今日もまたこんな時間にオサーンが来た。
「こんばんわ、皆さん。早速映画の撮りにかかりますよ」
え?今から?こんな時間に??
「ねむーい」
「いくら何でも夜遅すぎじゃない?僕は知らないよ」
「ちっ・・こんな時間にかよ」
何故丑三つ時に?とアズラエルさんに聞いてみると・・・。
「夜だと宇宙のシーンが少しの労力で撮れるからですよ。
下手にスタジオ借りるより星空の下で撮ったほうが綺麗ですからね」
・・・・・何だ、制作費削減か。
取り合えずゴミ箱をかぶせて寝た。・・と、シャニはもう寝てたw
いや、それだけなんだけどさ。
今更なんだけどこのスレのサブタイトルって本編にドンピシャリだよね>イザークの逆襲
いや、それだけなんだけどさ
おっさんから電話がかかってきた。うっざー。
何かと思ったらまた映画の話だった。
「考えたんですけどねえ。ラストはやっぱりクルーゼに死んでもらおうと思うんですよ。
僕あまり彼好きじゃないですしね。それで2作目はイザーク君を主役にしようと思うんです。
プラントと共に散った母親の復讐を誓うっていう設定で。で題名は『逆襲のイザーク』にしようと・・・」
俺はそこで電話を切った。好きにしろってんだ。
でもそうなると顔に傷を作られ、母親まで殺されて、イザークの悲惨さが際立ち
ちょっとドラマチックかも・・・等と思ってしまい悔しかった。
いや、それだけなんだけどさ
そんなことよりアホ3人組が最近薬切れのシーンの練習を怠らない。
「やっぱ一番の見せ場だからな。」
「ですね。」
「ぅぅぅぅう・・・・」
いや、お前らそんな練習いらんだろう。時々本当に切れてるんだから。
とにかくうるさくてかなわない。ごみ箱をかぶせてもその中でうめきつづけ、
俺の方が気分が悪くなる。なにやらごみ箱の中だとインスピレーションがわくらしい。
あんな小説かくんじゃなかった・・・・・・
いや、それだけなんだけどさ
今日帰ってきたら郵便受けに分厚い封筒が届いていた。
何だと思ってよく見てみると、差出人に
「アズラエル財団系列 映画製作会社 サソライズ 」
と書いてあった。
俺は中身を見ずにその封筒をごみ箱に放り込んでおいた。
いや、それだけなんだけどさ
朝、クロトのやってるゲームの大音量で久々に起こされた
机の上ではなぜか遊びにきていたトリィとうちのペット達がジャレている
とりあえず歯を磨いて戻ってくるといつのまにイザークがいた
大音量な上にこんなうるさい奴にこられたら溜まったものではない
俺は溜息をついて、水でも飲もうとコップを取りに行こうとしたら誰かがノックした
誰かと思ってみてみたらアスランとニコルだった
どうやら差し入れらしい
このまま帰ってもらっては悪いのでイザークとクロトにゴミ箱を被せて音量を下げて
から、二人に家にあがってもらった
少し経ったあと、アズラエルのおっさんがやってきた
なんか知らないがシャニに用があるらしい
見るのも嫌なのでシャニの部屋に放り込んでからまた二人と談笑し始めた
その後窓から「グゥレイトゥ」とディアッカがやってきた
炒飯作ってくれるらしい
とりあえず家にいる全員でディアッカの炒飯をご馳走になった
負けて溜まるかと言わんばかりにオルガは甘栗を焼いてきた
それを食べながらまたみんなで談笑した
幸せな一日だった気がする
いや、それだけなんだけどさ
クロトがいつも以上にうるさい
見てみると机の上にパピィとスズメェをのせて何かやっている
「お座り!」
クロトが叫ぶとすごい息もピッタリに二人が座った
「伏せ!」
パピィはとにかく、スズメェの伏せが気持ち悪い
死んだ時の格好をとるな、また泣きたくなってくるだろ
こら、白目になるなって
「偉い!」
上手になったご褒美にクロトが昨日のあまりの炒飯をあげていた
和んだ
いや、それだけなんだけどさ
シャニの声がするので見てみると
見てみると机の上にパピィとスズメェをのせて何かやっている
「お座り〜」
シャニはそう言ったが、パピィは上の空で、トリィにいたってはどこかに飛んでいってしまった。
するとシャニは
「お前、お前、お前ぇぇえーーー!!!」
と叫び部屋にかけこんでいってしまった。
きちんと常日頃から面倒見てやらないからだぞ。
いや、それだけなんだけどさ
>>514 トリィ?トリィ??トリィィィ?
いや、それだけなんだけどさ
516 :
514:03/10/02 18:04 ID:???
「見てみると」がひとつ多いな・・・こんなに逝きたくなったのは初めてだ・・・・
「かけこんでいってしまった」も「かけこんでいった」の方が適切だ。
ちょっと今から小学校に逝ってくる・・・
517 :
514:03/10/02 18:06 ID:???
あ、スズメェ・・・?なんだ、なんだ、なんだ???????????
