我が部隊は「MS」の配備を待っているのであります。
それがザクマシンガンだけ送ってきて・・・私にどうしろと?
キ シ リ ア の ボ ケ 。
( ´_ゝ`)フーン
パトレイバーの太田さんみたいに人力で引き金を引け!
最近このテのスレが多いな・・・
ジオングだのエヴァだのビグザムだの・・・
それが今度はザクマシンガンかよ。
メロンは面白かったがつまらん
7 :
通常の名無しさんの3倍:02/08/31 20:56 ID:K4RT2Z8R
バーニィなら泣いて欲しがるだろう。
キシリア閣下直属なら頼めば。
補給でカオス少尉が来た。
カオス少尉は友軍に発砲しはじめた
とりあえずなんとか捕獲して慰安婦にした。
淫らな性に走ったカオスは
また、友軍に淫らな鉄砲を発砲した
「見て!私の銃を!」
カオスはそう言うと、
知らん
また絶頂を迎えた…
知らぬ間に一行小説スレになっていることに気付いた
>>1は、
カオス少尉にアナルを差し出した
そこで私は彼らをエクソダスさせようとしたが
逆にエクソダスされてしまった
23 :
通常の名無しさんの3倍:02/08/31 23:16 ID:rjB/gOXS
そこに現れた田代まさし
映画を撮ると言って
カオス少尉に熱い視線を送った
ザクマシンガンと言えば、折れの脳内では連射モードと、狙撃モードがあると解釈してる。
狙撃モード:第1話などでやっている、1発づつ撃つやつ。戦闘エレカ相手ならこれで十分。
弾の節約に使えるが、対MS戦では役に立たない。
連射モード:マシンガンの普通の使い方。対艦戦・対MS戦で使用。ガンダムを倒したいなら、同じ場所に当てつづけないと無理。
27 :
通常の名無しさんの3倍:02/08/31 23:39 ID:o+/UPSqP
>>26がいっているのは実銃では当たり前の機能だが
実銃ではない銃では画期的だった
カオス少尉のマグナムに付いているのは当たり前の機能ではなかった
カオス少尉は連射モードに切り替えて
パイソン77マグナム弾
乱立駄スレ
飛んでけーーーー
と
サクマフのアナルに連射した
サクマフは昇天し
二万円を払い満足そうに帰っていった。
またまた!田代登場!!
そこで一言!!
ああ時が見える
ミニにタコが
停まって見える
全ての部隊をモニターしているキシリアは
事の成り行きにやや興奮ぎみ
キシリア姉さん何をと言って絶句する通りすがりのガルマ
>>44 しかし何故かこっちのスレのほうが伸びているという罠。
46 :
1:02/09/01 14:16 ID:???
○月○日
ザクマシンガンの弾が送られてきた。
しかし送られてきたのは90mm弾だった。
せ め て 1 2 0 m m 弾 よ こ せ 、 キ シ リ ア 。
依然MSは配備されず。ハァ・・・MSなんて最近見たことねぇよ・・・
お神輿みたいに100人くらいで担いで突撃だ!
48 :
通常の名無しさんの3倍:02/09/01 14:23 ID:obneIjGa
○月△日
仕方ないので送られてきた90mm弾を埋めて古き良きトラップにした。
深夜民間人のトラックが90o弾に粉砕されて大破した事で抗議してきたが
荷物が酒だったので酒を全て拝借して追い返した。
3ヶ月ぶりの酒は実に旨い。
今日こそ脱走シテヤル!!!!
○月□日
夜中に「今日こそ脱走シテヤル!!!!」と叫んだ馬鹿に
鉄拳制裁したら本当に脱走した。
上官である私が処分されるのが嫌だったので
ゲリラとの戦闘中行方不明になった事にしておいた。
見付けたら拷問してやる。
○月●日
本日やっとザクが補給で来た。
頭 だ け 。
何でもサイド3で爆発したザクの頭を拾ってきたとか。
そんな時キシリア様から通信が。
「 次 は 胴 体 な 」
キシリア様、
キ レ て い い で す か ?
53 :
西:02/09/01 20:37 ID:???
>>52 キシリア様は「お笑い」になったのだよ。笑って差し上げろ。
補給でザクマシンガンの弾装がきた
本体まだ?
仕方ないのでグフの左腕だけを送っておいた。
残りのパーツは次の補給部隊にまかした。
送られてきたグフの左腕を基地の屋根に取り付けた。
しかしその腕の「切り口」が気になる。
まるでビームサーベルで切られたようだ。
・・・・・もしや・・・ラル大尉の・・・
57 :
通常の名無しさんの3倍:02/09/02 16:33 ID:3nCSlOb2
オイ45と47の間の1よ。
口径がでかいからって威力があるとは限らねーぞ。
58 :
YU-:02/09/02 16:45 ID:252IE/1g
さて・・・いい加減MSが欲しいと思っていると、また補給が来た今度は・・・
紫の頭髪。
何だろうこれは?すると、ちょうどTVで・・・
「今なら金銀パール、ガルマ様の慰髪プレゼント!」
・・・その晩、部下が一人消えた。
59 :
士官:02/09/02 17:14 ID:v4rynEU1
○月△日
補充の人員3名と、補給物資が届いた。
トレーラーに積まれた大型のコンテナは、MSの到着を期待させる。
この際、07が欲しいとか、09が良いなどと言っていられない。
急ぎ部下に命じてコンテナの開封を行う。そこで見たものは…
09だった。まさかこんな新型が来るとは思いもしなかった。
やはり、キシリア様も、話せば解る方だったのだ。
私は、上官の配慮に感謝しつつ、09のコックピットに向かった。
この隊でパイロットは私だけだ。
群がる部下たちを押しのけ、コンテナの前に立つ。
なにかがおかしい。部下たちの表情も冴えない様だ。
そこで、ふと私の頭に予感が走った。
まさか、そんなはずはない。いくら何でも、ここまでする理由がない。
慌てて09の全景が見渡せる、トレーラーによじ登る。
確かに間違いなく09だ。だが、何かが明らかにおかしい。
まさか…
今度は、近くに寄ってみる。その頃には、私の予感は、確信に変わっていた。
一応、念の為ボディに触れてみる。やはり…
「プラスティックだ…」
そう。送られてきた09はただの張りぼてだった。
私は、テントに戻った後、部下を遠ざけた。一人になりたかったのだ。
やがて回りに人気がなくなったのを確認すると、搾り出すようにうめいた。
「キシリア奴っ!いつかコロス」
追伸
その晩、部下が一人消えた。
○月■日
約2週間ぶりにキシリア様から通信が入った。
「なかなかの働きぶりだな。覚えておこう」
はっ!ありがたき幸せ!
・・・
・・・・・
・・・・・・・
ブツン・・・
「え?」
・・・・・それだけかよ・・・・・・・
・・・いつかキシリア様に会ったときのために、私はナイフを研いだ。
その夜、部下が一人いなくなったのは言うまでもない。
>>57 俺は本人ではないが、代弁させてもらうと、
弾の規格が通常のザクマシンガンと合っていないと言ってるだけで、
威力に付いてはふれていないと思われ。
62 :
57:02/09/02 19:53 ID:3nCSlOb2
>61
あの〜・・・
せ め て 1 2 0 m m 弾 よ こ せ 、 キ シ リ ア 。
の「せ め て」を見ると威力について触れているとも取れるぞ。
かなり強引かも知れんがね。
俺は1が120mmと90mmの威力を口径によって履き違えているととらえただけ。
63 :
資材部:02/09/02 20:08 ID:???
今日もMSクレクレ廚ウザイ…
前回、部品が送られたみたいなので
返品倉庫からチョイスして送る事にした。
ギガンの下半身を送りつけてやった。
ちなみにサインはキシソアっと…
○月▽日
補給は来た。だが届いたのは中古のマゼラトップだけ
隊長は落ち込んでるのか怒りに満ちているのかよく判らない表情をしていた。
その後の飛行テストで案の定墜落した。
幸い主砲は無事だったので陣地に据え付けたが
先輩は「今の時代にこんな物が何の役に立つ」
と非常に怒っていた。それにしてもMSはいつ来るんだろう。
>62
この手のスレの原形はMSなり戦車なりの搭乗機の補給が基本。
なのに弾だけかよ!しかも規格違いだし!って事では?
トラップとして使ってるし・・・。
66 :
62:02/09/02 20:57 ID:3nCSlOb2
>65
あーもう分かった分かった。俺はこう思ったってもう言ってるやんか。
自分の意見言ってるだけやし、貴方の意見も分かったってことで終了。
○月◆日
今回の補給はMSもないのにヒートホーク一本と
マゼラベースが来た。今日は一段と隊長は荒れていた
「****ぶっ殺す。」とか「犯してバラバラにする。」
そんな声が隊長のテントから漏れていて正直怖かった。
それにしても部隊にあるのは以前不時着して中破したまま放置されてる
友軍のドップにマゼラトップの主砲とザク頭に今日届いたマゼラベース
おおっこれだけあれば自走砲が作れる今度意見具申してみよう。
68 :
1:02/09/03 16:38 ID:???
>>57 すんません・・・送られてきたのは
「ZMP50D/120mm」であることを
最初に書き忘れました・・・
□月○日
・・・1ヶ月経った。依然頭の悪い年齢不詳の仮面女からの連絡は無い。
残った兵士達と
>>67の自走砲の案をまとめているとホコリのかぶった無線から聞き覚えのある声が・・・
「モビルスーツをまわす。エース用のカスタム機だがお前なら(以下略
・・・へ?
そこには確かにキシリア様の口から「モビルスーツをまわす」とのお言葉が・・・
3日経った今日、荷台にシートの被せられたトレーラーが到着した。私は焦る気持ちを抑えつつロープを解き、MSの頭の方のシートを捲った・・・
「間違いない・・・ザクUだ・・・」しかも「黒い」・・・まさかあの3人組の・・・?
シートを完全に捲るとそれは姿を表した。まぎれもなくザクU・・・やっとまともな物資が来た・・・(しかもエース機)作戦に参加できる・・・
しかし部下の様子がおかしい。ヒソヒソと私に聞こえないように話している・・・悪い予感がした・・・以前の09のこともある・・・
恐る恐る操行に触れてみると・・・何も異変は無い。チタン複合材だ。
では何が?兵士達は何も話さない。それどころか私と目を合わそうともしない。
私はザクの全体を見渡すと・・・
足が角張ってる・・・スラスターがやけにデカイ・・・表記を見ると・・・
「MS-06R1-A」
キシリア様・・・
こ こ は 重 力 下 で す 。
地上でRタイプを根性で運用しろと?
ふ ざ け る な 。
とりあえず邪魔なザクを格納庫にしまって、次の補給に藁人形を希望した。
追伸
兵士・・・ますます減ったなぁ・・・
70 :
士官:02/09/03 17:54 ID:???
