閃光のトロワ

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1通常の名無しさんの3倍
オレの自爆ショー…もとい、日記もついに3スレ目突入だ。
キャスリン、教えてくれ。オレはあと何回、道化を演じればいい?
オレはあと何回、マリーメイアで抜けばいいんだ…。
ヘビーアームズは何も答えてはくれない。
教えてくれ、キャスリン…!

〜∫ 前々スレ ∫〜
トロア=バートンの華麗な一日
http://ebi.2ch.net/shar/kako/972/972218399.html

〜∫ 退避中スレ(一応終了) ∫〜
トロア・バートンの華麗な避難所生活
http://www.miniflo.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=999071479

〜∫ 前スレ ∫〜
逆襲のトロワ
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/shar/990854262
(DAT落ちしてる時はこのURLで見れるよ)
http://www.raiji.net/bbs/kaku.cgi/http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/shar/990854262/
(html化された時のURLは、これ・・・・・・でいいと思う)
http://ebi.2ch.net/shar/kako/990/990854262.html
2通常の名無しさんの3倍:01/12/10 21:36
2?
3通常の名無しさんの3倍:01/12/10 22:57
 腹が減った…この三日間まともに何も食べていない。ポケットをまさぐるとエロゲーを買った時のレシートと
ガムの包み紙、あと一円玉が二枚しか入っていなかった。このままでは本格的に飢え死にだ。避難所生活に逆戻
りだ…
キャスリン「何この部屋!? 腐臭がするわ」
 キャ…キャスリン? 姉さん。キャスリン姉さん助けてよ! キャスリン姉…さ…ん…
 俺はそこで気絶した。

 気がつく俺はベットの上で寝ていた。ここは…キャスリンの部屋か?
トレーズ「気がついたかね? トロワ君」
 トレーズなんで貴様が。それにここは。
トレーズ「ここは高級マンション最上階だよ。マリーメイアがどうしてもというのでね」
 マリーメイアが。さすが良くできた姪っ子だ。&俺のオナぺッ(以下略)
トレーズ「マリーメイアに頼まれれば私だって断れない。だが…」

 ゾクリ…

 こいつの目…やべえ。やべえよ。すげえダークな目をしてやがる。いったい何をたくらんでるんだ?
トレーズ「企んでいるのは私だけでは無いよ。まあ、ゆっくりと養生したまえ」
 こうして、またもや俺の道化師人生が始まったのだった。
ネタでも何でもないので下げさせてもらうがスレ立てお疲れ様。
スレタイがとてもいいと思う。
単に俺が閃光のハサウェイが好きなだけかも知れないが。
5 :01/12/11 01:53
age
6あぼーん:あぼーん
あぼーん
7脱出:01/12/11 02:07
 幾分か回復し、気分転換に外を散歩しようと玄関へと向かった。
ドアノブに手をかけ、回す。しかし、開かない。鍵が閉まっている
のか? そう思い。鍵を開けようとするがドアノブに鍵なんてつい
ていない。よく見ると、ドアに張り紙がしてあった。
「トロワへ。僕たちが遊びたくなったときしか出ちゃ駄目(はあと)親友一同」
 ふざけるな! わしゃ犬か? あのワンワン吠える犬っころか?
まったく、胸糞悪い。ドアに何度か体当たりを仕掛けるが、びくと
もしない。くそぅ。
 リビングに戻るとベランダの窓が開いているのが見えた。ここか
ら出よう。そう思いベランダに出ると。

 びゅううううううううぅぅぅ

 高っ! 優に二百メートル以上はあるだろうか? 否それ以上は
ある。どうする? やるかやらないか?
 その時、俺は泣き声を聞いた。そう、俺のすね男カットが泣いて
いる。外に出たいと、声を出して泣いているのだ! これをやらい
で、何が男か! 何が道化師か! 俺はおもむろにベランダの横に
ある配水管を掴み、それを伝って下に降りることにした。大丈夫だ。
ヒイロだって。あの高さから落ちて足の骨折だけで住んでたからな。
やってみるさ!
8脱出2:01/12/11 02:18
 降り始めて三十分経過。今のところ順調だ。多少風がきついが、まあ気にするほどでも無い。
三十メートル、もっと少ないか二十メートルほど降りられた。順調に行けば、日が傾く頃には
下に降りられるだろう。
 ん? 何だこのゴミの固まりは。邪魔だな。そりゃ。俺は足の先に触っていた何かごわごわ
した物を蹴飛ばした。その瞬間。
「カア! カア!」
 なんだ? あれはカラスじゃないか! しまったさっきのゴミはカラスの巣だったのか!
何十羽というカラスが俺に迫ってくる。
「カア!」
 いで! いでで! こらついばむな! 痛い! それはソーセージじゃない! やめろって!
だから、ソーセージじゃないって! いたたたた!
 俺は片手でカラスを追い払いながら徐々に降りていった。しかし、カラスの猛攻は続く。
「カアカア! カア! カッ・・アア?」
 ゾクリ…
 やばい。あのカラス。俺の前髪をじっと見ている。こいつ。さては俺の前髪を『巣』にするつもりだ!
そう思った矢先。そいつが俺の前髪をついばみ始めた。それにならい、次々と他のカラスもまねする。
ああ! 俺の前髪が…こんな所で前髪が朽ち果てると言うのなら…
 俺は静かに排水管を手放した。
9脱出3:01/12/11 02:35
重力に従い、俺の体は落下していった。カラスたちも呆然と見ている。早かったな俺の死も…
その時、また再び前髪の声が聞こえてきた。
“力が欲しいか?”
 ああ! 欲しい!
“ならくれてやる!”
 その瞬間。俺の体は空中で不自然に回転し、前髪がマンションの外壁へと突き刺さった。
そのまま二十メートルほど引きづられたが、地上百メートル地点でやっと止まった。
 っていうか。動けないんですけど? 深く刺さりすぎて抜けません。下手すると前髪ごと
ごっそり持ってかれそうな勢いなんですけど…
 その時その階のベランダから若い女性が洗濯物を取りに出てきた。女性が俺に気づいてこっちを見る。
視線が合う。女性の視界には前髪を外壁に突き刺して、ぶら下がっている奇妙な男が写っている事だろう。
「え? あ…は? 何?」
 女性は今見ている現状が把握できていないようだ。試しに声をかける。こんにちわ。
「ひきゃああああああぁぁぁあああ!!」
 女性は悲鳴を上げ室内へと戻っていた。

テレビレポーター「ご覧ください! これは合成ではありません。れっきとした真実です!
         なんと壁から人がぶら下がってるではありませんか?」
発見者の女性「まったく。驚いたわ。横を見たら変な男が半笑いでこっちを見てるのよ。今思い出しても寒気がするわ」
テレビレポーター「この男が何のために刺さっているかは今の所分かっていませんが、調査は続行中で…
         あ、今、男が助け出されました。救助ヘリに吊るされて、今地上に降り立ちました!」

 発見者のビッチが警察に電話してくれたおかげで俺は助かった。警察でこってりと絞られたあと、
身元引取り人が来ていると言う事で、すぐに帰された。
トレーズ「最高だったよ」
カトル「まったく。やってくれるね」
マリーメイア「惨めな男だわ」
ドロシー「最高でしたわ」 等等
 全員の祝福の中、俺は怒る気力さえわかず、ただ力の無い笑みを浮かべていた。

 けど、腹を抱えて笑うDI…デュオには少し殺意が芽生えた。
文章書きとしての常識を持ってるなら、改行は読み手重視で頼む。
ヘンなトコで改行されてて、見難い事この上ない。
117.8.9:01/12/11 13:47
しょ…精進します。
7-8-9カコイイ頑張れage
13逆噴射トロワ:01/12/11 20:09
書きこみ後の状態をプレビューするツールを作ってみた。
使用OSに関係なく動作するはずだ。
善良なる職人たちに捧げる。

http://isweb37.infoseek.co.jp/area/kenmon/contents/ToolLib.htm
いつもの通り5人揃って雑談していたときだ。
「そう言えば…来年はワールドカップだね?」
成金カトルの呟きから、既に俺は次の言葉を容易に推測できた。
「サッカーをやろう」

勿論金持ちの道楽に付き合うほど、俺達はヒマじゃない。
寒いからやだ、疲れるだけ無駄…
ありとあらゆる文句を付けて断ろうとしたが
「豪華な賞品を付けるんだけどなあ…」
『やるぞ!!』
早速チーム分け…と言いたいが俺達は5人しか居ない。
どうやってやるんだ?
「僕とデュオ、それとマグアナック隊で1チーム作るから、適当に集めてよ」
何となく裏がありそうな笑みを湛えるカトルとデュオ。
まあ良い。所詮はホモとひきこもりのツートップだ。たかが知れている。
取り敢えずメンツを揃えるとしよう。
招集をかけて集まったのは
トレーズ、ゼクス、ノイン、レディ・アン…
まあいつものメンバーか。だがこれだけでは足りない。そこで
デキム、カーンズ、団長、トロワロボを急遽呼び寄せた。
勿論はなから戦力として期待などしない。数さえ揃えば何とかなる。
マリーメイアとキャスリンは応援団だ。
さて、次はポジションだが…まずはFW
「俺が正義だ!」
真っ先に名乗り出たのはやはり若禿だ。目立ちたがり屋め。
コンビネーションには向かないからワントップで良いだろう。
つぎはMFだが、ゼクスとトレーズが名乗り出た。
「黄金のコンビネーションを見せてやる」
まあ良いが、直後にどちらが10番を付けるか言い争っているようでは
余り期待できないぞ。
二人ではやや薄いのでヒイロとレディ・アンも一応MFだ。
さて、俺はどうするかな?
一同『GK』
な、なんでGKなんだ?
ヒイロ「髪型が末次浩一郎だから」
…ややマニアックじゃないのか?「俺フィー」は…。
結局残り5人をDFにして、5・4・1。
厚そうで実は薄いDFラインが特徴的なチーム構成になった。
本当に良いのか?これで…。
若干不安を覚えながら、試合当日がやってきた。
試合会場はカトル邸の片隅にある「ウィナー・スタジアム」。
さすがブルジョア。専用のスタジアムまで作るとは…
「そろそろ始めようよ」
何故かこちらからのキックオフらしい。余裕のつもりか?
センターサークルにいの一番に走り込もうとする五飛。
しかしトレーズがさりげなく脚を引っかけ、ゼクスと二人で入る。
「行くぞ岬くん!」
「来い翼くん!」
キックオフと同時に鮮やかなパス交換でゴールを目指す二人。
しかし、そのプレイは単純すぎるのが弱点だ。
やっぱり…あっさりとラシードにインターセプトされた。
「カトル様!カウンターです!!」
ラシードの縦パス一発、カトルが走り込んでくる。
マズイ!!最後尾には足の遅いご老体しか居ない…
一か八か、前にでる!
飛び出す俺。しかし、近づくに連れてやな予感が増す。
このプレッシャー…まさか…
「ようやく二人っきりになれたね、トロワ」
キャ…キャロルになってる!!
「さあ、一つになろうよ」
目前に迫るカトルの唇…や、やめてくれ〜!!
慌ててよけた瞬間、背後でゴールネットが揺れた。
「まだまだ甘いね、ト・ロ・ワ」
極上の笑みを見せて立ち去るカトル。はめられたか…
でも…ハメさせられるよりはましだったかもな。
何だ…俺の…涙か…

チーム・カトル 1 − 0 チーム・トロワ
先制された後も、こちらの不利が続く。
それより気になるのが、マグアナック隊の動きが妙に良いことだ。
MSではなく、サッカーの訓練をさせていたに違いない。
しかし、こちらも負けてはいられない。豪華賞品のためだ。
トロワロボ!こんな時のためにお前がいるのだ!
「ニンムリョウカイ」
中盤でボールを運ぶゼクス、トレーズをレーザーで援護射撃させる。
「汚いよトロワ!」
うるさい。さっきのお返しだ。
ようやく前線の五飛にボールが渡る。行け、フリーだ!
ん?…何か様子が変だな?
「女相手にシュートが打てるか!!」
あいてのGKはよく見るとリリーナだ。何でリリーナが…
しかし、これは巧妙なカトルの罠だった。
五飛は女相手に全力を出そうとしない。
ゼクスは妹相手にシュートできない。
トレーズは最初から勝つ気がないのでシュートしない。
ヒイロはいつの間にか敵になっている。
ヒイロがデキムからボールを奪うと、デュオが走り込んできた。
「へっへっへ、賞金は頂くぜトロワ!」
デュオの姿が消える。だが、それぐらいは予測済みだ。
再び姿を現したデュオの前に回り込む。止めた!
「へっへっへ、無駄無駄無駄無駄!!」
しまった!ヤツはDI…
時が止まり、気付いたときにはボールはゴールの中にあった。
その後もDI…デュオとカトルの精神攻撃に屈した俺。
試合が終わったときには、サッカーとは思えないスコア(15−0)だった。
「惨めな男だわ…」
マリーメイアの言葉が痛い。
鬱だ市能…
18通常の名無しさんの3倍:01/12/12 01:51
ワラタage
ここ読んで、何故かSF板のユリアンスレを連想してしまいました。俺にゃあ
好きなキャラをここまでブチ壊す度胸がありません(w

・・・・sage進行?
207.8.9:01/12/12 13:10
キャスリン「トロワ。すこし用事を頼みたいんだけど」
 お? なんだなんだ? 俺のをぶち込んで欲しいのか、って、すいません。調子に乗りすぎました。
だからナイフを僕の首から離してください。すいませんでした。
キャスリン「あのね。あなたがいつも食べてる吉牛をね。団長とマリーメイアと私の分を買ってきて欲しいの」
 別に構わないが。急にどうした?
キャスリン「よく考えたら。私たちあんな貧乏くさい物、食べたこと無いのよ。だから買ってきて」
 このビッチ! 犯したろか!ってごめんなさい。ジョークです。痛い! 蹴らないで下さい。痛い痛い。
つねらないで。買いに行きますから。こうして、俺はいつも通り吉野家へと向かった。

 並み盛弁当を三つ入った袋を、俺は今手にしている。よく考えりゃあ、俺の分が入っていない。
俺の分の金も渡されなかった。なめやがって。そう思いつつも何もできない自分に泣けてくる。
 しかし、ふと俺の頭に悪魔が囁いた。
「牛丼の肉だけ食っちまえよ」
 いいのか? そんな事したらキャスリンに殺される。
「肉抜きにしてもらったって言えばいいさ。通の食い方だってねぇ」
 なるほど、しかし、マリーメイアにはそんな事はできない。
「気にするなよ。ほら食え」
 俺をはたから見たら、道の真ん中で吉牛の袋と睨めっこしている奇妙な男に見えただろう。
食っちまうか? それとも止めるか。どうする。
 俺は道化師。答えは決まっている。俺は袋に入れられた割り箸を静かに割った。

 俺は今病院にいる。あの後キャスリンが様子を見に来て死ぬほど殴られた。事実危なかったらしい。
病院で見舞いに来る奴全員が指を刺して、「道化師」と言ってくれた。こんなに嬉しいことは無い。
しかし、その時の全員の目に憐れみが宿っていたのは気のせいだろう。

マリーメイア「惨めな男だわ」
21通常の名無しさんの3倍:01/12/12 21:17
age
22通常の名無しさんの3倍:01/12/12 21:33
いつものように(?)キャロルに追いかけられていると
見知ったハゲが現れた

「喰らえ、サイ・フラーッシュ!」

ふっ、今の俺は前スレの俺とは違う、外伝で覚えた特殊技能『援護防御』だ
俺はキャロルをつきだした、これでハゲの攻撃をかわせるしキャロルも巻ける
一石二鳥、俺って天才だ
しかし、キャロルはAで覚えた特殊技能『カウンター』を繰り出し
ハゲを一撃の下に葬ってしまった
・・・俺たちの追いかっけっこはまだ続く
23通常の名無しさんの3倍:01/12/13 02:33
hage
24通常の名無しさんの3倍:01/12/13 02:37

           (\
            \\\
            (\\\\
            (\\\\\
             \\ |||
 ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ||
   ̄ ̄( ̄ ̄//// ̄\| |  __
       ̄(//// ̄\\ / : 》:、  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         (/(/// ̄ ( ===○=)<トロワさんよろしく。
             (/(/|(づ ⇔)づ \____________
               (/  | 人 |
                     ∪ ∪
25緋色:01/12/13 05:52
>22
…MAP兵器相手に援護防御もへったくれも無いんじゃないのか
26潜行のトロはVer.d:01/12/13 18:44
師走某日
道端の草を煮て食べるのも既に限界だ

金が無い
食事が出ない
安心して飯を奢ってもらえる友達がいない

…自分で考えていてとても鬱だ
本当に俺はサーカスの一員なのだろうか?
ちなみに、サーカスでの賃金及び食事は
累計で100ヵ月分に及ぶ前借り&ペナルティで
俺に届くことは無い

まずい…空腹の為に見えないものまで見え始めた
あの西の空に浮かぶ白い翼広げたアガーイたん…
俺を…呼んでいるの、か…?

