【無敵】SEED大失敗の理由87【厨設定】

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234通常の名無しさんの3倍
―プログラムピクチャーという例示は、若い世代にわかりにくいと思いますので、
もう少しご説明をいただけますか。
(編注:TVが台頭してくる'60年代までの日本映画は娯楽の王者の地位にあり、
その量産システムの中で、効率よく大衆向けにパターンの決まったジャンル・ムービーが
量産された。その総称を”プログラムピクチャー”という)

「プログラムピクチャーの自体には、会社が人材を丸抱えしていましたから、
スタッフが連続して映画を取れる土壌がありました。そこではそれなりの作品も
できていました。そういう体力もあったし、だからこそ世界に巣立つこともできたのだと思います。
昭和20年代後半では、それなりの監督であれば、年に5本とか10本の映画を消化していたものです。
もちろん、"プログラムピクチャーしかとれない無能な映画監督"という言い方もありましたが、
本数をこなせば間違いなくスキルは上がるのです。
でも、ここ最近の日本映画は、具体的に映画監督という職業自体を成立させていません。
監督業を名乗って成立させている方でも、年に1本撮れたら御の字でしょう。
その本数では何も試せないし、何も覚えられません。
だから僕は昔の監督のほうがスキルがあると思うし、尊敬もしています。