1 :
通常の名無しさんの3倍:
それが見えたのはいつもの学校の帰り道
真っ赤な夕日に照らされて、
近所の銭湯の煙突より大きな
あの緑色の巨体が立っていたのです。
早い話が自宅周辺が基地として徴用されてましたとさ
完
>近所の銭湯の煙突より大きな
でかすぎじゃなのいか?
高句麗タイムスVOL.1
2chの削除荒らし削除屋@そら ★について
この削除人は常連の言う事を間に受けて依頼されたスレ全部を
よくかんがえもせずにバンバン削除していきまつ
こういう削除人にはこれを読んでる多くの人が被害にあってるとおもいまつ
ガイドラインによると
削除する人の心得
「消さなければならないもの」「消してはいけないもの」は、削除する一人一人が冷静に判断しなければなりません。
削除ができるという権限は、一歩間違えれば荒らしにもなりかねないものです。
削除人(削除屋)は、削除という手法で「できるだけ住人さんが快適に過ごせるように」
「ほんの少しだけ掲示板の方向性を指し示す」、そんなお仕事なのです。
利用者を尊重し、利用者と共に歩む、それでこそ削除人・削除屋だということを忘れずに。
だからこれは許されちゃいけないことでつ
削除人は力を持ってるぶん普通の荒らし以上にたちが悪い存在だし
これは2ch運営の腐敗を招く原因にもなりまつ
高句麗はこの削除人空という悪の削除荒らしと戦いまつ!
http://qb.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1051010628/ 削除人空は自分の行動に責任がもてるならこのスレに書き込んでね
んがんぐ
俺の家にはドムが来てた。
かあちゃんがネトオークションで落札したらしいが……
6 :
1:03/04/27 21:58 ID:RISpJrD2
急いで家に駆けつけてみると、確かに庭に立っています。
母と妹がザクの爪先あたりで、呆然と見上げているのに気付きました。
遠くではパトカーの音、周りに野次馬、近所の人達。
そんな中、
「来たか! ついに来たか!」
そう叫びながらじいちゃんは、狂ったように喜んでいます。
畑を耕していたら、ザクが出てきたのだが……
8 :
1:03/04/27 22:10 ID:RISpJrD2
カバンを部屋に放り投げて、僕はまた庭に出ました。
するといつの間にかパトカーも駆けつけていました。
母が何か事情を話しています。妹は何故か泣きそうです。
僕も一人の警察官の人に声をかけられました。
「これ、一体何なのか教えてくれる?」
わかるわけありません。
「いやぁ……」
そう返答に困っていたら、目の前の警察官を他の人が呼びました。
どこ行くんだろうと見ていたら、案の定じいちゃんの所でした。
つづきキボンヌ
o^〜\ __i_#;;______i__
\( ´D` ) しんすれおめ〜
iU:::::::iう
γ ゝ:::::)AA
*〜/ヽ (⌒)・ ・P
| ● ●.(__X_)
.,,.、.,.U U ̄ ̄U U.,,.、.,.
>>11 おまい、自分でスレストしておいて
何を気にしてんだYO!!(w
13 :
1:03/04/28 01:10 ID:0eML0M1K
「あれはわしが作ったのだ! わしが作った人形じゃ!」
「あのね、近所の人の話では、こんな大きなもの昨日まで
なかったって……」
こんな会話が聞こえてきました。
どうやらおじいちゃん、何か知っているようです。
そのすぐ後ろでは、数人の警官がザクを調べています。
結局、日が落ちると共に警察は帰っていきました。
でも、相変わらず野次馬は耐えません。
近所の人以外にも、カメラを持ったオッサンやマニアらしき
人間が詰め掛けています。気持ち悪いです。
とにかく我が家では夕食になり、家族会議が開催されました。
数十軒ほどの家が壊れただろうな
15 :
1:03/04/28 01:26 ID:0eML0M1K
「さて……」
先程帰ってきた父が、口を開きました。
「アレをこれからどうしていくかだな……みんな、どう思う?」
「まずは掃除じゃ! ばあさんの贈り物は大事にせんとイカン!」
……じいちゃん何か知っていると思ったのですが、思い過ごしのようです。
「どこかに捨てられないもんかねぇ……?」
「警察かなんかに引き取ってもらったら?」
母や妹も口々に意見を出し合うものの、イマイチです。
16 :
1:03/04/28 01:36 ID:0eML0M1K
「お前はどうだ? ヒロ?」
父が僕に聞いてきました。
「とりあえず……座らせたいね」
「なに?」
「立ったまんまじゃ倒れるかもしれないし……座らせた方がよくない?」
そりゃそうです。こんなデカイのが倒れたら大変です。
ただでさえ目立つし……幸いウチの庭は広いので、何とか座れそうです。
「そうか……じゃあ、明日父さん、チャレンジしちゃおうかな」
父さん、すごいこといいました。
「1stは生で見てたからな。ザクはF型とかJ型とか種類がたくさんあるんだぞ?
あれはJ型だろう。そのJ型とは……」
父さんのガンダム話が始まると、2時間は止まりません。
父さんは放っておいて、母と妹と僕で話し合った結果、
明日また警察に任せることに決めました。
このスレは
>>1が綴っていく物語をROMスレってことでFAなのか?
というのも、隣の家の庭に似たようなのが立っていて、
どうもこの家が
>>1の家な気がしてならないのだが。
今はいいけど、昼になったら我が家が影に入ってしまう。
迷惑なんで早いところ撤去して欲しいわけだが。
まあ、そういうスレの趣旨であるなら、
敢えて窓から動静を見守ることにするよ。。。
18 :
1:03/04/28 01:54 ID:0eML0M1K
さっそく、翌日の朝のニュースで取り上げられていました。
しかもウチだけではありません。
畑からザクが出てきたり、ドムが出現したり、大変なことが起きている
ようです。
しかもそれらは武器も出現したらしく、ことごとく没収されていきました。
幸い?ウチのザクはおじいちゃんが作った実物大複製ということで、警察も
手を引いたようですが……
当分、本物だということは秘密にした方が良さそうです。
あそうそう、実は昨日隣の家の人が、
「今はいいけど、昼になったら我が家が影に入ってしまう。
迷惑なんで早いところ撤去して欲しいわけだが」
文句を言ってきました。もっともです。
とにかく登校の時間になり、僕は家を出ました。
お茶を出そう
家のイヌはグフだよ
動力炉に核が使われているんでしょ?放射能漏れとか心配だわ・・・
ヒロはニュータイプかオルードタイプなのか、そこが重要なところだな
ageてみる
☆ チン マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)<続きはまだぁ〜??
\_/⊂ ⊂_)_ \____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
25 :
1:03/04/28 15:08 ID:???
ペットのグフ(お父さんが名付けました)に見送られて、僕は
いつもの通りの自転車で学校に向かいました。ただ
近所のオバサン達が「動力炉に核が使われているんでしょ?
放射能漏れとか心配だわ・・・」などとどこで仕入れたのか
余計な話をしていたのが気になりつつ……
その日の学校は大変でした。
休み時間の度に学年クラス問わず多くの生徒がやってきて、休む暇も
ありません。しかもほとんど男子だし…
たまにガンダム好きのかわいい女の子が来たのは嬉しいんですが。
それにしても理科のコバヤシ先生がガンダム好きだったのは驚きです。
27 :
1:03/04/28 15:28 ID:???
放課後になって、僕は所属している科学部に向かいました。
「おはようございまーす…」
「待ってたよ!」
部室に入った途端、部長のマヤさんが大声で出迎えです。
「今日からさ、ここヒロの家のザク研究会になったから」
「いや、ちょっと待って下さい、なんで…」
「ほ、本当に感動です先輩、ボ、ボク嬉しいです」
ちょっとオタクのフルミくんも自分から声をかけてきました。
これはかなりありえないことです。
「他の部員が来たら、さっそくミーティングだからね。よろしく」
勝手に決められてしまいました。マヤさん、黙ってればキレイなのに…
最近、厨房が多いからな類似スレが立てられないことを祈ろう。
てすと
30 :
1:03/04/28 18:10 ID:???
「ヒロはニュータイプかオルードタイプなのか、そこが重要なところだな」
「そのガンダム好きの子って、たぶん2組の子だよ。あの子がさ、
夜な夜なガンプラ買い漁ってんの、俺見たもん。買うとこ」
「……」
他の部員も集まり、部室も活気付いてきました。
ここで、我が科学部改め「ザク研」の部員を紹介します。
まずオルードタイプと間違っているのが副部長のユウゾウ先輩、妙に
女の子に詳しいのがニシノくん、今そっと入ってきたのがマユズミさん
です。
「みんな静かにしてー。今日は予定を変更して我が新生科学部、ヒロんちの
ザク研究会の活動について話合っていくから」
マユズミさんが来た所で、ようやく会議が始まりました。
てすと2
ウチのはザクっぽいんだけど、なんか頭から肩までしかないし、
そのくせやたらデカい・・・
しかも口からビーム出そうなんですが。
呼んだ?
ちなみにボクはZに乗った事があるんだー
34 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/28 20:20 ID:9yDV0yQi
37 :
1:03/04/28 21:09 ID:???
「とりあえず、みんなヒロにいくつか聞きたいいことがあるんだけど」
皆が席についたのを確認して、マヤさんが口を開きました。
「まずあたしね。あれどうしたの?」
そう聞いてくると思ってました。
「僕もわからないですよ。学校から帰ったらあったんで……第1発見者の
おじいちゃん以外、詳しいことはわからないです」
「ふ〜む……」
「次に俺の質問。あれモノホン?」
「本物かどうかはわからないですけど……架空のロボットでしょ?」
「でもニュースで見たけどさ、他で出てきた機体は本物っぽいらしいじゃん」
「……それらはほとんどK察に持ってかれて…ブツブツ…自衛隊だっけ…」
「あれが本物かどうかは、これから調べていけばいいことだと思います。
まず私達がするべきことは、あれを世間の注目から遠ざけることでは?」
なんだか、長くなりそうです。
38 :
1:03/04/28 21:35 ID:???
