?
282 :
3/6:03/12/13 14:09 ID:???
それからは、師走と言う事もあって、時間が矢の様に過ぎていった。
散歩とか餌やり等、実質的な仕事はディアッカとばすたぁに任せ、俺は張り紙作りや広報への連絡をしている。これも結構忙しい物なのだ。
「手伝いに来たぞくぉしぬけぇ!」
たまに、窓からガラスの破片と共にイザークが飛び込んできては手伝ってくれる。コイツ、これで中々文章が上手くて。
「ええと…『雑種の雌犬 子供の居る家でも安心して飼う事が…』」
「その『雑種』って所、『MIX』って書いた方が良いと思うぞコシヌケ!どうしても一般大衆は『雑種』だとアレなイメージがあるからな」
「ん、そっか。じゃあ『MIX』…と。『…下記の番号へ御電話下さい ○○○−○○○○ 』…これで良いかな」
「よし、後は上に写真を貼ってコピーすれば何とかなりそうだな。それにしても、貴様…」
「…何だ?」
「……いや、何でもない。ただな…」
口ごもるイザークを見て俺が首を傾げると、奴は俯いた。
「…別れってのは、結構辛いモンだ。覚悟しとけよ」
奴らしくも無い台詞に目を丸くした後、俺は一寸笑んで。
「…分かってるよ」
何時来るかも知れない、だが、必ず来る別れ≠フ時間。それを乗り切れる自信は、正直無いけれど。
「…アイツ等が居るから」
―― 一人じゃ、無いから。
「うぉ、暖かいぜグゥレイトゥ!ただいま〜」
「ただいま、パパ。あ、それにオパッカ兄ちゃん!こんにちは!」
ディアッカとばすたぁ、それにばすたぁが「ぐぅれいちょになるんだよ」ってグレィ≠ニ名前を付けた犬が散歩から帰って来た様だ。
グレィは特にばすたぁと仲が良く、ばすたぁが行く所、必ず付いて廻っている。
「よぅ、ばすたぁ!お邪魔してるぞコシヌケェ!」
途端にイザークはシャーペンを放り出し、ばすたぁの元へ駆け寄って行く。そのままばすたぁを持ち上げると高く掲げ、「飛行機だぞきょしぬけ!」と狭い室内を走り回った。倒れる花瓶、吹っ飛ぶ用紙。
それでもばすたぁは嬉しそうに笑っている。…ま、この位は許しても良いかな。グレィも尾を踏まれていたが、何を言う事も無く不思議そうに俺の顔を見上げた。
そんなグレィの目を見つめ、俺は思った。
大丈夫だよ、お前ならきっと良い飼い主が見つかるさ――。
283 :
4/6:03/12/13 14:10 ID:???
俺達がグレィと会って、10日程経った頃。ついに、新しい飼い主が見つかった。
新しい飼い主は2人小さなお子さんの居る夫婦の方々。犬を飼いたかったけれど、子供に対しての犬の行動が心配で飼えなかった、という方だった。
その方から電話があった後、暫く無言で居た俺にディアッカがボソリと言った。
「これで、グレィも幸せになれるんだよな」
そう、これは喜ぶべき事なのだ。新しいグレィの家族が見つかったのだから。
「……そうだな」
イザークが言っていた別れ≠フ辛さが、予想よりも遥かに多かった事を知った。
その旨をばすたぁに伝えると、ばすたぁは今にも泣き出しそうな顔をして。
「これでいいんだよね、グレィもそのほうがいいんだよね」と言うとグレィに駆け寄り、そのふさふさな毛に顔を埋めて泣き出してしまった。グレィはやっぱり不思議そうに首を傾げ、ばすたぁを見守っている。
「――明日、行こうな。新しい飼い主の所へ」
誰ともなしに、俺は言った。
新しい飼い主の方の所へは、俺とディアッカとばすたぁ、それにグレィという面子で行って来た。
声通り、その方達は優しそうで。俺達は「宜しくお願いします」と頭を下げて、最後にグレィの頭を撫でて、家に帰った。
家に帰ってからばすたぁは押入れの中に閉じこもっている。そこからはばすたぁの啜り泣き声と、時々「グレィ」って呼ぶ声が聞こえる。
その声を聞きながら俺とディアッカも無言で、グレィが使っていた毛布をボンヤリ眺めていた。
「――これで、良いんだよな」
夕陽が沈みかけた頃、薄暗くなった部屋の中で、ポツリとディアッカが呟いた。
284 :
5/6:03/12/13 14:11 ID:???
「…ほんの一瞬だったんです。それで、それなのに…」
新しい飼い主から急な連絡が入ったのは、譲渡からたった二日後の夕方6時半。既に空を暗闇が支配していた。
譲渡時の面子にイザークが加わって、俺達はとある動物病院へ急いでいる。
グレィは、飼い主が一寸玄関を開けて立ち話をしていた時に家の前の道路に飛び出て、自動車にはねられたらしい。
「……グレィがそんな事する筈、無いよな…」
「でも事実は事実なんだ。急げよ!」
呟くディアッカを俺は一喝し、ばすたぁを背負い直してまた走る。
道路の向こう側に、誰かの面影を見たのかもしれない。あの大人しかったグレィが、何の理由も無く飛び出すなんて…。
(…頼むから生きていてくれよ!)
開くのが遅い自動ドアにもどかしさを感じながら、動物病院に駆け込んだ。
毛布がひかれた手術台の上に横たわって荒い息をしているグレィ。その体から出ている点滴の管が痛々しい。
「グレィは…?」
担当医に訊くと、彼は静かに首を振った。
「どうも内臓破裂を起こしている様で…今は意識不明の重態です。後30分持つかどうか…」
突き当たる現実は、いつも残酷で非情で。
「…すみません…私がもう少し気をつけていれば…」
すみませんを繰り返し頭を下げる、新しい飼い主。ばすたぁはトタトタとグレィの傍に寄って、その名を呼びながら目を潤ませる。イザークがそっと傍に歩み寄り、ばすたぁの小さな肩に手を掛けた。
「ねぇ、グレィ…死んじゃダメだよ…」
それを聞いてか、グレィが少しだけ目を開けた。
「グレィ!」
俺達はいっせいに名前を呼ぶ。
グレィの目はばすたぁを捉え、次に俺達に向き、最後に医者と新しい飼い主を見た。その後、再びばすたぁを見、その手をなめようと一生懸命に首を持って行く。
「いいんだよ、グレィ。むりしなくても」
泣き顔に少し笑みを浮かべ、ばすたぁはグレィの頭を優しく撫でた。
その言葉に安心したのか、グレィの頭がカクンと垂れ、瞳孔が急激に拡散していく。荒い呼吸音さえ、胸の上下さえ無くなったその姿に、周りに居た俺達は一瞬息を呑んだ。
285 :
6/6:03/12/13 14:12 ID:???
「…グレ…ィ…?」
イヤイヤをする様にばすたぁは首を振る。まるで、これは夢だと自分に言い聞かせる様に。
でも、ばすたぁ。これは現実なんだよ。
グレィを家に置こうと決めた時、こんなにも辛く悲しい別れをするなんて、ひとかけらも思っていなかった。
「…ばすたぁ、グレィはお前が居てくれてグゥレイトォに嬉しかったと思うぞ」
ディアッカがそう言うと、ばすたぁは堪えていた涙を溢れさせ、もう動かないグレィに抱きつく。グレィはその顔に、何時もの穏やかな笑みを浮かべている様に見えた。
グレィの最期を看取った次の日。
ディアッカとばすたぁは連れ立って、グレィと初めて会った場所に花を供えに行っている。今日はドアから入って来たイザークと一緒に、俺は留守番。
室温も床に放り出されている携帯も同じだけれど、前回の留守番時と違うのは、机の上に飾られたグレィの写真と、何よりも思い出の数。
「…本当に、良かったのかな」
グレィを、家に連れて来て。過ぎた時間は戻らないと分かっているけれど、もしあの時こうなら…という考えが心の中でひしめいている。
「良かったに決まってるだろコシヌケェ!アイツ、捨て犬だったんだろ?最後に俺達に会えて、嬉しかったんじゃねぇか?」
「……そうだよな」
俺はイザークに微笑んでみせた。
捨てられて、今まで辛い事ばかりだったアイツと俺達が会えて。それだけでも、アイツの心の傷を少しだけ癒せてやれたと思う。
イザークから机の上の写真に視線を移す。ばすたぁとグレィが一緒に戯れている写真。
俺はそれに向かって、あの時に訊けなかった、最初で最後の質問を。
――なぁ、お前、幸せだったか?
写真の中のグレィが、少し笑った気がした。
長くてスマソ
そんだけ
フフフ 年を取ると涙脆くてイカンナ 。・゚・(ノД`)・゚・。
>280-285
グレィーーーーーー!!!
久しぶりに泣いたぞコシニュケェ!
長文乙!
動物飼ったことないけど、泣けてくる…。
>280-285
グゥレイト!乙ですた!゚・゚(⊃д`)゚・゚
ここの職人は最高だよ…泣かせてくれるねぇチクショウ。
はぁ?何言ってんのお前ら。
ただのSSでギャーギャー言うなよ、
ったく・・・ホントに・・・あれ・・・おかしいな
急に雨が降ってきやがった・・・
つい先週に犬が氏んだからかなり効く…
ええ話や…
やべぇ…久々にネタ考えたけど落とせねぇ…
この余韻ぶち壊すわけにゃいかねーよ…
皆、感想アリガd(*´∀`)
もっと良いの書ける様、精進しまつ
>>292 辛い事思い出させてゴメンな ガンガレヨー
それから…
>>293 どうぞぶち壊してくれw
293ではありませんが、ネタ投下
「やーん!」
「ほら、じっとしろってば、ばすたぁ!」
ディアッカとばすたぁがもめている。こらディアッカ、ばすたぁが嫌がる事するなよ!
「違グゥレイト! 俺は単にばすたぁを外はねにしてあげようと…」
「い・や! お姫様がいい!」
どうやら、髪型のことで意見の相違が出たようだ。
ディアッカは、例の想い人に似せて、ばすたぁを外はねさんにしたいらしい。
それで、ばすたぁの言う『お姫様』ってのは何だ? ラクス嬢の事か?
「違うのー! おかっぱお兄ちゃんのとこのお姫様の人ー!」
イザークの…? あぁ、最終話付近に出ていた赤服の女の子の髪型か!
いいよな、何か清楚な感じで。俺はいいと思うよ。
「パパ、ホント?」
「だーめぇ! ばすたぁは外はねにするのー!!」
だだっ子かおまえは! ばすたぁがいいって言ってる方にしてあげればいいだろ!
「おかっぱに決まってるだろうがコシヌケェーーー!!」
またイザークか…。いいかげん玄関から入ってくれ、ばすたぁが真似するだろうが!
「今きりっとおかっぱにしていれば、伸びたときにはばすたぁの望むお姫様カットになるぞ!
な、俺とおそろいのおかっぱにしよう!」
う〜ん、ばすたぁはちょっと渋っている感じだ。でもすぐには髪の毛も伸びないし…。
「だからぁ…、外は」
おまえは黙ってろディアッカ。
「悲グゥレイトォ…、おまえは何か希望はないのかよ?」
俺か…、特には。ん〜、でも俺実を言うとフレイみたいな赤毛もいいなとか…。
「趣味が悪いぞコシヌケ」
まさか、全員の意見を合わせるわけにもいかないだろうし。
想像してみた。
…赤毛で、おかっぱで、外はね……。
怖くなってやめた。とりあえず、俺はばすたぁの望むお姫様カットにするのがいいと思った。
そんだけ
>296
乙。
と言いますか、ああいう髪型(ここでいうお姫様ね)って、雅結いともいうらしいです。
'´=ixiヽ /⌒'⌒ヽ
/!! リノノ))) i_M_| !
オヒメサマー/ 人 ゚ ヮ゚ノ|| |.i、゚ヮ_゚ リヽ。__ ソンナ、オヒメサマダナンテ…デモ、アリガトウ
|つ\l|つ ⊂マ(_|!_|ヾ´ヽ/
く/_l| !、|,!.イU
し'ノ U U
なんていうんだっけあの子?
シホだっけか?
確か、ね。
そういう名前でスレも立ってる。
正直、ラクスやフレイよりよほど萌えr
キュピィーーーーン!
「このカンジっ!?」
夕食時、突然ばすたぁがニュータイプ効果音を発して立ち上がった。
ばすたぁ、座って食べなさい。
「ど…、どうしたんだばすたぁ!?(まさか嫌いなニンジンをこっそり混ぜていたことがばれたのか!?)」
「ぐぅれいと!」
そのまま玄関に走っていった。コラばすたぁ、遊びに行くのは全部食べてからにしなさい。
「こんな時間に外に遊びに行くわけないだろ!? やっぱおまえってバカァ?」
ディアッカが俺を馬鹿にしながらばすたぁを追いかける。
ばすたぁはと言うと、玄関までたどり着くと、突然ドアに向かってダイブした。
危ない! ぶつかるっ!!
そう俺が思った瞬間、勢いよく玄関のドアが外側に向かって開いた。
「エクセレ―――――――ンッ(ト)!」
ドアを開けた人物は、そのままがっしりとばすたぁをキャッチした。
勢いを回転運動によって緩和する…、要するにその勢いをたかいたかいに利用したわけだ。
ここからは誰が来たのか、顔はよく見えない。
…が、登場時の第一声ですでに誰かは分かっていた。
「グランパ! いらっしゃい!」
「エクセレントばすたぁ! ずいぶん大きくなったね」
「お…、親父ぃ!?」
突然やって来たのはディアッカの父、タッド・エルスマンだった。
久々にばすたぁに会いに来たらしい。…息子にではなくて?
「やぁ、君も元気そうだね。いつもうちの馬鹿息子が迷惑をかけてスマンな」
エルスマン氏が俺のいる居間へと入ってくる。
そんなことないですよ、よく来てくださいました。
(ばすたぁの)おじいちゃん。
記憶があるのはそこまでだった。エルスマン氏の拳がやけに鮮明に映像として残っている。
…だって、小さい子供がいると、どうしても物事をその子を中心にして考えちゃうだろ…?
そんだ…け。
>>296 >>298 >>302 遅レスだけれどグッジョブ。すげー和んだ(*´∀`)
用事でクリスマスに来れないので、フライング気味に長めの逝きまつ。
一般世界では、クリスマスイヴと呼ばれている夜。
街中がクリスマス一色に染まる中、俺達も小規模ながら、クリスマス気分を味わっている。
何時もは殺風景な部屋には小さなクリスマスツリーが置かれ、そこにはピカピカと光る電球が纏わり付いている。天井からは金と銀のリースが垂れ、たまに移動する俺に引っかかっては動作の邪魔をした。
「ねぇ、オパッカ兄ちゃん。くつしたってこれでいいの?」
ばすたぁが今夜起こるであろう事への期待に頬を紅潮させつつ、図々しくも俺達の家に止まる事にしたイザークの目の前に赤と緑の靴下をぶら下げる。
「おう、これをな、枕元に吊り下げて置くんだ。そうするとそこにサンタさんがプレゼントを入れてくれるんだぞコシヌケェ!」
「たのしみだなぁ〜。サンタさんってどんな人なんだろう?」
「おいおい、ばすたぁ。サンタさんは寝てないと来てくれないぞ〜?」
ディアッカが笑いながら俺の方へこっそりとウィンクをする。あぁ、分かってるよディアッカ。俺だって、忘れている訳じゃ無い。
ディアッカ考案の、奴曰くクリスマスグゥレイト大作戦=B凄そうなのは名前だけで、中身は『いかに本物のサンタらしくばすたぁへプレゼントを届けるか』って事だ。
それをイザークに話したら、アイツは「それなら俺が居ないと始まらない!伊達に赤を着てる訳じゃ無いぞコシヌケェ!」とか叫んで、呆気に取られている俺達の前で手品の様に就寝具等を取り出して。そして、結果は見ての通り。
「ケーキはまだかくぉしぬけぇ!」
「はいはい、今切るって」
何時もと変わらぬ態度のイザークに溜息を吐きながら、俺は生クリームのケーキに包丁を入れた。
「あぁ、そのイチゴ俺の!」
「ツリー型のチョコを躊躇いも無く縦真っ二つに切るとは何事だぁ貴様!」
俺の後ろで悲痛な声を上げるディアッカ。怒鳴るイザーク。……いい加減に煩い。
「あのなぁ、お前等一寸はばすたぁを見習えよ!ほら、文句も言わずにちゃんと…」
「パパ、そのサンタさんのお菓子、もらってもいい?」
「ん…ああ、ほら」
サンタ型の砂糖菓子をばすたぁの皿に取り分けてやると、喜ぶばすたぁとは対照的に、背後の男性陣から再び不満の声が上がる。
「貴様ぁ…それは俺が狙っていたんだ!俺によこせ!」
「じゃあ首で切るか?」
「なっ…何という邪道な……」
305 :
2/7:03/12/21 17:11 ID:???
「お前はばすたぁには接し方も菓子も甘いんだよ!ぁ、だからそっちの方が大きいって!それ俺の俺の!」
皿を突き出してチワワ顔で懇願するディアッカの前を俺は素通りし、テーブルの上のフレームに入った写真の前に、そのケーキを静かに置いた。
「――メリークリスマス、グレィ」
自分の口から漏れる呟きが、まるで自分の物ではない様に感じながら。その瞬間だけ自分の周囲が全て過去に戻った様に、アイツとの思い出が頭の中を駆け巡って。
グレィ。もしかしたら、お前もこの場でクリスマスを過ごせていたかも知れないのに。あの時の様に、ばすたぁの隣で。
――だが、体は無くても、今日は一緒に。心だけでも、一緒にこのクリスマス、過ごそうな。
俺は一息吐いて、周囲を見回す。と、俺の事見て呆然と固まっているイザークとディアッカが目に入った。ばすたぁは何時の間にか俺の傍に来て、自分の分だった筈のサンタ型菓子をそっと、その皿に乗せている。
「…んだよ」
「あ、いや…そうならそうと早く言ってくれれば…」
「…ったく、ほら、これお前の分。お前は食い意地が張り過ぎなんだよ」
そう言ってディアッカの分のケーキにイチゴと縦割れツリーチョコを乗っけて渡すと、奴はチワワ顔を一変させ「グゥレェィトォォ!」とか何とか吠えだした。
そんなディアッカを放って俺が再び分配の仕事に没頭しようとすると、横からニヤついたイザークに声を掛けられた。
「…何」
「貴様も中々良い奴じゃないかコシヌケェ」
「…うっせぇよ」
思わず顔を赤くして俯く俺の肩をぽん、と一度だけ叩いて、イザークはばすたぁへ寄って行った。
「あ、ゆき!」
部屋に響くばすたぁの声を聞き、何事かと窓の傍へ寄った俺達の目に飛び込んで来たのは、チラチラと暗い空から降る白い雪。
「グゥレイト!ホワイトクリスマスだな」
「ハン、風流な事はお前には似合わんぞクォシヌケェ!」
雪を見て、子供みたいにはしゃぐアイツ等に気付かれない様に、俺はそっとグレィの写真を窓の方へと向けた。
306 :
3/7:03/12/21 17:19 ID:???
「……で、何でこの俺がトナカイ役なんだ?」
自分へと投げられたトナカイの着ぐるみを見て、イザークが不思議そうにディアッカに問う。
「ま、まぁ良いじゃないの。クリスマスなんだしさ」
睨むイザークの視線を巧みにかわしながら、サンタクロースの格好をしたディアッカは笑った。
ケーキを食べ終わり、靴下を枕元に吊り下げたばすたぁは、既に夢の中。
俺達はクリスマスグゥレイト大作戦≠実行すべく、薄暗い居間で最終調整を行っていた。
「俺は伊達に赤を着ている訳じゃ無いんだぞコシヌケェェ!!俺がサンタだぁッ!」
吼えながらディアッカに飛び掛り、サンタクロースの服を剥ぎ取ろうとしたイザークは、帽子のフワフワに触れた所で俺の手によって床へ投げ飛ばされる。
「こらイザーク、静かにしろ!ばすたぁが起きちまうぞ」
ばすたぁが寝ているのは、たった壁一枚、ドア一枚隔てた向こう側。騒ぎでも起こせば一分足らずの内に起きてしまうだろう。
ブツブツと文句を言いながらもどこか嬉しそうにトナカイの着ぐるみを着るイザークは「似合うか?」と時折訊いてくるが、俺とディアッカはそれをろくに見もしない。
(……ったく、この年になってこんな事をするとはな…)
俺はそう心の中で呟いて、首に鈴つきの紐を巻いた。けれど、そう思いながらも心の端の方でこの作戦≠楽しんでいる自分が居る。
別に、嫌って訳じゃあ無い。こんな格好して童心に返るのも、たまには良いと思う…が。
「よぉ、中々グゥレイトじゃん、お前?今度さぁ…」
「…それ以上言ったら、中華鍋で原型が無くなるまで殴ってやる」
……この恥ずかしさだけは消えそうに無い。
「おいディアッカ、貴様プレゼントを忘れてどうすんだ」
白髭を着けたディアッカは「やべー」と頭を掻きながら、綺麗に包装された四角い箱を白い袋にそっと入れた。
プレゼントの中身は、前にばすたぁが欲しがっていたクマのぬいぐるみ。明日の朝にそれを抱いて笑っているばすたぁが目に浮かんで、俺は一寸微笑む。
(…ま、良いか。たまには)
俺は覚悟を決めて、最後に残しておいたトナカイの角を頭に被った。
「――よっし、行くぞ、トナカイ共!!」
ディアッカサンタが俺達の胴に繋がっている紐を引っ張って、高らかに宣言した。
307 :
4/7:03/12/21 17:29 ID:???
……暗い。否、夜中なので当たり前の事なのだが。
「なぁ、もしかしてサンタって超人?」
「あぁ?」
「だってさ、こんな暗い所で間違えずにプレゼント置くんだぜ?どう考えても普通じゃ…うあッ!?」
ディアッカの奴、俺の方を向きながら話していたから、目の前にあった目覚し時計に気付かずに躓いて派手に転んだ。
「このきょしぬけぇ!」と叫ぶイザークの口を俺は慌てて抑え、ディアッカのベルトを掴んで万が一の為に開けてあったドアから居間へと転がり込む。寝室から漏れる、抑えた様な笑い声。
3人で息を顰めて30秒程じっとしていると、それは次第に収まった。そっと寝室を覗いてばすたぁが寝ている事を確認した俺とイザークは、小声で問題を起こした張本人を口々に罵る。
「トナカイに引かれるサンタがあるか馬鹿!」
「一体貴様はどこまでコシヌケなのかと小一時間…っておい、聞いてんのか!?」
俺達が幾ら何を言っても、ディアッカは不思議そうな顔でぼんやりと首を傾げていて。そして、一言。
「…あのさぁ、今のってばすたぁの笑い声じゃないよな。それに、何だか複数だった気が……」
奴の言葉に顔を見合わせ、そろそろと寝室へ戻るが、特に怪しい人影は無い。窓にも襖にも特に変化は見られなかった。
ほっと溜息を吐くと、何時の間にか隣に居たイザークに「何だ?」と睨まれる。
「サンタさえ来てねぇのに、トナカイがうろついてんじゃねぇよ」
やれやれ、と芝居じみた様子で両手を広げるイザークの言葉に首を傾げて、居間へ行くと、奴はぐっすりお休み中だった。
首を傾げたポーズのままで壁に寄りかかって目を閉じているサンタを引っ張って、イザークの前まで連れて行く。
そんなサンタを目の当りにして、イザークは一瞬怒鳴りたそうにしたけれど、直ぐに奴を重力と共に床へ思い切り投げつけた。
「せめてプレゼントを置いて行け。それから着替えろ。ばすたぁの夢を壊したいのか貴様は」
ディアッカは寝ぼけ眼で袋を探ってリボンの付いた箱を取り出し、そっと靴下の隣に置く。
俺は今にも倒れそうなディアッカを支え、御丁寧にベルを鳴らすイザークの後を追って静かに寝室を去った。
「――メリークリスマス、ばすたぁ」
最後に一言、そう呟いて。
308 :
5/7:03/12/21 17:30 ID:???
「くぉっしぬけぇッ!!」
聖夜が明けた朝だというのに、目覚めはこれ以上無いといった程、最悪。
小鳥のさえずりならぬイザークの吼え声で、俺は夢の世界から現実へと引き戻された。
窓から差し込む陽の光が眩しく俺の顔を照らす。恐らく今日は晴天なのだろう。
「…んだよ煩ぇな」
眠い目を擦りつつ顔を上げて、そうだ、今日は男三人居間に布団を敷いて寝ていたのだ、と思い出す。
俺の右には枕を抱えて眠り込んでいるディアッカが居て。左にはイザークが、と左側を見ても、そこには乱れた布団と位置のずれた枕があるだけだった。奴は一体どこで叫んでいるのだろう。
「……おい」
「ここだ腰抜けがぁ!」
頭を2,3回振って眠気を飛ばしてから声のした方向を見ると、イザークは俺の枕元に座り込んで、何やら白い紙を玩んでいた。
「朝っぱらから何…」
「これ見ろ。俺達の枕元に置いてあったんだ」
俺の言葉を遮って差し出されたのは、雪の様に真白な封筒で。不審に思って裏を反すと、そこには差出人らしいイニシャルが刻まれていた。
『N/M/R/G』
「――これって」
「ああ、俺もそう思ってな。まだ中を見ていないから何とも言えんが」
期待と予想に膨らむ胸を押さえて開けていいかと訊き、奴が頷いたのを確認してから鋏を入れる。中から出てきたのは赤と緑に彩られた、いかにもクリスマスって感じの紙だった。
二つ折りになっていたその紙を開いた俺は、予想通りだった事を確信した。顔に微笑を浮かべながら、その文面を声に出して読む。イザークにも、そして、寝ているディアッカにも聞こえるように。
『Merry Christmas and Happy White Christmas!
May the happiness visits to you!
今日は聖夜なので、ピアノの音色の代わりにこの手紙を置いて行きます。良いクリスマスを。
皆もばすたぁも元気そうで何より。だが、これからもっと寒くなるだろうから、健康管理には気を付けろよ。
グレィの奴もこっちに来たぜ。今は俺の隣でゆっくり寝てる。もう大丈夫≠チて伝えてくれってさ。
P.S. 随分間抜けなサンタクロースだったな、お前等 』
309 :
5/7:03/12/21 17:31 ID:???
「――見られてた、って事か」
くすっと笑って間抜けなサンタクロース≠見ると、奴は未だ布団の中で眠りこけていた。
(…じゃあ、昨日の笑い声は)
アイツ等だったのだな。俺達には姿は見えなかったけれど。
「むぅ、見られていたとはな…俺のあの格好…」
イザークが難しい顔をして、何やら考え込んでいる。きっと、恥ずかしい姿を見られたとでも思っているのだろう。
「パパ!ダディ!オパッカ兄ちゃん!ねぇねぇ、サンタさんがくまちゃんをおいていってくれたよ!」
パジャマ姿のばすたぁが歓喜に湧きながら、ぬいぐるみのクマを抱えて寝室から飛び出してきた。
「おう、良かったなぁコシヌケ!」
早速イザークが応じると、ばすたぁはぬいぐるみをイザーク隣にとん、と置いて、ディアッカを見やる。
「あれぇ、ダディはまだねてるの?ほら、おねぼうダディ!おっきろ〜っ!」
ばすたぁに通常の3倍のスピードで揺らされたディアッカは「非グレイトォ…」と呟きながらも顔を上げて。
「…おはよ、ばすたぁ。どうかしたのか?」
「あのね、ダディ。昨日は2回サンタさんがきたんだけど、1回目にきたサンタさんがくまちゃんをくれたの!」
「…2回…?」
大欠伸をしているディアッカを差し置いて、俺とイザークは顔を見合わせる。
「…どういう事だ、2回って?」
俺が尋ねると、ばすたぁはトタトタとぬいぐるみへ寄り、それを抱きかかえて床に座り込んだ。
「一度目のサンタさんはよく覚えてないんだけどね、2回目のサンタさんはオレンジと黄色と緑の髪の人で、あ、そうだ!グレィもいたよ!」
「――おい、もしかして」
首を傾げる俺に、はっとした表情で耳打ちをするイザーク。その表情は、奴の言葉が俺の脳に届かない内に、俺にも伝染した。
――まさか。
「皆でいっしょにそりに乗って空をさんぽしたの。ゆきがキラキラ光ってて、まちも光ってて、きれいだったよ!」
「へぇ、グゥレイトじゃないかばすたぁ。でも、2回目のって…」
ディアッカは未だに訳が分かっていないらしい。当たり前だ。コイツはまだ、あの手紙の事も知らないのだから。
(後で話すよ)と、首を捻るディアッカに目配せして、俺はぬいぐるみを抱えて動かしているばすたぁへ向き直った。
310 :
7/7 :03/12/21 17:33 ID:???
「ばすたぁが良い子にしていたから、きっとサンタさんは2回来てくれたんだろ。良かったな、ばすたぁ」
「うん!」
元気に返事をして、ばすたぁは玄関へと駆けて行く。そして、その場で振り向いて。
「パパ、ダディ、オパッカ兄ちゃん!そとで雪だるまつくろうよぉ!」
「おぅ、雪だるまは俺の得意技だコシヌケェ!一寸待ってろ」
そう言うと、イザークは手品の様な手つきで何も無い空間から手袋と上着とマフラーを取り出した。相変わらず不思議な奴だ。
「ばすたぁ、外へ行くのなら上着と手袋とマフラーをして行った方が良いぞ」
俺の忠告にばすたぁは「はーい」と素直に従って、再び寝室へ駆け込んで行く。少しして出て来たばすたぁは、未だ布団の中でぼんやりしているディアッカの手を引っ張って笑った。
「ほら、ダディ!起きてよ。雪だるま!雪だるま!」
「…分かったよ。おい、わりぃけど朝食の用意しといてくれるか?」
「ああ、行って来いって。やっとくからさ」
頭を掻いて困った顔してるディアッカに俺は微笑んで見せ、「いってきまーす!」って無邪気に飛び出して行くばすたぁに手を振った。ドアは閉まり、先程までの賑やかさが嘘の様に静まった部屋の中には、俺一人。
俺はふっと溜息を吐くと、もう一度手紙に目を落とす。
正直言って、今まで俺はサンタクロースなど信じては居なかった。サンタクロースは子供の夢、幻、とまでも思った事もある。
それでも、今日の一件で。サンタクロースは存在し、そして、意外と身近な所に居る事を知った。そう、自分の心の中にも。
(――最高のクリスマスプレゼント、ありがとな)
俺はどこで見ているかも知れないサンタクロースに心の中で礼を言って。
手にしていた封筒を、そっと、机の上に置いた。
長くてスマソ
そんだけ
311 :
オマケ:03/12/21 17:34 ID:???
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┃ ○ 。 ○ 。 .┃
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┃ -= / ⌒\ いっ,,,,,c'_ノ いっ,,,,,c'_ノ ┃
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┃ 貴方にグゥレイトな幸せが訪れますように… .┃
┃ From Z.A.F.T. s.┃
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激しく乙だ、コシヌュケー!
いつもながらいい話じゃ (⊃д`)
(ついでに微力ながらズレ直しをば・・・)
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┃ 貴方にグゥレイトな幸せが訪れますように… ┃
┃ From Z.A.F.T.s┃
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容量オーバーでビビッタぜよ・・・
>>304-311 長編乙! 和んだって言うかメリークリスマス!!
守護天使に一匹が加わったか…
イザークがいつもいいポジションにいるなぁ。
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <お久しぶりです…今日は、クリスマスイブですね……
|⊂ ノ …お土産に、赤い長靴に入ったお菓子の詰め合わせを買ってきました…皆で食べてくださいね…
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 。◎。o
| 从从ヽ O。▽。■
|W*゚д゚) ゚;;;;;;;∞;;;;゚
|o ヾ | |__
|―u' | )<コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 。◎。o
|<それじゃっ!O。▽。■
| ゚;;;;;;;∞;;;゚
| ミ ピャッ! | |__
| | )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
久々にいい仕事してるじゃないかキラ!
きっとばすたぁも長靴のお菓子を喜ぶぞ。
「パパ! ダディ! 行ってきま〜す!」
「それでは留守をしっかり頼むぞ」
「あの…、それじゃ行ってきますね」
玄関でばすたぁがうれしそうに手を振る。それに俺も手を振って返した。
隣りではディアッカが悔しそうに手を振っている。…ちょっとは我慢しろってば。
ばすたぁの左にはエルスマン氏。そして、右側にはキラ。
今日はキラとディアッカのお父さんとで一緒に動物園に行くのだ。
と、言うのもだ。ばすたぁのクリスマスプレゼントを買うために
俺たちにはどうしても秘密のお買い物の時間が必要だったのだ。
名づけて『ばすたぁが出かけている間にこっそりお買い物代作戦』
しかし、これには俺たちが買い物に行く間にばすたぁを預かってくれる協力者が必要だ。
俺とディアッカは互いにプレゼントを買う権利を譲らなかったし、
頼もうと思ったイザークもプレゼントを買う係の方がいいと言い張った。
困っていたところ、なんとクリスマスのお菓子を持ってきてくれたキラが、
「じゃぁ僕が動物園に連れて行ってあげます」と言ってくれたのだ。
俺は喜んだのだが、ディアッカと、特にイザークの奴がキラにばすたぁを預けるのを嫌がったのだ。
しかし、タイミングよくエルスマン氏が来てくれたので、「二人で一緒なら」と、
無理やりイザークとディアッカを納得させた。
こうして、キラとエルスマン氏がばすたぁをお出かけさせている間に、
俺たちはプレゼントの買出しを済ませることにした。
「くそーーっ! ストライクのパイロットめ〜〜っ!!」
「非ぐぅれいつ…、俺も一緒に動物園行きたい〜」
「ったく、プレゼント買いに行きたいって言ったのはおまえらだろ?
今日ぐらい我慢しろ! せっかくディアッカのお父さんが来てくれてるんだし」
「でもよぉ…」
「キラだっていつもばすたぁのためにいろんなことしてくれてるんだから、
たまにはキラにだってばすたぁとお出かけさせてやろうぜ」
こうして俺は、仏頂面の二人とプレゼントを買いに出かけた。
もっともプレゼント売り場についた頃には、二人ともそっちに気を取られてキラのことは忘れていたのだが。
「キラお兄ちゃん! 見てみて! すご〜い!」
「うん、象さんだね。ほら、おおきいよ〜」
「ほほう、これが象か。実物を見るとかなり大きな…」
ばすたぁは、喜んで動物園の中をあちこちと走り回っている。
それを、キラとエルスマンとで、ゆっくり歩きながら見回っていた。
「さすがに、プラントまで大型動物を連れてくることは難しかったからな…。
プラントではこんな動物たちは見られなかった」
「僕も、昔はこうして動物園に来たこともありましたけど、大きくなってからは久しぶりです」
歩きながら、二人は他愛も無い話をしていた。
ばすたぁはライオンの檻を興味深々で見ている。
少し離れた場所で、エルスマンはポツリとキラに言った。
「私は…、あの戦争で何が正しかったのか、何が悪だったのか未だに分からない。
プラントが悪だったとは思わない、しかし、ジェネシスで地球を攻撃したことは…。
それに、地球にだって地球の正義があったのだ。完全に悪だったとは思っていない」
キラはただ静かにその言葉を聞いた。
「君たちもだ。ジェネシスを破壊してくれたことは感謝もしている。だが、
君らの行動が、あの戦争の終結を長引かせてしまったようにも思える…。
君たちの行動が正しかったのか…、今はまだ分からない…。
ディアッカとは、結構仲良くやっているようだね」
「えぇ、まぁ…」
「アスランくんとも仲が言いそうだね」
「はい」
「…でも、君はニコルくんを殺した…」
「それは!」
キラがエルスマンを振り返った。しかし、彼は、じっとばすたぁの方を見つめていた。
「あんな戦争だ。知り合いが知り合いを殺して…。何て皮肉な世界なんだろうな…」
キラの脳裏に、一瞬トールの最期が浮かぶ。顔が、曇った。
「だが、これからを生きていくあの子に、そんな経験はさせたくない」
その言葉に、キラははっと顔を上げた。
ばすたぁはうれしそうに、笑っていた。
「正しいとか、正義とか、悪とか…、そんなものはなんだっていい。
この幸せな時が、できるだけ長く続いてくれれば…」
本当は、地球とプラントとの間は未だに不安定だ。こうして平和そうに見えても、
その裏側では、小さな小競り合いが続いている。
「君は、その力で何を臨む?」
そこで、エルスマンはキラに顔を向け、問い掛けた。
自分の掌を、開いたり閉じたりしながらじっと見つめるキラ。やがて、それをぎゅっと握り締めた。
「ばすたぁちゃんが、幸せに生きられる世界。ばすたぁちゃんだけじゃない、みんなが…」
強い瞳で、エルスマンの瞳を見てキラは言った。その答えに、エルスマンは満足そうに優しく微笑んだ。
「君は、ばすたぁが好きらしいね」
「はい。ぼくは、ばすたぁちゃんが好きです」
そう言って笑ったキラに、エルスマンは背中を向けて言った。
「ばすたぁちゃんって、誰とでも仲良くなれるんですよ。それがナチュラルでもコーディネイターでも。
これって、とてもすごい能力ですよね」
「うむ、あの子には感心させられることばかりだ」
ばすたぁはうさぎに囲まれながら、楽しそうに跳ね回っていた。
「あ、それと、もう一つばすたぁちゃんには得意能力があるんですよ、知ってました?」
頭上にはてなマークを飛ばしながら、エルスマンは首をかしげた。
「大好きな人が近くに来ると、それがすぐにわかるんです。『キュピーン』って」
「そうか、『キュピーン』か」
ハハハと、エルスマンは笑った。
「僕が遊びに行ってもすぐに分かるんですよ、『キラお兄ちゃん〜!』って…」
「ばすたぁは嫁にはやらんぞ!」
「…あの、僕にはラクスがいるんで…(汗)」
ちょっとキラに嫉妬したエルスマンだった。
「ねぇねぇ、見て! ぬいぐるみ〜」
帰りに売店によったところ、ばすたぁが動物達のぬいぐるみに興味を示した。
「ほんとだ。ね、一つ買って上げようか? 僕からのクリスマスプレゼント」
「ホント? じゃぁくまさん!」
「え? くまさんは…(ディアッカたちが買うって言ってたから…)、
こっちのライオンさんじゃダメかな?」
「んー、それでもいいよ!」
「ばすたぁ」
先に何かを買ってきたらしいエルスマンが、ばすたぁを呼んだ。
その胸元に、小さな可愛らしいブローチをつける。
「いつか君が、立派なレディーになれるように。グランパからの贈り物だよ」
「うれしいグランパ!! ありがとう!」
ばすたぁはとてもうれしそうに笑っていた。
それを、キラもうれしそうに見守っていた。
この子が、幸せに暮らせる世界が、いつまでも続きますようにと、
そう、願いながら…。
「ただいま〜!」
「お、お帰りだばすたぁ――!」
「どうだった? 楽しかったかい?」
動物園から帰ってきたばすたぁを、ディアッカとイザークは満面の笑みで向かえた。
買い物に行ったデパートで、とてもいいくまの人形を見つけたからだ。
今夜はサンタに扮して、それをばすたぁに届けるつもりだ。
「あのね、みてみて〜!」
ばすたぁがうれしそうに二人に話し掛ける
「キラお兄ちゃんに買ってもらったの、ライオンさんのぬいぐるみ〜!」
その直後、ディアッカとイザークが思いっきりキラをにらみつけたのは言うまでも無い。
>>316 ありがたいことで。早速、皆で頂いていまつ。
∬ これは俺のだ
旦 ◎★ コシヌケェ! 強情は体に良くないよイザリン
グゥレイチョ! ハ ̄  ̄ _ ̄ ̄ハ ..'" ´ ~ `ヽ /巛 》ヽ,
'´=ixiヽ 。◎。o / ヽ ∧_∧ \ i |,_i_/|__ | ヾノ"~^ヽ,^
/!! リノノ))) O。▽。■/ ( #・∀・) ~ \ L.」♯゚/Д゚) 。;∞;゚ (´∀`♯∩
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|| ゚;;;;;;;∞;;;゚ 〜〜ヽノ⊃⌒l⌒と)〜〜〜〜~ ( つ つ※―☆⊂ ノ
ミ ハつ*0 .| |__ 取り合いしてんじゃねぇよ \ \ \ (⌒ __ノ
,(,,,⌒っ |___.) お前等! (__ )__)  ̄\_)
>318-321
激しくグッジョブ!!和み系ストーリーの中にも、シリアスあり笑いありで、
読んでてすごく癒されたよ。
ばすたぁちゃんとタッド氏とキラという組み合わせも新鮮で良かった(´∀`)
何だろう…このスレにいると心が癒される…
今日は俺たちのもう一人(?)の家族について話そうと思う。
最近…、ちょっと出番が少なくなって皆忘れてるような気もするしな。
皆、ディアッカが乗っていた機体のことは覚えてるよな?
