グエンとともに地球に向かった御大将閣下。
しかし、大気圏突入時に黒歴史の時代へワープ!
2 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/12 12:47 ID:3P+WKAvr
りんに
グエンがアスランにハァハァの予感
グエンが美少年狩り
2ニタニダ!!
>>1ハチョッパリ
クソスレナノデホショウトバイショウヲスルニダ!!
ターンXで全部ぶっこわしてください
御曹司、御大将、御大の三人のゲイナーダンスが見られます
・・・
御大将が毎話暴れまくります。北斗の拳も真っ青なアニメに。
月光厨であーる!!
ターンXならあのガンダムもどき達などあっという間に粉砕してくれるであろう。
オレのハートもスッキリ爽快。
ギンガナム「月 光 蝶 で あ る !!」
種世界あぼ〜ん
終
視聴者
子供「なんだこれ…」
同人女「最悪…」
ガノタ「最高っ!!」
14 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/12 13:04 ID:zQZDL6mP
グエンにザフト軍喰われてあぼーん
ラオウ
マニュアルどおりの戦いをするギンガナム艦隊に一抹の不安が・・・
牧歌世界の演習オンリー艦隊だからな
御大将「そんなにハロが好きかぁ〜!」
21 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/12 22:49 ID:OWXfzeIZ
ターンX、ザフト軍に奪われる。
困る御大将。あっさり見限りザフト軍に寝返るグエン。メリーベルも連れていく。
アスランがターンXに搭乗。ストライクボロ負け。しかもキラごとストライク強奪。
キラがグエンの玩具に。
残りのギンガナム軍は仕方なくザフト軍の再編成。ジン&マヒローの大部隊結成。
戦局は一気にザフト側へ傾く。一方的な要求を突き付けて終戦。ガンダムの必要がなくなる・・・
丁度その瞬間ギンガナムらが元の世界に帰還。なぜかターンXだけは残る。
ターンXの持つ未知の技術を元に飛躍的に科学技術が進歩。MSの技術、戦術も
急上昇。でまた戦争がおこる。
ターンXに対抗したMSが開発され・・・
あ・・・
小生の意味を知らない人ばかりだと思われ。
銀河ナム「小生は・・・」
アスラン「小生ってどういう意味?」
>>17 大丈夫、ここまでの話見た限りでは種世界ではろくな戦術マニュアルもなさそうだ。
アスランとメリーベルは意外と気が合いそうなのだが・・・
25 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/13 05:14 ID:S5v3AbsG
良スレage
26 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/13 05:38 ID:Z7MGP2SF
「ははっ我が世の春が来たっ♪」
ザフトに行くかと思ったら、アークエンジェル側に行く御大将。
「不利な状況かいっ!それはおもしろい!」
マリュー「無用な戦いは避けて行くわ!」
ナタル「戦術マニュアル通りだけど、その方が賢明ね。」
御大将「マニュアル通りにやってますは、アホの言う事だ!出撃準備!」
女二人「な・・・!(絶句)」
ブリッジでは三者三様の意見が飛び交うことになり、
御大将とマリューとナタルの口喧嘩が毎回出撃前に行われます。w
「お父様の裏切者!」と嘆くカガリに、
「君の御父上は大した御方だ。気に入ったよ。」とグエンが答える。
オーブで頭角を現しつ、影でカガリを援護するグエン。
とうとう、カガリの父から「馬鹿な娘だが、是非!」ということでカガリと結ばれるグエン
でも、その夜
グエン「僕の趣味は御父上から聞いていると思ったけど・・・まあ、女性相手でも自信あるけどね。」
カガリ「お父様の裏切者×2!!(泣」
29 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/14 08:23 ID:2RGdy4SV
ワラタ
フラガ「このメビウスゼロ凄いよぉ!有線のガンバレルで攻撃できている。
オールレンジ攻撃のようにな。解っているのか?ラウ・ル・クルーゼ!!」
, イ イ‐┼、
/|「 Tヽ._,.イ// i、l__l__,.li l二¨ \
.イ (◯) l(0ヽ/:/'"三ヽvェヘi]ニフ l!‐-i、 、 ヽ
lj_l.-┼‐┼-、レi个llllTヘil∠.,  ̄ lli「`ヽ_l!;;;;;;| l i i l
\. _l____レ'イ』」j!!!川ノ` o` 、 llli ,.へ =ヾヘ|TTTl
`ー-r‐フ′  ̄l`7 _,,. -'illiく. l Λ ll l /
レ' . 「L=',ニ -''"´|li`、` 、」くヽ ヽレ′
Ll-l: |lli `'/ く>メ、
|へ、 .|lli / ト-ーへ
≒=`T二`ーllli‐イ |エ=-ハ
,.-‐己三ミ「r干i|ス ヽ-イ ハi
/ / レ' ̄7ヽトl┼l/へ、 ヽl_==jl
. l- ナ┘ ./ /ヽ.ll/ ヽ. \ Lf-|l
レil ./ /7 Λ ヽ へ り
.レ' ´ヽ.// ヽ.ヽ ':ト、 \
i′ / V `)`ーヲ-ヽ、 `、
Λ / / `ーj^ー、 ` |
.lレ' Λ / Λ // l`llTiー'
/l .レ'llli!.イ ::l ム l:::ll || ,
l l/ー-ッ' ::/ | lヽ l:::ll ||i 〃 ,
. レヲ /lト./ | | \l:::ll ||li./ / ′ , 。
// //:::::| ....l、ト、_/|¨ll .||ll:::.:...: /,
/ // /:::::::| . . ......:.::.::.::::.::l.ヘ//| lト、|||lli、::.;'::. -‐ ,.
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..;.':.: :.、'.;/\/ ム-‐'三{;;:..::.:.:.'''":.;'::.''..:." .:.: .:.: .:.:〜
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|| l、 , !. |__l ''"lj i `'>i`ー'、._i. |;'`ヽ i | |
' `~ ` `iヽl i.リ/ | . i | 」 } | |
i./  ̄ | |. | |ヽ / | | なんだ!あのMSは!?
/ | | | | |// | |. |
. ヽ. | | | | |‐; | | |
|`ー,っ | || | .| , | | | | | |
|. i ヽ .i | | | | || | |,i | | | |
. i. | l i | .i | || i| /|_| |!| |,,.. | | |
li, ,.rヽ -─‐'''| ._i jノ ノi,.‐'' ‐'''~~`'゙-‐;`''ー'──'
ヾ _,'~_';:=''",,.. -‐ ' "´ |
i ./ r''"´ |
| | | i
// / --─'''"~ ̄ ̄``` |
もしギンガナム艦隊が種の世界にきたら。
ミノフスキー粒子存在せず、戦艦のミノフスキークラフト作動せず。
おまけにNジャマーで戦艦の動力炉停止。
大気圏突破したところで墜落氏(藁
「小生はそれほど、愚かではないよ!」
大気圏突入を中止し、再び宇宙へ戻る一行。
不明な状況を確認すべく一番穏やかそうなコロニー(オーブ)に潜入・偵察を試みる。
調査隊が着いた途端、ガンダム争奪戦に遭遇。「む。物事にはやり方があろう古代人!」
と言いつつ刀を抜くや争奪戦に加わる御大将。「何をやってるんですか?!」と御曹司。
敵を蹴散らしてガンダムの一つに取り付き歓声を挙げる御大将にマリューの工具がぶつけられる。「刀なんか振り回して何をやってるの?!」
滑り落ちた御大将に代わってザフト兵が次々ガンダムに乗り込む・・・。
ラスティーとアスランが他のガンダムを奪取しに行くと、ラスティーが倒れた。
ラスティーの尻には竹槍が刺さっていた。「先に行け!お、俺のケツじゃ操縦できない」
アスランが意を決して行こうとすると、そこには竹槍を構えたコレンがいた。
「ガンダムはあ、破壊させてもらうぜえー!」その形相にビクッとするアスラン。
がコレンにもマリューの工具がぶつけられた。「(銃を抜いて)またなの?!今度は撃ち殺すわよ!
アスランがマリューを撃ち、運命の再会が行われた・・・。
35 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/14 23:51 ID:ez8TErXf
ワラタ
ターンAとターンXの動力源については不明です。
とにかく半永久的に使える、としかありません。
よってこざかしいNジャマーなど無効!
ターンX暴れまくり。
37 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/15 09:54 ID:/U8p2svw
>34
続きキボンぬ。ワラタよ
39 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/15 22:59 ID:Fx2+f8iL
少年をガンダムのコクピットに押し込んだ、マリューは自分も入ろうとした。
だが、自分の体が邪魔してうまく入らない。「よいしょおっ!あなたもう少し詰めなさい!」
早くしないとイージスまで持ってかれてしまう。ああ、せめて誰か手伝ってくれれば。
ジタバタする彼女の下半身が強い力引っ張られて上半身も外に出る。「フウっ誰?」
「小〜生〜で〜あ〜る!」工具で頭をかち割られて血だらけの御大将がそこにいた。
「い・・・生きてたの。で、でも今急いでいるから後にしてね。」再び入ろうとするマリュー。
「さっきから無理だって言ってるじゃないですか!」と少年。
「うっさいわね!外にお化けがいてピンチなのよ!いいから入れなさい!ああっつズボン引っ張るなバケモン!」
「(マリューのズボンを引っ張りながら)そんな言い訳で、小生に対するエクスキューズになるか!!」
ーそのバカげた光景をモニターで眺めながら、アスランはガンダムの起動準備していた“笑ったら失礼だよな”と思いながらも
しっかり録画しているのは生真面目な彼らしい。次の瞬間モニターの中では御大将がツナギを持ってひっくり返った。
「?」画面を調整すると白が大写しになった。「??」それがツナギが脱げたマリューの無様なズッコケ姿だと気づくのにしばし時間がかかった。
コクピットから飛び出した下着姿の下半身を見てアスランは笑いを堪えるの必死だった。
御大将は武人であるから、すぐに目を覚ました。持っていたツナギで事態を察した。
起き上がると下着姿のマリューが恐ろしい形相で睨んでいた。ツナギを引っ手繰るとすぐ身に付けて、
弁解しようとする御大将を引っ叩いた。「これがシャイニング・フィンガーか!」と思いながら御大将はガンダムから落ちていった。
落ちる御大将を尻目に立ち上がるイージス・ガンダム。
マリューはバカやっている間に“時間切れ”になったことを悟って泣きたくなった。
地べたでは、コレンが「ガンダム−!!!」と吼えた。ラスティーは傷ついた尻を抑えていた。
40 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/15 23:06 ID:Fx2+f8iL
容赦なく銃を突きつけ、キラ達に協力を頼むマリュー。
容赦なく銃をぶっ放しながら、御大将達に怒鳴りまくるマリュー。
>「小〜生〜で〜あ〜る!」
ギャグマンガですね。
42 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/16 08:15 ID:0iEMzLMB
イイ!!イイ!
43 :
ななし:02/10/16 09:17 ID:UAJixOEh
この作品をテレビ化してくれ!
ギャグ・ガンダムでも許せる!
御大将マンセー
御大将SDにならねえかなぁ?
SD頑駄無シリーズで
東方先生やヒイロのミニフィギュアが付いてるのがあったな。
ターンXを御大将付きでキボンヌ!!
47 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/16 22:13 ID:Ujmmjqcm
シーシッシ シッシッシ ラーッセッセ ラッセッセ 男は男 女は女
ホワイトドールのご加護のもとに。ホワイトドールのご加護のもとに。」
御曹司は、助けた避難民たちの心を落ち着かせる為「宵越しの祭り」の唄を歌わせた。
勿論、ホワイトドールは此処には無く残ったガンダムがその代わりを務めた。
初めは御曹司を含め数人だったのが今ではガンダムをぐるっと囲む集団と化した。
夜になり、カガリ火があちこちで点き、歌声は勢いを増していった。レット隊や武門がそれを更に盛り上げる。
その明かりはガンダムをまるでホワイトドールそのものように見せた。
自然に避難民のリーダー的存在になりつつあった御曹司は畏怖の念にかられて、夜の闇に浮かぶガンダムを見つめた。
ナタル「まるでお祭りね・・・。」
マリュー「(ビールをぐっと呷って)プハッ!軍事機密の兵器がご本尊のお祭りなんてナンセンスよ!」
ナタル「けれど、歴代の“ガンダム”は常に人々の畏怖を受ける力や正義の象徴だったのよ。大して変わりは無いわ。」
コレン「あんたにはそうかもしれねえが、俺にとって“ガンダム”は破壊や悪の象徴にしか見えんね。」
そういうとコレンは、二人の前から立ち去った。
良ネタスレになる予感
49 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/16 22:59 ID:Ujmmjqcm
二人がコレンの言葉について考えていると、人々のいる所から別の歌が流れ出した。
「月とディアナ陛下に捧げます!せえの!つーきーのたまよおー!!!(月の魂)宿れ宿れ宿れ・・・・」
派手な格好をした若者たちが団子を抱えて踊り狂う。避難民達もそれに合わせて歌い、手を叩く。
変な歌だが、お祭りにふさわしい曲だった。おもしろそうなので見に行くと、
「小生、ノリノリである!」興に乗ったのか、御大将が刀を抜いて即席の演舞を人々に披露していた。
なかなか見事な振りで皆の喝采を浴びていたが、さんざん恥をかかされたマリューには関係無かった。
「ぶっ殺す!!」人ごみを掻き分け、御大将の前に出る。
「誰か?!興を殺ぐとは、無粋である!」
「うるさい!私は、あんたのお陰で下手すりゃ厳罰もんよ!どーしてくれんのよ!」
「ああ、さっきの女であるか。工具の件で謝りに来たのかい。小生いつでも詫びは受けるぞ!」
「何いってんのよ!チョンマゲ!」
「それでは何しに来たんだい?」怪訝そうな顔をする御大将。
「・・・これよ。」
ナタルが止める間も無くマリューは銃を抜こうとした、その瞬間、「あら〜お団子があ!」
緊張に耐えかねたのか、バランスを崩したムロンが団子を抱えたまますっ転んだ。丁度目の前にはマリューがいた。
たくさんの団子はマリューにぶちまけられた。「何なのよ!」付いた団子を服から剥がしてマリューは喚いた。
「まったく。もう」御大将に向き直ると、御大将はマリューを見てプッと噴出し大笑いをした。
「?!」「ハッハッハッ!お団子頭であるか。さては小生を笑わせに来たのかい!?」
マリューが頭に手をやると頭にちょこんと団子が二つくっついていた。「あーっ!」「これが本当のお団子娘であるよー!(爆笑)」
暗かった人々の間に笑いが戻った。合掌。
50 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/16 23:22 ID:Ujmmjqcm
祭りが終わり、朝が来た。
朝からテンションの高い御大将は早速、日課の訓練をこなした。勿論快食快便だ。
しばらくして、御曹司が欠伸しながら起きると御大将はどっかから朝刊を手に入れ読みふけっていた。
御曹司「新聞には何が載ってます?」
御大将「寝すぎは健康によくないよ。一面は「新兵器強奪」のニュースで持ちきりだ。
地球連合の新兵器が五台中4台、敵軍に奪われたそうだ。平和なところと思ったが結構物騒だな。
しかし4台もとられるとは大失態。責任者は余程愚かであろうよ。ゲリラの乱入にも対応できんとは情けない。」
御曹司「・・・ご自分が昨日何をしたか。自覚はありますか?」
御大将「ふむ。集団喧嘩を止めようとして、変な女に工具をぶつけられて抗議したくらいだな。」
御曹司「・・・ふう。経済・株式欄を見せてください。」
御大将「いいよ。」
ザフト軍
クルーゼ「(>39のアスランのビデオを見て)
ほう。認めたくないものだな。あんな良い尻を持つ女性が敵にいるとは。」
ニコル「僕は、あの男性の方が気になります(真っ赤になって)」
クルーゼ「ほーう。(意味ありげに微笑)」
51 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/17 07:37 ID:scpk7dAJ
御大将マンセー
むしろレッド隊マンセー
いつの間にレット隊が来てたんだろう・・・?
ミドガルドとステロきぼんぬ。
55 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/17 23:15 ID:Li5qCF7o
ガンダムを奪われた後、少年達に銃を突きつけて協力するよう頼むマリュー。その眼差しは真剣であった。
ガンダムを奪われた後、御大将に銃を撃ちまくりながら協力するよう頼むマリュー。その眼差しは怒りに満ちていた。
「子供達の時とはえらく態度が違うである!」「うるさい!お仕置きしてやる!」
そうこうしてる内に敵が攻めてきた。むう、これはヤバイとマリューと一時休戦する御大将。
「あの子だけでは不安だわ。」「フッ。そう思って今援軍を呼んだ。腕の立つ男であるよ(ウィンク)」
しばらく経っても“援軍”は来ない。「・・・援軍は何時来るのよ!チョンマゲさん!」「・・・おかしいであるな(冷汗)」
ひょっとしたら、自分の携帯通信機が故障しているのかもしれない。そう思った御大将はマリューや少年達と共に無事な通信設備のある場所へ移った。
しばらく、月の民から見れば旧式の通信機と格闘してやっと回線が通じた。
スエロ「(煎餅を食いながら)おう!御大将。今そちらへ向かっている。」お相撲さんみたいな顔がどアップになった。
「何故、遅れたのであるか?!」
熱々のウドンを食っていたからだという。マリュー達がクスクス笑う。御大将は恥ずかしくなった。
数分後の通信
スエロ「(あんぱんを食いながら)現在、戦闘中。ガンダムの確保には成功した!」「それでこそ武門である!」「援軍というだけあるわねえ(感心)」
更に数分後の通信
スエロ「(ポテチを食いながら、ジュースを飲んで)敵の一体が手強い!」「頑張れ!」「(ヒソヒソと)ねえ。あの人。さっきも食べてなかった?」
更に更に数分後の通信
スエロ「(ほか弁食いながら、1.5リットルペットボトル一気飲み)まあなんとかなったぜ」「うむ!」「・・・まだ食べてるよ。」
56 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/17 23:16 ID:Li5qCF7o
無事に着陸したマヒローを皆が出迎えに出ると、独特の形状をしたMSの中から、百貫デブのスエロが(お握りをほう張りながら)現れた。
ガンダムから出てきたキラを小突きながら、
スエロ「いいか!MSの性能に頼るな!とにかく訓練を重ねろ!もう一つ俺からの教訓は“戦闘時にポップコーンは食うな”だ!」と訓示を垂れていた。
御大将「フフ。訓示を垂れるのは良いが、初心者にはそこまでにしておけ。」「へーい。」
その時、マリューやナタルのような軍人や機械好きの少年達は、初めて見るマヒローをしげしげと覗きこんでいた。
「マヒローが珍しいんですかね?」「まあな。」
コクピットを見つけて、マリュー達が中を見ると・・・
「ギャアア!ゴキブリの大群が!」「シートのネバネバはカビなの!?」
「たくさんの食いカスや包み紙が頭に!」「臭いし、汚いし、いや!染みがついたあ!助けてお母さーん!!」
マリュー達は一斉に逃げ出した!。中には異臭が付いた服を脱ぎ捨てる子もいた。
悲鳴をあげる彼らを見ながら、
スエロ「(アイスクリームを舐めて)最近、掃除をしてなかったからなあ〜。(尻を掻く)」
御大将「武門で、お前のコクピットを見たい者なぞおらんからな。」
マリュー「お風呂はどこよ!!」
御大将の台詞にちと違和感を感じるが、おもろい。
ちなみに、ステロね。
ところで御大将、というか子安はダブルブッキングですが?
微妙に声優ネタが入ってるのもナイス
しかし御大将、頭のネジが外れてませぬか?(w
60 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/18 23:13 ID:9qpEW0w/
「難民だからって卑屈になることは無いんですよ。」
難民キャンプは今日も盛況だ。御曹司が代表となって日々交渉と運営に精を出している。
生来の気品と物腰、豊かな才能は御曹司の知名度と再び押し上げつつあった。
キャンプにボランティアで来たカガリも、御曹司の精力的に働く姿に魅了されていた。
もっとも、御曹司の周りにいるチョンマゲ馬鹿や無駄飯喰いのデブは別だが。
ある日、カガリは一人隅で休んでいる御曹司を見掛けた。やはり疲労しているのだ。
ポケットから大事に写真を取り出して眺めている御曹司に思い切って声をかける。
「あの二人にも働かせたらどうなの?そうすれば、あなたも少しは楽に・・・」
御曹司は苦笑するだけだった。気まづくなったカガリは話題を変えようと御曹司の
写真を見た。豊かな銀髪と褐色の肌を持つ美人がそこには写っていた。
61 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/18 23:13 ID:9qpEW0w/
「綺麗だろう?ローラと言うんだ。私の永遠の思い人さ。」遠い目をして御曹司は言った。
何でも、地球にいた頃、御曹司は幼い頃のローラを救い、それ以来気になっていたという。
二年後に知り合いの家で働いている“彼女”と再会して、二人の恋が始まったという。
カガリ「そう・・・身分違いの恋だったんですね(ウルウル)」頷く御曹司。
それでも御曹司はそんな事を気にもせず、彼女とつきあい続けた。
戦争が始まり、最初は共に戦っていた二人も、最後には離れ離れになったという。
カガリ「ディアナという彼女の主人は酷い女ですね!(プンプン)」頷く御曹司。
御曹司「出来れば、もう一度ローラに会いたいものだよ・・・」頷くカガリ。
カガリ「・・・それで戦火を離れて此処に来たのですね。身分を証明するものも財産も
無くして、おまけに恋人まで・・・さぞ辛かったでしょうね。」
暫く沈黙して、「え?ええ。あー、まあ、そーゆーことになるかなあ。」
カガリは目をキラキラさせて御曹司の両手を握り締めて言った。
「でも、大丈夫ですよ!これからは、此処の運営ももっと楽になります!約束します!」
その迫力に気圧されて御曹司は「はあ」としか言えなかった。
「よーし!」と力強く立ち去っていくカガリを見て、御曹司は一言。
「変わった娘だ・・・。」
―その後、匿名で莫大な寄付金がキャンプに届いたという。
一部始終を見ていた御大将は一言。
「カガリとやらは、ローラを“女”と見ていたようだが、本当は“男”と知ったら
どんな顔をするであろうかな。いつかの楽しみとしておこう(w」
宇宙を漂う難民船、その中には、まだ幼い子供達の姿があった・・・。
金髪の女の子が船窓から見える星に願いを込める。“無事にお船が着きますように”と
けれど、船の後ろには、ザフトの戦艦が姿を表していた。
御大将のXトップには、感度が良すぎるせいか、度々連合軍の通信が入ってくる。
たまに出てみると「お前、ムウ・ラ・フラガだろ?」と言われる始末。
その度に「小生はムウ某では無い!軍法会議モノ?知るかタコ!」と怒鳴っている。
今日もXトップで、御曹司の難民キャンプも手伝わずに、うたた寝を決め込んでいると、
また通信が飛び込んできた。今度はムウへの出撃命令だ。
“重要機密を持った亡命者が乗船している難民船が敵の追撃にあっている!”
「うーんムニャムニャ。知るかタコである。小生はムウ某では無いのに。ムニャ」
“・・・メビウス・ゼロでの迎撃を許可する!”御大将はパッと目を覚ました
「・・・何!迎撃であるか!ちょっと待て!切るなよ!触覚!回線をツナゲ!」
「(回線をつなげて)小生、ムウであります。作戦の概要について二、三お聞きしたい。」
御大将は会った事もないムウの声真似に必死になった。
その頃ムウ本人は、整備工場で、
「マズイな。ガンバレルの一つがイカレてる。今出撃しろって言われても、絶対無理だね。」
マリュー「確かにそれはマズイわね。で、いつ頃直るの?」「数時間は欲しいな。」
難民船へのザフトの攻撃が始まった。騒然とする船内の中、祈っていた女の子は
一人泣きじゃくっていた。星に願いを込めても叶うことは決して無いのだ。
それが幼い心に刻み込まれた最後の真実か―。
涙に濡れた瞳で、ふと船窓から星を見ると、無数の星の中の幾つかが動いていた。
見続けると動いている星は次第に大きくなっていった。“星がこっちに来るんだ”
そう解った時、星々が自分の願いを叶えようとしてることを悟った。
戦場に急行する、ターンXのパーツ達、頭を務めるXトップに迷いは、無い。
「後は行くのみ!である。」久々の戦いに血が騒ぐ御大将は言い切った。
“いざとなれば、船の中いる他の難民は無視していい!”と通信が入った。
「あー。ムウでありますが、それは船や他の者を犠牲にしろという事でありますか?」
“やむをえない”簡潔な返事が返ってきた。
Xトップの眼には、戦場の様子が克明に映し出されていた。難民船の船窓からこちらを
見つめる子供の姿までもが、はっきりと見えた。御大将はしばらく考えて言った。
「・・・確かに、船や子供を犠牲にしてでも、機密を持ち帰るのは作戦上正しいと、
このムウは思うでありますよ。ですが!武人としては!小生としては!ソレを勝利と呼ぶことはできませんなっ!
小生、戦って勝つのが務めですので、残念ながらその命令は、無視させて頂く!
・・・ハ、命令違反の厳罰?そんなの知った事かあああああああ!」
もはやムウ本人の迷惑顧みず暴走を始める、いつもの御大将であった。
通信を打ち切ると其処はもう戦場だった。ターンXを合体させて難民船を攻撃する敵を
有無を言わさず破壊した。
「後の戦いは、小生が引き受けた!早く港へ行くがいいよお!」その声は不思議なことに難民船全体に鳴り響いた。
残りの敵の方を向くと、御大将は宣言した。
「Xは未来不変の証。このギム・ギンガナムとターンXが貴様らに引導を渡してやろう!」
敵艦からMSがぞくぞくと発進してくる。ターンXはシャイニング・フィンガーを
真っ赤に燃やしながら敵陣に突っ込んで行った。
ムウ・ラ・フラガ大尉は、度重なる命令無視、上層部批判(暴言)等などが問われ、
哀れ営倉行きになった。本人や周囲は無実を主張しているが、前回の迎撃・亡命作戦を
担当した指揮官によれば、「いーや。あの声は絶対、本人のものだった!」と反論。
その作戦については、大尉自身は出撃はしておらず、メビウス・ゼロは修理中であったと
言う情報もあるが、仲間内での隠蔽工作の可能性もあり云々。
クルーゼは、近くで起こった亡命者追撃作戦の失敗の報を聞いて、
「最後の通信の“一機で全方位から攻撃”という言葉が気になるな。
しかし、ウチと同じ規模の部隊が連合軍のMA一機でやれるとは到底思えんが・・・」
敵を殲滅し、難民船を救った御大将は難民キャンプの食堂で一人勝利を祝っていた。
そこに、マリューがやって来てムウの冤罪についてグチを零した。
折角の気分に水を差されて御大将はげんなりした。「・・・あのな、小生はな」
その時「ショーセー?!」と声がした「む?」「あによ?」二人が声の方に振り向くと
そこには金髪の小さな女の子が立っていた。「お星様のショーセー?!」
マリューには全く解らなかったが、そこは御大将ピンと来た。船窓の子供だ。
「おお。そうであるよ。ショーセーであるよ。どうやら無事で何よりである!」
「あのね。助けてくれて、ありがとうショーセー!ディアナがありがとうって
言ってたって、お星様にも伝えておいてね!」それだけ言うと女の子は
他の難民達の中に消えた。
「ふーん。ディアナって言うんだあの子。で、チョンマゲとどういう関係よ?
やだ!何、顔赤くしてんの?まさか・・・」
「・・・は、初めて、人から、“ねぎらいの言葉”をもらった・・・・」
そう言って御大将は照れた。
良かったね御大将。ヽ(´ー`)ノ
職人氏ガンバレ
メリーベルがいればそれでいい!
68 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/19 09:32 ID:WhRg2v2S
メリーベルは、正暦に残って御大将の代りに女統領として、
生真面目に働いております。さすがにあの顔と態度は改めました(w
御大将が帰ってきた時には「短けえ夢だったなあ」とぼやいたものの、
内心は嬉しさで一杯でした。ただ御大将が正装した素顔のメリーベルを見て、
「お前誰?」「・・・・・」
と言うまでは。
仕方ないから、その場でお化粧してみせると「お前はメリーベルかい?!」やっと御大将は納得してくれました。
これで解ってもらえた。とホッとしたら、御大将にくっついて来た種の連中が、
「あははは、パンダみたい!」
と言いました。
「・・・・こいつらぶっ殺していい?」
とうとう、メリーベルはキレてしまいました。
続きは「黒歴史修学旅行編」にて(嘘
メリーベルがキレた状態で雄たけびを上げると、マウンテンサイクルからMSが飛び出してきました。
それはかつて、量産型キュベレイと呼ばれていたMSでした。
そうです、メリーベルはプルフォーだったのです!
スレ違う(藁
>>69
もはや残ってさえいない過去スレ(つд`)
>>68続き
メリーベルは自分の部屋に行き2時間ねむった…
そして…
目をさましてからしばらくして
まともな化粧道具を持ってない事を思い出し…………
…泣いた…
72 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/19 14:35 ID:rYFHiX5n
最高!
ここは御大将のスレだ!
間違えるな!!
ユニバアァァァァス!!
>「・・・は、初めて、人から、“ねぎらいの言葉”をもらった・・・・」
>そう言って御大将は照れた。
・・・泣いた。
>81
・・・俺も・・・
ジャンプの漫画で信者が最も2chでうざったがられている漫画の第一部。
第3話を見終えた感想。
御大「コロニー内部で当たりもしない誘導兵器を使うなぞ、バカのする事だ!」
御大「ええい、あんな大火力のビーム砲をコロニー内部で使うなぞ!」
御大「ザフトのパイロットは揃いも揃って素人か!?見てられん!」
怒り爆発。TVを刀で両断。
「代わるが良い!」
そう言うと、ターンXは、コクピットでもたつくキラとマリューに代わって
ミゲルのジンの前に立った。そのターンXの倣岸不遜な態度にミゲルはいらついた。
ミゲル「生意気なんだよ!ナチュラルのくせに、MSなど!」
御大将「ほう!小生はナチュラルかい!本当はコーディネーターかも知れんぞ!?」
ミゲル「何だと!」
御大将「教えてやる!未来においてはなあ!そんな括り意味が無いんだよ!
だからお前らの戦いはある意味、無駄と言えるかもなあ(嘲笑」
ターンX、ジンを軽がると撃破、ミゲル逃亡。
御大将「ハハ…小生にとっては相手が武人か、庶民か、それだけが問題なのだよ!」
カッコいいなあ、御大将
晒しあげ
封印されたままという訳にはいかんのだよ
マンセー
マリュー「軍の重要機密を民間人が…」
折角、助けてやったのに、銃を向けられ呆然とする少年たちと、御大将。
抗議しようとする少年を御大将は静かに制した。「殺されたいのかね?」「!」
「まあ、そういう処理もあるということだ。(ウィンク)」
マリューは、チョンマゲが思ったより冷静な男だと知って安心した。
「…だが、小生ともなれば別だ。失礼するよ!ガンダムのお姉さん!(立ち去ろうとする)」
マリュー「(慌てて止めて)ちょ、ちょっち、何処へ行くのよ!あなたも機密を見たのよ!
ハイ、そうですかって帰せるわけないじゃない!ほら、並んで並んで!」
御大将「ハハハ、止まらなければ小生を撃つかね?さすが!どうぞ!存分になさるがいい!」
マリュー「(凄みのある顔になって)じゃあ、悪く思わないでね。」立て続けに発砲した。
−数分後、
少年「あんた、結構セコイな。」
御大将「…まさか本当に撃つとはな、ところで誰に向かって物を言っている!!」
マリュー「そこ、無駄話しない!さて、あなた達は重要機密に触れた手前…」
御大将「お姉さん!質問があるのだが?」「何よ」
「重要機密とは何のことであるか?」
一同が呆気に取られる中、マリューは頭と傷が痛くなッてきた。
「ガンダムに決まっているでしょーが!」
御大将は鼻をポリポリ掻いて、「えー、あれが?機密であるかあ」と馬鹿にした声で答えた。
ヤマト達はこれ以上チョンマゲがマリューを刺激しない事を祈った。
御大将「まあ、小生のターンXなら解らん訳でもないがな」
マリュー「誰が、あんたのジャンクMSなんか!」「ほざくな!かわいくないやつ!」
マリュー「もういい!あんた達の名と住所を確認して、とりあえず終わりにしてやろうと
思ったのに!そういう態度に出るなら、いいわよ。全員行動を共にしてもらいます!」
少年「家に帰れないのかよ!あんたのセイだぞ!」
御大将「おもしろくなってきたって言うんだよ!しかしお姉さんの苛つき尋常では無いな。
ひょっとして、お姉さんは“あの日”であるのかな?」
マリュー「何の話をしている!男子!」「は〜い。である。」
マリュー「大体ね。あなた達は中立とか言ってるけど、外では戦争してるんです。」
御大将「(欠伸しながら)見りゃ解るであるよ。」
マリュー「嬉しそうに言うなっての!」
そのやり取りを見ながらヤマトは、ターンXの装甲は何故、
エネルギー切れにならないのだろうかと考えていた。
“これは、ただのMSじゃないかもしれない”結局、それは正しかった。
その頃、ナタルは無重力で漂っていた所をコレンに助けられていた。
「助けてくれるの?」「まあな。“白い悪魔”共を倒すにゃ、人手が必要だからな。オイ生存者が
まだいるぞ!!」生き残ったアークエンジェルの士官たちと共に船に移るナタル。
「彼は乗組員じゃないの?」「…ええ、正確に言えば生き残った者は船にいた者と…」
「MSに乗っていた者さ!!」コレンの声と共に異形のMS「イーゲル」が立ち上がった。
手にもったミンチドリルを振り回して、叫ぶ。
「さっさと船を動かせよお!姉ちゃん!黒歴史の“白い悪魔”を退治しに行くぜ!」
「…黒歴史?」その言葉にナタルはふと戦慄を覚えた。
予告音楽流れて、
ロラン「ヤマトとアスラン、友情で結ばれたハズの二人が、今敵同士として対峙する。
そして、御大将はマリューさんの苦労を他所に新たな戦いを楽しみ始めた。
運命に導かれて二体の“ガンダム”がぶつかり合おうとした時、
コレン・ナンダーが割り込んで事態は混乱した・・・。
次回、機動戦士ガンダムSEED「黒歴史の“種”」
風が荒れ始めた。
・・・さてと、OOOOさんが来る前に逃げなきゃ!」
あっ予告がロランたんだ。
次回作期待age
96 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/21 20:25 ID:fhFGCON2
age
絶好調であーる!!
御大将「コマーシャルである!」
ロラン「僕等の世界でもガンプラは大人気!お店に色んな種類を揃えて、ディアナ様も頑張っています!」
シックなお店でエプロンを付けて、子供たちの応対に励むディアナ様
ディアナ「さて、どれにします。今なら、ガンダムSEEDのプラモが入りましたよ。
アストレイ(レッドフレ−ム)やストライクガンダムもありますよ(微笑み)」
子供たち「ターンエーある?」
ディアナ「(血相を変えて)ロ・・・ロラン!助け下さいな!」
ロラン 「え、あれですかあ!(絶句)・・・と、とにかく、ガンプラ好評発売中!」
御大将「小生の世界でもガンプラは大人気!店に色んな種類を揃えて、待っておるよ!」
シックなお店でエプロンを付けて、子供たちの応対に励む御大将。
御大将 「さて、どれにするのかな。今なら、ガンダムSEEDのプラモも入荷したである。
アストレイ(ブルーフレ−ム)はまだだが、デュエルガンダムが入ったぞ!(ウィンク)」
子供たち「SEEDの女の子のフィギュアある?それもいやらしいの」
御大将 「知らんであるよ。このマセガキ!それよりもターンXを買わんか?」
子供たち「嫌だよ、あんなスクラップの寄せ集めみたいなMS」
御大将 「ほざくな!可愛くないやつ!・・・とにかく、ガンプラ好評発売中!」
マリュー「コマーシャル終わりです。・・・それよりもチョンマゲ!喧嘩売ってんの!」
御大将「ほう!お姉さんはそう見ますか!(笑」
あげ
103 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/21 23:32 ID:iBT31UNu
ロラン「貴方が戦う力を守ってこられたのはガンダムの名をお守りするという
誇りがあったからでしょう?」
御大将「その誇りをくれたのがバソダイなら奪ったのもバソダイなのだ!!
ねぎらいの言葉一つなく、懲りずに種を作ったんだよ!!
そんなバソダイのために戦う貴様などにこの私は倒せん!!!」
ロラン「倒します!!!」
御大将「上戸綾がそんなに可愛いかあぁぁーっ!!!」
君は刻の涙を見る・・・
104 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/22 02:36 ID:GcM5Ph9S
御大将ーー!がんがれ\(゚∀゚)/アゲ
106 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/22 22:53 ID:OWq7Etbo
マリュー達がバックパック換装をやり、クルーゼとムウが空中戦をやっている頃。
御大将はXトップのコクピットにどっかと足を投げ出して、空中戦や通信のやりとりを見聞きして、
果てさてドチラの側に付こうかと考えていた。「よりどりみどりであるな!」
クルーゼが攻めてきた。シグーの姿を認めたマリューは作業を急がせようとしたが、間に合わない。
そこで、ターンXを見てこれで迎撃しようと考えた。さっきのように、入ってしまえばこちらのものだ。
チョンマゲが何と言おうが関係ない。作業を続けさせて自分はXトップのあるところまで、ガンダムを伝ってよじ登る。
幸い御大将は空中戦を見るのに夢中でこちらに気付いていない。チャンスだ。
「悪いわねっと」ガンダムの時みたいに、シートにすぐ座れるよう、真上から勢い良く腰から入っていた・・・。
御大将は、シグーを見て“良い相手になりそうだ”と思った。通信を傍受してもパイロットの隠れた傲慢振りにも闘志が湧いた。
「・・・どれ、天狗ならぬ仮面の鼻をへし折ってやろうか!」
ドカッと愛刀を垂直に立てて、ちゃんと座ろうかとした時、「悪いわね」という声共に、
真上からマリューが尻を向けて飛び込んできた!御大将は姿勢を変える暇も無かった・・・
ドスンという音と共にぶつかったその結果は・・・
御大将は、中途半端な姿勢のママ、マリューの体重の乗ったヒップアタックを足と腰に受けのた打ち回ることに(合掌)
「おああああ、こ、腰が、足が、何をするか!?ガンダムのお姉さん!!
マリューは、そのままコクピット奪取を考えたのは良いが、まさか降りてくる辺りに御大将の愛刀が、立ててあったと思いもよらず・・・
「あがががが、股が股が・・・何で刀を立てたのよ!抜き身だったら、股間から串刺しじゃない!」股間の大事な個所を押えて悶絶することになった(合掌その2)
その様子を空から眺めたムウは「何やってんだか」と首を振り、
同じくクルーゼは、「ハハハ、夫婦漫才なら他所でやってくれ(爆笑)」
腹イタイ
108 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/22 23:14 ID:OWq7Etbo
ターンXは、余りにもふがいない二人に怒り狂っていた。
とりあえず自分のことを「ジャンク」「ガラクタ」「寄せ集め」と通信で
笑っているMSをどうしてやろうかと考えていた。
そんなターンXの思惑も知らずに攻撃しようとする、シグー
「例え、お粗末な寄せ木細工でも、脅威は少ない方が良いからな!撃破させてもらう!」
コクピットで呻く二人を嘲笑いながら、シグーはライフルを撃ちまくる。
その瞬間、Xトップの装甲が閉まった。強力なIフィールドで攻撃を難なく防ぐと、
左手一本でシグーを捕まえた。ミシミシという音と共に軋む機体に戦慄するクルーゼ。
次に感じたのは、機体ごと投げ飛ばされる自分であった。
物凄い衝撃で地面に叩きつけられるシグー。恐怖は其処で終わらなかった・・・
>>108 「ネタにマジレスマン」なターンXを怒らしちゃったね(w
110 :
通常の名無しさんの3倍 :02/10/23 09:07 ID:IvZfkvTX
ターンXはネタにマジレスかい。
言い得て妙ですな、次話期待&職人氏応援age
111 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/23 12:20 ID:rM+iOQjk
ジョゼフ「あああぁぁぁぁーっ!!」
御大将 「黒歴史の幕を再び開けた種などは我等の時代には不要な代物!
ターンタイプはこのXがマスターグレードで出れば良い!!
ハッ、バソダイの坊や、貴様にやすやすと種は出させんぞ!!」
ロラン 「ジョゼフさん!」
フラン 「ジョゼフ!!」
御大将 「種なんてなぁ!!1年もつわきゃねえだろうがあぁぁぁ!!!」
御大将「地球人になぁ〜!ターンXのPG化なんて、できるわきゃねぇだろうー!」
と、先にネタを書いてみる(w
自分をあざ笑った、シグーを投げ飛ばしたターンXは、
落下の衝撃で、各部を破損したシグーにゆっくりと近づいた…。
証言)ガンダムの換装をしていた少年K・Y
「馬乗りですわ…あんな無骨で鈍重そうなMSがまるで人間のように動いて、
ガタガタになった敵に馬乗りになったんですわ。それから、あの馬鹿力の左手と
えらくゴツイ右腕で、力任せに敵を滅多撃ちし始めたんですわ。その無茶苦茶振りは、
側で見ているウチ等も生きた心地しませんでしたわ。」
証言)メビウス・ゼロ、パイロットM氏
「私は戦闘機専門ですから、大きな事は言えないんですけど。
いくら格闘戦専門のMSでも、あんな攻撃はしませんね。第一、相手だけじゃなく
自分だって壊れますよ。特に拳の部分にガード機構とか無い限りはね…
ええ、敵方はまあ…その一応、知り合いですが、多分生きた心地しなかったでしょうね。」
しばらく、シグーをぶん殴った後、ターンXは自分が暴走したことを悟った。
ふと、相手を見ると上半身部は既にグチャグチャだった。正にスクラップだった。
“まるで、ネタにマジレスして、終いにはキレてしまったようだな(自嘲)”
いずれ遠い未来で、人類の命運を賭けて戦う者がこの様とは、しっかりせねば。と思う
ターンXだった。
そういえば、御大将はどうなったのだろうか?ターンXは自分の頭の中を覗いてみた。
御大将「おおおお…ターンXの高ぶりの振動が、小生の足と腰に響くであるよお」
マリュー「ああああ…この振動なんとかしてよ!あたったトコに響くのよおおお
おかげで、変な趣味に目覚めそうよ!もう!」
勝手に響け。勝手に目覚めろ。怒りを通り越して、ターンXはあきれ返った。
悶える二人を放っといて、馬乗りの姿勢のままターンXはもの思いにふけった。
自分が見てきたもの。この時代の住人が、いや御大将ですら信じられない光景を、
オリオン座で燃える宇宙戦艦。タンホイザー・ゲートの闇に輝くCビーム。
ペンタゴナの興亡。イデの発動で滅びる星々。虚空を彷徨う宇宙の孤児オルファン。
そして、最後に地球圏に辿り着くまで、様々な世界、様々な時代を駆けたものだ。
しかし、全て消えてしまったのだ。まるで、雨の中の涙のように…。
そこまで、考えた時、シグーが動きはじめた。どうやらパイロットは無事らしい。
その瞬間、シグーは残ったバーニアを全開にして暴れ牛のように跳ねた。
その勢いで、ターンXは弾き飛ばされたが、驚くべき姿勢制御能力でしっかり二本の脚で着地した。前傾姿勢で走りながら、戦闘態勢を整える。右手が赤く灼熱し始めた。
しかし、シグーは、慌ててそのまま飛んで行ってしまった。
飛び去るシグーを見ながら、ターンXは戦闘態勢を解除した。
何とか帰還したクルーゼは、ターンXに滅多打ちされて変形したハッチを何とか
こじ開けてもらうのに何時間も掛かった。
その間、ずっとあの化物じみたターンXについて考えていた。
後で、報告や会議でターンXのことを取り上げたが、全く信じてもらえなかった。
アスランたちも一笑に付しただけだった。
“スクラップにそんな真似できる訳ないでしょ!”
ターンXについて、ナタルやムウも上層部に報告したが、
どこで、どう報告が捻じ曲がったのか、シグーをやったのは、ターンXという
ガラクタはでなく、ガンダムということになった。
“面子と宣伝のためでしょうね”とナタルは唇を歪めた。
御大将は、体内のナノマシンが治療を終えるまで、
トランクス一丁となり、足と腰に湿布を貼りマクって過ごす羽目になった。
でも愛刀は手放さない。(意地でも)
御大将の向かいでは、マリューは、何も言わずどこぞで見付けた布切れを
スカート代わりに巻いて、さっきまで着ていたツナギや下着を公園の水道で洗っていた。
御大将が「何やっておるのか?」と言うと、ミリアリアが代わりに、
「女には女の事情があるのよ!黙っててよ馬鹿!」と怒鳴った。
御大将はシュンとなった。(トホホ)
御大将「CMである!」
ナレーション「人は癒され、ガンプラを買う。・・・機動戦士ガンダムSEED続々新発売!」
ソシエ「ちがーーーーーーーう!!!そこは機動戦士カプルよ!」
ロラン「違いますよ、そこはターンエーですよ。」
ソシエ「ロランのケチ!!」
バソダイのプラモデル。
メリーベル「馬鹿が!CM終了!」
閑話休題。
老人は悩んでいた。「∀と種の違いについて」難問だ。
あまりにも悩みすぎて、白い髭と編んだ髪を掻き毟り、西に行っては帯を振り回し、
東に行ってはバカ弟子を怒鳴り散らし、南に行っては、昔の同盟仲間と麻雀をし、
北に行っては弟子の恋人に、どうか二人仲良くやってくれと頭を下げる。
それでも時間は迫り、切羽詰って書いてみた。
「∀は見下ろす人々の物語である。行き着いた文明の頂きから、過去そして未来を達観して見ているからである。
種は見上げる人々の物語である。不安定な世界から、あがき苦しみつつも新たな世界に前進しようとするからである。」
下らない文章を書いて疲れきった老人は倒れる前に走り書きを残した。
「御大将の最大の不幸は、見下ろす人々の世界において、彼自身は見上げる人であったことである。」
122 :
通常の名無しさんの3倍 :02/10/25 08:33 ID:gdSiVYnU
東○先生の御大将考察…。
なんかいろんな意味で、涙が…。
職人ガンガレage
御大将はG世界に流れ着いていればまず間違いなく主人公サイドだったろーに。
拳で語り合うことしか出来ない不器用な強敵(とも)達に囲まれて
幸せな人生を・・・
種がラブコメモードになると、御大将は途端にヒマになる。
似たような声した奴は「ヒマなら、ターンXで哨戒にでろよ」と言うが、
元の世界で何千回も似たような事をやっていた御大将は凄く嫌だった。
そんな時、ヤマトの戦場に慣れない性格に頭を抱えるマリューに会った。
「ふん。何千回も同じ事をやれば慣れるモノだ。」「どこでやるのよ!何千回のシミュを!」
「(にやり)お任せあれ!」
御大将は、ターンXの隠れた機能の一つ、黒歴史の遺産“タイム・マシン”をマリューに見せた。
要は、これでMS戦が充実していた時代へ、ガンダムとヤマトを送り込み実戦訓練しようというのだ。
女達の心配を他所にガンダムとターンXは時の彼方へと旅立った。
ナタル「彼らには、何週間の修行でも、私たちには一瞬なのよね。」
その言葉通り、一瞬で戻ってきた、正しターンXのみが。
中から出てきたのは白髪の老人と御大将だった。
マリュー「へ・・・へえ。G時代に行ってガンダム・ファイトとか言う野試合を繰り返して、
あの子強くなったんだあ?ふーん。でもあの子が何故いないのよ!?」
御大将 「それが、であるな・・・」
老人 「最後に私のバカ弟子と当たってしまってですな、あ奴め、彼らの目的を考えずに
遠慮無しに奥義をぶつけたものですから・・・あの少年は、今、療養中なのです。いや、面目無い!」
御大将 「まだ、意識不明の重体であるよ。いやあ、参ったな(朗らかに)」マリュー「馬鹿野郎!」
ナタル 「・・・それで、ガンダムの方は?」
老人が御大将に目配せをすると、後ろからすっと風呂敷包みを取り出した。中身は白い金属片だった。
2人 「(声を揃えて)これしか残りませんでした!いや申し訳ない!!」頭を下げる。
ナタル 「(呆然として)これでウチは開店休業ね・・・ずっと」
マリュー「(大泣きして)あの子を元に戻してよ!ガンダムを返してよ!!何が黒歴史よ!何が東方ふ・・・」
御大将 「(老人を指して)この方を誰だと思っているのか!お姉さん!」
老人 「いや、いいんじゃよ。言わばこれはワシの不始末。そういう訳で、しばらくココで奉公させてもらいます。」
-いよいよ、迷走し始めた種の明日はどっちだ(w
やけに爺臭いな・・・師匠。
でも、さすがに主人公行方不明でガンダムヒートエソドはまずいだろ。
キラ・ヤマトは、
意識不明の重体から驚異的な勢いで全快し、
しかも、ストライクガンダムまで勝手に修復した・・・
マリュー「まあ、コーディネータだし・・・」
ムウ「いいのか?その一言で済まして・・・明らかに人間じゃないぞ」
ナタル「それになんですか・・・あの銀色の細胞みたいなのは・・・」
マリュー「気にしない・・・気にしちゃ負けよ・・・彼は何にも感染されてないわ」
>115
ロラン「4つ下さい」
ハゲのうどん屋「2つで十分ですよ」
ロラン「4つですよ」
ハゲのうどん屋「僕が言いたいのは、4つも食べなくても2つで十分だと、いうことなんです」
「も・・・もうアレはヤマトではない。ストライクガンダムそのものじゃ!」
「・・・そ、そう・・・」
(コロニーを覆ってるこの弦みたいな物はなに?!)