はっ
いかん。今一瞬荒野を走るザクレロの列が見えた
このままではパトラッシュと一緒に
お腹が空くことも寒さに凍えることも無い世界へと
連れて行かれてしまう

ここにいてはいけない。ここは俺のいるべき場所ではない
何処か…遠くへ行こう。ここは寒い。寒いよ…姉さん…

そうして、俺は旅に出た。サーカスの売上をくすねて
行き先は…決めていない
27(略)d:01/12/13 20:02
数時間後
俺は今までの生活はおろか
人生そのものにも別れを告げようとしていた

結論から言えば、俺の逃避行動はあっさりと露見した
というより、ずいぶん前から俺の行動は逐一監視されていたのだ
それを忘れていたのは…空腹のせいかもしれないが、俺も落ちたものだ
そう考えると、簡単に金を盗れたのも裏があると見て間違いは無い
未然に防ぐよりも、やらせておいて捕まえる方が
何かとペナルティをかけやすいとでも企んだのだろう

…何だ、これは…涙?俺の、涙、か…

で、俺が追っ手に気付いたのは
ジャンク屋で逃走用の足に使う乗り物を物色している時だった
飛行機や列車は足が付くし、機内で襲われたら逃げ場も無いからだ

尾行されていることに気付いた俺は有り金全部をジャンク屋に叩き付けると
手近に有ったMSに乗り込み、逃走に移った
俺の持ち出した金は、このMSの値段よりも2桁ほど額が少なかったが、やむを得まい
あの我道走とか言う店主には、悪いことをした
逃走に移るついでに、尾行していた人間を踏み潰しておいた
お下げが見えたような気がするが、多分気のせいだろう。ああ、そうだとも

俺の奪ったMSは、見た目は酷いが運動性はなかなかのものだった
どうやら、隠密行動用の機体らしい。さらに、水陸両用と値札には書いてあった
逃走用にはうってつけだ。俺は自分の幸運に感謝した。…その時は
28d:01/12/13 20:28
その後のことは…思い出したくも無い
陳列されていた機体に武装などあるはずが無く
(腕にクローはついていたが、ダミーだった)
しかし丸腰の俺に容赦するような連中でもなかった

ツインバスターライフルに狙われ(街中で最大出力出すか!?)
ヒートショーテルに切り付けられ(バスターライフルの巻き添えになっていたが)
ドラゴンハングに追いかけられ(何処まで伸びるんだアレは)
ビームシザースに不意打ちをかけられ(復活はやっ!!)
あまつさえ俺のヘビーアームズに全弾発射をかけられる始末(マリーメイア、お前もか)

猛攻を凌ぎ、装甲を削りつつも、何とか海岸へと辿り着いた
海の中ならそう簡単には見つかるまい。俺は機体を海中へと躍らせた
後は、箱買いしていたチョコエッグ(ペットシリーズ)と共に
ほとぼりが冷めるまで潜んでいればいい
燃料はたっぷりある。海を渡るのも不可能ではない
俺は逃げ切れると確信した。前髪も興奮にいきり立つ

俺の新しい愛機、アガーイたんの防水が不完全であることを知ったのは
海底3000米で突如機能を停止した時である

俺は今、暗闇の中この記録をつけている
このボイスレコーダーを回収した人。俺の最後の願いだ
あの腐れジャンク屋の息の根を止めておいてくれ

水音が、する。温度が、下がる。早かったな…俺の死も
297.8.9:01/12/14 02:08
 アガーイたんに閉じ込められて数日。とにかく暇だ。チョコエッグを頬張りつつそう思う。
外には広大な海(深度三千メートル)が広がっているというのに…
 ピキーン
 ちょっと試してみようかな。俺はアガーイたんの隔壁に入り、外に出た。
 フギョ! すげえ水圧だ! 息が…急いで隔壁を閉じる。ハァハァ…二秒か…明日から記録をつけよう。

二日目 五秒耐えてみた。内臓が口からでしょうになったが頑張った。
三日目 同じく五秒。しかし、今度は目を開けていられた。
五日目 一分も外に出ていられた。驚異的に記録が伸びた。前髪も伸びてきた。
七日目 なんか三分も外にいられた。
十日目 ある程度泳げるようになってきた。ついでに近くにいた魚を捕食する。中々の美味だ。
十五日目 エラが生えてきた。
三十日目 鱗が生えてきた。
三十五日目 様子見に浮上したら底引き網に掛かってしまった。
三十六日目 サーカスに引き取られる。よう、キャスリン。
現在 サーカスの見世物小屋で働いている。欝だ。はじめるか俺の自爆ショー
30前々スレより:01/12/14 02:24
                 ─~ ̄ ̄\r- ̄ ̄\
               ,- ̄            \
               //               ゝ  \
             / /              ミ   l
           /                ヾ     |
         /  /      //            |
       /  /      /   ∧          l
     /              / └─__  ,へ  /
     /  /           / _─     |// ) /
     / /            //二_       > /-┤
   / /  /       /// ` ヽフ      ┌┘ |   
   / / /         / /   ̄ `         |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  l / /      ─ ̄  ク          /    |┐ < トロワ職人、マンセー
  / / /  ─ ̄       ̄L_         /   -二-|  \__________
  / //─ ̄         └_`     ∠─二 ̄   |
 l / ̄              |__   イ∠二─~7─ ̄|
                    __/| | ─二~ ─ ̄ |
                  ,─ナ┘ ` ̄ ̄   ̄     |
                / /      Ο   ─ ̄ ̄7
                l/ /  ο     __     |
               /|_|        ,-─  ─-、  |
                 /        ∠── ̄ ̄\\ |
              >   ο   /       ̄~\ l | |
              / __      7        | [) l |
             ┌| | __   / /        | /| |
              /| | | | |  //        | //
          _|~ | |-|- | |-| 厂           /
        _┘ |- | | | |  | /           /
          | ─__|┌──┐/
          /   ┴──、 /
       /   /   //~
31トロウワァァン!!Ver.d:01/12/14 12:33
聖夜近い某日
サーカスはクリスマスチャリティー公演に向けての準備に追われていた

どうやらイブ深夜から日をまたいだ演劇を開催するらしい
何故かサーカスのメンバーだけでなくいつもの連中もキャスティングされている
さらに理解できないことに、主役はカトルだと言う。後でシめておこう

で、俺の配役はと言うと
『トナカイ(アッガイで)』

…MS劇か。しかもヘビーアームズを使わせてもらえないのか
それ以前に人間役でもない。…クリスマスツリーの星とかで無いだけマシか

物語は、良くあるサンタクロースものだ
配役
サンタ サンドロック(名前が似ているからか?安直だ)
天使  ウイングゼロ(これも安直過ぎる)
悪魔  デスサイズヘル(・・・もう何も言うまい)
悪魔の乗り物 アルトロン(俺と同じ動物役なのに台詞がある。鬱だ)
トナカイ アッガイ(赤鼻つながりか?それ以前にアカハナって誰だ?謎だ)
あと、エピオンやらトールギスやらマグワナック隊は、端役なので割愛

ちなみに、この劇はチャリティーではあるが、ちゃんと給料が出るらしい
勿論俺の身分は人間未満の扱いなのでそんなものは出ない。泣くもんか

そういえばサーカスの動物たちにもクリスマスのご馳走が振舞われるとか…
…訂正。俺の身分は動物未満だ。虫けらだ。…これは、涙じゃない。断じて
32トロウワァァン!!Ver.d:01/12/14 12:36
今日は台本付きの立ち稽古だ。といってもメンバーがメンバーだけに
本番で台本通りの演技なぞするはずも無い
あくまで大筋だけ理解していれば良いだろう。いや、その大筋すら怪しいところだ
が、今はそんなことをいっている場合ではないし、いえる立場でもない
冷静に役割をこなす。トナカイなので台詞なぞ無いのだが

練習風景は、壮絶なものだった

本番の殺陣は全て実弾で行うため
練習でもそうなさいとスポンサー(リリーナ)からのお達しがあったのだが…

北部森林地帯は、10`b四方に渡って焦土と化した
予定外ではない。台本通りに練習を行った結果が、それだ

俺たちキャストのこうむった被害もそれに劣らなかった
五張が発狂し、デュオは焼かれ、カトルはマグワナック隊に蜂の巣にされ
最後はヒイロの自爆によって全てのMSをこの世から消し去ったのだ(含む俺)
俺の前髪も、かなりのダメージを負った。回復するには、数日を要するだろう

そして恐るべきは、練習に使ったMSがダミーで
本物の10分の1のパワーしか出ないものだったということだ

間違いない。この台本を書いた奴は、気が触れている

本番は、イブの深夜
台本通りに事が進めば、地球に核の冬が来るだろう

俺たちキャストは、互いに示し合わさないよう監視されている
もし不審な行動をすれば、命の保障は無い

どうする?
俺はチョコエッグのペット動物コレクションに向かって話し掛けながら策を練った
時間は…残り少ない

イヴに続…くかどうか定かではない
337.8.9:01/12/14 16:42
 ある日のことだ。家のサーカスに生物学者が来た。何の用かと尋ねたら調べたい生物がいるらしい。
団長「家には珍しい生物なんかいないよ」
キャスリン「ええ。ありきたりな動物ばかりですけど」
学者「いえいえ。私が調べたいのは」
 学者は俺を指差した。は?
学者「彼ら五人組なんです」
団長&キャスリン「あーーーー」
 何を納得してんだ!? おい! 放せ。俺はモルモットじゃないぞ!
 こうして、俺たち五人組は一つの部屋へと押し込められた。

デュオ「何なんだよ。いったい」
カトル「明日から舞台のリハーサルなのに」
五飛「俺をここから出せ! 貴様は正義か! 否、悪だ!」
ヒイロ「……」
 取り敢えず俺は大人しくしていた。俺たちも人間だ。そう手荒なまねはされないだろう。しかし…
なんで俺たちを調べようって言うんだ? 俺たちはどこから見ても人げ……俺は改めて面子を見直した。

ヒイロ…殺しても死なない。
デュオ…人間を止めた。時間を止めれる。
俺…前髪が伸びてる。傷がすぐに治る。
カトル…クローン。モー保ー。
五飛…若禿げ。

 良く見ればまともな人間なんて一人もいない。つうか人間じゃない奴が何人か混ざっている。生物学者が興味を持つのも無理は無い。
学者「皆さん。おそろいで」
 来たか。五人の視線が学者に集まる。
学者「手荒なことをしてしまったのは謝ります。しかし、実験は簡単です。ただ、血液を採取させてくれればいいのです」
デュオ「血液は飲む、ホゴウ!」
 黙ってろ。ミスター貧乏くじ。すまないが俺たちは忙しい。こんな事してる暇は無いんだがな。
学者「ふふふふ。そんな事言ってもいいんですかな? 私はあなた方の弱みを握っている」
 弱み? はっ。何のことだ? 俺たちは人に隠すようなことは何一つしていない。なぁ? 皆。
 全員が目をそらす。お前ら何したんだ?
学者「ふふっふふ。皆さんは心当たりがあるようで…」

 この時、全員が俺にアイコンタクトを送ってきた。
「殺れ」
 任務了解だ。学者さん。分かった協力しよう。その前に俺にだけ条件をつけて欲しい。こっちに来てくれるか?
学者「なんだね?」
 お耳を拝借…ボディブロー!! 学者がうずくまる。おらぁ立たんかい! 内角ややえぐり込む様に打つべし! 打つべし!
学者「ぐはぁ」
 トッツァン。見ていてくれよ。俺はこいつを倒して、世界のリングへと上がる! 打つべし打つべし!
ヒイロ「そのくらいにしておけ。殺すと後で厄介になる」
 そうだな。では脱出しよう。俺たちは何食わぬ顔で研究所から出ると各々の家にへと帰っていった。
しかし、俺の手には奴らの弱みとやらがしっかりと握られていた。
五飛=若禿げ
たいそうワラタ
人間なのは五飛だけなのか・・・(w
36safhj:01/12/15 23:12
職人さん!!頑張って下さい!!
37通常の名無しさんの3倍:01/12/16 18:59
とりあえずage
38逆噴射トロワ:01/12/17 00:25
生物学者の研究室から持ちかえってきたブツは、大ぶりの手提げ金庫だった。
早速だが、奴らの弱みとやらを確認してみるとしよう。
鍵を前髪でこじ開けると、中には紙袋が5つ。
それぞれにオレ達の名前が書いてある。
「さて、誰の弱みから見てやろうか……」

ここはやはり、オレの一番の敵、カトルの弱みから確認しておこう。
弱みをしっかりと握っておけば、ヤツに対してあらゆる面で優位に立てるからな。
そして、少しドキドキしながら、袋に手を突っ込む。
例えるなら、商店街でもらった福袋を開けるような感覚だ。
指先に何やら感触があった。
「これだな。」
今、オレの生涯で最も憎らしい敵の弱みを、文字どおりこの手に握っている。
この感動をどのように表現すればいいのだろう。
ともかく、オレは、それを鷲掴みにすると勢い良く袋から取り出した。

それは、以前に、ヤツがハァハァに使っていた電動道祖神…………しかも、使用済み。
「くそぉぉぉ! 素手で思いっきり握り締めちまったじゃねぇかぁ!!」
39通常の名無しさんの3倍:01/12/17 19:16

  ヽヽヽ     
   (`〜´)  
  (⌒⌒)  
    U U
トロワ=バートン・簡易版
最初のオープニングテーマから
文書いてる職人さん、ふざけて、スマソ。
407.8.9:01/12/18 01:16
 ほかの弱みも見てみた。どれもつまらない弱みばかりだった。(カトルがキャロル等等)こんなものには何の価値も無い。
仕方が無い。他の奴の弱みを見てみよう。まずはヒイロだ。
 俺はそれ取り出してその場に崩れ落ちた。奴の同人誌の原稿じゃないか。しかも腐女子が喜びそうな801だし…
これはある意味痛いが、弱みにはならないな。あとで同人誌ショップに売りに行こう。
 次は…五飛の奴か。どれどれ? ぶはははははは。なんだこれは? そこには育毛剤を血ナマコになって頭にかけ続ける五飛の写真があった。
やっぱ気にしてんじゃないか。笑わせてくれる。これは後で武器になるな。持っていよう。
 さて、デュオか。なになに? 文章じゃないか。なんて書いてあるんだ?

 私は凄いことを発見してしまった。あのジャンク屋のデュオと言う男。じつはDI…

 俺はそこまで読んで破り捨てた。俺は何も見ていない。デュオの弱みは最初から無かった。これでよしっと。

 収穫といえるものは無かったな。ヒイロの同人誌が千円で売れたことが唯一の救いかな。つうか、まともな人間的な弱みが、五飛しかいなかったとは…
ん? 俺の弱み? 今まで俺がやってきた痛い行為のうちのどれかさ。そうとだけ言っておこう。
41先走りトロワ:01/12/18 06:49
もうすぐX'masだ。
現時点の状態だけを考慮するとまさに超絶に鬱である。
この状態を打破するにはこれまでの生活を改善する必要があるようだ。
まずは手始めに金を作らなければならないだろう。
この場合、ただ働くといっても時給重視か環境重視かで道は真っ二つに分かれるだろう。
陸ルートなどの情報雑誌から探したいのは山々だが何しろ俺には金がない。
しょうがないのでジャンク屋を細々と営んでいるデュオに
新聞のチラシやら広告を見せてもらうことにした。

「な〜んだ、トロワ。仕事探してんのか?それだったら紹介するぜ。」
かなり胡散臭い。
「なんだよ!?だいたいお前らは人を信(略80字)・・・
で、どうする?もちろん紹介料もなしだっ」
よくしゃべる男だ。
「かわいい女の子もいっぱいいるぜぇ。なんならヒイロも誘ってやれよ。」
ヒイロは冬ヲタの祭典へ向けてアムロたんでハァハァするのに忙しいだろう。
できればこれ以上ホモなやつらにはかかわりたくない。
おおげさなデュオの言うことだ、
かわいい女がいっぱいというのは当てにならないが心に留めておく必要がある。
これは『トロワ(仮)心のメモ』にメモっておこう。
で、どんなバイトだ。
「時給900円、そこのアイスクリーム屋だ」
それって、かのDI・・。

わざわざ敵の胸倉に飛び込む必要などあるまい。
俺はデュオを斬って捨てるとコートの襟を立ててジャンク屋を後にした。
街はイルミネーションで賑わい、クリスマスキャロルが流れている。

「ヒイロ・・早く戻って来い・・・」

人の気配のない裏路地を歩く俺の姿は
探偵少年かげまんだった・・・・。
かげまんに不覚にもワラタ
437.8.6:01/12/18 20:24
 結局、俺はヒイロのアシスタントをすることになった。ヒイロ自信モー保ーでは無いので、警戒する必要は皆無だ。
が、モデルにしようと力づくで来るかもしれない。まあその時は俺の前髪が奴の胴体をぶち抜くだけだ。

ヒイロ「お前は背景と、仕上げを手伝え」
 ふう。どうやらまともな仕事らしい。何でもこなす俺は漫画道のマガ道夫なみに頑張っていた。
ゼクス「ほら、ドリンクだ」
 あっ。いたんだ。相変わらず影が薄いなお前は。しかし、思った以上にきついな。手が痺れてきた。
ヒイロ「もう少しだ。踏ん張れ」
 分かっている。金のためならな。しかし、少し休憩を取らせてくれ。さすがに腱鞘炎になりそうだ。俺は軽く伸びをすると、机に散らかっている原稿を手に追った。
なになに? 「お兄ちゃんとの初めての逢引」か。炉利ものだな。さすが先生。ヲタどもの心を心得てらっしゃる。

 俺はしばらく読み進めるうちに、何か言いようの無い不安に襲われた。このお兄ちゃんとやら…何故前髪がとがっている? まるで…俺、否そんなはずは!
それよりも、この少女…どう見てもマリーメイア…ふうん。なるほどねぇ…
 ヒイロ。こっち向け。
ヒイロ「なんだ?」
 ドラえもんシール!! 奴の顔面にドラえもんシールがめり込む。
 この白濁液にまみれとんのは、うちのメリーメイアやないか!
 うちのマリーメイアやないか!
 うちのd素tgひヴ$dふ`いgふい!!!!!!
ゼクス「落ち着け! トロワ! 文字化けしている!」
 黙ってろ馬糞面!!!
ゼクス「馬糞面って…人の糞尿以下かよ…」
ヒイロ「ちっ」
 舌打ちしゃあがったな! この電波野郎。死ぬか!? ああん? 死んで見るか!? 答えろプニプにパンチュ!!
俺はその後、小一時間ヒイロを問い詰め。原稿を取り上げた。