ごめん、小学校より精神科が先だ!!!やばい、マジでやばい・・・・
クロトとシャニが窓の外で何かやっていた
何かを置いているらしいが・・・
その日の昼頃
「クロト!勝負だキョシヌケ・・・ぐはっ!痛い痛い痛いぃぃぃっ!」
「いやったぁぁぁぁぁぁっ!・・・ってなんでこんなもんが置いてあんだよ!
痛いじゃないか!」
特攻二人組が庭でもがいていた
「成功!」
「おもしろ〜い」
そういいながら二人のもっているものをみるとそれはネズミ捕りだった
かかるほうもかかるほうだが仕掛けるほうも仕掛けるほうだ
その後、オルガが二人を献身的に看病していた
やっぱいい奴だな、オルガ・・・
俺はクロトとシャニに生ゴミ用のゴミ箱を被せておいた
いや、それだけなんだけどさ
今日風呂入れよ、お前ら
>>514 ドンマイ
ほら、痔から炒飯もらっておいたから
一緒に食べよう、な?
いや、それだけなんだけどさ
520 :
514:03/10/02 18:12 ID:???
>>519 くっ・・・すまない・・・・
アスランみたいに優しいな。
いや、それだけなんだけどさ・・・けどさ・・・けどさ・・・・・・・・(3回分。)
521 :
515:03/10/02 18:13 ID:???
ごめん、言い過ぎたな
一緒にオサーンのおでん食いにいこうぜ
俺が奢るからさ
いや、それだけなんだけどさ
>>514 なんかオルガが甘栗をお前にって
いや、それだけなんだけどさ
>>518 そういえば風呂直ったのかな?
銭湯出入り禁止くらったし・・・
いや、それだけなんだけどさ
シャニ専用ごみ箱
クロト専用ごみ箱
オルガ専用ごみ箱
はどうでつか?
いやそれだけなんだけどさ
>>519-522 お前らぁぁぁぁぁ!!!!
俺を泣かせるな!!ここの住人はいい人ばっかだよ.....。
いや、それだけなんだけどさ。
オルガがオルバ
「俺は変態でも無ぇしゲテモノガンダムにも乗ってねえ!」
とオルガにハードカバーの角で全力で殴られた
「駄・作!」
「さむ〜い」
いや、それだけなんだけどさ
家に帰ると三人がVガンダムを見ていた。
丁度ラストのカテジナさんが去っていくシーンで。
「この女は・・女は・・・。盲目になってまで・・・」
「ワーカー奥さん・・・感!動!」
「シャクティ、コワーイ」
・・・・・・三人が泣いているのを見て無償に俺も辛くなった。
後でガンダムSEEDを見せてやろう。
いや、それだけなんだけどさ。
というわけで、SEEDを見せた。
「オカッパ、お前、お前、お前ーっ!」
「なんだこりゃ!? 真っ二つになってる!」
「僕は、僕はねーっ!」
……やばい。49話と最終話だけ見せちまった。
いや、それだけなんだけどさ。
唯一個性のよく分からなかったオルガに
「癒し系」というキャラが与えられたのはよいことだ。
俺も何か書いてみたくなってきたな。
いや、それだけなんだけどさ。
530 :
514:03/10/03 09:56 ID:???
>>521-522 ごちそうさま・・・・ありがとな。
精神科から帰ってくる途中イザークに会った。どうしたのかと聞くので
いや、精神科に逝ってきてこれから小学校に・・・と答えると、
黙ってカラオケに連れて行ってくれた。
何曲か歌ったが、イザークは玉置成実がお気に入りのようだった。
「俺、好きなんだけどな・・・なかなかヒットしなくて・・・・」
そういいながら無理な声を出して歌っていた。
おっさんに電話して映画の主題歌にするよう頼んでみるかな・・・・
いや、それだけなんだけどさ
ジャンク屋さんのところに行ったら、MSでやっと持てるぐらいのサイズの鍋を作っていた。
「ついこの間、MSでチャーハン作りの世界記録を出した人がいたんですよ。
ジュデッカさん・・・でしたね。
それで、自分のところでも挑戦したいって市町村からの注文が来てるんです」
そう言って見せられた映像には、
バスターガンダムが『フォビドゥンのリフターにそっくりな鍋』で炒飯を作る様子
が映し出されていた。
どうかシャニにだけはこの映像が見つかりませんように。
俺は願った。
いや、それだけなんだけどさ
おっさんにイザークのお気に入りを紹介する前に
アスランとディアッカの好きな曲も聞いておくことにした。
あいつらにもいつも世話になってるからな。
というわけでディアッカに電話をかけた。
「ああ、おれTMRのINVOKEが最近好きかな。アスランは石井竜也のRiverが
好きだったと思うけど。あ・・・・でも・・・・」
ん、なんだ?
「いや、なんでもない・・・・」
ひっかかったがそこで電話を切った。
俺は早速シャニの部屋へ行きCDをあさった。確かどちらも持っていたはずだ。
INVOKEはなかなかよかった。ガンダムっぽいんじゃないかな・・・
さて次はRiver。俺はCDの再生ボタンを押した。
何もかも うまくいかないもどかしさに 焦る気持ちをおさえて
はがゆさと苛立たしさに 心乱れ 抱え込んだ ひざこぞう
悔しさを こらえて 涙に 震えて 泣いた夜があける・・・
俺はそこでCDをとめた。ディアッカが以前、アスランが婚約者を親友に取られた
と言っていたのを思い出し、いたたまれなくなったからだ。
あいつ・・・・・なんでこんな曲聞いちゃってるんだよぉぉお!!