□月●日
以前進言のあった自走砲プランに、若干の訂正を加えつつ実行に移す。
やはり限り在る資源を有効利用するしか、生き残る道はないのだろう。
MSが無いだけに、防御力に劣る陣地を維持する為、当初の自走案を取り消し、
ベトンで固めた固定砲台として利用する。台座を180度回転できるようにし、
先日の90mm弾薬を利用したトラップと併用すれば、
そこそこの火力にはなる。どうせこの近辺には敵の人型も来ない。
ベトンが完全に乾くまでは3日と言ったところだが、
敵の来襲などここ一週間以上ない。
問題は、ザクの頭とグフの左腕、張りぼての09、それから06R1-Aだ。
06は、装甲を剥がし、陣地の補強につかえるだろう。
なにしろMSの装甲だ。61式戦車の砲弾にも、ある程度堪えられるはずだ。
ザクの頭は、カメラだけを外し、街道沿いに設置する事にした。
有線で引っ張れば、実用に耐えられるだろう。
グフの左腕だが、これは使い道がないので倉庫に放りこんでおく。
大して邪魔にもなるまい。
一番の難物が09の張りぼてだ。なにしろでかい。
寝かせておくと場所を取るし、立たせれば恰好の目印になってしまう。
部下とも相談した結果、燃やしてしまう事になった。
幸い木造なので、燃料として使える。
私は、早速部下に解体を命じた。
その晩脱出した部下は、最後まで解体を嫌がった軍曹だった。
そんなに気に入ったのだろうか?理解に苦しむ。
□月◇日
倉庫で装甲を剥がされたMS-06R1-Aを見ていたら
解体された09の張りぼてを付けてみたいと無性に思った。
とりあえず動けば作業用には使えるだろう。
張りぼて燃やされる前に早く隊長に具申しないと
□月◆日
トチ狂った隊長を説得して09の装甲を確保した。
しかし改めて見ると「こんなのよくできたな」というのが本音だ。
表面はプラスチック。裏にはリブのつもりと思われる木製の骨組み。
しかし、よくよく考えてみればこの装甲は「軽い」のではなかろうか?
聞いた事がある・・・主に指揮官用のMS、通称「S型」あれもある程度の
装甲を犠牲にし、機動力を高めていると・・・
そう考えて実戦に投入することを考えてみた。
思考停止。
どう考えても無理だ。我が部隊にエースはいない。
「弾が当たらなければすげぇドム」なんて一瞬考えてみたが
61式の一発で撃破されるのがいいオチだ・・・
・・・さてと、R1-A引っ張り出してくるか・・・
しかし問題が。大量のプロペラント、重たいだけで重力下では邪魔なだけ。
歩行機能もどうしよう・・・
キシリア様。贅沢は言いません。
「 0 6 J 型 の 足 を 下 さ い 」
73 :
士官:02/09/04 13:05 ID:???
□月■日
戻ってきた軍曹が哀願するので、仕方なく、09の外装の管理を任せた。
一体何に使うつもりなのだろう?
まさか06R1-Aの装甲の替わりにするなんて事はありえないだろう。
宇宙様MSの足は飾りだと言う話も聞いたことがある。
そんなMSを地上で運用すれば、どうなるかは一目瞭然だ。
昼食を取り終える頃、件の軍曹が、06Jの足が欲しいと言ってきた。無茶を言う。
下半身だけ取り替えてどうにかなる物でもあるまい。
あの行き○れの年○偽称女のキシリア閣下が、まともに補給を寄越してくれるはずが無いし…
そもそも中隊には、パーツの換装を行えるような技術者がいない。
いや、いたのだが、ザクマシンガンが送られてきたその日から行方を眩ませている。
さて。ベトンが乾くまであと2日。その間、敵の来襲が無い事を祈って日記を閉じる。
P・S
この所、部下の脱走が減った。皆、馴れて来たのだろう。
□月〇日
やっと09の外装を06R1-Aに取り付けたので試運転してみた。
・・・・・・・・・・遅いどう考えても異常だ。
腹立たしくなったのでヒートホークを振り回そうとしたら
隊長にヤメロと言われた。武装ナシは正直痛い
改造して何だが武装があってもこんな偽ドムで戦闘なんて御免だ。
でもこれから肉体労働が楽になる、
MS万歳
□月▼日
今日も畑仕事をやっているけど結構辛いなあ
野菜ばかり食ってるとだんだん嫌いになってきた肉食いてえ。
それはともかく友軍のガウが基地の近くに強行着陸した。
乗ってた連中は積んでたホバートラックで後方に行ったが
残された荷物の中にマ・グベ将軍宛の割れた壷があり
隊長にこの事を報告したら恐怖で顔が引きつっていた。
何故だろう、たかが壷一個で大袈裟な
76 :
75:02/09/04 21:51 ID:???
間違えた訂正しときます
マ・グベ大佐←マ・グベ将軍
77 :
士官:02/09/05 14:09 ID:???
□月×日
まずい。非常にまずい。かつて無いほどにまずい。
この惨状を、一体どう報告すれば良いのか。
いや、報告などもっての外だ。そんな事しようものなら、闇に葬られてしまう。
やはり、ガウのスタッフに一言知らせるべきだったのかもしれない。
『積荷は、マ大佐が前線視察に来られる際、執務室に用いられる調度品が含まれている』と。
ちくしょう。そんなに大事な物だったら、自分で持って来い!
この(以下自粛)野郎が!
兎に角、解決策を見出さなければならない。さもないと、
この基地は完全に見捨てられる事になる。その時、私の耳元で悪魔が囁いた。
( 戦 闘 中 に 破 損 し た 事 に し ち ま え )
そうだ。その手があったか。私はガウ搭乗員を呼び戻し、部下を集めた。
実際に戦闘が起こる(起こってくれる?)可能性は、ここ数週間の動きから見て、ほぼ0に近い。
となると、捏造しかあるまい。当然、ガウにも「墜ちて」もらう。基地も半壊させる。
巧く行けば、責任を問われないばかりか、防御力強化の為、物資を回してもらえるかもしれない。
下士官の一人が、私の部屋にやって着た。どうやら全員、ブリーフィングルームに集合したらしい。
私は、緊張した面持ちで頷き、彼の後に続く。
今夜は長くなりそうだ…
□月×日 夜
今回の作戦は、
「この基地周辺で戦闘が発生(したことに)し、兵士達の応戦もむなしく
基地周辺を飛行中のガウに被弾(させて)、そして基地に墜落(させる)」
隊長は高笑いしていた・・・はたしてこの作戦は巧くいくのだろうか?
ガウの搭乗員も快く作戦に参加してくれるらしい。それはありがたい。
隊長がガウ操縦士の後ろに立って何かを突きつけていたのが気になるが・・・
今はそれどころではない。この作戦を成功させねば・・・!
時 は 来 た 。
まずは農作業用のMS06R1-Aを適当に歩きまわせた。足跡が無いと怪しまれる。
そしてガウを離陸させた。もちろん、最大の問題である「ブツ」を積ませて。
ふと隊長の顔を見ると、青筋が立っていた。私も薄々感づいたいた・・・
そう、「敵」の存在である。「敵」もいないのに派手にドンパチやってたら
それこそ怪しまれる・・・たとえ1機でもいい・・・敵の人型こっちにこないかな・・・
俺達は、いつもの如く、哨戒活動を行っていた。
敵の大体の位置は掴んでいるが、如何せん、こちらの戦力も乏しい。
オデッサの激戦区には、既に人型の集団戦も行われているが、
量産体制が整っていない以上、俺達のような小規模基地にまでは行き届いていない。
最も、俺達が担当している地区では、敵人型兵器の機影は見えない。
補給が滞っている様だ。ジオンの物資は、速くも底を突き始めているのだろうか?
俺達が、何時もの巡回コースを回って、帰還しようとした時、搭乗員の一人が何かを発見した。
「隊長!前方に熱源!…人型です!!」
俺は耳を疑った。そう言えば、昼間の哨戒部隊からの報告で、
近くにガウ型空母が着陸したと言う物があった。以前にも何度かあった事なので、
上層部始め、俺達のうち誰一人として気に留めていなかったが…
まさか人型の輸送とは!
「ホルト兵長!機影は幾つある?落ち着いて確認しろ!」
俺は真横にいる、下士官に確認を急がせた。
彼は、熱源を頼りにナイトスコープを覗く。もし2機以上いるとなると厄介な事になる。
基地には人型が一機あるだけだ。おまけにMS戦の経験が無いと来ている。
こちらの人型は、敵の06Jと呼ばれる人型より高性能らしいが、パイロットの錬度が違う。
しかも、サーモスコープに反応すると言う事は、敵人型に火が入っていると言う事だ。
俺は、基地に警告をすべきか迷った。判断するには、情報が少なすぎる。
「敵人型は一機。しかし…見慣れない機影です。ちょっと待ってください…09です!敵の新型です!」
「…で、敵の動きは?」
なるべく動揺を悟られないように、声を抑制した。はっきり言って、内心穏やかではいられなかった。
「今のところ動きはありません!あ、ちょっと待ってください。新たな熱源…ガウです!」
闇夜にまぎれて離陸するつもりなのだろうか?それならば、着陸も夜間に行えば良いものを…
それとも、何か緊急の理由があるのだろうか?
それから数分後、離陸したガウと人型が、奇妙な動きを見せている事に気づいた。
戦車長「兵長。あのガウの動き…」
ホルト「はい。変ですね。なにか回避運動を行っているように見えますが…」
戦車長「それに敵人形の動きだが…」
ホルト「踊っています。こちらも回避運動でしょうか?」
俺は基地に連絡を入れた。
>80
>踊っています。
ワラタ(゚∀゚)イイ!!
MS06R1-A改め偽ドムに乗って足跡付けるために動き回ってます。
傍から見れば怪しい踊りをしてるようにしか見えんが(笑)
敵来るなよー弾なしの120oマシンガンとヒートホーク
じゃあ敵の人型倒すどころか戦車にさえ余裕で負ける。
壷マニアの糞大佐のせいで余計な仕事が増えてるな
敵が来てもそこら中に仕掛けた罠あるし多分平気だ。
あーあこれが本物のドムだったらな。
どすん
あ ぶねー危うく踏まれるとこダターYO
しかし下から見るとちょーどいい位置にスラスターついてるから吹かしたら本当に
飛べんじゃないかな。重量ベクトル合って無いから無理だよな。
いやまてよ、スカート形状もドムと同じなんだから空力的に補正して・・・
まさかそんな・・第一プラスティック溶けちゃうじゃん。
いやきっとアレはHLVを量産する為の超耐熱プラスティックで出来てるんだ。
すげーもしかして俺って天才? どすん っぶねー
オペレーター「少佐。偵察部隊から通信です」
少佐「よし繋げ」
戦車長「敵基地と思しきポイントに、人型確認しました。恐らく、09と同型機と思われます。
また、ガウ空母の離陸も確認出来ていますが、回避行動を取っているようです。」
少佐「回避行動だと?どう言う事だ?」
戦車長「それから、09のほうですが、こちらも奇妙な、そう、まるで踊っているような動きを取っています」
少佐「踊っている、のか。曹長、他に…」
戦車長「あ、ちょっと待ってください…」
言い掛けた所で、曹長が私の言葉を遮った。
戦車長「砲撃です。敵基地から砲撃がありました。空に向かって撃っている様です」
少佐「!それで、他に何か変わった事は無いか?」
戦車長「解りません。これからもう少し近付いてみます。」
一体何事であろう?回避行動を取るガウ、対空砲の発射、そして踊る09…
そもそも09と言えば、噂でしか聞いた事の無い、ジオンの新型機だ。
それが、こんな辺境基地に配備されるなど、尋常な出来事ではない。
なにか特別な任務を授かっているのだろうか?
