<パート5.1>ジュドーとハマーン様はまだまだ熱く
1 :
通常の名無しさんの3倍:
2 :
ポリタイン:03/03/24 23:33 ID:???
2
3 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/24 23:34 ID:1frN+iaG
/ ,,r'~ ̄`ヽ、ヽ____/ ,,r'~ ̄`ヽ、 \
/ .ヽ / ヽ / __|_ / / l l |ヽ
| ヽ / | / | ヽ\`` / / | )
ヽ ヽ / ./ /へ | | /へ \ ヽ _|
\ ヽ/ / / \_ノ ノ V / \_ノ \ つ r'ノ
落とさせるものか保守
誰か、パート5の途中までの話upして
>>6 11 名前:新ストーリー書き 投稿日:03/03/16 01:33 ID:???
――ガチャリ。
νガンダムはライフルをアムロに向けた。
「アムロさん、あんた、ハマーンから離れろよ!」
巨体に似合わない素早い動きはジュドーだから成す技だ。
が、アムロに……、連邦軍軍人に向けたライフルが、
何を意味するかをジュドーは分っていない。
分っているハマーンは、アムロに拘束されたまま「クッ」と息にならない息を吐いた。
「なるほど。彼ならあなたの口車に乗るわけだ」
「――貴様っ!」
アムロの口振りにハマーンはその身を振り解こうとした。
向けられた銃口などに脅えるハマーンではない。
ハマーンは素早い動きでアムロの腹に膝蹴りを見舞う――!
――はずだった瞬間、構内の空気が急に流れ、ハマーンの頬に乱れた横髪が触れた。
ドズ―――――ンッ!!
アナハイム社が縦揺れの衝撃に襲われる。
初振が過ぎても余震が続き、構内のアチコチに部品やら機材が散乱している。
混乱に乗じてハマーンはアムロの腕からすり抜けた。
「っち!」
舌打ちしたアムロの目の前に、νガンダムの巨体があお向けになっている。
そして、νガンダムの足元には2台のエレカに分乗するオクトバーとミリィだ。
2台の間に張られたワイヤーでνガンダムの足を取った。実に原始的な作戦だ。
12 名前:新ストーリー書き 投稿日:03/03/16 01:33 ID:???
「うわぁー!」
コックピットの中のジュドーは当然、ベルトなど付けておらず、
不意の横転に球体のコックピットの中をゴロンゴロンと転がされていた。
「同じ手に何度も引っかかるなんて……!」
Z強奪の時の事が思い出される。
「こっちは経験積んでるってのにさっ!」
思わず愚痴を叫びながら、再び体勢を整えようとペダルとレバーの操作に入ろうとした時、
コックピット内に空気の流れが生じ、正面のモニターがただのハッチに戻った。
「なんでっ!?」
言った刹那、開いた隙間からシーケンサーを手にしたカミーユの怒り顔が見える。
外部からプログラムを操作し、強制的に開放したのだ。
「もう終わりだ、ジュドー。出て来い」
「カミーユさん!」
「ハマーンを反逆者にしたくはないだろう!」
「えっ!?」
ジュドーはやっとアムロがハマーンに向けた銃口の意味を知った。
(そういう……、事……?)
慌てて残ったモニターの一部に写し続けるハマーンとアムロの位置を見た。
何故だかそこには、姿勢を立て直そうとするアムロひとりの姿しかいない。
「あれ!?」
言うとすぐにジュドーはνガンダムなど放棄し、カミーユの横から顔を表に出す。
「あぁ、ハマーン……!」
ジュドーはこちらに向かうハマーンを見つけ、子供のような声を上げた。
13 名前:新ストーリー書き 投稿日:03/03/16 01:34 ID:???
ジュドーが見るハマーンの姿を、反対に後ろ姿として見るアムロがいる。
「あの女ッ!」
アムロは拳銃の照準をハマーンの背中に合わせた。
腰を低く、模範的な構えだ。アムロに迷いは無い。
――が、そのトリガーを引くことが出来ない。
「――ラ、ララァ!?」
アムロの目がロックするハマーンの後姿の手前……。
そこにアムロはララァの姿を見た。夢で会う、ララァ・スンだ。
(ダメよ。アムロ)
浮いているのか、泳いでいるのか、浮遊するララァは、
ハマーンの姿を照準に入れようとするアムロの行為を邪魔する。
(何故だ!ララァ!)
(あの子は私がシャアに……)
(――あの子っ!?)
アムロが心の中で叫ぶと、ララァの姿はふわりと消えた。
姿が消えるのと同時に、アムロの脳に直接聞こえていた声も消えていた。
「どういう事だ!」
思わず声に出た。
が、すぐにアムロは状況を思い出した。拳銃は手にしたままコックピットに向かう。
チェーンの悲しげな目は、アムロのその一連の動きを見ていた。
25 名前:新ストーリー書き 投稿日:03/03/19 17:13 ID:???
νガンダム開発エリア内にあるブリーティングルーム――。
部屋のドアには鍵がかけられ、銃口こそ向けられてはいないが、
目の前にいるアムロの腰のホルダーには、相変わらずが鈍い光を放ち、
それだけが理由ではないのだが、この部屋には重苦しい空気が漂っている。
「だから俺はシャアを撃とうと思って……!」
部屋に入れられてから、一言も口を利かないハマーンとは対照的に、
ジュドーは、もう何度目かも分らない説明を声を張り上げて言った。
「ジュドーの言っている事に嘘はないですよ。
もちろん、ハマーンにも何も策略はありません」
自分から同席を願い出たカミーユも、横からジュドーを援護した。
……が、当のアムロの顔はジッと一点を見詰めたまま、話を聞く態度ではない。
26 名前:新ストーリー書き 投稿日:03/03/19 17:14 ID:???
(あの子……?)
アムロの頭の中にララァの言い掛けた言葉が残っている。
『あの子は私がシャアに……』
ハマーンの背中に照準を合わせるのを妨害したララァが言った言葉だ。
(ララァは俺だけでなく、シャアの心にも……)
少年のような傷心振りにアムロは、自分自身を失笑した。
一年戦争の末期、シャアのゲルググを庇ってエルメスと共に宇宙に散ったララァは、
自分と心を通わせていたと、アムロはずっと思っていた。
幾度となくアムロはララァと夢の中で会った。
自分ひとりの心の中にララァは生き続けていると、今の今まで思っていた。
しかし……。ララァは言った。
『あの子は私がシャアに』
それは、ララァがシャアとハマーンの出会いを知っているという事だ。
ハマーンがシャアの後押しによって、地球圏の果て――、
アクシズで、ジオンの摂政に就いたのがU.C.0083。
一年戦争終結後であり、当然、ララァの肉体が消え去った後の出来事だ。
それなのにララァはシャアとハマーンの関係を知っている。
これはつまり、自分の事を選んだと思っていた女は、
実は、宇宙の距離も時間も超えて、もうひとりの男、シャアにも通っていたという事だ。
しかも、シャアは自分よりも早く、エゥーゴに参加するという形で自分の道を見つけていた。
『君を笑いに来た』
あの時、クワトロ・バジーナ――、シャアから言われた言葉は
アムロが再起するきっかけになりはしたが、
それを言ったシャアの背後にララァの存在があったと思うと、
アムロの心に怒りがふつふつと湧いた。
(俺はララァを手に入れていた訳ではなかった――!)
ドンッ――!
アムロは無意識のうちに、拳をそばにあったデスクに打ち付けていた。
27 名前:新ストーリー書き 投稿日:03/03/19 17:14 ID:???
「ちょっとあんた……!人の話、聞いてんのかよ!?」
自分とカミーユの話は上の空なアムロの態度に、ジュドーが苛立ちの声を上げた。
ジュドーには、ジロリとにらみ返す無言のアムロの失意が解らない。
それはカミーユも同じだ。
「アムロさんにだって、経験があるはずだ。
ジュドーにとって、ハマーンはジオンでも戦犯でもない。
あなたにも、そういう人がいたのでしょう!」
カミーユとフォウ。アムロとララァ。
自分と同じ経験をしたアムロにならば、今のジュドーとハマーンの関係を解るはずだ。
それがカミーユの言いたい事だ。
「ああ……。そうだな」
アムロは自嘲的な笑みを口元に浮かべて初めて反応を示した。
「しかし、それは戦争という異常事態が生み出した誤解という事もあるのだよ」
「誤解……!?」
カミーユは耳を疑った。
「生きるか死ぬかの世界にいたんだ。同じ匂いを持つ者には惹かれやすいって事だ」
「ニュータイプだからって言いたいのかよ?」
「そういう例もある」
食って掛かるジュドーに、アムロは冷たく言い放った。
が、言った本人が一番それに傷付いている。
「俺とハマーンは違う!」
ムキになって言い返すジュドーをアムロは眩しいと思った。
以上です
ほ
保守
>7
サンクス!
期待
あげ
保守
20 :
sage:03/03/27 12:18 ID:???
圃腫
3分だけな
22 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/27 12:53 ID:i4nubFMZ
もう小説に期待しないで前のような感じで
議論したり「萌え」とか言ったりしてれば
いいんじゃないの?
