エルたん
2 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/27 18:51 ID:eIStq6ir
2
というか、遺族でもないキラが許そうが許すまいが
イザークの罪が消えるわけではないし。
4 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/27 18:54 ID:aL2res6a
キラはフレイを見殺しにしてしまった事で頭が一杯。
イザークどころの話ではないと思われ・・・
俺は許さねぇ。
6 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/27 18:54 ID:OhYZDkYq
イザークは傷を消したくても消せなくなったね。
(ストライク逝ったし)
知らなかったんだから許すでしょ
たしかにキラがエル殺された事にそこまで拘る必要はないんだな・・・
(フレイ殺した仮面と違って)
ならエルの仇は誰がとるか?
俺以外いなさそうだ・・・
許したから河童は50話まで生きてんだろ
ラクスの股間に顔を埋める気満々なんだよ!
そんな暇はねーYO!
>>8 お前じゃ話にならねぇ
すっこんでろ
俺が殺る
逆にイザークは許すのか、と
アナルセックルしますよ
14 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/27 19:54 ID:9TE6V68p
>>10 昔の女もきれいさっぱりしたことだし、
そりゃあもうパッツンパッツンにジョイントしますよ!!
ラストはイザークママが戦犯として逮捕されたみたいだな
もしかしたら泣き叫ぶイザークの目の前で、ママは公開処刑されるかもしれん
ま、因果応報って事で
16 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/27 20:00 ID:ASD0FhCr
,.r''" ヽ,. ヽ ,/: : : : : : : : : : : : :
,.r'.___ __,,... --──一’゙、 _,......-`r': : : : : : : : : : : : : : : :
,.r'_,.-''" `フ´: : : : : :_;:.:..:..:..:..:..:._''": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
r''-'" /: : : : ,.r '',"r‐'''''¬=;ー-ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : :/
`ー‐-、._ `ヽ、 /,/''`゙ ': :,r 一-、゙ヽ, ゙ヾヾ: : : : : : : : : : : : /
: : : : : : :`ヽ、_<ヽ/{::: 、::ヽ. @ ゙、. !、 ゙:, `ヽ、: : : : : : : : :|
: : : : : : : : : : :゙ヽ'、:: ミ=、;;;;jェ,::`-, ,ノ_,ィ,ノ゙ヾ、 : : : : : |
|: : : : : : : : : : : : `:、  ̄""´ ニ、r、,ノ,.._゙、 ゙、 : : : : |
`7¬ヽ、: : : : :|\: :\ ゙、:f"eヽ`゙; }| : : : /
/ ,>、: :.| ヽ、゙、 ,. _ ,/::ヽ_,..!リ'ノリ: : : :/
__/,..,-ヽ:| ゙、゙、 ,.:,.r-'"-`ヽ、 /'"/: : : :/
,イ Y゙、゙、 ゙! ゙; / `ヽ、. `ヽヽ ,/ /: : : :/ 僕のこと忘れてない?!
. ! ゙、`、ヽ.|! ゙ヽ. } 7' ./ ,ノ`ヾ、/
゙、 ゙、`、 | `ヽ、 /), ' ,.-',.-''´ _,/
:゙、 ゙、ヽヽ、 /ヾヾ'、_/,/ ,..ィ''/
、 `、 ゙、\\ / ``ーYf-,..-''",.イ\
.`、 ヽ. `、 ``ヽ / //´ ,;イ: : ゙、 ゙ヽ、
なぜキラはフレイがあぼーんした時にエルたんの一件を
思い出さなかったのだろうか?
キラはイザーク(デュエルの中の人で痔の友達)を覚えているだろうか?
>17
自分にはあの表情に全て内包されていたように見受けられましたですよ
20 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/27 21:27 ID:LwKHD2N7
会ったらイザークのが怒りそうな気もしますが
いっそ修羅場キボン
知らなかったといえ民間人が乗ったシャトル撃ったんだ。
キラと話し合いでもガチバトルでもいいからケリをつけてほしい。
ニコルを殺してトールを殺された時ですら
「お互い知らなかったんだからしかたないよね」で済ませたキラだ。
イザークはあれに民間人が乗っていると知らなかったんだからしかたがない、で済ませるべき。
知らなかったんだからしかたないと言った本人なんだから
ぐだぐだ文句言う筋合いはない。
俺から言えば
イザークがキラを許すかだな
トールの敵だし
笑えない
>>23 キラはそれでいいかもしれんが、真実を知ったイザークが
それをどうやって自分の中で消化するのか気になったんだ。
無抵抗の連合兵士を撃つザフト兵を嫌悪してたくらいだから
知ったらショックじゃないか?
おーい!キラはニコル殺したんだぜ?それはいいのか?
アスランも痔もニコルの件を流してるからなあ
ミゲルも殺してるし。
戦後、虎はキラを許すのだろうか?
アイシャをかえせー!!
罪は全て無かったことになるんだよ
種だし
アイシャは死んでない
もうお互い許してるんじゃね?キラはイザーク見逃したし、
イザークはキラに逃げろ!とか言ってるし。
今更蒸し返すなよ。
戦後、俺たちは1を許すのだろうか?
YES
→NO
次の議題案
・戦後、俺たちは種を許すのだろうか
・戦後、常夏厨は遺作を許すのだろうか
・戦後、新シャアは存続を許されるのだろうか
;゚д゚) <そこでまたみんなブチキレですよ。
(゚д゚;エーッ!
>>33 仮にザフトが降伏していればイザークは戦犯で処刑間違いなし。
38 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/28 01:42 ID:sgCOL9Co
泥試合。
>>1は、この間中学生監禁しちゃった引きこもりのオタクロリ?
くれぐれも幼女さらって来て「エルタン」とかやらないようにな。
忘れてんじゃないそんな事。
それより、イザークがキラのこと許すかが心配だ。
41 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/28 17:49 ID:9zP4vW7L
イザークがキラに決闘を申しこみますがボコボコにされます。
それでエルちゃんのうらみでイザークがキラにレイプされて終わり。
しまったageちゃった・・・
44 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/28 17:56 ID:NtRG7FTa
もうあの事実を知ってる奴はキラしかいないのか?
キラが何も言わなければ罪にならん
キラも幼女のことなんざ忘れてるだろうw
キラがイザークに会った後、アスランがよせばいいのに「デュエルはイザークの愛機」
と紹介したため、ぶちきれたキラがシャトルの件をイザークにぶちまける。
でも、戦闘中の誤射だから仕方が無いと平然と切り返すイザーク。
「まるで、ナチュラルみたいな事を言うな!大体あんな時に民間人を丸腰で降ろすような事をするな!
あれじゃ、お前等死ねと言ってるようなもんだ!」
フンと言いながら、アスラン達に抑えられたキラを一瞥して去っていくイザーク。
その夜。イザークは、罪悪感に苛まれ、ずっと泣いていたという。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい・・・・(号泣」
その様子をこっそり見ていた、イザークの部下の女の子は、
不憫な隊長を見ていられずに内緒でキラ達の所へ行き、
イザークが後悔している事を伝え、許してあげてくださいと懇願しました。
>>41 普通に読んでしまったが
ち ょ っ と 待 て
ごめんなさいって言うイザーク・・・(*´∀`*)モエー
戦後、イザークはキラを許すのだろうか?
YES
→NO
キラがイザークをぶん殴ろうとした瞬間、イザークママがイザークを往復ビンタでぶちのめす
それで種割れしたイザークが改心してみんなに許しを請って大団円
と言うか戦後ラクシズはなんらかの処分をうけるのかね?
54 :
通常の名無しさんの3倍:03/09/29 23:27 ID:ewMtKnG5
イザークが泣きはらした翌朝。
食堂で顔を合わせたキラ達とイザーク&部下達。一触即発の雰囲気が漂う中、
イザークとキラはお互い何も言わず、目も合わさず、機械的に朝食のトレイを取った。
順番に並ぶ二人の後ろで、アスラン達とイザークの部下達は慌しく朝の挨拶を交わした。
彼らは「・・・とにかく今日は穏便に・・・」と合意した。
キラ「アスラン。皆。ご飯食べないのか?」
イザーク「お前達、早く並べ。」
不気味な静けさに慄きながら、アスラン達もトレイを取ったー。
Q:最終回の後キラは、イザークに13話で民間人のシャトルを落としたことを言及すると思いますか?
A:そんな細かい事気にせず、SEEDを楽しんで頂けたら嬉しいです。
Q:僅かに発射された3射目のジェネシスの被害はなかったのでしょうか?
A:そんな細かい事気にせず、SEEDを楽しんで頂けたら嬉しいです。
Q:……そうえいば「外伝を見ると話をより深く理解できる」ではなく「外伝を見ないとさっぱり話が理解できない」のは私だけなんでしょうか?
A:そんな細か(ry
>>54 泣き顔イザークたん・・・(*´∀`*)ウフフー
>>1 つ〜か、キラはエルの事なんか忘れちゃってるから、許すも何もないと思う。
すでのトールの事も忘れてるし。
てゆーかさー、遺作が誤って民間シャトル撃ったのは罪になるんだったら、
ジェネシスとか核ぶっぱなった奴らはどーなんのさ?核は未遂に終わったけど、
当たってたらかなりの民間人死んでたんじゃね?
もーいい加減くどいよ。マジでさー。おまえらよー。
てかおまえらそんなに遺作好きなのか?
61 :
キラ:03/09/30 20:01 ID:???
イザークって誰?
というか、デュエルガンダムって何?
向かい合って食事するイザークとキラ。
そのテーブルの片隅で恐々食事するアスラン達。
でも、ディアッカだけは、
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
. リ ´∀`) <朝から炒飯が美味いぜグゥレイト!
ディアッカの鬘がズレタのは、作者の責任でした。
「でも、炒飯が美味いからいいよな。」何という言い草でしょうか。
それとも痔か炒飯に何か含む所があるのでしょうか?謎はふかまるばかりですw
黙って食べながらも、時折、お互いをチラリと見る二人。
「どうかしたか?」「別に。」と繰り返す二人は居心地の悪さを感じていました。
最初に口火を切ったのはイザークでした。人をジロジロ見ながら食事するとはマナーが悪いと言ったのです。
キラもすかさず反撃しました。「お前も一緒だろ!!」イザークは平然としていました。
そして「もういい。先に失礼する。」部下の手前、キレる訳にもいかないイザークはさっさと逃げようとしました。
でも、キラの方は収まりがつきません。思わず「この子・・・」子供殺しと叫ぼうとしましたが、
昨晩の女の子の詫びを思い出してこらえました。
でもそんな事を知らないイザークは「何だ。言いたいことがあるならはっきり言えよ!」
と睨みました。シャトルの事を持ち出されても、昨日ように切り返すまでと考えました。
おまけに、「この子・・・」で止まったキラの姿は、もったいぶっているように見え、とても不快でした。
だったら、こっちも動揺なんかしない所を見せてやる。
「早く言えったら!この腰抜け!!」と一喝しました。
キラは声を出す代わりに、朝食のスープをイザークの顔にぶちまけました。キラの精一杯の譲歩でした。
イザークは、スープを拭うと朝食の残りをトレイごとキラにぶつけました。
そして取っ組み合いが始まりました。
・・・時にイザークの部下の女の子って何て名なんだろう?
流石だ、痔!
空気読めてない上にずれてる…。
68 :
67:03/10/01 00:23 ID:???
あひゃ、リロードしないで書きこんじゃってごめん。
>60
アレ、民間人が多数便乗していただけで、実態はメネラオス搭載のシャトル
だから、連合軍の士官が機長をしてるはずなので、脱出も作戦行動なら、遺
作が撃墜した事も作戦行動にあたりマス。故に公式に罪状を問うのは無理で
す。戦後事実関係を知っている吉良やAA乗組員が「これこれで、、」と道
義的責任を世に問うてみる位が関の山でつ(近似例として大戦中民間船舶を
撃沈しまくった潜水艦艦長達なんかは少なくとも撃沈しただけでは敵味方問
わず何の訴追も受けてません。)。
>>66 つまんねえからもうやめろよ。
てかキラ厨うぜぇ。氏ね。
怒るとしたらイザークの方だな。
取っ組み合いの最中、イザークはキラに叫びました。
「今まで黙っていたが、貴様だってニコルを…
それにミゲルだって殺したじゃないか!!」
それを聞いたキラは、はたと止まりました。
「・・・」「・・・」
取っ組み合いがおさまり、あたりはシーンとしています。
続きキボンヌ
\ \ _,.〉-─ - ._
_,.>-ァ'" ヽ、
_/ ∠ ,. -‐ `ー、_
\/ / ,. -‐ ァ ,. - / ヽ、
> / / // / ヽ
 ̄レ'/,.-‐フ-/,. -イ イ //ヽ ゙、
| /ィrュ∠-" レ'| ヽ ゙、
r/、f;::。〉 __-、| /| ト、l |
/ ゙゙' ヽ `'V、 リ ト、
ト、/l、,..-、_,. へ,.へl ;' ィr=ッ、 `l /} ノl ノ `ゝ
⊥/ l/---> `、 、. 〈:。ン! 〉 }ノ .ノ ハ \
/ _ス^ヾ'"< \、 〉 `` ー `‐ /,.イ ノノ\ ,.r、|
' てゝ \_ヽ | _ / / ヽ、 _,.ー- .ソ-‐イへ、 \ ノ
(っト \!ヽ|`ー、/ /_,.-|` ー---‐'" 〉7" \| ̄
ヽ( / `ー- 、_l _,. -''"`ー`- 、
`ー 、__ノ `ー-'-─'" ̄`ヽ、》 喧嘩せんといて・・・。
レ' l'"
 ̄`ー-、 l
,. 个 \ /
,.イ | ヽ、 /
f | \ 〃 `ー- 、_,. - ─''1~
| | ,. へ>"r-、_ t | |
| ` ノ j `ー-‐'´`ー''T"
感情を抑えきれなくなってキラは言いました
「確かにそれは君の言う通りだよ…でもね…違う…君はね…
君はやつあたり同然に非武装のシャトルを墜としたんだぞ…!
多くの罪の無い民間人を…あの子を……くっ…!」
キラは逃げるようにその場を走り去りました
「あの子…?」
続ききぼんぬ
お詫び、イザークの部下の女の子の名前が分かりませんでした(涙
仕方ないので、仮名:ナナシさんとします。トホホ
アスラン達は、キラを追いかけて食堂から出て行きました。
イザークの部下達は周囲に謝ったり、掃除をしたりと大忙しでした。
一人ポツンと取り残されたイザークは、エルという子とキラと何の関係が
あるのかと考えていました。
その時、ディアッカが戻ってきました。イザークは取り成しでも頼まれたのかと思いました。
「なあ、此処って炒飯のお代わり頼めたっけ?」イザークの脳味噌は沸騰しかけました。
でも、モップで床を拭いてるナナシに睨まれると一瞬で冷えました。ママのような気の強い女性には、
例え部下でも弱いイザークでありました。気を取り直して言いました。
「・・・今の俺の地位なら、五目炒飯大盛りだって頼む事が可能だ。そこでさ。教えてくれよ・・・」
「やったぜ!グゥレイト!」
食い物で釣られた似非外人は、簡単にエルとキラの関係をイザークにばらしました。
「フフフ。アハハハ。そうかそういう事か!成る程な。…それじゃ恨まれる訳だよな。…」
ようやくイザークは、自分がキラを恨むくらい、キラも自分を恨んでいる事を理解しました。
イザークの後ろでは、折角磨いた床に五目炒飯をポロポロ零すディアッカの首を
ナナシがギュッと絞めていました。
顔色が紫になるディアッカのポケットから、エルの写真>74が落ちました。
それを拾って見た、イザークは一気に落ち込みました。
「…すまん。ちょっとトイレへ行ってくる。」と言うや、力無くと食堂から出て行きました。
「…悪かった。そんな積りじゃなかったんだ…」ブツブツ言うイザークの傍らを
ミリがディアッカを助けるべく突っ走って行きました。ナナシに飛び蹴りをする音も
罪悪感に苛まれているイザークの耳には届きませんでした。
リレー小説スレだね
けっこういいかも
「おいそこのメガネ!」
「なっなあに!(あ、ザフトの隊長!)、・・・・んデショウカ!」
「教えろ!」
「あ?、あ、はいなんですか」
「いいから教えろって言ってるんだよ!」
「えええ、トイレですか、トイレならあっちに」
「ふ ざ け る な このヘタレが!、教えろって言ってるんだ!」
「え・・・、というと?」
「ここは戦艦だろ!、慰霊のための部屋とかそういうのがあるのかって聞いてるんだ!」
「あ・・・、確か第22ブロックにそんな部屋があったような・・」
「分かった、よろしい!」
「はい、すいませんでした」
「何を謝ってるんだ!、このヘタレが!」
「はい、すいませんでした!!」
「それから、あれだ・・・」
「え」
「貴様ついてきたら死刑だぞ!!」
「ひぃ!」
次の日、フラガと一杯やろうと思って部屋を訪れたマードックが
汚い字で「ごめんな」と書いた書き置きを見つけた。
ディアッカ便利なキャラだなw
不謹慎だが、オモロイw
続きキボンヌ
83 :
こことかどうですか:03/10/02 19:40 ID:i7A6NRCh
ナナシさん萌え〜
85 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/02 21:08 ID:ZTb2bjBe
―AA第22ブロック慰霊室―
慰霊室の扉を開けるイザーク。
部屋は薄暗く、明かりは天井に光量を抑えたライトが2基あるだけだ。
辺りを見回せば、壁には多くの写真が並べられている。
…この艦での戦死者の遺影のようだ。
各々の写真の脇に、名前や戦歴等を刻んだプレートが添えられている。
「こいつは、エンディミオンの鷹と恐れられていた…この艦に居たとはな。
こっちは…ナチュラルのくせに、俺と歳の変わらん奴がパイロット?
ディアッカが捕まった時に死んだのか…」
イザークは一通りの遺影を見終えると、
ディアッカが持っていたエルの写真を空いている額に飾り、献花を捧げた。
続きキボンヌ
86 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/02 21:26 ID:tcsIfWz4
やべぇ・・・ここのスレ、
SEED本編より百倍くらいおもしろい・・・
ディアッカが良い味出してる。ナナシさんいいかも。
俺も続き書きたいけど、俺の低俗な脳みそじゃこの
高尚な小説は繋げねぇ。
みなさん頑張ってください。
「…誰?」
その時、後方から声がした。
イザークはとっさに銃を取り出し、構えた。
逆光の中、動揺しながら相手の顔を見ると・・・
「…貴様!」
それはキラだった。
キラはイザークを見て瞬時に睨んだ。
「お前!…何してるんだよ…。」
「貴様こそ、何しに来た!?」
文体変でスマソ。
続きキボンヌ。
時にナナシってイザークの事どう思ってんのかね?
「…その…なんだ…」
言わなければいけないはずなのに…その言葉は出なかった
「…」
一瞬とも永遠とも思える静寂…
そしてキラはイザークを怒りとも軽蔑ともつかない目で睨み、立ち去ろうとした
(なんだよ…人がせっかく…謝ろうってのに…!)