そこで、ふと思いついたのが、我軍最初のMS搭載艦、WBの存在だ。
彼等がオデッサ支援の為に、艦の針路をこちらへ向けていると言う噂が、実しやかに囁かれている。
もしかすると、到着間近で補足されたのではあるまいか?或いは、ジオン側が、いち早く察知し、
それで09などと言う、新型を配備したのでは?そんな想像が頭からついて離れない。
そして、私は決断した。
「基地内全部隊スタンバイ!敵基地を叩く!哨戒部隊には、そのまま任務を続行せよ、と伝えろ」
85 :
士官:02/09/06 11:37 ID:???
かくして「作戦」は開始された。足跡を付けるドム、回避行動を取るガウ。
ガウの方は、流石に馴れた物で、本当の戦闘が行われている錯覚に陥るほど見事な動きだった。
一方、ドムの方だが、何か、不思議な儀式を行っているように見える。
そう、丁度地球に降りてきて間も無い頃、現地住民がやっていた雨乞いの儀式で、
集落の長らしき者がやっていた奴だ。まあ無理も無い。通り一遍のレクチャーこそしたが、
彼は、実際に操縦桿を手にするのは今日が始めてなのだから…
ふと、隣を見ると、件の軍曹が不安そうな顔をしている。
彼の頭の大部分を占めているであろう事が何なのか、何となく解る。
敵がいないのだ。少し考えれば解りそうな物だが、私も動転していたのであろう。
作戦の肝心なところに欠陥があった。
……どうしよう……
そうだ、マゼラ砲でも撃っとけ。音を聞きつけた敵が、もしかしたらやって来るかもしれない。
保全
うん、期待保全。
ふむふむこの偽ドム スラスター推力だけは凄いな
(慣れてきたので暇つぶしにマニュアル読んでいる)
これなら2分位は本物みたいにホバー走行できそうだ
最大の問題は初心者の俺では直進だけしかできない事だが
マゼラ砲空に撃ってるし、
どうせ捏造なんだからそんなに気合入れなくてもいいのに
期待age!
ドム+ザク+マゼラアタック+ドップ=ドザムラアタップ
備え在れば憂い無ーーーーーーーし!
今でこそモビルスーツのプログラム・アナリストに過ぎないが、仕官学校時代から
芸術にも親しんできた私には敵の意図など手にとるように判る!
ジオン・ダイクンのニュータイプ理論はスペースノイドの意識覚醒が芸術・身体力・
知力の統合を促し新次元に導くと説いている。つまり敵は舞踏を取り入れた新型格闘
プログラムのテスト中なのだーーー!
こーーーーーんなこともあろうかとーーーー!
ジオン前衛バレイ団の記録を格闘プログラムに統合したスワンソングは既に完成している!
緊急ダウンロード!および優美さ優先追加操行クラッシュチュチュの装備を
急げーーーーーーーーー。
こ 呼吸ができないーーーー!誰か紙袋持ってコイーーーーー!
操行X
装甲O
スマソンーーーーーーー!
なんだよ夜中に出動掛けられたと思ったら俺のジムのこのザマはー
優美さ優先?何でそんな兵装があるんだよ、腰の周りにひらひらしたもの付けて
これじゃごっついバレリーナじゃねーか。こんなもん乗って敵の前に出られるか。
乗ってるこっちまで赤面してくるよ。って投下する?まてせめてこのチュチュは
外せ! ウ ッワーーーーーー!
偽ドムのパイロット、だいぶ慣れてきたみたいだなー。
さっきから前進と後退しかしてないような気もするが・・・
しかしウチには
>>82しかMSを動かせる奴がいないからな。
(正確にはもっとできる奴がいたんだが、夜中に逃(以下略
敵が来ないかどうかサーマルゴーグルで辺りを見回すと・・・
熱源だ・・・
何か飛来している・・・どうやらこっちに向かってきている・・・
まさか壺キ○ガイ?いや、予定より早すぎる。まさか連邦・・・
次の瞬間、その正体不明の飛来物から新たな熱源が発生した。
私は一瞬凍りついた。いや、この場合は嬉しいというのか・・・
隊 長 ! 敵 の 人 型 で す ッ ! !
敵が来た! 嫌だ死ぬのは御免だ。
畜生やってやる
要は敵をヒートホークで八裂きにすれば
いいんだろ、
ホバー走行を舐めるな死ねーーーー!
(ホバー走行で敵MSに突撃中)
97 :
士官:02/09/07 14:23 ID:???
傍らに立つ軍曹の、悲鳴とも歓声ともつかぬ叫び声が私の耳を刺激する。
軍曹に言われるがまま、彼の指差す方向を見る。何も見えない。
当たり前だ。新月の深夜に空を見ても何も見えない。
まして、砲煙で汚れきったオデッサの空ならば尚更だろう。
私は、軍曹の手からスコープを引っ手繰り、再び視線を戻した。
「!」
敵の人型だった。それも、空を飛んでいる。敵MSが空を飛ぶと言う報告は受けていない。
新型なのだろうか?良く見ると、我々が知っている連邦MSとは若干形状が異なるようだ。
腰の部分から伸びるスカートは、我々の09に比べても、非常に大きい。
「敵MSの飛行モジュールでしょうか?」
軍曹が尋ねる。
「恐らく、な」
しかし、空を飛ぶMSとは!我々とて、未だ実験段階を経て間も無いと言うのに…
「ちぃ!連邦の科学者は化け物か!」
思わず、そんな言葉が突いて出た。
て、敵が降りて来ない空飛んでる
敵のMSは化け物かよ。
撃たれたら死ぬ
こんな化物マゼラ砲に任せて後退だ
こんな事ならグフ腕付けて貰えば良かった
指マシンガンさえあれば戦えるのにーーー!
99 :
士官:02/09/07 14:53 ID:???
09モドキに後退の命令を出した。
敵の新型は、少なくとも相当な軽量化ないし高出力化が成されていると見るべきだろう。
だとすれば、近接兵器しか持たない09モドキには荷が重過ぎる。
こちらも、相当に軽量化されているが(主に張りぼての装甲)、幾らなんでも空は飛べない。
「上からの攻撃を警戒しつつ、退避。あとはこちらのマゼラ砲でなんとかする!」
しかし、タイミングが悪かった。命令を受け、後退の為一時停止した09モドキめがけて、
敵のビーム兵器が火を吹く。直撃……腰の部分にビームを受けた09モドキは、一瞬痙攣するような動きを見せると、
前屈運動をする様に倒れた。爆発はまだ起きていない。
マゼラ砲とガウの機銃は敵MSを未だに捉える事が出来ない。
「何をやっているか!ガウは敵の頭を押さえろ。地上に誘導するのだ!」
軍曹もそれを受けてマゼラ砲に伝令をやる。
「奴はいずれ地上に降りる。チャージの瞬間を逃すな!」
その時、我々は考えもしなかった。以前しかけた『アレ』が、あんな結果を産むとは…
>>98さん。なんでこんなに絶妙なタイミングで…(藁
「逃げたら銃殺だ!」
隊長、私に死ねとおっしゃるんですか
やるしかないんですね
「スラスター全開、行きまーす!」
(轟音とともに上昇中)
頼むから当たってくれ
「縦ぇ一文字斬り!」
やべぇ
>>101はなかった事にして下さい
ヘマッたな。
さっきからモニターしとればなんだそのザマは。
パイロット貴様相関戦闘プログラムの意味わかってんのか!
貴様が動揺すればそれが機体の動きにも反映されるんだぞ!
音楽だ!音楽をイメージするんだ!
し 死ぬかと思った グス
いきなりミデアから放り出しやがって グズズ
な 泣きてえよ俺 ズフ
何だよ音楽って ェ えと お魚くわえた野良猫〜
おおッかけて〜 フェ〜〜〜
ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!
畜生、痛ってぇな
モニター落ちてるし外うるさいよー
融合炉の爆発の心配はなしか
暗くて何も判らんって脱出できない
救助が来るまでおとなしくしてるか
酒でも飲んでよう。
106 :
ミデア:02/09/07 20:19 ID:???
整備班長パイロットが同様するような言動は謹んで下さい!
泣いちゃったじゃないですか。
え?5秒後に統合援護プログラムがオーバーライドする?
そんな勝手な・・・なに?いつの間にかきたい下部にスポットライトが装着されてる!
ヴァン うわ今度はPAから大音量で・・白鳥の湖?
敵MSは偵察隊データから解析する限りザク並に身軽な動きをする新型で、
踊るようなスムーズな動きで格闘する能力を持つと思われるが・・・と
なにぃ 敵MS沈黙?も もっとがんばってくれなくてはこの報告書を提出しても
私のプログラムが優れているのか敵が弱いのか判らんではないか!
なんだ貴様ら私を拘束する?少佐の差し金か?前から私の方が文化的だと
僻んでたんだ!こら 放せ俺をどこに連れて行く気だ・・・
警備兵:「整備班長は急病の為休養する、前線部隊の健闘を祈る」
108 :
士官:02/09/08 13:52 ID:???
その光景は、謎の光によってはっきり目視することが出来た。
光源は連邦輸送機らしいが、その意図は解らない。
連邦MSのナイトスコープが巧く作動せず、
着陸時の、足場確保の為の光だったのではないかと言うのが、基地内での有力な意見だった。
兎に角、私は昨夜起こった事をまとめなければならない。
壷大佐がやって来たときに、巧く辻褄を合わせるたに。
ガウからの射撃は実に巧妙で、敵MSの頭を押さえる事に成功した。
やがて敵機は、ブースターの限界を超え、ゆっくりと降下していく。
あれだけの長時間、飛行できるとなると、チャージにも時間が掛かるはずだ。
私は、マゼラ砲には、射撃の速さよりも正確さを優先させた。
敵が着地をする。ここから数秒が全てを決めると言っても過言ではない。
何故なら、更に後方から、敵戦車隊及び、航空戦力が迫ってきていたからだ。
戦車隊に関しては、以前仕掛けておいたカメラが役に立った。
敵は、馬鹿正直に街道を直進している。まあ、確かに速いし、
そのお陰で早期発見できたのだから、文句を言える筋合いではないだろう。
ガウまである、現在の基地防御力なら、後発の敵戦力だけなら、撃退できよう。
しかしその時は、敵MSが、基地周辺で暴れている。こいつを黙らせない事には、
戦車にも戦闘機にも対応できない。だから、ここが勝負の分かれ目。
敵が地面に着地する。瞬間、マゼラ砲が発射された。
「!」
早過ぎる!火線は、敵目掛けて突進する………
駄目だ外された!無常にも砲弾は、敵の頭スレスレの所をすり抜けて行った。
万事休す、か。そう思った瞬間だった。
109 :
士官:02/09/08 13:54 ID:???
ズ ン ! ズ ズ ン ! !
鈍い炸裂音と共に、敵機が沈む。
馬鹿な!確かに弾は外れたはずだ!自重に耐えられず破損した?まさか!?