う〜ん
師匠が出てくると御大将の影が薄くなるなー
∀のキャラだけでいいんだけどなー
「宣伝である!」(うそ)
いよいよ、御大将のアクション・ゲームが発売される!
難攻不落のコロニー要塞に、黒歴史の超兵器を持って立てこもる武装集団!
事態の深刻さに憂慮した、月は、一人の男を要塞に潜入させた。
その名もソリッド・御大将!人柄はともかく、腕は立つ男だ。
迎え撃つ敵は首謀者のリキッド・御大将と冷凍睡眠から目覚めた黒歴史の猛者達!
果たして、ソリッド・御大将は無事任務を遂行できるだろうか!
また、隠れてばかりいると、勝手にソリッド・御大将が暴れ出す“ご乱心モード”で
スリルが更に増す!
「隠れてばかりいるのは、臆病者のする事である!」
音声も充実!
PSソフト「ターンギア・ソリッド」新発売!
恋愛シミュレーション・ゲーム「星くずガンダムSEED」もよろしくね!
―ガンプレスト(大うそです。)
「宣伝終わりである!」(うそ)
予告編音楽流れる。
ロラン「コロニーが崩壊していく中、グエン様は、先頭に立って皆を脱出させた。
けれど、最後に脱出したグエン様が見たモノは、虚空に浮かぶ脱出船団の残骸だった…。
その残虐行為はザフトの“赤き軍神”と呼ばれる男が率いる艦隊の仕業だった。
“連合軍狩り”と称して脱出した人々を無差別に虐殺するやり方は、決して許されない。
怒りを込めて抗議したグエン様。その返答は無慈悲な銃口だった。
一方、ヤマトとアスランの対決は、乱入したコレンが暴れたため、決着は付かなかった。
今はその時ではないと分かれる二人、崩壊していく大地のなか、窮地のヤマトとガンダムを救ったのは、なんと、コレンだった。「白い悪魔なんか救いたくなかったんだあ!」
というコレンの叫びにヤマトは胸騒ぎを覚えるのだった。
御大将はマリューさん達を救い出し、アークエンジェルの活路を見出すべく活躍していた。
その時、入ってきたグエン様のSOSの声に、御大将とターンXは全速力で向かった。
そこで御大将が見た、冷酷無比な“赤き軍神”の正体は!
「し…小生のバッタ者か!?」「ハッ。僕の偽者かね?」
御大将のモニターには、赤い髪、白い軍服の自分自身が映っていた…。
「僕は、ザフト特務艦隊司令キム・キンケイド、君の名は?青い髪の僕よ!?」
「小生、月の武門の統領、ギム・ギンガナムである!よく覚えておくがいい!白い服の我よ!」
次回、機動戦士ガンダムSEED「御大将・ASTRAY」
赤と青の風が激突する!
…さてと、「マモチャーン!」が来る前に帰ろうかな。
でも、やっぱり、さっきのは4つ欲しいな。二つは絶対、十分じゃないよ。ブツブツ。」
ブリッジに映るターンXとギムの顔を見た、キムの女性秘書官は
二人のあまりの相似に気持ち悪くなった。
秘書官「司令にそっくりで、気味が悪いです」
キム 「(秘書官を引っ叩いて)お馬鹿なシンシア君!(笑)ナチュラルの君を今まで飼ってやって、
そんな事しかほざけないとはねえ。あれはね、おもしろい敵と言うんだ。」
*秘書官は08小隊のユーリの女性秘書(生死不明?)と最近のガンダム戦記のジオンの女性秘書をイメージしました。(w
>134えらく鬼畜そうな赤大将VS我らの青大将こと御大将、なんかいいかも。
ちなみに、>135の戦記の女性秘書は多分ジェーン・コンティのことだと思う。
age
138 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/27 18:43 ID:lTmU5vRo
このスレ最高だよ…。
笑いが止まらね〜。
139 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/27 18:55 ID:lTmU5vRo
ところでID消す方法ってどうやるんだっけ?
メール欄にsage
メール欄になんか書け
救命ポッドから、出てきたフレイはなし崩しにアークエンジェルの一員となった。
…それはいい。この若さで宇宙の藻屑になるよりは遥かにマシだ。
それに、偶然だけど、自分が知っている男の子達がいるのも好都合だ。
何かにつけ“利用できる”だろうから、大人達には適当に合わせれば良い。
例)食堂にて、フレイ「コーヒーを入れてくださらない?(微笑)」
その返答
男の子(キラ)「いいよ。すぐ入れるよ」
女の子(ミリアリア)「いいけど。自分でやればいいのに…」
ムウ「フウ。しょうがないな。ところで砂糖は入れるかい?」
マリュー1「(誰か居ると)来たばかりでしょうから、私が入れるわ。」
マリュー2「(誰も居ないと)へえへえ。お嬢さんは御偉いですね〜。」
ナタル「私も飲むから丁度良いわ。待ってて。(フレイにコップを渡し、自分はポットごと持っていく)」
…まあ、じぶんの思い通りにはなっているので、これらは良い。フレイは、このアークエンジェルに来れたことを感謝した。
でも何事にも例外はあるものだ。
返答その2
コレン「んあ?!珈琲だあ?ちょっと待ってろよ!(台所を引っ掻き回す)」
フレイはこの後ドロドロの“コーヒー”を飲まされ、コレンの“ガンダム”話を
延々と数時間、聞かされる羽目になった。女達のしてやったりという表情が恨めしい。
御大将は、言ったがずっと動かず、テーブルに足を投げ出し「週刊戦争」を読みふけっている。
無視されているか、気にしてないか、結局フレイ自身がコーヒーを入れることが何度も続いた。
(時には入れたコーヒーを、目を離した隙に、御大将が勝手に飲んでいる事もあった。)
これでは、天上天下唯我独尊美少女であるフレイの名に傷がつくとばかりに何度も
「コーヒーを入れてくださらない?(微笑)」を御大将に向かって事あるごとに繰り返した。
そんなある日、皆が居る時に頼んだら、御大将はすんなり腰を上げた。
勝った!満足感がフレイの身体を満たした。しかし御大将が持ってきたのは“お茶”だった。
御大将は、お茶をフレイに渡し、自分の分のお茶を取ると、いつものように、雑誌を読み始めた。
自分が頼んだのはコーヒーです。と御大将にやんわりと抗議したが、御大将はニヤリと笑って
「フフフ…この時代のお嬢さんというのはおもしろいな〜。このギム・ギンガナムが
飲みたくも無いコーヒーを入れるとお思いか?」とキッパリ答えた。
「…え!?」
「おおっと。失言失言。さあフレイのお嬢さん〜、せっかくの茶が冷めてしまうぞ〜。
…それと、人を試すような真似はやめてもらおうか!!(キツク)」
フレイは恥ずかしさと敗北感で一杯になった。後ろではヤマト達がオロオロし、
マリュー達が「よっしゃ!いい気味だ!」と叫んでいた。
…フレイはこの時、アークエンジェルに来たのを少しだけ後悔した。(合掌)
御大将ステキすぎる
ドコのスレでも酷い扱いを受けるフレイ(・∀・)ニヤニヤ
>週刊戦争
ワラタ
どんな内容だろう?SAPI●?
フレイは犯される運命なのです。
誰か同人誌作れw
148 :
139:02/10/27 21:03 ID:???
ミンチドリル、黒歴史のMSイーゲルの持つ強力無比な武器。(本当は採掘用らしい?)
“種”でもこんなゴツイ武器はそう無い。
ナタル「イーゲルが持つと、正に“鬼に金棒”ね。」
マリュー「う〜ん。太くて硬くて長くて、これで黒けりゃ最高♪ってか?」
御大将「そんなに親父ギャグが好きかああああああああっ!お姉さん!」
月から送られてきた黒歴史の一つである“エヴァ”の資料を読む御大将。
人類補完計画と関わった人物の項を見た御大将はゲンドウなる人物に対して
「こういう輩は、頭をギターにぶつけて死ねば良いのだ!」と的確な評を与えた。
「フン。次、葛城ミサトか…」
資料を読んでいる御大将を見掛けたマリューは、後ろからそ〜っと近づいた。
何せ、超未来から来た男だ。本人はともかく、ターンXや黒歴史の資料は計り知れない価値があった。
自分達意外は誰もその事に気づいてはいないが“一目でも見れれば儲けもの”であった。
マリューが後ろから覗き込めるトコまで来ると「ハッハッハッ!愚かな女であるな!」と御大将はいきなり大笑いした。
マリューの心臓は一瞬ドキッとしたが、どうやら資料の中身のことを笑ったらしい。
好奇心にかられて、そっと見ると…読んだ瞬間、マリューは御大将の後頭部に踵落しを食らわせた。
「何するであるか!お姉さん!」曲がったチョンマゲを直しながら、御大将は叫んだ。
「うるさい!何、人の経歴を読んでいるのよ!」マリューは怒鳴った。
「(困惑して)別人だ!馬鹿者!」「へ?」
…特別に資料を読ませてもらった、マリューは自分のことでは無いと知ってしょげた。
「そうね。私生活はよく似ているけど、私じゃないわ。大体若いツバメは飼ってないし、
まだこの人より若い20代真っ只中だもんね。にしても暗いわねこの人。名前はっと(笑」
じっと、読んでは資料の人物に対して厳しい評価を笑って浴びせるマリューを見て、
“女は同性に対して、何故こうも辛辣になれるのか”御大将は不思議に思った。
溜息をついた御大将は、何時の間にか読みながら固まってるマリューに気が付いた。
「どうしたであるか?お姉さん?」
「…この人、葛城ミサトって私の先祖だわ…」震える声でマリューが言った。
「なんと?!」御大将は驚愕した。“歴史は繰り返すのだな”御大将はそう思った。
エヴァネタはout
なんと素晴らしいスレであることか! 次スレは是非とも2ゲットさせて頂く!!
おもしろければネタはなんでもあり
まあ、職人さんに期待しましょう。
無粋な言いがかりは野暮ってもんです。
漏れはワラタ。
ドンドン突っ走ってくらはい。
>>147 冬に期待しる!
おいらはカガリたんの方が良いけどねw
そりゃあ、御大将も人間さ!人間であるからには、御大将にも限界や悩みだってあるさ。
今回はそんな御話さ!
一心不乱に刀を振り、次々とカッコいいポーズを決める御大将。
カシャカシャと写真やフィルムを取るメリーベル。
メリーベル「ねえ、もうやめようよ。七日七晩寝ずにやったけど、やっぱ無理だよ。」
御大将「ええい!駄目だ!武人であるからには、絶対勝たねばならんのだ!」
メリーベル「だってギムはもう限界じゃないか!いいじゃない。どうだって
種のOPの女の子以上のインパクトを出したいからといっても
男のギムじゃ限界があるよ!女のアレを出されちゃあ勝ち目ないって!」
御大将「…OPのメカはターンXが決めて、人物シーンは∀と種の連中を揃えれば良い。
だが…だが、クライマックスのアレはどうしても超えられん!!
(がっくりと刀を落として)種は…アレがメインでは無いはずなのに…
視聴者よ!お前たちはそんなにアレが好きかああああああああああ!!!」
メリーベル「(目を伏せて)…好きなんだよ。きっと…」
そこに、マリューが通りかかった。状況を察したマリューはニヤッと笑って
これ見よがしに胸を思い切りはり、日頃、好き勝手やってる御大将達に向かって叫んだ。
マリュー「いくらチョンマゲでも、アレに勝てる訳ナイじゃない!少しは反省したら!?(w)」
反撃する気力も無く、勝ち誇って立ち去ったマリューをそのまま、見送った御大将は、
「うおおおお!!どうしても小生は女のアレには勝てんのかああああああ!!!」と泣き叫んだ。(哀れ)
また、女であっても、自分では役不足だと悟っているメリーベルも少し泣いた(明日があるさ!)
御大将にだって比類無き剛剣があるではありませぬか!
放送禁止になりそうですが・・・
御曹司「何も、張り合おうとしなければ良いのに・・・ローラだってそう言いますよ。」
カガリ「そうだ御曹司の言うとおりだ!(切ない目をして)ねえ・・・何故ローラさんにこだわるの?」
御曹司「(遠い目をして)・・・大切な人なんだ。」
カガリ「・・・そう。」
御大将は、御曹司の秘密を世間知らずの小娘に暴露してやりたい衝動を必死で耐えていた。
いくら御大将でも、アレには勝てんでしょー(w
>134
>…さてと、「マモチャーン!」が来る前に帰ろうかな。
「マモチャーン!」と呼ばれているのは、
‐、ー-‐‐=ミヽ)、i_
_.ン'"¨´` ``ー、
フ _.-' " ~`^'`、
r'´ j ヾ
. ノ ┌‐'′ .{
. `┐ ,ィ!,_,n_ _iノl_.ハ__.r、_ }
. !∠..ー;―-'―'―-\ . i
,!イ <二>, .、 <二>`\.、 i
'´\―-'.ノ. `ー――/ |\ ヽ、
', 〈 : ~_.ノr゙
. ', -. : 〈 _r′
. ', -_‐‐ / .l′
. ヽ、 , ´ _.」┐
_.. -‐'' l`ー‐_'_´. -‐彡´ 〉- 、
. -‐''ニノヘ _ イ「  ̄ r<´ ∠ー- ^`'ー-
こ い つ で す か ? ↑
懐かしいぞそれは・・・(藁)
163 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/28 22:19 ID:cx0s/Wcr
そりゃあ、あの声は“月のプリンセス”のものだもの。
月の臣民であるロラン君は、彼女のシマを荒らしたのを捕まって「お仕置き」されたくはないだろうに・・・
でも“月の女王”の「よしなに」の一言で、敢えてチャレンジするロラン君は偉いということで勘弁してやってくれ。
御大将「“月に代わって御仕置きである”
これだ!何時の日かこの言葉を使う時を夢見て、代を繋ぎ、2500年の歳月に耐えた!
なのに・・・なのに・・・ねぎらいの言葉一つなく、ディアナは月を降りたんだよ!
そんなディアナのために戦う貴様などにこの私は倒せん!!!」
ロラン「倒します!!!」
争う二人を見て、呆れたのはマリュー達だった。
マリュー「幾らなんでも、そんなことのために2500年って、どうかしてんじゃない!?」
フレイ「あーあ、二人して、涙流して取っ組み合っちゃって、馬鹿みたい。」
ナタル「言い過ぎよ。彼らは真剣なのよ。」「フン!」
ムウ「しょうがないな。ここらで二人を止めるとするか・・・」
マリュー「どうやるの?」
ムウ「飲みに行こうって言うのさ。・・・軍資金よろしく!」マリューに手を合わせて、二人の所へ行くムウ。
マリュー、ナタルに手を合わせて「今月、金欠なんだ。・・・軍資金貸して!」
うんざりして「ちゃんと返してね!」金をマリューに渡すと「やった!ただ酒だあ。」と喜ぶマリュー。
ナタル「誰があげるって言ったの!」
ヤマト達「フレイから聞いたんですけど・・・僕らもいいんですかあ?」
マリュー「来たのね。エヘン。今夜は艦長である私のおごりです!」
ナタル「調子のいいこと(皮肉)」
ムウが着くと、御大将とロランは喧嘩を終えて満月に向かってオンオン泣いて吠えていた。
ムウは「よし、よし(優しく)」二人をポンポンたたいた。
マリューは男たちの想いを他所に、飲み屋の予約にいそしんでいた。
ヤマト達がみみを澄ますと、何処からか知らない歌が流れてきた。
その歌は「月の繭」だった。
ロランも来てるのか??
彼が来ている=髭が来ている=御曹司おおはしゃぎ・・・
御曹司ウマー
それだとカガリたんに語っていた御曹司の思いは何処に行くんだ?
そのまんまローラに行くと思われ。
頼みの綱のウィルゲムの中間達は遠い正歴時代、
周りは御大将とギンガナム艦隊。
脱走しようにも回りは真空の宇宙空間。
御曹司の言う事を少しくらい聞いてたほうがマシだろ。
ろ、ロランの貞操が…。
御曹司にとって、カガリは無謀だけどかわいい妹(弟)分
カガリにとって、御曹司は落ち着いていて頼れる兄貴分(アスランもいいけど真面目すぎるよね)
御曹司にとって、ローラは永遠の恋人。
ロランにとって、御曹司は「尊敬してますけど、病気は早く治して下さいね」
アークエンジェルは物資欠乏の危機を迎えていた。
ガンダムを奪取され、コロニーは崩壊、本人達は必死でも連合軍の上層部はそうは見ない。
相次ぐ失態でその価値をグンと減らしたアークエンジェルは、懲罰代わりに補給を大幅にカットされることになったのだ。
そのやり繰りに崩壊から救出されて以降、にわか物資担当になっていた御曹司は遂に音をあげた。
物資の消耗については色々と心当たりがある、マリュー達は来るものが来た。としょげた。
食料も、もって後一日くらいだとの御曹司の正確な報告に一同は暗澹たる気分になった。
「こうなったら、さ、ザフトの連中に降伏しちゃおうか?」「艦長の言葉じゃないわ!」
「じゃあ、どうすんのよ?」「・・・・・」こんなやり取りが交わされるようにまでなった。
一方、御大将は相変わらず食堂で座って映画や読書に耽っていた。
何もなくなりつつある食堂はガランとしており、映画「トミノVSオリバー・ストーン」の激しい罵声が響き渡っていた。そこへマリューが入ってきた。映画のハゲとオヤジのつかみ合いに眉をひそめる。
マイペースな御大将が言った「今日はご飯まだであるか?」「あるわけないでしょ!」
こいつ何にも分かってないや。マリューは呆れた。物資の欠乏の話をして、御大将は目を丸くした。
その次は・・・大爆笑した。「最新鋭艦が物資欠乏で立ち往生かい!それは傑作だ。」「笑うな!」
「おおっと、また失言、失言。小生、こんな最後を迎えるとは思いもしなかったのでな!(笑)」
マリューは、己のみじめさ身に染みて感じて、泣き出した。「・・・こんなのって惨めすぎる・・・」
御大将は、しばらく泣く彼女を見ていて、不意に立ち上がった。「・・・どこ行くのよ?」
御大将「知れたこと。物資を調達してやるよ。泣き終わったら艦橋へ行け。何が起こっても
動揺するなと皆に伝えておくのだ。」
マリューが艦橋へ戻ると、ナタルが血相を変えて何処へ行ってたの、なじった。
窓には正体不明の円盤状の船が何隻もいきなり出現して、アークエンジェルを囲んでいたのだ。
パニックになりかけた少女達を落ち着かせようとした時、通信が来た。
「武門第一艦隊のシッキネンであります。御大将の命により、タイムゲートを通じてやってきました。」
「うむ。大儀である!至急補給を頼むぞ!」皆が驚く中、いつのまにか艦橋に来た御大将が堂々と言った。
“助かった”マリューは初めて心から御大将に感謝した。
補給は秘密裏に迅速に行われた。アスピーテ、アークエンジェルの乗員も何も言わず協力した。
御曹司とカガリが次々と運ばれる物資をチェックして、倉庫に収めていく。
そこに、白いMSと金色のMSがちらっと御曹司の目に映った。“まさか、”御曹司の胸が高まる。
チェックを終えて御曹司達が艦橋に戻ると、女王の親書を(へこへことお辞儀する)マリューに手渡す使者たちがいた。
そこには、ハリーとそして、
ロ・・ローラアアアアアアアアアアツ!!!!!!
⊂二 ̄⌒\ ノ)
)\ ( ミ""""γ / \
/__ ) ´Д`) _ //^\)
//// / \w ⌒ ̄_/
/ / / // ̄\ ...ヽ.... | ̄
/ / / (/ \ \___
((/ ( _ )
/ / ̄ ̄/ / __
/ / / / . //ヽヽヽヽ
/ / ( / 川;´Д`)グ・・・グエン様!
/ / ) / ⊂ ll ll_.つ
/ / し′ 人 Y
( / し'(_)
) / ...::::::..:::...:...:.. ........ ...:::::::::::....:
し′ .....:::::::::::::::::::::::::::.::::::
..::::.::::::::::::::::::::::..::::::::::::::'
173 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/29 23:10 ID:y1a1aj/m
“種”一同「お・・・御曹司。あんた一体何やってんだあああああ!!!!」
172で激しくワラタ
職人様天才です
タイム・ゲートとか、女王の新書とか一瞬ハァ??だったけど
良く考えたら
御大将と武門御一同は黒歴史の時代で戦えて幸せ
女王は厄介な武門がいなくなって幸せ
ローラは自分の貞操を守れて幸せ
グエンはローラが男である残酷な事実から目を逸らせて幸せ
と八方丸く収まるんだよな。
>>172の御曹司は収まるどころか、いきり立ってる気が…
177 :
通常の名無しさんの3倍 :02/10/30 11:49 ID:QXhfi+Tt
ワラタ!
白いMS・・・
ま、まさか、そんな、ああっなんということだ・・・
御曹司の剛剣と月のエリートローラの剛剣、御大将の剛剣、ハリーの剛剣
大きい順に並べよ。
単純に身体のでかい順じゃないかなぁ。
まぁ ロランが一番の剛剣でディアナとキエルをヒィヒィ言わしてるわけですが
物資欠乏のアークエンジェルを救った御大将は、この一件で男を上げた。
「帰還シークエンスに入る!総員準備せよ!ドクとマクフライは至急艦橋へ!」
艦隊が補給を終えて正暦に戻る準備が始まり、御大将とシッキネンは別れの挨拶を交わした。
時空を越えた島流しの身である御大将は、シッキネンと武門の忠義に心から感謝した。
「貴様らの忠義、見事であった!統領代理のメリーベルにもよろしく言っておいてくれ。」最後にそう言うと御大将はアークエンジェルに戻ろうとした。
その時、シッキネンの部下が慌てて報告しにきた。女王の親衛隊(ハリーとロラン)がまだ戻ってきてないというのだ。出発まで時間が無い。御大将は自分が探しに行くと言った。
もし、二人が間に合わなかったら、構わないから帰還しろとも言った。秒読みが始まる。
アークエンジェルのハンガーを見ると、黄金色のスモーと白いターンエーが我関せずといった感じでそこにあった。
「全く!ハリーの奴め!何を企んでいるのだ!?」御大将は全速力で通路を駆けた。
艦橋では、運命の再会を喜んだ御曹司が、まるで蛇のようにロランに抱きついていた。
「ああっああっローラ!私は二度とお前を手放さないぞ!」「く、く、苦しい!!」
ハリーや種の連中が二人を離そうとしたが、全然離れない。あまりの成り行きにカガリは放心状態だ。「・・・そんなあ・・・御曹司いい・・・」
「このままでは、我々は帰れなくなる!」ハリーが焦って叫んだ。
「そうですよ!グエン様」「嫌だ離すもんか!ローラ!ずっと側に居てくれ!!」
マリュー達も御曹司の狼藉に恥ずかしいやら、興味深々やらで、パニックに陥りかけていた。
マリューの忍耐も限界だった。いい加減にしろ!ホモ野郎!と艦長らしからぬ暴言を吐こうしたその時、
「何をしているかハリー・オード!(状況を理解して)いい加減にしろ!ホモ野郎!」
御大将が大音声で叫んだ。
「あ、言われちゃった。」たちまちヘナヘナになるマリューであった。
御大将の声で、カガリの目の焦点があった。そしてさっと、カガリは御大将の腰から鞘ごと刀を奪うと、ロランに絡みつく御大将の頭を滅多打ちにした。
しばらく鞘がボロボロになるまで殴るとようやく御曹司は気絶した。ハリーがロランを引き剥がしてすぐに帰ろうとした時、艦橋の窓が光り輝いた。
「ユニバアアアアアス!!」ハリーが絶叫した。
光が消えた時、武門の艦隊は跡形も無く消えていた。帰還したのだ。誰もが納得した。
ロランを抱えて、口を空けて呆然としているハリーを除いては・・・
「置き去りになってしまった・・・おおおおおユニバアアアアス!!!!!」ハリーは吼えた。
こうして、ハリーとロラン。スモーとターンエーがアークエンジェルに加わることになったのであーる。
その後、
ロラン「わあ、凄い!凄い!こんな幼稚なOSでガンダムが動いているんだあ!」ヤマトの心は深く傷ついた。
ハリー「女王陛下。このハリー・オード一生の不覚!スミマセン。スミマセン・・・・」ディアナの写真を見ては、謝り続けるハリーに早くも周囲から、変人の烙印が押された。
御曹司は・・・カガリの目を盗んでは虎視眈々とロランを狙っていた。
ナタルとマリューは、思わぬ補給と余禄に大喜びしていた。でも、女王の親書を見て御大将とターンXの正体を知り愕然とした「この船は・・・あいつの言わば、流刑地なのね・・・」
その御大将は、いつもように食堂で「マーダーズ・ダイジェスト」を読んでいた。
フレイ「・・・ところで、ユニバアアアスって何よ?!」さあ?
185 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/30 22:47 ID:QXhfi+Tt
,.-―-、,r ‐-、
r'⌒ ⌒ ヾr ⌒^ヽ
/` ,.〜vへ ⌒)
,.-' ( ソ 〉,, ) ヽ
r' ノ,ニ、_ ヾ ソ _,ノヘ )
r' ゝ 〉 `''’'`,i l '‐・'ゝ 〉ー⌒く
_i⌒" y ( (^ヽ ' ' - :レ、 、) )_ わが世の春が来たーーー!!
,.-メ _ r ゞi r<ニ三ミ:、 / ノ ヽ ヽ_
,.-( ( ; :ハ ヾ-=-.ソ /-' ∠ 、 ヽ
rf ,.-{ ( _ :::i ヽ ~ / |::: _ノ ) ’、
,.-ゝ ゝ' ,.- ' " ,:| `ニニ´ .: |'´ 、 ` ヽ、 ) )
( r / ..::::/ 丶 ,:' ヾ:、ヽ ヽ ミヽ、
_(~ ( ,./ .::/ ヾ ヾ; ト、 く
/ r '" | : ::i" ゙ ' ,! | `ヾ、:::}
>ヤマトの心は深く傷ついた。
なんか想像したらワラタ。
ユニバース:世界
ここのスレッドってキラって言わないでヤマトって言う事が多いよね。
ちょっと違和感を感じた。
ユニバース≒アイゴー
>ドクとマクフライは至急艦橋へ
ワロタ 時空超越専門の乗組員ですか(w
てっきりTV版に出てくる人物かとオモータよ
未来へ帰ろう!の二人であったか・・・
ああ、マイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイドね(w
192 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/31 22:23 ID:aGzi88MS
オーウェンあげ
193 :
通常の名無しさんの3倍 :02/11/01 08:29 ID:qtiv5Xfq
次作応援age
ターンシリーズを2機共相手にしなくてはならない
ザフトの皆さん…(ノД`)・゚・。
195 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/01 13:02 ID:g6bPbsXl
これにスモーとストライクガンダムがあるしね。
4対4じゃないか
この時代で∀の月光蝶が発動すんのかな?ワクワクw
>>195 実質的な戦力差はとんでもない事になってそうだがな(w
>>196 ∀の月光蝶って、黒歴史の映像で流れたアレかい?
ロランは未来で月光蝶を止め、過去で月光蝶を起こしたと(w
PS装甲に月光蝶は果たしてきくのだろうか?
しばらくは防げても電池切れであぼーんしそうだが…。
外部電源貰ったとしても外部電源の本体が先にやられるだろうしな。
勝つ為には電池が切れる前にターンタイプ2機を倒さないといけないわけだが、
まず無理だろうな(笑)
Iフィールド、月光蝶全開にしたままターンAとXを座らせて中でお茶してても傷1つつけられないだろう。
実体弾>月光蝶で砂になる。
ビーム兵器>Iフィールドで防がれる。
あ〜勝ち目ないわ。
凄いたとえしてるなと書いてから気づく自分(笑)
>>199 御大将は茶なんぞすすってないで嬉々として1対4とかやりそうだけどな。
「ユニバアアアアアス!!」
激ワロタ
>ターンAとXを座らせて中でお茶してても傷1つつけられないだろう。
戦えよ(w
嵐の中心がすごいマターリしてる
コレンカプルに激しく蹴散らされるザフト軍キボンヌ
普通にスモー>>>>>ストライクとか
だと思うが
しかし御大将は戦争が終ったら退屈だしロランはあの性格だし
自分達から討って出ないで座布団が攻めて来たら撃退する、の
繰り返しになりそうだな。
207 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/02 11:11 ID:Ho2FIA6O
age
そういえば
>>65でディアナさま(幼女)が出てんのよね。
ハリーに見つかったらミネバ様の二の舞にならんか?
209 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/02 13:49 ID:2GYPtmiV
種の世界に取り残された、ハリーとロラン。
いや、ロランは良かった。天性にして無意識の“人たらし”の才能が如何なく発揮され、
すぐに船に馴染んだ。(「そんな粗末な服じゃなくて、軍服着て欲しいんだけど」ナタル談)
問題は、ハリーだった。
“女王陛下の凄腕の親衛隊長”も肝心の女王がいなければ、意味が無い。
また、そういう生き方に人生を捧げて戦ってきたハリーは、深刻なアイデンティティーの危機に直面したのだ。
“女王のいない今、私はどうすれば良いのだ?黒歴史の戦いに興味など無いし・・・”
今までは“女王のために!”とやってきたが、この状況では自分が何をすれば良いのか
さっぱり分からなくなってきたのだ。まるで燃え尽きたかのようにボンヤリしている
ハリーであった。
“こんな事になるなら、来なければ良かった”後悔先に立たずという奴である。
女王から、御大将の身を預かる人々事を案じて書いた親書。それを武門に任せるのは論外。
とばかりに、偶然出あったロラン(ターンエーに私物を積み込み中だった)をお供に、
人生初のタイムトラベルに挑んだら・・・御曹司の妨害で帰還に失敗する体たらく。
“ああ、今ごろ、女王は何をなさっているのだろう?ご無事であればよいのだが・・・”
我が身以上に女王を心配するハリーは、側にいてやれない無様な自分に歯噛みした。
210 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/02 13:51 ID:2GYPtmiV
ハリー本人がそうでも、戦いは続く。
・ターンXで敵艦に斬り込む御大将「絶好調である!」
・メビウスのサポートを受けて、ガンダムと戦うストライク「いるのか!?アスラン!」
・ヒョコヒョコと敵のMS部隊から器用に逃げ回るターンエー「ヤメテくださいよ!」
ロランの言葉に“ふざけるな”とばかりに攻撃するMSを、Xの右腕が飛んできて
瞬時に撃破した。「よし!一機撃破!囮、ご苦労である!」「囮じゃないですってば!」
・ザフトの特殊部隊が突撃艇を使って、開いているMSデッキからアークエンジェルに
乗り込もうとすると、目の前に、イーゲルとミンチドリルがぬっと姿を現した。
「人ン地の庭で、何してやガル!!」突撃艇はあっという間に粉々になった。
逃げていく生き残りを見ながら「これで5匹目っと」コレンは、メモに“正”の文字を書いた。
211 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/02 13:51 ID:2GYPtmiV
でもハリーはそんな様子を艦橋で眺めながるだけであった。
「これは、君らの戦争であって、私のでは無い。」頑なに戦闘を拒否するハリーを
マリューが呼び出したのだ。無言で画面を見つめるハリーにマリューは語りかけた。
「確かにあなたの言う通り、これは貴方の戦いではない。だけど生き残るためには必要よ」
それは正しい。でもハリーは意地で反論を試みよう見ようとした。「だが、女王陛下が・・・」
「女王が戦うなと言うの?そうしなければ生き残れるかどうかも分からない状況なのに?
もし、そうなら御大将の言う通り、そんな薄情な女王なんて要らないわ。
忠臣に何もせず死ねと言う冷酷な女王は、こちらから願い下げよ。
…それとも、貴方は女王の命令が無いと戦うことすら出来ない訳?」
「…それは…」ハリーは口篭もる。
「…だとするなら、女王に同情するわね。生か死かの判断も碌に出来ない親衛隊長なんて
滑稽の極みだわ。もし、私が女王なら絶対に命を預けないわね。きっと殺されるもの。
ハリー・オード。貴方はどうなの?…(隕石から敵艦出現、急速接近の報を聞いて)
…もういいわ。こっちも忙しいし。ちょっと!MSの呼び戻しは間に合うの?!」
指揮を取るのに忙しいマリューの側を離れ、ハリーこの場を去ろうとした時。
「あーっと赤眼鏡さん。スモーでしたっけ?金ぴかの?デッキにあるそうよ。」
画面を見ながらフレイが言った「今、思い出したから言っただけ。気にしないで」
「あの機体、凄く綺麗だわ。ディアナさんも、宇宙を翔けるあなたとスモーをさぞ誇りに思ったでしょうね(微笑)」ナタルも何の気なく言う。ミリアリアも頷く。
無言で聞いていたハリーは「失礼する」とだけ言って、艦橋から立ち去った。
212 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/02 13:54 ID:2GYPtmiV
敵艦のスピードは思ったより早く、MSを呼び戻しても間に合いそうに無かった。
“してやられた。”とマリューは思った。御大将達が立ち向かった方が囮だったのだ。
がら空き(イーゲルは宇宙戦用でないからパス)のアークエンジェルは、敵艦にとって格好の獲物だった。このまま拿捕するか、撃沈して破片を分析するか、敵の思うままだ。
砲撃が来た。
多分、撃沈の方だな。コリャ。マリューは思った。最新鋭艦でも乗っているのは素人。
向こうはプロ。多少の装備の差は経験が補う。ヤバイことになった。
応戦するが、あまり敵艦には通じていないみたいだ。真っ直ぐこちらへ向かってくる。
「あのー、デッキが」「砲座が」各部所から連絡が入ってくる。「うるさい後回し!」
本格的に戦闘距離に入ってきた。ビームが外れるか、カスリ傷の船体もこれからは違う。
ヤルカ、ヤラレルカの話になったのだ。
敵が、船体中央めがけて一斉に砲撃を開始した。間に合わない。マリューは覚悟した
213 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/02 13:57 ID:2GYPtmiV
哀れ、アークエンジェルは宇宙に四散。・・・のハズだった。
だが、敵とアークエンジェルの火線の中央にいつの間にか居た黄金のMSが、激しいビームの渦をバリヤー(Iフィールド)で、散らしてしまったのだ。
その威力に敵味方その瞬間沈黙した。「な、何よ?何なのよ・・・」マリューが呟いた。
「・・・これが、未来のMSの力なの?」ナタルや艦橋の面子は皆驚いた。
黄金の守護神。そう呼びたくなる、スモー(ムーンゴールド)に乗ったハリーは、
自分が生き返ったように感じた。今回も試練と考えればいいさ。楽天さも戻った。
自分の判断が正しかったかたどうかは、戻ったときに女王に判断してもらえば良い
「そんな、旧式の兵器など効かんよ!ユニバアアアアアス!」
恐慌を来たした敵艦のビームを跳ね返しつつ、ハリーはビームガンを持って突撃した・・・
慌てて戻ってきた、御大将達が見たものは、敵艦の残骸とアークエンジェルを静かに守る
ハリーの姿だった。
「ほう。ハリーの奴め!やるではないか!さすがディアナの親衛隊長!」御大将は誉めた。
「いや〜、ほんの一寸言ってみたかっただけなのに、こりゃ凄いや。ハリー君!」
襟を緩めながら、地が出るマリューに、「言ってみたかっただけって?」とナタル。
「んー。あの赤眼鏡さあ、いつもスカシテいるじゃん?ちょっと苛めてやろうか、と」
この返答にナタル、フレイ他全員が呆れた。
(何だ、ハリーを諭すためじゃなかったのか!話合わせて損した!この馬鹿たれが・・・)
なんか本編より面白いし
長すぎたな、それとsageを忘れてスマン
>209-213
(・∀・)イイ!!面白い。
魔乳が非常にいいキャラになってるな
>>217 酒飲んでからんだり、腹に傷があったり、ピストルで3人ほど瞬殺しそうですけどw
と書いてからこの話では子孫になっていると言う事を思い出した罠w
でも、書き込んじゃう(^^ゞ
キラ・ヤマトがストライクの整備に勤しんでいたある日の事。
「よぉ少年!ちょっとよろしいかな?」
マイクがストライクの足元から聞こえる聞きなれた豪快な声を拾い
キラに届けた。
「あ、ギンガナムさん」
「ちょっとそのガンダムを見せてもらいたいのだが」
「あ、いいですよ」
遠慮する様子もなくコクピットまで入ってくる辺りはさすがは
月の御大将といった所か。
「君は戦闘中にOSを書き換えたという話だが、ちょっとそれを
見せてもらってもよいか?」
「あ、はい」
やけに慣れた手つきでキーボードを引っ張り出し、OSの設定画面を
呼び出す。
「失礼するよ」
シートにどっかりと腰掛けてキラが再設定してセッティングを眺めるギンガナム。
「ふむ……」
(やっぱりこの人も「こんなのコーディネーターじゃないと扱えない」
とか言うのかな……)
しかしギンガナムの言葉はキラの予想を遥かに超えたものだった。
「何とマイルドな設定であるか!これでは己の真価を発揮できんではないか!」
「え!?」
キラは絶句した。
「どぉれ!この私自らが再設定してあげようではないかキラ・ヤマト!」
キーボードの上をキラに勝るとも劣らない速さで指が踊る。
御大将は時々「ほぉ……」」とか「よし……」といった言葉を
発するだけであったが、その鋭い目は笑っていた。
「あ、あの……ギンガナムさん?」
しかしのめり込んでいる御大将にキラの言葉は届かない。
やがてキラは言葉をかけるのを諦めた。
「設定完了である!」
程なくしてギンガナムの大声が狭いコクピットに響いた。
「感謝しろよキラ・ヤマト。お前は2500年演習をしてきた我がギンガナム家の
ノウハウが詰まったガンダムで戦う事ができるのだぞ。
スエッソンが羨ましがるぞ、少年」
「は、はぁ……」
「見たまえ、ベンチマークを見てもこの差は歴然!」
キラの設定とギンガナムの設定で性能をシミュレートしベンチマーク
してみせる。その差は大きかった。キラは愕然とした。
「月の武門を司る者が、MSの設定一つ出来ずにどうするかね!?」
「凄い……電力や推進剤のマネージメントにまで手を付けていて、
それでいて破綻していないなんて……」
しかしギンガナムの設定を見ていくうちにキラはある事に気付いた。
「けどこの設定、かなりピーキーですね」
「当然である!MSの性能を最大限に引き出すにはこの位当たり前である。
プレーンな設定で戦ってますというのは素人の言う事!」
「けど、こんな設定じゃ僕戦えません!」
「フム、少年には少々ジャジャ馬過ぎたか……」
ギンガナムがキーボードを引っ張り、カタカタと数度キーを叩くと
ストライクのOSは元のキラの設定に戻った。
「私の設定も保存してある。いざとなればOSの『Mode G』を起動させたまえ」
ギンガナムは窮屈そうに狭いコクピットから巨躯を出した。
「Mode Gを使いこなせるようになったら、ギンガナム艦隊の一員として
迎え入れてやろう!それまで精進をおこたるなよ、キラ・ヤマト!」
豪快な笑いを整備ブロックに響かせながらギム・ギンガナムは去っていった。
「相変わらず無茶苦茶な人だよな……」
しかしその目は少し笑っていた。
下手でスンマソン
魔乳さんの魔乳で圧死してきます……
しかしよくターンAとターンX一緒に居て共鳴反応起こさないよな。
下手したら狩ったに殴りあいそうなのに。
つーか普通に善人の御大将いい感じ。
是非映像化した香具師を見たいよ。
オリジナルの種より面白いし。
Mode Gにワラタ
このスレの職人が脚本書いたほうが面白くなりそう・・・
本家より遥かに面白い。
「悲しいけど これ パロディなのよね」
Mode Gは危険な気が
ベンチマークの結果はよくても実用でヘタレな場合があるから・・・
スエッソンは機体がガンダムの時点で搭乗拒否しそう。
>228
総合的には優れていてもピーキーなセッティングの為に常人では
ベンチマーク通りの性能を引き出せないとか。
マニューのベンチマークテストをやらせてください。
テストと称して乳を弄りまくるんですか?
是非、参加させてください。
232 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/03 00:56 ID:leRGwbcX
恐らく、御大将は元の世界では戦えず、欲求不満がたまっていたのでしょう。
けど、種世界なら適度に戦えて、欲求不満解消!人格も多少丸くなるはなるでしょう(w
性欲を抑えた人のようだ・・・
ま、御大将のように血の気の多そうな人が
日本人並みに平和ボケしたムーンレィスとばかり2500年も付き合ったら
いい加減頭にきてもしょうがないだろうけど。
包囲殲滅戦になりかねない戦いだった。
敵は最新型(しかもこちらが作り上げた!)MSと戦艦2隻、
こちらはMAと最新型MS、そして正体不明のMSが3機。
キラは善戦したが、それでも1対4。劣勢は明らかだった。
その様子をXトップの中で眺めているギンガナム御大将。
マイクが拾う音を傍受してブリッジの様子を推測して、フンと
鼻で笑う。
「全くの素人だな。これではいつ撃沈されてもおかしくないぞ」
しかしその表情はどこか楽しげであった。
ロランはターンAで出撃したもののアークエンジェルに向けられた
砲火を受ける役割しかしない。
ハリーはスモーの中で待機。いよいよ危なくなった時に出て行くつもりだろう。
「ターンXのオールレンジ攻撃ならば、1対4でも余裕で退けられるものを……」
そんな風に一人つまらなそうに呟いていると、マイクが何やら
面白そうな音声を拾った。
「フェイズシフト・ダウンです!」
どうやらキラの気体のバッテリーが切れたらしい。
「電気仕掛けのクリーンなMSなぞ、所詮はこの程度よ」
味方(?)の危機にもあくまで唯我独尊な御大将。
程なくフラガ大尉の案でランチャーパックへの空間換装を行う事になった。
「あのボウヤがどこまでやれるか見せてもらおうじゃないか」
Xトップのディスプレイは灰色のエールストライクをフォーカスし始めた。
そしてその片隅にストライクの軌道予想とキャノンパックの軌道が
描き出される。しかしすぐに小さな警告音と共に赤い光点が出現する。
猛烈な勢いでストライクに迫るデュエルガンダムであった。
「敵迫る中、換装できるかな?キラ・ヤマト」
あくまで楽しそうな御大将であった。
しかし初めての換装だけあってなかなか軸線が合わない。
「えぇい!何をやっているのだ!」
次第にじれてくる御大将。
「バズーカの弾頭を『F』弾頭に換装!ターンX、出るぞ!」
ウェポンラックがオートでバズーカの弾頭を換装する。
そしてXトップが収まり、緑色の魔神は目覚める。
「ハッチを開けろ!カタパルトは不要である!」
「ランチャーパック、射出します!」
軸線を合わせたストライクに向けてランチャーパックが射出された。
祈るように見守るクルー一同。
そしてビームライフルを乱射しながら猛然と迫るデュエルガンダム。
ビームの一条がストライクを捕らえる。
閃光と爆発が空間を占拠していく。
「フッ……」
満足そうに爆発を見るイザーク。
しかしその画像にノイズが混じりだし、違和感を感じ始めた。
「ザッ……ぅぶか、イザー……ザザッ」
友軍からの通信もノイズでままならない。
大体にしてあの爆発はおかしい。MSがあんな派手に爆発するのか?
動体を捕捉したアラーム音が思考を元の世界に引き戻した。
閃光の中から現れたのは、倒したはずのガンダム
ではなかった。
「ビームにバズーカの弾を当てるのはなかなか楽しかったぞ!」
嬉々とした表情のギンガナム御大将。そしてターンX。
「しかもただの弾ではない!大爆発と閃光、そして強力なジャミングで
撤退を支援する腰抜けの武器である!しかし!武器とは使い様なのだよ!」
御大将の感情の昂りに呼応するように、ターンXの胸の傷がギラリと不敵に輝いた。
「真の武人たる者は、生卵一つででも敵を殺傷せしめん技量を持つのだよ!」
右手のアームが展開される。その中心が熱を帯びて輝きを放つ。
「ヒッ……!」
イザークはヘルメットの中でまるで情けない悲鳴を短くあげた。
生理的な防御機構、人間の本能が全力で逃げろと警鐘を鳴らしている。
しかし四肢が震えていう事をきかない。
(逃げなければ!)
やっとの思いで機体を動かした時には、緑色の魔神は既に目の前に迫っていた。
己に向けられる赤熱した右アームに、イザークは何故か
「シャイニングフィンガー」という言葉を無意識に連想していた。
「絶好調であーる!!」
光の奔流を迸らせながら繰り出された攻撃は寸での所でかわされてしまった。
しかしその凄まじい熱量はかすっただけでデュエルガンダムの右腕を
完全に破壊してしまった。
「チッ!運のいい奴め!」
舌打ちした御大将の後方から「アグニ」の砲火が飛んできた。
どうやらドサマギで換装に成功したようだ。御大将は口元だけでニヤリと笑った。
目に涙を浮かべながら、イザークはこの責任をアスランになすり付けてやろうと画策していた。
自分は悪くない。悪いのはグズったアスランと、あの化け物だ−。
この戦闘の結果は、ランチャーストライクの「アグニ」により
デュエル中破として公式に記録される。
「戦闘とは自軍勝つか負けるかが重要なのだ。誰が何を落としたかなぞ
さして重要ではないのだよ」
御大将はただ、笑うだけであった。
なるほど!だから今回のアークエンジェルはどんな攻撃くらっても無傷だったんだ。
いや、正確には食らったように見えてただけか。納得納得
イザーク萌
「ん?」フレイが下着を洗濯室で洗っていると、ダクトでガサゴソ音がする。
“やだ、ネズミ?”そーっと覗き込んでみると、ロランがいた。
「ちょっと、そこで何をやってんのよ!?」「ダクトの点検ですよお。」
度重なる戦闘で、傷ついたアークエンジェルでは、暇な者を捕まえては、
船の内外問わず点検、修理をやらせていた。
ロラン達も戦闘時ではないので、ダクトの点検、修理を押し付けられたのだ。
ぶつくさ言う御大将を始めとして、ハリー、コレン、ロランは工具、ライトを持って、
暗く、狭苦しいダクトの中を現在、匍匐全身しながら、這いずり回っているという訳だ。
彼らの近くで作業していたコレンは、急に放屁の衝動に駆られていた。
最初、ロランと一緒にやっていたハリーは途中で分かれて、一人黙々と作業を進めていた
“これで良し”とダクトの切れ目に応急処置を施した。終わったらお次とばかりに
移動しようとしたハリーは、前方の暗闇に誰かいるのを察知した。
「誰だ?!」「小生であるよ〜」いきなり顔にライトを当てて、不気味に微笑む御大将に
ハリーは驚いた。「わっ!御大将何ですか、いきなり!」
「フフ、驚かして悪かったな、ハリー殿、しかし今の貴公の顔は見物だったなあ」
「悪趣味にも程があります!ところで作業の方はどうです?」
「無論、順調であるよ。…むしろ順調では無いのはこの船の周囲だな。」
「(声を細めて)というと?」ダクトの中で男二人は真剣に顔を付き合わせた。
御大将はハリーに近々、大規模な戦闘があるかもしれない事を打ち明けた。
ターンXが傍受した敵味方の通信を分析した結果の事だと言う。
それなら、それで良い手を至急考えねばならない。ハリーは思案顔になった。
何せ、無敵とは言え、性能も目的もバラバラな正暦MS軍団をどうやって戦闘時に
効果的に運用するかは常に問題なのだ。また、ナタルと徹夜で議論する事になりそうだ。ハリーは溜息をついた。“悪い女性ではないのだが、ポウ以上に頑固なトコがあるからな”
「まあ、そう案ずるなハリー。我々には切り札があるではないか!」「何です?」
「月光蝶だよ!」「!」
暗く狭いダクトは、“月光蝶”の一言で一層重苦しいモノになった。
「御大将はココで月光蝶を発動させる御積りですか!?」
「…ターンタイプはな、正直言って小生でも解らないことが多すぎる。まあ、戦闘が激化
すれば、自分で勝手に発動する可能性が十分あるとだけ言っておこう(笑)」
「…笑い事ではない!」「この世界の連中が勝手に呼び込むのだ。仕方あるまい?」
御大将は笑った。ライトに照らされたその笑顔は、非常に凶々しく見えた…。
「どちらにせよ、アークエンジェルだけは小生とターンXが守ってみせる。ではな」
匍匐前進で進もうとするが、ハリーが通せんぼをした。「まだ、話しは終わっていません!」
「ほ〜う」二人は、腹這いの姿勢で、武門と親衛隊の2大巨頭は口論を始めた。
「いやあ、たまの口論も良い物であるなあ〜」「ふざけるな!」
一方、コレンの放屁の衝動は大きくなるばかりであった。
「これはあ、大きいぜええ!」言うと同時に、ふっとライトの電池が切れた。「くそっ」
マリューの自室。
その頃、バスローブを着たマリューは、部屋の中でサイに説教をしていた。
「そりゃあね。鍵をかけずにおいた私も迂闊だったわよ?でもさ、女性の部屋に着たら
ノックくらいしてもいいんじゃないの。君!?」
「ノックする前にドアが開いたんですよ!まさか裸でビールあおってたなんて…」
「年上のお姉さんに対して失礼ね!良いじゃないの!自分の部屋で何やってようと…」
「…しかも大股開きで座って、馬鹿笑い」「それ以上言ったら、軍法会議モンよ!」
サイは、ムウから艦長に報告書を持って行ってくれというのを引受けた事を後悔していた。
でも、サイは、意外なマリューの地と豊かな身体を見て“得したな”と思う所もあった。
終わったら、ヤマト達に自慢してやろうとサイは説教を聴きながらそう決心した
ロランはフレイにとっ捕まって、動くことも出来ず、洗濯中の話し相手にされていた。
「あの、フレイさん、僕、作業に戻らないと…」
「いーじゃない!それと、ソシエお嬢さんみたいにフレイお嬢さんと呼んでくれない?