 家に帰ると、その原稿をさっさと燃やそうと思ったが最後に見納めることにした。ふううん。ほうほう。
 ムクッ
 いかんいかん。俺のマイサンが。静めなければ。もぞもぞ。ハァハァ・・・
マリーメイア「何してるの?」
 はう! マリーメイア! これには訳が! しかし、俺が言い終わらないうちにマリーメイアは泣きながら走り去ってしまった。
欝だ。はじめるか、俺の自爆ショウ…
44通常の名無しさんの3倍:01/12/19 00:21
>ゼクス「落ち着け! トロワ! 文字化けしている!」

深夜なのに爆笑しちマターヨ
45通常の名無しさんの3倍:01/12/19 16:33
age
最近色々有って鬱だ。どのくらい鬱かと言うと、
「マリーメイアルートのフラグを何処で立て忘れたのかな」
などとかなりアウトな事を口走ってしまうほどだ。

「いよ〜う、トロワァ〜」
…デュオか。又厄介な奴が尋ねてきたものだ。
「義理の妹を攻略しようとしてカトルルートに入ってしまったなんてアレなことを口走ってるんだって?」
違う。後半は俺の言った台詞ではない。それ以前に、前半だって本心ではない、はずだ。
まあ、たまにリセットして最初から始めようとか、今回はあきらめて2周目から勝負だとか思ったりはするが。
「…末期症状だな」
…知らぬ間に思っていたことを口走っていたらしい。大丈夫か、俺。
「そんなお前にプレゼントだ、トロワ」
何だ、それは。…と○メモ3?まだ発売日前のはずだが。
「フライングゲットって奴よ。まあ、素人にはお勧めできねえなぁ」
…いらん。そんなもの。
「ん?何が気に入らないんだ?3Dキャラになったところか?
 ああ、そういえばお前は二次元萌え〜だったな。スマンスマン」
やかましい。黙れ。第一そんな事実はない。確かに、1は眼鏡有り、無しエンドも含めてコンプリートしたし、
2は2で面白かったがポリゴンのキャラのところはなんだかなーと思ったことはあるが、別に俺は…!
「お兄様…」
はっ、マリーメイア、お前いつから…!
「やっぱり、二次元がよろしいのですね」
ちょっと待て。誤解だ。確かに、先日の件はひい炉の同人系えろマリーメイアたんにハァハァしてしまい、
なんだかいつもより勃ちが違うなーとかそんなことを思ったりして、ああ、こんな兄を許しておくれとか
被虐的な妄想でさらに勃ち力アップだーとか、そんな変態的なことはこれぽっちだって考えたことは…
「…全部口に出てるぞ、トロワ」
なっ…。
「お兄様の…ふにゃ○ん野郎ッ!!」
走り去るマリーメイア。あまりの捨て台詞に呆然とする俺。誰が教えたんだ。
「俺だ。リアル人間に興味がない奴のことを罵る時に使…」

「前回セーブしたのはいつだったか…ふっ、このままバッドエンドCG回収の方が効率がいい、かな」
デュオの屍を窓から捨てながら呟く俺の目からは、止め処なく熱いものが流れていたと言う…。
47通常の名無しさんの3倍:01/12/20 22:11
age
48通常の名無しさんの3倍:01/12/21 14:00
あげます。
職人さん、頑張ってください。
町でサリィを見かけた。
眼鏡をかけ、奇妙なマントを羽織っている。
何のつもりかと尋ねると
「サリィ・ポゥッターよ」
…始めるか、ヤツの自爆ショー。
時限装置付きの魔法の杖をプレゼントし、足早にその場を去る。
五分後、壮絶な爆発音が聞こえてきた。
「任務完了」

翌日、五飛から荷物が届いた。
中には青龍刀(剃刀の代わりなのか?)と手紙。
「貴様は悪だ!!魔法使いサリィの方が良いと言うのか!!」
…誰もそんなこと言ってないぞ。
復讐が怖いので先手必勝。プラスチック爆弾でも送りつけておくか…。
更に、何故かレディ・アンからも封書が来ている。
中には眼鏡代の請求書が入っていた。
これは無視しておこう。その方が世のため人の為だ。
50通常の名無しさんの3倍:01/12/21 23:31
今日は非常に危険な賭けに挑戦することにする。
五人を例の超ベストセラー本のキャラに例えてみるか、だ。
なお、危険なので実名を出す気にはなれない。マリーメイアは作者を買収しているらしいからな。

2「ヒイロは主人公だろうな。」
3「他のヤツがなっても仕方ない。」
4「それなりに熱血漢だしね。」
5「俺が正義だ。」
1「任務了解。」

ヤツはそう呟くと階段下の物置に入っていった。

3「さて、デュオは誰かな?」
4「お情けで10点貰ったヤツだろ。」
5「それが正しい。」
2「・・・・・・・・・」

反抗的な目つきで見るデュオを三人でシめた。

4「ボクは誰だろう。」
3「アレだろ、紅一点。」
5「性格も何もかもピッタリだ。」
4「・・・・・・」

特に問題はなかった。

3「残りの俺達だが。」
4「五飛はライバルで良いと思うよ。」
2「そうそう、お前だぜ。」
5「・・・ふん。」

まんざらでは無さそうだ。

3「さて、俺だ。」
1「お前は悪役で良いだろう。」
4「悪役。」
5「悪役だ。」
3「・・・ユニコーンの血でも飲んでくる。」

そして、俺はユニコーンを探しに旅に出た。窓の外でゼクスが覗いていたが、気にしない。
51通常の名無しさんの3倍:01/12/22 08:47
今日の俺はひと味違う、サンライズ英雄譚2に出演中なのだ
ヒイロ達残り4人が部隊登録されない中俺1人が他の連中と友に闘っている
ただ、そんな俺にも悩みがある
ヘビーアームズをキャスリンに取られてしまったことだ

リエ「敵襲です!!チーム・ヤバイバ(部隊名)出撃してください!」

「トロワ・バートン、百式でるぞ!」
・・・これでは道化だよ、だが俺にはお似合いかもしれん
あ、クワトロ(inザクレロ)だ・・・
52通常の名無しさんの3倍:01/12/22 19:24
まだサンライズ英雄譚2に参戦中だ

「大変だ!クワトロ大尉が撃墜されたぞ!!」
「何でも艦長(リエ)を見ていてよそ見をしたそうだぞ」

ロリ専がからな・・やつは、うちのマリーメイアは出て無くてよかった
「珍しく意見が合うわね」
なんだ、キャスリンか・・・いい加減ヘビーアームズ返してくれ
百式にあきたっていったらボールにのせられそうになったんだぞ
「そんなことより敵襲よ、さっさと準備しなさい」
へいへい・・トロワ、百式出るぞ!!

「大変だ!トロワも撃墜されたぞ!!」
「何でもなつみちゃん(ママは小学4年生)を見ていてよそ見をしたそうだぞ」
537.8.9:01/12/23 12:48
 遅ればせながら連邦VSジオンを買った。正確に言うと店の前で待ち伏せして買った奴から強奪した。
さっそくプレーだ。なになに? ミッションモード。任務か。俺にぴったりだな。もちろん俺はコロニーの使者だからジオン側だ。

 なんだ! 連邦のMSは化け物か! ガンダムがこんなに強いとは。ジオニックフロントしかりこのゲームしかり…
俺は凄いMSに乗っていたんだな。さすがガンダムって感じだな。
キャスリン「あんたたちのガンダムって、ガンダムとは名ばかりの、ただの強いロボットよね」
 キャスリン。それ言っちゃ駄目…
54通常の名無しさんの3倍:01/12/24 00:31
まだサンライズ英雄譚2に参戦中だ
しかしこの作品には
リリーナも、キャスリンも、マグナアック隊もサリーも
ドロシーやゼクス、ノイン、トレーズ
ドクター達5人も出ているのにヒルデだけ出ていない
原作ではパイロットだったのに・・・

おかげでデュオがますます引きこもっている
お、また出撃か・・・トロワ、百式出るぞ!

「大変だ!またトロワが撃墜されたぞ!!」
「今度は地球防衛組(ライジンオー)を見ていてよそ見をしたそうだぞ」
55逆噴射トロワ:01/12/24 00:33
今日の昼食は、五飛の家で食べる事になった。
ダメモトでタカったら、意外にもOKしてくれたからだ。
持つべき者は友だな。

誘ってもらって待たせるのは悪いので、約束の時間よりも少し早めに到着した。
……ウソです。本当は、一刻でも早くメシにありつきたかったからです(T_T)
ともかく、53時間ぶりの食事だ。
胃袋が裂けるくらい食ってやろう。

『ピンポ〜〜〜ン』
呼び鈴を鳴らしてみた…………が、2分程しても応答がない。
おかしいな……
『ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!』
けたたましい足音がすると、勢い良く開いた玄関からサリィが飛び出してきた。
「い……いらっしゃい。ハァハァ……久しぶりね、トロワ。……ハァハァ。」
なぜ、息が荒い? 移動するだけで息が切れる大豪邸でもあるまい。
なぜ、着衣が乱れている? と言うより急いで着たように見えるぞ。
まあ、突っ込むのは止めておこう。
変に話がこじれたら、せっかくのメシが逃げてしまう。

オレは、サリィの案内で客間に通された。
「五飛は、着替えに時間が掛かるから、少し待っててね。」
それだけいうと、サリィはそそくさと客間を後にした。
着替えなんて言ったら、さっきまで何をやっていたかが、バレバレだぞ。
少しは隠そうという気は無いのか?

客間で待たされて、3分が経った。
一向に五飛が現れる気配が無い。
「いつまで待たせる気だ?」
オレは、催促も兼ねて五飛の様子を見に行く事にした。
56逆噴射トロワ:01/12/24 00:33
五飛の部屋の扉を少し開けて、中の様子を覗いてみると、五飛がいた。
しかし、少しばかり様子がおかしい。って言うか、かなりおかしい。
サリィの話では、五飛は着替え中のはずだったが、まだフルチ●のままだった。
さらにおかしい事に、
なぜか、顔を真っ赤にしながら、グランドピアノを引きずっていた。
この若禿、一体何を考えているんだ……

しばらくして、グランドピアノを所定の位置まで移動させた五飛は、
タンスから、何やら黒い物体を取り出すと、頭のてっぺんに乗せた。
やはり使っていたんだな……カツラ。
しかし、頭全体を覆うものではなく、
部分カツラなのが、せめてもの救いかもしれないな。

五飛はカツラを頭に乗せたまま、片手にブラシを持って腕組みをしていた。
もちろん、まだフル●ンのままだ。
「ごめんなさい、五飛。待ったかしら?」
五飛の部屋に入ってきたサリィは、何故かドレスを着ていた。
「遅いぞ、サリィ! ……まあいい。始めててくれ。」
「じゃあ、始めるわね。」
サリィは嫌そうな顔をしながら、グランドピアノを弾き始めた。

サリィ「ラインに沿って♪ ブラシ♪ ブラシ♪」
五 飛「ブラシ♪ ブラシ♪」
サリィ「レディース アート●イチャー♪ ピュ・ア・ラ・イ・ン♪」
五 飛「本当に歌ってる間にできちゃった♥」
五飛は、ご満悦だった……

「ねぇ、五飛?
 カツラを着けるたびに、歌わなければいけないの?
 私、いいかげん止めたいんだけど……」
「正しいのだ! 俺達は!」
いや、正しくねぇだろ………………
ケーキ売りのバイトをしていると、デュオに会った。少しめかし込んだヒルデを
連れている。
「世間はクリスマスだってぇのに、働き者はいるもんだぜ」
全くだ。お前達は楽しそうだがな。
「俺達だって仕事さ。今日中にこの製品を届けないと。他のみんなはどうしてる?」
ヒイロ先生は年末に向けて執筆作業、ゼクスはその手伝い。五飛は先生の代わりに
リリーナ主催のパーティーの準備に狩り出された。カトルは・・・アイドルだから
忙しいんだろ。
「よくよく俺達も人並みのクリスマスって奴に縁がないよなぁ・・・あぁ、
分かってるよ。そんじゃあな、トロワ。また忘年会で」
ヒルデに服の裾を引っ張られて、デュオは行ってしまった・・・道理で寒いと
思ったら雪が降ってきた。
雪か。雪はいい。日々の戦いに疲れた俺の心を白く癒してくれるようだ。考えて
みれば、今年もいろんなことがあった。
一つ目の日記が荒れて終わった。
今更ガンダムのビデオにはまった。
キャスリンがさせてくれなくなった。
その代わり、カトルが何か目覚めた。
吉野家が値下げした。
ぷにパン、新ジャンル開拓。
デュオの本性が・・・。
ゼクスが遠いところに逝ってしまった。
五飛が更に全力で走る人になった。(頭部オンリー)
マリーメイアに・・・本格的に嫌われた・・・辺りも暗くなってきた。ケーキ、
売れ残ったけど、持って帰るか。
58通常の名無しさんの3倍:01/12/24 10:02
ただいま・・・? どうしたマリーメイア。電気もつけないで。団長達は?
「あ・・・お帰りなさい。ええと、団長とキャスリンお姉様はお二人でどこかへ
行ってしまいました。団員の皆さんも、今日はクリスマスですし・・・」
・・・Σ(゚Д゚;エーッ! ふ、二人で、ど、どこへ!?
「さあ・・・大人には子供の知らなくていい事情があるそうですけど・・・それで、
運悪く電球が切れてしまって今探していたところなんです」
キャスリン・・・まだ団長と切れてなかったのか・・・時にマリーメイア。お前だって
今日はクリスマスなんだから、トレーズとレディの所へ帰ったらどうだ? 向こうも心配
しているだろう。
「ええ、それは・・・そうなんですけど・・・せめてお兄様が帰ってくるまではって、
お父様にお願いしたんです。だって、こんなに寒い夜に一人で暗いお家に帰ってくる
なんて、寂しいじゃないですか・・・と思ったんですけど、駄目ですね、私。
電球の場所が分からないなんて」
マリーメイア・・・お前という子は・・・こんな不甲斐ない男のために・・・
「別に今までの数々の狼藉を許したわけじゃありませんよ。・・・でも、
今夜ぐらいは忘れてあげます。で、お兄様、電球はどこですか?」
ああ・・・こっちだ。俺はいい姪を持った。
その夜、俺達は土産に持ち帰ったケーキを食べたり屋根に上って星を見上げたりした。
やがてマリーメイアが船を漕ぎ出したので、眠ることにした。
彼女の寝顔は安らかで、例えようのない温もりを感じつつ俺はその場で眠りに落ちた。

翌朝。俺の枕元に鬼のような形相をしたトレーズが立っていた。
「君はもっとエレガントな男だと思っていたが・・・本当に残念だ。君ほどの男を
失ったのは」
何故俺はもう故人になってますか? え、ていうかこれドッキリなんでしょ? 隣の部屋
から赤ヘルかぶったゼクスとか出てくるんでしょ? ね? マ、マリーメイアさーん?
「・・・くぅ」
うわーい、まだ寝とられますー。もう寝ててもいいからあの台詞で収拾つけて下さいよー。
「・・・念仏は終わったかね?」
「むにゃむにゃ・・・みじめにゃ・・・おとこ・・・くぅ・・・」
59通常の名無しさんの3倍:01/12/25 03:26
ttp://www4.airnet.ne.jp/moonlit/gw/gw_comp/07tsumaran.htm

久々にWページ巡りをしていたら
俺が避妊に失敗して繁殖しまくってる小説を見つけてしまった・・・鬱
しかもヒイロ。お前も俺が忠告してやったにも関わらず失敗してたぞ。
デュオは分娩室で暴れるしな・・・
まぁカトルのモー保ー疑惑が晴れてただけよしとするかな・・・

ちなみに若禿げ。お前は五飛のウの字も出てなかったぞ(w
イイ!
職人さんがんばって
61通常の名無しさんの3倍:01/12/25 23:03
ようやくサンライズ英雄譚2もラスボスが見えてきた
長い道のりだった・・・

「おい、今度新しく作った部隊におまえも津録しておいたぞ」
なんだヒイロか、どれどんな部隊だ・・・・?
東方不敗、ドモン、サイサイシー、烈火、光輪・・・
ファイヤーダグオンに・・・キラ・・・?
おい、おまえこれ生身ユニットばかりじゃないか!?
「俺たちなら大丈夫なはずだ」
いや、今回は相手が悪すぎるやめろ、おいこら
「チーム・生物出撃準備をお願いします」(館内放送)
「出撃だ、行くぞ・・・」
・・・始めなくちゃ行けないのか?俺の自爆ショウ(涙)