「ま、マユちゃんの言う通りかもね。とりあえず現物見ないことには
なんとも言えないし…できるだけ存在を隠さないと」
確かに……あそうだ、あのこと言わなきゃ。
僕はふと思い出して、話に盛り上がるみんなに声をかけました。
「あの、ちょっといいですかね」
「なに?」
「世間の注目を逸らすのはいいんですけど、あのザク立った状態なんですよ。
だからまず座らせないと、危なくって……」
「……」
あれ? 黙っちゃった。
そう思った次の瞬間、活き活きとした顔で部長が言いました。
「なんでそれ言ってくんないの! 面白そうじゃん!」
「じゃさっそくヒロの家直行にケテーイだな」
「やった、マジで俺ザクに乗れるかも…」
「さ、最高です先輩、最高です」
「あのー…」
と、マユズミさんが口を開きました。
39 :
1:03/04/28 21:43 ID:???
「今年の大会の準備どうするんですか? まだロボットの設計図すら
できてないんですけど…」
そうだった! うちは毎年ロボット大会出てるんだった! 弱小だけど。
「んなもん、見送りだよ。見送り!」
「そうだよ、ウチはもうザク研だし。 マユちゃん嫌なの? ザク嫌い?大河原邦彦
嫌?」
「………好きです」
おいおい、マユズミさんまで……
「じゃあヒロん家行くので決まりね」
「部長、ホントにウチ来るんですか!?」
「大丈夫だよ。タダの様子見だから」
てなわけで、みんなウチに来ることになりました。
タダの様子見で終わればいいのですが。
40 :
生徒:03/04/28 21:47 ID:???
コバヤシ先生嘘はいけないと思います
ていうかあんたカツって名前じゃないじゃん
いいネタスレだ・・・。やっぱり俺はこの板が好きだ・・・
それだけ。
42 :
1:03/04/28 23:32 ID:???
「ほら、あれですよ」
僕はそう言って、ザクを指差しました。
「はあぁ〜〜」
みんな口を揃えて、感嘆の声を上げています。というか他に
言葉がないんでしょう。
偶然にもみんな自転車通学のため、ウチにはすぐ着きました。
「ただいま〜」
「おかえり〜…あら! みなさんお揃いで! 学校で息子がお世話に…」
始まった…
その後長々としたどうでもいい話を聞いた後、さっそく庭に出てみました。
「お、大きいですね」
「武器はないみたいだな。ザクマシーンガンないの?」
「マシンは伸ばさなくていいんですよ」
「すごい、このザクキズ一つないじゃん」
キズ一つない…? 確かに。でもマヤさん変なとこ気付くな。
「他の奴はさ、みんな全壊か、半壊の状態だったらしいのよ」
「へぇ、そうだったんすか」
「うん。こりゃ早いとこ座らせて、目立たなくしなきゃね〜」
43 :
1:03/04/28 23:52 ID:???
僕らは具体的な策を考えるため、また家の中に入りました。
僕の部屋は狭すぎるので、とりあえず応接間に集合です。
「……」
部屋に入ると、みんな黙ってしまいました。どうしたんだ?
「みんな、どうしたんですか?」
「あんたって、いいとこのぼっちゃんだったんだねぇ……」
「こんな広い部屋、俺んちの2倍はあるな…この野郎」
「ウチの家といい勝負ですね」
そうかな? 僕的には普通なんだけど。
ってそんなことより対策を考えなきゃ。
「それより、座らせる方法を考えましょうよ」
「そうだな。ちゃんと考えなきゃだな」
さすがユウゾウさんはしっかりしてます。
「そだね。じゃあ誰か意見のある人……」
「ヒロくん、ちょっといいかしら?」
って、え? 母さんが入ってきました。何だよ!?
「これ安いお茶菓子だけど、みんなで食べてくださいね〜」
「あらやだお母さん、ありがとうございます〜おかまいなく〜」
マヤさん……なんでもう打ち解けてるんですか…
ケッ、マザコンが・・・
45 :
1:03/04/29 01:16 ID:???
「じゃあごゆっくり〜」
はぁ……ようやく出てったよ。
「え〜とモグモグ……誰か忌憚のない意見を…モグモグ」
「はい」
ニシノ君が挙手しました。
「はいニシノ……んぐっ」
「あのどうやってっていうか、とにかくハッチ開けてコクピット乗り込んで
動かすしかないんじゃないすか」
おお、ニシノくんが珍しく真面目な意見を…
「ん〜〜、それは考えてたんだけどさ、かなり難しくない?」
「確かに、この世界の常識も通用しなさそうですからね〜。フルミわかる?」
「あの…色んなガンダム関係の著書呼んでますけど、さすがに具体的な
操作方法は…仮に載っていたとしてもそれが実際に通用するとは……」
うん、そうだよね。当たり前だけど。
「はい」
マユズミさんが挙手した! かなり期待です。
「でもやっぱり、私達は私達の世界のやり方で挑むしかないと思います」
具体的な意見ではないですが…うん、そうだよな〜
トリップつけたら?
47 :
1:03/04/29 01:34 ID:???
「そりゃそうなんだけど……」
みんな考えこんでしまいました。やっぱりコクピットに入るのは無理かな?
クレーンかなんかで動かしたら? そんなのチャーターする程
部費はもらってないな……無理やりこじ開ける? 無理ですな。
だったら外部から搭載してるコンピューターにアクセスして…おお、
結構いいかもしんない…よし。
「は…」
「あっそうだ」
マヤさんが一瞬早く、口を開きました。チッ。
「外からPCかなんかでさ、アクセスしてみるってのはどうかな?」
しかも同じ意見…チッ。
「あぁ、でもんなこと可能かな? 宇宙世紀時代のコーンピュータだろ?」
あぁそうだった、相手は宇宙世紀のMSだったんだ! 架空のものなんだ。
ユウゾウさんの指摘に、僕もちょっとへこみました。
「そんなことできる天才ハカーはいないだろ〜 PC部のもっさんだって……」
PC部のもっさんとは、ちょっとした有名人で……説明は省略します。
意見がでない上に外は暗くなってきたので、今日の所は解散になりました。
みんなを見送って今に戻ると、いつの間にか夕食の準備ができています。
しかも父さんもいるし。
「お兄ちゃん長くぁったね」
から揚げをほうばりながら、妹が話し掛けてきました。汚ねーな。
「まあね」
「あの、あのなヒロ。今度は父さんも仲間に加わってもいいか?」
「やめなさいよお父さん! 恥ずかしい」
ま、父さんが強力してくれたら役に立つかもしれないけどね。
その後僕は風呂から上がると、庭に出てみました。
たぶんJ型のザクの爪先に寄りかかり、微妙にジオン兵気分。なんつって。
こんなのでも勝てないガンダムって一体……
でもでかいよなー… 肩のスパイクシールド強そうだよなー…
モノアイ光らないかなー…
オイ! オマエ!
……なんか変な声がした…聞いたことあるような……
盛り上がってまいりましたage
そういえばうちの実家は
家の真上にアッザムが居座ってるらしい
父も母も気が気でないって
>>50 ご両親に早く床の間の壺を捨てるように勧めてあげてください。
52 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/29 03:09 ID:LrPB6yj1
イギリスのグリーン・ザク容疑者って本人がガンダムファンで、自分でつけた偽名?
本名だったら爆笑なんだが
浮上
じいちゃんが騒いでるのか? それにしては声が違うような…
オイ! オマエ! オイ! オマエ!
またです。
どこから声がしているんだ? と僕は辺りを見渡してみました。でもおかしい
様子は特に見られません。
それにしてもどこかで聞き覚えのあるしゃべり方です。なんかロボットっぽいし。
………ん? ロボット? しゃべるロボット……言葉を繰り返して……
「…まさか!」
ココダ! ココダ!
僕はハッとして、家の中にスコップを取りに戻りました。
そして声がしたらしい辺りを、一心不乱に掘り始めたのです。僕の考えが正しければ、
この声の主はおそらく……
ガチッ!
イタイ! イタイ!
まさか、まさか、まさか……
何か堅いものにスコップがあたり、もう手で土をどかし始めました。
そして……
「……あっ!」
「デレタ! デレタ! オマエダレ?」
薄いグリーンのボディ、つぶらな瞳、そしてまんまる体型……
は、は、は……
「ハロぉ!!」
大変です。ハロが出てきちゃいました。
どっ、どうしよう……本物ですよ!
最近発売されてるハロじゃない、本物ですよ!
「あっ、とっ、とにかく中に入ろう! ハロ!」
「ハイロウ! ハイロウ!」
僕は慌ててハロを抱きかかえて……重っ! 家の中に入りました。
「たっ、大変だみんな! 父さん!」
「なんだ? どうしたヒロ? また何か出たか?」
「こっ、コレ、コレ!」
僕は居間に入るなり、腕に抱えたハロを見せました。
「えぇ!? ハロじゃん! お兄ちゃんいつ買ったの?」
「ああ、しかも市販のものより大きいな……改造したのか?」
ってバ○ダイのやつじゃないって!
「本物だよ本物! 土の中から出てきたの! その証拠にほら…ハロ、
あいさつしてごらん」
「オィッス! オィッス!」
「!!!」
多少口は悪いものの、ハロはちゃんとあいさつしてくれました。
ちなみに声は、例の声優さんの声ではないようです。
「おじゃましますぅ!!」
電話してからわずか10分足らずで、マヤさん以下ザク研のみんなが
駆けつけてきてくれました。結構家近いからね。
「ハァ、ハァ……ふぅっ」
「!? フルミ、しっかりしろ!」
「あらみなさん、こんばんわ〜」
「あ、おば様どうもです〜」
「マヤさん、あいさつはいいから座ってくださいよ。みんなもどうぞ」
とりあえずみんなを応接間に通し、昼間と同じように座ってもらいました。
今度はじいちゃん以外の家族も参加です。
「え〜と、みんな集まったかな?」
司会者きどりの父さんが、前に出て人数を確認しています。恥ずかしい…
「皆集まったようなので、今回庭から出土したマスコットロボを紹介します」
「おお〜」
「それは……」
父さんはおもむろに、掛け軸の下に置かれたハロに近づいていきました。
そしてそこにかかっている布を手にとり……
バッ!