バスターガンダム。
連合軍によって作られ、ヘリオポリスで俺たちが奪取した新型の一つだ。
あのときから、バスターはディアッカの愛機となった。
宇宙(そら)でも地上でも、AAに移ってからも、ディアッカはずっとあいつと一緒だった。
皆には、砂漠を耕したりAAを助けたり、「使えない」ってイメージの方が強いかもしれないけど、
アレはディアッカの操縦が下手なだけであって、バスターは結構いい機体だ。
ある日、あまりにもディアッカの操縦が酷いもんだから、俺やアスランで協力して、
バスターに、ディアッカをフォローする人工知能、AIを取り付けた。
おかげで、バスターも結構活躍できたんじゃないかな?
ま、専らアイツの漫才に使われていたわけだが(苦笑)
あれからいろいろあって、戦争も終わり、バスターが戦場で使われることは無くなった。
その方がいい、兵器なんかが使われない世の中が一番平和だ…。
ところが、ディアッカの奴、「俺はコイツと離れたくなんかないぜ!!」
なんて言って、バスターにしがみついて離れないもんだから、
俺はアスランたちに頼んで、バスターに搭載していた人工知能を、
そっくりそのまま抱き人形サイズのバスターに移植してもらったのだ。
装甲なんかもそのままバスターに使われていたものを使用している。本物のミニチュアバスターだ。
ディアッカの奴の喜んだことといったら…。朝から晩までミニバスターと一緒。
朝は枕元において目覚まし代わり。夜は夜で眠れるまで羊を数えさせたりと、
家政婦って言うか、ディアッカのお世話係としてミニバスターは稼動していた。
アイツのせいで結構苦労が耐えなかったらしい。…それは俺も一緒なんだが。
そんなバスターに、ある日転機が訪れた。
何かって?
もちろん、俺が拾ってきた赤ちゃんと出会ったことだ。
ディアッカもバスターも驚いたのなんのって…、犬や猫の子ならともかく、
赤ちゃん拾って来るんだもんなぁ…、俺。
「今日からおまえは『ばすたぁ』だ!!」
結局、その赤ちゃんは俺たちで育てることになった。
ディアッカの奴、バスターにあやかって女の子なのに『ばすたぁ』なんて名前を付けちまった。
俺も嫌いじゃないけどね。
その頃からかな? ばすたぁと区別する意味で、ミニバスターにも愛称がつけられた。
名前は『ばす太』。
ちょっと安直だけどな。
ばすたぁが我が家にやってきてから、俺たちの生活は一変した。そりゃもちろんそうだろう。
でも、一番生活が変わったのは、実は、ばす太だ。
それまでディアッカのお世話係状態だったばす太。
当たり前かもしれないが、ディアッカのことよりもばすたぁのことが気になったらしい。
子育て素人の俺たちがどうすればいいのか戸惑っている間に、
ばす太は育児書やN○K教育の育児番組などから情報を得て、ばすたぁの世話を始めていた。
俺たちもがんばってばすたぁを育ててきた。
でも、ばす太がいてくれて、ホント助かったと思う。ディアッカより断然役に立った。
それ以来、ばす太はばすたぁの育児協力係、世話係、しつけ係を経て、
現在は一番の友達…、いや、大切な家族になっている。
今日も一緒に公園へ出かけている。ばすたぁが大怪我をしないように、いつも傍で見守っている。
嬉しいことも、楽しいことも、悲しいことも…、ずっとばすたぁのそばで共有してきた。
ばすたぁにとって、一番近い存在が、ばす太だ。
きっとこれからも、ばす太はばすたぁの傍にいつづけるだろう。
活動年数が過ぎ、静かにその刻を終える…、その日まで……。
「HAHAHA! 耐久年数が過ぎたらボディーだけ取り替えればいいだけじゃん。
バスターの人工知能がそう簡単に壊れるはず無いだろ?
なーにしんみり構えてんだよオマエ、最近ちょっと老け込んだ?」
五月蝿いっ!! 最近の俺はちょっと感動屋で涙腺緩いんだよっ!!
間抜けな顔で大笑いしやがって、おまえももうちょっとばす太の苦労をねぎらってやれっ!!
その日俺は、
大きく成長したばすたぁがクリーム色の旧型の機体に乗って自由に宇宙(そら)を駆け巡る夢を見た。
でも、それはまた、別のお話…。
(とかいう続編が出来たらいいなぁと思っている俺がいる)
>>322 遅くなったが、グッジョブ!!
イザークとディアッカが取り合ってるお菓子は、何?
ビスケット?チョコ?それとももしや棒付きのアメとか・・・?
>>325ー327
ばす太が登場してるSSは、久々に見た気がする。
グッジョブ!!
「え? 何だってばすたぁ?」
「お餅つきがしたい!」
「お餅が食べたいわけ? お餅なら昨日スーパーで買ったやつが…」
「ちがうのー、うさちゃんみたいにぺったんぺったんするの〜っ!」
ばすたぁが急に餅つきがしたいなんて言い出しちまった。
しかも昔ながらの杵と臼でつく餅つきがしたいらしい。
どうやらTVの年の瀬番組の映像を見て触発されたようだが…。
とは言っても、そもそも三人暮らしの俺たちの家に餅つきの道具なんてない。
近所の商店街の餅つき大会も先週とっくに終わっちまってるし…、どうする?
「だーいじょうぶ! まーかせて!」
突然、聞きなれた声がしたかと思うと、いつの間にかディアッカが帰ってきていた。
「あ、ダディお帰り〜!」
「オマエ…、仕事(バイト)行ったんじゃなかったのかよ?」
「グゥレイト! ちゃ〜んと変わり身を立ててきたから問題ないぜ!」
おそらく、その頃年末商戦で沸き返るスーパーでは、
身代わりにされたキラが半分泣きながら頑張っているに違いない。
「ばすたぁがやりたがっている餅つきなら、出来ないことも無いぜ」
「ホント!? だでぃ?」
「マジかよ? でもどうやって道具を調達するんだよ」
「だーいじょうぶ、まーっかせて! そういうものは、持っている者に借りればいいのさ。ばす太っ!」
『ハイ』
「すぐに『馬鹿親同盟』の会長に連絡するんだ!」
『ソレハあずらえるサンノコトデスカ?』
「その通ーり! 竹馬などを大切にとっておいたんだ。餅つきの道具も保存してあるに決まっているぜ!」
「あわよくば、その労働力も一緒に借り出そうってことか?」
まったく、こーゆー時には悪知恵の働く奴だぜ。
「でもさ、向こうも忙しいんじゃねぇの?」
「あの人はウチのばすたぁには何故か甘い。声をかければ必ず来るさ!」
「よーし、話は全部聞かせてもらったぞコシヌケどもっ!」
再び聞きなれた声に振り返ると、家の今の床から何とキノコが生えていたっ!!
―…じゃなくって(汗)
「い…、イザーク!? オマエなんてとこから!?」
いつもは窓を突き破って入ってくるイザークが、今日は居間の床に穴を開け、そこから顔をのぞかせていた。
傍には、犯行に使ったと思しき鋸と床剤の破片が散らばっている。
また厄介なことを始めやがってイザークの奴…。
「もちろん俺も参加するぞコシヌケェ―っ!!」
そう言うとイザークはまた元のように床剤をはめて戻っていった。
後で修理費払えよイザーク…。
「イザークも参加するんなら心強いぜ。後は道具と労働力がそろえばいつでも餅がつけるな。
ばす太!」
『ハイ』
「早速アズラエルさんに連絡だ!」
『ハイ、ますたー』
その約一時間後、道具一式を揃えてやってきたアズラエル一家とイザーク、
それに何故かクルーゼ隊長とフラガのおっさんまでやってきて、一大餅つき大会が行われた。
まぁ…、そこでもいろいろあったわけだけど、ばすたぁが喜んでるし、一応よかったことにするかな?
この日ついたお餅は皆で分けたので、処理に困るほど残るということにはならなかった。
今回のことは、年末の貴重な思い出になったってわけだ。
「ばすたぁ、楽しかったか?」
皆が帰ったあと、俺はばすたぁに今日のことを聞いていた。
その返事は「ぐぅれいちょ!」だった。
「そっか、楽しかったかばすたぁ! よかったなぁ〜」
「まったく、オマエの馬鹿親加減ってば、アズラエルにも負けねぇんじゃねぇの?
ま、俺も似たようなもんだけどね」
ディアッカは夕飯の後片付けをしながら、うれしそうに笑っていた。
今日はオマエのアイディア(?)のおかげで、ばすたぁに楽しい思いをさせて上げられたな。
お疲れ。
その一方で。
ディアッカよりも役に立つ、ということでディアッカをクビにして
代わりにキラを雇おうという話が出ていることを俺達はまだ知らなかった…
ばすたぁは疲れて寝ちまったな。
初詣に行こうと思ってのに。
そんだけ
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <え、えっと……挨拶が遅れてしまってごめんなさい……
|⊂ ノ あけましておめでとうございます……今年も宜しくお願いします…
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 从从ヽ __ <あの…これ……ばすたぁちゃんに…お年玉です…
|W*゚д゚) |お|
|o ヾ |年|
|―u' |玉|<スッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|<それじゃっ!__
| |お|
| ミ ピャッ! |年|
| |玉|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「あぁほら、ばすたぁ。慌てなくていいから、ゆっくり食べなさい」
「グゥレイト! 豪快な食べっぷりだぜ」
「馬鹿、お餅なのよ? のどに詰まらせたらどうする気よ」
ばすたぁを迎えて、四度目の正月がやってきた。
(0歳のときに拾ったんだから合ってるよな?)
ミリアリアも加えて、皆でお雑煮をいただいているところだ。
さっきからばすたぁはお餅と格闘して四苦八苦している。そう、年末に皆でついたお餅だ。
新年早々挨拶に来てくれたミリアリアは、眩しい着物姿だ。オレンジ色がよく似合っている。
それに比べて俺たちはいつもと変わらないでたち。…ちょっと恥ずかしいかも…。
ばすたぁにはおしゃれをさせているけど、このあと出かけるなら俺たちも着替えた方がいいかな?
『ピンポーン』
お、誰か来たみたいだ。
「え、えっと……挨拶が遅れてしまってごめんなさい……。
あけましておめでとうございます……今年も宜しくお願いします…」
「あっ! キラお兄ちゃん、あけましておめでとうございます」
やってきたのはキラだった。餅つきの時にはディアッカの身代わりにさせられて大変だったらしい。
「よぉ! この間は悪かったな!」
ディアッカの奴は悪びれもせずにキラに笑いかけた。その横で、ミリアリアがしかめっ面をしている。
こりゃ、あとで絶対怒られるぞディアッカの奴…。
「ハイこれ、ばすたぁちゃん。お年玉」
キラがばすたぁに、可愛らしいピンク色のうさぎ柄のついたお年玉袋を渡した。
いっけね、ばすたぁにお年玉あげるの忘れてた!
せっかく用意しておいたのに、キラに先越されちま…
「抜け駆けは許さんぞストライクのパイロット――――――っ!!
ばすたぁに最初にお年玉を渡すのはこの俺だ――――――っ!!」
イザークが台所の流しのしたの戸棚から飛び出てきた。だんだん登場の仕方が奇怪になっていくなオマエ…。
あ、引っかかってる。
「HAHAHA! イザーク、グゥレイトな格好だぜ!!」
「うるさいディアッカ!! さっさと助けろっ!!」
新年早々にぎやかなことで。
それじゃ皆、また今年も一年、ばすたぁをよろしくな!
>>334 乙。キラが癒し系なのはこのスレぐらいだな・・・これもばすたぁ効果か
>335
キラはこのスレではすでに癒し系で定着してるからな。
書き手がいいせいか、悪くない。
話は変わるが、ばすたぁはお年玉はいくらぐらいもらったんだろう?
>>336 4才ぐらいなら1人500円くらいじゃないかな?
多くても1000円くらいかな?
>>336 常識の無いおかっぱが萬札何枚も入れて俺にぶん殴られるに一票
今日は俺、ばすたぁ、ディアッカ、ばす太、そしてミリアリアの4人と1機で近くの神社に初詣に来た。
「ぐうれいちょ!おおきち!!」
ばすたぁ、それはだいきち・・・ってお前漢字読めるのか!?
「やった、わたしも大吉♪」
「俺は吉か・・・」
「ワタシハチュウキチデシタ。」
「・・・トン吉???」
チワワ顔のやつはほっとこう。
キュピーン「むっ!このきゃんじ・・・」
どうしたばすたぁ?・・・ってお堂につっこんでる!?
その時、お堂が開いて「腰ヌケェェェェェェ!!!!!」
・・・は、はく(略じゃなくてイザークか!!
困惑していた俺はとりあえず「グゥレイトcatch!!」と叫んどいた。
そんだけ
「・・・ばす太、俺のくじとチェンジしない?」
「イミアリマセンシ、イリマセン。ソンダケ。」
新年のあいさつ回りも済んで、やっと一息ついた俺たち。
別にお年玉をせびりに行ったつもりは無いんだが、結果的にはそうなっちまったかな?
あ、でも俺たちが出かけていくよりも、わざわざ家まで来てくれる人の方が多かったわけだし…。
まぁとにかく、ここらでちゃんと通帳を作って、ばすたぁのお年玉を
郵便貯金にでも入れようかと言う話になったので、俺とディアッカで計算してみた。
・俺とディアッカから 2000円(1000円ずつ、将来のことも含めて)
・ミリアリアから 500円
・イザークから 1000円(最初は50000円入っていたが、あとで49000円回収させた)
・キラから 500円(+初詣に行った先の屋台で色々と)
・ディアッカのお父さんから 1000円(+上記と同じく)
・俺の実家から 1000円(その他は養育費として俺に)
・アズラエルさんから 2000円(常夏の分も含めて)
・クルーゼ隊長から 1000円(お稲荷出されて『お年玉』とかされなくてよかった…、本当に…)
・フラガの兄貴から 300円
・マリューさんから 700円(兄貴と合わせて1000円)
・ナタルさんから 500円(+お菓子)
ちなみに、俺、
・実家から 10000円(+ばすたぁの養育費の足し)
・ばすたぁから 100円(どうしてもと言われたので…。もちろん後でばすたぁ用の費用に回した)
・ディアッカのお父さんから 5000円(「馬鹿息子が世話になっているので」と言われた)
・ディアッカから 20円(…)
ディアッカ
・ディアッカのお父さんから 10000円
・俺から 1000円
・ばすたぁから 100円(俺と同じく)
えーと、合計すると…
ばすたぁ10500円、俺15120円、ディアッカ11100円…。
ばすたぁ…、貯金して、将来の学費とお嫁に行くときのために取っておこうね…。
>>339 初詣&おみくじ乙!
お堂の中にいるイザーク、やっぱり神主みたいなカッコしてたんだろうか?
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <こんにちは…今日は正月七日ですね……七草粥をいっぱい作ったので、
|⊂ ノ おすそ分けに来ました……皆で食べてくださいね…
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 从从ヽ ∬ ∬
|W*゚д゚) __O__ホカホカ
|o ヾ ⊂| ̄ ̄ ̄ ̄|⊃
|―u' | | <ゴトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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|<それじゃっ! ∬ ∬
| __O__ホカホカ
| ミ ピャッ! ⊂| ̄ ̄ ̄ ̄|⊃
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
343 :
1/4:04/01/08 01:22 ID:???
天気が良いのでばすたぁを連れて散歩に出かけることにした。
ばすたぁは元気一杯で珍しい物を見つけるとすぐに走り出す。
ディアッカが転ばないか心配して追いかけているが、一緒になってはしゃいでると言った方が近いな。
俺はばす太と一緒にゆっくりと二人の後を歩いている。
「それにしてもばすたぁは足が速くなったな。元気なのは良いけど、交通安全に気をつけさせないと」
「ソウデスネ。・・・オヤ?」
「どうした?」
ばす太の視線を追って前を見ると、さっきまで元気に走り回っていた二人が足を止めている。
「どうしたんだ?」
「しっ!」
「・・・・・」
耳を澄ますとピアノの音が聞こえてくる。どうやらこの音にばすたぁが興味をしめしたようだ。
俺達はしばらくそこで立ち止まってピアノの音に耳を澄ませた。
「ねえ、パパ」
「何だい?」
「わたしもピアノ弾いてみたい」
「・・・・・・・」
俺とディアッカは顔を見合わせた。
俺達は最近、ばすたぁに習い事をさせてみようかという話題で盛り上がった事がある。
習い事の候補は次々と浮かんできて、親バカな想像は尽きることが無かった。
だが、その中で音楽の習い事の代表格であるピアノは俺もディアッカも敢えて提案しなかった。
ピアノはどうしても二コルを思い出してしまうんだよな。
生きていれば、絶対にばすたぁはニコルにピアノを教わっていただろうけど・・・。
「ねーパパ、ダディ。ダメ?」
俺もディアッカもどう返事をしたら良いものか思いつかなかった。
344 :
訂正 2/6:04/01/08 01:35 ID:8r3DDTCm
あの・・・」
そんな時、俺達は後ろから声をかけられた。
「はい?あ・・・」
振り返るとそこにはアマルフィー夫人が立っていた。
「やっぱりあなた達だったのね」
「お、お久しぶりです」
久
「本当、もう3年以上経つのかしら。この子がばすたぁちゃん?」
「ばすたぁです。はじめまして」
「あら、お行儀がいいのね。」
俺達は何でばすたぁの事を知ってるか訝しがった。それを察してか理由を説明してくれた。
「夫がタッドさんからこの子の事を良く聞いてくるのよ」
「親父か。それなら納得だぜ」
「ところで、あなた達こんな所でどうしたの?」
俺は再びどう返事をして良いものか迷った。
タッドさんを通して情報を得ているのはこちらも同じだ。
あの陽気なタッドさんがアマルフィー家の話題を持ち出す時は沈痛な面持ちになる。
ニコルの死が彼女に刻んだ傷の深さは承知しているつもりだ。
「あのね、ピアノひきたいって、パパたちにおねがいしてたの」
しまった・・・。俺が迷ってる間にばすたぁが返事をしてしまった。
「ピアノ?」
その言葉を口にした途端、アマルフィー夫人の顔色がかすかに変わった。
「うん!」
「あー、俺達に教えられることなら良いんだけど、俺達はニコルと違って音楽は全くだめだから」
「そう・・・」
ディアッカのバカ!よりによってニコルの名前を出すなよ。
俯くアマルフィー夫人を見て、さすがにディアッカもニコル名を出してしまったことを悔やんでいる。
重い空気が辺りを包み、俺達はただ戸惑うだけだった。
345 :
3/6:04/01/08 01:37 ID:???
「あの・・・、もし私で良かったら、ばすたぁちゃんにピアノを教えてあげるわよ」
俺達はアマルフィー夫人の提案に驚いた。
「ほんとう!?わぁーい!」
「あの・・・、良いんですか?」
「ええ、こう見えてもあの子にピアノの基礎を教えたのは私なのよ」
「はぁ・・・」
俺が曖昧な返事をしていると、ばすたぁが俺のズボンをつかんできた。
「ねえ、パパいいでしょう?」
「ああ言ってくれてるし、良いんじゃねえの?」
「ディアッカ。・・・そうだな。お願いします」
「やったー」
それから俺達は日時の打ち合わせをしようとしたが、ばすたぁに「今すぐ弾きたい」とせがまれ、
アマルフィー夫人も同意してくれたために俺達は数年ぶりにアマルフィー家を訪ねることとなった。
アマルフィー家のピアノ部屋は以前と全く変わっていなかった。
ニコルに誘われて何度か来たことがあるけど、最後に来たのは出陣前に俺達クルーゼ隊のメンバーでパーティをした時だったな。
「ド・ド・ソ・ソ・ラ・ラ・ソー うん。ばすたぁちゃん上手ね」
「ぐぅれいちょー」
「グゥレイト!飲み込みが早いぜ!!」
俺はばす太と一緒に少し離れた場所からばすたぁがピアノを弾いているのを眺めていることにした。
いつもはディアッカに空気を読めと注意しているけど、今日は俺の方が変に意識し過ぎて場の空気を暗く乱してしてしまいそうだ。
「ゲンキアリマセンガ、ダイジョウブデスカ?」
「大丈夫。・・・ちょっと昔を思い出してね」
分かっている。けど、どうしても思い出してしまうんだよな。
あの時もこの部屋でニコルの演奏を聴いたんだ。大して音楽の良し悪しも分からないくせに、みんなでニコルの演奏を批評してさ。
・・・あの時一緒にいた面子のうち約半分が戦死してしまったんだ。そう思うとどうしても・・・な。
346 :
4/6:04/01/08 01:39 ID:???
俺の思考はドアが開く音によってそこで中断された。
「ピアノの音がするなんて珍しいと思ったら、君達か」
部屋に入ってきたのはニコルの父ユーリ議員だった。
「お久しぶりです。お邪魔させていただいております」
「親父がいつも世話になってます」
「オジャマシテオリマス」
俺とディアッカ、ばす太は慌てて直立した。
「かまわんよ。タッドにはこちらも世話になってる。お互い様さ」
「お帰りなさい」
「はじめまして、ばすたぁです。おじゃましてます」
「ほう、この子がタッドがよく話してる子か。男手で育ててるのに礼儀正しいな。大したものだ」
「恐れ入ります」
俺とディアッカは恐縮した。
「ばすたぁちゃんにピアノを教えていたのよ」
「そうか。それでは、邪魔しちゃいけないな。君達どうだね、男達は居間でお茶でも飲むとしようじゃないか」
「は、はい・・・」
「え〜っ!俺はばすたぁのピアノを・・・頂きます。」
ディアッカが文句を言いかけるのを俺は眼で黙らせた。
「そうか、それでは行こうじゃないか。そこの小さなMSも来なさい。こっちで充電するといい」
「ハイ。アリガトウゴザイマス」
俺達はユーリさんの薦められるままに居間へと移動した。
ディアッカは最後まで名残惜しそうに部屋から出ようとしなかったので半ば俺が引っ張って移動させた。
347 :
5/6:04/01/08 01:40 ID:???
ユーリさんが入れてくれた紅茶は俺達の家に置いてある安物とは香りからして違う。
突然お邪魔した上に美味しい紅茶までご馳走になり、俺はただ恐縮するばかりだった。
「本当に申しわけありません」
「なに、こちらが好きでやってることだ。気にすることは無いさ」
「でも、いいんすか?アイツああ見えても大食らいなんだけど」
ディアッカは部屋の隅で充電させてもらってるばす太を見て言った。
「それくらいかまわんよ」
「オソレイリマス」
お辞儀をするばす太に笑ったあと、ユーリさんは暫くピアノの音に耳を澄ませてから口を開いた。
「あのピアノ、良い音してるだろ」
俺とディアッカは顔を見合わせた。俺達にはピアノの音の判断ができる程の音楽の素養は無い。
「はぁ」
「良いんじゃないすか」
取り合えず以前にお邪魔した時もあんな感じだったと思うので、俺達は曖昧にそう答えた。
「オトニミダレハアリマセン。ヨクテイレサレテイマス」
俺達に代わってす太が正確な分析をしてくれた。ユーリさんはばす太の分析に頷く。
「ああ、調律はちゃんとしていたからね。・・・もっとも、ここ数年であのピアノが音を奏でたのは調律の時だけだがな」
俺達は何と返事をしていいか分からずに黙ってユーリさんの話を聞いた。
348 :
6/6:04/01/08 01:42 ID:???
息子が生きていた頃は妻もピアノをよく弾いていたんだ。だが、息子が戦死してからは全く弾かなくなってね。
偶にあの部屋に行ってはいたが、ただピアノを眺めているだけだった」
ユーリさんは紅茶を口に含んだ後、話を続けた。
「私にいたってはあの部屋に足を踏み入れることもほとんど無い有様だ。・・・息子のいないあの部屋は広すぎる。
正直言って、何度もあのピアノを手放そうかと考えたよ」
「そんな事ニコルは望んでないぜ!」
ディアッカは思わず叫んでいた。俺もディアッカと同じ思いだ。ニコルはあのピアノを大切にしていた。
「私にもそれは分かる。だから手入れはしていたんだ。だが、音を奏でることの無いピアノは痛々しい」
そこまで言うとユーリさんは表情を柔らかくした。
「だから君達には感謝しているんだよ。ようやくあのピアノは音を奏でることができたんだ。
私と妻だけではとてもあのピアノを弾く気にはならなかっただろうからね。
あの子がピアノを弾きたくなったら、遠慮なくいつでも来てくれ。そうすれば妻も喜ぶ」
「いえ、こちらこそお願いします」
「暗い話をしてすまなかった。もう一杯いかがかね」
「いただきます」
ユーリさんが俺達のティーカップにお茶を注いでいると、聴こえてくるピアノの音が変わった。
今までのたどたどしい音に代わり、今度は美しい旋律が奏でられている。
「この曲は・・・」
ディアッカはそう呟き俺の方を見た。俺は頷いて返した。
ニコルが俺達が集まった時に弾いてくれた曲だった。
「この曲は妻が息子に教えたんだよ。懐かしいな」
ユーリさんはそう言うと、眼を閉じてピアノの音に耳を澄ませた。
俺達もそれに倣い、ピアノの優しい音色に聞き惚れた。
349 :
通常の名無しさんの3倍:04/01/08 06:49 ID:lYG6WhL7
ええ 話や
感動した。
>>343-348 ニコル…、ばすたぁ… 。・゚・(ノД`)・゚・。
ニコルが生きてたら、きっとばすたぁと連弾とかしていい曲弾いたんだろうな…。
守護天使じゃなくてパラレルで生きてますネタ書いてもいいのかなぁ?
ニコルが生きて出てきたら、すっげぇ幸せな話になりそうな予感…。
遅くなったけど、
>>342のキラ乙!
『PPPPPP』
目覚ましが鳴っている…。何だかいつもより眠い気がする…。そろそろ起きないと…。
「カチ」『PPP』
???
「カチ」『PPP』
止めても止めても目覚ましが鳴り止まない。何かおかしいなと思ったら、なっていたのは電話だった。
時刻は朝の5時半…、こんな時間に、一体誰だ?
『あ、もしもし? キラです。もう起きてました?』
「何だ…、キラか…。こんなに朝早くに何かあったのかよ?」
『あの、ひょっとして、もう朝ご飯作っちゃいましたか?』
「いや、今おまえに叩き起こされたとこだ…」
『ホントですか? じゃ、これからすぐそっちに行きますんで、朝ご飯作らずに待っててください!』
キラはそれだけ言うと電話を切ってしまった。…朝飯作らずに? 一体どういう意味だ?
しばらくして、キラが家にやってきた。
呼び鈴も押さずに外から呼びかけるので、何かと思ったら両手に土鍋を抱えていた。
「こんにちは…今日は正月七日ですね……七草粥をいっぱい作ったので、
おすそ分けに来ました……皆で食べてくださいね…」
「七草粥? おまえが作ったのか?」
「あ、キラお兄ちゃん、おはよう! 何持ってきてくれたの?」
「七草粥だよ」
「ななくさがゆ?」
「正月七日にこれを食べる習慣があるんだよ」
ばすたぁは興味津々で土鍋の中をのぞきこんでいた。
「それじゃ、僕はこれで…」
「待てよキラ、せっかくなんだし、上がっておまえも一緒に食ってけよ、おまえもご飯まだなんじゃないのか?」
「そうしようよ、キラお兄ちゃん!」
「それじゃ、お言葉に甘えて…」
「うはやぅ(おはよう)〜」
ばすたぁとキラと一緒に七草粥を器に盛っていると、ねぼすけディアッカがやっと起きてきた。
「? 何だそれ?」
「七草粥だよ、キラがわざわざ持ってきてくれたんだぜ」
「あの、迷惑かなとも思ったんだけど…」
相変わらず控えめな奴だ、キラは。
「非グゥレイト…、野菜ばっかりじゃん」
鍋の中を覗き込んだディアッカはあからさまに嫌な顔をする。
「正月のご馳走で疲れた胃にはこれがいいんだよ」
「えーと、せり、なずな…」
ばすたぁは、キラのくれた七草粥の説明書の春の七草の名前を読んでいる。
「ごぎょう、はこべら、ほとけのざ」
キラが横から助け舟を出した。
「すずな、すずしろ」
「それって家の裏に生えてるぺんぺん草とかじゃねぇの? 非グゥレイト…」
「違いますよ、ちゃんとスーパーで買ってきたやつです」
「へぇ〜、最近はスーパーでも売ってるんだな」
数分後、「伊達に(以下略)」と、やはり七草粥の鍋を持った民俗学博士が乗り込んできたのは言うまでもない。
なんだディアッカ、七草粥で炒飯作ってもいいかって?
確かにお粥で食べれるんだし…、おまえの好きにしろ。
あ〜みんな良い話や…癒し…
>352-353 乙!しかし、朝五時半に電話したってことは、その時点でキラんとこではもう
既に七草粥が出来てたって事で・・・恐ろしく早起きだな、キラ。
あぁ、漏れも七草粥食えば良かった・・・
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <こんにちは…今日は11日ですね……鏡開きをして、お汁粉を作ったので
|⊂ ノ おすそ分けに来ました……皆で食べてくださいね…
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 从从ヽ
|W*゚д゚) ∬ ∬
|o ヾ ______O______
|―u' ⊂( ̄ ̄ ̄ ̄)⊃<コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|<それじゃっ!
| ∬ ∬
| ミ ピャッ! ______O______
| ⊂( ̄ ̄ ̄ ̄)⊃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
皆グッジョブ。ここに居るとホント癒されるよ(*´∀`)
何時もながら、キラもアリガdな。
一寸長めの逝きまつ。
358 :
1/5:04/01/13 16:10 ID:???
『――パパなんて、だいっきらい!!』
…嫌い…きらい…きらわれた…嫌われた……
……ばすたぁに、嫌われた……。
冷たい1月の風をまともに受けながら、俺は一人公園のベンチに座っていた。
時刻は昼過ぎ。散歩には恰好の時間帯の様で、子供連れの家族が複数、思い思いの場所で遊んでいる。
溜息を吐きつつ、手元の紙袋を見やる。袋の中身は、右翼が折れた玩具の飛行機。常夏達から貰った、ばすたぁのお気に入りの玩具。
今日の昼前、バイトに疲れたボーッとした頭で家の中をうろついていると、何やら足に感触があって。霞んだ目の前にそれを持ち上げて見ると、右翼の無い飛行機の体形が見てとれた。どうやら、踏んだ拍子に折ってしまったらしい。
それをばすたぁに伝えて頭を下げた所、冒頭の台詞が飛び出した、という訳だ。
ばすたぁから初めて聞いた言葉に俺の脳はおよそ極端に反応し、沸騰した思考回路と壊してしまった玩具、それに、何時の間にか紙袋に入っていた袋入りのキャンディを持って、家を飛び出して来たのだ。
俺の足は知らず知らずの内に、ばすたぁと良く遊んだ公園に向いていて。そして、現在に至る。
「…やっぱ、俺にパパなんて務まんねぇよなぁ…」
自嘲気味に振り仰いだ空の色は、ブルー。俺の心も、ブルー。
似合わないのは、丁度俺の真上に腰を降ろしている太陽と、嫌でも耳に入ってくる親子のいかにも楽しそうな声位だろうか。それと、このキャンディ。何だか、手荷物の中でこれだけ異様な雰囲気を発散している気がする。
俺は袋から一粒取り出し、口に入れた。キャンディの甘さが口内に広がって、少しだけ、縺れ固まった心を解き始めた。
一寸回復した頭で、もう一度紙袋に視線を落とす。狭い使用可能範囲の中、この事態に対する冷静な善後策を編み出そうとしてみた。
――先ず、俺にこれが直せるかどうか。答えは、ノーだ。図工と家庭科の成績が何時も1だった俺に、こんなもの、直せる筈が無い。
だからと言って、新しく同じ物を買うというのも駄目だ。そんな金は今持っていないし、第一、そんな事をしてもばすたぁは喜ばないだろう。
……なら、どうすれば良いんだ?どうすれば、ばすたぁは許してくれるのだろうか?
キャンディの御加護もそれまでだった。俺は頭を抱え、絶望的なこの状況を振り切ろうとするかの様に、固く、目を閉じた。
359 :
2/5:04/01/13 16:20 ID:???
……何時の間にか、眠ってしまっていたらしい。気が付くと、既に周囲は暗く、人影も見えなくなっていた。
消えかかった街灯の薄い光をボーッと眺め、風の冷たさと同時に現在の状況を思い出して苦笑する。時計を取り出すと、長針は6時を回っていた。
すっかり冷えてしまった体と未だ冷めている心をやっぱりどうする事も出来ず、足元にあった木の枝なんかを拾い上げて弄っていると。
「――何やってんの」
突然、背後から声を掛けられた。
ばすたぁだったら良い、という甘い期待を抱きながら振り向いて、それが見事に打ち砕かれた事を知る。俺が認識した3つの影は、手に袋をぶら下げたオルガ、クロト、シャニの3人だった。
「な、何でお前等…」
俺の言葉を遮って、シャニが「買い物ー」と袋を顔の高さまで掲げて見せた。何買ったのか訊こうとして、どうせコイツ等の事だから、袋には本とゲームとCDが詰まっているのだろう――と思ってやめた。
「で、お前は」
2度目の問いに、飛行機を袋から取り出し、現状を説明してみると。
真っ先に、「……馬鹿」ってシャニの奴が呟いた。自覚している事ではあるけれど、こう真っ向面から言われると、何と言うか。ムカつく。
「…このままじゃ帰れないんだよ。なぁ、お前、これ直してくんねぇか?」
一番手近に居たクロトの肩を掴もうとすると、アイツは身軽にひょいと避けて。
「無理だよ、僕は。ゲームしか得意じゃないし」
「じゃあシャニ」
「メンドー」
「…なぁ、頼むよ。俺、これじゃぁ一生帰れねぇ」
藁にもすがる思いで順々に奴等の顔を見上げると、今まで黙っていたオルガが「貸せ」とぶっきらぼうな調子で俺からひょいと飛行機を取り上げる。
「直すんだよ。直しゃ良いんだろ」
思わず声を上げると、此方も見ずにドカッと俺の隣に腰を降ろし、離陸直後に落下すると思われる飛行機と格闘し始めるオルガ。俺が呆気に取られていると、滅多に表情を変えないシャニが苦笑して言う。
「オルガ、こういうのは得意だから」
クスクス笑うクロトに向かって乱暴に「うっせぇよ」と言葉を投げつけるオルガ達を見ていると、縺れていた心がいとも簡単に解けて行く様な気がした。
俺は手元の紙袋を一寸開いて、キャンディの袋を見やった。キャンディはもう、異様な雰囲気を発散してはいなかった。
360 :
3/5:04/01/13 16:24 ID:???
それからオルガが飛行機を修復している間、俺は久しぶりにクロトやシャニとゆっくり話をする事が出来た。
話題は取り止めも無く広がって、経過する時間を忘れた程だ。本当はオルガとも話をしたかったのだが、アイツは「気が散るから黙ってろ」と、俺の言葉を受け付けなかった。
すっかり暗闇が街を包みこんで、時計の長針が7時に差し掛かった頃。やっとオルガが顔を上げた。その額には、この寒さだと言うのに、汗が玉になって浮かんでいる。余程苦労したのだろう。
「…後はここんとこ、セロハンテープで巻けば終わりだ。最後はお前がやれ。この位出来んだろ」
「ん…ああ」
オルガの指示に従ってテープを巻くと、不恰好ながらも両翼の付いた飛行機の形が出来上がった。飛行時間も、2,30秒程度は伸びた事だろう。
「よぉ、終わりィ?さっすがオルガ」
「悪かったな、殆ど任せちまって…」
「…いや、別に。また何かあったら言えよ」
どうせ暗闇の中、薄暗い街灯の光しか無いから見えないのだけれど、俺が頭を下げた時にオルガが少し頬を染めたのが分かった。意外な一面に俺がくすっと笑うと、奴は慌てていかにも嘘っぽい咳をする。
「んじゃ、俺等そろそろ帰るから」
「あまり遅く帰ると、アイツが煩いしねェ」
早くも立ち上がったオルガは仲間達の方へ歩いて行く。アイツってのは…そう、アイツだ。何時も疲れた顔してて、一寸不器用で、ゴミ箱被せるのが得意な、アイツ。
せめてものお礼に何かないか、と見回した俺の目に、あのキャンディの袋が飛び込んできた。俺は周囲と同化しているそれを掴むと、3つの影に向かって走り寄る。
「おい、これ食うか?」
袋を差し出すと、クロトの奴が「ありがたいことで」とか言って、さっと袋ごと取って行きやがった。早速一粒口に入れた様で、暗闇の向こうから「ウマー!」と歓喜の声がする。
相変わらずな奴の様子に苦笑しつつ、何時の間にか隣に居たオルガに、もう一度礼を言う事にした。
「今日はありがとな。…つか、悪かった」
「お前さ、嫌いって言われた位で打ちのめされてんじゃねぇぞ。大体な、子供のそういう言葉は一時的な感情を表しただけに過ぎないんだよ」
俺から視線を外して暗い空に点々と散る星を振り仰ぎながら淡々と、叱責なのか元気付けているのか良く分からない言葉を発するオルガに、俺は再び目を丸くしてアイツを見た。
361 :
4/5:04/01/13 16:25 ID:???
