金髪プリンセスF91

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727通常の名無しさんの3倍:03/01/02 16:47 ID:???
金髪プリンセス
728通常の名無しさんの3倍:03/01/02 23:32 ID:???
729名無しさん:03/01/03 01:28 ID:???
                             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ  | 君さぁ こんなスレッド立てるから          |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ             |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
 ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて         |
 /つつ  | いないんだからさっさと回線切って首吊れ     |
       \____________________/

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
730通常の名無しさんの3倍:03/01/03 10:49 ID:???
                             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ  | >>729さぁ こんなスレッド立てるから          |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ             |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
 ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて         |
 /つつ  | いないんだからさっさと回線切って首吊れ     |
       \____________________/

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
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(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
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(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
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731通常の名無しさんの3倍:03/01/03 10:50 ID:???
Λ_Λ  | >>729さぁ こんなレスするから          |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ             |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
 ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて         |
 /つつ  | いないんだからさっさと回線切って首吊れ     |
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(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
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(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
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(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
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732通常の名無しさんの3倍:03/01/03 13:26 ID:???
暫く保守する必要が無いようだな。
733通常の名無しさんの3倍:03/01/04 03:49 ID:???
保守。
あー試験うぜー!
レポートうぜー!
734ガソキャノソ:03/01/04 06:02 ID:???
無駄にストーリー長いけど投稿しちゃってもいいかなぁー?
735ガソキャノソ:03/01/04 06:04 ID:???
って、なに言われてもするけどね。
じゃあ、前半部分行きマース。
736優しい抱擁:03/01/04 06:08 ID:???
 窓枠にはらはらと舞い落ちてきた枯葉を指で遊ばせながら、ディアナはため息をついた。次々と地面へと落ちる黄色い葉。
椅子に座りながら、月では見ることの出来ない地球の秋を眺めながら、再びため息をつく。
 しかし、ディアナはセンチメンタルな訳でもメランコリックな訳でもなかった。
「ディアナ様」
 声をかけられ、振り向く。そこには美しい褐色の肌の青年が立っていた。エメラルドをはめ込んだ様な美しい瞳が真っ直ぐと
ディアナを見ている。
「発電芝に積もっていた落ち葉の掃除、終わりました」
 青年の滑らかな長い銀髪が僅かに揺らめいた。顔を少し傾け笑顔を作っている。まるで邪気が感じられないその笑顔にディアナは
「御苦労様です」と、にこやかに労った。
 少しハスキーな感じがするが年齢にしては少し高い声。中性的、いや若干女性側に傾いている顔。実直で優しい性格。引き締まっ
た体躯に家事全般を全てこなす生活力。それらを全部有するのがこの青年。ロラン・セアックだった。
「どうかなされましたか?」
 ロランの質問に一瞬ドキリとしたディアナだったが、落ち葉をロランに見せ、「秋になると訳も無く悲しくなりますね」と答えた。
ロランは少し悲しそうな表情で笑顔をつくり「そうですね」とディアナの落ち葉を見つめた。
 もちろん。ディアナのため息は秋が理由ではなかった。ため息を出させている原因。それは目の前にいるロランだ。
「そうだ、玄関先に積もった落ち葉を掃除しなくてはいけませんね」
 そう言い、椅子から立ち上がろうとするディアナを制止するかのように、ロランはすかさず彼女の二の腕を掴む。つかまれた瞬間、
ディアナの胸に期待と恐怖に似た感情が走ったが、ロランの言葉でそれは去って行った。
「僕がやっておきますから、ディアナ様はゆっくりしていてください」
 笑顔でそう言い残し颯爽と外へと駆け出していくロランの背中を見やりながら、ディアナは三度目のため息をついた。
 
