773 :
709:
待ちに待ったる日曜日、本来ならひねもすノタリノタリと過ごし、
ゆるりと休んで英気を養うが道理なれど、妄執に憑かれたる身のあさましさ、
頭の中は砂嵐、ああでもないこうでもないと、結局深夜まで小説のプロット作りに肝胆を砕く始末。
嗚呼、当方が思いは三国一の、富士の高嶺の真白雪。
つもりはすれど、とけはせず!
シワの少ない脳をオーバーヒート寸前まで回転させ、多大なカロリーを費やして書き上げたる本日分、
果たして粋人たる皆様方の股間を、見ン事スタンダップトゥザビクトリーさせることが出来るや否や?
不安と期待の不協和音、なんともそわそわ落ちつきませぬが、ここは一番覚悟を据えて、乾坤一擲大勝負!
いざ!
見てください!
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みずみずしい色艶の乳輪に沿って人差し指を動かし、ウッソ君の胸の上に小さな円を描く。
「あはは、あひはは…や、やめて、ははは…」
(ううむ、こういう反応ばかりじゃつまらんなあ…
「性的に」感じてくれないと、こちらとしても気分がでない)
しかしウッソ君はノンケの男だし、体もまだ未成熟だ。
同性の人間がふつうに愛撫しているだけでは、くすぐったがってはくれても海綿体を刺激することはできないだろう。
(しかたない、秘密兵器を使うか)
私はウッソ君の体から指を離すと、上着のポケットから数枚の写真を取り出した。
「はひひひ…はぁ、はぁ、はぁ…」
ようやく解放され、ぐったりとするウッソ君。
くすぐりの余韻がまだ残っているのか、目がトロンとしている。
774 :
709:02/11/18 02:27 ID:???
「くすぐり地獄によく耐えたねえ。偉い偉い!
その根性に敬意を表して、いいものを見せてあげよう」
ウッソ君の前に写真をかざす。
「あっ!」
虚ろだったウッソ君の目が、一瞬にして正気を取り戻した。
それもそのはず、写真の被写体は…
「カ、カテジナさん!」
「そう、君の大好きな人だ」
「どうして、あなたがカテジナさんの写真なんかを…」
「どうでもいいだろう、そんなこと」
「どうでもよくなんか…ああああっ!」
ウッソ君が文句を言い終わる前に、別の写真を差し出す。
そこには、下着姿のカテジナ=ルースが写っていた。
「あ、あ、あ…」
「これは…どうやらカテジナさんが着替えをしているところのようだねえ。
どうだ、嬉しいかい?」
カテジナは今、クロノクルのゲストとしてこの基地に滞在している。
私は昨日のうちに彼女にあてがわれた部屋に忍び込み、部屋のあちこちに隠しカメラを仕掛けたておいた。
今日ウッソ君に見せているのは、その戦果である。
「ほら、こんなのもあるよ」
今度はシャワーを浴びている真っ最中の写真。
ふくよかな乳房がバッチリと写っている。
775 :
709:02/11/18 02:27 ID:???
「…」
ウッソ君は無言で写真を見つめている。
「君のためにわざわざ用意したんだ。少しは感謝してもらいたいものだな」
「…」
駄目だ、完全に写真に魅入られてしまっている。
確かに、この女はなかなかの美人だ。
気品もある。
ウッソ君のような純朴な少年が憧れるのも無理は無い。
だが、私には分かる。
この高慢そうな顔を見ているだけで分かるのだ。
(そう、こいつは典型的なファム・ファタール!)
ウッソ君にはあまりこの女のことを意識して欲しくないところだが…
(いささか不愉快だが、今回だけはウッソ君を気持ち良くする道具として役立ってもらうぞ…)
776 :
709:02/11/18 02:29 ID:???