萌え
24 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/27 23:14 ID:ZrQ6Y7EY
萌え
25 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/27 23:31 ID:Hd8EPsUl
ブリーフィングね。
保守
パート5、落ちていたとは・・・。
ひたすら、保守。ひたすら、待ち。
お久しぶりです。新ストです。
>1サン、<パート5.1>設置、ありがとうございました。
春先になって、色々もの思う事があったので遅くなりました。
今後も遅れる事が多くなるかと思われますが、
>22サンの言われるように、ジュドハマ萌え談話で盛り上がっていて下さったら、
コチラとしてはうれしいです。
勝手言ってすみません。
アムロの脳裏に、先程のジュドーとハマーンの姿が浮かぶ。
アムロが狙いを定めていると承知していながら、
ハマーンはそれでもνガンダムのコックピットに走った。
ジュドーのもとへと――。
もしも自分が言うように、ジオンに復帰する意志がハマーンにあるのなら、
混乱に乗じて逃げるのが先のはずだ。
だが、ハマーンの目はジュドーしか見ていなかった。
迎えたジュドーも同じだ。
ハマーンを想い、ハマーンを反逆者にしたくないという一心でνガンダムを降りた。
これを見せ付けられて、ハマーンとジオンを結び付ける方が無理な話だ。
そして……、ララァがハマーンを生かせと言う。
しかし……、だ。
「ハマーン・カーン」
ジュドーの若い視線を痛いと感じながら、アムロは黙するハマーンに言った。
「あなたがミネバ・ザビの摂政に就いた経緯だが……」
「私が16の時、シャアの後押しによるものだ」
それがどうした。という表情のハマーンの返答に
アムロ自身、何を聞きたいのか分らなくなっている。
何が何でもハマーンとシャアを結び付けたいと思っているのか……。
そんな、前にも先にも進めないアムロの思いに対し、
ハマーンは聞かれるより先に、閉ざしていた口を開いた。
「確かに、私はシャアの手によって摂政の地位を得、アクシズの指揮権をこの手に納めた。
しかし、私とシャアの思想は根本的に違う。それくらい、承知していよう」
無言がアムロの返事だ。
「ザビ家の再興、などという私の方便が気に食わぬシャアはアクシズを去り、
次に会った時、私と奴は敵対する立場。その時から今現在まで、その関係は変らん」
ジュドーのハマーンを労わるような目に、ハマーンは目を合わせた。
フッとジュドーの顔に静かな笑みが浮かぶ。
それに応えるように、ハマーンはアムロに対し、駄目押しをした。
「お前の言う、ニュータイプ同士だから惹かれるというのも、
それが思い違いだというのも、私には分る」
ジュドーの目は見開き、笑みが消えた。
が、ハマーンは続ける。
「しかしそれは私とシャアとの関係においてだ」
ハマーンの視界の隅でジュドーはホッと胸を撫で下ろした。
「私はかつて、本気でシャアを撃つつもりで戦い、
今回の奴の動きにも憤りを感じている。
もしも私がこの身ひとつの立場ならば、ジュドーなどがする前に、
新型だろうと旧型であろうと駆り、奴の息の根を止めに行くだろう」
ハマーンのその勢いを静めさせたのは、ジュドーだった。
そして、いち早くシャアと対面したカミーユは、
シャアの中に、ジオンの総帥としてとは別の決着を求める気配があると言う。
シャアのそんな性分を、一度は心惹かれた相手だ。
ハマーンは悲しいかな理解出来てしまう。
ハマーンはアムロの伏せがちな目を見て言った。
「奴がこのような愚かな事をしてまで、決着を付けたがっているのは私ではない」
アムロの目がハマーンを見る。
「奴が待っているのはアムロ・レイ、お前だ」
「そんな事……!」
分っている!と言わんばかりにアムロはハマーンに食いついた。
「シャアが全ての決着を付けようとしている事ぐらい、俺だって感じている!」
「――だからお前に託すと言っているのだよ!」
アムロの言葉を畳み込むようにハマーンは初めて声を荒げた。
「奴の……、シャアの心底にくすぶり続ける血気は、
お前が玉砕しなければならないんだよ!」
「 ! 」
ハマーンの迫力に、一瞬、躊躇するアムロに今度は横からジュドーが言う。
「勝手しようとした俺が言うのも何なんだけどさ、俺もあなたに託すしかないって思ったよ」
自分の軽率な行動を思い出し恥かしい気持ちがあるのか、ジュドーにしては控えめな言い方だ。
「それに、セイラさん……」
その名が出て、アムロはジュドーを見た。
「あの人も、あなたにアニキを撃って欲しいって思ってる。
そう信じて、地球に降りたんだから」
「――降りたのか!?」
あんなに気にしていたセイラの事なのに、言われるまでアムロは気付かなかった。
チェーンに対し、声を上げていたというのに。
「あの人……、強い人だよね」
「ああ……」
ジュドーの主観に思わずアムロは頷いていた。
確かにセイラは強い。
しかしそれは、セイラが背負った数々の運命がそうさせているだけで、
セイラ・マスというひとりの女性の本質としては、
もっと弱く、もろい部分もあるのではないかとアムロは思っている。
何を根拠にと答える事は出来ない。
同じ戦場で生きていた者だから分る。とでもいう所だろうか。
「セイラさん……」
アムロの脳裏に浮かぶセイラは、ア・パオア・クーから脱出した時に見た、
ノーマルスーツ姿のままだった。
「兄さん!」
と叫んでいたセイラの涙声は、アムロの耳に今も残っている。
33 :
ハマーン:03/03/28 17:29 ID:???
/ '´ ~~"'' ‐'- 、,へ、_ / / i; `;i丶
/ / 〃´`"''、 i; / i|イ <いっぱい出して
'、 i i'〃 \i;、, !ノ
,,>- 、,,__,,,、、--‐‐‐;,,、'! ヽ i、ィ、ソ
/ {{,,、、-‐‐''~丶 ヽ.〉) \
,、r'i ,,、-''`´ '! 'i '、. ', \ ヽ
/i' .l,,┬''´ ヽ、 / r'⌒'、 i. iヽ '、 ヽ.
/ ! '/ ; *ヽ、,i .ノ } } ./ '、_!`''-,、',
/,,,,/ ソヽ'´ 'y' 'し‐' ヽ 〉
〈 ,'; ,' ! { ヾ
y { ‖ ヽ. ヽ
,' , ヘ. lヾ iヽ、 ヽ
,' ノ`'Ui ii''''"ヽ どろっ ヽ
,' / i iU ヽ ヽ
. ,' ./| ∪|. ヽ ヽ
. ,' /‐'~~i`''‐;,,、、-‐'ヽ ヽ
,'. / ヽ、 ヽ . ヽ
. ,' ∧ ∪ ヽ. ヽ '、
,' / `丶=、_ ヽ、 ヽ \ヽ_____
-‐‐''‐- 、 i /"""''ー''´ `丶-' ヽ i、,、‐'´ ` ,>‐-、、,,
`ヽ、 `ヾ. / ii ヽ / / ,r''´ `''
34 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/28 18:34 ID:GSun99kQ
テレビで逆襲のシャア見た後なだけに余計におもしろい
良スレ保守
新ストーリー書きさん、マンセー★
37 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/29 08:45 ID:QOhU2vYd
よッシャー、良スレ復活だー
新ストさん、期待してるよ
保守
ひさびさに来ますた
age
いまのいままで、復活してるのに気が付かなかった。
鬱だ、
だが氏なぬ!
というわけで、がんばってくださいね〜〜〜。(不定休)
保守
ジュドーの仮性チンポにハァハァするハマーン様
相変わらず(・∀・)イイ!
でももっとベタベタしたバカップルっぷりも見たいと思う我侭な香具師は、
漏れだけですかそうですか。
新スト様乙カレー
>45
漏れもそれ好き。
>34サン
ワタシも見たかったです〜。(涙
>35-43サン
どうもです。
ご期待に応えられるかどうか分りませんが、最後までやるだけやってみますんで、
またお付き合いよろしくお願いします。
>45-46サン
ベタベタバカップル…。(汗
季節ネタの書き掛けの短編があるんだけど、ココにうpしてもよい?
あ、もちろん書き上げて。
でもベタベタかなぁ…?バカップルかなぁ…?ちょっち判断付かんですが。
ジュドーがセイラの話題を出した時、
セイラがここに来た理由を、アムロに知られたくないと思っているカミーユは、
ジュドーが余計な事を言い出しはしないかと内心ヒヤヒヤしていた。
しかし、幸い、ジュドーの口からサイコフレームという言葉は出はしなかった。
システム的な事など、ジュドーは忘れてしまっているのかもしれない。
なぜ、アムロにサイコフレームがシャアからもたらされた物だと伝えたくないのか。
それは当然、敵から提供されたシステムを持つ機体になど、安心して乗れるものか。
という元パイロットとしての憶測が働いたからだ。
ジュドーのような性格ならともかく、
アムロも恐らく、自分と同類の感性の持ち主だとカミーユは判断した。
(テストでは問題無かった。だから性能としては完璧だ。でも……)
この“でも”が残るからカミーユはアムロには伝えない。
(敵に情けを掛けてもらって戦うなんて、俺は絶対、嫌だから……)
しかし、当事者でない今は、それを機体に搭載する。
我ながら貪欲な行為だと思う。
だが、それでも勝たなければ明日は来ない。今、シャアを撃たなければ。
カミーユは無意識に親指の爪を噛んでいた。
プ―――ッ!