その時、軍曹がある事を思い出した。
「た、隊長…トラップです。以前仕掛けた、90mm炸薬弾の地雷です」
MSが撃破された事を知った連邦軍は、あっさりと部隊を退けた。
翌朝(つまり今朝の事だが)の調査で、意外な事実が判明した。
その部分にトラップを仕掛けた兵は、既に逃走済みなので、確かな事は解らないが、
敵が着地した地点には、通常の3倍の密度で、地雷が埋められていたのだ。
もし、通常通りであれば、脚部に損傷を来すのみで、破壊とまではいかなかったはずだ。
恐らく、手抜きだったのだろうが…
ひとつ忘れていた。ガウの事だが、マゼラ砲でエンジン付近に傷を付けた。
エンジン損傷のため、緊急着陸。その際、整地を選ぶ事が出来ずに、
着地時に、大きな衝撃があり、その余波で壷損傷。これなら大佐も怒れまい。
今日はここで日記を閉じる。昨夜は疲れた
連邦基地は明日書きます。
これから営業逝かねばならんので(藁
ついでに不定期age
キシリア閣下は連日このモニター室で各部隊の状況を観察しておられる。
いったい何時眠っておられるのだろうと不思議に思うぐらい精力的かつ楽しげに。
今日も地上部隊の連邦との接触を観察されていた閣下は唇に笑みを湛え
マクベ将軍宛の伝聞を手渡された。
ところであの壷はどうした。
何かの暗号だろうか。
あんな重要度の低い基地にMSを補給しろだぁとぉー
どうせ敵なんて来るかどうかさえ判らん所だ
他に戦場はあるのにそんな所へ補給などしてられるか
適当に送っておこう。
とりあえず余ってる物資は
ザクバズーカ×1(弾薬込み)
120oマシンガンの弾
ヒートサーベル×1
マゼラベース3両
飛行試験型グフ1機
MS−06ザクUF型1機(脚部なし)
MS−07グフB型(脚部破損)
まあこんだけあれば一応補給にはなるな
サインはキシリアっと
意味なく佐藤と中村を思い出だした
〇月■日
この前の戦闘のせいで農作業用の偽ドムが使い物にならなくなった。
脚部が破損してどうにもならんらしい。
偽ドムに乗ってたせいで今日まで痛い視線が突き刺さっていたが
それも終わりだ、補給が来るんだよ。
素晴らしい事に補充の整備員と女性士官付きで、
女が来る事で大半の連中が興奮してます。
非常に楽しみだ。
May 9,1998
夜、警備員のスコットとエリアス、研究員のスティーブとポーカーをやった。
スティーブの奴、やたらとついてやがったが、きっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって
May 10,1998
今日、研究員のおえら方から、新しい化け物の世話を頼まれた。
皮をひんむいたゴリラのような奴だ。
生きたエサがいいってんで、豚を投げ込んだら、奴ら、足をもぎ取ったり、内臓を引き出した
り遊んだあげく、やっと食いやがる。
May 11,1998
今日の朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たスコットに、突然たたき起こされて、俺も宇宙
服を着せられた。なんでも、研究所で事故があったらしい。
研究員の連中ときたら、夜も寝ないで、実験ばかりやってるから、こんな事になったんだ。
May 12,1998
昨日から、このいまいましい宇宙服をつけたままなんてで、背中がむれちまって、妙に、かゆい。
いらいらするんで、腹いせにあの犬どもの飯を抜きにしてやった。いい気味だ。
May 13,1998
あまりに背中がかゆいんで、医務室にいったら、背中にでっかいバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだ。
May 14,1998
朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。
犬どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら、数が全然たりねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。おえら方に見つかったら大変だ。
May 16,1998
昨日、この屋しきから逃げ出そうとした研究いんが一人、射さつされた、て 話しだ。
夜、からだ中あついかゆい。胸のはれ物 かきむし たら肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て
May 19, 1998
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの いぬ のエサ くう
May 21, 1998
かゆい かゆい スコット−− きた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。
4
かゆい
うま
Д月∀日
補給がくる・・・!キシリア様もわかってくれる人だ。大型のトレーラーが1、2・・・3、4台も!?
ははっ・・・こりゃあ・・・今までで一番多いな・・・うち人型が3台も・・・こいつぁ期待できる。さて中身は・・・
ザクバズーカ
120o弾
ヒートサーベル
マゼラベース3両
飛行試験型グフ
MS−06F(脚部なし)
MS−07B(脚部破損)
キシリャアァ―――――――――――ッアアアァァアア―――!!!!!!!!
こっちは足潰れて使い物にならない偽ドムしかねーんだよ!!
足だよ!足っ!!L・E・G・・・レッグ!!!
2つとも戦う以前に潰れてんじゃねーかよ!!!えぇぁ!!?
これじゃゴミが増えただけじゃねーかよ!!こんの・・・
「ピーピピ――」の「ピピ――」「バキュ――ン」野郎が!!!
ハァ・・・ハァ・・・ん・・・何だ?あの足に扇風機が付いたようなグフは・・・
ま さ か ・ ・ ・
これは・・・「グフ・フライト何とか」というやつでは・・・
前 言 撤 回
キシリア様、素敵です。最高です。愛してます。
しかも後で(逃げた代わりの)整備員も何人か来るらしい。
それになんと言っても女性仕官が・・・早く来ないかなぁ〜♪
先日の戦闘で、貴重なGMを失った。パイロットは無事、
他の部隊にも被害が出ていないと言うのが、救いと言えば救いだが…
さて。報告書には、何と書けば良いか。
あの時刻、周辺に味方勢力は一切存在しなかったなんて…
まあ、「敵の不審な行動に対して、威力偵察に出たところ、敵新型MSと遭遇。
敵機を大破させるも、我方のMSも破損」
とでも書いておけば良いが、問題は、件の整備兵の方だ。
GMを軽量化し、格闘性能を高める。そう言う話は受けていたが、
よもや、チュチュとは、な!
既に整備兵は『負傷』の為、後方の野戦病院に移送した。
既に、上層部でも、今回の逸脱した改造は問題になっているらしく、
或いは、『症状』が『悪化』して、戦死する事になるやも知れない。
私があれこれ考えを廻らせていると、一人の下士官がやってきて、私に耳打ちをする。
「なに?新たな整備班と共に、MSの補充?」
訳がわからなかった。取り敢えず、下士官を従え、格納庫へと急ぐ。
格納庫では、先任の整備班が、何とも言えない、複雑な表情を浮かべていた。
彼らの視線の先には、GMがあった。しかも3台。喜ぶべき事ではないか?
そう思ったが、やがて私にも、彼らの困惑の理由が解った。
下半身が………………………………………61式戦車なのだ。
泣きたい
127 :
士官:02/09/09 13:26 ID:???
遡る事5日前
マ大佐が、前線視察に来られた。この基地も一応前線扱いらしいが、滞在は3日の予定らしい。
忙しい方だが、あまり長くいられても困る。痕跡から自作であることがばれるとまずいからだ。
久しぶりに見る大佐の表情は、不自然なほどにこやかだった。
壷が破損した事は気にしていらっしゃらない様子だった。よかった。これで皆の苦労も報われると言う物だ。
ご滞在中、終始笑顔を絶やさなかった大佐は、ご出立の間際、我々を気遣うような事まで、仰ってくれた。
マ「貴公等も大分苦労しているようだな。特にMSが無いのは苦しかろう」
士官「は!」
マ「優先的にMSを回すよう、キシリア様には私の方から言っておく」
士官「有難き幸せに御座います」
マ「それでは達者でな」
随分、寛容な方だ。私は、誤解していたのかもしれない。
その後私は、その誤解こそが誤解であった事に気付く。
Д月∀日
今日補給が来た。
だがその内容を見て寒気に襲われたのは俺だけだろうか、
足なしMSが3機マゼラベースが丁度3両ある。
マズイっ非常にマズイぞ。このままだと偽ドムの下半身に
マゼラベースが取り付けられてしまう。
唯でさえ装甲ないのに、
なんとしてもグフ・フライトタイプに乗らないと命がない。
129 :
士官:02/09/09 14:17 ID:???
Д月Б日
この日、マ大佐と、キシリア様に対する、絶対的な不信感が芽生えた。
こちらの航空戦力の不備に対して、飛行用のMAが送られてきた。
加えて、飛行試験型グフは、ハードウェアの問題から、使用は地上に限るとも言ってきた。
地上限定の飛行試験型って何だよ?と言う疑問は残るが、兎に角、そのMAとやらに期待する。
今度は何と、ギャロップに載ってやってきた。相当な大きさだ。
部下数人を引き連れ、迎えに行くと、話題に上っていた女性士官とやらも乗っていた。
何でも、優秀な技術士官らしい。しかし、彼女の姿を見た瞬間、私は神の名を唱えていた。
先日敵MS凶弾に倒れた09モドキ瓜二つだったからだ。まさか、無念の09モドキが
人間になって帰ってきたとでも言うのか!?
しかし良く見ると、彼女と09モドキは明らかに別の物である事が判明した。
動きが鈍重なのだ。09モドキの方は、ホバーよろしく軽快な走りを見せていたが、
彼女は、一段高くなっている、ギャロップの格納庫によじ登るのに、4人の人手を要した。
一瞬、新型MAよりも、彼女の方にこそ、整備が必要なのではないかと思ったほどだ。
格納庫の中には、黄色い物体があった。MS数機の運用が可能なギャロップ格納庫を
占有する程の大きさだ。07を使って、格納庫から引っ張り出す。
何時の間にか、ギャラリーが出来ている。気持ちは解る。
誰一人として、MA等と言う代物を見た事が無いのだから。
やがて全容が明らかになると、あたりに沈黙が訪れた。
楕円型に近い本体に、訳の解らない形状のアーム。存在理由が解らない顔らしき物…
仕様書に目をやると、『MA−04X』とある。
通称、ザクレロ…らしい。
本日より配属されました。さて、早速お仕事お仕事。
ふぅん・・・このドムとザクとグフ、足が無いなぁ・・・
あっちのグフ・フライトタイプは問題ないな。ちゃんと「使える」機体だ。
しっかしこんな粗大ゴ・・・いや、破損したMS3つもどうしろってんだよ・・・
お、マゼラベースもちょうど3つあるなぁ。いっそくっつけちゃおうか?
下半身が上半身に負けるような気もするが・・・動かないよりかはマシだろ。
よし、さっさと作業始めちまおう。
まずこのドム?だ。ふむ・・・足はまるで使い物にならない。取っ払ってしまおう。
スラスターが何個か生きているな。こいつは使える。取っておこう。
オーライ、オーライ。よーし、乗っかった(ベースに)
ちょっと下からミシミシ聞こえるが大丈夫だろう。
あとはスカート内にさっきのスラスターをぶち込んで・・・一機できあがりっと。
残るザクとグフも同じ工程で作り上げた。しかし何か足りないなぁ・・・
ん?何だあの腕らしきものは・・・グフの左腕じゃん。何でこんなとこに?
まぁいい。フフフ・・・こいつは使える。俺の創作意欲に火がついた。
その左腕をグフタンク(仮)の右腕と取り替えた。どうだ。両手マシンガンだ。
残った元の右腕はバラして中のヒートロッド機構をベースの方に取り付けた。
ヒートロッドの出てくるところがグフのフンドシ付近ということもあって
伸ばしたときの姿がちょっとやらしく見えるが・・・他に付けるとこ無いし・・・
かといってまた放置しとくのももったいないし・・・使えるものは有効活用!
