ソシエたんで更に萌えようとする人の数→

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941通常の名無しさんの3倍 :02/04/14 03:46 ID:???

   ヽ、メ、〉     / ~  ̄\        _______________
  ∠イ\)      〈.       \      |                      
   ⊥_      / ̄/レヘ、_/     <  「本物の目はほかのご婦人を物色中です」   
-‐''「 _  ̄`' ┐  < ̄_..-┴へ       |  といっただろう?ロラン君(ニヤ)   
  | |r、 ̄ ̄`l Uヽ  〉' ', ☆  ヽ.     .|                      
  (三  |`iー、 | ト、 _ソ  ☆}   ☆ヽ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |`'ー、_☆`''ー-‐‐ ''  .イ      `、      
  | |ミリオ`ー、 ☆  ∠.-ヽ☆     ',      
__l___l ネア l`lー‐'´____l.    ☆ |      
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |       
               ||  |_☆. -‐イ      
               ||   |    ノ/      
                            .
942通常の名無しさんの3倍:02/04/14 04:12 ID:???
ソシエ
「ロランの処女なんか、とっくにあたしが貰ってるに決まってんじゃなーい。
 どいつもこいつも馬鹿ばっかりよねー♪」

テレビに映る真っ青なロランたんの顔を眺めながらニンマリ紅茶を啜るソシエたん
943通常の名無しさんの3倍:02/04/14 04:35 ID:???
ガクガクブルブル
ロラン「シ、シーサー!!『シーサ−』を!!」
   __
  //ヽヽヽ
 ((川; ゚д゚))))
ガクガクブルブル

ミノモ・ンータ「ファイナルシーサー?」
ロラン「は?」
ミノモン・ター「ファイナルシーサー!!??」
944通常の名無しさんの3倍:02/04/14 06:52 ID:???
あーははっなんだシーサーって。
笑った。
945通常の名無しさんの3倍:02/04/14 10:14 ID:???
>>941
そうか,そういうことだったのか!(w
946通常の名無しさんの3倍:02/04/14 21:03 ID:???
シーサー?ヴァカジャネーノ?

オオウケ。
947通常の名無しさんの3倍:02/04/14 23:33 ID:???
ナベシンが登場しないと完結しそうにねぇなぁ〜
と思ってみたり。
948通常の名無しさんの3倍:02/04/14 23:43 ID:???
で、何で誰もソシエたんに萌えないですか?
949通常の名無しさんの3倍 :02/04/14 23:46 ID:???
オチがよめない
ちゃんと考えてるんだろうな?w
950通常の名無しさんの3倍:02/04/14 23:47 ID:???
正直、弱ってます。
951通常の名無しさんの3倍:02/04/15 00:01 ID:???
>>950
お詫びの知る死に次スレ立てれ。
952通常の名無しさんの3倍 :02/04/15 00:06 ID:???
俺も次スレキボンヌ
よろしく
953通常の名無しさんの3倍:02/04/15 00:09 ID:???
次スレのタイトルには、
「激しくソシエたんに萌えようとする人の数→」
なんてどうですか?
954通常の名無しさんの3倍:02/04/15 00:26 ID:???
「やんごとなくソシエたんに萌えようとする人の数」
            もしくは
「やんごとなきソシエたんに萌え尽きそうな人の数」とか。
955通常の名無しさんの3倍:02/04/15 00:39 ID:???
>>953でお願いしる
956950:02/04/15 00:46 ID:???
ごめん、すでに立ってますた。

「ソシエたんはやっぱり萌える人の数→」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/shar/1018798859/
957950:02/04/15 00:50 ID:???
「立ってますた」ではなく「立てますた」デシタ!!
958通常の名無しさんの3倍:02/04/15 01:24 ID:???
とりあえず>>943の続きを。

シーサー登場。

シーサー「ロラン、助けに来ましたよ。」
ロラン「その声は・・・・・・ディアナ様?」

シーサー、ロランを抱えてスタジオから逃走

ミノ(ゴリ?)「おーい!台本と違うじゃないの!どうなってんの?
       ・・・・・・どうするの?このまま続ける?・・・・・・はい、・・・はい。
       それでは、補欠ルーム。」
ヤーニ少尉「おう!やっと出番だ。」
959通常の名無しさんの3倍:02/04/15 01:33 ID:???
ロラン「ディアナ様。ありがとうございます。一時はどうなることかと・・・」
シーサー「・・・・・・・・・。」
ロラン「ディアナ様?・・・・・・あの・・・ディアナ様、ですよね?」
シーサー「・・・ロラン、まだ気が付かないのですか?」
ロラン「はっ!もしかして!
     ・・・・・・キ、キエルお嬢さま!? どど、どうしてここに!?」