「俺、父親ってどんなのか知らねぇけど、何時ものままのお前で良いんじゃないのか?今日のお前、何だからしくねぇよ。言葉にショック受けたってのは分かるけどさ」
他人に言われて初めて気付く、何時もの自分と違う事。自分では気付かなかった事だから、余計に焦りが重なって。
「なぁ、それって…」
「心に隙間が無い。疲れてんだよ、お前。今日はゆっくり寝ろよな。じゃあ」
そう言い残して、先に行ってしまった仲間を追いかけて行くオルガの背中を俺はしばし呆然としながら見送った。
――疲れている。確かにそうかもしれない。連日のバイト、度重なるストレス、多く見積もっても十分とは言えない睡眠時間。思い当たるふしは、沢山あった。
そこに、ばすたぁのあの台詞。だから、脳が過敏に反応してしまったのかも知れない。
そこまで考えた俺は、振り返って荷物を取りに歩き出した。風は未だ冷たかったし、気温も変らず低いけれど。それでも一人でベンチに座っていた時とは違う、温かい気持ちを抱いて。
――帰ろう、家に。帰ってもう一度、謝ってみよう。ばすたぁに。
暗い空から、白い雪が舞い始めた。
家の前へ行くと、この天候だと言うのに、ばす太が傘も差さずに佇んでいた。訊くと、帰りがやけに遅いから心配していた、と言う。
「ばすたぁは?」
「何ダカ、ズット一人デ黙ッタママナンデスヨ。何カヲジット考エテイル様ニ…」
「…そっか」
俺は家に入ると、中華鍋の中身をかき混ぜながら「よぉ、どうしたんだよ」と問い掛けるディアッカを横に退かして真っ先にばすたぁの所へ向かった。
ばすたぁは部屋の隅で壁の方を見ながら、この前サンタクロースから貰ったくまのぬいぐるみを抱いていた。ちらりと見えたその顔に、俺はばすたぁの迷いを感じとっていた。何を迷って…否、それよりも。
「…ばすたぁ」
「………」
俺が声を掛けると、ばすたぁは余計に壁の隅に小さくなって。無言。まぁ、予想はしていたが。やっぱり怒っているのだろう、俺の事。
「昼はごめんな。俺、オルガに手伝って貰って出来るだけ直してみたんだけどさ。でも俺不器用だから、何だか変になっちまって…えっと…」
自分の気持ちを上手く伝えられない口に憤りを感じつつ、もどかしさにがりがりと頭を掻く。
…ああ、やっぱ俺は駄目だ。咽喉で言葉がごちゃごちゃになって、断片ばかりが意味も無く飛び出してくる。こんなんじゃ、一生ばすたぁは許してくれないだろう。シャニの言う通りの馬鹿だ。俺。
その時だった。ばすたぁの、小さな声が聞こえたのは。
「……ごめん…なさい…」
「えぁ?」
「…ひどいこと…言っちゃって…ごめん、パパ…」
予想外の展開に俺が首を捻っていると、ばすたぁがしゃくりあげながら飛びついてきた。
「…そとでさむかったよね…おなかすいたよね…ごめんなさい…」
「いっ、いや、壊しちまった俺の方が悪かったんだし…」
しどろもどろになる俺にごめんなさいを繰り返すばすたぁ。困った俺はディアッカを見るが、奴は非情にもくすっと笑っただけで台所へ消えて行った。ばす太はどこか楽しそうに、俺達を眺めている。…全く、どいつもこいつもふざけやがって。
「えっと、俺は全然気にしてないからさ。でも、ばすたぁは本当に優しい子だな…あ、で、これ」
次第に泣き声が収まって行くばすたぁとは反対に、俺は今まで気付かなかったばすたぁの優しさに熱いものがこみ上げてくるのを何とか抑え、紙袋の中から修復した飛行機を取り出す。
それは明るい所で見れば見る程、不恰好さが際立った。接着剤のはみ出しなんてのは序の口、極めつけは俺が最後に巻いたテープだ。呆れる程見事に曲がっている。
「オルガは頑張ってやってくれたんだけど、暗かったし…それに俺が変にしちゃって…ごめんな」
それでもばすたぁは涙を拭って、にこっと俺に笑顔を向けた。何時も見慣れているばすたぁの笑顔だけれど、今日の笑顔は一際俺の心に染み渡っていく気がする。冷えてしまった体さえも、温まっていく様だ。
確かに、俺にパパは務まらないかもしれない。それでも、俺がばすたぁに出来る事。
今の俺が出来る事は、ばすたぁという大切な人と、その周囲の大切な人達を幸せにする事位だ。
『俺、父親ってどんなのか知らねぇけど…』
そう話していたオルガの横顔が、妙に寂しそうだった事を思い出す。出来れば、ばすたぁにはそんな思いをして欲しく無い。
だから俺は、出来る事を。今の自分が出来る事を、精一杯、ばすたぁにしてあげたいと思っている。
ばすたぁが、幸せになれる様に。周りの皆が、幸せになれる様に。
「――パパ、ありがとう!」
この笑顔が、今の俺にとって、一番の宝物だ。
そんだけ
364 :
オマケ:04/01/13 16:30 ID:???
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|ヘ__∧
|;・∀・) スマソ オルガ…
| ⊂ )
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ねぇ、僕もだいぶ前から
ゝ⌒〜, 壊れてんのあるんだけどさァ…
,.-ーーー、 (ソ~~ヾミ ∩ヽヽ
i "((`"^) . (・∀・ b ⌒⊃
(ニ7;゚Д゚ノ7 ・・・ б口⊂_,γ´ l,'´((ヾ、ヽ
(つ|⌒|⌒| キャンディ (|!゚∀Yθ
(⌒)(⌒) ウマーイ O凵⊂. )
/⌒ ノ
(__)/ /
.(_ )
・゚・(ノД`)・゚・カンドー
ところでオルガがレイダー直すんですか?w
タッドさんがばすたぁにプレゼントを持ってきてくれた。と言っても、ディアッカのお古らしいけど。
何でも掃除していたら昔ディアッカが見ていたアニメのDVDが出てきたらしい。
「それにしても…、これはどう贔屓目に見ても女の子向けじゃないですよ」
そう、タッドさんが持ってきたのはロボットアニメなんだ。タイトルは「マシン○ボ―クロノスの大○襲―」
「HAHAHA。君達が育ててるんだ。気に入るに決まってる」
う〜ん、まあ当たらずとも遠からずってところかな。ばすたぁって何だかんだでメカ好きだし。
「おい、準備できたぜ」
ディアッカは懐かしいのか、やたらとはしゃいでいる。気持ちは分かるけどね。
タッドさんの予想通りばすたぁは大いに気に入ってくれた。
「まてぇい!きさまたちに名乗る名前はなぁい!」
……後で人に向かって言わないように注意しておかなきゃいけないな。
「合身ぐれいちょ!」
エルスマン親子は喜ぶばすたぁに鼻の下が伸びきっている。
「そうだなぁ。いいよなぁ」
「うんうん。ばすたぁちゃんも合身してみたいかい?」
「うん!」
アンタら何を無責任なことを・・・・・まさか!
「ばす太逃げろ!!」
言うが早いか俺達は一斉に動き出した。
「ばすたぁの笑顔のためだ。許せ!」
「グゥレイトに改造してやるぜ!!」
「正気に戻れ!このバカ親子!!」
「タスケテー!」
こうして、小型MS1体と人間3人の奇妙な鬼ゴッコは幕を開けた。
ハァ…、そんだけ
いい話をありがとう゚・゚(⊃д`)゚・゚
本当、戦争とかなかったらこのスレみたいな平和な世の中なのにな…
>>358-364 >>366 乙! 俺スレの三人組が来るのは初めてじゃないか? 馬鹿親からはよく来てるが…。
女の子でもメカ好きってのもあるよな。特に小さい子の場合。
そのうちホントにバスターに乗れるくらいになるかもしれない。
アスランが来ればメカいじりさせてもらえるし、
イザークはばすたぁが喜ぶと思えばデュエルだろうが何だろうが乗せてあげるだろうし、
ってか周りはモビスルーツ乗りだらけ。乗れないほうが不思議か…。
でも平和な世の中。
乗るとすれば平和を守るためとかそういう感じで。
ホッシュホッシュ
なんかすっかりここ閑古鳥が鳴いてるが。
皆農業スレに行っちゃったのかな・・・とりあえず保守。
『鍋! 鍋やりましょう鍋! 今すぐそっちにいきますから、土鍋の用意しておいてください!
そろそろ夕飯の献立でも考えようかいう時間帯。突然キラから電話がかかってきた。
あ、材料はこっちで用意しますから』
「おまえ、…キラ? …だよな? どうしたんだよ、いつになくやる気満満で」
『えへ、ちょっと…。それじゃ、鍋の準備お願いしますね!』
キラはそれだけ言うと、唐突に電話を切ってしまった。
「おい、誰からだったんだよ?」
「キラから。何か知らんが、鍋の用意しとけって…」
「ふーん」
ディアッカがいまいちよく分からないという顔をしている。俺にもよく分からない。
キラは元々よくばすたぁにいろんなものを持ってきてくれていたが、
最近はそれがやたらと頻繁なのだ。それも、朝早くから来たりする。
「キラお兄ちゃん来るの?」
ばすたぁが、キラにもらったうさぎを抱っこしながら尋ねてきた。
コラ耳を掴むのは可哀想だからやめてあげなさい。
「うん、一緒に鍋しよって」
「わ〜い、お鍋〜!!」
嬉しそうにばすたぁが跳ね回る。冬になって、ばすたぁは鍋が好きらしい。
すき焼きとか鴨鍋とか、カキはちょっとお気に召さなかったらしい。
コタツの上に卓上コンロを出して、土鍋を置いて水を張る。
一応昆布を入れてからふと思ったのだが、そういえば何鍋をするつもりなんだろう?
『ピンポーン!』
「あ、キラお兄ちゃんだ!」
パタパタとばすたぁが玄関へと向かう。おれものこのこついていった。
「今晩は!!」
「いらっしゃいキラお兄ちゃん!」
「…キラ、お前…、それ…」
「鍋、しましょう!」
キラは両腕いっぱいに野菜がたんまり入った籠を抱えていた。
「最近趣味で育ててるんです。たくさん出来たんでおすそ分けしようと…。
そうしたら、イザークが鍋にしようって言ったんで。あ、今具を買いに行ってます」
「イザークが? 何で?」
アレだけ仲の悪い(って言うか、イザークが一方的にライバル視していると言うか)イザークが、
キラに一緒に鍋をしよう? どういうことだ?
「実は、ずっと畑を手伝ってくれてるんです。イザーク、すごく知識があるんですよ」
ニコニコとキラが語る。へぇ? イザークがねぇ。
「ほら、見てください、まるまる大きな白菜! ねぎもこんなに大きくて太いんですよ!」
「ネギおっきい!!」
「へぇ〜〜」
キラが見せてくれたねぎは、惚れ惚れするくらい立派なものだった。
「で、こっちは人参で…、このしいたけも自分で育てたんです。春菊も美味しいですよ!
この大根は全然辛くなくて甘いんです。大根おろしにしましょう!」
自分の育てた野菜を人に食べてもらえるのが嬉しくて仕方がないようだ。
それにしても、一人で良くぞここまで立派に育てたもんだ。
「俺もいるぞコシヌケェ―――――っ!!」
通りの角からダッシュでイザークが現れた。手にはスーパーの袋がぶら下がっている。
「あ、ご苦労様ですイザーク。何にしたんですか?」
「鴨だ! もちろんうどんも買ったぞ!!」
「わーい、おかっぱ兄ちゃんがネギ背負ってきた―――!」
「ね…、ネギ!?」
「へぇ、ばすたぁちゃんすごい諺知ってるね」
「うっし、それじゃぁ鍋にするか!」
そのあと、みんなでコタツを囲んで鍋にした。キラの作った野菜は美味かった。
そして、
伊達に赤い服を着ていない鍋奉行がやたらと頑張っていたのは言うまでもない。
そんだけ。
嗚呼、何故だ!!あんなに本編が嫌いだった俺が何故、
実況で皆で扱き下ろすのが終わってもまだ新板から、
こういうスレから離れられないんだぁぁぁ!!
ともかくGJ!
俺とばす太が買出しから帰ると、ディアッカとばすたぁが炬燵で居眠りをしていた。
「やれやれ、風邪ひくから炬燵で居眠りはするなって言ってるのに」
「起コシシマスカ?」
「ここまで気持ち良さそな顔で寝られるとねぇ・・・。しょうがないな。ばす太、毛布かして」
「ハイ」
ほんと人の気も知らずに幸せそうな顔してくれちゃって。後で説教しなければいけないな。
でも、今の俺の顔で説教しても全く威厳なんて無いんだろうな。
俺は二人を起こさないようにそっと毛布を掛けた。
そんだけ
>>376 グッジョブ、和んだよ。
コタツは寝るよな。あとでのどが渇くけど。
>372-373 >376
激しくグッジョブ!!あぁああ・・・癒される・・・
そういや、コタツで寝ると風邪ひく理由って、体が冷えるからじゃなくて、
喉が乾くからだよな。確か。
職人さんって何人くらいいるのかな?
とにかく癒し乙!
>>379 たぶん、グゥレイトな人数だったんだよ。前はね。
そんだけ
『ピ〜ン・ポ〜ン…』
「あ、お客さん〜!」
インターホンの音を聞きつけ、ばすたぁがトテトテと玄関まで走っていく。
最近、何かとお客さんが来ることが多い。キラやイザークは三日と空けずにやってくる。
ばすたぁは人見知りしない性格だから、始めてくるお客さんにもニコニコ笑って挨拶する。
きちんとご挨拶ができるので、お客さんの評判もいい。
きっと今日も、「まぁ、いい子ねぇ」なんていう声が…、あれ?
玄関を開ける音はしたのに、話し声が聞こえない。どうしたんだろう?
…まさか!? 来たのは実は人攫いで、ばすたぁが出た瞬間に連れ去ったとか!?
心配になって、俺は玄関まで走っていった。予想に反してそこにいたのは。
「よう!」
「久しぶり、ディアッカは元気にしてる?」
「カガリ、それに…アスラン!? 久しぶりじゃないか! 元気にしてたか!!」
玄関には、カガリとアスランが仲良く並んで立っていた。
変な心配しちまったな…。あれ? ばすたぁ?
玄関に二人を出迎えに行ったはずのばすたぁの姿が見えない。キョロキョロと辺りを見回す。
「なぁ、ばすたぁが玄関開けたんじゃないのか?」
「それが…」
「変なんだよなー。すっげぇ元気そうに玄関開けたのに、アスランの姿見た途端…」
カガリがついっと指を指す。そっちを見てみると、靴箱の陰にばすたぁが隠れてこっちを見ていた。
「どうしたんだ? ばすたぁ? カガリだよ。お客さんにご挨拶は?」
どうしたんだろうと思いつつ、ばすたぁを呼ぶ。
ばすたぁはしばらくグズグズしていたが、やっと靴箱の陰から出てきた。
かと思いきや、俺の後ろに隠れて足にしがみついてしまった。
明らかに、いつものばすたぁとは違う。何かを怖がっているような嫌がっているような…。
「悪い、いつもはちゃんとご挨拶できるんだけど、今日はどうしたのかな?」
「そういう時もあるさ。私も小さい時は急に人見知りになったりしたことがあるしな」
カガリはちょっと肩をすくめると、自分の昔を懐かしそうに語った。
「…ところで」
アスランが家の中をキョロキョロとのぞくようにしながら言った。
「最近キラきゅ…、キラがこっちによく来てるって聞いたんだけど、今日も来てる?」
ば す た ぁ が 嫌 が っ て る 原 因 は お 前 か 大 佐 !!
「や…、やだなぁ。俺は別に、最近キラと会ってないからどうしてるかなって思っただけだよ」
「先に言っとくけどな、ばすたぁの前で非道徳的な行動を起こしたりしたら…」
「し、しないさ。絶対しない!!」
アスランが慌てて首を千切れそうなくらい横に振った。ならいいんだが…。
二人を居間に通すと、とりあえず俺はお茶を入れた。
そう言えば、この間またラクスがケーキを持ってきてくれたんだよな。
二人とばすたぁにケーキを切って持っていくと、丁度アスランがばすたぁに何かをプレゼントしていた。
…ま た ハ ロ か よ !?
「ばすたぁちゃんのために特別に作ったんだ。ここを押すと喋るし光るし回るし…」
アスランはさも嬉しそうにハロの説明をしている。
で、ばすたぁは…、うわっ! 何かめっちゃ不機嫌!?
(か…カガリ、何かアスラン嫌われてないか?)
(お前もやっぱりそう思うか? 私もうすうす感じてはいたんだが…)
「それでね、ここをこうすると…ってあぁぁぁぁぁ――――――っ!!」
突然アスランが大声を上げた。何かと思ってビックリしながら見てみると。
「ひ…、ひどいよばすたぁちゃん! せっかく作ったのに…」
哀れ、アスラン製作のハロは、耳(?)を千切り取られ、部屋の隅に無残に転がっていた。
ばすたぁが投げつけたらしい。
「コラばすたぁ!! せっかくアスランがお前にくれたものなのに、何て事をするんだ!!」
俺は本気でばすたぁを叱った。すると…。
「キラお兄ちゃんに意地悪するからアスラン嫌いっ!! 禿!!」
と、ばすたぁは大声で怒鳴ったのだった。
「HAHAHAHAHA! そりゃ傑作だ!!」
「ふ…、いい気味だなアスラン!!」
「あの…、僕、別にそんなつもりじゃ…」
夕食時、ディアッカと、案の定やってきたイザークとキラにこのことを話したところ、
ディアッカはケタケタと大笑い。イザークは多少口元が引きつりながらも、やっぱり笑っていた。
キラまで、すまなさそうにしながら顔が笑っている。
「いいんだ、どうせ俺はキラをいじめてる悪者でしかないんだ…」
アスランはすっかりいじけてしまっている。特に『禿』の一言が効いたらしい。瞬間赤色反転していた。
「んまっ、自業自得だな。調子に乗ってキラを追いかけつづけているからだ」
「ストライクをストーカーの如く追いかけていたのはお前の方だろ!?」
「やめなよアスラン。イザークは…、傷のことは僕が悪かったんだから…」
「そのことはもういいコシヌケ。戦時中のことだ」
珍しくキラがイザークを庇い、イザークもキラに喧嘩を仕掛けない。
「…あの、キラ? イザーク? 二人とも、いつの間にそんなに仲良しさんに…?」
キラの畑を手伝うようになって以来、イザークがキラに突っかかることは少なくなった。
何かいさかいあったとしても、ほとんど『どっちがよりばすたぁを可愛がっているか』が論点となっている。
確かに、二人の後をちょこちょことついていって畑の仕事をお手伝いするばすたぁの前では、
二人とも喧嘩は出来ないだろう。いいことだ。
「アスラン、ハロのことは…、後で僕とばす太で修理してあげるから、元気だしなよ。
そのうちばすたぁちゃんもアスランになついてくれるようになる…かもしれないじゃないか」
キラは、慰めになっているのかなっていないのかよく分からない言葉をアスランにかける。
「そうか…、そうだよな。ばすたぁちゃん、まだ子供だし…、そのうち打ち解けてくれるようになるよな…」
アスランは、少し寂しそうに笑いながら希望的観測を口にした。
数日後、家に大量のハロが送られてきた。アスランからだった。
「ばすたぁちゃんに」と添え書きがしてあったが、ばすたぁはお気に召さなかったらしい。
仕方が無いので、全部電池を抜いてアズラエルのおっさんがくれたおもちゃ倉庫の奥に仕舞った。
数個はキラの畑で案山子代わりに働いている。そんだけ。
>381-383 乙グッジョブ
…禿か……。
ばすたぁも言うようになったナ。
ちょっと大佐…じゃなかったアスランが気の毒になった。
>>381-383 乙、だがここはマターリとばすたぁに愛情を注いで成長を
見守るスレなのでできたら八アスネタは控えたほうがいい気がする。
というわけでアスランの汚名挽回ネタを。
遊びにいってたばすたぁとばす太が公園から帰ってきた。が、ばすたぁ
の様子がいつもと違う。普段なら公園であった出来事を嬉しそうに話してくれる
のに、今日はすぐにコタツにもぐりこんでしまった。
「何かあったのか、ばす太?」
「ジツハ...」
ばす太が事情を語りはじめた。
公園で遊ぶようになってからばすたぁにも同年代の友達ができるようになった。
特に仲良しなのはエルという女の子で、ばすたぁの話によく出てくる。
そのエルと喧嘩をしたようだ。公園で二人で遊んでいた時、たまたまイザークが
通りかかったんだけどエルがイザークに対して少し怯えた様子を見せたらしい。
まあ、顔の傷やぱっと見の雰囲気のせいで初めて会う幼児には怖い人に見えたの
だろう、加えて第一声が「コシヌケッー!」じゃな。
それがばすたぁは気にいらなかったようだ。大好きなおかっぱお兄ちゃんのこと
を悪く思うなんて、ということだ。(この段階で話を聞いていたディアッカが嫉妬に狂って
イザークのところに殴りこみにいこうとしたがとりあえず止めておいた、奴への制裁は事態
が解決してからだ)
「ケッキョク、セイサイスルンデスネ...」
386 :
385:04/01/22 09:46 ID:???
「そんなことがあったのか...」
「非グレイトゥ...喧嘩はよくないぜ」
俺たちとしてはばすたぁに同年代の友達が出来て
ホッとしていたんだ、子供は子供どうしで遊んでいるのが
一番自然だしな。なんとか仲直りして欲しいんだが...ばすたぁ
は言うことを聞かない。エルのことが許せない、というよりも自分自身に
とまどまっているようだ。初めての友達と始めての喧嘩、それがばすたぁ
の心に大きなショックを与えて素直になれないんだろう。そんな状態のまま
2,3日が過ぎていった、ばすたぁは決して公園に行こうとしないままで。
そんな時、カガリとアスランが新型のハロを持ってやってきた。
俺はなんとかならいかとあいつらに事情を話して相談してみた。
「まあ子供同士の喧嘩だからな、そう深刻に考えなくてもいいんじゃないか?」
「俺たちもそう思ってはいるんだけど...」
「...俺にまかせてくれないか?」
「アスラン?」
387 :
385:04/01/22 10:07 ID:???
「友達と喧嘩したんだってね、ばすたぁ」
「エルがわるいんだもん、エルなんかもうきらい...」
「僕も少し前にキラと喧嘩していたことがあってね」
「うそ、アスランおにいちゃんとキラおにいちゃんが?」
「ホントさ、すごく長い間喧嘩していたんだ。そのせいで大勢の人に迷惑を
かけてしまってね、とうとうその喧嘩が原因で僕たちはそれぞれ大切な人
と永遠にさよならしなくちゃならなくなったんだ」
「その後、僕たちは仲直りすることができた、カガリやラクスのおかげで。
でも今でも思うんだ、もっと早くお互いのことをわかりあおうとしていれば
良かったって、そうすればニコルとも別れずにすんだのにって」
「そう...なんだ」
「だからね、ばすたぁ。確かに明日になれば仲直りできるかもしれない、でも明日に
したせいでなにか大切なものをなくしちゃうかもしれない。もしばすたぁが仲直りしたい
と思うなら...明日ではなく今日仲直りしたほうがいいって思うんだ」
「...このハロ一つ、エルにあげてもいい?」
その後ばすたぁはばす太と一緒に公園に出かけた。そしてその日の晩御飯の食卓
、楽しそうにエルのことを話すばすたぁがいた。
そんだけ。
388 :
385:04/01/22 10:21 ID:???
数日後、食卓にて(イザーク含む)
「きょうもね、エルとこうえんであそんだの」
「グレイトッ」
「そしたらねキラおにいちゃんとあってね」
「なるほど」
「エルがキラおにいちゃんのことをすごく好きになってね」
「コシヌケっー!」
「エルがキラおにいちゃんのおよめさんになるって言ったの」
「「「...」」」
「だったらばすたぁもおよめさんになるって言ったの」
「「「なっ、なんだってっーーーーーーーー」」」
「そしたらキラおにいちゃん、二人ともおよめさんにしてくれるって」
次の瞬間、人の形をした3匹の魔獣がキラの家にむけて解き放たれた...。
「???、どこにいったのかなダディたち?」
「ソレハ...」
「でもね、私およめさんってなにかしらないんだけどばす太はしってる?」
「...」
>>385-388 グレイト。面白かった(*´∀`)
ばす太、後でちゃんと教えてやれよな。ばすたぁが知らないままだと波乱な予感だ。
長めの逝きまつ
390 :
1/7:04/01/22 12:24 ID:???
「――今日の夜はこの俺様がカレーを作るぞコシヌケェ!」
突然家に来て突然こんな事を言い出すイザークに、俺は端から期待していなかった。
「――何が『俺様がカレーを作る』だよ」
先に立ってスーパーへの道を行く奴に気付かれぬよう、ほぅ、と小さく溜息を吐く。
それでイザークが足を止めたから聞かれたかと思ったけれど、実際の所、アイツの後ろをちょこちょこ歩くばすたぁを振り返っただけの様で。何時もより幾らかハイテンションな口調でばすたぁに話し掛けている奴の背中を見て、俺はもう一度溜息を吐いた。
「つーか、何で俺達まで買い物に付き合わなきゃならねぇんだ」
「まぁ、良いじゃないの。たまにはさ」
言ったってどうせ意味の無い愚痴を連ねる俺に、隣を歩くディアッカが楽しそうに言う。
「今日はちゃんとドアから入ってきたし。それにさ、何だか嬉しそうじゃん、アイツ。ばすたぁに自分の手料理を食って貰えるって喜んでたぜ」
「ドアから入るのが普通なんだよ。ま、確かに喜んではいるみたいだけどな…」
俺は前を行くイザークの横顔をやっぱり気付かれない様に盗み見て、普段の何倍も幸せそうな奴の様子に、渋々と愚痴を引っ込める事にした。
馬鹿らしい、とは思っていながらも、自分の傍に居る人達が幸せなのは、やっぱり何よりも嬉しい事で。こんな事を言ったら笑われるのがオチだと分かっているから、決して口には出さないけれど。
自分の感情を覆い隠す為に、ハン、と一つ鼻で笑ってやると、隣のディアッカがクスッと笑って、慌てて手で口を覆った。
スーパーのみでは物足らず、こっちの方が安い、あっちの方が新鮮だ、とイザークは散々俺達を連れまわし、やっと全てを買い揃えた時には家を出てから2時間が経過していた。
ばすたぁが自分も何か持ちたいと言ったから、俺は片手にあった袋からトマト以外の物を移し、幾分軽くなった袋をばすたぁに手渡して。
嬉しそうにまたイザークを追いかけて行くばすたぁを見送り、歩き疲れた足を運びながら3度目の溜息を吐く。行きに押さえ込んだ筈の愚痴が、商店街を抜ける風と共に再び湧き上がってきた。
391 :
2/7:04/01/22 12:26 ID:???
「…ったく、アイツのカレーなんか…」
露出している顔と手に当たる刺す様に冷たい風と足の疲れを無理矢理イザークへの恨みに転換して、奴に聞かれぬように小声で愚痴を始める俺に、ディアッカが芝居じみた仕草でやれやれと両手を広げる。
「お前、知らないの?アイツのカレー、目茶苦茶美味いんだぜ?」
「…あぁ、そうですか」
何だか答えるのも面倒になって、俺は空いていた片手で近くの木の葉を1枚毟り、そのまま投げ捨てた。この冬だと言うのに青々しいそれは冷たい風に乗って飛び、直ぐに視界から外れていった。
あの葉はただ風に身を任せて、知らない何処か遠くへ行くのだろう。そのうち風に見捨てられ、誰の目にも止まらずに枯れ、粉々に砕け散り、やがてはそれを葉≠セと感知される事も無くなって。儚い命。儚い夢。
(…てか、俺が毟ったんだし)
自分の柄にも無くネガティブな思考に一寸苦笑し、もう見えない葉に向かってごめんと心の中で頭を下げた。
考えに浸っているうちに、何時の間にか大通りの横断歩道へと差し掛かかっていた。
既にイザークとばすたぁが渡り始めていたけれど、一応毎度の癖で歩行者信号を見やり、青を確認する。
「…らで、それ程グゥレイトォな物だけど、美味いのと同じ位辛いのが…」
俺は聞いてもいなかったが、ディアッカは未だ延々とイザークのカレーの批評を続けていた。暇な奴だと一寸笑み、コイツも一応料理人――炒飯のみだが――だもんな、と思い返す。
俺の辞書に料理≠ネんて言葉は無いから良くは分からないけれど、コイツは同じ料理人として、相手の味を細かく分析する事で心が満たされるのだろうか。それにしてもいい加減に煩くなってきて、俺は取り敢えず止まらせる為に相槌を打つ事にした。
「…俺、辛いの苦手なんだけど」
「へぇ、意外。まぁ、俺は辛くたって甘くたって美味ければそれでグゥレイトだしねぇ。酸っぱいのは勘弁だけどさ」
酸っぱいカレー。どんなのだよ、と思わず突っ込みたくなって左のディアッカに向き直った時、俺の目は視界の奥にちらりと動く物を捉えた。
車だ。それも、普通乗用車じゃない。砂利か荷物かでも運びそうな、大型トラックだった。それが今、猛スピードでこちらに向かってくる。
慌てて歩行者用信号を確認するが、それは未だ青で。だが、そのトラックはスピードを緩める気配を見せようともしない。
392 :
3/7:04/01/22 12:29 ID:???
「おい、ディアッカ…」
咄嗟に自分達の位置とトラックの辿る軌跡とを照らし合わせた俺は、奴の前進を片手で拒んで、止まれ、と言ったつもりだった。
ディアッカは変な顔をしながらも俺の視線の先を見、顔色を変える。そうしているうちにもそのトラックは唸り声を上げながら突き進んでくる。残る猶予は、僅か10メートル程度。
「げ、何だよありゃ!信号無視か?」
「取り敢えず前に出んなよ。ここに居ればまだ…」
そこまで言った時、トラックに気付いていないらしく、イザークと先に渡り終えた筈のばすたぁが、遅い俺達を待とうとしたのか横断歩道の4分の1程まで走り出て来た。丁度、トラックの通過直線上へと。
「――ばすたぁ!!」
それから先を、俺はまるでスローモーションでも見ている様に感じた。
周囲の音が一切無くなり、同時に周りの風景さえ見えなくなって。目に入ってくるのは、ゆっくりと迫ってくるトラックと、その前に居るばすたぁだけ。
俺は声も出せず、動けもせずに、ただ成り行きを見守る他になかった。
残り3メートル程に近づいた時、感情さえ凍りついた様な脳で、隣に居たディアッカがトラックの前へと飛び込んでばすたぁを抱え込むのを認知して。
そこから一寸の間は、俺の記憶から綺麗に抜け落ちている。
気が付いた時には普通に戻った音と映像の中、目の前を土埃をあげながらトラックが通り過ぎて行っていた。土埃と共に舞い上がった枯葉が再び地に着いた後の道路には、無惨にも潰されたトマトが数個、赤い液体を地面に這わせていて。
そして、その向こう側に、ばすたぁを抱えて倒れているディアッカの体。
――これは…夢、か?
馬鹿みたいにがくがくと手足が震える。手から買い物袋が滑り落ち、色彩多数な中身が道路に転がった。
「おい、何してる!?さっさとこっちに来い!信号変っちまうだろうが!」
向こう岸で叫ぶイザークの怒鳴り声も、耳に入らない。俺はただその場に立ち尽くして呆然と、動かない奴の姿を眺めていた。
「ったく、このコシヌケが!ほら、行くぞ!」
点滅を始める信号機と俺の態度に舌打ちをしながらイザークが駆けて来て、素早く転がった物を拾い、俺の腕をぎゅっと掴む。俺はそこでやっと我に返り、震える足でアスファルトを踏みしめて向こう側に渡った。
393 :
4/7:04/01/22 12:31 ID:???
――夢。夢だ。そうに違いない。これは夢以外に一体何があろうか?
その儚い望みも、「しゃきっとしろこのコシヌケがぁ!」とイザークに殴られた痛みと共に打ち砕かれた。思わず殴られた頬に手をやって、目を丸くしてアイツを見る。
「俺は警察に通報してくる!貴様等はそこに居ろ!」
何とかディアッカに護られて大した怪我も無く、一寸放心状態のばすたぁを抱き起こしたイザークはそう言い捨てて、脇目も振らず電話ボックスに走って行く。
アイツはあんな事があった短時間のうちに、冷静にトラックのナンバーや車種等を覚えたのだろうか。凄い奴だ、と場違いな思いが頭をよぎった。
「……ディアッカ?」
物好きな野次馬達が集まってくる中、俺はしゃがむとばすたぁの頭に手を置き、未だ動かないディアッカに呼びかける。返事は…無い。
「…おい」
奴の体を揺すろうと伸ばした右手を途中で止め、行き場のない手を握ってそのまま思い切り地面に叩き付けた。握り締めた拳から流れ落ち、地面に吸い込まれてゆく赤い血。目から涙が溢れ出る。
――何故、俺が身代わりにならなかったのだろう。何故、俺は自分の身を捨てようとしなかったのだろう。俺は馬鹿だ。イザークの言う通りの腰抜けだ。俺は、俺は……。
「――馬鹿野郎ッ!!」
血の滴る拳を再度地面に叩き付け、ディアッカと弱虫な自分とに対する憤りを言葉にして、思い切り叫んだ。
「…何だよ煩ぇな」
唐突に耳に入ってきた聞き慣れた擦れ声に、俺は涙で濡れた顔を上げて。
「…あぁ、痛ぇ…ん?なーに泣いてんの。俺はグゥレイトに平気だし、ばすたぁも…ほら、グゥレイトじゃねぇか」
驚いて目の前のディアッカを凝視する。奴はそろそろと顔を上げると俺の方に向き直り、右手の親指を立てて見せた。痛みに顔を顰めながらも笑って見せた奴の額からは、擦り剥いたのかぶつけたのか、血が流れていた。
「……っ…この馬鹿ッ!!」
涙が止まらぬまま、つい何時もの癖で目の前のディアッカを殴り飛ばす。照れ隠しというには少々乱暴すぎたが、奴とばすたぁが無事だった事の嬉しさ半分、取り乱して自分の涙を見られてしまった気恥ずかしさ半分を、奴に力任せに叩き付ける。
当然ながら、今度は流血はしなかった。
394 :
5/7:04/01/22 12:32 ID:???
その後、通報をして戻ってきたイザークはばすたぁを背負って、俺は未だ子供みたいにしゃくりあげながらディアッカに肩を貸して、家への道をゆっくりと歩いた。
俯いて、地面に吸い込まれてゆく涙と向き合っていた俺に、半分足を引き摺る様にして歩を進めるディアッカが話し掛けてくる。
「俺さー、何か、トラックの前に飛び込んだ時に走馬灯が見えちまったよ」
「……怪我人は黙ってろ」
相槌を打つ代わりにそう冷たく切り捨てて、俺の肩に回した奴の腕をぐいと引っ張った。
家に着くと、先にイザークが連絡を入れていたのか、ばす太が玄関前に佇んで俺達の帰りを待ち侘びていて。その姿に何時もの落ち着いた様子は無く、焦ったように大丈夫かと問い掛けるばす太にディアッカが苦笑して見せる。
「あぁもう、大袈裟だなオマエは」
「イヤ、シカシ…心配シテタンタデスヨ?」
「ま、俺は大丈夫。駄目なのは…えっと、コイツぐらいだな」
後ろでばす太と言葉を交わしているディアッカが笑いながら俺を振り向いたのは、背中に感じる視線から分かっていた。情けない事に、俺は未だ涙と体の震えが止まらない。
そうしているうちに、何やら部屋の奥の薬箱を漁っていたイザークが振り向いて。
「これ飲んどけ」
ぶっきらぼうに差し出された薬は何だか良く分からなかったけれど、飲んだ後に倒れる様に眠ってしまったことから、鎮痛剤か何かだったと思われる。
その後も夢とかにうなされて、ぐっすりと眠る事は叶わなかったけれど、ともかく次に目を開けた時には既に部屋の中が薄暗くなっていた。
何時の間にか寝かされていた布団から体を起こし、まだ薬の影響が残っているのかぼんやりとした頭で周囲を見回す。と、隣にディアッカとばすたぁが眠っているのが目に入った。
(…まぁ、あんな事あったし)
コイツ等も疲れてんだろうな、と考えた俺は、よく寝ている二人を起こさないよう、静かに部屋を去った。
395 :
6/7:04/01/22 12:42 ID:???
部屋を出ると、今まで気づかなかった美味そうなカレーの匂いが漂ってきた。
俺はゴキブリホイホイに向かうゴキブリ宜しく、その匂いに惹かれるようにふらふらと台所へと辿り着き、そこで鍋の中身をかき回しているイザークの背中に遠慮がちに声を掛ける。
「…イザーク」
「おう、起きたかコシヌケェ?今更手伝うなんて言うなよ。もう殆ど終わっちまったからな」
今イザークが発した『コシヌケ』という言葉は、何時もの奴の口癖なのか、それとも今回の出来事で俺が腰抜けだと思ったからか、理由は定かではない。
ご丁寧に赤いエプロンをして、今度はまな板に向かうイザーク。はっきり言って似合わないそのエプロンの色は、多分奴のこだわりなのだろう。
「悪いな、全部やって貰っちまって…」
「いや、どうせ最初っから俺が作る事になってたしな。計画通りだ。貴様等に手伝われなくて、俺のカレーも喜んでることだろうよ」
どういう意味だと苦笑して、それでも手伝う事があるかと訊くと、奴はしばし考えた挙句にばすたぁとディアッカを起こす事を挙げ、再び俺に背を向けた。
それから、眠っていたばすたぁとディアッカの頭をつついて起こした俺は、皆一緒にカレーとトマトの無いサラダを食べた。
緑一色のサラダは何だか物足りなかったけれど、カレーはディアッカの言った通りに美味く、そして、同じ位に辛かった。ばすたぁの分だけは、どうやら甘口だった様で。辛い物全般を一寸苦手とする俺は、水を大量に飲んでしまったが。
夕食は、昼にあんな事があったとは思えない程和やかに楽しく進み、食べ終わった後片付けを志願するも「コシヌケェ!」の一言で切り捨てられ、仕方なく今日はこっちに泊まると言ったイザークの布団を敷く事にして。
冷たい床に寝転がって天井を眺めつつ何かを考えているディアッカを部屋の端に退かし、俺も無言で布団を広げる。ばすたぁは退かすまでもなく、部屋の隅でぬいぐるみと遊んでいた。こちらも、無言。
敷き終わった布団にぬいぐるみと一緒に飛び込んで絵本をせがむばすたぁに困っていた俺を、突然現れたイザークがフォローする。
訊くと片付けは終わったと言うが、俺の時計が正しければ、ご馳走様を言ってから未だ5分も経っていない。何時もの手品まがいな事でもしたのだろうか。相変わらず不思議な奴だ。
結局イザークの読み聞かせを子守唄に、俺は絵本の途中で寝てしまったのだけれど、今回はカレーの影響か絵本の御加護か、ぐっすりと眠る事が出来た。
翌日、昨日のひき逃げ未遂犯が捕まったと警察から連絡があって、昨日の事件に遭遇した面々で署へ向かった。
犯人がおよそやくざらしい外見をしていたにも関わらず、殴りかかろうとするイザークを止めるのに俺は必死だったけれど。
もしイザークがこういう行動を取らなかったら、逆に俺が殴りかかろうとしてイザークに止められていたかもしれないと考えると、何だか笑えて。それは勿論、今だから言える事。
警察署から帰ってきた俺達は、それぞれ好き勝手に時間を潰している。
ディアッカは子供みたいにばすたぁと戯れ、ばす太は別室で掃除をし、イザークは何処から拾ってきたのか、青い葉を玩んでいた。
イザークの手から外れ、ひらひらと床に舞い落ちるその葉を横目で見ながら、俺は昨日毟って風に飛ばされていった葉の事を思い出していた。
投げ出していた足を組み、頭の後ろへ手をやって、窓の外を見やる。風の強い空では、実に様々な物が飛び交っていた。
――あの葉は今、何処に居るのだろう。冷たいアスファルトの上か、それとも茶色い土の上か。はたまた、未だ風に乗り虚空を漂っているのか。
冷たい風に身を任せた時、アイツは儚い望みでも持っていたのだろうか。何にしろ、辿り付いた地で枯れるのは目に見えているのだが。
そこまで考えた俺は、何時の間にかばすたぁに取られた葉を奪うのに必死なイザークと、それを笑いながら眺めているディアッカへと視線を移した。
何かこう言っては悪いけれど、俺達も実は結構儚い存在だと思う。
何時だったか、アズラエルのおっさんが言っていた。我々人間は弱い生き物なんだ、と。
弱いから互いに助け合って、脆く崩れやすい互いの存在を尊重しながら生きて行く。直ぐに消えてなくなりそうな自分と他人。相手の脆さを補って、皆で困難に立ち向かって。儚い存在ではあるけれど。
(…それでも、生きてくんだよな)
俺が毟った、あの葉。儚い存在だったアイツはやがて土に還り、また新しい命を育んで行くのだろう。壊れやすい命の種を励ましながら。
397 :
8/8:04/01/22 12:44 ID:???
今回の件で、日常では見れない二人の一端を垣間見る事が出来た。その点では、まあ、ありがたいと言うべきか。
イザークはコシヌケコシヌケ煩いし、ディアッカときたら馬鹿が服着て歩いている様な感じだったけれど、あの時にコイツ等が居なかったら、俺はどうなっていたか分からない。こういう事に関しては、俺はホントに無能だから。
儚い俺達。俺はコイツ等に出来るだけの事はするつもりだけれど、それがどこまで役に立つかどうか。助け合うつもりが逆に助けられている感じがして、俺は一寸自分が情けなくなる。
多分俺達の中で一番脆い存在のばすたぁをあの葉がやる様に励まして、支えて、護って行く。それには、絶対に俺の傍に居る人達が必要。それは、今回の件で身に染みて感じた事だ。
(…つか、俺って結局)
「――なぁ」
「何」
「何だよ」
追いかける足を止め、笑う口を閉じ、俺を注視する二人。
「――いや、何でもない」
忘れろ、と顔の前で手を振って、変な顔で行動を再開するアイツ等を後目に懸けながら、まだまだ面と向かって言えそうに無い『ありがとう』 を心の中にそっと仕舞った。
そんだけ
398 :
オマケ:04/01/22 12:46 ID:???