「ま〜たトロワが撃墜されたって」
「今度はみらいちゃんをみてたんだってさ・・・」
「ロリにも限度があるって・・・」
久しぶりに、家族全員で食事をした。両親も二人の妹も元気そうだ。
もちろん順に、カトルパパ、ノイン、ヒルデにマリーメイアだ。
早いところ、デュオに「義兄さん」と呼ばせたい。
でも母さんが仮面男と浮気していることは黙っておいた。俺の心の中に秘めておけばいいことだ。
名前はなくても家族がある。俺は幸せだ。
だけどなんとなく鬱だ。気晴らしにヘビーアームズのアーリーモデルを出せと、カトキの事務所を襲撃した。
63通常の名無しさんの3倍:01/12/28 00:35
age
64通常の名無しさんの3倍:01/12/28 18:53
保全アゲ
五飛「もうすぐ年が明ける… 貴様等、書初めはするな!?」
カトル「僕はするよ〜 今年もウィナー家専属の書初め師に依頼して…」
デュオ「おいおい、またワケの分からんコトを… だいたい自分で書いてこそ意味があるんだろ?」
カトル「いいじゃないか別に、そういうデュオはどうなの?」
デュオ「あ、俺? 俺はそりゃ今年一年を振り返ってだな、ちゃんと自分で書きますよ」
カトル「へ〜、なんて書くんだい?」
デュオ「う〜む、それなんだよなァ…去年は『無駄』、一昨年は『世界』。 今年は何書こうか迷ってんだ」
カトル「・・・ あ、、、そ」
デュオ「な、なんだよその反応は! …ヒイロは?」
ヒイロ「『任務命』」
デュオ「・・・ あ、、、そ」
五飛「貴様はどうなんだ、トロワ!」
トロワ「・・・」
五飛「俺の問に答えろ!!」
トロワ「・・・いや、すまないがカキゾメって何なんだ?」
五飛「な、何ッ!? 貴様… ニッポン人としての誇りはないのかァッ!!」
カトル(五飛…ってニッポン人だっけ?)
デュオ(さぁ、違う気がするんだが)
ヒイロ「正月の風習だ、墨で紙に去年までの反省、今年の期待といった思いを念じ…一球入魂、通所の三倍…書く!」
カトル(ヒイロ、言ってることおかしくない?)
デュオ(たまにしか発言しないから言葉忘れちまうんだろうな)
カトル&デュオ「…ハァ」
トロワ「成程、墨で紙に…か」
デュオ「まぁおまえんとこサーカスで色んな所回ってるみたいだしあんまりないのかもな、そういう習慣って」
トロワ「いや待て カキゾメ…確かやってるな」
カトル「トロワんとこもやるんだ?」
デュオ「お〜、そりゃすごそうだ 大所帯なんだろ? 皆でやんのか?」
トロワ「いや、俺一人でやるんだが…頭に墨つけて、逆さの状態で床に文字を書く行事、キャスリンはカトゥとか言ってたが…」
カトル「はぅっ!!」
トロワ「そうか…あれが全国行事だったとは…知らなかった、な」
66通常の名無しさんの3倍:01/12/31 19:51
あげ
年が明けた。今年もこの日記は存続するようだな。
”ピンポーン”
客か?正月早々誰だ?
カトル「明けましておめでとう!トロワ」
…何故新年早々キャロルなんだ貴様は。
「(モジモジ)だってぇ、トロワと一緒に初詣に行きたいから」
別に普通の格好で良いだろうが!
「良いじゃないの。固いこと言わないでさ」
強引に連れ出されてしまった…鬱だ。
このシーンははっきり言って誰にも見られたくはない。
「いよ〜トロワ!」
DI…じゃなくてデュオ!何でお前はいつも都合の悪いときに…
デュオ「へ〜!正月早々彼女と一緒に初詣か?羨ましいぜ(w」
羨ましいなら代わってやる…と言うよりむしろ代わってくれ!!
デュオ「おおっとっと。生憎俺もこの後ヒルデと行くんでね。
    まあ楽しんできてくれよ」
カトル「ありがとうデュオ(ハアト」
待て、代わってくれよ〜(泣
結局俺はカトルに引きずられたまま神社へと向かった。
神社には先客が居た。五飛だ。
何やら偉く気合いの入った顔で一点を凝視している。
その先にはおみくじ所があった。どうやら引く気らしい。
「正義は俺が決める!!今年の俺の運勢は大吉!」
叫び声と共に、ヤツは手にしたおみくじを開いた。
結果は…徐々に青ざめていく顔が全てを物語っている。
あ、その場に捨てて逃げ出した。
「運勢は”大凶”です。
  勝ちたい相手には勝てず、
  親しい人には”お前は悪”と罵られ、
  髪の毛の後退は今年も止まることはありません」
確かにこれでは逃げたくもなるか(w
しかし、此処までヤツの弱点をピンポイントで突く結果が出るものか?
どことなくトレーズに似ているおみくじ売場の巫女が気になるが…
それにしてもさすが正月、凄い数の絵馬が飾ってあるな。

「正義」
これを書いたのは五飛だな。でも絵馬には願い事を書くのであって
これはどうみても願い事じゃないぞ。

「世界が平和でありますように」
これはリリーナだな。相変わらずだ。
その直ぐ横にヒイロが書いたらしき

「リリーナと一緒にいられるように」
というのがある。明らかに脅されて書いたな、これ…。
その証拠として直ぐ横に

「任務が一杯来ますように  火威露」
「同人誌が沢山売れますように 悲慰炉」
…贅沢なヤツだ。所詮ヤツも俗人か。
おや、これは…

「”全員集合”が復活しますように!! 仮面の王子」
未だドリ○から逃げられないのか…ミーくん。
言葉を失った俺の横で、カトルが絵馬をかけようとしていた。

「前髪が素敵なあの人と一つになれますように(ハアト」
無論とっつぁん仕込みの右ストレートを五千発ほど叩き込んでおいた。
ちなみに、俺がどんな願を掛けたのかは秘密だ。
隅の方に

「可愛い姪と…(以下略)」
という絵馬が掛かっているなんて俺は知らない、見ていない。
ワラタ
今晩はリリーナの屋敷で開催される新年会&隠し芸大会にお呼ばれしている。
あいつの開くパーティーだからさぞかし美味い物が食えるだろう。とても楽しみだ。
屋敷に着くと庭先で爆竹を鳴らして強制退去させられている五飛を見かけたが
放っておこう。どうせ馬鹿は来る。
「惨めな男だわ」
今日も飛ばしてますな、マリーメイアさん。
「いよぅ、トロワ。今年もよろしくな」
ああ、よろしく。
「やあ、今年こそは産ませてもらうよ」
やらせはせん、やらせはせんぞ。
「・・・・・・よろしく」
仕事明けか、ぷにぷに。
ひとしきり挨拶が終わったところでゼクスが壇上に現れた。
「今日はサンクキングダムの新年会ということで皆心ゆくまで楽しんで欲しい。
ではまず私の個人芸から。『サンクキングダム国歌』を歌わせてもらう」
♪緑の大地に 広がる大空
 滾る血潮と われらの魂
 宇宙に届け 平和と愛と希望
『(セリフ)地球人になぁ 完全平和主義なんぞ
         出来るわきゃねぇだろ!!』
 ああ サンクキングダム われらの国家

「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・お兄様、ちょっと」
リリーナに連れられてゼクスは行ってしまった。
ゼクス・・・いきなり盛り下げてどうする。
「さて、気を取り直してトップバッターはデュオ・マクスウェルで
『アイアン・フィスト』をどうぞ」
兄にヤキを入れている妹の代わりにドロシーが仕切る。舞台にデュオがのろのろ
と現れた。・・・なんだそのデーモン小暮メイクは・・・!!
「え〜、『こんなガンダムWは3クールで打ち切りだ』」
鉄拳かよ!!隣ではヒルデが顔を真っ赤にしてうつむいていた。・・・ちょっと萌えた。
「(バッ)主人公が中年だ」
「(バッ)リーオー一機にガンダムが制圧される」
「(バッ)モビルドールが単三電池で動く」
「(バッ)ガンダム五機が全てサンドロック」
「(バッ)こいつが主人公(ガロードの絵)」
「(バッ)第五話でガンダムを競売に出す」
「(バッ)ガンダム売るよ、ガンダム」
「(バッ)・・・・・・(ガロード首吊り)」
「(バッ)ヒイロがアフロだ」
「(バッ)ちょっと増やした」
「(バッ)ガンダムがイデの力で動く」
「(バッ)バスターライフルが星をも切り裂く」
「(バッ)あれは憎しみの光なんだ!!」
「(バッ)・・・・・・(ヒイロ首吊り)」
・・・終わり?後味悪っ!!会場も何となく静かだ。気まずい雰囲気の中
一人満足そうなデュオが何かムカツいた。
「次はヒイロ。題して『ヒイロ・ユイの絵かき歌』」
ヒイロがアラレちゃんみたいなツナギと頭のいかれたカラフル帽子をかぶって出てきた。
リリーナのピアノに合わせて一礼すると後ろのガラス板にスプレーを吹きつける。
「プッピデュビデュビドゥドゥドゥ、プッピデュビデュビイェイイェイ・・・」
ヒイロ、それは絵かき歌じゃない。水森亜土か、お前は。奇っ怪な歌を口ずさみつつ
絵は順調に仕上がる。ただのガラス板には切なげな表情の少女が徐々に現れる。
流石だな、ぷにパン。今年もトップ独走だ。
「プップドゥドゥドゥビドゥビドゥビダドダドラン」
おお、もう全身像が描けたのか。おいおいヒイロ。少女が自分でスカートを
まくり上げているというシチュエーションはかなり萌えるがちょっとやり過ぎ
じゃないか?・・・待てよ。栗色のショートヘアの少女・・・ヒイロ君、
それはうちの・・・
「うちのマリーメイアやないかあっ!!」
俺がドラえもんシールを叩き込む前にトレーズの長剣が飛び、ヒイロもろともガラス板
を貫いた。間髪入れず八方から投げナイフの乱れ撃ち。後にデュオが
「ありゃあ時間を止めてもかわせなかったぜ」と述懐するようにヒイロは奇妙な
姿で絶命した。俺達以外は絵をよく見ていなかったらしく皆何が起こったか
理解していない。単なるヒイロの変死ショーになってしまった。
「お次はトロワ。『俺は田舎の道化師』。本職の技を心ゆくまでお楽しみください」
いよいよ俺の出番だ。隣でキャスリンとマリーメイアが小声で「頑張って」と
言ってくれた。ありがとう。その一声で俺はまた戦える。気合を入れて客席から
三回転半ひねりでステージへと踊り出た。
 間髪入れず服をまくり上げ、腹を出す。そこには前もって仕込んでおいた
ヒイロの顔面が。そう、以前俺がピンの芸として絶賛を受けた腹踊りヒイロ君だ。
♪ロォ〜ンリィ〜
『命なんて安いものだ。特に俺のはな』
リリーナがワインを噴水のように噴出した。ようし、つかみOK。
すかさず最近マスターしたバタフライ一回ひねりを繰り出してデュオの眼前に
舞い降りた。両手を頭に添えて腰のグラインドだけでヒイロの表情を表現する。
『俺には出来る。以前ゲイバーで踊った経験があるからな』
デュオが笑い過ぎて椅子ごとひっくり返った。おいノイン、サリィ。チップは要らない。
パンツにはさむな。レディ、ズボンをとるな。
いつの間にか俺はビキニパンツ一丁になっていた。しかし、まだまだ。俺は側転で
リリーナの前に仁王立ちになった。リリーナ、お前を笑い殺す。
『・・・俺はもう、誰も殺さない、誰も・・・』
瞬間絹を裂くような悲鳴とともにリリーナの正拳突きが俺の中華キャノンを粉砕した。
薄れゆく意識の中「ああ、そうか。女ってのはゲテモノを遠くから見る分には
面白がるが近くに来ると拒絶反応を起こすのだな」とかなりどうでもいいことを
考えていた。
「さて、皆様大変長らくお待たせいたしました。次のプログラムはW娘五人衆による
『フレンチカンカン』。ごゆっくりお楽しみください」
仕度で奥に行ったドロシーの代わりにノインが司会をする。急に舞台にスポットライト
が灯り、軽快な音楽とともにリリーナ、ドロシー、ヒルデ、キャスリン、マリーメイア
が次々と姿を見せた。
客席から歓声とどよめきが湧き上がる。特にマグアナック隊など普段女を見慣れて
ないからああうるせえ。それにしても、5人の舞姫達によるダンスは素晴らしい。
一糸乱れぬ呼吸、軽やかなステップ。少し上気した肌が華やいだ衣装によく映える。
しかし、少々過激な衣装だな。肩をそんなに露わにして。おお、そんな悩ましげな
ウィンクを。俺は、俺はもう・・・。
「こら、貴様ら、見るな。リリーナ、私は、私はハァ!!」
「いいぜぇヒルデ。もっと足上げろ!!」
「素敵だよ、ドロシー。女王様みたいだ」
「マリーメイア・・・いつの間にかエレガントなレディーになって・・・」
皆好き勝手にはやし立てる。ようし、俺も。
いいぞキャスリン!!年を考えろ、年を!!
次の瞬間、矢のように俺の眉間に鎖が刺さった。キャスリン・・・そうか、
お前があの凶悪メガネ女役だったのか。道理でヅラのバランスが悪いと
思った。
「ねえ、どうだった、トロワ。ボクたちうまく踊れてた?」
割と感化されやすいマリーメイアはサーカス少女になり切ってしまっている。
トレーズは「不良みたいな口のきき方を・・・」と苦い顔だが萌えるので
放っておこう。
・・・なにやら入り口が騒がしい。何となく想像はついたがとりあえず行ってみると
やはり五飛だった。明けましておめでとう。
「おお、貴様か。助けてくれ。こいつら俺が客だと言っても納得しないのだ」
さっきの爆竹のせいだろう。自業自得だ。
「違うんだ。あれは俺達の国での正月を祝う作法なんだ。騒ぎを起こしたのは
謝る。だが俺は今日この日のために練習を重ね、芸を完成させてきたんだ。
はっきり言って俺の最高傑作だ。頼む、この通りだ。俺をあの
ステージに上げてくれ!!」
五飛、お前・・・
「殿方がそう簡単に頭を下げるものではありませんわ。貴方の気持ちはようく
分かりました。わたくしからリリーナ様にとりなしてあげます。早く行きなさい」
「本当か!!・・・謝謝」
ドロシー。いいのか、本当に。
「わたくしの心を震わせたほどの男。無様な芸などするはずもないでしょう?」
そうか・・・あ、もうステージに。
「五番五飛、大爆発行きます!!」
俺は・・・俺は人が肉塊に変わる様を初めて目の当たりにした。しかも、素手で。
血飛沫は綺麗に処理されて、とりあえず五飛ははじめからこの場にいなかったことになった。
・・・『俺の自爆ショー』とかやんなくて良かった。
「ここでビッグゲストの登場です。人気絶頂の歌姫、キャロルによる新曲、
『愛の花園』を聴いて頂きましょう」
・・・えっ。キャロル=カトルって、みんな意外と知らないの?マブ?あ、
何か出てきた。
 俺は我が目を疑った。揺れている。マグアナック隊が揺れている。黄色いヘルメット
と黒いビキニを身にまとって。素晴らしい。100%変態だ。
 女性陣から悲鳴が巻き起こる。無理もない。この俺ですら気を失いそうだ。
ノイン、サリィ。堂々と見るな。せめてキャスリンのように指の間から見ろ。
気がつくと、ステージに花が咲き乱れている。そうか、それで花園・・・
カトル。カトルはどこだ?今まで奴らの異様な風体に気を取られていたが・・・
歌?何だ?何か聞こえる。
「・・・いで お〜い〜で〜 フラワ〜ル〜ム〜ゥ〜」
そこだァ!!回転しながらせり上がってくる花を敷き詰めたベッド!!
その時すでにドラえもんシールは俺の手を離れ、カトル目がけて飛んでいた。
「フラワ〜ル〜・・・ぶしッ!!」
縦の回転を与えられたシールはモーゼのように花園を裂きカトルの顎を割った。
これぞ新技、ドラえもんカッター。決まった、憎いほどに。
いまだ回転を続ける花のベッドに横たわる血まみれのキャロルはなかなか猟奇的で
良かったがマグアナック隊によってひっそりと連れ去られた。
またつまらぬものを殺ってしまった。と、拍手が起こる。どうやらアトラクションの
一部だと思われたらしい。・・・ま、いいか。
まあ、俺達に人並みの新年会など不可能だと思っていたがな。結局いつものように
大騒ぎしただけになってしまった。さて、芸も一通り終わったし、そろそろ会も
お開きかな。
「ハイ、まーそういうわけでトレーズ・ゼクスのエレガントブラザーズなんですけどね」
・・・キャスリン、マリーメイア、帰ろう。リリーナも片付け始めてるし。余った料理は
タッパーに入れるんだぞ。

おお、冷えると思ったら雪か。どうしたマリーメイア。疲れたのか?
「えっ・・・ううん、だいじょうぶ、です」
・・・ほら、おぶされ。あまり無理をするな。
「でも・・・」
「いいじゃない。早く帰って休みましょう?」
「・・・はい、じゃあ失礼して・・・」
ああ。それじゃ急ごうか。・・・キャスリン、俺の顔に何かついてるか?
「別に。いつもそうしてればいいのになあって」
ずっと俺は俺だ。それは変わらない。
「・・・そうね。そうかもしれないね」
感情のままに行動するのは正しいことだ。ヒイロの言葉だったか。ともあれ、
今年もシャア板を、そしてトロワ=バートンをよろしく頼む。
ウマイ
80通常の名無しさんの3倍:02/01/02 23:52
最高にワラタ
いい仕事を見せてもらった。感謝する>職人
82通常の名無しさんの3倍:02/01/03 01:06
今年も思い切り笑わせてくれ。
SS職人マンセー
今年も頑張ってください
84バオー来訪者:02/01/03 11:11
今年も頑張って職人さんage
>「(バッ)モビルドールが単三電池で動く」
最高でした。
86通常の名無しさんの3倍:02/01/05 00:11
保全age
87通常の名無しさんの3倍:02/01/06 00:44
このスレの中で一番マトモなのはマリーメイヤのような気がする。(笑)
88通常の名無しさんの3倍:02/01/06 02:45
>>87
マリーメイアも前スレではぶち壊れてた時期があったよ(w
89通常の名無しさんの3倍:02/01/06 02:46
>>88
あれはあれでオモロかった。
90通常の名無しさんの3倍:02/01/06 03:53
>88

鎖とか?(笑)

オレは「差し伸べた手ではなく、血の滴る手をとった・・・」云々って下りのある話
が妙に好きだ。(前スレだったか?)
91通常の名無しさんの3倍:02/01/06 04:21
デュオの鉄拳ネタ最高でした。
職人さん機会があればまたこのネタやってください。
ネタスレをチャット屋が占拠するなど…
迂闊な動きはスレの氏に繋がる。
期待するならするで、俺たちは黙して職人の降臨を待とうじゃないか。
今までだって、トロワはそうしてくれたんだ。
これからもそうだろう。
93safhj:02/01/06 07:30
しかし、何も話さなければ落ちるだけだ・・・
とりあえずやばい位置にあるならage、それ以外ならsageで会話しようではないか。
最悪の事態は落ちて忘れられて逝くことだからな。
三が日もあっと言う間に過ぎてよーしお父さんこれから働くぞ、と
もう見てらんない人々があふれ返る今日この頃だが俺の心は浮かなかった。
・・・年賀状。1枚も帰って来ないのはどういうこったフォルア(゚Д゚)、とか思ってると窓を叩く音がした。
「開けて。お金じゃないのよ・・・寒いの、トロワ・・・」
・・・とりあえず前髪に隠し持っていたドラえもんシールを喰らわせる。シールは窓ガラスを粉砕して
キャロルの頭蓋を叩き割った。断末魔もなく、奴は黄泉へと旅立った。・・・うう、寒。居間へ行くか。