うん。今日はこれぐらいでいいだろう。兵たちの喜ぶ顔が浮かぶ。
△月〇日
麗しの女性士官が来ると思っていた俺が甘かった、だがそんな事は気にしない。
整備員の中に若い娘いるし。それはともかく隊長に地獄の勢いで嘆願した結果飛行グフの
パイロットになれた。新型のMAは変だよなどう見ても、
整備の姉ちゃん口説きにいこう。
先日不始末をしでかした基地があるだろう?
あれに、GMの運用バリエーションをテストさせろ。
手始めにジムタンクからだ。
足?いやあ破損した機体を修理したんじゃないですよ えぇ れっきとした新品。
なんせこのサイズの機体量産できる施設なんてそうないんで上半身だけとか下半身
だけ作ってる工場がいっぱいあって。連邦もMS大量配備して近じかでかい作戦
の準備中とかで予備パーツに仕舞っとくわけ行かないらしくて・・・。
他に使える機体? いや前のMSの破損報告は届いてるんですけど、偵察隊から
来たこのスポットライト浴びたバレリーナの映像は何だって上から突っ込まれ
ちゃって・・整備班長も行方不明で話も聞けないし。
いえ 私もね前線じゃいろんなことあるって知ってるから固いこと言いたくないん
だけど・・。
いや あるにはあるんですよ、 えぇと これかRX77(z)−2・・ガンキャノン?
そう言うと語弊があるかな・・ この前どこかで組み立て途中のジオンMSを接収した
らしくて・・そのまま配備しちゃモラル上良くないとかで改造して機体コードまで
付けちゃったらしくて、 ややこしいからこっちではアニーって呼んでるんですがね・・。
△月◇日
整備の人達が粗大ゴミを修復した。
ザク、グフ、偽ドムタンクの並ぶ様は異様だ
緑、青、黒のタンクMSを何かに例えるとすれば
タンク戦隊「ジオレンジャー」・・・・(絶句)
ああ飛行グフのパイロットで本当に良かッた
やっと息が付ける。
私は名も無き工兵。地雷やバリケードを設置するのが私の仕事だ。
といっても、こんな少人数の弱小基地では本来の仕事以外の仕事が多い。
たしか先日は偽MSの偽装だったな.........。
それはともかく。
私が担当した90mm炸薬弾地雷が見事に成功したそうだ。
連邦MSが襲来した時はもうだめぽと思ったが、偶然は意外と起きる物である。
私は報告を聞いた時、狂喜乱舞如く踊り回った
ランタタンと踊っていたら同僚に見られ、壁に激突。
せっかくの戦果が私の気絶している間に別の奴に取られてしまった。
上の基地に行ける機会だったのだが、
このまったりとした弱小基地も結構好きだし。素直に諦めた。
最新情報
新型MAがキター。
が、数分で宇宙使用で失敗MAの趣味最悪ギャグ兵器である事が発覚。
前のハリボテMSの事もあり、上官いい加減に補給よこせと問いたい。問いつめたい。
で。ギャグ兵器「ザクレロ」は同時に2台入ったマゼラに乗っけて運用するとの事。
拡散メガ粒子砲を積んでいると聞いたが、あてになるんだろうか。
後、いい加減バリケード作らせてください。
137 :
士官:02/09/10 14:59 ID:???
頭の痛い状況は、依然続いている。前々回の補給で、確かに機動兵器は充実した(数字上は)。
120mmマシンガンの弾薬も届いた。が、火力が圧倒的に足りない。
なにしろ、漸く使えるようになった120mmマシンガン他は、速射性に欠陥があるマゼラ砲しかないのだ。
ザクバズーカ?勿論、砲弾は届いていない。MA-04Xは、当初、マゼラベースに載せて運用する案も出たが、
整備兵が、勝手に上半身のみのMSにくっつけてしまい、やがて忘れられた。
大体メが粒子砲なんて物は、それこそ、戦艦の主砲級の出力で無い限り、大気圏内でまともに使えるものではない。
勿論、上層部は解っていながら寄越したのだろう。取り敢えず、アーム部分を外して、
MSのアームとして用いてはどうか?という意見が出ている。
私としては、足の遅いMSに、格闘兵器を搭載することには反対なのだが…
工兵部から、バリケード作成の要請が出ている。取り敢えず、以前解体した宇宙用06の装甲が残っているから、
好きに使ってよいと言っておいた。何れ、MA-04Xの装甲もそこに加わるであろう。
緊急浮上
飛行グフ中々イイ!、
ヒートサーベル使えるようにしたから素晴らしいよ。
ただ問題は飛行用エンジンの連続運用ができない。
この基地に来たのはこの欠換のせいか。
基地防衛にしか使えないけど短距離飛行できる。
今度連邦の飛行MSが来たら叩き切ってやるぜ。
補助ブースターを付ければ空中でも高機動で動ける。
隊長に嘆願してみるか
140 :
士官:02/09/10 15:44 ID:???
П月Г日
今日、飛行試験型グフの飛行テストを行った。先任の基地スタッフ達は、
皆、半信半疑だったが、ちゃんと飛んだ。09型女性整備班長は、
何を驚いているのか不思議がっていたが、この基地に一ヶ月もいれば、
その理由がわかるだろう。敢えて説明しようと言う者は一人もいなかった。
グフは、思いのほか良く飛んだが、如何せん、時間が短すぎる。
先日の様な長時間飛行できる相手と戦うとなると、不安が残る。
調子に乗ったパイロットは、追加ブースターを欲しがったが、
そんな物は、この基地には存在しない。恐らく、送られもしないだろう。
それにしても、この基地にも産業廃棄物が増えた。
その内、供養もかねて全て燃やすか…
V月X日(士官氏と同日)
最近、自分でも信じられないほどいいこと尽くめだ。
MS06の残骸装甲を使ったバリケードの工作許可が出たのである。
これで本来の仕事が出来る。雑用続きの生活もこれで終わりだ。
そのついでに、昨日の戦場の現場の調査を頼まれた。
「まったく.....上官は人使いが悪いな」
そう呟きつつも、笑顔を隠しきれない彼は、
調査員一人と自分の部下の二人を連れ、早々と狭いトラックの中に乗り込んだ。
戦場へ着いた我々は、その現場を一目見て、大いに驚いた。
90o炸薬弾を埋めた場所には人がすっぽり入れそうな3〜4bのクレーターがあり、
その爆破跡にMSの残骸が立っており、悲しそうな目でこちらを見ていた。
連邦の新型(?)MSと思われる機体は右足から腰にかけて破壊され、コックピットは半壊していた。
奇跡的に核融合エンジンへの誘爆は逃れたようで、足腰が破壊された以外はほぼ無傷だった。
MSを見回した後、調査員はペンライトと工具を持って用心深く。クレーターの中に入って行った。
我々はそれを見届け、バリケードの設置に当たる事にした。
一体何時までこんな所に閉じ込めて置くつもりなんだ。
ここは営倉じゃない?じゃなんで外から鍵が掛かってるんだ?
何度も言っとるだろう。私は協力者などじゃない、ジオン・ダイクンのニュータイプ
論全八巻もジオン前衛バレエ団のDVDも研究の為だ。敵を知り己を知らば百戦危う
からずという言葉を知らんのか?
私にはまだすることがある、優れた戦闘プログラムの開発こそ、連邦を勝利に導くのだ、
私の能力を持ってすれば、ガンタンクだって格闘に勝利できる!な なんだ!本当だぞ!
Σ月Д日
格納庫に行ったらエライもんを見てしまった・・・
ザク、グフ、ドム・・・何と言うか・・・下半身が・・・
マ ゼ ラ ベ ー ス だ っ た
奴だ・・・奴の仕業だ・・・先日来たあの整備兵・・・
パッと見は分からない・・・巧い具合にスカート内にベースが入っている・・・
知らない奴が見たらまるで浮いているようにも見えるだろう・・・
グフに至っては、両方左手なのだ・・・右手も左手・・・左手は左手・・・
自分でも何を言っているのかわからなくなってきた。
火力はあるだろうが、これではまるで何処ぞのタンクもどき・・・
一番ショックだったのはヒートロッドが移設されてしまったことだ。
そう。
股間に。
試しに外に出して伸ばしてみると・・・早い話が。
チ○コ。
なのだ・・・
格納庫に戻ってきたら例の整備兵が眼を輝かせて「どうだった」と聞いてくる・・・
私は返事に困った。
・・まだ分からんのか、いい加減君にも分かるように説明してやろう。
ガンタンクは火力支援用MSだ、だからと言って敵が距離を置いて撃たれるのを待って
いてくれる程実戦は甘くない。タンクの機動力でわざわざ至近戦用の装備を追加するのも
私に言わせれば無駄の極みだ。 要は、格闘戦に持ち込もうとする敵の力を有効に
利用すればいいのだよ。 君は柔術を知っているかね?
誰か保管サイト作らない?
146 :
連邦基地司令部へ報告:02/09/12 20:06 ID:PfBpg6W/
以上彼の証言を裏付けるべく、記録を調べた限り、ガンタンクにおける寝技のデータ収集
中パイロットがパニックに陥り脱出を試み負傷した件は100%(元)整備班長の責任とは
断言できないこともあり、当時彼の所属した研究施設でも彼の活躍に期待する所が大きかった
様に思われる(彼が帰って来ない限り)。また彼がその後も研究を続けたタンク用格闘ソフト
は現在の装備状況において連邦MSの特性を生かすものと信じこれも添付する、ただし
(元)整備班長を前線でのMS運用についてアドバイスを加えられる環境に置くことは推薦できない。
(荒野を一台の屋台が進む)
エー、各種MSの足、いりませんか〜
今ならなんと!二本で千円、二本で千円!
荒野を走る一台の屋台
払うべき金は我が手にはない
>>147 補給でジオングスレの方にも回ってみたら?
150 :
士官:02/09/13 12:46 ID:???
伯祉」日
先日、ジャンク屋が近辺に店を出した。
なんでもMSの下半身を売っているらしいので、09型整備班長と覗いてみる事にした。
幟には、2本で千円と書いてある。まるで物○し竿のトラックみたいだ。
しかし何と言うか、売られていたのは、踝から下の部分のみだった。
確かに『足』ではある。しかし、脚部では無い…
士官「おい、店長。脚部が全部揃っている足は無いのか?」
店長「へい、ありやせんぜ旦那」
私達が、落胆しながら着た道を戻ると、連邦の高級軍人らしき男と出くわした。
敵も苦労しているのだな…そんな言葉が頭を過った…
伯獅日
前回の作戦でPTSDと極度の人間不信に陥っていたが、基地の仲間が温かい態度で
見守ってくれたおかげで最近やっと本来の自分を取り戻して来ていると思う。
敵はどうやら秘密実験施設らしい、飛ぶMSやメガ粒子砲搭載と思われる正体不明の機体
が目撃されている。下半身タンクだって今回は三機に増強してる、前回に懲りて敵前空輸
は取りやめになったのはなにより嬉しい。あの悪魔のような整備班長も見かけないし、
よーしジオン基地壊滅させちゃうぞ。指令作戦指示をお願いします!
その時路肩に足を取られた僚機が前回り受身を取った。
顔面から血の気が引いていくのがわかった。
>>150 へっへっへ、よく分かってらっしゃるw
店長「あ、これなんかどうです?