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__ ,,,..|| | [甘- 0]
'´ .|..___| /巛 》ヽ __ ,,, O廿⊂ )
i |,_i_/|__|::.∧_∧ ヾノ"~^ヽ,^(((ヽヽリ !! (. .(. .つ⌒'〜
L.」 -/д):::(-∀- ,), ( -ω- ) (。- 人 丶
⌒`''⌒゙'⌒'〜゙`''゙⌒'〜'⌒`゙"''゙⌒⌒゙`''゙⌒'〜'⌒`゙"''゙⌒
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G O O D N I G H T .
長編乙!
トラックが来たときはどうなる!?ってかなり
心配になったけど大事故ではなさそうでヨカッタ(⊃д`)
それにしても本編で死んだけどここで生きてる人もいれば
本編でもここでも死んでる人がいるのがワラタ
どっちでも死んでる人かわいそうw
ここはこうやって良作が投下されるからレス滞ってると思っても
削除したくないんだよね。
まぁとにかく職人さん乙!!
久々に来て感動したよ。
グッジョブ!長編もオツカレ!
長編乙! アスランも名誉挽回乙!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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/ ヽ
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ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
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| ::::| キュム
i \ ::::/ キュム
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405 :
1/2:04/01/26 01:37 ID:???
俺達は正月に撮った写真の整理をしていた。
「コレガ元旦に皆サンガ集マッタトキノ写真デス」
「わーい!みんないっしょだぁ。ぐぅれいちょ!」
「改めて見てみると、大勢来てたんだな」
「グゥレイトに賑やかだったもんな」
写真をアルバムに綴じて、皆で相談して一言のコメントを付け加えていく。
3年間続けているので気がつけばアルバムの数もかなりのものになっている。
それにしても長かった気もするし、あっと言う間だったような気もする3年間だったな。
正直言って、俺はばすたぁを拾った時には自分達で育てることになるとは思っていなかった。
心の準備もしないままに半ば勢いで保護者になったから、初めは右往左往するばかりだったな。
一番冷静で的確な行動をしていたばす太ですら、慌てて育児に対する情報を学んでいたんだし。
そんな状態だったから、誰も「ばすたぁの写真を残す」という発想すら浮かんでこなかった。
俺達で育てることを決意して、俺の実家にそのことを伝えたら親父のカメラが送られてきたんだ。
だから、一番最初に写したばすたぁの写真はここに来てから1ヶ月ぐらいの時のものだ。
それからは俺もディアッカもばすたぁの思い出の記録を残してやるためにマメに写真を撮るようにしている。
「ディアッカ、そっちのアルバムも貸して」
「これはもう貼るとこ無いぞ」
「ちょっと久しぶりに見てみたいんだ」
「わー…この赤ちゃんがわたしだよね?」
「そうだよ」
「懐かしいゼ」
「ホントウニソウデスネ」
406 :
2/2:04/01/26 01:39 ID:???
久しぶりに見る昔のアルバムにはばすたぁとの思い出が詰まっていた。
ディアッカとばす太が一緒になってばすたぁをあやしている写真。
ばすたぁの前で踊っているディアッカ。
ミリィの作ってくれた服を着てたばすたぁ。
“目に入れても痛くない”と言う表情でばすたぁを抱いているタッドさん。
初めてばすたぁが懐いてくれた時のイザークの嬉しそうな顔。コイツ最初は空回りばかりだったもんな。
アズラエルさん、クロト達とばすたぁ。彼らが来た時はこっちが圧倒されてるな。ばすたぁは喜んでるけど。
キラはちょくちょくと、ばすたぁにプレゼントを持って来てくれてる。
アマルフィー夫人にピアノを教わっているばすたぁ。
最近では「ばすたぁに懐かれてるキラに妬いているイザーク」という構図が増えているな。
少し残念なのは、俺とばすたぁの写真は一緒に暮らしている割には少ない。
気がつけば俺ってカメラマンやってるんだよな。何だかんだ言って、俺って押しが弱いからな。
まぁ、俺が自分の手この貴重な日々の記録を残したいからカメラを持っているからでもあるんだけど。
こうして見てみると、ばすたぁはどの写真でも笑ってくれているな。
自分達の子育てを客観的に振り返ることができるのは、まだ当分先のことだろうけど、
少なくても、楽しい時に明るく笑うことができるぐらいの生活はさせてあげることができたみたいだな。
「パパ。これからも沢山写真を撮ってね!」
「ああ」
ばすたぁの笑顔に俺は頷いて返した。
俺だけじゃない。ディアッカがいる。ばす太がいる。みんなも協力してくれている。
これから増えていく写真にもこの笑顔のままでいられるように頑張っていこう。
俺は決意と願いをこめてそう思った。
いい話キタ━(*´∀`*)━!!
これからもみんながんばってね、って言いたくなった。
「よし! ばすたぁ走れ!!」
「ばすたぁ、行きます!!」
俺の掛け声とともに、ばすたぁが勢いよく走り出す。
と、同時に、俺の手の中にあったものは、空へと舞い上がった。
「いいぞばすたぁ! その調子!」
手から離れると同時に、俺もばすたぁのあとを追って走り出す。
「飛んだーっ!! ねぇ、飛んでるよ!」
「そのまま、ゆっくり糸を伸ばして…」
ばすたぁの傍らに膝をついて、糸を操る手に、そっと自分の手を重ねた。
俺の顔のすぐ傍に、ばすたぁの顔がある。その瞳は、真っ直ぐ空を見つめている。
「飛べ飛べー、でゅえる〜!!」
ばすたぁが嬉しそうにはしゃいでいる。
テレビで凧揚げ大会の様子を見ていたばすたぁが、自分でも凧を揚げたいと言い出したのだ。
そこで、俺の指導のもと、ばすたぁは自分の凧を一人で作り上げた。
テスト飛行も終え、凧は今、優雅に空を舞っている。
ばすたぁは凧に「でゅえる」と名づけた。
白い凧の一面には、ばすたぁの手によって、俺の顔が描かれている。
斜めに負った傷がチャームポイントだ。
ん? 傷があるお前は誰だって? ふん、決まっているだろう!
クルーゼ隊のエース、イザーク様だ!
しかし、俺はモーレツに感動した!!
ディアッカでも、あいつでも、キラでもなく、ばすたぁは俺を描いたんだ!
「そーら、ばすたぁ、もっともっと高く飛ばすぞ!」
「ぐぅれいと! イザ兄ちゃん、もっと高く飛ばして!!」
あぁ! 君が望むなら、
空よりも、雲よりも、もっともっと高くまで、
どこまででも飛ばしてみせる!!
この青い空を、どこまでも…、どこまででも…、高く…。
「なぁ…」
「ん? どうした?」
「ばすたぁの描いたイザークの似顔絵だけどさぁ…」
「あぁ」
「どう見たって、斜め線が一本入っただけのへのへのもへじ…」
「いいじゃないか。イザークは喜んでるんだし」
「そうは言うけどよぉ…」
「なんだよ、ばすたぁに似顔絵描いてもらえなかったのがそんなに悔しいのか?」
「最近ばすたぁのやつ、俺よりもイザークに懐いてねぇか?」
「かもな」
「悲グゥレイトォ!!」
空のずっと高くまで飛んでいくばすたぁの凧を、俺たちは少しだけ離れたところで見つめていた。
ふと思って、カメラのファインダーを覗く。
「ん? グゥレイト! ばすたぁの写真撮るのか?」
「記念にな。イザークも一緒に入れてやろうと…」
「ちょっと待て!」
「あん?」
突然ディアッカは、ばすたぁとイザークのいる方に向かって走り出した。
えーと、要するに…。
「オーケィ! 撮ってくれ!」
自分も一緒に撮れってことね。
「はいはい」
俺は、ヤレヤレと溜め息ともつかない笑みを一つ浮かべて、シャッターを切った。
数日後、凧揚げの時の写真が出来上がり、俺は近所の写真屋まで受け取りに行った。
写真には、凧揚げに集中しているばすたぁと、迷惑そうなイザークと、
バカ笑いしているディアッカと…、
…ばす太、お前いつの間に入り込んでたんだ?
そんだけ。
この間、ばすたぁが、sdガンダムフォースのプラモCMの、
パペットマペットのぬいぐるみ人形をじーっと見ていた。
次の日、ゲームセンターのクレーンゲームコーナーで、3万円を一気に崩していたイザークを見た。
「くそっ、せめて牛くんだけでも!!」
あいつも大変だなと思いながら家に帰ると。
「おかえりなさいパパ!
見てこれ、ラクスさんにもらったの!うしくんとかえるくん!」
満面の笑みのばすたぁの両手には例の人形が。
イザーク、本当にたいへんだな(泣
そんだけ
イザークッ
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <こんにちは…今日は節分ですね……豆と鬼のお面と、太巻き寿司を持って来ました…
|⊂ ノ
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 从从ヽ
|W*゚д゚) ( ̄ ̄ ̄@
|o ヾ∴∴∴ @A@@A@ @A@@A@ ( ̄ ̄ ̄@@
|―u' □□□ ⊂(`v―v´)⊃⊂<`v―v´>⊃\( ̄ ̄ ̄@@/<コトン
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|<それじゃっ!
| ( ̄ ̄ ̄@
| ミ ピャッ! ∴∴∴ @A@@A@ @A@@A@ ( ̄ ̄ ̄@@
| □□□ ⊂(`v―v´)⊃⊂<`v―v´>⊃\( ̄ ̄ ̄@@/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
泣いたあかおにっていい話だよなぁ
そんだけ。
誰が鬼になるかで少々もめたけれど、結局じゃんけんで負けたディアッカとキラが鬼になって。
イザークがやけに楽しそうだったのが気になったが。
非グゥレイト〜/巛 》ヽ, 。' 日頃ノ恨ミ!
A@@A ヽ,^ ゚ 。⌒ 。、 ∧_∧ 'ixi=ヽ オニハソトー
`v―v´=)く ゚。 ゚゚ 。' と(・∀・ ) (((ヽヽリ !!
と と ) ゚v゚ ヽ。 ゚ ヽ [二と)τ(ヮ゚ 人 丶
(⌒ __ノ Y⌒゚ ゚ y ノo 口τ)
.  ̄\_) (__)ソ l_ヽ>
ヽι'
鬼ハ外ー 鬼ハキョシヌケェッ!
福ハ内ー __ ,, ⌒ 。 ヽ
'´ ゚ 。゚゚ 。 ゚。 何デ僕ガ…
\目/ i |,_i_/|__| ゚ 。 ゚ 。 ヽ゚ 。 '´ @A@A@
[0 ゚甘゚]つ ∩゚/∀゚ノ」 。゚ ゚ 。 ゚ W=<`v―v´
( つ二] ゝ .ノつ□ / つ/つ
| || ヾ (⌒) / /
(__)__) (,__,/゙´ ~ ,,つ
(_/
兎も角ありがとな、キラ。
そんだけ
419 :
通常の名無しさんの3倍:04/02/03 23:41 ID:jSPGINs0
,) ,) (,
_〃ハヾ___ _〃ハヾ___ _〃ハヾ __ .⌒_∧ __
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| 豆出荷中 | | | 豆出荷中 | | | 豆出荷中 | | .| 鎧出荷中 | |
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,, -‐ー-、 (, ,)
〃/llヘヘヾ__ _〃ハヾ __ .⌒_∧ ___ _ 〃ハヾ__
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|無能出荷中| | | 豆出荷中 | .| .| 鎧出荷中 | | .| 豆出荷中 | |
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hosshu
「はぁ〜」
アスランが湯飲みを片手に大きな溜め息をついた。
「どうしたんだよ」
「うん、何でばすたぁちゃんは俺には懐いてくれないのかな、…と思って」
ばすたぁは今、ディアッカと一緒に公園にお散歩に行っている。
「でも、前に比べたら随分打ち解けてきてるじゃないか」
「だけど、ディアッカはともかく、イザークやキラとは『おかっぱお兄ちゃん』『キラお兄ちゃん』って、
あんなに仲良しなのに、俺のことは『アスラン』としか呼んでくれないんだ」
ぶーっ、とアスランはむくれてコタツに突っ伏した。
「なんだ、『お兄ちゃん』って呼んで欲しいのか?」
確かに、最初に比べれば、ばすたぁはアスランに打ち解けてきている。
少しはアスランを尊敬している所もあるらしいが…。
俺は苦笑しながら、ばすたぁのとっておきの隠し場所から、「ある物」を持ってきた。
「アスラン、これ、なんだと思う?」
「これは…」
アスランは、目を丸くして俺の取り出したものを見つめた。
それは、新聞の広告とボール紙とを丸めて、ガムテープで固めたものだった。カラーペンで目が書いてある。
丸く切ったボール紙が、垂れ下がった耳のように貼り付けられていて、パタパタと動かすことが出来た。
「これは…、ハロ?」
「ばすたぁが作ったんだ」
アスランにハロを手渡す。
「俺たちがこんなだからかな? ばすたぁって、女の子だけどロボとかメカとか好きだろ?
ひょっとして、アスランのことライバルみたいに思ってんじゃないかな?」
アスランはしばらく、ボール紙で出来たハロをしげしげと眺めていたが、しばらくして、
何かを思いついたように喜んで帰っていった。
翌日アスランは、『アスラン博士のハロ制作キット』なる物を携えてやってきた。
説明書通り組み立てていくと、ハロが完成するというものだ。
「一人だけで作れるかな?」というアスランの挑発に乗って、ばすたぁは一人で黙々と格闘している。
「ばすたぁちゃん、これなら喜んでくれるかなと思ってさ」
「よくやるねぇお前も」
俺は、おそらく徹夜で仕上げたらしい作り方の書かれた説明書を眺めた。
ばすたぁ用に、ちゃんと平仮名が多く使われている。詳しい図もあって、とても分かりやすい。
箱の方は、可愛らしいハロの絵のプリントされた紙が貼ってある。
元はお菓子の箱か何かだったのだろう。隅の方が少し剥がれて、クッキーの絵が見えている。
「ばすたぁ、手伝おうか?」
「いい! 一人で出来る! パパはあっち行ってて」
横から話し掛けても全然相手にしてくれない。これは完成するまでそこから動かないだろう。
夕方頃になって、ばすたぁの力では硬くてはめられない所だけアスランが手伝ってようやくハロは完成した。
ばすたぁ嬉しさのあまり、両手でハロを持って部屋中を跳ね回っていた。
アスランが帰るときには、また何か作れるものを持ってきてくれとねだるくらいだった。
こうして、アスランとばすたぁとの間にあった溝はかなり縮まった。
イザークがちょっぴりやきもちを焼いたほどだった。
……ただ、
「あ! 博士いらっしゃい!!」
「こ…、こんにちはばすたぁちゃん……」
その日以来、アスランはばすたぁに、『博士』と呼ばれるようになった。
「これって…、喜んでいいのかな?」
おまけ
「パパ、『にっぱー』っていうの貸して」
「いいけど、怪我しちゃダメだよ」
「はーい」
「ん? ドライバーも使うんじゃないのか? ドライバーは要らないのか?」
「あ、うん。ドライバーは前にアズラエルおじ様がくれた工具セットの中に入ってたから」
「ふ〜ん(おっさん、いつの間にばすたぁにそんなものやったんだ?)」
「じゃ、ちょっと借りていきま〜す」
「はい、気をつけてね」
〜数分後〜
「ディバイディングドライバー!!」
『ぶはぁ!!』
思わず飲んでいた茶を吹き出してしまった。
「ばすたぁ!! 今のは一体!?」
「え? だってアズラエルおじ様が、『ドライバーを使うときにはこう叫ぶんですよ』って、前…」
おっさん、ばすたぁに何変な言葉教えてんだよ…。
>>422-424 グッジョブ。『ディバイディングドライバー!!』に禿藁。
一気に和んだよ(*´∀`)
>422-424
GJ
きっと、ハンマーを使うときは『ゴルディオンハンマー』ですね
多分包丁等刃物を使う時には「ウィルナイフ」だな。
ばすたぁ……もう少しミリィとかシホとか呼んで女の子らしいこともやらせてあげたかったり
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <こんにちは…そろそろバレンタインですね…チョコ作りのための道具キットが
|⊂ ノ 売ってたので、買ってきました…当日、ばすたぁちゃんと一緒に作って、楽しんでくださいね。
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 从从ヽ<横に置いてある■と□は、材料の板チョコです。
|W*゚д゚) ___∞___ □■
|o ヾ |___||___| □□■■
|―u' .| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|\□□□■■■/<コトン
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|<それじゃっ!
| ___∞___ □■
| ミ ピャッ!|___||___| □□■■
| .| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|\□□□■■■/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>429 バレンタインにチョコ作り道具をあげるのって、男として何か間違ってねえか?(w
ま、何はともあれ乙!
もしかして暗にチョコを欲しがっているんだろうか…
まぁキラの場合モテてはいるけど邪気のないプレゼントなんて逆に珍しいだろうからなぁ。
ちなみにキラよ、当日に作ったんじゃ遅いと思うぞw
何はともあれこれで、>428の言う、ミリィやシホと一緒に何かするばすたぁを見られるとオモ。
チョコ作りは男性陣より女の子達の方が得意だろうし。
「では、そういうことなので」
「男陣は全員撤収――!!」
俺たちは突然、ミリィとシホさんから台所を追い出されてしまった。
しかし、俺たちから不満の声は出なかった。むしろ全員、ウキウキして部屋を出て行った。
ぴったりとドアを閉めて、台所の中をのぞかせてくれない。
『じゃ、まず道具から確認しましょう』
『そうよっか。…キラってば、こんなものまで買ってきてくれたの?』
『ねぇ、これは何するものー?』
ドアの向こうから、ミリィとシホさん、そしてばすたぁの会話が聞こえる。
俺たちはドアにへばりついてその会話を聞いていた。
「くぅ〜! やっぱり女の子ってのは最高だね! グゥレイト!!」
「今回ばかりはお前に感謝するぞコシヌケ!!」
ドアにへばりついていたディアッカとイザークが、こちらを向いて小声で囁いた。
キラは、「いや…、そんな…」などと呟きながら異様に照れている。
というのも、昨日キラが、「バレンタインの手作りチョコレートキット」なるものを買ってきて、
ばすたぁにプレゼントしたのだ。
俺たちは、ばすたぁがチョコをプレゼントしてくれたらなぁ…と、淡い期待を抱いてはいたが、
キラのこの行動には驚きあきれるばかりであった。
何て大胆なやつなんだキラ!! でかしたぞ!!
「ほら、こないだ話してただろ? ばすたぁが女の子らしい子としてくれたらって…。
それで、スーパーで手作りキット売ってるの見たら、…つい」
「うんうん、やっぱお前も男だぜ! ばすたぁの手作りチョコが欲しいなんてな。
そして俺もミリィから…」
「ふふん、どうせでっかく『義理』って書いてあるやつだろう?
ならば俺はばすたぁの本命をいただきだ!!」
ディアッカとイザーク、それにキラが台所の前でワイのワイのとはしゃいでいる。
俺? 俺はばすたぁがチョコをくれるって言うだけで嬉しいしさ!
ちなみに、ばす太はばすたぁのアシスタントとして台所の中に入っている。
チッ、うらやましいぞばす太!
「バレンタインって言うのはね、年に一度、女の子から男の子に『好き』って気持ちを伝える日なの」
「甘〜いチョコレートや、手作りのプレゼントで気持ちを伝えるんです」
ジュール対のシホさんと一緒に、ばすたぁちゃんにバレンタインのお話をしてあげた。
「ばすたぁちゃんは好きな男の人いる? 誰にチョコレートあげたい?」
「うーんとね…」
ばすたぁちゃんはしばらく考えて、ニコニコしながら次々に知っている男の人の名前を挙げていった。
「うん! パパとダディとおかっぱお兄ちゃんとキラお兄ちゃんと、それにアスラン博士でしょ?
それから…グランパ!」
「うんうん」
「あとアズラエルおじ様に、オルガお兄ちゃんにシャ兄ぃ、クロトくん!
フラガのおいちゃんに仮面のおいちゃんに…、もちろんばす太にも!!」
「あらあら?」
「うーん、これは義理チョコの嵐ね」
どうやら、ばすたぁちゃんにはまだ「一番好き」って言う人はいないみたい。
ばすたぁちゃんが首をかしげて言った。
「ねぇ、夢に出てくる人にもチョコってあげられる?」
「え? 夢?」
「うん! よく夢に出てくるお兄ちゃんたちにもあげたいなって思ったの」
「どんなお兄ちゃんたち?」
「あのね、ピアノの上手なお兄ちゃんに、お歌の上手なお兄ちゃんに、オレンジの髪のお兄ちゃんに、
…それにくるくるの茶色い髪のお兄ちゃんに、グレイ!」
「それって…」
「ひょっとして…」
シホさんが口に手をあてて、私の方を見た。
「ダメかなぁ?」
「うーんどうだろう…、一緒に考えよっか」
「うん!」
そっか…、トールも、いつもばすたぁちゃんのこと見守ってるんだね。
私は、不意に胸がいっぱいになった。
「ミリィお姉ちゃん? どうしたの? 泣いてるの?」
「ううん、なんでもない! さ、チョコレートを刻みましょうか!!」
「はーい!」
今年も、トールにチョコをあげよう。
ディアッカに頼んで、あの時に死んだって言う、ニコルくんや、ほかに人たちにも届けてもらおう。
それに…。
……それに、今年はディアッカにもあげよっか…。色々と迷惑かけちゃったし…。
「…あら、ばすたぁちゃん、それは?」
不意にシホさんが驚いたような声をあげたのでそちらを見ると、
ばすたぁちゃんが刻んだチョコを中華鍋に入れようとしているところだった。
「ば…、ばすたぁちゃん!? 一体何を!?」
「え? ダディはこの前こうしてたよ?」
「ディアッカ!! あなたねぇ、なんでもかんでも炒飯にする癖やめなさいよね!!」
「驚グゥレイトォ!! 一体全体、突然何を言い出すんだよミリィ!!」
とりあえず、ディアッカにあげるチョコには、嫌がらせみたいに大きく
『義理』
と書いてやろうと思いまました。
『じゃ、とりあえず試しに作ってみよっか?』
『はーい!』
扉の向こうから、元気な声が聞こえた。
「お!? 始まるみたいだぞ!」
男四人がドアにへばりついている様子は滑稽だろうなと思いつつ、俺たちは中の様子をうかがった。
「ばすたぁはお料理上手かな〜?」
ディアッカが、へらへらとどうしようもない笑顔を浮かべている。
まぁ、端から見れば俺も親バカな顔してるんだろうけどな。
『まずはチョコを解かすとこから、均等な大きさに細かく刻んで…』
『…あら、ばすたぁちゃん、それは? …何をするんですか!?』
「おい!! 様子がおかしいぞ!!」
「何があったんだ!?」
突然、扉の向こうが騒がしくなった。
何が起こったんだ? と思うのと同時に、勢いよく扉が開けられた。
「ディアッカ!! あなたねぇ、なんでもかんでも炒飯にする癖やめなさいよね!!」
「驚グゥレイトォ!! 一体全体、突然何を言い出すんだよミリィ!!」
ディアッカが怒ったミリィに詰め寄られたいた。
台所には、中華鍋を手に呆然としたシホさん、それに、きょとんと首をかしげたばすたぁがいる。
「おい、ばす太…、一体密室で何が起こったんだ?」
「ソレガ…、ばすたぁガチョコヲ炒飯ニ入レヨウトシタモノデ…」
「なんだってそんな真似を!?」
「実ハ先日、ますたーガちょこ炒飯ヲ作ロウトシタコトガアリマシテ…、ソノセイデハ…」
「ディアッカ――――!! 貴様――――っ!!」
「ひどいですよディアッカ!! ばすたぁちゃんにそんな変な知識を植え付けるなんて!!」
「非グゥレイト!! 俺のせいかよ!?」
そんなわけで、ディアッカは俺たち男陣にお仕置きされ、
ばすたぁは改めて、シホさんとミリィにバレンタインの正しい知識を教わることになったのだった。
バレンタイン当日が楽しみだ。
遺作……部下の女の子からチョコ貰えるかも等と頭の片隅にもないんだなW
,, -‐ー-、
〃/llヘヘヾ
'(l´_ゝ`ノノ <焔の錬金術師が遊びにきたよ〜
ノ/ /
ノ ̄ゝ
ちょ、ちょっと待って!まだ皆と交流してない・・・
ヽソ─ーヘ、
,, -‐ー-、 ( ミγ''ヘハリ 道草食ってないで仕事しろ無能!
〃/llヘヘソ ヽd#゚∀゚)
(`<_´; 丿と )
⊂ ヽ 人 Y
;;⌒`)⌒`)―=≡と__ノ し (_)
マスタング大佐ですか……?
>>433-436 乙カレー!なんて微笑ましいんだ(´∀`)
はてさて。バレンタイン当日はどうなることやら……
ばすたぁが突然、『指パッチン』をし始めた。
右手をぐっと前に突き出し、指を鳴らそうとしているのだが、なかなか上手く行かない。
「あれ〜? 鳴らない〜?」
はは〜ん…。そう言えば、ばすたぁは毎週欠かさず『鋼錬』を見てるし、
今朝は早くから指をパッチンパッチン鳴らす変な兄さんがやってきたしな。そういうことか…。
「ばすたぁ、何してるんだ?」
「パチンって鳴らないの〜。パパは鳴らせる?」
「もちろん出来るよ」
「ホント!? やって、やってー!!」
ばすたぁが目を輝かせて頼むので、俺はポーズを決めて、かっこよく指を鳴らしてみせた。
『パチン!!』
「……何も起こらないよ、パパ」
「そりゃそうさ。あれはお話なんだから、指を鳴らしても炎は出ないよ」
ばすたぁはがっかりするだろうなと思いながらも、俺は真実を告げた。ところが…
「違うよ〜、指鳴らしたら勝手にお片づけするの〜」
「え、お片づけ?」
何のことだろう?
そう言えば、ばすたぁは散らかしたおもちゃの前で指を鳴らそうとしていたようだが…。
俺は訳がわからなくてばす太に聞いてみた。
「ばす太、ばすたぁは何の事を言ってるんだ? 焔の錬金術師の真似をしてるんじゃないのか?」
「恐ラク、先日あずらえるサンニ頂イタびでおノ影響デハナイデショウカ…」
「ビデオって…、これか?」
アズラエルさんのくれたビデオのパッケージには、『メリー・ポピンズ』と書かれていた。
「スパカリフラジリスティックスエックスピアリドーシャス♪」
そういえばさっきからばすたぁが歌っている曲にも聞き覚えがあるような…。
「何て言うか…、ほほえましいな、ばす太」
「他ニモ『サウンド・オブ・ミュージック』、『チキチキバンバン』、『オズの魔法使い』ナドモアリマスガ…」
「よし、お夕飯が終わったら皆で見よう!!」
そんだけ。
アズラエル、GJ!!
>>439 "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ
"ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ ⊂⊃
ヾ ; ;";;/" ; ;ヾ ;ヾ ""
; "i "; ;ヾ; ;ヾ; ;メヾ ⊂⊃
ii;, メソ ヾ; ;ゞ "
|i;, |ソ ""
Il;: | 便利で良いねぇ パチン ヽ( ヤキイモ グゥレイチョ !
|!;; | ,, -‐ー-、 ∫∫ ボッ )) 'ixi=ヽ ∧_∧ウマー
|!;; || /巛 》ヽ 〃/llヘヘヾ , 人 从人 ,,_ (((ヽヽリ ! (・∀・* )
II;; | 〃∩ヾノ"~^ヽ,^ '(l´_ゝ`ノノヾ 从∫ 人 (,ヽ (ヮ゚* 人 丶 0(,ヽと )
从 ゝ,,⊂⌒リ *´∀`) ノ/ / ∫二二∫ \と|lと ) | ||
"""" `ヽ_つ(ヽと) ノ ̄ゝ /从从ヽ ⊂⌒,,,), (__(_)
''""" ""''""" ''""" ""''"""'' ''""""""'' ''""" """"'' ''""" ""''""
(*焚き火は ちゃんと 消そうな!)
そんだけ
ディアッカとばす太が何やら一緒になって悩んでいた。周りには何やら難しそうな本が重ねられている。
「珍しく何か深刻にかんがえてるみたいだけど、どうしたんだ?」
「珍しくは余計だゼ。栄養バランスが整っていて、かつグゥレイトな炒飯をかんがえてるんだよ」
「なるほどねぇ…」
俺は脇に有る本を何気なく一冊手に取った。
ディアッカは新しい炒飯の研究をするためによく料理関連の本を買ってくる。
俺が手に取った本もその一種だろうと思ったが、どうやら違ったようだ。
俺が手に取った本は栄養学の本だった。
…ああ、そうだったな。
ディアッカの炒飯は以前のそれとはコンセプトが違うのには何となく気づいていた。
以前はただ純粋に味だけを求めていたのに対し、今は味と栄養の両立を目指しているようだ。
以前に比べて野菜の摂取量も随分と増えた。
「お前もちゃんと考えてんだな」
炒飯とそれを引き立てる料理だけでそれをやろうとするからこんなに悩むのは間違いない。
でも、この悩む時間もディアッカにとっては楽しいんだろうな。
ばすたぁの好き嫌いが少ないのもディアッカの賜物なんだろう。
「HAHAHA、尊敬していいゼ」
「それは無い」
調子に乗ったディアッカに俺は即答した。
>>445 ディアッカGJ!
でもたまには炒飯以外のものも作ってみたら?
>>445 グッジョブ。成長したなぁ、ディアッカ(*´∀`)
がんがれディアッカ、超がんがれ。
28コマのヴァレンタインネタ 行きまつ
2月13日
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
= 叶わぬ願いは捨てた方が懸命だなどと、
誰が言ったのかは知らないが… =
∞
| ̄|| ̄|
|_||_|
= 果たして君の願い通り、俺の願い通りに行くのだろうか? =
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| …本に書いてあったんだけど。
\_______________
┌─────────────────
│ 初期のヴァレンタインにはさ、
│ 男が女にあげてたんだってな。
┌ └────────y────────
│へぇー、でも……ん?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
└y────────── オジャマシマース
/
ユノミ ナイゾウシキ ヘェボタン ピンポーン>
/巛 》ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ ピキーン
リ ´∀`)つ゛∩ヘェー ヘェー 〆
ソ⊃ iー'ヽ旦 _ '´=ixヽ コノキャンジッ!
ハ ̄  ̄ ̄/  ̄ ̄ヽ丶 /!! リノノ)))
/ ヽ ∧_∧| _ \/ 人*゚ヮ)っ
/ ( ・∀・)ヽ ~ \ っ"" " ガバッ
〜〜〜〜ヽノ⊃⌒l⌒と)〜〜〜~
┌────────────
│こんにちはー!
│台所を使わせて貰いますね。
└─────y──y────
ミリィタンニ シホチャン コンニチハ シツレイシマス
/巛 》ヽ イラッシャイ コンニチハー バスタァチャン 〃
ヾノ"~^ヽ,^ '´=ixiヽ っ /⌒⌒ ヽ /⌒'⌒ヽ
リ ´∀`)_ ∬ /!! リノノ))) っ (,(('`))))) i_M_| !
ソ⊃⊂ iー'ヽ/ 旦 / 人*゚ ヮ゚ノ|') J^ヮ ゚ bし |i゚ヮ_゚ リヽ。
ハ ̄  ̄ ̄/  ̄ ̄キラガ カッテキタヤツハ (っ\|l とレ jつ,-、 /∩ )リ
/ ヽ ∧_∧ソコニアルカラ (( く/ _l| <|l_ヽ> ̄] <J__ヽ>
/ ( ・∀) ~ \ トタタ… し'ノ ∪∪  ̄ しし
〜〜〜〜ヽノ0⌒l⌒と)〜〜〜~
o
〜 O 〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( そういや 作りに来るって )
( 言ってたっけ…。 )
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
流れを見物しようとしていた俺達男子は ていよく台所を追い出され、
┌──────────────
│ 無駄な血は流したくないから
│ そっちに居てね。
└─y────────────
|
| ダンシヲ ドアカラ
〃⌒⌒ヽミ ナゲステロ /巛 》ヽ ムダナチッテ…
(((((`')),) ミ ミ ミ ヾノ"~^ヽ
Jb゚ ヮ゚ノしつ ヽΟ リ;´∀`)
/ つ / ⊂⌒ ∧_∧ ⊂ つ
/ /) ) ヒョイ `ヽ(;・∀・) / / /
(_) (_)| ∪ ∪ し' し'
'''""" """"'' '""" """"'
目の前で音を立て、冷たく扉が閉じられる。
バタン
〃 _______
〃Σ .|| ____ | |
|| |立入禁止|.||  ̄ ̄ ̄ ̄
||  ̄ ̄ ̄ .|| ノゾイタバアイノ セイシハ
||.O || \ ホショウシナイワヨ
||. || \
||. ||
||______| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ドウスル? /巛 》ヽ ソリャア モウ アレシカ
∧_∧ ヾノ"~^ヽ
(;・∀・) (´∀`;リ
┌─────────────────
│ ばすたぁちゃんもエプロン着ようか。
│ …あ、シホちゃん。
│ 悪いけど、材料運んでおいてくれる?
└────────y────────
エプロンモ グゥレイチョ! ワカリマシタ
'´=ixiヽ ゴメンネ /⌒'⌒ヽ
/!! リノノ))) 〃⌒⌒ヽ i ___M___i
/ 人 ゚ ヮ゚ノ| (((((`')), || | ゚ ヮ゚ノ|
(っ ┘|っ Jb ゚ヮ)レ ノ ソ⊃凵0
くノ_ 」 と^ 》X》 レ゚く /_ゝ
し'ノ (__nn) (( し'ノ
┌────────────
| ̄ ̄ ̄ ̄| .│さてと。
| | .│今日作るのはね、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|[] |ー` .│簡単だけど美味しくて…ん? バカ、オスナッテンダロ !
|_キラサンニ ザイリョウヲ└─y────────── /
| イタダキマシタシ ? ガタ>
|[] /⌒'⌒ヽ 〃⌒⌒ヽ _
| i ___M___i (((((`')),)ヽ /ixi=`' ドウシタノ?
|| |゚ ヮ゚ノ| Jb゚ ー゚ノし (((ヽヽリ !!丶
ノ ´)_||_) .i ソ⊃⊂ i . ||゚ー ゚ 人 丶
 ̄ ̄□ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄二二二二二 ̄ ̄\
〆ヽι ■■ ヽ二二二二/
└──┘ └──┘ /ヽ ノヽ
ヽ二二二二二/
〜〜〜
( あ…
|〃 〜y〜
| 巛 》ヽ,
|ヾノ"~^ヽ
O |リ;´Д`) Σ
| つ丿つ ベチッ
| ヽノ ミ ∧_∧
〃⌒⌒ヽ \ .|(_) Ο ( ; ・∀)つ Σ
(((((`')),) ヽ .| ⊂`俺 _つ アアン
Jb ヮノし
ソ⊃
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( ミ…ミマスタ !
〜y〜〜
| ( ミマ…スt…
|巛 》ヽ, 〜y〜〜〜〜〜
┌───── .|ノ"~^ヽ ビシッ
│……何で… O |;´∀`)
└y──── 〃0丿つ
| ノ ∩∧_∧
〃⌒⌒ヽ シャキーン \ | ⊂⌒(・∀・;) ビシッ
(((((`')),) ヽ .| `ヽ〃0俺丿つ
Jb# ヮノし
ソづ=[ニゝ
_人__人__人__人__人__人__人__人__人__
<
< 何でこんな奴がここに居るのよォッ !!!!
< _人__人__人___人__人__人__人__人__人__人__人_
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y <
< ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごm(ry
ドタドタドタ <
lヽ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒
l l〃⌒⌒ヽ. /巛 》ヽ, シェー
l_」(((((`')),) ヾノ"~^ヽ,^ ∧__⊂ヽ
‖ vb ゚∀゚ノレ. リ;´Д`) (∀・ ;)ノ
⊂ つ ≡≡≡≡≡≡≡ ⊂ つ (つ俺_ノ
人 Y ====== 人 Y"~ \二つ
し(_) ピュー し (_) (__)
||ポンム ショコラ (25個分)
||
||材料 (今日は下記の2倍量で作ります)
||
|| スポンジ or カステラ 150グラム
|| チョコレート ブラック 50グラム ギャアァァァ!!>
|| ミルク 100グラム
||
|| バター 25グラム
|| 牛乳 大匙 2
|| レーズン 40グラム
〃⌒⌒ヽ || ココア 適量
i ___M___i || ラム酒 適量
|| |゚ ヮ゚ノ|| ||/ __E[]ヨ__________
ノLlニl7lコフつ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ワ´
レ゚ U/_ゝ ┌──────────────
し'ノ < では、その間に材料の説明を。
| ̄| ̄ ̄ ̄|└─────────────
| | | クワシイツクリカタハ サイゴニデモ
〜〜〜〜〜〜〜〜
( ミリィチャンッテ )┌──────────────
( イガイト タフナンダナァ…。)│覗き魔は退治したからもう大丈夫。
〜 O 〜〜〜〜〜〜 │ じゃあ、作ろうか?
|__ o ・дl___i_, └y─────────────
|  ̄ ̄ ̄ フゥ…
|[] /⌒'⌒ヽ 〃⌒⌒ヽ っ ハーイ
| i ___M___i (((((`')),) っ /ixi=`'
|| |;゚ ーノ| Jb ^ ヮ゚ノし (((ヽヽリ !!丶
ノ ソ⊃⊂ i (jつ┘|) . ||゚ヮ ゚ 人 丶
 ̄ ̄□ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄二二二二二 ̄ ̄\
〆ヽι ■■ ヽ二二二二/
└──┘ └──┘ /ヽ ノヽ
ヽ二二二二二/
 ̄ ̄ ̄ ̄
ええっと、ここはこうすると良いよ
アァ、 オトシチャッター っ っ
じゃあそれは別のところに…
\ ハーイ
\
|||| |||| |||||||. |||||||||||||||...
ll|||||ll |ll|ll|ll |ll
ll|||ll|ll 非グゥレイトォ…
ll||ll || /巛 》ヽ
||l 「 l ヾノ"~^ヽ,^ コワカッタ…
||l l l (TДT) ∧_∧
|| l ノ ⊂∪⌒∪つT∀T)つ
""''" '''""" """"'''""" """"'
そうこうしている内に、作り始めてから2時間が
経過しようとしていた――。
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ネェ、ミリィオネェチャン
ソレッテナンテヨムノ? ┌───┐ アア、コレハネ…
│作成中│
ヘェー… └───┘
アレ、ソウダッタノ ? ミリィチャン
ワタシハ テッキリ…
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。 + 。
\_WWWWWWWWWWWW/ 。 + 。
≫ ≪
≫ 出来たーっ!! ≪
゜ 。゜ ≫ ≪
/MMMMMヽ |MMMM、\
| アトハ ラッピング ゜ 。゜ o゚
|[] .
|オツカレサマデス バスタァチャン
| ガンバッタネ
´_ゝ|[] /⌒'⌒ヽ 〃⌒⌒ヽ グゥレイチョ!
| i ___M___i (((((`')),) /ixi=`'
|| |*゚ ヮ゚ノ|∩ Jb*゚ ヮ゚ノし (((ヽヽリ !!丶
ノ ソ⊃||_ .ソ ソ⊃⊂ i . ||゚ヮ ゚*∩ 丶
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
______ _____ .\
/∴ ∵ ∴ ∵\ /∴ ∵ ∴ ∵\ .\
ヽ二二二二二二二ノ ヽ二二二二二二二ノ
┌─────────────────
│ シホちゃん、それ だれにあげるの?
┌└────────y────────
│…ジュール隊長にあげようかと思って…。
|└───y──────────────
|[]
|__ l___i_,
|  ̄ ̄ ̄
|[] /⌒'⌒ヽ 〃⌒⌒ヽ オパッカニイチャン?
| i ___M___i (((((`')),) /ixi=`'
ガサ || | 。。ノ| J゚ー ゚ bし (((ヽヽリ !!丶
ノ ソ⊃▲O ソ⊃★⊂i . ||゚ヮ ゚ 人丶
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄γ ̄# ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∪田∪ ̄ψ ̄ ̄ ̄ ̄\
凵______ * γ_____ + .\
/∴ ∵ ∴ ∵\ /∴ ∵ ∴ ∵\ .\
ヽ二二二二二二二ノ ヽ二二二二二二二ノ
┌───────────────
│ よーし、
│ 明日は頑張るぞーっ!!