「さっきラシードさんが来てたわよ。カトル君がいなくなったとかで」
さあな。俺の知る由もないことだ。ときにキャスリン、午後から少し出かけるぞ。
「?それはいいけど、買い物にでも行くの?」
俺は答えない。年賀状の催促なんて体裁のいいものではない。
「お出かけですか?良ければ私も連れて行ってください」
マリーメイア。どうした?よそ行きの格好をして。
「今日から里帰りなのよ。それでトレーズさんの所まで歩いて帰るんだって」
歩いて?あいつの家結構遠いぞ。レディに迎えに来てもらえばいいじゃないか。
俺がそう言うとマリーメイアは頬を赤らめて目をそらした。
キャスリンがこっそり俺に耳打ちする。
「・・・少し太っちゃったんだって、お正月に」
何だ、そんなことを気にしていたのか。大丈夫だ、キャスリンを見習え。こいつなんか
『またズボン入らなくなったわ、ガッハッハ』の一言で・・・ぶしゅう!!
切れのいいアッパーが入り、俺の体はグラップラーばりに空中を縦回転した。
「それじゃあ行ってくるね。私のいない間ちゃんとご飯食べなきゃだめだよ」
マリーメイアが動物達にしばしの別れを告げる。ライオンもまるで借りてきた猫だ。
動物とは飼い主の重要度ランキングをつけているらしいが、まさか俺よりマリーメイアの方が上ではあるまいな。
「えっと、お待たせしました。で、どこへ行くんですか?」
デュオの家に行く。仲間の所へ寄ってから送るが構わないか?
「はい、行きましょう」

「ま・・・待てったら!!話せば分かる、話せば!!」
「あれ程私が言ったじゃない!!お得意様にも忘れないでねって言ったじゃない!!
もう、信じらんない!!」
・・・困ったな。俺の何気ない一言をヒルデに聞かれたせいでプチ修羅場になってしまった。
「ほ、ほら。子供が見てるから、仲直りしようぜぇ、な?ヒルデちゃん、ヒルデ様」
「・・・私子供じゃありません、少女です」
「とにかく!!今から私が書くからデュオは今日の配達を全部やること。いいわね!!」
「う、うんうん。その代わり今日のコスモスをビデオに・・・」
「〜〜〜さっさと行けぇっ!!」

「参ったなァ。あいつあれで結構ガンコ者だからちゃんと録画しといてくれるかな、
ウルトラマンコスモス。あれ観てないと取引先と話が合わないんだよな」
デュオ、つかぬ事を聞くが取引先って誰だ?
「ん?ガロードとか・・・」
即刻手を切ることをお勧めするな、俺は。
最終的にトレーズの家へ行くそうなので、デュオが旅の道連れになった。
・・・始めるか、俺達のロードムービー。
「で、次はどこに行くんだよ?」
五飛の所だ。お前の家からはあそこが一番近い・・・どうしたマリーメイア。
何か面白いものでも見えるのか?
「あそこに立ってるMS、アルトロンじゃありませんか?」
アルトロン?ああ、先行者のことか。五飛の家の方角だな。何かやっているのかも知れん。行ってみるか。

「何だ貴様らか。何か用か。こちらは爆竹祭りの準備に余念がないのだ」
捕まってしまえ。それはそうと五飛、お前はなぜ人が年賀状を出したのに返してこないんだ?
あまり言いたくはないがそれは失礼だとは思わんか?
「言いがかりだ。年賀状ならとっくに作った」
嘘をつけ。なら何で届かない・・・まさか作るだけ作って出してない、なんてオチならば手加減はせんぞ。
「お前達の目は節穴か。ここに入って来る時見ただろう。ほら、ナタクの手の上」
え・・・!!そうか、そういうことか・・・あの凧かよ!!
「あれならば一つ作れば皆の目に届く。正月からずっとあげていたのに気づかないとは、
まったくもって失礼な奴だ」
モスクじゃねえんだ、誰が好き好んでお前ん家の方角を礼拝するか。
「貴様、俺の正義を愚弄するのか!!」
おう、やるのか。新年早々、血を見るか。
「・・・あのさ、お二人さん。盛り上がってるところを悪いんだけど」
「何だ、用件なら手短に済ませろ!!」
「凧の上にカラスが群がってるぜ。あれじゃ突かれちまうぜぇ」
「何、不届きな奴め。ナタク、行くぞ。スミクズにしてやる!!」
え?火?五飛、それは・・・
「ファイヤアアァァァ・・・・・・ァァアアアアアアー!?」
おお、燃えた燃えた。凧ごと・・・じゃあな、五飛。あまり気を落とすな。形あるものいつかは壊れる。
97インターミッション:02/01/06 12:24
「いよぅ、ガロード。景気はどうだ?」
「悪いねお客さん、今日は休業・・・何だ、デュオか」
「つれないこと言うなよ、折角土産を持ってきてやったのによ」
俺達はデュオにつき合わされてガロードが店主をやっている小汚い店を訪れていた。
「また・・・お会いしましたね」
俺は茶を運んできたその少女に見覚えがあった。ティファさん、だったな。いつぞやは
危ない所を助けてくれてありがとう。
「いえ・・・デュオさんから色々とお噂をお聞きしてますわ。前髪が異常に長いとか
前髪が自我を持ってるとかその気になれば前髪で鉄板を破壊できるとか・・・」
ははは・・・デュオ君、後で話がある。大人しく前髪の裁きを受けたまえ。
「そ、それにしてもさ、いっつも思うんだけどティファはガロードのどこがいいわけ?
お前ら二人じゃあそれこそ月とスッポンもいいとこだぜぇ」
「チェッ、言ってろ」
「そんな・・・(ぽっ)」
「へっへへ。でさ、今日はティファにお土産があるんだ」
「まあ・・・嬉しい。何かしら」
「じゃん。とり出しましたるこのブラジャー、見かけは普通のAカップブラジャーだが
ただのブラジャーじゃあないんだ。全体的に何か黒いだろう?ここから電気信号を発して
常にマッサージのような刺激を胸に与えるんだ。
それで誰にも気づかれないうちにバストアップ!!って寸法よ。俺の発明品なんだけど、
名前は『DOME〜かつて乳タイプと呼ばれた者〜』にしようかって・・・」
そこまで言った所でデュオは血ダルマに生まれ変わった。ティファらしき者の手によって。
らしき?俺にはそうとしか言えない。だって俺の知っているティファは背中に鬼が
見えたりしないもん。何ですか、その背筋。内緒だがちょっとちびった。
隣で物欲しそうな表情のマリーメイアが少し気になったが・・・まさか、欲しいのか?
「やあ、参った参った。しばらく練習してなかったから2秒しか時間を止められなかったぜ」
ま、それだけあれば隣のガロードと入れ替わるには十分か。突如惨劇に襲われた
昼下がりのジャンク屋を後にする。
20分ほど歩いて俺達はヒイロのマンション、別名ぱんつ御殿に着いた。・・・二人とも、
ここで待っていてくれ。すぐに話をつけてくる。
「分かった、早く戻って来いよ」
「はい。じゃあ待ってます」

・・・実は二人を残してきたのには理由がある。ぷにパンが性懲りもなく人ん家の姪を
モデルにした漫画を執筆中の場合、それを見たマリーメイアがショックを受けるかも
しれないこと。また、俺も情熱を抑えきれない可能性が多々あること。場合によっては
ぱんちゅ抹殺も辞さないこと。そうこう考えているうちに奴の部屋に着いた。
「トロワか。いい所に来た。ベタ塗りを手伝ってくれ」
ああ、任せろ・・・って違う。俺が言いたいのは年賀・・・ねん・・・が・・・。
俺は金縛りにあった。机の上に燦然と輝く『謹賀新年』と銘打たれた原稿。こ、これが・・・
年賀状の原画だというのか・・・
ものごっついハードコアやないですか、先生。いったい何本入ってるんだ。こんなもの
家族に見られた日には一生日陰者の生活が待っている。良かった、貰わなくて本当に良かった。
「なかなかその手の絵は難しくてな。やっと昨日お前ら宛ての、納得の行く作品ができた」
安堵する俺の心臓が凍りつく。待て、今何と?
「お前には世話になったからな。観賞用と保存用、トレード用、実用の四種類。今ごろ届いているはずだ・・・」
・・・キェェェェェーーーーー!!!!
ドラえもんシールでその部屋に動くものを皆殺しにする。・・・泣いているのか?俺は。
じっと家で待っていれば差し押さえることができたかも知れないのに。これが運命なのか。
「俺は・・・産まれてから・・・ずっと迷子なんだ・・・」
まだ息のあった変態パンツに止めを刺す。そりゃ、これからの俺だ。
ゼクスの家の前を通りがかるとノインが奇声を発しつつもの凄い勢いで窓から本を投げ捨てていた。
よく見ると腰の辺りにゼクスが泣きながらすがりついている。号泣と言っても過言ではない。
多分リーブラが主砲を撃つ前に落ちてもあんなに泣かない。
とうとう見つかったのか、ぱんちゅ同人誌フルセット。マリーメイア、お約束かも知れんが言っておあげなさい。
「あ、はい。・・・惨めな男だわ」
よくできました。とてもじゃないが気の毒過ぎて催促どころの話じゃない。また会おう。ゼクス。

日が傾く頃俺たちはトレーズの屋敷にたどり着いた。
「まぁまぁ、申しつけていただければお迎えに上がりましたのに」
「ごめんなさい、でもお兄様たちがいたから平気でした」
嬉々として語るマリーメイアとは裏腹にレディの顔は険しい。
「ささ、トレーズ様がお待ちです。奥のお部屋へどうぞ」
「はい、じゃあお兄様、ごきげんよう」
ああ、って、どうしたレディ。
「手間賃だ、受け取れ」
そりゃまたご丁寧に・・・角砂糖かよ!!今時小学生でも喜ばねぇよ!!
「2つじゃ足りんのか?いやしんぼめ」
量の問題じゃねぇよ!!親にどんな躾をされたんだ!?
「うるさいな。こっちだって暇じゃないんだ。用がすんだらさっさと帰れ」
ぐっ・・・何たる言い草。さすが眼鏡装備型レディ・アン。
「ところでさ、あんたに頼まれてたものが出来たんだけど代金と引き換えでいいかな?」
「(ギクッ)・・・い、今はまずい。後でこっそり持って来てくれ」
「結構苦労したぜぇ、美容器具なんて専門外だったからよ。でもまぁ色々リサーチして
納得の行く仕上がりになったけどな。ほら、顔に密着させる部分に微弱な電流を流すよう
になっていてお肌の活性化を促すのさ。
これで貴女も永遠の湯上り卵肌。女の名前じゃいけないかよ、『カミーユ・美顔』君だ」
「ば、馬鹿、声が大きいって、はぅっ!!」
いつの間にか感激に体を震わせるトレーズと微妙な笑顔のドロシーが立っていた。
「レディ・・・私のために・・・」
「本当、素晴らしい努力ですわね」
・・・帰ろう、デュオ。ここから先は家庭の問題だ。

ところでデュオ。お前の作る器械は皆電気でどうとかいう物なのか?
「あん?知らねぇの?電気は体にいいんだぜ?そりゃ何にでも効くさ」
その程度の認識で豊胸ブラジャーとか人様に売りつけていたのか。とんでもない奴だな。
「まあまあ。さあて仕事も済んだし帰ろうぜ、マイスィートホームに」
スィートかどうか知らんが・・・そうだな、帰ろうか。

俺はすっかり忘れていた。あのぱんつ野郎が俺に猥雑極まりない年賀状を速達で送っていたことを。
第一発見者はキャスリンでまたたく間に俺の株は暴落、ひとり天外魔境みたいな扱いを
受けることになった。
今俺はライオン君の檻の横でこれを書いている。さっきデュオからメールが来たが
どうやらビデオ、録画してもらえなかったらしい。
思えば今日一日、誰も得した奴はいないんだな。まるで今年一年を暗示しているようだ。
・・・あ、ポケットに角砂糖。今日は晩飯抜きだったからな、有難い。
星が綺麗だ。何だかぼやけて見えるのは、気のせいだろう。
101さくっとマフティー ◆rsi.gvb2 :02/01/06 12:54
一日中ごっくろっさん
102::02/01/06 13:01
お疲れ様です。
前々スレから見てましたよ。 とても面白い。 これからもがんばって!
最初のレスがさくマフとは、ご同情申上げるほかないが…
お疲れ様でした、今年もよろしく。
104safhj:02/01/06 14:09
お疲れ様でした。これからも頑張って下さいませ。
1057.8.9:02/01/06 22:37
 サーカスでの俺の地位は

団長>キャスリン>メリーメイア>>ライオン君・芸人達>>動物達>>>>飼い葉(えさ)
>>>糞尿>>>>>俺

 というような人道的に見ても許されない状況になっている。つうか、のっぴきならない図だなこれは。
ある日突然糞尿まみれで捨てられるかもしれない。それだけはごめんだ。そんな趣味は俺には無い。
カトル「とろわ〜〜(はあと」
 男と付き合う趣味も・・・・な!!
 さくっ
カトル「ぐぎぎぎ!!」
 お前は裸足のゲンか? 俺のナイフは奴の眉間を的確に捉えていた。
 さて、どうしたものか? 一度失った信頼を取り戻すのは並大抵の事では駄目だ(もともとそんなに無かったが)。
明日から日本人企業戦士のように働くかな…

 一日目 動物小屋の掃除を自発的に行った。ライオン君に誉められた。
 二日目 上の事を行い、さらに餌も自発的に与えた。ライオン君に誉められた。
 三日目 上の事を行い。テント内の掃除もした。ライオン君に誉められた。

 やってられるかぁああ!! 畜生ごときに誉められてどうする!? 人に誉められたいんだよ!! 俺は。
つうか誉められて一瞬。嬉しがってた自分に泣けてくる。しかし、このままでは終わらんよ!

 四日目 皆にラーメンを作ってあげる。芸人達には好評だった。
 五日目 テントを独りで組み立てた。途中、テントのワイヤーに首を吊って死にそうになった。皆から誉められた。
 六日目 みんなの食料の買出しに行く。また誉めれた(^▽^)

 良い調子だ。このまま行けば…ゆくゆくは。

 七日目 サーカス内の雑務を頼まれる。もちろん喜んで引き受けた。
 八日目 食料の買出し。皆あまり礼を言わなくなった。
 九日目 買出しを頼まれ、断ったらフクロにされた。あれ? 今日はひとまず買いだしに行く。
 十日目 仕事のほとんどを押し付けれる。誰も誉めてくれない…あれ?
 十一日目 背中に便利屋の張り紙をされる。欝だ。
 十二日目 逃げ出し、今はどこかの山の中だ…早かったな俺の死も…
「いいかヒルデ。この芸に必要なのは素っ気なさだ。やる気があるのかないのか分からない・・・
そういうとこがまた魅力につながるんだな」
「・・・その前にちょっといい?・・・何で私朝起きたらパンダみたいなメイクしてるの?
あまつさえ何故おでこに『昼』とか書いてるの?」
「ん?・・・んー、それはその、何だ・・・結構似合うぜ」
「・・・すっぴんを笑われたほうがまだましよ。ねぇ、もういいでしょ?仕事があるから早く
朝ご飯食べよ?」
「待った!!ヒルデ、お前のそういう生真面目な所は好きだ。ああ、大好きさ。だけど、
それだけじゃこの業界は生き残れないぜ?」
「・・・業界?」
「・・・あのさ、言いにくいけど、お前アクが弱いんだよ。だからサンライズ英雄譚2にも
出れなかったんだ。パイロットなのに」
「・・・あれはさすがに私もショックだったわ。みらいちゃんより戦力外かよ、みたいに」
「ホント言うと俺も迷ったんだ。人には向き不向きがあるし無理やり芸なんか覚えなくてもいいかって。でもさ、
俺達まだ若いんだぜ?自分の殻を突き破ることだって大事だろ?」
「デュオ・・・」
「決して悪いようにはしない。逃げも隠れもするがウソはつかないデュオ・マクスウェル様だぜ?」
「・・・そこまで言ってくれるなら、ちょっとやってみようかな・・・」
「よぉし、善は急げだ!!ちょっと俺も準備してくる。お前だけに恥ずかしい思いはさせないからな!!
あ、これネタね」
「・・・『こんなトレーズにはバラのエッセンスは出せない』・・・て言うか
別にあんたは鉄拳メイクを恥ずかしいとは思ってないんでしょ」

「じゃあもう一回最初から」
「・・・あ、えーと、『まゆ毛がこち亀の両さんにそっくりだ』」
「抑揚つけ過ぎだ、もっと流れるように読め!!」
「『何か、全体的に、体毛がない』」
「そこはもっとたどたどしく。伊達に原稿に句読点を打ってるわけじゃないぜぇ」
「『よく見たらトーレスだった』・・・(バッ)『トーストにして食っちまうぞ(ウォン登場)』
・・・(バッ)『修正祭りだ、そこになおれ』・・・(バッ)『・・・(並んで首吊り)』」
「めくるのが遅い!!オチはテンポが命だ。『首吊り』はちらっとだけ見せるんだ!!」
「う、うん。頑張る」
「返事ははい、だ!!」
「は、はいっ!!」