旧大戦期の人型兵器、その名も『超人機』ですぜ。
………ゼンマイ切れてますが」
店長「あ、そうそうこれがとっておき、
MS用<font size=7>高枝切り鋏高枝付き</font>ですぜ。へっへっへ」
……これが殴らずに居られようか、否。
ぶっちゃけた話タンク格闘用ソフト思いついた時
ジオングスレで既に大雪山大落としやって人がいるの
忘れていた。どうしたものか・・。
■月◇日
今日も敵は来ない。
いい事ではあるんだが飛行グフこのままじゃ腐っちゃうよー
タンク部隊はよく偵察に行ってるけど。
敵がここまで静かだと逆に怖いくらいだ。
よーし今から仕掛けるぞ、いいかあまり深入りするんじゃないぞ、
全身見られて下半身タンクだってばれたらどんな反撃を受けるかわからん。
今回は敵の戦力を探るのが目的だ、またメガ粒子砲を搭載したのが
MAと呼ばれるものであった場合全力で逃げろ、MSじゃ太刀打ちできないらしい。
(さっき転んだGMが妙な動きしたけど気のせいだよな・・まさかまた訳の判らない
戦闘プログラム積み込まれたりしてないよな・・)
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
とうとう敵が来た。
くっくっくっヒートサーベルで一刀両断にしてやる。
先行して来て見れば、
なんだジムタンクか
だが手加減はせん必殺技を食らえ
「縦一文字斬りー!」
見つかった!早い!このパワーザクじゃない!?
って言うか良く見るとグフともちょっと違う・・。
しまった避けきれない!
うわーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ヒートサーベル真剣白刃取りしてるーーーー!
敵・・・?う、ぎゃ―――!敵襲―――ッ!!
モビルタンク部隊ただちに出動せよ!
きゅらきゅらきゅらきゅら・・・・・・
(;´Д`)・・・・・・・
遅―――い!!
何をしている!早く援護を!
グフフライトだけに任せては・・・
・・・
・・・・・
・・・・・・・あれ?
敵の人型?の動きがやけに鈍い。
ヒートサーベルモロにくらってんじゃん・・・
がしゃーん
・・・!?真剣白羽取りだとぉー!!?何をこしゃくな・・・
やっちめぇ―――!!!グフ・フラ―――ィツ!!!!
アーッヒャッヒャッヒャッヒャ―――――!!!
甘い甘いぞォー
指マシンガンを食らえ
ドドドドドドッ!
離脱できたが、唯のジムタンクじゃないようだな。
だがお隣さんはどうかな。
ヒートホーク投げの腕を舐めるな。
死ねー!(予備のヒートホークを空中から敵に向けてぶん投げる。)
だ 大丈夫だ、GM系は戦闘ソフトの自由度が高いのが強みなんだ。
せ 整備班長はいなくなったんだ・・大丈夫さ ハハ
きっとアップグレードされた格闘プログラムが載ってるだけさ・・
あ 危な 戦闘中余計なこと考えてちゃだめだ・・部が悪い!
後退しながら戦車の射程におびき寄せろ!
隊長・・・
>>160が暴れています・・・
彼は・・・ひょっとしたら・・・エース・・・!?
うわぁぁぁ―――!!!大切な物資(ヒートホーク)を!!
何て戦い方だ・・・!!もっと大切にぃぃ―――!!!
ハハ 落ちついて見れば荒い攻撃パターンだ!
各機ビームソード抜け! え?
抜かない? ナンだこのディスプレイ?
刃は心に置く即ち忍?諮ったな司令!これ絶対整備班長のプログラムだろー!
くそー! 黙ってないで返事してみろー!
くそっ全然当たらん
クソタンクに飛行グフの本性を見せてくれるわ。
「チャーシューメン!」
外した!首が飛んだだけかよ。
そこ五月蝿いんだよ死ねー!
ドドドドドドド!(指マシンガン発射)
なんだそのざまわー!
まさか そんな筈は 整備班長は遠くへいった筈では
戦場の混乱など意に関せぬように一直線に向かってくるMS
それはジオンのテクノロジー髄を尽くしたEMS-05アッグに
連邦技術でガンキャノンの頭とキャノン砲を載せリファインした機体
RX−77(z)アニーであった
援護するから襟を取れ!
ビー!ビー!ビー!
ちっもう潮時か、カチッ!カチッ!
指マシンガンも弾切れだ。
「熱核ジェットが限界だ基地に撤退する。」
モビルタンク部隊後を頼む。
,イ │
// |:!
//,. -/r‐- 、| !
/,/ ./ | _」 ト、
/.\`/ |二...-┘ ヽ
. i ,.>、;/ー- 、 l
! ∠.._;'____\ |
,!イ く二>,.、 <二>`\.、ヽ.
/'´レ--‐'ノ. `ー---- 、 |\ ヽ、
\ `l (!" Jfヽ! `''-;ゝ あの時ザクがあればガンダムなど...
`‐、jヽ ヾニニゝ ゙イ" }_,,. ‐''´
`´\ ー / ,ィ_}
. `ー ''´
ハアハアハアハアハアハアハアハア
た 助かったのか?
さっきの声妙に聞き覚えあるけど・・・
指令部援護に感謝する。え?何のえんご?
なんつーか手がドリルのベタな感じのガンキャノン・・にしては遅いな・・
保守AGE
モビルタンク部隊出動!
何故ソードを受けておいてそのまま指を折らなかった?せっかくのソフトの実力が
発揮できておらんではないか!
その声 せ 整備班長・・
うむ 残心と言ってな、例え敵に止めを刺しても油断をしないのが柔らの教えだ
そんなことより何しにここへ?
無駄口を利いている暇は無いようだ次が来たぞ。
>>171は連邦パイロットと整備班長の会話です
決して一体何があったのか等勘繰らないで頂きたい
鬱だがひと段落着くまで死ぬに死ねない
age
age
緊 急 浮 上 。
続きキボンヌ
整備班長「敵はザク、グフ、ドムか三対三なら私のプログラムの優秀さを証明するには
ちょうど良い、援護するから襟を取れ!あとはプログラムがやってくれる」
モビルスーツに襟ネーヨ!
整備班長「近頃の若いもんはやる前から文句ばかり・・間合いにきをつけろ!」
両軍のMS間に殺気が張り詰める、一歩踏み込めば一瞬にして死が待つ距離はキャタピラ
のせいでなかなか縮まらない。
あぁー遅っせぇーなぁー。
かったるいとはまさにこのことだ。
何だ・・・?敵さんもタンクじゃん・・・
ちっくしょーこれが本物のドムならこんな間合い・・・
ん?何だこのボタン?こんなのあったっけ?
えぇーと。説明書、説明書・・・
age
整備班長「今だ! 一気に掴みかかれ!」
砲撃 爆煙の中を突っ切って突撃 するが掴みかかれるほど近づいていない
整備班長「今度こそ今だ! 油断するな!」
砲撃 爆煙の中を・・以下数度繰り返し
整備班長「よーし!これがチャンスだ!」
後ろから爆風、振り向くとアニーが地雷を踏んでいる
もー 何やってるんすか? あーーーーーーーーー(敵前で油断は禁物である)
保守
age
age
出力、装甲、武装においてGMがザクを決定的に上回ることはない。
MSの開発、運用に後手に回った連邦軍にとって悪戯に高性能機を開発することが短期決戦
の要ではない事は明らかである。ただ一つ、連邦がその主力MSに課した役割とは
戦闘ソフトの運用において数少ない戦闘データを生かしうる余裕のあるOSを持ち、MS戦
の経験の浅いパイロットをしてもジオン熟練パイロットに対抗することであった。
いまパイロットが敵接近を察知し対抗手段を講じる間もなく、戦闘ソフトはあたかも
熟練した格闘家が無意識にしてのけるようにドムの二の腕と肩を捕らえた。
しかしいかに格闘に通じたものとて敵の股間からヒートソードが伸びているような
事態に対応できるものではない。
こらー! イザって時に何とかしろー! 糞整備班長ー!
いまや詰めれば串刺し、引けば一振りに断ち切られる間合いをどうする事も出来ず、
モニターの前には赤々とヒートソードがそそり立つ。
えーと・・・ボタン、ボタン・・・
「パラパラパラ・・・」(説明書を見ている)
なになに?「このボタンを押すと短時間ではありますが
ホバーすることができます。なお、一度このボタンを押すと
下半身、すなわち「タンク」が外れてから「浮き」ます。
元には戻れないのでよく考えて使ってください by整備兵」
・・・・・ようするに燃料切れたら敵さんの的になるんだろ・・・?
えぇーい。今の速度よりかはマシになるだろ!(そう信じたい)
「ガシャ―――ん」
うぉっ!しまった!つかまれた!
クソッ!こいつ・・・エースか!?
今こそこのボタンを!
「ポチ」
いつぞやの、「足売り」が屋台を引いている。
スピーカー「石焼〜いも〜♪」
だがその実、店長は高性能な双眼鏡を構えて戦闘の様子を監視していた。
「……ええ、連中頑張ってますよ。
上層部も素直に新しい機体を購入すればいいのに」
この男、アナハイムが放った調査員であった。
ザクに中った機体は早くも上四方固めに押さえ込んでいる、グフはそれよりパワー
に勝ると見え、押され気味に見えるが巧みにそのパワーをいなし絶対的優位には
立たせない。要は援護は得られない。
整備班長「いや 私なら大丈夫だ この新型は丈夫だぞ」
バカー アンタの心配じゃなくてこの状態を何とかしろー
言い終える間もなくドムがせり上がって来る。戦闘コンピューターは敵の重心移動を
最も効果的な形、巴投げに持ちこもうとする。
しかしもし過去の武人が股間にヒートソードを持つ敵と戦っていればこの様な無謀な
技は編み出されていなかったに違いない。
足のないGMは仕方なくドムを正面からのバックブリーカーの如く放り投げた。頭から
叩きつけられたパイロットは脳震盪でも起こしたのかドムは沈黙する。
しかし股間のヒートソードはあたかもアクロバティックな体位で咥えこんでいるかの
様にGMの頭部に突き立った。
NO−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−!
age
age
この度の戦闘におき、当方戦力のダメージは微弱ながらジオン前進基地への決定的
打撃を与えることは得られなかった。
またMSパイロットの負った精神的ダメージ及び、これに関与した度合いの高い
と思われる(元)整備班長の処遇に関しては当基地に任せられたい。
今回の戦闘で敵はMSの非一般的運用を得意とするゲリラ部隊と推測され、このまま
放置しては今後の戦略に大きな不安要素となる事が予想される。
懸命なる参謀本部は戦力の増強を考慮してくれるものと信じて疑わない。
彼は敗北したわけでは無かった。彼の搭乗した機体にダメージを与えてしまった事、
ほとんど戦果と言う戦果が得られなかったことを考慮しても命を賭けた格闘戦から帰還
した彼を叱責できる者がいよう筈も無かった。
しかし基地で彼を待ちうけていたのは・・
「おーい 誰だダッチワイフの補給を依頼した奴は?」
ヒートサーベルの突き立った痕も生々しいGMタンクに集まった野次馬の中の誰がそう言った
かは解らない。
基地司令「誰だ 今言った奴は! 少しは疲れたパイロットの気持ちも気使って・・ プッ」
それが合図でもあったかの様に放心していたパイロットは駆け出した。
心無いゴム人形の様に口を丸く開け放ったGMタンクがその風景を見下ろしていた。
そんな両軍に補給が……
90mmマシンガン×43(両軍共に)
「うおおお!これだけでどうしろと!」
この間の連邦との戦闘はグフフライトの活躍により敵を退けることが出来た
とはいえ、こちらも被害が0というわけではない
グフフライトのパイロットが勢いのままブン投げたヒートホークは使い物にならなくなり
敵のGMモドキに投げ技を掛けられたドムタンクは頭部を激しく打ち付け
プラスチック製の機体は全体が激しくひしゃげている
幸いパイロットは脳震盪を起こしコクピットで気絶してるだけだったが
ちょっとした小競り合いレベルの戦闘ではあったがこの基地にはそれすらもキツイ
そんな折り、都合良くと言うべきか補給が届くという連絡が入った
さすがにあんな戦闘を繰り返していく様では我が基地はもたない
グフフライト以外にもまともに動くMSが欲しいところだ
…後日
補給部隊が到着するという連絡を受け俺は彼らを出迎えに行った
そんな俺を出迎えたのは…
うぉぉ!なんだぁこの大型トラックの行列は!?