,r‐、 , -、
! ヽ / }
ヽ、 ,! -─‐- 、{ ノ
/。 。 r`'、´
/ ,.-─- 、 ヽ、.ヽ ハロッ!
!/ ヽ、._, ニ| ハロッ!
. { ,'
ヽ /,ソ ))
. ヽ、.____r',/
. ___
⊂___⊃
,,,,,
(っll)
mm. | |
/ ⊂ノ | |
/ / | |
/ / | |
/ / | |
/ / | |
/ / | |
/ / / /
. / / ,r‐、 , -、. / /
./ / ! ヽ / } / /
.\ \__ヽ、 ,! -─‐- 、{ ノ/ /
. \ _/´∀` r`'/. / < オマエモナ〜♪
 ̄ ̄ ̄/ ,.-─- 、 ヽ /、
!/ ヽ、._, ニ|
. { ,'
/ヽ /⌒\
/ /ヽ、.____r( /\ \
/ / \ \
/ / \ \
\ \ \ \
\ \ \ \
\ \ \ \
\ \ \ \ γ ヽ
\ \ \ V _ノ
. _> _> \__)
(__/
「これだ!」
「ハロッ! ハロッ!」
「うおおおおお!」
布を外した瞬間、ハロが元気よく飛び跳ねたのです。
「すげぇ、本物じゃん!」
「サ、サイズといいフォルムといい……完璧だ……声がちょっとだけど」
みんな、期待通り驚いてくれてます。そりゃ驚くよね。
「ご覧の通り、彼は本物のハロと思われます」
僕が見つけたのに、父さんが得意になってる。
でもみんなハロに近づいて、まじまじと観察しているので誰も
父さんの話聞いてみたいです。
「おじさま、質問いいでしょうか」
マユズミさんが挙手したようです。何かな?
「このハロはアムロモデル、アムロモデル3、ウッソモデル、そして
ハロUモデルのどれなのでしょうか?」
クールな彼女ですが、さすがにちょっと興奮気味のようです。
表情がいつもと違っていますね。っていうかハロってそんなに種類が
あったの!? 知らなかったよ。
定期age
ウチの玄関には 嫁さんと同じくらいの身長の少佐専用ザクがいて
来客者の度肝を抜いてくれます。
「うん、さっき色々調べたんだけど、どれにもあてはまらなそうなんだなぁ」
あてはまらないって、そんなわけないでしょ。
「それは、本当ですか」
「どうやら録画映像投影映写機能があるみたいなんだけどさ、それにしては
タッチパネル操作もできないし、小物入れ機能はないし…」
録画映像……なんだって?
話がマニアックになってきた……
「しかもハロの映写機能って言ったらシャボン玉だろう? でもこいつは
普通にスクリーンに映したんだ。スクリーンって言ってもふとんのシーツだけど」
「それはおかしいですな。といってもまさかピンクハロの違うバージョンって
こともないだろうし……」
横から口を挟んできたのは、ユウゾウさんです。
いつのまにか、他のみんなも話を聞き入っていました。
「と、ということは、Vガンの時代以降のものである可能性がありますね。
宇宙世紀150年代以降の……」
「うん、フルミの言う通りだね。それにこのハロが出てきたおかげで、出現した
MSの年代に共通点がなくなっちゃったわけだ」
確かに……今まで出たのはドムとかグフとか、一年戦争下のMSでしたね。
「ついでにマヤさん、これからMS以外のやつも出現する可能性が出てきましたよ。
ガンキャラとか戦艦とか…コロニーとか」
コロニーって、ま、まさかぁ〜!
話がマニアック&壮大になってきてます。すでに妹眠そうです。
この先どうなるんだ……
「えと、ちょっとみんな聞いてくれる?」
思わず場がざわついてきたところで、おもむろにマヤさんが立ち上がり
ました。
「ごほん、ここ最近の現象の原因についてはまだわからないし、これから
なにが起きるのかも予想できないのが今の現状ね」
ふむふむ…
「事故とか起きるかもしれないし、もっと大変なことだって起きる可能性もあるわけ」
「そうだねぇ。なぁ母さん」
「でそんな中で、無傷のMSとそれを操縦できそうなハロを持ってるのって、
たぶんここん家だけだと思うんだ。それを知ってるのもね」
そう、ですね。うん。
「だからさ、表のザクやハロを調べるのはあたし達の使命じゃないかって思うのよ」
使命……ザク研の使命……
「そう、かもしれないっすね。使命かどうかはわからねーけど、面白そうなのは
間違いねーっすよ」
「ウチの部、ヒロ以外みんなガンオタだからな。ある意味精鋭のチームかもな」
ニシノくんやユウゾウさん、乗り気です。
でも、僕もその通りかもって思えてきました。
「チーム!チーム!」
ハロも飛び跳ねてます。意味わかってんのかな。
「よーするに来るかもしんない災難に備えてさ、がんばろうってことよ」
「すばらしい!」
っていいところで父さん、なに叫んでんの!
「いやいや、感動しちゃったよ。陰ながら応援させてもらうからね」
「あらそうですか? ありがとうございます〜」
「さっそくといっちゃなんだが、これみんなで使ってな」
そう言って父さんが出したのは……
ん? 近所の銭湯のタダ券かよ!
「どうも、ありがとうございます〜。じゃさっそく使っちゃおうかな」
マヤさんもいきなり使う気ですか……
「とういうことで、今からみんなでこの銭湯行くよ!」
ぼ、僕達もかい!
しかも僕、さっき風呂入ってますよ?
「今からっすか!? 俺見たいTVあんのに」
「あの、色々やりたいことが……作りかけのガンプラが……」
「マヤさん、僕風呂入ったんで……」
「銭湯なんて生まれて初めて……」
「みんなOKそうね。じゃ出発〜」
どうやら、行かなきゃだめそうです。
ここのスレ見てる奴なんているのか?
かわいそうだから書き込んでやりますた。
見てるよ
やっべえ!
家の周り掘ったらカプールとか戦艦も出てきそうな勢いだよ
帰り道、反対車線をガンタンクが通り過ぎってた。
家の敷地内にある畑からザクマシンガンが出てきた。
でも、この分だと地下にもっと凄いもんが埋まってるよ。絶対。
隣の小さな家に住む者としては、
あの機械がいつどくのか気になってしょうがないわけだが。
突風が吹いてきて、いきなり倒れてきたらどうしよう、とかな。
そんなわけで、私はちゃんと動静を見守っているぞ。
>>68 ウチの周り掘ったらガンダムハンマーだけ出てきますたが…
「隣の小さな家に住む者としては、 あの機械がいつどくのか気になって
しょうがないわけだが」
「やっべえ! 家の周り掘ったらカプールとか戦艦も出てきそうな勢いだよ 」
「帰り道、反対車線をガンタンクが通り過ぎってた」
マヤさん達女性陣と別れ男湯に入ってみると、こんな会話が聞こえて
きました。
他にもザクマシンガンとかガンダムハンマー出たとか言ってる人いるけど、
こっちはガセネタでしょう。
偶然にも隣の家の人がいたのは驚きでしたが、ガンタンク目撃は初耳です。
驚きです。これが本当ならついに連邦のMSも出ていたんですね……
「ヒロ、シャンプー持ってないか?」
と、ユウゾウさんから声がかかりました。シャンプーくらい持ってきて
下さいよ。
「あの、僕家で全部洗ってきたんで持って無いですよ」
「本当に? しょうがないな……イズミ!」
イズミとは、マヤさんの名字です。コイズミだったらあのキャラと同性同盟なのに。
「なーにー?」
「シャンプー取ってくれ!」
「おっけー!」
ちょっとちょっと、それはダメでしょう!なにやってんの!?」
>>69 それって俺も見たぞ。
自衛隊の演習場方面から、装甲車かなんかに引かれてったな。
「ぃよっ!」
すると掛け声とほぼ同時に、シャンプーのボトル(小さい)が仕切りの壁
を越え、落ちてきたではありませんか.
それをパシッといい音させて、ユウゾウさんナイスキャッチ。
「ゆ、ユウゾウ先輩、危ないですよそれは」
隣に座っていたフルミくん、さすがに焦ったようです。
「ああ、俺も半分冗談で言ったんだけど、まさか本当にやるとは…」
そうなんですか? ウチの部長は本当に……
「とりあえず用は済んだから、もう返すわ!」
「あっ、いいよいいよ! もうシャンプー終わったし、今体洗ってるから」
はぁぁ〜……
今日は色々なことがあって、気疲れしましたよ。
まさかハロが出てくるとはね。これからの彼の活躍によっては、謎が
いくつか解けるかもわかりません。
それにさっき小耳に挟んだ、ガンタンク出現の知らせ……
ま、明日からがんばりましょう……
「…今ね、マユちゃんと体の洗いっこしてんだけど」
「ちっちょっとマヤさん、そんな挑発しないで下さいよ! なんか気まずく
なるじゃないっすか!」
「え〜だって本当だもん、ねぇ」
「事実と言えば、事実ですけど」
大丈夫でしょうか、この人達で……
やべえ
良スレ
銭湯から出た僕達は、とりあえず近くのコンビニに向かうことに
しました。
さっきの銭湯にはちゃんと牛乳とか売っているんですけど、みんな
あんまり好きじゃないみたいで……僕は結構好きなんですけど…
「いらっしゃいませ〜」
店に入り若い店員にやる気のない声で迎えられ、僕らはバラバラになりました。
僕はとりあえず飲み物(お茶)買って、さっさとレジに行くことに。
「マヤさん、今週のガンダムエー○出てますよ!」
ニシノくんが嬉しそうにマヤさんを呼んでいます。
ほほう、ガンダムファンにはお馴染みの雑誌の発売日だったようですね。
「あ、そうだっけ?」
と、オジサンが好きそうなつまみをフルミくんに持たせたマヤさんが登場。
酒飲む気なのか、この人?