・・・キャスリン。愛の形とは、実に様々なものなのだな。
「?なーに、トロワ。分かったようなことを言っちゃって。悪いものでも食べた?
俺は今まであいつらをWキャラ中一番所帯じみたバカップルだと思っていた。しかし、それは認識が甘かったようだ。
奴らは自分の信念を持った、最高のバカップルだ。芸に生き、芸に死ぬか。それもいいだろう。
「・・・別に何でもいいけど早く荷物持って来て。日が暮れちゃう」
イエッサ、上官殿。
age
遅ればせながらバートン財団よりお年玉が届いた。
ガンダムヘビーアームズ改。EWカラーの重装型だ。
そうだ、最近はドラえもんシールが唯一の武器だったから忘れていたが
俺は誇りあるガンダムのパイロットじゃないか。
動物に誉められて喜んでしまうような俺は俺じゃない。
早速これで金を稼ぐべく、カトルに決闘を申し込む。もちろんお互いのお年玉を賭けてだ。

「僕はお年玉なんかより君と一晩…」
「聞こえない、聞こえない」

負けたときは怖いが、見かえりは死ぬほど大きいはずだ。
何より、俺のヘビーアームズ改が三℃ロックごときに負けるはずがあるまい。

「あれ? キャスリンここに置いといたガンダムは?」
「あー、ごめんごめん。ロンゲのハンサムなモビルスーツ乗りに賭けで負けたからあげちゃった。
良いでしょ、どうせあんたにはドラえもんシールがあるんだし。」

「あーラシード?カトルにさっきの件、無かったことにしてくれと伝えて.
何!? すでに出撃してる! ヘビーアームズ対策に重火器仕様にしているだと!!」
早すぎたな、俺の死も(恐)...
109通常の名無しさんの3倍:02/01/09 00:28
>ロンゲのハンサムなモビルスーツ乗りに

だれ?ゼクス?
>110
似たようなMSに乗るバルチャーいるやん。
>>108
そこをスネークばりに、スティンガーで3℃ロックを倒すんだ。
ガロードだって似たような事をしていたぞ。
マシンガンの弾の上を走って接近し
ドラえもんシール一撃でサンドロック撃破。
自分で書いておいてなんだが、あのままだとキャスリンがコロニー風邪で死んでしまうので
(Xネタで済まん)俺の脳内で強引にあれは今年の初夢だったと言うことにした。

どうやら正夢だったらしくバートン財団からお年玉としてヘビーアームズ重装型が送られてきた。
このカラーリングだといつ賭けで持っていかれるかわからんので、色を塗り直す。
ついでに火力増強の為、両手のガトリングをミサイルに、両肩に長射程のキャノンを背負わす。
攻撃力は上がったが、洒落にならん重量になった為足をキャタピラに変更。
...今更な気もするがしばらく宇宙に出ることも無いはずだし、まあ良かろう。

さて、小遣いを稼がねばならんが、カトルを相手にすると夢のとおりになりそうなのでパス。
時を止めれるDI...デュオ相手ではさすがに勝てる気がしない。
後はヒイロと五飛だが...
五飛だな。MS戦でのヒイロは強敵だし、奴がスタンドをつかってきたら厄介だ。
奴のヘブンズドア‐に対し、俺は自分をコントロールする自信が無い。
前髪を馬鹿にしてくれれば俺も我を忘れることが可能だが
(それでもマリーメイアのアハンな絵を見せられれば奴の術中に落ちる可能性は捨てきれない)
無口な奴にそれは期待できない。
それに五飛は俺たち五人の中でもダントツの親戚の多さを誇る男。
カトル程ではなかろうが、お年玉の額にも期待できる。

早速五飛にお年玉を賭けた決闘を申し込みに良く。
「俺は落とし玉など要らん。変わりに...」
ま、まさかお前もカトルと同じか?俺は前夜の悪夢の続きを見てしまうのか。

「変わりに、貴様の前髪をもらう!!」
まーある程度は予想できたことか。
確かに上手く植毛すればお前の額にもこの素敵ヘアが根付くかもしれん。
良いだろう、これで俺も負けるわけにはいかなくなった訳だ。
対五飛の作戦は決まっている。
HA重装型の頭にダミーのコクピットを付け、目立つようにガラス張りにでもしておく。
直情馬鹿の奴のこと、一直線にそこにドラゴンハングを打ち込んでくるはずだ。
ダミーコクピットを潰して奴が勝利を確信した瞬間、HAの全弾発射をお見舞いすれば俺の勝利は確定だろう。
これでマリーメイアにお年玉を上げることができる。

そして決闘が始まった。
奴がドラゴンハングでダミーコクピットを潰した瞬間、俺のHA重装型はその全ての火器をナタクに叩き込む。
全ては計算通り。スクラップになったナタクから五飛が泣きながら這い出てきた。

ん?青龍刀を持っているな。生身でこのHA重装型を戦うつもりか?
「違う!俺も男だ。潔く負けを認める!」
そう言いつつ、青龍刀を股間に当てる。ってちょっと待て。
「亜kj歩bああほhらwれあjごおf−−!!!!!」
言葉にならない悲鳴とともに、奴の足元に転がる2つの肉団子。

貴様、そんなお約束で俺が誤魔化されるとでも...いや、待てよ?
「五飛、中国では元旦に子供に何か上げる風習は無いのか?」
「ぐっ、、爆竹を...あげ..」
ナンテコトダ。しかし、こいつなんで玉を落とすなんて馬鹿な勝負を受けたんだ?
普通最初に断るだろうに...あぁ!!
五飛(中国人)→負け→悪→罰→玉落とし
か、完璧だ。中国人ならではの思考ルーチン。もはや何の文句も無い。

俺は夕日の中に内股で去っていく五飛の後姿をいつまでも見送っていた
あぁ、あれが己の男と髪の毛を天秤にかけた人間のなれの果てか。
ん、俺の涙か…
115通常の名無しさんの3倍:02/01/10 20:02
あげ荒らし対策あげ
116通常の名無しさんの3倍:02/01/10 22:38
保全す
今日は5人をジョジョのキャラに当てはめてみる事にした。
1「…」
3「露伴だな」
2.4「?」あれ?
4「ヒイロは蜘蛛を食べたりしてるんですか?」
そうか、俺とゼクスと五飛以外はやつがプニパンであることを知らないのだったな
2「無口つながりで、承太郎かウェザリポで良いんじゃないか?」
1「てめーは俺を怒らせた」

2「最高にハイ!っやつだ」
3「DI....か」
4「他にありませんしね」

1「クレイジーダイヤモンドか、ラブデラックスと言うところか」
2「主人公って柄じゃねーし、プッツン由花子で良いんじゃねーか」
3「ちょっと待て貴様ら」
4「僕への屈折したアプローチなんかもそれっぽいですしね」
3「ブッ殺すわッ(泣)」

4「さて、あの漫画で富豪と言えば..」
1「重ちーだな」
4「えっ?」
2「金持ちといやー重ちーだよな(藁)」
4「ちょっと、」
3「ハーベストとマグアナックでバランスも取れるだろう」
4「待てだどッ!!」

1「そう言えば五飛はどうした?」
2「そーいやいねーな」
5「必殺モード、神砂嵐!!」
4「ゴブッ!!!」
5「ふっ、ジョジョの歴史上最高の戦士だったワムウこそ俺に」
3「居たのか、ワンチェン」
5「俺に..」
1「中国人はワンチェンだけだったからな」
5「俺に…」
2「WRUUUUYYY!! 退けい、ワンチェン」
5「は、はいDI..様」
118通常の名無しさんの3倍:02/01/12 15:55
ワラタ
119通常の名無しさんの3倍:02/01/13 07:12
ヘビーアームズ搬入中に出来心で
「3号トレーラー、デッキアップ」
などと呟いてしまった。
誰にも聞かれなかったはずなのに、次の日俺のヘビーアームズは
オールプラスチック装甲の白黒ツートンに換装されていた。
武装も電磁警棒と6発のリボルバー、しかも一発は空砲だ。
引き金のボタンに‘許可無き発砲を禁ず‘と書かれた鍵までかかっている。
泣きたくなったがとりあえず犯人を探さ..
‘ビーッ!、ビーッ!‘
こんな時に作戦指令だと!!
「赤ッぱなより、名無しへ。OZの新型MS部隊を撃破に迎え。」

始めるか、俺の自爆ショーを..
って自爆もできんじゃないか(泣)
相変わらず面白いな
命令を無視することはできないが、このままだと死んでしまう。
その辺を歩いていた五飛を前髪3本で雇うことにする。

俺の前髪(泣)を額に貼り付けた五飛をつれ、OZのMS部隊の迎撃に向かう。
新型は単なるビルゴの改良型だったが、数が半端ではない。
「俺がぁーー正義だーー!!」あっ、馬鹿!
五飛が飛び出したおかげで、俺まで敵に発見されてしまった。
冗談では無い。今のHAではバルカン一発で即死だ。
幸い、鬼の様に軽量化されているので、初弾はかわせた。
一気に12回転後方飛びをかまし、MDの探索範囲を脱出する。

その位置でそのまま観戦するが、やはり五飛が押されている。
すでに片方のドラゴンハングが千切れているが、敵は10%も減っていない。
このままでは、任務失敗だな...
「ふっ、済まん五飛。」
「何!?」
俺は奴の額に張り付いた前髪を遠隔操作する。

全ては閃光の中に消えた。
アルトロンの自爆と敵MSの誘爆は敵部隊を全滅させるに十分だった。
俺は、爆発の中に消えていった前髪の為に涙した。
「仇は取る。必ずな、」
>121
さすが「山岸由香子」(w
任務達成の報酬で多少懐が潤ったので、買い物でもしようと町をぶらつく。
ん? リリーナが鼻歌を歌いながら歩いている。
「♪〜く〜ち移しにメールーへーンーください〜♪」
..今時"少年ケニヤ”かよ!そういえば、リリーナはアフリカ好きだったな。

見なかったことにして、そのまま散歩を続ける。
帰りに、新刊でも見せてもらおうとヒイロの所に寄ったが留守だった。
同じ目的でゼクスも来ていたので、飲みに行くことにした。

「いやーすいません。最近取り締まりが厳しくてね。」
ちっ、未成年には酒が出せんとは。飲み屋としては正しいが。
ゼクスがうまそうにビールを煽る横で、仕方なくオレンジジュースを啜る。

ト「実際ノインとはどうなんだ?」
ゼ「ふっ、最近ニュータイプ並のプレッシャーをかけて来る」
ト「..結婚か」
ゼ「もしノインと一緒に住むようになったら、俺はどこでヒイロの新刊を読めば良い?」
そんな理由で結婚を躊躇しているのか、こいつは
ゼ「それだけでは無い。全身タイツやカウボーイなどで俺にペアルックを迫るのだ。」
ト「感情のままに行動するのは悪くない。分かれたければ、分れれば良いんじゃないか?」
ゼ「OZ時代の秘密さえ握られて無ければな」
その秘密には興味が有ったが、結局教えてくれなかった。
その後4時間ほど、奴の愚痴を聞いてやり酒場を後にした。
当然勘定は奴もちだ。
俺は折詰めを片手に、キャスリンとマリーメイアの待つサーカスに足を向けた。
オレンジぢゅーすで4時間付き合うトロワカコイイsage
あまりにヒマだったため、オレは少し町をぶらついていた・・・

・・・!!! 何だ・・・? オレの前髪が危険だといっている・・・ まさかカトルか・・・?
・・・どうやら当たりの様だ。 向こうからカトルが何やらニヤつきながらこっちに来る。
あいつもいい加減しつこい奴だ。

「やぁ、トロワ。 いい天気だね。」
何か用か? オレはお前に構ってはいられない。
「随分な言い方だねぇ、ボクはただ君と一つになりたいだけなのに・・・」
知るか・・・ 五飛とでも一つになっていろ。
「ねぇトロワァ・・・いい加減ボクと一緒になってよ・・・」

どうにも説得には応じないらしい。
仕方があるまい。 とりあえず前髪で30回ほど突付く。 オレの前髪がほんのり赤く染まった。
・・・? 何かおかしい。 いつもならここでカトルが氏んで終わりなハズだが・・・
何だ・・・? 奴の髪がやや赤く見える。 奴の血ではなさそうだ・・・

「体が熱い・・・ 力が目覚める・・・」
おい! そんなマニアックなネタで来るのか!! やめろ!!!
「奥義・・・ ドラゴンドレッド!!!!」
大きな龍と化したカトルから放たれた高熱のブレスはオレを確実に捉え、オレを含め、半径1kmを灰と化させた。

薄れ行く意識の中で、カトルの「あっはははははは〜、カ・イ・カ・ン(はぁと」
と言う声が聞えたような気がした・・・


あれから数日、オレは家に引き篭もっていた・・・
なぜ生きているかはもはや語る必要はあるまい。
しかし・・・カトルがあんな能力を身に付け、オレのヘビーアームズは使えない・・・
何だ・・・オレの・・・涙か・・・
126バオー来訪者:02/01/14 21:22
そろそろあの長髪バルチャーとの対決がみたい。。。
127通常の名無しさんの3倍:02/01/14 21:58
今日は俺たちのガンダムをゲッターロボにたとえることにした

1「大空を羽ばたくゼロは当然ゲッター1だ」
2「姿無く忍び寄る凶悪な影、ゲッター2は俺の相棒だね」
4「誰がなんと言おうとゲッターQ(クイーン)は譲れないよ」

残されたのはゲッター3とテキサスマック
俺と五飛の自爆ショウが今始まる・・・
引きこもっている俺の為に、キャスリンがプラモデルを買ってきてくれた。
100分の1ヘビーアームズカスタム
巷での噂どおり、俺のフィギュアの出来がすばらしい。
組み立てる前に説明書に一通り目を通しておくか。

...
す、凄いことを発見してしまった。もしかしたら、既出かもしれん。
だが、俺は自分で確認したのは始めてだ。
"トロワ.バートンはガンダムパイロットの中でも最高と言って良いほどの
操縦能力を有していた"機体説明の中の一文だ。

ふ、ふはははは。当然だろう。
後ろから刺すしか脳の無いデュオや、烏合の衆を率いないと戦えないカトル。
ヒイロや五飛も俺にとっては単なる自爆&特攻マニアだ。
そう、俺は強い。何をおびえて引きこもる必要がある。

済まないキャスリン。
せっかく買ってもらったプラモだが、組み立てるのは先になりそうだ。
戦場が俺を待っている...
129125の作成者:02/01/15 00:09
うぅん・・・ ネタ的にも後にはつなげにくいかなぁとも思ったけど、さすがだわ。
面白い。
まだまだだねぇ・・・ 折れも