い、いや、それだけなんだけどさ
アスランには「兄弟仁義」が似合うような気も…。SEEDとは関係ねーけどさ。
親の血をひく〜兄弟よりも〜堅い契りの〜義兄弟〜…
っていうか、多分みんな知らんやろな…新シャア板では特に…
炒ってくる。いや、それだけなんだけどさ。
今日、バルトフェルド氏と一緒に歩くダコスタさんを見つけた
いつもこの人の事聞いて回ってる人だったからなあ
良かったな、見つかって
と、すれ違い様に俺は一言こう聞かれた
「すみません、砂漠の虎を・・・」
俺は携帯用のゴミ箱をダコスタさんに被せてあげた
この人はこれ以外に芸が無いのだろうか
いや、それだけなんだけどさ
俺が幼稚園の頃
左目が隠れるくらい長い髪をした奴と銀色のおかっぱ男が喧嘩していた
それで毎回周りにいた子達が止めていたのだが、決まってこう終わる
「だって・・・だってアイツ!」
「今は引くんだよ、また苦しい思いをしたいのか!」
確か、当時の園長はクルー・・・
いや、皆まで言うまい
いや、それだけなんだけどさ
いきなりオルガが
「生まれた日は違っても、同じ日に死ぬって誓おうぜ。」
などと言い出した。あ?今読んでる本・・・・ああ、三国志だったな・・・
しかしクロトとシャニは
「僕は知らないよ。」
「きも〜い。」
などと言って取り合おうともしない。
オルガがかなりしょぼんとしているので、俺が誓ってやろうかといったら、
「3人じゃない・・・・」
と言うので、じゃあ、イザークとディアッカに頼めば3人だぞ、と言ったら
「もう、いい・・・・・」
と部屋に帰っていこうとした。
そこで俺が、じゃあ俺とおっさんなら3人・・・・と言いかけた所で
「うるせーよ!!」
とごみ箱をなげつけられた。オルガ・・・・
いや、それだけなんだけどさ
>>536 それを聞いてGロボを思い浮かべた俺は今川厨だ・・・
オルガ・・・何も言わずおでんを食いに行こう
俺が奢るよ・・・だから泣くな
いや、それだけなんだけどさ
>>538 今川厨って何さ。
いや、それだけなんだけどさ。
あれ以来オルガは部屋に引きこもったままだ。
俺はイザークの家に行き「真・三国無双3」を借りてきてクロトに渡した。
「お、これまだプレイしてねえや。」
というので、シャニと二人で遊ぶんだぞと言っておいた。
クロトとシャニはゲームを始めたが結構楽しそうだ。
「敵将、討ち取ったぜぇ!!」
「真の三国無双なり〜」
二人はそんなことを叫びながら延々プレイしている。俺はほっといてバイトに行くことにした。
バイトから帰ってくると二人がテレビの前でかなりぐったりしていた。
な・・・そんなにはまったのかよ。程度ってものを知れよ。
「そんなことよりさ〜、お前この近くに桃の木生えてるとこ知らない?」
は?いや・・・うーん、すぐには思いつかないけど・・・
俺がそう言うと二人はオルガが引きこもっている部屋の前まで歩いていき、ドアを叩いた。
「おーい、オルガ。今度一緒に桃の木がいっぱい生えてる所探しに行かない?」
「行こ〜。」
するとしばらくして部屋のドアが開き、オルガが出てきた。
「ったく、世話がやける・・・・・いいぜ、別に。」
桃の花が咲くまでまだ時間はたっぷりある。ゆっくり探せばいいさ。
春が楽しみだな。
いや、それだけなんだけどさ
>541
いい奴等だよ、おまえら・・・
あれ・・・画面が歪んで・・・
そういや俺のバイトって何だろうな。
いや、それだけなんだけどさ
ゴミ箱被せるのはうまいぜ?なに?そんな職業ないって?そりゃそうか
おでん屋でバイトしている俺がいる
いや、それだけなんだけどさ
>>544 何気に五七五
いや、それだけなんだけどさ
>>541 桃園の誓いきたぁぁぁあぁ
オルガ=劉備?
クロト=張飛?
シャに=間羽?
かんう字違う?
いや、それだけなんだけどさ
547 :
0/7:03/10/03 22:08 ID:???
最初ちょっとシリアス路線なんで…。
あまたある常俺ワールドの一つってことで。
本編の3人に捧げます。
かなり長くてごめんなさい。
548 :
1/7:03/10/03 22:08 ID:???
