判りました載宗さん、もう一度やってみます!
僕の声が聞こえるかい?
ロボ!
もう一度立ち上がってくれ! ロボ! 僕の所へ帰ってきておくれ! ロボー!
お前が倒れて
初めて分かったんだ !
僕は一人でBF団と戦ってるんじゃない!
僕の周りにはみんながいたんだ!
国際警察機構のみんなが、いつも一緒だったんだ!
みんなと一緒に戦いたいんだァ!
もう一度立って戦おう!
さあ、帰ってきておくれ! ロボッ! 飛べ!
ジャイアントロボーーーっ! 飛ぶんだあー!
ぼくのこの心のうちの叫びを
きいてくれー! ジャイアントロボォ!
お父さんが殺されてから、腕時計を託されてから、僕は君の操縦者になってしまったんだ!
約束したんだ! お父さんと! BF団を倒すって!
幸せが犠牲なしに得られるものならば、誰もこんなに苦しまなくってすむんです。
銀鈴さんを犠牲にして戦うのが大人なら、ぼくは子供のままで、お父さんを信じて生きるでしょう。
ぼくはフォーグラー博士を信じたいんだ! ぼくのお父さんと銀鈴さんのお父さんを!
こんなひどいことを望んでいるはずがない!
ごめんなさい…ごめんなさい、銀鈴さん……でも、このままじゃ駄目なんです!
真実が何なのか、ぼくには分かりません。
幸せの為には犠牲が必要なのか、ぼくには答えを出す事なんて出来ません。
でもお父さん、僕は精一杯出来る事をしてみます! 一生懸命戦います!
だから! だから、だから、見ていてください、お父さん! ぼくが本当の答えを出せるその日まで!
ジャイアントロボッ! 大怪球をやっつけるんだぁぁ! いけぇええ! ロボォオオオ!!