歴代主人公が兄弟だったらpart3【ブラザー】
今日は日曜日、家族が皆家に居るのでお昼の支度も大変です。
成長期の男の子は良く食べますからね。
何を作ろうかなぁ、面倒くさいしお餅の残り焼いて…あ、お餅もう無いんだ。
じゃあ冷蔵庫の残り物で…ああっ、冷蔵庫がカラッポだ!お買い物行かなきゃ…。
ロラン「僕ちょっとお昼のためのお買い物行って来ます。」
アムロ「(経済新聞から顔を上げて)今からか?えっと…はい、財布。いつも済まないな。」
アル「あーロラン兄ちゃん買い物行くの?僕もついてくー。」
ロラン「ええ、じゃあ一緒に行きましょう。ついでにおやつも買ってあげまs…。」
居間に居る兄弟達の視線がロランに突き刺さる。
ロラン「(しまった!どうせトイレ掃除はいつも僕だけどたまには楽したい!!)え〜っとぉ…。」
アル「どうしたの。」
ロラン「アル、ごめんね。僕やらなきゃいけないことがあるから、アルにお買い物頼んでもいいかな。」
アル「え〜ぼくひとりで買い物するの?」
ロラン「そうだよ、お買い物くらいひとりで出来るようにならなくちゃ、アルも。(買い物メモを渡す)」
アル「はぁーい…。え〜、こんなにぃ?重そう〜。」
シーブック「じゃあ俺がアルと買い物いってk…」
兄弟達の視線が今度はシーブックに突き刺さる。
シーブック「アル、その程度1人で持てるだろ、行ってこい。」
アル「ちぇー。じゃ…いってきまぁす…。」(トボトボ)
ロラン「い、急いでねアル!」
シーブック「思ってたよりつらいな…ごめんよアルぅ。」
ロラン「ふぅ…って!なんですか、アムロ兄さん。その責めるような顔は。」
シーブック「そうだよ、アムロ兄さんがアルに厳しくしろって言ったんじゃないか。」
アムロ「え、そんな顔してたかい?最近株の価値が下がるばかりだから、ちょっと悩んでたけだよ。はは。」
アムロ兄さんでさえこうなんだから、前途は多難そうです。僕、ちゃんと厳しく出来るかしら?