ガンダムエース5月号トミノインタビュー
「ガンダムSEED」をめぐって
―ここで話題を変えまして、ガンダムシリーズの最新作である
「機動戦士ガンダムSEED」について、原作者の立場からお話をいただきたいと思います。
「僕の見たところ、「SEED」のスタッフは、かなり「キンゲ」を意識しているのではないでしょうか。
それも、1プロデューサーや1ディレクターのレベルではなく、スタジオ全体としてです。
基本的にこの作品を支持する立場になったことについて、僕はとても嬉しく思っています。
もしかしたら半分は悪口と取られるかもしれませんが、僕は「SEED」を
プログラムピクチャーだと思っています。それがいけないという意味ではありません。
その土壌があるから、スタッフも食べて育っていけるし、そのためにプログラム化した
システムがあるのは、とてもよいことだと思います」