イザークはついカッとして、言ってはならないことを言ってしまった…
「ケッ…貴様、ロリコンだったのか?」
「……!!!」
「あのな!、お前みたいな変な奴に居られて迷惑なんだよガンダムのパイロット!」
「き・・・君って奴は!、君って奴は!!」
「なんだお前やる気か?、あ?、いつでもかかって来ていいんだぞ?」
得意げにシャドーを始めるイザークだが、その時彼は信じられない光景を見た。
「僕は・・・、君の様な人を、決して・・・!」
なんと、キラが目に大粒の涙を溜めだしたのだ。
これまで自分が目標にした人間と自分についてきてくれた人間しか
知る事の無かったイザークにとって、口論の最中に泣き出す男を目にするなど
初めての経験だった。
「お、お前・・・、泣いてるのか・・・?」
「うるさい!、僕は!、僕は!!、うあ゛ぁあ ・゚ぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ 」
駆け去るキラを呆然と見送るイザークだった。
やりきれない気持ちのイザークが一人つぶやく
「俺だってな!、時と場合によっては誰かに謝りたいと思う時があるんだチクショウ!」
「よう」
「誰だ!」
「俺だよ、イザーク。お前に渡したいモノがあるんだ」
ディアッカの手には紙とペンが握られていた。
「んじゃ俺は整備の仕事があるからさ。ああペンは返さなくていいよ、じゃな」
彼は立ち去るディアッカが自分に何をして欲しいのか痛いほど分かっていたし、
あえてその事を直接言わないディアッカの思いやりに胸が詰まる思いがした。
「くそ!、どいつもこいつも!!」
イザークの目にも大粒の涙があふれ出していた。しかしそれを知る者は居なかった。
なんだよ、そのカッコいいディアッカは。
そこでまたイザークの脳みそ沸騰させてこそディアッカだろ。
「しかし…何て書けばいいんだよ…」
謝罪文など簡単に書けるわけも無く、途方に暮れるイザーク。
部屋に閉じこもり、何度も何度も書き直し続けます。
そして夕食の時間になりました。
親友の姿が無いことを不審がるアスラン
「…?キラがいないな…ディアッカ、知らないか?」
「ああ、部屋で泣いてたぜ」
「なっ…何で!?」
愚かしくもディアッカは慰霊室で見た出来事を全て話してしまいました
「…!」
パリーン!(種割れ)
親友を酷く傷つけられたアスランは激怒しました
そうだね、やっぱディアッカはそうでなくちゃ。
95 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/03 22:26 ID:RY81JbM6
「イザァァァークゥ!」
種割れアスランはイザークの部屋に押し入った。
「な、何だ!?貴様、アスラン!」
動揺するイザークに構わず、アスランは捲し立てる。
「ディアッカから聞いたぞ、お前がキラをまた泣かせたと!」
(くそっ、あいつまた余計な事を〜〜っ)
「戦争が終わってもまだキラをいちめるのかお前は!?
お前なんか修正してやる!表に出ろ!」
「表に出ろだと!?いい度胸だな!
貴様如きが俺に拳で敵うと思っているのか!?」
そう言ってイザークは上着を脱ぎ捨て、拳を構える。だが、
「勘違いするな、イザーク。
俺達の決着は宇宙でつける!」
「何だと…!?」
「ついてこい!」
踵を反し、部屋を出るアスラン。
イザークもワケの解らぬままついていく。
そして二人が辿り着いたのは、格納庫だった。
「さあデュエルに乗れイザーク!MS戦で勝負だっ!」
「何ぃぃっ!?貴様は何に乗るんだ!?」
「もちろんジャスティスだぁっ!!」
「き、貴様ぁっ!卑怯だぞ!」
それよりも
戦後、サイはキラを許すのだろうか?
>>96 性質の悪い糞女を押し付ける事が出来てラッキーと思ってたりして。
「こんなことに付き合っていられるか!俺にはやることがあるんだ!」
イザークはどこかへ走り去っていきました
「待てっ……くそ、逃げ足の速い…!」
追おうかとも思いましたが、キラの様子も心配なので
キラの部屋へ行ってみることにしました
「キラ…?入るぞ」
「ぅぅ…ぁ…゛ぁぁ゛ぁっ……」
真っ暗な部屋でキラは折り紙を握りしめ泣いていました
「キラ…」
それよりも
戦後、アスランはキラを許すのだろうか?
全ての元凶が痔のような気がしてきた
心の傷が蘇って嗚咽するキラに、何もしてやれないアスランは己の無力さを痛感しました。
一方、アスランから逃れて部屋に篭ったイザークは、ベットの上で震えていました。
キラ達の憎しみに対する恐怖と知れば知るほど膨らむ罪悪感で、押し潰されそうです。
で、一方。
「…という訳で、俺もイザークと皆がうまくやれるように、色々と努力してるの。
イザークはさ、プライド高いから、こちらからアプローチしてやったりね。」
ディアッカはそう言って、ミリ手製のチキンライスを頬張りながら言いました。
「フウン。あんたでも、仲間に気を使うんだ。」
ミリはディアッカの思わぬ一面に、ちょっと感心しました。
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
(´∀` リ <オブコースだぜ!グゥレイト!
( つ旦O
と_)__) 旦
と満足そうに、食後のお茶を飲みました。
いい奴だなあ、ディアッカってw
オブコースってなんだよ、ディアッカ・・・。
更に一方。
ナナシさんは困っていました。隊長であるイザークが部屋に閉じ篭って出てこないのです。
鍵がガッチリとかかり、宥めても、スカしても、ノックしても、叩いても、蹴っても、反応はありません。
此処数日、イザークが風邪を引いたと言って、代わりに任務をこなしてきましたが、そろそろ限界です。
アスラン達や部下達もイザークが何時出てくるのか?とそればかり聞くようになってきました。
「いや、実はね。ザフトのエースは連合の船の中で引き篭もりになってしまったの〜アハハ♪」
ああ、部隊崩壊覚悟で思い切ってそう言ってしまいたい衝動に何度駆られた事か…
ナナシさんは溜息をつきました。
「…思い切って謝れば楽なのに…変な所で腰抜けなんだから…」
イザークは部屋の中でクシャミをしました。
「キラか!アスランか!俺の噂をしてるのはよおッ!?…助けて、母さん(涙」
なんかここキモイ
中継・ナナシさん
翌日、隊長(イザーク)はやっと部屋から出てきた。
あ・さっそくキラさんに会っちゃってるよ・・・。
「!!お前・・・。」
あーあ。まだキラさんに睨まれてるよ隊長。
あれ?隊長、手になんか持ってる・・・。紙かなぁ。
「その・・・これ・・・。」
あっ。隊長が紙渡した・・・。
「よっ!!イザーク!やっと出てきたのか!!」
あっディアッカさんだ!つーかタイミング悪っ!!
せっかく隊長が手紙渡そうとしてたのに・・・。あーあ。
中途半端でスマソ。誰か続きキボンヌ。
>>104 じゃあ、お前!
今すぐここを気持ち良くしろ
「ヨッ!貴方の心のコーディネーター、ディアッカ・エルスマン参上!
で、キラに何を渡してるんだ?ひよっとしてラブレターかい?」
「バ、馬鹿野郎!そんな訳ないだろう!」とイザークは焦りました。
生まれて初めて一生懸命書いた謝罪文だとは、ディアッカの前では口が裂けても言えません。
そんなイザークの態度を見てディアッカは「イッツ・アメリカンジョークHAHAHA!!」と
嬉しそうに言いました。
「だったら、何だよ。この紙?」キラは訝しげに言いました。
「何でもない!返せ!」イザークはキラの手から謝罪文をひったくりました。
キラとイザークはまた睨み合いました。
後ろでは、ナナシが余計な事ばかりする炒飯野郎にチョークスリーパーをかけていました。
そのまま、廊下の陰に引きずった後、「撲殺!」というナナシの声と共にディアッカの悲鳴があがりました。
でも、緊張状態にあるキラとイザークにはその悲鳴は届きませんでした…。
「…別にいいけどね。そんな紙。」キラはそう言い捨てました。
「あーそうかよ!じゃコッチも用は無いさ!」イザークはそう言って、歩き去ろうとしました。
「ちょっと待ってよ。僕は君に言いたい事があるんだ。」「何だよ?」
「君がいない間、僕達やナナシさんがどんなに苦労したか知っているかい?」
「あのなあ、お前等はともかく、ナナシは副隊長だ。それくらいは当然なんだよ!」
あーイライラする。じゃあなと今度は振り向きもせず歩いていってしまいました。
その背中にキラの声が飛んできました。
「君は、自分勝手な卑怯者だ!…自分がした事に謝る事も出来ない、腰抜け野郎だ!」
キラの言葉が痛烈にイザークの心に突き刺さりました。それでも何とかキラの見えない所までいくと
ガンと壁に拳をたたきつけました。「くそ!何であんな奴に言われるんだよ…母様(泣」
そして、手紙をクシャクシャに丸めると床に放り投げました。
キラもムシャクシャしたまま、イザークとは別方向に歩いていくと、
血の海に沈むディアッカと拳を真っ赤に染めたナナシに会いました。
「あ、色々忙しいのに精が出ますね。」とキラが言うとナナシも「あ、どうも」と挨拶しました。
じゃあ、言うキラにナナシは、隊長は、決して悪い人じゃないんですと言いました。
キラは力無く頷きました。
ああ、この人も苦しんでいるのだな。とキラの姿を見てナナシはそう確信しました。
その背後には、ディアッカを助けようとミリがバットを持って迫っていました。w
血の海に沈むディアッカを背景にして、ナナシとミリの壮絶な戦いは
小一時間続きました。
拮抗する二人の力。
飛び散る汗と血飛沫。
いつの間にか集まったギャラリー達と「どちらが勝つか?」と賭け事
を始めたディアッカを再び血の海に沈め、ギャラリー達を巻き込み、
やがて激闘が終わる頃には二人の他に立っている者はいませんでした。
そして戦えの末、二人は奇妙な友情で結ばれたのです。
「あなた…強いのね」
「あなたこそなかなかやりますね」
二人は傷だらけのお互いの顔を見つめてニヤリと笑いました。
コシコシコシ…死闘を終えたナナシとミリは下着姿で洗面所で服を洗っていました。
「返り血が取れない…折角の軍服が染みになってしまうわ。」
「あなたの服の色なら、目立たないわ。私なんて薄いピンクだから目立つのよ。」
ミリはそういうと今度は、血塗れの愛用バットを洗いはじめました。
それは?というナナシにミリは、昔のボーイフレンドの形見だと言いました。
戦闘の合い間に、トールと一緒に船の倉庫を散策してると、角材の切れ端を見つけました。
どうするのとミリが聞くと、これでバットを作って皆で野球でもしようとトールは笑いました。
「ウチの機械はそんなモン作るためにある訳じゃないんだ。」と言いながらもマードックが
結構楽しげに削ってくれました。ムウは「じゃあ、俺は格好良く飾り彫りでもしてやろうか。」
休憩中に綺麗な飾り彫りと色まで塗ってくれました。試し振りはナタルがやっていました。
…でも、トール、ムウ、ナタル皆逝ってしまいました。野球もせずに…
そして、バットはミリの手元に残りました。
「で、今は私専用って訳。」ミリは務めて笑いました。ナナシは此処にも戦争の傷跡を見つけました。
ミリがディアッカを許すまで色々葛藤があっただろう事は馬鹿でも想像はつきます。
そしてそこから、ディアッカを受け入れるまで成長したミリは、充分立派な「大人」だろうとナナシは思いました。
服を乾かしていると、艦長のマリューが入ってきました。別の洗面台にいくと、
蛇口から直に水を飲み始めました。飲み終わると、ナナシの敬礼も無視してそのまま出て行きました。
ナナシは、艦長から少し足がふらついている事と酒臭さを感じた事をミリに言いました。
「ごめんね。ムウさんが戦死して以来、お酒が止まらないの…皆には内緒にしてね。」
ミリは恥ずかしそうに言いました。ナナシは頷きました。
時間が経ち、二人は気色悪いと言いながらも、生乾きの服を着ました。
廊下を歩くと床にクシャクシャに丸まった紙を見つけました。
それは>108でイザークが捨てた謝罪文でした。ナナシはそれを拾って皺を伸ばしました。
そして、思わず内容を見て硬直しました。どしたのとミリが覗き見ると、
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。(以下エンドレス)」
と真っ赤な字で書いてあったのです。最早、工夫云々の問題ではありませんでした。
「これじゃあ、まるで怪文書じゃない。」とミリは呆れて言いました。
その異常な内容に涙するナナシを見て、ミリは、謝罪文一つすら満足に書けない隊長と
部隊の面倒を同時に見ている、ナナシに同情しましたw
112 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/05 10:26 ID:pi7oVsYT
いつの間に主人公がミリィになってんだ
そりゃ、キラが容易にイザークを許しそうにもないから。
まあ、イザークの方が「私が悪うございました。お許し下さい。キラ様。」と
頭坊主で、平身低頭、土下座でもせんかぎりは…
もっともイザークはソレやるくらいなら、舌噛み切って自害するだろう。
それに、この手については、真っ先に赤の他人のコーディを許したミリが先輩だしね。
んじゃ、アスランはいいのか?ついては、キラは身内や知り合いには激甘だから…
いや、アスランもその点じゃ一緒だけどな。
>111
烈しくワラタ
その後、ナナシとミリアリアはあの二人を仲直りさせようと
計画をねりました。
まず、イザークとキラを会わせないといけません。
そこでナナシはイザークを、ミリはキラを呼びました。
そして今度は誰も(痔も)入って来れない密室に閉じ込めました。
これで対等に話会ってくれるはず・・・
そして対面の時…
「何か用?」
「こっちのセリフだ!」
「悪いけど君と話すことなんか無いから。じゃあね」
「ちょっと待ってください!」
このままじゃどうにもなりません。
ナナシはキラにイザークの謝罪文を渡そうとしました
「あの、隊長からあなたに…」
「手紙…?」
ところが、キラは受け取りません。
そしてイザークを睨みつけて言いました
「言いたいことがあるんなら自分の口で言いなよ」
「く…」
「言えないのかい?腰抜けだね…」
「な、何だとっ…!」
ぶっちゃけキラはイザークの事、爪の先程も考えて無いと思うんだが…。
もし二人が顔を合わす時が来ても、気不味い雰囲気が流れるだけだと。
二人ともしばらく睨み合っていたが、イザークがついに口を開いた。
「貴様…俺に色々言ってるが…お前こそ俺とディアッカとアスランにあやまれ!!
お前だってミゲルとニコルを殺したじゃないか!!」
それを聞いて、キラも叫んだ。
「・・・!!君達の仲間はたくさん人を殺した・・・だけど、
あの子は何もしていない良い子だったんだ!」
「関係あるか!!ミゲルやニコルだって、俺達の仲間だったんだ!!」
「・・・」「・・・」
沈黙が続いた。
そのころカズイは袋とじを開けるのを失敗してマジ切れしていた
カズイが袋とじを開けるのに失敗して、荒い息を吐いていると。
「何だ、久々にAAに来てやるのはエロ本の袋とじ開けかい?
しかも失敗しちゃって勿体無い。」
カズイが後ろを向くと、
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
リ ´∀`) <グゥレイト・“エロス”マン参上!
/( つ旦O
ノ | ||
く _(___)_)
「どれ、俺がちゃんと開けてやろう。プロにまかせな!!」
残った袋とじに果敢に挑戦する、ディアッカ。ムウ兄貴譲りのテクを見せる時だ!
ビッビッビッビッビッビッ…ふう。さあ最後という時に、
いきなりアスランが入ってきました!!二人の心臓がバクバク言いました。
「キラが何処にいるか知らないか?」
「あ…ああ…ミリが連れて行ったぜ」とディアッカが答えました。
お前一時間でもキラがいないと落ち着かないのか?とディアッカはツッコミたかったのですが、
袋とじ開けという精密作業に没頭している今、そんな暇はありません。
アスランがそうかと言って立ち去った後、ディアッカ達は最終工程に挑みました。
「あ、そうだ!!新しい任務あるからもしれないそ!!」
アスランがまたいきなり入ってきて叫びました。
驚いたディアッカの指先に狂いが生じました。ビリリリリリ!!!!袋とじが裂けてしまいました。
「それだけだ。」とアスランが去った後、
ディアッカとカズイは、無残な袋とじを持って真っ白に燃え尽きてしまいました。
よし!またズレた!
…何が悪いんだろうか…
教えてくれディアッカ…“エロス”マン。
あれだ、今日なんかのテレビで袋とじを綺麗に開けるには
テレホンカードか定期券だって言ってたな。
ディアッカとカズイが真っ白に燃え尽きてるころ、
アスランはキラのいる場所を匂いで発見した。
アスランが喜んで入ろうとした所、ロックがかかっているようだ。
アスランの脳裏に不安がよぎる・・・・
「キラ!!キラァァ!!どうしたんだ!?!?」
アスランはおもむろにドアを叩き始めた。
「この声は…アスランか!?」
イザークが叫んだところ、
「今の声はイザーク!?このやろう!キラを拉致りやがって!!ココを開けろ!」
という声が返ってきた。
・・・開けられるはずがない・・・。
今あけたら勘違いをしているアスランに絶対殺される。
横をチラッと見ると、キラはすっかり怯えきっていた。
「…貴様も大変なんだな…。」
その姿を見たイザークは少しキラに同情した。
あ・123ゲト
>121 ドントマインド!(ドンマイ)
さて。困りましたこの状況。
どうにかしてアスランを倒すか逃げるかしかありません。
「でも…なんとかなだめられないかなぁ…。
今のアスランさんを倒すのは難しいと思うわ。逃げるのも大変そうだし。」
と、ナナシさん。
「そうねぇ…ちょっと交渉しましょう。」
そういってミリは声を張り上げました。
「ちょっと聞いてアスランさん!!拉致ってるんじゃないの!!
それに私達もいるから大丈夫よ!!!だからキラの事は心配しないで!」
「うぉぉぉぉぉおぉぉ!!!キラを出せ―――――!!
キラ!!キラ!!キラァァァァ!!!」
聞いてない。
「・・・」「交渉は無理ね。」
おやつの時間になりました
ドンドンドンとアスランがドアを叩く音がピタリと止みました。
一同がフウと溜息をつくと、今度はカンカンカンと金属音がドアから響いてきました。
怯えるキラとイザークを尻目に、ナナシとミリがドアに耳を当てると、
二人の顔の間に斧の刃がドアを突き破って出現しました!
「うああああ〜!!」二人は慌ててドアから離れました。
そして斧が引っ込み、その切れ目から種割れしたアスランの瞳が見えました。
「…其処か…キラ…」
〃⌒`⌒ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
((`')从ノ .i < 大丈夫かキラァァァッ!!
(゚Д゚; <,,,i \______
______ | | _____
(∋ /  ̄ ` ´  ̄ヽ ∈) __ヽヽ │
|____ | 愛 \\____| / \ 、、 │
/ / ヽ ー - / \\ /\ __/ / │
■ / / | | | \ヽ
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■□■□■□ / / / ヽ \ |
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■□■□■□■□■□■( く ) ) |
| \ \ ./ / |
| \ \____/ /. |
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|/ ⊂⌒__) (__⌒つ \/
「やばい!!」
アスランがジャスティスアックスで扉をぶち抜いて乱入してきました
「よくも僕のキラタンを拉致監禁そして暴行淫行ハァハァハァハァ」
「ち、違うって!!」
「問答無用!!必殺ジャスティース…」
「 ギ ャ ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ … ッ !!」
アスラン御乱心の報を聞いた。マリューは、
「また、あの子達?いい加減にして欲しいわ。」
とポケットからフラスクを取り出すと一気に酒をゴクゴクと飲みました。
「艦長いくらなんでも勤務中ですよ。いい加減ご自分をお許しになられたら…」
マリューは、ムウの死の責任は自分にあると思い込み、そんな自分を許せずに、
酒に逃避していたのでした。お陰でアル中一歩手前の状況です。
「ノイマン。貴方こそ自分を許したら?」酔った瞳でマリューは言いました。
ノイマンは、愛するナタルに付いて護ることが出来なかった自分をやはり許せなかったのです。
お陰で欝状態になり、今では、抗うつ剤が手放せません。
そうアークエンジェルには、キラやイザーク達の他にも、
自分や他人を未だ許せないでいる人がいたのです。
その頃イザークはアスランに追われていました。
「うわああぁあぁぁ!!ちょっと待て!誤解だ!」
「うるさあぁぁぁあぁぁあぁぁい!!」
イザークはさっきの必殺技を頭に少しくらってフラついていた。
(くそっ・・・少しかすっただけであんなに効くとは・・・!)
