おまいら おもれそーなガンダム作品かんがえろや

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587通常の名無しさんの3倍
第1話 戦場の女
「はあ、じめじめするな。だから雨はいやなんだよ。」
「そうか?俺は好きだぜ、雨にぬれるのが・・・・」
MSガンフォールの足元で二人の男性が会話していた。
「ほらみろ、せっかくのタバコがしけちまった。」
コロニー国家連合軍ニューヨーク駐屯部隊第3MS小隊のユバーク大尉は
怒りをぶつけるかたちでヅユーィ大尉に言った。
これから戦争がはじまる。ただの戦争ではない。宇宙規模の戦争だ。
ヅユーィはユバークが不機嫌なのを見て、自分の胸ポケットに差し込んである
タバコを1本差し出した。ユバークはそれを嬉々として受け取った。
「うまいな、死ぬ前のタバコって。こんなにタバコがうまいのは初めてだよ。」
ヅユーィはその言葉に驚いた。いつも明るく様様なことに楽観視してみせた
ユバークがそのような「死ぬ」などの発言をしたからである。
ヅユーィは戦争を軽く見ているのは自分だけかと孤独感を感じていた
ヅユーィは戦争を楽観視していた。戦争はすぐに終わる。
だから自分が死ぬことはまったく考えていなかった。
ヅユーィには戦争がどういうものか全く想像がつかなったのである。