戦場は混乱していた。俺は使い物にならなくなった
ストライクダガーの代わりにスペアパーツで組んだレイダーに
搭乗して、ドミニオンを飛び立っていた。
もうどれだけの時間が流れたのか…。
目的はピースメーカー隊の援護だったが、
逃亡艦アークエンジェルの属する一派の白いMS、
赤いMSによって、ピースメーカー隊はほぼ全滅に陥っていた。
あとは、ザフトの巨大兵器によって俺達の艦隊もぼろぼろ、
正直、撤退命令を待っていた。この状況で粘っても
俺達に勝ち目はない。
「やばいな…。オルガ・クロト・シャニは一体どこに…」
ジン・ゲイツを蹴散らしながら俺はドミニオンに戻ろうとした。
撤退命令は出ていない。だが、この戦況はもう無理だ。
ところが、立て続けに、フォビドゥン、カラミティ、ドミニオンの
識別信号が消えた。
「う、嘘だろ!」
立て続けに識別信号が消えるなんてありえない。むしろ
こちらの受信側の故障と見るべきだ。だが、俺のMSは
全くの無傷。通信系の整備不良ということなのか…?
俺は、内心ひやひやとしながらも、ドミニオンの宙域へMSを駆る。
「レイダーとはまだ通じているな」
俺は識別信号のインジケーターを見て思った。
>>546 関羽な
少しは調べろよ
IQがばれるぞ
いや、それだけなんだけどさ
550 :
2/7:03/10/03 22:09 ID:???
少なくともクロトのレイダーとの通信系は異常をきたしてはいない。
俺はクロトと交信すべく、回路をひらいた。
「クロト!クロト!そっちの状況はどうだ!この戦況では
もう俺達の勝ち目はない!退くぞ!」
だが、クロトからの返事はない。
…おかしい。通信系は動いているはずなのに…。
「クロト!クロト!聞こえているか!」
いきなり、クロトの声が聞こえた。
「僕はね!僕は…」
クロトの上ずった声が聞こえると、レイダーの識別信号が消えた。
「おい!クロト!クロト!何があったんだ!」
「返事しろ!」
凍りついたような感覚に襲われた。
ジン・シグー・ゲイツの攻撃はやまない。
とにかく敵弾を交しながらドミニオンのあった宙域へMSを走らす。
全てはそれでハッキリする。
ストライクダガーより遥かに防御力の優れた機体に乗っていたことが
幸いした。
「トランスフェイズ装甲の機体でよかったぜ。ストライクダガー
だったら、ここまではもたねー」
次の瞬間、視界の端を、見覚えのあるものが横切った。
突然だが……。
今日はいつもと違うことをしようと思った。
しかしなかなかチャンスが訪れない。
何かないかと探していると……
「勝負だこしぬけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
お約束どおり窓ガラスをぶっ壊し、ハク様…じゃなかった、イザークが現れた。
ちょうどいい。今回はこれだ。
俺はわけあってディアッカから借りていた中華鍋を取り出し、ヤツの頭に照準を合わして振りかぶった!!
……までは良かったんだがっ!重い。そして照準が合わせづらい……あ!よし!いまだぁ!!
くそっ!きゃわしたぁ!?
こうして俺は逆上したイザークにボコボコにされることになった。
畜生……。
いや、それだけなんだけどさ。
552 :
3/7:03/10/03 22:09 ID:???
「…!」
カラミティの砲塔だった。
「オ、オルガ…!?」
砲塔だけがさまよっている…少なくともカラミティはダメージを
受けている、ということか?それ以外は残骸が多くて、
カラミティの痕跡があるのかないのかよくわからない。
もしかして俺の機体、通信系は何も壊れていない…のか…?
俺の理性は最悪の結末を察知していたが、信じたくない、その思いだけで
ドミニオンを目指した。
だが、その時、俺の退路を塞ぐ、一機のモビルスーツが…。
白に青の機体…あれはGAT−X102、デュエルだ。
「へっ、旧型の機体はまだザフトじゃ主力なのか!
やってやんぞこらぁ!」
俺はすかさずデュエルにミョルニルを振り落とした。
「は、早い!」
デュエルは俺の切り込みを交すと、ビームサーベルで反撃してきた。
強烈な突っ込みだった。俺はその鮮やかな手並みに戦慄と武者震いを覚えた。
「腐ってもGAT系かよ!」
確かに、ザフトの量産機とは比べ物にならないスピード。
新型のゲイツよりもまだ、こいつの方が上だろう。
だが、より恐るべきは、中のパイロットだ。
553 :
4/7:03/10/03 22:11 ID:???
「ハードもいい。だが、ハードだけじゃない…こいつ」
すきがない。一の太刀で踏み込んだ以外、あとは防戦一方だ。
正直、攻め口がない。しんどい。パワーはまだ余裕があるが、
この場は逃げたい。だが、相手は止まらない。
必死に交わすが、もう限界だ。
「うわっ!!」
次の瞬間デュエルのビームサーベルが一閃、俺の機体の左腕が持っていかれた。
「もうだめだ…」
次の瞬間、視界が白熱した。
気がついたら、俺は野戦病院にいた。
広い部屋に、沢山のベッドがならんでいた。
俺は訳がわからなかった。どうしてここにいるのかが。
俺は怪我していた。だが幸いにして軽傷だったみたいだ。
俺はベッドから下りて、周囲を調べることにした。
すると、向こうから赤い軍服の若い将校が歩いてきた。
ここは…プラント…なのか…?