まともにくらったら死んでいましたね。
と、そんなことを思っているうちに、ついにアスランが真後ろに来ていました。
「つ―――かま――えとるぁ―――――!!!!」(※つかまえた)
「いやぁああぁぁぁぁあぁ・・・・・・・・!!」
気づいたら、イザークは治療室のベットの上にいた。
>130です。 ×フラついていた→○フラついていました
スマソ。吊って来る。
132 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/06 22:33 ID:6070trbD
今までの糾弾スレじゃ、言いたい事言わせて時々「腰抜けー!!」と
ツッコメば済んだのに、ここでは遺作に逃げ場はないのな。
ま、今までの外道な振る舞いのツケが回ってきたということで、頑張れ遺作。
>>47 超遅レススマンが、
その後キラはその女の子に
「一発やらせてくれたら良い」と言ってその女の子を押し倒す。
「浮気はしないでくれよw」
「お前こそ浮気するなよw」
いつもの別れの言葉で、アスランが毎夜のカガリとの長距離通信を切った後、キラの部屋へ行くと、
そこには、血だらけのキラがいました。何が起こったのか?!と聞くと、
「何でもない・・・ただの悪ふざけさ。」キラはそれだけ言うと、血塗れの顔面をティッシュで拭きました。
幾ら女の子でも、同じコーディネーターで、しかも訓練された軍人です。
実力の差はしれていました。
一方、彼女も隊長(あのイザーク)や皆のためなら、と覚悟(少しドキドキ)もしましたが、
悲しいかな軍人の性で押し倒された瞬間、反射的にえぐりこむような右ストレートを
相手の顔面にヒットさせてしまったのです。
そのまま、部屋を逃げ出した後、自分の拳を見て「私は軍人なんだな」と思いました。
135 :
134:03/10/06 23:31 ID:???
>133
こんなもんでどうだろう?
さて、イザークが治療室で目を覚ました頃、
食堂では、アスランが父親のパトリックのようにへの字口になり、
ミリとナナシに説教していました。
「・・・大体だな。こういう時は!両者の事を良く知る第三者が仲介に入り、
お互いの言い分を聞いて判断するのが筋なんだ!分かるかい?!」
種の人間関係をよく知らないナナシが言いました。
「第三者ってディアッカさんや艦長の事ですか?」
アスランはテーブルをドンと叩いて言いました。
「違う!それは僕だ!キラの親友にしてイザークの戦友である、
このアスラン・ザラだ!とにかく!これからは僕抜きでそんな事するな!」
ナナシは眼でミリに“どう思う?”と聞くと、ミリは“あいつじゃ無理”と微笑しました。
ナナシは納得しました。
さらに一方、ドアを壊した事をアスランに代わってマリューに謝罪しに行ったキラは、
帰り際に、言いました。「まだ、ムウさんの事を気に病んでるんですか」
マリューはビールを煽って「まあね。素面じゃやっていけないわよ。」とだけ答えました。
でも、キラは、死んだムウは、マリューがそんな姿になるのを望んではいないと思いました。
妄想
まあこのスレ自体が妄想の産物だから
とりあえずアスランも入れて話し合いすることになった。
「とにかく俺は…「イザークが悪い!」
「え?」
「アスラン!話の最中に入ってくるn…「イザークが悪い!」
「だから何度もいってるように…「イザークが悪ィィ!!」
・・・・・・・・。ダメだコイツ。
その場にいた全員がそう思ったという。
そこへ、降りたはずなのになぜかいるカズイがやってきた。
カズイ「お互い腹を割って話せばいいだろ、周りがどうこする必要はないよ」
「な…なんでカズイが…。」
「?誰だったんだ今のは?」
「まぁいいじゃないですか。アドバイスくれたんですし。
でも、二人だけにしたらケンカになっちゃうんじゃないですか?」
「そうね…。」
「二人きりでなんて許さん!!」
アスランが予想通りの事を言ってきた。
「あー…。うるさいですねぇ。」
ナナシさんがイライラし始めている。
「それじゃあ皆、力を結集させてアスランを倒す?」
「…解決のためにはそれしかないみたいね…。」
かくして、アスラン退治は始まった。
|┃三 ______________
|┃ 〃⌒`⌒ヽ /
|┃ ≡ ((`')从ノ i < やれるもんならやってみろ!小娘共!
____.|ミ\___i(´Д`*<,i \
|┃=___ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡ ) 人 \ バンッ!!
アスランは種割れをして大暴れしました。キラがアスランを止める迄,
二人はお互い、イザークとディアッカを盾にして難を逃れました。
男を盾にするのは女の知恵というものです。
ズタボロになったイザークとディアッカを尻目に二人はフウと溜息をつきました。
とりあえず、炒飯を与えればすぐに回復のディアッカはともかく、
イザークは、またもや治療室送りになりました。
ナナシは、イザークを治療室に送り込んだ後、本来の任務に戻りました。
心配する部下達に、イザークはしばらく入院とだけ伝え、愛機に乗り込みました。
AAから、次々と出て行くジンの姿はえらく珍妙なものでした。
ナナシ達は、激戦の跡が生々しい破片群を駆け巡り、
しばらくすると、幾つもの救命ポッドを抱えてAAに戻りました。
そこには、ザフトのものもあれば連合のもありました。
医務班や救助班がポッドを次々と開放し、中の生存者に手当てを始めました。
閑話休題「何故、ジュール隊がAAに居候しているのか?!」
―大戦の生存者の救出。これがAAとジュール隊の今回の任務でした。
休戦条約締結後、両陣営の使える艦船、MS総動員で救出活動が急ピッチで始まりました。
時には、即席の混合部隊迄編成されて捜索していたのです。
この場合、MSがほとんど使えないAAに、ほぼ無傷なMSを持つジュール隊が
加わるという形になったのでした。
でも、流石のジュール隊もまさか隊長本人がポンコツ状態になるとは誰も思っていませんでしたw
ちなみに、アスラン達は早く新しいMSが来なければ仕事にならないので開店休業状態でした。
要は、本物の居候という訳です。
一方、イザークは率先して任務をこなせない自分に苛立っていました。
ああ、早く宇宙へ出たい!自分の実力を示したい!そんな彼に治療室の女医は言いました。
「…軽いノイローゼの気がありますね。…しばらく安静にして下さい」
それは、やんわりとした死刑宣告でした。
お前はナチュラルだろうが!そんな奴にコーディネーターの精神が分かってたまるか!
そしたら女医は言いました。「私も実は、コーディネーターです。」
何でも旦那がナチュラルだから自分も連合で働くことになったという。最早グウの音も出ません。
「…あの、せめてMSに乗る事は…?」
「精神が不安定気味の人間が乗れると思っているんですか?」
キッパリと言われました。イザークは暗澹としました。
女医の意見は艦長のマリューに伝わり、そこから、その話は、連合・ザフト本部に行き…
その翌日でした。
イザーク・ジュールが治療のため一時隊を外れ、
臨時の隊長としてアスラン・ザラが就任するという通達が本部から来たのは…
「順当なら、私の筈なんだけどなあ」とナナシさんはボヤキました。
まあ、本部の政治の駆け引きがあったんだろうな。と納得する事にしました。
キラなら言うでしょう「きっと、カガリが恋人のために横槍入れたんだな。」と。
で、イザークはと言うと「畜生!!皆あのキラの野郎のせいだ!」と
八つ当たりのような恨み言を吐いて暴れていました。合掌。
イザークの暴れん坊振りは放って置いて、と。
ところで、マリューとノイマンは落ち着かなくなっていました。
何故なら今度の救助区域は、
「ここって、ドミニオンが沈んだ所ですよね」
相変わらず、空気が読めないサイの言葉が光りました。
二人は頷くだけでした。
…時に兄貴、ナタルはどうすべえかな…ちと悩みます。
所変わって治療室では、イザークがまだボヤいていました。
「ちくしょー…」一人事のようでちょっと怖いです。
と・そのとき―――ガラッ―――「!貴様…!!」
入ってきたのはキラだった。
キラは薄笑いを浮かべてこっちを見ている。
「なんだ…?貴様笑いに来たのか!?
もう俺に寄るな!!お前が来るとアスランが来るだろ!?」
「勝手に誤解しないでよ。それにアスランはジャスティスに乗って任務中。」
「じゃあ何しに来た!?」
イザークは力のかぎり睨んだ。
「同情しに来た…かな。」
「何・・・?」
「お前もアスランがドアを叩いてた時、お前も大変なんだなって
同情したじゃないか。」
そういい残してキラは去っていった。
「…なんだったんだ…?」
148 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/08 22:46 ID:Y0qARxo9
_,..--------..._
;( );
| `` ------- '´´.|
|⊂⊃ ⊂⊃ | 不可能を可能にする男!のご帰還だ!
((__)) ,|、__ _,...--'7
|| / `--`-v--'´--''´~\
``=|,,,,,;; ;;;;;;;;; ;;; >
└'´|;;;;ムヒョー!;;;;;;;;;;;|`'||
|;;;; ;;;;;;;;;;;;| ||
| ;;;; ∧ ;;;;;;;;;;;;;|((~))
't--、_ハ__,... ----┤
``||~```~~~~||~ ̄
.||、 .||、
/ > < \
<__/ \__ >
ムウの兄貴はズタボロになった体を改造して帰ってきました。
「前と大して変わらないぜ」とは本人の弁です。
149 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/09 00:10 ID:ZUgCPb0v
アスランは普段変態でも、任務中は真面目そのものでした。
「いいか皆、連合の救命ポッドの生存信号発信システムは、ザフトと比べて
非常に壊れやすい。だから信号が無いからって放棄するな。必ず持って帰れ!」
アスランの言う通りでした。
信号が無くても中の人間が生き残ってるポッドが何機かありました。
更に、なら今まで放棄してしまった分はどうしたら、というナナシ達の不安には、
「このコトは、後続の第二次、第三次捜索隊に連絡済みだ。だから心配するな。」
と、不安を素早く取り除いてくれました。
これがイザークなら、
「俺が知るか!このキショヌケー!!」と無責任に言った事でしょう。
ああ、人間の差とはこうあるものか。皆、感服しました。
ナナシ以外の同僚はこのままアスランが隊長でもいいのでは?と思い始めました。
150 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/09 00:10 ID:ZUgCPb0v
任務を終えたアスランが、廊下に出るとキラにばったりと会いました。
キラの手にあるのは、折り紙の鶴と花でした。
「・・・また、墓参りか。キラ。」
「うん。鶴はエルちゃん。花はフレイにさ。」
二人は、毎日お前に世話してもらって幸せ者だなとアスランは微笑しました。
「照れるな。・・・でもね、フレイの所にはサイが一番行ってるんだ。」
アスランは、空気が読めない発言が得意のメガネ君を思い出しました。
詳しくは分からないけど、フレイとサイにはそういう縁があったんだなとアスランは推察しました。
そして、何時か自分も、両親の墓をちゃんと立ててやろうと思いました。
二人が歩いてると、視聴覚室からソフトを沢山持ち出してるイザークに出くわしました。
「これは、これは、ザラ隊長と取り巻きかよ。カムバックおめでとう。だ。」
「何拗ねているんだ?約束通り、デュエルは使っていないし、お前の部下に手も出していない。
・・・それに病人はちゃんとベッドで寝ていろよ。」
「退屈なんだよ。ま、せいぜい頑張ってくれ。」
イザークの態度にキラはカチンと来ました。
「なあ、アスラン。僕も手伝おうか?デュエルに乗ってさ!」
イザークとアスランの顔色が瞬時に変わりました。
「まともな機体を遊ばす手は無いよね!ディアッカだってバスターの修理が終わり次第
手伝うて言ってるんだし!・・・あ、OSは心配ないよ。ストライクのバックアップ使うから!」
そう言って、今度はキラがイザークを睨みました。
sage忘れてた。スマン。
「ふざけるな!貴様にはフリーダムがあるだろうが!」
イザークが怒鳴り散らします。キラはうるさそうに言いました
「…冗談だよ。キミの機体なんか頼まれても乗りたくなんか無いよ
正直、デュエルなんて見ただけで吐き気がする」
「きっきききき貴ぃっ様ぁぁぁぁ…っ!」
でもキラの言うことは本当でした。
デュエルガンダムはキラのトラウマを刺激してしまうのです
それよりも
戦後、サンライズは福田を許すのだろうか?
戦後、キサカは虎を許すのだろうか?
ワイヤー引っかかったのはわざとと見たね。オレは。
キラの人格が違う
キャラクターデータを作ってみる
ナナシ=スリィタイムス
性別:女性 年齢:16歳 コーディネイター
特技:MSの操縦 対人戦体術
趣味:読書(ライトノベル) 音楽鑑賞(ポップス) ゲーム(ジャンルは不問)
アスランと別れ
慰霊室(?)に着くと、キラは花と写真を見つけました。
(こんなの、前はなかったはず・・・・。)
写真を見ると、その写真に写っていた人物はエルでした。
「!!」
(誰がこんな事を・・・?まさか・・・。)
キラはイザークが以前、ここにいた事を思い出しました。(
>>85>>87)
キラはしばらく考えていましたが、あきらめたように
「まさかな・・・。」と一人事を言いました。
いや、それだけなんだけどさ。
age
アスラン達の活躍でポッド回収は進み、
次々と運ばれる生存者に、遂に自分のベッド迄取られたイザークは、
暇つぶしの道具を抱えて、誰もいない食堂に一人居ました。
まさに自分は厄介者だな。と自嘲しつつ冷蔵庫を漁るとカップ酒がありました。
酒は得意な方ではないイザークでしたが、落ちるとこ迄落ちた以上怖いモノはありません。
一口啜って、フーと息をつくと、次第に白い肌が赤くなっていくのが分かります。
「・・・何で、こうもうまくいかないんだろ。俺?」
窓に映る星空を眺めながらイザークは、静かに自問自答しました。
だけど、答えはありません。当然だよな。とまた、酒を一口啜ります。
さっきだって、もっと大人としての対応をし、また素直に墓参りをしたと言えば、
あんなギスギスした状況にならずに済んだかも知れない。
「けど、アイツ等の前じゃできないんだよなあ。」
酔いが回り始めたイザークは、いつもより正直になっていました。
他人相手なら幾らでも猫被ってみせるのに、アスランやキラ達の前では、
何故か、強気で言いたい放題になってしまうのです。
イザークは、アスランの隊長としての資質を見抜いていました。
それも自分よりうまくやれるだろうと確信してもいました。
ナナシや部下達も奴の下の方が力を発揮できるだろう。いっそ奴に隊を任せるか。
そうまで思っても、実際会うと、
「これは、これは、ザラ隊長と取り巻きかよ。カムバックおめでとう。だ。」
などと憎まれ口が先に出てしまうのです。
全く情けない話だよ。イザークは思いました。
エルの一件もそうです。謝る事ができないのなら、
せめてキラの言葉くらい黙って聞けば良いのに、我慢できずに、
自己弁護や嫌味をいいまくる。
これでは軍人として人間として最低です。
で、挙句に皆が必死の救出作業をしてる間に、自分だけ酒飲んでいる破目に、と。
イザークは、しみじみと自分が嫌になりました。
で、お話変わって、
今日も絶好調なアスラン。イザークの代わりに隊長になった途端、
生存者の入ったポッドを見つける確率がグンと高くなりました。
「此処ら辺から、激戦のあった空域になるんだ。ポッドの数も増えるし、
そうなれば確率も高くなる。それだけだ。」
と謙遜しても、皆は流石アスランと言うばかりです。
「お疲れさま。英雄さん。」と言うキラに、
アスランは「英雄なんか柄じゃないのに」と愚痴を零しました。
更に、新しいハロでも作りたいと言うアスランにキラは、「そうだねw」と答えました。
あーあ、と言いかけた二人の後ろで「急患だ!」声がしました。
連合のポッドの中に重傷の少女パイロットがそのまま乗せられていたのです。
「バイタル・サインが下がっているぞ!」
その声に、救護班を待っていられないアスランは、飛び出して応急措置をしようとしました。
でも、どうにもなりません。
少女の首がカクンとなりました。その瞬間、ついアスランは逆方向に少女の首をひねりました。
「痛いイタイイタイ!」少女が意識を取り戻し悲鳴を上げました。
その時、救護班が駆けつけて言いました。「流石アスラン!グッジョブ!だ!」
こうしてアスランは、また一つ伝説を作ってしまいましたとさ。w
>>155 つうかイザーク以外みんな微妙に人格違うけど別に。
それよりも
戦後、スレ住人はこんなキモイ妄想レスを許すのだろうか?
アスランマンセー?
隊長であるイザークが病に取れたため隊長がアスランに代わったと聞き
詳細を確かめ、上層部に報告するため
私は軍監としてAA及びエターナル、クサナギに派遣されることになった。
着任後、私は言葉を失った。代行の隊長がいくら優秀であるとは言え
イザークはこれまで誠実に任務をこなし、厳しくはあるが部下に隊する愛情は確かな物だった
しかし、隊員の態度は代行のアスラン・ザラに媚び、
実際の隊長をないがしろにしているといった行動は目に余るものだ
イザーク憔悴の原因は副隊長のナナシ及びジュール隊員に大きな問題がると思われる
上司が悩む時は部下がよく補佐し、上司は部下の期待に応える
これが本来あるべき部隊の姿である。私はこの現状が憂慮すべき事態であると考え
あくまでも代行である事をアスラン・ザラに忠告をすると共に、
副隊長には戒告及び6ヶ月の俸給差し止め
隊員には訓示を出す事を決定、これについて本国の上層部による許可をえる。
イザークについては出来るだけ早く現場復帰が出来るよう提案書を提出することにした
エザリア派のコーディネーターである軍監の報告書が、ザフトに届いた。
彼の好意で、先に報告書を見たエザリア・ジュールはその内容に激怒した。
政治家である前に母親であるエザリアは、息子の窮地を救うべく
評議会へ向かった。
廊下で出会う、ナチュラルや連合を睨みつつ会議室へ着くと、
現在の主流である穏健派が連合の代表者と今後について話し合っていた。
また、自分は蚊帳の外か・・・エザリアは唇を噛み締めた。
話し合いが一段落した後、エザリアは>166の件を取り上げ、厳然とした対処を求めた.