ところで、これ似合うと思う?(洗った下着をロランに見せる。赤くなるロラン)
ウフフフ。顔赤くしちゃって貴方可愛いわ。」
「…弱ったなあ…」ダクトの中で困り果てるロランであった。
御大将とハリーの口論は激化するばかりだった。
コレンは、暗闇の中からライターを見つけて火を点けた。と同時に、思わずデカイ音を
立てて放屁した。大爆発が起きた。爆発の勢いはダクトの中を駆け巡り中にあるものを
皆吹き飛ばした。
次々に下着とか見せて、ロランが困る様を見て楽しんでいたフレイは轟音と共に
飛び出したロランに抱きつかれる形になってしまった。
失神したロランを抱きかかえながら逆にオロオロしだすフレイだった。
そこに、洗濯物を抱えて御曹司とカガリがやってきた。
ロランを抱いたフレイを見て御曹司の白い歯はギリリと鳴った。
カガリは修羅場になるなと思って、こっそり逃げ出した。
マリューの酔っ払い説教がクライマックスをむかえた時、
轟音と埃と共に御大将とハリーが部屋の中に飛び込んで来た。
「お…男まで連れ込んでいたんですか!?」と言うサイに
「ち…違うわ!(倒れた二人を見て)チョンマゲに赤眼鏡…ダクト点検してたんじゃ…」
訝しげにながらも、二人の容態を見るマリューのローブが完全にはだけているのを見て
何故、カメラを持ってこなかったのかとサイは後悔した。(でも視点は中身に釘付け!)
「ちょっと!手伝いなさいよ!男の子でしょ!」「は〜い」
御大将とハリーは、意識を取り戻すといきなり立ち上がって、睨み合った。
「御大将!月光蝶は絶対発動させませんよ!」そう言うとさっさと立ち去った。
「ふん。それは状況が決めるのだ、お前如きが月光蝶を止められるものか!」
御大将は「なあ、お姉さん?」「はあ」何のことか解らないマリューであった。
以前にもらった、女王の親書にも流石にそれは書いてなかったから当然なのだけど…
「では、失礼する」とズカズカと去っていく御大将を見送って、
マリューは、乱れた自分の格好じっと見ているサイを見て、もう一回苛めようかと
考えていた。
爆発現場では、コレンが真っ黒こげになって呆然としていた。
「いやあ、すんげえ屁だった!」
シリアスな御大将カコイイ!
軍曹のガス爆発も禿ワラー!
俺のサイが壊れていく…。
御曹司萌えw
げ、月光蝶を呼ぶんじゃない!!
マリュー姉さん!酒のつまみにサイを食っちまうのか!!
>>245 それを知ったフレイは魔乳の元に向かうが、
魔乳の前に歯が立たず撤退。
そのままロランを食べちゃうのね(藁)
ソシエこないかな?
>244
いや!サイとて年頃の男の子!年上の女性に興味があるのは普通ではないかな?!
ましてや、あんなおいしいシチュエーションを、月光蝶と言うだけで無視している御大将達の方が壊れているのだよ!
>246
フレイにソシエの鉄拳が飛ぶけど良いのかしら?
いいなー。面白いなー。
このスレ大好きだ。
>>236 >己に向けられる赤熱した右アームに、イザークは何故か
>「シャイニングフィンガー」という言葉を無意識に連想していた。
シャイニングフィンガーをくらうイザーク=ドモンにワラタ
>「これはあ、大きいぜええ!」
ワロタ アホですな
御大将「かきくけコマーシャルなのである!」
時は大将。帝都に潜み住む魔物を倒すため、霊力を持つ乙女達が集結した。」
桜が舞う中、登場したサクラを拉致して、サクラのコスプレした御大将登場。
「小生、帝都へ参ります。ハハハハハ!!」
他の皆が顔を引きつらせる中、素手で魔物を引き裂く御大将!
甲武ターンXに乗って暴れまくる御大将「我が世の春がきたあ!」
唸れ灼熱のシャイニング・フィンガー♪
開け、必殺の「月光蝶でああある!」♪
華麗なビジュアル、豪華なキャストで送る
新作ゲーム「ギンガ大戦〜死して屍拾う者無し〜」
正暦の春に堂々発売!
定刻過激団の皆による舞台公演「特攻大作戦」も同日、電話座席予約開始!
詳しくは「びあ」で!
それと女の子に大人気のゲーム「ザフト・アンジェリーク2」も好評発売中!!
ガンプレスト。
ロラン「あいうえ終わりです。」
ギンガナム艦隊はジャパニーズテイストが入っているが何気に
ザフトの連中とデザインが似ている。
このスレって職人さん何人いるの?
サクラ大戦は、太正なのに大将とは之如何に。つーか確信犯だな。こりゃ(w
しかし、御大将のCM付きのスレとはスゴイ(w
258 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/03 20:56 ID:zi85zJU5
アークエンジェルが、それなりにワイワイやっている時、
クルーゼ隊は、それどころではなかった。
ガンダム4台強奪に成功したものの、向うは新型のMSを次々と繰り出して
自分達の追撃を難無くかわしていたからだ。時には近くを航行中の味方を利用して
攻撃を試みたが、それも全て徒労に終わっていた。
しかし、最大の痛手は、多くの犠牲を払って強奪してきたガンダムが、敵のMSに
全く通用なかったことだ。これでは何のために作戦を始めたのか解らない。
「スクラップ如きにも敵わないガンダムなぞ、無意味だ!」
クルーゼは、“自分達は敵の偽情報に踊らせれていたのでは?”とまで考え始めた。
ザフト軍の司令部でも、今回の作戦について懐疑的になる者も増えてきた。
満足な結果も出せずに戦力と時間のみがいたずらに浪費されれば無理もない。
“このままでは、自分は道化も同然だな”クルーゼは歯噛みした。
「しかーし!(御大将出現!講談師のように扇子を叩く!ペペンペン!)
仮面以上にガンダム4人組の方が、心が荒れていたのである!(ペペンペン!)」
ザフト艦の会議室
特務部隊の女性士官がアークエンジェルに次々と出現した新型MSについての報告をした。
内容は、詳細不明、調査中ばかりでクソの役にも立たないモノばかりだった。
決まった事と言えば、軍内部での呼称ぐらいであった。
・ターンX、暗号名:スクラップ
・ ターンA、暗号名:髭
・ イーゲル、暗号名:ノッペラボウ
・ 金スモー、暗号名:月見うどん
「もういい!やめろ!」イザークが叫んだ。慌てて女性士官が口を噤む。
「時間の無駄だよ!僕達はあんた達の情報を元に危険な任務に挑んだのに、その結果が
敵の新型の方が遥かに性能が上だって?ふざけるなよ!」
凄い剣幕で、暴言を吐きまくるイザークに女性士官は口を噤んだ。
白けた顔してそれを見ているディアッカ。心配そうな顔をしているニコル。
アスランは資料を見て考え込んでいた。暴言が不意にやみ、鈍い音がした。人を殴る音だ。
イザークが女性士官を殴り飛ばしたのだ。頬を押さえて蹲る彼女をイザークは何度も何度も蹴った。
「…何だよ。偽情報って、ナチュラルに僕らが騙されたというのかよ…死ねよ、無能が…」
気味悪いくらい静かな声で、ガスッガスッと泣いてる女性士官を蹴り続けた。
「あーあ、切れちゃったよ。アイツ」ディアッカが笑った。
「アスラン、どうしたらいい?」ニコルが泣きそうな声で言ったが、アスランは無言だった。
疲れたのか、イザークは蹴るのをやめた。ホッとした女性士官が次ぎに聞いたのは、
カチャリという音だった。拳銃の音だ。背筋が凍る。
「ねえ…もし偽情報が本当だったらさ。ラスティーが浮かばれないよね(ニヤリ)
責任とってよ。大丈夫。君が死んでも誰も困らないから。掃除は僕がやるし、
死体は、君の連絡艇に載せて途中でアボーンさ!でも直接撃つと掃除が面倒だからさ。」
怯える女性士官の口を塞いで、イザークはスカートの中に拳銃を入れた。
「ここで撃たせてよ(笑)」彼女目が大きく広がる。撃鉄が引き起こされたのを感じたからだ。
「よっし!おもしろくなってきた。」ディアッカは楽しそうな声で言った。
ニコルは、目の前で起きている異常事態に震えている。
「じゃ、やるよ」と優しくイザークは言って、引金を引いた。銃声がした。
女性士官が、目を開けると自分が無傷なのを知った。スカートに穴が空いて硝煙が上がっている。腰が抜けた。スカートの中では、アスランがイザークの拳銃をひねりあげていた。
「何するんだよ。アスラン。ただの冗談じゃないか。ムキになるなよ。」
「お前はどうかしている」怒りを押さえてアスランが言った。
ひねりあげたまま、スカートから手を出すとイザークを突き飛ばした。
虚脱状態の女性士官を抱き起こすと、アスランは会議室を出ようとした。
「…貴様も無能じゃないか!こないだの件だって、お前のセイで失敗したんだ!!」
喚くイザークを放って、アスランは会議室を出た。ニコルもアスランを手伝って、
女性士官の肩を抱いて出て行った。
ディアッカは「つまらないな。」と吐き捨てた。
一方、アークエンジェルでは、五体のMSが船上で、脳天気にゲイナーダンスを踊っていた。
何でも、ムウの提案でパイロットの習熟やチームワークを高めるのに有効なんだそうで、一糸乱れずに全員がOP一曲分踊れるまで特訓は続くとのこと。
御大将「難儀なことである。」ごもっとも。
イザーク、イカレ過ぎたな。反省します。
踊りもまた武人としてのたしなみであるよ、御大将閣下
ニコルの正確がなんか違うと思うw
267 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/03 23:31 ID:/7SsIFoK
age
シリアスもまた良し
>266
イザークの異常さに怯えたのではと解釈したが。(w
イザ−クとディアッカはもう鬼畜と決まったかの様な扱いだw
フレイレイープ、カガリたん陵辱のひは近い…
アスランに色々な悪感情持ってるみたいだから、あてつけでラクスも・・・
>272
そうなったら、祭になるな。
漏れは御大将×魔乳を見てみたい
このスレ見てこのカップリングに萌えてしまった
カガリたんなら抜いてやるぞw
むしろローラはどうなるんだ。
武門と接触して野獣の本能を全開にさせた御曹司がいてw
ロ・・ローラアアアアアアアアアアツ!!!!!!
⊂二 ̄⌒\ ノ)
)\ ( ミ""""γ / \
/__ ) ´Д`) _ //^\)
//// / \w ⌒ ̄_/
/ / / // ̄\ ...ヽ.... | ̄
/ / / (/ \ \___
((/ ( _ )
/ / ̄ ̄/ / __
/ / / / . //ヽヽヽヽ
/ / ( / 川;´Д`)グ・・・グエン様!
/ / ) / ⊂ ll ll_.つ
/ / し′ 人 Y
( / し'(_)
) / ...::::::..:::...:...:.. ........ ...:::::::::::....:
し′ .....:::::::::::::::::::::::::::.::::::
..::::.::::::::::::::::::::::..::::::::::::::'
になるw
ディアナ様かソシエたんを召還しないと、彼奴は止められませんな
ど う す れ ば い い ん だ
一度はローラにクラッとしかけたハリー大尉に期待するしかないな。
晩餐会で出会った当初は御曹司と同じ目をしていたが、
少しは直ったはず。
一度ロランをローラにして、種キャラの反応を見てみたいな・・
ローラ萌が増えたりして・・・
ロラン女装→周囲驚く
カガリたん男装→変わったことに気づいてもらえない。
お父様の裏切り者〜(ぇ?
ありうる話。最早ローラの女装は芸だからな。
一度マジで見て見たい。
そういえばスレの現状でアークエンジェルには何機のモビルスーツがいるんだ?
ストライクガンダム(キラ)
ターンX(御大将)
ターンエーガンダム(ローラ)
スモー(ハリー)
それにムウのモビルアーマーだっけ。スエッソンと武門のマヒロー隊はどうなったんだ??
ターンタイプはもちろん、
スモー、イーゲルはカタパルトに足がはまらないよ〜(笑)
まあムゥのMAにように撃ち出せば問題ないんだけど。
やっぱり足に固定がかっこいいよな〜w
種の世界じゃ核エンジン使えないんだよね・・・
ヒゲとかはIFBD、すもーは知らん。
まひろーは…なんか筋肉がどうとか聞いたけど、知らん。
>283
スエッソンも実は、御大将の御目付け役で元の世界に帰されたとか、或いはあまりにも汚すぎて帰されたか?(w
もしくは御大将の「種において、手出しは無用!!つーか不潔なんだよ!お前!」とキツク言い渡されたか・・・
>284
整備の人達は、カタパルトをMSにあわせて、応急で改造したり、調節したり、或いは作ったり、と苦労が絶えないかも(泣
核エンジン不可といっても、将来、
対Nジャマー仕様の核エンジンが出来たら身も蓋も無い。
臨検官相手に正暦MSの存在を誤魔化すため、
御曹司(難民)発案、ハリー「いい手だな」、御大将笑って認証、
・連合軍女性士官ローラ少尉をでっち上げて、
正暦MSを軍事機密だと称して突っ張りのける。
(もし、相手が言い寄って来たら、追い返してやるBY御大将・ハリー)
・アナハイル社の技術主任ローラと称さして、
傷がついたらどうするの、とか危険だからといって寄せ付けない。
(商売関係については、私が援護しますBY御曹司)
マリュー「以上、作戦2案。どう、やる気ある?フォローはしてあげるわよ?」
ロラン 「・・・考えさせてください・・・(涙)」
ハリー「どうせ、初めてでは無いのだし、良い手なのだが。」
フレイ達「御化粧に衣装、いつでもオッケーよ(わくわく)」
ヤマト達「カメラいつでもオッケーだ!(ゲラゲラ)」
ムウ「おい、そろそろ決めろよ、もうじきショータイムだぞ(w」
291 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/04 16:31 ID:jzWSDEcv
気にしちゃだめだ。ドンマイw
大丈夫。艦隊も含めて武門の心は、例え時空を隔てても、常に御大将と一つだ!w
293 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/04 17:26 ID:jzWSDEcv
武門を始めとして、正暦の連中は結構“濃い”奴(=変な奴)が多いんだ。
艦隊規模で常駐させたら、収拾がつかなくなる事請け合い!
そんな中でも今、スレに出ている連中はさらに“濃い”まるでカルピスの原液みたいに。
だもんで、他の正暦の連中は状況によってゲスト出演させる方が無難だと思うんだが(w。
>289
続きキボーン!
伸びてる・・・しかもこないだの話も入ってるし、
御大将は一年戦えるぞ
これで、種のドラマ展開さえ、速ければ文句なしなのだが・・・
オリジナル展開でいっても良いと思うから、頑張れ!
黒歴史修学旅行編、赤の御大将編の続きも見たいしな!
>294
俺はアナハイル(wのローラ主任がいい!
スウェッソン達はアスピーテで遊撃部隊的に好き勝手戦ってたりして(w
298 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/04 20:51 ID:WXtewQYJ
さて、御大将や御曹司が種の世界で暴れている頃、
女王様たちは何してたのかというと・・・。
・・・実は女王様たちも種の世界に来てました。(ぉぃ!
目的は種の世界に置いて来てしまったロランやハリーを連れて帰る為。
しかし・・・。
種の世界にやってきたのは良いものの、
ロランたちが今どこに居るか解らない。
(前回補給で来た時の位置には出たものの、そこから何処に向かったかが解らないのだ。)
かくして、女王様とその仲間達の当ても無い放浪旅が始まった・・・。
299 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/04 21:23 ID:EL92/Q5l
>>298 どんな展開になるんだ?オラわくわくしてきたぞ
女王様はザフトに行ってもらおうか
ソレイユまでもが・・・
もはや種の連中出る幕無しだな。
>283
イーゲル(コレン)忘れてますた。スマソ。
こいつは自力単独宇宙遊泳が出来ないという設定らしいから、ほとんどリーンホースの艦上に転がっていた
壊れかけのガンイージの役回りなんだけど。
>300
で、ザフトの連中がディアナ萌になるのか・・
キエル嬢のディアナなのか、正真正銘ディアナ様なのか
アークエンジェルから遠く離れて、地球。
寂しい夜の荒野のハイウェイ。カプルとウォドムがノッシノッシと歩いていた。
ウォドムのハッチが開いて、古風な格好をした金髪の美女が地図開いていた。
ディアナ「さてと、ここは何処でしょうか?」
ソシエ「(カプルのハッチを開いて登場)知る分けないでしょ!
あるのはデカイ道路に、石ころばかり!ロランのバカー!!どこにいんのよ!」
ディアナ「デカイ御声が頼もしいですね。よしなに。」
両軍から「丸と案山子」と後に恐れられる二人の出発であった。(w
307 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/04 21:46 ID:WXtewQYJ
・・・女王様御一行の旅は、とても大変だった。
と言うか、全滅しかけた。
何処からどう見ても不審船にしか見えないものだから
連合、ザフトお構いなしに攻撃を仕掛けてくる。
おまけにこっちの戦力はカプルやボルジャーノン、
唯一戦えそうなのがヴォドムだけというものだから(スモー+ハリー隊は元の世界に置いてきちゃったらしい。)
逃げるのが精一杯。
おまけにソシエがわめくわポゥが泣くわ、
艦内でもトラブルが尽きない。(結局キエルや女王様が収集をつけているのだが。)
止めにあちこちウロウロしている内に
タイムゲートが何処にあるか分からなくなったのであった。(つまり帰れない・・・。)
このままでは船は全滅である。
・・・と、目の前に一隻のザフト艦が・・・。
女王は一か八か、彼等の船と交渉する事にした。
・・・ちなみにこの船は御大将達にやられて退却中の
アスラン達の船である事は言うまでも無い・・・。
ロランが選択したのは、アナハイル社の技術主任ローラであった。
かつてヘリオポリスにあった、新興のメーカーの名前を利用して、正暦MSを
軍のプレゼン用に作った試作MSと言い抜けようという(浅ましい)魂胆であった。
「でもねえ、それであの高性能を誤魔化せるの?」というマリューの疑問に
御曹司はニコリと答えた。
「では、あなたはガンダムの性能や仕組みをどこまで御存知で?」
「ええと…」口を濁すマリューに、ナタルが代わりにスラスラ答えた。
「それは、基本性能や運用ですよ。では動力とかの原理は?」ナタルも即答出来ない
そのやり取りをジッと聞いていた御大将は合点したとばかり頷いた。
「おもしろい!相手が知らなさそうな用語を駆使して、煙に巻く積もりだな?」
「その通りです。御大将、私はアナハイルの営業として相手がウンザリするくらい
売り込みをしましょう。」グエンは微笑んだ。
カガリも「…アナハイルは、支社とか無いからな。会社自体無くなっては、
軍のプレゼンとかの事実も確認の仕様が無い。」と請け負う。
マリューやナタルも、御曹司の言葉の魔力にはまったのか。次第にうまくいくのでは。
と思い始めた。「まあ、やってみましょう。ローラ少尉の方がバレる確率高いしね。」
ナタルも渋々認めた。「そうね。機密を笠に着て相手の反感を買うことも無いし。」
“何より、私が巻き込まれる事が無いしね”これは、二人の心の奥底の意見だ。
「さて、後はローラよね〜。」楽しそうに、マリューが言う。
「そうね。役柄の基本的な事くらい、ちゃんと覚えてもらわないと。」とナタル。
「…用意できました…」
会議室にメイク、衣装担当の女の子達が、浮かない顔して、しょげた調子で入ってきた。
入るなり溜息をつく者も居た。フレイの乗り気だった顔も今は暗い。
「やっぱ、女装は駄目かあ。」マリューは皆の様子を見て言った「期待したんだけどなあ。」
ミリアリアがボソッと言った。「期待以上ですよ…」フレイは「あれは反則よ!」と怒る。
「どうしたの?一体」とナタルが眉をひそめると、“ローラ技術主任”が入ってきた。
若く美しい褐色の女性が入ってきた。軍服を改造した制服をキチッと着込み、
端末と資料を抱えた姿は正に切れ者の才媛と言うにふさわしい姿であった。
マリューやナタルを始めとした、種の連中や御大将ですら、その姿に息を呑んだ。ゴクリ。
ただ、御曹司だけが期待通りという笑みを零した。
「え…と、ロラン着替えを終わりました。」口調は相変わらずだった。
地が良ければ、男でもこんなに凄く綺麗になれるのか…種の女性は自己嫌悪に陥った。
ナタルに至っては、ウエストが自分より細いことに嫉妬したりもした。
マリューは、自分の頬をつねっては「凄い」を連発している。あ、口笛を吹いた。
突然、写真とらせろーと男子が入ってきたが、その美しさには呆然とするしかなかった。
「本当に…ロランなのかよ?」
ボーとしても、仕方が無い。ナタルは親父みたいな反応しているマリューをはたいて
何か言えと促した。我に帰ったマリューは、早速検分を始めた。
「服装は、まあいいわ。軍服っぽい制服は他にもあるから、サイズも良いみたいね。…
この飾りは要らないわね。…ウエストきつくない?…ハイヒールはやめなさいね。」
「前と同じだ。完璧だな。」前にもローラにやられたハリーが呟く。
「当たり前ですよ。私のローラは完璧です。」御曹司が自慢する。
“参った。敵わないな。御曹司が執着するだけはある。”カガリは魅了されていた。
「よしっ!まあ合格にしましょう。ところで…」「何です?」とロラン。
「…無事に終わったらさあ。その格好でアチキと一晩付き合わない?」
笑ってしなだれかかるマリューにドギマギするロラン。皆もつられて笑う。
「お前は、浮浪雲か!?馬鹿!!」ナタルが怒鳴った。
「とりあえずは、第一歩であるな。本来なら小生が奴の役割を担うべきであるのだが、
今回は譲ってやるとするか!」と自信満々な御大将の言葉にフレイは、
「鏡と相談してから言ってくれない。馬鹿!!」
しまった!話題に乗り遅れたか?
浮浪雲かよ!!
>>307 ウォドムの火力なら戦艦を沈められます
ソレイユ、アルマイヤーともバリヤーで防戦できると
それとも黒歴史の戦艦一隻なのか・・・
313 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/04 22:13 ID:WXtewQYJ
>>312 隠密行動なので、ソレイユ一隻です。
それと、例え戦艦を沈められる火力があったとしても、
補給をロクに受けずに立て続けに交戦すれば、防戦一方になります。
ディアナ様が行くなら、(キエルを影武者にして)皆に黙って御忍び旅ではなかろうか?
第一、戦艦でいくなら、ミランやアッカマンが黙ってないって(w
ソレイユで行って、攻撃されたら「蛮族め!教育してやる!」とか叫んで最終戦争に・・・ガクガクブルブル。
315 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/04 22:25 ID:WXtewQYJ
>>314 ・・・なる前にディアナ様が「おやめなさい」で止めるんじゃないかと。
それにディアナ様だってよそ様の世界でそんなトラブル起こしたくないだろうし。
・・・それ以前に、そこまで細かく考える余力が無かったり・・・。(ぉぃ
316 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/04 23:00 ID:WXtewQYJ
age
317 :
ひろゆき:02/11/04 23:01 ID:xUIVQ2zE
( ̄ー ̄)ふふふ
318 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/04 23:03 ID:pqHn1uRp
ここのマリュー、素敵過ぎる。本編じゃ常にテンパってるから、こうやって心のバランスをとっているのかも(w
ていうかミサトさん
>319
後半で御大将に変なところに物を入れられる展開キボンヌ
ローラ編、ディアナ様編の職人さん good job!!
さらに続きキボーン!
>320
それは、夕飯時にTVで流してはマズイものなのでしょうか(w
もし、そうだとすれば、いずれ、マリューはギンガナム家統領の奥方ということに・・・
となれば、スレタイ通り、ギンガナム艦隊は総力を挙げてアークエンジェルを護ることになるな。
ザフト殲滅。
しかし、連合軍上層部はターンXを始めとする4台の正体を知ったら、
絶対欲しがるだろうな。それとも、敢えてアークエンジェルに置いておくかな?
ザフトも同様に欲しがるかな?
どう思う?
324 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/05 07:21 ID:XrDhOlds
現在どういう状況なのか整理
御大将チーム
軍上層部をごまかす為にロランを女装させた所。
女王様チーム
アスラン達と交渉に入ろうとしているところ。
これであってますよね。
こちら、ザフト艦。
兵士A「あーあ、何だかこの船最近ごたごたしてるなぁ・・・。」
兵士B「何かガンダム以外のMSが確認されるし、俺たちは負けっぱなしだし・・・。」
兵士A「パイロット達なんか負けが続いて躊躇不安定になってる奴が居るもんな・・・。」
兵士B「・・・俺達、無事に帰れるのかなぁ?」
兵士A「どっかの難民みたいな事言うんじゃねぇよ・・・。」
ピピッ、ピピッ
兵士A「・・・ん?通信・・・って!?何だあの船は!?」
兵士B「何でこんな近くに来るまで気づかなかったんだ!?」
兵士A「と、とにかく通信を受けよう!」
『すみません、我々はディアナ=カウンターと言うものです、
物資が不足しているのですがそちらのを分けてもらえないでしょうか・・・。』
兵士A「・・・ひょっとして、あの船からの通信?」
兵士B「わからないけど・・・チョット俺誰か読んでくるよ。」
・・・続きは他の人に任せます。(これが精一杯とは・・・。)
そういえばザフトに赤い御大将も居たな
最後の敵はやっぱり彼か?
赤いターンタイプを隠し持ってたり
>>323 ・・・確かに、切り札は多いほうが良いでしょうしね。
でも一つだけ言えることがあります。
絶対に、連合軍もザフト軍もターンAをガンダムだと思わないでしょう。(爆
色はストライクとおんなじなんだけどなぁ・・・
むしろガンダムに変に凝り固まってないだろうからガンダムだと思うんじゃない?
あの世界ではOSにGUNDAMを使ってるからガンダムって扱いなんじゃないの?
というか、皆ヒゲの方に集中してガンダムである事に気が着かない。(なんでじゃ
331 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/05 23:26 ID:lRIH01t2
悪いけど、ローラ主任頑張って!と皆が盛り上がっている時、
艦橋から、正体不明の船が出現との急報が入る。すわ敵襲かと慌てたふめく、いつもの面々。
「何がこようが、歓迎してやろうではないか!諸君!」こういう時の御大将は実に頼もしい。
早速、それに乗じて指揮をとるマリューはちゃっかりものだ。(w
出現した船は、楔のような形をした古ぼけた宇宙船だった。それを見た正暦の連中は凍りついた。
「ウ・・・ウィルゲムですよ。アレ!」というロランに御曹司も「・・・確かに、そうだな。」と頷く。
「貴方達の時代の船なの?」というナタルにロランと御曹司はハイそうです。というしかなかった。
驚愕している二人に代わり、ハリーがその出自を簡単に説明した。
「・・・また、発掘した遺物なの?羨ましいわね。土掘れば最新兵器がザックザク。必死こいて
兵器開発なんて馬鹿らしく思えるわ。」と言うマリューにナタルは苦虫を潰したような顔をした。
「ここ掘れワンワンって感じだね。」とサイが混ぜっ返す。緊張が少しだけ和んだ。
でも、ロランはウィルゲムにまつわる悲劇を思い出すと少しも笑えなかった・・・。
そのウィルゲムから、通信が入ってきた。
「こちら、ウィルゲム。その船はアークエンジェルですか?繰り返します・・・・」
その声が入ってきた途端、正暦の連中は直立不動になった。不思議がるマリュー達。
御大将が緊張して言った「あの声は、ディアナ・ソレルだ・・・何故ここに?」
御曹司「月の女王、ディアナですよ。」
フレイ「ふーん。女王様にしちゃあ、みすぼらしい船に乗ってるわねえ(w」頷くマリュー。
ロラン「失礼な事を言わないでください!!」「ご、ゴメンナサイ。」
ハリー「・・・とにかく、回線を至急開いて頂きたい!私は女王陛下をお迎えに行く!」
ナタル「もうすぐ、味方の陣地なのだから、そこから救援を・・・」
御大将「ハリーは急げと言ったのである!!やれ!」
気圧されたナタルは回線をつないだ。
332 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/05 23:26 ID:lRIH01t2
ウィルゲム内部では、ミリシャ達がタイムトラベルの影響か、グロッキー状態で漂っていた。
ただ、一人ディアナだけが、平常で船を維持している。
アークエンジェルらしき船とすぐに連絡が取れたのがもっけの幸いだった。
思い起こせば・・・・
キエルに化けて、また地球へ行こうとしたときだ。乗船したローラ号(ウィルゲム)のミリシャの
連中が、帰還の際、タイムゲート実験を見物しようとしたのが発端だったのだ。
黒歴史の遺物:タイムゲート、それは謎と危険に満ちたモノであった。黒歴史の封印と同時に
目覚め、再び活動を開始したソレの管理、運用は月の御三家が行うことになり、今はソレル、DCがその番をしていた。実際に使用している武門とは違い、DCは研究対象としてタイムゲートを扱った。
その公開実験を土産話にしようとミリシャはウィルゲムからゆっくり見物しようとしたのだ。
しかし、実験開始直後、タイムゲートはその稼動範囲を予想以上に大きく広げ、周辺の研究センサーやウィルゲムまでも飲み込んでしまったのだ。
・・・そして気がつけば、種の世界に来ていたのだった。
「それでも、ハリーやロラン達と連絡取れたから、もう大丈夫でしょう。」ディアナがホッとした時、
アークエンジェルとは違う戦艦が近づいてきたのをレーダーが感知した。「何奴?!」とディアナが思った瞬間。艦橋を、一つ目のMSの巨体が覆った。その後ろにも何体かMSがいるみたいだ。
「ザフト」ディアナの脳裏に武門の報告書が閃いた。あれはアークエンジェルの敵のMSだ。
恐らく、静かに着けてきたのだろう。狙いは間違いなくウィルゲムだ。
「・・・どうやら、無事で済みそうもありませんね・・・」ディアナは覚悟した。
333 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/05 23:29 ID:lRIH01t2
ザフト艦では、
クルーゼが興味深げに、ウィルゲムを、突如宇宙に出現した得体の知れない船を眺めていた。
「恐らく、敵の持っているMSの謎を解明するヒントになるに違いない」と捕獲命令を出したのだ。
そしてその読みは、当たっていた。
「慎重に連れてくるのだぞ!決して傷つけず、敵に触らせるな!調査隊の編成はどうした?!
・・・よし、私も行く!アスラン。あの船に通信を入れて安心させろ」
「どうやれと?」
「(微笑)・・・相手をしてやればいいんだ。お行儀良くな。相手は綺麗なお嬢さんかもしれんぞ?」
クルーゼが出ていった後、アスランは通信を試みた。
相手は、綺麗な女性だった。「よしなに。」「あ・・すいません。」思わず飲み込まれるアスランだった(w
ウィルゲムがザフトに連れ去られた。しかも目の前で・・・
種の連中はへえ。そうですか。可哀想に。という雰囲気だったが、
ハリーは、あまりの惨い成り行きに鼻血と吐血をした!「何てことだ!!ユニバアアス!!ぐはあっ」
コレンは、「たあいへんだあ!女王陛下がガンダムの仲間(ジンのこと?)にさらわれちまったあ!」
ロランは、ショックのあまりムンクの「叫び」になった。
御大将は、激怒していた。でも何も言わず艦橋を出ようとした。
「陣地にはすぐに着くから・・・救出部隊を出してもらいましょう。ね?」となだめるマリューに、
御大将「・・・それでは、遅い!!」ナタル「じゃ、どうするの?」
御大将の返答は、艦橋をぞっとさせた。
「・・・戦争である!!いかなる犠牲を払ってでも、我らが女王は返してもらう!もし、ディアナの身に何かあれば あいつら全員を皆殺しにする! 」
あ〜あ、ザフトの連中馬鹿なことしたもんだ
とりあえず、御大将を落ち着かせなければ
大変な事になりますな。
最も敵に回してはならない四人(四機)を敵に回しかねない状況だ
・・・流行る御大将達を御曹司が落ち着かせ。
ひとまずは連合軍の陣地に行って、作戦会議?
・・・・流行って飛び出した所で、まず間違いなく迷子になりますよ。
age
ザフトの皆さんは、打つ手が全て裏目にでるなぁ。
進んでも引いてもタコ殴りな彼らの未来。
ディアナ様に何かあったらロランがブチギレそうな
月光蝶システム発動しちゃいそうだ
その前にミンチドリルつけたMSにガンダム4機ボコにされそうだ・・・
コレンなんぞロケットブースターつけて突撃しかねん状況だろ。
コレンならやりかねないな…
>>333 つっこみを一つ。
「・・・戦争である!!(by御大将)
もうやってるっつーねん!(ザフトと連合で)
>>343 御大将は今までは遊びのつもりだったんだろう
でもディアナ捕まってマジ切れ、と
まあ、御大将にとっては基本的に他人事だったし。
黒歴史で人が殺しあうのは結構、自分が参加できればなおよし、
でも特に守るべき権益や任務があったというわけでもないからな。
この時点ではっきりザフトが御大賞の敵になったということでしょう。
>・・・そして気がつけば、種の世界に来ていたのだった。
笑うところじゃないはずなんだが、このフレーズがなんだか普通に面白かった。
種の世界、でーありますかー。
347 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/06 23:16 ID:jfRkbSAo
ザフトと連合の戦争。それは僕らから見れば黒歴史の一部でしかなかった筈だ。
目の前でディアナ様が連れ去られていくまでは・・・
御大将は「武門始まって以来の大失態である!(泣)」と叫んでターンXに向かった。
ハリー大尉も「ええい!何のための親衛隊か!!」とスモーを緊急起動させる。
コレンは「あいつらは当てになんねえ!俺が行く!」とイーゲルに(無断で)ガンダムのバックパックのブースターを取り付け始めた。
最早、僕らにとって、これは他人の戦争では無く、生存のための戦いでも無かった。
ましてや、御大将のように“遊ぶ”余裕なんてものはもう無い。
今や、“月とその象徴である女王の守護”という己の存在意義を賭けた武門や親衛隊の、
いや、月とザフトとの戦争になりつつあった。
女王を奪還すべく、武門や親衛隊の象徴であるターンXとスモーが出撃した。
コレンは、まだ時間がかかるようだ。
その隙に、二人を止めるべくメビウスとガンダムが出撃しようとしていた。
「味方の目が光っている時に、勝手に戦争を始めるなよ!」ムウは焦った。
348 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/06 23:17 ID:jfRkbSAo
僕も行こうとして、走り出したけど、
「ローラああああ!!行っちゃだめだあ!」グエン様が僕にタックルした。
「放して下さい!グエン様!今は非常時なんですよ!」「嫌だああ!ローラ!」
「ナイス!放しちゃ駄目よ。ホモ野郎!」マリューさんが言った。
蛇のように絡みつかれながら僕は「何故です!?」叫んだ
「私たちにだって、立場があるのよ!?、命令ややむを得ない状況があって初めて
戦えるのよ。分かるでしょ?・・・今、陣地から何、言われているか教えてあげようか?」
マリューさんは、御大将達の勝手な行動に怒っていた。
「要はね、機密を抱えている私たちは、無駄な戦いをせずに可能な限り早く陣地に行けと
言われているのよ。今、あいつらがやっている事は何?明らかに命令違反じゃない!」
僕は叫んだ「これは、無駄な戦いじゃありません!ディアナ様を・・・」
「向こうは、そう思わないわよ!超未来の女王様なんて誰も信じないわよ!
そんなに言うなら、ロラン!あなたが上の連中を説き伏せてよ!」
激しい剣幕で怒鳴ったマリューさんは、頭を抱えた。
「ただでさえ、まずい立場なのに・・・頼むから。私たちまで巻き込まないでよ・・・」
その姿に僕は何も言えなかった。
主役が御大将からロランへ移項ですか?w
これからどうなるんだ?
でもこれだけは言いたい。
「頼むから、西暦連中大暴走で終わりなんてオチはやめてくれ。」
そんなオチ、つまらなさ過ぎ。
・・・キラさん、ムゥさん、ちゃんとあの二人連れてかえって来て下さいよ・・・。
・・・って、かなりムチャな事頼んでるなぁ、自分。
351 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/07 00:00 ID:ZJgcYDYC
まぁもしかしたら二人連れ戻そうとしている隙にコレン画出て行くかも知れないが。
・・・あの二人ならとにかくコレンなら間違いなく迷子になるな。
・・・その後、地球辺りで破戒僧として再会したりして。(ぅわ
352 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/11/07 01:06 ID:Ycq7A4SA
このスレ呼んでたら種が少し見たくなってきますた。
…もしやこれも営業なのかなどと疑ってみるテスト
>>352 悪いことは言わない。このスレのように面白くはないですよ?
過剰な期待は禁物です。
戦国自衛隊?
355 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/07 07:28 ID:WRPDHpqw
まぁ、シードの知識をえると言う意味で見てみるのもいいかも。
ただ、ココほど面白くは無いかもしれませんが・・・。
356 :
1:02/11/07 08:31 ID:???
>>352 面白いと思っていたら、この様なスレを建てません(泣
まあ、他に見る物も無いのでとりあえず録画している程度です。
話は(今の所)1stの焼き直しでしかないし。
とりあえず、キャラ萌えぐらいでしょうか?w
カガリタン(´д`)=3ハァハァ
いや、顔は皆同じなんで性格で萌えというだけですけどw
キャラ萌え+10点
キャラの顔同じ−10点
ストーリー丸パクリ−50点
メカデザイン−30点
シャアのパクリ−500点
DQN女フレイ+300点
合計マイナス280点って所です。
361 :
ターンX:02/11/07 18:29 ID:sXrGVB1i
オイギンガナム!落ち着け!落ち着けったら!
「うぉおおおおお!」
・・・駄目か、効果が無い。
全く、マタ勢いだけで飛び出してからに・・・。
・・・誰かに止めてもらおうにも、隣のハリーはギンガナムよりとんでもない事になってるし・・・。
(私の意見だが、今のハリーなら気迫だけで敵の動きが止められるぞ、多分。)
ローラの奴は何故かあの船から出てこないし・・・。
・・・はぁ、ギンガナムのこういう所は困りモンだな、
血気盛ん過ぎると言うか、なんと言うか・・・。
頼むから、もう少し冷静になってくれ。
いつもいつも勢いだけで敵陣の中に突っ込むのはやめてくれ・・・。
こっちだって、弾が当ると痛いんだよ。
傷もすぐ塞がるしバリアもあるけど、やっぱり当ると痛いんだよ・・・。
って、聞いていないか、ああ、どうすりゃ良いんだ?
・・・あ、アレは・・・スキューバダイビングガンダムと、オセロとか言う奴か?
ひょっとしてコイツを連れ戻しに着たのか?
・・・丁度言い、コイツにもたまには『反省』と言う事を教えてやら無きゃな。
いつもいつも素直に言う事聞くと思うなよ・・・。
えらくターンXカワイイな…w
363 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/07 22:15 ID:sXrGVB1i
age
364 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/07 23:27 ID:0uLnGd20
ディアナの危機。マリューの苦悩。しばしの間、板ばさみになっていたロランは決断した。
「・・・すみません。でも、僕はディアナ様を見殺しには出来ません!行きます!」
その静かで、力強い言葉は、御曹司や種の連中を沈黙させた。
御曹司が絡むのをやめた。「分かったよ。行きたまえ。」「グエン様。ありがとうございます!」
駆け出そうとするロランに御曹司は、指示があるまで軽率な行動はしないよういい含めた。
ロランが行った後、どうするつもりよ?とマリューが言った。
御曹司は爽やかに笑って「戦争の前には必ず交渉があるものです。」自分の口を指した。
マリューは、幾分気を取り直した。「その口に乗ってみましょうか?(微笑)」
まだ、作業中のコレンを置いてターンエーは、かなり遅れて出撃した。
艦橋からロランに矢継ぎ早に状況が伝えられる。
・ウィルゲムには現在、ハリーが張り付いており、敵と睨み合いになっていること。
・御大将はあと一歩の地点でヤマト達と揉めているとのこと。
ほんの少し聞いただけでも、事態が一触即発の状況にあることが分かった。
「急がなくちゃ!」ターンエーはスラスターを吹かせた。
365 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/07 23:28 ID:0uLnGd20
月見うどん(ハリー)の狙撃で、クルーゼの率いるMS部隊はウィルゲムの甲板から
一歩も動けなくなっていた。この船が月見うどんにとって大事な物であることは証明された。しかし、この船の一体どこが大事なのか?船自体か?積荷か?乗組員か?
「それさえ分かれば、付け入る隙も出来ように!!」クルーゼは苛立った。
アスランが喋っていた、船の娘・・・ディアナだったか。あれも相当口は堅いらしい。
これは、持久戦になるな。クルーゼは舌打ちした。“だが、簡単には渡さんぞ!”
「ええい!少年!離さんかあ!」
ターンXを抱き止めているガンダムは、既に出力の限界に達していた。
機体が悲鳴をあげていた。ヤマトは今更ながらターンXの力に驚いていた。
これでは、もうじきガンダムの方がバラバラになってしまう・・・。
もがく御大将に、ムウがこちらから、本格的に戦闘を仕掛けるのは得策ではないと説くが「うるさい!武門2500年の名誉がかかっているのだ!」と御大将は、熱くなるばかり。
その様子に駄目かもしれんと、ムウは少し弱気になった。
366 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/07 23:29 ID:0uLnGd20
御曹司「・・・いいですか。敵は、私達の狙いがまだ、分かっていないと思われます。
それが、最大の強みです。それを悟られずに交渉するのです。」
ナタル「あくまでも、こちら側の民間船を保護するだけという姿勢で臨むと。」
マリュー「味方の陣地も近くにあり、長居は返って不利と敵に思わせたいのね・・・」
御曹司「人の判断は損得によるものが圧倒的に多いのです。一部の者はあの船の価値に
薄々気づいているかもしれませんが、ほとんどの者は気づいていないし、
敵の空域で民間船の取り合いやるよりも、増援が来る前に早く逃げようと思っているでしょうね。」
ナタル「味方を保護する義務という事で、それは今の私達でも出来るけど、それでも、
敵が離れなかったら?」
御曹司「礼儀を尽くしても、尚、居座る気なら、御大将に素早く動いてもらいましょう。」
マリュー「ふう。これで行くとしても・・・早く御大将達に伝えなくちゃあね。」
アークエンジェルは各MSに緊急通信を送った。
・ハリー「敵にディアナ様の事を知られるよりましか・・・やむを得ん。」
・御大将「了解である!・・・だから離せ少年!」
・ヤマト「分解直前・・・助かったあ(泣)」
・ロラン「ハイ!わかりましたあ!」
・ムウ「分かったよ。やれやれだ。」
367 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/07 23:30 ID:0uLnGd20
「じゃあ、御大将。あんたの機体は通信システムが凄いんでしょ?居座る連中の
通信網に割り込んで、今のことをガツンと言ってやりなさい。」
そう言うマリューに「心得たであるよ!お姉さん!」といって戒めから解かれた御大将は
猛スピードでターンXをウィルゲムに着け、ハリーと場所を代わった。
「スクラップが来た。」緑の魔神の力を知るクルーゼ達は緊張した。そこに通信が入った。
「その船に居座る敵に告ぐ!ギム・ギンガナムとターンXの名において、我が守護するこの船より早々と立ち去れ!」
「何、言ってるのよ?あいつ?」マリューが言った。「許してやりなさい」と御曹司。
しかし、クルーゼは駄々を捏ねて、時間稼ぎを始めた。“絶対に手ぶらじゃ戻らん!”
ここに至り、御大将は遂に切れた。プッツン。
「ゴチャゴチャ抜かすな!!ディアナを置いてとっとと消えろおおおお!」
アークエンジェル・ハリー・ロラン・ムウ・フラガ
「言っちまったよ!!!あの馬鹿あああああああああ!!!!」
クルーゼ達はディアナの居る艦橋に一斉に銃を向けた。
「ハハハ!奴等の狙いが分かったぞ!これで私の勝ちだ!(勝利の笑み)」
御大将墓穴ほってどうする(w
ハリー大尉はなぜにゴールドスモーで敵MSを金縛りにしなかったのか
ツッコミなのだが、
ストライク一機じゃ絶対にターンXは止められないよ。
止めても分離して逃げるw
>アークエンジェル・ハリー・ロラン・ムウ・フラガ
>「言っちまったよ!!!あの馬鹿あああああああああ!!!!」
アークエンジェルの心の声か?(笑)
どうでもいいがクルーゼがアフォになってますな(笑)
言ったはいいのだが、
フル稼働のターンタイプ2機とスモーに対して
クルーゼはどうするんだ・・・?
素直に返した方が選択的は正しいと思うのだがな。
>360たん
魔乳揺れるんは加点なしでつか?
漏れはミゲール爆死っちの主題歌も加点してやりたいでつ。温情主義(ワラ
377 :
ターンX:02/11/08 07:41 ID:oXgmFvs7
>>367 ・・・ギンガナム・・・お前ほど交渉に向いてねぇ奴はいないよ・・・。
叫ぶなよ、思いっきり弱み握られちまったじゃねぇかよ・・・。
・・・あいつ等もさぁ、交渉にこいつを使うくらいなら
同じ通信機器積んでるはずのターンAの方に頼めば良いじゃないか?
ローラは少なくともギンガナムよりは交渉に向いてると思うぞ。
なんて言ってる場合じゃないか。
さてどうする?
・・・一番手っ取り早いのは月光蝶であの船に突っ込むことだな。
出力最低で行けばあの船がだめになる程度で住むはずだ。
・・・さて、ギンガナムはこのことに気が付くかな・・・。
我らが、御大将ならば何のためらいもなくシャイニングフィンガーで、
戦艦を突き破ってくれると、私は信じてやみません。(w
いや!我等が御大将なら全開の月光蝶を使うに違いない(w
月光蝶をV2の光の翼のように使って、敵艦だけを切り裂くのだ!(w
いや! 御大将ならXを分離させて船ごと捕獲するに違いない。
もしディアナ撃ったらザフトの消滅が約束されている訳だな、
ロランが∀の瞬間移動でザフト艦とウィルゲムの間に割って入れば穏便に済むんじゃないか?
age
384 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/08 21:09 ID:yavMwVBq
age
386 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/08 22:49 ID:yavMwVBq
>>385 え?小説版のターンAって瞬間移動できるの?