突然の呼び出し音に、カミーユがインターカムに飛び付いた。
短い会話の後、アムロに用件を伝える。
「アムロさん、チェーンさんが表に」
「分った」
厳重な施錠のため、チェーンといえども入室する事は出来ないのだ。
アムロが掛けていた椅子から腰を上げる。
チェーンが来た理由をアムロは予想が付いている。
戦場が動き出している今、アナハイムにまで来て、
こんな部屋にこもっている暇などありはしないのだ。
前を通り過ぎながらアムロはジュドーの瞳を見た。
力強い、澄んだ目をしている。
自分にもこんな時があっただろうに……。
アムロは自由の人の心の動きよりも、疑いの心を優先していた自分を恥じた。
ジュドーとハマーンを見ていたら、あの時……、
一年戦争の最中、ララァと感じあったあの感覚は、誤解でも錯覚でもない気がしてきた。
(俺は、あの時、確かにララァを感じていたはずだ、が……)
アムロはドアのロックを解除するキーを入力する。
プシューッというエアの音と同時に開いたドアの向こうには、
“心配”を絵に描いたようなチェーンの顔があった。
「アムロ……」
搾り出したような声は、普段なら階級で呼ぶところを切なげに名前で呼んだ。
「ああ」
その姿にアムロは、チェーンをララァとは別の意味で愛していると実感する。
「心配掛けてすまなかった。もう大丈夫だ」
そっと両肩に置かれた手に、チェーンはこれまで抱いていた不安が嘘のように消えてゆく。
いつもと変らない優しいアムロだ。
ホッとしたチェーンの顔に笑みを返したアムロは、
少し待っているようにと合図を送り、グリーティングルームに身を半分だけ入れ、
「カミーユ君は、業務に戻ってくれ。時間が無いんだ。オクトバーの指示を仰いでくれ」
と、時が止まった状態の部屋に進展をもたらした。
が、「あ、はい……」とカミーユの返事は歯切れが悪い。
ジュドーとハマーンはどうするつもりなのかと、目が語っている。
それに応えてではないが、今度はジュドーらの方にアムロは向いた。
ゴクッとジュドーは生唾を飲み込んだ。
拘束? 連行? 打ち首? 獄門? 火炙り? 島流し?
いざという時はハマーンを連れてここから脱出しなければ。
ジュドーの目がアムロと、アムロの腰の拳銃と、ドアの開閉幅を順に捕らえた。
が、アムロの口から出た言葉に、その目はアムロに釘付けとなる。
「失礼な事を言って悪かった。
今度こそシャアを撃つために、ふたりの力を貸してくれないか」
「へ?」
間の抜けた素のジュドーの表情と、
あくまでも感情を表に出さないハマーンの顔を見比べ、アムロは短く笑った。
このふたり、意外といいコンビなのかもしれない。
「ジュドー、その若さでこういう女の相手が出来るとなると、
君はいい男になれるかもな」
さっきまでとは一転、冗談を飛ばすアムロにジュドーも黙ってはいない。
「νガンダムはあんたに任せるけどさっ、ハマーンの操縦法だったら、任せておいてよ!」
「貴様らっ、私をなんだと思っている!」
言った早々、ハマーンの逆鱗に触れ、ジュドーは肩をすくめた。
アムロはそんなふたりの光景に口元を緩めた。
ララァとの事は、今はまだよく分からない。
シャアを撃てば応えが出るのだろうか。
とにかく、今は戦場へと戻ろう。シャアが待つ戦場へ。
それが全ての答えへの近道となるはずだ。
アムロは若いニュータイプの姿に、自分も持っていた純粋なものを思い出しつつあった。
その後ろ姿をチェーンは複雑に見守る。
アムロがシャアと共有するララァという過去の女――。
時々アムロが険しい顔を見せるのは、それが原因だと傍にいて分っている。
しかし、それごとまとめてチェーンはアムロを愛そうと心に誓った。
時にこの上ないほどに優しく、時に宇宙一強いこの男には、
自分のような存在が必要なのだとチェーンは自負している。
母のように全てを無条件に愛する女が。
再びアムロに肩を抱かれ、アムロに庇護されているかのように見えるチェーンだが、
その実、アムロがチェーンの愛に守られているのだった。
チェーンにも萌えちまった。俺のバカ!
53 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/01 23:21 ID:Daf18/IK
カミーユも大人になったなぁ(w
ベタベタバカップルの条件うpキボンヌ。
>52サン
チェーンに萌えちゃいかんのか!?な、なぜ…?
>53サン
爪を噛む癖があっても大人って思ってくれます?
>54サン
ベタベタバカップルの条件はワタシもよく存じませんが、
ソフトバカップル(?)な短編をうpさせていただきます。
ココに短編うpるの久々だから、ちょっとドキドキ。
「ハマーン!」
その声は、勢いよく閉じられる扉の音と同時に、
ジュドーとハマーン、ふたりで暮らす部屋に響き渡った。
あまりの賑やかさに、ハマーンは、
ちょうど読み終えたばかりの本をダイニングテーブルの上にパタンと閉じ、
一体何事かと、顔をクシャクシャにした笑顔で登場するジュドーへとその目を向けた。
「出かけようぜ!」
仕事を終えて戻るや否や、ハマーンの腕を引っ張るジュドーに、
毎度の事ながらハマーンは怪訝そうな顔を向けた。
もういい加減に慣れたが、物事には踏まねばならぬ順番というものがあると、
何度話してもジュドーは、自分の欲望に突っ走る。
「ふうっ」と、ハマーンの口からため息が漏れた。
「まずは説明してみよ」
「んっ」
と、一息つき、ハマーンの声に一応、落ち着いてはみたものの、
ジュドーの興奮が納まった訳ではない。
「港の方……、ほら、最近、再開発とか言って、
地球の昔の風景を復活させてるエリアがあるじゃない」
「そこへ行くと言うのか?」
「そうそう。エルが言ってたんだけど、そこにあるニッポンとかいう場所で、
今、サクラって木が綺麗なんだってさ!」
「サクラ……?」
「そ、サクラ!」
サクラが何なのか分っているのかすら怪しいジュドーだが、
とにかく、ハマーンが喜びそうな綺麗なものだという事は、
エルから情報として得ているらしい。
ハマーンはチラリと、さっき置いたテーブルの上の本に目を落とした。
が、そんな事、高揚するジュドーは気付きはしない。
「見頃の時期は一瞬なんだってさっ。早く行こうぜ!」
ハマーンはあまり気が進まないものの、ジュドーに強引に腕を引かれ、部屋を出た。
ふたりが辿り着いた場所――、
そこには見事な花を無数に付けた一本の巨木が、どっしりと訪れる者を見下ろしていた。
昼間は結構な人出だったようだが、コロニータイマーが夜間に切り替わり、
辺りには数組のカップルの姿しか見えない。
「す、すっげえぇ〜」
木が見えるなり、口をあんぐりと開けっ放しのジュドーの横、
いつもはクールなハマーンも、さすがにこの絶景を前に、目を見開いている。
「なっ、綺麗だろ? ハマーンもそう思うだろ?」
「ああ。この存在感、生命力、力強さ、気高さ、素晴らしい美しさだ」
「だろぉ? この木の話を聞いた時さっ、絶対にハマーンに見せてやりたいって思ったんだ」
「そうか。ありがとう、ジュドー」
美しいものを前にしているからなのか、珍しく素直に礼を言うハマーンに、
ジュドーは「ヘヘッ」と照れ笑いを浮かべて、木の根元へと足を向けた。
「デッカイ木だよなぁ〜」
ムンズッと手を回して、ようやく一周囲める幹にの下、
改めてサクラを見上げたジュドーは、
さっきとは違った角度から見ても尚美しい花々に、ため息が混じったような声で言った。
「そうだな。しかし、この美しさ、何か妖艶な感じを受けぬか?」
同じく幹に手を触れたハマーンは、
桜に負けず劣らず美しい、意味ありげな笑みと言葉をジュドーに向けた。
「よ う え ん ……?」
「そう。まるで人の命を吸って輝いているような……」
「イッ!? 」
ハマーンの妖しい口振りも手伝って、
ジュドーはその言葉を真に受けたように、自分も生気を吸われまいと慌てて幹から離れた。
「聞かぬか……?」
ハマーンは幹に触れたスラリと美しい指を上へと滑らせ、
夜間照明に白光りする花を見上げて続けた。
「サクラの木の下には死体が埋まっている、と……」
「 !! 」
言葉にならない声で、息を吸い込んだジュドーは、
幹に触れるハマーンの手を引っ張ると、
大慌てで桜の根元から自分とハマーンの体を遠ざけようと、チグハグな足付きで駆け出した。
「ま、マジでっ!?」
枝振りの下ではあるが、幹から離れたジュドーは、
ハマーンの手は握ったまま、まじまじとその顔を覗き込んだ。
ゴクリと生唾を飲み込み、
目はハマーンの顔と、桜の根元、頭上の確かに妖しげに見える花々を往復している。
よほど真に受けたらしく、握られた手がハマーンは痛いほどだ。
この、人の言う事をすぐ信じる単純さは、ハマーンにとってジュドーの魅力でもある。
子供のように脅える姿は母性本能をくすぐられる。
「っふ……」
堪らずハマーンは笑みをこぼした。
「え?」
中央に寄り、脅えた表情だった太い眉が、拍子抜けしたように元に戻った。
「昔の作家が書いた作り話だよ」
「え? な、なぁ〜んだ」
ネタばらしをして、顔に笑みが戻る瞬間も、
ハマーンにとってジュドーの好きな表情のひとつだ。
「ガンダムのパイロットだった者が……。笑わせてくれるな」
「なんだよっ、ハマーン、人が悪いぞ!」
「はははっ」
プイッと今度は頬を膨らませ、
いつまでも握ったままだった手を乱暴に放したジュドーの百面相に、
ハマーンは再び声に出して笑った。
あまりにハマーンが笑うので、頬を膨らませていたジュドーはチラリと振り返ってみる。
その笑顔はうす紅い桜の花と調和し、ジュドーには堪らなく美しいものに見えた。
すると急に、放してしまった手が恋しくなる。
ニヤリと、ハマーンの見えないところでジュドーは企みを思い浮かべた。
そして、おもむろに、何事も無かったようにハマーンに近づく。
「ホント、綺麗だよなぁ〜。
ほら、あの枝振りなんて人の指先みたいだし、この花びらの色……」
ハラリと舞い落ちてきた花びらをじっくりとハマーンに見せた末……。
「人の肌の色みたい……」
語尾を伸ばした寒々しい言い方で顔色を窺うよジュドーは、
既に笑みの消えているハマーンに、最後の駄目押しをする。
「地球から持って来て植樹したって割に、この木、すごく元気だしキレイ。
案外、本当なのかもよ」
もう一度、ハマーンの顔を覗き込む。
わざとジュドーと合わせようとしない目が、少し踊っているようにも見える。
「サクラの木の下には死体が埋まってる……、って……」
思いっきり低いトーンで、恐怖心を煽るように言っているのに、
ハマーンの手は、まだジュドーの手に戻っては来ない。
が、あえて目を合わせないところが、ハマーンの心理を表している。
よって、ジュドーは最終段階へと踏み込む。
「ほらハマーン! あそこ、白い、人の骨が……!」
さっきとは打って変り、わざと大声で言うジュドーが指差したものは、
確かに白く、筋の通った人骨のように見え、若干、肉のようなものが所々に残っている。
「ほらアレ!」
「ひっ!」
その大声に、目だけでそれを捉えていたハマーンは、思わずジュドーの体にしがみ付いた。
(ヨッシャー!)