若い将校は俺を見ると近寄って話しかけてきた。
「動けるのか、パイロット。タフなヤツだ。俺が貴様を斬った
デュエルのパイロット、イザーク=ジュールだ」
「貴様にとどめをさす前に、プラントと連合の間で停戦となった。
貴様は俺がプラントへ連れてきてやった。
感謝してもらいたいものだな」
「っ。そうか。あんたに助けられたってことか。
礼は言うよ。ところで、俺以外に連合の負傷兵はいるのか?」
「人数はわからん。だが、連合の負傷兵は収容している。
このフロアにいるぞ。」
「そうか。重ねて礼を言う。俺には探している仲間がいる」
「そうか。まあ養生するんだな。」
若い将校は背を向けて立ち去った。
554 :
5/7:03/10/03 22:13 ID:???
俺は、このフロアを必死に探した。
俺は神にも祈る気持ちだった。
オルガ、クロト、シャニ。お前らここにいないか?
俺はここにいるぞ。だから…頼むよ…。
ベッドに眠る兵士達を一人一人確かめた。
一歩一歩が重かった。そして同時に次の一人、次の
一人と気ばかりがあせった。
そして…。
俺は、ベッドで眠るクロトを見つけた。
目を覚ます気配はない。だが、確かに息をしていた。
俺は涙が出てきた。
「クロト、一緒に地球に帰ろうな…。」
俺はしばらくクロトの顔を見た後、オルガとシャニを探した。
シャニはそれからすぐに見つかった。クロトから少し離れた
部屋のベッドの上で半身を起こして、ぼぉっとしていた。
「お前お前お前!」
シャニが俺をみて目を丸くして驚いていた。そして大粒の涙を流し始めた。
「シャニ!生きていたか!クロトも無事だったぞ!よかったなあ!」
俺はシャニと抱き合って喜んだ。「本当によかった…」
また俺は涙があふれてきた。なんで涙が無尽蔵に流れるのだろう。
俺は、お互いの気が落ち着いたところでオルガを探してくると、その場を離れた。
オルガは全然見つからなかった。連合の負傷兵のいるフロアを
歩きまわったが、どこにもいなかった。
だが、たまたま奥まったところにある部屋をのぞいたら、そこにオルガがいた。
「オルガ!お前…」
声にならなかった。オルガは誰かと立ち話をしていたが、
俺を見つけると、「生きていたのか!」と飛んできた。
よかった、3人とも生きていた…。
555 :
6/7:03/10/03 22:13 ID:???
オルガと再会を喜んでいると、オルガと立ち話をしていた男が
近づいてきた。
「おっと!涙のご対面を邪魔して悪かったねえ」
俺はその男に見覚えがあった。
彼こそが「エンディミオンの鷹」、かって連合軍でナンバー1の
MA乗りと称された男、ムウ=ラ=フラガだった。
彼は俺たちに気をつかって、その場を立ち去っていった。
「オルガ!本当によかった…。みんなの識別信号が消えたとき、
俺は本当にダメかと思った。でもクロトもシャニも生きてた。」
「みんなで地球に帰ろう。生きている限りなんでもできるから…」
いつもはクールなオルガが、目を真っ赤にしていた。
俺達は2ヵ月後、捕虜交換で地球に帰った。そしてみんなで
除隊することにした。もう戦争はこりごりだ…。
ひとまず、4人で暮らしはじめたとき、ある男が訪ねてきた。
「私は、アズラエル様の顧問弁護士をしていたものです。
アズラエル様がお亡くなりになられたのはご存知ですよね?」
「ああ」
俺はプラントにいる間に、ドミニオンがアークエンジェルに沈められたことを
聞いていた。
「それで、アズラエル様から、遺言状を預かっております。あなた方に
宛てたものです。」
それはアズラエルの残したビデオディスクだった。
俺は再生機にセットして、アズラエルの最期の言葉をきくことにした。
556 :
7/7:03/10/03 22:14 ID:???
「ああ、そこの君イ。君がこれを見ているとき、僕はもう死んでいます。
そこで、君に頼みたいことがあります。僕は、戦争を早く終わらせるためにイ、
君とあの3人を利用しましたが、申し訳なかったと思ってます。
もし私が死んで、君達が生き残ったら、私の全財産を全て君達に
ゆずります。いいですかぁ?特に君はあの3人の後見人として、
彼らに真っ当な道を歩ませてください。いいですかぁ?
それと、戦争が終わればもう軍需産業ははやりません。これからの
ビジネスはフードビジネスです。私のグループ企業の中に、
極東のエスニック料理「おでん」を扱うムルタフーズという会社が
あります。君にそこのマネジメントをお任せしたい。いいですかぁ?
君は僕が「陸(おか)にあがって食事がしたい」と言ったとき、
オーブで食事につきあってもらいました。その時君の味覚がなかなかの
ものだと知りました。フードビジネスをする上で、その舌は、絶対の
武器となります。そんないい舌使わなくてどうするんです?味のわかる
舌は持ってて楽しいコレクションじゃあないんです。いいですかぁ?