だが、他の評議員達の態度は冷ややかなものだった。
黙って、話を聞いていたアイリーンは、おもむろに口を開いた。
簡単に言えば、その報告書には欠陥があり、そんな物を鵜呑みにして、
オーブや連合を刺激したくない。というものだった。
尚も食い下がるエザリアに、アイリーンは、
イザークが戦闘中に起こした重大な過失の事を話した。(シャトル撃墜の件ですな)
それが切っ掛けで、AAやキラとの因縁を生み、
そして、とうとう任務続行不可能な迄に、自分を追い詰めてしまったという。
シャトルの件を知らなかったエザリアは、ショックを受けつつも、それは事故だと息子を庇った。
確かに。でも道義上の責任は残る。とアイリーンは答えた。そして苦笑しながら、パナマや他で
起こった、両軍の残虐行為の後始末にどれほど苦労してるか、をエザリアに説明した。
「いい?もしこの報告書が表に出るという事は、息子さんの民間人虐殺の件が明るみに出るも同じよ。
そうしたら、一番リスクを負うのは誰かしら?例え事故であったにせよ、世間は許さないわよ。
だから、私達や貴女達親子にとって一番いいのは・・・」
意気消沈するエザリアの前で、アイリーンは報告書の破棄と軍監の交代を宣言した。
エザリアさんが意気消沈して、
ナナシさんは、苦労してました。
何せ、元敵艦とそのクルーとうまくやりつつ、仲間の面倒を見て、
更には、二人の隊長に仕える事になったのですから。
ああ、でもアスランはいい。趣味の機械いじりの部品を調達すれば、
それで本人は満足なのですから。
だけど、もう一人、食堂のテーブルで酔っ払ってるイザークは、
完全に処置なしの状態です。
何でこうなるかなあ・・・ナナシさんは溜息をつきました。
自演かと思われるかもしれないが書いてる方に伝わればそれで
いいさ。
このスレ凄く面白いです。がむばってください。
「大変ね・・・」
酔いつぶれてるイザークの横でナナシさんはミリアリアとコーヒーを飲んでいました。
「手のつけようが無くて・・隊長」
ナナシさん、泣き出したい気分です。
「ショック療法はどうかな?」
と、ミリアリアが提案してきました。
どうするのかとナナシさんが思っていると、ミリアリアは食器の棚から
ナイフを持ってきて、ぐったりしてるイザークの顔の横に振り下ろしました
「!!!」
ナナシさん、かなり驚きます。けどイザークには反応なしです。
「う〜ん、重症ね」
「ね・・ねぇ・・」
ナナシさんは恐る恐る尋ねました。それ、前にもやったの? と
ナナシは気が付くと自室に寝ていました
なんだかとても怖い夢を見た気がしますが
今はそれどころではありませんでした
隊長がおかしくなってしまった原因を取り除くために
人間の闇を熟知したカズイさんとおまけのサイさんに
隊長のカウンセリングを依頼しなければなりません
依頼に対して彼らは快く引き受けてくれましたが、
結果が気になって仕方がありません、どうなる事やらです
サイ「俺なんか、婚約者友達に寝取られた上に、そいつにコテンパンにされちゃってさ
アハッハハ・・・でも、元気に生きてるぜ。お前も元気出せよな!」
イザーク「貴様良いヤツだなぁああ!!感動したぞぉおお!!!」
カズイ「プッ・・・負け犬が馴れ合いか、そいうのってぼくには合ってないから君達だけでやってね。」
そして感動したイザークは自室に戻ろうとした途中に
キラの部屋の前に通りかかると声が聞こえてきました
「4日前はカガリ、一昨日はラクス、昨日はマリューさん、今夜は誰にしようかな…」
イザークは自分の部屋に戻る前にアスランの所に行く事にしました。
悲しいけど本編が糞だからこんな妄想で脳内修正するしかないのよね
>174 続きキボンヌ
イザークはキラの夜営みを阻止するべくアスランに報告しようと思い
アスランの部屋の扉の前に立つと部屋の中から声が聞こえてきました。
「おい、お前いい加減にしろよ!」
「ゴメン、カガリじゃ勃たないんだ…」
「わざわざキラと同じ色に髪を染めたのに何が不満なんだ!」
「アワ…」
イザークは無言で親友のディアッカの所に行く事にしました。
178 :
めぐみ:03/10/12 20:23 ID:CgZdLyTh
そこへあらたに着任した新軍監があらわれました
彼はイザークを見るなり、軽蔑した目で救出作業という簡単な軍務もこなせないとは
母親のスカ−トにささっと隠れておればよいものをと言いせせら笑いました
それを聞いたナナシは軍監に飛び蹴りを食らわしました
ナナシ「言って言い事と悪いことの区別もつかないの!!!」
その声は首が曲がってはいけない方向に曲がった軍監には届きませんでした
このことは本国に報告され、帰国命令が出てしまいました
ナナシさんは隊長を今のまま一人置いて行かなければならないのは
非常に辛く思いました
181 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/12 22:15 ID:KCFimqME
エルって誰よ?
つーかアラスカからニゲローやってる時に自由でデュエル放免してんじゃん
>>181 ( ゚Д゚);y=━(#`Д´)・∵.タタターン
8アスはやめてくれないか。苦手だ
>181 エルはキラに折り紙をくれた女の子。
イザークが殺した。
まぁ普通にアニメ見てるだけだったらエルって子が誰なのかわからんよなぁ
>179
軍監の嘲笑にイザークの脳味噌は沸騰しました。拳を固めて殴りかかろうとすると、
「やれるのかね?ホレ」と軍監は軽々と避けました。
拳は空を切り、軍監の後ろに隠れていた女の子の顔にモロに当たりました。
イタイイタイと泣く女の子は、顔中を血だらけにして泣いていました。
「ほーら、悪いお兄ちゃんですねえ。小さな子供をこんなに酷く殴るンだもんねえ。」
軍監は、イザークをジロっと睨み付けると女の子の傷の具合を見ました。
「しかも、2度目だよねえ。最低だよねえ。」軍監はハンカチで血を拭いました。
周囲の人間もナンダナンダと集まってきました。
イザークは、俺は知らなかったし!そもそも、この腰抜けの軍監が避けたからいけないんだ!
と言い訳を周りの人間に主張しました。でも誰も頷いてくれません。
「貴様、それが言い訳の積もりか?2度もやっておいて謝りもしないのか?」
軍監の言葉にイザークは一回しか殴ってない!と即座に言い返しました。
軍監は奇妙な笑いを見せて言いました。
「本当か?この子の顔をよーく見ろ!!この腰抜け!!」
その顔は…
 ̄レ'/,.-‐フ-/,. -イ イ //ヽ ゙、
| /ィrュ∠-" レ'| ヽ ゙、
r/、f;::。〉 __-、| /| ト、l |
/ ゙゙' ヽ `'V、 リ ト、
ト、/l、,..-、_,. へ,.へl ;' ィr=ッ、 `l /} ノl ノ `ゝ
⊥/ l/---> `、 、. 〈:。ン! 〉 }ノ .ノ ハ \
/ _ス^ヾ'"< \、 〉 `` ー `‐ /,.イ ノノ\ ,.r、|
' てゝ \_ヽ | _ / / ヽ、 _,.ー- .ソ-‐イへ、 \ ノ
(っト \!ヽ|`ー、/ /_,.-|` ー---‐'" 〉7" \| ̄
写真で見た、自分が撃ち落したシャトルに乗っていたエルという女の子とそっくりでした。
イザークは思わず悲鳴を上げました。
「やっと自分がした事が分ったか!!この腰抜け!アヒャヒャヒャヒャ!!!」
軍監は、うろたえるイザークをゲラゲラ嘲笑しました。
助けてくれ、とイザークが周囲を見ると、皆が軽蔑の眼差しでイザークを見ていました。
アスランやキラ、そしてディアッカや部下達まで、そういう目でイザークを見ていました。
イザークが絶望しかけた時、
ナナシが飛び出して来て>180のように軍監に飛び蹴りを食らわして
「言って言い事と悪いことの区別もつかないの!!!」と怒鳴りました。
イザークは、頼りになるのは、もうお前しかいないと彼女に縋り付いた時、
ナナシは悲しい顔して、>180の理由でイザークを置いて帰ると言い出しました。
イザークは「行かないでくれ!!」と思わず泣き出しました。
もう、イザークの心は限界だったのです。
でも、ナナシは去ってしまいました。
イザークは絶叫しました。
イザークがふと気づくと、
アスランの部屋の扉の前で倒れていました。悪酔いのせいでしょうか。
どちらにせよ、今まで(>179、189、189、190、191)の事が夢だと
知ってイザークは安心しました。シャツが汗でグッショリなのも今は許せました。
アスラン部屋の中から声が聞こえてきました。
「何だ。勃つじゃないか。ン、ン、ン、そこ…!」
更には、ギシギシギシというベッドの軋み迄、外に丸聞こえでした。
普段のイザークなら、嫌味か乱入くらいしてやろうかという所でしたが、
今はそういう気にはなれません。
「…お盛んな事だよな…」苦笑だけして立ち去りました。
>192 夢オチか。オモロカタ。
「今度来る軍監は、カウンセラーを連れてくるそうよ。」
「…セラピーでもやる気なんですか?」
「勿論、貴方の隊長のね。」
マリューに言われたナナシさんは、復帰どころか転任も帰国も出来ないイザークの身に
同情しました。自室の机に、山と積まれた精神医療の本やソフトを目の前にして、
「やっぱ、素人療法は無理か…」と大きく伸びをしました。
睡眠時間を削って、資料を全て読破もしましたが、結局はイザーク本人が問題と
向き合うしか解決の方法は無いというのが結論でした。
確かに、イザークは自己中で、隊でもそれを出していましたが、
けれど、根は一途といってもいいくらい、物事に一生懸命に取り組む男なのです。
自己中なのは、一途すぎて起きる視野の狭さと自己表現の不器用さが原因なのです。
もっと、肩の力を抜いて、視野が広がれば、大物になれると思うんだけどなあ。
とナナシさんは、椅子を足で揺らしながら思いました。
しばらくして、気分転換にミリの所に遊びに行こうとナナシさんは思いました。
自室から出て、ミリの部屋へ行くと…
ミリの部屋の中から声が聞こえてきました。
「何だ。いつもより激しいじゃないかミリ。ン、ン、ン、そこ…!」
更には、ギシギシギシというベッドの軋み迄、外に丸聞こえでした。
終いには、ミリの小さな悲鳴でピタリと音は止まりました。
「うわ。イッチャッタの?!お、お盛んね…!?」と慌てて立ち去ろうとしたら、戸が開きました。
シーツを巻きつけたミリが上気した顔で出てきました。「あの、誰、…あ、ナナシ?!」
あ、ああと赤面しながらナナシは生返事をしました。
そこにディアッカが、「おい、誰が来たんだ?」と全裸で出てきました。
しかも、アレを勃たせたまま。ナナシだと分った途端、ディアッカは言いました。
「お、3Pでもしに来たのかよ!!こりゃグレイト!!」
己のモノと腰をフリフリしながら言いました。
ナナシは思わず、ディアッカに、WWEのHHH張りのペディグリーをお見舞いしました。
床に叩きつけられた瞬間、ディアッカは「ナナシの下着はアオシマかよ。」と
何かをやり遂げたような、幸せな顔をしました。
一発ネタ。個人的な予想。
イザークのカウンセラーはきっと、
ジャック・ニコルソンそっくりな面して、
「イヒヒヒヒ」と異常な笑いをする奴。
好きな映画は「カッコ−の巣の上で」
これでイザークも全快だ!!
(俺は御免だけどね)
>169
軍艦にカウンセラーを紹介された。
でも、さっきからカウンセラーの様子がおかしい。
笑ってばっかりだ。しかもなんか気持ち悪い笑い方。
「イヒヒヒヒヒ」
「おい貴様!それしか喋れないのか!?」
「イヒヒヒヒヒ」
「気持ち悪い笑い方すんな!!」
「イヒヒヒヒヒ」
「おい軍艦!!コイツをカウンセラーに連れて行ったほうがいいぞ!」
こんなんか?
このカウンセラー……
ジョナサンッ!?
とにかく、と、精神的苦痛から一刻でも早く解放されたいイザークは、
この胡散臭いカウンセラーに任せることにしました。
診察室に見立てた士官室のベッドに横たわり、これまでの一件を話しました。
フンフン言いながら、メモを取るカウンセラーは思ったよりマトモでした。
成る程、PTSDの専門家というのは満更誇張でもなさそうです。
「戦闘時での事故をいつまでも言い立てられ、君はすっかり参ってしまった。そうだね?」
頷くイザークは、やっと理解者が現れたと喜びました。
「私が思うに、責めるキラ君も治療を受けるべきだと思うね。」
そうだ、そうだよ!俺が病んでるというなら、奴だってそうだ。
「ま、とにかくだ。君の治療を先に済まそう。君以外にも患者が一杯いるんだからね。」
確かに、生存者の中にも、漂流中に異常を来たした奴がいるからな。
でも、精神治療ってもっとじっくりやるモンじゃなかったっけ?薬でもくれるのかな?
イザークはカウンセラーに聞きました。
「ちょっと手術をやるだけだ。」
何だって?イザークは耳を疑いました。こんな事で手術かよ!
起きようとしてもがくイザークにカウンセラーが素早く注射をしました。
気が付くと、イザークはベッドにガチガチに縛り付けられていました。
白衣を着たカウンセラーは、血糊がこびり付いた得たいのしれない器具をカチャカチャやってました。
「私はね、君みたいな病んだ兵士を何人も見てきた。
自分の過ちを全て、任務や他人のせいにするくそったれドモをだ!!
そん中でも、突発的な感情の発作で、民間人や子供を殺すお前は一番救いがたい!
・・・だが、私は医者だ。救ってやろう。
“ロボトミー手術”だ。簡単に君は治る。イヒヒヒヒ」
動けないイザークは、器具を持って近づくカウンセラーに
どうする事もできませんでした・・・・
カッコーの巣の上じゃ、ジャックニコルソンがロボトミーやられてたっけ。
「・・・最近、そんな酷い夢(>199,200)ばかり見るんだ。」
イザークは、生存者引き取りと補給に来た輸送船「スラコ」に乗ってきた、
カウンセラー兼科学者のアッシュに打ち明けました。
胡麻塩頭が作業着によく似合うアッシュは、誰か友人にその事を打ち明けたかね?
と聞きました。
「貴様!そんな奴がこの船にいれば、俺がこんな目に会う訳ないだろ!!」
なら、親しいと聞いた副隊長のナナシには?とアッシュが聞くと、
「・・・隊長は部下に弱みを見せないものだ。」ボソリとイザークは言いました。
合点がいったという顔でアッシュは、イザークに、
「君は周囲に心を開かない人間なんだ、頑なすぎる。」と言いました。
更に「もう少し素直に成り、他人に甘えたまえ」とアドバイスしました。
図星を突かれたイザークは、乱暴に言いました。
「俺はベタベタするのが嫌いなんだよ!ヒトに借りを作るのもご免だ!」
アッシュは動じる事無く「それが、物事をややこしくしてるんだ」と言いました。
キラに対して謝れない原因の一つはそこにある。と指摘しました。
自分の旗色が悪くなってきたイザークは、船の風紀という話題を持ち出し、
この船の連中がいかに堕落しており、獣のように盛ってるかをとくとくと愚痴りました。
でも、アッシュは、
「そうやって、仲間を貶めて自分は被害者面をするのは卑怯だな」と言いました。
むしろ、この宇宙という厳しい環境では、戦時でもない限り、多少の堕落や性的乱れは、
人間であるが故の息抜きとして許容すべきだ。そうでないと、元々宇宙という環境には向いていない人間という種はやっていけないと言いました。
イザークは、侮辱されたと思って脳味噌が沸騰しかけましたが、ここ最近の逆境で
少しは抑えがきくようになりました。
「・・・コーディネーターでも堕落すべきだと言うのかい?先生?」
「コーディネーターでもナチュラルでも、感情を持つ人間である以上はそうだ。。」
アッシュの口振りは、それが人間の限界だ。と言わんばかりの冷たい口調でした。
時間が来ました。次の患者が待っています。
イザークは帰りがけに言いました。
「ならさ、どんな生き物なら宇宙に適してると言えるんだ?なんだよ?先生」
アッシュは、しばらく考え込んで言いました。
「生存のため、良心や後悔などに影響されることのない完全生物だ。私の理想だ。」
アッシュは賞賛するような口調でしたが、イザークは何故かゾッとしました。
「医者が私怨で動くんじゃない!!」
と、手術室の前で聞き耳を立てていたナナシさんがドアを蹴り破ってきました。
蹴り破ったドアがイザークに当たった気もしましたが、気のせいだと信じます。
「なんだね君は!」
当然驚いたのはカウンセラーです。手に持った器具を構えますが、ナナシさんは
コーディネーター。本気になればはっきり言って強いです。
「うごえっ!」
速攻で捕らえられるカウンセラー。どうやらナチュラルのようです。
「さて・・・これからどうしよう」
カウンセラーに当身を食らわせ、気絶させます。
イザークもドアに頭をぶつけたらしく気絶中です。
とりあえず蹴り破ったドアを無理やり元の場所に戻しました。
ネタがなく、こんなモノを書いてしまいました。すんません。
これでは「イザークVSエイリアンズ」ですね。とほほ。
(
>>204)という夢の続きを見た。
などと、何で他人の夢の続きを見るんだろうと不思議に思うナナシだった。
辻褄合わせになれば、と思って・・・
イザークに無理矢理ロボトミー手術をやろうとしたカウンセラーは、
次の補給船で引き取ってもらう事になりました。
それまでは、拘束着を付けて営倉に閉じ込めることにしました。
でもカウンセラーは、狂気の笑みを止めませんでした。
アスランとキラは、彼を閉じ込めた後、ラウンジで一服しました。
冷たい飲み物を啜った後、カウンセラーについて自分が知った事を話しました。
PTSDの専門家で名医だったものの、戦争で負傷して以来おかしくなったという。
そのせいで倫理観も何もかも失われ、ロボトミーのような非人道的な治療も平気でやるようになったのだ。
「とんだ名医だよね。それでよく大勢の兵士を治したっていえるな。」
キラの憤りに、アスランも賛成しましたが、続けた言葉はキラを戦慄させました。
「問題のある兵士を次々にロボトミーで大人しくさせてれば、上の連中は名医だと思うさ。」
「本当の事を知っていても?!」「知っていても、さ。キラ。」
一方イザークの方は、自室のベッドに寝転んでいました。
「知ってるかナナシ?あのカウンセラー、本当は笑っていないんだそうだ。」
「そうなんですか。」
ナナシは、ドアの蹴り破った部分を真っ直ぐにしようと金槌で引っ叩いていました。
けど、時折、手元が狂って手伝いをしているディアッカの手を叩いてしまいます。
「アウチ!」とディアッカが悲鳴をあげます。
「負傷した際に、顔の神経がズタズタになったんだ。必死に手術しても、
神経は元に戻らず、永遠に気味悪い笑顔のままなんだそうだ。」
「マゾじゃなかったんですね」
トーチでドアを溶接しながら、ナナシは答えました。
けど、時折、手元が狂って手伝いをしているディアッカにトーチを向けてしまいます。
「アチチチチ!」とディアッカが悲鳴をあげます。
「奴の傷に比べれば、俺の顔の傷なぞカスリ傷みたいなもんかもな・・・」
「いっその事、治したらどうです?きっとサッパリしますよ?」
直したドアをはめ込んでうまく動くかどうか、とナナシはテストしました。
けど、何故かドアは、ディアッカが通るたびに猛烈な勢いで閉まります。
おかげでディアッカは、何度もドアに挟まれました。その度に「ムギュ」と嫌な音がしました。
「いや、キラとのケジメがつかない限り、この傷は治さない!!」
「隊長、意地を張るのはいい加減にして下さいよお・・・」
ナナシは隊長であるイザークのキラへの恨みも相当なもんだな。と思いました。
後ろでは、手には包帯、チリチリに焦げた頭、変な方向に折れ曲がった身体の
ディアッカが担架で運ばれて行きました。
「非グゥレイト〜」
何も知らなかった軍監(この人はノーマルでした。ラクス談)が
異常者と共に輸送船「スラコ」に乗って去るまで、
イザークは度々カウンセラーの悪夢にウナサレタのは>201まで続いたのでした。
でも、イザークは知りません。本当の悪夢はこれからだったのです。
「あなたの悲鳴は、宇宙では誰にも聞こえない・・・」
分隊長の赤服ナナオは隊長イザークの病に、副隊長のナナシが憔悴しているのを見て、
自分が分隊長として隊を支えようと考えていた矢先に本国へ一時戻る機会が巡って来た。
ナナシ「ナナオに本国への報告と、部隊の諸経費の経理決算書の提出を任せます。
あとプラントについたらエザリア様にこの書簡を届けてね!」
ナナオ「お前も色々大変だな、それぐらいは任せて貰おう。土産に美味い物でも買ってきてやる
隊員も本国を離れて長い、色々ストレスを溜めているだろうからな。
この書簡を届けるという事はお前も政争に否応が無く巻き込まれるが構わないのか?」
ナナシ「もう此処まで来たら隊長に最後まで付き合うわよ。巻き込むことになるけどいい?」
ナナオ「構わんよ。ジュール議員には以前世話になった。直接手渡すのは少々リスクが高い
前に来た軍監経由で数行程おいてから届くようにしよう。少々時間がかかるが仕方が無いな。
ナナシ副隊長として隊長と隊員のことを頼んだぞ。私もできるだけ早く戻るからな!」
終戦後、政争で微妙な立場に立つプラントの政軍内部のエザリア派だけでなく、
イザーク自身も巻き込む書簡がこうして放たれる事になった。
ナナシとナナオそろそろバトンタッチさせてくれよ
つかナナシイラネ
ナナオはプラント到着すると、軍及び政府に順調に救助活動及び
廃棄兵器の回収が行われている事を報告するなど公務に三日ばかりを費やした
あとはナナシに託されたジュール議員に書簡を届けるのみだが、そう易々と行きそうに無い
元軍監も俺もイザークに対する弁護で体制側からマークされているからな
とりあえずホテルを出て、新聞売りの少年から新聞を買いオープンカフェでくつろいだ後、
元軍監との待ち合わせ場所にむかう事にする。
ナナオ「相変わらず堅そうな顔だな。」
元軍監「どういう意味だ、ヘマはしてないだろうな?」
ナナオ「ああ、ヘマはしてないぜ、間抜な黒服さんが5人ほど付いて来ただけだ。」
黒服の一団が現われる。数は6人だ一人多かったな、
元軍監「まったく、分かってるなら巻いて来い!で、殺るのか?ちとキツイぞ?」
ナナオ「別になんも悪いことしてないんだから、戦う必要は無いでしょ?」
元軍監「ああそうだったな、私だけは善良な軍人だから大丈夫だな。」
いい加減な会話を黒服が苛立たしげに遮った。
「ある物を持っていることは分かっている。身体検査をさせてもらう。
抵抗すれば命は無いと思ったほうが良いぞ!!」
お決まりのセリフと共に俺たちは黒服に囲まれ、徹底的に調べ上げられたが
黒服たちは何も見つけることができなかったので、捨て台詞を述べながら去っていった
今ごろジュール家には余分な新聞が届いていることだろう。
新聞売りの少年はカフェのテーブルに置かれた新聞を手にとって駆け出していった。
それに気付いた人間は、また売り物にするのかな?
