補給でとうとう カ ガ リ タソ が来た

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162通常の名無しさんの3倍
>>149 の続き
 10月29日
例のジジイを乗せた輸送機が、首都を目前にして海に墜落したという報告が入った。
さすがにあれだけの大型機をオートパイロット抜きで制御するのは無理だったか?
本部付のパイロットも案外だらしないものである。
 幸いなことに死傷者はゼロ。フライトレコーダーは回収できなかったそうで、
我々におとがめがくることはあるまい。しめしめ(藁)
それにしてもあのジジイ、我先に脱出しようと飛び出した挙げ句、バラシュート
がうまく開かずにけっこうな勢いで海面に叩きつけられたそうだ。しかもロープ
が首に絡まり、あと少しで逝っちまうところだったとか。惜しい。実に惜しい...
しかし、ジジイはともかくお付きの連中には悪いことをしてしまったと反省している。
正直、スマンカッタ!

 ところで、いま基地では来月に開催される軍の競技会へ参加するか否かが
話し合われている。これまでの訓練の成果を中央のやつらへ見せつけてやるチャンスで
ある。是非参加すべき、というのが大多数の意見である。が、中佐はいまいち
参加することに乗り気ではないのだ。はっきりとは言わないが、中央へ行くことが
嫌なようだ。首都の出身だと聞いているが.....