「今週はどうやら、豪華付録付きですね」
いつの間にか、マユズミさんも雑誌を覗きこんでます。
「おう、そうらしい……あれ?」
「どうしたの?」
「ちょっ、これ見てくださいよ、これ!」
何かに気付いたニシノくん、みんなに慌てて表紙を見せました。
何かあったの?
「なになに…… ! ヒロ、ちょっと来て!」
「あ、はい!」
なんだなんだ? どうしたんですか?
78 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/30 17:58 ID:XJRFhPT8
たまにこういう良スレが出来るから
シャア板見るのやめられない。
で、age。
オレは正直もう秋田。
(⌒\ ノノノノ
\ヽ( ゚∋゚)
(m \\
ノ ||
( /m
ミヘ丿 ∩| ∧ ∧
(ヽ_ノゝ (×д×) <−
>>79 丿 ,;⌒⌒i.
ノノノノ⌒ヽ∴( ;;;;;) _______
(゚∈゚ ),∴.'ミ) ,,:;;;) | .|
/⌒\/(・,‘∴) ヽ| |/ |;,ノ | したらばの森 .|
( ミ ∨ | / .,i |_______|
ノ / | | ,,i; ,, . ,;⌒‖
( \/ヽ ,,,丶, | |,,,;. ;i, ‖ヽ
\ ) ) .. ,, ´ヽ (, ‖丿.,,,
/// ,, ,, .. ´ヽ. ‖,,, ..,
`ヾ ヽミ ,, .、 ヽ .. ヽ丶,.ヽ. ‖、,,
81 :
79:03/04/30 18:46 ID:???
ごめんなさい
口は悪いがたまにいいこと言う
>>79と素直に謝る
>>80萌え
あと
>>1さん、楽しみながら拝謁さしてもらってまつ。頑張ってくだちい!
自分コンビニの店員やってるんですけど
さっき中学生ぐらいの子供が数人やってきて
みんなでガンダム○ースを読んでるんですよ
そういや最近この辺でMSが発掘されているとか言ってたなと
昔この地方に宇宙が降って来たという伝説を祖母から
聞いたことがあったな
まあオレには関係ないけど、、、立ち読みは止めてほしいな
「ここんとこ、よく見てみろ」
えーとなになに……
「巻頭特集 MS出現事件の謎を追え!」……あ〜やっぱり、
取り上げるんじゃないかと予感がしていました。
「やっぱ取り上げてますねぇ……」
「じゃなくて、ここ、ここ」
そう言って相変わらず驚いた様子のニシノくんが、3ページ目の写真を
見せました。
えーと…「ついに無傷のザク発見か?」 へぇ、無傷の機体も出たんだ?
それにしてもキレイってこれ僕んちじゃん!! つーかこのちっこいのじいちゃんかよ!
「これ、これ、僕んちだよ! バレちゃってるじゃん!」
「そうなんだよ、俺もびっくりしてさぁ」
「……あれ、 バレたと決めるのはまだ早いかもですよ」
混乱する僕らをよそに、フルミくんが何か発見したようです。
「あの、よく記事読んでみると、末尾に『我々はこれからもこの疑惑を
追いかけていくぞ!期待してくれ!』ってありますよ」
「じゃあ疑惑って言うからには、まだ完全にバレてはいないってことかな?」
「部長、声が大きいです…おそらくそうだと思います」
そ、そうですよね? 疑惑ですもんね。
ちょっとほっとしましたが、いつの間にこんな写真取られたんだろう…
ちょっと店員さんの視線がいたいので、外に出て解散することになりました。
「じゃみんな、明日できるだけザクに関する資料持ってきてね。たぶん持検(持ち物検査)
ないと思うけど、気をつけて」
「はい」
「ヒロはできるだけハロの調査ね。明日は部室でミーティングするから、あんたん家
行かないから」
「あ、はい」
あら、ウチには来ないんだ?座らせるんじゃなかったっけ?
「じゃ今日はお疲れさま。風邪引かないようにね〜」
「お疲れ様でした〜」
家への帰り道を歩きつつ、僕はさっきのことを思い返していました。
まさかもう記事になっているとはね。しかもウチの写真が全国誌に載って
ましたし。
これから、もしかしたらすでに、ウチの周りにカメラマンでも張り込んでいるかも
いる可能性があるかもしれない。
全国のガンダムヲタ…マニアやガンダムA編集部(の担当の人)、マスコミ……
まさか写真だけでばれるとは思わないですけど、できるだけ彼らをシャットアウト
しないとね…監視カメラでも付けようかな?
とりあえず、今日は帰ったらハロと遊びましょう。
我が家に1/12ザクが届いた時・・・・
ダッチワイフ?とかいわれて悲しかった。
88 :
1 ◆jpx3TIr/zA :03/04/30 22:27 ID:2UQsChYG
「う〜ん、う〜ん…」
胸が苦しい……息ができない……
なんなんだこれ……金縛りか祟りか……怖くなってきたよ……
む〜〜〜、よし、勇気を出して……
「ほあぁっ!!」
気合一発、目を開きました! そして、視界に飛び込んできたのは…
「オイ! オキロ! オキロ!」
……ハロじゃん。
「お兄ちゃん起きた? ハロに頼んで起こしてもらったんだけど」
「余計なことするなよ!」
まったく……本気で怖かったよ。
今日は学校に着いてみると、休みの人が目立ちます。
「おはよ。ちょっといい?」
「ああ、おはよう」
教科書類を机にしまいこんだ所で、隣の席のミクリヤさんが声をかけてきました。
かわいいのでちょっと有名な子です。性格少しキツイけど。
「あんたの家におっきなロボットがあるでしょ?」
「……うん、ロボットじゃなくて、じいちゃんが作った偽者だけど」
な、なに? いきなり鋭い質問をしてきましたよ?
「あれ偽者なの? 本物じゃないの?」
「ま、まあね」
「ふ〜ん……じゃあいいや」
なん、なんだったの? ちょっと嫌な予感が残ります。
正直、このスレシャア板で初めてお気に入りに入れた。
最近家の周りじゃ携帯が全く通じない…
ミノ粉か?
93 :
1 ◆jpx3TIr/zA :03/04/30 23:06 ID:2UQsChYG
今日は来月に迫った対抗戦(隣町の高校との)の話し合いのため、帰りのHRが
ちょっと伸びてしまいました。
早いとこ部室に行かなければ。
「おはよーござ……」
部室に入った瞬間、僕は固まってしまいました。目の前の光景に。
「おいっす〜」
のんきに挨拶したのはニシノくん。彼の前には部費で買ったPC、後ろに部員のみんな、
さらに周囲には資料の山……
「ちょっと来てみ、事件のことネット上でも話題になってる」
ユウゾウさんに連れられて、僕もPCを覗いて見ました。
しかし、よくこんなに持ってこられたな〜……なんか辞書みたいなのもあるよ…
ガンダムの資料って、こんなにあったの?
「インターネットやってるんだ? っていつこんな環境整えたの?」
「ウチの顧問さ、ほとんど部活にはノータッチじゃん? だから勝手にやったんだよ。
部長の強い勧めで」
ああ、そういうことか。
「そうそう……おお、もう事件のスレ立ってるよ」
スレ立ってる? スレって何?
「なにげに目撃情報多いねぇ。ほとんどネタだろうだけど…ていうかここじゃ
板違いだだよね」
「『最近家の周りじゃ携帯が全く通じない… ミノ粉か?』って、ハハ、違うっつーの」
専門用語のオンパレードです。何言ってるのかよくわかりません。
「あ、ちょっと待って!」
95 :
70:03/04/30 23:14 ID:???
本当にとんでもないものが出てきた、マゼラベースと・・・変なカプセルに入ったオッサン。
いかにも「安らかに眠ってます」・・・みたいな感じだし。
今K察に届け出たんだけど、どうしよう・・・
いきなりマヤさんが叫びました。かなり大声で。
「ちょとさっきのコメントみたいんだけど……」
「え? はい」
マヤさんの言うままに、ニシノくんが画面をスクロールさせて色々
操作しています。
「あっ…とこれこれ」
そう指差す先には、
97 名前:名無しさん 投稿日:03/04/29 15:32
漏れと同じ町内にザク持ってるヤシがいる。マジネタ
98 名前:名無しさん 投稿日:03/04/29 16:50
画像きぼんぬ
99 名前:名無しさん 投稿日:03/04/29 17:00
>>97 (;´Д`)ハァハァ
画像きぼんぬ
100 :
97:03/04/30 23:27 ID:???
スマンw
……………。 ? ?
なにコレ?
「あいたたた〜」
「ここにも情報が流れてますね…お前気を付けたほうがいいわ」
気を付けろってのはわかるけど、そんなすごい内容なの?
