313 :
コピペ:
フレイは我侭で自分の事を最優先に考えている(初期)んだが、飛びぬけて頭が良い。
学校では「ひかえめで大人しく可愛いお嬢様」を演じてきた。それ故にキラにも好かれたのだろう。
しかし、戦争と言う戦火に巻き込まれいつ死ぬかわからない戦艦の中
それが弱まり、出てきた最初の本性が「この子コーディ(略」と言う言葉。
次に「帰るべき場所、一番愛しいもの」の父親を失い、
”演じてきた自分”はどうでもよくなる。
そして出てきた本性が「体で誘ったキラを使いコーディに復讐をする」事
”自分には何もできない。だけど、この体でできる事が有る”と言う考えから出来た行動。
愛情、否定、憎しみ、怒り、悲しみ
キラとの別れ、友人達との別れ、新たな出会い、そして変わった自分と変わった彼との再会。
314 :
コピペ:03/11/03 23:05 ID:???
クルーゼがフレイを使った…と言うと嫌な言い方になるが、
使った理由はこうだろう。
「彼女は死が近づくと自分を優先に考える。
戦火の中、救命ポットに入れて放てばきっと助けを求め叫ぶ。
友が乗る戦艦が有るならなおさらだ。
叫べば誰かが助けにくる。そして助けにくるのは戦力的に
余裕の有る地球軍の方だ。」
彼は彼女を”理解”できる者だったのかもしれない。
戦艦が危機に陥りフレイはまた別の舟へと移る事になる。
守ってもらえた、守れた、再会。そしてフレイはキラと会えた事から
全ての思いが安心へと変わる。顔を見れた、また会えた、
近くにはまだ敵がいる、撃たれた、ああもうここで死ぬんだろう。
でも会えた、また会えた、最後にもう一度謝りたい。
フレイが死ぬ間際の炎の中、安らいでた顔の心は
「私はあの日からここまで成長した。
私は今あの人が好きでそれは今終わる。でも終わらない。
私はここまでの運命の間にこんなにも変われた。
私は貴方に謝る事もできた
私はそれが何よりもの安心なんだ」
光に包まれキラに語り掛けているフレイは何よりも幸せそうな顔をしていた。
愛せるものが目の前にいると言う、あの日「パパに会える」と喜んでいた時のように。