理屈不明・・・。
>>386 福井晴敏の∀ガンダムです。
瞬間移動つーかテレポーテーションです。
原理は書かれてまっせん。
>>385 時間移動してるのにご無体な、
ちゅうかTV版もそれを匂わせるシーンは有るが
まあまあ、職人さんがどうかくかはわかんないんだから、待ってれば良い。
・・・マ、シャイニングフィンガーイガイノセンタクシガアレバ、ダケド。
序盤から大技は難しいだろうからなぁ
392 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/08 23:34 ID:yavMwVBq
>>390 ・・・溶甲装砕マニピュレータ?
ツッコミ、どうぞ。
御大将得意の“おおっと失言、失言”も今回は洒落にならない。
そのお陰で、作戦は台無し、ディアナは窮地に、クルーゼは笑いが止まらない。
しばしの沈黙の後、ターンXに罵倒、呪詛、感謝(?)の通信が殺到した。御大将は武人だから、
無言でそれに答えた・・・・。いや本当は、動揺しまくりだったんだけどね。
当のウィルゲムでは、ディアナとミリシャが対策に頭を悩ませていた。
ディアナ本人はともかく、ヤーニやマリガン達は気がつけば、絶体絶命という状況に右往左往している。
御大将達は頼りにならない。下手に逃げようものなら、外のMSに艦橋ごと撃たれる。抵抗しても同じ事。さあどうする?
降伏、玉砕、ロクデモ無い言葉が飛び交う中、ディアナはしばらく考えこんでいた。
ミリシャ達が結論も出ないまま、延々と怒鳴り続ける中、凛とした声が終わりを告げた。
男達が声の主を見ると、決意を定めたディアナがゆっくりと立ち上がった。「反撃しましょう。」
誰も反論しなかった。
アスランは、ザフト艦の通信室で、ディアナに対する自軍の暴挙を恥じていた。
結局自分は、相手を油断させるために利用され、その結果として相手を騙まし討ちにする形になったのだ。
“ディアナさんは、こんな自分を許してくれるだろうか?”アスランの顔は曇った。
その時、ウィルゲムから通信が入った。
「宇宙服を着たいから、時間をくれだと?断れ!こちらは一刻も早くこの空域から離れたいんだ!」
ウィルゲムの艦橋にMSの銃を向けたクルーゼは、ディアナの通信を受けたアスランを怒鳴った。
確かに状況は有利にはなった。しかしそれもいつまで持つか。
特に“月見うどん”はこちらを攻撃したくてウズウズしてるようにすら見える。
直接戦闘になったら、クルーゼ達はひとたまりも無い。なのに悠長な事を言うディアナは何を考えているのか!恐らく時間稼ぎだろうが、許す気は無かった。
しかし、もし最悪戦闘になって、簡単に死なれても困る。少し考えてクルーゼは言った。
「・・・分かった。認めよう。ただし!ディアナには艦橋にずっと留まってもらう。私が直接彼女に言おう。回線をまわせ!」
しばらく時間が経って、艦橋には只一人、宇宙服に身を固めたディアナが艦長席に座っていた。
バイザーで顔の様子は分からないが、自分だと示すためかヘルメットに隙間を作って金髪を垂らしている。
「私はここに居ります。ご満足ですか?」ディアナの声にクルーゼは満足です。と答えた。
御大将は、あまりにも不甲斐ない自分に泣きそうになっていた。
武門の務めも満足に果たせない自分。失言大王としての自分。
恐らく、正暦に帰っても、このままでは居場所すら無いだろう。
いっそのこと、
「シャイニング・フィンガーでもぶちかましてやろうか!」と提案したら。
「ディアナ様を焼き殺す気か!御大将!」ハリーに怒鳴られた。
「最低レベルの月光蝶で・・・」と言いかけたら、
「正気ですか?!御大将!」ロランに怒られた。
じゃあどうすれば良いのか!?また怒り狂いそうになった時、船を監視していたターンXのセンサーが何かを捕らえた。その超高性能なセンサーはウィルゲムの中の透視し、倉庫の一角を鮮明に表した。
御大将は、その状況をすぐ理解した。
「なんと!やるではないか!ディアナめ!」御大将の目に生気が戻った。
「良いだろう。罪滅ぼしに小生が手伝ってやろう!」
時間が無くて、すいません。
ところで、ここで本筋のSS書いてる人は一人?
何人か居るっぽい気がするけど。
このまま、ディアナ様の策がうまくいったら、クルーゼはディアナ様に
執着するようになりそうだな・・
このスレGジェネかなんかのシナリオにならんかな?
もしこれ通りの展開なら即買いなんだけど(w
400 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/09 11:44 ID:UFZcNdV5
確かに、やりがいのあるシナリオになりそうですね。
401 :
400:02/11/09 11:45 ID:UFZcNdV5
・・・あ、ゲットしてる。
なんだかドキドする展開
ディアナ様の無事を祈ります
>399
寺田にスパロボで使われて、無茶苦茶糞な内容にされたりして・・
あげ
職人さんマダーー
あんしんしろ。5時間後くらいには新作投下される。
たぶん
まあ待とうよ。
でも確かにやりたいな、御大将in種。
今回の放送見ると、あまりにも香ばしいフレイが、
ディアナ様とソシエの二人をいびりそうな気がしてきました。
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~ 御大将に斬られてしまえ。
最近では
「ああ、御大将がここにいたら面白いだろうなぁ」
と考えながら見てます。
今回の偽ルナツーの話とかブリッツが来る前に自ら破壊しながら脱出していきそうだ…
大丈夫、職人さんが書いてくれるよ
「あぁん?ドサクサに紛れて軍機をコソコソと調べようとする
軍律の何たるかも知らぬ貴公らの言うことを聞く耳など持たんわぁ」
とか言って雑兵や司令をバコバコぶちのめす御大将を…
しかし1stの時はワッケイン司令はブライト達が軍規を犯して
勝手にMSを運用したことを咎めたのだが…
今回は司令が軍規を犯して、軍の最高機密たるストライクを勝手に調査
しようとしただけ。1stのルナツーごっこをしたかっただけなのか
ここまで腐っている軍という設定がこの後の展開に関わるのかは知らんが…
種、個々のシーンでは面白い演出もあるのだけれどな。
ミリアリアに薄汚い親父の手がっ!って展開だったしな。
フレイは相変わらずキラの立場を考えない行動だしな。
いや、実はこの辺は楽しかったんでつ・・・
412 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/09 23:37 ID:UFZcNdV5
age
413 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/10 00:21 ID:NYeI1VUe
・・・そういえばまだ見て無いや。
ビデオとってるので明日見ます・・・。
さて、件のウィルゲムの“倉庫”では…
「海賊除けのために持ってきて、正解だったな」
「つーか、宇宙戦は久し振りだな。ちと、不安があるけど」
「臆したか?ルジャーナの?イングレッサにソレ譲るか?え?」
「ふざけんな。イングレッサ!!ルジャーナ男子を見くびるな!」
「…ところで、私の鬘必ず返してくれるんだろうな?」
「大丈夫!もし、無くなったら、鬘に二階級特進を要請してやるよ!」
「爆薬に水、酸素タンク。船内にあるだけ持って来ましたあ!!」
「おう!女王さんの言う通り、両側のMSハッチに取り付けろ!」
ヤーニは、マリガン(鬘無し)とジョン・エイムズとの打ち合わせをしながら、
部下にテキパキと命令を下した。ディアナ本人はというと、端末を見ながら、
ウィルゲムの動力緊急停止の手順を確認していた。
「コレとコレでアレして、良し。行けますね…後は、アレが動くかどうか…」
と言いながら、ディアナが作業を終えた時、若いミリシャがディアナを呼んだ。
「敵の親玉から、連絡です!」ディアナは顔をしかめた「全く、しつこい。」
クルーゼからの通信は、御大将を始めとするMS軍団を下がらせろといものであった。
厚かましいにも程がある。世の中そう美味く行くものか。
ディアナはマイクを通じて、そんな権限は私にありませんと、か弱そうな声で返事をした。
画像は、艦橋のマリガンの金髪の鬘を付け、空気で膨らませた宇宙服が映っているが、声は別回線だ。
作業をしているミリシャも、音が入らぬようこの時は静かにしていた。
クルーゼは、彼らは自分の言う事は聞きません。と泣き言を抜かすディアナに嫌悪を感じた。
「意外と使えんな…何でこんな女に連中は目の色を変える?」
艦橋の“ディアナ”を見てクルーゼはそう思った。
通信が切られたディアナは、ふん。とマイクを投げ出すと、MSデッキに向かった。
そこには、3体の緑の巨人、ルジャーナ自慢の“ボルジャーノン”が出動準備をしていた。
作業しているエイムズ達にディアナは、動くかどうか尋ねた。
“報告書にあった、Nジャマーの影響を受けてないと良いけど”ディアナの不安に、
ボルジャーノンは、単眼を光らせてそれに答えた。“行けるよ”と言っているようだった。
ボルジャーノンの核融合炉に対Nジャマーの装備があるのか、それとも別の動力なのか
それは、今は解らない。けれど、ディアナは満足だった。
そんな、ディアナの思いに冷水が入った。
操縦席から出てきた、ジョン達がすんません、調整にもう少し時間を下さい。と言い出したのだ。
ハッチの爆破準備を完了して戻ってきたヤーニやマリガンがジョン達を急かしたが、
起動に必要な調整らしく待つしかなかった。
さて、どうしようか。クルーゼの通信に度々答えながら、ディアナは必死に考えた。
クルーゼ達を牽制しながら、センサーでディアナやボルジャーノンの様子を見て、
御大将は時間が必要だということが分かった。
「ふむ。ターンXの推測によれば、起動準備に時間がかかっているのか…」
沈思黙考、御大将は決心した。ターンXに命じて、敵味方の通信網に割り込む。
「…我は月の武門の統領、ギム・ギンガナムである。諸君、緊張して疲れたであろう。
そこで、だ。小生自ら、一曲を歌うので、それで心をしばし和ませて欲しい。」
マリュー「何する気よ。あのチョンマゲ?」
フレイ「歌を歌うって!」
ナタル「緊張の余り、おかしくなったのかも。」
マリュー「ちょっと、やめてよね…」
御大将「それでは、行きます。“あんなに一緒だったのに”」
皆が突然の奇行に呆然する中、御大将の熱唱、いや雑音が宇宙に響き渡った…。
ハリーは嘆息した「何もこんな時に…御大将、御乱心とは…」
ヤマト・ムウ「あの人何を考えているんだ!」「俺が知るかよ!」
ロラン「うわ…酷いな、これ。」
やっと出撃したコレンは、猛スピードで現場に向かいながら、一緒に歌っていた。
ウィルゲムの中にも、御大将の歌声は届き、ミリシャ達は耳を塞ぎながら作業した。
ディアナも怪訝な顔していたが、ふと、
“御大将が、自分達の状況を何らかの方法で知って時間稼ぎをしてくれているのでは?”
という事に思い至った。
「昔のギムなら、このような自分が恥をかく真似は、絶対しなかっただろうに」
そう思うと、ディアナは口元がほころんだ。「成長したということか。」
そうこうしている内に、ボルジャーノンが動き出した。最後の準備が終わったのだ。
御大将は、最後まで歌いきった。
拍手は無く、賞賛も無し、アンコールなんてもってのほか。でもそれらはどうでも良かった。
クルーゼから通信が来た。「なめているのか?!貴様!」
「おや、お気に召さなかったか!これは失礼した。」
センサーがボルジャーノン本格起動を告げた。ミリシャがシェルターに篭る。
「こちらには、ディアナが居る事を忘れるなよ!」クルーゼが恫喝する。
艦橋には何の生体反応も無い事を確認しながら、御大将は涼しい顔で答えた。
「ふ〜ん。肝に銘じておこう(笑)」
「じゃあな。後は頼むぜ。」船内のシェルターに入りながら、ヤーニは
ディアナとジョン、エイムズに別れを告げた。
「船の動力を、あんたのセットした手順で止めたら、爆薬はその後に吹っ飛ぶようにした。
後は、あんたら次第だ。…幸運をな。」
「そちらにも幸運を。よしなに。」「おう。」
シャッターが閉まった。ディアナはジョン、エイムズに告げた。「では、行きましょう。」
シェルターの中、ヤーニはウィルゲムの動力を止めた。
ウィルゲムの船体はたちまち光を無くし、ただの宇宙船の残骸と化した。
「何が起こったのだ?!」クルーゼは叫んだ。
その時、両側のハッチが爆発した。大量の水や酸素の粒子が宇宙に放出され輝いた。
この事態に皆が驚く中、御大将だけは笑っていた。
「お前らに余所見している暇があるのかよ!Xボンバアアアア!!(懐)」
ターンXの両足を外し、勢い良くクルーゼにぶつけた。
流石にビームを撃つと、シェルターにいるミリシャに直撃する可能性があるため、
只、高速で両足をぶつけただけだが、一種の質量兵器となって結構効果がある。
「…これが、お前らのやり方か…いいだろう。艦橋を破壊しろ!!」
クルーゼの部下が艦橋に銃を撃ち始めた。たちまち艦橋が穴だらけになる。
「デ、ディアナ様!!貴様らあああああっ」血相を変えて、ハリーも急ぎ参戦する。
敵の一体を問答無用でIFバンカーで貫く。「貴様ら只ではおかんぞ!」
浮き足立つ敵の一体の背中に、別のMS達が現れた。単眼があった。良かった味方だ。
そう思った瞬間、彼にマシンガンの銃口が向けられた。「?!俺はみ…」
全部言い切る前に上半身が銃弾を浴びて消滅した。
「お前、味方を撃つとは何事だ!」今の事を見ていた、別の敵が叫んだ。
爆発した水の粒子の煌く中から出てきたもう一体の単眼のMSがそいつを掴んだ。
「おい!お前も見たろ!今の奴をヤレ!ザフトの風上にも置けん裏切者だ!」
そいつの言葉にMSは首を振った。「貴様も裏切るのか!!一体どこの隊の者だ?!」
「…スエサイド隊だよ。偉そうに馬鹿野郎が!!」
そう言うなり、ボルジャーノンはそいつ=ジンの顔面に拳を打ち込んだ。
「船の動力を止めて誘爆を防ぎ、爆発に乗じてミリシャのMSを出して迎撃。
大したもんだよ。それでこそディアナだ!」
御大将は戦いながら笑った。
クルーゼは劣勢になり、ザフト艦に援護を要求した。
そこで、付近を航行中の味方が援軍に向かっていることを知った。
味方の正体を知って、クルーゼは嫌な顔をした。
「…“赤の大将”の手の者か…奴も狙っていたか…」
次回「ミリシャ“種”宇宙決戦」か?!(w
凄い構成上手いね。
正直驚いた。
ボルジャーノンに燃えますた
御大将に今度はOPを歌ってもらいたいw
425 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/10 11:26 ID:Rs5RyT2L
・・・足をぶつけたんかい。
ボトムアタックだな、まるで。
>>425 バラバラアタック出来るんだからあんなの序の口だw
>429
そこは、アールハンドトゥ“オン”パレード、“御”大将のためにマーチを歌おう!では?
(高血圧妄想、“オン”パレード・マーチよりw)
絶望と悲しみの海から、それは生まれ出る
地に希望を、天に夢を取り戻すため生まれ出る
闇をはらう銀の剣を持つ御曹司
それは子供のころに聞いた話、誰もが笑う黒歴史
でも私は笑わない 私は信じられる 御大将の横顔を見ているから
はるかなる過去への階段を駆け下りる あなたの瞳を知っている
今なら私は信じれる あなたの作る過去が見える
あなたの差し出す刀を取って 私も一緒にかけあがろう
幾千万の私とあなたで、あの運命に打ち勝とう
はるかなる過去への階段を駆け下がる 私は今一人じゃない
アール・ハンドトゥ オンパレード 御大将のために マーチを歌おう
オン パレード・マーチ 御パレード・マーチ
絶望と悲しみの海から、それは生まれ出る
地に希望を、天に夢を取り戻すため生まれ出る
闇をはらう銀の剣を持つ御大将
それは子供のころに聞いた話、誰もが笑う黒歴史
でも私は笑わない 私は信じられる 御大将の横顔を見ているから
はるかなる過去への階段を駆け下りる あなたの瞳を知っている
今なら私は信じれる あなたの作る過去が見える
あなたの差し出す刀を取って 私も一緒に駆け下ろう
幾千万の私とあなたで、あの運命に打ち勝とう
はるかなる過去への階段を駆け下る 私は今一人じゃない
アール・ハンドトゥ オンパレード 御大将のために マーチを歌おう
オン パレード・マーチ 御パレード・マーチ
ちょっとおかしかった場所を勝手に直したYo!
あ、御曹司になってたYO!
修正サンクスだYO!
434 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/10 20:59 ID:Rs5RyT2L
・・・何だか、意味不明な歌だなぁ・・・。
元ネタは?
元ネタはPSゲーム「高機動幻想ガンパレードマーチ」だよもん
ターンXって陳情に発言力1,000,000ぐらい必要カナ?
5,000,000くらいは必要だと思うぞっっっっっっっ
1,000,000だとゴールドスモーじゃないカナ?
艦橋が崩壊し乱戦が始まった。(マリガンの鬘、名誉の戦死)
御大将達が暴れる中、その傍らで対峙するシグーとスモー。
「…ディアナ様の裁き受けてもらおうか…」ジリと詰めるハリー。
「死んだ者の裁きなど、受ける気になれんな」とクルーゼ
「是が非でも受けてもらう!!」「断る!」シグーはバーニアを吹かして飛んだ。
怒るハリーを、上からあざ笑うクルーゼ「私は誰の裁きも受ける気は無い!」
そんなクルーゼを、一体のボルジャーノンがバズーカで狙った。
「そんな事を言わずに、私の裁きを受けて下さいな♪」発射。シグーの片手が吹き飛んだ。
「あの女!!」「少し外れてしまいましたね♪」「ディアナ様、ご無事でしたか!!(歓喜)」
「ハリー。心配をかけましたね。許しておくれ。」その言葉に、感極まったハリーは泣いた。
こうして、“女王の騎士”は復活した。
「全く、ガンダム奪取以来、碌な事が無い!」「ああ。」「同感です。」「…」
イザーク、ディアッカ、ニコル、アスランの4人は、ガンダムで出撃した。
飛行中にリーダーぶって、イザークが「いいか、先ずあのジンもどきをヤル!」と言った
3人は白けた顔で、ふ〜ん。ヤレば?とそれを聞いた(全く、人望が無いのは嫌だね。)
アスランは、“ウィルゲムにヤマトは居るのか?”そればかり考えていた。
そんな彼らを、到着した応援部隊のMS群が追い抜いていった。機体の赤馬の紋章が印象に残る。その紋章は“赤の大将”配下の部隊であることを示していた。
「赤馬、“赤の大将”の精鋭か…おい!何、追い抜かれてんだよ!お前ら!」
残りの3人“お前も追い抜かれたくせに、勝手な事をいうなよ!!”
さてさてさて、再びウィルゲム。
ザフトの赤馬軍団が到着し、種&正暦MS軍団は、俄かに忙しくなった。
戦力的には、遥かに御大将達が有利だが、ディアナやミリシャの命を抱えている分、
無茶できないのが辛い所だ。(ウィルゲムを取られて、正体がばれるのも、問題だし)
ハリーも、ディアナからミリシャのシェルターを護るよう言われて困っていた。
幾ら、渋っても「やりなさい!」と言われれば従うしかない。(ああ、哀しきは宮仕え)
どうしようか、という時、シェルターの近くを赤馬の一体が攻撃し始めた。
シェルターの中では、
「おい、ヤーニ!あいつら、私達の近くを攻撃してるぞ!?しかも向かってきてる!」
薄暗いシェルターに映る画像を見ながら 慌てるマリガン達にヤーニは、
「多分、ボルジャーノンみたいな伏兵を警戒してるんだろ!」と言った。
皆のどうするという顔に、ヤーニは「おたつくな!ミリシャ魂で覚悟を決めろ!!」
騒ぎは、ピタリと収まった。さすがはミリシャといった所か(笑
赤馬がシェルターを攻撃しようとした。ハリーが動こうとしたが、別の赤馬が襲い掛かる。「チイッ!しまった!」間に合わないと思った時、シェルターの赤馬の四肢が切断された。
赤馬を切断したのは、両手のビームサーベルを高速回転させているターンエーだった。
「ロラン・セアック。参上しました!!」
ヤーニ「ふうヒヤっとしたぜ…流石はロラン、流石はホワイト・ドールってとこだな!」
他の皆もホッとした。
赤馬を撃破して、ハリーは叫んだ「ミリシャは君に任せる!私はディアナ様の元に戻る!」
黄金の機体を閃かせて、ハリーは、ディアナのボルジャーノンの所へ急いだ。
一方、ディアナは赤馬達に応戦しながら、バズーカの残弾を気にし始めた。
「もうすぐ、切れるか」更に別の赤馬出現(w、戦闘を挑んできた。
「ええい!よしなに」ドンドン!あ、弾切れ…。砲身を分投げる。叩き落とされた。
万事休す。その言葉がディアナの脳裏に浮かんだ。
“離れるんじゃなかった!!”「うわあああああ!ディアナ様―!」ハリーが絶叫した。
赤馬は、ディアナの胴体に狙いをつけた。必殺の一撃が叩き込まれる瞬間、
赤馬が爆発した。「今度は何だ?!」
ディアナの後ろには、ストライクとメビウスが銃を構えて浮かんでいた。
「ガンダム、メビウス到着しました!」「そういうこと。ハゲは味方なんだよな?」
「…そうだ。その通りだ!よくやってくれた!このハリー、礼を言う!」
ところで、何で分かった?と二人に尋ねると、ヤマトが赤馬達と戦う御大将を指差した。
「…借りが出来たか、御大将。」ハリーが苦笑した。
そんなホノボノした4人に、到着したガンダム達が奇襲をかけた。
「ハハハハ!何、ホノボノしてるんだよ!貴様ら!」「叫んだら奇襲にならないよ。馬鹿」
「全くです。そうでしょうアスラン?」「…ヤマト…」
何とでも言え、とばかりにデュエルがジンもどきことボルジャーノンを狙う。(セコイ)
「まず、弱そうなのから!もらったあ!!」イザークが雄叫びを上げる。
「そんなセコイお前の面に、ミンチドリル!!!」
ガンダムのブースターを無理やり付けて飛んできた、イーゲルのミンチドリルが
デュエルの顔面にめり込んだ…。「お…が…」
「だから、言わんこっちゃない」ディアッカが嘲笑った。でも、その笑いは、
ミンチドリルがバスターの主砲をへし折る迄であった。「やりやがったなあ!」
かくして、イーゲルVSデュエル・バスターの空中戦が始まった。
イージスは、ストライクと戦いながら、痴話喧嘩を始めた。
「何やってるんですか。皆!」ブリッツは偽装しながら、ハリー達に接近した。
もう少しで、ブリッツの力を見せてやるという時、ハリーがこちらを向いた。
ピタリと静かに動きを止める。「ふう。あぶない。」ハリーの顔が別の方向を向いた。
“今だ!”急接近をかける。ブリッツはピクリともしなかった。「何で?!」
ハリー達がこっちを向いた。
「この時代のMSに合わせるのに、少し手間取ったが、ようやくできたな“金縛り”」
「凄いな。」とムウが驚く。「ハリーは、優秀ですから。よしなに。」「恐縮です。女王。」
「しかし、さっきから君はコソコソと何をやっていたのだね。まさか不意打ちかね?
残念ながら、君のMSの偽装性能は、我々には何の意味も無いのだが…」
金縛りにあいながら、ハリーの言葉にニコルは泣きそうになった。
応援に来た赤馬軍団の母艦が姿を表した。
敵や赤馬達を倒し、意気軒昂な御大将は、その威容を見てニヤリと笑う。
「いいだろう!あの船(クルーゼ艦)を沈める前に、まず貴様を沈めてやろう!!
シャイニング・フィンガー準備!行くぞ、ターンX!!」
ターンXは母艦に突っ込んでいった。
しばらく立つと母艦は光と破片を撒き散らして大爆発した。
御大将「ハッハッハ!!たまーやー!!である!!」
敵母艦を撃破した御大将はウィルゲムに帰還して、その爆発の様子をそう言って眺めた。
戦闘は終わった…。
クルーゼは撤退を命令した。彼と共に来た部下は、ほとんど残っていない。
「…帰ってからが大変だな…。」彼はボロボロの愛機の中で歯噛みをした。
イザークとディアッカは、イーゲルにボコボコされ、命からがら逃げて来た。
今回やられたのが、宇宙戦用ではないMSであることもさりながら、
それ以上に、助け合わなかった御互いを憎みあい、喧嘩をしていた。
ヤマトとの話し合いは並行線に終わり、気がついたらピンチのニコルを救ったアスランは
そのまま帰還の途に付いた。赤馬の母艦の爆発で“この戦い終わったな”と思ったからだ。
しかし、運が良かった。あのジンもどきに乗っていたのが、ディアナで…
生きていてくれたのも良かったが、この若者は信頼できます。と言って、ハリーに攻撃しないようとりなしてくれたからだ。おまけにニコルも返してくれた。
お陰で、二人共無事に帰れる。アスランはホッとした。
しきりに泣きながら礼を言うニコルにアスランは、
「…感謝なら、ディアナ・ソレルに言ってくれ。」と言った。
ウィルゲムは穴だらけになったが、全員無事に済んだ。
御大将、ロラン、ハリー、ヤマト、ムウ、コレン、ディアナ、ジョン、エイムズ、
ミリシャ、アークエンジェルは勝ち鬨を挙げた。
御曹司はさすが、私のローラといって襟を緩め、マリューはぐったりと椅子に座った。
ナタルも珍しくほっとした顔をした。フレイ達はキャッキャッと喜び合った。
「でも、これからが大変だわ〜。」“アルテミスの笠”を見てマリューが呟いた。
こ、こんなモンでどうでしょうか・・・。
でも、ディアナさんどうしようかな。(迷
>ええい!よしなに
ディアナ様お強いです
>>444 修理の状況を直に見ようとウィルゲムに乗り込むディアナ様
すると突然タイムゲートが開き正歴へ戻られてしまった・・・
446 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/10 22:23 ID:Rs5RyT2L
>>445 帰るのは無しの方向で、
何だかその方が楽しそうだし。
そんなすぐ修理が出来るわけでもないだろうし、気楽に行きましょうや。
(それでいいのか!?
>>446 でも∀組があんまり多すぎると、種組の存在価値が完全に消滅してしまいますぞ。
∀の人々は2〜4人ぐらいでいいと思う。
448 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/10 22:30 ID:Rs5RyT2L
・・・どうでもいいがディアナ様・・・。
「そんな事を言わずに、私の裁きを受けて下さいな♪」
バズ発射
「少し外れてしまいましたね♪」
・・・この発言、かなりキエルお嬢様に近いと思われ。
・・・なりきってるの?
449 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/10 22:32 ID:Rs5RyT2L
>448
きっと、クルーゼ対して、いつもは寛大な彼女も鬱憤がたまっていたのでしょう。
内心は「ざまあみやがれ!変態仮面!」と思っているのでは。(w
>449
ウィルゲムやミリシャは帰ったけど、ちゃっかりディアナ様だけ隠れて
残っていたみたいな展開になるのかな?
452 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/10 23:11 ID:Rs5RyT2L
>>450 ・・・それをロランが聞いたら
「デ、ディアナ様・・・」とか言いそうですな。(^−^;)
メシェーとソシエまで来そうで怖いでつ。
ソシエvsフレイとか起こったら……。ガクガクブルブル(((((((;゚д゚)))))))
454 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 00:07 ID:D4f542wb
何とか動力を復旧したウィルゲムは、アークエンジェルと邂逅を果たした。
ターンタイプの超時空通信能力(勘弁!)で迎えも、すぐにくることになった。
まずは、一安心というところか…。
アークエンジェルの閉じた格納庫で、女王の謁見式がしめやかに行われた。
整列したミリシャを従え、超未来の月の女王ディアナが毅然と立つ。
礼を言うディアナにマリュー達は敬礼で答えた。
続いて、ハリー、ロラン、コレン、御曹司がディアナの元に進み出て、
片膝をついて礼をする。
「この度の戦い、ご苦労でありました。」その言葉に4人は深く頭を垂れた。
正に女王。どこぞの女王気取りの小娘とは訳が違う。マリュー達は本物とは、
こういうものか、と深く感銘を受けた。(フレイを除いて)
そんな中、マリューは、御大将がいないのに気づいた。
式典が終わった。マリューはアルテミスの対応をナタルに任せ、御大将を捜した。
果たして御大将は、格納庫の通路の壁にもたれていた。こっそり見ていたのだ。
何故、出ないの?という問いかけに、ディアナが嫌いだからさ。と答えた。
さっきまで、救うことに一生懸命だった割りには、変な回答だった。
しばらく、挨拶くらいしなさいよと説得してみたが、御大将は頑なだった。
そろそろ、時間が来て艦橋に行こうとするマリューは最後に言った。
「あのね、確かにディアナはアンタを見捨てたかもしれない。でもね。
そんなアンタを最後に救うのも、やっぱりディアナだと思うのよ。じゃね。」
それは、正解だな。御大将は思った。さっきの失言は本当に大失態だった。
でも、ディアナが行動を起こしてくれたおかげで、逆転出来たのだ。
もし、ディアナが何もしなければ、ディアナとウィルゲムは最悪、敵に奪われ、
「…小生も武門も終わりだったな。フ。いいトコ突いてるよ。お姉さん。」
肩を落として、御大将は歩き出した。
通路を歩くと、ディアナが一人で歩いていた。きっと探検だろう。
ディアナが御大将の方を向いた。二人の目があった。静かに立ち止まった。
マリューが、艦橋であれやこれやと雑用や連絡をこなして、気分転換に船内を散歩すると
向かいの通路に御大将とディアナがいた。御大将はハリー達のように礼をしていた。
彼らよりもっと深く頭を下げていた。ディアナは優しくに頷いて声を掛けた。
その言葉に、御大将の身体は少し震えていた。マリューは、覗くついでに耳を澄ました
「…小生いや…武門2500年、その言葉、お待ちしておりました。…(感泣)」
マリューは、その言葉を聞くと、そっとそこから立ち去った。
「…やったじゃない。御大将。(泣)」
面白くするためにキャラの口調が多少変わるのは仕方ないと思うが、
キラのことをヤマトって言うのはやめてくれ。
アニメ見てないのかしらんがヤマトという言い方はしないない。
非常に白ける。
>>458 SSではよくあることだ。
慣れろ(藁)
でも何でヤマトなんだろうね。
ちょっと関係ないけど、漏れは新ガンダムの主人公の名前が日本名ってわかった時
(4ヶ月ぐらい前?)に今回はクソだって思ったよ。
>>460 ドモン=カッシュ
アムロ零
コウ=ウラキ
ひいろ(ひい=1)
さて・・・・
シロー・アマダ
ユウ・カジマ
463 :
460:02/11/11 04:52 ID:???
いや、ドモンはちょっと違うしアムロはなんといってもシリーズの最初だから
はずしてください。
コウやシローの事です。
464 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 07:35 ID:nrXiSVf5
自分は名前が日本名でも何でも良いけどね。
そんなことより続きキボンヌ。
日本人が主人公でも別にいいと思うけどね。
呼び方さえ間違わなかったらいいと思う。
>>459 俺は慣れんぞ…。
>>458>>459 そんなことより、キラとヤマトどっちが名字でどっちが名前ですか?(藁
どっちが名字でもおかしくないけど、どっちが名前でもおかしいと言う、不思議な名前なのでw
安彦良和の逆パターンですか?(ぉ
親しい人間は皆キラと呼んでるし、ガンダムは基本的に名前=苗字で
表記されてるから、キラが名前でヤマトが苗字だとおもう。
まあ名前に関しては、ガンダム系は現実では階級ついたときに(苗字)少尉とか呼ぶのが普通
なのに(名前)少尉とか平気でやってくれるからその辺は気にしない方がいいぞ。
468 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 12:07 ID:Jaot2pIk
現実云々の前にアニメと同じ呼び方にしてくれた方がいいと思う。
呼び方はSSの基本だと思う。
違う呼び方にしたらSSじゃない。
どっちでもえーやんか
職人さんに任せておこうや
まあ、漏れは種ガン見てないんで気にならないが
職人さんが書きたいように書いていい作品できてんだから別にいいやん。
そんな気になるってんなら自分で書けばいいやろ。
おおう。
なんか問題が大きくなってるな。
俺が以前書いたときは相手にされんかったのに・・・。
書いてる以上は様々な感想は受けるに決まってる。
文句があるなら見るなとかお前が書けとかはご法度だと思う。
言ったら負けだね。
気になる人が居るなら考慮はすべきだな。
俺は相手にされなかった時点でこのスレとは
合わないと思ってみてなかったけどな。
まだ落ちてなかったのを見つけて久しぶりに見てみたよ。
それじゃ。
ちょんまげ天国
473 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 18:53 ID:UYgLwk//
・・・しばらくして、ウィルゲムは修理が済んだようだ。
迎えの船も来て、女王様一行が正歴に帰る時がやって来た。
ハリーは当然女王様の船と一緒に帰ることとなったが
ロランはアークエンジェルに残る事となった。
本当は帰りたかったが、グエンが「行かないでくれ、ロォラァアアアア!」
と、このままではほんとに何しでかすか解らないというアークエンジェルクルーの要望で
残る事と相成ったのである。
そして、ウィルゲムは正歴へと帰っていった。
御大将たちはそれをじっと見詰めているのであった。
ギンガナム「行ってしまったであるな。」
マリュー「・・・って言うか、アンタ何で帰らなかったのよ・・・。」
ギンガナム「どうせ帰っても退屈なだけだからである!」
マリュー「・・・あ、そう。」
ロラン「僕は帰りたかったんですけどねぇ・・・。(泣)」
フレイ?「ロラン、こんな事で泣いていてはいけませんよ。」
ロラン「あ、フレイさん、ありがとうございま・・・。」
ロランはフレイの方を向いて固まった。
そこに居たフレイは帽子を深く被ってマスクにサングラスという
怪しさ大爆発な格好したフレイだったからであった。
474 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 19:09 ID:UYgLwk//
ロラン「・・・あの、あなた誰です?」
ロランは思わずフレイ(と思われるものに)話しかけてしまった。
フレイ?「あら、私はフレイですよ。」
ロラン「じゃあそのサングラスとマスクを外してください。」
フレイ?「それはなりません。」
・・・ますます怪しさがました。
クルーの間でもなにやらヒソヒソ話が聞こえる。
「あれ、ホントにフレイか?」
「全然高飛車じゃねぇし、変だぞ。」
「第一、声が違いすぎるような・・・。」
「あ、体格も違うぞ。」
場の緊張感が一気に増す。
その中で一人の男が行動に移った。
ギンガナム「怪しいやからである!正体を現せ!」
ギンガナムは無理やり帽子とサングラスとマスクを剥ぎ取った!
フレイ?「キャッ!」
ギンガナム「さぁ、その素顔を見せてもらおう・・・。」
その素顔を見てギンガナムは固まったしまった。
「・・・フゥ、やはりキエル=ハイムの時のようには行きませんね。」
ディアナはそう言って乱れた髪を整えた。
ロラン、ギンガナムはディアナの姿を見て固まっていた・・・。
マリュー「で、ディアナさん・・・?あんたウィルゲムに乗って帰ったはずでは・・・。」
475 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 19:09 ID:UYgLwk//
で、ウィルゲム
ハリー「ディアナ様、もうすぐムーンレィスでございます・・・。」
ディアナ?「・・・・。」
ハリー「そうか、あんなムチャをされてお疲れなんだな、
今日はゆっくり寝かせよう・・・。」
ハリーは気が付いていない。
そこに居るディアナはディアナではなく、
ただカツラをかぶせてディアナ様の服を着せただけのフレイであると言う事に・・・。
ついでに言うと、フレイは寝ているのではなく、ディアナ様の手により気絶しているのであった。
姫様!?
なんという事態・・・
477 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 19:41 ID:UYgLwk//
ディアナ様の出現でアークエンジェルは大混乱、
特に正暦連中は大混乱状態だ。
マリュー「で、ディアナさん・・・?あなたウィルゲムで帰った筈では・・・?」
ディアナ「フレイさんと入れ替わったんですよ。」
なるほど、フレイの格好しているのはそういう訳か。
ディアナ「ウィルゲムで正歴に戻ったのは、私の格好をしたフレイさんです。」
マリュー「そ、そう・・・。」
ムゥ「しかし、何だってこちらの世界に残ったんだい?」
ディアナ「よき機会ですから、一度本物の黒歴史というのを見てみようかと思いまして・・・。」
ロラン「しかしディアナ様!あなたが居なくなったらムーンレィスは・・・。」
ディアナ「キエルならうまくやってくれると信じています。」
ロラン「この時代は戦争真っ只中なんですよ!危険な目に合ったらどうするんですか!」
ディアナ「その時はロランたちが守ってくださいな。」
ロラン「大体、戻る方法は考えてあるんでしょうね!」
そういわれたディアナは少し考えた。
ディアナ「・・・そう言えば考えておりませんでした。
まぁ、その内戻れるでしょ。」
・・・ディアナの楽天的思考に一同は呆然となった。
ディアナ「さぁ、陣地も見えてきましたし、着陸準備に入りましょうか。」
何でアンタが仕切るんだ。
何処からとも泣くツッコミが入った。
ロラン「ディアナ様、ホントに何考えてるんですか・・・。」
ロランはそう呟いた。
それを聞いたディアナは
ディアナ「私はディアナ=ソレルではありませんこの船の乗組員、フレイです。」
と、チョットきつめのフレイの服の襟を閉め、帽子を深く被りながら言った。
・・・ひょっとして、キエルお嬢様のフリをしているうちにコスプレが趣味になったのでは・・・
ロランはついそう思ってしまった。
フレイ・・・・不憫だぁぁW
でも、これじゃラクスをいじめる役がいないぞ・・?
御大将・・・報われた( ´Д⊂ヽ
絶好調であるー!!!!!
フレイ、いつのまにか平気な顔して帰ってきてそう
482 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 22:04 ID:UYgLwk//
>>479 大丈夫!ラクス自体が目立ってないから(ヒデェ
483 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 22:12 ID:UYgLwk//
・・・どうでもいいのだが、ロランはまだ女装してるのか?
キラの恋の行方は?
486 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 23:05 ID:U6oK8FmM
ガランとした食堂。
「イヤ〜!フレイがディアナに代わったら、こんなにも船内の雰囲気が違うとはね♪」
清清しい顔したマリューの向こうで、御大将は不服そうにお茶を飲んだ。
「仮にも艦長である身で、そんな事を言うのはどうかと思うが・・・」
「皆の前じゃ言わないわよ(ヘラヘラ)、これでアルテミスに着けば文句ナシだなあ。」
「・・・そんなに、フレイが嫌いだったのかい?」
「御大将だって、知ってるでしょ。あいつが本編の裏で何やってたか。」
「(思い出しながら)難民煽って暴動扇動未遂、キラの正体を触れ回って偏見助長、
男子の心を弄び、ガンダム奪取して寝返り未遂、・・・碌な事をしとらんな。」
「ね?」「うむ。」頷き合う二人。
「・・・それに比べて、ディアナちゃんは・・・」「それは言うな!!」
仲直りしたまでは良かったが、まだ少しトラウマの残る御大将を見て、笑うマリュー。
「なら、言わない代わりに、お茶入れてよ。御大将。」「・・・分かった。」
お茶を入れに行った御大将を見て、御大将も可愛いもんだなと思うマリューであった。
487 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 23:06 ID:U6oK8FmM
一方。月では、
「よくも、女王とあの野蛮人を間違える事ができたもんだな!ええ?ハリー・オード!」
「ほほ。きっと野蛮な世界にいたので、親衛隊の心得も忘れてしまったのだろう。」
「とにかく、このままでは、我々の立場が無い。分かるね?」
アッカマン、アグリッパ(死んだのは、影武者だい!w)、ミランに糾弾されている、
ハリー・オードは唇を噛み締めていた。
そもそも、ディアナ様遭難の原因となった実験の責任者は貴様らではないか!!
と言いたかったが、こいつら、自分がいないのを良いことに、共謀して責任の所在を
ウヤムヤにしやがったのである。
「・・・影武者なら、私が勤めますから、ご心配無く!」とキエルが健気に援護するが、
焼け石に水であった。
「済みません。ディアナ様を無事に帰還させるのは、あくまでも親衛隊長である私の
務めなのです。あの時、フレイと入れ替わった事を見抜けなかった私が悪いのです。」
紅い眼鏡で、表情が分からないが、言葉や態度からハリーの心痛がキエルには分かった。
あなたには公務がありますからと、ミランがキエルを退出させた後、ハリーは決心した。
488 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 23:09 ID:U6oK8FmM
かくなる上は、再び種の世界に戻って、二人を取り替えてくると、ハリーは言った。
「ほほう。我々がウォドム部隊を組んで行こうと思っていたのだが・・・お前が行くのか?
(ニヤリ)いいだろう。すぐ準備してやる。お前のスモーの整備や装備も万全にしておいてやろう。親衛隊の名誉挽回のチャンスだ。頑張るが良い。」
アッカマンの言葉に刺を感じながらも、名誉挽回の機会を頂いて感謝するとしか言えない。ハリーであった。(涙)
ハリーが退出した後、アッカマンは側に控えたポウに仕度を命じた。怪訝そうな彼女に、
「いいから、やってやれ。この先、奴には必要だろうからな。」アッカマンが笑った。
「今度こそ、彼がいない間に親衛隊を吸収するつもりかね?しつこいな、君も。」とミラン。
「女王の傍らに仕えるのは、我々DCであるべきなのだ!役立たずの親衛隊では無い!」
「まあ、良い。これで、あの野蛮人が消えてホッとするわ。」とアグリッパは笑った。
489 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 23:11 ID:U6oK8FmM
月を散々引っかき回したフレイは、自分が女の子で被害者である事を盾に更に暴れまわった。
そんなフレイに、キエルは、せめてハリーや他の人たちの立場や気持ちも汲んであげてと
何度も諭したが、一向に聞き入れなかった。
「私の何が悪いのよ!!」そんな事をほざいているフレイに、
“女王ももう少しマシな方と入れ替われば良かったのに”と思うキエルであった。
キラが、ガンダムの整備をやっていると、ディアナが様子を見にきた。
きっと、この時代のMSが珍しいのだろう。操縦席ををしげしげと眺めている。
もうじき、アルテミスに着く。OSを隠しておかなくちゃ。キラは作業をはじめた。
「・・・良く出来ているOSなのに、何故そんな事を?」ディアナが尋ねた。
キラの手が一瞬止まった。そして彼女が未来人だと言うことを思い出した。
「あの・・・僕は、コーディネーターですから・・・本来なら、敵方の人間なんです。
で、このOSは僕みたいな人間しか扱えないから・・・バレたらマズイんです。」
ディアナの手がすっとキーボードを叩く。以前の御大将みたいな鮮やかな手際だ。
「原始的ですが、ああ、ごめんなさい。良いOSですよ。誇りを持ちなさい。」
キラは素直に礼を言った。何でも、人に認められるのは良いものだ。キラは彼女に好感を抱いた。
DNA配列で、人が人を認めない。それだけで争うとは悲しいことです。そう言うディアナの言葉に
キラは少し胸が痛んだ。確かに自分たちより月と地球の戦争の方がまだ意義があるように思えた。
けれど、ディアナの世界ではどうやって、ナチュラルとコーディネーターは生活しているのだろう?思い切って、キラはその問いをディアナにぶつけた。
回答は以外にも、そのような括りは存在せず、自分も他の者もどちらの子孫であっても
不思議は無いという。
その答えにキラは、ほんの少しだけど希望を感じた。
「・・・アスラン。お前にも今の言葉を聞かせてやりたいよ・・・」
490 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 23:13 ID:UYgLwk//
・・・どうでもいいがいい加減アルテミスに着いてほしい・・・。
491 :
:02/11/11 23:15 ID:???
>487
ハリー、種の世界に戻る気か?
どさくさにソシエ達がついてきそうなヨカーンw
492 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 23:16 ID:U6oK8FmM
何か、問題が起こって、すまなかった。
493 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 23:19 ID:U6oK8FmM
ハリー、親衛隊の威信が、かかっていますから。
494 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 23:25 ID:UYgLwk//
そうこうしている内に味方の陣地が見えてきた。
偏狭の小惑星に作られた要塞、アルテミス。
その周りは傘と呼ばれる光波防御帯によって守られており、
難攻不落の要塞となっている。
その傘を見た正歴連中の感想・・・。
ロラン「こういうバリアって、もっと大切な拠点につけるべきではないでしょうか。」
ディアナ「こんなところより、もっと利用価値のある場所がございましょうに・・・。」
ギンガナム「無意味である!敵が来たらこんなものを張らずに撃墜すれば良いだけである!」
コレン「傘ァ?安っぽい傘もあったもんだぜ。」
・・・まぁおおむね不評と言ったところだろうか。
アークエンジェルはアルテミスに収容要請を出した。
495 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/11 23:45 ID:UYgLwk//
マリュー「フゥ、とりあえずこれで一安心ね。」
一息つくマリュー。
トール「何か、異常に長い航海だった気がするなぁ・・・。」
トノムラ「航行距離はそんなに無いはずなんだけどなぁ・・・。」
ギンガナム「全く、どうしてこんなに手間取ってしまったのであるか!」
アークエンジェルクルーが一斉にギンガナムを見る。
マリュー「貴方が事あるごとに戦闘したり
女王様が人質にとらわれそうになったりしてるからよ!」
ギンガナム「・・・そうなのであるか?」
全く解ってなかったようである。
とにかくアークエンジェルは無事にアルテミスに収容された。
これで一安心かと思いきや・・・。
マリュー「こ、これはどう言う事ですか!」
収容されたアークエンジェルの周りを
銃を構えた連合兵が囲っているのであった・・・。
ここの作家は苗字好きなのか(藁)
アッカマン苗字なんてすっかり忘れてたよ(禿藁)
しかしフレイ、アニメより強いな
キエル嬢の心労お察ししますよ(w
498 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 00:17 ID:kFSImrpK
age
御大将がアルテミスでフレイにブティ切れるシーンを書きたかったが…
そして御大将の類稀無き剛剣を使いフレイは更生するんですな(笑)
501 :
453:02/11/12 01:10 ID:???
なんか予想(と言うか希望w)が現実になりそうなヨカーン!(・∀・)
>>499 収容されたアークエンジェルの格納庫にフレイ乗せたハリースモーが
タイムスリップ……だめ?
フレイのDQNっぷりに御大将ぶち切れですよ
↓
小一時間問い詰めたい
↓
武門2500年の怒りにフレイ陥落
↓
なぜか+激しく勘違い+「こんなに真剣に私を叱ってくれた人初めて…」
↓
フレイ、御大将に猛烈アタックNo,1
↓
(;´Д`)
タカビーなお嬢様はケツをひっぱたきながらでも方向修正させるべし(笑)
506 :
505:02/11/12 02:25 ID:???
いかんちょっと萌えてきた(´Д`)ハァハァ
フレイお仕置きあげ(藁)
その前にまあ、職人をまとう。
「だってそのコ、コーディネーターだもの!」
フレイ・アルスターの一言で食堂内の空気が凍りついた。
皆の胸中は二つ。
(まさかあの子が……)
(あンの莫迦……)
前者はコロニーの難民、後者はアークエンジェルのクルーである事は容易に想像できるだろう……
そして連邦軍兵士にストライクの元へと連行されるキラ。
「こちらのお嬢さんはなかなかに正直でらっしゃる……」
好色そうな視線でフレイを嘗め回すように見る兵士。
「正直ついでに答えてもらいたいんだがね。ストライクと一緒に居る
所属不明の機体、あれのパイロットは誰だね?」
しかしさすがのフレイも周囲の視線を感じてか、なかなかに口を割ろうとしない。
「あの機体は一体何だ!?金ピカのずん胴にGもどき、更にはツギハギのガラクタと
ふざけた機体だが全くシステムが理解できない!Gの比ではない!」
(カチーン)
ハンガーではその緑色したツギハギのガラクタが兵士の一言にカチンときていた。
(ったくよー、こっちは∀と一緒に居るってだけでブチ切れ寸前だってのに
またガラクタ呼ばわりですかよ。もうね、バカかと。アホかと。
本当のガラクタはそっちのMSだろうに。あーもーやってらんない。
憂さ晴らしにこのルナツーもどきをブッ壊しちゃおうか……?)