つづく
960通常の名無しさんの3倍:02/04/15 02:07 ID:???
ロラン「キエルお嬢様ぁ〜僕をどこに連れて行くんですか〜?」
キエル「決まってるじゃないの。」
ロラン「どこですか〜?」
キエル「次のスレですよ、ロラン。ソシエも待ってますよ。」

というわけで、次スレへつづく。
961通常の名無しさんの3倍:02/04/15 02:08 ID:???
満月を背に夜を駆ける影二つ――。

「ああ、ディアナ様、このままロランをどこか遠く、地の果てまで連れて行ってください。
こんな狂った展開はもう耐えられません。」

「まあ、かわいそうなロラン。よってたかっていたぶられて。私と貴方、
お姫様と王子様の立場が逆ですがかまいませんよ。老後の面倒は宜しくね。よしなに。」

「まっちなさーい!!」
シーサーの着ぐるみ姿のソシエたん

「この妖怪!!ロランと逃避行する役はあたしなの!!だいたいスレタイトル見なさいよっ
このスレの主役はあたしなのっ!!あんたはイタコでもやってなさいよっボケ老人っ!!」

「まあ、ソシエさん。そんなみっともない姿を見たらギャバンさんが悲しむわよ?」

「うるさーい!!アンタだって同じカッコでしょ!!それよりロランを早く返してっ!!」
962961:02/04/15 02:10 ID:???
かぶった…。
963通常の名無しさんの3倍:02/04/15 02:27 ID:???
その頃…

    _г
   三 。 。  ←ヤーニ軍曹           ∧_∧____   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (;´д`)____          ___  (´∀` ,) //| <  [問題] ヤーニの処女を奪うのは?
  (  />──  >        <──<\⊂ へ ∩)//|||   \________________
 |_< /   /\ !|!| !/\.  \,>'(_)i'''i~~,,,,/
 ┃┗UU‖ ̄  ┌────┐  ̄|| ̄(_) ̄~||~ ̄
 ┃ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
━━< 問題:   ヤーニの処女を奪うのは?                               >━━
    \___________________________________/
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
━━< A:コレン                      B:ラダラム                   >━━
     \________________/  \________________/
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
━━< C:ホレス                      D:大佐                    >━━
    \________________/  \________________/
964ディアナ厨:02/04/15 02:31 ID:???
>>963
ワラタ!!そのミリオネア問題挑戦者の処女だけかよ!
965ディアナ厨:02/04/15 02:31 ID:???
>>963
ワラタ!!そのミリオネア問題挑戦者の処女だけかよ!
966961:02/04/15 05:24 ID:???
次スレで>>960の続きをやってるようなので、勝手にパラレル。

「ギャバンさんは花嫁姿を見ることなく逝ってしまわれたのに、
貴方はそんなぬいぐるみで萌えようとROMしてる方々を誤魔化そうというのですか!!
恥を知りなさい!!」

「ナニよそれ、ギャバンは関係ないじゃない!!さてはアンタ、話を誤魔化して煙に
巻こうとしてるわねぇー!!」

「あら、鉱山主の娘にしては鋭いわ、あきまん言うところの"子宮で見抜いた"ってやつかしらね?
とにかくロランは渡しません。彼にはおさんどんをしてもらいながら私と愛の日々を過ごすという
仕事が残っているんですからね。数百年も月の女王してたんだから、こんなご褒美あってもいいじゃないのサ」

「むっかー!!アンタ月の女王してたって、ずっと寝てただけじゃない!!寝言でテキトーな指示してるだけで
女王なんてよく言えたものね!!姉さんからちゃーんと聞いてるんだから!!
その程度でご褒美―??そんなことにロランを巻き込まないで!!」

「何ですって―!!」
「ナニよー!!」


その頃ヤーニ軍曹は・・・

ガクガクブルブル
ヤーニ「…『4択を2択にする』を…お、お願いしま…す…」
ガクガクブルブル
967通常の名無しさんの3倍:02/04/15 06:43 ID:???
ヤーニたん……(´Д`;)
968通常の名無しさんの3倍:02/04/15 23:17 ID:???
-=≡・゚・(ノД`)・゚・。 ←ロラン「うわあああああん!!」
   -=≡)、 )へ
 -=≡/

