歴代主人公が兄弟だったらpart5【ブラザー】

このエントリーをはてなブックマークに追加
757飲み会の後で…。(前編)
23:00〜 リリーナの部屋
甲斐甲斐しくもリリーナを部屋まで運んできたヒイロ。
ヒイロ「…任務完了。これより撤退する。」
任務に縛られる彼に、告白への対応の準備は出来ているのか。そして、告白する事はできるのか。両思いでも進行しない愛が続く。
ヒイロはこの日、リリーナの部屋の前で見張りをしながら仮眠についた。
22:55〜 アスランの部屋近辺
フレイは暇をもてあましていた。
フレイ「折角キラが酔ってるんだもの…垂らし込むチャンスね。」
フレイはアスランの部屋の前に来る。その様子を隠しカメラで中の連中に見られていて、しかもキラは別の場所にいることも知らずに…。
アスラン「来てる。もうすぐ扉が開くぞ。カガリ。」
カガリ「…わかった!!…ポチッとな。」
フレイは部屋に入る。突然顔面に粉が降りかかってきた。
フレイ「ゴホッ…ハックシュン…。一体これは…なんなのよ!!」
アスラン「成功だな、カガリ。」 カガリ「馬鹿…それは足止め、これで…とどめだ…。」
フレイの口のあたりに睡眠薬をかがせ、眠らせた所で教員の部屋前に放置しておく。
カガリ「これで大丈夫だ。」  アスラン「…そうか。これで今日は安心だな。」
カガリ「ああ…。部屋に戻るぞ。アスラン…。所で、あの二人も上手くやってるかな。」
アスラン「両方とも遠慮してるかもな。わざわざ部屋かわってるんだし、上手くいくといいが。」

少し経って部屋で…。
アスラン「このお酒…美味しいな…。」
カガリ「親の酒蔵から一番よさそうな白ワインを持って来たからな。当たり前だよ…。」
アスラン「相変わらず凄いな…。」
カガリ「誉めるんなら別の所を誉めろよ…馬鹿…。もう寝るぞ。明日の為に。」
アスラン「すまない…。」
二人とも就寝に入る。
カガリ(折角ほとんどしない化粧をしたってのに鈍すぎるな…。優しい事は優しいんだが。)
アスラン(化粧してる…そこを誉めてほしかったんだろうけど、いつものカガリの方が…俺は…。)
上手くいかないとこもあるものではある。