 これで何度目になるだろう?―――ディアナは乱暴に座り、手に持っていた落ち葉を窓の外に投げ捨てた。いつもそうだったディア
ナが何かしようとする度に、ロランが先回りをしてそれを諫める。そしてその時の台詞は決まってこれだ。
737優しい抱擁:03/01/04 06:15 ID:???
「ディアナ様はゆっくりしていてください」
「ゆっくりと言うのにも限度があるでしょう!」とディアナはその度に言いたくなるのだが、“たち”の悪い事にロランには邪気が無い。
ロランは「ディアナに動かれたら迷惑だ」と考えているわけではなく、本当にゆっくりして欲しいからそう言ってくれているのだ。ディア
ナは今まで色んな者を相手に政治や駆け引きをしてきたが、ロランの様な無邪気な者にどう対応すれば良いか、正直なところ分からなかった。
「鈍感ロラン…」
 窓辺で両手で頬杖しながら思わず口にする。その鈍感ロランは楽しそうに落ち葉を箒でかき集めていた。ディアナのために奉仕するのが
楽しくてしょうがないといった感じだ。「そんなに楽しい事なら、わたくしにもやらせてくれれば良いのに」と頬を膨らませディアナは呟いた。
 いつか「ディアナ様もご一緒しませんか?」と誘ってくれるだろうと思っているうちに既に数ヶ月が経っていた。この数ヶ月間、ディアナは
ほとんど何もせず。ロランが雑務のほとんどこなすと言った状況が続いていた。
「これではまるで女王と召使のよう…」
そう言いかけ、ディアナはハッとした。女王と召使。女王はただ何もせず、召使は働きっぱなし。女王は政をせねばならないが、今の自分は
ただ毎日を過ごすだけの生活。ただ一人の女。しかしロランはそんな自分の身の回りの事を全てしてくれている。無償でだ。ロランの事だ、
「ディアナ様と一緒にいられるだけで幸せです」などと満面の笑顔で言ってのけるだろう。だが、それはディアナの夢見た生活ではない。ディア
ナの夢見た生活。それはお互いが支え合い、共に生きていく事だ。一方的に奉仕されることではない。
まさか―――ロランの背中を見ながらディアナは固まった。女として悲劇的な憶測が浮かんだ。
『ロランはただの忠誠心で付いて来たのではないか』
 ディアナがロランを選んだのは訳があった。その飛び抜けた生活力と心優しい性格というのも選んだ要因の一つだったが、もっと崇高で
特別な 感情があったからだ。ディアナはロランに恋をしていた。行動を共にしているうちに、いつしかロランをその様な目で見るようになった自分がいた。
 そして、戦争が終わり、一緒についてきてくれないか? と言うのを伝える時は今まで行ったどの演説よりも緊張した。
738優しい抱擁:03/01/04 06:20 ID:???
 そしてロランは付いてきてくれた。嬉しさの反面。ソシエにたいする深い謝罪の念も湧いた。ソシエとロランが恋仲で、肉体関係もあった
事を ディアナは知っていたし、ソシエが自分と同じくらいに―――いやもしかしたら自分以上にロランを愛していた事も知っていた。
 ソシエとの別れの日。ロランが「やはりソシエを置いて行けない」と言ったとしても、ディアナは止めないで置こうと決めていた。しかし、
ロランはそうしなかった。泣き崩れるソシエを置いて、とても落ち着いた様子で車を発進させた。
 そうまでして自分に付いてこさせた物の正体が、『忠誠心』という答えを弾き出したディアナの頭の中は、恐慌状態だった。立ち上がった
拍子に 上の窓枠に後頭部をぶつけ、「痛っ!」とよろけた先にあった椅子につまずき床に倒れた。
 
 その音を聞きつけたロランは急いでディアナの元に走った。箒を放り出し、ドアを開け、飛ぶように食卓にいるはずのディアナの元へ。その
ディアナは頭を押さえながら床に倒れていた。
「ディアナ様!」
「いたたたた…」と頭をさすりながら立ち上がろうとするディアナのすぐ傍に飛び寄り、顔色を見る。少し赤くなっているがそれ以外は大した
変化は無い。見た所頭を打ったようだ。「吐き気とかはございませんか?」と確認する。なおも頭をさすりながらディアナは「大丈夫です」と
答えた。その声が少しいつもより硬く、なにか胸をざわつかせる物があったが、痛みのせいだろうとロランは一人合点した。
「今すぐ氷嚢を用意しますから…」
739優しい抱擁:03/01/04 06:30 ID:???
「それくらい一人で出来ます」
「え?」
 今度は明らかに攻撃的な色を含んだ声だった。凍りつくロランを他所に、ディアナは台所へと向かい、氷嚢を作り始めた。
「て、手伝いますよ」
 我に返り近づこうとするロランに手のひらを向ける。
「結構です。あなたは早く掃除を終わらせなさい」
 拒絶―――ロランはその場にしばらく立ち尽くすと、悲しそうな表情で再び玄関から出て行った。

 自分はなんて嫌な女だろう。さっきからその思いが痛む頭を駆け巡り、別の意味で頭を痛くしていた。まだそうと決まったわけでもないのに、
ロランに対してあんな態度をしてしまった自分を悔やんだ。卑しくも元女王が感情を殺せずにあんな態度を取ってしまうとは! そう思い、ます
ます自己嫌悪に陥った。
 膝に置いた左手の薬指が光る。指輪だ。ロランが共に生活する記念としてディアナにプレゼントしたものだった。本当は別の指に入れる指輪
だったが大きさが合わず、今は左手の薬指にはめられている。きっとロランはそんなつもりは無いのだろが、ディアナはその偶然に感謝した。
この指輪がいつかきっと、本当のエンゲージリングになる日がきっと来るだろうと、胸を高鳴らせたのを、今でもはっきりと覚えていた。
 ロランに謝ろう。そう思い、氷嚢をベッドの脇に置いてある机へと置き、玄関にいるロランの元へと向かった。
 