とにもかくにも、後を頼みますよ、社長さん。」
ビデオディスクはそこで終わっていた。俺はこみ上げるものをこらえきれ
なかった。弁護士は俺が落ち着くのを待って、冷静な口調で
話をなげかけてきた。
「ええと。アズラエル様はこのような遺言を残されていますが、あなたは
それを財産を相続なさいますか?よければこちらにサインを…」
俺とクロト・シャニ・オルガの新しい人生は、アズラエルの残した味を
受け継ぐことだった。俺は新しい人生の契約書にサインをした。
長文お付き合い頂き多謝。
いや、それだけなんだけどさ。
長いだけだな
いや、それだけなんだけどさ
>>551 割り込みだよ、割り込みしちゃったよ俺。
申し訳ない。続けてください。
>>548 中々面白かった。
こういう、普段の生活とかけ離れた作品も俺は好きだ。
大作乙。
いや、それだけなんだけどさ
本編じゃ死んだことになってるであろう連中が、
実は生きているというパラレルワールドが作りたかった。
鎮魂歌がわりに。
>>559 終わってたよ、(俺の)ヴぁーか。
いや、それだけなんだけどさ
563 :
561:03/10/03 22:31 ID:???
忘れてた。
いや、それだけなんだけどさ。
564 :
561:03/10/03 22:31 ID:???
>>562 全て気にスンナ。
そんな時もあるさ。
いや、それだけなんだけどさ。
まぁ、このスレでは本編は俺の書いたへたれ小説だったということに
なりつつあるようだがな。
とにかく乙。
>561
大作乙。こういう話も好きだ。おでんスレとクロスオーバーしてるし。
>鎮魂歌がわりに。
・゚・(つД⊂)・゚・。
ある日レイダーの鉄球が無くなった。
「最!悪!これじゃ仕事できねーよヴァーカ!!」
一緒に探していたら痔俺から電話がかかってきた。
「おい、ディアッカが世界炒飯選手権に出てるから見てみろよ。」
俺はテレビに釘付けとなった。
なんとミョルニルらしいものが半分に切られていて、鍋代わりにされていた。
もちろんフォビドゥンのリフターも。
俺は痔俺に事情を説明してもらってPS中華鍋で殴ってもらった後、
ガンダニウム合金製のゴミ箱を被せておいた。
でもディアッカは世界記録を作っていた。
いや、それだけなんだけどさ
今日ニコルがうちの窓を割ってくれた・・・・
っておい!
なんで割るんだよ!
あ、待て!
畜生〜そういやあのニコル、顔に傷がついていたな
ぬかった
ってかそれは何に対する逆襲だイザーク!
いや、それだけなんだけどさ
「つーかお前らが桃園三兄弟なら俺は何よ?」
張世平だそうだ・・・・・・
いや、それだけなんだけどさ(・ω・)ショボーン
諸葛孔明だろうな。アホ3人の面倒をみる・・・
いや、それだけなんだけどさ
>>570 蒼天航路版の諸葛孔明だったらいやだなー
いや、それだけなんだけどさ
なんか最近進行が遅くてあれだったが
そろそろ600か・・・
保管倉庫の雑談板に次スレタイトル案なる前スレの
>>1のスレがある
とりあえずごたごたになる前に協力シル
学校で文化祭をやる事になった
うちのクラスはなぜか「おでん屋」をやる事になった
なに?学校内での宅配サービスもありってか・・・
とりあえずおでん屋はヤケに盛況だった
いや、それだけなんだけどさ
>>572 宣伝…っつーか、伝達乙。
いや、それだけなんだけどさ
次の主役はあのニコルか
そういやニコルネタって痔俺でも常俺でも少ないよな・・・・・
オルガ慰めてるし
ここに来て何故かサイとか。
>>576 それはアスラン主役の回が終わったらにしようぜ
今日、川辺にオルガとサイがいた
「畜生、結局俺は婚約者寝取られてそのまんま忘れられて・・・・」
と、サイが愚痴を言っているのが聞こえた
「お前なんてまだいいさ、俺なんて恋人すら・・・!」
と、二人で肩を組み合って夕日に向って叫んでいた
数分後、ニコルもやってきて一緒に吠えていた
せつなくなってきたので俺もまじって泣き叫んだ
その後、川辺の向こうに住んでいたシーゲルさんにこっぴどく叱られた
いや、それだけなんだけどさ
今日オルガとコンビニに買い物に行った
しばらく歩いていてふと、目の前にいた奴が空き缶を投げ捨てた
口笛を吹きながら
「あの野郎ぅ」
と憎しみをこめていった後、律儀に空き缶を拾って自販機の横にあるゴミ箱に捨てていた
またしばらく歩いていると今度は目の前にいた奴がタバコを投げ捨てた
しかも火がついたままだ
「こいつらぁ!」
とまたお怒りの様子でオルガはタバコを踏みつけた
そしてタバコを拾い、その先にあったタバコ用ゴミ箱に捨てた
今の若い奴等はこんな事しないぞ・・・オルガはやっぱいい奴だなあ、と思いながら
コンビニで買い物をすませた
ふと、オルガが
「すんません、でかいビニール袋もう一枚ください」
と店員に頼み、一枚もらい
「悪い、先帰っててくれ」
そう一言告げるとすぐ町の中へと消えていった
その夜、家に帰ってきた生ゴミ臭いオルガは妙に生臭かった
翌日、オルガはエプロンとたすきをかけてどこかへ出かけた
「おい、どこ行くんだ」
そう俺が聞いて、振り返ったオルガにかけられていたたすきには
『町を綺麗にし隊』
と書かれていた
そんな一文にもならん事をお前は・・・
お前って奴は・・・
その日の俺は一日中視界が歪んでいた
いや、それだけなんだけどさ
ここは良スレですね・・・。
良い所です・・・。
えと?