なんだ!?一体どうしたんだ!?何があったんだ!?
何かの手違いなのか…基地に次々と大型トラックが入っていく
しかし…脳裏に浮かぶのは嫌な記憶ばかり、まさか…いや、でも今回こそは…
と、次の瞬間基地の中から聞こえる絶叫とも怒声とも取れる声、それも複数…
慌てて基地に入った俺が見たものは…
無造作にドンと積まれた大量の90mmマシンガン
上官以下基地の連中は飽きれるものアリ
補給部隊に切れるものアリ
はたまた真面目にマシンガンの運用を考え出すものアリ
そろそろ俺も逃げ出す準備をしておこうかな…
整備第一班は並列二連装機銃を提案します。この度配備された機銃を二丁同時に発射
可能にし確認されたジオン飛行型MSに対し有効な弾幕を張る事を目的としています。
なんか想像力に乏しいとは思わんかね?
今までこういった事は全て(元)整備班長が仕切っておりましたから・・
寒い時代だな・・、整備第二班の提案は?
ハッ 整備第二班は並列三連装機銃を提案します。
90oマシンガンで二丁拳銃か悪くない
ヒートサーベルは腰にでも付ければいいし
ああ敵をこれでまたぶちのめせるぞ。
>>69とか、なんで部下が減っていくのかわからんのだが
惜しい所だったな今回の作戦は。あのパイロットだが見所はあるよ、もう少しメンタル
面での修練が必要だがな。
そのことじゃない?わかっている。今回支給されたマシンガンのことだな?全く連邦の
整備技師って奴は杓子定規で想像力に乏しい者ばかりだからな、時に弾薬はちゃんと
調達できるのか?
そうじゃない?ああ、GMタンクは確かに頭部への破損が二台も重なったな、その場に
いたんだちゃんと見とるよ。アニーの頭部を流用する?あれは、私が勝手に持ち出した
もので正式に支給された訳じゃない?何を細かいことぬかしとるんだ!私が機転を利かせて
駆けつけなければ今回の作戦だってどうなっていたか・・もう決定した事項だとぅ?
はい 私は指令に貴方が大変苦しんでおられると聞いてここに来たのです。
基本的には貴方が体験しておられる試練も神の御心の内ですからそれを悟られるのが
一番なのですが皆さんストレスを抱えられている時代ですからセラピストの資格も
持っております。
はあ (元)整備班長さんのことですね、 はい・・はい それは大変な体験をされました
はい・・はい お話を伺っている限り(元)整備班長さんも連邦の為一生懸命なのだ
と思われます。ただ一生懸命な方向が少し違っているだけで、決して貴方を陥れよう
としているのではないと思います。もしそれで少しでも貴方に安らぎが与えられるので
あれば指令には(元)整備班長さんにも話しを聞くよう頼まれています。
はい・・はい ああ神よお許し下さい・・。パイロットさん、私がこの基地に来て
感じる限り貴方に悪意を持った方などいないと信じます。・・その、女性陸戦兵が
貴方をコックサッカーと呼んだ件ですが、・・ああ神よ彼女の罪をお許しください
・・陸戦隊にはなんと言うのでしょう、血気盛んな方々が多いので、決してよい言葉
ではないのですが、普通に呼びかけに使われている言葉なのです。恐らく男性社会である
軍隊で生活する為に彼女も感受性と言いますかそういったものを鈍らせる必要が
あったのだと・・
!!出動ですか? (元)整備班長さんが脱走した?それは大変です。
頭が痛い。きりきりと締め付けるように痛い。正直、誰か替わってくれると言うのなら、今すぐ替わってやる。
頭痛の種は、問題の整備班長だ。いや、元を付けるべきか。奴の事だが…
オデッサのHQで問題になっている。近々召還すると言う噂も実しやかに囁かれている。
無理もない。虎の子のGMをバレリーナに改造し、新たに配備された悪夢のようなジムタンクも
何時の間にか改造されていた。確かに、程度の小さなカスタマイズならば、黙認という状況だが、
あれは行き過ぎだろう。我々とて、無限の物資で戦争をしているわけではない。
まして、量産体制の整っていない貴重なMSをおもちゃにしたとあれば、私とて庇い切れる物ではない。
事は、我々の責任問題に発展するのは必至だろう。悪いことに、件の整備班長が、無断で前線に赴いたことも
どこからか漏れてしまい、これも上層部の知るところとなってしまっている。
人の口に戸は立てられぬとは言ったものだ。
恐らく、一両日中に査問にかけられる事になるだろう。その前に、病状を悪化させなければならない。
私は部下に命じて、拘束してある元整備班長を連れて来させる事にした。
何時までも逃げられる物ではないが、当面の時間稼ぎにはなる。その間に打開策が出てくるかもしれない。
その為にも、元整備班長の『協力』が必要なのだ。
その数分後、私は凍りつくことになるが、その時は知る由もなかった…
200 :
通常の名無しさんの3倍:02/09/30 04:34 ID:oGApv+vf
今だ!200ゲットォ!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ (´⌒(´
⊂(・∀・⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
∧∧ (´;;
(・∀・ )⌒ヽ (´⌒(´
U‐U^(,,⊃' ... (´⌒(´⌒;;
気分爽快!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
∧_∧
(・∀・ ∩
(つ 丿
( ヽノ
し(_)
201 :
士官:02/09/30 05:09 ID:???
確かに火力は不足している。事実、最近の戦闘ではその事を思い知らされた。
だがなにも90mmマシンガンのみを送りつけるとは…例によって例の如く弾薬は無い。
能天気な部下の中には、無邪気に喜ぶものもいるという。
取り敢えず、危険を承知で地雷代わりに埋めた90mm炸薬弾を掘り返すように命じた。
とは言え、埋まっている弾の数は、100発程度。余程経済的に使わねば
一度の戦闘で使い切ってしまうだろう。
先日送られてきたバズーカの弾もまだ補給されていなし…
調べさせたら、マゼラ砲の弾も残り少ない。
肉弾戦とブービートラップに頼らなければならない時が来るかもしれない…
兎に角駄目元で補給要請をする。
『タマヨコセ』
両軍「人も銃も要らん!弾薬とMSを寄越せ!」
「隊長、MSMSウルサイです・・・」
「仕方ないな。ほら、倉庫に赤いザクあったろ。あれテキトーに送っとけ」
「はっ」
精神安定剤
1)処方の適量を守りけしてそれ以上を服用しないこと。
2)服用後何らかの異常のある時は直ちに使用を取りやめ医師に相談する事。
3)服用後三時間はいかなる機材の運用をしないこと。特にMSの操作は南極条約違反・・
犬にでも食わせてやれ ガリガリガリ・・
今から作戦の説明をする。命令も無く敵基地へ向かっている(元)整備班長は現在地雷原を
進行中である事は持ち出されたアニーの識別反応から明らかである。我々はこの度配備された
90mm機銃を鍬代わりに安全な足場を確保しつつ(元)整備班長を保護する。先回の
作戦で頭部を破損した二号機にはアニーに使用されていたキャノン頭部と共に火器管制システム
が移植されている。飛行MSに遭遇した際は防空射撃につける様連装機銃を担当してもらう。
また本当にどうしても他に取る手段が全く無い場合、特別に(元)整備班長を射殺しても
仕方ないと言う許可は先ほどやっと指令が下した。以上だ!
age
hosyu
age
90mm機銃を肩紐を掴んでなるべく地面に平行に振り下ろす。もし其処に地雷が埋まって
いれば起爆するから間違っても機銃本体を掴むな。地雷は90mm炸裂弾ほどの威力だと
解っているがマニピュレーターを破損すると敵前で修理は効かない。
機銃の面積だけ安全な地面を確保したらその機銃を足場に同じ事を繰り返すんだ。
GMタンク電車が線路を敷設しながら地雷原を行く。
(全く余談だが喉と頭が死ぬほど痛い、インフルエンザに気を付けたいものだ)
機銃を地面に叩き付ける。機銃を足場にさらに前方に機銃を叩き付ける。
三両のMSに43丁の機銃があるのだから地雷原突破には有効な活用法かもしれない
別に機銃じゃなくても全然構わない気もするが作戦行動中にそんな疑問を持つのは
危険なものである。
機銃を地面に叩き付ける。機銃を足場にさらに前方に機銃を叩き付ける。
前線部隊が連邦の大型ホバークラフトを捕獲してきたので、足の破損で余ってるザクの上半身2個とセットで送ります。(片方、わけあって赤系の塗装がしてありますが、緑系のペンキを送るので塗り替えてください)
また、被弾したアッガイやザクをバラしたときに出たジェネレーターも数個、連邦のMSから回収したビームサーベルとかいう武装も、若干ですが送ります。
食料は、収穫が済むまで待ってください。
クーリングオフはききません、返品、クレーム受け付けず。 by補給部隊
しかしこんなことをしていて(元)整備班長に追いつくのだろうか?