商魂逞しい小僧だなという印象を持ったくらいだろう
そのころのイザークは何も知らずに久方ぶに得た安眠を満喫していた
ナナオの活動が気になるトコでありますな。
ならばナナシさんには、しばらくお休みを・・・
救助活動が進むにつれ、AAの中は敵味方構わず人が多くなっていった。
そして、そうなるにつれ、生存者の間で自然に集団や派閥が出来るようになっていった。
特にコーディネーター、ナチュラルは、船内を二分する勢力を成りつつあった。
AAクルーやナナシ達は中立を貫くものの、二勢力が起こす小競り合いや圧力には辟易していた。
連日の救助活動に、任務の調整や打ち合わせ、イザークの世話迄、
ナナシの精神と肉体は限界を迎えつつあった。イザークの因縁から始まった歪みを、
まとめ役として、全て一人で引き受けていたのだから無理もない。
以前、隊長職を勤めた事もあるナナオは、ナナシが限界である事を逸早く見抜いていた。
>211で書簡を受け取った時も、ナナシの朗らかな顔に疲労の色があるのを見つけ、
少し休めと促したが、「一段落ついたらね」と言うばかりであった。
ナナオは、心の中で彼女や隊に迷惑をかけ続けるイザークに悪態をついた。
そして、アスランには出発前に彼女をもっとサポートするように言ってやろうと思った。
何せ、まとめ役の彼女にもしもの事があれば、隊が崩壊するかもしれないのだから・・・。
そして、その心配は的中した。
いう
その日、食堂で遅めの夕食を取ると、ナナシはもう一人分の食事のトレイを抱えて外へ出た。
朝昼晩、部屋に閉じこもるイザークに食事を持っていくのだ。
「あんな奴の世話を焼く必要なんてないのに…」と皆は思ったがしょうがない。
トレイを持ったナナシは、途中でミリに会った。
イザークを甘やかさない方がいい!とミリは一緒に歩きながら強く言ったが、
最後まで付き合うと決めたのよと言うとミリも言葉が無くなった。
「何というか、理屈抜きで放って置けないのよ。あの人は・・・」
ナナシとミリが、もう少しでイザークの部屋へ着く時、イザークの怒鳴り声が聞こえた。
「もう一度言ってみろ!、この腰抜け!!」
連合の生存者グループの一つ(月の第五艦隊所属で構成)が、イザークをからかったのだ。
食事した彼らが、外へ出たイザークとすれ違った際、イザークを女と間違えたのが発端だった。
「・・・何だ、男かよ。」「オカマじゃねえの?」「ハハハハハ」
怒り心頭になったイザークは、その瞬間、最初の男に殴りかかったのだ。
しかし、相手はナチュラルといえども多勢に無勢。あっというまにイザークは取り押さえられた。
最初の男は、ペッと口から血混じりの唾を吐くと、
「そうかよ。なら男らしく扱ってやろうじゃないか。」
イザークを捕まえた仲間の一人が調子に乗って騒いだ。
「知ってるぜ!こいつ役立たずの出来損ないコーディだ!」
男はイザークの髪を掴んで、マジマジと凝視しました。
「ああ、噂の引き篭もりクンだな?悪いが俺達は、この船の連中のように甘くはないぜ?!」
おい、地べたにコイツの顔をつけろ。男の命令に仲間は即座に従いました。
そして男は、ブーツの底をイザークに押し付けようとしました。
その時「今すぐやめなさい!」とナナシの怒った声が廊下に響きました。
男と仲間が振り向くと、怒ったナナシとミリがいました。
「何だよ、文句あるのか?」と仲間が下卑た口調でいった瞬間、
トレイがそいつの顔面に当たりました。「このアマ!」と他の連中がいきり立ちました。
ナナシと男達はたちまち乱闘を開始しました。
ナナシは、男達をたちまち捌きましたが、最初の男は別でした。
ナチュラルとは思えない程の腕でした。男は笑って言いました。
「あんた大したもんだな。だが知ってるかよ“人間CPU”って?」
その言葉に気を取られた瞬間、男の蹴りがナナシの頭部に決まりました。
「チッ!しまった!」男はナナシの程の実力者がまともに喰らうとは思ってなかったのでした。
ナナシはその場に崩れ落ちました・・・。
時間がなくすまん!
ナナシが倒れた頃。ミリは助けを求めて食堂へ駆け込みました。
其処には、キラ、アスラン、ジュール隊、コジローといった面子が、
激務の俺らにゃ普通の飯だけじゃ足りん。とばかりに、
ディアッカ特製の炒飯にウマウマと舌鼓をうっていました。
そこに、ミリが血相を変えて飛び込んできたのだから、たまりません。
イザーク、ナナシが連合の連中に絡まれてると聞いた彼らは、
慌てて飛び出していきました。
「おい!起きろよナナシ!起きろってばナナシ!!」
過労と不意を突かれて倒されたナナシは、イザークの声にも反応しませんでした。
男もヤバイなという顔して、軽く蹴ってもみましたが何も反応がありませんでした。
「フー。息はしてるみたいだから、生きてはいるんだろうが…な。」
男は落ち着いてきたのでしょうか、元の口調に戻っていました。
仲間達も体のアチコチを痛そうに摩りながら、倒れているナナシを見ました。
弱いイザークを後回しにして、先ずナナシに仕返ししようと思ったらしく、いきなり袋叩きです。
イザークは止めようとしましたが、酒等の不摂生がたたってうまくいきません。
「今すぐ!あいつ等を止めろ、この野郎!」というイザークの声に、
男は「分かってるさ。だが連中にも面子があるんでね。ま、適当なトコで止めるよ。」
あくまでも高見の見物を決め込もうという腹のようです。イザークは歯噛みしました。
男達が、動けないナナシを満足する迄殴った時、
「居たぞ!あそこだ!」鋭い声と共に何人もの足音がしました。
次の瞬間、怒り狂ったアスラン達が惨劇の現場に姿を現しました。
ナナシの姿を見た彼らに、卑劣な男達に最早弁解の余地はありません。
「命を救った礼がこれか!!お前等!!!」怒り心頭のアスランは大声で怒鳴りました。
浮き足立つ男達をアスラン達は容赦無くぶちのめしました。
「て、敵のくせに何言ってやがる!」という男達の一人には、ブンと工具が投げつけられました。
工具が当たってうめく男に、コジローは持っていたスパナでブン殴りました。
「黙れよ。この連合の恥曝しがッ!!」
乱闘の中、キラは、仲間も助けず、笑みさえ浮かべる男を見つけました。
「アンタも連中の仲間なんだろ!!」
「一応な。彼女の件なら謝るが、けどあれは事故だよ。
それに、リンチはしちゃいないしね。むしろ止めようと思ったくらいだ。」
詰寄るキラに、男は平然としていました。
イザークは平気で嘘をつく男に怒って叫びました。
「嘘つくな!この腰抜け!黙って見ていたくせに!」
その言葉に、キラは男の襟首を締め上げました。でも男の表情は変わりません。
むしろイザークの方を見て、「アイツが事の発端なんだぜ」と言ってのけました。
更に「どっちが腰抜けだよ!女一人助けられなかったくせに!ハハハ!」
とイザークを嘲笑しました。
痛い所を突かれたイザークは、思わず黙り込んでしまいました。
「お、俺は…」と言い返そうとした時、キラと目が合いました。
その視線はイザークへの怒りと軽蔑で満ちていました。
イザークは何も言えませんでした。
乱闘の結果、
ナナシは意識不明の重体で治療室に緊急入院。
アスラン達や男達にはそれぞれ、注意や営倉等の罰が下されたのでした。
イザークはまた、自室に引き篭もり、ベッドの上で己の無力さに泣きました。
でも、イザークには、慰めてくれるナナシも最早いません…。一人ぼっちでした。
ナナオは、帰還途中にこの事件の事を知らされました。
とりあえず、隊長代理を務めるアスランに、全面的に隊を託す事にしました。
「頼むから、しばらくの間は、雇われ隊長という意識は捨ててくれ」と念を押しました。
そして、一息ついた時、ナナオは、今は意識不明のナナシから託された書簡を思い出しました。
ナナオは、じっと書簡を眺めました。
隊長思いのナナシの事です。書いてある内容は大体予想できます。
“何にせよ、他愛無い事さ。”ナナオは少し笑いました。
その時、ナナオはふと思いました。
微妙な立場とは言え、プラントの実力者であるエザリアに直接届く書簡。
内容次第によっては、プラントの政治を動かせる。うまくやれば思い通りに…
その時、ナナオは、この書簡が自分にとって大きなチャンスだと言う事に気付きました。
本当の内容を知っているのは、今は意識不明のナナシのみ。
つまり、ナナオが都合よく内容を変えても証明できる者はいないのです。
ナナオは、書簡の封を…
A)開けた−野心家コースへw
B)開けなかった。−実直軍人コースへw
お好きな方をどうぞ。
最後はワルノリだったかも、と反省。
でも、この後で>214のプラント編に続いてくれれば良いかと。
これで、しばらくバトンタッチということでいいかな?>213
226さん乙カレー(・∀・)ノ
さてと、先ずお詫び、>220の人間CPUは、生体CPUの間違いでした。
今頃気付いて申し訳ない。
月の第五艦隊グループの男については…
「マックス・ベイン少佐、第五艦隊きってのエースパイロット。
今は、ごろつきの王様ってとこかしら?」
多くのザフト、連合の将兵を抱えるAAにとって、連合兵のナナシ暴行事件は、
洒落にはなりませんでした。
お陰で船内には不穏な空気がたちこめ、両陣営の反目の度合いは深まる一方でした。
しかし、その原因を作った主犯格の男−ベイン少佐はそんな事は一切気にしてないようでした。
船内の一室、マリューとベインは向かい合わせで座っていました。
マリューは、久々に素面に戻り、艦長として断固とした態度で臨もうとしましたが、
全く相手にされませんでした。それどころか昔ナツカシのルービックキューブを弄んでる始末です。
それどころか、ベインはマリューに向かってこう言い放ったのです。「無能」と。
「ガンダム5体の内、一体は俺の物になる筈だったのに、あんたが能無しだから、
何も来ず、結局俺はダガーで我慢するしかなかった。おまけに待機中にジェネシスを喰らってこの様だ。
…まあいい。許してやるよ。救助してくれたしな。これでお互い恨みっこなしだ。」
勝手な言い草にマリューは呆れました。ベインはその表情をおもしろそうに見ました。
ベインの挑発にマリューの方が翻弄される。そんな状態が続く内に時間が来ました。
「じゃ、俺は、アッシュ先生の精神分析があるんでね。これで。」
席を立とうするベインを、マリューは「待ちなさい!!」と止めました。
ベインに対する言葉が見つからず、結局ベインはそのまま去りました。
マリューの敗北でした。
ベインの席には、ルービックキューブが置かれてました。
それは全て、色が合っていました…。
アッシュは、ナナシの件で不眠に悩むイザークに、
ぐっすり眠れるようにと薬を渡した時、ベインが入ってきました。
イザークは、笑うベインを睨むだけでそのまま去って行きました。
アッシュはベインに言いました。「生体CPUの一人だね。」
ベインが何故知っていると聞くと、
「以前、アズラエル氏のリストを見た事がある。君は危険と評価されていたよ。」
静かにアッシュは答えました。
「高い知性に強靭な肉体、そして異常な暴力性向。氏が危険と評したのも頷ける。」
ベインの顔から笑みが消えました。「お前に言われたくはないよ。ロボット野郎。」
「驚いたか。実はな、軍民共同の実験施設で、お前らが作られている所を見たことがあるんだ。」
アッシュは淡々と「それは驚きだ。」と言うのみでした。
ベインは本題に入りました。「一体、何が目的だ。ロボット?」
アッシュは完全に無表情な顔になりました。
「この船を、この先にある研究プラント「ノストロモ」に向けたい。この間救難信号があってね
“エビデンス02”が暴走したそうだ。私は02の研究資料と生体標本の確保を命じられた。
…任務遂行のためには、AAの乗員の生命と安全は度外視される。」
ベインは、ふーんと言って「俺の邪魔って訳じゃなければどうでもいいさ。」と言いました。
でもな“エビデンス02”ってなんだと聞くと、
アッシュは「それは、正に私の理想で、素晴らしい存在だよ。」とニコリと笑いました。
ベインの本能はそれは相当ヤバそうなものだと告げました。
「やれやれ、早くこの船を出た方が良いみたいだな。」
このまま、「ガンダム対エイリアンズ」ネタをやっていいもんだろうか。
こっから先は只の妄想。
尚、ノストロモには、先行する救助艦「ナルキッソス」が到着しているが、
エイリアンの襲撃を喰らってほぼ全滅。でも僅かに生き残った者達は、
ノストロモに逃げ込み篭城していた。その中には死んだと思われた…
「銃をくれ、化物どもの苗床になるくらいなら死んだ方がマシだ。」
ビショップ(ノストロモで試験的に働いているロボット)
「折角、撃たれた傷は全部ふさがったのだから、まだ、あきらめないで欲しいね。」
「不可能は無いって豪語したこともあるけどさ。こりゃ無理かもな。
救助された時はラッキーって思ったんだがなあ。」
以上w
…なんだかもう戦後キラはイザークを許すとか許さないとか
そんな話はどっか飛んでちゃった感じだな(・∀・)ソレハトモカクオモロイヨ
戦後キラはイザークを許せるか(または逆はどうか?)は、
このスレのテーマなんで、なんとか逸脱しないよう努力したいんですが、
何故か逸脱している今日この頃です。
そいでもって、何故「ガンダムVSエイリアン」ネタかというと、
キラ、イザーク(復活込みで)の二人を共闘させるイベントが欲しかったからなんです。
決して、新たな敵を設定するのは面倒とか、エイリアンなら有名だから大丈夫だろうとか、
そして、何よりも、ミリの口に平凡パンチをねじ込みたいとか!
・・・実はその通りなんです。
プラントではラクス・クライン蜂起以来の電波ジャックが行われた。
???「プラントの同胞、ザフトの勇兵達に告ぐ、どうか一人の英雄を救って欲しい
先日の地球連合の核攻撃からプラントを救った一人の兵は、
主戦派であるとして功に罰を持って報いられ、病気療養と称した軟禁状態にある
命を懸けた兵達を、停戦すればいらなくなった駒として捨て去る
現政権は国の為に戦った市民、ザフトの兵を用済みとばかりに切り捨て、
平和でなく、自らの保身を図る輩の集団であると断ぜざるを得ない!!
これを見て欲しい、この映像は建造途中のジェネシスである。
平和を謳う政府はこれを廃棄するどころか、いまだに存在を許している。
どうか欺瞞に満ちた政府によって不遇の身に立たされている者達を、
貴方達と同じ命を懸けプラントを守った英雄達を助けて貰いたい。 」
この放送にプラント全土は震撼した。
戦地から帰還した兵は怒りに震え、
平和を求める市民はジェネシスの姿に恐怖した。
この事態に政府はそのような事実は確認されていない、
ジェネシスの開発計画は極秘裏で行われた物であり、
建造途中のジェネシスの存在を知りえなかったと発表した。
しかし、ジェネシスの映像を見せられては
政府の知らなかったの説明だけで市民は満足する訳が無く
評議員達は支持率の低下に頭を悩ませる事になる
しかし、本当にジェネシスはもう一つあったのだろうか?
連合の核攻撃を再び呼び起こしかねないという恐怖の中
深く考える者は一握りしかいなかった
元軍監「ジェネシスをでっち上げるなど、とんでもないペテンだな
政府もそう簡単には騙されるとは思えんぞ?」
ナナオ「ジャック映像の乱れた画像では映像解析も難しいだろうし、
できたところで問題は無い、陰謀を信じたがってる者は
政府がニセの映像でしたという発表すらも陰謀だと思い込むだろうさ。」
元軍監「で、逮捕されるのは旧ザラ派の狂信者だけという訳か、
ありがちな手法だが、有効な方法だ。お前は何をしようとしているんだ?」
ナナオ「とりあえず、イザーク隊長にゴメンなさいの仕方でも教えるかな。」
大きな混乱を残し、ナナオはプラントを離れた
237 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/22 21:46 ID:PdkvwNeO
もはや許す許さないの次元じゃなくなってきたなw
「キラの性格からすると、絶対に許す」でFA?
許すなよぉ
キラというキャラクターはイザークを許すだろう。
許したくないのはエルにこだわる視聴者自身。
このくらいは皆理解してるよな?
このスレがその隙間を埋める機能を果たしてくれればいいんだがな。
そのころ・・・
ナナシ「う・・・ん・・・?」
治療室、ナナシがやっと目を覚ます・・・だが、彼女は間違えなく重態。
と、そこに負傷兵を治療するための医療スタッフの増援が送られてきました。
キラ「で・・君が?」
ナナカ「はい。ナナカです。医者です。」
医療チームに送られたのは4人。ナチュラル3人と、コーディネーター1人。
そして、そのコーディネイターの1人、今回のチームで最年少の、ナナカさんだった。
ナナカ「今。私のこと。若いって。思いましたか?。思いましたね。侮辱です。
貴方だって同じくらいの年の人なのに」
キラ「いえいえ、そんなこと・・・思ってませんよ」
ナナカ「嘘です。入院です。嘘つきは入院です」
キラ「・・・・・」
ナナカ「入院患者リストを見せてもらいます。あ、身内発見」
キラ「は?・・って、もしかして君、ナナシさんの?」
242 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/24 20:23 ID:o4iucpYX
ナナカ「従姉妹です」
ナナタ(参代当主)―ナナネ
___________|__________
| | |
ナナミ―ナナト(四代当主) ナナエ―ナナチ(五代当主) ナナオ(六代当主)
| 七星宮家 | 七光宮家 七影宮家
ナナシ ナナカ
244 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/24 21:07 ID:TflIfoVz
アスラン「どうやら複雑な家庭らしいな。」
カガリ「ズレテるだけじゃ無いのか?」
アスラン「ボクの髪ははずれてない!!!!!」
おまえら言いたい事を言いまくってるみたいですが、
全ての答えは劇場版でハッキリしますよ。
やるのか?劇場版
>>245 やっても別に行かないし、このスレのがオモロイ
248 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/25 12:00 ID:zTDMMrPy
イザークはナナオが戻ってくる事を聞いて恐怖した
今まで自分の腰抜けぇぶりに何も言ってこなかったが
ナナシが倒れた今、自分を甘やかしてくれる者はこの船にはいない
このままでは、確実に殺される・・・・・ どうする?
1、キラに男らしく自分の非を認め、全面的に謝罪する
2、突然ナナシが回復し助けてくれる
3、屁垂れたままナナオに殺される・・・
1と3は絶対いやだ…
だから2!