 先ほどまであんなに楽しかった枯れ葉集めが、今は全然楽しくは無かった。次々と降り注ぐ枯葉を見上げ、ロランは先ほどのディアナの態度に思いを
はせた。
 明らかに自分を拒否する言動。一体、なにがあったのか? 自分の何が悪かったのか? と考える。少し大げさすぎたかな? と考えたが、あんな
冷たい態度を取られるほど大袈裟に騒いではいない。そんな事を考えているうちに手が止まっている事に気付き、慌てて落ち葉を掻き集める。しかし、
思考は止まらなかった。
740優しい抱擁:03/01/04 06:33 ID:???
何故、ディアナ様はあのような態度をされたのだろうか? 
 理由はなんだろう? 
 僕に原因があるのは間違いない。なら僕の何がいけなかったのか? 
 家事の手際が悪かったのかな? いやディアナ様はそんな事で怒るような方ではない。じゃあなんだろう? 
 逆転の発想をしてみよう。家事の手際が良過ぎる…ますます怒る理由なんて無いじゃないか…いや、待てよ。
 家事の手際が良い。そこにディアナ様が入る余地なんて無い。ディアナ様は前から何かと家事を自分からしようとしていた。
 けど、それを僕は全部、取り上げていた…
 ロランはハッとした。自分が良かれと思ってやっていた事が、まさかディアナを傷つけ怒らせていたとは夢にも思わなかったからだ。
自分の優しさが人を傷つけていた。その事実を知り、ロランは急に居心地の悪さを感じた。なんだか息苦しい。得体の知れない罪悪感が
足下から這い上がってくる。これは何だ? 困惑しながら、ふと湖に目をやった。
 日光を反射し、きらきらと光を煌かせている湖面。風が凪いで波立つ。まるで月の運河のようだった。それを見たロランの頭にフラッシュ
バックの様にドナが浮かぶ。出立の一週間前に、自分の部屋へと忍び込んできたとドナ一夜を共にした。“ドナが自分を求めているのなら、
そうした方が彼女の為にも良いだろうと思った”からだ。
 再び、運河に戻った時、ドナはいつもと変わらぬ態度で接し、自分もそうした。“それがドナのためにも良いだろうと思った”からだ。
しかし、違う。きっと彼女は傷ついていたに違いない。傷つかないわけが無い。愛する者との最初で最後の夜。彼女は自分を捧げた。捧げる
事でロランを止めようとした。だが、自分を残し、地球に降りていったロランを恨んだに違いない。そして舞い戻ってきたロランを見て、
生傷を抉られるような気持ちになったに違いなかった。
「ぼ、僕は…なんて事を……」
 自分の取り柄である優しさ。いまやそれが人を傷つけてきた凶器になっていた事実を知り、ロランは愕然とした。
人を傷つけてきた。僕が一番傷つけたのは…! 考えをめぐらし、すぐに顔が浮かんだ。浮かんだ瞬間。ロランの目から後悔の涙が一粒、
頬を伝い、地面へと落ちた。
741優しい抱擁:03/01/04 06:38 ID:???
ソシエ・ハイム―――自分は彼女を愛していたと思っていた。しかし、それは本当に愛だったのだろうか? ロランの胸に燻る罪悪感がそう
問いかける。胸を押さえ、跪く。風が吹き、せっかく集めた木の葉たちを再び空中へ舞い上がらせた。
「ぼ、僕は…彼女を……愛してなんかいなかった………ただ、彼女を、憐れんで、憐れんでいただけだった……」
 擦れた声でそこまで言うと、ロランの目から涙が流れ始めた。後悔、自責、懺悔、悲哀、絶望。枯れ葉舞う中でそれらに苛まれるロランは
泣き声をあげる事も叶わず、ただ涙を流した。
 やっと口から漏れた言葉。それは「ごめんなさい」という言葉だった。
「ごめんなさい」と震え、擦れた声で言う。跪いた先に、ドナとソシエが立っている様な気がした。恐る恐る顔を上げると、涙の膜で歪んだディアナが立っていた。