└\──────y───/───
─┼ ││
─ ノ│ ─── .││ ─
・ ・
/ \
パチン パチン
ヽ'/ ヽ'ノ
/⌒'⌒ヽ /⌒⌒ ヽ . 'ixi=ヽ
i ___M___i (,(('`))))) .(((ヽヽリ !!
|| |*゚ ヮノ|')( J^ヮ ゚し')('(ヮ゚* 人 丶
ノ ソ||_ .ソ ヽレ jソ |と )||
レ゚く J_ゝ <|l_ヽゝ l_ヽ>
し'ノ .∪∪ ヽι'
\ ヽ / ノ /
_______
|| ____ | |
─ || |立入禁止|.|| ─
||  ̄ ̄ ̄ .||
||.O ||
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||______| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
タノシソウダナ /巛 》ヽ ヨカッタネ
∧_∧ ヾノ"~^ヽ
(;・∀・) (´∀`;リ
2月14日
パパ…
/巛 》ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ /ixi=`' っ
リ ´∀`)_ ∬ (((ヽヽリ !!丶っ
ソ⊃⊂ iー'ヽ/ 旦 _ ||゚ヮ ゚*人 丶
ハ ̄  ̄ ̄/  ̄ ̄ヽ丶 0田と )
/ ヽ ∧_∧| _ \ |l_ヽ> ))
/ ( ・∀・)ヽ ~ \ しし トタトタ
〜〜〜〜ヽノ⊃⌒l⌒と)〜〜〜~
┌─────────∧──
│ ん、どうした ばすたぁ?
└────────────
アノネ、
コレ パパニアゲル
/ixi=`' っ
(((ヽヽリ !!丶っ
||゚ヮ ゚*人 丶
0田と )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ┏━┃ .┃┃
━┏┛ ┏━┃ ━━━━━━┛ .┃┃
━┏┛ ┛ ┃ .┛┛
┛,: ┛ `.、 .┛┛
.:;: /",. ゙; ヽ * .:::'
* / / , j .ハ 、 | ! ゙;
! / / //; ./|/ リ从 | | | | .:;: * .: : *
V | /|,/,/,///,/ _リリ | | | |-、/
これはきっとヾ l/y,y',,j/ _ ,.....__リ! ;' :| }/命だ本命だ本名d(ry
゙、|''"{j;;;j "!';;;;} 〃| :レ' :;;:. .::. .:.
* .:::' |;゙、`"´ / ; ::  ̄ ´´| |'
゙、゙、 丶 ´" ,.;' /,j| * * *
゙、゙; .、 ー-‐ /-;'/リ !
: * ヾ `i -r:Tツ7 /' |
_,....--|ミ|: |〉〈 ,.ノ`ヽ、_ * .: .:::'
_,... -‐'" ヽl-|;'"-" ``ヽ、_
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホラ、 ディアッカ
アリガト ミリィタン
〃⌒⌒ヽ
((((( ))) /巛 》ヽ
v b゚ ー゚ノレ. ヾノ"~^ヽ,^ ∬
く/ jつ ★と(´∀`*リ 旦 丶目/
∪_il〉 ハ ̄  ̄.┌─────────────
し'ノ / ヽ │ばすたぁありがと…ってオイ、
/ .│何処行くんだ?
〜〜〜ヽノ └───────y─────
. 'ixi=ヽ エェットネ… ∧_∧
.(((ヽヽリ !! (∀・ * )
(ー゚ 人 丶 ( つ田と)
田と ) | ||
l_ヽ> )) .(__)__)
ヽι' トタトタ
チナミニ オレモ モラッタゼ !!
〃⌒⌒ヽ
((((( ))) /巛 》ヽ
v b;゚ ー゚ノレ. ヾノ"~^ヽ田 ∬ ワタシモ モライマシタヨ
く/ jつ ★と(´∀`*∩ 旦 田丶目/
∪_il〉 ハ ̄  ̄ _ ̄ ̄ハ ∩ [゚甘゚ 0]
し'ノ ┌───────────────
/.│ アノネ、 チョコ アゲテクルノ !
〜│ オパッカニイチャント キラニイチャント
│ ハカセト オルガニイチャント クロトクント
│ シャニニイト アズラエルオジサマト
│ フラガノオイチャント カメンノオイチャント グランパト
│ ソレカラ…
└──y────────────
クルッ ズーン…
(( '´=ixiヽ ポケットニ ゼンブ |||||||||||||||...
/!! リノノ))) ハイッテルノ ll||| ∧__∧
/ 人*゚ ヮ゚ノ| ll||| ( ill) ソウダヨナァ…
(っ田0 ll|| / ::)
く/_l| ( Ο::::ソη
し'ノ
トタタタ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ (
イッテキマース ! ( …ハハ、 まさか俺だけにくれるなんて
\ ( んな訳ねぇし…ん? カード…か?
\ (
バタン ハァ… 〜y〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
∧_∧ミ
(li -∀・) ガサ
( 0田丿つ口
| ………………。
\_________
┌───────────────────┐
│ │
│ .i 、 __ ┼- │
│ | ヽ ヽ ┼- 、 │
│ ヽ/ ' _ノ ヽ_ノ │
│ │
│ .-┼- | | -┼、\ヽ丶ヽ、_ │
│ ,-┼/-、 し .| / | / │
│ ヽ__レ ノ ノ ./ J (__ │
│ │
│ │
└───────────────────┘
何時の間に、誰かに教わったのだろうか。
それは下手な字だったけれど、俺の心を揺さぶるのには十分過ぎて。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| …ばすたぁ……
\_____ _______
y
* イイコニ ナッテ…
.:;: ∧_∧ .:;: * .
(*T∀T )
* .:::' ( つ口と)
* .: .:::'
ばすたぁにチョコレートを貰った誰もが皆、
ばすたぁにとって自分は特別な存在だと信じている様だった。
まぁ、強ち間違ってはいないのだろうが…。
\ __ ,,, コシヌケェ… /
アリガタイコトデー \ '´ ,. /
ゝ⌒〜 \ 〃∩i |,_i_/|__| /ウヒョー!
(ソ~~ヾミ ∩ヽ .\ ⊂⌒L」*゚/д゚ノ」 ▲ /"´⌒ミ`、 ノ"⌒~">、
(・∀・*b ⌒⊃ \ `ヽ_つ田⊂) / (ノ^`ゞ》v){ rvヘ;)ν)
б田⊂_γ´ \ ∧∧∧∧ / i´ー`*bノ )λ<::>|<:>〉フッ…
,.-ーーー、 .< '´=ixiヽ > / ⌒i ζ!ト、* ーノξ
i "((`"^) < /!! リノノ))) > __ i |__(__つ_田
(ニ7*゚Д゚ノ7… < 人*゚ ヮ゚ノ| > 田と
(つ|⌒|⌒| 田 < (っ田0 .>──────────
(⌒)(⌒) .< く/_l| > バスタァチャン イイコダネ 〃⌒`⌒ヽ
.,'´((ヾ、ヽ田 < し'ノ > 〃 ⌒`ヽ ( (`')从ノ )
)(|!゚∀Y∩ / ∨∨∨∨ \ ( 从从リノ i(゚ー゚ *レ)ソウダナ…
(( (つ 丿 / .〃⌒`⌒i \ W*´∀`) ./ \
( ヽノ / (,,(`"),,,,)) \ o田 ヾ / / ̄ ̄ ̄ ̄/
し(_) ./ フフフ…(`ー´*b/ \ ―u' . __(__ニつ/ ___./__
./ ヤッター!! (| 田と| ) \ 田
/ |__ |__"| \
(__(_)
――ばすたぁにとって 自分の傍に居る人は 皆、
大切な人なのだろうから――。
_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人
< >
< ミリィたんから貰ったチョコに >
< 大きく 『義理』 の2文字がァッ!! >
< 非グゥレイトォォッッ!!! >
< >
/巛 》ヽ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
ヾノ"~^ヽ,^ ウワァワァァン!!
リ TДT) _ ∬ ┌─────────
ソ⊃★とi田ヽ/旦 │まぁ、元気出せよ。
ハ ̄  ̄ ̄/  ̄ ̄ヽ└y────────
/ ヽ ∧_∧ \
/ (・∀・* )ムフフ…\
〜〜〜〜ヽノ⊃口と)〜〜〜~
田 ギュッ
……そして、俺も――。
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= 誰もが同じに今日という日を過ごせますように… =
・д・
´ー`
`ワ´
lヽ,,/l ´_ゝ`
彡,,・ プ 田
lヾ彡 ミ ┌─────────────┐ 田田
ヾミ ,,,,,_,,,ミ │おにいちゃんたちと ぐれぃ へ │ 田田
└─────────────┘〜└──┘
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= H a p p y V a l e n t i n e =
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
そんだけ
||作り方
||
|| 1. レーズンはラム酒に浸しておく。
||
|| 2. チョコレートは刻んで湯煎で溶かす。
|| 半分まで溶かしたらバターを入れ湯煎から外し、ゆっくり混ぜながら
|| 残りを溶かすと早く熱が取れ、作りやすくなる。
||
|| 3. 粗熱が取れたら 細かくちぎったスポンジ、牛乳、
|| 細かく刻んだレーズンを加えてよくすり混ぜる。
||
|| 4. ラップで丸めてココアを全体にまぶし、竹串の後ろで表面に軽く穴をあける。
〃⌒⌒ヽ ||
i ___M___i || 5. 冷蔵庫で固まるまで冷やす。
|| |゚ ヮ゚ノ|| ||/ __E[]ヨ__________________
ノLlニl7lコフつ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
レ゚ U/_ゝ ┌─────────────────────────────
し'ノ < 最後にココアと白砂糖を分けてまぶすと、見た目も味も良くなりますよ。
| ̄| ̄ ̄ ̄|└─────────────────────────────
| | | サッキノ ツヅキデス
477 :
通常の名無しさんの3倍:04/02/14 00:32 ID:GaAcx2+A
リアルタイムキター!
グッジョブ!
リアルタイムでGJ。
心温まるお話でした。バレずに覗けてるニコル達に思わずニヤリ。
GJ
おお、ホントだ。芸が細かい!
職人さん乙でした!
AAで見るとまた違って(・∀・)イイ!!ね
漫画みたいだ…職人さん乙でした。
和んだよ。
>433-436書いた者ですが…、
>>448-476すげーっ! 職人さん、スーパーグッジョブ!!
よく見たらホントにニコル達がいる、
>>475とか感動ですよ。
乙!
483 :
夢オチ:04/02/14 20:37 ID:???
「
桜にはまだ遠く、今は梅がほのかに香る…。
少しだけ寒さが和らいだその日、僕は久々に晴れた空を見上げた…。
まだ風は冷たい。手袋をした手をすり合わせて、ほうっと息をかける。
待ち合わせの時間には20分も早い。でも、
ちょっとでも早く逢いたかったから、無理して早起きした。
胸がドキドキして、温かい……。
「――…」
ふと誰かに呼ばれたような気がして、目をあけた。
道の向こうから、彼女が走ってくるのが目に入る。
「ハロ――!!」
息を切らし、大事そうに紙袋を抱えた少女、僕より少しだけお姉さんな人。
「ゴメン、待った? 急いで来たんだけど…」
「ううん、そんな事無いよ。僕も今来たとこだから」
『よかった』って、彼女は安心した笑顔を見せる。
それから少し照れたような顔をして、抱えていた紙袋を、僕にそっと差し出した。
「バレンタインだから、ハロ君にあげるねv」
「わぁ! 嬉しいな!」
「ハロ君ったら、毎年同じ台詞だね」
「そ…そんな事無いよ」
僕は少し慌てた。そんなにボキャブラリー少なかったっけ僕。
幼い頃から、よく一緒に遊んでもらって、毎年のようにチョコをもらっていたけど…、
彼女にとっては単なる習慣のようなものかもしれないけど、でも僕は…。
「ホワイトデーには必ずお返しするからね」
「気にしなくていいのに、彼女さんに悪いわ」
「そ、そんな事無いよ! 僕はばすたぁがくれるのが一番大切だから…」
思わず、言ってしまった。彼女は、驚いたように目を見開いている。
「だって…、僕は、子供の頃から、ずっと君の事が……」
484 :
夢オチ:04/02/14 20:38 ID:???
っていう夢を見たらしい……」
「何だとコシヌケ―――!! ばすたぁがストライクのパイロットの息子と結婚するとでも言うのか!?」
「いや…、だから…、ディアッカが今朝見た夢の話だって…」
「くそーっ!! 許さんぞストライク―ッ!!」
人の話をきいているのかいないのか、イザークは明後日の方向を睨んでわなわなと震えている。
あー、やっぱりこいつに話すんじゃなかったなー、と思いつつ、俺は茶を飲んだ。
今日はバレンタイン。思いっきり期待に胸を膨らませたイザークが朝早くからやってきた。
それより早く目を覚ましたディアッカが、朝一番に俺に泣き付いて来た。
どうしたのかと話をきいてみると、以上のような夢を見たらしい。
ちなみに二本立てで、後半はバスターに乗っているところをカラスの大群に襲われる夢だったらしい。
どっちのせいで泣いていたのかは分からないが、とりあえず「逆夢になるといいな」と言っておいた。
その後ディアッカはと言うと、イザークより早くに我が家を訪れたキラにぽかぽか殴りかかっている。
あ、イザークが参戦した。
「何をするんですか! そんなの夢の話じゃないですか! それに、僕じゃないでしょう!?」
「非グゥレイト!! おまえの息子なんかにばすたぁはやらないぜっ!!」
「この野郎!! コシヌケめぇ――――!! よくもよくも…」
まったく、ディアッカが見た夢ごときで、そんなの単なる夢だろ夢、夢夢ー。
「アノ…」
「ん? どうしたばす太?」
「アナタハ何故ソンナニ平気デイラレルンデスカ? 以前ハ夢デモ…」
「え? 俺ー? だって俺が今朝見た夢って、ばすたぁが『パパ大好き♪』ってこーんなにでっかい
ハート型のチョコくれる夢だったんだもん、いやーもう嬉しくて嬉しくて…」
「…ナルホド」
そろそろばすたぁも起きてくる頃だ。
ディアッカは役に立ちそうに無いから、俺が朝ご飯の用意をするとしよう。
そんだけ。
皆、ホントにコメアリガd(*´∀`)
普段文章ばかり書いていて、
初長編AAで至らない箇所も多かったと思うけれども。
リアルタイムだった方々、やけに時間がかかっちまってゴメンな。
チョコの材料くれたキラも、ヴァレンタインネタを振ってくれた人も、
意欲をくれた
>>433-436も。アリガdでした。
オコシタホウガ
イイノカナァ…
/巛 》ヽ
∬ ヾノ"~^ヽ,^
i田 ヽ/旦 (´∀` ∩
ハ ̄  ̄ ̄/  ̄ ̄ヽ (つ((ヽ ソ ダディ オネム?
/ ヽ オンリー ワン… \ ||゚ヮ ゚ 人丶
/ ∧_∧ \ ( ヽ(っ\|lo
〜〜〜ヽノ O(* -∀-)づ〜〜〜~ く/0_0ヽ
田 口
ムニャムニャ
イザークさんの提案で今日は遊園地に行くことになりました。
何でもお母様に遊園地のフリーパスチケットを頂いたそうです。
参加者はイザークさん、マスター、○○さん、ばすたぁちゃん、キラさん、そして私です。
「わ〜い!おぱっか兄ちゃんありがとう!!」
「おう!ばすたぁ嬉しいか?」
「うん!わたし遊園地に行くの初めてなの」
「そうなのか?」
「ま、まあな」
イザークさんの冷めたい視線に○○さんはばつの悪そう答えました。
「コシヌケェ!遊園地ぐらい連れて行ってやれ!!」
「まあまあ、おかげで今日がより価値のあるものとなるんだし」
「…それもそうだな!よーし、ばすたぁ今日は思いっきり遊ぶぞ!!」
「うん!!」
キラさんのフォローでイザークさんは機嫌を直されたようです。○○さんは目でキラさんにお礼をしました。
マスターと○○さんの名誉のために言っておきますが、私達の町には遊園地は在りません。
ですから、遊園地に行こうとなるとどうしても一日がかりになってしまうのです。
今日、私達が行く遊園地はそのその規模、内容ともに充実していることで名を馳せています。
「この遊園地は僕も初めてなんだけど、みんなは行ったことあるの?」
「HAHA、俺も初めてだぜ」
「ディアッカが来たこと無いならバス太も無いよね?」
「ハイ」
私はキラさんに頷いて返しました。
「イザークは?」
「俺が遊園地に頻繁に行くように見えるか?」
「えーと、正直に言えば、あまり…」
「そう言うことだ」
「素直に無いって言えよ。俺は家族旅行で一度だけある」
「パパいいなー」」
○○さんは少し困った顔で、ばすたぁちゃんの頭を撫でました。
「ばすたぁも今日で行ったことになるんだから、そんな顔しないでくれよ」
「そうだね」
皆さんは今日を楽しみにしていたようで電車の中でも会話がとても弾んでいます。
遊園地に着いてたから私達はばすたぁちゃんの希望の順に乗り物を回ることにしました。
メリーゴーランド、ティーカップに乗ったり、遊園地のマスコットに風船をもらったりしました。
ばすたぁちゃんは初めて来た遊園地に大はしゃぎでしたが、やがて一つの問題が生じました。
この遊園地は絶叫マシンの充実ぶりで特に有名なのです。
ですが、そういった物はばすたぁちゃんの身長では、安全のために乗ることはできないのです。
遊園地のパンフレットを見て、ばすたぁちゃんはジェットコースターを楽しみにしていたようなのですが…。
「なんで私はのれないの?」
「あのな、ばすたぁの身長だと途中でジェットコースターから落ちちゃうかもしれないんだ。
ばすたぁだって痛いのは嫌だろ?」
「…うん。分かった。私は待ってるからみんなは乗ってきて」
「HAHAHA、俺達もジェットコースターは乗らないぜ!なあ?」
皆さんはマスターの提案に頷きましたが、ばすたぁちゃんは納得しません。
「でも、この遊園地にはみんなジェットコースターを楽しみにし来るんでしょ?
ばす太が教えてくれたよ」
正確に言えば、ばすたぁちゃんがに頼まれてパンフレットを読んであげたのです。
パンフレットでは絶叫マシンの中でも特にジェットコースターを扱っていましたから。
それで、この遊園地に来る人はジェットコースター目当てであると勘違いしたのでしょう。
ただ、ばすたぁちゃんの言ってることは皆さんには当てはまっています。
皆さんはMSのパイロットだったのもあって、この手のスピード感溢れる物は好きなんです。
「みんなもジェットコースター楽しみにしてたんでしょ?何度もジェットコースターを見てたもん」
本当に勘の良い子です。皆さんがジェットコースターに興味が有ったことに気づいてたんですね。
「ばすたぁもこう言ってるんだし、お前らは行って来いよ」
「○○は乗らないの?」
「俺は一度これに乗ったこと有るしさ。ばすたぁと一緒に居るよ」
皆さんは躊躇われましたが、ばすたぁちゃんに「感想を聞かせてね」と頼まれて乗りに行くことになりました。
マスター達がジェットコースター乗り場に行った後、私達は近くのベンチで少し休むことにしました。
ばすたぁちゃんはさっき遊園地のマスコットに貰った風船で遊んでいますが、何となく残念そうです。
○○さんはばすたぁちゃんの頭を撫でながら優しく話しかけました。
「すぐに大きくなってジェットコースターも乗れるようになるさ。そうしたらまた来ような」
「…うん。約束だよ」
「ああ」
○○さんに慰められて、ばすたぁちゃんにも笑顔が戻りました。
私はその笑顔を見て安心しました。皆さんばすたぁちゃんの笑顔が大好きですから。
「随分と動き回ったから疲れただろ。喉か沸いてないか?」
「うん。ジュースが飲みたい」
「ワタシガ買ッテキマス」
「いや、俺が買ってくるよ。トイレにも行きたいからさ。ばすたぁを見てて」
「分カリマシタ」
○○さんがジュースを買いに行った後、ばすたぁちゃんは相変わらず風船で遊んでいます。
そう言えば、ばすたぁちゃんはガスを入れた風船を見るのは初めてでしたね。
ふわふわと浮いている風船はばすたぁちゃんは不思議なようです。
それでも、やはりジェットコースターが気になるんでしょう。
ちらちらと時折ジェットコースターの方を視線を送っています。
すると突然、ばすたぁちゃんが立ち上がってジェットコースターの方に駆け出しました。
私は慌てて追いかけながらばすたぁちゃんの視線を追いました。
ばすたぁちゃんはレールを昇っていくジェットコースターを見ているようです。
拡大して見てみると、ばすたぁちゃんが駆け出した理由がわかりました。
マスター、イザークさん、キラさんがこちらに向かって手を振っていたのです。
「ダディ〜!!…あっ」
ばすたぁちゃんはマスター達に気を取られて、風船の紐を放してしまいました。
「風船が…」
「下ガッテクダサイ」
私はばすたぁちゃんが離れてから、バーニアを使って跳躍しました。
…ですが、もともと機動性に優れていない私は風船に僅かに届きませんでした。
「スミマセン」
「ううん、私がわるいの。ごめんねばす太」
私達は空に舞い上がっていく風船を見詰めました。
その時、風船に向かって一羽の鳥が飛んできました。
風船の周りを旋回して、距離を測るように近づいていきます。
「あ、わっちゃダメ〜!!」
ばすたぁちゃんは鳥が風船を割ろうとしていると思ったようです。
ですが、私はそうは思いませんでした。
「…ヤッパリ」
拡大して鳥を見てみると、その鳥はロボットだったのです。
その鳥型ロボット――トリィさんは風船の紐を嘴で掴もうとしていますが、上手くいかないようです。
暫くそのまま風船と一緒に上昇した後、軽い破裂音とともにトリィさんと風船を白煙が包みました。
次の瞬間、白煙の中から何かが地面に落ちてきました。
地面には人型に変形した(しかも何故か巨大化してる)トリィさんが風船を手に持って立っていました。
いつ見ても、一体どういう仕組みになってるか不思議でなりません。
トリィさんはばすたぁちゃんの前に膝まづいて風船を渡してあげました。
「とりさんありがとう」
ばすたぁちゃんにお礼を言われると、トリィさんは力強く親指を立てて見せました。
「オ久シブリデス」
お辞儀をする私にトリィさんは眼で挨拶を返してきました。
それにしても、ばすたぁちゃんはトリィさんを不思議そうに見詰めています。どうしたんでしょう?
「とりさん、私とどこかで会ったことない?」
「……」
私はばすたぁちゃんの言葉に驚きました。トリィさんも同様だったようです。
トリィさんは確かにばすたぁちゃんと会ったことは有りますが、まだ物心つく前のことです。
しかも、トリィさんは陰ながらばすたぁちゃんを見守る形で接していたのですから。
まさか覚えているとは思いませんでした。
トリィさんばすたぁちゃんの頭をクシャッと撫でると大きく跳びました。
そして、再び破裂音とともに白煙がトリィさんを包み、鳥型に変形して飛び去ってしまいました。
「あっ・・・とりさん!」
ばすたぁちゃんはトリィさんを追いかけようとしましたが、トリィさんはすぐに見えなくなってしまいました。
その後、ばすたぁちゃんは皆さんが戻って来た後にトリィさんのことを興奮気味に話しました。
皆さんはばすたぁちゃんが話す「とりさん」がトリィさんだとすぐに気がついたようです。
「あのとりさんはキラお兄ちゃんのペットなの?」
「うん、でも随分前にいなくなっちゃっったんだ」
「どういうことだ?」
キラさんの話では数年ぐらい前にトリィさんは何処かへ飛び去ったまま帰って来なかったそうです。
「それにしても、まだ元気に飛び回ってるみたいだね。光を使って充電は出来るんだけど、
居なくなってからもう数年経つからさ。アスランももう動いてる自信は無いって言ってたんだ」
「そうなんだ。また会えるかな」
「会エマスヨ」
「ほんとう?」
「エエ」
皆さんも私と一緒にばすたぁちゃんに頷きました。
この日から、ばすたぁちゃんは鳥を見かけるとトリィさんが居ないか探すようになりました。
残念ながらトリィさんの姿はその日の後、まだ見かけたことはありません。
ですが、トリィさんは案外近くに居るのではないでしょうか。
あの方もばすたぁちゃんのことが大好きなのですから。
>>487-491 おお! 久しく見なかったトリィにこんな形で再会できるなんて…。
スレの初期の頃は頑張って荒らし退治してたもんな、頑張ってたよなトリィ。
ばすたぁアンドばす太コンビ乙!
トリィw
冬の夜中。寒い室内。
何となく目が冴えて眠れない俺は、本でも読もうかと一人本棚を漁っていた。
「…ックシュン!」
暖房の効いていない部屋のことだから、寒さは予想以上に厳しく、俺は思わず身震いして。
「…寒…」
誰ともなしに毒吐き、俺はばすたぁの絵本とディアッカの料理本の間から、一冊の文庫本を手に取った。俗に言う『ポケットサイズ』って大きさの物。
内容を確かめるべくパラパラと気の無い様子で捲っていると、ふと何かが挟まっている事に気付き。俺は無造作にそれを本から引っ張り出した。
指に挟んだそれは、ずっと昔に撮った写真。今までずっと無くしたかと思っていた物。内容は――。
『――お前等、死ぬなよ』
「なぁ」
突然背後から声を掛けられて、写真の所為もあり、俺は飛び上がらんばかりに驚いた。反射的に後ろに足を伸ばし、背後の人影を蹴り飛ばす。
「うぁッ!?ちょ、一寸ストップ!俺だってば!」
「…んだよ、ディアッカか」
ほぅ、と小さく溜息を吐き、暗闇の奥で蠢く物体に視線を投げかける。相変わらず生命力の強い奴はのそのそと起き上がって、服に付いた埃を手で払った。
「ったく、何時でも反射神経の強い奴だな…ん?何だよそれ。写真?何の?」
「…自分で見ろっての」
ぶっきらぼうにそう言って、写真を後ろ手に放り投げる。暗黒の中、サクラの花びらの様に舞い落ちるそれを慌てて掴んだディアッカは、変な顔をしながらも眺めて言った。
「…これってさ、あん時の…っておい!どこ行くんだよ!」
「気が変った。今日は寝る」
あえてディアッカとは視先を合わせぬ様にしながらドアを開け、俺は取ってきた本を手の中で玩ぶ。あえて、暗闇の中。電気の光は避けて。
今の自分の表情を、読み取られたくなかった。閉まったドア越しに「とっとと寝ろ」と言葉を投げつけ、暗い廊下、冷たい床を静かに踏みしめて寝室へと戻った。
――あの写真。俺達がクルーゼ隊へと配属された時、案内役をしていたミゲルと共に撮影した物だった。そこに居る人影は、全部で7つ。
忘れたくても忘れられない。写真の中、生き残っているのはたったの4人だという事を。
それは現実。冷たいほどに残酷で非情だけれど、やっぱり事実である事に変りは無いのだ。
だから、俺は――。
既に寝ているばすたぁを起こさぬ様、静かにドアを開く。
冷たい布団に潜り込んで暗い天井を眺めていると何故か涙が浮かんできて、俺はぐいと布団を顔まで押し上げた。
(…何で、俺)
生き残っちまったんだろう――。
夢を見た。
暗闇の中の無重力。ふわふわ漂う自分の身を見下ろして、ああ、これは夢なんだなとぼんやり思う。
ここは宇宙の真っ只中なのか、それとも別の何処かなのか。尤も、夢にそんな事を求めても仕方無いのだろうが。
ふっ、と目の前に3つの人影が現れた。薄く開けていた目を見開き、それがオルガ、クロト、シャニの3人だと知って。
「――お前等、何でこんな所に…死んだ筈じゃ」
何故自分の口からそんな言葉が出て来たのかは分からなかったのだが、兎も角それに反応した3人が一様に不思議そうな顔をした。
「死んだ?」
目の前に居たクロトがくすっと笑う。
「そんなコト、僕は知らないけど…だって、ココに居るし」
「生きてんのに『死んだ?』とか訊いてくんのウザイ…俺、足あるよ」
「え…ぇっと…」
足。確かにある。俺の目が正しければ。これが俺の作り出した立体映像で無ければ。
――だが何故、俺はコイツ等が死んだなどと思っているのだろう。それさえも分からないのだ。今の俺は。
「…ったく、お前が一体何考えてんのか知らんけどな」
俺だって知らねぇよ、とぼやきたいのを我慢してオルガの顔を見上げると、奴は「ハン」と顔を背け何時に無く真面目な口調で言葉を綴る。
「何の為に生まれてきたのか。何の為に生きてきたのか。そんな事俺には分かんねぇし、これからもそんなモンはねぇと思うけど」
オルガはそこで一旦言葉を切り、少しの間目を閉じて何かを考えている様だった。恐らく今までの事、これからの事。
「…でも、俺はここに居る。だったら良いじゃねぇか、それで」
「そうですよ」
唐突に第三者の声がした。でも、それもまた、聞き慣れた声で。
「"生きてるか死んでるか≠ネんて、どうでも良くありません?そんなものは謂わば心の持ち様ですから。大切なのは、その人の傍に居る事。自分にとって大事な人達の傍に、ね」
「…じゃあ、アズラエルさん、貴方は…?」
「オッサンも生きてるよ。俺等と同じコト。何なら触ってみれば」
シャニの奴がそう言って、無造作にアズラエルさんを前へと押し出した。持ち上げた俺の手に、温かく柔らかい感触が伝わる。それで一寸、俺は不本意ながら泣きそうになった。
「……そんな事言っといてよォ…」
心の奥からちらりと不安が顔を覘かせる。どうせ消えちまうんだろ、と奴等を見ると、クロトが笑ってこう言った。
「大丈夫だよ。僕もまだ死にたくないし、ばすたぁちゃんの事も見守ってたいしね。お前等だけじゃぁ、何にも出来ないだろォ?」
たまに見せるコイツの顔は妙に素直で、小生意気で、優しい。奴の言葉を継ぐ様に、オルガも頷いて。
「兎も角、俺はお前等の前から急に消えたりはしないから」
今までずっと背けていた顔を俺に向けて目を真っ直ぐに見据え、一言。
「約束する」
それが聞こえたと同時に俺と4人は目眩く光に包まれ、周囲の様子が一変した。
見慣れた空間に3組の布団が敷いてある。その中の1つでは未だ幼い少女が静かな寝息を立てており、また1つでは金髪に浅黒い肌の男性が豪快にそれからはみ出していた。残りの一つは空。
――ここは、俺達の寝室だ。
窓を開けて外に出る。とん、と軽くアルミサッシを蹴って、俺は星の瞬く暗い空へと浮かび上がった。
街は寝静まり、動く物は見受けられない。もしあったとしてもこの暗さでは見分ける事は困難だろうが、と無味乾燥な夜景を眺めてぼんやり思った。
「おい」
唐突な背後からの掛け声は今日2度目だからそれ程驚く事も無く、軽く後ろを振り返って。3つの影を目の当たりにしたその瞬間、身体が硬直するのを感じる。
ミゲル、ニコル、ラスティ。傍に居た人は皆、この者達をこう呼んだ。――否、正確には、呼んでいた。
「……お前等は…」
「――死んだよ」
手前のミゲルがさらりと言い放つ。ここまで簡単に受け流されるとは思ってもいず、無駄だと分かっていながらも反論しようとして。
「いや、でも…」
「死んだんだよ。嘘吐いたって仕方ねぇしな。MIAになってるらしいけど、この俺自身が言うんだから間違い無い」
「…ごめん」
「謝る事はねぇだろうが。それでお前達が生き残れたんなら、それで良いさ」
――しかし、と思う。俺はコイツ等が身を呈してまで護られるべき存在だったのか?
「…なぁ、俺って」
殆ど泣き声交じりの声で奴等に問う。我ながら情けないとは思うのだが、どうしても訊かずには居られなく。
「…俺、生き残って本当に良かったのか?」
「良かったんだよ」
思わぬ優しい声と動作で、ミゲルが小刻みに震える俺の肩をぽん、と叩いた。
「お前にはお前の役目、俺等には俺等の役目ってのがある。今、お前はその役目を立派に果たしてるさ。生き残んなかったら何にも出来なかっただろ」
「ばすたぁちゃんの事も、な」
ラスティがくつくつ笑い、ふと東へ視線を移した。俺も釣られてそちらを見、東の空が白々として来たのを認知して。
何処か遠くで鳥が鳴く。それに混じって、この時間にはあまり相応しくない犬の凛とした遠吠えが朝の冷たい空気を震わせた。
「あ、ミゲル、ラスティ。もう時間ですよ。帰らないと」
どこか聞き覚えのあったその声にニコルが時計を取り出し、促す様に言う。二人は残念そうな顔で空を蹴り、すっとより高くへ浮かび上がった。と、ラスティが慌てて俺を呼ぶ。
「やべ、忘れるトコだった。これ渡しといてくれねぇか?ばすたぁちゃんに、『チョコ美味かったぞ』って」
手渡されたのは、一輪の儚げな花。一体何処で採って来たのか疑問に残る様な、不思議な花だった。
虹色の光を放つその花を俺がおずおずと受け取ると、奴はくるりと背を向けて。
「互いに住む世界が違うと苦労するよな。じゃあ」
「おい、ちょっと待っ…」
肩を掴もうとした手が奴の身体をするりと貫通する。思わず声を上げて身を引いた俺は、困った様な顔でこっちを見るラスティと、抜き取った自分の腕とを交互に見比べた。
「――分かったか?こういう事なんだよ。触ったって感触も何も伝わらない。身体が無いんだし」
……確かに、身体は無くなった。だが、まだ――。
「でもな、これだけは覚えといてくれ。俺達はずっと…」
「――ずっとお前等の事、見守ってるから」
次の日、眠い目を擦りつつ顔を上げた俺は、夢の中で渡された花の影を枕元に認め。
――なぁ、ばすたぁ。お前は知っているか?
何時でも自分を見守ってくれている人達が居る事を。
例えその姿は見えなくとも、ずっと傍にいてくれる人達が居る事を――。
花は夢と変わらず儚げに揺れ、虹色の光で暗かった俺の顔を笑顔へと導いていった。
そんだけ
┌───────────────────
│良い夢の後って気分が良いよね。
│取り敢えず、花瓶に水でも入れるか。
└────────y───────────
ミ
ヽ(○) モウ アタマニ ハナガ サククライデスヨ
∧|〃ヘ ウフフー
(*・∀・)
( つ凵O
人 Y
(( し'(_)
┌───────────────────
│ …しかし、この花瓶 よく見ると汚れてんな。
│ 洗った方が良いかな……って、うぁッ!!
┌──── └────────y───────────
│ パパ、
│ モウ ダメダメ デスネェー。
└──y────────
|
|
|
O |
======  ̄ ̄ ̄二二二 | |二二二 ̄ ̄
| ガシャーン Li \ ヽ(○)
'´=ixiヽ / ∧__∧ アアン 〃
/!! リノノ)))  ̄ ̄ヽ人 ̄ ツルッ (∀・; )
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|  ̄Σ ̄|| ̄. 人 ̄彡とソ |) ̄|| ̄ ̄ ̄
(っ\l|っ Σ .∇〃 . || | || 0
ヒョコ く/_l| | _ ▽ . . ||_(__(____)__||___
(( し'ノ ヽ\∴ ゝ//
______
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O |
======  ̄ ̄ ̄二二二 | |二二二 ̄ ̄
? | ./ Li \ ヽ(○)
'´=ixiヽ / ∧__∧ ヽ|〃
/!! リノノ)))  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (∀ )
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|  ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ || とソ .|) ̄|| ̄ ̄ ̄
(っ\l|っ 0.|| .0 || || | || 0
く/_l| | _ ▽ . . ||_(__(____)__||___
し'ノ ヽ\∴ ゝ//
.∇〃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そ れ は ひ ょ っ と し て
. ! | | ,' iニl/ ' ー---!'_! ,.イ ,' | ;
ヾ, .|,.' |;;!` ,r‐;i-//// ./ .l,-‐、 /
ヽ!ヽ,''ン ,!::'/ '´ / /!,ィ ;. ,'-、.l ! /
l'´  ̄` ,.'/'´,' ,',!-'ノ .,:'
ア ズ ラ エ ル さ ん に … ?
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.:;: '´=ixiヽ コクン ┌────────────
/!! リノノ))) ミ .│ウン !
/ 人 ゚ ー゚ノ') < アズラエルオジサマノ チョクデンナノ。
* .:::' └────────────
* .: .:::' .:;: * .
┌───────────
│ ホントハネ、
│ コウヤルンダッテ。
└──y────────
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( …もう良い、分かったばすたぁ…
( 悪いけど、隣の部屋に行って来てくれ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜y〜〜〜〜〜〜〜
アァー、 モウ
/ixi=`' ダメダメ デスネェー |||||||||||||||... ガラス アブナイカラ
〃 (((ヽヽリ !!丶 ll||| ∧__∧
('|| ヮ-*人 丶 ll||| ( ill)
ヽ|l\l つ )) ll|| / ::)
|l_ヽ> ( Ο::::ソη
しし
o
〜 O 〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( r'⌒`⌒ヽ コレハネ
( ( (,,(`"),,,,,) コウヤルンデスヨ
( ヽd *`∀´)
( あ の 野 郎 !
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ノ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
) \\
( \\\
) (⌒\ ∧_∧
( \ ヽヽ(♯・∀・) ヘンナ コトバヲ!
) (mJ 俺 ⌒\
( ノ 〃⌒`⌒ヽ
) ( ∩(,( )) アナタハ タシカニ バスタァチャンノ
( /\丿 | .(`bヽ,w,,ノ セワヲスル パパサンナノカモシレナイ
) (___へ_ノ ゝ__ノ デモネ…
( ノ
ゝ'⌒─ ○ ─'⌒'ー'⌒'ー'⌒'ー'⌒'ー'⌒'ー'⌒'ー'⌒'ー'"
o 0 | ((
|\) )
′_ | //
∧_∧ ヽ | ノノ ザッ
(# -∀・) Σ |ノノ
( 0△丿つ▽ ミ 彡ヽ ミ
カシャ
┌────∧──────────
│ …アズのおっさん、今度会ったら
│ 暴打フォンで山に……ん?
└───────────────
_人__人__人___人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_
<
< ト、トリィ!!俺何も悪い事考えてないから!
< 今度アズラエルさんに暴打フォンしようなんて思ってないから!
< 思ってないから!!
<
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒
……
ノノノノ
∈゚ )
/⌒ )
シェー ミイ //
∧_⊂ヽて | ((
(;・∀・)ノ そ |\) )
(つ俺_ノ | //
\二つ | ノノ
(__) |ノノ
彡ヽ
∧_∧ O
(・∀・;) ⌒⊃
とοと_γ´彡
// ヽ\
( <ノノノノ > ) __ -
ヽ(゚∈゚ ) ノ ─_________ ̄
ヽ\/ ( ____ ___
\ ヽ __ ___
/⌒ ̄__) __ ___
/ / ̄\ \ - = ≡
彡ヽ \\/ ___________ -
川
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| 暴打フォンの正しいやり方 .|| トリィ
|| \ || ノノノノ
|| 拳を叩き付ける事 風の如く \..|| (゚∈゚ )
|| 執拗に殴りかかる事 火の如し ミ\/" v⌒ヽ
|| \/| |.|
|| 後で実習 || .| |.|
||__________________|| .|\/|ソ
| /|...|
| )//
彡ヽヽミ
∧_∧ハヤシト ヤマハ…?