それだけなんだけどさ・・・?
これでいいんですか?
核ミサイルくわえたムルタを追っかけて…
薬切れで走ってく 愉快な常夏
遺作もおっかける〜 ディアッカ炒めてる〜
ルールルルル〜 今日はヤキンドゥーエ〜
おでんを売ろうと街まで出かけたら〜
仕込みを忘れて 慌てる常俺
ムルタが焦ってる 常夏材料集め〜
ルールルルル〜 今日に限って客多い〜
この番組はこの味一筋のムルタフーズがお送りしま〜す。
いや、それだけなんだけどさ。
>>581 30点。
メロディーと歌詞が合ってない。
いや、それだけなんだけどさ
上の分。
いや、それだけなんだけどさ
朝、散歩していたらニコルと会った
ニコルはエプロンとたすきを・・・・ってもしかしてこれは
いや、それだけなんだけどさ
>>584 「くぅぅおらぁぁぁぁっ!貴様ぁっ、俺を忘れていないかぁぁっ!」
と、俺の目の前でニコニコ笑っていたはずのニコルが気持ちよく蹴り飛ばされた
その後、アスランにイザークがボコボコにされていたのは言うまでもない
そしてオルガが二人を抱えて手当てしたのも言うまでもない
いや、それだけなんだけどさ
どうもペット集団は忘れられる傾向にあるな
というわけで今日は彼らに視点を向けてみた
パピィが泡を噴いて倒れている・・・・・ぅあ!?
という夢を見た
当分彼らのネタはよしたほうがいいと自分の中だけで思った
今日も今日とてクロトに抱かれて幸せそうだな、こいつら
いや、それだけなんだけどさ
今更なんだが、犬の名前、ムル太でも面白かったかもな。
「こいつを咥えて持って来い!オラオラオラぁ!」(超長距離投げ)
「お手だよお手!こんなのもわかんないの?ヴァ〜〜〜カ!」
「伏せも出来ないの?うざ〜い」
あぁっ物凄く(別の意味で)楽しそうに犬をしつける三人の顔が目に浮かぶ。
…なんか、その後でおっさんにクスリ抜きにされて犬よりハァハァ言ってる
三人の顔も浮かぶが。
いや、それだけなんだけどさ
>>587 動物虐待もいい所だw
というわけで
>>587をクロトに見せたらパピィを抱きしめてどこかへいってしまった
後でニコルから電話があったんだが
川辺で猛特訓してるクロトとパピィを見かけたらしい
クロト・・・
いや、それだけなんだけどさ
>>587 あんま現実を突きつけないでくれ・・・
こいつらはいい奴なんだ、特にオルガはw
クロトが犬を拾ってきた。
巷で人気のチワワだ。あのウルウルの瞳が奴のハートを掴んだらしい。
「これ以上ペットを増やしたら俺たちが餓死するぞ。」
と俺が言うと
「餓死させるんだったら餓死するほうがマシ ってねぇ。」 とオルガ
「甲斐性なしうざーい。」 とシャニ
最後にクロトが
「僕はね、僕はねぇぇぇぇぇぇ!コイツを飼うんだよぉぉぉぉぉ!」
と言ったんで。
「じゃ、当分飯抜きな。」 と言ったら黙りこくってしまった。
どうする?
いや、それだけなんだけどさ
クロトがチワワを拾ってきた。
「クロト、確かに顔はチワワだが…炒飯名人を連れてきてどうする…」
いや、それだけなんだけどさ。
>>591 俺がそう言うとそのチワワは顔をクシャクシャにして、
涙を流しながら一言こう言った。
「悲グゥレイトゥ…」
いや、それだけなんだけどさ
俺はそのチワワに言ってやった。
「♪どうする〜?鍋振る〜?」
今日もおいしい炒飯ゴチ!
