新しい、より強力なガンダム。最終兵器ともいえる力を
手に入れることで、キラはその力に伴う責任を自覚し、
精神的に新たな「ステージ」に覚醒するわけです。
機体名がフリーダムなのは、監督も言うように「皮肉」。
それは、力というものがそれを振るう者に、特に繊細な
心の持ち主にとって、檻になるからです。
キラの新たな戦いは、戦争を終わらせるためのものですが、
それはまた自らを虜囚とする崇高な自己犠牲によって、成立
するものです。
まぁ、見てて下さい。愚かな人類の救済と過酷な運命を双肩に
背負う「最終覚醒者」の姿が、もうじき明らかにされますよ。
>>310 「一人の働きで戦争が終ると言うのか!?」byウッディ
>>311 キラ「終わります、だって僕、コディーなんだもん。」
>>308 SEEDはエヴァをかなり意識しているからな。個人的に最後はバッドエンドと見ている。
その方が一見「深そう」だしな。となると、キラも成長しないままかもな。というか、
主人公が成長するというのがそもそもかなりのご都合主義なんだから、成長しないのも
またいいんじゃないかと思うんだが。
>>313 いや、俺もキラはどうでもいいな。
俺は主人公よりも脇役に惹かれるほうだから。
でも種は・・・
じゃあ、フレイかイザークに殺されておしまいだ。
バッドエンドというか、トラジック・エンドはありえると
考えます。
もしキラが単身で人類を戦禍から救う救世主であるならば、
その終末はまた、「人類の業を背負った生贄」的なものに
ならざるをえないでしょう。
・・・嫉妬、私怨、恐怖にかられた愚民、それも身近な存在
に裏切られるという形になりそうです。
>>320 確かにそういう一面もあるのでしょうけど。1stのオマージュ
だと監督も言ってますし。
ただあくまで一パイロットにとどまり、その結果として
人類を救うこととなったアムロと違い、キラは最初から
そうなることを運命づけられていたと考えられます。
コーディネイターの中でも特殊な彼は、救世主たるべく
作られた存在なのではないでしょうか。高すぎる能力と
それに伴う孤立、愚民に食い物にされる姿、といった
描写は、救世主たる役を背負わされた者の悲劇性を
強調するための演出だと考えられます。
まぁ、今はキラ自身にとっても視聴者にとっても雌伏の
時期です。もう少し我慢すれば、Cosmic Eraの救世主伝説、
ガンダムに乗ったキリスト再臨を見れますよ(笑)
宗教性を持ったガンダムは始めてじゃないですか?