ラウがエロ本を拾ってきたので、借りて読んだ。
見つかって怒られたのは俺。
ラウが早弁をして、俺の机の上に弁当箱を置いておいた。
見つかって怒られたのは俺。
ラウが授業をさぼって保健室で寝ていた。
先生に体調の心配をされていた。
俺が授業をさぼって保健室で寝た。
保健の先生に追い出され、担任に密告された。
ラウが補導された。
先生は何か事情があるんだろう、と補導員にフォローしていた。
俺が補導された。
問答無用で殴られた。
俺達の違いってなんなんだろう・・・
続今日の夕飯
今日もいいかげん腹が減ってきたが、夕飯になるものは何もなかった。
またディアッカに電話したら圏外だった。お盆なので実家にでも帰省しているのだろうか
マリューに電話したら今ヒマだと言うので部屋に呼ぶことにした。
マリューは酒とコンビニ弁当を片手に部屋に遊びに来た。なぜかナタルも一緒だった
ムウとマリューがあっという間に食べ終わるとナタルが見兼ねてありあわせの材料で
つまみを作ってくれた。うまかった。
マリューが酒がなくなったと騒ぐのでラウ秘蔵のレミーマルタンをちょっと失敬して
飲ませてやった。量が減っているとバレたらラウがうるさいので、飲んでしまった分だけ
水をつぎたしておいた。そして3人でおおいに盛り上がった。
ラウが仕事から帰ってきた。ナタルがちいさい声でお邪魔してますと言った。
部屋の惨状を一瞥するや「俺が銭湯から帰ってくるまでに部屋を片付けとけ」と
吐き捨てるように言うと出て行ってしまった
レミーマルタン。さすが親父だな、ラウ
そんだけ
仮面の一人称って俺だった?
私
違和感無く読んでた。仮面は怒ったら俺と言うのかと思ってしまったよ(w
という事は
「俺も嬉しいよ、ムウ」ということで・・・・ハァハァ
普段から私と言う男もキモい訳だが
インテリ男って私だよな
「人参嫌い」
「ムウ、しっかり食べないと大きくなれないぞ」
「ピーマン嫌い」
「ムウ、好き嫌いはよくない」
「ラウ〜、俺の分も食べて〜」
「………」
息子と思って、甘やかしては来たが、やはり私もムウとは
同じ年の男。いい加減、こいつの面倒など見れるか!
課題もレポートも掃除も当番も、なにゆえ私が全部やらなければ
ならないのだ! 甘えるにもほどがあるぞ、ムウ。
いや、こいつはズボラなだけか…?
こんな奴が私の息子だなんて認めたくないものだな。
まあ、私の過ちではないだけ、よしとしておこうか。
これが娘だったらよかったのにな。
そんだけ
>>131続き
ラウが銭湯に出かけた。俺は片付けなんかしたくなかったが、
ラウがマジで怒ると怖いので飲んでいるマリューとナタルの
脇で一人で片付けを始めた。
「おい・・今の人はいったい誰だ?」
顔を赤らめて誰にともなく訊ねるナタル。するとマリューが
「ムウと同じ年のお父さんだって」
缶チューハイ片手にご機嫌に答えていた。
「素敵な人だな」
消えそうな声でナタルが言った。
俺はゴミ袋片手に固まったが、それ以上に
マリューの一言に脳天をかち割られた。
「素敵よね〜私もムウよりラウさんに魅力を感じるわ」
俺って・・・・・
ラウにかかるとエンデュミオンの鷹も・・・・・・だな(w
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
>>140(勝手に続編かきます)
俺が呆然としている脇で、マリューとナタルがラウについて語っていた
もはやソレは恋する2人の目をしていた。
ラウは俺から何もかも奪ってしまうんだろうか…………
片付け半分で朦朧としていると、ラウが帰ってきたようだ。
「ふん。片付けはまだのようだな…」
部屋に入るなり俺に言葉を投げかけたラウ。
ほのかな甘いボディソープの香りを纏ったラウは、俺を一瞥した。
「あ……」
女2人は濡れた髪をゴムで括っているラウの姿に目をハートにさせ釘付けになっていた
そして、ラウは優しい口調で、マリューとナタルに声をかけた
「こんな部屋じゃゆっくり出来ないだろう。私の部屋に来ないか?
帰りにケーキを買ってきた。口に合うかわからんが食べてみてくれ。」
マリューもナタルも部屋の喧噪とゴミと俺をを残したままラウに連れられ
あいつの綺麗な部屋に消えていった。
あの時のラウの勝ち誇った顔…今でも忘れない。
==続き頼む==