いや、それだけなんだけどさ。
結局チワワの飼い主を探すことになった。俺はとりあえずディアッカに電話をかけ、
誰か心当たりがないか聞いてみた。
「うーん、じゃあ、みんなに聞いてみるけど。今夜見に行っていいか?」
というので、快く承知した。
その晩ディアッカとイザークがやってきた。
「うわー、可愛いな。」
うちのパピィとたわむれるチワワを見てディアッカはそう言ったが、イザークはと言えば、
「なんだこの腰抜けた犬はぁ!!俺はもっと大きな犬がいいんだよ。」
などと言っている。そうしているうちにアスランとニコルがやってきた。
「かわいいー!!」
二人はチワワを見てそう声を上げた。そのうちニコルが
「この犬ディアッカにそっくりー。」
などと言いだし、クロトが
「そんなことねーよ、こいつすっげーかわいいもん!!」
などと言ったもんだからディアッカは
「悲グゥレイトゥ…」
とへこんでいた。
「そう?似てると思うけど。僕、この犬貰ってもいいかなあ?」
とニコルが言うので、それは願ったりかなったりだと答えた。
「まあ、ニコルなら・・・」
クロトも寂しそうだか承諾した。うん、飼い主がこんなに早く決まってよかった。
ニコルにチワワならぴったりだしな。
「でも・・・時々つれてきてくれるか?」
「もちろん、連れてきますよ。この子もクロト君が好きみたいだし。
えっと・・・じゃあ、名前は・・・・ディアッカに似てるから・・・ディディ、ディア、
アッカ・・・あ、エルスマンのエルちゃん?」
俺はアスランが小声で「チワワァ・・・」と呟いたのが聞こえたが無視しておいた。
いや、それだけなんだけどさ
アスラン、お前のネーミングセンスは相変わらずだな。予想はしてたぞ。
いや、それだけなんだけどさ
今日、なぜか口喧嘩になったイザークとシャニがスマブラで対決した
イザークがリンクを、シャニはゼルダ(シーク)使って戦いを挑んだ
シャニは早速シークに変身してリンクに突っ込んだ
すると運良くリンクの元にビームソードが振ってきた
するとシャニが
「うわああああああああああ!」
と頭を抱えてうめきだし、強化ガラスの窓をも突き破って外へと飛び出していった
「シャニ!」
オルガは叫んで一目散にシャニの元へと駆け寄り、救急車を呼ぶ大惨事になった
シャニは入院が必要らしい・・・ってまた金が・・・
せめてペットのこいつらだけには飯食わせないと駄目だからまたバイト増やさないと・・・
いや、それだけなんだけどさ
痔俺が梨を持ってきた。福引で当たったらしい。
とりあえず、8つもらったのでひとり2つづつ分ける。
と、三人が俺に梨を差し出した。くれるのかと思いきや・・・
「早くむくんだよ!!苦しい思いをしたいのか!!」
「僕のも・・・ぼくのもねぇぇぇ!!」
「皮うざーい」
こいつら。
とりあえず、奴らにゴミ箱をかぶせてから4つむいて切って、、自分の分だけ食って家を出た。
いや、それだけなんだけどさ
シャニがまたミゲルとストリートライブに出かけた
この町では五本の指に入るくらいの人気がでてきたそうだ
すごいじゃないか、二人とも
ある日、うちに電話がかかってきた
フ○ミ通からのスカウトだった
何はともわれすごいなクロト
その翌日、オルガが慌ててうちに入ってきた
なんとオルガの投稿した小説が雑誌にのったらしい
すごいなオルガ・・・
そして俺
・・・・・
いや、それだけなんだけどさ
やめろオルガ、慰めるな
痔俺が愚痴りに来た。
何でも、両隣の住人をディアッカが怒らせるので巻き添えを食ってしまうのだそうだ。
同情した。
「2人とも美人さんなんだがな」
同情やめた。
痔俺が帰ってから、ふと思った。
ウチの隣ってそういえば誰が・・・
いや、それだけなんだけどさ
>>599 「隣人の顔を忘れるとはダメダメですねぇ」
ああ、そうかこいつだったんだよな
取り敢えず久しぶりに壁をぶち抜いて登場したアズ公にゴミ箱を被せた
いや、それだけなんだけどさ
601 :
1:03/10/05 20:56 ID:???
600いったな
あと300だってのに痔俺より気落ちしてるぞ
がんがれ!
「マイサンの同居人であり貧乏人のアナタにいいはなしがあります」
なんだよムルタ。あとガラス代払えよ。また割ってきてるんだから。
「そんなことはどうでもいいんです。話というのは、新型MSをアナタにプレゼントしたいんです」
いらないよ!俺の機体が何機あるのか知ってんのか!!だいたい戦争も終わってんのにMSなんて……
「いいじゃないですか。機体性能はいいんですよ」
まず聞くけどさ……売ればいいし……
「機体名は『パーフェクト』です。」
『フルヒト』とかこった名前付けてたくせにずいぶんストレートだな
「その名の通りXナンバーの良いところ集めの機体です。まず、アサルトシュラウドを標準装備。さらにミラコロ、MAへの変形、カマと鉄球とバズーカを装備。最大の魅力がストライクのストライカーパックが付けられます。どーです?すごいでしょ。」
……………………………。
「あれ?どーしたんです?」
インパルス砲は?バスターの。
「ああ、使い勝手が悪いんでナシにしました。それで、稼働時間がでs」
俺はヤツが言い終わる前に中華鍋で殴ってゴミ箱をかぶせた。痔の名誉のために…
いや、それだけなんだけどさ
痔・・・・・・
ここすごい良スレなのにとことん回転率の少ないのはなぜだ