なかなかに物騒なターンXであった。
「無論連邦の機体でも、ザフトの機体でもない。それらを遥かに超越した技術だ!」
御大将はつまらなそうに鼻をほじりながら聞いていた。
(何を当たり前の事をさも偉そうに語るか)
「あの3機があればザフトに勝利できる!それどころか、我々が世界を掌握する事だって……」
「今の発言は、所属に対する反逆と取ってもよろしいですかな?小生にはその様に聞こえましたが?」
「……例え話だ」
御大将のけん制に連邦の仕官は冷や水を浴びせられたような気分になった。
「ともかく、お嬢さんにはそのパイロットも一緒に教えてもらいたいのだよ」
ロランはいつでも兵士に飛びかかれるように身構えていた。
ハリーは赤メガネの向こう側から粗暴な兵士達に侮蔑の視線を投げかけていた。
御大将はフレイを半身で庇うように兵士達と対峙していた。
「お嬢さん、世渡りの上手な方法は強い者には誠実である事が何よりだ。
あなたの一言でここの難民は須らく安全が保障される。しかし、もしも我々の意に叶わなければ……」
難民の中から萎縮するように「ヒッ!」という悲鳴が聞こえた。
難民とクルー、二つの視線を背に受けながらフレイは困惑していた。
「やめてくださいよ!僕達は民間人です!軍属が民間人に銃口を向けるって事がどういう事か、わかってるんですか!?」
ロランが耐え切れなくなり叫んだ。しかし。
「ここがどこかわかっているかね?君達の脱出ポッドは漂流したまま
回収されなかった事にしてもいいのだよ……?」
ロランは苦々しい表情で舌打ちをして、その場を引き下がった。
(これが軍人だというのか?闘争本能云々ではなく、己の欲望に正直なだけの下衆ではないか)
武門の御大将は唾棄していた。
「さて、話してもらえるかね?」
泣き出しそうなところをぐっと堪えて、フレイは弱弱しく語り始めた。
「あの機体のパイロットは、そこに……」
「あーッ!1ムーンセント硬貨みーっけ!」
フレイの弱弱しい声を掻き消す御大将の白々しい歓声。
御大将は身を屈めて足元の『1ムーンセント硬貨』を右手で拾おうとした。
左手は刀の柄に添えたままだった。屈むと同時に左手をぐっと押し込む。
鞘の先端は空を切り、赤い布切れをふわりとめくり上げた。
再び空気が凍りついた。
視線が釘付けになる。
思考が停止する。
「あー、何であるか。誰かのキラキラのボタンであるか〜」
御大将はわざとらしく説明的に語った。
(白……)
(白だ……)
(白だねぇ……)
「かわいい……」
ぼそりと呟いたミリアリアの一言は地鳴りに似た振動にかき消されて聞こえなかった。
ごぉ!という予期せぬ振動に一同は我に返った。
フレイは動けなかった。まだ、凍り付いていた。
「何の振動であるか!?」
「あ、いや、その……」
しどろもどろの兵士の隙を見逃さず、ハリーが鋭い手刀で彼を気絶させた。
ロランもそれを見逃さずに銃を持った兵士に飛び掛って当身を食らわせた。
穴倉暮らしの兵士を悶絶させるには十分な威力だった。
それに続けといわんばかりにアークエンジェルのクルーが部屋を制圧する
兵士達に次々に飛び掛っていった。
ロランとハリーは自分の機体へと掛けていった。
阿鼻叫喚のドタバタ騒ぎの中立ちすくむフレイに御大将は向き直った。
「民間人の婦女子に対してはこの位が妥当だろう。武門の者であれば
問答無用で手打ちにしてやった所だよ」
「それが、月のお侍さんの……やりかただって言うのですか?」
恥ずかしさで目に涙を浮かべながらフレイは御大将に詰め寄った。
「婦女子を辱めた事は謝らんよ。ああでもしなければ、お前は全てを
話すつもりだったのだろう、フレイ・アルスター」
「だからって……!」
「よいか!我々は本来この世界にあってはならぬ存在であるのだ。
ロランのヒゲも小生のターンXも、1機で世界を滅ぼせる力を持っているのだ。
それが無知な者の手に渡ればどうなるか、優秀なお前ならわかるだろう?」
フレイは黙り込んだ。あのMSにそんな力があるなんて初めて知った。
「正直な事、誠実な事はよい事である。しかし、それがあらゆる場面で
よい事であるかと言えばそうではない。時には口を閉ざす勇気も必要なのだよ。
今この一手にこだわるあまり大局を見失ってはいかんのだよ!」
畳み掛けられるような御大将の言葉にフレイは何も言い返せなかった。
「さて、一丁揉んでやろうか!」
御大将はロラン達に遅れてハンガーへと向かった。
フレイは混沌とした胸の内に戸惑いながらも、御大将の背中を見送る事しか出来なかった。
フレイがエバのアスカのようになってきたような気がしたけど
どうやら私の気のせいだったようだ。
あげ
515 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 07:32 ID:FJehz42e
ムーンレィス 女王様のお部屋
「・・・Zzz。」
暴れ疲れたフレイは女王様のベットで爆睡していた。
「全く、散々暴れて終いには熟睡なんて呆れた子ですね。」
キエルはそう言いながらフレイの布団を掛けなおしてあげた。
「だってそのコ、コーディネータだって!」
「それが、月のお侍さんの……やりかただって言うのですか・・・?」
フレイは何やら寝言を言っている。
「・・・一体、どんな夢を見ているのでしょう?」
キエルはそう言ってチョット笑ってしまった。
510-512の職人さん、夢オチにしてスマソ!
516 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 07:41 ID:FJehz42e
さて、現実のアルテミスでは・・・。
グエン「ローラ、急いでくださいよ!」
ロラン「そ、そんな事言ったって、そんな旧に服を着替えられる訳が・・・。」
ディアナ「ロラン、化粧のノリが悪いですよ。」(パタパタ)
ロラン「で、ディアナ様!わざわざ貴方様がそんな事しなくても!」
ディアナ「私はディアナじゃなくてフレイだと申してるではありませんか。」
ロラン「そういう問題じゃなくてですね!」
ギンガナム「ハッハッハ!なかなか似合ってるぞローラ!」
・・・ロランの女装を皆で手伝っていた。
どうやらフレイの夢の中のようには行かないようだ。
ドガン!
ローラの女装が終わると同時に連合軍兵がドアを蹴破って入ってきた。
その手には銃が構えられている。
ギンガナム「ムッ!その銃はなんであるか!来るんなら我輩が相手になってやるぞ!」
そう言って刀を抜こうとするギンガナムを慌ててディアナ様が抑えた。
連合軍兵「貴様達も難民か、こちらの指示に従ってもらうぞ!」
銃口を向けたまま、連合軍兵はそう言った。
ディアナが来てからまたテンション高くなったね。期待。
しかし∀のキャラ濃すぎ(w
御大将カコイイ!!
で、物騒なターンXにそこはかとなく(;´Д`)ハァハァ
歩く月光蝶システムだなフレイは
封印しなければいけないな・・・
>515
お気になさらずに。
面白ければ何でもアリです。
521 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 18:28 ID:caLWGeb2
難民達と共にアルテミスで待機中の正歴集団。
ギンガナム「ええい!こんな所に押し込めてどう言うつもりであるか!」
暴れまくる御大将。
キラ「お、落ち着いてくださいよ・・・。」
キラがなだめるが全然落ち着かない御大将。
ディアナ「ギンガナム、少しは落ち着きなさい。」
ピタッ。
いわれて大人しくなる御大将。
相変わらず、女王様の言う事には忠実なようだ。
ロラン「それにしても、僕達はいつ解放されるのでしょうか?」
グエン「それは解らないよ。」
キラ「とにかく、マリューさん達が戻ってくるのを待って・・・。」
連合軍兵「おい!お前たちの中にローラと言う女性はいるか!?」
と、部屋の中に連合軍兵の声が響き渡る。
ロラン「え?え?ひょ、ひょっとして僕の事ですか?」
ロランは慌てて立ち上がる。
連合軍兵「お前がアナハイル社技術主任ローラだな!
お前に用がある、ちょっと来てもらおうか。」
ロラン「え、ええ!?」
ロラン・・もといローラは驚愕のひょうじょうになった。
522 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 18:43 ID:caLWGeb2
ロラン「ボ、僕はどうすれば・・・。」
動揺しまくるロラン。
グエン「大丈夫、私がサポートしますよ。」
ディアナ「強気で行けば大丈夫ですよ。」
二人がロランを励ます。
ロラン「そ、そうですね。」
二人(特にディアナ様)に励まされたロランは冷静さを取り戻した。
そして連合軍兵の前に出てきた。
連合軍兵「き、貴様がローラと言うものか・・・。」
連合軍兵はあまりの美しさに見惚れていた。
ロラン「私がアナハイル社技術主任、ローラです。」
ロランはそう言って笑いかけた。
連合軍兵の顔が突如赤くなる。
連合軍「ど、どうぞ、こちらです・・・。」
連合軍兵はロランをエスコートしながら案内した。
勿論、グエンもついていく。
・・・後の人たちは皆笑いをこらえていた。(爆
流石ローラ(w
連合兵士に(・∀・)リンカーン
525 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 19:37 ID:caLWGeb2
ローラが連れて来られた所は格納庫と思われる場所だった。
戦闘機などと混じって、アークエンジェルから収容された
ターンタイプのMSとイーゲルが置かれていた。
ロランとグエンはターンXの目の前に立たされた。
やがて何やら感じの悪い男が現れた。
「ようこそ、アルテミスへ私がここの責任者だ。」
責任者(ホントはちゃんとした名前があるんだろうが良く解らなかった。)はそう言った。
ロラン「私がローラです、以後お見知りおきを。」
グエン「部下のグエンです。」
ロランとグエンは深々とお辞儀した。
責任者「ほほう、礼儀正しい人たちだ。
特に技術主任のほうは礼儀正しいだけではなく、実に美しい・・・。」
責任者はいやらしい目つきでロランを舐めいるように見る。
ロラン「やめてください!」
ロランはあまりのいやらしさに思わず叫んでしまった。
責任者「ああ、すまない。
それで、君たちにこのMSについて聞きたいことがあるのだが・・・。」
と、グエンが前に出る。
グエン「どうぞ、私がお答えしましょう。」
グエンは責任者にそう言った。
526 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 19:47 ID:caLWGeb2
グエンの才能が遺憾なく発揮された。
責任者が次々と質問してくるのに対し、グエンは明確に答えてくる。
勿論、その中には重要な質問もあった。
しかし、グエンは得意の話術をを用いてそれらの質問を見事にかわしていった。
ロラン(凄いな、グエン様は、これで性格に問題が無きゃ完璧なんだけど・・・。)
ロランは思わずため息をついてしまった。
・・・ふと、そんなロランの目にもう一つのMSが目に入る。
ストライクガンダムだ。
正歴のMSと違い、見事にいじられっぱなしだった。
と、ストラクガンダムから一人の技術者が走り寄ってくる。
技術者「スミマセンが・・・。」
技術者は責任者に耳打ちをした。
と、責任者が不適に笑う。
責任者「済まぬが急用が入った、君たちはココで待っていてくれないか。」
そう言って責任者は去って言った。
ロラン(・・・一体、何があったと言うんだ?)
ロランは首を傾げるばかりだった。
527 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 20:07 ID:caLWGeb2
責任者「ギンガナムという男はいるか?」
アルテミスの責任者の声がキラ達の耳に入った。
皆ヒソヒソと「御大将に何の用があるんだ?」と話している内に、
ギンガナムが責任者の前に現れた。
ギンガナム「小生がギンガナムであるが一体何の用があるのであるか?」
責任者「何、君にストライクガンダムのOSの解除を頼みたいのだよ。」
・・・・。
一瞬キラ達は「?」と思ってしまった。
ギンガナム「・・・何を冗談を言っておる、
小生はストライクガンダムのパイロットでも技術者でもないぞ!」
責任者「だが、君はOSのプログラムをした筈だ。」
ギンガナム「小生はそんな記憶は無い!」
責任者「嘘をつけ!ストライクガンダムのOSには通常のOSと
殆ど正体不明のOSの二つのプログラムが組み込まれていた!しかも正体不明の方には
ギンガナム艦隊と書かれていたのだぞ!」
・・・あ。
責任者にそういわれてギンガナムとキラは思い出した。
前にギンガナムがストライクガンダムのOSを勝手にプログラムした事を。
ギンガナム「・・・しまった、ついいつものクセで所属名を入れてしまっていたぁー!」
後悔したが、もう遅い。
責任者「チョットこちらに来てもらおうか。」
ギンガナム「ええい!素直に来ると思ったか!」
ギンガナムは刀を抜こうとする。
責任者「おっと、後ろのお嬢さんがどうなってもいいのかな?」
528 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 20:12 ID:caLWGeb2
ギンガナムははっとなって後ろを向いた。
後ろでは連合軍兵がディアナに向けて銃口を向けていた。
ディアナ「くッ、油断してました・・・。」
責任者「先程の戦闘は全てモニターさせてもらってね、君にとってあのお譲ちゃんは
よほど大事な存在のようだ。」
ディアナに銃口が押し付けられる。
ギンガナム「くっ・・・。」
歯軋りしながら刀をしまうギンガナム。
キラ「卑怯ですよ!そんな事をして!」
キラは立ち上がろうとする。
しかし、立ち上がろうとした所を同僚に押さえつけられた。
責任者「では、こちらに来てもらおうか。」
責任者はそう言って部屋を出た。
ギンガナムにも銃口を突きつけられ、無理やり歩かされる。
ギンガナム「ディアナ様に何かあったら、ただではすまないからな!」
ギンガナムはそう言って連合軍兵を睨みつけた。
こうしてギンガナムは格納庫に向かう事になった。
ディアナも、銃口を突きつけられたまま格納庫へ向かう事となった。
529 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 22:29 ID:caLWGeb2
再び場面は戻って格納庫。
ロラン「遅いですねぇ・・・。」
ロランとグエンは未だに待っていた。
ロラン「全く、こんな格納庫で待たせるなんて、
失礼だと思わないんでしょうかねぇ・・・。」
ロランはそう言いながらグエンの方を見た・・・グエンの鼻息がなぜか荒い。
ロラン「グ、グエン様?」
グエン「ロ、ローラと二人っきり・・・。」
グエンがそういうのを聞いてロランを辺りを見回した。
・・・周りには誰も居なかった。
ロランとグエン以外。
そういえばもう夕飯時、
きっと皆夕食を食べに食堂へ向かったんだろうなぁ・・・。
なんて考えてる余裕はロランには無かった、グエンは今にも爆発しそうだった。
グエン「ローラ・・・ハァハァ・・・。」
ロラン「だ、誰か来て下さい!封印が・・・封印が解き放たれようとしています!」
何の封印だ。
グエン「ロォラァアアアア!」
グエンがロランに飛びかかった!
ロラン「う、うわぁああああ!」
必死の思いで服にしがみ付いたグえんを振りほどこうとするロラン!
このままロランは貞操を奪われてしまうのか!?
530 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 22:35 ID:caLWGeb2
ギンガナム「・・・お前等、何をしているのである?」
ギンガナムは格納庫の情景を見てそう言った。
そこには服を無理やり引き剥がそうとする御曹司と
必死の抵抗をするロランの姿があった。
その光景を目撃され、グエンは一瞬動きを止める。
ロランはその隙に服からグエンを引き剥がした。
ロラン「ぎ、ギンガナムさん!」
服を直しながらロランは内心助かった・・・と思った。
グエン「ギンガナム、お前どうしてここに!?」
グエンは妬ましそうな目でギンガナムを見ながらそう言った。
ギンガナムが入ってくる。
続いて銃口を突きつけられたディアナと責任者が入ってくる。
ロラン「デ、ディ・・・。」
言いかけてグエンに口を押さえられた。
ココで余計な事を言ったらそれこそややこしい事になるぞ、とグエンがロランの耳元でささやいた。
ギンガナム「・・・全く、こっちは緊張感が高まってるのにお前たちは何をやってるんだか・・・。」
ギンガナムはぶつぶつ呟いた。
531 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 22:45 ID:caLWGeb2
ギンガナムはストライクガンダムのコクピッドに座っていた。
責任者「いいか!変な事したらこのお譲ちゃんの頭がぶっ飛ぶぞ!」
責任者はギンガナムにそう叫んだ。
その横ではディアナ様が銃口を突きつけられていた。
ギンガナム「そっちこそ、ディアナ様に変な事をしたらただではすまないからな!」
ギンガナムはOSをいじくりながらそう言った。
ロラン「な、何だか大変な事になっちゃってますよ!一体どうすれば・・・。」
慌てふためくロラン。
グエン「今動いたら危険です、ココは待ったほうが良いですよ。」
グエンはロランにヒソヒソとそう呟いた。
ロラン「・・・あの、その前にもう少し離れてください。」
ロランとグエンはそれこそねっとりと張り付いていたのだ。
グエン「フッ、君は僕をトコトン嫌うね。」
・・・当然だろう。
黙々とOS解除をしながら機会をうかがうギンガナム。
銃口を突きつけられながらもその表情を変えないディアナ。
そして、チャンスを(べったりと)待ち続けるロランとグエン。
・・・そして、チャンスが訪れた。
御曹司…つД`)
ターンエックスの予感
御大将が「Mode G」を起動させてストライクで戦うってのもいいな。
535 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 22:58 ID:caLWGeb2
突如、格納庫が大きく揺れだした!
『!?』
突然の揺れに慌てふためく連合軍兵たち。
ロラン達はその隙を逃さなかった!
ロラン「今だっ!」
ロランはディアナ様に銃口を突きつけていた連合兵に体当たり!
ドガァッ!
吹き飛ぶ連合軍兵!
ギンガナム「おお!ナイスだぞローラ!」
しかし他の連合軍兵が銃を構える!
ディアナ「油断はもうしませんよ!」
536 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:01 ID:caLWGeb2
ズガガガガガガガガ!
ディアナはマシンガンを豪快に吹っ飛ばした!
連合軍兵「うわぁっ!」
思わず後ずさる連合軍兵。
ロラン「で、ディアナ様、そのマシンガン何処から・・・。」
ディアナ「前にリリ嬢から貰ったものです。」
ロラン「そ、そうですか・・・。」
呆然とするロランをよそにディアナはマシンガンをぶっぱなちながらターンXの元に走り寄る!
ディアナ「ギンガナム!すみませんがターンXをお借りしますよ!」
ディアナはそう言いながらターンXに乗り込んだ!
ギンガナム「え、で、ディアナ様チョットマ・・・。」
そうこうしている内にターンXが動き出す!
ディアナ「でぇい!シャイニングフィンガー!」
ドガァ!
ディアナは格納庫の壁をシャイニングフィンガーでぶち抜き、そこから脱出した!
ロラン「で、ディアナ様・・・。」
グエン「女王様も行動的になったものだ。」
そんな光景を見ながらロランはちゃっかりターンAに、
グエンはイーゲルに乗り込んでいた。
ギンガナム「ええい!小生も行くぞ!」
ギンガナムはストライクガンダムのハッチを占め、Mode Gを起動させた!
537 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:09 ID:IX/+0jom
age
いやーホントに種の連中出番が無いねw
ダガ、ソレガイイ!!(・∀・)
539 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:16 ID:caLWGeb2
アルテミスの司令室。
「ええい!一体何が起きたというのだ!」
「こ、攻撃です!攻撃を受けています!」
「馬鹿な!傘はどうしたというのだ!」
「開こうとした矢先に潰されてしまいました!」
「・・・そ、そんな・・・。」
「それと・・・。」
「ん?」
「先程から内側からも謎のMSによって攻撃されています!」
「そぉ〜れ、シャイニングフィンガー♪」
ドガァッ!
再び壁が溶解する。
「ふぅ、アークエンジェルはどちらでしょうか?」
ディアナは辺りを見回しながらそう呟いた。
・・・まさに、女王様ご乱心。
540 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:17 ID:v0GcECu6
541 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:24 ID:Xy1/m8wZ
格納庫に二人が連行された頃、
ハリーのスモ―は、アルテミスの外壁に身を隠していた。
操縦席の後ろでは、レクター博士よろしく拘束状態のフレイがもがいていた。
時折、暴れて煩わしい事この上無かったが、任務のためだと我慢する。
本来なら、もう少し後にこの時代にくる予定だったが、この馬鹿がDCの若者を
誑かして、ウァッドで暴走した挙句、アグリッパご自慢の庭園を破壊したのだ。
「オカマ臭―い」とか言われても、蛮人だから、と大目に見てきたアグリッパも
とうとう激怒して、即刻追い返せ!!という事になったのだ。
アグリッパは常々この庭園を丹念に手入れをし、人々に見せては、
“人はかように穏やかに生きるべきである”と説いていた。
それがフレイによって完全に無くなったのだ。怒るのも無理は無い。
完全装備のスモ―で、タイムゲートをくぐり、アルテミスの近くに到着する。
“傘”を通過する事は、Iフィールドを調整すれば容易い事だった。
素早く行動するため、外壁に穴をあけ、基地の回線に潜り込み状況を探って見たら、
「何てことだ!ディアナ様が、また窮地に陥ってる!!」
ハリーは泣きたくなった。
・・・でも、此処にフィル達が居なくて良かった♪何言われるか、分ったもんじゃない♪
それはともかく、行動だ。先ずは、基地に潜入して、フレイを彼らに返し、
ディアナ様をお救いしなければ!(御大将は・・・ついでで良いやw)
回線の情報では、格納庫か・・・きっと、MS絡みの事だろう。
待っていて下さい。ディアナ様。このハリーオード、必ずお助け致します。
「・・・それと、腐った基地の連中には、ディアナの裁きを受けてもらわねばな・・・」
542 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:27 ID:Xy1/m8wZ
監禁部屋、
女性の軍服を着たニコル・アマルフィは、キラ達と一緒に座っていた。
ブリッツで破壊工作に来たものの、逆に捕まってしまったのだ。
元は、数々の失態、“赤の大将”の横槍、で軍での立場を無くしかけたクルーゼの頼みが
原因だった。
「任務の前に、内緒でもう一つ頼んでも良いかな?」
要は、破壊工作の前に、敵のMS(特に正歴MS)の謎を内部に潜入して、
出来る限り探ってきて欲しい。というものだった。
「・・・評議会に出るにしても、言い訳の証拠が必要なのだよ(笑)スマンな。」
それを二つ返事で引き受けて、アルテミスに潜入して変装したまでは良いが。
用意された服は女性用で、格納庫のMSを見つけて、データを採取。というところで、
基地の兵士に捕まったのだ。さすがに基地と船の関係まではクルーゼもニコルも
予想はしていなかった。“僕の失敗じゃないよね・・・”(トホホ)
幸運にも、監禁部屋の船の人達は皆親切で、彼の正体には誰も気づいていなかった。
あのキラでさえも・・・
そうして座っていると、変な格好の男と目が合った。名はコレンと言う。
待っているのも退屈なので、しばらくコレンの話に付き合う事にしたニコルだった・・・。
そして、その話とは「月光蝶と黒歴史」の事だった。
話は、後で放り込まれたフレイの「例の問題発言」が出るまで続いた。
543 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:37 ID:caLWGeb2
ハリーはスモーを駆り、暴れまくった。
「フハハハハハ!」
何だか任務を忘れかけてるような気がするが、多分大丈夫だろう・・・。
と、そんなハリーの目の前にターンXが現れる。
見るとそれにはディアナ様が乗っているようだ。
「おお!こんな所で何たる幸運!」
ハリーは喜び勇んでディアナ様のところに駆け込んだが・・・。
「エーイ!シャイニングフィンガー!」
ドガァアアアアアアッ!
「のわああああ!」
ディアナが闇雲に放ったシャイニングフィンガーをモロにくらい、
ハリーの乗ったスモーはアルテミスの外壁を着き抜け、はるか彼方に吹き飛んだ。
「・・・あれ?今何か吹き飛ばしたような・・・。」
ディアナは疑問に思ったが、とりあえず気にしないことにした。
そして再びシャイニングフィンガーで道を作りながら
アルテミスを暴れまわるのであった。
544 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:45 ID:caLWGeb2
さて、そんなこんなでアルテミスは大パニックに陥った。
キラ達はそのパニックに便乗して、アークエンジェルに乗り込んだ!
ニコルも、この騒ぎに準じて格納庫に向かい、ブリッツに乗り込んだ。
マリュー「発進はまだなの!?」
マリューは管制官達に向かってそう叫ぶ。
返事は「まだギンガナムさんたちが帰ってきていません!」であった。
マリュー「ああもう!あいつ等はいつも自分勝手なんだから!」
と、その時通信が入った。
チャンドラ「ストライクガンダムから通信が入りました!発信者は・・・ギンガナムです!」
それを聞いた時、マリューはえっといった表情になった。
545 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/12 23:54 ID:caLWGeb2
チャンドラ「通信!入ります!」
ストライクガンダムの通信回線が開いた。
「オイ!聞こえるか!小生だ!今アークエンジェルの近くに居る!」
その声は間違いなくギンガナムのものだった。
マリュー「ギンガナム!貴方なんでストライクに乗ってるの!?いつも乗ってるモビルスーツは!」
ギンガナム「ターンXは訳合ってディアナ様が乗っておる!小生はこれからディアナ様を追いかける!
ディアナ様を連れ帰るまで待っていてくれぬか!?」
マリュー「ムチャ言わないでよ!この基地、もうすぐ爆発しそうなのよ!」
ギンガナム「だからこそ助けに行かねばならんのだ!今こそ小生の全ての威厳をかけて!」
バキュウン!
突然、ストライクガンダムが狙撃された!
ニコル「ガンダム・・・!お前さえ居なければ!」
それはニコルの乗るブリッツであった。
ギンガナム「ええい!こんな時にジャマするでない!」
ギンガナムはそう言うとアークエンジェルに通信を入れた。
ギンガナム「おい!確か馬鹿でかい剣があっただろ!そいつを送ってくれ!」
マリュー「シュゲルトゲーベルの事?」
ギンガナム「そうだ!早く送れ!」
そのあまりにも凄い迫力に押されながらもアークエンジェルは換装パーツを発射した。
即効で受け取り、剣を構えるギンガナム。
ギンガナム「若造達に教えてやろう・・・
ガンダムというものは、乗り手によって真の実力を発揮すると言う事をなぁ!」
ギンガナムの乗るストライクガンダムは、
まさに鬼神が宿ったかのような迫力をかもし出していた。
ニコル「何だか、いつもと雰囲気が違う・・・だけどっ!」
ブリッツが先に向かって行った。
キラ「・・・って言うか、それ僕のガンダム・・・。」
フレイ「今回ばっかは、あの馬鹿に任せましょうか。」
キラ「・・・フレイ、いつ戻ってきたの?」
フレイ「ついさっき。」
547 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 01:50 ID:qzrEBsRY
≫542
>しばらくコレンの話に付き合う事にしたニコル
>その話とは「月光蝶と黒歴史」の事だった
ニコルを通して、ザフトに正暦連中の正体がばれたらどないすんねん(汗)
未来がどんどん変わっていくなこれだとw
>ディアナ様をお救いしなければ!(御大将は・・・ついでで良いやw)
御大将はこの時代に島流しじゃなかった?面白ければかんけいないですね。
すんません
ギンガナム登場のストライクガンダムと、ブリッツガンダムの戦い。
言うまでも無く、ギンガナムが押していた。
ニコル「う、嘘でしょ!?動きが違いすぎる!」
ニコルは焦っていた。
ギンガナム「フハハハハ!この程度の動きならターンXの力を借りるまでも無かったか!」
ギンガナムはシュゲルトゲーベルで円月殺法を放った!ニコルはそれをかろうじてかわしきった。
マリュー「うわぁ・・・ホント、やりたい放題よね、あいつら。」
マリューを始めとするアークエンジェルの人たちはその戦いを呆然と眺めていた。
ニコル(ま、まずい!隙を見て逃げ出さないと、ホントに危ない・・・!)
ニコルがそう思ったその時だった!
ロラン「でぇい!」
バキイッ!
近くの壁をぶち破って、ロランのターンAが現れた!
現れてどうした!?
ロラン「ディアナ様、もう大丈夫ですよ・・・。」
ターンAはアークエンジェルを見てそう呟いた。
よく見るとその背中にはターンXを背負っている。
後ろにはイーゲルもついてきているようだ。
ギンガナム「ローラ!ディアナ様は無事か!?」
ロラン「ハイ!機体が動かないだけでディアナ様本人は無事です。」
ディアナ様「調子に乗ってシャイニングフィンガーを放っていたら、突然動かなくなってしまいまして・・・。」
どうやらターンXはエネルギー切れを起こしているようだ。
よく見ると、シャイニングフィンガーも熱で変形している。
ニコル「・・・今だ!」
ニコルはギンガナムがディアナ様に気を取られてる隙に撤退した!
ギンガナム「コラ!逃げるでない!」
ロラン「そんなこと言ってる場合じゃないですよ!ココはもう持ちません!早く逃げませんと!」
ロランはそう言うと、ターンXを背負ったままアークエンジェルと共に出口に向かって走り出した。
イーゲル(グエン登場)も必死でアークエンジェルに捕まっている。
ギンガナム「ええい!口惜しい!」
ギンガナムも脱出する事にした。
ターンタイプは永久機関を積んでいるので、エネルギー切れなんて滅多な事では起こんのだが…。
まぁ、面白いから良いけど。
>>548 どうせ月光蝶で世界が崩壊するんだからいくら変わっても問題無し!
いや、種の世界で月光蝶が発動するとは限らんですがw
>>553 永久機関からのエネルギー供給が追いつかなくなった。
と言う事で良いじゃん。
ギンガナムがディアナ様ディアナ様言うのが一番違和感ある
野心をあらわにするまではディアナ・ソレルって呼んでたよな。
武士たるもの忠義を誓ったからには・・・って事で
>>553 ターンAの設定って知らない人多いからそこまで突っ込まなくてよし!!
>>553 まぁ加減も無くオーバーヒートするほど使ったので
一時的にターンX側から強制停止させられたと言う事で
大爆発の中、出口に向かって進んでいくアークエンジェル。
マリュー「急いで、時間が無い!」
アルテミスが本格的な大爆発を起こすのは時間の問題だった。
ドゴォン!
と、その時強烈な爆風がアークエンジエルに襲い掛かった!
「!?」
万事休すか!?その時だった。
ロラン「ココは僕に任せてください!」
ターンAがアークエンジェルの上に立った!!
ロラン「Iフィールド全開!とりゃああああ!」
ロランはターンAのIフィールドを全開にした!
Iフィールドが、爆風をさえぎる!
ミリアリア「出口、見えます!」
マリュー「全員、爆風に備えて!」
ドゴォオオオン!
アークエンジェルが脱出するのと、アルテミスが吹っ飛ぶのはほぼ同時だった。
age
563 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 20:20 ID:0NsUTGMj
ギンガナム「フゥ、まさに危機一髪であったな。」
そう言いながらギンガナム(ストライク搭乗)はアークエンジェルの上で
爆発を続けるアルテミスを見詰めていた。
ロラン「一時はどうなるかと思った・・・。」
ロランも一安心していた。
マリュー「二人とも何しているの!早く中に戻りなさい!」
と、館内からマリューの声が聞こえる。
ロラン「ギンガナムさん、戻りましょう!」
ギンガナム「・・・ウム、そうするか。」
二機のモビルスーツはアークエンジェルの中に戻っていった。
その頃、ザフト軍の陣地では・・・。
ザフト軍「ん?何だアレは?」
巡回中のザフト兵が一機のモビルスーツを発見していた。
「ひょっとしてモビルスーツか?」
「しかし、見たことも無い機体だな、無茶苦茶ひしゃげてるし、趣味悪い色してるし。」
「とにかく、近くの基地に運ぶか、分析はそれからだ。」
ザフト群は、発見したモビルスーツを回収した。
「・・・で、ディアナ様・・・。」
そのモビルスーツの中で、ハリーは寝言のように呟いた・・・。
564 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 20:22 ID:0NsUTGMj
age
565 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 20:23 ID:0NsUTGMj
・・・・ふぅ、何か一気に小説書いて疲れました・・・。
ハリーどうなるんだw
567 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 20:40 ID:0NsUTGMj
アルテミスを無事に脱出した後
アークエンジェルの格納庫。
キラ「ギンガナムさん・・・ココまでストライクを酷使する事無かったじゃないですか・・・。」
キラはストライクの関節部をいじりながらそう呟いた。
ムチャな動きが祟ったか、ストライクの間接部はボロボロになっていた。
ギンガナム「うるさいである!あの程度の動きで悲鳴を上げるとは軟弱なMSであるな!」
ギンガナムはそう言いながらターンXのシャイニングフィンガーをいじくっていた。
フレイ「大将、あんた何怪しい改造してるのよ。」
冷やかしに来ていたフレイがギンガナムにそう言った。
ギンガナム「小娘は黙ってるである!」
そういわれたフレイはカチンと来て反論しようとするがキラに止められた。
ギンガナム「ああして、こうして・・・よし!これで言いのである!」
ギンガナムはそう言って額の汗を拭いた。
つーか、∀キャラが来たら、個性が強すぎて種キャラが目立たないな
御大将は改造マニアであったか
570 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 20:50 ID:0NsUTGMj
フレイ「一体アンタ、どんな事をしてたのよ、」
フレイはそう言ってターンXを見てみる。
見ると、シャイニングフィンガーのマニピュレータ部分が、
ストライクガンダムのものに換装されていた。
キラ「これ、ストライクの・・・。」
ギンガナム「貴様のガンダムの右手を参考に、パーツから作り上げたのである!」
意外と器用だ、御大将。
キラ「一体、どんな改造を行ったんですか?」
ギンガナム「小生のターンXでもシュゲルトゲーベルを使えるようにしたのである!
これでMS戦でも刀が使えるのである!」
ギンガナムは胸を張ってそう言った。
・・・どうやら、アルテミスの戦いであの実体剣が相当気に入ったようだ。
ギンガナム「ビームサーベルとは違うのだよ!ビームサーベルとは!」
ギンガナムはそう言いながら格納庫を出て行った。
フレイ「・・・アイツ、最近何だかこの船のモノを私物化してない?」
キラ「・・・君には言われたくないと思うな。」
格納庫に、フレイがキラのほっぺを引っ叩く音が響き渡った。
いちいち〜である!とは言わないんじゃねえか?しかも年下に向かって
ジンのサーベルじゃダメかい?
574 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 22:08 ID:kdL6xlcN
さて、ディアナの無謀な操縦で、自ら強制停止する羽目になったターンX。
幾ら無敵のMSでも、再起動させなくては只のガラクタ。
自慢の装備や永久動力も宝の持ち腐れ・・・。
格納庫では、御大将自らの指示の元、少年達が再起動の準備の追われていた。
元々機械に慣れているだけあって、その手際は見事なものだった。
あっという間に、フランケンの怪物よろしくケーブルで、ぐるぐる巻きなった、
ターンXが出来上がった。
ケーブルをMS用のバッテリーチャージャーに繋げて準備完了、覚悟完了ときたもんだ。
その様子を艦橋で見ているマリューは、不安がるディアナに大丈夫と請合った。
「この船は、本来なら五体のガンダムの運用を前提にしているんです。幾らターンXが
電気食らいでも、あいつだけで、全部一気に電気を消費、なんて無理ですよ。」
「はあ。」怪訝そうな顔をするディアナ。画面では御大将が準備良しと答えた。
「じゃ、いいわ!始めて頂戴!ウチは虎の子の戦力を失う訳にはいかないのよ!」
格納庫でワクワクする少年達を落ち着かせて、御大将は始動のレバーをぐいと引いた。
莫大な量の電気がターンXの身体に流れる。そのショックでターンXは目覚め始めた。
ケーブルの中でのたうつターンX。その様子を見て御大将が狂喜して叫ぶ。
「生きてる!生きているぞ!・・・もっとだ!もっと電気を!」
フランケンシュタイン博士さながらに、次々とレバーを引く!
バリバリバリバリ!アークエンジェル中の電気がターンXに集中した。
あまりの負荷に、ケーブルの何本かが弾け飛び、格納庫を跳ね回る。
逃げ回る少年達、青白く輝くターンX、そして御大将の狂気の笑顔。
その光景にさすがに艦橋のマリューとディアナはまずいものを感じた。
一回止めようと、格納庫に連絡しようとした時、巨人の咆哮みたいな音と共に、
アークエンジェルから全ての光が消えた。全ては止まり、真っ暗となった。
575 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 22:09 ID:kdL6xlcN
さて、ディアナの無謀な操縦で、自ら強制停止する羽目になったターンX。
幾ら無敵のMSでも、再起動させなくては只のガラクタ。
自慢の装備や永久動力も宝の持ち腐れ・・・。
格納庫では、御大将自らの指示の元、少年達が再起動の準備の追われていた。
元々機械に慣れているだけあって、その手際は見事なものだった。
あっという間に、フランケンの怪物よろしくケーブルで、ぐるぐる巻きなった、
ターンXが出来上がった。
ケーブルをMS用のバッテリーチャージャーに繋げて準備完了、覚悟完了ときたもんだ。
その様子を艦橋で見ているマリューは、不安がるディアナに大丈夫と請合った。
「この船は、本来なら五体のガンダムの運用を前提にしているんです。幾らターンXが
電気食らいでも、あいつだけで、全部一気に電気を消費、なんて無理ですよ。」
「はあ。」怪訝そうな顔をするディアナ。画面では御大将が準備良しと答えた。
「じゃ、いいわ!始めて頂戴!ウチは虎の子の戦力を失う訳にはいかないのよ!」
格納庫でワクワクする少年達を落ち着かせて、御大将は始動のレバーをぐいと引いた。
莫大な量の電気がターンXの身体に流れる。そのショックでターンXは目覚め始めた。
ケーブルの中でのたうつターンX。その様子を見て御大将が狂喜して叫ぶ。
「生きてる!生きているぞ!・・・もっとだ!もっと電気を!」
フランケンシュタイン博士さながらに、次々とレバーを引く!
バリバリバリバリ!アークエンジェル中の電気がターンXに集中した。
あまりの負荷に、ケーブルの何本かが弾け飛び、格納庫を跳ね回る。
逃げ回る少年達、青白く輝くターンX、そして御大将の狂気の笑顔。
その光景にさすがに艦橋のマリューとディアナはまずいものを感じた。
一回止めようと、格納庫に連絡しようとした時、巨人の咆哮みたいな音と共に、
アークエンジェルから全ての光が消えた。全ては止まり、真っ暗となった。
576 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 22:11 ID:kdL6xlcN
真っ暗な艦橋
「・・・あなたの不安の意味がよっく分かりました・・・」とマリュー
「分かってくださって、よしなにです。」とディアナ。
「誰か、格納庫に行って、御大将を呼んで来て。」
マリューの言葉に、誰かが手動で扉を開けて廊下を走って行った。
何をするつもりですか?というディアナの問いに、マリューは
「とりあえず、月(ディアナ)に代わって、あの馬鹿にお仕置きを・・・」
「はあ。よしなにお願いします。」
格納庫では、咆哮と共に吹き飛ばされた、御大将が起き上がった所だった。
体をさすりながら、あたりを見ると、光り輝くターンXをみつけた。復活だ。
「おお・・・」と感嘆の言葉を漏らす御大将だった。
しかし、さらに奥の方では別の光が見えた。ターンAだ。共鳴したのだろうか・・・?
「何と・・・」闇の中、蝶のように輝く2体に御大将は畏怖を感じた。
「これが、ターンタイプなのか・・・」
577 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 22:13 ID:kdL6xlcN
うわ、二重だ。すいませんが574は無しということにさせて下さい。
578 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 22:39 ID:kdL6xlcN
暗闇の中、ムウはじっと動けずにいた。
男子トイレの便所に腰掛けて一体どれだけの時間がたっただろう。
アルテミスの爆発や何やらで、胃の調子や腹の具合がおかしくなって
トイレに駆け込んで用を足したら、このザマだ。
「明かりが無いと、何もできんよ・・・ウ。また腹が・・・」
その時だ、「ニコル〜?」と人の声が聞こえた。必死に叫んで、声の主を呼び止める。
「ニコルかあ?」違うよ。ムウだよ。そういう言い方をするお前はコレンだな。
幸い、コレンが懐中電灯を持っていたため、その明かりで、何とか後始末をする。
スッキリして、コレンと共に艦橋に歩くムウは、コレンに事情を聞いた。
何でも、監禁中に仲良くなった娘だという。その子は奇特にもコレンの話を一生懸命、
聞いていてくれたらしい。でも、逃走中に行方不明になったという。
幾ら探しても見つからない自分の理解者の身を心から心配するコレンの気持ちはよく分かる。
“ひょっとしたら、逃げ遅れたかも知れない”だとするなら、絶望的だ。
あの爆発から、逃げるのは余程の運が無ければ不可能だ。今まで探していないというなら、
多分そうだろう。
不安そうにニコルを探すコレンを不憫に思ったムウは、しばらくニコルを探すのを手伝う
と言った。コレンは不器用に礼を言った。こうして二人はしばらく艦内を歩き回った。
579 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 22:46 ID:0NsUTGMj
・・・そりゃ停電にもなりますわな、
ターン]起動した際、月の都市の全機能が停止しちゃいましたし・・・。
アークエンジェルの全電力程度で再起動したのは、もはや奇跡に近い?
〜った。〜った。〜った。〜った。
581 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 23:24 ID:kdL6xlcN
ニコルが艦に帰還した。
クルーゼに、取って来たデータを渡す。「他にはなかったか?」という問いに、
その時の自分の状況を言った。
「そうか、連中はそこまで腐っていたか・・・危険な真似をさせて済まなかった。」
もう、休め。というクルーゼの言葉に反射的に礼を言って去るニコルだった。
彼の服のポケットには、データの複製がこっそり入っていた。帰還中に作ったのだ。
ニコルの頭の中では、クルーゼに言わなかった事が渦を巻いていた。
即ち、あの気の良い男コレンの語った「月光蝶と黒歴史」だ。
荒唐無稽な話だったが、それが真実なら、あのMS達は未来の産物であり、
そして、その中でも、スクラップと髭は、世界を滅ぼす最終兵器「月光蝶」を持っている。
“もし、そうなら、僕は・・・あれが、ターンタイプが・・・月光蝶が欲しい。一気に戦争を終わらすためにも”
ニコルの中に初めて欲望というべきものが目覚めはじめた。
582 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 23:25 ID:kdL6xlcN
ニコルが艦内を歩いていると、ボロボロのMSと急患が運ばれるのを見た。
原型は留めていないが、どこかで見た事がある。はっと思い出した。
“・・・あれは“月見うどん”だ!コレンの言っていた「スモー」だ!“
ニコルは、脳震盪を起こしているという急患のシーツを無理やり剥がした。
気を失っている、奇妙な服を着た青年が横たわっていた。顔を近づけて言った。
「あなたは“ハリー・オード”だな!!女王の親衛隊の隊長だ!そうだろう?」
青年の目が開いた。ニコルは焦って叫んだ
「一つ教えて下さい!ターンタイプには月光蝶が本当にあるんですか!?」
ハリーはカッと目を見開いた!「貴様どこまで知っている!?」
ハリーはニコルを突き飛ばし、ベットから立ち上がった。
「やっぱりだ!本当にあるんだ!月光蝶は!」ニコルは勝ち誇った。
船内やデッキのジンを見て、ハリーは、自分がザフトに回収されたことを察した。
群がる兵士をなぎ倒し、ボロボロのスモーを遠隔起動させる。
スモーは、主人の求めに従って動き出し、デッキにあったMSを壊しながらハリーを
収容した。状態は酷いが大丈夫いけると判断したハリーはザフト艦から脱出した。
ニコルは疑惑が一気に確信へと変わった事に喜んだ。
イザーク達は、勝手にストライクを狙うが良い。僕は月光蝶を手に入れるんだ。
周りの大騒ぎを余所に、笑い転げていたニコルの前にいつの間にか、
変な顔をしたアスラン達がいた。どうかしましたかというニコルの言葉に、
「何がおかしいのか知らないが・・・いつまで連合の、しかも女用の軍服着てるんだ?」
とアスランは言った。
「あれ?」
583 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 23:44 ID:0NsUTGMj
さて、こちらムーンレィスでは・・・。
キエル「ふぅ・・・。」
キエルはお茶を飲んで一息ついていた。
ココしばらく女王代理の仕事で休む暇も無く、
ようやく休みが取れたところだった。
ソシエ「そんじゃあ、ロラン達は今、種の世界とか言うところにいるのね。」
向かい側では二人の女性がお茶を飲んでいた。
一人は消えるの妹、ソシエ=ハイム、
もう一人はリリ=ボルジャーノである。
ひさしぶりの休みにキエルはこの二人を呼んでお茶会を開いていた。
ソシエ「しばらく見ないと思ってたら、そんなところで油売ってたのね、もう!」
ソシエは頬を膨らませた。
リリ「楽しそうなところですね、私も行きたかったわ。」
リリはそう言いながらココアを飲んでいた。
そんな二人に対してキエルの顔は何処と無く浮かばれなかった。
584 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/13 23:51 ID:0NsUTGMj
ソシエ「・・・キエル姉様、何か元気無いみたいだけどどうしたの?」
キエルの顔を見てソシエが心配そうな顔で話しかける。
キエル「いえ、何でもありません。」
キエルはそう言って平気そうな表情をする。
リリ「・・・ハリー様のことが心配なのですね。」
言われてキエルは図星と言った顔になる。
リリ「正直に話してください、ココには私達以外誰もいませんわ。」
リリにそう言われて、キエルは悩み事を打ち明ける決心をした。
キエル「・・・実はハリーからの連絡が一度も無くて・・・。」
そう、ハリーは最後に種の世界に行って以来、一度も連絡をくれないのだ。
よもやグエンの身に何かあったのか・・・とキエルは心配でたまらなかった。
キエル「もし、このまま戻ってこなかったらどうしましょう・・・。」
キエルは泣き出しそうになっていた。
ソシエ「姉様!チョット、泣くのはやめて!」
キエルを慌ててなだめるソシエ。
と、その時リリが突拍子もない事を言い出した。
リリ「それでしたら無事に帰ってきたのかどうか、確かめたらいかがですか?」
585 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 00:02 ID:qa3SpBQK
・・・キエル達は真新しい建物の中にいた。
ソシエ「ヘェ、ココが『黒歴史図書館』って呼ばれる所なのね。」
部屋の中にはそれこそ幾選ものモニターが並べられており、
所々に学者らしきものの姿が見られる。
ソシエは部屋に並べられたモニターを見つめて興味心身と言った様子だ。
黒歴史図書館――
それは、黒歴史の全てが明らかになった後、『誰でも黒歴史に触れる事が出来るように』と
ディアナ達が作った建物だ。
この建物のホストコンピュータはかつて黒歴史が封印されていた場所のコンピュータと繋がっており、
モニターを通して黒歴史の検索ができると言う優れものなのだ。
(当然、アグリッパは猛反対したが他の皆に押し切られて結局了承してしまった。)
ソシエ「で、ココでどう言った事を調べるつもり?」
リリ「ココから種の世界の歴史を調べれば、これからどう言う事が起こるのか予測できるでしょ?」
リリに言われてキエルはピンと来た。
キエル「ああ!それをロランたちに知らせれば・・・。」
リリ「ええ、危険を事前に回避する事が出来るでしょう。」
確かにこれは明暗かもしれない。
ソシエ「よぉーし!じゃあ早速種の世界の事を調べるわよ!」
586 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 00:10 ID:qa3SpBQK
こうして、キエルたちの黒歴史詮索の旅が始まった。
キエル達は、モニターの前に座った。
リリ「このモニターから黒歴史の事を調べる事が出来ますのね。」
ソシエ「姉様、使い方は解る?」
キエル「大丈夫です。」
キエルはそう言うとモニターを通してホストコンピュータに接続した。
ブゥン。
モニターに膨大な量のデータが映し出された。
リリ「まぁ、凄い量・・・。」
そりゃあ、全てのガンダムの歴史なんだから当然だろう。
ソシエ「ねぇ、この中のどの辺りが種の世界のデータなの?」
ソシエがキエルに話しかける。
その返事はこうだった。
キエル「・・・全然解りません。」
・・・沈黙。
リリ「と、とにかくしらみつぶしに探しましょう!」
ソシエ「そ、そうね!その内ぶち当たるかも・・・。」
キエル「ええ!」
キエルは気合を入れてモニターとにらみ合った。
・・・コンピュータ初心者である彼女は『検索機能』の使い方を知らなかった・・・。
(・∀・)ワラタヨ!
……その内、『検索』の仕方が判らない3人は、掲示板で聞く方法を思いつきますた。
曰く「種ってどんなの?」「不霊ってDQN?」「ディアナのよしなに日記」
いつの間にやら使い方を間違えている3人ですた(藁
今日初めて見つけたけど一気に読んでしまったよ。激藁です。
SEEDが完結するまで続けて欲しい物だ。
御大将、最高!!