__(; )
|\ と_ _).\
|ヽ|ニ| ̄ ̄ ̄|ニ|
│ | |───| |
| | | | |
夢の中で感じた温かさと、
俺の手に伝わる温かく柔らかい感触は
やっぱり同じだった――。
暴打 暴打 暴打
暴打
暴打
暴打
ヽ\\ヽ(m ∧_∧/m)//
\ (m ヽ( T∀・)/m)/
丶\(m\ 俺m)//
(m\(m〃(m m)/
( (m,(`")m)/ チョットマゴファ
/\丿 ∩∀´;b/
(___(ヽ_ノゝ _ノ
暴打
暴打 暴打
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ミ
ミ "
(( ヽ(○) "
ヽ|〃 )) ___ ソ
 ̄ ̄ .)(  ̄ ̄/ ソ/  ̄ ̄ ̄ /| "
(_) / //ヽ / |
. ̄ ̄ ̄ / .| "
./ | ミ
/ .| "
二二二二二二二二二二 .|
| | | ソ
| | |
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| | " " " "ヾ ;ヾ ;ヾ;" ;;" ;"ヾ __ ;;" ";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;ヾ ;ヾ" ; / "; ;ヾ ; ;ヾ ;" | |
| | " " ;ヾ ;ヾ ;";ヾ ;ヾ ;" ";ヾ ;" ;ヾ ;ヾ 〃 ";ヾヾ ;ヾ " " ; ; ; ;ヾ ;ヾ"; .| |
| | "ヾ ; " ;;"ヾ;"〃 ";ヾ ;ヾ ;ヾ ; ;ヾ" ;ヾ" ;ヾ ;ヾ ;;ヾ ;../ ;ヾ ;" ; .| |
| |" ";ヾ ;ヾ ;;"ヾ ;ヾ;"ヾ; " ;ヾ ;ヾ;_" ; ;";ヾ ;;"ヾ ; ;"// ;ヾヾ ;ヾ ";"; ;;"ヾ ; | |
| | " ヾ ;ヾ ヾヾ ;ヾ ;ヾ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ; ;" ; ./; " ";. ; ;ヾ ;ヾ ;"| |
| | ;"";""; " " ; ; " ; ;" | May everybody .| ";ヾ ;;ヾ ;; " "ヾ; ;";ヾ ;;" .| |
| | ";" ";" | can survive | ;ヾ;" ; ;;"ヾ ;ヾ;" " " | |
| | ";" /巛 》ヽ,.|________| " | |
| |"〃⌒`⌒ヽ ∧_∧ ヾノ"~^ヽ, ,. '" ´ ~ || | γ`'`"ヽ、 `´~^`丶 〃⌒`⌒ヽ | |
| | i ((`')从ノ(; ・∀・)')(∀` リ i |_i_/|.|| | | 彡《从ノヽ》 从 λ γ`i ir ∧\ヾリ | |
| | i,ゝ゚ー゚ノリ ( つ俺ノ⊂ ⊂ノ L.」 ゚ Д゚ノ|| | ('リツ´ー`ノ゙゙) (・д・ζ τ('(`ー´Vヾ .| |
| | (.つ◯0) 人 Y ( ヽノ .( つ .Φ / ノヽ / (/ ト) ヽ |) | |
| |,,.,| | .| ,,,., し (_) ,,,.し( __) ,,.,...| | | / 人 ) (⌒)),,,、.| .| 、,,.,,.,、.| | | | |
| |;;:.(__)_) ;;. : ;: (_.)__)::;;: ; :;:; (,__,ノ"´´ U~U ::;;: (_(_) ''| |
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= 貴方にはもう、あの時と同じ風は届きましたか? =
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Recollections which do not disappear forever
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そんだけ
>>495-514 グッジョブ!!
目から汗が出てモニタが見えないよ・゚・(ノД`)・゚・
GJ!!
寝るいいモン見させてもらった。
大作乙!
感動ss&爆笑AA乙!
アズラエルのおっさん、何教えてんだよw
死んでるキャラも生きてるキャラもみんなナイスだ。
「クソ!」
「悲グゥレイト〜」
「僕も何か楽器の勉強をしておけば良かった……」
「こればかりは流石に…」
俺はさっきから何度ため息をついただろう?
ニコルにばすたぁがピアノを教わるようになってから暫く経つ。
それからと言うもの、アマルフィー家に俺達が集まる事が多くなった。
俺はばすたぁがニコルにピアノを教わるのは賛成なんだけど……。
「お前らなぁ。練習の邪魔になるから大人しくしてろよ」
アマルフィー家に来た時に大抵の場合脇にいる連中は何とかならないもんかな。
「言われなくとも分かってるぞ!コシヌケェ!」
「炒飯作りなら俺が…」
「ハロ作りなら僕が…」
「プログラミングなら僕が…」
脇にいる連中ことイザーク、ディアッカ、アスラン、キラは思い思いのことを言っている。
…まあ、気持ちは分からないでもないんだけどね。
ピアノを教わるようになってから、ばすたぁはますますニコルを慕ってるからな。
こうなることはある程度は想像していても、ね。
誤解しないで欲しいのは、俺達はニコルには感謝しているんだぞ。
自分の練習の時間を割いて、ばすたぁにピアノを教えてくれているんだ。
しかも技術だけでなく音楽の楽しさを教えようとしていることが素人の俺達にも分かる。
丁寧に教えてくれているから、ばすたぁもピアノを弾く時間が楽しくて仕方がないみたいだ。
ばすたぁがニコルを慕っているのも当然だよな。
「ピアノにもかなり慣れてきたみたいだね。そろそろ少しずつ両手で弾くのにも挑戦してみようか?」
「ホント!?わぁ〜い」
「そんなに両手で弾いてみたかったの?」
「うん!だってニコルお兄ちゃんみたいになりたいもん」
「ハハハ、僕ぐらいには練習すればすぐになれるよ」
「えー、うそだー。でも私がんばる!!」
二人がピアノを弾いている姿は本当に微笑ましい。だからこそ羨ましいと思うんだよな。
こればかりはニコル以外、俺達には誰も出来ないことだから。
部屋のドアが開き、ニコルのお母さんが入ってきた。
「ケーキを持って来たんだけど、そろそろ休憩にしたら?」
「ありがとう母さん。それじゃあ、休憩にしよう」
「うん」
ばすたぁがピアノから離れると、イザーク達4人の眼が一斉に光を放った。
「ばすたぁ、こっちに来い、兄ちゃんと一緒にケーキを食べよう」
「非グゥレイト!抜け駆けは無しだぜ!!」
「そうだぞ!イザーク!!」
「僕だって!」
俺はばすたぁに群がる連中に呆れながらニコルの方に寄った。
「いつも、すまないな」
「いえ、僕も楽しんでやってますから」
「そう言ってくれると助かるんだけどさ。でも、ピアノのコンクールが近いんだろ。大丈夫か?」
「あれ、よく知ってますね?」
「ばすたぁが『絶対に行く』って楽しみに話してるのさ」
「そうなんですか。嬉しいな」
そう言うとニコルは照れくさそうに笑った。俺はこの笑顔に不安を覚える。
こいつのことだからばすたぁにたの頼またら喜んで無理をするだろう。
「自分の練習に集中したい時は正直に言ってくれよ。ばすたぁにも言い聞かせるからさ」
「大丈夫ですってば。人に教えることも勉強になりますし。
それにばすたぁちゃんに教えることで、僕もピアノを始めた頃の気持ちを思い出せますから」
「なら良いんだけどさ」
「心配してくれてありがとうございます」
…こうも素直にに礼を言われると少し照れ臭いな。
ニコルがソファーに座るとばすたぁがすかさず隣に座った。
ばすたぁがまたニコルに取られたことでディアッカ達はそれぞれの個性で「嫉妬」と言う文字を表現している。
ニコルの嬉しさと息苦しさが混じった表情を見て俺は苦笑した。
そんな俺達をニコルのお母さんは面白そうに眺めている。
少し滑稽ではあるけど、こんな時間も悪くない…かな。
こういうのもいいな、生きてるニコル。
他の、ミゲルとかも生きて出てくると楽しいんだが。
>>519-520乙!
523 :
通常の名無しさんの3倍:04/02/27 22:35 ID:jS7sYpvE
age
>>523 保守用だと思いますが、最新書き込み日時がdat落ちの
基準で下がり具合は多分関係ないので、ageなくても大丈夫
です。いまの新シャアの荒れ具合に巻き込まれるには惜しい
良スレなのでsage進行で行きましょう。
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● / ● | 熊さんだぞキョシヌケー!
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、`\
/ __ ヽノ /´> )
(___) / (_/
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
ばすたぁが他の面子にとられそうなので、イザーク必死すぎです。
そんだけ
, ...、_ ,., - ''  ̄ ̄ ̄ ̄ '' - 、 _____
ミ ' ' " 、 / " ,.. --"',''''-、
<ヽ / 7 ╱ ヽ、"ヽ| /
丶 、/ 、 ╱, 丶/ | /
ヽ | 丶 ヽ,, ....╱. ,' 、 ' ヽ /
〉 ● /,, ___,..ヽ ● 〈
| / ( ) \ |
l / ヽ 、. '' ヽ l
| ( Y ) i
/ ヽ, ,..,- '""'-..,, ,, / |
{ ::;;;;ヽヽiーーーi '' /;;;;: }
/ ::;;;;;;ヽ、_____,, .. ';;;;::: 丶
/ ::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::: ヽ
/ :::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ヽ
/ :::::::::::::::::::: ゝ
/ ヽ
/ ヽ
丿 丶
/ ヽ
┌──────────────────────────────┐
│ イザークマが現れた!! │
│ ▶中華なべ │
│ 遊ぶ │
└──────────────────────────────┘
抜け駆け非グゥレイト!
やめてよね。僕が本気でクマったら・・・
__
〈〈〈〈 ヽ __
〈⊃ } ∩___∩ / 〉〉〉〉
∩___∩ | | | ノ--‐' `、_ヽ { ⊂〉
| ノ ヽ ! ! 、 / ,_;:;:;ノ、 ヾ;:;:;,| | | ∩___∩
/ ● ● | / ,,・_ | (_●_) ミ l l / ヽ |
| ( _●_) ミ/, ’,∴ ・ ¨彡、 |∪| ミ _・,, ヽ | ● ● ヽ
彡、 |∪| / 、・∵ ’ / ヽノ ̄ ヽ .・,,; \彡 (_●_ ) |
/ __ ヽノ / 〈 // /\ 〉 ∴ ;・ \ |∪| ミ
(___) / / / ヽ. ヽノ___ ヽ
ヽ (_____)
痛い!痛い!痛い!
みんな、考える事は一緒だったらしい。
そんだけ
お前ら、ばすたぁが起きない程度にしとけよ。
サア、キサマモ ココデ
クマサント アクシュダ !
(⌒-─-⌒)
/ イ ・(ェ)・ ) グレィノ キグルミ オレモ キグルミキルー!
γ .|,_i_/|__| lヽ,,/l グゥレイチョ ! /巛 》ヽ
l L.」゚/∀゚ノi ミ彡,,・ プ ヾノ"~^ヽ, iー iー'ヽ旦 _
| (ノ |つ ヒョコ 彡リノノ))) ('(∀`*リ゙゙) ハ ̄  ̄ ̄/ テメェラ…
C l ミ∩゚ ヮ゚ノ| ヽ / ピョン / ヽ ∧_∧ \
゙:、.. ノ ノ lヾ彡 ミ ) (⌒)) ミ / (・∀・♯) ~ \
U" U ヾミ ,,っ,,,ミっ (,__,ノ 〜〜〜〜ヽノ⊃⌒l⌒と)〜〜〜~
(*着ぐるみは 脱いだら しっかり ファ○リーズ!)
そんだけ
常夏が通りかかりました。
家!出!だよ♪
r'⌒`ヽ ,ゝ⌒〜,' ,.-ーーー、
´((ヾ、ヽ) ( ソ~~ヾミ i "((`"^) お邪魔するぜオラー
オレモキグルミシターイ (|!゚∀Yハ ( `∀´) (ニ7 ゚Д゚)
( O┬O ( O┬O ( O┬O
◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
ソ,'.´/丿 `r':::::::::::::\ ) ヽへヘヘ ヽ.,
ノ../ 丿;;;,,._|,,.r''''--.. ):::::/ / .\||| ''r
___'{ ノ i:ノ:::::: ノ:::'( i" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::::::::::::|丿 .}:::::| ./::::/'ヾ (::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::;;;| .ノ\|:ノ ヽ《..//""''''>.\ 丶::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::丿 ./ヽノ´ソヾ\/ r'a='''":::|::: .ゝノ ヽ::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::/
::::::: ノ く:::/'e丿U ..::::|/|:::/.\ソ(;;;;_____/::::
____/ 丿\''".:< U ...|/ ノ::::ノ ヽ ::/ ./:::::::
\  ̄(::ヽ ̄ 丶 ________.....ヽU /:M/へ )/ ./:::::::::
::::\ 'ヽ,\U. 丶,r''"------丶| ,,ノ /:/ ./::::::::::
::::::::\  ̄. ヾ「" ,,,,.......| U /:::| /:::::::::::::
::::::::::::\.. \ .|/ ̄::::;;;:;| ノ'''::::::::::| ../:::::::::::::: ゲームとCDと小説をもう捨てませんから
::::::::::::::::\.. \ ヽ::::;;;;;;;;;;;;;;/ ノ ::::|:...:::..ヽ /:::::::::::::::: 帰ってきてくださいマイサン達
::::::::::::::::::::\.. ヽ.(_______ノ / ..|:::::::\' ./::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::\___丿ヽ /_________|.:::\r----./::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::.\::::::::/:: | ../'---''''" /:::::::./::::::::::/;;;;;:::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::: | /.| \ /:::::::::::/::::::::::/;;;;;::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::. |/...|___./....\/:::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「私、家出する!」
「な…、なんだって―――――っ!?」
突然ばすたぁが家出を宣言した。
どうやら、アズラエルさん家の三兄弟が家出したのに触発されたらしい。
あの馬鹿三兄弟め…。
一体何が気に入らなかったんだろう?
ひょっとして、今朝の朝食にネギを混ぜた事だろうか?
それともライダー変身セットを踏んで割ってしまった事だろうか?
俺はどうすればいいのか分からずオロオロ。
こんな時に、頼りになるばす太もディアッカも出かけていていない。
ばすたぁは、すでにお気に入りのものをバックに詰め始めている。
お願いだから、家でなんて言わないでくれ、ばすたぁっ!!
「それじゃ、おぱっか兄ちゃんとこに家出してくるね」
右に左に不信人物のようにオロオロしていた俺は、その一言で撃沈した。
ばすたぁ…、それは家出とは言わないんじゃないだろうか?
突然のばすたぁのお泊りに狂喜乱舞するであろうイザークの姿が目に浮かんだ。
l
l ∧_∧
i (#・∀・) <ばすたぁがイザークんちに着く前に・・・!
l / ロ`l' ロ,G
l ェェェェェェェェェ_____.,-[_[ ] ロ[l
_rj '──ooo ''"ニニニr´-`.t - -- ,,..=-- ,,.. --'-- ' - ___
l_i_i`^ '='='=' l ! .l ̄ ̄ ̄l ,´ ̄´ー───r´ ̄ ̄r´^---------,─,,‐、
l_i_il_l__l::::::: l _!_____l___l,--.ゝ-ゝ-───‐ゝ──.ゝ─────ゝ-ゝソ
l ̄ ̄ ̄ ''ー─────==----------- ,, .._''' ---------.::::::::::::::::::::: .._
l____,.__,.__l,.___,.__,.__  ̄ ,~""''' ‐- ...,, ____,_== . ̄~""''' ‐- ...,, __
/__ l l ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ_二二ヽ. ̄ ̄ ̄ ヽ- _, 、ヽニ^- 、
lγ \ ロ l l l ,/ 、 ヘ____ゝ__(0,ソヘ ヽ
`{ ,,ヾ__;;___;;___l___l____l_ロ__,/_,,...ヾ-----` / ̄// ̄// ̄/_ヾ___ゝ
ヽ-''::::l ´` l:::::l ´` l::::l ´` l::::l ´` l::::::l ´` l::::l ´` l ::ゝ__,,/三三三/::: ̄::::: ̄::::: ̄:::::ゝ-/三三/
ヽ、:ゝ__,,ソ:::::ゝ__,,ソ::::ゝ__, ソ::::ゝ__,.ソ::::::ゝ__,,ソ:::::ゝ__,.ソ , -'"≡≡, -";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , -'" ._, -'"
`ー-─-─-─-─-─-─-─-─-─-─-─-─ ''─── '' -─-─-─-─ ''── ''
そんだけ
「ただいまー」
「お、おかえり。早かったね」
「うん。
おかっぱお兄ちゃんち、今大変だから家出は無理なんだって」
ああ、大変というか消失させたからな・・・ヤツの家を。
「家出はまた今度にするね」
「う、うん。そうしなさい。っていうか家出は無しにしてほしいなぁ、パパ。
せめてお泊りくらいに・・・」
そんだけ
一体朝っぱらから何だったんだ?
立て続けに砲声と爆発音みたいな音が、何度も聞こえてくるわ、
衝撃波か何かで家や近所の硝子が割れるわ・・・・。
・・・・何だってGA隊の90式戦車が我が家の前をを走ってやがりますか?
何砲口から硝煙を漂わせてやがりますか?
諸君らは通報を望むか?捏造の限りを尽くした通報を望むか?
宜しい、ならば(-@∀@)だ!
「あーアサ●新聞ですか?大変なんです、我が家の前をご近所の●●さんがGA隊の戦車に乗って・・・・」
畜生、信じてもらえなかったよ。そんだけ('A`)
(⌒-─-⌒)
/ イ ・(ェ)・ )
γ .|,_i_/|__| 家がなくなったぞキョシヌケー!
l L.」゚/∀゚ノi だから止めろキョシヌケー!
| (ノ |つ
C l
゙:、.. ノ ノ
U" U
イザークが着の身着のままやって来た。
ばすたぁはおぱっか兄ちゃんが家でだとはしゃぎまわってる。
……イザークめ。
そんだけ。
今日はひなまつりということで、みんなでご馳走を食べた。
・・・勝手に居つこうとしているイザークのお金で。
「おい、お前!どういうつもりだ!
何故、俺が金を払わなくちゃならん?!」
「ん?
お前の家の残骸からいろいろ掘り出すのを手伝ったり、
寒空の下に放り出さんかったりしてるのに?」
「そ、それは・・・」
「せっかくのひな祭りなんだから、細かい事は気にしない」
「どこをどう見たら細かいんだ、腰抜けェ!」
「イザークの預金残高から見たら、だ」
「くうっ・・・覚えていろ!」
そんだけ。
現在、雛人形をしまおうとする俺と、それを牽制するディアッカがにらみ合っている。
イザークがこのヴァカにいらん事を吹き込むから・・・
「言っておくけどな、雛人形を出しっぱなしにしたところで嫁に行くときは行くんだぞ!」
「非グゥレイト!こういうのは気持ちの持ちようだぜ!」
もう、かれこれ4時間はこうしている。
俺とディアッカの膀胱はいよいよ限界に近づいていた。
そんだけ
>>537 膀胱ってなんだよw
攻防か?
そんだけ。
>538
>537の「俺」と痔は、きっとトイレ我慢するほど対峙してるんだよ(w
そんだけ
つまりは、
ばすたぁがお嫁に行き遅れては困る、と思ってる俺が雛人形を
ばすたぁはお嫁さんなんかに行かせねぇぜ、と思ってる痔が片付けさせまいとしてるんだろ。
トイレに行ったらその隙に片付けられてしまうから、互いに動けないんだろ。
「俺」が我慢する必要は無いことに気付くは何時だろうか。
そんだけ
違うよ。
トイレに入ると扉に釘打たれて出れなくなるんだよ。
そんだけ
>>542 そんなところで残忍で狡猾になるのかよw
>543
しかし痔はトイレに行けなくなる。
そこが迂闊。
・・・我慢できん!
片付けはあとでなんとかなる!
とりあえず、こいつとの対峙は後回しにして俺はトイレへ向かった。
・・・開かない!そういえばばすたぁがさっき入ったような・・・
仕方がない!他の部屋で借りる!!
俺は近場の知り合いのところへ向かって用を済ませた。
で、帰ってくると、ディアッカがおろおろとしている。
どうした?
「いや、トイレが開かなくて悲グレィト」
ばすたぁが入っていたんじゃないのか?
「そんな長い時間入っているかよ!」
まさか・・・
(四葉ネタですがだれか続きヨロ)
| <ちらし寿司を作ってきました…寿司桶の中に入ってるので、食べる時はしゃもじでお皿に分けて下さいね…
| 从从ヽ _
|W*゚д゚) _____|_|_ \___/
|o ヾ |_|_|_|_|_| \___/ \___/
|―u' .| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| \ / \ /<コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|<それじゃっ!!
|
| ミ ピャッ _
| _____|_|__ \___/
| |_|_|_|_|_| \___/ \___/
| | ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| \ / \ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
age
ばすたぁはうっとりと雛人形を眺めていた。
雛人形は、豪華な七段飾り。どっしりと我が家の座敷に居座っている。
おかげでちょっと部屋が狭くなっているけど、ばすたぁが喜ぶのなら、飾ってよかったと思っている。
ちょっと調べてみたんだが、雛人形ってのは現代では女の子がすこやかで優しく育つように、
美しく成長していい結婚に恵まれるようにとの願いを込めて飾るらしい。
二月の中旬くらいから飾って、三月の中旬くらいまでに片付けるのだそうだが、
ほら、よく言うだろ? お雛様を長い事出しておくとお嫁に行き遅れるって。
そんな迷信のせいで、この時期は俺とディアッカとで激しいバトルが繰り返される。
ん? 「雛人形なんか、おまえ持ってたのか?」だって?
まさか。俺もディアッカも優良男児、五月人形とこいのぼりは持っていても、
さすがに雛飾りは持っていなかった。
買おうにも、雛飾りは内裏雛の二体だけでも結構なお値段になる。
しかも、その頃の俺たちは慣れない育児にてんやわんやで、そういう女の子の行事にまで頭が回らなかった。
じゃぁどうやって手に入れたのかって?
それは、俺たちがばすたぁと一緒に暮らすようになって、最初の節分が過ぎた頃だった。
本屋で育児書を眺めていたところ、偶然フレイと出会ったのだ。
「あら、久しぶりね」
と、彼女は俺に声をかける。手には、この店で買うのだろう、ファッション誌を数冊持っていた。
彼女は俺の手元を見ると、不思議そうに眉をよせた。
「あなた、育児書なんか読んでるの? …そう言えば、拾った子を育ててるんだっけ?」
『拾った子』という表現に少しだけ反感を覚えたけど、とりあえず失礼にならないように受け答えをした。
「あんた達、ちゃんと子供が育てられてるの? どうせまともに育てられてないんでしょ」
何となく棘のある言い方をする。
そう言えば、彼女はあまり俺たちコーディネイターが好きではないと言う事を思い出した。
「俺一人じゃないし、ディアッカもばす太もいるから、ちゃんと育ててるよ」
「どうかしらね」
そう言うと、フレイはくるっときびすを返してレジへと向かっていった。
俺はそれからしばらく、どの育児書を買うかで30分頭を悩ませる事になる。
それからしばらくしたある日、ミリィを始め、女性陣が突然俺たちの部屋を訪ねてきた。
「ミリィ! 俺に愛に来てくれたんだな」
とかってはしゃいでいる奴はとりあえず置いておいて。
ミリィやマリューさん、カガリは、ばすたぁの事を気にしてしょっちゅう来てくれるが、
それに加えて、その日はフレイが一緒に来ていた。
「突然、どうしたんですか、皆さんそろって?」
「それなんだけど、フレイが提案したの」
「フレイが? 何を?」
俺とばす太がフレイを見ると、フレイはふんっとそっぽを向いた。
「ほら、もうすぐ三月でしょ? ばすたぁちゃんは女の子なんだし、桃の節句を祝ってあげようって」
「おまえら、育児ばっかりに気を取られてそんな事まで気が付いてないだろ?」
ミリィとカガリがばすたぁをあやしながら説明してくれた。…のだが、
「えっと、桃の節句ってなんだっけ?」
俺はいまいち理解できていなかった。
「バカ、ひな祭りの事だよ!! 女の子のお祭りの」
パコンとカガリに頭を小突かれる。あぁ、ひな祭りのことか。
「どうせあんた達、雛人形の事も考えてないんでしょ? 買いに行ったとしても、
その辺のデパートで見繕って、安物買いするに決まってるわ。
だから、あたしが選んであげるっていったの。これでもいい物を見る目はあるんだから」
ふんっ、と、フレイがぶっきらぼうに言った。
「あたしは実家にいい雛飾りがあるけど、その子にも、ちゃんとした雛飾りがあったほうがいいでしょ。
…女の子なのにお雛様がなかったらかわいそうだわ」
最後のほうは小さな声で言ったけど、しっかり聞こえていた。
「そんなわけで、これからお雛様を見に行かない? もうお店に飾ってあるわ」
と、マリューさんが俺たちを誘った。けど、
「そいつはグゥレイトな提案だぜ! …だけど、俺たちそんなに金ねぇし…」
「足りない分は、私たちでカンパしましょうってことになったの。少しずつ返してくれればいいわ」
特にカガリに説得されて、俺たちはお雛様を見に行った。
そして、その雛飾りは、こうして三歳になったばすたぁの前に飾ってある。
雛壇を前に、俺は毎年ばすたぁに語りかける。
「ばすたぁ、このお雛様は、皆がばすたぁのためにって買ってくれたんだよ」
最初はただ聞いているだけだったばすたぁも、今はちゃんと理解して聞いている。
今年は、キラが散らし寿司を作って持ってきてくれたので、
皆を呼んで、ささやかにお雛パーティーを開いた。
早咲きの桃の枝を持って、ばすたぁは嬉しそうに笑っていた……。
「なぜその時に俺を呼ばなかったんだコシヌケェ―――――――っ!!」
そして毎年、この時期になると甘酒で酔っ払ったイザークが打ちに転がり込んでくるのだった。
ちなみに雛祭りにつき物の『白酒』ではなく、正真正銘『甘酒』で酔っ払っている。
うんちく博士は、今日も座敷の隅で横になっていた。
そんだけ
(;´д`) おいおい イザーク 甘酒で酔うなよ
あと ええ話や
乙!!良い話だね。
…雛祭りの存在を素で忘れてたよ。
OP戦前ぐらいに獲得が決まった新外国人投手、ウォーカーでしたっけ?
いつ頃に合流するんですか?
554 :
553:04/03/10 16:44 ID:???
すみません誤爆しました…。逝ってきます
俺は昼飯時になり、公園に遊びに行ったばすたぁとばす太を迎えに行った。
公園に着き、ばすたぁ達を探すと公園の隅でしゃがんで何かを見ているようだった。
「ばすたぁ。そろそろご飯だよ」
「あ、パパ」
「何を見ているの?」
ばすたぁの上から覗き込むと、そこにはふきのとうが生えていた。
「お、ふきのとうか。もう春だな」
「うん!ばす太がいろいろと教えてくれたんだよ」
「そうか。サンキュな、ばす太」
俺がばす太に礼を言うとばす太はペコリと頭を下げた。
「これが生えてくると、もうすぐ春なんでしょ?」
そう言うばすたぁの顔は期待に満ち溢れている。
「そうだよ。何か嬉しそうだね?」
「春になったらミリィお姉ちゃんにお花の冠の作り方を教えてもらうの」
「そうなんだ。じゃあ、暖かくなったらみんなでピクニックに行こうか」
「うん!おぱっか兄ちゃん達もさそってみんなでお花の冠を作りに行こう」
俺は冠を作るイザークやディアッカの姿を想像して思わず吹き出した。
「そうだな。さあ、ディアッカが待ってるからお家に帰ろう」
「は〜い」
もうすぐやって来る春。きっと楽しいことがいっぱい有るんだろうな。
ばすたぁの嬉しそうな笑顔を見て俺はそう思った。
時に、お前ら。
ホワイトデーが近いんだが・・・
「そうだな・・・どうする?腰抜け?」
「さあ?」
「貴様ッ!何だその態度はどういう意味だ腰抜け!返答次第ではお前とて・・・」
「やめろイザーク!
ディアッカの事だ。こういう態度を取ると言う事は、
ばすたぁちゃんの欲しがりそうな物を聞き出し、確保したはずだ!」
「そうなの?ディアッカ?」
「hahaha。何言ってんだよお前ら。この俺がそんな非グゥレイトな事をすると思うか?」
「「「「思う」」」」
「何ィ?ちょ、待てお前ら、なにをする離せはなせばわかr」
よし、キラ、アスラン、イザーク、始めるか。
オレタチの拷も・・・いや、尋問ショー。
「覚悟はいいかな?」
「非グゥレイトォォォ・・・」
そんだけ。
あ
>>546 >>548-550 >>555 >>556 遅レスながらグッジョブ。良い話だ(*´∀`)
凄い勢いで和んだよ。
40コマ 行きまつ
容量食っちまってスマソ
┌────────────────────────────────────
│このAAを作成するにあたり、多数のAAを使わせて頂きました。
│この場を借りて、AA職人の皆様に御礼を申し上げます。
│
│IE5.5では必然的にズレズレですが、音楽と共に御賞味されると少しは改善されるかと。
└───y────────────────────────────────
∧_∧
(; ・∀・)')
さくら
歌 : 森山直太朗
作詞 : 森山直太朗,御徒町 凧
作曲 : 森山直太朗
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
何故、俺はアイツ等を助ける事が出来なかったのだろう――
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ヾ l/y,y',,j/ _ ,.....__リ! ;' :| }/
゙、|''"{j;;;j "!';;;;} 〃| :レ'
|;゙、`"´ / ; ::  ̄ ´´| |'
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
──────────
メ 从. ir ∧\ヾリ
| ( Д i|l Vヾ 从
メ 从 ¶ ¶と⌒ ヽ 从
──────────
イ "" ⌒ ヾ _________
/ ( ⌒ .ヽ/ ゚ ∧_∧ ゚ 。
( 、 , /Σ ('(Д・。゚ )
ゞ (. . .ノ. / ¶ ¶と⌒ ヽ ミ
(⌒ ( (⌒ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(⌒ ( ⌒ ) ))
( (( ⌒ )) )
(( ⌒ )) )),
从ノ.::;;火;; 从))゙
从::;;;;;ノ );;;;;从
从;;;;;::人 ;ノ;;;;;从人
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
そう思っては、自分を憎む。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
何故、神はアイツ等を見捨てたのだろう――
そう考えては、神を呪う。
それらが意味の無い同道巡りと知りながら。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
\\ /)
(ゝ ((\\ r'⌒`⌒ヽ /)″ ノ
( (_ヾヽ ( (,,(`"),,,,,) /)″
( ( ヾ <ヽd `ー´)> /ヾ)
し し//( / ^ヽ、´,,)~i|ノヾヾ
ゞ し///ヽ, 〉 へ, |ヾ″
(\ ,し(///,( i / / | ヾ″ ゞ
\) (/,(/ / / ノヾ/″ 丿
( | rー、__/ | ノ し″
`ー'(__)_) ※画像はイメージです
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
........::::::::::::::./ ∧_∧ \::::::::::::............
........::::::::::::::::/. ( ・∀・ ) ~ \:::::::::::::.............
.........::::::::::::::: 〜〜〜 ヽノ(つ|l|と)〜〜〜~:::::::::::::::::................
................:::.::::::::::::: パタン :::::::::::::::::................
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そして、無駄な事と思いながらも
片時として忘れた事の無い約束を、今――。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌────────────
│…俺、
│一寸出掛けて来るよ。
└───────y────
┌─────────────
│おう、
│昼飯までには帰って来いよ?
└───y─────────
キョウモ チャーハン
/巛 》ヽ
ヾノ"~^ヽ,^ ワカッテル
リ ´∀`) イッテラッシャーイ ∧_∧
ソ⊃ とiー'ヽ旦 _ '´=ixヽ ('(・∀・ )
ハ ̄  ̄ ̄/  ̄ ̄ ヽ丶 /!! リノ))) ヽ 俺 |)
/ ヽ _ \/ 人 ゚ヮ)っ 人 Y
/ ヽ~ \ っ"" " し (_)
〜〜〜〜ヽノ〜〜〜〜〜〜~
___
ノ_人
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_______________/
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|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|| _レ''
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|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|| .|r- _ (_) |ヽ
|::::::::::::::::::::::::: ::: :::: ::|| .|| - __ ヾ |ゝ-__
|::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ || || - ____
|::::::::::::::::::::::: ( ・).__|| || || |
|:::::::::::::::::::::: ( O つ \ || || |
|:::::::::::::::::: ││ │ \|| || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (__(__) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
o
〜 O 〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( …やっぱ忘れてんのかな )
( アイツ……。 )
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┌──────────
│…なあ、ばすたぁ。
│今日はね……。
└───y──────
ドウセ アイツノコトダシ …パタン…>
/巛 》ヽ
ヾノ"~^ヽ,^
リ ´ー`) パパ ドコイクノカナァ ?
ソ⊃ とiー'ヽ旦 _ '´=ixヽ
ハ ̄  ̄ ̄/  ̄ ̄ ヽ丶 /!! リノ)))
/ ヽ _ \ / 人 ゚ヮ)っ
/ ヽ~ \ っ"" "
〜〜〜〜ヽノ〜〜〜〜〜〜~
___
ノ_人
ゞ:ヾゞ゛;ヾ;ゞ ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ヾ:ヾゞヾ., .ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ ’‘
,,ゞ.ヾ\\ ゞヾ:ゞヾ ノノ ゞヾ . ゞヾ ゞヾ .ゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ
ゞヾ ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.y.ノヾゞ..ヾ .ゞ,'ヾ ゞヾゞ ;ゞヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞ;ゞゞヾゞ;
ゞヾゞ;ゞゞヾゞ;ゞiiiiii;;;;::::: イ.ヾゞ, .,; ゞヾゞ___// ;ゞ ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ
ゞヾ ゞ;ゞ iiiiii;;;;;::::: :)_/ヽ,.ゞ:,,ヾゞヾゞ__;::/ ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ .\
ゞヾゞ;ゞ iiiiii;;;;::::: :|;:/ _ヾ;ゞゞ;ゞ___ヾゞ____ ’‘ \
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, | |ii,iiiiiii;;;;;;::: ::| ` |ノゞ. , | |,| ┼┼ |,|
’‘ | ,|iiii;iiii;;;;:;_ _: :| 、'' ゞゞ . />/\ .全 | |,| イ ヒ . |,|
| |iiiiiii;;;;;;((●)::|. |ミゞゞ。oo。 。 // ||<二 川 | |,| ブルー |,|
| |iiiiiiii;;ii;;;;;;~~~:|` |ミ ∽o8o/。/゜ || ノノリ|| | |,| コスモス |,|
| |iiiiii;iii;;;;i;;:: :: ::| ` | .} .|゚∵/゜ .|| ij..| |,| アリマス |,|
| |iii;;iiiii;::;:;;;;::: :::| | [] []⌒⌒7 □. [ ∧_∧. .,^.; i:;:.
,,.,.. ,..M|M|iMiiii;;ii:i;;:;i:i;;:;ヘヘ|゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ( ・∀),.::i.^;:
wwjijiwji ( づヽ^^/
人 ヽノV
(__(__)
僕らは きっと待ってる
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| | " " ;ヾ ;ヾ ;";ヾ ;ヾ ;" ";ヾ ;" ;ヾ ;ヾ 〃 ";ヾヾ ;ヾ " " ; ; ; ;ヾ ;ヾ"; .| |
| | "ヾ ; " ;;"ヾ;"〃 ";ヾ ;ヾ ;ヾ ; ;ヾ" ;ヾ" ;ヾ ;ヾ ;;ヾ ;../ ;ヾ ;" ; .| |
| |" ";ヾ ;ヾ ;;"ヾ ;ヾ;"ヾ; " ;ヾ ;ヾ;_" ; ;";ヾ ;;"ヾ ; ;"// ;ヾヾ ;ヾ ";"; ;;"ヾ ; | |
| | " ヾ ;ヾ ヾヾ ;ヾ ;ヾ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ; ;" ; ./; " ";. ; ;ヾ ;ヾ ;"| |
| | ;"";""; " " ; ; " ; ;" | May everybody .| ";ヾ ;;ヾ ;; " "ヾ; ;";ヾ ;;" .| |
| | ";" ";" | can survive | ;ヾ;" ; ;;"ヾ ;ヾ;" " " | |
| | ";" /巛 》ヽ,.|________| " | |
| |"〃⌒`⌒ヽ ∧_∧ ヾノ"~^ヽ, ,. '" ´ ~ || | γ`'`"ヽ、 `´~^`丶 〃⌒`⌒ヽ | |
| | i ((`')从ノ(; ・∀・)')(∀` リ i |_i_/|.|| | | 彡《从ノヽ》 从 λ γ`i ir ∧\ヾリ | |
| | i,ゝ゚ー゚ノリ ( つ俺ノ⊂ ⊂ノ L.」 ゚ Д゚ノ|| | ('リツ´ー`ノ゙゙) (・д・ζ τ('(`ー´Vヾ .| |
| | (.つ◯0) 人 Y ( ヽノ .( つ .Φ / ノヽ / (/ ト) ヽ |) | |
| |,,.,| | .| ,,,., し (_) ,,,.し( __) ,,.,...| | | / 人 ) (⌒)),,,、.| .| 、,,.,,.,、.| | | | |
| |;;:.(__)_) ;;. : ;: (_.)__)::;;: ; :;:; (,__,ノ"´´ U~U ::;;: (_(_) ''| |
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君とまた会える日々を
ヾ ; ;";;/" ; ;ヾ ;ヾ "" ヾ; ,',;: :ゞヾヾ ; ;ゞ ;;ゞ ;" ; ; "
"ゞ,',;:ゞヾゞ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ ` " ヾ; ;メ ; ;ヾ; ;ヾ; ;メヾ ;;; ;""
"ゞ ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.;ゞ;; ; ヾ ;ゞ ゞ;ゞヾ.:;ゞ ;ヾ ;, ; ヾ; ;ゞ;, ; ヾ; ;ゞ
ヾ ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.:;ゞ ;ヾ "" ヾ; ;メ ; ; ヾ ;ゞ ;ゞ "; ;ゞ ;" ; ; ゞ ; ;ヾ ;""
;,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ,',;:ゞヾゞ;ゞ;メヾ ヾ; ;メ ;ゞ;メヾ ヾ;"ゞ,',;:ゞヾゞ; ;ヾ "; ;ヾ ; ;ゞ ;ヾ ;"" `
,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ` ` ; ヾ.;ヾ ゞ:ヾゞ "ヾゞ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ゞ ;ヾ ;""
.ヾ\\ ゞヾ:ゞヾ ノノ ゞ.ヾ;ゞ :ゞ;ヾ; ;ヾ "; ; ゞヾ .;ゞヾ;ゞゞ;ゞ ; ; ; ゞ"ゞ,',;:ゞヾゞ ;ゞヾ ;""
ゞヾ ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.y.ノヾゞ || :ゞヾゞ ,,.ゞヾ::ヾ ゞ\ :ゞヾヾ ; ;ゞ ; "; ; ゞ゛; ; ゞ:ヾ
ゞヾゞ;ゞゞヾゞ;ゞ, .,; ゞゞ|| / .: ; ;ヾヾゞ ; ヾ ;ゞ ゞヾゞ;ゞゞヾゞ;ゞ, .,; ;;ヾ ; ; ヾ ;ゞ";;ヾ ;ヾ ;""
ゞヾゞ;ゞ|ノ::ゞヾゞ:ヾ||/ .:: \゛;ゞ ;". ゛;ゞ ;" "ゝゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ;ゞ ; "; ; ゞ゛; ; ゞ ;ゞ
ヾ ゞ|;l| |l||'ヽ,.ゞ:,,ヾ /::. .,.,^ ∧_∧ ;ヾ ;" ". .ゞヾヾ ,,.ゞヾヾ ; ;ゞ ; "; ; ゞ゛; ; ゞ ;ゞ
;ゞヾ; ゞ |;l!l| | |::| 丿:. ..:i:.i,( ) ;" "ゝ. ヾ ;"; "i "; ;ヾ; ;ヾ ゞゞ ; ;ヾ ;""
|l!l| |l| |::| / ..." ヽと( O ) ;ヾ"ゝゞ ; ; ; ゞ ; ;ゞヾ .;ゞヾ;ゞゞ;ゞ
" |;l!l| l| |::|ミ ::: V | ヽ(⌒) \|:: | .; ゞ ; ゝ|:::::::;;;ヾ ;;ヾ ;ヾ ;""
.|;l!l| |l| |:: |/ :.. .(_ ) ミ. iii;;; :::::
|;l!l| |l| / :.. .::` ..: ヽ. iiii;;; :::::
|il|| lll| / :: ::: ミ iiiii;;; ::::: "
|ill|| l|ll ミ ::::... .:: .:: \||iiii;;;;::::
さくら並木の道の上で
` " " ∧_∧ /_
('(・∀・* ) ヽ
.ヽ 俺 ヾ
" " " "ヾ ;ヾ ;ヾ;" ;;" ;"ヾ __ ;;" ";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;ヾ ;ヾ" ; / "; ;ヾ ; ;ヾ ;"
" " ;ヾ ;ヾ ;";ヾ ;ヾ ;" ";ヾ ;" ;ヾ ;ヾ 〃 ";ヾヾ ;ヾ " " ; ; ; ;ヾ ;ヾ";
"ヾ ; " ;;"ヾ;"〃 ";ヾ ;ヾ ;ヾ ; ;ヾ" ;ヾ" ;ヾ ;ヾ ;;ヾ ;../ ;ヾ ;" ;
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" ヾ ;ヾ ヾヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ./; " ";. ; ;ヾ ;ヾ ;" ;
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∧_∧
ε= (・ー・ )
/ 俺 .)
