>地球連邦に生き残った国民すべてに、私は訴えたい。
ほうほう,では聞かせてもらおう
>ジオンには、すでに兵はない! 艦もなければ、武器、弾薬もない!
それは少し言い過ぎではないかな?敵兵力の過小評価は厳に戒めるべきですぞ
>なのに、なぜそのジオンに降伏をしなければならないのか!
あのー,何時,何処で誰が,地球連邦政府に降伏を求めましたか?
ジオン公国が地球連邦に要求したのは,ジオン公国の完全なる独立の承認
これだけの筈なんですが(それとも小説版はそうなっていたんでしたっけ?)
>国民よ! 討つべきは、連邦政府の軟弱な政府高官である。
どうぞ,ご随意に,なんなら手を貸しましょか?
>絶対民主主義の名のもとに隠れ、何一つ決定する事のできない高官に、
>連邦の生き残った一人一人の意思を託すわけにはいかない!
その通り(ヤンヤヤンヤ)
>ジオン公国のギレン・ザビが、公国の実権を握った時に語った傲慢不遜な言葉を思い起こすがいい!
それって後付け設定でも未定な事項なので,誰も「思い出せない」んですけど
>ジオンの民は選ばれた民である、とギレンは言った。
まぁ,あの総帥なら,そのくらい言い出しかねんなぁ
>地球連邦の民は、旧来の因習にとりつかれて、
>宇宙圏を生活の場としはじめた人類の意識が拡大しつつあるのに気付かぬ古き人々であると言う!
これは事実でしょ
>地球型官僚の堕落は、確かにギレンの言う通りではある。 連邦軍にあってもそれは事実であろう。
なんだ,判ってるじゃないの
>しかし、連邦の国民よ。 ギレン・ザビの語る一面の真理にのみ眼を奪われてはならない!
>ジオンは地球から最も離れたサイドであるが、その彼等が宇宙の深淵を見たなどという戯言を誰が信じようか!
プロパガンダ相手にマジですか?あんなモノはジオン公国国民ですら本気で信じてませんよ
>ギレン・ザビが、連邦の一部の堕落に事よせて、ジオン公国の正当性を主張するなど、許せるものではない。
>しょせん、ジオンの独裁をたくらむザビ家一統の独善である。
ところが,ジオン公国の民衆は圧倒的にザビ家を支持してるんだが,
>百歩引き下がってザビ家のジオン独裁を認めたとしても、
>何ゆえに地球連邦そのものまでがザビ家の前に膝を折らなければならないのか!
だから,ジオンは連邦とは「対等の立場」になろうと言っておるんだが
>地球連邦とは、個人の主権の上に立った政府である。
はい,建前上はそういう事になっていますね
>人類が有史以来初めて宇宙に進出したのも、地球連邦という人類の英知の結晶たる政府があったればこそであろう。
要するに地球連邦という強権組織が,宇宙移民を断行し,多くの庶民を宇宙に放り出したという事だね
>しかるに、あのギレン・ザビは言う。 討つは地球連邦の軟弱である、と!
それは単なるプロパガンダだってぇのに,マジに受けるなよな
>討てばよろしい。 軟弱の源を!
へ?討っても良いの?
>しかし、50億の罪なき人々を虐殺したギレン・ザビに何を語る資格があろうか!
>ギレンは言う。自然大系の中、ひとり人類のみが強大に増え続けるのは、自然の摂理に対する冒涜である。
>それを今こそ管理して、自然大系の中の一つの種として生息しなければならない時、
>50億の死は人類の自然に対してなさねばならぬ贖罪であると!
>これが、真理か?
>一つの種、一つの生命系をその自らの手によって抹殺させるに等しい罪を犯して、ギレンは何を得ようというのか?
>……得るものは、ない!
>人があって、はじめて独裁も振るえようというのに、
>自らの生命系をも絶とうとする暴挙には、我々は素朴に理解しかねるのである。
あぁ!小説版ならそうゆう事になってるけど,TV・映画の劇中描写では「総人口の半数を死に至らしめた」のが
ジオンの攻撃によるものか,それとも連邦の反撃によるものか明言されてないのだ
それどころか,Z・ZZ・逆シャアと話が進むに連れ,一年戦争の被害総数は減り続けてるんだけど
>その男が、またしてもルナ2さえ地球に落としてみせると言う。
そりゃ,ハッタリですがな
>何を根拠にギレンは、それを言うのか? 彼のイデオロギーが絶対真理であるからなのか?