 既に日が暮れかけている。家の外にも内にも帳が降り始め、ディアナは居間のライトをつけた。放電するような音が小さく聞こえ、瞬き、やがて
ライトは落ち着いた光を部屋に投げかける。
 その下にロランはじっと座っていた。ディアナが淹れたコーヒーに手もつけず、ただじっと俯いている。そんなロランを見、ディアナは失望と
憐憫、そして立ち直って欲しいと言う期待の念を抱いた。
 つい先ほどまで、ディアナはロランの話を聞いていた。泣きながら途切れ途切れに話すロラン。その話を聞いてディアナは少なからず、いや、
かなりのショックを受けた。ロランはディアナが思っていた以上に女性経験があるという事が一つ。そして、その動機が相手に対する優しさだっ
たという事が一つだった。
「僕は、僕はなんて馬鹿なんだろう…」
 繰り返しそう言うロランを諫め、励ましながらディアナは考えた。憐れみで抱かれる事は女性にとってどれほど屈辱なのだろうと。今まで
女性として生きる事の出来なかったディアナにはそれが分かりかねたが、それが愛だと思っていたのに、実は憐れみだったという事に気付いた時。
自分はきっと絶望するだろうという事だけは分かった。
742優しい抱擁:03/01/04 06:41 ID:???
 ロランの前に座り、落ち着いた口調でディアナ問うた。
「では、あなたがわたくしに付いて来たのも…ただの憐れみだったのですね」
 ロランが顔を上げる。先ほどまで泣いていたのに、いままた泣きそうな顔をしてディアナを見ていた。彼はこう言いたいのだろう。
「違う」と。しかし、彼自身、本当に違うのかが分からなくなっている。ロランは再び目に涙を浮かべ下を向いた。
「そうですか…」
 ディアナの胸に重い鉛の様なものが圧し掛かる。気付かなければ良かった。知らなければ良かった。全てをロランに任せていれば
よかった。膝の上で手を強く握り締め、唇を噛む。
 悔しい―――ディアナはそう思った。このわくたしが憐れみをかけられるなんて!―――さらに手を強く握りしめた。
 ロランはわたくしを女として見ていなかったのかもしれない。それが堪らなく悔しかった。そして、それに今まで気付かず、受身に
回っていた自分にも腹が立った。
(わたくしは、わたくしは女王ではなかったのか!!)
 自分を憐れみで見ていたのならそれで良い。ならばそれを憐れみから、愛情へと変えてやる。わたくしはディアナだ。何万ものムー
ンレイスを束ねてきたディアナ・ソレルなのだから。
 ディアナは顔を上げると毅然とした態度でしゃべり始めた。
「いいでしょう、ロラン・セアック。あなたが私に憐れみと忠誠心で付いて来たのなら、一生私を崇め、恐れて行きなさい」
「そ、そんな!」
 思わず反論しようとするロランを女王の目で見据える。ロランの目に怯えが走った。
「嫌なのか? わたくしは恐れ多くも月の統治者、ディアナ・ソレルである。そうする事が当たり前なのではないですか?」
 ディアナの変貌振りに唖然とするロランだったが、なにかが自分の中で首をもたげ始めた。
「そ、そうですけど。でも、僕は…」
「僕は? 女王の前ではあなたと言う人間の存在は認められません。あなたはただ私を畏れ、奉仕すればよいのです」
「そんなのおかしいです。僕はそんな事のためにディアナ様に付いて来たんじゃ…」
「なら『様』を付けるのはやめなさい」
「そ、そんなぁ…」
743優しい抱擁:03/01/04 06:43 ID:???
 ディアナは内心、頭を抱えた。そういう所が駄目なんだと。しかし、ここでやめる訳には行かない。方法はどうであれ、ロランに
「僕はディアナが好きで付いて来たんです!」と言わせれば良いのだ。
「出来ないのなら、やはりあなたは奴隷です」
「僕はそんなんじゃありません! 見てて下さい。様なんかつけなくたって…!」
「なら言いなさい。なぜ私に付いてきたのか」
「それは、ディアナさ、さ、さ…」
 ロランは咳払いをすると一気に言った。
「あなたが好きだから付いて来たんですよ!」
 