250 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/25 18:12 ID:h7E43E3I
@のような方法が取れればそもそもこんな状態にはなっていない
イザークは少々カッコ悪くてもAでナナシが回復し助けてくれることを期待しました。
しかし、ナナシは集中治療室で寝たきりのままです。
つまり答えはB、現実は甘くありませんでした・・・・
コン、コン・・・
「イザーク前隊長!分隊長ナナオ、プラントから帰還しました。
色々話がありますので、入っても宜しいでしょうか?」
「あ・・ああ・・」
イザークは諤諤ブルブル状態です。
「入りますよ!」
ナナオが入室。イザークはベッドの上で震えている。
「前隊長・・・いや・・・」
ナナオはスタスタとイザークの前に立ち・・・
バキッ
その顔面を殴りつけました。
「この腰抜けぇ!!表に出ろ!!」
そしてその服を掴み、廊下に投げつけ・・・
GAT-X252 FORBIDDEN GUNDAM
許すも何も全てが無かった事にされてる。
んじゃ海賊放送の周辺を…
プラントで起こった、“第二のジェネシス”事件は、その真偽に関わらず、
内外で騒ぎを引き起こしました。
中には、これですわ再戦かと危ぶむ向きもありましたがさすがに疲弊した両陣営に
その余力はありませんでした。
巷の騒ぎを他所に両陣営の首脳は「デマ」とし、引き続き信頼関係を維持すると表明した
ものの、裏ではこっそり調査隊を出してる始末です。
ジュール家では、シャワーを浴びたエザリアが、政府の広報番組を見ていました。
政治分析で、急速に落ちる穏健派の支持率に、これなら、私の復権も夢ではないかもね。
と口元を綻ばせました。今回の“第二のジェネシス”で彼女やザラ派の連中は
元軍監の予想通り、政府から厳しい追及を受けましたが、そんなものの証拠は何も無く、
結局、無罪放免となりました。
並みの人間なら、「ああ、良かったスケープゴートとして捕まらなくって」と
胸を撫で下ろす所でしょうが、政治家は違います。むしろこれをチャンスとして
利用する事を考えるものなのです。
実際、ザラよりは過激でなかったエザリアには、同情票すら集まっていました。
今回の件で、弁明する穏健派の後ろで、美貌を曇らすアイリーンの顔が映りました。
「御気の毒様」と30代前半にしては、子供っぽく舌まで出しました。
ローブ姿のまま、軽く祝杯をあげようとした時、“軟禁された英雄”の話題が出ました。
それは、愛息イザークの事だと(本当はイザークの自業自得だけど)思ったエザリアは、
身を乗り出して画面を見ました。このまま巷で話題が盛り上がれば、あの子を助けられる。
でも、TVの識者は…
「…それよりも、第二のジェネシスがもたらす緊張を、いかにほぐすかの方が重要です。」
「ハイ、そうですね。また、軍の方もそんな事実は確認してないの一点張りですしね。」
そこで番組は、芸能関係に移ってしまいました。エザリアの目は点になりました。
「あの子の件がそれだけとは、どーゆー事だあああああ!!!」
エザリアは、ナナオの仲間でもある元軍監(密かにエザリアに片思いw)がご機嫌伺いに
来るまで裸同然の姿で荒れ狂いました。
おまけ。
「大体!あの子にも問題があるとか!自分が支えるからあの子にチャンスをくれとか!
まるで、私があの子を無能扱いして更迭したようではないか!何の積りだあの書簡は!
ナナシという男は!私に喧嘩売ってるのか!御望み通り政争に巻き込んでやろうか!」
怒り狂う美女に元軍監は、ビビリまくりましたが「ナナシは女の子」と訂正しました。
「何!女の子だあ?!…私とあの子を引き離して、あの子を自分の物にする積りか!?
小娘の癖に小賢しい!!」
…しばらくして、いつものエザリアに戻ると、政治家の表情に戻って言いました。
「あのムカツク書簡はともかく…“付録”の方は非常におもしろかった。貴方の仲間に
よろしく伝えておいてくれ。」
元軍監は、この人には逆らえんなと苦笑しつつ、承知しましたと言いました。
ナナオは、第二のジェネシス騒ぎの反響を確かめつつ、港でカフェラテを飲んでいました。
老いた店主が「あんな物騒な物が出来るなんてねえ。また戦争ですかねえ」と
ナナオに聞きました。
でも彼は「さあね。私にも分かりませんよ。」と軽く笑って答えるだけでした。
ナナオはAAが帰還する時、
危なっかしい動きをする赤いMS(ルージュ)とニアミスを起こしかけました。
カッカする彼女を誘導しつつ、デッキに無事到着。
マリューに挨拶しようとすると、丁度、マリューは艦長席でビールを飲んだ所でした。
任務中にやけ酒を呷る彼女に頭を痛めつつ、ノイマンを見るとまるで、ラムネ菓子のように、
精神安定剤の錠剤を齧ってました。
何とか酔っ払い相手に挨拶を終えたナナオは、そのままジュール隊の控室に向かいました。
途中、ナナシの病室に寄りましたがドアには、
「面会謝絶・絶対安静・特にイザ公!」とプレートが掛かっていました。
「…ナナシ…あの餓鬼を甘やかせ過ぎたな…」とナナオは呟きました。
控室では、今後のスケジュールをアスランが皆に説明していました。
「ザラ隊長代理。分隊長ナナオ、ただ今プラントから帰還しました。」
互いに敬礼した後、アスランに引き継ぎ事項等は後で受けます。とだけ言うと
先にお休み下さいと丁重に追い出しました。更にカガリが来てると付け加えると、
アスランの顔色が途端に変わりました。
アスランが消えた控室には、ナナオと部下達しかいません。
その時、好青年だったナナオの雰囲気ががらりと変わりました。
今、其処に居るのは、ジュール隊の陰で仕切る実力者、正に影将軍のナナオでした。
ガタガタ震える部下達にナナオは、冷たい声音で言いました。
「…ナナシの件、詳しく聞かせてもらおうか。が、その前に…」
控室から、人を殴る鈍い音が響きました…!
続きは>248以降でどうぞ。
258 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/26 23:17 ID:QTkB/RrP
なんか本当に戦後の話だな
|-`).。oO(遺作はずっとこのままヘタレのままなのだろうか…)
一緒にシスプリみれば仲直り。
(´-`).。oO(正直許し難いほどヘタレだな遺作…)
日記スレの、遺作隊長と名無しの2人と
まるで違ってて笑える。
日記スレの最近の遺作は何かカコイイしな
ナナオに殴られ地面に叩きつけられた・・・
イザークにはとても長い間に感じられたが、数秒だっただろう
ナナオはゆっくりと赤子をあやすようなやさしい声で語りかけてきた
自分に最後まで付いて行くと言ってくれたナナシの思いや、
ナナシが倒れたいま、今度は自分がナナシを守る番だと言うこと
隊員や、戦友はザフトの為に戦い抜けた事を尊敬し敬愛していること
母親や友人も早く立ち直り復帰してくれる事を願っている何等・・・
励ましたり諭したり、時には褒めたりした。
イザークはいままでの不甲斐無さを後悔し反省した
そして、自分は本当の強さを、力だけではない
精神的な強さを身に付けようと思った
イザークは人間として大きく成長しようとしていた
一足先に部屋を出ると医療チームの一人ナナカが立っていた
ナナカ「ナナオさんにおだての才能があったなんて驚きです。」
ナナオ「おだてって・・・まぁ、あいつにこれ以上へ垂れて貰ってると、
こちらも色々と都合が悪くてね。あとの治療は任すから頼むぞ!」
ナナカ「なんか顔が笑ってます。絶対なにかたくらんでます。怪しいです。」
ナナオ「さぁ、どうだろうな。あと、俺はまた出かけるから留守を頼むよ。」
ナナオ達はナスカ級戦艦に乗り込みある宙域に向かっていた。
(まさか、こんな早くにここに来る事になるとはな)
以前とは変わり果てた姿になったボアズ要塞・・・
ボアズ攻防戦でナナオは分隊司令官として勇戦し、
連合の核攻撃後に敗残兵をまとめ撤退する大任を果たしていた。
しかし、ナナオの指揮下の人間は最前線で戦っていた事もあり、大半が戦死
その結果、新設のジュール隊の分隊に編入され現在に至る。
なぜ廃墟となったボアズ要塞に来る事になったかというと
ヤキン周辺宙域の救助一段落付いた為、今度はボアズの遺体収容任務が出された為であった
要塞内では運が良いのか悪いのか、遺体が残っている地区もいくつかあった。
残っている大半も判別不能のバラバラなど酷い状態だった。
このためつれてきたジュール隊の新兵は卒倒したり、嘔吐する者などが続出した。
古兵A「隊長、ここは俺達の要塞です。俺達だけで弔ってやりましょう」
ナナオ「そうだな、若い奴らにはこの酒はまだ早いからな。艦内でおねんねしてもらうか」
古兵B「隊長の秘蔵の一品ですか、あいつらも喜びますよ!」
ナナオにしては珍しく時間のかかった任務になりました。
「殴ったな!元隊長である俺を殴ったな!母様にも殴られた事なんてなかったのに!」
頬を押さえてイザークが腰抜け状態で叫んだ瞬間、ナナオの鉄拳が再び飛んできました。
「殴られずに成長した奴なんかいるものか!!」ナナオはヘタレなイザークに怒鳴りました。
イザークのシャツの襟を引っ掴むとナナオはイザークに言いました。
「全く!決戦の時のお前は何処に行った!?
それとも過去の過ちを知った途端尻尾巻いて逃げ出したか?!
プラントのために手を貸してくれと俺達に言った勇者が、何でこうなるんだ?ええ?」
ナナオの叱責に耐え切れず、プイと横向いたイザークは、愚痴を零しました。
「どうせ、母様からお目付け役を仰せつかったんだろ・・・でなけりゃアンタみたいな
隊長クラスのベテランが、俺なんかの下に付く訳ない。前からずっと思っていたんだ。」
言われた途端、ナナオは、ゆっくりとイザークの襟から手を離しました。
「ああ、そうだ。もっとも間接的にだがな。
それにジュール家の名前は便利だ。その名があれば、補給も援護も最優先される。」
イザークはやっぱりという顔して頷きました。
ナナオは、観念したように言葉を続けました。
「核で、俺の隊のほとんどが消し飛んだ後、残りの連中と宇宙をうろついてる時に、
その話が来たんだ。“お偉いさんの息子が前線に出たがっている。御守が必要だ”ってな。
正直不満だったが、ま、ナナシとお前。そして俺達。戦うには頭数が足りない点じゃ一緒だし、
補給や援護の保証付きとくれば、これはとても魅力的だ。そうだろ?」
ナナオはジッとイザークの瞳を見据えました。
「それに、お前がもし、ただのドラ息子だったら、全て俺が仕切っても良かったしな!」
イザークは問いました。
「何故、そうしなかったんだ?」
「一緒に戦って分かったのさ。お前は“本物”だってな。もっともまだ荒削りだが・・・
だから、好きなようにさせたし、今まで付いて来た。お前がどう化けるか見たくてな。」
そこまで言った、時ナナオは久しぶりにイザークに笑顔を見せました。
「分かるか?イザーク?」
>263の
>イザークには・・・に続く(こればっかりだな。自分w)
お詫び:今回後追いになり過ぎました。すまん。
(一回更新して確かめりゃ良かった。)
その後のイザーク。
立ち直り始めたイザークでしたが、
流石に、いきなり隊長職にカムバックは無理と判断したアッシュの助言に従い、
コジロー率いる整備班の手伝いから始める事にしました。
掃除から、工具の手入れ迄、ブカブカの整備服(貸した俺が太っていると言いたいのか!!byコジロー)に
身を包み、一日中油まみれでデッキを駆けずり回るイザークでしたが、
その顔は以外にも充実感に満ちていました。
アスラン達がカプセルを持ち帰った時、整備班が真っ先にこじ開ける時もあり、
イザークも自分がやる時、救助された人間の色んな表情を見ました。
そこで気づいたのは、ナチュラルもコーディネーターも、
やはり、苦しみ、喜ぶ、人間であり、そこに違い等無いという事でした。
おもしろいな・・・
第二のジェネシスは一向に発見されないため、
プラントには疑心の嵐が吹き荒れていた
そんな折にいくつかの噂がまことしやかに流されるようになる
これらの噂の発案者は勿論あの男だし、広めたのはそいつの友人の堅物である
「パトリック・ザラ死亡時に要塞内に潜入したアスラン・ザラは
第二のジェネシスを父から承継したのではないだろうか?」
「アスラン・ザラはあるザフト兵から部隊を簒奪し、叛乱の牙を磨いている」
このような噂からザフトを抜けた者に部隊を任せるとは何事かという世論が形成され
アスランを評議会で証人喚問するべきだという声までもが上がっている
この事から政府はアスラン隊長代理を解任することを決定した
イザ−クは復帰できるのか、新隊長は誰になるのか?
>271のアスラン解任騒ぎは、あちこちで波紋を呼びました。
立場を利用し、ごり押しでアスランの隊長就任を両政府に働きかけた張本人こと、
カガリは、風評を気にした評議会の処分に強い憤りを覚え、抗議しに行こうとしました。
キサカ「だからといって、黄色いツナギに日本刀を持って行くのはちょっと・・・」
エザリアは、これで愛息の即カムバックは間違いなし!とウキウキしながら評議会へ行くと・・・
アイリーン「・・・あのね。あんたの息子は甲板掃除からやり直すって言ってるわよ?」
他の者なら無理もないと思う所ですが、エザリアは「親の心、子知らず」と歯噛みしました。
ラクスは、「何故、アスランがこのような仕打ちを?」
首をかしげる彼女を見て、虎さんはダコスタに合図をしました。早速黒板を持ち出して、
「馬鹿でも分かる!!ダコスタの何故?何?ゼミー今日はアスランと第二のジェネシスについてー」
数時間経過。(内容については>271参照)
水代わりのコーヒーを飲みながら、虎さんは、講義を終えたダコスタにどうだったと聞きました。
「んー。まあ、分かったんじゃないですかねー」その返事にそんなとこだろうな。とコーヒーを飲み干しました。
ラクスは私室で、ハロに向かって話し掛けました。
「何処にも存在しないものに、勝手に怯えて人を傷つける。なんて無意味な事でしょう?」
ハロ「激しく同意。」
ミリは、食堂で今回の事をディアッカと話しましたが、
中華鍋を振るうディアッカは、上の連中の事なんぞ放って置けよ。と言うだけでした。
「あいつらは、現実のアスランを知らないし、知ろうともしないからね。
アスランが、もしジェネシスを受け継いだとしても使う訳がないさ。
それは、俺やお前そして周りの連中が良く知ってるはずだろ。
大丈夫。証人喚問なんてさせやしないよ。」
ミリは、そんなディアッカの言葉を聞いてホッとしました。
「・・・そう言えば、あんたが新隊長候補って話もあるんだけど。」
「おいおい。中華鍋と大砲。どっちが俺に似合ってると思うんだ。」
「勿論!中華鍋!おいしい炒飯が食べれるから!」
「グレイト!!」
ディアッカは中華鍋を力強く振りました。
(一部を除く)女性陣のアスラン擁護の意見(署名つき)を聞いたマリューは、
自身も連合や評議会のやり方に疑念を持っている事もあり、アスランの解任取消しを
評議会に直談判しようと決意しました。艦橋で評議会との直通回線を用意させている間、
マリューは景気付けと称して、缶ビールを2本、3本と立て続けに飲み干しました。
「ゲフ・・・さって!ちょっちやりますかね!」
そう言うと、千鳥足で艦橋に歩いて行きました・・・。
壮絶な舌戦が何時間にも渡って続けられた結果・・・
マリューは終えた途端、バッタリ倒れて豪快に寝息を立てはじめました。
翌日、二日酔いで頭を抱えるマリューに、ナナカが薬を差し出しました。
「酒の上とは言え、勇気がありましたね。どうでした評議会は?」
「あー。すっかり酔っ払っちゃってさあ。何言ったか覚えてないわあ。全然。」
一つだけ覚えているのはクソ生意気な白髪の女と長々と口喧嘩したくらいなものだそうです・・・
おまけ。
ノイマン「・・・ナタル少佐だって、君の事は高く評価しているんだ。
昨日、俺の後ろでそう言っていたんだ。間違いない。
だから、落ち込むなよ。」
アスラン「俺は別にいいけど、あの・・・お薬ちゃんと飲みました?」
恐らくまだなのでしょう。だって今のノイマンの目は焦点があってないのですから。
アスランは自分の事よりも、また、ナタル生存妄想に取り付かれたノイマンの方が心配でした。
「ナタル少佐が、いつの間にかAAに戻ってくれていて安心したよお・・・」
ageだ!腰抜け!
ちょっと周辺だけ。
第二のジェネシス事件が起きても、アマルフィ家は静かでした。
主のいなくなったピアノ。遺品のヘルメット。
母のロミナは、ただ寂しいと呟くだけでした。
子供が欲しいと言っても、
“第二のジェネシス”騒ぎで疲れてるんだ。と渋ります。
人工授精でもいいからと言っても、
ユーリは、この御時世だからと言って渋ります。
なら、子供のいない貴方の兄さんの養女に出した“ニコラ”は?
「兄貴とあの子がいる宇宙研究プラントは中立で、一番安全なんだ。
それに、今更ニコルが死んだから、双子の妹を返せと言えるか!」
ロミナは、本当に寂しいと感じました・・・。
とりとめなくすまん。
隊長選び周辺を
アスランや痔、虎にダコスタはザフト離脱組
イザーク、ナナシは療養中、適任者はナナオ位しか見つからない
ザフトに兵なしか・・・
政府の評議員達は戦火による人材の涸渇という深刻な問題を解決するため
旧ザラ派など主戦派やラクス・クライン一派からも幅広く人材を登用する必要があり
その一歩としてアスラン・ザラを再任してはどうかという提案が閣議で出された。
これに対してアイリーンを中心とする穏健主流派は
穏健派を名乗りながら戦力の補強を図るような事をすれば
主戦派に膝を屈するような物、更に連合に対する警戒感を増徴させる事になるとして
アスラン・ザラ再任の提案を退けた。
しかし、隊長任命問題がこれ以上長引けば政府の統治能力を疑問視する声が
更に大きくなる恐れがあり、早急に候補者を選出し就任要請を出す事が確認された
280 :
通常の名無しさんの3倍:03/10/31 18:20 ID:l2cdq+mu
誰が隊長になるか
虎のコーヒー豆が切れたので
地球に買い物に行くついでに旅行に行く事になった
実動部隊の隊長が決まるまでは休暇という事らしい
さてどうなる事やら?
あんまり面白くなくなってきたな
事件は現場で起こっているんだよ!!」とは誰の言葉だったでしょうか。
評議会のアスラン解任決定も、遥か遠くの現場で激務にいそしむAAにとっては、
絵空事ととしか思えません。そんな事をしていたら救助どころか艦内分裂が起きます。
そこで、「この任務が終わったら、即、除隊してやる!!」と息巻くマリューは、
表向きには交代したと評議会に報告し、アスランには通常通り隊長代理をやらせました。
「いーのよ!!何か架空の人間の名でもでっちあげて申告しときゃ!結果オーライよ!」
んじゃ。適当な擬似人格の作成をよろしく。と難題をサイに押し付け、
マリューは艦長席でビールを呷りました。未だ、ムウとナタルの死の責任は自分の采配ミス
と思い込むマリューは、相変わらず酒に溺れているのでした。
プラント相手に詐欺を働こうというヤケクソな作戦の片棒を担がされたサイは、
彼らが疑いそうもない“架空の人物”要はアスランの隠れ蓑になる擬似人格の案を作るべく
コーディネーター達の居住ブロックに潜入してみたり(痴漢と間違えられましたbyサイ)
副隊長のナナシの所に忍び込んだり(昏睡中の彼女を見て、つい「俺って最低だ。」をやりましたbyサイ)
艦の奥で行われる連合の秘密集会に乱入したり(リンチに遭いましたbyサイ)
いろいろと努力した結果、
「何も分かりませんでした!!」
「馬鹿かーっ!!」
マリューに怒鳴られて、サイがとぼとぼ艦内を歩くと、整備服の少年と会いました。
「よう。」と言うイザークにサイは泣き付きました。
以前より表情が柔らかくなったイザークは意外にも親身に相談に乗ってくれました。
彼のアドバイスに従って出来た擬似人格は傑作で、サイにとっても誇りでした。
さて、後はこれプラントに流すと、あっさりとうまくいきましたw
こうして新隊長「ミゲル・アイマン」は誕生しましたのですw
サイ・・ガンバレ・・
たぶんキラはイザークなんていう雑魚は知らない。
当然シャトルが落ちたことなんてこれっぽっちも憶えてない。
フレイのことももう忘れた。
おねがいだからアンチ遺作にしてエル信者はアストレイスレにまで来ないでくれ
288 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/04 23:01 ID:3zAcYhgN
age
289 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/05 02:47 ID:mZjYo4Cc
それよりもニコル父に息子の仇取ってくれみたいな事言われておきながら、
その仇とあっさりホモ達に成り下がったアスランをニコル父は許すのだろうか?
