カップリング?ナニソレ。
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! クソクラエダ
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ アレルゲンインデモアルナ
⊂_つ)
イイカゲンコンナトコロカラカイホウサレテェヨ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! シンデモラクニナレネェヨ
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ イツマデタタカレルンダカ
⊂_つ)
コドモガミルバングミジャネエ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ナニヲイマサラ
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ツマリハフクダガワルインダロ
⊂_つ)
オレ、ナニガシタカッタンダロウ?
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! オレ、ナンノタメニコロサレタンダロウ?
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ナンノタメニフタゴニサレタンダロウ?
⊂_つ)
ナア、オレタチノイシハイッサイムシナノカ?
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! アア、ソウダヨ
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ショセンノウナイデキャラガデキアガッテルンダヨ
⊂_つ)
ヒロインノ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ヒロインニヨル
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ヒロインノタメノSEED
⊂_つ)
r'⌒`⌒ヽ
;´从V)ノン)
w 冫、v 脚本を手掛けるのははもちろん僕
/ ` /
ジャイ子様まんせー
>>931 マジデカイテクレ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! オウエンスルカラヨ
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ト、イッテミル
⊂_つ)
保守
モウソロソロシズカニクラシテーゼ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ダイジョウブダ
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ドウセソノウチワスレサラレテイクサ
⊂_つ)
ナニガヒロインダ!
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! モウソンナモンカンケイネェ!
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ オレラハカッテニヤラセテモラウゼ!
⊂_つ)
サテ3Pヲスルワケダガ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ワタシハセメルワ!
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ジ…ジャアウケデ…
⊂_つ)
ジャイ子様スレに変更
タップリタノシモウゼ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ワタシノテクヲミセテヤル
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ アッ、アン、アン、アーン
⊂_つ)
イイコエデナクノウ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ココカ?ココガエエノンカ?
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ モ…モウダメッ
⊂_つ)
r'⌒`⌒ヽ
;´从V)ノン)
w 冫、v
>>941僕もいれてくれ!
/ ` /
,〃.⌒ノノ
( (((!´゙リ))
)ヽ 冫、ソ)
( / ` / だめだ!ここは女の園だ
)ノ
ルハノルノノ〉
.ルレ! 冫、リ
/ ` / 見てるだけならいいぞ!ただし、デコはだめだ
⌒`⌒ヽ
( (`') ノゞ)
... ゞγ冫、ノζ
/ ` /ノ …わかってたよ
シカンカイシダナ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! サワッテナイノニモウコンナニ…
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ*゚◇゚リ 〜!!!
⊂_つ)
タマニハオレモウケデ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! イイネェ、ヒィヒィイワセテヤルゼ
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ オレハセメニナルノカ?
⊂_つ)
ここはエロい百合の園ですね
ハアーン、アッ、アッ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ドウダ!ワタシノテクハ?
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ジャ、ワタシハウエヲ
⊂_つ)
3P(*´Д`)ハァハァ
ラクスいらねー。
ヒロインマンセー
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ヒロインマンセー
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ヒロインマンセー
⊂_つ)
ヒロインアラソイカ…
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ムカシ、ソンナコトヤッテタナー
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ト、イウフウニナルンダロウヨ
⊂_つ)
ドコマデイッテモデンパトイワレ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ナニヲヤッテモDQNトイワレ
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ イツマデタッテモトリアタマトイワレル
⊂_つ) ドウシタモノカ…
カップルナンザクソクラエ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! オレタチャヒトリデイキテイク
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ソウナレバヨカッタヨナー
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i ヽ ' .l .!. ヽ
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i ヽ '、 !
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ヽ l , ' ',
│ BARクライン /めんどくせぇったらありゃしねェ