作戦成功に心の中でガッツポーズをしたジュドーの手は、
もう放しはしまいと、しっかりとハマーンの体に回されている。
(ヨッシャー!)
作戦成功に心の中でガッツポーズをしたジュドーの手は、
もう放しはしまいと、しっかりとハマーンの体に回されている。
ギュッと目を瞑り、意外と恐がりな少女のようなハマーンの姿は、
いくらジュドーであっても、そうそうお目に掛かれる場面ではない。
(ラッキー!)
どさくさに紛れて抱きしめたハマーンの体からいい香りがする。
(こ〜んなハマーンも、たまにはいいかもね)
ジュドーの顔はにやけっ放しで、なんとも締りが無い。
が、抱いたハマーンの体が震えていると気付いたら、急に居た堪れない気持ちになった。
「本当に、恐いの?」
少し体を離して顔色を覗き込んでみる。
「こ、恐くなど……!」
言ったものの、顔面は蒼白だ。
(あ、ヤベェ、俺、悪ノリしちゃった……?)
分り切った事を自問自答するジュドーだが、
悪いと思ったらすぐに謝る素直さも持ち合わせている。
「ご、ごめん。ウソだよ、ウソ」
言ってみるが、ハマーンの手は、ジュドーの腕をしっかりと握り締めたままだ。
「ほら、あれ、よく見てみろよ。人の骨なんかじゃないって!
誰かが昼間、バーベキューでもしたんだろ、チキンかなんかの食べカスの骨さ」
ハマーンがゆっくりと顔を上げた。
さっき見た、人骨らしき物の方に視線を向ける……。
確かにその白い物体の付近には、火を焚いた後のような燃えカスがあちらこちらに残っている。
ジュドーはその中から目敏く鶏の骨を見つけて指差したのだ。
「チ、チキン……?」
ジュドーの腕を握り締めるハマーンの力が消えてゆく。
「ごめん、俺、ハマーンがこんなに恐がるなんて思わなかったもんだから……」
頭を下げるジュドーは、ハマーンからの罵声を覚悟したが、それは一向に発せられない。
元はと言えば、自分が言い出した狂言なのだから。
と、ハマーンは冷静に気持ちを落ち着かせていたからだ。
かと言って、それを口に出せるほど、素直な性格ではない。
が、そこは、お互いを知り尽くしたジュドーだ。
ハマーンが思っている事を察し、顔に笑みを戻した。
「自分で作り話だって言ってた割に、随分、恐がってたんじゃない?」
ニヤニヤと顔を覗き込まれ、ハマーンはカチンと来た。
「私とて、そのようなバカな事、ありはしないと分っている! しかし……!」
「しかし?」
「しかし、だなぁ……」
「しかし、何?」
つまりハマーンは、自分自身、恐れながら疑っていたその作り話を、
実際に桜の木の下に訪れて、ひとりの胸の中に収めておくには恐怖心が残り、
ジュドーに挑発という形で発散する事によって、疑いの心を振り払っていたという訳だ。
が、そんな事、ジュドーに話せるはずはない。
「何でもない!」
勝手に一括して話を切り上げたハマーンに、ジュドーはニコニコして手を握り直す。
「素直じゃないんだから」
満面の笑みを前に、ハマーンは言い返す言葉をなくした。
「俺、ハマーンのそういう所も、大好きだよ!」
言ってジュドーはハマーンの頬にキスをした。
「チュッ」と触れたか触れていないか、子供のするようなフレンチなキスだ。
が、その部分がみるみる紅を差したように赤く染まってゆく。
まるで、頭上の桜の花びらの色のように。
「ばか者……」
ハマーンはポツリと言ったが、言葉とは反対に、握られた手をギュッと握り返していた。
ジュドーとハマーンの住まいのダイニングテーブルの上――。
ハマーンが読み終えたばかりの「チェーホフ作/桜の園」が置かれていた。
あ゛〜。すみません。
>58の2行目、
×ムンズッと手を回して、ようやく一周囲める幹[に]の下、
○ムンズッと手を回して、ようやく一周囲める幹の下、 です。
それから、>61の頭3行、重複しちゃいました。
スイマー到来かも。明日も早いんで寝ます。
今日からこの板はシャア専用改めハマーン専用になりますた
短編もキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
なんか最近ホッとするよ、この二人。
やっぱりシャアとくっつくべきじゃないよ、ハマーンは。
こういうのが読みたかったんだ…
何気ない日常の中での不器用なカップルってのが萌える!
あげ
保守りま〜す
新ストちゃんキター!
やっぱりジュドーのキャラが一枚弱いな。
>>70 いつも朝早くからいろんなスレを晒しageしてるけど暇なん?
72 :
名無しさん2号:03/04/05 17:13 ID:gp+JVTUj
>>66 やっぱ、ジュドー×ハマーンですね。
不器用なカップルだけど、ホッとするですね。
久しぶりです、新ストさん。
頑張ってください。
名無しさん2号さんキター!