関係ないのでsage
 今日は俺、五飛、デュオの三人で秋葉原へと同人誌狩りに行った。五飛はサリィに頼まれた同人誌を買いに行くのについでだと言っていたが。
お前が買う同人誌は多分、男が手にしてはいけない物だと思うがな。(801)
 秋葉原へと降り立った俺達は、その戦場にも似た匂いに武者震いしながら、店へと入っていった。
デュオ「買って買って買い捲る!!」
 迂闊な即買いは(金銭的な)死につながる。ここは慎重にサクラたんとチョビッツ物で我慢しておこう。
五飛「おい、トロワ。禁断の愛、教師と生徒編はどこにある?」
 その言葉で、店内の空気が凍りついた。禁断の愛…801腐女子にカリスマ的人気を誇る同人誌だ。
デュオ「う、五飛? そ、それは後でな、な!」
五飛「俺はさっさと帰りたい。早くそれを探せ!」
 無知蒙昧な輩め!!! 貴様が口にしているのはパンドラの箱なんだよ! 確実に場の空気は悪化している。
多分この店にも売っているだろうが、多分、奥の方で異様な雰囲気を放っているのがそうだろう。ええい!
五飛「どうした! お前は正義か!? 正義なら俺に禁断の愛を示して見せろ!」
デュオ「わかったから、お願いだから静かにしてくれよ」
 デュオはすでに泣きが入っている。先生に怒られている小学校高学年みたいだな。仕方が無い。買い物を円滑に進めるためだ。
ここはあえて…
デュオ「えっぐ、静かに…ひっぐ」
 これだ、五飛。これが貴様の欲しがっていたものだ。さあレジへと向かうがいい。
五飛「謝謝」
 この時のデュオは俺に尊敬と畏怖の念を込めた眼差しを投げかけた。五飛が店を出て行った後、期せずして店内から拍手が沸き起こった。
客「あんた英雄だよ。豪傑だよ」
客「男だね」
デュオ「トロワ・・・本当にサンキューな」
店員「これ、取っといてください。一番の売れ筋です」
 俺達は買い物を済ませ、帰路へと付いた。しかし、俺の足はヒイロ邸へと傾いていた。待っていろよ。ヒイロ・ユイ。
否、「禁断の愛」作者 薔薇野小路 由井!! 
131通常の名無しさんの3倍:02/01/15 07:08
同人誌ネタなら、人選的にはデュオよりゼクスのほうがよかったのでは・・・
1321/4:02/01/15 09:48
ヒイロの悪辣な裏家業での暴利から、口止め料と称して10%ほどちょうだいすることに、俺は首尾良く成功した。
ついでに売り子としてイベント販売の手伝いも引き受け、折角の祝日だというのに珍しく早起きなぞした俺を待って
いたのは、珍しい訪問客だった。
まだ明るくなりきっていない早朝、普段なら俺は未だ夢の中だろう。もちろん他所様を訪問するには些か非常識な
時間帯でもある。そこへ何の前触れもなく訪ねてきたリリーナは、急を要するのだと前置きしてヒイロを探して欲しいと
俺に依頼してきた。そういえば限定コピー本制作のために、奴はここ2週間ばかり外部との接触を断っていたと言って
いたな。
「今日の正午までには、是非ヒイロを空港まで連れてきていただきたいの」
魅力的な金額提示と今の俺には簡単な任務内容に、俺は心の中でほくそ笑んでいた。色々とヒイロの弱みを握った上
恩もうっているので、リリーナ邸への奴の誘導など何とでもなる。これこそ正しく濡れ手に粟という奴だ。
了解したと依頼主に伝えようとした矢先に、俺の前髪が何かを察知した。瞬間、何事か言い募ろうとしていたリリーナの
言葉を遮って、窓ガラスがガチャンと派手な音を立てて破壊される。続けてリリーナの悲鳴とパアンと風船の割れるような
音が響き、俺の部屋に濃い霧のような白い気体が充満した。
咄嗟に前髪でシールドを張った俺の周囲以外は、バルサンでも焚いたかのように室内は白い煙でいっぱいになっている。
しかし、その煙の正体を突き止める前に、視界は唐突に元に戻った。
今のは何だったんだと首を捻りつつ、優秀な前髪で異常がないことを確認した俺は、シールドを解除する。同時に大事な
金蔓のお嬢さんがいた場所に視線を戻した。
1332/4:02/01/15 09:51
俺は目の前の光景に我が目を疑った。
確かにさっきまで、そこにいたのはリリーナだった。しかし今現在、俺の視線が
捉えているのは、推定年齢六〜七歳くらいの可愛らしい幼女なのだ。
リリーナの姿が消えて、この子が現れた。非常識な事象ではあるが、考えられる
推論は一つしかない。
つまり、この女の子がリリーナだということだ。
なにせ長い金髪と若干つり気味の大きな青い瞳。外見的特徴はリリーナとピッタリ
一致している上に、先程までリリーナが身につけていた服を、引きずるように身に
つけている。リリーナにしては妙に無表情のような気もするが、微動だにせず
こちらを見つめている少女は、やはりどう見てもリリーナだとしか思えない。どういう
原理かは分からないが、さっき投げ込まれた何者かによって発生した煙によって、
幼児退行してしまったのだ。
目前で起こった信じられない現実に呆然とする俺を正気に戻したのは、この不可解
な現象の原因となったブツを投げ込んだ人物の声だった。
「あれっ?トロワ、お前無事なのか?」
その言葉にピンッときた俺は、窓から覗き込んできたデュオを素早く捕獲すると、
逃げられないように前髪で拘束した。問答無用で前髪を使ってきた俺に、デュオも
観念したのか事の次第を洗いざらい白状してくれた。
1343/4:02/01/15 09:54
諸悪の根元は、やっぱりというか予想通りというかカトルで、幼児退行薬を使い、
俺が幼児化したところを捕まえて教育し直すつもりだったらしい。光源氏計画とか
言うこの恐ろしい計画の全貌を聞かされ、俺は今更ながらにゾッとした。奴の理想
の男になんぞなってたまるかっ!
謎の遺跡から拾ってきてカトルに売りつけた薬の効能を、本当かどうか俺で試した
のだと言うデュオの鳩尾にドラえもんシールをたたき込み、俺は窓から奴を放り出
した。
問題は残されたカトルの失敗した計画の犠牲者、幼くなったリリーナの処遇だ。
デュオから事の真相を聞き出している間もじっとしていた彼女は、確かに希有な美
少女で、まるで精巧に作られた人形のようだ。いやに無表情を保ったままなのが、
余計に人形めいた雰囲気を醸し出し、ブカブカな服から覗く細い首やや鎖骨の白さ
が目に眩しい。
やばい、はっきり言って今のリリーナは、俺のストライクゾーンである。なんつーか、
無表情なのもルリルリ?って感じでベリグーだ。血迷うな、俺の理性!!
俺が葛藤していると、コンコンとノックの音がして遠慮なくドアが開けられた。
「トロワお兄様、リリーナ様はお帰りに……」
マリーメイアの声が途中で凍り付く。その視線は勿論というか当然というか幼児化した
リリーナのところで、止まっている。
ああ、違うんだ!マリー!!俺が弁解するより早く、マリーメイアの声が断罪の鉄槌を
下ろすした。
「ついに実力行使の犯罪に走ったのですね!お兄様のロリコン〜〜!!」
「誤解だ!マリーメイア〜!!!!」
1354/4:02/01/15 10:00
結局、リリーナを俺の部屋まで案内したマリーメイア自身が彼女の服装を記憶して
いたことが決め手となり、俺は何とかマリーメイアに事の次第を説明する事に成功
した。
ともかく、このままの格好だとマズイだろうということで、同世代のマリーメイアに服を
貸してあげるように指示する。
「わかりました。さあ行きましょう、リリーナ様」
お姉ちゃんにでもなった気分なのだろう。マリーメイアは幼いリリーナの手を引いて、
どことなく嬉しそうに出ていった。しかし、おとなしくそれに従うリリーナの表情に、相変
わらず変化はない。
ともかく事態を収束させるべく、俺はリリーナ邸へと電話をかける。しかし呼び出し音は
早々に留守番メッセージへと代わり、家主が旅行で4〜5日留守にすることを告げる。
なるほどヒイロと旅行の予定を立てていたのか。
急なヒイロ探索の理由は判明したモノの、当面の問題は解決していない。待ち合わせ
時間も迫っていたので、とりあえず俺はヒイロへと連絡を取った。
出かける直前だったというヒイロに、少々厄介なトラブルに巻き込まれたので会場入り
が遅れると告げながら、ふと気になっていたことを尋ねてみた。
「ところでヒイロ。突然で済まないが子供の頃のリリーナが、どんな子だったか知ってる
か?」
「…俺も良くは知らない。だがゼクスから以前聞いた話によると、リリーナはサンクキン
グダムが崩壊する様を目の当たりにしたショックで、失語症のような状態になっていた
ことがあったらしい。それが尾を引いてジュニアスクール卒業後も、しばらくは無口で
表情が乏しく心配していたと聞いている」
さすがストーカー男。リリーナについて知らないことはないらしい。俺が幼いリリーナと
現在のリリーナのギャップの原因を知って密かに納得していると、マリーメイアが笑顔
で部屋に入ってきた。
「お兄様、どう?この服、リリーナ様に似合うでしょ?」
可愛らしいAラインのワンピースに着替えたリリーナを、マリーメイアが誇らしげに前に
自分の前に押し出す。
「ああ、そうだな。良かったな、リリーナ」
電話の最中であることを忘れ、マリーメイアの言葉に賛同しながらリリーナにも声をか
ける。すると、ずっと黙ったままだったリリーナが、俺の顔に視線を向けると微かに顔を
ほころばせた。
「はい、お父様」
はい?ちょっと待て、俺はまだ独身だっ!ちゅうか何故に『お父様』?まあ、それもちょっ
と良いけどな。つか普段無口な子が自分にだけ笑顔を見せるって言うのは良いなぁ。
つかこれがインプリンティングって奴?
かなりずれた方向へ混乱する俺をよそに、マリーメイアは楽しげに幼くなったリリーナを
サーカスの案内に連れ出し、いつの間にか電話は切れていた。

十数分後には、ここにヒイロが訪れるのは確かだ。まあもう、何が起ころうとも俺は平気
だ。俺には守らねばならない可愛い姪と娘がいるからな(激しく混乱中)。
136おまけの後日談:02/01/15 10:01
結局、数日たってもリリーナは元に戻らず、デュオとカトルが責任をもって薬の中和剤を
開発することになったが、今のところ完成する目処すら立たないらしい。
幼児退行現象が自分の身に降りかからなかったことに再度安堵しつつ、俺は不謹慎にも、
しばらくこのままでも良いかと考えていた。
エピソードゼロを遂に読めた記念に作ってみました。
町を散歩していると、前からマリーメイアとリリーナ(ガキVer)が歩いてくる。
2人とも変な形の帽子をかぶっているようだが..
「♪〜オーソー、レミーオ〜♪」
今度はカリメロかよ!! そう言えばマリーメイアはメロンが好きだったな(関係無い)

少々萌えたが見なかったことにして散歩を続ける。
帰りにデュオの所に工具を借りに行ったのだが留守だった。
レディ.アン(眼鏡VER)に会ったので、久しぶりに飲みに行く。
こう見えても、元上司と部下だから飲みに行ったりはするのだ。

「いやー、成人式でも飲酒が問題になってましたね〜」
今日は飲めないことは分っていたので、別に悔しくはない。
レディがポン酒をコップで煽ってる横で、おとなしくオレンジジュースを啜る。

ト「実際トレーズとはどうなんだ?」
レ「トレーズ様は全人類の救世主となられるお方。私ごときのことなど..」
ト「レディがそれで良いなら別に口を挟むことでもないか。」
レ「私だって、トレーズ様と一緒に住んで、裸エプロンで台所に立ったり、
バスタオル1枚で背中を流したりして差し上げたいのだ。」
いかん。眼鏡無しバージョンで想像してしまって、少し萌えた。
レ「それに子供も欲しいしな...」
ト「ふっ、高齢出産は危険、グオッ!?」
レ「まだ20代だ。」
不用意な俺の一言に踵で答えやがった。
その後6時間ほど、奴の愚痴を聞いてやり(女の愚痴は長い)酒場を後にした。
当然勘定は奴もちだ。
俺は折詰めを片手に、キャスリンとマリーメイア、
リリーナ(ガキVer)の待つサーカスに足を向けた。
聖女&冷血軍人二重人格の元上司>レディ
豪快お色気お姉さん>キャスリン
可愛いい天真爛漫な妹>マリーメイア
お人形さんっぽくて無口だけど自分にだけは愛らしい笑顔になる娘>リリーナ(御子様Ver)

なんか羨ましい環境だなぁ・・・、トロワ
残念だがそんなに甘い状況ではない。良い機会なので俺の部屋を説明することにする。
まずパソコン。三段の特注デスクに置いてある。デュオから貰った廃品で汲み上げたため、
HDが500Mでメモリーが1020Mというモンスターマシンだ。更に組み合わせた部品のほとんどは違法のブツらしい。
オマケにデュオからハッキングソフトをプレゼントされ、装備している。
ハッキングソフト・ザ・ワールドという名称で、世界中のサーバを数秒間停止させられる恐ろしいソフトだ。
改良に改良を重ね、現在は30秒の停止時間を誇る。
そんなわけで、警察が入り込んできたら俺の人生一巻の終わりだ。
ゲーム機はなけなしの金をはたいて買ったPS2とGBアドバンス。しかしエミュもあるので激しく危険。
更に本棚にはヒイロから貰った801本が多量に置いてある。これもキャスリンやマリーメイアに見つかれば一巻の終わり。
ベッドの下にはAVが50本ほど隠してある。これも上に同じだ。
こうして考えると俺はかなりギリギリの生活をしているようだ・・・・

始めるか、俺の自爆ショー。
141通常の名無しさんの3倍:02/01/15 19:29
>更に本棚にはヒイロから貰った801本が多量に置いてある

ロリモノではないのか?
忘れていた。

ルリちゃん目覚し時計。
ヘビーアームズと並ぶ俺の最高の宝物だ。
 さすがにこの部屋の状況はひどいな。いくらか整理しておこう。とは言っても整理するだけでも、
地雷がざくざく出てくるので外界を完全にシャットアウト。完全密閉で行う。

 まずはベットに下だ。当初五十本ほどと思われたAVだが数えると七十三本もあった。さて、分別だ。
一つ一つをビデオデッキにいれ、吟味する。早送りでみているので、大まかな内容しか分からないが、
前髪が反応したものだけを残した。その結果、四十五本のAVが手元に残った。半分も減ってない…欝だ。

 次は同人誌だ。これは割かし早く片付いた。いらないのは801だけ。つうか何故俺の部屋に801があふれているのだ?
多分、カトルかヒイロあたりの差し金だろう。後日、サリィを呼び出して言い値で買ってもらう事にした。

「ばかばっか」
 おおと! ルリちゃんが朝を知らせてくれている。いつの間にか朝になっていたようだ。処分するものはあらかたまとめたし、
今日はこの辺で…ん? 頭がくらくらするぞ。それに息苦しい…まさか…!
 俺はふと台所に眼をやった。案の定、ガス管が抜けている。しまった。掃除のときに誤って抜いてしまったのか!? いかん。意識が…
俺はその場に崩れ落ちた。足が言うことを聞かない。
 しかし、手元にはルリちゃん目覚まし。これを残りの力で窓の外に投げれば…だが! それではルリちゃんが!!
どうする…前髪は何も答えてはくれない…
 よし決めたぞ! 背に腹は変えられない! このまま心中します!!(コレクションと共に)
さよなら。今までの自分。こんにちわぁ。新しい僕ぅ(はあと
 こうして俺は意識を失った。
今日はよそのスレッドにあやかり企画、5人でW系ゲームを作るかもしれないお茶会を開いている。(イン 吉野家)
「何だかんだ言って、俺たちも芸歴長いだろ?ここらでもう一発六尺玉をあげても
いいと思うんだ」
一理あるな。ただガンダムパイロットは芸じゃない。間違えるな、疫病神。
「Wゲームと言えばエンドレスデュエルがありましたよね。それ以外はバンプレストに呼ばれて
スパロボ参加ぐらいかな」
「皆で意見を出し合ってさ、盛りだくさんのゲームにしようぜぇ。ファミコンジャンプみたいな」
異論はないがのっけから不吉な例えをするな、貧乏神。
「じゃあ俺からね。メタルギアソリッドってあるだろ?あのキャラを俺のデスサイズに
してさ、敵のリーオーやビルゴに見つからないようにステルスとか使って潜入捜査をする
ゲームがいいと思うんだ」
「潜入するだけか?くだらん。それでは正義のカタルシスが足りん。俺は俺とナタクが
闘う格闘物を希望する。正義ゆえに闘う前には一礼して怖気づいて後ずさりするような弱いヤツは崖から
転落死。そこだけ守れば俺は何も言わん」
「・・・カラテカ・・・」
ヒイロ、徹夜続きで眠いのは分かるが怖いからもうちょっと元気出してくれ。お前は何か案はないか?
「・・・一つ言えることは萌えを制するものは世界を制するということだ。そのためには
少しお前に協力してもらいたいことがある」
以前にも言ったが俺は萌えキャラではない。それでも良ければ、何なりと。
「お前のところのマリーメイアとミニ・リリーナに一肌脱いでもらってアドベンチャーゲームを作ろう。
ある日家族の者が皆出かけてしまって二人で留守番をすることになる。そこへ隣の優しい
お兄さんであるところの俺がそれこそ手取り足取り・・・」
瞬間ヒイロの首が変な方向に曲がった。窓が割れて鎖が飛んできたのだ。そちらの方角を
観ると栗色の髪をした少女が金髪の女の子の手を引いて歩いていた。どこかで見た気も
するが他人の空似だろう。ゼクスも慣れた手つきでヒイロを片づけ始めた。
145トロワ・W 1:02/01/16 01:19
オレは今日、カトルを頃す。 奴から解放されるために。

まずはMSが必要だ。 今のHAでは無理だ。
オレは赤っぱなのところに忍び込んだ。 ・・・あるじゃないか! オレのヘビーアームズカスタムが!
ん・・・?
いくつかダブルガトリングガンがあるな・・・ スペアか?
よし、これにちょっと細工を・・・よし、完璧だ。
後は・・・このビームサーベルも持っていくか。 では、赤っぱな、悪いがこれはもらっていく。

フ・・・ 今日のオレはいつもとは違う、このままMSでウィナー家に乗り込んでやる。
ガンダムW系パイロット最強の腕を、見せてやる!

現在時刻は夜中の3時だ、奴も眠りこけているはずだ。
・・・ん? 何だ?
ゆっくりと進んでいくヘビーアームズの先に何かいる・・・ MSか?

「トロワ・バートンだな。 これから先は行かせないぞ」
ちっ、ラシードの声だ。 いきなりばれているとはな。 マグアナックにしてはやるな。
「カトル様は貴様の死体でも良いとおっしゃった。 悪いが手加減せんぞ!!」
フン、たかが脇役が! オレをなめるなよ。

相手は40体、こちらは1機・・・ やってやるさ!
まずはオレのダブルガトリングガンだけで倒していく。 このままだとカトルも出てくるだろう、少しは節約せねばな。
10機くらいは倒したか? ガトリングも弾切れか。
「いよぉし! 奴は弾切れだ! 一気に攻めろ!!!」
10機近くのマグアナックが近づいてくる・・・ 普段のこいつなら危ないところだが、今回は違う。

オレはガトリングの側面に付いてるスイッチをいれ、奴らに向かって投げつけてやった。
W0に仕込まれている自爆装置を組み込んでおいたのだ。
凄まじい爆音とともに、マグアナックは原形を留めないくらいに砕け散った。
まだ敵は残ってるようだな。 どうやらオレを囲むように散開している、少々厄介だな。
146トロワ・W 2:02/01/16 01:31
じりじりと奴らは迫ってくる。 少し喉が渇いたな・・・
等と考えているうちにマグアナックの1機が爆発した。 一体なんだ?

「貴様ら! 一機に対して40機とは何事だ!! 貴様らは悪だ!!!」
五飛か! 来てくれたと言うのか・・・
「トロワ! 何をもたついている!後ろから来ているぞ!!!」
しまった! 感動してるうちに・・・
慌ててビームサーベルを抜いたが、なぜかオレの背後にいたマグアナックは動かない。

「いよ〜ぅ、トロワ。 珍しいな、油断するなんてよ。」
DI・・・ いや、デュオ! お前までどうして!?
「こんな楽しそうなことにオレを誘わないなんてなぁ、ひどいんじゃねぇの?」

何だ・・・ オレの涙か? しかし、そんなこと今は気にしていられない。
オレ達は力をあわせ、マグアナックを撃破していく、ガンダムが3機、奴らでは対応できまい。
「おい・・・ 何だありゃあ!?」
デュオが何かを察知したみたいだ、じきにオレのレーダーにも奴が映った。
ウイングゼロのような翼、オレのヘビーアームズのガトリングガン、ナタクのドラゴンファング・・・
そしてその手にはデスサイズの大きなカマ・・・ 機体の中心はもちろんサンドロックだ。

奴め・・・ グランドマスター気取りか!
「やぁ、皆ぁ・・・ こんな夜更けにどうしたんだい? 僕に勝てるとでも思ってるの? このグランドウイングサンドロックに。」
名前のセンスないな・・・ とも思ったが、そんなことはどうでもいい。
決着をつけるぞ! カトル!!!
147トロワ・W 3:02/01/16 01:44
奴は手ごわい・・・ 伸縮可能な腕に取り付けられたカマがオレ達のガンダムの装甲を削る。
このままではまずいな。

「フン、貴様ら! こんな夜更けにMS戦などと・・・ 何を考えている!!」
この声は・・・ゼクスか!!
「何だあのガンダムは・・・ ・・・トールギスが入ってないではないか!!! ふざけるな!!」
と言うとトールギスのメガキャノンがサンドロックを捕らえた。
・・・しかしそんな問題なのか? ゼクス。

しかし・・・ 相変わらずオレ達は戦い方がバラバラだな・・・
フム、仕方あるまい、此処まで来れば誰がカトルにとどめを指しても問題ないだろう、オレが裏方に回る!
奴はそんなに射撃力に長けているわけではない、ガトリングは怖くない、問題は伸びるカマだな。
そのカマも多人数を攻撃できるわけじゃない、一番近くの奴を狙っている。
オレの狙いはそこだ、腕を伸ばした瞬間に全弾発射だ、奴の腕を潰す!!!!

