とっても嫌な女性キャラの素顔

あの・・・あたし、プルツーっていいます。
前任がいなくなったのでつれてこられたみたいです。
前の人がどうなったのかとか、全然おしえてくれません。人にいえないようなことが
あったのかしら・・・。不安です、怖いです。
軍艦にいます。
何をすればいいんだろう・・・。おっきなモビルスーツに無理やり乗せられてたりします。
みんな、冷たい目でわたしを見るんです。強引にコックピットに座らせるんです。そ
して戦場につれていかれます。
こわくってどうしようもなくて、きがついたら汗びっしょりになって軍艦に戻ってきていま
す。
怖いです、寂しいです・・・・・ぐすっ。えーん。

今から出撃だそうです。
いやだって言ってるのに、強引につれていかれると、逆らえません。
泣きたい。涙が出そう。膝ががくがくします。怖いのを必死に我慢しています。
おっきな軍人さんが、わたしの肩に手をおいて言いました。
「頼むぞ、全滅させるんだ」
涙をこらえて返事もできず黙っていると、
「愛想のないやつだ。言われるまでもないってことか。頼もしいな。任せたぜ」
って言ってどこかへ言ってしまいました。
無理です、怖いの。おねがい、もう助けて・・・・。わたし、壊れちゃいそうです。
膝ががくがくします。きゅっとこぶしを握って我慢します。
遠くで「今日のプルツーはやる気だぞ。」とか整備のひとがいってるみたいです。
何をやるんだろう・・・・。
怖い。
たすけて。
ああ、もう何も分からない・・・・・。

！

気がつくと、目の前に何かがいました。
モビルスーツ？
ピンク色の線が、ひどくゆっくりと伸びてきます。ジンジンと身体が痛むほど
怖いです。
イヤ・・・・。
必死でしにものぐるいで、手当たり次第レバーを動かして、暴れて！目を
つむって叫んで怖いのを我慢して。
あ、だめ、いや！こないでっ！！！！
ああ・・・うしろで何か爆発してる。怖いのと痛いのと寂しいのと悲しいのと、
いろんな感情があたしにながれこんできて、あ・・・だめ！イヤぁぁぁぁっ！
また爆発、爆発、爆発・・・。
あたしがコックピットで暴れるたびにモビルスーツが動いて、慣性がかかって
身体がゆられて・・・・ああ、また爆発！いや、モビルスーツがゆれる、
だめ、いや、・・・ぁっ！！！！

　　　：
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きがつくと、わたしのモビルスーツが動かなくなっていました。牽引されて
軍艦につれていかれました。
「流石は強化人間。見事なものだ」
な、なんのこと・・・。あたし、こわくて、もうわけがわからなくて・・・。
「しかし暴れすぎだ。エネルギーが上がってる。それに、敵を沈めた数より
未方を沈めた数の方が多い」
怖いかおでわたしをみています。
ごめんなさい、怖くてコックピットで暴れて騒いで・・・どこか壊しちゃいま
した？ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、プルツーは悪い子です。
ごめんなさい。。。。
目をぎゅっとつむって動けずないでいたら、軍人さんたちは何かいいあい
ながら、どこかへいってしまいました。
でも、目が。
わたしのほうをチラチラと見るんです。

もう、やだ。こわい。帰りたい・・・・・。