あげ
あげ
新ストさんへ
ジュドーとハマーン0093、面白いです。
続編お待ちしています。
シャアとアムロの対決に二人がどうするか、楽しみです。
>65サン
お、それは朗報ですな。(w
>66サン
禿げしく同意でつ。
>67サン
ご要望の路線だったとは、嬉しいです。どうも。(ペコリ
>68-69>74-75サン
保守業務ありがとうございます。
>70サン
うっ、ジュドーたん、弱いでつか…。(涙
好きキャラだけに、修行を積んでがんがります…。(号泣
>72>76名無しさん2号サン
はて、どうするんでしょうねぇ?? <アムVSシャ時
割とサラリと通過しちゃうかも。な〜んて言ってみたり。(w
突発短編にあたたかいお言葉をありがとうございました。
毎度遅くなりましたが「0093」続きです。
そろそろドタンバタンとデッカイ風呂敷を畳み込もうと思うのですが、
なにぶん、モノがモノだけにデカ過ぎて、納まるかどうか…。
νガンダムの機体には、何本ものケーブルが接続され、調整は最終段階に入り、
その空間は、パイロットのアムロはもちろん、アナハイムのクルーの他、
作業に復帰したカミーユ、ジュドー、ハマーンの気迫に満ちている。
時々、その気負いが空回りし、データ通りに作動しないシステムにジュドーが奇声を上げると、
ハマーンがたしなめ、カミーユがすかさずフォローに回り、
修正プログラムを追加するというチームワークを、
サイコミュの受信調整のため、コックピットにこもるアムロは微笑ましく見ていた。
ジュドーがバグを見つける理論は野生の勘の領域で、
それを修正する頭脳をカミーユは持ち合わせており、
ハマーンは、その両者のバランスを保つのに一役買っている。
が、性格が性格なだけに、放っておけばすぐに痴話喧嘩が始まりそうな三人だ。
故に、いざ言い争いが勃発すれば、
どこからともなくファが現れ一括し、事なきを得るのだった。
よくよく、よく出来たチームワークだ。
そんな光景を片目に、アムロは手は休めずにホワイトベースのクルーを思い出していた。
ひねくれ者のカイ。生真面目なハヤト。まとめ役のリュウ。兄貴肌のスレッガー。
ミライはホワイトベースのお袋さん。お節介者のフラウ。凛としたセイラ。
そして、今も変らず艦の指揮を取るブライト。
ブライト以外、誰もが退役し地球に降りた。
子供を抱えてのミライ、フラウのふたりは大丈夫だろうか。
カイにはまた、今回の戦争について痛烈な記事を書かれるのだろうか。
セイラはシャアとの決別を悲しんではいないだろうか。
そして……、戦場で命を落としたリュウ、スレッガーに続き、
ハヤトもカラバでの活動の中で死んだとアムロは聞いていた。
その時、あの、ジュドーが傍にいたという事も。
(こんな時でなかったら、ゆっくりと話をしてみたい少年だな)
“少年”というには少し歳を取り過ぎたジュドーだが、
アムロの目には、純粋さを失わないジュドーは少年と呼ぶにふさわしいと思えた。
(ガンダムのパイロット同士……、か……)
この白い機体が宇宙に舞うのは、これで最後になって欲しい。
アムロの願いは、そのままサイコシステムに吸い込まれていった。
アナハイム全体が尽力する一方で、シャアの艦隊もまた、動き始めていた。
ブライトがアムロを呼び戻すために出した暗号は、チェーンを通してアムロへと伝えられた。
「サイコミュ受信の調整終了」
ブライトからもたらされた情報に目を通すや、アムロはヘッドセットを迷い無く外した。
「出るんですか?」
その行為に目を丸くするのは、チェーンだけではない。
「でも、まだ終わっちゃぁ……!」
組んで作業をしていたアナハイムのクルーは、詳細に分っている立場だけに、
アムロの行動に驚嘆したが、
「ほらっ」
と、コックピットから追い出され、
とりあえず、自分の工具だけは持って飛び出すしかなかった。
「出るんですかっ?」
チェーンが二度目の言葉をアムロに投げた。
「火を入れる」
「無理ですよ」
間髪入れず言うが、アムロの目の勢いにチェーンは気負けした。
結局、アムロの指示の元、ブースターベッドの用意にその身を宙に泳がせるのだった。
その背中越しにアムロの声が飛んだ。
「カミーユ君!ジュドー!ハマーン!」
チェーンと入れ違うように、三人が急ぐチェーンとすれ違う。
「緊急なんですか?」
アムロの手際にカミーユはすぐに事態を察した。
「ああ。シャアの艦隊が動き出した」
「でも、まだ調整が……」
口には出してはみたが、戦場を経験した三人には、
それでも飛び出さなければならないアムロの事情も心情も痛いほど分る。
「ここまでやってあるんだ。最終チェックのつもりで飛んで、
後はラーカイラムに戻ってからの微調整で大丈夫だろう」
「そうですか?」
カミーユのそれでも不安が残る顔にアムロは言い加えた。
「チェーンも連れて帰るんでね。彼女はあれでも優秀なメカニックなんだよ」
アムロに、自分の彼女を自慢するような口振りは似合わず、
アムロの照れたような笑顔が、カミーユを妙に安心させた。
「戦場は誰の都合も待ってはくれぬ」
「ああ、そうだったな」
ハマーンの言葉にジュドーも納得した口調で答えた。
戦場を知る者同士の連帯感がνガンダムのコックピットを包んでいた。
新スト降臨age
第2次αのジュドーとハマーン様(;´Д`)ハァハァ
なんだか四人の組み合わせがいいですね。
この四人のやり取りをもっと見てみたいかも。
いよいよ中盤か
乙!
>アムロの願いは、そのままサイコシステムに吸い込まれていった。
ここ、凄い好きです。
楽しみですね、この後の展開も。
ハマーンのHシーンないの
88 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/12 06:31 ID:cn2Puowk
age
ハマーン様は処女。
シャアを恨んでいるのも、シャアがょぅι゙ょにしか興味がなく
口説かれたのに手も全く出さなかった。その上捨てられるという仕打ちをうけ、
恥をかかされたので女のプライドが許さんのです。間違いなく処女。
>>89 そ ん な 事 は み ん な 知 っ て い る
種対策
>>86 俺も、、、
>アムロの願いは、そのままサイコシステムに吸い込まれていった。
このシリーズで一番かっこいい一節かなと。
葡酒
捕手
95 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/13 15:25 ID:cOQel9C4
あげお
96 :
可愛そうな中学生 ◆M9WDzWFhcg :03/04/13 15:26 ID:15U6F/3J
見てください!酷すぎます、受験間近の中学生にこんなこと言うやつが・・・・(泣
555 :528=532=540 :03/04/12 13:37 ID:???
>>541 本物に失礼では?(←注;本物とはバンプのことです。)
で、チキンいないのね。殺しに来たらちょっと
雑談でもしようと思ってたのに。糞厨房相手じゃ
話が噛み合わないか。
当方リア工。今年で二年。高倍率掻い潜って合格しますた。
チキン野郎、厨房だよな?いつ受験か知らんが
落 ち ろ
あげ
98 :
名無しさん2号:03/04/14 17:16 ID:nAjQbsSy
シャアがネオジオンを再興する前のSSを書こうかなって思っています。
内容はジュドーとハマーン、カミーユやファがムーン・ムンを再び訪れ、潜伏した
ネオジオン(シャア派)の諜報部員と連邦の諜報部員との争いを織り交ぜたもので
すが。
まだ、稚拙なのでスパイアクションっぽい内容にならないかもしれませんが良いで
しょうか?
うっさいはげ
hosyu
最近俺の行きつけの良スレがおちた。こういうことのないように保守。
>81>85>88>91>93-95>97>102サン
どうもです。
>82サン
確かに (;´Д`)ハァハァ らしいですね。
>83サン
本編では絶対に交わらない4人組ですね。
しかしなかなか…。
>84サン
中盤? え? な、なんで?
だから、風呂敷、畳み込むんだって言ってるでしょ。
とか言いながら長々と続けてきたのはワタシ自身だったりもする…。
84サンの発言が正解になる…? いやいや、今度こそ畳みますってば。てば。てば。てば?
>86職なりさん
ありがとうございます。
ちょっと柄にもなく叙情的しちゃいました。(w
そちらの9月にも負けず、こっちは8月から書いているんですよ。
いいかげん、ホントに〆ます。今度こそ。(w
>87サン
お粗末だけどだぁ〜いぶ昔に書いてたかも。
>89-90サン
まあまあ、あはは。(汗
>92サン
ありがとうございます。
でも、アムロにいいトコ持ってかれちゃったのか…。
ジュドたんマンセー書き手としては、ちょっち複雑。(w
>96サン
ご、誤爆? 誤爆は遺憾ですよ。
>98名無しさん2号サン
おっ、いいですねぇ〜。
>ジュドーとハマーン、カミーユやファがムーン・ムンを再び訪れ
って事は、(羊編)を採用して下さるっていう事?
ありがたや、ありがたや。待ってますです。
>103サン
ありがとうございます。
行きつけ良スレって「家庭の崩壊」スレ?
教師・ハマーン先生に戻った矢先だったのにですね。
と、ハマーンは急に思い出し、ジュドーのわき腹を肘で突付いた。
「ジュドー」
「えっ?あ……!」
ハマーンの指摘に、ジュドーは慌てて上着のポケットからメモ書きを取り出した。
「これ、俺たちの仲間から、さっきもらった情報なんだけど……」
手渡された紙をアムロは覗き込んだ。
あまりお上手とは言えない文字は、本人からの説明を要する。
「情報収集とネオ・ジオンに部品を回さないために、動いてた俺の仲間がさ、
サイド1の、マニア好みのモビルスーツ扱うガレージショップで聞いたんだってさ」
「ネオ・ジオンの軍人らしい人間が、ハイザックを購入した?」
何重にも円く枠を囲んだ中の文字をアムロが読み上げた。
「クラシカルスタイルで、かなりいいカスタマイドしてあったみたいなんだけど」
こういう類の話をする時、ジュドーの目はジャンク屋に戻っている。
「どうしてネオ・ジオンの人間だって分かるんだ?」
「あのね、俺たちジャンク屋は、マニアは匂いで分るんだよ。
相手が、好きでその機体を見ているのか、
それともその機体による戦果を見ているかぐらい、一目瞭然さ」
「そういう……、ものなのか?」
「らしいな」
アムロの問う目に、ハマーンも少しはジャンク屋に足を踏み込んだ者らしく答え、
カミーユもアムロも頷くしか出来ない。
「モンドの話じゃ……、あ、モンドって言うのは、この情報をよこしてくれた俺の仲間ね。
それによると、このサイド1のマニア系ショップのオヤジって人は、
かなりの腕利きの、この道、長い人らしくってさ。
だから、そんな人の目、誤魔化せるわけ無いんじゃないかって、連絡してくれたのね」
ジュドーの相打ちもさせない勢いの合間を縫って、アムロはようやく口を開いた。
「つまり、その機体を使って……」
「そういう事」
「どこかでカモフラージュ作戦が行なわれる」
「だろうね」
ジュドーの自信に満ちた表情に、
アムロは直ちにそのメモを握りしめたままコックピットから身を泳がせた。
「シャアの艦隊の位置も気になる。ブライトに連絡を取ってみる」
「それがいいですよ」
カミーユが答え、その目はアムロの背中を見送った。
と……。
「ねえ」
いたずらっぽい声に、カミーユとハマーンは、
コックピットの中に潜り込んだジュドーに振り向いた。
「ヘヘーン」
ジュドーの笑みは、やはり、悪ガキの顔になっていた。
今回、超、短めで申し訳ないです。
次に続く内容が長めになりそうだったので、キリの良いところで切ったら、
今回がこんな有様になってしまいました。
それから…。
ジュドーたちがνガンダムのコックピットで何をしたのか。
っていうのはまた後々に引き伸ばしますので、推理されても結果発表は次回にはありません。
推理の必要なんて無く、すぐ分かっちゃうだろうけど。
うp遅い上に我がまま放題ですみませんが、そういう事でよろすく。
連投すまそ。
ごめん、自分で付けたレスで間違いハケーン。
>105において、
>って事は、(羊編)を採用して下さるっていう事?