 少し引っかかる言い方だったが、ついに言わせた。ディアナは満面の笑みを作り、ロランは怒られる子供のように目をつぶっていた。
「ロラン…」
 絵の具が水に溶けるように、ディアナの体の中に温かい感情が広がっていく。足が無意識に体を運び、ロランの胸の中へと飛び込んでいた。
「それが、あなたの本当の気持ちなんですね?」
「む、無論です。ディアナさ…ディアナを愛しているからこそです」
 ロランは納まりの悪い気持ちだったが、胸にすがっているディアナの感触に、体が湧いていくのを感じていた。
「ディアナも、僕の事が好きなんですか?」
 子供のようにコクンと頷くディアナ。ロランからすれば、その顔は恐ろしく可愛く感じられた。おずおずとディアナの背中に
手を回す。彼女の豊満な胸の感触が服を通してもはっきりと判った。
744優しい抱擁:03/01/04 06:46 ID:???
「ロラン…」
 ディアナが少し恥らった様子で目を伏せた。頬が染まり、睫毛がどこか誘惑するように動く。ロランは背に回した手の片方をディアナの
あごに添えた。ディアナの体に緊張が走る。ロランはそんなディアナが可笑しくて軽く笑った。
「わ、笑うことは無いでしょう」
「すいません。でも可愛いなぁって」
 そう言い、笑い合うと、二人はキスをした。長い長いキス。しかし肉欲的な物ではなく、唇を合わせるだけの恋の口付けだった。
 二人の顔が離れ、お互いの表情を確認する。ディアナはどこか決意したような面持ちでロランを見ていた。ロランはそのディアナの
意思を読み取ってか、それを受け止め、包み込むような笑顔を浮かべた。つられてディアナもぎこちなく笑顔を浮かべた。
「あ、あのロラン…」
 その言葉は喉元でとめられた。再び唇同士が触れ合う。柔らかい感触。頭のどこかが凄まじい速さで暴走しているような焦燥感と歓喜。
今まで味わった事の無い状況にディアナはただただ呆然とするしかなかった。
「ん…んん!」
 ディアナの口内にロランの舌が滑り込んだ。狼狽するディアナをしっかりと抱きしめ、彼女の頭を抱き更に奥まで舌を進入させる。
 思ったより強引なロランのアプローチに腕を突っ張る。しかし、彼の舌に自分の舌が絡めとられた瞬間。自分でも笑ってしまうほど
力が抜けていった。舌先を軽く合わせ、そしてゆっくりと舌同士を絡め合わせる。
「んん…ちゅぷ…うん…」
 自分の口内から送られる快感と甘美な音に、ディアナはすでに夢中だった。体が火照りだし、うっすらと汗をまとい始める。
(いけない。このままでは…)
 霧散しかけている意思の残骸をつなぎ止め、舌を解く。数センチの距離にあるロランの潤んだ瞳に再び意思が霧散し始める前に掠れ
た声でこう言った。
「ろ、ロラン。あの…やはり、その…こういう事は……」
「やっぱり駄目ですか?」
「ち、違うんです。べ、ベットで…して、くれませんか?」
 上目遣いでこちらを見るディアナをその場で押し倒してしまいそうになるのを抑えながら、ロランは頷く代わりにディアナを抱きかかえ、寝室へと走った
745優しい抱擁@ガソキャノソ:03/01/04 06:49 ID:???
前半終わり。全然エロク無くてごめんね。
後半はエロエロにするつもり何すけど。なんかご希望な展開とかありましたら、言ってください。
まだ修正可能領域なんで。
746通常の名無しさんの3倍:03/01/04 11:45 ID:???
キタ―――――――(゜∀゜)―――――――!!!!