手を振り 叫ぶよ
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:::: :. γ`'`"ヽ、 .. ..:::... ... ....:..:..:.:::.:. 〃⌒`⌒ヽ ....: . . ::... .... .:.........:..:.:::::::::::::::::::::::::::::
:::... 彡《从ノヽ》 .:. .:.. ∧_∧ ....:. ir ∧\ヾリ .. ..:::... .. `´~^`丶 .......... ....:..:.:::: :::::::
:::.. リツ´ー`∩ . :... /つд;) ((⊂(`ワ´Vヾ ..:.:. .. 从 λ γ` ... ... .... :::::: :::::: :::
:::..⊂/ ,ノ :...:.. ヾ 俺と) .:. .:.. \ ) ..:..:.:... (・д・ζ τ ..... ...:.: :::: :::: :: :
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幵.;:;:.;:.;.; :;..;.; .;.:;.; ;..;.;:.:.;:. ;...;.;. ,.. .. . . .. .. . . .. .:,; ;.,:,.,.゙゙"''ー-、;;:;,;;,;,:,.,.,.;..;.;, .. :.: . :. :.
どんなに苦しい時も 君は笑っているから
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∧_∧
__( ・∀・)__
|__(つ .俺 )_| "~"""
~"~" l\ ゝ⌒)⌒) \
/ 巛 》ヽ | ̄ ̄ 'J 'J ̄ ̄| ~"~""""~
ヾノ"~^ヽ〃つ ~ ~ "" 'ixi=ヽ ~ " 〃⌒`⌒ヽ
リ ´∀`)/ (((ヽヽリ !! __|__|,_i_/| i ∩ヽヽ_ ヽ目/
( つ / ~" "" ~ ('(ヮ゚* 人 丶 \ i (゚/Д゚ L」 ⌒⊃ 〔甘゚0 ]
| I⌒l |と )|| " "" "~ \ б目⊂_γ´ (⊂ )
| (__) ~" " .l_ヽ> \ (___)\
(__) ヽι'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ
__ υ ..:. ::::,;
`ヽ ::::::,;
....:::::::,,:'
:、 ..::.::::::::::::: ;
霞みゆく景色の中に
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\| (___`ヽ、
| \ \
♪ ♪ ♪ . | \ 〉
♪〃⌒`⌒ヽ '" ´ ~ `,ヽ γ `'~`"ヽ、 〃⌒`⌒ヽ /巛 》ヽ ・д・ | ♪ \ /
i (`')从 ノ i |,_i_/|__| 彡《从ノヽ》 ir ∧\ヾリ ♪ ヾノ"~^ヽ, | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ
♪ ,,ゝ´Д`)i L.」゚/Д゚)」 ♪ リツ´ー`ノ,目ヾv `ワ´V リ*´∀`) ┏ _匚______ζ--ー―ーrー
(つヘと) (つ\φ) (つ[|lllll]) || ♪(つ∞> つ (△ -と) ..┳┳ (__‖ || .||
♪ | l \> ♪ | IエエエI | ( 〈 || ( ( ( ♪ | ( 〈 ┃┃ 、 ‖ ◎ ||
(_,)_) (_,ノ ∧_∧ (_(_,).. || (_(__) (_(_,) ◎ .◎
( ・∀・)_ / 〜♪
(_つY:)__ノつ
∠/^ /〉 ~〉
(__)(_)
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あの日の唄が聴こえる
ヾ.: ; ;ヾ ; ; :ヾゞヾ., .ゞヾ;ゞヾ;;;
; ;ヾ ; ;ゞ ;" "ゞ; ; ; ゞ゛;ゞ:.; ;ヾ ; ;ゞ ;
ゞ:ヾヾ.: ; ;ヾ ; ; :ヾゞヾ., .ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ ` `
,,ヾ ;";ヾ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ "ゞ;ゞ `
; ;ゞ ;" ;ヾ ; ;";ヾ; ;"/" ; ;ヾ ;ヾ "" ゛;"; ゞ:. ゛ ` ` ` `
" ;ヾヾ ; ; ヾ ;ゞゞ; ;ゞ ;"//"ゞ ; ;"/" ヾ ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; `
ゞヾ;ヾゞ:ヾ ゞ:.y.ノノゞ ; ;ヾ ; ;ゞ ;" "ゞ; ; ; ゞ゛; ;ゞゞ ` `
ゞ:.y.ノゞ ; ;ヾ ; ;ゞ ;" "ゞ; ; ; ゞ゛;;ヾ ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ;;; "ゞ;ヾ; ` ` `
ゞ:.y.ノゞ ; ;ヾ ; ;ゞ;; ;" "ゞ; ; ; ゞ゛;ゞ:.y.ノゞ ; ;ヾ ; ;ゞ ;" "ゞ; ; ; ゞ゛; ` `
:ゞ:.y.ノゞ ; ;ヾ ; ;:_/ゞ ;" "ゞ; ; ; ゞ゛;ゞ:.y.ノゞ ; ;ヾ ; ;ゞ ;""ゞ; ` `
"ゞ ; ;";;;;""ゞヾ:;;_;/"ゞ ; ;"/" ヾ ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ` ` `
;;;;;; ; ;ゞ;;ノ;ノ″ ` ` ` ` ` ` ` `
:;;; ;;;;.....:::/ `
;....;;;::::;i;..ii| ` ` ` ` `
:::: ;;;..;.ii:i'i, ` ` `
::..;;;.::.. :ii|ii `
さくら さくら 今、咲き誇る
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〃⌒`⌒ヽ _____
i ((`')从ノ.|゚ ^~_ ゚|
i,ゝ;゚ー゚ノリ.| ヽ ^ ヽーi|
( つ つ|。 `'^~'^~。|
│ ││  ̄ ̄ ̄ ̄ / ⌒`⌒ヽ
|_ .(__)_) r゚' |__/|_,| i
/ _____( =) i(Д゚ L」
/ / ヽ とニつ)丶`´~^`丶
/ l.ニニニニニニニ.l / ヽ _.ノ从 λ γ`i
ヽ'/ _||_ (__し'\(д・ ζ τ
γ`'`"ヽ、 〃⌒`⌒ヽ ヽ | ⊂ )
彡《从ノヽ》 ir ∧\ヾリ / r‐.ノ
リツ*´ーノ')('(ワ´*Vヾ しし\ \
( つ ノ ヽ と ) ミ
( ヽノ ゝ ヽ ノ ∧_∧ |||
し( __) (__ / | .( #・∀・) |||
(__) と 俺 ) 人 巛 》ヽ
/⌒\_O_ 彡 < >"~^ヽ∩
 ̄ ̄ ̄(__)J V(;´∀`)/
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刹那に散りゆく 運命と知って
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:::: ... r`'~`"ヽ、 .:::... ... ....:..:..:.:::... ir ∧\ヾリ . . ::... .... .:.........:..:.:::::::::::::::::::::::::::
:::...:.. 彡《从ノヽ》 :. .:. ::..::: :.....: .... ('(ワ´ Vヾ .... `´~^`丶 .......... ....:..:.:::: :::::::
:::.. .... リツ ´ーノ . :... ∧_∧ ....:. ヽ ヽ,ヽ .. 从 λ γ`i ... ... .... :::::: ::::::
:::.. . . ( ニつ .:.( ・д・ )..:... .. ) ((⌒)ヽJ (д・ ζ τ ..... ...:.: :::: :::: ::
::::... ... \ ヽ 〉 ...:. (つ(O))..::... (,__,ノ ゙`` ...::.: し ⊃ :.. ............:..:.:::::::::::::
:. ..:: .. .. ヾ__) ..:.: | |レ'' | :: :: ::::....... ::....: ::: :... .. し''‐' ... ......:.: :.::: ::::::::::::::: :
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幵.;:;:.;:.;.; :;..;.; .;.:;.; ;..;.;:.:.;:. ;...;.;. ,.. .. . . .. .. . . .. .:,; ;.,:,.,.゙゙"''ー-、;;:;,;;,;,:,.,.,.;..;.;, .. :.: . :. :
さらば友よ 旅立ちの刻
.ゞ゛ヾ;ゞ ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ヾ:ヾゞヾ., .ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ ` "
.\\ ゞヾ:ゞヾ ノノ ゞヾ . ゞヾ ゞヾ .ゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ `
,.ヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.y.ノヾゞ..ヾ .ゞ,'ヾ ゞヾゞ ;ゞヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞ;ゞゞヾゞ; `
ゞヾゞ;ゞiiiiii;;;;::::: イ.ヾゞ, .,; ゞヾゞ___// ;ゞ ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ `
ゞ .;ゞ iiiiii;;;;;::::: :)_/ヽ,.ゞ:,,ヾゞヾゞ__;::/ ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ
ゞ.ゞ. iiiiii;;;;::::: :|;:/ ヾ;ゞゞ;ゞ ヾゞ , `
;ゞ ゞ |iiiiii;;;;::: : |:/ ヾゞ `
.|iiiii;;;;;::::: ::| ` ` "
" |iiiiiiii;;;;;;::: :| ` " ` ` ,
` ,|i;iiiiiii;;;;;;::: :| ` ` ` ` ` `
|ii,iiiiiii;;;;;;::: ::| ` ,
,|iiii;iiii;;;;:;_ _: :| ` " `,
` |iiiiiii;;;;;;((,,,)::.::| " `
|iiiiiiii;;ii;;~ .,^.; :;. ∧_∧
, |iiiiii;iii;;;;; .:i:.i,.::i.; ( )
|iii;;iiiii;::;:;; ヽ^^/. と O )
,.M|iMiiii;;ii:i;;:;i:i; Vヘ (_つ___つ ,.......,.. ,..,,,.,..,,,.,.. ,...,.. ,.
"""''''``'‐、,..,,
変わらないその想いを 今
ゞヾ ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.y.ノヾゞ..ヾ .ゞ,'ヾ ゞヾゞ ;ゞヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞ;ゞゞヾゞ;
ゞヾゞ;ゞゞヾゞ;ゞiiiiii;;;;::::: イ.ヾゞ, .,; ゞヾゞ___// ;ゞ ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ
ゞヾ ゞ;ゞ iiiiii;;;;;::::: :)_/ヽ,.ゞ:,,ヾゞヾゞ__;::/ ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ .\
ゞヾゞ;ゞ iiiiii;;;;::::: :|;:/ _ヾ;ゞゞ;ゞ___ヾゞ____ ’‘ \
ヾ;ゞゞヾ;ゞゞ |iiiiii;;;;::: : |:/ ヾゞ | フラワーショップ KAMEN | ,‘ \
ヾ[ニニエニ|iiiii;;;;;::::: ::|エニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニ]
, | ,|i;iiiiiii;;;;;;::: :|. ` | , | |,| |,|
, | |ii,iiiiiii;;;;;;::: ::| ` |ノゞ. , | |,| ┼┼ |,|
’‘ | ,|iiii;iiii;;;;:;_ _: :|⌒~">、 ゞ . />/\ 全| |,| イ ヒ . |,|
| |iiiiiii;;;;;;((●)::|vヘ;)ν) ゞ。oo。 。 // ||<二 川 | |,| ブルー |,|
| |iiiiiiii;;ii;;;;;;~~~:|<::>|<:>〉 o8o/。/゜ || ノノリ|| | |,| コスモス |,|
| |iiiiii;iii;;;;i;;:: :: ::|、ーノξ .|゚∵/゜ . || ij..| |,| アリマス |,|
| |iii;;iiiii;::;:;;;;::: ⊂ノ | [] []⌒⌒7 □. □| |,|___|,|
,,.,.. ,..M|M|iMiiii;;ii:i;;:;i:i;;:;ヘヘ|゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ‐=≡
wwjijiwji ‐=≡ '" ´ ~ `,ヽ,、
‐=≡ i |,_i_/|くゝ'フ
‐=≡ L.」;゚/Д)゙T
⌒`) ‐=≡ / つ _つノ
;;;⌒`) ‐=≡ 人 Y
;;⌒`)⌒`)‐=≡ し'(_)
"
/':ヽ:, "
/:ヽ /' ::.:ヽ
"/ ::::ヽ/' ::::ヽ "
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" ,:'゙ ::::.;:、,
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: ::::::::,,:'
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丶:.,_ .::.::::::::::::: ;゙
゙"'' .:.::::::::::::::: ;
;' .::::::::ヽ " "
.; 奄 ...:.:: .. `、
:' : "
; ;
今なら言えるだろうか 偽りのない言葉
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
;"( ( )彡《从ノヽ》 ッ:ェ ) | l | ) ( . .|\ (
;" ) '" ´~ `,ヽ ) ( リツ´ー`ノ ./>^ 〃⌒`⌒ヽ ( ( |_l__| ( ) ⌒`⌒ヽ | \ )
ゞ( i |,_i_/|__| ( ) ( ,ι< O´ ir ∧\ヾリ ) ) ヾノ"~^ヽ ) ( ,γ从 λ | (
;; ) L.」゚ Д゚)」 ) ( lヽξゝ (`ワ´Vヾ ( ( リ*´∀`) ( )ζ ・д・) | )
ヾ( ハつ V ハ ( ) ゝ,_;ソ θ、⊂ ) ) ) / |: ヾ ノ ( ( iつ| ̄ ̄! ̄ ̄ (
; ; ) |____:|__7 ノ ヽ ∪ ヽ) ノ⊂二(\/ ( ヽ_コつ━ゝ ̄ ノ ) .( 匚__ζ-- ノ
"ゞヽ(__)_) ノ 〜〜〜〜ノ ) し \|/ノ 〜〜〜〜ノ ヽ〓JJ .‖ ◎ ノ
ヾ ; 〜〜〜〜ノ γ`'`"ヽ、 ` ヽ . ./| ノ /巛 》ヽ 〜〜〜〜〜ノ
Il;: | '" ´~ `,ヽ 彡《从ノヽ》 " 〃⌒`⌒ヽ 〜〜 ヾノ"~^ヽ, "
|!;; | i |,_i_/|_| リツ´ー`ノ ir ∧\ヾリ ∧_∧ ('(∀`*リ゙゙) `´~^`丶 〃⌒`⌒ヽ
|!;; | L.」*゚ Д)」゙) G( こつ ('(`ワ´Vヾ ('(・∀・*) ヽ / 从 λ γ`i ( (`')从ノ
II;; | ( ⊃ .)ノ (_,\ \ ヽ ヽ,ヽ ヽ ⊂. ) ) (⌒)) (・д・ζ∩τi(゚ー゚ く,i
从 ゝ(__ へ _),,.,,.、,,,.,,,,. (___),,,.,, ゝ⌒ .ノヽ つ,,,,.,, /⌒/⌒ノ,..,... (,__,ノ (| ノ O○と )
"""";;.. (_);;.. ;;.. ::; (_/ / ;;..;;.. . (__,(_ ) ;;.. """'""'.'と-、O"''''`` (⌒)(⌒)'''``'‐
輝ける君の未来を願う 本当の言葉
"ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ ` ( ⌒⌒ ( ⌒)
"ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ ` " ( ⌒ ) " ⌒⌒⌒
ヾ ; ;";;/" ; ;ヾ ;ヾ ""
; "i "; ;ヾ; ;ヾ; ;メヾ ` ` ` ` ,
ii;, メソ ヾ; ;ゞ " ` ` ` ` ` ` `
|i;, |ソ " ` `
Il;: | " "
|!;; | ` " ∧_∧
|!;; | " (・∀- )
II;; | ( 俺 ヽヽ
从 ゝ,, .、,,,., , , ,,.、 ,, .,..,. ,.、,... ,,.、, ,,. ,,. /⌒/⌒ノヽ⊃..,... ,,.,,.、
"""";;.. ;;.. ;;.. ::; ;;..;;.. (__,(_ ) ;;.. """'""'.'"""''''`` ''''
;;: ;;. : ;: ;;. ::;;: ;;..: :;:; ::;;:'''"''"'=-....,.,
;;: ;;... ::;;: ; ; ..: :; ;: ;;.. ::;;: ; ; ..: :; : ; : ;;.. ::;; :
移りゆく 街はまるで
" ("⌒゙~⌒゙⌒)
("⌒~⌒゙⌒) ゙ー'ー'ーー"
゙ー"ーー''"
"
" ("⌒゙~⌒゙⌒) /':ヽ:,
゙ー'ー'ーー" /:ヽ /' ::.:ヽ
" / :::ヽ'''" :::::::::ヽ
" ,/ :::::::ヾ ...::::::::::::::'; "
. ,:'゙ ...:::::::::::::::::::::::.;:、,
_ __ ___ ,:゙ ..."::::::::::::::::::::::::::.;;
._|_」| |ロロロ|_| .|」」」| ,,, ,,,, _| ; ...::::::::::::::::::::::::::::::::,;:
|`lロロロ|| |ロロロ|_|_.|」」」|_,,";;;`,,";;;`,_ __ |`l. : ...:::::::::::::::::::::::,,:'
| :lロロロ|| |ロロロ||[![![!|!」」|_|;;;;!!;;ミ;;!!;;;ミロ| ̄ ̄| ̄| ||ロロロロ|| :. ; .......::::::::::::::::::::,,: "
| :lロロロ|| |ロロロ||[![![!|!」」|ロロロ|||―.|||!ロロ| ̄||「「「「「..!ロロロロ|| :lロ.丶:.,_ ...::.::.:::::::::::::::: ;゙
,, ,、, ,, ,, ,、,,, , ,、,, ,,,,、,,,, ,、, ,,, ,,,、 ,, ,,,、 ,, ,、,, ,,,、,,, ,, , ,,, ゙"''...::.:.:::::::::::::::::: ;
;' ...::::::.::::::::::::ヽ "
" .; ...:::::::::::::::::::.`、
:' ...:::::::::::::::::::ヽ
僕らを急かすように
` - 、
,. ':'
'ー‐'
;;'゙'"゙'; ;;'゙"'';`、
,;' .::.;; ' ;; ::;;
,; .:::;; ';; .::.;;
さくら さくら
,,ゞ.ヾ\\ ゞヾ:ゞヾ ノノ ゞヾ . ゞヾ ゞヾ .ゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ `
ゞヾ ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.y.ノヾゞ..ヾ .ゞ,'ヾ ゞヾゞ ;ゞヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞ;ゞゞヾゞ; `
ゞヾゞ;ゞゞヾゞ;ゞiiiiii;;;;::::: イ.ヾゞ, .,; ゞヾゞ___// ;ゞ ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ `
ゞヾ ゞ;ゞ iiiiii;;;;;::::: :)_/ヽ,.ゞ:,,ヾゞヾゞ__;::/ ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ
ゞヾゞ;ゞ iiiiii;;;;::::: :|;:/ ヾ;ゞゞ;ゞ ヾゞ , `
ヾ;ゞゞヾ;ゞゞ |iiiiii;;;;::: : |:/ ヾゞ `
ヾ |iiiii;;;;;::::: ::| ` ` `
` |iiiiiiii;;;;;;::: :| ` ` ` ` ,
` ,|i;iiiiiii;;;;;;::: :| ` ` ` ` ` ` `
` |ii,iiiiiii;;;;;;::: ::| ` ,
,|iiii;iiii;;;;:;_ _: :| ` ` `,
` |iiiiiii;;;;;;((,,,)::.::| .` ` ∧_∧
` |iiiiiiii;;ii;;;;;;~~~:|` (∀- ) `
, |iiiiii;iii;;;;i;;:: :: ::|. ` (俺 と) ` ,
` |iii;;iiiii;::;:;;;;::: :::| ` ` | | |
,,.,.. ,..M|M|iMiiii;;ii:i;;:;i:i;;:;ヘヘ ,.,..., ,.,,,.,,......,....(_(__),,,.,..,,,.,.. ,..
"""''''``'‐、,..,,
``'‐、
ただ 舞い落ちる
" ⌒
⌒) "
⌒⌒ `
` ;ヾ ;ヾ ; ""ヾ ;ヾ ;ヾ ;"ヾ ;
" " ;"; "ヾ ;" " ;ヾ "; ヾ ;ヾ ;;;ヾ
;"ヾ; ;"ヾ ;";ヾ " ;ヾ ; ;ヾ" ;"ヾ ;" ;ヾ "
" ;"ヾ ;"ヾ " ;"; "ヾ ;" " ;ヾ "; ヾ ;ヾ ;;;ヾ ";;;ヾ";""
;ヾ ;ヾ ;";ヾ;" ;ヾ ;ヾ ; ""ヾ ;ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;ヾ ;ヾ ;;: ` `
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ 从 \ 从
γ`'`"ヽ、 / 从 \ 从 从
彡《从ノヽ》 / 〃⌒`⌒ヽ \ .:::::::: l二] / `´~^`丶::: l::::::::.. 从
( ̄ 〔 ̄ リツ|li´ーノ⊃/ ir ∧\ヾリ \ / || γ 从 λ γ`i ヽ
( ̄L,. - .;,: ─ ⊃ / 从 (Д´; Vヾ \.::::::|ロロlL 从 (・д・;ζ τ 从。.゚|:::
;:*,.+;: / 从¶ ¶と⌒ ヽ 从 \ \|\ / と¶ T0 /|/
;:;:`;:;:,.~ / _l二二从l__ \ 从|_/ ̄ ̄ ̄\_|从
~ / 从 \ ゚ ゚ ゚ 从
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
いつか 生まれ変わる
連投支援
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\_人__人_从__人__人__人__从__人__人__从人__人__从__人__人__从人__/
≫ ≪
< 从 | 从 >
≫.:::::: l二] '" ´~ `,ヽ::: .l:: .| .:::::: /巛 》ヽ::: l::::::. ≪
< / || i |,_i_/|__| | / Σ ヾノ"~^ヽ, |::: >
≫:::|ロロlL L.」;゚/Д゚)」 彡 .゚|::: | .::::|ロロl [ニ](Д`; リ 彡 。.゚|::: ≪
< \|\ / と¶ T0 /|/ | \|\ / L_(G¶ |¶と) /|/ >
≫ \|_/ ̄ ̄ ̄\_|/ . ..| \|_/ ̄ ̄ ̄\_|/ ≪
< ゚ ゚ ゚ ゚ | ゚ ゚ ゚ ゚ >
<─────────────┼───────────── >
< 从 | 从 >
≫ .:::::::: l二] 〃⌒`⌒ヽ | ゚ ∧_∧ ゚ 。 l::::::::.. ≪
< / || i ((`')从ノ. | Σ ('(Д・。゚ ) |:::ロロ >
≫ :::::|ロロlL i,ゝ;゚Д゚ノリ | ¶ ¶と⌒ ヽ ミ |::: ≪
< \|\ / / つ¶ ¶0 | _l二二二l__ /:::: >
≫ \|_ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ≪
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瞬間を信じ
/:ヽ
/;;ヽ / ::;ヽ
/::::;;ヽ ;; / ::::::; ヽ
/ .;; ...:::.'''""'''ヽ: ::::::::;ヾ
".. . ..:::: ::::.;`:
.,,:' : :::::.;:、
;.:: ::::::.;;`:
;: ..::::::;;
;′ .,___., ●。 :::::,;
丶 ''"´`:、 ゚ ::::::,;
。 ,:' 、. . ) (⌒ヽ .....::::::::,,:'
゚ / /.:、 .::.:::::::::::::::: ;
::..゙`゛` ..::::::::ヽ
,;′ イ 大 ...:.:.:: .. `、
│ 申
ι
泣くな友よ 今 惜別の時
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γ`'`"ヽ、
彡《从ヽ》
リツ´ー`ノ
"∪ ∪ヽ
ir ∧\ヾリ
(`ワ´Vヾ
( とヽ_)
|ゝ"/⌒ノ ̄ ̄|
. _______ (_,(_ ) |
(⌒⌒⌒) | / Grate Tya-han / |[] . |
| l | |_l___l___i_,,.______i_,,___ |_____.| 〃⌒`⌒ヽ
|_l___| ∬ ∬ | | ( (`')从ノ
ヾノ"~^ヽ / ⌒ ∵。∴;.⌒ヽ | | ('i(ー゚ ;く,i
リ ;´∀`) // _:゚∵・∴| i ∧_∧ `´~^`丶 ヽ
/ |: ヾ i(゚∀゚♯L」 (・∀・*) 从 λ γ`i J
((_(__コつ━ゝ ̄ ̄ノ (二つ二ノ (二つ ノ (・д・ζτ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∪ ̄∪ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
飾らないあの笑顔で さあ
"ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ; ;ゞ;" "ゞ ; ; ; ゞ ;";";ヾ; ;"/" ; ;ヾ ;ヾ;ヾ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ..::: ヮ :::...
ヾ ; ;";;/" ; ;ヾ ;ヾ " ヾゝゞ'; ;,." ;ヾ ; ;";ヾ; ;"/" ; ;ヾ ;ヾ;ヾ ; ;ヾ ; ; ヾヾ ; ; ヾ ;ゞ
; "i "; ;ヾ; ;ヾ; ;メヾ ` ゞ:ヾゞ゛;ヾ;ゞ ',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ..:ゞ ; ;ヾ ; ;
ii;, メソ ヾ; ;ゞ "` ; ;ヾ; ;,ヾ ;"; " "; ;ヾ; ;ヾ; ;ヾ " ;ヾ; ;ゞ ;" ;..::: д :::..."ゞ ; ; ; ゞ; ;ヾ
|i;, |ソ "; ;ゞ ;" "ゞ ; ;ゞ; ;;; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ" ;ヾ ; ;";ヾ; ;"..::: ー :::...
Il;: | " ',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ;" "ゞ ; ;;ヾヾ ; ;";ヾ; ;" ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ; ;ゞゞ; ;ゞ ;"
|!;; | ` ;"/" ; ;ヾ ;ヾ;ヾ "/" ; ;ヾ ;ヾ;ヾ ; ;ゞヾゞヾゞ;ゞii'';;::ゞ''ヾ
II;; <<⌒) ヾ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ" ;ヾ ; ;; ;"ii ;i;;;;:::::
从 (ャ とヽ,..., ,.,,,.,,......,.. ` ''" ヾ; ;"/" ; ;ヾ ;ヾ\ii.:iii ;;;;;::: :
"" / / ノ """'""'.'.,,,.,,... ` ;ヾヾ ; ;";ヾ; ;" ; ; ;ゞ "|iii ;;i;;;;::: :
'‐'‐‐' ;;: ` : ;: """'"..., ,.,,,., ヾ ゝ))iii; ;; ;;:::
;;: ;;.. ;;: ; ; `"""'"',.,,,.,,......,.." |ii i; ;;;;:::,
;;: : ;: ;;. : ` ;: ; ; ""::;;:'''"''"'=-....,., ,|i;i ii;;; ;:: , ,、
" ::: ::: ::: / ⌒`⌒ヽ くゝ'フ
;;: : ;: ;;. : ;: : ;: ;;. : ;: |_,| i ゙T
::: ::: :: ::: ::: : ( L__i_|,」つノ
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. ::;;: ; ; " ... ( O ) ; / 人 /\]\ " ::;;:'''" "
、,,、.,, ,., ,,.、 ,.,、. .,、 ,. ,,,.,、.,.││ │.,,,,,.,、.,、.,/ 人 /\]\,,、.,....,.,、.、,,.,,.,、.,,,、 ────
;;: : ;: ;;. : ;: ;;..(__(__) ::;;: ;;..: :;:; ::;;:'''"''"'=-....,.,
さくら さくら いざ舞い上がれ
;;;; ,,, 、、 ,i' :;;::.,,: 丶;;:;;:
ヾヾ ` ゞ ```
ゞゝ;;;ヾ :::,r' ` ` i、;;;ヽ;;; ヾ;;;
i;;;::::′~^ ` ` ;;; ″~ ~
ii;;::iヽ / γ `'~`"ヽ、 ` ゞ:,,,:: ヾ 〃::;:
iii;::i ` 彡《从ノヽ》 〃⌒`⌒ヽ `´~^`丶 iii;;;;::: :: ` `
iii;;::i (゙゙丶ツ´ー`ノ') ir ∧\ヾリ 从 λ γ`i i;;;;::: ::
iiiii; (( \ / )) ('(`ワ´Vヾ (・д・ζ∩τ;::: ::
iii.,ii;;:i, ((⌒) ( ヽ .ヽヽ (| ,ノ iii;;;;::: :::
iiiii゚i;;:i ``゙ヽ,__,) ` / ノヽJ ` | | iiiii;;; :::::
iiiiiii;;::i / ヽ し`J ||iiii;;;;::::
iiiiiii;;::::ヽ;;,,';;"''";""~" .(___)(_ )"`~"';;,,, /iiiiii;;;;o;;;
iiiiiii;;::;';;" `;;/i:ii iii;;;;;::::
永遠にさんざめく
││││││││
\ \ \ ││││││││ / / /
\ \ / / /
\ っ / /
\ ∧_∧ ゚ っ /
゚ ( 。・∀・)ヽっ ゚
(つ 俺 /
| (⌒)
し⌒^
光を浴びて
∧_∧ っ
彡 (・д・ ; )
(つ 俺,ノつ
/ ゝ 〉
(_(__)Σ
" ";i;; ;ii; ; ;ゞ};;.:,;/ "_;/.ゞヾゞ .ゞヾゞ;ゞ:.y.ノヾ ;ゞ ;" "ゞ; ; ; ゞ゛; ; ` `
.y.ノゞ ; ;ヾ ;;;i|;;,,::トソ;ゞ;;".ゞヾゞ;ゞ /:.y.ノゞ ;ゞ ;" "ゞ; ; ; ゞ゛; ;ゞゞ ; ;ヾ ` `
; ;ヾ;|;;: ;i;ヾ ; ;:_/ゞ ; ;ヾ ; ;ゞ;; ...:::::..... :`; ;ヾヾゞ:.y ...:::::....
ヽ |.;;::{";;ノ..;;,;ノ ; ;"/" ヾ ; ..::: :::... ヾゞ;ゞ: ..::: :::... ` ...:::::.....
";ヾノ::..,,|レ'::..;;,/ ; ;"; /ゞゝヾ ..::: :::... ..::: :::... ..::: :::...
;ゞ;;ヽ;;,, /.. ;;;,ノ; ; ヾ ;ゞゞ; ; ;..::: ー :::...` ..::: д :::... ..::: :::...
l..;ソ;;; ;;lr'; ; ヾ ;ゞゞ; ; ; ..::: :::.. ..::: :::.. ..::: ワ :::...
./.../ ;;..;;ii y :;i :: ;;;_,,/ヾ ;..::: :::... ..::: :::... ..::: :::..
| .;ii.. ::;;:;|i :: :,|;::,,;;;iヾ ;ゞ ..::: ::: :::... ..::: :::... ..::: :::... `
.|..;;i ..:::;;;/ ::: ,:i. . ;;;}i;;::i,;;l;;i: ..:::: ..::::::..:::::... ..::::::::... ..::: ::: :::...
|::;;':. ..: ;;;}i:: ::: l::, ;;;li ;;ii;,;i;;ii:::. ..::::: ..:::::::: :::...
i..::,,;;;,,.::;i|i :: :::}..;;.:..ii;;:;;l;;ii:::::.. ` `
ii, ,..:;; ,.:;i|i :::/..;;:.;;;iii:::::.:::...
}. :;; ,;;;:;i|iii::::: :::::::::::..:::::...
../ :;; , ;;;:;i;l'|}
/_ ♪〜
∧_∧ミ ヽ
(li -∀・)
( つ俺丿
さらば 友よ
( ⌒⌒ " 〜♪
( ⌒ ) (⌒ )
` ♪〜 ♪ ( ⌒)
" 〜´ ⌒
⌒) `
⌒) ♪ "
⌒⌒ ` - 、 `
" ;"; "ヾ ;";"ヾ;; " "
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" " ;"; "ヾ ;" " ;ヾ "; ヾ ;ヾ ;;;ヾ ♪
;"ヾ; ;"ヾ ;";ヾ " ;ヾ ; ;ヾ" ;"ヾ ;" ;ヾ "
♪〜、 " ;"ヾ ;"ヾ " ;"; "ヾ ;" " ;ヾ "; ヾ ;ヾ ;;;ヾ ";;;ヾ";""
;ヾ ;ヾ ;";ヾ;" ;ヾ ;ヾ ; ""ヾ ;ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;ヾ ;ヾ ;;: `
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" " ∧_∧ 〜♪ "
" ';;";;"" と( ・∀・*)つ " `
" 彡 "
また この場所で会おう
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;;;; ,,, 、、 ,i' :;;::.,,: 丶;;:;;:
ヾヾ ゞ ```
ゞゝ;;;ヾ :::,r' ` ` i、;;;ヽ;;; ヾ;;;
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ii;;::iヽ / ` ゞ:,,,:: ヾ 〃::;:
iii;::i ` ` ii;;;;::: :: ` `
iii;;::i ` ` ` iii;;;;::: ::
iiiii;;::i ` ` iii;;;;::: ::
iii.,ii;;:i, ∧_∧ iii;;;;::: :::
iiiii゚i;;:i ( ・∀) ` iiiii;;; :::::
iiiiiii;;::i ( O ) ||iiii;;;;::::
iiiiiii;;::::ヽ;;,,';;"'';;";;""~"`"`│ │ │~"`~"'';;,,, /iiiiii;;;;o;;;
iiiiiii;;::;';;" (__ (__) `;;/i:ii iii;;;;;::::
さくら 舞い落ちる道の
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;;;; ,,, 、、 ,i' :;;::.,,: 丶;;:;;:
ヾヾ ゞ ```
ゞゝ;;;ヾ :::,r' ` ` i、;;;ヽ;;; ヾ;;;
i;;;::::′~^ ` ` ;;; ″~ ~
ii;;::iヽ / ` ゞ:,,,:: ヾ 〃::;:
iii;::i ` ` ii;;;;::: :: ` `
iii;;::i ` ` ` iii;;;;::: ::
iiiii;;::i ` ` iii;;;;::: ::
iii.,ii;;:i, ∧_∧ iii;;;;::: :::
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iiiiiii;;::i ( O ) ||iiii;;;;::::
iiiiiii;;::::ヽ;;,,';;"'';;";;""~"`"`;.";;""'"~"`~"'';;,,, /iiiiii;;;;o;;;
iiiiiii;;::;';;" `;;/i:ii iii;;;;;::::
さくら舞い落ちる道の上で
ドウダッタ?
/巛 》ヽ
ヾノ"~^ヽ,^
リ ´∀`) ∬ zzz…
ソ⊃ とiー'ヽ旦 _ '´=ixヽ
ハ ̄  ̄ ̄/  ̄ ̄ヽ丶 /!! リノノ)))
ア、 オボエテタ? ∧_∧| _ \/ 人 -。)っ
/ (・∀・* )ヽ ~ \ っ"" "
〜〜〜 ヽノと|⌒l⌒と)〜〜〜~ 。
o
O
〜〜〜〜〜〜〜〜〜 O 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
lヽ,,/l
(⌒ ⌒)
( ⌒⌒ "
( ⌒ ) (⌒ )
` /ixi=`' ( ⌒)
" (((ヽヽリ !!丶 ⌒
⌒) ||゚ヮ ゚*人 丶 `
⌒) 〃U⌒U`ヽ
⌒⌒⌒ ir ∧\ヾリ `
" ;"; "ヾ (`ワ´Vヾ " "
` ;ヾ ;ヾ ; "(/ ヽ)ヾ ;
" γ `'~`"ヽ、 ;" (__(⌒i |__);ヾ ヾ `´~^`丶 "
;"ヾ∩彡《从ノヽ》";ヾ " (_) j ;ヾ" 从 λ γ`i
" ;"ヽリツ´ー`ノ; "ヾ ;" し ' ;ヾ "; (・д・ζ τ";""
;ヾ ; / ヽ つ;ヾ ;ヾ ; "" ; ヾ ;ヾ ;"ヾ ; U U,ヽ ;ヾ ;;: `
" " ;" ;ヾ ;";;ヾ ; (_)へ ノ;ヾ ;"ヾ ;ヾ ";ヾ "; ;ヾ ⊂⊂_); ";:""; ";
""ヾ " ;" ;"" ;;"; (_) ;" ;ヾ" ; ; ヾ ;";ヾ ;ヾ "〃; "ヾ ;ヾ" ; ;ヾ ;;"
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ミ "
"
ヽ(○) )) ソ
.ヽ|〃 ___
 ̄ ̄. )(  ̄ || ..||  ̄ ̄ ̄\
(_) ||// || \
 ̄ ̄ ̄ \
二二二二二二二二二二二二二二二二
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= そんな顔しなくたって、きっとまた会えるだろう? =
♪〜
⊂⊃ ⊂⊃
γ `'~`"ヽ、 `´~^`丶
⊂⊃ 彡《从ノヽ∩ 从 λ γ`i
〃⌒`⌒ヽ 〜♪ (リツ´ー`ノ | (д・ ζ τ
⊂⌒ir ∧\ヾリ ヽ 丿 ∪∪ ヽ
⊂ ヾv `ー´V⊃ (⌒)(⌒)) (_(____つ
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It prays that it is with you forever...
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そんだけ
GJ!!職人さん乙でした!!
目の前が涙で曇りやがる。花粉症のせいだけじゃないぜコンチクショウ!!
音楽流しながら歌詞にそって見てたら泣けてきた…
乙でした。
職人さん、乙です・・・・ああ目が、目が・・・。
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <今日は、ホワイトデーですね…バレンタインのチョコのお礼に、
|⊂ ノ クッキーを作ってきました…皆で食べて下さいね。
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 从从ヽ<ちなみに…プレーン味○ には刻んだピーナツ、ココア味● には、刻んだアーモンドが入ってます…
|W*゚д゚)
|o ヾ ○○●●●
|―u' \○○○●●/<コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|<それじゃっ!
|
| ミ ピャッ! ○○●●●
| \○○○●●/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>560〜599 GJ!良い話だったよ。俺AAできないからホント羨ましいよ。
>>603 いつもご苦労様です。
ぬう・・・停滞中か。保守。
>>603 遅れ馳せながら、サンクス。皆で頂きます。
∬ ココアクッキーを2枚食うのは
旦 \●○/ 俺だ!コシヌケェ!! 俺だってプレーンよりココア味の方が
クッキーうみゃーい ハ ̄  ̄ _ ̄ ̄ハ ..'" ´ ~ `ヽ /巛 》ヽ, グゥレイト!!