無責任で自己中。糞だな
あほだおれは
保守
>289
ニコル父ことユーリ・アマルフィは、大量虐殺を良しとせず、
息子の仇であるキラ達との共闘を選んだアスランについて・・・・
−評議員として、記者のインタビューに淡々と答えるニコル父でありました。
ニコル父「評議員としては、(色々やらかしたが)殲滅戦への暴走を防いだ事については評価する。
が、一人の父親としては…息子の仇もとらず、その、なんだ、仇とホモ達になった事については、」
記者「認める。と?同性愛についてはリベラルなんですね。評議員。」
ニコル父「…んな、訳無いだろおおおッ!!親として納得できねえに決まってるだろおおお!!(号泣)」
このインタビューをAAの食堂で観ながら、アスランとキラはシュンとしょげました。
アスラン「…一回、謝りに行かなきゃな。」
キラ「…僕も付き合うよ。」
隊長転落、現在整備見習中のイザークは遅い昼飯をコジロー達と取っていました。
ニコル父のインタビューと、ガシッと友情の握手をするアスランとキラを見ながら、
意外そうな顔をして言いました。
「何だ、ニコルの親父さんはアスランとニコルの仲を知らなかったのか?!」
−その言葉にコジローは思わず、ウガググと喉を詰まらせました。
「知ってる訳ないじゃないか。もし知っていたら大騒ぎになっていたぜ!」
厨房で八宝菜を作っているディアッカは、イザークの言葉にそう答えました。
−その言葉にコジローは思わず、ご飯を噴出しました。
ゴホゴホとむせぶコジローが、涙目でアスラン達を見ると、
二人は手を繋いだまま、じっと御互いを見詰め合う姿がありました。
コジローは、インタビューの最中に、泣き崩れるニコル父に思わず同情しました。
保守
「ミゲルは・・・」
擬似人格を作る際に、イザークは思い出していた。
先輩だったが、特に威張った様子も無く、気さくに話しかけてきた。
俺がアスランと衝突しそうになると、いつも止めに入っていた。
・・・ミゲル
何故、クルーゼはミゲルを作戦に使わなかったのだろうか?
体術や射撃も、決して下手ではなかった。
MSの操縦技術は「魔弾の射手」と呼ばれるほどの持ち主
確かに、俺やアスランはスクールじゃ優秀だった・・・しかし
本当に優秀な人材というのは、ミゲルみたいな奴だったんじゃないのか?
イザークは考えていた。
戦争は終わった。
だが、死んだ人間は帰ってこない。
ミゲルも、ラスティも、ニコルも・・・
あの、キラ=ヤマトに殺された仲間達は・・・
そして、帰ってこない。
この俺、イザーク=ジュールが殺した人間たちも・・・・・・
>296
>この俺、イザーク=ジュールが殺した人間たちも・・・・・・
其処まで考えた瞬間、イザークは正体不明の震えと不安が沸き起こりました。
アッシュの言うところの“心的発作”という奴です。イザークは忽ちパニック状態になりました。
冷汗でビッショリになりながら、イザークは震える手で処方された薬を飲もうとしました。
何度か薬を零しながら何とか飲み下そうとした所に、心配になったサイが水の入ったコップを
持ってきてくれました。水で薬を一気に飲み下すとようやく落ち着きました。
背中を摩るサイに、もう大丈夫とだけ言うとイザークは椅子にもたれて休みました。
見かけ以上に優しいサイに感謝しながらも、イザークは今此処にミゲルがいたら、
どれだけ心強かったろうと思いました…。
「じゃ、俺、急ぐから御免よ。」と擬似人格のデータを持ってサイは、
寝息を立てるイザーク起こさないように、そっと部屋を出ました。
眠るイザークは、
「ミゲルは死んでいるから、少し格好や名前を変えろよ。」と、
サイに注意する夢を見ていました。
サイは艦橋に行く途中で、コジローに会いました。
コジローに事の次第を話すと、「また、例の発作か。」と渋い顔をしました。
その表情を訝しげに見るサイにコジローは言いました。
「イザ公が、発作を起こして休んでいるのはしょうがないが…だが…」
「だが、何です?」
「あいつは薬に頼りすぎな所があって…発作の時に飲む薬な、治療室の女医に聞いたら、
アレかなり強いらしいんだよなあ。もし中毒にでもなろうもんなら、奴の人生は御仕舞いだ。
アッシュの野郎、それを承知してるのかなあ。」
「僕も、あの人は苦手ですよ、時折何かこう…冷たい感じがするんですよ。」
「つーか、人間らしくないんだよなあ。特にあの冷静すぎる態度は、さ。」
二人は道の真ん中でウーンと考え込みました。
298 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/14 00:20 ID:csvl/2fY
イザーク「穴埋めのインチキ宣伝だあッ腰抜け!」
299 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/14 00:21 ID:csvl/2fY
戦後間も無い頃、彗星の落し物か、何かか。木星の軌道上で、
衛星サイズの巨大な水の塊が発見された。
連合・プラントは其処に共同調査ステーションを設置。
調査隊のキラ達は怪異な現象に遭遇する。
一生懸命に鶴を折ってる女の子。やっとの思いで出来た鶴を見たイザークは、
「よく出来たな。」と誉めました。笑顔を見せる女の子にイザークの口元も綻びます。
それから、イザークは良い所へ連れて行ってやるよ。と女の子の手を引きました。、
暗い廊下を歩くと、其処はエアロックでした。女の子を宥めつつ扉に押し込むと、
エアロックを宇宙に向かって開放しました。女の子は虚空に消えました。
それを見届けたイザークは、ゲッソリと憔悴した顔になり、
「クソ・・・これで3人目だ」と呟きました。
300 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/14 00:21 ID:csvl/2fY
調査隊ステーションのキラの個室では、ふと、目を覚ましたキラが隣で誰かが寝ているのに気づきました。シーツを上げると、そこにはフレイが寝ていましたた
驚愕するキラにフレイは、うーんと言いながら伸びをしました。
「何よ、どうしたの?」と訝るフレイに、キラは何も言う事はできませんでした。
ステーションの研究室、活発に議論を交わす男女の声を聞いたアスランは、
ふと、気になって研究室に入りました。
其処には、水の塊の歴史的意義について熱弁を振るう、穏やかだった頃のままの父と
科学的見地から評価する母の姿がありました。
二人はアスランに気づくと、ごく自然に「アスラン。お前はどう思う?」と聞きました。
あんな水の塊、もう飽きた!とカガリがぶつくさ言いながら、ステーションの通路を歩くと、
「そんな事を、人前で言うものではない。」と後ろから叱責の声がしました。
その懐かしい響きに、はっと後ろを振り向くと、島ごと自爆した筈の父親がいました。
思わず涙が零れるカガリに、「全く泣き虫だな。お前は。」と父親は優しく言いました。
301 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/14 00:22 ID:csvl/2fY
本来なら死んだ筈の人間が現れる。ステーションで起こる異変にマリューは、
「此処は人間が足を踏み入れる領域ではない」と悟り、急いで此処からの撤退を本部に
進言しようと思いました。コンソールに置いた震える自分の手に、ムウ・ラ・フラガの
大きな手が重ねられるまでは・・・
「まあ、もし、俺が死者だとしてもさ、それは凄い事じゃないか。何故かって・・・」
「・・・全てをやり直すチャンスなるからって事?」
「ああ、滅多にある事じゃない。」
マリューは頷くだけでした。
「ノイマン、ステーションの下にある水の塊は何なのだ?」
「“ソラリス2”です。こいつの動きと組成が、天文学の謎とされる“惑星ソラリス”と
酷似しているんです。ひょっとしたらこいつは何光年先の“ソラリス”の一部ではないかと言う学者もいるくらいで・・・でも・・・」
「でも、何だ?ノイマン?」
「・・・やっと戻ってきてくれたんですね・・・(泣く)
ステーションの格納庫、ノイマンは“戻ってきた”ナタルを何も言わず抱き締めました。
不朽の名作「ソラリスの陽の元に」を種キャラで大胆映像化。
「ガンダム・ソラリス」近日大公開!!(嘘
302 :
通常の名無しさんの3倍:03/11/14 00:22 ID:csvl/2fY
イザーク「宣伝終わりだ−!キショ抜け−!!」
GAT-X303 AEGIS GUNDAM
保守
>>299ー301
ソラリスネタ(・∀・)イイ!!
ええと誠に勝手ながら自分なりに考えた続きをうぷしまつ
アスランは母や穏やかな頃の父を見て最初は戸惑いつつも両親に会えた嬉しさからか自然と涙を流していた
血のバレンタインで亡くなった母
自身の暴走からジェネシス三射目を撃とうとし最後は帰らぬ人となった父
そんな過去など心から追い出すかのようにアスランは失われた家族との時間を満喫し始めた
それにラスティやミゲル、ニコルも帰ってきた
マリューさんの「ここは人間の踏み込んでいい領域ではない」の言葉はもうどうでもいい
ここはみんなに失われた時間を返してくれる場所なんだ
そうおれは信じてる
カガリにはお父さんが帰ってきた
キラにはよくは知らないけどフレイと言う人が
みんないい顔してるな
とりあえずこの辺りまでしかできてないので続きができたらまたうぷしまつ
306 :
305:03/11/19 01:53 ID:???
前回の続きです
それぞれがそれぞれの失われた時間を取り戻しているステーション
「ここは人間の踏み込んでいい領域ではない」と言っていたマリューにしても今はムウとの束の間の幸せを感じている
「戦時じゃこんなことできなかったな」
「そうね」
館内デートをする二人
地球だったら夜景でも見にいくようなとこなのだがステーションにいる今はそうもいかない
それでもマリューはもう戻ってこないはずのムウが自分の所へ戻ってきた事実が嬉しかった
「もう逝かないでムウ」
「ああ、どこにも行かないさ」
ムウは優しくマリューに答えた
ステーションに存在しないはずの人々が表れて何日かすぎた頃、最初の異変にアスランが気付いた
母が消え去ったのだ
なぜ消えたのかわからないがそれからの父の変わり様を見ていると何かと同じような感覚を覚えた
「一体何と同じなんだ・・もしかしたら」
つづく
307 :
305:03/11/19 01:54 ID:???
何かに気付いたアスラン
あまりにも突飛な話だから確証もない
そもそもなぜ過去の人たちが自分達の前に現われたのか
何がそうさせたのか
何が何だかわからない
このことをみんなに打ち明けるべきか悩む
「やっぱりみんなに話した方がいい」
アスランは心を決めた
マリューに頼んでみんなを集めてもらった
アスランは集まったみんなに気付いたことを話した
みんなは動揺を隠せなかった
亡くなったはずの人たちは自分らの記憶の中の存在でその記憶通りの末路を歩むこと
そう思うに至ったアスランの母の消滅や父の変わり様
突飛すぎる話ではある
みんな信じようとはしなかった
いや、信じたくなかったのだ
そんなことは
もう離れたくない
それだけがその理由
つづく
またできたらうぷしまつ
持つ彼ノシ
309 :
305:03/11/19 22:41 ID:???
続きうぷしまつ
だが数日たってからラスティやミゲルが消えた
アスランは確信を持った
自分の思った通りになってしまったと
そのことをみんなに伝えるためもう一度集まってもらった
一通り話すとみんな口を揃えて
二度も死なせたくない
だけど今度こそもう二度と会えなくなるのは・・・
と言う
そんな中以外にもキラが違うことを話始めた
「僕にもフレイが帰ってきてとても嬉しいけど、だけどやっぱり自分たちのいるべき場所へ戻った方がいいと思うんだ」
つづく
310 :
305:03/11/19 22:45 ID:???
キラに続きアスランは
確証はないが黄泉がえり現象とも呼べるこの事柄の元凶はソラリス2にあるのかもしれないと話した
ソラリス2が人々の記憶を探りそして記憶を読んだ人々へ心の思い出を授けるのではないか
そう考えれば全てに合点がいく
何をすべきか答えは一つだ
悪戯にみんなへ贈り物を授けたソラリス2の破壊
だが破壊するにしても十分な装備はあるのだろうか
修理を終えたばかりのフリーダムなら中に入って核爆発を起こせば可能だろう
キラも察していたらしく自分から志願した
キラ・・・
とてもつらいな、この作戦
つづく
311 :
305:03/11/19 22:52 ID:???
キラの駆るフリーダムはソラリス2内部へ向けて発進した
発進前に外部から自爆装置を作動させられるよう遠隔装置も急ごしらえで取り付けた
後は成功を祈るのみ
ソラリス2に掘削した穴から内部へ入り遠隔装置をオンにしてキラは離脱した
ステーションに戻ってからみんなをソラリス2が見渡せる場所に集めたところで自爆装置を起動させた
ソラリス2は核爆発のエネルギーで爆発四散し眼前にすさまじい光が広がった
その光の中一人、また一人と思い出の人たちは消えていく
マリューは泣きながらムウに抱きついた
これが本当に最後の別れ
ムウはマリューを優しく抱き締め彼女のくちびるへキスをし最後にこう残した
「おれは不可能を可能に・・・」
やがてムウも消えた
ナタルもアスランの父、パトリック・ザラも消えた
その場に集まりソラリス2の破壊を見届けた仲間たちは思い出を胸に秘めてその場から一人一人が去っていく
最後にマリューだけが残った
ソラリス2のあった場所へ向かってこう言った
「ムウ、あなたは不可能を可能にした人なのね」
お待たせしますたこれで終了でつ
やれやれ、ごくろうさん。
保守
福田討つべし
キラは許しても
ヲタは許さないだろう
二人で秋葉原行ってたよ。
仲良く二人でエロ同人誌立ち読みしてた。
廃れたな・・・。とりあえず、保守
保守age
てか誰も続き書いてないのかよ!?
もぉぉーはやくぅー。。。みtsぃylp〜!!
機動戦士ガンダムSEED 福田己津央監督に聞く
遺伝子操作という現代的なテーマを取り入れたが、これには、親の経済力が
子の学力を決める現実への皮肉も込めた。金をかけて塾に入れるのも金で
遺伝子をいじるのも、不公平なのは同じ。死ぬことより群れからはじかれることを
恐れる少年たちの描写は、今の子供たちを映している。
「SEEDの最終回は、殱滅戦へ行き着こうとする流れをくい止められるのは
組織よりも個人の力、という帰結にした」
>金かけて塾に行かせても、やる気が無ければ伸びないし、塾に行かなくても、
勉強する気があれば学力は伸びるだろ。
>永久機関積んだ機体2機と、戦艦三隻でどこが個人なのかと?はしゃぐな
ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
,'" ´ ~ `,ヽ
i |,_i_/|__|
L.」*゚/∀゚)i <ホシュ…
(つ旦と)
と_)_)
・・・誰もいない・・・
323 :
通常の名無しさんの3倍:03/12/16 16:13 ID:1sQ7y1nF
age
続編は遺作の断末魔から始まるさ
325 :
通常の名無しさんの3倍:03/12/16 20:03 ID:wWGDUzlO
326 :
通常の名無しさんの3倍:03/12/16 21:14 ID:wWGDUzlO
男が身に纏うくたびれた軍服は激しい戦歴を象徴していた。
その男は自信に満ちた表情で風を切りながら歩む
後ろには少し女らしさが増した副官ナナシ、
プラントだけでなく連合も怖れる参謀ナナオ
その後に続く数百名の歴戦の勇者たち
途中でプラント軍副指令に抜擢される予定の同僚のエルスマンと敬礼を交わし合う
近隣国からはオーブの元首夫妻アスラン、カガリ
一時のわだかまりが溶け今は無二の親友となったキラ
エルスマン夫人にメガネ、乳の連れ、退役した虎等々たくさんの者が集まっていた
皆、イザークのプラント最高司令官就任を祝いに来ていた。
かわいそうなイザークの妄想だろうな
打ち切りマンガみたいな展開でわらた
イザークが可哀相。
なわけないけどな
怖い
意識不明のナナシさんのパンツを覗くのが
カズイさんとディアッカさんの日課になっています
ときたまサイさんも参加してるらしいです。はい
・・・・・・最悪だ。
結局、アッシュは何を企んでたのさ
気になる…。
誰か教えてえろい人
戦いは終わった・・・
それは連合、プラントどちらの勝利でもなかった
戦火に焼かれた国土、おびただしい死傷者、膨大な遺族・傷病者年金
過剰な公債発行による財政悪化 軍需産業に傾倒しバランスを欠いた産業構造
勝利もなく、ただ山積みの課題を見て呆然とする残された者たち
絶望の中で生まれたジェネシスの新たなる影・・・・
「人々は鬱屈とし、退屈し、そして、絶望した。誰もが答えを求め
それを得られない事を知っていた。破滅からの救いを欲していた。」
(真回帰録 マルキオ導師)
停戦後、本来なら軍事法廷にかけられる筈のラクス一派が
戦争終結の立役者、一種の英雄として支持された
人々はすべてを忘れ彼等を称え、昂揚し、また陶酔した
まるで、今までの確立された宗教のような価値観が崩れたため
新たな宗教の誕生のようにも見えた
それを異常だと気付くものはいたのだろか
人々に英雄とされた彼等こそ、傷ついた戦後を象徴する物であった
ヘリオポリス会戦で撃ち落とされたシャトル
当たり前すぎて誰も心に止める者はいない一つの事実だった
何も知らぬ一兵士が行なった良くある平凡な出来事
一兵士がイザーク・ジュールであり、証人がキラ・ヤマトと言うことを除けば
戦後、この事件について二人の言葉が残っている
「自分の周りの物が時として全て敵として見えることがある
ただ知らなかったのだ。私はそんな言葉で自分を欺き戦いつづけた。」
(イザーク・ジュール)
「アスラン・・・」
(キラ・ヤマト)
戦争という悪魔はかくも人の心に大きな悔恨と癒えぬ傷を残す物だろうか
ただこのような小さな出来事など取るに足らないのだ
残された資料の少なさがそれを雄弁に語っている
イザ−クってキラになんかしたっけ?逆じゃない?
キラたんはイザークのことなんて忘れてまつよ。
彼の目にはアスカガフレ以外入ってませんから。
あぼーん
341 :
通常の名無しさんの3倍:04/01/05 22:16 ID:86xaDd11
↑
342 :
キラ:04/01/05 22:42 ID:ggs1ANbi
お前の母ちゃんと中出しセックスさせてくれたら許す
キラでは許すどころか、責める資格もない
民間人を無差別攻撃してるイザークに比べれば
キラの方がまだまし。
大気圏突入間際で敵艦から発進した怪しいシャトルを撃ち落とすと「民間人を無差別攻撃」したことになるんだって。
みんなも気をつけようね!
戦闘中は敵艦、モビルスーツが主な攻撃対象だろ。
シャトルと認識していながら撃ち落した遺作は虐殺者。
フゥゥ━━━( ´_ゝ)━( ´)━( )━( )━( ゝ`)━(´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━━━ン
348 :
通常の名無しさんの3倍:04/01/16 05:30 ID:C5Kd19uw
>>346 だよな。勘違いしてたとしても、
脱出した兵士を撃つってのはやっぱり問題だと思う。
何が偉そうに民間人だ。ただのロリコンだろ、お前ら。
イザーク厨UZEEEEEとか言われるんやろうな。
イザーク厨UZEEEEE
351 :
349:04/01/16 05:38 ID:???