「あっ!」「お待ちなさいロラン!!」
「あー!」「待ちなさいよロラン!!」

「もう僕をほっといてください!みんな同じだ!僕のこのキレイな体が欲しいんだ!!
美しい僕を自分のものにしたいんだ!!僕はもう世俗を捨てます。コレンさんに弟子入りするんだぁー!!」

(うわー、ひたってやがんなぁ)「ロ、ロランあんたがそんなに傷ついてるなんて知らなかったわ」
「そ、そうです、私は自分のことばかり考えて貴方の気持ちを考えておりませんでした。どうか許してください。」

    ( ゚‐)
    ( )\
   /  )    ピタ
969通常の名無しさんの3倍:02/04/16 01:15 ID:???
「愛など粘膜の生み出した幻想に過ぎん!!」

開き直って恐ろしいことをのたまうソシエたん


「いきなり何ですかぁ、お嬢様ああああ!!!」

愛するお嬢様の暴言に、禿しくビビるロランたん


「…粘膜の幻想…」

ビビるロランの顎をつぃと持ち上げて、

「見てみたくない?ロラン?」

鼻の頭をペロっと舐めるソシエたん
970通常の名無しさんの3倍 :02/04/16 01:19 ID:???
ソシエお嬢さん、埋め立てなんてダメですよぉ。

埋め立て用にボツネタでも。
ミリオネア別パターン

ジェシカ   「ソシエお嬢様、ロランから電話ですよ」
ソシエ    「もしもーし、どうしたの? へ? ロランの処女を奪うのは誰? 馬鹿じゃネーノ? バカじゃなけりゃホモ! すっとんきょう! あーもうグエン様でいいんじゃないグエン様で。あたしを信じなさい。ガチャ」
ロラン    「そんな適当に…。じゃあ…え、Aのグエン様で…」
ミノ・モンータ「ファイナルアンサー?」
ロラン    「ファイナルアンサー」
ミノ・モンータ「……………………………………………………………………正解」
ディレクター 「ちょっと、きみ待ちなさい! だめだってば!」

バーンと収録スタジオのドアを蹴破って

グエン    「ロォォォォーーーラ!! やっぱり初めての相手は私が良かったのか! では遠慮なくお持ち帰り(略)」
ロラン    「いやぁーーー! まさかソシエお嬢さんグエン様と手を組んだんですか!?」
ディレクター 「あっ、コラ! まだ収録中だぞ! どこに行くんだ!」

ソシエ    「せっかく正解教えてあげたのにハメたなんて失礼ねー。」
ミノ・モンータ「実はA・B・Cならどれでも正解なんですけどね」

グエン野望完了
971ディアナ厨:02/04/16 01:37 ID:???
>>969

ロラン「…見てみたいです」

ソシエ「そぅおぅ?(邪笑」

お口をあんぐり開けるソシエたん

ソシエ「見えた?私の粘膜」

ロラン「そこの粘膜なら、いつも怒鳴られる時に嫌と言うほど見てますよ」


鬱入るソシエ
972通常の名無しさんの3倍:02/04/16 01:42 ID:???
その頃のヤーニ軍曹…         
                  ↓ホレス
                __∩_∩  г三
                | (・∀・ )(゚д゚;; )  ←ヤーニ
            ~〜 ・━と/ヾ⌒⌒⌒⌒⌒⌒ '\ 
                |  \  ⌒'ヽ     ) \
                 \  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒'''|
                   \|__________|
973通常の名無しさんの3倍:02/04/16 19:09 ID:???
トミノ『わ・・・私の∀ガンダムが壊されて行く・・・』
ナベシン『イイじゃ〜〜ん♪みんな楽しいそうだしぃ〜』
ソシエ『村田、がんばるっすよ!!』
ナベシン『てきとーに次スレやっといてね、ヨロピク〜〜』
974通常の名無しさんの3倍:02/04/17 01:39 ID:???
埋め立てなんておかしいわよ、お姉さま!!