えーと、希望は、ベッドではとっても可愛いディアナ様を。
747通常の名無しさんの3倍:03/01/04 11:51 ID:???
感想が抜けてた・・・

良いです、ディモールトです。
ディアナ様萌えの俺のつぼを突いてます。
エロなんてなくてそのまま感動系に走ってもOKっすよ、ぐらいグッドです。

希望はベッドではとっても可愛いディアナ様ですけど。
748通常の名無しさんの3倍:03/01/04 18:56 ID:qhKZ9psl
age
749通常の名無しさんの3倍:03/01/04 19:17 ID:???
>>745
パイズリきぼん!!!!!
エロエロマンセーーーーーーーーーーー!!
ガンガって下されー!
750通常の名無しさんの3倍:03/01/04 23:36 ID:???
気合い
751通常の名無しさんの3倍:03/01/05 23:23 ID:???
ディアナ様のエロが楽しみだぁ
752通常の名無しさんの3倍:03/01/05 23:24 ID:???
ロランのアナルに舌をはわすディアナ様キボンヌ
753ガソキャノソ:03/01/06 02:39 ID:???
とちゅうまでうpしまつ。
754優しい抱擁:03/01/06 02:43 ID:???
 寝室に着いたとたん、ディアナはベットの上に投げ出された。ベットの弾力で弾むディアナを押さえ込むようにロランが覆いかぶさる。
「ちょ、ちょっと、ロラン! もっと優しく、あんっ、ゆっくりして、んん、下さい」
 首筋に舌を這わせるロランを精一杯諫める。ロランも我に返ったのか、ディアナから体を退け、少し気まずそうにディアナを立たせた。
「すいません。あの…ディアナ様、じゃなかったディアナが相手だと、僕もあがってしまって」
 ロランの告白に女としての鼓動が高鳴るのを感じつつ、少し俯く彼の額に自分の額を合わせる。
「時間はたっぷりあります。だからゆっくり可愛がってくださいね」
 少し恥ずかしそうに言うディアナのあまりの可愛さに、ここで死んでも文句は言えないなとロランは考えた。
(そうだよな。まずは手順をちゃんと踏まないと)
「じゃあディアナ。まずは服を脱ぎましょう」
「そうですね。そうしましょう…」
 そう言って服に手をかけたディアナだったが、その手がぴたりと止まる。
「あの、後ろを向いててくれませんか。まだ恥ずかしいので」
 あわてて後ろを向くロラン。ディアナにそう言われると自分もなんだか緊張してきた。服を脱ぐのに集中しようとしたが、後ろから
聞こえる布の擦れ合う音がロランの想像力を刺激する。
「ぬ、脱ぎ終わりましたか?」
「はい。終わりました」
 ディアナの返事に意を決して振り向くロラン。
 それはまさにディアナ自身だった。顔を背け、腕で胸と秘所を隠す彼女の姿は、まるで彫刻のように美しい。腕の中で少し
潰れている乳房の張りは一目瞭然であり、大きさもかなりの物だ。
 そして、滑らかできめ細かい肌。程よくくびれた腰。どこか誘引的なへそを通り過ぎ、手で覆い隠された秘所へと行き着いた。
手で隠してはいるが、わずかに見える陰毛がロランの視覚を刺激する。少し開いた足も健康的で、柔らかそうだった。
 全てにおいて裏切らないディアナのありのままの姿に、ロランの一物はいきり立った。
755優しい抱擁:03/01/06 02:45 ID:???
 目を逸らしていたディアナだったが、好奇心に負け目だけを動かし、ロランを見る。程よく肉がついた足が見えた。一見すると
女性のような足だが、よく見ると筋肉が程よくついている。徐々に視線を上げる。と、見えた。ロラン自身が。その中世的な外見
に似合わずなかなか立派なものだった。始めて見るその物体に目を奪われ、顔をそむけるのもやめ見入ってしまうディアナ。すると
どうだろう。徐々にロラン自身が立ち上がり始め、大きさも増してきたではないか。
(これって…ロランが私の裸を見て興奮しているという事なのかしら?)
 それに気づき、顔が熱くなる。嬉しさと『はしたなさ』がない交ぜになった興奮が体を突き上げる。
 ロランがディアナの肌に直に触れる。思ったよりも暖かな彼女の体温に感動しつつ、そっと首筋に口をつける。ロランの鼻に
柑橘系の甘い匂いが広がった。
 ディアナの匂い―――口は首筋から耳元に。ディアナの耳たぶを軽くなめる。
「はぁ、ロラン…」
 ディアナの体をベットに預けさせる。美しい金髪が蝶の羽のように広がった。口は首筋から鎖骨へ、そして豊かな乳房へと。
優しくディアナの乳房に触れ、乳輪に沿うように舌を這わせる。手に納まりきらない乳房を舐めるように愛撫する。
 初めて自分以外の人間に胸を触れられることに、体が歓喜しているのがわかった。これが女性としての喜びなのかと、ディア
ナは昂ぶった頭の中で考えた。胸を触られているだけなのに、どうしようもない何かを感じる。体が何かを求め、ロランに対す
る想いがそれを貪欲にさせる。
「ひあっ!」
 乳首から軽い痛みと電流が走る。ロランが軽く噛んだのだ。そして、まるで赤ん坊のように乳首に吸い付く。上目でこちらを
見ているロランが見え、顔が熱くなった。
756優しい抱擁:03/01/06 02:47 ID:???
 まるで母に抱かれているような感覚。大きな乳房が安心感を与えてくれる。母を知らぬロランにとっては始めて感じる安心感だった。
それと同時に、一つの企みがロランに浮かぶ。先ほどからディアナはロランの成すがまま。もしかしたらベットの上では自分の言う事を
聞いてくれるかもしれない。
「あの、ディアナ…」
「な、なんですかぁ?」
 ぼやけた青い瞳がロランをとらえる。その瞳に、一瞬すくみそうになったが、いつもの威厳は誘惑的な魅力へと変わり、清楚はその
落差からくる高揚感へと変わっている。
 再びその口を唇と舌でふさぐ。今度はディアナのほうから積極的に舌を絡めてきた。口を離す。
「あの、僕ばかりだと、なんだか今までの生活と変わらないので、ディアナも僕にしてくれませんか?」
 ロランがそう言うと、ディアナは艶美な笑顔を浮かべ、こう言った。
「私にも、出来る事があるのなら…」