となってますが、(狼編)の間違いでした。
ワタシ、狼でした。
どうして元祖サンが羊で、ワタシの方が狼になったのかは、このスレにおける七不思議(?)。
新ストさん乙です。
久しぶりにジャンク屋ジュドー&ハマーンの顔がちらりと。
いいですねー、こういう展開。
しかし、コックピットで・・・こ、これは・・・?
もしかして前スレでの私のたわ言が正式採用ですか???
保守
保守ですが何か?
ジャンク屋の裏を知っているハマーン様に萌え〜
「やっぱ、変わってないな!」
ムーン・ムンの牧歌的な風景を見て、ジュドーは深呼吸して草むらに寝転んだ。
ムーン・ムンの光景はジュドーがハマーンを連れて滞在していたときと変わっておら
ず、時がゆっくりと流れているかのようだった。
「ジュドー。先へ行くぞ」
白のシャツと青いジーパンに身を包んだハマーンがカミーユやファと一緒に一足先
へ住民でキャラ・スーンの母親ロランの家へ向かい、寝転んでいたジュドーは慌て
て3人と合流した。
「ここは変わってないな」
ファと療養で訪れたカミーユはムーン・ムンの光景を見て呟き、ファは「本当ね」
と頷いた。
「あら、あんた達!」
大柄で50代前半の女性が一軒家から飛び出て、4人を迎えた。
「ロランさん、お世話になるよ」
「よく来たわね、上がって上がって!」
笑みをこぼし、ロラン・スーンは4人を一軒家へ招き入れ、冷蔵庫で冷やした牛乳で
もてなした。
「美味いわ、スーパーで売っている牛乳と違うわ」
「カウルさんの牧場から持ってきたのよ」
「あの、おっちゃんか!」
ジュドーは3年前の夏にハマーンと訪れたときに、大工仕事を手伝った禿頭の40代
後半の人物を思い出した。
乙。SEEDのキャラをさりげなく登場させるということは無理?
>115
それは無理だろう。
117 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/17 21:15 ID:8U+Ah+/1
種厨発見
「おっちゃんは元気?」
「カウルさんは元気だよ!ジュドー、カウルさんに顔見せてあげな!」
ロランがそう言い終わらないうちにカウルと呼ばれるドイツ系の中年の大柄の男が
肩に自分の牧場で育てた牛の肉を担いで現れた。
「ロランさん、今年一番のだ!」
「ま、そんなに…!」
「気にするなよ、ん?」
アンセルム・カウルはジュドーの姿をみると、声をかけた。
「よぉ、坊主じゃないか!」
「おっちゃん、久しぶりだな!」
「ハハハ、水臭いな!来るときぐらい、連絡を入れとけばよいのに!別嬪さんも2人
連れてきやがって!」
ジュドーの背中をポーンと叩いてカウルは笑うと、牛肉をテーブルの上に置いた。
「サラサ様に挨拶に…」
「行って来るよ」
「お前さんが帰ってくるまで俺の家でバーベキューの準備をするからな。それと、
機械に詳しいか?」
「ああ」
「ちょっと、トラクターのエンジンが不調でな。俺は機械が苦手だから…」
照れ笑いを浮かべながらカウルが言うと「オレがするよ」とジュドーはそう言った。
「悪いな。折角遊びに来たのに!」
「いいって」
ジュドー達はムーン・ムンにあるサラサの宮殿へ向かった。
ちょっと私も登場させなさいよ!バカシンジ
>120
何故にシンジが?
ってゆーか、種虫はどっか逝け
それにしてもあの二人
「うまく犯ったのだろうか」
hosyu
名無しさん2号さんのって新ストさんのとリンクしてるんですね。
4人のからみが、というよりハマーンとファのからみが楽しみ。
>>124 まだ稚拙な部分もありますが、一生懸命頑張ります。
続き期待してください!
あう、バカ、ぼけてしまった・・・
それをいうなら、”トリップつけることだな”だろ。
ノ ∧ /) ∧
彡 ノW \从/V W \ ミ
( ノ | ノ \)
∩V 、、 | >V7
(eLL/ ̄ ̄\/ L/ ̄ ̄\┘/3)
(┗( )⌒( )┛/
~| \__/ | \__/ |~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
爻 < | ; 爻 <問題ない、続行しる。
~爻 \_/ _, 爻~ \______
~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
/ ー ̄ ̄\_ ̄\
_一‘ < ̄ ̄\\\J
<\ ー ̄ ̄ヽ_ヽJ  ̄\_
\ _ニニニヽ ) ~\
\ _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
__/~ V \_| ~\_
「変わってないわね、ここ」
ムーン・ムンの宮殿へ向かう途中、ファはのどかな光景を見て言った。
「そうだな。ここだけがまるで時間が止まったような感じだな」
ハマーンは薄らと笑みを浮かべ、のどかな光景を見て言った。
「宇宙や地上はまだ…。ん、ごめんなさい」
「いや、いいさ。戦乱の元凶は私にある、何か言われる覚悟はあるさ」
申し訳なさそうなファを安堵させようと、ハマーンは自分がやってきたことを振り
返り、そう言った。
「気にしないでいいのよ」
ファの笑顔に慰められ、ハマーンは「ありがとう」と言った。
「お久しぶりです、ジュドーさん」
ムーン・ムンの宮殿の謁見の間でサラサが笑みを零し、ジュドー達を出迎えた。
「モンドさんは?」
「モンドなら通信制の学校で勉強しているよ、たまにハマーンが家庭教師をしている
から」
「モンドさんも元気で…」
「あなたはお変わり無いか?」
「はい。ハマーンさんは、相変わらずですね…」
サラサに指摘され、ハマーンは顔を赤くして「そ、そうだな!」と呟いた。
131 :
山崎渉:03/04/19 23:35 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
132 :
山崎渉:03/04/20 00:56 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
顔を赤くして照れるハマーン様に萌え
134 :
山崎渉:03/04/20 01:50 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
135 :
山崎渉:03/04/20 06:55 ID:???