「こりゃ座らせるどころか、カバーとかもかけないといかんなぁ〜」
……まぁよくわからないけど、カバーかけるってのは必要かもしれない
ですね。
「その辺も含めて、そろそろミーティング始めるよ」
ここでマヤさんの一言で、ようやくミーティングが開始されることに。
机の上の余計なものをどかし、例の資料の山がドサッと置かれました。
「さ、て、と……じゃあ今からヒロん家のJ型ザクのプロフィールついて、
簡単に説明してもらおうかな」
うんうん。
「言っとくけど、今からいう事はほとんどヒロのためだからね。うちらは
だいたい知ってることだから」
「は、はい…」
さすがガンダム好きのみんなです。
「じゃマユっちよろしく」
「……はい」
その呼び方が気に入らないらしいマユズミさんが、ノートを手に
立ち上がりました。
「では簡単に。アサカワ家のザクこと、ジオン公国軍陸戦用量産型モビルスーツ
MS-06J、通称J型ザクは、地球連邦軍に対し国力等で劣るジオン公国軍が
将来地上必須となるであろう地上戦闘用MSの必要性に対し、主力汎用MS
であるMS-06C、つまり後のF型に必要最低限の改良を加えて開発されたものであり……」
う〜ん……なんか本格的…というかリアルな設定だな〜。
「…その汎用性、武器のバリエーションに関しては一年戦争を通じて他に類を見ない程の
優秀性を誇る名機と言われています。以上」
やっと…って言っちゃ失礼ですね。終わったようです。
「とにかくまぁザクってのは優秀な機体なわけだ。デザインもいいしな」
「で問題となるのが、コイツのコクピットに乗り込む方法なわけよ」
なるほどね〜。
ユウゾウさんとニシノくんも、詳しいようですな。
「さらにその問題の要になるのが、あの、あのハロなんです」
ハロが……? フルミくんどういうこと?
「ハロが、なにか問題になるの?」
「つまりつまり、あのハロがもしかしたらハッチを開けてくれるかもしれないんです!」
ハロが……ハッチ…ハッチってコクピットのふたか。
それを……開ける!?
「ふたを開けられるんですか!?」
「ふた?…ええと、そう、そうです」
97 名前:名無しさん 投稿日:03/04/29 15:32
漏れと同じ町内にザク持ってるヤシがいる。マジネタ
これ書き込んだの
>>71だな。
うちのハロにそんな能力があるとはね〜〜知らなかった。
「それも手段の一つだな。まぁ唯一の手かもしんねぇけどさ」
「あとはネットで情報を集めるとか、聞いてみるとかなんだけど、
今日はハロを使った作戦の打ち合わせをしようと思うのよ」
「作戦か。うん。なんだか本格的でいい感じだな」
ハロを使った作戦……か。どうするんだろ。
「でヒロが来る前に、全員でハロに関する資料を漁ったんだけど、
それに関しては……」
「はい。率直に言ってしまうと、未だあのハロの正体は不明のままです。
特にこれといった情報は得られませんでした」
「……」
名前を呼ばれる前に、マユズミさん話始めちゃいました。
「ただヒロさんのお父様の話を総合して、あのハロにはMS操縦機能や
開錠機能といったウッソモデルの機能を備えている可能性もあります。以上」
結構、多機能なんだハロって。
なんだかケイタイみたいですね。
「そういうことで作戦を説明すると…ニシノ」
「うっす。えっと、まずハロに頼んでハッチ開いてもらってコクピット乗って、ザク動かして
座らせる、と、こんな感じです」
こうやって聞くと簡単そうなんですけどね。実際は違うよなぁ……
移転しますた
今計算してみたが、このペースだと途中で力尽きてしまう。
>>1は頑張りすぎだ。
>>106 そうなったらそれはそれで仕方がないと思うが。
108 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/01 13:31 ID:LC1dpkuJ
ageとこう
このスレだけjaneで開けんのはなんでだろう・・・
シャア板のほかのスレは見れるんだけどなぁ・・・
あ、すまん読めたわ。
1時間前は何やってもダメだったんだが、よくわからんわい。
111 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/01 18:57 ID:109XD4t9
まだだ!まだ埋もれさせるわけにはいかないんだ!!
>>1 も う だ め ぽ
「その詳細は、フルミよろしく」
「はいぃ、い"でっ」
机に足をぶつけながら、フルミくんが立ち上がりました。
それにしてもマヤさん、わざわざ部員一人一人に説明させてる……
自分で説明すればいいのに。
「では補足を……えーまず作戦遂行の時間帯は夜中、当然ヒロくんの
ご家族にはご協力を仰ぎます」
父さん、張り切りそうだな〜
「では具体的な内容ですが、作戦は全部で3段階に分かれます。まず
第1段階として、パイロットとなるハロとアシストの人間をコクピットの部分、
つまり脚部の付け根のちょっと上あたりに上げることになります」
だいたいザクのおなかあたりですよね? 高そ〜〜〜
「あーやべ、俺高所恐怖症だったんだよ!」
かねてよりパイロット希望だったニシノくん、悔しそうに頭を抱えて…
かわいそうに。
「…第2段階でザク起動及び座る動作、この時近所に気付かれないよう
工作する必要があると思います。そして第3段階でハロとパイロットを降ろし、
何事もなかったようにその日は帰宅…なんですけど…」
なんですけど? どこか問題あるのかな?
「作戦の流れ考えてて気付いたんだけどさ、あれだけ大きいザクが一晩で
体勢変えたらそりゃおかしいんだよね〜……はは…」
苦笑いのマヤさん…確かにそうです。
「そっか、そうですよね〜〜……」
なんで今まで気付かなかったんだろ……
例え作戦が上手くいってザクが座ったとしても、一晩で姿変ってたら
そりゃ誰が見ても動いたと思っちゃいますよね。
ただでさえ怪しんでる人多いのに…
「だから、まずどうやったら怪しまれずにできるかを考えんとな」
おぉ、ようやくユウゾウさん口開いた。
「う〜〜ん……」
そう言って、みんな考え込んじゃいました。
でもホント、まいりましたね。
あれを実物大模型ってことで警察が手を引いたこと事態運がいいのに、
動かすとなるとね……ていうか模型は普通動かさないものだし。
それをあのサイズでやるとなると、もう、工事ですな、工事。
プラモ作りならお店で道具買って、部屋でパチパチはい終了。
でも現実派本物のMS乗って、ウィーンとかガシャーんとか言って土煙
上げながらの大騒動。
ホント、どっかの工事現場だよ……はぁ。
いっそのことよく工事現場にある防音のシート張って、解体工事でもしますか?解体工事。
………………………
工事? ……そうか! 工事だよ!
厨房のころ読んでたライトノベルみたいな話だな
挿し絵がホスィとか思ってみたり
「はい! ちょっと思いついたんですけど!」
次の瞬間、僕は自然と手を上げていました。
「ん? ああ、じゃあちょい言ってみてよ」
「いいですか? あのですね、あのザクはとりあえずじいちゃんの手作り
実物大模型ってことになってるじゃないですか」
「おー、そういやそうだな」
「だから、その姿勢というかポーズを変える工事をするってことにすればいいんですよ!」
「工事…どういうこと?」
いいぞいいぞ、みんな食いついてる!
って別にそれはいいんだった。
「要するに僕んちを工事現場にすれば、どんな騒音がしてもおかしくないんですよ!
ザクの姿勢が変っても、多少土煙上がっても、何があっても見えない聞こえない、気にならない!」
「そうか……確かにその方法なら、無理なく自然に目的は達成されますね。
その工事を担当する建設会社等の問題はありますが、かなり現実的です」
マユズミさんも賛成してくれそうだ! 心強いですね。
「おお〜、お前よく思いついたな!」
「先輩、最高です、最高です」
「いやいやいや、お前やるねぇ〜」
「ホント、そりゃそうだわ! 偉い!」
マユズミさんの言う通りまだ問題はありますが、なんだかいい感じです。
「でその工事はどこの誰がやることにするの?」
「え?」
「嘘でも実際に工事現場作らなきゃまずいじゃん? どこの会社に頼むの?
そこには事情を話しておかなきゃならないし、慎重に選ばないと」
う〜〜〜ん。
マヤさん痛い所を……
「あの、そこまでは考えてなかったんですけど……」
「やっぱり。まぁアイディア出してくれただけでもいいか」
すいません……
「てなわけで、またみんなで考えて……」
ガラッ!
うわっ! あっ?
「失礼します」
誰か入ってきたのか…ん?
「科学部の部室って、ここでいいんですか」
あれ、彼女は確かウチのクラスのミクリヤさん…
「ああ、そうですけど?」
「ちょっと相談したいことがあって」
相談? なんだろ?
「あの、マンガの、ガンダムっていうのに関しては科学部の人が一番だって
聞いたんですけど」
ガンダム……? なに? 一体何の相談!?
誰か挿絵きぼんぬ 女性キャラのだけでもいい
119 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/01 20:45 ID:5H1vgQxJ
やっと全文読めた・・・やっぱ良スレです。
>>1さんがんがれ、無理しない程度に。
俺の向いの家から最近夜な夜な
「ガンダムぅ〜!白い悪魔はどこだぁ〜!!」と大声が聞こえます。
そういえば向かいの家の塀を越えてドリルの先端みたいなものが・・・・
ウチの庭からは、かなり変な赤いバイクが出て来ただけだ。
何でウチだけバイクなんだろう。
「まぁ、とりあえずどぞどぞ座ってください。ヒロ、椅子」
「あ、ハイ」
今朝もミクリヤさん、変なこと聞いてきたよな。
「えっと、あたしがここの部長やってるマヤって言います」
「私は1年3組のミクリヤです」
(おい、お前と同じクラスじゃん)
(うん、まあね)
ニシノくん、女の子には敏感です。
(かわいいですね、ヒロ先輩)
(まあ、可愛い方かな)
「で、あたし達に相談ってどんな?」
「……最近のロボットが出てくる事件のことなんですけど」
MS出現事件ですね。
「実はつい昨日、……うちの中庭からも変なものが出て来たんです」
「変なもの?」
「はい、なんというか……大きなオノが」
「………!」
…オノ?
そんなMS……じゃない、武器あったっけ?