にっくきムーンレイスに寝返った姉を諭すべく、
太古の歴史から蘇った伝説のモビルスーツ、カプルで月へと飛び立つソシエたん

次回、真・ターンエーガンダム
ソシエ・パゥアー。


「アタシは逝きる!逝きてロランと添い遂げるー!!(変な声)」
975a(・∀・)イイ!!:02/04/17 18:27 ID:???
あげ
976通常の名無しさんの3倍:02/04/18 06:33 ID:???
「……ね、ロラン。帰ったら、成人式の続きをやりましょうね。」
 押し黙ったこちらを気にしてか、ソシエはいつも以上に屈託のない声を
出した。
(中略)
「できるわよ。当たり前じゃない」
 そう言った時、ソシエの瞳の中に思ってもみなかった光が宿り、ロランの
心臓を一拍跳ね上がらせたが、確かめる間はなかった。

---------------
ノベライズ版∀ガンダムより。
977通常の名無しさんの3倍:02/04/18 19:33 ID:???
「成人式の続き」についてのお二人の考え

ソシエたん→セクース
ロランたん→徹底的にいじめられ、泣かされる

意味は同じか???
978通常の名無しさんの3倍:02/04/19 18:52 ID:???
次回、ターンエーガンダム
『黄色い夜明け』
〜昨日とは違う風が吹く〜
979通常の名無しさんの3倍:02/04/19 23:34 ID:???
戦争は終わった。

そのイキオイでソシエおじょうさまとネンゴロになってしまうのは、

血が高ぶっていたんだからしょうがない。ふたりだけの成人式と言うわけだ。

ただ、徹夜をすると朝日が黄色いと言うのを月生まれの僕は知らなかったんだ…。

〜∀一本締め〜

第X話
『黄色い夜明け』
980通常の名無しさんの3倍:02/04/20 01:01 ID:???
僕は知らなかったんだ。
ソシエお嬢様がこんなに小さかったなんて。
腕の中のソシエお嬢様の肩がこんなに細くて、
腰は抱きしめると折れそうになるほどだったなんて。
僕の胸で震えるソシエお嬢様に、僕は何ができるというんだろう?

次回、∀ガンダム一本締め
「胸に抱えて」


…声に出せぬ思いを、風よ、伝えて。
981通常の名無しさんの3倍:02/04/20 01:36 ID:???
>>979-980
(・∀・)イイ!
そのネタでスレ立ててはいかが。
982980:02/04/20 01:45 ID:???
>>981
駄目…いまの私は、よしなに日記萌えの女…
983通常の名無しさんの3倍:02/04/20 04:57 ID:???
>>982
なんかメーテルみたいだな
984通常の名無しさんの3倍:02/04/20 10:52 ID:???
ソシエのフラットに抱かれ、ロランはもう遠くなった月の繭を眺めていた。
禍々しい彩りを帯び、周囲から生気を奪うような感覚。なのに、だからこそ、美しい。

フラットのコクピットに入る気にはなれない。頬に風を当てて生きている実感を得たかった。

ソシエは早くその場から立ち去りたいと思っていた。なるべく、早く、遠くへ。
ロランを繭に奪い取られるような嫌な感じがぬぐえなかったからだ。

手の中の大切なものを運ぶようにフラットは優しく空気をはらむ。

あの人の近くにいたい、あの人と繋がっていたい。モニターの中のロランに手を伸ばし呟いた。

「帰りましょうロラン、私たちの家へ」

返事があるわけはない。それでも声に出さずにはいられなかった。
985通常の名無しさんの3倍:02/04/20 13:47 ID:???
ソシエはこのまま飛んでビシニティに帰りたかったが、そういうわけにもいかない事も判っていた。
ロランや自分の立場、何より疲れきった体といまだ昂揚した心が故郷への思いに錨を降ろしていた。

ミリシャの野営地であるキースのパン工場には知った顔があった。二人を優しく出迎える皆の笑顔。
だが、勝利の喜びには満ちていたものの、いつもの生命力は感じられない。
ターンタイプの影響がココにまで及んでいたのだ。
人々の生命力を奪い眠った月の繭。その恐ろしさに改めて寒気が走るソシエだった。

幸い、知り合い達の安否もわかり、胸をなでおろす二人。
特にロランはディアナの事を知りたがった。
「そうですか、ディアナ様はご立派でいらしたんですね。」
ディアナカウンターの士官から女王の戦い振りを聞き、優しい笑みを浮かべる。

(ロラン…ロラン)
胸が痛い。目の前のこの人が雲のように掻き消えてしまいそう、ソシエはロランのそばから離れなかった。
袖をつかんで離さぬように。彼がマボロシで無いことを確かめるように…。
986通常の名無しさんの3倍:02/04/21 06:41 ID:???
祝いの場も疲労が見て取れた、喜びの声も空回りして響いている。
疲れがにじみ出る人々の中で、一人ロランが浮いているように見えた。
見た目はいつもの物静かなロラン。だが周りに纏う空気が違う。
祝いの席でもそばを離れないソシエは、そんなロランの横顔に見とれていた。

