xx10月19日
訓練は日に日に激しさを増していく。隊員達の疲労はピークに達していること
だろう。正直、私もかなり辛い・・・だが、部下の命を預かる小隊長として
醜態を晒すわけにはいかない。もっとも、皆の顔を見ると疲労をかんじさせる
表情は一人もいない。不気味ですらある・・・・
大隊長の前ではいいところを見せようと、つい頑張ってしまうのだ。
悲しい男のさがか・・・まったく、10歳以上も年下の子供に夢中になっている
私はおかしいのでは?と悩んだものだが、私より年を食った下士官や兵卒達も
彼女に夢中のようだ。安心してよいものか・・・・・
大隊全員、いまや彼女に命令を与えられ、それを遂行することに至高の喜びを
感じるようになってしまった。隊員達の技量は凄まじい勢いで伸び、
その士気はかつて無いほどに高い。出撃命令が待ち遠しくすら思える。
軍に入って以来、これほど充実した毎日を過ごすのは初めてである・・・
>>1よ、折角だからこのスレも残したい。立てっぱなしにしないで何か書き込んでくれ・・・