「それで、どうしました!? そのヒート…オノを!?」
「見つかったのが昨日今日なので、まだそのままです。もしかしたら
爆発でもしないかと思って、今日相談に来たんですけど」
そうだったのか……
「わかりました。単刀直入に言って、それは爆発はしませんよ」
「あ、そうなんですか」
「そのオノはヒートホークって奴で、特にいじらなければ安全だと思います」
「いじらなければって、どういうことですか」
あ、そこ僕も気になる。
「そのオノの特徴として、ちょうど刃の部分が熱くなる仕掛けがあんだよ。
それこそ鉄でも焼ききるくらいに」
ニシノくんが横から割り込んできました。
ミクリヤさん、ちょっと眉間にしわが……
「鉄でも…あっ、ちょっとやばいかもしんない!」
「ど、どうしたの?」
「今朝お父さんが、ウチの若い奴に重機でアレをどかせるって……」
「マジで!?」
ウチの若い奴、重機……お父さん、何やってる人?
「あ〜、ちょっとやめた方がいいかもしれんな。今からでも止めた方がいいぞ」
ユウゾウさんも、思わず立ち上がってきましたよ。
「そうだね……じゃちょっとミクリヤさん、今からお宅行っていいかな?」
「えっ? あ、はい…」
え? 今から行くんですか?
浮上してみる
がんばれ
あ、家の近所でも同じの出てきたみたい。
あれ?なんか手にドリルが…
漏れの家の近くの川にはグラブロが浮上して着ましたがどうしましょう(´Д`;)
俺なんかアガーイ見たよ逃げられたけど
うちのはなんかでかくて足の無いのが出てきたんだけど・・・
ひょっとして変種?
アプロダとかってあるんだろうか。
学校を出てみると、もう日が傾いていました。
夕陽に照らされて、町も僕らもはキレイな茜色に染められています…
「ちょっと何してんの? もっとスピード出してよ」
「これ以上だしたら危ないでしょ!? ここ大通りだよ!?」
「いい訳しないでスピード出して」
……などと浸ってる場合じゃありません。
ここは夕食の買い物に来た人達で溢れる、大手スーパー近くの
大通り。
なぜか僕はミクリヤさんを後ろに乗せ、他のみんなの先頭をきって
激走中。
当然そんなにスピードは出せませんよ。
「ミクリヤちゃん家って、まだなの!?」
後ろからニシノさんの声が聞こえます。
ホントだよ。まだ?
「ん? ああそこの角曲がって! そしたらすぐ屋敷が見えるから」
屋敷? やっぱ金持ちなんだ…あれ?
そう思っていたら、前方にそれらしきものが…
「……ふわ〜〜…」
角を曲がると、すぐに屋敷に着きました。
すぐ着いたのはいいんですが、立派な門の前で立ちすくんじゃいましたよ。
なんかオーラがすごくて。
「あのもう着いたんで、入って下さい。中からの方が近いので」
「え? ああはい」
ちょっと気が引ける位立派なので、マヤさん先頭で入ることに。
ギギ〜って音がして開いてます……
とうわうわうわ、小石がキレイに敷き詰められた庭ですよ。すごいな。
「ただいま。どうぞ、靴は持って上がって下さい」
「お、おじゃまします〜」
さっそく大きな玄関に入ると、ミクリヤさんずんずん歩いて行っちゃいました。
慌てて僕らも靴を持って、後を追います。
「…あっ!」
とミクリヤさん立ち止まりました。そして窓越しに広い中庭を覗いてます。
「やば、もう始めてる!」
「うっそ… ホントだ!!」
確かにショベルカーらしきものが、ヒートホークの周りを掘っています。
間に合うか!?
「ちょっと待って!」
「その作業ストップ!」
「危ないっすよそれ! 火傷しますよ!」
僕らは夢中で叫びました。
ニシノくんだけ言ってることおかしいけど。
「……?」
すると運良く、ショベルカーに乗った若い人が気付いたようです。
「どうしたんすかお嬢さん? そんなに慌てて」
金髪の怖そうな人が、窓から身を乗り出してきました。
お嬢さんって呼ばれてるんだ……
「そのオノみたいな奴、下手にいじると危ないらしいから作業やめて」
「そうなんすか? でも社長からどかせって言われてるんすけど」
「お父さんにはあたしが言うから、とりあえずやめて」
「あ、はい…」
(…あんたの同級生、すごいね)
(そうですね……)
(気が強い子好きなんだけど……今回は手を引くわ)
「さて……とりあえず止めさせましたけど、これからどうすればいいんですか」
そう言って振り向いたミクリヤさんのツインテールの髪が、風になびいています。
この人には下手に逆らわないようにしよう…
ミクリヤさん=ぁゃゃボンバーと考えてよろしいでつか?
揚げ玉盆場ぁー!!
今日、バイトを終えて家に帰ったら、何故か台所にキースがいた。
キースは、パン生地を伸ばしながら俺に
「やあ、おかえり」と微笑みかけた。
俺は、なぜ俺の家の台所にキースがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」
とぎこちなく微笑みかえした。
その後、キースが焼いたパンを食べた。
うまかった。
が
>>137の部屋は大仏技術者にパン工房に改造済み
「これから……えーと、ちょっと待っててくれる?」
そう言ってマヤさん、僕らを両手で後ろにやって…どうしたんですか?
「あの、マヤさん…」
「あのさぁ……これから、ど、どうしよう?」
どうしようって、そういや具体的なことは考えてなかった!
「そうだよな。とりあえず飛び出してきたけど…具体的な策は何も考えて
こなかったな」
「どど、どうします? 逃げますか?」
フルミくん、それはダメでしょう…
「とりあえずヒートホークはそれほど危険なものでもないですし、それこそ
警察に任せるか……それかまた埋めてしまうか」
こんな時でもマユズミさんは冷静です。
埋める…でもそれも一つの手段ですよね。
「つか、そんなとこだろうな」
「とにかく自分達だけで処理しようとしないことが寛容だと、そう彼女に伝えては
いかがでしょうか?」
「ふむ、マユっちの言う通りだね…ミクリヤさ…」
「あっ!」
マヤさんが呼びかけようとしたら、またミクリヤさんが何かに気付いたようです。
「お父さん、おかえり」
近所の溜池にアガーイがいる。
絶対にいる。
「ふぅー………」
場所は変ってとある大広間。
ししおどしの音が響く中、正座する僕達の目の前の男性が静かに
タバコの煙を吐きました。
「でこの人達に相談して、お世話になったわけ」
「そうか……どうやら娘ともども、色々世話んなったそうで…」
そうです。
この人ミクリヤさんのお父さんです。某釣り好き俳優にそっくりな風貌、
ドスの利いた声、高そうな着物…でもその道の人じゃありません。
「そっ、そんなことないです、はい」
ホントにそんなことないです。僕達なんにもしてないんです…
「いや、こりゃ何かお礼の一つでもしねぇとな。ふーむ…」
お礼の一つより、僕らをここから解放して……
「あの、お言葉に甘えて一つお願いしてもよろしいでしょうか」
! マ、マユズミさん何を言い出すんですか!?
(マユっち、何言っちゃってんの!?)
(いい機会ですから、あのことをお願いしてみます)
「ほう…どうぞ」
「実は、彼の家にも正体不明のロボットが出現したんです」
ポン。軽く僕の肩を叩いて…えぇっ!?
「それに関して、お力をお借りしたいと思いまして」
マ、マユズミさ〜ん!
蒸し返すようで悪いんだが
大 河 原 邦 彦 っ て だ れ?
ちょっとあなた隣の田中さん家の畑の案山子大き過ぎない?
あ、あぁそうだな・・・。
明日言っておいてね。影が大きくて洗濯物が乾かせないのよ。
あ、あぁ・・・(お前は俺にヴォドムに立ち向かえと言うのか?)
すでにマユズミさんにハァハァだという事実
君は!!
「…ふぅむ。じゃ、工事の体裁だけでも整えりゃいいわけかい」
「ええ」
言っちゃった……マユズミさんすごい度胸…
「だったら、今日にでも取り掛かってやるよ」
「!!」
「そうですか。ありがとうございます」
すごい、オッケー出ちゃった!
「要するに足場組んでシート張ればいいんだから、大したことないですよ。ねぇ」
「まぁな。おい!」
いきなりこの人叫びました。何!?
「はい!」
威勢のいい返事と共に、先程の金髪の人が戻ってきました。
「今からその右端に座ってる坊主ん家行って、足場だけ組んで来い」
「足場だけ…ですか?」
「あぁ。庭のデッカイ人形みたいなのを囲むように、体裁だけ整えりゃいい」
「はい、じゃさっそく行きましょうか」
さ、さっそくって、ホントに今から行くんですか?
「ヒロさん、そういうことだから」
そういうことだからってマユズミさん…
とりあえず僕らは言われるがままに、僕の家に行くことになりました。
「あぁ、ちょっとヒロ」
「な、何ミクリヤさん?」
「忘れないうちにお礼言っとく。ありがと」
「あああ、どういたしまして…」
以外な一言です。かわいい所もあるかも?
その後、ミクリヤさん(のお父さんの協力)によりウチのザクの周りに
足場が組まれました。
まぁさすがに全体を隠すには至りませんが、それでも十分でしょう。
しかもザクが座っても平気なように、ある程度スペースに余裕をもって
くれたようだし。なかなかいい仕事してもらいましたよ。大工さん達。
とにかくこれで問題が一つ解決しましたね。あとはハロ次第か…
「なんにしてもさ、お兄ちゃんよかったじゃない? ずいぶん目立たなくなったし」
「そうね〜。お隣さんから色々言われなくなったし、助かったわ」
「あとは座らせるのが上手くいけば、一段落するんだけどね」
作業が完全に終わった3日後の夕食時も、ザクの話題が上がりました。
ザク研としても、とりあえず後のことは作業が終わってからということで
この3日はお休みしていたのです。
それにしてもミクリヤさんのお父さん、建設会社の社長だったとは。
しかも後からわかったことですが、彼はうちの父さんの中学、高校の後輩だって
いうじゃないですか!
