【神】99のリクしたSSを00が書くスレ4巻【降臨】
123 :
100:
−びっくりするほどユートピアっ!−
ラクスたんがAAにきて、フレイたんはとっても暇になった。
電波をまきちらしながら回りの男どもを魅了していくラクスたん。
さすが歌姫。
相変わらずのんびり茶なぞすすっているラクスたんに、フレイたんはうさばらししようと思った。
「ラ、ク、スさん? お暇? お隣よろしいかしら。」
勝手に隣座るフレイたん。
まるまっちいの転がしながら、きょとんとこっちを見ている。
(なんとなくかわいい。)
フレイたんはあらぬ事が頭に浮かび、びっくりしたが、頭振ってかき消した。
「どうかなさいましたか…?」
心配そうにたずねるラクスたん。
「ううん、なんでもないの。それより、いいコト教えてあげようか?」
「? なんでしょうか。」
フレイたんは、ある民間療法を教えてあげた。
「…ッて感じでやるのよ。そうするとねー、こうふわーっと。浮くみたいな…とにかく、気持ちよく慣れるのよ。」
「へー。そんないいコト、今まで知らなかった…ありがとうございます。」
しばらく二人で適当にお話などして、ラクスたんのほうから席を立った。
「では、ごきげんよう。あ、そうだ、さっき教えていただいたあれ、早速ためしてみますね。」
フレイたんは、見事だませたことに気分すっきり。
「やっぱりコーディネイタなんてちょろいもんね。アー気分いい! そうだ、サイのとこいこーっと。」
124 :
100:02/11/21 20:14 ID:???
フレイたん、ひとしきりサイやキラで遊んでお疲れ。
部屋に戻ろうとてくてく歩いてると、丸いのが転がってきた。
「あら、これ、あの子の…。どうしたのかしら?」
手にとってみると、口から紙が出てきた。
『先ほどはとってもイイこと教えてもらって。早速試してみたら、ほんとに気持ちよくなりました。
あんなにいいことならもっと早くに教えてもらっていれば…。ありがとうございました。』
「へー、ほんとにやるなんてあの子底抜けの馬鹿なのねー。
…でもそんなに気持ちいいのかしら。」
フレイたんハロその辺にほっぽりだしてお部屋にお帰りに。
部屋につくと周りを見回してからカギを閉め。
「エーッと、どうだったかしら…まず服を脱いで…。」
服を一枚一枚脱いで、畳んで、キレイすっぽり丸裸。
で、もう一度周りを見てみる。やっぱりまだなんともない。
恐る恐る、ベッドに向かうとちょっと口に出してみた。
「び、びっくりするほど、ユートピア? びっくり、するほど、ユートピア…。」
なんだか恥ずかしくなってきた。
(ほんとにこんなんで、気持ちよくなれるのかしら…?でもあの子はなったっていうし。)
覚悟を決めてフレイたん、ぷりんぷりんのおしりをバンバン叩きながら必死こいて叫んでみた。
「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
ベッドを今にも踏み抜きそうな勢いで昇降を繰り返す。
125 :
100:02/11/21 20:15 ID:???
しばらくすると、声は嗄れるし、汗だらだらだし、だんだん馬鹿らしくなってきた。
力が抜けてその場にへたり込むフレイたん。
そのままベッドにもたれかかって、ぐっすりと眠ってしまった。
そのころラクスたんは。部屋にあるモニタで全部見ていた。
ハロにこっそり後をつけさせて中へ入りこんでたのだ。
「ふふ、やっぱりナチュラルなんて間抜けなものね。ああ、いい気持ちッ!
−びっくりするほどユートピアっ!・完−