【Sも】ナタル・バジルール少尉を修正したいPart3【Mも】
魔乳「ナタル〜。陰口叩いたらアンタの恥ずかしい秘密バラすわよ〜(ケタケタケタ
ナタル「ななな、何を言う、マリュー!!!・・・・・私には秘密なんて無い!!!
どう見ても秘密が有りそうなウロタエ振りをさらしつつ、
ナタルが大きな声でマリューを止めようとしたその時、魔乳の
浴衣の裾をゾンビのように引っ張る一本の手が・・・それは、酔い
潰れて寝ていた筈のキラであった。
キラ「・・・パイロットでも偵察でも何でもやります!!!だから・・・
是非教えて下さい!!!(瞳メラメラメラ
魔乳「そ〜んなに知りたい〜〜?(ケラケラ」
キラ「知りたいっ!!!・・・いや、知りたいです、艦長!!!!!(瞳マジ
魔乳「よ〜〜し、じゃあ教えちゃる!!!あのね〜このポケット
コンピューターの待受画面にね〜〜〜
ナタル「(いきなり顔を真っ赤にして)な・・・ダ、ダメッ!!!絶対ダメ!!!」
魔乳に飛びついてその艦長専用・通信ポケコンを取り上げよう
とするナタル。
だが、ナタルにも、後ろからヌッと羽交い絞めにする手が伸びて・・・・・
ムゥ「ファ〜〜・・・面白そうなコトしてるじゃん!!
キラ君、是非私にも見せてくれたまえ!!!(ニヤリ
こちらも、大の字で寝転がっていたはずのムゥが起きてきて、
ナタルをガッチリと捕まえるのであった。
ナタル「貴様!離せ!離さないか!!!!!」
ムゥ「隠し事はいけませんなぁ、少尉(ニヤリニヤリニヤリ
そんなコトを言いながら、ムゥは宴会が終わっても何故かまだ
被り続けているナタルの帽子を、前後逆にしたりして、抵抗する
彼女をオモチャにするのであった・・・
ナタル「ムゥ!いくら貴様でも、父上の形見であるこの帽子に
勝手に触れることは許さん!!!」
ムゥ「じゃあ、今日はボクがそのお父上!!!(ハァト
そんなバカな会話で二人が揉め合っている間に、魔乳はまた寝てしまった
ようだ。しかたがないので、勝手にそのポケコンを開くキラ。
そこには・・・・・!!!
そこには五歳位の少女と少年が写っている。少女は茶色の髪で
ゆったりしたスカートを履いている。大きなリボンが可愛らしい。
全身は白系統の服で統一されている。少年と一緒でご機嫌なの
だろう。満面笑顔である。
(マリュー艦長の子供の頃か・・・カワイイなぁ・・・)
キラは続いてその少女が腕を掴んでベッタリくっ付いている少年の
方を見た。少年は黒の吊ズボンを履いており、ややリーゼントっぽい
髪型で固めている。上は白のシャツで、第二ボタンまでが外れている。
が、そのせいで一層凛々しさが強まっている・・・
ポケットに両手を入れて自身満々に笑みを浮かべているこの少年も、
やはり少女マリューのことが好きなんだろうナァ・・・・・
そんなことを考えながらその画面を見ていたキラだが、よくその少年を
見ると、彼の頭の上には良く見慣れた・・・今ムゥと揉み合っているヒトの・・・
アノ軍帽が!!!!!
キラ「・・・!!!!!!
ナタル「キ、キラ!?見たの!!!?見たのね!!
ダ、ダメ!!!こっちに見せちゃ絶対ダメ!!!!!
そうこうしている内に、その待ち受け画面はさらに次の画像を・・・!!!
キラ「!!!!!!!!!!!!
次に表示さらた画像、それは保育園か何かの卒園文集をスキャンして
拡大画像として取り込んだものであった。
そして、その画像には次の文章が・・・・・
「しょうらいのゆめ
A組○○ マリュー・ラミアス
『ワタシのユメは、ナタルくんのおヨメさんになって、いっぱいいっぱい
ごちそうを作ってあげることです』
A組△△ ナタル・バジルール
『ボクのユメは、父上よりエライしょう軍になって、ボクの大好きなヒト
を守ることです!エッヘン!』
・・・・・年 ○月×日」
ムゥ「キラ!こっちにも見せてくれよ!」
ナタル「キラ、絶対ダメ!!お願いだから!!!」
だが、こんな時は男同士の友情が優先されるに決まっている。
キラはナタルにすまなさそうに、しかし御丁寧にも二つの画像を並べて
ムゥにその画面を見せるのであった。
ムゥ「!?・・・ウワハハハハハ!!!こりゃスゲエ!!大スキャンダルじゃん!!!
キラ、お前は二階級特進!!・・・あー腹イテェ〜〜(w
ナタル「キラのバカァーーー!!!(泣」
キラ「少尉、ゴメンナサイ!!・・・で、でも!!!」
ナタル「・・・!?」
キラ「(すまなそうにナタルを見上げながら)この画像の少尉も、
大変素敵だと自分は思いますっ!!!(ポッ
ナタル「は、は、ハズカシーこと言うなぁーーーーー!!!!!(涙目・顔真っ赤
ムゥ「アッハッハッ!!!!!さすがにガンダムのパイロットは
一枚も二枚も上手だ!!!(ゲラゲラゲラ
・・・その頃、当直でブリッジに一人座っていたミリアリアは、目の前の
巨大スクリーンに映された例の二つの『画像』を見て、笑い転げるのだった。
ミリア「・・・・・笑い過ぎて死んじゃうよ・・・でもメインスクリーンの壁紙
にしようっと!!!(ニヤリニヤリ
ナタル・バジルール。25歳。現在彼氏無し。
彼女はしかし、この先にさらなる困難が待っているなど、思いも
しないのであった・・・。