>否! 彼の独善でしかない。
人の思念が集まれば,落下する隕石を宇宙に押し返す事も出来るとか,そいうう電波な話ですか?
>連邦が軟弱で腐敗堕落しきっているのか? これも、否である。
>ジオンの脅威に勇敢に戦った善良有能なる国民は、未だ健在である。
何がジオンの脅威だ?辺境の一反徒と侮っていて大損害を喰らったんじゃ無かったのか?
連邦がジオンを脅威と認識して,きちんと対処してたら,そもこの大戦は起きなかったんだよ
>では、ジオンは連邦に比べて強大な軍事力があるというのか? これもまた、否である。
そのとおり,ジオンは連邦のように無駄に巨大な軍事力を整備してはいない。
ジオンが誇る精兵は,ジオン公国の安全保障上必要とされる,最低限のものなのだ。
>国民諸君! 聞き給え! すでにギレンの言葉は脅しにしかすぎない。
脅し?「戦争はもう止めて,これからは外交交渉で問題を解決しましょう」という提言を脅しと受け止める
あなたは,よほど戦争がしたいらしい
>不肖、私は、幸いにしてジオンに捕らわれ、ジオン本国の実態に触れた。ジオンの国民は疲れきっている。
おや?ジオンの国民は大勝利に湧いていたのでは?疲れは吹き飛んでると思うがな
もしも,国民に疲れが見えたなら,それは連邦による20年もの永きに渡る経済封鎖の影響だな
>軍事力の増強は、明日すぐ間に合うというものではない。
それは,地球連邦も同様でしょう,無理に戦いを続けても「中学生をゲリラ戦に投入」するような羽目になり
連邦軍人の無能ぶりを世に知らしめるのがオチです
>ルナ2を地球にぶっつけるなどと、やってもらおうではないか! ギレン・ザビよ!
ハッタリをマジ返すの?
ジオニズム思想の根幹には地球を聖地と崇拝する「エレズム」思想が内包されている以上,地球環境に
悪影響を与える攻撃をそんなにポンポン出来るわけ無いの
>ルウム戦役ですでにジオンの兵力は尽きている。
生き延びた連邦軍と戦い続ける程度の兵力はまだ残ってるんだが
>一人の兵を育てるのに、何日かかる? ギレンは、知らないわけではあるまい。
条件は連邦軍も同じなんだがな,あっ連邦軍は民間人をどんどん戦場へ駆りたてて,生き延びた者だけを
兵士として採用するからどーでも良いのか
>そして、地球連邦の国民、一人一人に私は訴える。
>もはや、ジオンに兵はいない! そのジオンに跪くいわれはないのだ!
ジオンの兵力を過小評価するのもどうかと思うが,ジオンは連邦を屈服させるために戦ったのでは無いぞ
連邦と対等の立場に立つために戦いを挑んだのだ
それに戦争とは大義名分(政治目的)があって,それを達成するために戦うのであって,敵の兵力が過小で
勝ち目があるから戦おうってのは,主客転倒も甚だしい
よほど,自分らの正義に自信が無いのだな
>起てよ国民! 今こそ、ジオンをこそ、我等の前に倒すべきである!
で,どこをどう結べば「ギレンを倒せ!」では無く,「ジオンを倒せ!」という結論が湧いてくるのだ?
独裁者ギレンは倒されるべきかも知れない,しかし,それを選択する権利があるのはジオンの国民であり
そして,ジオン国民の多くはその独裁者ギレンによる統治を良しとしている
100歩引き下がって,ザビ家独裁を絶たねばならないとしても,それを行うのはジオン国民であるべきであり
独断と偏見に満ちた地球連邦軍では無かろう
ましてや,「ジオンが倒されなければならない」などとは,笑止である
和を請うジオンのあらゆる存在を否定し,連邦至上主義を押しつけるレビル将軍!
あなたはそんなに戦争が続けたいのか?
続けたいんだよね,あなた負けたままだと,このままじゃ,あまりにも格好悪いもの(w