667 :
ニコル:
そうだ!
どうせ死ぬなら言わせてもらいます!
アスラン!
生え際だけは40代です! アスラン! マザコンでしょう? イザーク!
口だけトップガンのディアッカが得意なのは
敵のアシストだったんだ!
お笑い芸人集団なんてもんじゃない!
ザラ隊のことは歴史に残しちゃいけないんだ!
ザラ隊のことはみんな、ぜーんぶ隠しておきたい!
後世の歴史家が笑う準備をしてますよ!
教科書を焼き捨てたいです!
アンチの嘲笑は
その通りだとうなずきます! 情けなくって涙が出ますよ!
そう言えばすっかり忘れてました
クルーゼ隊長! あなたも何のために出てきたんですか!
そもそも貴方の隊に入ってから、僕の死は決まったような物だったんです!
嫌いですよ! まともな指揮もしないで! 芝居臭い台詞だけは一人前で!
貴方がガンダム奪取を決行しなければ、僕はこんな目に遭わずにすんだのに!
僕は『クルーゼ隊以外で』MS部隊の任務でもこなして、後はピアノに専念したかった!
誰にも邪魔をさせたくなかった!
キラ・ヤマト! アスランならあげますから二人で幸せな家庭でも築いてください!
でもラクスお嬢さんを引き取ってくれるならそれでもいいです
僕は耳栓を外します! どこにいても『静かな夜に』ばかり聞かされてましたからね!
ああもう! ザラ隊を抜けられるなら天国でも地獄でもどっちでもいいです!
でも、続編『ガンダムSEEDゼータ』で登場枠があるというのなら、考えておきます!