 予想以上だった。ディアナの乳房に挟まれている自分自身が狂喜しているのがわかる。乳房の肉圧は、ロランの想像以上の
物だった。柔らかな肌触りが包み込むときの何ともいえない気持ちよさ。ディアナが両手でしっかりと押さえ込み、胸を上下
させている視覚的効果と、物を伝わって送られる快感。
「はぁはぁ、ディアナ。すごく良いですよ」
「私の胸。気持ちいいんですね」
「あああ、ディアナ。出来れば舐めてくれませんか。そうしてもらうと、もっと気持ち良いんです」
 ディアナはにっこり微笑むと亀頭に臆することなく舌をつけた。ぬるりとした感触がモノを刺激し、とめどなく透明の粘液が溢れた。
 胸を上下させ、舐めてやるたびにロランのモノが反応する。胸の間で熱く硬く反りたったロラン自身を可愛がってやる。亀頭の
割れ目から玉となって溢れる粘液を一滴残さず舐め取るように、舌を這わす。塩っ辛いそれをもっと味わいたい衝動に駆られる。
いやちがう。欲しいのはロラン自身だ。もっとそれを体の奥まで感じたい。それには胸が邪魔だった。ディアナは胸を手で押さえ
つけるのをやめ、ロランのモノを咥えた。
757優しい抱擁:03/01/06 02:51 ID:???
 亀頭を口の中に咥え込み、舌先で割れ目を広げる様にいじる。咥えやすいようにロランのものをつかむ。
手のひらに熱が広がった。
 突然のフェラチオに思わず腰砕けになるロランだったが、まだ拙いディアナの舌技。しかし懸命にロランの
モノを咥え、頬をすぼめるディアナの顔に背徳感と快楽が暴走する。顔にかかる髪を退けてやり、ディアナの
顔を見つめる。
「ちゅぱ、ちゅぷ、んん、んふぅ、くちゅ、んちゅ」
「ディアナ、出しますよ」
 それを聞いたディアナはつかんだ手でロランのものをしごく。ふいにロランが自分の後頭部に手をやり押さえつけた。
「んん!」
 その瞬間、ディアナの口内にロランの精液が放出された。舌の上に熱く、苦味を帯びた精液が降り注ぐ。
ディアナは目をつぶり、それ全てを受け、それを全てを飲み下した。
(これがロランの味…)
 体を震わせ、ディアナの口からモノを引き抜く。精液が何本のもの帯を作り、ディアナの口へと続いている。
出し切れなかった分が彼女の顔や胸を汚していった。
 顔についた精液を指で救い、舐め取る。やはり苦い。しかし、味わい足りない。唾液と精液で濡れ、すっかり
小さくなったロランのモノを再び口へと含む。飴を舐めるように舌で転がし、表面についた精液を全て舐めとった。
「気持ちよかったですか? ロラン」
「はい。とても良かったですよ。じゃあ次は僕の番ですね」
 ディアナの肩に手をかけ、ベットへと身を預けさせる。再び胸へと手をやり、もう片方を秘部へと。しかし、
その手はディアナ自身によって止められた。
「え?」
 思わずディアナを見ると、恐怖と懸命さを宿した面持ちでこちらを見ていた。
758優しい抱擁@ガソキャノソ:03/01/06 02:52 ID:???
つうわけでここまでです。
続きはまた今度。
759通常の名無しさんの3倍:03/01/06 03:19 ID:???
あんたすげぇよ!
漏れの完敗だ・・・。
760西の方言 ◆L.CBRxxJOY :03/01/06 11:31 ID:???
西  |∀゚)=3
761通常の名無しさんの3倍:03/01/06 18:06 ID:???
|∀゚)続きキボンヌ
762通常の名無しさんの3倍:03/01/06 19:17 ID:???
神様が降臨しますた・・・
763優しい抱擁@ガソキャノソ:03/01/07 02:07 ID:???
要望に応えてちょっとだけうp。
生殺しみたいでスマソ。
764優しい抱擁:03/01/07 02:10 ID:???
「ディ、ディアナ?」
 ロランの問いかけに答える代わりに身を起こし、抱きつくディアナ。その体は震えていた。
「ロラン、ロラン、ロラン。聞いてください」
「な、なんですか?」
「わたくし…実は、経験が……無いんです」
「ええ!? だって、さっき僕のを…」
「あれはロランのだから飲めたんです。ロランを愛してるから…」
「で、でも初代のウィル・ゲイムさんとは…」
「あの方は、堅実な方でしたから」
 ロランの手が体から離れる。
(やっぱり…)
 二千年も守ってきた純潔など自慢にもなりはしない。それはその年月、女でなかった証明にしか過ぎない。いくらロランとて
女でないものを抱けないだろう。先ほどまで熱に浮かされていた頭が急速に冷め、気持ちが萎えていく。ロランに対する謝罪と
少しの失望がしがらみとなり、体から自由を奪う。ただ俯いて、あとは目から涙が流れ落ちるのを待つだけだ。
「ディアナ…」
 ロランの呼びかけに顔あげる。頬にロランの暖かな手が触れ、そこからしがらみが解けていくような錯覚に陥った。
「うまく言えないけど、そう言う事を悪く思って黙っているのでしたら、それは違うと思います。僕は嬉しいんですよ。そりゃあ、
びっくりはしましたけど。その分、ディアナは苦労してきたんだと思うだけで、なんだか愛しく感じますよ」
765優しい抱擁:03/01/07 02:12 ID:???
「ロラン…」
「僕に任せてください。痛いのは最初だけですから」