>350
おい、ぶっ頃しますよ?
352 :
349:04/01/16 05:39 ID:???
自作自演でした。
354 :
山崎潤:04/01/18 15:24 ID:???
(^^)<僕は人間として精一杯生きていきます。
こんな僕をお許し下さい。そして
これからもこんな僕を応援してくださいネ。
遺族もくそもエルちゃんは一家まとめて死んだんだもんな。
父親はオーブに居るらしいが
∧田上∧ / , \
(@≧д≦)<フ / / ,' ヽ :ヽ
,' / ,イ /|| :i ::`、
i ,' ,〃_〃 | || ::::| ::::l
| ! /_〃 `ゞ !:: ..::::ノ ::::::|
| {〈|{::::::}T |i::::rく| ::j:::i|
| ,': `、`、゚ー' ,ィ::ャ、jノ::::jj
レ ⌒ ヽ、ヽ ゞノ シ::::::::::|
,/ ヽ `、 rァ /:::::::::::::l
/ Vハ , ィ〔∧ :::::::| どうだろう イザリンタノ〜。
/ />ァァT〔 ノjノ ヽ ∧!
/ 、< \ |´ リ
. / , '´ ヽ}
/ , イ ト、
/ , '´ ! j. `、
! イ´ l / !
. l ! | j
、 l j /
` l / } |
` ! / / |
`、 l | / |
ヽ l / l
`、 V j
、 `、 ,'
〉、 ヽ ' /
/ノ l ,' /
' { { { 八
{ ゝ ,r-ソ-、_ `、 f |/7ヽ
|/乙.ィノ` ‐- 、_ ̄`'-、ノ V/ }
レ'´ `''ーヽ`ィハゝン
i `{ /|
∧田上∧
(@≧д≦)<許さないだろうタノ〜
むしろ視聴者がキラもイザークも許さないし、何より不幸四葉を許さない。
360 :
通常の名無しさんの3倍:04/03/06 00:07 ID:2gN4DVC/
もう知っている奴も要るだろうがDVD最終回には、エピローグ・・
つまり終戦から数週間後のキラやアスランそしてイザ公などのその後が見れる
なんとイザ公が・・・・・・・・!
−−−−−−−−−− 終了 −−−−−−−−−−−
∩___∩ ∩___∩
., -ー-, _i ̄Z, |;;ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ | ノ ヽ
._, 、し,ニ>ノ_!-, ,='=, .,-、 _ /;;;;;;;●;;;;;;;;;●;;| / ● ● |
/ i',,,ノ .) l/ .l=ニニ,./ _/_/ /-、__ |;;;;;;;;;;;;;;( _●_);;;;ミ| ( _●_) ミ
/ / _, -'--'--'' ''''ー''Z,__ノ /=`'V> (⌒⌒) 彡、;;;;;;;;;;;|∪|;;;;;、;彡、 |∪| 、`\
`'ー''~ ̄ /~ ヽ, . - 、`~`''~'-ニ、,<./)/ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽノ;;;;// __ ヽノ /´> )
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`ー-、,,,,,,,, -, ,{ ノ/ .// / / / _/ /
/ /_,~二'-'~ / `~ ̄´ / / l ̄ /
, -ー-、 ./ /~ ,/ /__/ \ ヽ
./ (_ノ ,/_,,,,,,,,,、 ---ー'~''''~~~~~~~~~`''''ー-------'''''~7 \. |
.l , -' ~/ * P R E T T Y K U M A + _,/ `~~~
..ヽ、_ _, -''~ ./ _,,,,、 -一一''''''''''''''''''''''ー--------一'
~ ̄ ./_,, -ー''''~
./-~
−−−−−−−−−− 再開 −−−−−−−−−−−
微妙に良スレだから保守する。
___
/ \ ________________
/ ∧ ∧ \ /
>>363 | ・ ・ | < 良スレっても人ほとんどいないぞ!!
| )●( | \________________
\ ー ノ
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>>365 | ・ ・ | < 安心しな、相談した結果、別のスレを再利用することになったから
| )●( | \住人がいるのに再利用するわけにはいかねえしな
\ ー ノ
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改めて
−−−−−−−−−− 再開 −−−−−−−−−−−
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だなw
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へ へ|\ へ √ ̄| へ
( レ⌒) |\ ( |\)| |/~| ノ ,__√ /7 ∠、 \ . 丶\ _ __
|\_/ /へ_ \) | | | |∠ | |__ | / ! | | |_〜、 レ' レ'
\_./| |/ \ .| |( ̄ _) | ) | | i | へ_,/ ノ ,へ
/ / ̄~ヽ ヽ. | | フ ヽ、 ノ √| | ! レノ | !. \_ ー ̄_,ー~' )
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∠-''~ ノ/ (_ノ 〜ー、、__)
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: L,,,,,,,,、 _,,,,ト |,/.,,,,,,,l゙ ,l゙ │ 〔 ._. ` .,,,,,,,,,、 .|l゙ .||、 ,! | | │.,/゙゙゙''i、 ヽ | |
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.レ゜ ヽ ゚-ヽ,└".,i" .,/ `'ーx,、 { .゙!、 ,/ l゙ ,r" 丿 ,l゙ ,/ 亅.|
.゙i、 ゙ヽ,ヘr'’,、,i´ ゙''-ト .゙'i、 |'''ー’ l゙ ,,/` ._,i´ ,i´ l゙ .,ニ,、
`ヽ、  ̄~アヽ/ ̄ ̄'―-,_ ゙i、゙'-,__/ ,i´ _,r‐''''" く ,l゙ .l゙ .゚|
゙"''''''"` ‘'i、ノ `"^ `゙'" .゙゙‐'″
おいおい
罪のないようじょをこんなんにしといて、のこのこと生きてていいのかよ!!!!!
勘違いでした。スマソ。 で済むと思ってんのかかかかかあああああああああああああああああああ
これでキラが遺作を許したらコーディネイター同士の馴れ合いだな。
わざわざようじょの生首切るのが嫌だな
イデオンのぱくりかいな
総集編で再度あったよーですね
またここが使われる時が・・・?
遺作はやさしいよ。反省してるよ!!
悪いのはスタッフ!!
キラ君、遺作をゆるしてあげてくれ!!
379 :
通常の名無しさんの3倍:04/03/30 16:22 ID:4YoiAgSo
じーちゃんがTVの前にいるときエルが死んでとんでもない奴だと言ったら
戦争はみんな狂ってるから戦争のときは何をしても仕方がなかったんだ
と、じーちゃんが言ってた。
あんなに汗かいてぶるぶる震えてたじーちゃんを始めて見たから驚いた
380 :
通常の名無しさんの3倍:04/03/30 16:35 ID:b9gl0pln
おじいさんに乾杯
381 :
通常の名無しさんの3倍:04/03/31 18:16 ID:JhSoiDgD
Lを殺しても戦争だから仕方がない
おじいさんに乾杯
だな。
亀より年の功だな
エルは死んでよし
384 :
通常の名無しさんの3倍:04/03/31 22:26 ID:9yhmqt3m
シホ・ハネンフース
シホイラネ
386 :
通常の名無しさんの3倍:04/04/03 19:02 ID:Cfeht2eD
いっぱい死んだから仕方がない
シホモシネ
,. -‐y '´  ̄` < ̄`ヽ、
/ / ヽ 、 `く⌒ヽ
_ / / l ll,ハ ヽ、 ヽ. 〉 , --、
. /´ _l l i l | |l l ,.-k ヽ i {. }
l /⌒| { ト、,X´l ハ |_V_ハ l、l `ー‐′
Vl、 ヽ/ ハ、ヾ、y=N 'l;;::l`ト、ハj _.. -─(⌒) ._
ヽし l / ト、Y、;;:::} ゙ー' j,ノ' ´ )ノ `丶、
ヽ f(ゞミ`ー' , "ノ \ \
` ̄^ク‐、"_ . ィ´ ( ) ヽ
∠_r‐、「`ー─'-、__ (⌒ `、
___ / ヽ、 ,ルっ て_ノ 、 ',
,イト、 \/ >、 〃 う \ i
Y'」 -、_ノ ァ‐''´ /7ヘ___{{/ ̄`7⌒:、 l
y'レ /`´i 丶 j、〉::l { / / ,′
ヽk>、 / ! メン、::j〜^^ーy' / /
ヽえヱエ江ユェくソ / ,' / /: : . . , ′
__ヽ、_ ,}、 _____,ゝ、;、 / /: : : : : : . . . . . . . . . . /
 ̄  ̄`ー'´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
許すとかそういう次元じゃなかったな
視聴者が負債を許さん。
391 :
通常の名無しさんの3倍:04/04/25 00:32 ID:MKLSyytv
「キャシャーン」のブライキング・ボスなら、
イザークどころかナチュラル・コーディー関係なく人間全般許さないと思ふ。
戦後…
ブライ「我々は生きている!!(中略)ナチュラル・コーディー関係無い!!
我々は…“人間”を皆殺しにする!!」
平和協定が結ばれ、疲弊しきった両陣営に“ブライキング・ボス”率いる、
“アンドロ軍団”が突如として襲い掛かった。
恐れを知らぬ鋼鉄軍団は、人類に逆襲の機会を与えず、その版図を急速に広げていった。
この脅威に対し手を結んだ両陣営は、宇宙から大規模な地球奪還作戦を試みた。
その結果は“血のバレンタインデー”を遥かに凌ぐ死傷者と、
月、プラントへの無差別な核攻撃による報復を生んだだけだった…。
「ナチュラル・コーディネーターなんて言ってる場合じゃないだろ!!
ちゃんと調整しろよ!この腰抜けがっ!!」
ボスと交渉すべく旅立った人類使節団は囚われの身となり、
使節団にいた母に代わり評議員となったイザークは、戦力の建て直しに
躍起になったが、うまくいかずに苛つきを募らせた。
補佐にと請われて、ザフトに戻ったディアッカも状況の悪さに溜息をつくばかり。
392 :
通常の名無しさんの3倍:04/04/25 00:33 ID:MKLSyytv
「ブライキング・ボスは貴方なの?!ムウ?」
今では、人類最後の希望となった三隻同盟の内、
マリュー率いるアークエンジェルは、この戦いの打開策を見出すため、
今では敵地と化した地球へ降下しようとしていた。
「せめて、愛する人くらい救ってみせるよ!」
アスランとキラは、
ボスに囚われたラクスとカガリを救うため、再びガンダムに乗り込んだ。
敵の対MS用ロボ軍団に歯が立たないと知りつつも…
…再会を果たしたアークエンジェルとキラ達に危機が迫る。
その時、眩い雷と共に、一人の若者が現れた。
ラクス「…たった一つの命を捨てて
生れ変った不死身の体。鉄の悪魔を叩いて砕く。
キャシャーンやらねば誰がやる…」
なんちゃってw
響けキャシャーン!
叩けキャシャーン!
砕けキャシャーン!
噂に聞こえたすごい奴!
キック、アタック、電光パンチ!
生まれ変わった不死身の体
アンドロ軍団倒すまで、燃える怒りをぶちかませ!
「フレンダー!ジェーット!」
新造人間キャシャーン
キャシャーン キャシャーン!
アスラン「…生きていたのか…良かった…」
ディアッカ「アンビリバーボー!!」
イザーク「なあ、お前なんだろ?そう言えよ!!
畜生!生きてるなら、何故教えてくれなかった!!」
キャシャーン「僕は…いや、今の俺はキャシャーンなんだ。
あの雷が俺を不死身の体に変えたんだ!!
皆、俺はもう人間じゃないんだよ!
…行こうフレンダー…」
アスラン「…分かった。だけど生存者を宇宙に避難させるには、
アークエンジェルを打ち上げるマスドライバーが必要だ。
幸い近くに民間用がある。そこまで付いて来てくれないか…
MSだけじゃ、アンドロ軍団を抑え切れ無いんだ…頼む!!」
マリュー「…生存者の収容は終わったの?終了次第出発するわ。」
副官「もうじき終了します。…しかし、あのキャシャーンは信用できるので?」
マリュー「敵陣突破して、マスドライバーに辿り着くには“彼”の力が必要よ。
敵は人間の戦力を熟知してるけど、キャシャーンは想定外だったみたい。」
副官「…ですが、彼はどう見ても、人間ではありません。コーディーですらない。
彼が私達の敵に回らない保証は何処にもありません。ですから彼を戦力に加えるのは…」
マリュー「…やはり姉妹ね。言う事が御姉さんによく似ているわ。バジルール少尉。」
―日差しも優しい森の中。1人の若者が新しい木々を植えていた。
新しい木が植えられる度、小動物が何事か森から姿を現した。
若者は、その様子を見てにこやかに笑っていた。
「お楽しみ中、申し訳ございません。ブライキング・ボス。」
しかし、鋼鉄の巨人が姿を現した途端、若者の笑みは消えた。
「…やっと決心したか。広間に待たせておけ。直ぐ行く。」
寒々とした鋼鉄の広間。1人の男がスーツケースを持って立っていた。
それから、間もなく赤いローブを纏った若者が3人の幹部を伴って現れた。
「待たせたな。で、例のモノは?」
男はスーツケースをブライキングボスに渡した。
「…位置、埋蔵量。そして起動コードだ。」
ボスはスーツケースを難無くこじ開け、中身を確認した。
「成る程。これだけあれば世界は何十回も滅ぼせるな。
バラシン。コードを各部署に伝えろ。それと、第一陣には発射準備をさせろ。」
「ヤルッツエ・ブライキング!!」
ボスは、男に向き直った「後悔は無しか。お前の怨みは余程深いんだな。」
男は薄く笑った。「妻や娘が死んだ今。もう、失うものは無い。」
ボスは静かに頷いた。「お前の怨み晴らしてやろう。」
エザリア「…青銅の巨人だと?これが本当に我々の交渉相手だと?」
カガリ「…仕方無いだろ。所詮、噂を元に描いた想像図なんだから。」
ラクス「赤い軍帽にマントのゴッつい姿…声は渋いかもしれませんね。」
ガルシア「だが、そいつがアンドロ軍団を仕切っているんだ。
もう少し緊張感を持ったらどうだ!まったく!」
アンドロ軍団の居城。
オーブ・プラント・連合で成る人類使節団は、
ボスの姿に拍子抜けしたものの、交渉は遠慮しなかった。
戦闘ロボット軍団を使って地球各地で戦乱を巻き起こすボスに、
軍団の即時撤退と降伏をエザリア達は強く迫った。
ボスは強い調子で迫るエザリアやカガリをのらくらとかわした。
そのやりとりを見ていたガルシアの腕時計が鳴った。
「時間だ。」
その時、ザフト・連合を中心とした地球奪還作戦が開始された。
衛星軌道上から、砲火を掻い潜ってMS・艦艇が次々と降下し、
ツメロボ達と各地で死闘を繰り広げた。
サグレ―の報告に、耳を傾けるボスの様子を見て、エザリアはやったと思った。
実は人類使節団とは表向き、本当は作戦を展開する軍から、ボスの目を逸らす
ための囮だったのだ。“これで死んでも悔いは無い”エザリアは思った。
サグレ―を下がらせた後、ボスはゆっくりと立ち上がった。
「お前達の茶番に充分付き合っってやった。満足だろ?次はこちらだ。
その前に…こいつの言葉を聞いてもらおう。」
ボスの傍らには、いつの間にかスーツケースの男が立っていた。
「…この間の戦争で、妻も娘も死んだ。いや殺されたんだ!!
民間人なのに…兵士の乗ったシャトルと間違えられてだ!!
事故だからしょうがないだと?お前等何様の積りだ!!!」
激昂する男にたじろぐエザリア達を尻目にボスはバラシンに準備はいいかと聞いた。
「いつでも」バラシンは答えた。
業を煮やしたガルシアはたまりかねて叫んだ。「黙れ!民間人!!」
ガルシアは軍服から銃を出し男に狙いを定めた。
「…俺の妻や娘が死んだ時!何もしなかった奴の言う事なぞ!誰が聞くか!」
男の声に怯んだガルシアは、立て続けに発砲した。男は倒れた。
血塗れになりながら男は言った。
「…妻…エル…そして俺の怒りだ。喰らえ。くそったれども!!!…」
その様子をじっと見たボスは合図した。
乱戦の最中、各地のアンドロ軍団の陣営から轟音と共に天空めがけて、
ミサイルが飛び出した。あるものは軌道上の艦隊に、あるものは月に、
そしてプラントに…着いた瞬間、核の炎が全てを焼き尽くした。
そして地上では、援護の無くなったMS達をロボの軍勢が次々と襲い掛かった。
エザリア達はその地獄絵図を呆然と眺めた。
男の目を閉じながら、ボスは言った。
「…彼の本当の仕事は、旧世紀に放棄された核兵器の管理だった。
お前達、人間が馬鹿な事故さえ起こさなければ、こうはならなかったものを…」
こんな事になるなら、地球に降りてくるんじゃ無かった。
コクピットに飾った恋人の写真を見ながら、或るザフトの女パイロットは思った。
上空からの補給や援護があればこそ、忌々しいロボ共とやりあえるのだ。
それが突然途絶えた今、彼女の部隊はあっという間に崩壊した。
相手は、性能はともかく休む事も退く事もない戦闘マシーンだ。
幾ら撃破しても、次から次へと沸いて出てくる。
例え、空に逃げてもミサイルロボが待っていたとばかりに狙い撃ちしてくる。
近くで、戦っている筈のダガーの大隊も全滅したらしい。
そうこうしている内に、エネルギー・弾薬切れの表示が出た。
「…御終いね…」
機械達の無慈悲な行進音が振動となって、コクピットに響いた。
覚悟して目を瞑ろうとした時、彼女は一筋の閃光を見た。
彼女のジンとロボ軍団の間に、稲妻が走った。
「何なの?」と思った。稲妻の正体は、白いボディアーマーの少年だった。
ロボ達は彼を見て、一瞬怯んだように見えた。
そして次の瞬間、少年と軍勢は物凄い勢いで衝突した。
それからの事は今でも夢ではないかと思う時がある。
華奢な少年が、鋼鉄の巨体を持ち上げ、砕き、捻り潰したのだ。
猛スピードで軍団を駆け抜け、その度にロボ達は屑鉄と化して行く。
彼女の脳裏に一つの噂が駆け巡った。
「…あれは、あの子は…」
―残った味方を求めて、辺りを偵察していたMS部隊が彼女を発見したのは、
数時間後の事だった。彼女のジンの回りはロボの残骸で一杯だった。
隊長が救出された彼女に聞くと、
「…噂の坊やがやったのよ…例の謎の救世主よ。」
隊長は巷で聞く噂が本当だった事を悟った。
彼女が救出されたのをこっそり見届けた少年は、静かその場を離れた。
少年は仮の塒としている廃墟の一角に入った。そこは昔は酒場だったらしく、
カウンターにテーブルそして古惚けたピアノが置いてあるだけだった。
指先でピアノの鍵盤を叩くと調子はずれの音がする。
少し前だったら、それでも喜んで弾いたのに、今はそんな気分にはなれない。
「もう、僕は昔の僕じゃないのかな…生き返ったのが間違いだったのかな…」
少年は悲しくなった。
時には、自分が最早人間ではないのだからと、
戦後に始まった、機械と人間の争いに感心は持たないようにした事もある。
けれど、さっきみたいに人が殺されかかるのを見るとコーディ・ナチュラルの
区別無く助けたくなる。
そして、その時だけはまだ自分が人間なのだと強く意識できた。
―友を救うために死に、生れ変った不死身の少年。
人は彼を「キャシャーン」と呼んだ。
ヌウィコルかよ!?
ひとつ疑問があるんだけど
キラもLなんて忘れてるって。
第2のキラが登場しました!
キラは、そんな大昔のことを覚えているキャラじゃありません。
最優秀コーディのはずなのになぁw
記憶力だけは別なんだろ
413 :
通常の名無しさんの3倍:04/07/25 09:57 ID:yfr8kxYJ
>>95亀レスだが
キラとアスラン二人係でも倒せなかった常夏二人を瞬殺する遺作には明日欄が
正義に乗って手も遺作には敵わない
どうでもいいだろ。