盛り上がりに欠けたまま、焚き火の火は消えて、いつしか皆が寝床に消える。

ロランとソシエはキースが用意してくれたパン工場従業員、夫婦用の離れにいた。
工場から離れていてまだ立てたばかりの其処は、ベルレーヌが気を利かせて用意してくれたものだ。
ソファーに横になりながらロランはキースの言葉を反芻していた。

「いいか、ハイム家のお嬢さんを泣かせるような真似はするなよ。今のお前はなんか変だ、
いつもと違う気持ちに飲み込まれるな」鍵を渡しながらキースは言った。

自分でも気が付いていた。何か自分の中から力が溢れるイメージに我を忘れそうになりそうだ。
心を落ち着けるように深呼吸――。戦いが終わってから何度目だろう。

もちろん二人はそのつもりだった。ソシエもロランもセックスをしたいと感じていた。

シャワーを浴びながらソシエは成人式のことを思い出していた。
祭りの雰囲気に背中を押されロランの名を呼んだこと。あの時から気持ちは変わっていない。
「ギャバン、ごめんなさい。私はロランとセックスしたいの。」
987通常の名無しさんの3倍:02/04/21 15:09 ID:???
>>986
ソシエが「セックス」って言うのはちょっと抵抗があるなあ。
慎ましさが無いというか。
ありきたりだけど「一つになりたい」とかがいいな。
988通常の名無しさんの3倍 :02/04/22 00:55 ID:???
では「セクース」でよろしく
989通常の名無しさんの3倍:02/04/22 02:18 ID:???
不意にバスルームのドアが開く。その向こうにロランの美しい肢体があった。
その裸を隠すものは無い。月に照らされて銀色…。
「!!…」
ソシエはロランに一方的に見られている気がした。その視線に優しげな波長は無く、
無慈悲にバスルームを支配するのだった。
――いつもと違うロランが恐かった。
シャワーの音が際立って、ソシエに幻想では無いことを教えていた。
だが、ロランの目線に射すくめられて動くことも、考えることも出来ない。
表情が読めない。だが、ロランがこれからすることは知っていた――。
一歩踏み出し、手の甲をソシエの顔に触れる。そしてキス。
「あっ…」
その瞬間金縛りが解ける。
ソシエの望んでいたこと、何度か想像したこと。攻め込まれるようなキス。
全身が心臓になってしまったよう。力が入らない。
舌が入ってくる。歯がカチと無機質な音を立てた。ソシエはロランの肉体を強く意識した。
「あ、…う、うン」
もうロランに身体を乗っ取られてしまった。
そう思う心を恥ずかしくも感じるが、肉体の感覚に夢中なソシエはそれを無視することにした。

シャワーの熱さと体から湧き出す火照りに、意識を朦朧としながら、
うつろな視線でロランの股間から突き出たペニスを眺める。
…想像していたよりも大きい。

赤く脈打って痛々しいペニス――。早く何かでつつんであげなければ…。
――そう、自分の肉体で。
(そうよ、私はこの人とセクースするの…)
990通常の名無しさんの3倍
バスルームの中に甘い音がこだまする。
ソシエの嬌声
「あっあ――ッ!!うンン…ふぁ…」
段々とシャワーの音を掻き消すほど大きくなる。
後ろから身体を密着され、身体を洗われていた。と言うよりそれは甘美な愛撫だった。
身体の隅々まで視線、指で調べ尽くされるような愛撫。
その恥ずかしさと、ないがしろにされているような感覚への抵抗からロランにも手を伸ばす。
…が、肉体の快感がそれを邪魔する。
その場にはソシエの意思を尊重される余地は無く、
「ふぅん、ふンん――ゥ!!」
まるで自分が楽器になったようだ。
―――何もすべてロランの思い通り。
ロランの指がソシエの腹を上がってくる、そしてすでに敏感に勃起した右の乳首へ――。
それの強烈な感覚に抗えるほど今のソシエは強くは無かった。――ターンエーの魔力――
彼女もソレにかかっていたのだ。いや、まともな時でも肉欲に陥っていただろう。
それが若いということなのかもしれない。

いまやソシエはただの感覚器官。受けた刺激に対して増幅した快感の反応を返すだけだった。
「ッッ!!あ――!!あ――――――ッ!!」
…そうだ、小さな頃の人形遊びを思い出した。あのときの人形、人形が私。ロランの玩具。
かなしい だが、そこには快感もあった。
とても大きな感覚の波――。
「ッ――――ー―――――――――――――――――――――――――!!」
ソシエはこの時、生まれてはじめて他人によって絶頂を迎えた。
…いや、迎えさせられた。