不安との戦い。
太平洋連邦軍が自分達の味方であるとは必ずしも限らない。
そういった現実が、コロニー難民達の心を疲弊させ、蝕んでいた。
大人たちの暗く沈んだ表情に、子供たちもつられる様に笑顔を失っていった。
幼い子供は事ある毎にぐずり、泣き声が大人たちのいらだちを加速させていった。
「ったく!泣けば済むってモンでもないだろうに!」
暗く淀んだ沈黙を破るように、食堂に怒声が響く。
その声に一層声高く泣き声を上げる子供。
全員が同じような気持ちであったろう。誰かに当たれたら少しは楽になるだろうか。
「おやおや、まぁまぁ」
苛立ちも感じさせぬその声。泣き止まぬ子供へ歩み寄ったのはディアナ・ソレルその人であった。
しゃがみ込み、泣きじゃくる子供と同じ目線の高さになる。
「戦争なんて、怖いだけですわね。昔から、ずうっと昔から、人は
どうしてお互いに仲良くできないのでしょうね……」
優しく子供の頭を撫でてやる。
「この子のお名前は?」
「え、あ、ラスティです」
母親が言葉に詰まりながらディアナに子供の名を教える。
「ラスティ、あまりお母様を困らせるものではありませんよ」
ディアナは側にあった椅子を引き寄せて腰掛けた。
「いらっしゃい。謡ってさしあげましょう」
優しく微笑みかけるディアナに警戒心を解いたのか、ラスティは
無遠慮にディアナの膝の上によじ登りその身を預けた。
「他の坊やたちもいらっしゃいまし」
たちまちディアナの周りに子供たちが集まった。
子供たちの中央でまるで聖母のように慈愛の微笑みを浮かべるディアナ。
その可憐な唇が、ひどく素朴で郷愁を誘う歌を謡い始めた。
旅のゆくえの ゆらめく闇に
希望をきざむ人の切ない思いを
ひなげしの色で紡ぎ合わせ
道にしよう
ラスティや子供たちばかりではない。大人たちもディアナの歌声に耳を傾けた。
風が通り抜けるような、小川が流れるような、澄んだ歌声が、
食堂に淀んだ不安の空気を一掃してしまったかの様だった。
星の向こうに 未来があると
若者達は夢のつばさを広げて
ひなげしの花を散らしながら
旅立っていく
歌が終わると、誰からという訳でなく拍手が沸き起こった。中には
思わず涙してしまう者も居た。
「私やロランたちの国に大昔から伝わる歌です」
「ディアナさんの国は、さぞ豊かな国なのでしょうな。この様に素晴らしい歌が謡われるとは」
「……そうでもありません。風の止まってしまった、寂しい国です」
ディアナの表情が一瞬翳ったのを見逃さなかった者は果たして居たであろうか。
「皆様、希望を失ってはいけません。たとえ他の軍人さんが私たちを無下に扱おうとも、
この艦の艦長さん達はきっと私たちを助けてくれると信じましょう」
ディアナの言葉には信じられる力があった。
だからこそ、難民たちはまだ頑張ろうという気持ちにもなれた。
ディアナの歌はVガンダムで歌われた「ひなげしの旅のむこうに」です。
「月の繭」ではあまりにベタたと思いましたので、無駄に一捻りしてみました(w
たいしたものじゃないので毎度のsage
感動しますた、早起きして良かった
なんていうか
ガンダムはH・P・ラブクラフトとクトゥルフ神話みたいに
トミーノが創ったものにいろんな人が肉付けしていったようなものかなと勝手に思ってたんだけど、
このスレ見てると正にそんな感じだね。
勝手な解釈してスマン
595 :
594:02/11/14 06:41 ID:???
意味不明な文章すまん。
末二行訂正
このスレ見てると正にその神話が出来ていく過程を見ているような感じだね。
って言いたかった。
勝手な解釈スマソ
596 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 07:42 ID:KhVAlFud
その頃、ムーンレィス。
その一室で複数に技術者とミランが集まっていた。
ミランはレポート片手に固まっている。
ミラン「そ、それは本当なのか・・・?」
ミランの声は震えている。
技術者「ハイ、タイムゲートを調べた結果、その結論が出ました。」
技術者がそう答える。
ミラン「・・・この事は誰にも知らせるな、極秘事項にして置け!」
ミランはそう言って部屋を出て行った。
技術者A「・・・何だか、ミラン執政官いつもと雰囲気が違ったな。」
技術者B「ああ、真面目モードと言うかシリアスになってたな。」
技術者A「・・・しかし、何であんな真面目顔になっちゃうのかね・・・。」
彼等がタイムゲートを調べてわかったこと、それは・・・。
技術者A「タイムゲートが過去ではなく、遥か未来の世界に繋がってるって事が解ったくらいで・・・。」
・・・どうやら、種の世界は黒歴史の時代という訳ではないようだ・・・。
しかし、この事実を御大将達は知らない・・・。
その設定はまずいぞ。
>>596 個人的には激しく拙いと思うんだけど・・・・・・
また月光蝶でも発動して文明塵にしてないとあのMSの性能の差が説明できんぞ。
599 :
598:02/11/14 08:21 ID:???
>>597 ケコーン?書いてる間に書き込みがあったよ(w
「ふっはっはっはっはっはっは!地球の雨とは温かい物だな。
なんていってる場合じゃないな、これからどうするか・・・・・」
そう、ハリー・オードは現在地球に来ていた。何故かというと・・・・・
「く・・・何とか脱出は出来たがアークエンジェルは今何処に?
っていうかディアナ様は何処に!!?」
スモーの装甲は色々歪んでいて警告文などがモニターに現れているのに
全く操縦に乱れがないのは流石は親衛隊長といったところか・・・・・
しかしアークエンジェルから大分離れてしまった上、
情報は何もなかったのでおそらくはアークエンジェルがいるであろう
地球方面に向って進むことしか、今のハリーには出来なかったのだ。
そうこうしているうちに一際大きな警告音がコックピット内に響く。
「く!?酸素もれだと!!応急処置を・・・・・」
宇宙で活動するMSなら必ず常備されている応急処置用のチューインガムのようなものが、
膜状になり穴を塞ぐ。
「何とか酸素漏れは止められたか・・・・・・
だが一度外部から補修しないとこれ以上の宇宙での活動はあまりにも危険か・・・・
しかたがあるまい」
この時代にハリーの味方と言えるものはアークエンジェル以外には何もない。
だから彼は非常手段として地球へ降り立ったのだ。
(傷ついたMSで地球降下なんて大分無茶が過ぎる気もするが・・・・・
穴の開いたMSで宇宙をうろつき回るよか大分ましだろう)
「みんな〜〜〜〜!!!地球はとってもいいところだぞ〜〜〜!!!!
早く降りてこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!
っていうか早く迎えに来て(涙)」
ハリーの受難は続く・・・・・・・
>>600 スモーに装甲は無い。と言ってみる。
あの装甲に見える物も内部(?)の機械で、装甲代わりはIフィールドなのだ。
>>596 その設定だとターンAを否定してしまうから止めとけ。
∀(すべて)のガンダムの後の話なんだから。
>>601 スモーの装甲は傷ついたらナノマシンで修復してさらに硬い装甲にするという、
究極の装甲を目指して開発されたって設定あるんだけど…。
603 :
601:02/11/14 13:55 ID:???
>>602 あれ?そうなの?
どこかのスレで、雑誌の記事のうpがあって、そこにそう書いてあったんだけど。
どのスレかはわかんなくなっちゃったけど(^^;
>>603 しかし…その記事が本当だとしたら
∀の存在意義が…
ま、アレだ
ミライザーバンじゃないが、
時間なんて繋がった輪っかみたいなものっつーこって。
近視眼的に見ると未来でも結局は遙かな過去…
ってところに収束させればこのスレ的にはいいんじゃないか?
605 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 16:45 ID:PFtABTS3
これが、御大将のやることかっ!
えんはんすどIDEが発動してしまった別の宇宙でも可
・・・惑星ゾラだったりして
>>603 ゴールドスモーのプラモの説明書に書いてる。
Iフィールドは主に駆動用として使い、
Iフィールドだから防御力もついでに上がってるって感じだけど、
最大の特徴はダメージを学習するナノマシンで出来た装甲だよ。
一度受けて傷ついた攻撃は二度と喰らわないという、ある意味DQNな装甲(笑)
無論そんなことは不可能だけど、スモーのナノマシンはそういう設定で戦闘ごとに進化してる。
多分装甲に見える物も機械ってナノマシンのことを指してるんだと思うけど、
なんかその記事勘違いしてない?
608 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 18:22 ID:EJPt6l1u
ムーンレィス
技術者A「さて、報告も終わったし、どっかで時間を潰していくか。」
ミラノ執政官にタイムゲートについて報告をした後、
技術者たちはムーンレィスの街を歩いていた。
・・・ふと、「黒歴史図書館」が目に入る。
技術者A「オイ、あそこって最近作られた建物だよな。」
技術者B「確か黒歴史の事が調べられるとか・・・チョッと行ってみようぜ!」
技術者達は黒歴史図書館の中に入っていった。
技術者A「ヘェ、中は以外と広いんだなぁ・・・。」
技術者Aは建物の中を見回しながら言った。
技術者B「でも、人はまばらだな・・・ま、平日なんてコンなもんか?」
そう言いながらフッ、と笑う技術者B。
リリ「おっとっとっと・・・。」
と、技術者達の目の前を山のような書類を担ぎながらリリが歩いてきた。
リリ「・・・キャッ!」
ドッスーン!
・・・お約束、リリはこけて書類をばら撒いた。
>>607 そういえばそんな設定あったな。
売ってるプラモの箱開けれる店で立ち読みしてたよ(笑)
まあハリーはヘタレMSの攻撃自体あたりそうに無いから、
ゴールドスモーの装甲は弱いかも知れんな(笑)
でもあれもターンA、Xほどじゃないけどかすり傷程度とかは回復するんだよな〜。
610 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 18:36 ID:EJPt6l1u
技術者A「う、うわっ!」
もろに書類を被る技術者二人。
リリ「あら済みません、大丈夫ですか?」
書類に生き埋めになった二人を見てリリはそう言った。
技術者A「い、いえ・・・。」
技術者B「だ、大丈夫ですよ。お嬢様。」
技術者二人は書類の山から這い出てそう言った。
リリ「ごめんあそばせ、すぐに片付けますわ。」
リリはそう言って書類を片付け始めた。
その様子はとても大変そうだった。
技術者A「あの、手伝いましょうか?」
技術者はリリにそう言った。
リリ「ホントですか?それは助かります。」
リリは嬉しそうな顔でドン、と技術者に書類を手渡した。
かなりの重さで女性の力でよく運べたなと思うほどだ。
リリ「それをゴミ捨て場まで運んでください。」
リリはそうお願いした。
技術者A「・・・なんか、余計な事を言ってしまったような・・・。」
技術者Aは冷や汗を流した。
・・・ちなみに片割れは既に逃げだしていた。
マジでターンX出ないかねぇ…
612 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 18:45 ID:EJPt6l1u
技術者はヒーコラヒーコラ言いながら書類をゴミ捨て場まで運んでいた。
その横をリリが歩いている。
リリ「頑張ってくださいませ、殿がたは力仕事がとりえなのですから。」
・・・自分はどっちかと言うと頭脳派だ。
そう思ったが口に出すのはやめた技術者だった。
ようやくゴミ捨て場にたどり着き、書類を捨てる。
これでようやく開放される・・・。
リリ「後20往復ほどありますので、最後まで手伝ってくださいな。」
そう言ってにこりと笑いかけるリリの笑顔を見たとき、技術者の肩はがっくりとうなだれた。
リリ「ソシエさん、ただ今戻ってきましたわ。」
黒歴史図書館の一角で、リリはそう言った。
そこには山のような書類があり、それをソシエが必死で整理していた。
ソシエ「遅かったじゃない!何処で道草食ってたのよ!」
ソシエはてんやわんやの状態でそう言った。
613 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 19:00 ID:EJPt6l1u
技術者「あの、この書類の山は何ですか?」
技術者はそれこそ天井まで積まれていること間違い無しの書類の山を見てそう言った。
ソシエ「・・・アンタ誰よ、この辺じゃ見ないけど。」
ソシエは技術者の顔を覗き込みながらそう言った。
技術者「あ、僕はムーンレィスの技術者です。現在はタイムゲートについて調査しておりまして・・・。」
技術者が長々と説明する。
・・・グラリ。
と、その時書類の山が崩れ落ちた!
技術者「へ?」
リリ「あら?」
ソシエ「キャッ!」
ドドドドドドドドォォォォォォォ!
リリ「・・・皆さん、生きておられますか?」
ちゃっかり書類のなだれを回避したリリがそう呟いた。
ソシエ「・・・ちゃっかり避けてるんじゃないわよ!」
ソシエは書類の海の中からそう呟いた。
614 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 19:11 ID:EJPt6l1u
キエル「・・・はぁ・・・。」
その書類の山の中心でキエルはため息をしていた。
技術者「へ?ディアナ様!?」
技術者はキエルの顔を見て驚いた顔をした。
リリ「違いますわよ、良く似てるといわれますが、この方はキエル=ハイムと申します。
私の友人ですわ。」
リリはそう説明する。
技術者「ヘェ、よく似てる人も居るもんだなぁ・・・。」
技術者は驚きの顔になる。
・・・よもや、あまりにも似ていることを利用して、時々キエルとディアナが入れ替わってるなんて
知りもしないだろう。
キエル「・・・これだけ探して、種の世界の手がかりが一つも無いなんて・・・。」
キエルはため息を付いて肩をうなだれていた。
技術者「・・・種の世界?」
聞きなれた言葉に技術者は反応する。
確か、タイムゲートの先にある世界のことをそう呼んでいた気がする。
リリ「キエルさんは、今恋人のために種の世界の事を調べてましたのよ。」
リリはそう説明した。
615 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 19:16 ID:EJPt6l1u
キエル「・・・種の世界は、黒歴史に無視されたのでしょうか?」
・・・それはいくら何でも種の世界の方々に失礼だろう。
リリ「大丈夫ですよ、もう一度最初から全部探して見ましょう!」
リリはそう言ってキエルを励ます。
キエル「・・・ですが、もう三日三晩、一睡もせずに調べているのに手がかりが無いんですよ、
諦めたほうが良いんでしょうか・・・。」
キエルはそう言ってヨヨヨと泣き始める。
技術者は、その様子を見て、すっくと立ち上がった。
技術者「あの、種の世界についてわかった事があるんです。」
その言葉にキエルとリリが振り向く。
技術者「本当はミラノ執政官にこの事は言うなと口止めされていたんですけど・・・
良ければ教えてあげますよ。」
ソシエ「・・・あの、アタシを無視しないでよ・・・。」
書類の山に埋もれっぱなしのソシエがそう呟いた。
616 :
:02/11/14 19:28 ID:???
>597
しかし、奴はそうするだろうな・・
617 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 19:28 ID:EJPt6l1u
女王の部屋。
部屋の中心にはキエルとソシエとリリの3人が座っていた。
ソシエ「・・・あいつの行ってた事本当のことなのかしら・・・。」
ソシエがそう呟く。
キエル「・・・でも、恐らく彼は嘘はついていないと思います。あの瞳は本気の目でした。」
キエルがそう言った。
この姉妹の緊張感が高まってる中でリリは優雅にココアを飲んでいた。
リリ「種の世界が「過去の世界」ではなく、「未来の世界」だった・・・
もしそうだとしたら中々興味深いですね。」
リリはココアを飲み干してそう言った。
618 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 19:39 ID:EJPt6l1u
タイムゲートの調査中の技術者の話はこうだった。
突如、月と地球の間に現れたタイムゲート・・・。
最初、このタイムゲートは黒歴史の遺産で、
ゲートの先は過去の世界に繋がってると思われた。
しかし、調べてみると意外な事が解った。
あのタイムゲートは入り口ではなく『出口』だったのだ。
遥か未来でタイムゲートが開いた結果、この時代・・・正歴に繋がったのだ。
(ちなみに、タイムゲートで未来に行くのは不可能、つまりもし過去でタイムゲートが開いたとしても
未来の世界である正歴に繋ぐ事が出来ない。)
つまり、タイムゲートの入り口のある時代・・・『種の世界』は
正歴の時代より、遥かに未来の時代と言う結論がでたのであった。
ソシエ「・・・何だか、ちんぷんかんぷんでよく解らないわ・・・。」
ソシエの頭は混乱しそうだった。
リリ「お気になさらずに、この文を書いている作者も多分直感だけで
書いていて理屈はよく解ってないと思いますわ。」
・・・その通り。
619 :
617-618:02/11/14 19:45 ID:EJPt6l1u
<<616
ところで『奴』って私のことですか?
<<602
まぁ、SEEDは『新しいファーストガンダム』って事で。(爆
ターンAの次に放映されてるし。
重要なのは種の世界が∀の過去か未来かではなく、二つの素材をどう面白く調理するか。
ただ設定を不可しすぎると広げた大風呂敷が収拾つかなくなる恐れがあるので、
作者さんはその辺りを自重して下さい。
頼むから未来って設定はやめれ
おもしろければなんでもあり
最後のガンダムのというべき作品は(最後の作品とかそういう意味じゃなくて)
∀しかないだろう思ってるので未来設定はマジで止めて欲しい。
まぁ、本当の意味で種は『最後のガンダム』に成りかねない感じだが(w
つーか普通に∀の後が種だと思うとすげー萎える
黒歴史繰り返してどーすんねん
まあ、下手に読者が騒いでもろくな結果にならないし、
各職人さんの手際を見てからでもよいかと。
ここ職人何人ぐらいいるんだろう・・・
最低三人ぐらい?
628 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 22:02 ID:EJPt6l1u
>>620 ええ、その辺りはわかっております。
・・それと・・・。
私はここスレに関しては
『面白ければ何でもあり』と誰かが言ってたので
それを実行してるに過ぎません。
2次創作なんですから肩の力を抜いていきましょうや。
629 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 22:09 ID:473IQ2Fq
ということはSEED世界は∀世界の未来である方がEJPt6l1uは
面白いと思っているということか・・・・・・
630 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 22:16 ID:EJPt6l1u
ソシエ「所でさ、種の世界が未来の世界だとしたらさ、ムーンレィスとか、どうなっちゃったわけ?」
ソシエが疑問を投げかけた。
キエル「種の世界の資料を見る限りでは、ムーンレィスは無くなってるようですね。」
キエルは何処から取り出したのか、『種の世界に関する報告』と書かれた書類を見ていた。
リリ「まぁ、今まで色々な文明が滅びたのに、私達の文明が滅びないなんて不公平な事はまずありませんわね。
ムーンレィスだって、今は良くともその内愚かな指導者が現れるとは思いますし。」
何かキツイ事をさらりと言ってのけてるぞ、リリ・ボルジャーノ。
流石だ、伊達に銃を隠し持ってるわけじゃない。
ソシエ「・・・はぁ、諸行無情の流れって奴を感じるわね。」
そう言ってため息を付くソシエ。
キエル「・・・それより、気になる事がありますけど。」
キエルがふと呟いた。
リリ「あら、なんですの?」
リリがキエルに近寄った。
キエル「・・・その、未来の世界でタイムゲートを開いたとしますよ、
・・・誰が、何の目的でタイムゲートを開いたのかしら。」
そう言われて、3人のお嬢様は固まった。
631 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 22:18 ID:EJPt6l1u
<<629
面白くなるかどうかは、職人さんの腕次第!
長い目で見てやってください!
・・・後他の職人さん。
こんなとんでもない設定を作ってしまってすみません。
632 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 22:23 ID:473IQ2Fq
>『面白ければ何でもあり』と誰かが言ってたので
>それを実行してるに過ぎません。
少なくともここまで批判が出ていながら
『種が∀の後の世界だなんて面白そうじゃないか!!』という
援護が無い所を見ると『まぁとりあえず静観するか』という奴を除けば、
面白くないと思っているのでは?
『面白ければOK』=『自分が面白ければOK』ではないと私は思うのですが・・・・・・・
それとも∀世界で種世界の行く先がわかってしまっているのは拙い、とでも?
そこら辺りは『データがとんだ』とかいくらでも回避可能だと思います。
おもしろくなければ無視してもいいのか?
俺はギンガナムよりも、
グエン卿が種の世界に来たらどうなるかの方が気になるのだが・・・
>>634 ちゃんと来てるはずだけど
帰ったんだっけ?
636 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 22:45 ID:EJPt6l1u
アークエンジェル
グエン「フンフーン♪フンフフーン♪」
フレイ「・・・アンタ、女物の服なんか縫って何企んでるのよ。」
鼻歌交じりに裁縫をしているグエン(不気味)を後ろで見ているフレイ。
グエン「これかい?ローラに来てもらう服さ。」
フレイ「・・・何でそんなもの作ってるのよ、趣味?」
グエン「趣味とは違うさ、これから様々な交渉に出向かなきゃいけないときに備えて
どんなシチュエーションにでも対応できるようにだね・・・。」
長々と説明をするグエン。
そんなグエンの話を聞き流しながらフレイはグエン製作の服を見る。
・・・看護士の服、婦警の服、何やら豪華なパーティドレス・・・。
フレイ(・・・絶対、趣味だ。)
フレイは確信した。
>>636 ×フレイは確信した。
○フレイはいっそう確信した。
果たして、キラの処女はグエンの欲棒によって散華されてしまうのだろうか!?
ソシエ「でもさ、タイムゲートってムーンレイスの技術力でも
開いたり出来ないわけなんでしょ?
なのにどうしてどっちから開いたとかそういうことがわかったのかしら?」
リリ「そういえばそうですわね・・・・・ホワイトドールとかいう
機械人形のことも完全にはわからないのに、何故そんなことがわかったのでしょう?」
キエル「ディアナ様達の為にも情報は少しでも多いほうが良いでしょう。
あの技術者の方達にもう一度話を聞きに行きませんか?」
ソシエ「別にいいけど・・・・・姉様はもう少し素直になった方がいいと思うわ」
リリ「全くですわ。ディアナ様の為ではなく、正直にハリー殿の為とおっしゃればいいのに・・・・・」
キエル(赤面)「さ、早く行きましょう」
キエルがこれ以上の追求を避ける為に顔を真っ赤に染めながらその場を離脱する。
リリとソシエは少し笑いをこぼすとキエルの後を追った・・・・・・
640 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 23:10 ID:EJPt6l1u
・・・あの、グエンはローラが好きなだけであって
別にホモではないと思われます。
・・・十分、変態ですけどね。
641 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 23:22 ID:EJPt6l1u
技術者「へ?何でこっち側が出口だって事が解ったのかって?」
タイムゲートの近くに設置された即席基地でキエル達と技術者の会話が繰り広げられていた。
キエル「ええ、何でそんな事が解ったのかお聞きしたくて。」
キエルは真剣な目である。
技術者「・・・こっち側が出口だってわかったのはアレのお陰なんです。」
技術者はそう言ってある物を指差した。何やら妙な機械がおいてある。
ソシエ「・・・何あれ。」
技術者「時空測定器です。時空間を調べる事が出来るんですよ。」
リリ「へぇ、月ではそんなものも作られているのですか?」
技術者「まさか!タイムゲートの原理も解明してないのに・・・。」
ソシエ「じゃあアレは何処から来たと言うのよ!」
技術者「・・・タイムゲートからいきなり出てきたんです。」
キエル「・・・ハイ?」
技術者「つまり、あれも未来の世界の道具みたいなんですよ。」
642 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 23:22 ID:A15/mAwj
まあ「単純な」未来にしなければいいだろ
ここらへんは職人さんのSFセンスの見せ所だ
パクリでもいいし
今日始めて
>>1から一気に読みました
最大のヒットは
>>170のトミノVSオリバー・ストーンですた
よだれ出して笑いました
643 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 23:35 ID:EJPt6l1u
技術者「コイツをこうして・・・これで時空間が覗けるはずです。」
技術者は装置をいとも簡単に起動させた。
キエルはスコープから時空間を覗き込んだ。
時空間は川の流れのように一定の方向に流れている。
技術者「基本的に下流に行けば行くほど今より未来になってるんですね、
で、問題はココ!」
と、ある場所に丸が現れる。
その丸はかなり下流の方でチョット見にくかったが、
それでも何やら穴みたいなものが無理やり開いているのが解った。
技術者「これがゲートの入り口、その入り口から上流に向かって小さな流れが出来てるのが解るでしょ、
これがタイムゲートなんです。」
確かに、穴が開いてると思う場所から上流に向かって不自然な流れが出来ている。
キエル「・・・これも、未来から来たんですよね。」
キエルは時空測定器を指差してそう言った。
技術者「ハイ、間違いなくタイムゲートから突然現れました。」
技術者の説明を聞きながらキエルは考えた。
彼の話が本当なら、タイムゲートも、この測定器も種の世界からきたことになる。
しかし、資料を見る限り、こんな装置を作る技術は種の世界には絶対にない。
・・・一体、誰が何の目的で、こんな装置を正歴の時代に送ったのか・・・。
謎は、深まるばかりだった・・・。
技術者「う〜ん・・・・・かなり専門的な話になりますがいいですか?」
キエル「はい、構いません。少しでも種の世界の情報が欲しいのです」
再び三人娘に捕まった技術者はキエルにそう詰め寄られると、
一度ため息をついてから(どうせもう核心は話してしまったし)と思いながら話し始めた。
技術者「まずこの世界と言う物は空間と物質(エネルギー)と時間で構成されているものであり・・・・・・・
技術者が話し始めて三十分もすると三人は知恵熱を感じ始めていた。
技術者「即ち、タイムゲートという物の成立する条件を考えると、
現在では合計で28通りの仮説が有り、そのうち最も有力な4つの仮説から推測すると・・・・・」
ソシエ(ちょっと、二人とも言ってる事理解できる?)
リリ(私はあまり・・・・・・)
キエル(私も・・・・・・・)
技術者「つまり以上の38の推測と仮説からあのタイムゲートは
未来に繋がるものである可能性が極めて高い、ということです」
キエル&ソシエ&リリ「・・・・・・・・・・」
呆けている三人娘、しかし小難しい専門的な話を離脱しないで
一時間も聞けていただけで彼女たちを誉めてあげるべきだろう。
技術者「どうかしましたか???」
リリ「い、いえ!とても為になるお話をありがとうございました」
ソシエ「さぁ、そろそろ御暇しましょうよ!」
流石にこれ以上話は聞きたくないので二人は離脱しようとした。
しかし、キエルは違った。
キエル「一つだけ疑問があるのですが・・・・・」
技術者「なんですか?」
キエル「今のお話、はっきりと言えば私にはあまり理解出来ませんでしたが・・・・・
全て推測と仮説で出た結論ですよね?」
技術者「!!・・・・確かにそうです。タイムゲートについてはわからないことが多すぎますし、
それどころか、あのゲートが開くまではそんな物は有り得ないとすら言われていましたから・・・・・」
645 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 23:42 ID:EJPt6l1u
・・・割り込むもんじゃないなぁ・・・。
話の流れがおかしくなったよ。
646 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 23:44 ID:EJPt6l1u
642−643は無視してくれても構いませんよ。
割り込んだ私が悪いのですから・・・。
647 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 23:46 ID:EJPt6l1u
・・・済みません、641,643でした。
連続レス済みません・・・。
ソシエ「じゃ、当てずっぽうなの?」
技術者「そんなことはありません!確かに科学的には確たる証拠は有りませんが、
ムーンレイスが総力を挙げて調べ上げた上での結論です。
しかも黒歴史には『種の世界』に関する記録が無いのですよ?
人類が宇宙に出てから今までの歴史の全てを収めてある黒歴史に記録が無い、
未来であることを示すこれ以上の証拠がありましょうか?」
リリ「あら、そうとは言い切れませんですわよ?」
技術者「な、何故です?」
リリ「お忘れですか?黒歴史自体為政者によって隠された歴史、
それまでほんの一部の人間を除いてその存在は知られていなかった・・・・・
つまり正しい歴史が失われることはあり得るということです」
ソシエ「つまり・・・・・・もしかした『種の世界』は黒歴史からも
更に隠蔽された歴史かもしれないってこと!!?」
リリ「あくまでも可能性のお話ですわ、技術者さんのお話では
『種の世界』は未来である可能性がかなり高いというお話ですし・・・・・」
技術者「いえ・・・・・ありえる話です。
恥ずかしい話ですが『黒歴史に記録が無い』という時点で
『種の世界は未来の世界である可能性が高い』という前提で調査していましたから・・・・・
黒歴史に記録の無い歴史があるかも知れない等とは考えもつきませんでしたから」
ソシエ「ということは・・・・・ハリー達はどんな世界にいるかもはっきりとは
わからないということですか!!!」
ソシエの顔面が青く染まると同時にその場の空気は限りなく重くなった・・・・・・
ああ!すいません、書き込む前にリロードすべきでした・・・・・・
私としては種の世界が未来か過去かすらもわからない状態にしたほうが、
今後話が膨らませやすいし、職人個人個人の考えや
読んでいる人の意見も反映させやすいかな?と思ったもので・・・・・
しかも最後のセリフ&顔面蒼白は、ソシエじゃなくてキエルだったよ・・・・・・
始めるか、俺の自爆ショー・・・・・・
651 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 23:57 ID:EJPt6l1u
さて、その頃のハリー
「・・・この時代の地球と言うのは、寒いものだな。」
ハリーはコクピッドの中で寒さに耐えていた、
・・・いや、寒くて当たり前である。
寄りによって、ハリーのスモーは北極海に墜落したのだ、
しかも大気圏のショックが祟って、完全に動く事もままならなくなってしまった。
よって、現在ハリーは漂流中と相成っている。
「ええい!このままではヤバイ!誰かにSOSを送らねば!」
ハリーはまだ辛うじて生きている通信機能を開いた。
・・・と、突然モニターにこんな文字が浮かび上がった。
ハヤクキテクレ、ターンX
「・・・?何だこれは?」
早く来てほしいのはこっちの方だ、ハリーはそう思った。
ブツン
そして、通信機能も完全に動かなくなった。
「・・・ナノマシンが機体を修理するまで動けない、か・・・。」
ハリーは寒さに耐えながら修理を待つことにした。
モニターに移った文字に何の疑問も感じぬまま・・・。
652 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/14 23:59 ID:EJPt6l1u
>>649 いえいえ、謝るのはこちらのほうです。
割り込んだ私が悪いのですから・・・。
それに、確かに過去か未来か解らないほうが面白いですしね。
>>628 面白ければ何でもありを勘違いしてないか?
読んでる側は面白くないんだって。
作者が面白いからと一人歩きしてるだけじゃないの?
それは迷惑って知ってるの?
654 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 00:24 ID:b1EdiyY0
某緑の牛ライダー「こういうごちゃごちゃしたのは好きじゃない」
月光蝶もどきファイナルベントで一部カキコを無に帰す。
冗談はさておき、未来or過去説問題は決着ついたようなので、そろそろ主人公(御大将)
に出番を回しても良いかと。
ちょっと時間の経過を早くして、オリジナル展開でニコルあたりを活躍させるとか。
面白ければ何でもやっていいのだったら、
いきなりタイムゲートが開いてZとかがやって来てもいいのか?
異次元空間が開いたか言ってマジンガーZが来てもいいのか?
それは違うだろう。
かなりの人がその設定を止めろって言ってるんなら設定を止めるべき。
止めろって事は面白くないんだよ。
面白かったらなんでも有りじゃないじゃん。
>>596を止めてまきもどろうや。
作家とは何かを考えましょう。
657 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 00:51 ID:b1EdiyY0
≫654
魔乳「戦闘中、停電による警備体制の不備からニコルのターンX奪取を許す一行。
力に酔いしれ大義を見失った少年は、その牙を同胞にも向ける。
だが、彼に見捨てられ、打ち捨てられたはずの黒き巨人が大剣(シュゲルトゲーベル)をたずさえ立ちふさがる。
英雄にならんとした何者かが巨人の胸中に納まっているのか?それとも主を救わんとする巨人の意思か。
次回、機動戦士ガンダムSEED−真章−『心の刃』
形無き剣で邪心を斬れ、(ブリッツ)ガンダム!」
≫読んでる側は面白くないんだって
激しく同意。ゲストキャラに延々と説明されても困るし、主人公が出ないのはもっと困るし。
今回はやりすぎたな作家諸君(藁)
ところでこの話の主人公はキラですか?
フレイですか?
御大将ですか?
>>658 >今回はやりすぎたな作家諸君(藁)
言ってる事が意味不明だが?
やり過ぎは諸君じゃなく一人だろ。
>>607>>609 むむむ〜、また設定が変わったのかな?
それともその設定は没になったのかな?
インタビュー形式の記事で
「実はスモーはムクなんですよ。あの装甲は〜
>>601〜なんです」
「ミードさんはまじめな方ですので、『内部のシリンダーは』とか考えてデザインしているんでしょうけど」
とか書いてあったんですよ(^^;ゞ
超良スレが一気に転落していく様を見た訳だが。
みんな焦るな。
シリーズ放送終了までまだ一年近くある。ここで展開を焦っても息が続かない。
このスレ読んでると今年中に終わってしまいそうな勢いに思える。
俺はもっと面白い話を読みたいし、他の奴もそうだと思う。
だから職人さんは焦らないでじっくりネタをこなして欲しい。
まだこれから遊べるネタがいくつも出てくると思うしな。
種世界が∀の後の世界だったら、みんな∀やターンXの事を知らなくちゃいけないんだよね。
でも、知らない。と言うことは∀とターンXを掘り起こしてまた使った。
しかも世界を『また』滅ぼした。と言うことになる。
それだけは勘弁してくださいと。
また、ナノスキンに覆われて埋まっているとしたら、種世界のアチコチにMSが埋まっている筈。
ナチュラルにも扱える代物が(笑)
更に∀とターンXも埋まっている筈。
と言うことは御大将&ロランが持ってきた機体と、埋まっている機体でターンタイプが合計4機に(^^;
簡便してくだつぁい(つД`)
∀までのガンダムとSEEDからのガンダム(バンダイ・サンライズ的予定)
は完全に別世界と言ってみる。
やるんなら過去や未来より並列世界とかにした方が破綻しないんじゃ?
>>661 スモーが出てプラモが出たのは直ぐだから設定も何も変わってないです。
IFBDなんだから中は確かに空っぽでもいいんだけど、
それはあくまで製作側がそう思ってただけでバンダイ公式設定は違うんだよ。
会社と製作側の食い違いなんてよくあるっしょ。
プラモとかちゃんとギミックあるんだよね腿のスラスターとか(アニメには出なかった)
あの時代というかスモーが作られた時代はビーム兵器が当たり前だったろうから、
ナノマシンの装甲だけじゃ防げないのも事実。
だからIフィールドが装甲という表現は間違いじゃない。
だけどスモーを形作ってるナノマシン装甲を装甲じゃないと言うのは大きな間違い。
ガンディウム合金とかも使ってるんだぞw
666 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 07:28 ID:z8rT1FRc
・・・こ、ココまで言いたい放題言われるとは・・・。
何か、とんでもない事やってしまったような気がする・・・。
・・・まぁ、いっか、(よくねぇだろ!
667 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 07:42 ID:z8rT1FRc
アークエンジェル・・・の近くの宙域
ギンガナム「・・・何故に小生がお使いをしなくてはいけないのである!」
ターンXを飛ばしながらギンガナムは不機嫌な表情になっている。
ロラン「・・・仕方ないですよ、あのままじゃアークエンジェルが動きませんよ。」
その隣でロランの乗ったターンAも飛んでいた。
ロラン「それに、停電の原因は貴方なんですからね。」
ターンXを再起動させる為にギンガナムはアークエンジェルのバッテリーを使った。
その結果、アークエンジェルの全機能が停止してしまった。
このままでは、アークェンジェルは進む事ももどることもままならない。
そこで、この騒ぎの現況であるギンガナムが責任を取って
近くのコロニーにバッテリーを調達してくると相成ったのである。
ちなみにロランはギンガナムの暴走した時に彼を止められるようにと付いて来たのである。
ギンガナム「ええい!ここの所戦闘もないしとても不愉快である!」
ギンガナムはイライラしている。
ロラン「お、落ち着いてください、ギンガナムさん!」
ロランは通信機を通してそう言った。
そんなやり取りを繰り返す彼等の前に一隻のコロニーが見えてきた・・・。
言いたいこといわれた、というより
ここまで錯綜した展開をどう収束させるか、だろうね。
下手すると過去のスレの様に荒らしを呼び込んでアボーソ、ということにもなりかねない。
それにターンAは「すべてのガンダムの終わりに来る物語」と作った冨野自身公言しているんだから
それを無視するのはさすがに抵抗が強いだろう。あんたに反対した連中、あるいは黙ってみてる連中もそう思ってると思う。
そもそもこのスレのコンセプトは「いまいち面白くない種に御大将とターンXのような連中が来たらどう引っかきまわされるか」
というネタスレだったと記憶している。「ターンAと種をくっつけたGジェネもどき」ではないだろう。
職人さんたちも基本に立ち戻ってはいかがだろうか?
669 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 08:00 ID:z8rT1FRc
・・・ん、言われてみれば確かに。
じゃあ原点に戻って頑張りましょうか。
ムーンレィスでのイベントは、見て見ないフリの方向で。
(また叩かれなきゃ良いけど・・・。)
正直、文章の表現力が稚拙
言葉使いが変
話がツマラン
>>699 お前さん…いい加減気付けよ。誰もお前に書いてほしいなんて書いてないぜ?
>>669 お前何様だよ。
もう書くな。
それでこのスレ落ちても何も思ったりしないよ。
凄いムカツク。
お前荒らしだろ。
消えろ。
673 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 08:13 ID:0tzmgWif
>>669 朝から不愉快なものを見た。
お前もう書くな。
正直
>>669が書いた物をまた職人さんが必死こいて
修正するのを見ることになりそうな予感・・・・・・
ヘタレが書いたやつをわざわざ修正する必要ないだろう。
無視すればいいんだよ。
最初からそんな奴いなかったんだってなくらいに(藁)
とりあえず、且を飲んで落ち着け。
>>ALL
せっかくの良ネタスレなのだから、もう少しマターリ見守ろうや
ターンタイプは共鳴し始めたんでなかったか?
がんばれ>699
とまあ、通過儀礼を済ませたところで、次逝ってみよう。
明日の放送待ちですね。
本編あってなんぼのもんですから。
なんか荒れ気味だな
686 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 19:52 ID:UvweE9tz
ギンガナム「ふむ、見事に誰もいないコロニーだな。」
コロニーの中を見てギンガナムはそう言った。
薄暗く、そこいら中に廃材が転がっており、人の気配も無い。
いわゆる廃棄コロニーだ。
ギンガナムとロランはターンXのレーダーでこのコロニーを見つけたのだった。
ギンガナム「さて!目的のモノを探すとするか!」
ギンガナムはそう言って歩き出した。
ロラン「・・・廃棄コロニーからバッテリーを見つけて持ってくるなんて・・・
そんなドロボウみたいな真似、していいんでしょうか・・・。」
ギンガナム「小生だって気が乗らん、しかしあのままではどうしようも無いだろうが。」
ロラン「まぁ、非常事態だと思ってやるしかないですね・・・。」
2機のターンタイプのモビルスーツが、薄暗いコロニーの中を歩いていった。
あのゾイドのようなMSを見たときの∀連中の反応に期待
>>686 やっぱりロランのその言葉を聞くとマリューさんは
「かわいい顔して(以下略)」とか言うんですかね
へこたれないな669w
690 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 20:04 ID:UvweE9tz
「・・・ムム・・・。」
「・・・これも違いますね。」
赤外線センサーを作動させて、廃材を丹念に調べるロランとギンガナム。
廃材あさりをする2機のモビルスーツの姿ははっきり言ってかっこ悪かった。
「エエイ!イライラするのである!」
そう言ってコンソールをドン!と叩くギンガナム。
この男に地道な作業は絶対に向かない。
「はぁ、案外見つからないもんですねぇ・・・。」
そりゃあ戦艦用のバッテリーなんて、その辺にゴロゴロ転がっているものではない。
「くそっ!こうなったらシャイニングフィンガーで・・・。」
ターンXの右腕が白く輝きだす。
「や、やめてください!そんな事したらコロニーに穴が開いちゃいますよ!」
慌ててロランがギンガナムを止めた。
・・・ココは廃棄コロニーなんだから今更穴が開いたってどうって事が無いのだが、
この辺にロランの性格がでている。
・・・きゅい、きゅいいいん・・・。
と、何処からか機械の稼動音が聞こえてきた。
691 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 20:19 ID:UvweE9tz
ロラン「・・・あの、ギンガナムさん、何か聞こえませんでした?」
稼動音を聞いたロランがギンガナムにそう問いかける。
ギンガナム「ああん?小生には何も聞こえなかったぞ。」
ロラン「でも僕には聞こえましたよ!・・・かなり小さな音でしたけど・・・。」
キュイイン・・。
ロラン「ホラ!」
ギンガナム「・・・確かになにやら音がした気がしないまでも無いな・・・。」
ギンガナムには良く聞こえていないようだ。
この辺り「繊細な人」と「大雑把な人」の差が出ている。
ロラン「とにかく行って見ましょう!誰かいるのかもしれません!」
ギンガナム「・・・仕方ないな。」
二人は音のするほうへ歩き出した。
きゅいいいん・・・きゅいいいん・・・。
音が大分はっきりとしてきた、音の主が近いんだろう。
ロラン「そろそろ音の現況が見えてくるはずですね・・・。」
と、二人の目の前にでかい廃材の山が。音はこの向こうからしてくるようだ。
ロラン「じゃあ、僕が様子をみてきますね。」
ロランはターンAから降りると、廃材の山を登りだす、
そして頂上にたどり着くと、そこから向こう側を覗き込んだ。
>>691 …………………………廃材の山。
頼むからシャングリラチルドレンだけは出さないでくだつぁい(−人−)
帰れ!
ねーねー停電とか共鳴とかニコルとかどうなったの?
695 :
:02/11/15 20:31 ID:???
このスレも終わりか・・残念だ・・
696 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 20:31 ID:UvweE9tz
ロラン「・・・なんですか、あれ・・・。」
ロランは廃材の山の向こう側を覗き込んでそう呟いた。
そこに居たのは、「戦車とモビルスーツが合わさったような実に中途半端なもの。」
音の原因はそれだった。
腕らしきところが作業用アームである事を考えると、恐らくは作業用の機械だろう。
その機械はさっきまでの自分達と同じように廃材の中を探していた。
ギンガナム「おーいロラン!何が見えるのだー!」
下でギンガナムが大声で叫ぶ。
ロラン「何だかMSみたいなのがいます!恐らく作業・・・うわぁああっ!」
ズザザザァーッ!
もっとよく見ようと廃材の山から身を乗り出したロランは反対側に転がり落ちてしまった。
ギンガナム「!ロラン、大丈夫か!」
ギンガナムは驚いてロランに向かってそう叫んだ。
反対側ではロランがお尻をさすっていた。
ロラン「イテテ・・・大丈夫です、怪我は・・・。」
そこまで言って、ロランは固まった。
ロランの目の前にさっきまで作業していた機械が立っていたのだ。
697 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 20:33 ID:UvweE9tz
<<695
勝手に終わりにしないで下さい。
皆、ひそかに699をねらってるのか?
AIR
701 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 20:42 ID:UvweE9tz
ギンガナム「どうした!何があったのだ!」
ギンガナムは叫ぶ、しかし返事は無い。
ギンガナム「どうやら向こう側には相当恐ろしいものがいるようだな・・・。」
ギンガナムは廃材の山を見ながらそう呟いた。
ギンガナム「よぉし待っていろ!今すぐこのギム・ギンガナムが助けてやるぞ!」
なにやら気合の入るギンガナム、
・・・どうやら廃材の山の向こうにいる『恐ろしいもの』と戦いたいらしい。
相変わらず、戦と来れば気合の入るギンガナムだった。
ロラン「・・・あ、あ・・・。」
ロランは目の前にいる得体の知れないものに対して恐怖を抱いていた。
タ−ンAは瓦礫の向こう側、絶体絶命の危機だ。
ガシャン!
と、突然謎の機械が前のめりになる!
ロランは更に恐怖が倍増するが、怖がってばかりではなかった。
ロラン「く、くそっ!来るならコイー!」
ロランは近くにあった鉄パイプを手にそう叫んだ。
??「・・・お前、ここに住んでるのか?」
と、謎の機械の中から声がした。
つまらねぇ・・・つまらねぇんだよ
空気読めなくてごめんね
>>701
オナニー小説は一人でやれ!
706 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 20:50 ID:UvweE9tz
ロラン「・・・へ?」
その声にロランは間抜けな声を上げる。
プシュウ
と、謎の機械のハッチが開く。
??「こんな所に人が居るとは、驚きだぜ。」
コクピッドから一人の男が現れた。
ロラン「・・・。」
ロランは声もでなかった。
・・・と、その時。
ドガァン!
いきなりロランの後ろの瓦礫の山が吹き飛んだ!
ロラン「うわぁっ!?」
ロランは衝撃で吹き飛ばされた。
??「な、なんだぁ!?」
男は衝撃に耐えながら瓦礫の向こうを見た。
ギンガナム「フハハハハ!さぁ、怪物はどこだぁ!」
向こう側にはターンXに乗って大笑いするギンガナムの姿があった。
707 :
1:02/11/15 20:51 ID:???
次スレ立てますか?ここは隔離スレにして・・・
@>ふりだしにもどる
A>つづける
参.月光蝶発動!
( ´д`)ノ ふりだしに戻りたいです!
>>707 折れは隔離スレをつくって隔離できたのを見たことがない
>>711 同意。
もうこれは完全放置しかないんじゃない?
透明あぼーんしる。
713 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 21:09 ID:UvweE9tz
??「ちょっとロウ!さっきの音は一体何!?」
騒ぎを聞きつけたのか、防護服をつけた少女がやってきた、
そこで少女が見たものは・・・。
作業用MSのハッチを開いたまま呆然としている仲間の姿と、
訳の解らないMS二機
そして隣で気絶している、褐色肌の少年だった。
ロラン「う、うーん・・・。」
ギンガナム「ハハハハハ・・って、お前等誰だ?」
ギンガナムはようやく少女と少年の存在に気が付いた。
??「・・・俺が聞きたいよ・・・。」
少年はそう呟いた。
夜も昼もわからない、廃棄コロニーの一角、
火を囲むように少年2人、少女一人、御大将が座っており、更にその周りを4機のMSが囲っている。
??「ヘェ、貴方達船のバッテリーを探しに着たんだ。」
少女はギンガナムとロランに向かってそう言った。
ロラン「ええ、航行中にバッテリーが切れてしまって、それで・・・。」
ロランが二人に説明する。
??「ばっかだなーお前等、出航前にバッテリーのチェックぐらいして置けよ。」
少年が二人にそう言った。
ギンガナム「好きでバッテリー切れになった訳ではないわ!」
ギンガナムが叫んだ、他の3人が笑う。
どうやら、彼等は打ち解けたようであった。(ご都合主義・・・。
714 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 21:22 ID:UvweE9tz
??「ところでお前ら、なんて名前なんだ?」
少年が二人にそう言った。
ロラン「僕はロランです。」
ギンガナム「ギム=ギンガナムである!」
二人は自分の名前を名乗った。
??「ロランにギムか・・・お前等、船のバッテリーがほしいんだったな?」
少年の問いに二人はコクリとうなずく。
??「ココであったのも何かの縁だ、船のバッテリーをわけてやってもいいぜ。」
ロラン「本当ですか!?」
ロランたちの顔がぱぁっと明るくなる。
??「ちょっとロウ!今日始めてあったばかりなのにそんな事して良いの!?」
少女が少年に向かってそう言った。
??「困った時はお互い様だろ。」
少年はそう答えた。
ロラン「ありがとうございます!ええっと・・・。」
ロランはお礼を言おうとするがまだ彼等の名前を聞いていなかった。
??「俺の名前はロウ・ギュール一流のジャンク屋だ!」
??「アタシは山吹樹里、ロウと同じジャンク屋チームの一員よ、」
少女と少年はロランとギンガナムに自己紹介した。
ここに書き込むときはコテにしる。
そうすれば文句も減るぞ
このスレも終わりか・・・・良スレだったのに
>>715はID:UvweE9tz→ID:UvweE9tzへ
の間違えナ
このスレ見つけて3日もたってなかったのに・・・(´д⊂ヽもう終わりかよ
他の職人さんはみんな逃げちゃっただろ−しなー。
耳中常聞逆耳之言、心中常有払心之事、纔是進徳修行的砥石、
若言言悦耳、事事快心、便把此生埋在鴆毒中矣
耳に入るのは耳の痛い言葉ばかり、
することなすこと思うようにいかないという状態の中でこそ、人間は磨かれる。
耳に入るのは甘いお世辞ばかり、何事も思いのままという環境ならば、
知らぬまに猛毒に侵されて一生を台無しにするだろう。
最近折れの見てたスレが廃れていくヨ
ところでAAって自家発電できるんじゃないか?