'´=ixiヽ / ヽ ∧_∧ \ i |,_i_/|__ | ヾノ"~^ヽ○^
/!! リノノ))) / ( #・∀・) ~ \ L.」♯゚/Д゚) ● (´∀`♯∩
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|| 〜〜ヽノ⊃⌒l⌒と)〜〜〜〜~ ( つ○ つ\●●/⊂ ノ
ミ ハつ●0 取り合いしてんじゃねぇよ \ \ \  ̄ ̄ (⌒ __ノ
,(,,,⌒っ\○○/ お前等! (__ )__)  ̄\_)
 ̄ ̄
保守
イザークがうちに(勝手に)住み着いてから、数日が過ぎた。
さもはじめからそうであったかの如く、奴はウチの住人として行動している。
ま、それはいい。ばすたぁも喜んでいるし。
問題は。
「おい、もうちょっと詰めろ腰抜け!」
「そいつは無理だぜ。これ以上はよー」
「だから、さっさと部屋を探せってんだよ!イザーク!」
「サスガニ、コノニンズウデイチドニネルノハ・・・」
部屋が一杯一杯で眠りづらいということだ。
どうにかならんもんかねぇ。
職人さん乙!!久々にええもん見せてもらいました。
>俺
オイ、遺作の家を
>>532で蹂躙したのはおまいだろうが(w
"ゞ ; ;";;/" ; ;ヾ ;ヾ ;ゞ" " ` ` ( ⌒) " lヽ,,/l
"´ー" ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ ` ( ⌒ ( ⌒)
ヾ ┼ ┼― / -┼- ─┼ ./ヽ ―┼― | ┼― )
ヾ ─┴― レ--、 , / ,ヘ メ,ー ,レ ― | ヽ. -┼- | / -─
″′ノ 」丶 _ノ ‐|っ レ し (_`__ _| 口 レ O`ヽ 、_ノ / ヽ_ `
″ ; ; ; ;/ ; ;ヾ ` "
;・д ; ;";; /" ; ;ヾ;ヾ " ` " ( ⌒ ) Phase-3 ⌒⌒
; "i "; ;ヾ; ワ´;メヾ ` ` ` ` ,
ii;, メソ ヾ; ;ゞ " ` ` ` ` ` ` `
|i;, |ソ " ` `
Il;: | '" ´~ `,ヽ " ` "
|!;; | i |,_i_/|_| ∧_∧ " ヽ目/ /巛 》ヽ
|!;; | L.」-/Д)」 ( ・∀・) 〔甘゚0 ] ヾノ"~^ヽ,^ "
II;; | ( つ )J ⊂ へ 俺∩) /ixi=`' ,, へ,, へ⊂) ('(∀` リ゙) `
从ゝ(__ へ _)., ,、, ,, (_) _丿,, ,、 , (((ヽヽリ !!丶 ,,、 , ,(_(__)_丿 ,、 ヽ /
;: (_) ;;. ;: (_);;.. ⊂||゚ー ゚⊂i)⌒l/|つ;:; ;. " "" " ゝ⌒ヽノ.'"'' '` `" '''``'‐
;: : ;: ;. : ;: .: :; : ;;. :; ;: : : ; /(_ )"'=-....,.,
;;: ; . ;: ;.. ;: ; .: ; ;.. :;: ; ; :; :: (_ ) ::; : ; .
保守序でに。
>610
イエ、ナンノコトカサッパリ。
ワタシタイワンジン。ニホンゴワカラナイヨ。
「おい、腰抜け・・・」
ジュウオロシテイザーク。アツクナラナイデハゲルワ。アスランミタク。
ソレダケヨ・・・
>612
ワロタ
アスランみたく言うな。
そんだけ
〃⌒⌒ヽ
i ___M___i 私のスレが荒れたまま終わって
|| |TヮTノ|| 帰るところがありません。
ノLlニl7lコフつ しばらく御厄介になって宜しいでしょうか?
レ゚ U/_ゝ
し'ノ
>614
断固拒否
ばすたぁも喜ぶしモレは構わんが
痔がハァハァしそうで教育上よくないかも
>608
を見る限り定員いっぱいいっぱいか……
ハァハァしそうな痔を追い出せば良いんじゃないのか?
皆で入ればあたたかい。
ケド、ソロソロ コタツモオワリダナ
/ ⌒`⌒ヽ
i |,_i_/|_|
ケンカハ L」 ゚/Д゚ノi /⌒'⌒ヽ
ダメデスヨ ̄ ̄∬ ̄ ̄ ̄ ̄\ i__lVL」_! アタタカイデスネ
./\目/ 旦 \|i、゚ヮ ゚ リヽ。
/[0 ゚甘゚],|=================|⊂ム i'´=ixヽ
ヽ( ⊃ハ/巛 》ヽ / \ /!! リノ))) グゥレィチョ!
(_ゝ ヾノ"~^ヽ,^, ∧_∧\人 ゚ヮ)っ
"ヽ/ ∩;´∀`) (・∀・♯) ヽっ
"〜ヽ とノ〜ヽノ⊃⌒l⌒と)〜~
モウチョイ ソッチニ… ヨルナ アツクルシイ!
そんだけ
シホスレは綺麗に1000取って終わっていたから良いんじゃね。
設定が皆無なキャラだから、だからといって
MY設定を好みで今更押し付けられたらはっきりいって引く。
(特にイザーク関係な。それで本スレも荒れたんだろ?)
ここに来られると今までのスレの流れに合わない。
ごめん。
そんだけ。
なんか一つ、ソレでネタを書ければよいのだが……面白いのが思いつかない。
……むぅぅ……
他に部屋でも借りれば?
レギュラーだと>619の言うとおり荒れそうだが
今までとおりゲストでたまに出てくる程度ならいいんでね?
622 :
614:04/04/02 02:09 ID:???
いや……なんかスマン
一つネタ作れればなーなんて軽い気持ちでレスしただけなんで
ことろでキラ以外の連中、ホワイトデーしないままなのか?
まぁ、炒飯クッキー作った日にゃ、痔は三日間ほど原型とどめない状態なるかもわからんが
ほしゅ
そんだけ。
あれ?そういえばばすたぁって何歳になったんだっけ?
最近物忘れがひどいなぁ
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <こんにちは…ひとえ桜は散ってしまいましたが、そろそろ八重桜が
|⊂ ノ 咲く頃ですね…
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 从从ヽ<えと…三色団子を作ってきました…皆でお花見に行った時にでも、食べてくださいね。
|W*゚д゚) ―●◎○
|o ヾ ―◎○●
|―u' \―○●◎/<コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|<それじゃっ!あ、それから>624さん、ばすたぁちゃんはこのスレが500になった頃、4歳になったはずだと思います…
| ―●◎○
| ミ ピャッ! ―◎○●
| \―○●◎/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>625 乙カレー様。
一重桜も良いが、八重桜もグゥレイトだよな。
一寸長めの行きまつ
コーヒーという物は、中々良い物だ。
俺はカップを左手に窓の外を眺めながら、そんな事を考えていた。
ばす太は隣の部屋で洗い物をしている。何時も任せきりで悪いから、と手伝おうとしたが、丁重に断られ。仕方無しに一人寂しくコーヒーを啜っているのだ。
ばすたぁも多分其処に居るのだろう。
ディアッカの奴は、外出。出掛けに「沈む夕日を背に漢になってくるぜグゥレィト!」とか訳の分からない事を言っていたが、現時刻は未だ3時にも満たない。どうせ奴の事だから、何処かでふらふら遊んでいるのだろう。
(――あ)
見るとも無しに眺めていた窓の外を、白っぽいやたらヒラヒラした物が横切った。蝶かとも思ったが、蝶の季節には未だ早すぎる。
飲み掛けのコーヒーを机の上に置き、窓を開けて顔を突き出すと、俺の鼻先に何かが張り付いた。
(…んだよ)
摘まんだそれは、淡いピンク色をした桜の花弁で。よくよく見ると、外では同じと思われる物体が幾つも舞っていた。
『――桜というものは怖しいものだな。何だか厭なものだ――』
前に読んだ小説の一節が頭を過る。
「…くそ…」
思わず散り行く花から顔を背けた。低く毒吐き、窓がある壁にもたれ掛ってそのままずるずると座り込む。
桜は苦手だ。確かに綺麗だし、風流でもある。だが、其処から思い出す事は、何時も辛い事ばかりで。
「……畜生…」
桜の花弁を浴びながら、皆で生き残ると誓い。
者是で舞い上がる花を眺め、それぞれの夢を語り。
満開の桜の下で、また会う事を願い。
――そして、散って行った者達。
(…何が風流だ)
奥歯をきつく噛締め、握った拳を力任せに床に叩き付けた。
だから、嫌なんだよ。
桜なんか――。
「どうしたの、パパ?」
聞き慣れた声に俺が顔を上げると、部屋の入り口でばすたぁが心配そうに俺を見つめていた。
ばすたぁはそのままとたとたと近づいて来て、俺の隣に座る。
暫く続く沈黙の中、開け放した窓から飛び込んで来た一枚の花弁がカップの横に落ちた。
「――また、あのお兄ちゃんたちのこと?」
図星、とまでは行かないが、発せられたばすたぁの言葉に俺は曖昧に頷いて。
「それならだいじょうぶだよ。だって、いつも元気そうだし」
「…夢の中で?」
「うん」
そう頷くと、ばすたぁは落ちた花弁を楽しそうに手の中で玩び始めた。
――何処かで聞いた事がある。幼児はよく夢と現実がごちゃごちゃに混ざり易い、と。
ばすたぁの言っている事は、ただの夢なのだろうか。それとも、アイツ等が見せた現実なのだろうか。
(…何だってんだ)
もどかしさに苛付いてもう一度床に拳を叩き込もうかと思ったが、ばすたぁの手前、それは止めにした。
再び戻った沈黙の中、コーヒーの芳香が微かな湯気と共に部屋を舞う。何時しか、洗い物の音は止んでいた。
何処で方角を間違えたのか、また新たな花弁が室内に飛び込んで来た時、それを見ながらばすたぁが口を開いた。
「わたしね、さくらって好きだなぁ。きれいだし。パパは?」
ばすたぁはそこで一寸考える様な素振りを見せて。
「…あー、でもね、何だかかわいそうだなぁって」
「何が?」
「花、はやくちっちゃうの。何でちょっとしかさいてられないんだろ。あんなにきれいなのに、かわいそうだよ」
そう言えば、考えた事があった。桜の花はどんな思いで自分を見つめているのだろう――と。
咲いたら直ぐに散る。短い命の中、儚い夢でも見ていたのだろうか。――どうせ叶う筈の無い夢を。
それとも、自分達を見て何かを感じてくれる者が居れば本望、と堂々と自分の運命を受け入れたのか。
(…それにしても)
「……運命、か」
口に出して呟いた。
俺達は単に"運命"という定められた道の上を歩いている――とするのはとても簡単な事だ。様々な疑問に瞬時に答えが付く。
桜が散るのは"運命"。
アイツ等が死んで俺が生きているのも"運命"。
今日の昼飯にディアッカ特製似非ごまカレー炒飯を食ったのも"運命"。
そして、それがとてつもなく不味かったのも"運命"。
そうやって割り切ってしまえば悩む事も無い。人は答えが出ればそれで満足する生物なのだから。
(…でも、なんか詰まんねぇし、どっか違うし)
そこまで考えてふとばすたぁに目をやると、ばすたぁは机の上のカップに手を伸ばしていた。俺の飲み掛けのコーヒー。
「これ、のんでいい?」
「ん…まぁ良いけど。飲めるか?」
火傷しなければ良いが、という俺の心配をよそにばすたぁは一口ぐっと飲み、「にがいー」と顔を顰める。どうやら既に冷めていた様だ。
「コーヒーは大人の飲み物だからな。…おっと、飲むのはもう一口で終わりにした方が良いぞ」
飛び込んで来た3枚目の花弁を目で追いながら言葉を綴っていると、突如水分の飛び散るバシャンという音が耳に飛び込んで来た。
「あー!」
続いて響くばすたぁの声。慌てて視線をそっちへ向ける。
「…ごめん、パパ。こぼしちゃった…」
「おい、大丈夫か!?今拭くからじっとしてろよ。えっとタオル…ねぇや、じゃあティッシュ…」
部屋の隅からティッシュ箱を引っ張り出して、コーヒーで濡れた服を手早く拭く。流石にこの年で涎掛けは着けていないから、もろにコーヒーを浴びた胸部はぐしゃぐしゃに濡れていた。
「…あー、やべぇかな…」
コーヒーを浴びて風邪を引いた、という例は聞いたことが無いからそれは良いとして、服にはコーヒーがこぼれた跡がはっきりと付いている。
頭を掻きながら対応に窮して窓の外を見やると、外では花弁と共に細かい雨粒がちらついて来ていた。
次第にそれは数と激しさを増し、たちまち桜には似ても似つかない土砂降りが地表を覆う。
「…ちっちゃうかな」
「…そうだな」
拭く事も忘れてぼんやりと雨を眺めていると、突然ばすたぁが「"こんなさくらはいやだー!"」と叫んだから、俺は面食らってばすたぁを凝視した。
「いちねん中花がさかないー!ちってることに気づかないー!」
思い返してみれば、キラが『ばすたぁちゃんに』と持ってきた絵本の中に、何故か"こんな○○は〜"があった訳で。
「花が丸ごとおちてくるー!花びらのいろが青だー!」
「――自分の存在意義を事あるごとに問うて来る…」
――俺の事、か。
「え?」
「あ、いや、じゃあほら、落ちてくる花弁に当たると結構痛い…ってのは?」
「あはは、そんなのイヤだー!」
キャッキャと笑うばすたぁを見て、自分の心中を悟られなかった事に胸を撫で下ろす。そうしていると、開いていたドアからばす太が顔を出した。
「ドウカシマシタ…ッテ、何カコボシタンデスカ!?コノ匂イハコーヒーデスネ?マッタク…」
嗅覚を持つロボット。こんな高性能の物を作ったのは一体誰だったか。
「コーヒーハ染ミニ成リ易インデスヨ?ホラ、早ク着替エテ!ソウダ、序デニ御風呂ニ入ッタラドウデス?沸イテマスカラ。モウ6時デスシネ」
「…ごめん」
ばす太に怒られると何となく自然と頭が下がる。これがディアッカだったら蹴り飛ばしている所なのだが。
「ひっひっ非グゥレイトォッ!!雨が降るなんて聞いてないぜ御天道様よォ!?」
唐突に玄関の開く音がして、ずぶ濡れの濡鼠になった当のディアッカが部屋に転がり込んで来た。
髪から服から雨水を滴らせ、見るからに無残な様子に一寸可哀想になる。奴御自慢のわざわざ立てた髪の毛も、今や額にべっとりと張り付いていて。
ばす太はそんなアイツを一目見て、「御風呂ノ用意シテキマスカラ」と足早に去って行った。
「漢になって来たか?」
皮肉めいた口調で言ってやると、ディアッカはぶんぶん首を振り。その所為で部屋中に雨水が飛び散る。
「なれる訳無いっしょ…まあ、ある意味なったけどな。てか、何?お前、ばすたぁに何したんだ?」
「いや、ただばすたぁがコーヒー飲みたいって言ったから」
「にがかったけどおいしかったよー?」
「あのな、コーヒーを子供に飲ませるとコーヒー内に含まれているカフェインによって脳の発達が鈍くなり、それにより記憶力の低下や思考力のていk」
言葉が終わらない内に、ディアッカは俺の足蹴りによって可憐に宙を舞っていた。
風呂という物も、中々良い物だ。
俺は肩まで湯に浸かり、目の前ではしゃぐディアッカとばすたぁを眺めつつ、昼と同じ様な台詞を頭の中で展開させていた。
温かい。何物にも換えられないこの温かさ。気持ち良さ。
「ぷはーっ!やっぱ風呂は良いなグゥレイト!雨に濡れるのは嫌だがお湯なら大歓迎だぜ」
「ぐぅれいちょ!」
二人に次の言葉を取られ、むっとしながら二人の顔目掛けて湯を飛ばすと、たちまち3倍の反撃を食らい。
「…で、お前は一体出掛けて何をして来たんだ?」
濡れた顔を手で拭って疑問を口にすると、湯を飛ばし合いながらディアッカが口を開いた。
「いやな、本当は秘密にしておこうと思ったんだけど。皆の所廻って半ば強引に花見の約束を取り付けて来たんだよ」
「あぁ?花見だァ?」
「だって春じゃねぇか。花見の無い春なんざ俺は認めねぇからな」
「タオルソコニ置イトキマスヨー」とドアを開けて言ったばす太に頷き、ディアッカへと向き直る。
「散っちまうよ、こんな雨じゃ。それに…」
「こん位の雨じゃそんなに桜は散らねぇよ。桜ってのは結構生命力…つか、生命への執着心が強いモンだしな。それと――」
俺の言葉を遮って、奴は俺に向かってちらっと笑んで見せた。
「――あの場所だ」
「…………」
――これは"運命"として処理してしまって良い事なのだろうか。
「行かない、とは言わせないぜ。引っ張ってでも連れて行く。そんで、お前自身で確かめてみな」
「…何を」
「色々と、さ」
過去の事を引き摺って、現実から目を遠ざけて。そうして考えて居たって何が変わる訳でも無い。
動いてみても、答えは見つからないかも知れないけれど。
片方の手でばすたぁに軽く湯を掛け返し、もう片方の手で爽やかに微笑むディアッカの頭を湯に押さえつけながら、行ってみるか――と、そう思った。
そんだけ
_________
/
| ばす太は入んないの?
\_ ________
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! ∬ バシャ ゚
!___ /巛 》ヽ ゚ _ /ixi=`' ∫___
//〜 ヾノ"~^ヽ,^ 人 (((ヽヽリ!丶フ /i
/∫ ∧⊇∧ リ ´∀)゙) 人('(ー゚ ('ゝ// .|_____
// ( ・∀・) ^~^ ~^人 バシャ ^ ~// ./_ _ _
/ -----∪--∪----------------'./ ./_ _ _
i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.i ./ ヽ目/
|._______________|/_ [゚甘゚ 0]
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(__)_)
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| サビマスカラネ ワタシハ
! ∬ バシャ ゚ ?
!___ /巛 》ヽ ゚ _ /ixi=`' ∫___
/ ? 〜 ヾノ"~^ヽ,^ 人 (((ヽヽリ!丶フ /i
/∫ ∧⊇∧ リ ´∀)゙) 人('(゚ー ゚ (' // .|_____
// ( ・∀・) ^~^ ~^人 〜 .^ ~// ./_ _ _
/ -----∪--∪----------------'./ ./_ _ _
i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.i ./ ヽ目/
|._______________|/_ [甘゚ 0 ] ハイ、タオルデス
/ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ ⊂ i==⊂ )
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ | | |
.(_(__)
/|
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ホントハ ハイレナクモ ナイノデスガ…
| チョットバスタァハ デテイテクレマス ?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ハイリマスヨ ?
__ \__________ _
/ ∨
| どうぞ。
\_ ______
∨ ! ∬
!___ /巛 》ヽ ヽ目/_∫___
// 〜 ヾノ"~^ヽ,^ [甘゚ 0 ] フ /i
/∫ ∧⊇∧ リ ´∀`) ⊂ ) 〜// .|_____
// ( ・∀・) ^~^ ~^ (( | ヽ ).// ./_ _ _
/ -----∪--∪------------(_)'./ ./_ _ _
i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.i ./_ _ _
|._______________|/_ _ _
/ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
'´=ixヽ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
/!! リノ)))
/ 人 。。ノ| タオル フサフサー
彡っvOミ
ミ ,,っ,,,ミっ
.━╋┓
/| ┃┃┃┃┃
|\| \∧/\∧.∧/|/ .|/| ┃┃ .┛
_て て//
\ ! ビリビリビリビリビリ! \\
て !____ /巛 》ヽ _ ☆ /____
∠ // ヾノ"~^ヽ,^ + \ \ フ /i
//∧⊇∧ ∩( 0皿0)) ヽ目/*バチバチ |_____
//Σ((0皿0)) ゞ从从⊃ [゚甘゚;0]// ./_ _ _
/ -----∪--∪----------*∪-∪'./ /_ _ _
i ̄ ̄ ̄ ̄ |\ ̄ ̄ ̄ /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.i /
|._ /  ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ | あばばばばばばばばばばばばばばば!!!
\_________________
'´=ixヽ
/ /!! リノ))) パパト ダディ
/ /∩゚ヮノ| オンドゥル(0w0 )?
彡 vOミ
ミ ,,っ,,,ミっ
よいこの まめちしき
ろぼっとと おふろにはいると しょーとをおこして かんでんしてしまうぞ!
よくみると オンドゥル(0w0 )とは ちょっと かおがちがうね!
そんだけ
>626-635乙華麗様です。
私はこのスレから見始めました。
過去ログをお持ちの方がいらっしゃれば
保管庫を作成して頂けると有難いです。
保守
Fight
下記の物をメモ帳に貼り付け、ファイル名をgray.htmlにすると、ばすたぁを乗せたグレィが歩きます。
若干スレ違い気味でスマソ
↓ここから
<!-- IE5.5で動作確認しましたが、実行環境によってはエラーが発生する場合があります。動かなかったらゴメソ(;´∀`) -->
<marquee scrollamount=1 scrolldelay=1 direction=up behavior=alternate width=320 height=160>
<marquee scrollamount=1 scrolldelay=1 behavior=alternate>
<marquee scrollamount=1 scrolldelay=1 direction=up behavior=alternate width=160 height=80>
<marquee scrollamount=1 scrolldelay=1 behavior=alternate>
<marquee scrollamount=1 scrolldelay=1 direction=up behavior=alternate width=80 height=40>
<marquee scrollamount=1 scrolldelay=1 behavior=alternate>
<span style="color:#e6e6b3">`ー´ </span>
<span style="color:#d4f8d4">・д・ </span>
<span style="color:#f0dea8">´ー`</span>
</marquee>
</marquee>
</marquee>
</marquee>
</marquee>
</marquee>
<body onLoad="hoge1()">
<span id="gray"></span>
<script language="JavaScript">
var gray1 = "<span style='position:absolute; top:48; left:70'> <span style='background-color:#ffffff'>'´=ixヽ</span><br>"+
" <span style='background-color:#ffffff'>/!! リノノ)))</span><br> <span style='background-color:#ffffff'>/ 人*゚ヮ)lヽ,,/l</span><br>"+
" <span style='background-color:#ffffff'>lヾ ,( |っ\|彡,,・ プ</span><br> <span style='background-color:#ffffff'>ヾ彡く/_っミ ミ</span><br>"+
" <span style='background-color:#ffffff'>彡 ミ</span><br> <span style='background-color:#ffffff'> ∪J''''''''∪J</span></span><br>";
var gray2 = "<span style='position:absolute; top:51; left:70'> <span style='background-color:#ffffff'>'´=ixヽ</span><br>"+
" <span style='background-color:#ffffff'>/!! リノノ)))</span><br> <span style='background-color:#ffffff'>/ 人*゚ヮ)lヽ,,/l</span><br>"+
" <span style='background-color:#ffffff'>lヾ ,( |っ\|彡,,・ プ</span><br> <span style='background-color:#ffffff'>ヾ彡く/_っミ ミ</span><br>"+
" <span style='background-color:#ffffff'>と彡 ミつ</span><br> <span style='background-color:#ffffff'> ∪''''''''''''''J</span></span><br>";
var gray3 = "<span style='position:absolute; top:51; left:70'> <span style='background-color:#ffffff'>'´=ixヽ</span><br>"+
" <span style='background-color:#ffffff'>/!! リノノ)))</span><br> <span style='background-color:#ffffff'>/ 人*゚ヮ)lヽ,,/l</span><br>"+
" <span style='background-color:#ffffff'>lヾ ,( |っ\|彡,,・ プ</span><br> <span style='background-color:#ffffff'>ヾ彡く/_っミ ミ</span><br>"+
" <span style='background-color:#ffffff'>⊂彡 ミ⊃</span><br> <span style='background-color:#ffffff'> し'''''''''''''''∪</span></span><br>";
function hoge1() {
document.all.gray.innerHTML=gray1;
setTimeout("hoge2()",250);
}
function hoge2() {
document.all.gray.innerHTML=gray2;
setTimeout("hoge3()",250);
}
function hoge3() {
document.all.gray.innerHTML=gray1;
setTimeout("hoge4()",250);
}
function hoge4() {
document.all.gray.innerHTML=gray3;
setTimeout("hoge1()",250);
}
</script>
</body>
↑ここまで
現在花見編AAを書いているのですが、どうも残り容量内に収まりそうも無いので。
この様な場合は避難所に貼った方が良いでせうか。
すげぇ・・・
すごい…乙彼
よく見ると地味に後ろにあいつらが浮いてる。
>642 遅れ馳せながら、激しく乙彼!
スゴイっすね・・・動いてる・・・
残り容量内に収まりきらないのであれば、避難所に貼った方が良いと思います。>花見AA
>648
あえてこのスレを使い切って、次スレを花見AAでスタートという手もあります。
まあ、>642さんの考え次第ですが。
そんだけ。
| 从从ヽ
|W*゚д゚) <こんにちは。今日は子供の日ですね…柏餅を作ってきました。
|⊂ ノ
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 从从ヽ<ちなみに、中身のアンコはこしアンです……
|W*゚д゚) (▼)
|o ヾ (▼)(▼)
|―u' \(▼)(▼)(▼)/<コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|<それじゃっ!
| (▼)
| ミ ピャッ! (▼)(▼)
| \(▼)(▼)(▼)/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
保守、だよ。
保守age・・・・
過疎化か
「待って下さい。」
「殿下、どうかしましたか?」
「あんなところに小さな女の子が一人でいます。
どうしたのでしょう?」
「迷子かもしれないですね。声をかけてみますか。」
「そうですね。」
「お嬢ちゃん、お父さんはどこへ行ったのかな?」
「どっかに行っちゃったの。」
「迷子確定ですね・・・」
「貴方のお名前はなんというのですか?」
「・・・ばすたあ。」
「ばすたあちゃんですか・・・
この子、私達のスレに連れて行きませんか?」
「ダメですよ。俺達は特定の板を持たない存在なんですから。」
「そうですね・・・」
「私達のスレに連れて行けないのでしたら、
ばすたあちゃんのお父様が来るまで一緒に待ちましょう。」
「そうですね。それが一番いいでしょう。」
「ばすたあちゃん。
お姉さん達と一緒にお父様を待ちましょう。」
「・・・いいの?」
「ええ、いいですよ。
あ、自己紹介がまだでしたね。
私の名前は秋し・・・・
スレ汚しすみません。
久しぶりに来たら過疎化してたのでつい・・・
まったく、痔とあいつはなにしてんだ
その日、三日ぶりに俺は自分の町へと帰ってきた。
始発で乗った電車を降り、家の屋根が見える頃には、早足からスキップに変わっていた。
「ただいま、ばすたぁっ!! …とディアッカにばす太」
勢いよくドアを開けて、ただいまを言う。
いつもなら、愛らしい小さな笑顔が『おかえり』と言ってくれるはずなのだが、
今日はどうしたのだろう。家中がシーンとしている。
「ばすたぁー? ディアッカー?」
誰もいない。
ディアッカがばすたぁを連れて、散歩にでも言っているのだろうか。
よっこらしょ、と俺は荷物を置く。土産の袋はテーブルの上に置いた。
田舎の親父が怪我をしたという電話が来たので、後の事をディアッカに頼み、
俺は久々に実家へと帰っていた。幸い、親父の怪我はたいしたことなかったのだが、
「この際だから、親孝行でもしてこい。ばすたぁの面倒は俺が見てるから」
と、電話口にディアッカに言われたので、久々の実家を満喫させてもらった。
…が、やっぱりどうしても、ばすたぁに会いたくて仕方がなくなり、
予定よりも早く帰ることにしたのだ。
駅まで見送ってくれた母さんに、
「こんどはばすたぁちゃんも連れておいで」
と言われた。どうやら親父が会いたいらしい。
そう言えば、昔から「孫の顔を早く見せろ」が口癖だった。
「ばすたぁもディアッカも、どこ行ったんだろう…」
俺は、ぼんやりと窓の外を見上げた。
家に一人でいるのもつまらないんで、ばすたぁとディアッカを探すついでに散歩でもすることにした。
朝早くに歩くのは気持ちがいい。
よく行く近くの公園を除いてみたけどいなかった。
ばすたぁが淋しがって泊まりにでも行ってるんじゃないかと、
イザークの家も覗いてみたがいないようだった。
どこに行ったんだろう…。
しばらくフラフラと歩いていると、横を通っていった人たちの会話が耳に入った。
「あんなに小さな子なのに、ずいぶんとしっかりしていましたね」
「しかし、一緒にお父様待ってあげなくてよかったんでしょうか」
思わず、耳が反応する。
ひょっとして、と思って、彼らがやってきた方へ歩いていくと…
「あっ! パパ!!」
「ばすたぁっ!!」
満開に咲いたサツキの隣に、ばすたぁがちょこんと座っていた。
「パパ、お帰りなさい! いつ帰ってきたの?」
「ついさっきだよ。家に帰ったらばすたぁがいなかったんで淋しかったんだぞ〜」
「ごめんなさいパパ」
「いいんだいいんだ。ところで、ディアッカは?」
「ダディは…」
そのころディアッカは、
「非ぐぅれいとぉ……」
腹痛のため、近くの公衆トイレでかれこれ30分近く頑張っていた。
ディアッカ腹痛かよ!
腰痛よりマシだろ!
腹痛か…
なんて、否グゥレイトなんだw
665 :
通常の名無しさんの3倍:04/05/23 12:33 ID:IaTOESbb
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ ・・・・・
彡、 i |,_i_/|__|::、`
/ L.」*゚/Д゚_|::i \
/ / ::::|_/
\/ ::|
| ::::| クマ
i \ ::::/ クマ
\ |::/
|\_//
\_/
スマンageてしまった
腰痛はまじ癖になるから気をつけろよ
最近、イザークが熊の被り物でばすたぁの気を引いている。
ばすたぁに「遊ぼう」と提案しても「おかっぱ兄ちゃんと遊ぶ。」と断られ、ちょっと寂しい。
イザーク、お前は何時まで経っても名前は覚えてもらえないんだな。
今度は家でなく髪型を変えてやろう。
そんだけ。
>668の俺の呟きをどこで聞いていたのか、
髪をオールバックに整え、タキシードを着たイザークがやって来た。
話を聞いてみると、どうやらどこかの金持ちのパーティに呼ばれたらしい。
それで、ばすたぁに普段とは違う自分の姿を見せてみようと思ったようだ。
…けっ、どうせ平民の俺にゃパーティなんて縁がありませんよ。
「いいからばすたぁを呼んでこいコシヌケェ!」
はいはい。…ばすたぁが「おかっぱお兄ちゃん、変なかっこ!」
なんて言って笑ってくれるといいなあ。
おーい、ばすたぁ!
今、俺の目の前にイザークだったモノが落ちている。
ばすたぁの悲鳴に つ い ぶちぎれた俺・ディアッカ・バスターが
ボロクズにしてしまったのだ。
ようやく泣き止んだばすたぁは、しゃくりあげつつも
「きゅーけつき、やっつけてくれた?」と見上げてくる。
なるほど。吸血鬼の定番といえば黒いスーツにオールバック。
昨日ディアッカと一緒に吸血鬼が出てくる古い映画を
怖がりながらも見ていたから早とちりしたんだろうな。
…別に、俺はパーティが羨ましいとか偶にゃチャーハン以外の美味いものも
食べたいとか女の子に囲まれるんだろうなとかまさかそのまま
お持ち帰りしないだろうなコンチクショーなんて思ってないぞ。うん。
っと。ばすたぁ、こいつは吸血鬼じゃないんだぞ?この人は…
「そうなの?それじゃあ、このお兄ちゃんだぁれ?ダディかパパのおともだち?」
「んー…、俺もこんな奴ザフトでもアークエンジェルでも見たこと無いぞ。お前は知ってるか?」
………ばすたぁは仕方ないとしても……ディアッカ、お前……。
そんだけ。
>>668-670 グッジョブ。禿藁タヨ(*´∀`)
ディアッカも余り怖い映画とか見せるなよw
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┌──────────┐ ( ::::: ,.-ーーー、 ::::::::::::::::: )
│'" ´~ `,ヽ ,.-ーーー、 | ∩___∩ ( ::: iノ`"~ヽ,^i Guwaa!:: )
│i |,_i_/|_| = i ノ`"~ヽ,^. | | ノ ヽ ( :: ('(゚/W ゚ /゙゙) ::::::::::::: )
│L.」゚/Д)」 me! リ ゚/Д). | / ● ● | ( :::: ヽ <∞> / ::::::::::::::: )
└──y───────‐┘ | ( _●_) ミ ( :::::: ノ__/(⌒))ゝ :::::::::: )
,.-ーーー、 ヽ目/ 彡 、 ヾノ"~^ヽ,^::、` ( :::::: (,__,ノ"´ ::::::::::::::::::: )
i ノ`"~ヽ,^ [ 甘 # ]∧_∧ / ヽ リ ;´∀`) /ixi=`' 〜 O 〜〜〜〜〜〜
リ;゚/Д) O ⊂ ( ∀ # ) |ゝ ) :: (((ヽヽリ!丶o
<´^<∞>lつ | | |( 俺 ) / ヽ ノ :::/(дT 人 ゚
ノ___/Lゝ (_(__)| │ │ ( ̄ / ::/⊂|⊂| ) ヽ
(__)二) (_(__) ヾ、 ___ノ _ノ l__ヽ>⊃
そんだけ
銀髪でオールバックって確かにドラキュラっぽいな。
673 :
通常の名無しさんの3倍:04/06/01 23:05 ID:Vj50KNP/
うぉぉ渋い
人大杉につき、シャア板崩壊
そろそろスレの容量が480KB越えたのでスレ移行を考えた方がいいかも。
テンプレってどうなるのかな?
>>676 あやつは疑惑ではなく真性だw
シリーズをやっていればわかる
テンプレというと、
>1に貼るあらすじ
キャラクタ紹介
注意事項(1スレごとにばすたあは1歳成長、等)
ですかね?
キャラクタ紹介は、ばすたあ、ディアッカ、俺、イザーク、ばす太、タッドさん、キラ、
あとはぼちぼちでいいと思いますが・・・
そんだけ
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
(´∀` リ
( つ旦O
と_)__)
ディアッカ・エルスマン
ばすたぁの『ダディ』。
いつもテンションの高い、アメリカンなしゃべりのナイスガイ。
キレると狡猾な面があらわになるというが、彼が狡猾なところを見た人間がいないため、
相当忍耐強い人物だと思われる。
調理(炒飯)担当。
〃⌒`⌒ヽ
i |_i_/|__|
L.」゚/∀゚_|
(つ ノつ
人 ヽ/
し(__)
イザーク・ジュール
ディアッカや俺の元同僚。
ディアッカ同様空気が読めな気味。
ばすたぁにとってはよい遊び相手。
682 :
通常の名無しさんの3倍:04/06/12 02:40 ID:mQrnRyxn
\目/
[0 ゚甘゚]
( つ旦O
と. .). .)
 ̄  ̄
ばす太
小型化されたディアッカの愛機バスターガンダム。
ばすたぁとの区別のためにこのように呼ばれている。
保護者の中では最も有能で冷静。
その火力は健在で、(最近は無いが)ばすたぁを脅かす者には容赦無いお仕置き放つ。
| 从从ヽ
|W*゚д゚)
|⊂ ノ
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
キラ・ヤマト
種の主人公。
ばすたぁにおやつを持ってきてくれたりするいい人。
おそらく、負債(というかフレイとラクス)の影響を受けていない、
本来のプレーンな状態のキラと思われる。
hosyu
| 从从ヽ >680-683 人物紹介の例の作成、お疲れ様です。
|W*゚д゚) えと、そろそろ容量も残り少ないですから、新しいスレを立てた方が良いでしょうか…?
|⊂ ノ 僕でよろしければ立てますが、あと少ししたら中の人が出かけてしまうので、立てるのは
|―u' 夜になると思います。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
立ててください。
そんだけ
'´=ixiヽ
/!! リノノ)))
/ 人 ゚ ヮ゚ノ|
(っ\l|っ
く/_l|
し'ノ
ばすたぁ
俺に拾われた捨て子の赤ちゃん。現在4歳。
主に俺とディアッカが育てている。
ディアッカの影響か「グゥレイチョ!」が口癖となった。
割としっかりした女の子。
∧_∧
( ・∀・)
(つ俺 )
| | |
(__)_)
俺
ばすたぁの『パパ』。
捨て子であったばすたぁを拾った張本人である。
中華鍋で度の過ぎたディアッカを殴る事もしばしば。
>>685氏 宜しくお願いします。
そんだけ
689 :
685:04/06/19 04:12 ID:???
W*゚д゚) <遅くなってしまって、ごめんなさい…先程新スレを立てようと試みたんですが、
ホスト規制で立てられませんでした……申し訳ありませんが、どなたかスレ立てをお願いします。
一応テンプレを作ったので、下に貼っておきますね。
今、新シャア板の入り口で捨てられてる赤ちゃんと書置きを拾いました。
『この子を立派に育ててやって下さい。
ガンダムの世界観を教えて、種というものを教育してやって下さい。』
このスレで育ててあげてください。
___
/ノへゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| \´-`)ゝ < おぎゃー
\__ ̄ ̄ヾ. \_____
\__/
…それから4年。
新シャア板のみんなの協力で、赤ちゃんだった子も4歳になりました。
引き続きこのスレで育ててあげてください。
'´=ixiヽ
/!! リノノ)))
/ 人 ゚ ヮ゚ノ||
∩⊂|[ \l|つ
(・x・) く/_l|
(:_) し'ノ
赤ちゃん設定
・俺痔スレの『俺』が拾ってきた捨て子
・赤ちゃんは女の子で名前はばすたぁちゃん
・基本的に『俺』と痔とバスターが育ててる。他のキャラ歓迎
・今現在4歳
・時間の流れは1ヶ月で1年でしたが、マターリ進行に伴い1スレごとに1年に変更
・心の傷×6
・お下劣な言葉等を教えるのは自粛の方向で
ルール
・キャラの過剰マンセーとアンチはトリィが粛正。
・ルールを守っているネタに文句を言ったらおいなり。
・赤ん坊の為にもまたーり進行推奨。
前スレ 赤ちゃんを拾いましたphase-3
http://ex5.2ch.net/test/read.cgi/shar/1066303603/
挑戦したけどだめでした
OTL
そんだけ
ume
埋め?
何がしたいの?
あと10KBくらい
埋め
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ ume
彡、 i |,_i_/|__|::、`
/ L.」*゚/Д゚_|::i \
/ / ::::|_/
\/ ::|
| ::::| クマ
i \ ::::/ クマ
\ |::/
|\_//
\_/
次スレが落ちてる・・・?
落ちてる。
どうするよ?とりあえず人が多い時間に立て直し?
速攻立て直せ。
立て直せ!
704 :
通常の名無しさんの3倍:04/06/25 22:20 ID:R0Y3CsFz
立て直せ!
過疎化してたしここで終わっても仕方ないな。
過疎化したって言うかネタが出てこない。
俺はネタも一応あるし、また此処で書きたいと思っているのだけれど
他の方々はどうだろう。
余りに人が居ない様なら此処で終わらすのも一つの手だと思うが。
季節ネタとか書きたいなとは思ってますが…。
ロムだし、ネタも書けないのでなんですが、
書きたいと言ってくれる職人さんがいるうちは保守っていきたいと思います。
職人さん待ち保守
職人さん降臨期待上げ
職人さんが戻ってきて、大きくなったばすたあが見られますように。
ってもう七夕終わってるけど
七夕編のSSを書いては見たのだけれど、どうも残容量に収まりそうに無いので。
新スレが立たないようなら避難所へ貼り付けようかと思っていますが、どうしましょうか。
と言っても今日は帰りが遅くなるので、どこに貼るにしても夜中になってしまいますが。スマソ
今の状態だと避難所のほうがいいのかな?人いなさそうだし。
新スレ立てていいなら立てるけど、誰かいる?
ばすたぁ、大きくなれよ〜
誰もいないな。
714さんが来る前に新スレ立てておくよ。
717 :
716:04/07/09 02:16 ID:???
と思ったらホスト規制食らった。714さんスマソ…
避難所でこのまま進めてもいいと思うよ、俺は。
落ちる心配がないから職人の気が向いた時に書き込めるし
720 :
714:04/07/11 18:03 ID:???
避難所の方にSSを貼り付けておきました。
夜中に貼るとか言っておきながら3日も空いて、本当にスマソ
何だか無駄に長いので、時間のある時にでも読んで下されば幸いです。
>720
七夕読ませていただきました。
乙!
七夕話読みました。
平和が良いね、やっぱ。感動したよ
>>720 今読んできました。
・・・うるっときた。誰もいない時でよかったよ。
こんな素敵な職人さんがいるのに、ちょっともったいない様な気がするな。