遅レスだけど、
>>186へ。
1.その時点でラクスに何かが出来たかどうか疑問。
護衛の人達も乗ってるだろうし、その人たちは当然ラクスを
最優先で逃がそうとするだろうね。
その時に、自分だけ生き残れない、だから死ぬことになっても
ここに残る、と言い出すの?
戦闘に参加できるわけでもないラクスが残ったところで、
それこそ自分の立場も考えてない安っぽい自己満足じゃないか。
この時点でのラクスは自分が単なる歌姫ってだけで、何をする力(実際の戦う力)
も無いことがおそらく分かってる。
「そうですか・・・」とこぼすだけというのは、ある種の無力感を感じさせるつぶやき。
ここで何もできなかったことが、後の大胆とも言える行動に繋がっていくんだと思う。
2.無力感と言ったけど、AAを歩き回ったり、歌を歌ったりというのは、
言わば彼女の試行錯誤なんだと思う。
何もできない自分だけど、何かしなくちゃいけないと考え始めてる。
歩き回ったり、接触を持とうとしてるのは、敵のことを知りたい、という気持ちなんだろうし、
歌はせめて自分の今できることを、という気持ちなんだろう。
あと、AA側の方針について、口を出さず、傍観を守ったのは、民間人という立場を
守るためもあるんじゃないかと思う。
例えば、戦闘を止めさせようとマリュー艦長等に働きかける、なんてのは
完全に政治的行動で、本来敵側にいる彼女が行えば、単なる民間人を超える行為で、
AA側を疑心暗鬼にさせ、事態をより混乱させることになりかねないからね。
敵の中にあるということを認識していたからこそ、AA側の決定について、
積極的に働きかけることは避けたんじゃないかな。
3.で、敵中であったAAと違って、ザフトに引き渡され、
自分の意見が確実に通る状況(相手)になったからこそ、主張したんだろう。
やっと自分の力(言葉)で確実に戦闘が避けられる状況が来たからこそ、ね。
もちろん
>>192の言うように、キラとの出会いで起こった変化ってのもあるかもしれない。
純粋に目的(この場合は戦闘を止める、犠牲を無くす)に向かって、
いかなる状況でも、行動するべきである。
いちいち成功するとか失敗するとかを考えて、行動したりしなかったりするのは
不純である。
のような、陽明学的考えはしない人なんだと思う>ラクス=クライン