充電だけでは不便だろ。。。
_r=======ュ._
// / ,' l .i. i, 、 ` 、
. / .,' ,' i l l. 'i ', ヽ
. // / ,' .l l l 'i ',. `、. ヽ
// / / .l l _l__'i_ ', `、. ヽ
// /.ィ‐'77.二、 ̄ ‐'ニ,-、 |「ミヾiー-、. ヽ
//ブ´/ Λ〉ィてj ┴゙′||ミj-( `、`、ヾ. ',
ゝ,/ / / l| ^ フ ヽ il||||| |レ^i } ', `、 }ノ
. ` 'ー-'、..__| ヽ ^′ `|||l .||_,.イ_.. -‐ ''´
l、 `ーニ=-‐' |レ'{
|lヽ. `ー‐'´ .イ| l
_.||-|ヽL___,..-‐''´/|| トッ、
. _, -イ il|||/! ヽ / ||/:./:.:.`' ー- .,_
,ィ-イ/:::::/::::l/`ー、 l _.∠-‐':.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:......`..:、
よく知った台風だ、イオンの匂いもするな
>720
ターンXを再起動させた際、バッテリーが完全に焼きついて、
バッテリーごと取り替える必要があるんです。
しかしまあ本当に定番な逆切れ厨房だね・・・。
本人も引くにひけないんだろうけどさぁ(w
724 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 21:43 ID:UvweE9tz
コロニーの外壁に沿って、2機のMSと小型艇が飛んでいた。
ロウ「この外側に俺たちの船があるんだ、そこに着いたらバッテリーを分けてやるよ。」
ロウはロラン達にそう言った。
ギンガナム「ウム、ささやかなご好意感謝する!」
ギンガナムはロウにお礼を言った。
ロウ「ところで・・・そのMS、お前たちの物か?」
と、ロウがギンガナムにそう問いかける。
ギンガナム「うむ、一応そうである!」
ギンガナムはそう答えた。
ロウ「そのMS、只者じゃないな、俺の直感がそれを告げてるんだ。」
ロウはギンガナム達に向かってそう言った。
ギンガナム「ほう、人目でそれを見抜くとは只者じゃないな、ハハハハハ!」
ギンガナムがそう言って笑ったその時だった。
ピピピピピ
ロウの小型艇に通信が入る。
ロウ「ん、ちょっと待ってくれ、通信だ・・・。」
ロウはそう言って通信機を見た・・・。
ロウの顔が青ざめる。
ロラン「どうしたんです?」
ロランがロウに話しかける。
ロウ「・・・おい、悪いけど急がせて貰うぜ。」
ロウの小型艇の速度が上がる。
ロウ「俺たちの船が襲われている!」
725 :
:02/11/15 21:44 ID:???
正直、御大将以外のキャラが参戦してきた時点で嫌な予感はしていた
タイムベント
もう皆無視しようや。
構うだけ無駄だろ。以後放置しる。
今度からトリップつけてもらおうヨ
730 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/15 21:58 ID:UvweE9tz
丁度御大将達のいる位置とは反対側の位置で一つの船が攻撃を受けていた。
青年「くそっ!ロウ達はまだなのか!?」
青年・・・名前はリーアムというのだが・・・は船の周りを囲っているMSの大軍を見ながらそう言った。
女性「落ち着いて、ロウが来るまで持ちこたえるのよ!」
女性がリーアムに向かってそう言った。
ちなみに彼女の名前はプロフェッサーだ。
リーアム「そんなこと言ったって・・・これだけのMSから攻撃を避けるのは・・・。」
リーアムがそう言ったその時だった。
こちらに向けて、ミサイルが一機飛んできた!
『!?』
避けきれない!?そう思ったその時だった!
ギンガナム「フハハハハ!?助太刀いたーす!」
ミサイルと船の間に一機のMSが割り込んできた!
がしいっ!
MSはミサイルを掴みこんだ!
リーアム「!?」
その様子を見て驚くリーアム。
ロウ「オイ二人とも、大丈夫か!?」
と、そこへロウがやってきた。
「ちなみに」使いすぎ
>>UvweE9tz
お願いです。もう書き込まないでください(つД`)
「"`、
┌───┐ │ │ | ││ ..-----ゝ ヽ―――
│ │ \ │ / ┌┼┐┼─┼┼ /⌒  ̄
├───┤ \ | / ││││ └┘ _ノ /⌒ヾ :
│ │ ──┬┴┬── │││└──‐ .( ノ: ::
├───┤ / .| └┼┘__|__ )γ´::: _∫::: λ :.::...
│ │ / | │ /|\ .ノ 7::::::. )`^` ̄ l___ノ⌒ノ::
│ │ ./ | |>、./ | \ヾγ:::.:::: ノ ノ _ノ___--、└┐ _ノ:
/ 」 / .|__l / | ノノ::.::::: ζ__.l__レ´く__o`)ノ ノ λ-、ヽ:
──────┐││ _)ζ:::::┌´:::K/^ `⌒  ̄ /^""(-、 |:
┌────┘ )  ̄レ ::::::./  ̄`--´_/ )/ /:
│ ( :::::::lヽ、^ _ | .┴´::
└──── . ヽ┐ ::::::λ、___ノ_.、ノ`ヽ /::::::
┌──────────┐ │ │ .ζ ::::::::::::::| `r―′__.-┤ `l::::
│ │ │ │ ノ´ ::::::::::ヽ |.--┴--ノ .--´::
│ │ │ │ ζ ::::... :::::::::::|√ ̄ ̄`´ く::::::::..:
├─────────┬┘ │ │ ヾ::::::::: :::ヽ  ̄` )::::::
│ │ │ │ (:::::: :::.. ...:::::::|____./ ゝ::
│ │ ヾ::: ::::::::::::::::ヽ (:::
│ │ │ │ \_ ::::::ノ ヽ_
本編に沿ったとこだけやってれば…
ってそれじゃ一周置きか(笑)
730が一人で書いてたわけじゃないだろうが。
何一人占めしてるかね。
738 :
737:02/11/16 00:04 ID:???
すまそ。
『730が一人で書いてたわけじゃないだろうが』を
『ID:UvweE9tzが一人で書きつづけても良い訳ないだろうが』
と入れ替えてください。
この方が判りやすいと思うので。
739 :
737:02/11/16 00:08 ID:???
ってか、他の職人さん達はどこ行っちゃったの〜?
こうなったら自分で書くしか(・∀・)
…………………………もっとダメだ〜〜〜〜!つД`)
まあ明日の本編見て気分を切り変えようや
UvweE9tzよっぽど悔しかったんだろうね…。
可哀そうに…頭が(藁)
とりあえず 今夜の放送が終わったら
アルテミスの話のつづきからつなげよう
難民達の顔に活気が戻り、場の空気が和やかになったころ…
パッ
「あっ、明かりがついた」
「電気がきたぞ!」
室内にに光が戻り、歓声を上げる難民達。
ディアナ(この方々はもう大丈夫のようですね。でも
どうやって電力を手に入れたのでしょう?)
――――ところ変わって格納庫――――
ナタル「チャージ70%完了!ブリッジの機能回復しました。
全区画に電力まわします」
マリュー「ウンウン、いい調子よお〜。このまま一気にフルチャージよッ!」
ギンガナム「お姉さん!MSは戦のために使うのであってこういう使い…」
マ「うッさい!ごちゃごちゃ言わずに黙ってやる!!」
ロラン「仕方ないですよ、AAが動かないと、帰るとこ無くなっちゃいますし」
ギ「しかアーしっ!小生のターンXは充電器などではなーーーーーーーい!!」
ターンAとターンXは発電機に繋がれ、電池代わりに使われていた。
マ「ギャーギャーわめくな!このチョンマゲ!」
ギ「こんな事、ターンAだけに任せれば良いであろうお姉ぇぇさん!!」
マ「髭が動かなくなったらどーすんのよ!それにあんた達エネルギー
満タンっぽかったじゃない!何か光ってたし」
ギ「あれは∀とXが共鳴していたのだ!!」
ロ「お二人とも止めて下さいよお。もうすぐ終わるんですから」
そんな言い合いを呆れ顔で見ていたナタルとグエン。
ナ「(…ハァ)それにしてもすごい出力ね... 有り難うございます、グエンさん。
あなたの提案が無ければ今ごろどうなっていたことか」
グエン「いや、ウィルゲムを動かした時のことを思い出しただけですよ」
ナ「ウィルゲム?ああ、ディアナさんが乗っていらした艦ですね」
グ「ええ」
ナ「MSも使いようか... グエンさん、AAの一員として、ご協力に感謝致します!」
グ「いやいや、別にあなた方のためだけに協力した訳ではありませんし、それに」
ナ「それに?」
グ「暗いと、愛しいローラの顔が見えないじゃないですか(ローラタン(;´Д`)ハァハァ)」
ナ「…(キモッ)」
>591さんの続きのつもりで書いてみました。
こんなの初めて書いたから文章がツタネエや。職人さんは偉大だなあ。
何かおかしかったらスルーしてください。
修正は終った。
そのまま迷わず戦いつづけろ。
良職人の新人さん
キタ━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━!!!!!
749 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/16 11:14 ID:m9am6yhe
電気ついたしまた・・・・
⊂二 ̄⌒\ ノ)
)\ ( ミ""""γ / \
/__ ) ´Д`) _ //^\) ロ、ローラァァァァ!
//// / \w ⌒ ̄_/
/ / / // ̄\ ...ヽ.... | ̄
/ / / (/ \ \___
((/ ( _ )
/ / ̄ ̄/ / __
/ / / / . //ヽヽヽヽ
/ / ( / 川;´Д`)グ・・・グエン様!
/ / ) / ⊂ ll ll_.つ
/ / し′ 人 Y
( / し'(_)
) / ...::::::..:::...:...:.. ........ ...:::::::::::....:
し′ .....:::::::::::::::::::::::::::.::::::
..::::.::::::::::::::::::::::..::::::::::::::'
ってなるのか!?
復活の予感
すっかり御曹司ホモキャラ確立してるな
良スレは一人の香具師で崩壊し、駄スレは一人の職人の力で盛り返す。
個人的には「ID:UvweE9tz」の話自体は嫌いじゃないんだけどね。
ただ、あそこまで来るとギンガナムが種世界に来たと言う設定その物が生きてこない。
それと、一人で突っ走りすぎ。
と言う点が気になるのだ。
御大将は第3者的な立場で動いた方がいいよな
>>754 確かに、このままでは目立たなくなる・・・。(種キャラが
>>755 しかし、御大将が派手に動いた方が笑える罠。
ジレンマね(笑)
マリュー「メインエンジン、始動できそう?」
「あと5分ほどでいけます!」
マ「そう… やーっとこの宙域から出られるわね〜。ロランく〜ん、もうひと
息よぉ〜、頑張ってねっ♪」
ロ『はーい、分かりました。』
ギンガナム『ちょっと待ったァお姉さん!!』
マ「あン?あによぉ?」
ギ『何故にロランだけをねぎらうのだ!?腑におちんぞ!!』
マ「あーはいはい、あんたもがんばんなさい。」
ギ『…何か違いませんかァお姉さん!!(泣』
マ「あーもー本ッ当にうっさいヤツねえ!...まあ、ねぎらえば何でもやって
くれるから有難いんだけどさ。 …各機関、最終チェックよろしく!」
「レーダーに反応!MSです!!」
ナタル「何だと!まだこの宙域に残っていた奴が居るのか!」
マ「激ヤバじゃない!こっちはまだ動けないのよぉ!?」
「…あれ?この反応... スモーです!!ハリーさんですよ!」
マ「へ?あいつ帰ったんじゃなかったの?」
ハリー「ハッハァー!私は運がいい!あれほどのエネルギー波ならターンタイプの
ものだという読みは、正しかったようだな! …AA!私だ!ハリー・オードだ!
応答していただきたい!」
チャンドラ「艦長、ハリーさんが通信を要求してます」
マ「開いて」 「了解」
ハ『久しぶりだな、AAの諸君』
マ「久しぶりじゃないわよ!つーかあんた何でここに居んの?帰ったんでしょ?」
ハ『ディアナ様をお守りすることが我々親衛隊の使命!だから戻ってくるのは
当然だろう? …ディアナ様はその艦に居られるのだな?』
マ「ディアナさん?乗ってるわよ。にしても守るんならもっと早く来てよねー。
大変だったんだから」
ハ『そ、そうか。いや、済まない。所で着艦をさせていただきたいのだが。スモー
を修理しなければならなくなってな』
マ「(本当にこいつ何してたんだ?)ええ、いいわよ」『助かる』
マ「ふう。しっかしあのメガネの口ぶりは何とかならないかねー。偉そうにさ」
ナ「いいじゃないですか。戦力になる人なんですし」
マ「そーなんだけどねー。そういや修理とか言ってたわねあいつ。何壊したんだろ」
「スモーの映像、入りまーす」
マ「あらー、結構やられて… !!」
ナ「そうですね。これでは戦闘に… どうしたんですか艦長?」
マ「いや、あれ、頭...」 「頭?」
スモーの頭部は見事に凹んでいた。ただ、ナノマシンの修復機能(?)により、少しづつ
元の形に戻っているところだった。しかし、その姿は…
マ「まんまスケベ椅子じゃな〜い!!」
ナ「か、艦長!?」
ザワザワ(ホントだ、スケベ椅子だ)
ザワザワ(スケベ椅子…)
ザワザワ(そう見えないこともないけど…)
ザワザワ(もう、そういう風にしか見え…我慢できん!)「プー!!」
ブ リ ッ ジ 大 爆 笑
マ「あーっはっはっは!おっかしい!スケベ椅子が宇宙浮いてるわよお」
ナ「艦長!あなたがそんなこと言うから私もそうにしか見えなくなっちゃった
じゃないですかァ!」
マ「怒んないでよー。仕方ないでしょ〜そう見えるんだから」
ナ「あの子達は下向いちゃってるでしょ!」
_「クスクス(スっ、スケベ椅子ぅ)」
サイ「プッ、ククク…(腹いてえ)」
この一件により、ゴールドスモーに『スケベ椅子』という、不名誉な愛称が付けられて
しまった…
ギ「いよおハリー!!遠路はるばる小生たちを笑わせに来るとは、親衛隊長もやるでは
ないかぁ!!だが『下ネタ』はいかんなあ〜(藁」
ロ「あのぉ…スケベ椅子って...」
キラ「何なんですか?」
フレイ「ワタシもォ、子供だからワカンナ〜イ」
ディアナ「世の中には教えられることなく知ることもあります。その時をお待ちなさい」
ユッ、ユニバ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ス!!!(泣
スケベ椅子キタ━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━!!!!!
………………なんか違う(w
調子こいてまた書いてみますた。
ハリーさん戻しちゃったけど、良かったのかな?
勢いだけで書いたからやっぱりツタネエなあ。意味通じるか
微妙だし。
職人さーん、早く帰ってきてくださいよお。
漏れはそろそろ限界です。
スケベ椅子って本当に何?
>>763 健作汁!
ヤフっただけで出てきたヨ?w
>>763 椅子の腰を掛けるところにバイーブが勃ってると思われ
しかし、このスレの真髄って、誰かも書いていたけど
今日の放送のアノ場面、もし御大将がいたらどうなっていただろう…
って所にあるのだろうから、毎日何かをってのは
よほど上手くやらないと(CMパロの小ネタとか、一話分のエピソードを
密に展開するとかしないと)難しいんだろうなぁ。
職人さん、ガンガレ!
「くるくるくるくるくるくる」
ディアナ・ソレルは洗濯機をながめていた
アークエンジェルに残ったはいいが、とりたてて仕事がなかったため
とりあえず自分にできること、つまりは洗濯をすることにしたのだ
当初は「見せてもらおうか、全自動洗濯機の性能を」という気分だったディアナも
乾燥までしてくれる全自動洗濯機にすでにめろめろになっていた
「武人たる者、日々の鍛錬を怠ってはならぬ!」
ギムの大声が聞こえたきたのは、ディアナが一息ついたときだった
覗いて見るとギムがキラという少年と共に走っていた
「ボクは武人でも軍人でもない只の民間人なのに」
「MSに乗って戦場に出た者が、いまさら何を甘ったれたことを!」
健全な魂は健全な肉体に宿ると言う。適度な運動はいいことだ
彼等にはあとでお茶を煎れてあげよう、そうディアナ思った
「追いつけるかな、このギム・ギンガナムに!!」
ギムの声はとても嬉しそうだった
ディアナも嬉しくなった
「〜で、この服とか高かったんだから、丁寧に洗ってよ」
フレイという少女そう言って去っていったのは、ディアナが最後の下着をたたみ終わったときだった
残されたディアナは、溜め込んでいたのだろう大量の洗濯物と共に感動していた
あの少女は、異世界から来た女王と名乗る怪しい自分を信頼してくれたのだ!
高価で大切な衣類の洗濯を自分に任せたことこそ、その証ではないか!
この信頼には全力で応えなくてはならない
えいや、とばかりに全自動洗濯機を睨みつけ・・・丁寧に洗う方法がわからずうろたえた
数秒の自失の後、ディアナは最初に使い方を詳しく聞かなかった自分を恥じた
しかしすぐに使用マニュアルがあるはずだと思い至り、捜索を開始
石鹸、洗剤、生理用品、清潔なタオル、誰かが隠したと思われるちょっとHな本
今ディアナが欲しいのはこんなものではない。ディアナはかなり焦っていた
こんなに焦ったのは数日前、ロランの自室に女少尉が頻繁に訪れると気付いたとき以来だった
(理由は彼女がターンエーの性能を詳しく知りたがっていたからだった)
もはや目に涙さえ浮かべディアナは必死に探した
このままではあの少女の信頼に応えられない
そのことがディアナを悲しくさせた
「ディアナ・・・さん?どうしたの、お尻振って?」
後ろからマリュー艦長の声が聞こえたのは、ディアナが洗濯機の下を探していたときだった
地獄に仏とはこのことだ!ディアナはほこりも払わず飛び起きた
なんと言っても彼女は艦長、艦内の事は知り尽くしているに違いない!
「全自動洗濯機のマニュアルはどこにあるんですか?」
「はい?」
事情を詳しく説明すると、彼女は腹を抱えて笑いながら洗濯機の使い方を教えてくれた
そればかりではなく、なんと艦長自ら手伝ってくれたのだ
「自ら雑務をかってでるお姫様に比べれば、なんでもないかと思うんスけど〜」
マリューはなにやら不倶戴天の敵をでも見るかのようにディアナの胸を睨むと、小さくガッツポーズをとった
そういえばフレイと言う少女も胸を睨んでいた気がする。コレがこの世界の挨拶かもしれない
しばらくすると「絶好調である!!」と、なにやら嬉しそうなギムの声がまた響いてきた
もう艦を一周したのだろう。流石はギム・ギンガナムといったところか
「一段落ついたところでお茶など如何ですか、マリュー艦長」
「あら〜嬉しいわね、姫様自ら煎れてくれるんですか?」
もちろんですと胸をはり、ギムにも声をかける
「ディアナの煎れた茶が飲めるとは、幸せものだなぁおねいさん」
「アンタのほうが幸せそうよ」
ギムとマリューのやり取りを見ると、この二人は結構仲が良さそうだった
ギムはこの世界で案外うまくやっている
ディアナはとても嬉しかった
一方、御大将たちのおかげで影が薄いクルーゼ隊の面々も、彼らの影響を少なからず受け始めていた。
舞台はザフト艦ガモフ内の食堂。
「・・・・・・」
アスランは食事にまったく手をつけていなかった。その瞳は何も無い空間に向けられている。
「アスラン?」
御大将の影響を一番モロにくらった二コルの視線に気づき、意識を現実に戻すアスラン。
「どうかしたんですか。ヘリオポリスの時からあなたは―――」
「大丈夫」
ニコルの発言を遮るように呟く。
「ちょっと、連戦で疲れただけさ。大丈夫、心配ない・・・」
そう言いつつ、手つかずの食事を返そうとする。が、ニコルの右手が彼の右腕をつかんで制止させた。
「大丈夫なら、何事も無く食事を終えているはずですよ」
静かな口調で諭すニコルの表情は、始めのうちは硬かったが徐々に笑みを含んでいった。
「まずは食べなくちゃ。悩み事の解決はそれからですよ。ね?」
「・・・ああ」
再び着席したアスランは、時々ニコルの笑顔を横目で見つつ食事をすませる。
十分後。人気がほとんど無くなった食堂で、ニコルのお悩み人生相談が始まった。
「で、何で悩んでいるんです?」
「・・・スクラップ。それとヒゲと月見うどん」
ニコルの脳裏に一瞬『ターンタイプ』やら『スモー』やらの語句がよぎるが、今はそれどころではないと思い直す。
「プラントのみんなのために軍に入って、お前やラスティやミゲル、ついでにイザークたちと一緒に訓練を受けてきた。
そしてガンダムを奪って・・・。これで戦争を終わらせられる。昔の親友の所へも大手を振って会いに行ける。
そう思っていた。だけど―――」
あのMSたちが全てを変えた。ラスティやミゲル、他の見知った仲間たちも次々消えていった。アスランはそう告げた。
コレンに竹槍で浣腸されたラスティ、
未来では人種の括りなど意味が無いと言った『スクラップ』に撃退されたミゲルの両名は
ヘリオポリスでの戦いで行方不明になっていた。
アスランはストライクに乗るキラのことも話そうかと思ったが、思いとどまった。
「俺が信じてきたモノや仲間が全て、わけのわからないモノに否定されていく。
それなのに、自分はここで一体何をやってるんだろうって・・・」
今度はアスランの脳裏に親友の面影がよぎる。3年前の桜並木の、そして数日前のガンダムの上での彼・・・。
悩むアスランの傍らで、ニコルはターンタイプへの欲望をさらに増していった。
>>767 まぁそこは
>>757以降に書いてあるような閑話休題的なエピソードでその場を繋ぐしか・・・・・
エピソードの合い間に一週間に一回進む種に合わせたストーリー・・・・・
成功すればドズルスレに並ぶシャア板の誇る神スレにもなり得るだろうな。
だけどそれには暗黙の了解的ローカルルールと
『職人』の名に恥じない職人の存在が必要不可欠だけど・・・・・・
774 :
767:02/11/16 18:28 ID:???
>>773 うん。だから
>>757〜の「閑話休題」ネタ見て
ちょっと驚いた。自分のカキコ直後なだけにw
ローカルルールの明文化はこのスレをのばすには必要だと思う。
それらは、これから職人サン達とこのスレの住人で作っていけば
いいんじゃないだろうか?
しかし…、種も今回の話の概要を1話で提示していてくれれば
戦争が行われている理由がハッキリして、のめり込めただろうに…
何か、今日の会話を見た分には「血のバレンタイン」って
開戦理由を求めてアスランのオヤジが引き起こしたって話にも
なりそうな気がする。w
「物資が切れた!!?この前小生がディアナ・ソレルに頼んで特別に補給を
受けたばかりであろうが!!!」
「・・・・・・・あんたがそういうことを言うわけ?張本人のあんたが!!」
マリューは額に手を当てつつその張本人、ギム・ギンガナムに言った。
「張本人だと!!?失礼な!!!この小生がいなければ補給は・・・・・」
「そうね、確かに補給は受けられなかったわ・・・・・・
でもね!!あんたのせいでそれ以上の被害がAAには出まくってんのよ!!」
「その通りだぜぃ、御大将。お前さんがばくばく飯を食うから」
「小生と同等に喰うコレンになど言われたくないわ!!」
「確かにあんたらは人一倍どころか人十倍ぐらい食べるけど問題はそんなことじゃないでしょ!!」
叫びながらマリューは机をバン!叩く、それには流石にギンガナムとコレンも
口を塞ぎマリューの方へ向き直る。
「ターンXの改造に使用した物資!ストライクを酷使して修理に使用した機材!!
ターンXの再起動の為に起こった事故で焼け付いた配線!!!
他にも17項目ほど『被害』がありますけどまだ聞きます?」
「全く酷い事をするもんだぜぃ」
「半分はあんたのせいでもあるんだけど・・・・・」
マリューはついに頭を抱えつつ二人に告げた。
「とにかく!!あなた達二人には責任を取って貰います!!!」
アークエンジェル格納庫
「・・・で、俺達はそのデフレ帯とやらに行けばいいんだな。」
作業用MSに乗りながらコレンはマリューにそう言った。
地球軌道上にある宇宙のゴミが集まって出来た場所、
それがデフレ帯だ。
「ええ、デフレ帯には廃棄されたコロニーの残骸や戦艦が放棄されてるの、
貴方達はその中に使えそうなものが無いか調べてきてちょうだい。」
マリューは二人にそう説明する。
「何故に小生がそんな事を・・・それに、そんな泥棒みたいな真似をしていいのか?」
ギンガナムが窮屈そうなコクピッドの中でそう言った。
「本当は私達だってやりたくないわよ、でも、緊急事態だと思って割り切るしかないわ。」
マリューはそう言ってため息を付いた。
「ふーん・・・じゃ、その宇宙のゴミ捨て場にいって来るとしますか。」
コレンはそう言うと、コクピッドのハッチを閉めた。
二人を乗せた作業用MSは、デフレ帯に向けて飛び出した・・・。
おお、今回の話と上手く繋がった。
「と言われたものの火事場泥棒など武門の家柄の者がすることではないであるよ・・・・・」
「拙僧も盗みは仏道に反する故にこの様なことは・・・・・・・」
「戦闘は仏門に反さないんですか?
それに・・・・それ以前にあの人僧侶だったんですか?全然イメージと違うんですけど」
キラがディアナに尋ねる。
「ええ、まぁ・・・僧侶だったこともあったような・・・
あの人の正体は実は私も掴みかねていて・・・・・」
ディアナは少し前のコレンとの『珍道中』を思い出していた。
その記憶の殆どが女王としての職務で埋まる中、
数少ない『思い出』と呼べる物の一つだった。
「そんな愚痴はいいから!!チャッチャと回収!!」
「「ヘイヘ〜イ」」
思い切りやる気のない返事がマリューに返る。
デフレ帯の中を作業用MSが飛んでいく。
「うひょーっ、そこいら中ガレキだらけじゃねぇか、
こんな所があるなんて驚きだぜ!」
コレンは周りを見渡しながらそう言った。
「・・・どうでもいいが、この中暑苦しいな・・・。」
ギンガナムはそう呟いた。
・・・そりゃあそうだろう、狭いコクピッドの中に筋肉質の男二人乗ってるんだから。
「はやく戦艦なりコロニーなり見つけるぞ!このままでは蒸し焼きにされてしまう!」
ギンガナムが叫ぶ。
「俺もアンタといつまでもこんな所に居たくないね・・・お、あれなんて良いんじゃねぇか。」
MSのモニターには、巨大な市街地の破片が写っていた。
コレンとギンガナム・・・面白い組み合わせだ
ところであの作業用MS、名前を何と呼ぶのだ?
>デフレ帯
つっこんでもいいんでつか?
「これがナチュラルの作った新型とそれすら超える謎のMSの情報か・・・・・」
「はい、しかしガンダムという新型は既に5機のうち4機が我らの手にあります、
しかしそれより遥かに重要な問題なのが」
「この謎のMS、だな?」
「左様です、閣下」
閣下と呼ばれた男の手には四枚の写真付きの資料があった。
「しかしね、君・・・・・」
・ ターンX、暗号名:スクラップ
・ ターンA、暗号名:髭
・ イーゲル、暗号名:ノッペラボウ
・ 金スモー、暗号名:月見うどん
「もう少しいい暗号名は無かったのかね・・・・・・?
これはそのまま上に渡すわけにはいかんよ。
悪い冗談としか思えん、特にその性能の辺りがな・・・・・」
「申し訳ございません。兵士達に与えた第一印象をそのまま使ったもので・・・・・
しかし性能については間違いありません。
ノッペラボウはともかく他の機体はガンダムを超える性能を持っています、
特にスクラップと髭は正しく鬼神のごとき戦闘力を見せました」
「失敗した者の言い訳、というわけでは無さそうだな。
しかたがあるまい、暗号名については私が考えよう。そうだな・・・・・」
・ ターンX、暗号名:亀
・ ターンA、暗号名:つるッ禿
・ イーゲル、暗号名:ロクロ首
・ 金スモー、暗号名:成金趣味
「というのはどうだろう?」
「・・・・・・・・(放心)」
「どうかしたかね?」
「いえ!閣下のネーミングセンスに感服した次第で・・・・・」
「はっはっは!そうだろうそうだろう」
宮仕えは辛いな、ラウ・・・・・・
<<782
え、ひょっとして間違えてる?
自分にはそう聞こえました。<デフレ帯
785 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/16 19:36 ID:Va9IUbqI
宇宙のゴミをスペースデブリて呼ぶから
多分『デブリ帯』じゃないかな。
こっちの世界ではデフレ帯でもいいと思うけど。
成金趣味にワロタ
>>784 デフレではなくデブリです。
聞こえは悪いですが現在の宇宙にも存在します>スペースデブリ
あ、一足遅れた。
789 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/16 19:41 ID:boTcGEAI
790 :
789:02/11/16 19:42 ID:Yvg6WscP
782じゃなくて781
「それでは小生はこれに乗って市街地を調査するので、建物のほうは任せたのである。」
宇宙服を着て市街地跡に降り立ったコレンに向かって、ギンガナムはそう言った。
「おう、じゃあギンガナム、お互い気をつけようぜ。」
コレンはギンガナムにそう言った。
「うむ、ではお互い言い報告が出来るように頑張ろうではないか!」
ギンガナムはそう言うと、コレンと分かれた。
コレンは目の前の建物の中に入っていった。
真っ暗やみな建物の中を、コレンが進んでいく。
「うひょぉ、かなり荒れてるな、何か戦争でもあったのか?」
建物の中を浮遊する残骸を見てコレンはそう呟いた。
・・・と、部屋の入り口が目に入る。
「何かあるかな・・・。」
コレンはそう思いながら部屋を覗き込んだ、そこでコレンがみたものは・・・・。
子供を抱えながら浮遊する、母親らしき女性の遺体だった。
「う、うおっ!」
いきなりそんなものを目にしてコレンは一瞬びびった。
・・・だがすぐ、気を取り直す。
「・・・どんな目にあったか分からないけど、こんな所にほったらかしにされて可愛そうになぁ・・・。」
コレンはそう言うと、手を合わせてお経を唱え始めた。
「あんな所に氷があるとは、思わぬ大収穫である!」
ギンガナムはご機嫌に市街地を飛んでいた。
「あれを報告すれば、奴等も喜ぶだろう、
跡はコレンの奴を回収して・・・・。」
と、MSのモニターにコレンの姿が映し出される。
何やら小高い丘で、穴を掘ってるようだった。
「・・・あいつ、一体何をやってるのである?」
ギンガナムはコレンの所へ飛んでいった。
コレンはギンガナムのMSに気が付いた。
「あ、御大将、丁度良いや、穴掘り手伝ってくれよ。」
そう言いながらコレンは穴を掘っていた。
「穴掘りなぞして何をするつもりだ?」
ギンガナムが問いかける。
「何、こいつ等を供養しようと思ってな。」
コレンはそう言って目線を変えた。
コレンの視線の先には、様々な遺体があった。
長い間放置されていたはずのその遺体は真空で絶対零度の宇宙空間に置かれていた為、
生前の姿を保っていた。
「・・・そうか、ならば小生を手伝おうではないか!」
その遺体を見て全てを悟ったギンガナムも、穴掘りの手伝いを始めた。
>>792 絶対零度の世界で地面は凍り付いてて掘れないと思うんだが。
まあ流れ的にはそっちの方がいいけどね。
御大将に惚れてるし(笑)
御大将&コレンの馬鹿力(本編には出ていないがイメージ的に)なら
凍り付いた地面ぐらい掘れそう、と言ってみるテスト。
馬鹿力とかで掘れる硬さじゃないと思うが…。
ぶちゃけ鉄より硬いぞ。
MSで掘れば問題なし(W
今日の種、何気に699のSSとかぶってたな
ターンXの覚醒に、全電力を一気に使い果たしたアークエンジェル。(AA)
ターンタイプの永久動力で電力を供給してもらながらの航行という、船の性格からすれば、全く、本末転倒なやり方(byナタル)で航行してきたが、もう限界だった。
そんな状況で順調に航行中…いや漂流中のAAがデブリ帯に辿り付けたのは運が良かった。
戦争の傷跡も生々しいデブリ帯を見て、皆がショックを受ける中、
マリューは「…付いてるわ!よっしゃ!物資補給よ!お宝探しよ!荒らしまくりよ!」と息をまいていた。その呆れた発言を聞いて「この罰当たりが…」と御大将が溜息をつく。
破片や残骸が広がる空間を、ターンXがセンサーを使って見当をつける。
その場所をイーゲルがミンチドリルで穴を穿ち、残りの皆で物資を回収する。
ロランはロランで、愛唱歌の「メリーさんの羊」を口ずさみながら、器用にターンAを
使って物資を見つけては回収している。
マリューは作業する彼らを見てこう言った。
「いい稼ぎぶりね。副業でジャンク屋でもやろうかしら。」「最後の手段ね。それは…」
軍資金を稼ぐため、公然の秘密として副業をする部隊も確かにある。ナタルの言葉に、
マリューは皮肉そうに笑った。「違うわよ、最後の手段は、艦ごと月へ身売りよw」
そこまで、私達は追い込まれていたのか…現実を痛感するナタルであった。
作業の最中、御大将はIフィールドの反応を捕らえた。
反応する座標の近くには、ご機嫌で作業するロランが居たので向かわせようとした。
ところが、またお宝を発見して夢中になっていたロランはあまり良い顔はしない。
でも「ディアナに言いつけるゾ?」と言った途端、ターンAは急発進した。
反応のあった場所では、アルテミスでボロボロになり、ザフトに囚われて必死に脱出した
ハリーのスモーが漂っていた…。操縦席では、衰弱したハリーがうわ言を呟いていた。
「…ロラン…助けろ…」外を見るとターンAが近づいてきた。ああ、幻覚が見えてきた。いよいよお終いだな。ぼんやりハリーは思った。(合掌
ハリーが目を覚ますと、そこは神の国、じゃなくてAAの病室のベットの上にいた。
横には天使が座って…違う!ディアナ様だ!慌ててベットから飛び起きて臣下の礼をする。
ディアナはそんな事をしなくても良いと笑い、既に剥いてあった林檎を差し出した。
「命冥加な奴よ」ドアが開くと、御大将とが笑って立っていた、他にもロランを始めとする正暦の面々や種の連中後ろから、気分はどう?と尋ねてくれた。その優しい雰囲気に、
ここ最近の不運の連続が嘘のようだと、ハリーは思った。(幸福
今までの事情を一気に話したハリーは、ザフトの連中に自分達の正体がバレタのは、
自分のせいだと詫びた。だが御大将はそれは、お前のせいでは無いと言い切った。
スモーの機体記録を見ると、ハリーが操縦席から転がり落ちた後、スモーは自動的に
周囲にIフィールドを発生させ、ハリーが遠隔起動させるまで、誰も近寄らせなかったという。スモーの自動防護機能が無事だったのだ。ハリーはホッとした。
「…何も出来ずに、スモーの周りを右往左往する連中の様子が見物だったよ!ハッハッハ」
じゃあ、何で月光蝶のことを知っていたのか?については、コレンが席をはずした時に、
ムウがコレンの話し相手の事を話した。彼女は敵のスパイだったのか、それともアルテミス崩壊の際に拉致されたか…場の雰囲気が一気に暗くなった。御大将は大声で言った。
「いずれにしても、ザフトの連中に正体が完全にバレタ訳ではないという事だ!」
「そうそう大体、誰が信じるのよ?あなた達(正暦の面々)が超未来の人間だなんて戯言?」
―それもそうだ。マリューの言葉に全員がどっと笑った。
フレイは笑う御大将達を見て“お前らが笑ってどーする!!”心の中で突っ込んだw
「いい加減待たせるな。ハリー大尉の具合はどうかね?」皮肉混じりの声がした。
フィルが病室に入ってきた。部屋に緊張感が立ち込める。
マリューは雰囲気を読んで、パンパンと手を叩き皆を仕事に戻らせる。(自分も逃げた)
一人残ったフィルにハリーは「済まないが、着替えたいので出てもらえないか?」と
静かに言った。
「成る程、天下の親衛隊も、続くアクシテンドの前では形無しか…」
修理中の艦内をハリーとフィルは見回りながら、御互いの経緯を話した。
フィルは、ハリーが消息を絶った後、痺れを切らしてウォドム部隊で乗り込んだのだ。
しかし、そこで見たものは、半ば漂流中のAA、壊れたスモー、半死半生のハリーだった。
そこからは、DCの修理部隊や何やらを呼んでの大騒ぎだったらしい。
マリュー達も連合軍に嘘の報告等の、正暦の存在を隠す隠蔽工作に忙しかったとのこと。
敵の掃討艦隊が来たが、ターンタイプにガンダムやウォドムのMS軍団で撃破したという。
自分が寝ている間に色んな事が起こったのだな、とハリーは実感した。
一方のフィルも、ある程度は機体記録等で既に知ってはいたが、ハリーのあまりの不運の連続に、哀れなモノだと思った。でもまた別に“しかし、2度あることは3度あるとも言うしなw”
とホクソ笑みもした。
「こんな、変な部品なんぞ使うな!全部、連合の標準部品でやれや!」
「ウチじゃこれが標準だ。このアフロ頭の蛮人!今じゃこの船の大半がDC標準だ!!」
「カントクに何を言ってるですかー!小林はやりますよー!」
部品規格を巡ってDCの技術者と整備のナベシンと弟子の小林が怒鳴りあってる。
時代を隔てても技術者同士は話しが通じるらしい。
そんな光景を見ながら、ハリーはフィルに私の処遇は?と切り出した。
「無い。」が返答だった。女王の弁護もさることながら、予想外のハプニングの連続に
苦しむハリーに月では、非難よりも同情票が集まった。その結果、勇気ある親衛隊長に
対する処分は無くなったという(フィル達も政治的立場があるしね)
「今や、君は英雄だ。その証拠にこれを見せよう。」
MSデッキに辿り付いて一角を指す。ハリーは驚愕した。新品の愛機がそこにあった。
「君の健闘を称えてコレを贈ろう。フルチューン、完全装備の新品だ。」
ハリーは喜んで受け取った。(良かったね)
ディアナも正暦に戻ることを承諾して、デッキの上で準備をしていた。
ロラン達、居残り組もその手伝いをする。
「修理もほぼ終わって、ディアナ様の準備が済めば、もう用は無い。
しかし“帰還”には、まだ時間がかなりある。今のうちに周囲の偵察も兼ねて
新品の試運転を済まして置きたまえ。一緒に帰る時女王の前で粗相はしたくなかろう?」
ディアナ様と一緒に帰れる!喜んだハリーは
早速、手伝いを終えたロラン達に伝えると、皆に祝福されつつターンAと共に試運転に
出た。
マリューは飛び立つ黄金の機体を見ながら少し羨ましくなった。
「いいわねえ。名誉の帰還か…」
「ハリーも少しは報われるべきだと思います。」出発の準備を終えたディアナが言った。
「オホン。ところで、ディアナ様。準備はよろしいので?」フィルが来た。
フィルはディアナの返事に結構と頷き、ゴマを擦りまくるマリューを制して言った
「では、これから直ぐに帰還します。」
二人「は?」
周辺の空域を飛ぶハリーとロラン。「良かったですね」と言うロランの言葉に少し照れる
ハリーだ。
機体は軽快だし、気分体力も上々。これからは人生上向きだ。
その時、マリューから通信が届いた。
「ねえ、貴方ひょっとして、あの鼻デカと仲が悪い?」「何故かね?」
「だって…」AAの方角から閃光が閃いた「…貴方を置いて帰ってしまったもの。たった今。」
ハリーの顎がカクンと外れた。
MSデッキ。皆が哀れと思う中、ハリーが泣きながら床を叩いていた。
「…止めたんだけどね。どうしても帰るって、女王さんをウォドムの操縦席に無理矢理
放り込んで帰っちゃったのよ。ピンと来たから通信したんだけど、遅かったわ。」
マリューが溜息をついた。
「…確かに仲が悪いのだよ。フィルとハリーは」と御大将がしみじみと言った。
「だけど、酷すぎるな。MSをやって油断させて、置き去りにするなんて」とキラ。
「味方同士で裏切り合うのは連合軍だけじゃないってことさ。」とサイ。
「おまけにこんな悪趣味なメモまで残して」とミリアリア。
メモの中身
「いいから、ハリーお前はそこに残れ。byフィル」
ハリーは絶叫した。
「おのれ!フィル!我魂魄百万回生まれ変わっても恨み晴らすからなっ!!!」
正暦
「はははは、とうとうやった!これで、ハリーの奴は、種の世界に島流しだ!!」
ハリーを油断させて、置き去りにするフィルのあまりにも卑劣なやり方に
ディアナは怒っていた。でも長年の宿敵に勝ったフィルは意に介してないらしい。
どうやって、懲らしめようかと思案していたディアナは、ウォドムのセンサーから
外部にDC意外の金属反応ありという報告を受けた。
早速、回収してみると救命ポッドだった。近くの空間を漂っていたのを巻き込んだか?
「無人か死んでますよ」と渋るフィルを尻目に、ゲンガナムの宇宙港で開放してみた。
ピンク色のハロを持った少女が出てきた。勿論生きてる。
「此の方を、元の世界に戻さなければなりませんね。必ず」ディアナは笑った。
目論見がはずれたフィルは、真っ白に燃え尽き廃人になった。
(悪い事は出来ないもんだ。)
・・・何やら新人さんとかが頑張って書いたSSが無駄になった気が、
まぁ良いけど。
そんで感想、
かなり面白いです、ハリーさんが。
もう、絶叫とかしかしてないですね、この人。
ちゅうか種キャラ含めて立てるの上手いなぁ
ここの職人
「あ、戻ってきた。」
マリューがそう言ったのを聞いて、ハリーがモニターにしがみついた。
確かに、アレはフィルのウォドムだ、何やら救命ポッドのようなものを担いでいる。
「あのウォドムを収容して!」
マリューが指示を出した。
「ああ、一瞬どうなるかと思いましたけど、たどり着けて良かったですわ。」
ピンク色の髪の少女は笑いながらそう言った。
その隣にはちゃっかりとフィルにくっついて戻ってきたディアナが立っていた。
「それじゃあこの女の子が、救命ボットに載ってこの近くを漂っていたわけですね?」
キラがディアナに問いかける。
「ハイ。」
ディアナはそう答えた。
「・・・何で、女の子がこんな所をただよっていたんでしょう・・・。」
ロランが疑問に思う。
「・・・それは解りません、しかしそれよりは・・・・。」
ディアナはそう言ってある方向を見る。
「おのれフィル!よくも私を置いていこうとしたな!」
「貴様なぞ居なくとも、ディアナ様を守るのはDCだけで十分だ!」
「言うか!この愚か者が!」
・・・AAの外の宇宙空間でハリー対ウォドムの戦いが繰り広げられていた。
皆それに夢中で、少女の事などそっちのけだ。
「・・・あの二人を、止めませんとね・・・。」
ディアナはそう言ってため息を付いてしまった。
age
>>798 あなたがこのスレを支えてきた人なのか、それとも1なのか、
私はまるで知りませんが、何も書かずにいきなり今まで書いてきた人の内容を
完全に無視することを書くのは如何なものかと・・・・・・・
トリップ付けたコテハンがやっているスレならともかく、
見る限り(669のような厨房出現以前から)数人の人間でこのスレは綴られていたようですし・・・・・
>>811 でも798のSSも決して悪くは無い・・・。
このまま798でいくかそれとも前のSSを続けるか・・・。
他の人たちはドッチを選ぶ?
まぁまぁ、落ち着けよ。お前ら。
確かに798のSSは決して悪くないけど(一部を除けば)その前の
SSの流れも俺は好きだ。
よって妥協案として・・・・・合作(w)
まず御大将&コレンの珍道中の結末を誰かが書いて(無責任な押し付けだが)
その後フィルが現れた、ということにすればよかろう。
ハリーのAA帰還については・・・・・・・
まぁ798のほうで良いのでは?前のは完全ギャグで
その後はストーリーに絡んでないから変更しても被害は少ないし。
前のを書いた人には悪いけど別に削除するわけでもないし・・・・
というところで如何だろうか?
まぁ最終的決定権は職人にあるわけだが・・・・・・
814 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/17 00:32 ID:JOHwfXDo
@負けた方は以前同様夢オチ化(笑)
A強引に『御大将らが墓を作った後に798以降の展開になった』とする
815 :
814:02/11/17 00:34 ID:JOHwfXDo
シマッタ一足遅かった(汗)
<<815
今回、@の方法を使うには相当無理があると思う、
無理やりくっ付けるが一番妥当かと。
最終決定権はしょくにんだけどさ。
「ウム、これだけ掘れば良かろう。」
ギンガナムは目の前にいくつも開いた穴を見て満足していた。
「よし、こいつ等を埋めていくぜ。」
コレンはいくつもの穴に一体ずつ遺体を入れていく。
その穴をギンガナムが一つ一つ埋めていく。
そして廃材などで作った墓を立て、その前で手を合わせる。
「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華桔梗・・・。」
「戦争の犠牲者達よ、安らかに眠れ・・・。」
ギンガナムとコレンはそれぞれ手を合わせていた。
そして、AAに戻ろうと、その場を離れた時だった。
「・・・おい、あれウォドムじゃねぇのか?」
コレンは、宇宙空間にウォドムが漂ってるのに気が付いた。
>>799に続く
・・・これでいいかな?
743-744と757-760を書いた奴です。
あれは職人さんに戻ってきてほしくて書いた奴だから、
漏れとしては今はワーイでヤターってなもんです。
757-760はハリーさんをAAに戻したほうがいーかな、と
思って書いたので。
スケベ椅子はやりすぎたか?とも思うのでスルーしてもらって
結構でつ。
それにしても職人さんてのはやっぱすげえや。読み応えあるなあ。
一応今から書きますけど、私は基本的には「本放送の流れの中に
∀のキャラがいたらどうなるか」というスタンスで書かせて頂こうと思います。
他の皆様が書かれる流れとはまた違うものになると思いますので、
流れを律するためにも了解を取っておきたいと思います。
あと、トリップって付けた方がよろしいですか?
遅ればせながら、ニコアスコンビの771、772を書いた奴です。
自分のも職人さんに帰ってきてもらおうと書いたものです。目的達成でヤター(笑)
これまた“技の”1号さんとかぶりますが、やっぱり職人さんはすごいですね。
自分が書き込む時はほのぼの系だったり、鬱シリアス系だったり、
自我を持たないはずのSEEDガンダムズがいきなり喋りだしたり(嘘)・・・といったスタンスで書かせていただきます。
あと、ウチのもスルーOKです。でも戦うたびボコボコになるクルーゼ隊にも愛の手を(笑)
このスレは再生した!
「デブリ帯、ですか?」
「そう。宇宙空間に散らばるゴミが地球の引力にひかれて自然に集まったゴミの山。それがデブリ帯(ベルト)」
ロランには初めて聞く言葉だった。
「今回はデブリ帯に立ち寄って、運がよければそこで補給を受ける。
……まぁ、補給というか、いただくというか……」
発案したフラガ大尉も少々バツが悪そうにしていた。
暫し後、アークエンジェルの前に巨大な廃棄物のリングが見えてきた。
「すごい……」
その壮大さ、巨大さに誰もが息を呑んだ。
しかし。
「あれ、今お魚が?」
ミリアリアが外に何かを見つけたらしい。
「バカだな、宇宙空間に魚なんて……」
カズイは言いかけて言葉を飲んだ。アークエンジェルの艦橋のすぐ横を大木が流れて行ったのだ。
デブリ帯に近づくにつれて流れてくるゴミ。しかしゴミというにはあまりに不自然なものばかりだった。
大木、魚、エレカに、ぬいぐるみ。
「艦長、これってもしかして……!」
「……貴方たち、よく見ておきなさい。これが『血のバレンタイン』の遺したものよ……」
無残に破壊され瓦解したコロニーのブロック群。
人が生きていた証。家、車、木や、人間そのものも。
そこには確かに人間が生活していた。そう遠くもない過去に。
「そんな、そんな事って……」
展望ルームで外を見ていたロランは愕然とした。
「これが、黒歴史!」
「何と惨たらしい……」
隣のディアナもその場にへたり込んでしまった。
「これが戦争。これが、黒歴史なのですね」
「連合の核ミサイルでザフト側のプラントコロニー、ユニウス7が滅亡。
記録では約24万人の民間人が亡くなったそうです」
ターンエーのライブラリからこの時代のことを幾らか学んだロランがディアナに仔細を教えた。
「ここでも核! 人間は、一体何度同じ間違いをすれば……!」
ロランは床に拳を叩きつけて、絶叫した。
「宇宙(そら)の傷痕、か」
メインブリッジにどっかりと座り込んでいた御大将は呟いた。
「補給線を断つ事は戦争においては常套手段だ。腹が減っては戦はできんからな」
すっと巨体が立ち上がった。
「しかし!」
先程まで腰掛けていた椅子に片足を乗せ、腰の刀をスラリと引き抜き一刀両断に虚空を斬った。
「……これは気に入らんな……」
一気に全部ウpすると息切れするので小出しにさせて頂きます。
今回はこの辺で。激しく中途半端ですみません。
次回は明日の朝ウpします。
水って放射能汚染って無いの?
