【神】99のリクしたSSを00が書くスレ4巻【降臨】

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−ラクスたんの奇癖−

宇宙を漂流していると、たまたま助けられた。でも実はそこは連合の戦艦だった。
なんだかわかんないけどいろいろ聞かれるラクスたん。
「まず、一つ聞かせてもらうわ。…姓名は。」
「ラクス・クラインと申します。」
ザフトのおふねだと思い込んでるラクスたんは気楽に答える。
答えてあげると、なにやら士官たちがざわざわと話してる。
「どうしたのかなー? ねー、ハロ?」
お気にのハロを転がしながら、にこにこしてる。

そんなラクスたんへ、話を終えた士官が言った。
「あなたは、スパイの可能性があります。よって、その身柄を拘束させてもらいます。いいですね?」
「はぁ。」
気の無い返事をしてると、脇をがっちり固められ、ある部屋へと連れてかれた。

部屋に押し込まれると、外からカギを閉められた。
中を見回すと、一つの寝台と、その壁際に鏡が備え付けられてた。
ずっと宇宙を漂流してたラクスたん、ふと髪が気になって、鏡を覗き込んでみる。
「あら、ずいぶんボサボサ…くしもないし…。」
適当にてぐしをかけて整えると、あとはベッドに座って鏡を前に一人で笑顔の練習をしてた。
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一方そのころキラたちは。
「か、かわいい…。」
「こんなコ、スパイじゃないと思うけどなぁ…。」
口々に適当なこといいながらラクスたんの様子を観察してた。
女性はむっつり黙ってる。

そんなこんなでしばらくころころ変わる表情をみんなで眺めていると、
不意にラクスたん席を立つ。
ここへきて何か動きか! と、色めき立つ。
すると、ラクスたん服を脱ぎだした。あれよと言う間にすっぽんぽん。
そして、服を畳んで脇へ寄せると、突然叫びだした。
「びっくりするほどユートピアっ! びっくりするほどユートピアっ!」

意味もわからず、ただただ見ているしかない一同。
ザフトのアイドルが丸裸でお尻を叩きながらベッドを激しく乗り降りしてる。
そんな光景にうっかり股間がそそり立つキラたち。
「もう、あなたたちったら! なにやってんのよ、恥ずかしい!」
そんな声も聞こえずラクスたんの裸体を見つめる若い視線。
そのうち、気付くとラクスたんは叫ぶのを止め、ハロといっしょに笑いながら寝てた。
「こ、コーディネイタってこんなコばっかりなのかしら…?」

ラクスたん、そしてキラの扱いが次の日から変わったのでした。

−ラクスたんの奇癖・完−
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−びっくりするほどユートピアっ!−

ラクスたんがAAにきて、フレイたんはとっても暇になった。
電波をまきちらしながら回りの男どもを魅了していくラクスたん。
さすが歌姫。
相変わらずのんびり茶なぞすすっているラクスたんに、フレイたんはうさばらししようと思った。

「ラ、ク、スさん? お暇? お隣よろしいかしら。」
勝手に隣座るフレイたん。
まるまっちいの転がしながら、きょとんとこっちを見ている。
(なんとなくかわいい。)
フレイたんはあらぬ事が頭に浮かび、びっくりしたが、頭振ってかき消した。
「どうかなさいましたか…?」
心配そうにたずねるラクスたん。
「ううん、なんでもないの。それより、いいコト教えてあげようか?」
「? なんでしょうか。」
フレイたんは、ある民間療法を教えてあげた。
「…ッて感じでやるのよ。そうするとねー、こうふわーっと。浮くみたいな…とにかく、気持ちよく慣れるのよ。」
「へー。そんないいコト、今まで知らなかった…ありがとうございます。」
しばらく二人で適当にお話などして、ラクスたんのほうから席を立った。
「では、ごきげんよう。あ、そうだ、さっき教えていただいたあれ、早速ためしてみますね。」

フレイたんは、見事だませたことに気分すっきり。
「やっぱりコーディネイタなんてちょろいもんね。アー気分いい! そうだ、サイのとこいこーっと。」
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フレイたん、ひとしきりサイやキラで遊んでお疲れ。
部屋に戻ろうとてくてく歩いてると、丸いのが転がってきた。
「あら、これ、あの子の…。どうしたのかしら?」
手にとってみると、口から紙が出てきた。
『先ほどはとってもイイこと教えてもらって。早速試してみたら、ほんとに気持ちよくなりました。
 あんなにいいことならもっと早くに教えてもらっていれば…。ありがとうございました。』
「へー、ほんとにやるなんてあの子底抜けの馬鹿なのねー。
 …でもそんなに気持ちいいのかしら。」

フレイたんハロその辺にほっぽりだしてお部屋にお帰りに。
部屋につくと周りを見回してからカギを閉め。
「エーッと、どうだったかしら…まず服を脱いで…。」
服を一枚一枚脱いで、畳んで、キレイすっぽり丸裸。
で、もう一度周りを見てみる。やっぱりまだなんともない。
恐る恐る、ベッドに向かうとちょっと口に出してみた。
「び、びっくりするほど、ユートピア? びっくり、するほど、ユートピア…。」
なんだか恥ずかしくなってきた。

(ほんとにこんなんで、気持ちよくなれるのかしら…?でもあの子はなったっていうし。)
覚悟を決めてフレイたん、ぷりんぷりんのおしりをバンバン叩きながら必死こいて叫んでみた。
「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
ベッドを今にも踏み抜きそうな勢いで昇降を繰り返す。
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しばらくすると、声は嗄れるし、汗だらだらだし、だんだん馬鹿らしくなってきた。
力が抜けてその場にへたり込むフレイたん。
そのままベッドにもたれかかって、ぐっすりと眠ってしまった。

そのころラクスたんは。部屋にあるモニタで全部見ていた。
ハロにこっそり後をつけさせて中へ入りこんでたのだ。

「ふふ、やっぱりナチュラルなんて間抜けなものね。ああ、いい気持ちッ!

−びっくりするほどユートピアっ!・完−