(^^)
「先に帰るよ。ちょっと用事があるからな。モンドに会ったら宜しくって伝えとく
からね」
「お、おい!」
カミーユの制止を聞かず、ジュドーは一足先に謁見の間から去った。
「まったく、相変わらずね…ジュドーは」
「全くだ」
マイペースなジュドーを見てファが、微笑ましそうに言うと、ハマーンは苦い表情
を浮かべたが、憎む感情が湧き出なかった。
(憎めないヤツだな、お前は)
「カミーユさんの容態は?」
「大丈夫です」
「そうですか、それはよかった…」
「まだ、忘れられないことが多いんです…」
カミーユの脳裏にはフォウ・ムラサメ、ロザミア・バタム、サラ・ザビアロフ、エ
マ・シーンなど戦いの中で散った女達の姿がよぎった。
「ここでは堅苦しい話をするのもなんですが、庭園で話をしましょう」
「ああ」
サラサに連れられ、3人は庭園へ向かった。
庭園は色とりどりの花で満ち溢れ、花園の中にテーブルと椅子、人工の池と滝が水を
たたえていた。
「どうぞ」
侍女が良い香りがする紅茶を3人に出し、一口飲んだ。
「いい香りがする…」
「大したハーブは使っていませんが…」
「心が休まるよ、ありがとう」
カミーユの丁重な礼にサラサは「大したもてなしはできませんが…」と遠慮がちな
表情を浮かべた。
「ねぇ、ハマーン。花が綺麗ね、見て回らない?」
「ああ、そうだな」
ハマーンはファと共に庭園の花を見て回った。
「綺麗…」
花を見て、ファは頷いた。
「地球の花も、この花より綺麗だろうか…」
「綺麗だけど…、地球にはだんだんこの綺麗な場所がなくなっているわ」
「…そうか」
ファはダブリンの惨事を思い出していた。
コロニー落としで生じた黒い雨はファが心を病んだカミーユを連れて遊びに行った
公園の花園に咲いている花を無残な姿にさせていた。
ハマーンは過去のことを思い出しているファの表情を見て、胸の中は複雑な思いに
駆られた。
捕手。
そのころ、ジュドーは…。
ジュドーはトラクターの前部の蓋を開けると、エンジン部やバッテリー部を見た。
バッテリー部で冷却用の水を入れた容器を下に置くと、冷却用の水を新たに取り替
えた。
「お、悪いな!」
1人の若い男がジュドーに声をかけると、冷えたジュースを差し出した。
男は20代前半で背は高く、緑色のシャツとアーミーズボンをはいていた。
「すいません」
「いいってことさ。オレはカウルさんの家で住み込みで働いているエバルトだ」
「ジュドー・アーシタです」
「トラクターが動かない理由はなんだったんだ?」
「バッテリーの冷却部の水がなくなっていたんですよ。これで動くはずだ」
そう言い終わらないうちにカウルがやってきた。
「おう、どうだった?」
「冷却部の水が減りすぎていたんだ」
「悪いな。こいつの紹介はまだだったな。こいつは住み込みで働いているエバルト
だ。グラナダにいる妹の学費稼ぎで働いているさ」
「オレと同じだ」
ジュドーは照れ笑いを浮かべ、そう言った。
「妹も学校に通って、妹の学費稼ぎのため働いているっす」
「関心関心!」
カウルが豪快な笑いを浮かべ、ジュドーの背中をポーンと叩いた。
| あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^; . |
| しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^) |
\ (^^)
http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^) /
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ^^ )
(っ) ,,,,l ` γ l,,,,,
\ \/~~.... |。 ~~ヽ
\,,/ | |。田}}\ \
| |。 | ヽ_ヽ
_ | |。 | ゝつ
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< 山 崎 ! 山 崎 ! 山 崎 ! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
さげ
>110サン
お気に召しまして幸いです。
はい。たぶんそれです。頂いちゃいました。
>113サン
イメージ崩した! ってお叱りがありそうで恐かったのですが、
シャングリラチルドレンズの仲間な訳ですから…。
萌え〜て頂けたなら嬉しい限りです。
>125名無しさん2号サン
わぁ〜い! 始まりましたね、始まりましたね、新連載。
キャラママとか、ムーンムンのオジサンとか登場するなんて、なんだかくすぐったい気分です。
命名までして下さって、きっとアンセルム・カウルさんも喜んでくれていますわ。(w
命名されたって事は、何か重要なキャラに成長するのでしょうか…? ドキドキ。
で…。
ノリに乗ってるペースの合間にすみませんが、ちょこっとお邪魔させてもらいます。コソコソ。
>126-128サン
ワタシもトリップ無いまま数ヶ月居座ってますが…。
コソーリうpうp。
「やめてください、間に合いません!」
アムロの強行的な行動に、開発担当者らしくオクトバーはただひとり声を上げた。
パイロット経験者のジュドーやカミーユらには理解出来るアムロの行動だが、
オクトバーにはアムロの行動は納得出来ない。
が、それでノーマルスーツに袖を通すアムロが思い留まるわけがない。
喧騒の中、νガンダムの発進準備は、
カミーユらの協力もあって、驚異的なスピードで整いつつある。
「アムロ大尉……!」
眉がハの字に垂れ下がったオクトバーだが、アムロに、
「オクトバーさんはじめ、ここのクルーを信じているから出来るんですよ」
と、衝動的な行動ではない事を告げられると、閉口せざるを得ない。
「納期短縮に関わらず、よくやってくれた。感謝する」
ノーマルスーツのジッパーを上げながらという無作法だが、
それでも時間が無いと分かっているアムロの謝辞に、オクトバーは、照れた笑みを見せた。
「大尉が設計されたからですよ」
アムロの顔にもつかの間の笑みが戻った。
そんな男ふたりの光景を横をハマーンの体が横切った。
蜂の巣を突付いたような状態のピットの中、
ハマーンもまた、例外なく忙しなく動き回っている。
通り過ぎようとするその姿に気付いたアムロは、その肩を引いた。
「なんだ?」
ハマーンの対応は相変わらず味気ない。
「少しいいか?」
一瞬の無言の後、ハマーンは手にしていた資料をオクトバーに投げ、
「コックピットのカミーユに」
と指示を出す。
「分かりましたよ」
オクトバーは、わざと丁寧に答えるが、
立場が逆転している事をさほど、気にしているという訳ではない。
コックピット方向へステップしたオクトバーの背中を見て、ハマーンはアムロに向いた。
「急いでいるのでな、手短に頼むぞ」
何を急いでいるのかも、誰のために急いでいるのかも分かり切っている状況での
ハマーンの冗談を含んだ回答に、アムロは笑みを見せた。が、
「シャアに伝える事はあるか?」
という真顔に戻ったアムロの口から出た言葉に、ハマーンの陽気は消え去った。
「貴様、まだそのような事を……」
一瞬で不機嫌を顔に出したハマーンに、アムロは慌てた。
「いや、そうじゃない。あなたの気持ちは理解したつもりだ。
だがその上で、何かシャアに告げたい気持ちがあるかと……!」
あまりのハマーンの嫌悪な顔に、アムロの額には冷や汗が吹き出し、
その正直そうな態度に、ハマーンの不機嫌は水が引くように消え去った。
「これから戦場に戻る者が、随分な余裕だな」
「いや」
パイロット用ノーマルスーツのグローブ部分に手を伸ばしたアムロには、
ハマーンやジュドーと語りたい気持ちはあっても、やはり、時間的な余裕は無い。
「あなたがシャアに抱く感情は、憎しみが大きなウエイトを占めている事は分かる。
しかし、憎む気持ちが大きいのと同じぐらい、かつては愛した男ではないのか?」
グローブをはめる所作は止めずに話すアムロを、ハマーンは努めて表情は変えずに見詰めた。
「ニュータイプ同士の共感は、愛情ではなく錯覚、誤解であったと、俺は言ったが、
あなた達を見ていて……。いや、俺自身、今は少し違う気がしている。
そうあって欲しいと……」
ハマーンは、アムロのグローブとノーマルスーツのアタッチメントを止める作業に黙って手を貸した。
「すまない」
ハマーンの気遣いにアムロは無意識に礼を言った。
元ネオ・ジオンのハマーン・カーンが、
出撃しようとする自分のノーマルスーツ着用を手伝っている。
アムロには、それは、あまりに異様な光景に思えた。
が、目の前で、器用に白く細い指でロックを止めてゆくハマーンの姿を見ると、
彼女が今、ただの女――、
ジュドーというひとりの男を愛するただの女であると再確認させられる。
「伝えたい言葉は無い」
ハマーンの所作に目を奪われていたアムロは、
ハマーンの淡々とした突然の言葉に我に返った。
「何も、無いのか?」
自分の気持ちはうまく伝えられなかったのだろうか……。
ララァとの気持ちの共感は、あの瞬間、確かに実在していたと信じたい自分の気持ちは……。
ハマーンがシャアに憎しみ以外の感情を持っていてくれたら、
自分の信じたい気持ちも確立できるのではないかという、
アムロの身勝手とも言える希望は不確立なのか……。
アムロは言葉を探した。ハマーンにこの思いを伝えられる言葉を。
が、ハマーンには言葉足らずなままの説明だけで、アムロの気持ちは伝わっていた。
「ただひとつ……」
ノーマルスーツの装着が完了したハマーンが顔を上げた。
ハマーンの目の前には、言葉を急くアムロの目があった。
「ただひとつ、苦しませずに……」
――殺してくれ。
言葉としては発せられなかったハマーンの気持ちをアムロは理解した。
人がいる前だと……、また、ジュドーの手前、強気な発言が目立つハマーンだが、
ハマーンにもアムロと同じ感情があった事に、アムロは妙に安心する。
「分かった。そうさせてもらう」
10代の頃の淡い恋の思い出――。
そんな平凡な言葉では言えないハマーンとシャアの関係だが、
全てを憎しみだけだと断言するには、ハマーンにも女の感情が増え過ぎていた。
僅か……、ほんの僅かなだが、シャアを救いたいという気持ちも残っていたのだ。
かつて愛した男だから……。
それをアムロが触れた。
いくら気持ちを寄せ合っている相手でも……、
いや、だからこそ、ジュドーには出来ない業だ。
ララァがシャアと自分を一緒くたに抱こうとする行為に嫌悪しても、
彼女の事を、心底、憎む事など不可能だと分かるアムロだからこそ。
ジュドー以外の人間に、自分の感情を見透かされた事にハマーンは多少、たじろぎはしたが、
これがアムロ・レイという人間かと納得した。
「お前とは、ゆっくり話しをしてみたいものだな」
「ああ。ジュドーも交えて」
アムロはグローブで大きくなった手を差し出し、ハマーンはそれを握り返した。
「生きて帰れよ」
アムロの生気に満ちた瞳は大きく頷いた。
>>142 Thenk You!
頑張ってください!
>続きです!
「戻れよ」
カウルがそう言うとジュドーとエバルトはカウルの家の中に招かれた。
カウルの家の中は暖炉と応接間、台所があり、壁にはモーゼル式の猟銃や鹿の剥製
で飾られていた。
暖炉の上にはカウル一家の写真が収められている写真立てが置いてあった。
写真は彼と彼の妻、彼の娘と1人の少女が家の前で仲良く並んでいるものだった。
「ご苦労さん、ゆっくり休んだらパーティーの準備を手伝ってくれよ!」
「ああ!」
ジュドーがソファーに腰をかけると、写真立てに収められている一枚の写真に目
が行った。
「気になるかい?これは妻と娘、娘の友達のキャラが写っているんだ」
カウルがそう言うと、ジュドーの表情が複雑な表情に変わった。
「ん、どうしたんだ?」
「いや、何でもないよ」
「キャラの話をしたら、いきなり貝のように黙り込んで。どっかでキャラと会った
のか?」
「いや、全然」
複雑な表情を押し殺し、ジュドーは作り笑いを浮かべた。
新ストさんの硬派なストーリー(・∀・)イイ!!