話がごちゃごちゃしてきたね。
何処かのサイトでまとめてくれないかな?
トリップつけてくれたらわかりやすいかもなー
ってことでできればつけて欲しいです。
>>820
600以降740までの範囲は、黒歴史に引っかかりそうなので纏めませんでした。
話の流れに関しては、適当なので補完頼みます。
>>820 トリップはあったほうが良いかも。
偽者が現れて話をとんでもない方向に持っていく奴が出るかもしれないし、
気がつかず同時に投稿し、話が読者に判らなくなる事があるかもしれない。
特に土曜日の放送後はその確率が高まる恐れ大ナリ(笑)
・・・トリップって何ぞや?
聞くは知らぬ単語ばかりなり・・・。
↑これのこと
いや、↑これだけではこれに何の意味があるのか・・・。
暗証番号みたいなもの?
↑は天然
暗証番号みたいなものなら自分のトリップはこれ↑で。
841 :
マジレスマン:02/11/17 12:59 ID:iYtL6nmP
>>840 名前欄に
# 適当な文字列
と書くと◆半角10文字
となる。これをコピペして名前欄に書いても◇となり、
適当な文字列が相手に漏れない限り、個人識別が可能になる。
試しに・・・。
このスレを見て、「葉鍵ロワイアル」を思い出したのは俺だけか?
このスレの今後については、あそこのやり方が参考になるのでは? と言ってみる。
>>843 スマソ、ちょっと詳しくおしえてほしいんだけど・・・。
そこはどういう風にやっているの?
>>808の続き
「貴様なぞに、ディアナ様が守れるものか!」
「お前達DCなんて居なくとも、私一人でディアナ様を守ることが出来る!」
「言ったな!この若造が!」
ハリースモーVSウォドムの戦いはまだ続いていた。
実力が同じなのか、決着がまだつかない。
このまま、いつまでも戦いが続くのかと思ったその時。
「お二人とも、こんな所で争うのはやめなさい!」
ゲシッ!メリッ・・・。
ウォドムの頭部にガンダムハンマーが、ハリースモーの脳天にはターンAの手刀が
それぞれ決まった。
『グハッ・・・。』
二人のMSは動きを止めた。
「ハイ、これで喧嘩両成敗ですね♪」
ターンAのコクピッドでディアナはにっこりと笑っていた。
「・・・ディアナ様、この世界に着てからやけに行動的になりましたね・・・。」
「うむ、小生もそう思う。」
「それより見てよ、ハリーの機体の頭、またスケベ椅子になっているわよ。」
「・・・何度見ても笑えるな、あの頭は。」
核の所の繋ぎ方上手いなぁ
age
848 :
843:02/11/17 19:50 ID:???
>>848 よーするにAA長編板とおなじようなかんじだな。
うーん。正直まだそこまでしなくてもいいと思うんだが。
同感、本当なら周1回のペースで書かれるぐらいなんだし。
「う、く・・・。」
フィルは医務室で気が付いた。
「あ、気が付きました?」
看病していたロランが話しかける。
フィルはしばらくの間訳が解らなかったが、すぐ正気に戻った。
「ハリーは!?まだ気絶してるのか!?」
フィルはロランにそう問いかける。
「ハ、ハリーさんなら隣のベッドに・・・。」
フィルは隣のベッドを見た。
ハリーは、頭に包帯を巻いて気絶していた。
「・・・おい!ディアナ様をお連れしろ!今度こそ帰らせてもらうぞ!」
フィルはロランに向かってそう言った。
格納庫には、ウォドムが発進の準備を整えていた。
修理の暇が無かったのか、まだガンダムハンマーがめり込んでいるが、余裕で動く事が出来そうだ。
そのコクピッドにはフィルとディアナ様が乗っていた。
「それでは蛮族ども、もう合うことも無いだろうが、達者でな!」
フィルは見送りに来たAAクルーと御大将達にそう言うと、タイムゲートを通って正歴へと帰って行った。
「もう来るでないぞー!」
ギンガナムはウォドムに向かってそう叫んだ。
「・・・フィルの奴は行ったな?」
ウォドムの姿が完全に見えなくなった後、格納庫の入り口からハリーが現れた。
「おお、奴なら元の時代に戻ったぞ。」
ハリーの姿を見たギンガナムはそう答えた。
ハリーは不適に笑う。
「ディアナ様、もう出てきて良いですよ。」
ハリーはそう叫んだ。
すると、先程ピンク色の髪の少女が入っていた救命ポッドのハッチが開き、
そこからディアナ様が現れた。
「フッ、月についた時のあいつの顔が見ものだ。」
ハリーはそう呟いた。
「・・・ハリーさん、こんな事して良かったんですか?
貴方の仕事は、ディアナ様を守ることでしょ?」
キラがハリーにそう質問する。
「ディアナ様はこの時代の事をもっと良く知りたいそうだ、
ディアナ様の望みはかなえて上げるのも側近の仕事だ。」
ハリーはそう答えた。
「それに、これは私を置いていこうとした彼へのささやかな復讐だよ!ハハハハハハハハ!」
ハリーは高らかに笑った。
「・・・なんか、いつもと違いますよ、ハリーさん・・・。」
ロランがそんなハリーを見てそう呟いた。
・・・置いてきぼりにされた事をかなり怒っているようだ。
「・・・どうでもいいけどあのフィルって人あんなモノであっさり騙されちゃうなんて、ホント単純よね。」
マリューはそう呟くとクスリと笑ってしまった。
スケベ椅子ってなに?
正歴に帰り、ムーンレィスに期間中のフィル。
「フフフフフ、今度こそ上手く言った!」
フィルは不適に笑っていた。
「これで、ディアナ様の側近の座はDCのものだ!フハハハハハ!」
フィルは大声で笑った。
一方、後ろのディアナは一言も喋らない。
「・・・ディアナ様、何も言わんな・・・きっと疲れておるのだな。
帰ったら、休ませてやるとするか!」
フィルはそう思いながらムーンレィスに向かっていた。
・・・後ろにいるディアナが、実はただのマネキンである事にも気づかずに・・・。
・・・って言うか、何で正歴の連中はこんな安っぽい手にあっさり引っかかるのか・・・。
やはり、『平和ボケ』の所為なのか?
>>853 ・・・前にも同じ質問をした人がいた気が・・・。
なんかディアナばっかり目立ってきた気がする・・・
>>853 泡姫に世話になってこい。そうすりゃわかる。
858 :
853:02/11/17 23:31 ID:???
泡姫ってなに?
マジでわからんのですけど。
859 :
853:02/11/17 23:42 ID:???
泡姫ってディアナさんですか?
ソープ行って来い
アナ姫?
863 :
853:02/11/18 00:19 ID:???
厨房って言われても仕方ないと思うんですけど、
ソープって何ですか?
いつもの食堂。
テーブルには、御鍋がコンロの上でグツグツ煮えている。もう良い頃だ。
鍋を囲むのは、月と種の面々。上座についた御大将が厳かに言う。
「諸君。この鍋やコンロ、食材は全てデブリから拾ってきたモノである。
以前この地に生きてきた者達が一生懸命作ったモノなのである。
それを無駄にするのは、死者の冒涜であると言えよう。
非業の死を遂げた彼らの魂を供養する意味でこの食事会を挙行する!
だが、その前にコレン。最後の祈りを!」
コレンがお経を上げ、チーンと鐘をならした途端、皆一斉に食べ始めた。
マリューはやはり、デブリから拾ってきたビールを盛大に開けていた。
「ぷはあ!美味い!これのために生きてるなあ!」
ザフト艦。
落ち目の隊長に付く部下程切ないモノは無い。
戦争以降、紛糾を続けるザフトの評議会に自分の親がいれば尚の事。
こんなザマを晒すくらいなら、いっそ、AA追撃なんか放棄して別任務に付きたい。
ガンダム4人組の士気は最早落ちつつあった。(例外はいるけどね)
イザークは評議会のタカ派である母親に手紙を書き、
(内容は、偉い自分が不甲斐ない3人を抱えて頑張っています。云々というものだった)
書き終わった後、自分を任務から外すよう懇願の文をこっそり書き加えた。(セコイ)
ディアッカは「あ〜あ、英雄になる筈だったのに、予定が狂っちゃったよ。」とフザケタ事を抜かしつつゴロゴロしていた。
アスランは、キラやラクスの身を案じていた。お陰で悩みは増す一方だった。
「今回も駄目だった…どうしたらキラを取り戻せるんだ?…ラクスは無事なのか?」
ニコルはというと、
ガンダムの中で、どこぞの部隊と秘密回線で話していた。
音声のみの相手は、ニコルのデータとコレンの話を送られて大層、満足だったようだ。
「MS一体で戦局どころか世界の有り様を変えるか,非常に興味深いな…」(子安声w)
更に相手は、ニコルがクルーゼや評議会に、コレンの話を明かしてない事に喜んだ。
「クルーゼや評議会にこの話は大きすぎる。しばらくは君と私の間の話にしてくれ」
いつまで?というニコルの問いに、相手は事実の確認が出来るまでと笑って答えた。
さて、と相手は話題を変えた。特ダネをくれた君にお礼をしたいのだが?と申し出た。
ニコルはそれに乗った。
評議会に出頭するクルーゼに寛大な処置を、任務続行とそのための支援、
この二つを相手に要求した。相手はしばらく考えて承諾した。
話し合いが終わった時、最後に相手は言った。
「もし、ターンタイプが手に入ったら何処に、赤馬の紋章を入れたら良いと思うね?」
相手こと“赤の大将”は笑って言った…。
こうして、ガンダム4人組の任務は続行される事になった。
(表向きはガンダム捕獲、裏はターンタイプ、月光蝶の調査・奪取)
さて、イザーク君一言どうぞ。
「何故、母様は僕をこんな酷い任務から外してくれないんだ!!…手紙に書いたのに…」
ディアッカ「ケッ!知らないよ!」
864と865は854の後という事でお願いします。
ところでもう一個のスレと統一はしないのか?
>>867 統一はむりだろ、
完全にこのスレとは別の話として書かれてるんだから。
(このスレはターンAの面子が、種の世界に来てるのに対し、
もう一個のスレはギンガナム一人だけが種の世界に来ていると言う設定なのだ。)
<<864
・・・飲めるの?そのビール・・・。
まぁ他の食材は冷凍保存されてたようなものだから許せるけど・・・。
御大将の名前はギム・ギンガナム。
そして愛機の名前はターンX。
ごく普通の二人は、ごく普通の生活をして、ごく普通の演習をしました。
でも、ただ一つ違っていたのは、御大将は鍋奉行だったのです。
むぅ・・・いまいち(´・ω・`)
もう一個のスレって?
>863
いいから、黙っててくんない?
あんたの下世話な好奇心を満たす為のスレじゃないんだよ。
なんか
>>800前後の、文末に作者の突込みを入れるところは、微妙に>669っぽいんだが。
別人だったら悪いんだけど、何か気になる。
漏れも
>>800=
>>699っぽいような気がする。
でもまぁ、前回みたいに荒れるような展開にならないならOKなんじゃない?
875 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/18 12:40 ID:nFC/uP9E
ミスた。
699じゃなくて669ね(;´Д`)
>>873 >>874 思ってても口に出さないのが紳士だと思わんか?
別人でも本人でも今は、面白いんだから叩くなら話が荒れた後にしようや
紳士がこんなスレ覗くかボケ
いちいちレスするのもどうかと。
トレーズ様も、事はエレガントに運べと仰っていますし。
機動戦士ターネーガンダム主題歌(嘘)
『ターネー・ターン』
*た〜ね〜た〜ん た〜ね〜た〜ん
たぁ〜ねぇ〜
種の話が糞だと 誰が決めたんだ
黒くくすんだ暦を 武人が書きなおす
サムライのカタナは 種の人を巻き込み
燃え上がる闘志は 種の人蹴散らし
あなたとの 間に 藁いある形を
あなたに ささげる スレと言うしるしで
*(繰り返し)
*(繰り返し)
_アリア「…何よ、コレ...」
カズイ「このスレの主題歌さ。中々いけてるだろ?」
_「えっ?ああ、ハハ… と、トールはどう思う?」
ト「オ、オレ?あー、そのー、い、いいんじゃない?」
カ「だろー?よーし、これからどんどん詞を書くぞー。それで
俺の事覚えてもらうんだ!もう影が薄いなんて言わせないぞ!!」
_(気にしてたんだ…本編も存在感無いもんね…でも...)
ト(絶対迷惑になるって…気持ち、すごくわかるけどさ…)
"力の"2号さん、名前頂きマスタ。昨日意味分かったよ
882 :
876:02/11/18 15:33 ID:???
>>879 正直スマソ、漏れも熱くなりすぎたよ。
月の運河で頭冷やしに逝ってくる。
883 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/18 15:44 ID:7TPc/cTC
正直リレーでなく一人で書きたいなら2ちゃんからされ!って気がする。リレーしたい人とそうでない人のがごっちゃになってるよ。
>>883 ムキになりすぎるのは良くない
あまりこだわりすぎると「葉鍵ロワイアル」方式にするしかなくなるぞ
ネタスレなんだからマターリ楽しめや
885 :
853:02/11/18 18:08 ID:???
>>873 質問しても断られるという事はそんなに凄いものなのですか?
>>800前後の書き込みは別人ですけど・・・。
というか見始めたの昨日・・・。
885さん
漏れのネタで混乱させてしまってスンマセン。
スケベ椅子については、
当スレの
>>766さんがあなたの疑問に答えていますので
そちらをご覧下され。
もっと詳しいことはgoogleとかで検索してね。
失礼しました。
>873と874
すいません。798から805を書いた者ですが、669や699は私ではありませんよ。
あの時は、私自身、種が未来の話という流れになって、どうしよう?と逆に悩んでました。
おまけに不用意に798達を入れたら、流れを乱すことを指摘されて反省しておりました。
で、今は様子を見ながら書き込んでおります。拙い文ですが、これで疑問への回答になれば、
と思い書き込みました。また、無事にスレを使い切る事を願って今回はこれで失礼致します。
時に、文末や()内に突っ込みを入れるのは、何か問題があるでしょうか?あれば改めます。
何だか、その通り!ってな歌ですな。
御大将の大活躍、これからも期待!
いや、別に指摘はいらないんじゃないかと。
自分なんて突っ込み入れまくりだし。
「さて、急いでこれの修理をせんとな。」
ハリーは自分の愛機を見ながらそう言った。
スモーの頭部はターンAの手刀により、まだ中央が凹んだままだ。
ナノマシンによる治療を待っても良いがそれでは遅すぎる。
「とりあえず、中央を何かで埋めとくか。」
そう言うとハリーは何か丁度いいものは無いかと探し始めた。
その時だった。
ブー!ブー!ブー!
突然、警報が鳴り響く。
「敵襲か!?エエイこんな時に!」
ハリーは慌ててまだ修理の住んでないスモーに乗り込んだ。
・・・が、他のパイロットが来ない。
「・・・?どうしたんだ?いつも張り切って出撃する御大将すらこないとは。」
ハリーは通信回線を開いた、モニターに写ったマリューはどこかやつれていた。
「あ、ハリー?あたし達、さっき食べた鍋に当っちゃってね・・・。
あの御大将ですらトイレでうんうん唸ってる状態なのよ・・・。
悪いけど、あんただけで応戦して。」
それだけ言うと、通信をきってしまった。
「・・・ええい!腹痛で出撃不能とは軟弱者達が!」
そう叫ぶハリーだが、彼だけは鍋を食べていなかった。
とにかく、ハリーを載せたスモーは出撃した。
AA近くの宙域を飛ぶ一機のMS。それはジン強行偵察型・・・ではなかった。
「おいミゲル、大丈夫か?ここらでそろそろ補給した方がいいんじゃないか」
「わかってるさ!気が散るからちょっと黙っててくれよ、ラスティ」
見るも無残なボロボロのジン。中には竹槍で浣腸されたきり行方不明だったラスティと
御大将に挑んで敗走した後、もう一回彼に挑もうとした所をキラにばっさり斬られて行方不明になったミゲルの姿が。
ヘリオポリス崩壊をのりきった2人は合流、別のデブリ帯でのバッテリー補給&修理を繰り返しつつ機体を騙し騙し稼動させていた。
なお、彼らの服装は2人とも強奪作戦時のノーマルスーツのままである。
西か・・・じゃなかったミゲル生きてたのか(笑)
そんなわけでバッテリー充電中の2人。それに並行し、ラスティが各部の補修にいそしんでいた。
もちろんハリー接近中。だが2人は気づかない。
「こちらハリー、反応の正体は大破したジンのようだ。パイロットが2人いる」
「わかったわ。・・・ほっとくわけにもいかないから、何とかMSごと持って帰れない?」
ハンディ通信機で彼の通信を受けたマリューが対応を指示する。彼女の後方にはマッハ1でトイレに駆け込むAAファミリーの姿が。
「大尉!我々は漂流物を拾うとロクな目にあわないのをもうお忘れですか?現にこうやって・・・アイタタタ・・・」
腹を抱えるナタル。いと哀れ。
「ザフトのことを何か聞きだせればいいんだけどね。ジンはスペアパーツにするわ。頼んだわよ」
「了解」
数分後。作業を終えジンのコックピットに戻るラスティ。
「お疲れ♪」
「早いところ中立コロニーかプラントに駆け込みたいな。少なくともここよりはマシだろうから」
「まぁな」
AAクルーは皆そろってトイレに駆け込んでいるのだが。
「エネルギー充填80%、結構充電できたな。これで次のデブリ帯まで・・・」
途端に鳴るアラーム。敵機接近の知らせである。
「なっ!?くそっ、ついてないっ!」
「ヘタに動くとエネルギーの無駄だ!動かずにやりすごすんだ!」
「・・・無駄だよ。最初っから俺たち狙いみたいだ」
ミゲルがパネルを叩くと、黄金のMSがスクリーンに映し出される。
「な、なんだ?あれがお前の言っていた奴か?」
「違う。違うが、わけのわからなさ加減は同じだ。何にせよスケベ椅子なんかに捕まるのはごめんだな」
「・・・スケベ椅子って何?」
「・・・ラスティ、お前ってホント坊っちゃんだよなぁ」
そんなやり取りをしている間に、ハリーが驚異的なスピードで2人の眼前に姿を現す。
動くのがやっとのMSでは到底かなうはずも無く、2人はあっけなく御用となった。
これでいいのかどうか。
結構『・・・』が多くナター(;´Д`)
>技の1号さん
ウチの名前使ってくれて感謝です!
君の名前は本郷っ♪僕の名前は一文字っ♪<ヤンマー天気予報のふしで
・・・敵にも呼ばれたか、スケベ椅子。
自分はあえて黙認する方向で。
896 :
873:02/11/19 14:37 ID:???
種の時代にまでスケベ椅子が存在してたことのほうが驚きだけど。
>853
言い方荒れてました。ごめんなさい。そういう情報はリアルで普通に手に入るので
荒らしなのかなと思っただけです。結局は漏れのほうが荒らしですが。
>887
こっちもごめんなさい。似てたので、つい。
ROMに戻ります。
age
金色のMSに捕まったミゲルとラスティ。
最早、これまでと覚悟を決めたミゲルは、途中のデブリで拾った弾薬で自爆しようとした。
だが、その準備の最中ラスティがフラリと配線を掴んだまま倒れた。
慌てて、友を抱き起こすミゲル。ポタポタとラスティの服から血が流れていた。
無理な逃亡生活をしたせいだろう。ラスティの傷口が開いていたのだ。出血の酷さは
それが長い時間続いていた事を示していた・・・
「何てことだ・・・そんな体で、今までよく耐えてくれた・・・」ミゲルは涙を流した。
しばらく、ぐったりするラスティを抱きしめ、そしてミゲルは自爆を断念した。
“必ず生きて故郷へ連れて帰ってやる”ミゲルは通信機を掴んだ。
ハリーは敵の降伏を受け入れた。しかし怪我人がいるというのは気になった。
状態を聞くと、以前の戦闘で受けた傷が開いて出血したという。だが・・・
「・・・受けた傷が、酷い“痔”というのは、あまり聞かないな・・・」
・・・痔VSスケベ椅子
・・・笑えるのはどっち!?
ほぼ、全員食中りのアークエンジェル。
強力な生命維持ナノを持つディアナや鉄の胃袋を持つ御曹司そしてフレイの苛めの末、
鍋を突付けなかったラクス以外は、皆、持場とトイレを往復するピストン運動をやっていた。
仕方がないので艦橋の計器の大半はディアナと御曹司が見る事になった。
優雅に御茶を飲みながら、仕事をするディアナと御曹司の様子は、
戦時中という殺伐とした状況が嘘のように思えるような雰囲気を作っていた。
そこに、ラクスがやってきて、一曲歌いましょうかと言った。
「良いですね。頼みます」と御曹司が言うと、早速ラクスは歌姫としての美声を
披露した。
さて、トイレではマリューが、痛むお腹を抱えて苦しんでいた。
さっき艦橋に行ったら、あいつら、人の痛みも知らずに優雅にお茶会なんかやっていやがった!
おまけに、敵の歌姫の歌付きだと!いい気なもんだ。
あ〜もう!ムシャクシャする!何か困った事あっても、携帯(通信機)に出てやるもんか!
そう、八つ当たりのような決心をマリューがした時、携帯が鳴った。
しょうがないな。前言撤回と最低のプロ根性で出る。
「何よ!?ボンボン君!」「ふう。敵ですよ。」涼しい顔して言う御曹司
「メガネのじゃないの?!」「別方向ですよ。多数接近です。ガンダム達でしょう。」
更にハリーが怪我人を抱えて遅くなるという連絡が入って、マリューのお腹は、更に痛くなった・・・。
敵襲と聞いて、御大将は出撃を決意した!・・・トイレの中で。
隣で苦しむムウがオムツでも付けて出る気か?と聞いてきた。
「心配無用!手がある!うっ腹が!医療ナノの効きが遅い!」先行きが怪しい様子だ。
更に別のトイレでは、ロランが隣で呻くキラに代わって出撃を決意した。
ラクスや生存者を探しに来たニコルとアスランは、偶然立ち往生しているAAを発見した。、
様子見をしようとしたら、発見され、2体のターンタイプの迎撃に遭った。
「イザーク達はもうじき来ますけど、でも、今日の敵は様子が変ですよ?アスラン。」とニコル。
確かにそうだ。とアスランも思った。
なんせ、スクラップの方は、首が無く、停止したと思ったら、猛攻撃を仕掛け、また停止を繰り返していたのだから・・・
だが、問題なのは髭の方だ。前とは違って偉く手強い。というか正直、敵わない。
恐らくパイロットが変わったのだろう。それも物凄く強い奴に。
どちらにせよ、二人だけでは無理だ。どうやって凌げばいい?アスランは考えていた。
その頃。
御大将は、デッキのXトップでパーツに指令を出してはトイレに行く。それを何度も繰り返していた。
要はトイレに行きながら遠隔戦闘という離れ業をやっていたのであーる!(笑)
ロランは、トイレの中で電気手帳を出して、そこからターンエーを自動操縦していた。
様子がよく分からないから機械に全てお任せだ。
「これで、ゆっくり用が足せるよ・・・」
こうして二人は独自に「リモコン作戦:(BYダンバイン)」を展開した。
腹痛で苦しむAAの面子。
その中で一際酷い状態のクルーがいた。
・・・マリュー艦長だ。
「うー・・・頭いたい、二日酔いかしら・・・。」
医亮室でタオルを頭に載せながらマリューが呟く。
「そうでもないみたいですね。」
横では一番最初に腹痛地獄から脱出したディアナが体温計を見ていた。
「頭痛、吐き気だけならとにかく、熱が41度もあるじゃありませんか。
貴方ほど酷い症状のクルーは他にいませんよ?」
ディアナはマリューにそう言った。
「・・・やっぱ、あのビールがやばかったのかしら。」
マリューはそう呟きながら自分だけビールをしこたま飲んだ事を思い出した。
「核をぶち込まれたコロニーの跡から見つけたものですからねぇ・・・
放射能、宇宙線なんかをたっぷり浴びて成分が大変貌したんじゃないですか?」
「そうかも・・・うっ・・・トイレ・・・。」
マリューは最悪の顔色で布団から這い出る。
「・・・上ですか?下ですか?」
「・・・両方よ。」
マリューはそれだけ言うと、トイレに向かっていった。
「・・・とりあえず、衣料用のナノマシンを打って置いたから心配はない筈だと思いますけど・・・。
アレじゃあ出発はいつになるんだか・・・。」
ディアナはそう言ってため息を付いた。
903 :
902:02/11/19 23:03 ID:???
すみません、901と902の間は半日くらいの時間がたっていると
想定してください。
明日辺りにでも、次のレス作りますか?
もう900超えちゃいましたし。
一応次スレはあるわけだが
真の方はパラレルとしましょう。
こっちのほうはパート2に続くと言う事で
艦隊→達にして
もしギンガナム達が種の世界に来たら…2
にしません?
今の流れだと今のスレタイと合わないので
当初はスエッソンやシッキネンたちがきてたのだが。
>>908 スエッソンは茶箪笥に置きっぱなしのケーキが気になってお帰りになりますた
>>908 ・・・シッキネン?
誰ですかそいつは?
>>910 ミスルトゥーでミスってステロに乗っかられてた人
914 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/20 12:57 ID:2MWuALa6
>>896 リアルで手に入らない人間もいるだろうに。
あんたが基準で書き込みしない方がいいよ。
パイロットスーツにはオムツがついてるからある程度は戦えると思う。
まあすぐに満タンになるだろうがな(藁)
平和にいこうや
>910-911
ケコーン
いや、ケコーンて言われても!
デッキで転がるデカイ卵じゃない・・・Xトップは困り果てていた。
何せ、御大将は戦闘したらトイレに駆け込み、また戻って戦闘。やれやれ。
体の調子がおかしいなら、しっかり治してから乗って欲しいものだ。
オムツを二重に付けて、泣きながら出撃したムウを少しは見習えと言いたい。
もしくはガイア・ギアのアフランシでも良い。あいつは下痢しながら戦ったゾ。ん?
そう、Xトップは思う。でも、自分の中で下痢しながら戦う御大将を想像してみたら、
「ああ、嫌だ!本当に嫌だ!」Xトップはゾッとした。慌てて考え方を変える。
まあ、何だかんだ言ってこういう、頭を母船に置いて、パーツのみという変則的な戦い方も学習の意味で悪くないかもしれない。そう思うと少しは気が楽になった。
しかし、御大将遅いな・・・今度はえらく長い。
Xトップが溜息をついた瞬間、妙な感覚を感じた。宇宙を漂うパーツ群に何かあったか?
状況を調べると、現在パーツ1つ1つにワイヤーが付けられて曳航されている最中だった。
そして曳航してるのは、と。・・・ザフトのガンダム達だ!何てこった!
共に出撃したターンAは何をしている?!・・・パーツのセンサーを通して見ると、
ターンAは何もせず、自分に手を振っているだけだ。あいつめ!そんなに俺が邪魔か?!
ええい!御大将は何をしておるか!!こうなったら、奥の手だ!!
Xトップの一部がパカっと開いた。そこから、お人形サイズのミニターンXが出てきた。(w
「いいか。御大将を見つけ、ここに引っ張ってこい!!」
Xトップの命を受け、“あい”と返事してミニターンXはトコトコと歩き出した。
ミニターンXは艦内のトイレを男女別無く探し回り、とうとう御大将のいる個室を見つけた。
コンコンとノックすると、「入っておる!!」と気合の入った声が響いた。
ミニターンXが何度やっても同じ事の繰り返しだった。
業を煮やしたミニターンXは、右手のミニシャイニング・フィンガーをドアに向けた・・・。
一瞬の後、ドアは焼け落ち、真っ黒の御大将が姿を現した。
呆然とする御大将は、危機を知らせるミニターンXを見て、すぐに正気に返った。
「よく知らせた!チビX。今のショックで胃腸も治った!よーし!行くぞ!
・・・どうする積りかだと?、無論、倍返しに決まっている!」
>>920 スレタイ変わってる!!Σ(゚д゚ ) ガーン
まぁこっちは∀オールスターだから良いんじゃないかと
本当は某4コマみたいに「ナチュラル編」とか入れたかった・・・。
ターンXを捕獲して帰還中のアスランたち。
「何だかあっさり捕まったなぁ・・・。」
アスランはワイヤーで思いっきりぐるぐる巻きにされたターンXを見て
そう呟いた。
「まぁ良かったじゃない、もう一機のターンタイプも追ってこないし、
また動き出す前に急いで帰還しよう!」
ニコルはそう言いながらターンXを見ていた。
ようやくターンタイプのMSを・・・月光蝶を手に入れた。
これさえあれば、早く戦争を終わらせられる!
ニコルはそんな事を考えていた。
「・・・ニコル?どうしたんだ?目が普通じゃないぞ?」
アスランはモニター越しにニコルに話しかけた。
「あ、アスラン?ちょっと考え事してただけ、アハハ・・・。」
ニコルが冷や汗交じりでそう言ったその時。
「フハハハハハハハ!!」
何処かで聞き覚えのある笑い声がしてきた。
「!?この声は!」
「ターンXのパイロットか!?」
ニコルとアスランは奴はどこかと周りを見回した!
「遅いぞ!きさまらぁ!」
ドガァン!
ブリッツガンダムとデュエルガンダムはXトップの体当たりをモロに食らってしまった!
質量の関係から
Xトップ吹っ飛ばされる→ギンガナム気絶→Xトップまで捕まる。
と言う事になりそうですが。
え?Iフィールドで平気?そうでつかw
封印された669以外ロウや劾達アストレイの面々を引っ張り
出してくる職人さんはいないのかね
(669が出した時も、創作したオリキャラだと思って叩いて
た香具師もいたようだし)
AGE!
ACE!
>>925 まぁ核爆発の衝撃にも耐えれるし>Xトップ
ブリッツとデュエルに激突して、Xトップ自身反動で跳ね飛ばされてたが
御大将は意気軒昂だ。「どーれ!コヤツだけでどこまでやれるか見てやるか!」
猛スピードで飛ぶIフィールドに包まれたXトップは無敵の鉄砲玉と化して、
ガンダム達を翻弄した。
「くそ!ちょこまか動きやがって!どけ、お前等!俺が仕留める!」
ディアッカがバスターの精密射撃システムをフル稼働させた。
チチチチチ・・・コンピュータがXトップの動きを分析し、捕捉を開始する。
「フン…捕まえたら」バスターのライフルを調整する「…南瓜のように粉々にしてやる。」
標的(Xトップ)を狙って舌なめずりするディアッカの呟きを聞いて、
ニコルが思わず駄目です!とブリッツでバスターの狙撃を止めようとしたが、
イージスがそれを止めた。「やめろ!お前まで巻き添えになるぞ!」「…でも!」
「それとも、止めなきゃならない理由でもあるのか?」「…」ニコルは何も言えなかった。
デュエルは最初の激突のショックから立ち直り始めた。
イザークも後頭部を(ヘルメット越しで)したたかに打ち付けたため、少しフラ付いた。
モニターでは、Xトップが我が物顔で飛び回っている。
「あの、卵め・・・ただじゃおかない!」イザークはデュエルの剣を抜いた。
目標を定め、一気に飛び掛って切り捨ててやる。生意気なナチュラル(御大将)諸共な!
端正な顔に残忍な笑みが浮かんだ。
御大将は、そろそろこの攻撃にも飽きてきた。さて、この盗人連中に、然るべき報いを
どうやって受けてもらおうかな?
4機の位置を確認して御大将はニンマリした。「良い、良い、それは凄く良いぞお〜」
ついでに、ワイヤ―で縛られたパーツ群に起動を命じた。
バスターの狙撃に気を取られているアスラン達の後ろで、パーツ達が静かに動き始めた。
パーツ群の動きに満足した御大将は、「後は、タイミングだけ・・・来た!!」
御大将は、Xトップをバスターの前で、停止させた。
Xトップが止まったのを見て、ディアッカは「自分から止まった?…フッ!良い標的だ!」
ライフルの引き金を引いた。
「あはははは!止まるなよう!面白くないじゃないかあ!!」そう言いながら、
イザークは絶好の機会とばかりに、デュエルの機動力を最大に生かして切り掛かった。
二人のガンダムが襲い掛かってくる瞬間、XトップはIフィールド(IF)を展開させて
同時に回避行動を取った。
結果、デュエルの剣はXトップのIFに阻まれ、切ることは出来なかった。
呆気にとられたイザークが次の瞬間見たものは、同じくIFでハジかれたバスターの
ライフルの弾だった。「!」弾はデュエルに直撃した。回避も間に合わず、デュエルの
股間から下が砕け散った。「そんな…馬鹿な…」操縦席でイザークは虚ろな声で言った。
「馬鹿っ!!」撃った瞬間、Xトップに強襲をかけたデュエルを見てディアッカは叫んだ。
だが、弾丸は正確だ。確実に奴を仕留める筈だった。だが弾丸は弾かれデュエルに直撃した。
「何だと?!」思わず身を乗り出すディアッカの前に、Xトップがいきなり現れた。
そのアカンベエしたそうな態度に、ディアッカは切れた。
「そっちが狙っていたとでも言うのか!コケにしやがって!」攻撃しようとした瞬間、
アスラン達から緊急通信が入った。「ディアッカ、後ろだ!」何だとばかりに後ろを見ると・・・
首無しのターンXが右手を灼熱させて、バスターの後ろにいた。「…そんな…」
御大将「ベスト・ポジションって奴だ。馬鹿者♪」
バスターの自慢の武装は一気に、灼熱する屑鉄と化した。
操縦席でショートする度に、怯えるディアッカと二人を助けるアスラン達を放って、
御大将と合体したターンXは悠々と帰還した。
「まあ、本気で戦うには、まだ青い青いってとこだな。それにしても、いい汗かいた!
大勝利ですな御大将。
しかし彼って計算で行動できるんですね。
何も考えず突っ込んでいくだけかと思った。
曲がりなりにも武門の家の人だし最低限の計算くらいはできるでしょう。
「1+1は?」 「マニュアル通りに (以下略)」
とか、ぶちかましてくれそうですが・・・(´・ω・`)ヤッパリ、ケイサンデキナイカモ
age
無事に戦闘を終え、全員の腹痛も納まり、一安心なAA
しかし、大きな問題が二つあった。
一つはハリーが連れて帰ってきたザフト兵二人の治療。
そして、もう一つは・・・。
「ええっ、まだマリューさん寝込んでるんですか!?」
ロランはナタルの話を聞いて驚いた表情になる。
「ええ、あと2,3日は安静みたいよ。」
ナタルは更に説明を付け加えた。
皆何とか腹痛から立ち直ったが、マリューだけはまだ寝込んでいたのだ。
「でも、何で艦長だけ・・・。」
「医寮班の話だと、腹痛のほかにも謎の病原菌に侵されてるらしいの。
まぁ、命に別状は無いらしいんだけど・・・。」
それを聞いたAAのクルーは全員思った。
(あの時のビールの所為だ・・・!)
鍋祭りの際、彼女だけビールをしこたま飲んでいたのを思い返していた。
「とにかく、ここにいつまでも居るわけには行かないし、しばらくの間誰かが艦長代理になって
指揮を取らないと・・・。」
と、ナタルは説明する。
「・・・艦長代理かぁ・・・。」
AAのクルーは考えた。
937 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/22 11:53 ID:30fyKAtX
ガンガレ!ラクス艦長!……………………え?違う?(w
でも、御大将に艦長やらせるなら当たり障りの無い奴を選んだ方が……あ!カズィ!(ぉ
938 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/22 16:55 ID:HiA0IeRm
カズイ
ディアナ様が1番適切でしょうw
フレイが良いと思います!!
そう言えばロランて、艦長経験あるんだよなw
>>942 ディアナ様が失踪したらロランは勝手に船を動かすぞw
ハリーほどじゃないけどねw
age
選挙だった。
デブリや腹痛騒ぎを経て、束の間の平和と退屈を許されたAAは、
ひょんな事から、艦長代理を選挙で決める事になってしまった…
船にいるのが、軍人だけならそうはならなかっただろうが、
このAAは、難民や未来人に敵までいる複雑な船なのだ。簡単に決まる訳が無い。
で、ああでもないこうでもないと言い合った結果、暇つぶしも兼ねて選挙になったのだ。
順当にいけば自分が、と思い込んでいたナタルは酷く落ち込んだ(w
選挙の動向について。
敵(コーディネーター)
ミゲルと治療中のラスティ(メット着用その下は医療用オムツのみw)は、
ラクス・クラインを候補に掲げ、応援組織「ザフトの黄金のオムツ」を旗揚げ。
「艦長は所詮無理だが、ナチュラルに我々の力を思い知らせてやる!!」
二人はガリ版でビラを何千枚も刷って攻撃。またラクスのアイドル性を利用した
イメージ戦略にも乗り出した。
未来人(月)
御大将「小生は政に興味が無いゆえ」と候補にならず、またディアナも静観の構えだ。
「あいつら、なんか狙ってるんじゃない?」とはフレイの弁。
だが、御曹司は嫌がる“ローラ”を無理矢理、艦長候補に祭り上げ、選挙に乗り出した。
元の世界では“ギャロップ”の船長として戦時中活躍していたのが理由だとか(w
早速、自身の率いる補給・資材の連中を動員して、物資消費が激しい部署に実弾攻撃を仕掛けた。御曹司の面目躍如というところか。
また、船内の隠れローラ&ロラン・ファンで構成された「黒薔薇会」の動向も気になる
ところだ。(w
難民
俺が、と勇気振り絞って名乗りを挙げたカズイを蹴散らし、
予想通りフレイが艦長候補に踊り出た。
「軍は民間の言う事を聞くものよ!だから、皆の代表である私が艦長になるのも当然よ」
全く何を言ってるのやら?と思いもするが、彼女は自分の魅力を使って、友人達や
他の人達を着実に取り込み始めた。でも、フレイの本性を知るミリアリアは、皆のためと
妨害工作に乗り出した。
連合
失意から立ち直ったナタルは、曹長達子飼いの部下を使って、票を固めようとしたが、
他の陣営の方の切り崩しの速さを見せ付けられる事になった。おまけに…
「選挙と言っても、所詮は暇つぶし。下らない!!」という発言をし、皆の顰蹙を買った。
そしたら、日頃のナタルに対する反感が出るわ出るわ、他の陣営や部下からも出てきたw
終いには「ナタル不要論」まで飛び出した。それに合わせて好感度も下がりまくりだ。
結果として、連合は他と比べて大きく遅れを取り、苦戦を強いられる事になった。
時に、皆誰を応援するかな?それとも別候補を立てる?
じゃあみんなで投票しましょう。
制限時間は今日の種が始るまで。
私はフレイがいいです!!(笑)
じゃあ自分はラクスで
ミゲルとラスちーは選挙権あるのかい?
ミリアリアは選挙に出ないのかな?
最大の妨害は『同じ民間人であるもう一人の候補者』が出ることなのだが。
>>「軍は民間の言う事を聞くものよ!だから、皆の代表である私が艦長になるのも当然よ」
この理由はミリアリアでも同じ事。
『皆の代表』と言う部分に反感を持つ物も多いだろうしw
と言う事で、私はミリアリアに一票。
出馬しないのならばロランに一票。
まあ、無いのが普通でしょうが・・・
ココでは「どうせあっても、たった2票」ということで、
ミゲル達にAAからの公平性&軽視という意味で選挙権は一応有りという形に(笑)
また、候補に名乗りをあげても、西川と痔持ちで票が取れるかどうか(笑)
フレイは気に食わないけど独裁者フレイを見たい気がしないでもない。
フレイに一票入れてみる。
ラクスに一票
ミゲル西川とラスティに一票
私は<<ロラン>>たんに一票〜
ミリアリアは考えていた。
未来の人やAAクルーの皆は、フレイの今までの行動を知っているから、フレイに
票は入れないだろう。
問題は難民の人達だ。
フレイの上っ面に騙された人々が、フレイ支持にまわっているのだ。
難民とクルーの人数比を考えると、看過できない事態だ。
対抗出来そうなのは今のところナタルさんとロラン君だろう。
しかし、ナタルさんはこの前の一件であまり票をもらえそうにない。
ロラン君は、御曹司のばら撒き作戦により一定票数を確実に得られる
だろうが、黒薔薇会の面子の怪しさからか、一般(?)難民の人々が支持をためらって
いるような感がある。
ラクス陣営は、初めは総スカン状態だったが、ミゲル、ラスティ両名のあまりの必死さに
同情する人が出てきたようだ。が、やはり敵であるということが災いしている。この前も、
いきり立った難民の人達が医療室に押しかけて、ディアナさんに諌められていた。
諌められていた?
ミリアリアは疑問に思った。あの時、確かにディアナさんの言葉で押しかけた皆は引き下がった。
でもどうして、ディアナさんの話を聞き入れたのだろう?
ミリアリアは、近くで折り花を折っていた親子に、ディアナのことを聞いてみた。
その親子は、AA停電時のこと、コレンと一緒に子供たちと遊んでくれていること、老人の話し相手に
なってくれていることなどを話し、あの人にはいつも元気付けられている、と語った。
ミリアリアはディアナが選挙に出ていないことを残念に思った。
「ディアナさんなら、フレイもぶっちぎりなのになあ・・・あ!」
ミリアリアに一つの考えが浮かんだ。
ディアナさんに、フレイ以外の誰かを応援してもらうのはどうだろう
票を持っている人の半分以上は、まだ誰に入れるか決めていない。そこに難民に人気のあるディアナ
さんの後押しが入れば、後押しした候補に票が流れるはずだ。
ミリアリアは、ディアナのところへ急いだ。
…そこで、何故か勘違いした難民がディアナ様に一票を投じる…と
ディアナ様に一票w
ディアナ本人はロランに一票w
そろそろ時間切れ。
オマエモナー
フレイスレの住人としては、腐霊様に一票といいたいが、
ここは、黒薔薇会と一緒にローラの支援に廻りたいと思います。
>>964 もう締め切りだよ
集計 一応話しに沿って艦長候補に挙がったキャラしか加算してません。
ラスティ、ミゲルファンはすまん。
ロラン 3票
フレイ 2票
ラクス 2票
ディアナ様 1票
ロランが3票で当選しました〜(笑)
職人様そこら辺の考慮お願いいたします。
ロランの勝ちであった。何故かミゲルとラスティにも一票づつ入っていたが、
それをラクスに譲りたいという彼らの希望は、即座に却下された(w
それぞれの弁。
月
御曹司「ローラが動転しているので、代わりに私が。
諸君、我らの勝利だ!私のシルバークイーンは正に勝利の女神なのだ!」
…熱弁を振るう御曹司の目は完全に焦点が合っていなかった(w
敵
ラクス「私を応援して下さった方々、ありがとうございます。」「オマエモナー」
ミゲル「泣くな!ラスティ!我々全部を合わせて4票も入ったんだ。
確かに選挙には負けたが、勝負には勝ったんだ!そうだろう?」
…この後、ラスティの痔が悪化し、担架で運ばれることになった。
連合
ナタルが自室に引き篭もってしまい、コメント不可能。
・・・匿名「人望が無いって、ほーんと最低ね。アハハハハハハハ!」
難民
フレイ「残念な結果でしたが、潔く受け入れますわ。それに実質2位でしたし
悪くはありませんでした。ラクスと同列?…コーディは人間じゃありませんわ!
だから、気にしません!!」
…さっきまで、手伝ってくれていた友達に八つ当たりしていたのが嘘のような爽やかさだ。
内心フレイは怒り狂っていた。何でも自分が女王にならないと気が済まない性質の女である
なんとか、オカマ野郎を引きずり落として自分が艦長代理になりたかった。
考え込んでいると、ゴミ箱の中の紙屑が目に入った。それは候補のエントリー用紙だった。
更にこのスレのレスを確認してニヤリと笑った。もし、ミリアリアが出馬していたら、
ロランの一票は確実にミリアリアのものになった。そうすれば自分、ロラン、ラクスは
同列として決戦投票に持ち込める…。(652さんゴメン!)
「そのためには、と」フレイは用紙にミリアリアの名前を書いた。「出てもらわなくちゃね」
フレイが、ミリアリアの候補漏れを皆に報告したのは、そのすぐ後だった。
「自分はミリアリアを推したのに名前が出てないんで、おかしいなあと思ったんですう。
そしたら、ゴミ箱に用紙があったんですう。ほら!きっと事故ですよね」(ニッコリ)
…この女最低だ(w
つい、フレイならやりかねないと思って書きました。スマン。
965さん集計ありがとうございます。
お前等フラガ大尉を忘れてませんか?
どうも、すいません。
選挙委員のフラガ大尉は、フレイの卑劣な手にさすがに腹が立った。
「…セコ過ぎやしないか?恥ずかしくないのか?!」
フレイは全然悪びれなかった。それどころか、文句を言おうとしたミリアリア達を
もの凄い形相で睨みつけて黙らせた。御曹司はそんなフレイを冷ややかに見つめ、ミゲルは
ラスティの赤く染まるオムツを取り替えるのにオオワラワだった。
「文句無いようですわね。じゃ、決戦投票を!」と言うフレイに、ラクスが待ったをかけた。
「インチキはいけないと思います。」ズバリ言い切った。皆が良く言ったと頷く。
フレイは、そんなラクスをいびり殺そうと密かに決心した・・・。
・・・ラクスさん、フレイに負けるな!
歌姫の根性見せてみろ!(何だよ
予告編音楽流れて、
ロランのナレーション。
「フレイさんのラクスさんに対する偏見と苛めは、皆を巻き込み
エスカレートするばかり、 それを諌める僕達の言葉は、
フレイさん達には届かない・・・。
更には、ナタルさんの非情な考え方に御大将が激怒。
嵐を前に、種と髭の人々の間で不協和音が鳴り響く。
次回機動戦士ガンダムSEED“月と歌姫”
心の風が乱れている・・・。」
「さて、と、ムーンプリズム何とかが聞こえない内に逃げるか。」
>>973 ムーンプリズム何とかは あと45分もしたら聞こえて来るんだが
実はフレイもしくはナタルは艦長経験があるんだが・・・
>975
御大将「テンカワラーメンと火星丼は大好物である!もっとも、武門風だがなw」
ムーンプリズムって?
>>977 見たこと無いんで確信は持てませんが、多分月のお姫様の必殺技じゃないかなぁ?
所で、次スレって立ってたっけ?
Yes
>更には、ナタルさんの非情な考え方に御大将が激怒
どちらかというと、ディアナ様が激怒じゃないかな。
で、ラクスを庇うディアナ様自身にもバッシングが及ぶと。
そうなればハリーさんは怒り狂うな「ユニバース!!」
じゃあ話の続きは次のスレに書きますか。
了解
埋めたテロ〜♪
御大将「ははっ埋め立てかい!そいつはおもしろい!!」
ちなみに最後を取れそうな方(自分も頑張りますが)
ゲット宣言の他に下の一文も入れてくださるとありがたいのですが・・・
<我らが御大将の冥府魔道の旅は続く。>と(笑)
埋めた自爆テロ〜♪
フレイ「私が負けたままで、埋め立てるの?!」
・・・その通り。
ソシエ「私が出てないのに、埋め立てるの?!」
フレイ「あんたは、引っ込んでな!!次スレでもね!」
フィル「私の名誉挽回のチャンスは・・・」
メリーベル「次スレで頑張んな♪つーか、そろそろ出番が欲しいんだけどねw」
フィルじーっとメリーベルを見つめて、「お前誰だっけ?」
メリーベル「人の素顔がそんなに珍しいか!!」
age
1000か?
993 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/24 22:28 ID:DQwpz99+
誰か次スレたてなさい。
びみょ〜に埋まってないすね。
私はこのスレで御大将に惚れ直した!
ありがとう! 本当にありがとう!!
>994
御大将「こちらこそ、感謝するのであ〜る!!」
御大万歳
998 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/24 23:09 ID:+Q/UofeC
ギニュー隊長「チェェーンジ!」
けつ毛
1000 :
通常の名無しさんの3倍:02/11/24 23:11 ID:DVqVjXiZ
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。