│≡≡≡≡≡≡  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│日目凸凸凸 ▽∇∩∩∩ ∪∪∪ /アンチもマンセーも逝っちまえ
│≡≡≡≡≡≡≡≡≡ .〃.⌒ノノ ≡≡  ̄ ヘヘV ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│∇ '´⌒` 、日 ▽ !(((!´゙リ))∇ /⌒⌒ヾ ヽ
│≡|ルハノルノノ〉 ≡≡≡ノ リ#゚ ヮ゚ノリ.≡≡ i((リ ^ヽ 〉〉
│ ルレ#゜◇゜リ ( 〈| |天}| |)) ||´Д `||
│_ /__|]つ /つy== ̄ ̄ ∪ ̄∪ ̄ ̄ ̄ ⊂ ⊂[|__) ̄ ̄ /
│_(__⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /⌒ヽ _) ̄ │
│ ┗┳ (__) ┗┳┛ ┗┳┛ と_丿 ┳┛ │
 ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄
┌─ヘ─────────────
│いい迷惑なんだよ
└──────────
アハハナニモカモブッコワシテヤルゼ
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! クッ、クッ、ゼンインノロッテヤルゼ
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ スベテヲブッツブスマデオワラセネェ
⊂_つ)
ヤッパリ、ヒラキナオルッテタイセツデス
〃⌒ソノ ヘ- - 、
i(((´゙リ)) l ノノ^リ))
l.リ.゚ ヮ゚ノリ lii!l゚ヮ゚ノ! ムジュンニハメヲツブルコト
゚し-J゚ ⊂しーJ⊃ モダイジデス
, "⌒` 、
ルハノルノノ
レレ!゚◇゚リ ソレガジンセイナンダカラ
⊂_つ)
ここは自演ばかりのスレですね
あるところに、それはそれは、美しく、賢いお姫様が住んでおりました。
真珠のような白い肌、まるでアクアマリンを思わせる宝石の様な瞳、そしてコスモスを思い起こさせる桃色の艶やかな髪。
彼女の名は、ラクス・クライン。この国プラントをすべる王シーゲル・クラインの愛娘でした。
プラントの人々はラクスを心から愛し、またラクスもこの国の民をとても愛しました。
まさに彼女はこの国の宝とされていました。
そんなラクスも今年で、16歳になろうとしていました。
父王シーゲルは愛娘ラクスのことを思い、16歳の誕生パーティーでラクスにふさわしい婚約者を募ろうと考えておりました。
「ラクスや、誕生日パーティーのことなのだが、お前も今年で16歳だ、そろそろ正式に結婚相手を決めた方が良いと思うのだが」
「まあ、お父様、私には早すぎますわ」
「そんなことはない、それにわたしも、そろそろ歳だ。早く孫の顔が見たいのだ」
とシーゲルは感慨深そうに話しました。
父のそんな姿を見て、心優しいラクスは父をガッカリさせたくない思いで誕生パーティの花婿探しを承知したのでした。
さてラクスの誕生日パーティーの日になりました。
クライン邸にはプラント中の男達があつまりました。
誰も、かれも、ラクスを我が妻にできるかもしれないと言う淡い期待をこめて。
一方、ラクスの気持ちは沈んでいました。
(私は、今日のパーティーで結婚相手を決めなくてはならない…)
ラクスの美しい横顔に陰りが射しました。
とそこに、ラクス姫親衛隊隊長マーチン・ダコスタがラクスを迎えに来ました。
「姫、そろそろお時間です」
「ええ、わかっておりますわ」
ラクスは花が咲くようにしかし、どこか影がある風に笑い、皆が待つパーティー会場に向かおうとしました。
「お待ちください、姫」
ダコスタがラクスの華奢な手を掴みました。
「どうしたのですか?」
「あなたにその様な顔をされては、わたしでなくとも引きとめますよ」
「えっ」
「姫の頬に涙の跡が…」
ダコスタはそう言ってラクスの頬に、涙の跡に無骨な指で触れていました。
「覚えておいてください、わたしは、いえ、わたし達は、あなたの幸せを心から願っているのです」
ダコスタは何だか照れるのを隠すようにラクスから背を向けました。
ラクスはその様子を見て、先程まで感じていた憂鬱が少し軽くなったような気がしました。
「ありがとう、もう大丈夫ですわ」
ラクスは今度こそ、こぼれんばかりの笑みをダコスタに向けたのでした。
大回廊を抜け、大広間の前までたどり着いたラクスは、愛らしくも小さな体に勇気を出すように自身の腕で抱きしめ、
そして、毅然と顔を上げると大広間の装飾の施された扉を開いたのでした。
ワアアアア〜〜
ラクスが扉を開けると、割れんばかりの拍手と惜しみない賛美が彼女に降りかかってきました。
「おめでとうございます。ラクス様」
「16歳になられて益々お美しくなられましたな」
「さすが、このプラントの宝だと言われますな」
そのどれもこれもがラクスへの祝福の言葉でした。
ラクスはそれを笑顔でかわし、父王シーゲルの待つ最奥の玉座に向いました。
「お父様」
ラクスは玉座に着くとすぐシーゲルの隣へと移動しました。
「皆のもの、今日は我が娘ラクス・クラインの為によく集まってくれた。わたしはこんなに嬉しいことはない」
シーゲルの言葉にラクスは、くすぐったくなり、その可愛らしい顔を俯かせてしまいました。
「そして、今宵もう一つ嬉しいことがある。それは、ここでラクスの婚約者を見つけようと思うのだ」
シーゲルのその言葉に今まで黙って拝聴していた紳士達がいっせいに声を上げたのでした。
ラクスを手に入れることそれは、この国プラントの王になることを意味しましたが、男達はそんなことはラクスを自分の物に出来ることに
比べれば、ほんの微々たることだと思うのでした。
実際ラクスの美しさを見れば、男も女も関係なく、唯唯見とれるばかりなのでした。
早速、花婿選びが始まりました。
最初にラクスに近づいて来たのは、アイスブル−の瞳とプラチナブロンドが印象的な男性でした。
「貴方にこれを」
そういって差し出されたのは、燃えるような真紅の薔薇でした。
「わたしは、ジュール家、嫡子イザークと申します。この薔薇は貴方への想いです。この燃えるような赤は、貴方への想いに身を焦がして
しまいそうな自分なのです」
と真剣にラクスの瞳に訴えかけてきます。ラクスは彼の中の激情を素直に嬉いと感じました。
「わたしと結婚してください」
彼はラクスの手をとり手の甲に自身の唇を押し当てました。
ラクスはビックリしましたが、彼が顔を上げる頃には優しげな笑顔で返すことができました。
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l'.l,'.! l l ,'li,,...,,l .N ,'.ノ / .!
l' .i l、l l,!ィ=-;、ヽi -‐-ィ' ,/, ./ l
Nヽ',!、l'::'-!` ` ,.,-'</rノ ,'
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,' .l K!ヽ_,.  ̄ ,.ィ´ !
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_,'_ ', l!!. ヽ´/'/ ! l.! !l
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ヽ l , ' ',
>>966 で、オチはどーなんだよ。
気になるじゃねーか。
…ひょっとしてオチ無しで、だらだらとラクスもてもてハーレム話が続く
んだったのか?
男達は次々とラクスに近付き、求婚の言葉を告げます。
「私のコーヒーを飲まないかね」
「現実は君の歌のように優しくはない」
「グゥレイト」
ラクスはだんだん疲れてきました。
その時、彼女の乳に優しく手がまわされました。