アニーの識別反応は遠ざかりはしないが一向に機影は捉えられない。
と思ったその時機銃は見事地雷の一つに当たったと見え手元に小爆発が起こった、
機銃の上で危ういバランスを取っていたGMタンクは重心を取り戻・・そうとはせず
側面受身の態勢に入る。
なるほど無理に姿勢を取り戻そうとするから怪我をする、転びそうな時はむしろ上手に
転ぶほうが怪我は少ないのだな・・ここが地雷原でなければ。
(元)整備班長ーーーーーーー! パーーーン
(元)整備班長「私がこのアニーを一番上手く使えるんだー 何だ痛いじゃないか?」
側面受身を取ったGMタンクの手の平は、地中から飛び出たアニーの頭部(キャノン
頭既に無し)を張り倒した。
連邦パイロット「そんなの痛い内に入らねんだよ!」
(元)整備班長「判った!判ったから離しなさい、これから一人で敵を壊滅させて私
の実力を認めさせてやるんだから気が済んだらさっさと帰りなさい」
連邦パイロット「いーのか?気が済むまでやって本当にいーのか?」
二号機パイロット「隊長突っ込む所はそこでいいのでしょうか?」
sage
弾切れ
age
連邦パイロット「考えも無しにこんな所まで飛び出してきて、そのアッグだって連邦の
戦力なんだから・・」
(元)整備班長「作戦のことか?説明してやるか、連邦はMS運用の経験が浅いから
どうも機動力に頼り過ぎるきらいがある。敵は地雷原や防御設備を建設
して待ち構えてるんだからのこのこ出て行っても飛んで火に入るなんとやら
だ。こういう場合塹壕を掘り進んで行って、ある程度距離を縮めてから
突入する事こそ正攻法だ。」
二号機パイロット「それって基地を出る前に考えて来たんですか?」
(元)整備班長「いや、今思いついた。状況に応じて取るべき手段を考えるのが私のように
優れた頭脳を持つ者の役割だからな」
そんな事より、すぐ目の前に駐留したジオン軍の事より、どう説明すれば(元)整備班長
を今すぐ射殺しても本当にどうしても他にとる手段が全く無い事になるかだけを考えていた。
塹壕の掘り方
塹壕は歩兵の簡易野戦防御手段です。
1)深く掘りすぎてはいけません。自力でよじ登れない程深く掘っても埋まってしまう
だけです。
2)浅過ぎてもいけません。最低でも屈めば全身隠れる位の深さが無いと動きずらくなる
だけです。
3)広過ぎるのも考えものです。遠くからでもここに穴があいてますと判るくらい広い
塹壕では狙い撃ちされてしまいます。
4)曲がりくねりすぎていてはいけません。なかで迷ってしまったり、着陸指示と間違え
てUFOが降りてきてしまったりします。
5)まっすぐ敵に向かって掘ってはいけません。
本日我が基地に補給が届けられた
上官は弾薬の請求をしたらしいがその願いはまたも届かなかった様だ
どうやら前線部隊が捕獲したらしいホバートラックに乗って
いかにも『押しつけ』と言った感じのザク上半身
被弾したMSのジェネレーター、そして何故か大量の緑のペンキ
…これはあの赤いザクに使えと言うことだろうか?
一応整備の方に話をつけてみると
意外にも整備の奴らは嬉しそうに補給物資を見渡している
話を聞いてみるとなんでも連邦のMSに装備されている
"ビームサーベル"とかいうのがあるらしい
恐らくウチの基地で運用実験も兼ねて送られて来たのだろうが
戦闘形態がもっぱら奇襲からの格闘戦に持ちこむ
ウチのパイロット達にはちょうどいいかもしれない
と、ここで先日送られてきたマシンガンが俺の目に移った
あ、そうだ…
あのマシンガンとサーベルのビームCAPを組み合わせて
簡易のビームライフルを作ってみるっていうのはどうだろう?
上官に提案だけでもしてみるか
どうせ出鱈目だらけなんだ。行くところまで行ってやれ
age
前田吟
この戦争が始まるまでジオンは工作機械だと言張ってザクの数を揃えたと言う。
そのザクの対抗上生み出されたGM(タンク)も滅法穴掘りには強い。
しかしこれほど塹壕掘りがはかどるのも鹵獲された工作機械そのもののアッグの威力
に他ならない。さっきからその事を(元)整備班長に指摘しているが彼はアッグなんて
知らないこれは連邦の新兵器アニーだと言う態度を崩そうとしない。
刻一刻と大地に刻まれた防衛線はジオン基地へ迫って行く。
しかし塹壕ほど戦況の膠着と言うものを身に沁みさせる物は無い。
こんな武器があるからいけないのだろうか?(元)整備班長の思いつきにいちいち
乗せられてしまう自分がいけないのだろうか?西部戦線に異常は無い。
sag
塹壕は敵拠点の寸前まで伸びた。
果たしてこれで充分突撃に耐えるだけ距離を詰めることができたのか?
古来MSによる塹壕戦の事例などないのでなんとも言えない。
果たしてGMタンクなどで突撃して遅すぎて的になってしまったりしないのか?
GMタンク自体正規の機体とは言えないので確証になるデータなど無い。
ある意味(元)整備班長は正しいかもしれない。例え基地を出る前にこの作戦を
思いついていたところで連邦に過去に例の無い行動に対して判断を下す指揮系統は無い。
突撃は支援砲撃で始まるのが常道だ。ここまで来てしまえば妙案も奇案も無い
当たり前のことを当たり前にだ。
キャノン砲を装備したアニーに目配せすると、(元)整備班長は万事心得たかのように
塹壕をよじ登りジオン基地へ歩いていく・・・ おーい どこへ行く?
224 :
定期あげ:02/10/10 11:39 ID:0EhQi5tK
あげついでにちょっと状況整理しよう。なんだか収拾つかなくなってきた。
>>1から49まで
ある平和なジオン基地にある日ザクマシンガンが補給されましたとさ。モビルスーツ居ないのに。
>>49から99まで
この補給物資の意図はなんだろう?ある者はMSの機動力の無い以上防衛に徹しようとし、
ある者は無駄な気がしながらMSの補給を請い、ある者はそんな生活に行き詰まりを感じて
脱走していきます。
そんな彼らを嘲笑するように届けられるMS(の形だけ)、宇宙戦専用MS,そして壷。
極限の状況に呼応するように連邦から狂気の整備技師が現れ当初の創作意図は捻じ曲げられていく。
a
>>100から149まで
カスタマイズドされた連邦MS即地雷直撃、良い所なし。
創意に溢れたジオンMS被弾、これといった見せ場なし。
しかしそんな状況を嘲るかの様にさらに挑発的な補給物資は送りつけられる。
>>150から199まで
計らずもタンク型MS決戦となったジオン基地。しかしタンク型の決め手とも言える
大雪山大降ろしは既に他スレで使われていた!
このままでは落ちない!動揺した連邦はグフの股間のヒートロッドをドムの股間の
ヒートソードと誤認、いたずらにパイロットの心に傷跡を残す。
本当にお詫びのしようもない。
228 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/12 23:01 ID:JCR1sqLn
age
>>200から
全ての犯罪者は犯行現場に舞い戻ると言う。そんな言葉を裏付けるように両陣営
に送り届けられる90mmマシンガン。そして体制を整えるのを恐れるかのように
独走する(元)整備班長。
そしてスレはたびたびageられるがお前のやってるのは整理ではなくただのダイジェスト
だ! と突っ込みをいれてくれる人はいない。
・・・そのうちマシンガン振りかざして殴りあう時がくるのだろうなぁ
age
ヒート(チンボ)ロット付きの、グフタンクか・・・
作ってみたいな
age
司令部指示をお願いします,
1)危険だが(元)整備班長を取り押さえひとまず帰還。
2)ここまで来たんだからとりあえず突撃。
どうしたらよいでしょう?
1)危険だが(元)整備班長を取り押さえひとまず帰還。
02/10/16 23:30 までに必ず帰還せよ。報告を待つ。
30分以上、遅れた場合はコードレッドを発動する。
了解
各機塹壕を乗り越え,(元)整備班長のアッグを補足せよ!
MSの行動は三機が基本である。これは地上戦の経験の少ないジオン軍が
予想以上に悪い地形でスタックした僚機をただちに救助できるよう,
考え出した編成だ。
一,三号機でアッグを羽交い締めにし二号機に周囲を警戒させながら,
輸送機との合流ポイントに向かう。
二号機パイロット「なんかFBIに捕まった宇宙人の写真思い出しますね。」
正直こいつがうらやましい。
基地に到着しアッグをハンガーに拘束する。
再三降機を促すも反応が無い為外部から強制的にコクピットを開放。
我々が(元)整備班長だと思っていたのは今は故障して、ほうぼうからシリコンオイルを
噴出すレプリカントだった。司令・・。
age
いつの間にか(元)整備班長と入れ替わっていた人型ロボットは秘匿され、
とりあえずある程度の機能を修復させることに成功した。
以下はその尋問の状況である。
アンドロイド整備班長「ゴポ ゴブゴブ、 ああ 酷い状態だ、あらかじめ言って
おこう。私は南極条約に乗っ取って捕虜としての待遇を要求する」
尋問担当「南極条約はジオンと連邦の間に結ばれた条約だが、君はジオンに属すると
認める訳だな?」
アンドロイド整備班長「巨大人型兵器を実用化したジオンの科学力が等身大人型兵器
を実用化していることに疑問を感じているのかね?」
なお諜報部では、(元)整備班長の入れ替えに関わった協力者の捜索を、整備からは
鹵獲レプリカント改修型レニーの試作を、MSパイロットからは元々そんな人いなかった
と言うことで・・と言う提案がそれぞれ出されています。
……オイ、この人型、「ワシのマーク」が……
話は>>144まで遡る
まったく連邦という奴は・・私のように優秀な頭脳をこんな所に閉じ込めておいては
大損失だとわからんのか?何が上官に相談してみますだ・・。
なんだお前は・・ここを出してやると言うのか・・
ハンガーにあるMSを奪ってジオン基地に逃げろ?
貴様敵の内通者か? いやだと言ったらどうするつもりかね?
いややめておこう ここまで聞かされては生かしておくつもりは無いのだろう?
(内通者赤いヘルメットとどっきりカメラと書かれたプラカードの入った
ダンボール箱を(元)整備班長に見えないように足で後ろに隠す)
これが新型のアニーという奴か、新型の癖にずいぶんシンプルなコンピューターを
積んどるな、これじゃ私のプログラムを生かす余地が無い。
まあMSの開発には自信のあるジオンだけに本当に欲しいのは私の頭脳の方だろう、
このポイントに向かえばいいんだな?
誰だ?アニー動かした奴は?まあいいか、ジオンが捨てて行ったアッグを改修して
連邦にも引き取る部隊が無いMSなんて盗む奴もいないだろ。
あの内通者が指定したポイントはここでいい筈だが・・。
あれがジオンの輸送機のようだな、投降する、南極条約に則った待遇を要求する。
な なんだそれは? 等身大人型兵器? ずいぶん役に立たなそうな物を作ったな。
私に似せたつもりか? まあ私の様な重要な人間が消えれば連邦も大騒ぎに
なるからな・・。
この施設でジオンの為に研究しろと言うのだな?まったく胸糞の悪い話だが・・。
なんだ 機材ってこの押し切りバサミとアルミホイルだけか?
アッザムリーダーの反射箔を切る工場?そんなことをさせる為に私を誘拐したのか?
職務上仕方の無いこととは言えお忙しいキシリア様を雑事で煩わすのは気が引ける。
キシリア様等身大人型兵器の開発打ち切りは良いのですが、予算にある
赤いヘルメットとプラカードとは一体何なのでしょう?
ゲルググをフルセットでくれ
ゲルググ?そんな新型ができたのかな?
ここにはザクに続く汎用型コンセプトモックアップのゲルとビーム薙刀試験用ゲグ、
あと試作携帯ビーム兵器ルググしかないけどフルセットてことは全部送ればいいのかな?
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248 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/22 23:21 ID:Wq2ktY/a
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249 :
通常の名無しさんの3倍:02/10/24 02:25 ID:Q8X2sg2I
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前田吟
ザクマシンガンAstrey
これは誰も望んでいなかったもう一つのザクマシンガンの物語。
正直悪かった。基地の事務を取り仕切っていてくれた娘が,寿退役してしまって
混乱しているからって兵站部に当り散らすようなことを言って本当にすまん。
慣れないもので軍用POSのザクマシンガンとマシンガン装備のザクを間違えた
のはこちらの落ち度だ。
君らが言うとうり前線の部隊は君らの働き無しに戦い続けることはできん。
だからマシンガンに偽装して敵をやり過ごせるザクの代わりにマシンガン
装備のザクを送ってくれ!頼むこのとおりだ!