いつもどおり保守。
あぁ、アムロとハマーンの会話がもっと見てみたい!
そのころ、3人(ファ・ハマーン・カミーユ)は…。
「ここに来ると何だか、心が休まります」
紅茶を一口飲んで、カミーユはサラサにそう言った。
「ビタンさん、地球の状況は…」
「地球は依然、戦乱が小規模化したとはいえ、まだ続いています…。宇宙でも…」
話を続けようとすると、ファが「カミーユ、帰るよ!」と言った。
「僕らはこれで…」
丁重に礼をし、カミーユはファとハマーンと合流し、宮殿を出た。
「ねぇ、カミーユ」
「何だい?」
「さっき、サラサさんと何話していたの?」
「地球のことさ」
「ふ〜ん、怪しいわね」
カミーユの慌てた表情を楽しむかのようにファが意地悪な質問をした。
「そんな事じゃないだろう!」
ファの意地悪な質問に引っかかったカミーユは顔を赤くさせ、反論した。
「赤くなってる♪」
「フッ」
赤面したカミーユの表情を見てハマーンは軽く笑い、ファはからかった。
152 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/22 21:52 ID:2MiNfbj5
揚げ
hosyu
ショタコンの女って最悪だよな。
性犯罪者だよ
「おひゃえふぃ、ふぁみゃん」
ジュドーが焼いた肉や野菜を食べながら、ハマーン達を迎えた。
「おう、もう出来上がっているぞ!」
「いただきます」
「いっぱい食いな、自慢じゃないがここの牧場の肉は美味いよ!」
「頂こう」
バーベキューパーティが本格的に始まり、ムーン・ムンの空は夕闇が訪れていた。
「美味しいわね」
ファがそう言うと、カウルは「大した味じゃないが」と照れ笑いを浮かべた。
「スーパーで売られている牛肉や豚肉と違って、味があるわね。カミーユ」
「ああ」
「別嬪さんに誉められると、手を抜くわけにも…」
コン!
ロランに頭を小突かれ、カウルは「参ったな」と笑い、ジュドー達もその光景を
微笑ましそうに見ていた。
だが、ハマーンは得体の知れない何かを感じていた。
(見られているな…)
自分が誰かに見られていると思い、周囲を見回したが悪意や憎悪の念が見当たら
なかった。
保守・・
人大杉であせったよ、あわてて専用ビューアー容れちゃった
保守
159 :
まきまき〜 ◆R1GkMlDNP6 :03/04/25 23:34 ID:Cgo64sZo
まきまき〜
マジレス。ハマーンはジュドーよりシャアを選ぶはず。
こんな事言うのも失礼かとは思うのですが
名無しさん2号さん、小説書くの以前より上達されてますね!
その熱意に感服します。これからも頑張って下さい。
いつも楽しみにしてます。
おっと 保守するぜ
165 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/28 00:18 ID:yz8zMZsz
hosyy
マダマダ続くって、あとは妊娠するくらいだろ?
hozen
保全
新ストさん乙!オレの股間もハイパー化
170 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/30 12:55 ID:KV0q56Lg
ここんとこ人少ないな….
172 :
sage:03/05/01 16:09 ID:wPnDXs9h
神様もどってください
ハマーン様まだかな
ハマーン様お戻りを
>>162 very thanks!
まだ未熟ですが頑張ります!
続きをご覧下さい!
(気のせいか…)
ハマーンは安堵して気を落ち着かせた。
「どうしたんだ、ハマーン?」
彼女の様子を見てジュドーが気遣う様子を見せたが、「大丈夫だ」と作り笑いを浮
かべた。
「気分が悪いなら、家の中で休めよ。オレもついてってあげるから」
「わかったよ…」
そう言うと、ハマーンはジュドーと一緒にカウルの家の居間にあるソファに座り、
彼女は横になった。
「どうしたんだ?」
2人の様子を見たエバルトが家の中に入った。
「毛布無い?」
「ちょっと待ってろ」
そう言って、エバルトは寝室から毛布を持ち出し、ハマーンの上に被せた。
「済まんな」
彼女が笑みを浮かべ、礼を言ったがエバルトは「人に親切にしろと言われたんでね」
と言い、外に出た。
「大丈夫?」
「少し横になれば、治るさ」
>175
妊娠か?妊娠したんだろ?
新ストさんはどうした!?
降臨してくれ!たのむ
昨日シャア板おちてなかった?
181 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/05 23:02 ID:TGA421cc
保守
>>180 落ちてたそうです。
何ら訳のわからない表示が出て…。
183 :
sage:03/05/07 02:05 ID:VdMaEUE7
保守します
184 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/07 04:11 ID:UgOwiwlu
新ストさん、突然の入院か?大丈夫?
>148サン
ありがとうございます。硬派? 硬派ですかねぇ。
やはり作風がアクシズの重さに引かれてますね。
>150サン
あぁ、でも、悲しいかな結末は結末なのよね。
>名無しさん2号サン
毎度! 楽しませてもらってます。
すみません。すっごくお久しぶりです。
>184サン、大丈夫です。ワタシ、いたって健康に過ごしてました。
ご心配お掛けしてしまって、ホント、申し訳ないです。
ただ単に、続きが書けていなかっただけなんです。すまんでした。
能力無いくせに、色んな事に手を出す阿呆者でして。
こっちを先にやっつけなけりゃ。って思いながらも、やっつけ仕事でするのは嫌だし、
脳内構成文章がまとまるのを待ってたら、途方も無く時間が過ぎちゃっていました。
いや、ホント、すみません。(ペコリン
これから先の展開なんですが、そんなこんなでサクサクッとCCA本編進行させようかと思います。
特筆したい所だけ部分的にピックアップして、当然、ストーリーは周知のものなので、
スルーするところは簡単に。って感じで。
よろしいでしょうか?
では、かなりお久しぶりな続きです。(でもまた短め。すまんです)
「アムロさん……!」
いざ、別れとなると、カミーユもジュドーも言葉を詰まらせた。
自分が出撃する場面はいくつも経験してきたふたりだが、
人を送り出すとなると、幾分、勝手が違うようだ。
そんな後輩たちの気持ちにアムロは笑顔で応えた。
この機体……、ガンダムを駆る者の先駆者としての顔で……。
「世話になったな。行ってくるよ」
ちょっと隣サイトにでも行くような口調でアムロが言う。
「ふたりとも、大切なものを守り、しっかりと自分の人生を歩んでくれ」
それは、軍という組織に人生の大半を奪われた男だから出る言葉だった。
「地球の事……」
言って、アムロは少しだけハマーンに視線を向けた。
「シャアの事は俺に任せて」
「ああ。頼んだよ」
ジュドーが答える横で、ハマーンも静かに目だけで頷いた。
「それじゃあ」
アムロの力強い顔がメットの中に隠れ、コックピットに向いた。
この背中に……、この男に、地球の運命が掛かっている。
それを分かるから、ジュドーも、ハマーンも、カミーユ、ファ、
オクトバーをはじめとするアナハイムのクルーは、微動だに出来なかった。
宇宙の闇に白い機体は何の躊躇いも持っていないかのように、
真っ直ぐに飛び出して行った。
カウントダウンの最中に、
チェーンがサイコフレームの資料を送るようにオクトバーに言った時、
カミーユの胸は若干痛みはしたが、信念を曲げるつもりはない。
さっきまでそこにあった巨大な機体が無くなった作業ピットはガランとし、
クルー全員が思い抱く喪失感をそのまま表しているようにも見える。
「行っちゃったな」
沈黙を破るジュド―の声にハマーンはただ頷いた。
「大丈夫。あの人なら、この戦いを終わらせてくれるって」
「ああ」
ハマーンの頭の中に、つい先程まで身近にあったνガンダムのビームサーベルが、
真紅の機体サザビーに斬り付ける映像が思い浮かんだ。
「やってもらわねばな」
「そうそう」
平静を装って、頭の上に腕を組んで先を歩くジュドーの後、
ハマーンは、アムロがまだ、ララァの件を脱しきれていない事を思った。
(全ての決着……、か……)
自分とジュドーの事は理解を示してくれたアムロに、
本当の意味でのシャアとの決着が付く事を、ハマーンは心から願った。
それはもちろん、シャアとジオンの滅亡という形での決着だ。
新ストさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
まってたよ〜〜まってたんだよ〜〜これを・・・・・
アムロとシャアの物語終了後、ネオジオン残党となるナナイを救う方向で、おながいします。
気の早い話ですが・・・・
age
191 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/08 11:57 ID:7ic3Zcn2
age
結末がどうなるか気になります!
新ストさん、頑張ってください!
195 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/09 19:51 ID:NNg8SzSr
新ストさん乙!
体に無理せずガンガって下さい
楽しみにしてまつ