ウッソ君の下半身にちらりと目を向ける。
果たして、トランクスには立派なテントが張られていた。
(よし、これからが本番だ…なあに、こんな女のことなんかすぐ忘れさせてやるさ)
「おやおや、きれいなお姉さんの裸を見て、ずいぶんと興奮しちゃったようだねえ」
見せつけていた写真をひっこめる。
「え?…あ…」
「ようやく我に返ってくれたね。
ところで、おちんちんが大変なことになっているみたいだけど…大丈夫かい?」
「う…ぐ…」
「いやいや、そんなに真っ赤になって恥ずかしがらなくてもいいんだよ。
君が健康で元気な男の子だってことの証拠だからな。
そら、お次はもっとすごいのを見せてやるよ」
「やめてください!」
ウッソ君は私が取り出した新しい一枚から視線をそらし、そのまま目をつぶってしまった。
「遠慮するなよ」
「うるさいっ、見たくなんかないっ!」
「正直になれって…
そうそう、君が使っていたノートパソコン、覗かせてもらったよ」
「…!」
「何か面白いデータが入っているんじゃないかと思って見てみたんだけど…
いやあ、別の意味で興味深かったよ。なにしろ、いたるところにカテジナさんの画像がベタベタ…」
「う…う…」
きつく瞼を閉じ、身を小刻みに震わせながら、ウッソ君は今、どんな気持ちでいるのだろう。
(恥ずかしさ、怒り、情けなさがゴッチャになった、実に絶望的な気分なんだろうな)
しかし、そんな状況下であっても、トランクスの膨らみはいまだに健在である。
いくら目を閉じても、脳裏に焼き付いた愛しい人のイメージはそう簡単に消えるものではない。
ましてそれが裸体であったら…
777 :
709:02/11/18 02:31 ID:???
「私の言うことを聞いてくれるんだったら、この写真は全部君にプレゼントするぜ」
「欲しくなんか…ないですよ…」
さっきまでの威勢はどこへやら、まるでミュートをかけたみたいにかぼそい声だ。
「そうか…そんなに意地を張るんなら…拷問再開だ」
ゴクリと唾を飲み込むと、私はウッソ君のトランクスをずり下げた。
「ああっ、そんな!」
最も見られたくない部分を突然さらけ出され、ウッソ君は悲痛な叫びをあげた。
「すごい…とってもかわいいよ、君の」
めまいと動機に襲われながら、私はウッソ君の下半身に手をのばした。
「い、いやだ…いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだっ!」
身をよじってのがれようとするウッソ君をおさえつけ、発達途上のペニスをぎゅっと握り締める。
「うあっ!」
「いつも…カテジナさんの画像をみながら…彼女のことを思いながら…自分で自分を慰めているのかい?」
握る手に力をこめる。
「ううっ…くっ…」
「今日は、私が君を慰めてあげるよ」
小さな乳首に吸いつき、やさしく舌で転がす。
「ふああ…」
先ほどとは明かに違う反応だ。
白い肌の表面に、汗がしっとりと滲みはじめている。
(よしよし、感じてくれているな…)
乳首から口を離し、今度はペニスに顔を向ける。
包皮の間からは薔薇色の先端が顔を出し、ほのかな雄の匂いをただよわせている。
その鈴口に舌先をつけ、ペロリと一舐め。
すると…
778 :
709:02/11/18 02:32 ID:???
「ひああああああっ!」
嬉しい事にひときわ高い声で叫び、雷に打たれたかのごとく体をのけぞらせてくれた。
(いいよ、すごくいい反応だ)
サオの部分を握ったまま、睾丸にむしゃぶりつく。
ちゅぱちゅぱと下品な音をたてながら、上質のマシュマロのように柔らかな外皮と、
その中のコリコリした球を味わう。
「いやだいやだいやだ…や…だ…もう…やめてください…」
「やめられないよ…ウッソ君の…すごくおいしいんだもの…
もっといっぱい舐めさせてくれよ」
「だめぇ…これ以上…そんなことされたら…僕…」
「さあ、次はここだ」
サオ本体を真上から口に含み、じゅるじゅると吸う。
「うああああっ!」
舌を絡める。
「ああああ、本当に…もうっ!
やめて…やめないと…本当に…あ、う、あ、あ…ううううっ!」
779 :
709:02/11/18 02:32 ID:???
私の口の中で、何かがはじけた。
熱く濃い液体が、どくどくと流れ込んでくる。
「はああっ…だめだって…いやだって…はあっ…言ったのに…はあっ…はあっ…」
(お疲れ様…でも、まだ終わりじゃないぞ。
唇も…いただいておくか)
「はあ…ふう…」
落ちついた頃合を見て、半開きになっていたウッソ君の唇に自分の唇を重ね合わせる。
「ぐっ!」
ウッソ君の目が大きく見開かれる。
唇を引き離そうと動くウッソ君の頭をおさえ、口の中に蓄えておいた彼の白濁液を、
彼自身の中に注ぎ込む。
「んー!んー!」
舌を使って白濁液とウッソ君の唾液を混ぜ、再び吸い上げると、私は顔を離した。
「んげっ、げほっ!げほっ、げほっ、げほっ、ひどい、げほほっ…」
激しく咳き込みながら、ウッソ君は私のことをうらめしそうに睨んだ。
甘いカクテルをゆっくりと飲み込み、私は言った。
「自分の出したモノの味はいかがだったかな?」