昨日なんかお土産持ってウチに来てましたよ! しかもすごい低姿勢!
世の中、どこでどう繋がっているかわからないものですな……
浮上
「ごちそうさま〜」
夕食が済み、僕はとりあえず2階へと向かいました。
宿題がたまってますからね…
「あぁヒロ、ちょっと待って」
「なに〜?」
「悪いけどお使い行ってきてくれない? TVのリモコンの電池がさ、
なくなっちゃったのよ」
タイミングの悪いことに、階段上がってから母さんに呼ばれました。
ったくもう…
「…はいよ」
「お兄ちゃん、どうせコンビニ行くんでしょ? だったらあたしも行く」
お前も来るの? まあいいけどさ。
なんともめんどくさいですが…行ってきます。
オナスレか?
オナスレ立ててんじゃねぇよ
(・∀・)乙
>>1 俺は楽しみにしてるのでがんがって書いてくれ!
自転車でウチを出て3分ほど…
僕は妹を後ろに乗せ、表通りにある大手のコンビニに行きました。
最近は先生が夜に街をパトロールしているらしいので、さっさと用を
済ませたいです。
「いらっしゃいませ〜」
僕らを迎えたのは、またあのやる気のない店員さんです。
この人立ち読みとかしてると、露骨に嫌な顔するんですよね〜……
インターネットの掲示板とかに文句言ってたりして。
トントン。
ん? 誰かが肩をたたいて…
「何してるの」
ミ、ミクリヤさん!?
「あ、あのちょっと電池買いに来たんだけど」
「ふ〜ん…さっき一緒にいた女の子は?」
「妹だよ」
「ふ〜ん……」
ミクリヤたんハァハァ…
妹を自転車の後ろに乗せて!?
バイクの後ろじゃないんですか?
みくりやさんでブリッジしてるところを妹に見られる展開キボンヌ
ミクリヤさんは雑誌を色々手にしながら、こっちを見ずに質問をしてきました。
「何、読んでるの」
「ふぇ? いや、マンガなんだけど」
「好きなの」
「まぁ、ね」
「あたしマンガとか読まないから、夢中になる人理解できないんだけど」
相変わらずきついね〜
「ミクリヤさんはさ、何か買いに来たの?」
「…なんでそんなこと聞くの?」
「え? いや、まだ制服だからさ、どうしたのかなって思って…」
そう、彼女まだ制服着てます。スカート短いな…
「……」
答えてくれないんですか。
彼女は黙ったまま、ファッション雑誌を手に取りました。
「あのさ」
そして雑誌を読みつつ、また質問。
「えっ? な、何?」
「ヒロ、もうちょっとマシなカッコした方がいいよ。ダサいし」
……そんなにダサいかな…僕。
「そ、そうね…」
「うん。そうだよ」
すいませんねダサくて…ってあれ? 今こっち向いた…しかも笑顔……?
…なんかよくわかりませんが、貴重なものを見れたようです。
158 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/05 21:48 ID:M/FBOALV
hkhj
再開おめ
漏れん家のドム、持っていかれた…
162 :
155:03/05/06 11:46 ID:???
俺んちの家の裏の土手からもハロが出てきたよ!
でも妙にデカイんだよなぁ…手もあるし一つ目で
おまけにちょんまげみたいな大砲(?)まである
俺ガンダム見たのVからなんだけど、昔のハロってこんなだったの?
「あの、僕ちょっと会計済ませてくるね」
「で?」
「え?」
「そんな事あたしに言ってどうすんの? いちいちあたしに言う必要ないじゃん」
「ごめん…」
「しかも謝ってるし。ワケわかんない」
………
…ちょっと空気が悪くなったきたので、さっさと電池買ってこよ…
「じゃあ…」
「じゃ。明日、宿題忘れないようにしなよ。バイバイ」
「バ、バイバイ」
キツイこと言ったわりに、別れ際はずいぶん優しいです。表情も…
とにかく僕は単三四本を買い、さっさと会計も済ませました。あとは妹
なんだけど……
あれ?誰かと話してるよ。友達かな。
「…でさ、何買いに来たの?
「ん? まあ買いに来たっていうか、お兄ちゃんについてだけだよ」
「そうなんだ……」
おお、なかなかカッコいい男の子と話してる!
もしかして彼氏とか……だったらかなり兄として先越されたみたいで悔しいんだけど。
妹の彼氏登場あげ
「あ、お兄ちゃん買った?」
「ああ、買ったよ」
「紹介するね。あの人がお兄ちゃん」
「あ、ども…」
近くで見るとやっぱカッコいいです。モテそうだなぁ…
「で、この人同じクラスのヤマキくん」
「兄です。こんばんわ」
うーん……変な空気……
彼、なんか変に意識してる? 緊張してるのかな。
「じゃあヨシくん、もう行くね。じゃ」
「おお、またね」
彼が後ろの飲み物のコーナーに去り、僕らはもう帰ることに。
妹を乗せて後ろに乗せ自転車をこぎ始めると、
「…さっきお兄ちゃんさ、かわいい女の人と話してたじゃん。付き合ってんの?」
さっそくミクリヤさんのことにくいついてきましたよ。
「ただの同級生だよ。お前こそさっきの彼とはどうなんだよ? ヨシくんとか呼んでたしさ、
すごいかっこいいじゃん」
「まあよくあたし達噂になるけど、あんまりかっこいい人好きじゃないんだよね。だから普通の友達。
向こうはどう思ってるか知らないけどさ」
そうなの? 我が妹ながら変った趣味……
170 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/06 22:25 ID:m3q65czz
人気の無い住宅街を飛ばしつつ、僕らはウチに向かいました。
「ホントだよ! あたし学校では真面目な学級委員長だもん」
「うそだ〜」
「だって靴下ちゃんと短いし、成績ある程度キープしてるし、髪型とか結構
気使ってるし…」
髪型に気を使ってるって言うのはそうかもしれないです。なんか「お嬢様」って感じの
髪型で、毎朝時間かけてセットしてますからね。こういうマンガのキャラクターとかいそう……
でも、結局妹もマヤさんと同じですよ。しゃべらなきゃいいのにってタイプ。
とこんなこと言い合ってる間にウチが、ていうかザクが見えてきました。
「かわいい妹が言ってるんだからさ、ちゃんと信じなよ」
「お前さ、そんなこと自分で言うなよ…」
「いいじゃん別に〜」
「はいはい」
「ったくムカつく…… ! お兄ちゃんストップ!!」
とと、強引に止められちゃいました。どうした!?
「なんだよお前、いきなり…」
「しっ! ……庭に誰かいるよ……」
「! うっそ!?」
「ホントだよ。ほら、シートに人影がうっすら見えるもん……ちょっとめくってみよっか」
僕らは自転車を降り、ザクを囲むシートまで近づいてみました。怖い…
さらにそれをめくり、四つんばいになんてそっと覗いて……
……ちょっと恥ずかしい格好です。誰にも見られませんように……(特にお隣)
ハァハァ
パシャッ パシャッ
パシャッ
パシャッ
パシャッ ( )】Σ
. / /┘ パシャッ
ノ ̄ゝ
(……! 足見えたよ)
(ホントだ! 何してるんだろ?)
気付かれないように覗いてみると、確かに誰かいます……
ザクの足元で、何かを持って……この音はカメラか! 写真撮ってますよ!
(写真撮ってるね…どうするお兄ちゃん?)
(下手に注意とかしたら危ないかもしれないし、警察行ってもその間に逃げられる
かもしれないし…)
(じゃあたし、注意してくる)
(お、おいちょっと!?)
僕が考えてる間に、妹行っちゃいました! 危ないよ!
「そこで何してるんですか?」
「!」
と、妹が呼びかけた瞬間その不審者が逃げ出しました。追わなきゃ!
「まっ、まて〜〜」
「待って! 何逃げてんのよ! 待ちなよ!」
僕らも後を追ったのですが、不審者は身軽に塀を飛び越え、外に止めてあった
車に乗り込んでしまったのです。
「あいつ、車に!?」
「お兄ちゃん、自転車! 早く!」
「む、ムリだって! あきらよう…」
悔しがる妹をあざ笑うかのように、車は過ぎ去って行っちゃいました。
「おい、ど、どうしたんだ!? 何があった?」
と声を震わせて父さんが出てきました。遅いよ。
「今変態がいてさ、ロボットの写真撮ってたんだよ。逃げられちゃった」
「ふむ……まあお前達に怪我もないようだし、良かったよ。中に入りなさい。
母さんも心配してるから」
「はいよ〜」
「あらあら……不審者なんて穏やかじゃないじゃない」
中に入り、僕ら
「熱心なファンがこういうことするんじゃないかって思ってたけどなぁ……
お前達も、これから気をつけろよ」
うん、ホント気をつけないと。
「あそうだ、もうお風呂沸いたから、あんた達入っちゃいなさい」
「じゃぁ、僕…」
「ホント? あたし行ってくる」
………。
仕方が無いので、僕はTVを見つつ待つことに。妹は長風呂なので、
ちょっとやそっとじゃ出てこないのです……
と、10分ほど経った時でした。
「キャアアァァア!」
「!!」
風呂場から妹の悲鳴が! なに!? また不審者!?
177 :
155:03/05/07 19:09 ID:???
やべっ!見つかった!?