「優しく、してくださいね」
 震えながらそう言うディアナの額にキスをし、笑顔で答える。自分も笑顔を返そうした瞬間。下腹部から衝撃が走った。
「ひゃうっ!」
 慌てて口に手をやり、恐る恐るそちらを見ると、ロランの手が優しく秘を撫でていた。もう片方の手はその胸を愛撫している。
「ディアナ。力を抜いて…」
 耳元で囁くロランに促され、少し力を抜いた。首筋にロランの柔らかな唇が触れる。
 濃い目の陰毛を掻き分け、秘部をゆっくりと撫で付ける。指先で徐々にあふれ出す蜜の感触を感じながら首筋を舐める。ディアナの
柑橘系甘い匂いと精液と汗の匂いが混ざった、淫楽の匂いがロランの頭を痺れさせる。それはディアナも同じで、体を駆け巡る快楽に
戸惑いながらも、それに歓喜していた。
 充分潤った割れ目に指を入れる。
「ふあ! んん! あん!」
 指をキュッと締め付けるディアナの膣内。まだ人差し指の第一関節しか入れていないが、ディアナにとってはこれで既に限界なのだ
ろう。指先から感じる絡みつく肉感と熱さに、昂ぶりながら、ゆっくりと指を抜き差しする。動かすたびにディアナの体がビクンと
跳ね、たわわな胸がゼリーの様に震える。
「ロラ…ロランっ、んん! はぁはぁ、なんだか変です…はぁん、体が勝手に…動いて、あん!」
 涙目で訴えるディアナをさらに可愛がってやろうと、今度は少し深く指を入れ、激しく掻き回す。くちゅくちゅと生理的な音と
ともに更に蜜があふれ出し、太腿やシーツを濡らしていった。
766優しい抱擁:03/01/07 02:15 ID:???
「駄目、駄目です! おかしくなっちゃいそうで、ロラン…!」
 身をよじらせるディアナに、何度目かのキスをする。口の中でくぐもった嬌声をあげるディアナ。すでに秘部は濡れそぼっていた。
締め付ける膣内から指を引き抜く。ディアナの弓なりにしなった。
(これで、行けるよな…)
 指先に絡みついたディアナの愛液を見やり、ディアナの足を持ち上げ、その間に体を移動させる。
「ディアナ。行くよ」
 肩で息をしながら潤んだ瞳でロランを見、意を決したようにディアナは頷いた。
 モノを秘部にあてがう。亀頭で何度か秘部をなぞる。そして、一気に貫いた。ディアナの目がかっと見開かれ、体中が痛みで強張る。
しかし、ディアナは悲鳴を上げなかった。自分の指を噛み、痛み我慢していたのだ。噛んだ指から僅かに血が流れ出す。
 モノの根元を締め付けながらも、中は程よく柔らかくロランのモノに吸い付いていた。痛みに耐えるディアナを気遣いながらも、
今まで経験した事ない感触にロランの本能が刺激される。動きたいが動けばディアナが…というジレンマを感じつつ、汗で顔に張り
付いた髪の毛を払いのけてやる。
「大丈夫ですか…」
指を噛みながら小さく頷くディアナ。それを確認し、腰のモノを僅かに引き抜く。ザラっとしていてヌルッとしている柔らかな
感触がモノに伝わると同時に、ディアナの体がしなり、シーツを掴み、指を噛む。
「ディアナ、指を離してください。我慢することなんてないんですよ」
 ディアナの咥える指を口から離してやる。そこにはくっきりと歯形が浮かんでおり、うっすらと血の膜が張っていた。その指を
優しく口に含む。
「ロラン…」
「良いんですよ。僕の前では、素直で良いんです」
 体を僅かに起こし、ロランの背中に手を回す。体全体でロランを感じ、同時にロランを包み込んだ。
767優しい抱擁@ガソキャノソ:03/01/07 02:16 ID:???
はいここまで。
こっからもうピストンピストンしていく予定なので、もうちょっとお付き合い下さい。
それにしても我ながら長いの書いちゃってるな(w
768山崎渉:03/01/07 02:51 ID:???
(^^)
769西の方言 ◆L.CBRxxJOY :03/01/07 07:47 ID:???
西  |∀゚)=3 全然構わないっす!
770通常の名無しさんの3倍:03/01/08 04:46 ID:???
sage
771通常の名無しさんの3倍:03/01/08 15:50 ID:???
乱れるディアナ様萌え〜
772通常の名無しさんの3倍:03/01/08 21:22 ID:???
危険危険!
773通常の名無しさんの3倍:03/01/09 04:38 ID:???
続きが気になって眠れまへん。
774通常の名無しさんの3倍:03/01/09 15:51 ID:???
削除依頼出されてますた。

http://qb.2ch.net/test/read.cgi/saku/1027383613/365

372 :削除屋@マシュマー ★ :03/01/07 13:39 ID:???
【未処理】
以下の判断と対応お願いします。
停止向き
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1033472061/ (>>365)
保留分:801板向き?
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1041177175/ (>>365)
775さくじょやえっくす:03/01/09 20:11 ID:???
エロパロ板向けのスレだと思います。
申し訳ありませんが、停止させていただきます。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