風呂場を
パシャッ パシャッ
パシャッ
パシャッ
パシャッ ( )】Σ
. / /┘ パシャッ
ノ ̄ゝ
「どうした!!」
「待ちなさいよ! あんたさっきの奴でしょ!? 」
「っておいおい、何やってんだ!?」
僕と父さんが風呂場に駆けつけてみると、妹がまさに窓から飛び出そうと
している所でした。タオル巻いていますが、ほぼ裸です。
「お、落ち着け、落ち着きなさい!」
必死に取り押さえようとするのですが、なおももがいてます。
「あいつ、あたしがお風呂入ってる所盗撮してたの! 絶対許さない」
「だからってそのカッコで出てったら、お前が不審者になるだろ!」
「タオル巻いてるからいいでしょ!」
そういう問題じゃなくて……
妹を落ち着かせるまで、結局10分くらいかかりました。
「ほんっと、何なのあいつ!? パシャッパシャッとか言ってさ」
湯上りの牛乳を飲みつつ、まだ文句言ってます。
「言ったそばから、変なのが出てきたなぁ……」
「もうさ、監視カメラとか付けた方がいいよ!? あたしお金出してもいい」
監視カメラってまた、物騒ですね。でも、あったらいいかも……
「そうだなぁ……ただでさえ物騒な世の中だし、考えてみよう」
「その方がいいよ! お兄ちゃんもさ、科学部の人に相談しなよ」
「ん〜〜、ま、聞いておくよ」
そうですねぇ、あの人達なら詳しそう……
>>177-178 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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翌日、僕はザク研のみんなに昨晩のことを話してみる事にしました。
まあ話してどうなるものではないですけど……
「おはようございまーす」
無事たまっていた宿題も提出し、多少晴れ晴れとした気分で僕は部室に
入りました。
「だから体育座りしかないって言ってんでしょ!」
「それじゃ足が不安定なんです! 正座が一番なんですよ! 正座!」
「そんなのやってみなきゃわかんないっしょ!?」
な、なんだ!? どうしたの!? マヤさんとフルミくんがもめてます…
他の3人はというと、言い合いをする2人の後ろに呆れた顔でいました。
「あの、どうしたの? 2人」
「例のザクをさ、どういう座り方させるかでもめてるんだとよ」
「フルミの奴も一歩も妥協しないんだ。変なとこにこだわり持ってるな」
へ〜、たかが座り方でねぇ?
どうでもいいと思うけどなぁ…って、大事なことかもしれないけど。
「2人とも、このまま言い合いをしていても仕方がないですし、第3者の判断に
任せたらどうでしょうか」
ようやくマユズミさんが止めに入りました。
「第3者って、誰よ?」
「ここは公平に、ネットで聞いてみたらどうでしょう」
「ネットで……?」
「はい。例のサイトの掲示板に、正座か体育座りのどちらがいいかを聞くんです。
有効な回答をしてくれるかどうか不安ですが、公平には変りありません」
「……なるほどね。わかった。それなら納得するわ」
「僕もOKです」
ようやく落ち着いたようです。
体育座りに一票
俺のMGザクがそうしろと言っている
胡坐かいて大仏のフリ汁
「え〜っと、じゃどうやって聞きます?」
さっそくニシノくんがPCを起動し、作業に取り掛かりました。
「とりあえず事件とは関係ないスレで、匿名で上手く書き込んで下さい。そして
その書き込み以降7つの回答で決定したいと思います」
「いや、7つの回答はわかるんだけどさ、上手く書き込めって言うのが困るんだけど」
うん。それはそうです。
「まぁ質問が質問だからねぇ……」
「どうします? 模型板とかで聞いてみます? そこならガンプラ作ってて、
ザクのポーズ迷ってますとか書いたら自然でしょ」
よくわからないけど、よさげな意見じゃないですか?
「ふむ、模型版か。そこなら自然だな。じゃ適当なガンプラスレ見つけてみろよ」
さぁ、僕がわからない専門用語が出てきましたよ…
「はいはい……と、結構あるな……ガンプラ改造パーツ専用スレに、ガンプラ
これを出せスレッド……」
「ニシノ先輩、ないですか? ちょうどいいの」
「え〜っと、あっ、これどうよ?『まったくの初心者の救済スレ(ガンプラ用)』」
「おお、ちょうどいいんじゃないか? イズミもこれならいいだろ」
「いいんじゃない? じゃさっそく書き込んでみてよ」
やれやれ、ようやく決まったようですね。
久しぶりあげ
しかし、初心者スレはメール欄に「0」を入れないと叩かれてしまうスレだった。
「
>>1読んで出直して来い」と。
困ったねw
「なんか、時間かかるな」
「そりゃそうですよ。しかも一つの質問に7つもレスしますかね?」
「そっか〜、なんか今問題に気付いたね」
よくわかりませんが、問題発生のようです。
「ていうか、座り方うんぬんってのは今決めなくてもいいんじゃないすかね」
「……」
「まあ、それは…そうか。じゃ話題を切り替えて、久しぶりのミーティングやろ」
マヤさん、切り替え早すぎです。
「ということで、いよいよ星2号作戦発動のわけだけど…ヒロからちょっと
言いたいことがあるんだって。ヒロ」
「はい。えっと昨日のことなんですけど、実はウチにザク目当てっぽい不審者が
表れまして……」
みんな結構驚いた顔してる…そりゃそうだよね。
「で、家族とも話した結果、監視カメラでも付けようかってことになって、
そういうのはどこに売ってるのかわからないので、皆さんに…」
「そ、それなら秋葉じゃないですかね」
え?
「うん、そういうのって、とりあえず秋葉行けばあるんじゃない?」
秋葉……? あ、秋葉原のことね!
ニシノはA級戦犯
勝手に作戦名付けてるマヤさんハァハァ
191 :
160:03/05/07 23:49 ID:???
マヤさんは俺のものだと宣言した!
1さんはこのスレと連動させようとしてんのか?
っつーわけでM字開脚をキボンヌしてみる。
193 :
155:03/05/08 00:57 ID:???
(´-`).。oO(…妹ちゃんのお風呂写真いくらで売れるだろうか…)
片膝で片手を下に付けると綺麗だぞ。
当然その手の平は上に向けるのを忘れるな。
絵的にも良いジオラマができる。
まぁ多少関節の稼動範囲を広げないといけないのが難点。
ニュースみたいに本物なら問題ないけどな(藁
196 :
192:03/05/08 08:34 ID:???
>195
なるへそ、こう来るのか
ってかM字開脚書いたの誰だよw
197 :
155:03/05/08 09:58 ID:???
ホントに連動させてるところに必死さが見えて
漏れ内の
>>1好感度upしたYO!
この間ツーリングしてたらやたらでかいバイクみたいな戦艦に後ろから思いっきり煽られたよ
「で、その不審者ってのは一体何やってたの?」
「最初はザクの写真撮ってたみたいなんですけど…」
「最初は?」
「はい、実はその後うちの妹の風呂を覗いてて、写真まで撮ってたんです…」
「うそぉ!?」
本当なんですよね。
その後妹が半裸状態で飛び出そうとしていたことは、ちょっと黙っておいて…
「そそそこまでされたら、もうカメラ設置するしかないですよ!」
「マジそうした方がいいよな。それにもしあれが本物だってバレたら、もっと
ややこしい事態になりそうだし」
「うーむ……イズミ、これはウチとしても協力するしかないんじゃないか?」
どうやら、みんなも心配してくれてますね。
「そだね〜、なら早速明後日くらいに、ちょっくら秋葉行ってきたいところなんだけど……
あたしその日はムリなんだよね。イトコがウチに来るんで」
「あ、俺もNGだな」
「ボ、僕もムリです…その日は大事な即売会があって」
「ちょっと、みんなもムリなん? 俺もコンパがあって…」
おいおい、みんな用事があるいじゃないですか。
この調子じゃマユズミさんも…
「む〜〜、マユっちはどう? いけそう?」
「はい」
ってOKかい!
「あぁ良かった! マユっちが一緒なら問題ないわ。じゃ2人でデート楽しんできてね♪」
「はい。わかりました」
「は、はい…」
マユズミさんと2人か……
確実に話が続かなそう…
このスレは完結してから全部まとめて読もうとオモフ
……完結するよね?
ヒロくん、二股はいかんよ。
ミクリヤさんかマユズミさん、どっちかはっきり汁!
てめえ俺のマユズミさんをどうしうtぱwぱt;gjwjかふぇj00!!
203 :
155:03/05/09 16:39 ID:???
|д゚)…
(゚д゚ )≡( ゚д゚)キョロキョロ
|д゚)…
>>1の下駄箱に妹ちゃんの風呂写真をおいて、と…
|ー゚)…ククククッ…反応が楽しみだ…
|彡サッ
そのうち、今世間をお騒がせしてるような人達が
「ザクを守る会」みたいなの作ったらイヤだなぁ。
そんなこんなで、明後日にマユズミさんと秋葉原まで行ってくることに。
「マジで、ほとんどデートだよな」
下駄箱のところで、ニシノくんがからかってきました。
「違うって、そんなんじゃないよ」
「だって2人きりだろ? 場所がちょっとあれだけど」
「2人きりでも、別に何もないよ」
「んなことねぇだろ〜、マユズミもさ、あれで結構人気あるし」
んなことなくないですよ、だって僕普段から相手にされてなさそうだしね。
まぁ普通に行って普通に……ん?
「あれ、下駄箱に何か入ってる」
「おい、早く帰ろうぜ。どうしたんだよ」
「いや、ちょっと…手紙じゃないよな。なんだこれ?」
何も書いてない……とりあえず開けてみよ。
「どうしたんだよ? って何だそれ……写真?」
「そうらしいけど…これ何の写真だろ……2、3枚あるみたいだけど」
なんだか変な写真です。どこかの家のすりガラスみたいなのが全面に出ていて、
時間は夜、煙? いや、湯気ですね。それがちょっと窓から出ていて……
「……あ〜〜〜!!」
「おわっ! いきなり叫ぶなよ!」
「これ、ウチだ! 昨日の妹のお風呂を撮ったやつだ!」
そうです! なんか見覚えあると思ったら、うちの風呂場です!
「うっそぉ!? ……でもこう言っちゃなんだけど、肝心のものが写ってないな?」
「うん、窓はちゃんと閉めてたみたいでさ、それは大丈夫だったみたい」
それにしてもこの写真がここにあるということは……
犯人はウチの生徒!?