ナタクを狙い、腕を伸ばした瞬間、オレのヘビーアームズが火を噴く!
もはや何も見えないくらい爆煙が辺りを包む・・・ やったか!?
・・・!! カトルの機体から伸びた何かがヘビーアームズの肩を貫いた。 かなりの衝撃が来る。
「トロワ!!大丈夫か!!!」
誰かの声が聞えたが、誰かは分からなかった。
・・・まだ大丈夫だな、ヘビーアームズ、もう少しだ。

どうやら腕は落としたが、それを見込んでか、肩にヒートロッドが付いていたらしい。
善戦はしているのだが、なかなか決定打が与えられない、固さもかなりのものだ。
どちらかといえば、オレ達が押されている、4対1、という状況でもだ。
148トロワ・W 4:02/01/16 01:57
「くっ・・・ オレは正義なはずだ!! オレは負けん!!!」
五飛が奴に突っ込む。 まずい、狙い撃ちにあうぞ!!
案の定、カトルに狙われ、ヒートロッドでナタクは頭を打ちぬかれた。

五飛は動けなくなった・・・と思ったが、五飛は最後の力を振り絞り、サンドロックの肩を食いちぎった。
「これで・・・ 後は頼むぞ・・・」
五飛・・・待ってろ、必ずカトルは頃す。

とは言ったが、流石にもうオレ達にも余裕なぞない。
「下がれ!!!」
どこからか声が響く、あの声は・・・

上空から凄まじいビームが降り注ぎ、サンドロックを貫いた。
あれは・・・ ヒイロか!!??
「すまん、少し遅れたようだな、後は任せろ。」
ウイングゼロはそのまま地上に降り、最高出力のバスターライフルでサンドロックを撃った・・・
光が線になってサンドロックに吸い込まれた・・・
そのままサンドロックはカトルもろとも粉々になった・・・ 長い戦いもようやく終ろうと・・・

「・・・まだだ、トロワ、まだ操縦できるか?」
ん? どうした? ヒイロ。 オレはまだ大丈夫だが。
「そうか。ではゼロを使ってウィナー家を破壊しろ、地下までな。」
そうだったな、奴は地下で作られているのだったな、分かった、ヒイロはどうするのだ?
「オレは・・・わけがあって今は左手が動かせんのだ、お前のヘビーアームズで五飛達を運んでおく、後は頼む。」

・・・了解した。
オレとヒイロはMSを乗り換え、オレはウィナー家の上まで来た。
ふぅ、さらばだカトル、しかしお前はオレ達に「協力」と言う言葉を教えてくれた、その点は感謝する。
さらばだ・・・

オレは最大出力でバスターライフルを放った・・・
音を立ててウィナー邸は崩れていく・・・

任務完了・・・
                 記録者名 トロワ・バートン
149トロワ・W その後:02/01/16 02:05
ふぅ・・・ 今日はいい天気だ・・・
少し外でも歩いていくか・・・

実はあの後他の奴らは色々あったらしい。
ヒイロはどうやら同人誌の原稿を落としたらしい。 腕を痛めたくないというのはそういう事情があったからか。
デュオ、五飛、ゼクスは、それぞれヒルデ、サリィ、ノインにこっぴどくしかられたらしい。
夜の楽しみが潰れてしまった、ということか。

ん? ああ、オレか、オレの場合はいなくなったことに誰も気がついちゃいないさ・・・
そんなこと気にしないくらいオレの心は晴れている。
やはりカトルから解放された・・・というのが大きな原因か・・・

ん・・・? ここは・・・!!! どういうことだ!?
ウィナー邸? 昨日爆破したんじゃ・・・?

狼狽してるオレの前に「アイツ」は現れた。
「やぁ、トロワ、どうしたんだい?」
ん・・・ いや、なんでもないさ。
「聞いてくれよ、昨日家が壊されちゃってさぁ、研究成果もパーになっちゃったよ」
ほう、そうなのか・・・ で、何でお前がいるんだ?
「ああ、僕はウィナー家の別荘にいたんだよ。 さっき帰ってきたところさ。」
・・・どうやらオレとカトルの戦いは終らないようだ・・・

さっきの晴れた心はどこへやら・・・ 鬱だ・・・
ところで幼児に退行してしまったリリーナは、今現在このサーカスに身を寄せている。
最初の頃はゼクスことミリアルドが自宅に連れて行こうとしたのだが、リトルプリンセス
には、その強硬な奴の態度が逆効果になってしまった。終いにはゼクスの姿を見るだけで
俺の後ろに隠れる程に怯えさせてしまったのだ。
まあ卵から孵ったばかりの鳥の雛が、初めて目にした動くモノを親だと思いこむように、俺を父親だと信じ込んでいるせいもある。結果、ヒイロやドロシーといったストーカー達
の反対を押し切って、ミニ・リリーナはサーカスの住人となったのである。
ドーリアン家とピースクラフト王家筋から、かなりの大金がそれぞれ養育費として定期的
に振り込まれているので、キャスリンと団長の機嫌もいいし、妹が出来たとマリーメイア
もとても喜んでいる。俺も『お父様』をやるのが、なかなか楽しかったりする。
肝心のミニ・リリーナは相変わらず無口で表情に乏しいが、お姫様としての躾がさすがに
低年齢でも行き届いていたのだろう。礼儀もちゃんと弁えているし、何よりほとんど手の
掛からない大人しくて良い子なのだ。
それが災いしてか、たまにキャスリンとマリーメイアの着せ替え人形と化している。女は
どうにも着せ替えごっこが好きらしい。
今日も朝からマリーメイアとミニ・リリーナを連れて出かけると言うキャスリンに、俺は
荷物持ちとしてかり出されてしまった。女の買い物は長い、とにかく長い。あーだこーだ
と服を物色している女性陣を気長に待ちつつ、ベンチでGBA片手に暇つぶしをしていた
俺の隣に、どうにか長時間の試着から解放されたミニ・リリーナが、ちょこんと座った。
俺の顔を見上げると、握りしめた小さな手をこちらに差し出す。どうやら貰った飴玉を、
お裾分けしたいらしい。
「ああ、いただこう。ありがとう、リリーナ」
礼を言うと、嬉しそうに顔をほころばせる。それこそ天使のような愛くるしい笑顔だ。
だが、その滅多に見られない笑顔を堪能する前に、俺の前髪が不穏な空気を察知して、
臨戦態勢を取る。
この気配は……、奴か…。
警戒しつつ俺がミニ・リリーナの手を取ろうとすると、マリーメイアの声が響いた。
「リリーナ様!危ない!」
次の瞬間、どこからともなく飛んできた銀色の細長い物体が、俺の右斜め後方目掛けて
すっ飛んでいった。
恐る恐る振り返った俺は、熊の着ぐるみ姿の男がこちらに向かって前のめりに倒れている
のを発見した。今走った衝撃で取れた熊の頭部が痛々しい。
「…惨めな男だわ。大丈夫でしたか?リリーナ様」
マリーメイアのストーカー防御機能が作動したらしい。さっきすっ飛んでいった物体の事
を、俺はすっぱり忘れることにした。
ミニ・リリーナを促しつつ再び女の戦場に戻っていくマリーは、立派にお姉ちゃんしてい
て微笑ましい。可愛い妹を変態に攫われるわけにはいかないと決意しているのだろう。
ヒイロ、お前の気持ちは良く判るが、俺も今の立場を譲る気はない。お前は同人誌でその
滾る萌えを発散してくれ。
惨めな敗者に心の中で語りかけ、俺は山のような荷物を持たされて家路についた。そう、
俺自身も惨めな敗者であることに代わりはないのだから…。
…ん?何だ、これは……。俺の涙か……。
152おまけ:02/01/16 04:17
ふう、今日は疲れたな。自室での俺のくつろぎタイムは、ノックの音によって遮られた。
「ねえねえトロワ。これどうかしら?」
右手でマリーメイア、左手でリリーナの手を引いて、キャスリンが俺の部屋に乱入して
きたのだ。
紺のジャケットにボーイシュなパンツルックのマリーメイア、白いフリルのエプロンドレス
にパフスリーブのミニ・リリーナ。ご丁寧にリリーナにはテディ・ベアを抱かせている。
あの、キャスリン姉さん。それ貴方の趣味ですか?3のネタが出た後に、まさか2が来る
とは思わなかったよ。フッ、早かったな。俺の死も…。
>>152
サクラ対戦か!(w
154通常の名無しさんの3倍:02/01/16 08:43
散歩の途中で鼻歌が聞こえてきた。
ここは..ドロシーの家の裏か。どうやら風呂に入っているようだが
「♪〜ティモテ、ティモテ♪ ティモテ〜♪」
お前、いくつやねん!! そう言えば、ドロシーの眉毛はシャンプーと洗顔、どっちで洗うのだろうか?

確認したい誘惑に駆られたが、ここで問題を起こすのは得策では有るまい。
そのまま五飛の所にゲームを返しに行ったのだが、あいにく留守だった。
トレーズが飲茶を食べに来ていたので、飲みにさそう。
実父と養父、いろいろ話さねばならんことも有るだろう。

「いやー、最近オレンジジュースの消費が激しくてね〜」
ここ2日間で10時間ほど飲みつづけているからな。
トレーズが居酒屋にも関わらずワインを楽しもうとしている横で、おとなしく人参ジュースを啜る。

ト「最近マリーメイアとは会っているのか?」
ト「難しい年頃でな。以前の様に無邪気には甘えてこなくなった。」
ト「女の子は早熟だしな。」
ト「そのうち結婚式で泣きながら見送ることになるんだろうか?」
馬鹿な、それは俺の役目だ。
ト「ボーイフレンドとか連れて来た日には、私はやはり敗者になるのだろうな?」
ト「泣けてくるな」
大事なマリーメイアには、せめて俺たちが子離れできるまでは変な虫について欲しくないものだ。

その後12時間ほど奴の自慢話に付き合わされ、へろへろになりながら酒場を後にした。
当然勘定は奴もちだ。
俺は折詰めを片手に、キャスリンとマリーメイア、
リリーナ(ガキVer)の待つサーカスに足を向けた。
2人の略称がどちらも「ト」であることに、素で笑ってしまいました
1564分の1:02/01/16 11:09
突然だが、ガロードの所属するフリーデンMS部隊と戦うことになった。
きっかけはデュオがティファの風呂を覗いた事なのだが、
素直に謝れば良いのに、「"浴場で欲情した"ってネタの写真を取りたかった」
などとマーシー並の言い訳をした為、揉み上げ艦長が怒りくるってしまったらしい。

勝負に勝てば御咎め無し、負ければフリーデンで6ヶ月のタダ働き。
俺は巻き込まれたくなかったのだが、ヒルデに泣いて頼まれたキャスリンが
俺の出馬を要請してきたから断り様がなかった。まあ良い、決着を付けたい奴もいるしな。

勝負は一対一の点取り方式で3勝した方の勝ち。
こちらはいつもの5人で、向こうはGXD(揉み上げ)、GDX(ガロ)、Gレオ(長髪)、Gエア(短気)
ベルティゴ(カリス)の5人だ。
マリーメイアとリリーナ(ガキVer)も見ているし、無様な真似はできんな。
1574分の2:02/01/16 11:10
最初の勝負が始まった、ヒイロ対ガロードだ。
しかし、開始の合図後どちらのMSも動かない。
皆には何が起きているかわからないだろうが、ヒイロの真の属性を知る俺には分る。
奴はゼロシステムでGDXをハッキングし、ティファのウッフン画像を送信しているのだ。
あんまり免疫のなさそうなガロなどが あれを見せられれば一溜まりもあるまい。
案の定Xが少し腰をかがませる。勝負あったな。
ゼロのダブルバスターライフルが、容赦なくGDXを打ち抜いた。
Wチーム1勝。

さて次はデュオと..
「じ、次鋒レオパルド行きます!」何!
「無駄ァーー!!」
突っ込んだレオパルドを時止めであっさり制すDI..デュオ。
しまった、奴が2番手だったのか。デュオに順番変わってもらうんだった..
Wチーム2勝
1584分の3:02/01/16 11:11
ついに俺の出番だ。しかし前の2人はやたらあっさり勝ったな。
ここで苦戦したらかっこわるいだろうか..ん、足が震えてる?
馬鹿な!俺はトロワバートンだぞ。戦いにプレッシャーを感じるなど、
いかん、意識したら今度は腹が痛くなってきた。くっ、こんな便意は久しぶりだ。
ここはトイレに..
「いよー、頑張れよートロワ!!」バン!
「あ!!」
ぶりッ♪
「!!」
.
.
.
.
トロワ.バートン 不戦敗。
1594分の4:02/01/16 11:17
俺は今、自分の部屋でこれを書いている。
あの後ズボンをジャージに履き替えた俺は、みんなの哀れみの視線の中一人帰路についた。
さっき帰ってきたキャスリンの話では、4戦目のカトルがマグアナックによる一斉射撃でGエアを下し
Wチームの勝ちに決まったそうだ。
ルール違反だとの抗議(当然だが)はカトルから金を受け取っている審判団によって却下された。
戦えなかった五飛が寂しそうにしてたらしいが、俺には関係ない。

ヒイロが俺のでているスカトロ同人誌を持って来たり(いつ書いた?)、
留守電に「スーカートーローワ♪」というメッセージが5分置きに入ってきたり(誰のせいだ!)
件名に「トロワの黄金なら、僕はいつだって〜」と入ったウィルスメールがきたり(泣!!)
「俺が、正義だ〜!!」と五飛が乱入してきたり(関係無い!)
したが、俺には関係ない。今、世界が滅んでも俺は全ての運命を受け入れるだろう。

始めるか、俺の自爆ショーを
160はじめてのおでかけ:02/01/16 12:16
 この頃、皆が俺の痛さ加減に慣れてきたお陰で、多少のことではエンガチョされなくなった。
大きい方をもらしたくらい、ビルゲイツがハイチュウを買うくらい些細なことだ。どっちにしろ
奇異の目で見られる事には変わりないがな。
リリーナ「お父様」
 なんだい? リリーナ。
リリーナ「私もそろそろ、一人でお出かけしたいです」
 しかし、お前は実質まだまだ子供だ。それになリリーナ。良くお聞き。世の中には
変態が溢れているんだ。絶対に「はじめてのおるすばん萌え〜」とか言ってるいる輩には、
近づいちゃ駄目だよ。
リリーナ「でもお出かけしたいです…」
 うわっ! こら! 泣くなよ。俺が泣かせたら絶対悪戯したと思われるから! もう…
仕方がない。今日は特別だ。だが…迂闊な動きは死につながる。これだけは覚えておきなさい。
リリーナ「はい。分かりました」
 ふう。仕方がない。尾行するしかないか…
 念のためにヒイロも誘う。二つ返事でOKしてくれた。俺達の任務はリリーナの護衛。
それだけだ。しかし、リリーナの自尊心を傷つけないように、気づかれてはいけない。
ヒイロ「リリーナはああ見えても勘が鋭い。細心の注意を払うんだ」
 了解だ。
 まずリリーナは近くのデパートへと向かった。しかし、油断は出来ない。デパートにも
変態はいる。フォーメンションΓだ。
ヒイロ「任務了解」
 早速、変な親父がリリーナの後をつけ始めた。来たな変態。ポケットから玩具を出して
リリーナの気を引こうとしてる。ヒイロ……やれ。
 次の刹那。変な親父はペンの先に貫かれていた。岸辺露伴か貴様は…
 ……あれ? リリーナは? しまった。見失ってしまった。
 ええい! リリーナの向かいそうな所はどこだ!? ヒイロ! 分からないのか?
ヒイロ「いくら俺でも、子供のリリーナの行動など把握の使用がない!」
 くそ! 子供は時にとんでもない事をしだすからな。いたし方無い。
 我が前髪よ。力を貸してくれ。
「御意」
 ………………………………
 見えた! いかん! パソコンゲームコーナーに迷い込んでいるぞ! あそこは変態どもの巣窟だ!

男「かわいいねぇ。どこから来たの?」
リリーナ「……」
男「お人形さんみたいだねぇ」
リリーナ「……」
男「ハァハァ。き、着せ替え…ごっこしようか…?」
リリーナ「……」
男「も、萌え〜」
 しまった! 遅かった。ここからではドラえもんシールも届かない!! あのクソ変態!! もう少し動くなよ!!
俺が全力で前髪を突き出したその時。
?「ネビュラチェーーーン!!」
男「あぶはぁ!!」
 !? これは鎖! まさか…背後に重いプレッシャーを感じる。
マリーメイア「お兄様。後でお話があります」
 マリーメイア?
マリーメイア「聞いてんのか? この前髪変体野郎…!」
 はい! 聞いております! サ! イエッサ!

 暗い。ここはどこだろう? なんで俺はトラの檻にいれらているの? うわあ。寅さんがこっち見てるよぉ。
はじめるか…俺の男はつらいよ…
>はじめるか…俺の男はつらいよ…
禿しくワラタヨ!
今日はパソコンのバージョンUPのため、秋葉原に来ている。
さすがにメモリー1020MでHDが500Mではバランスが悪すぎる。
かといってデュオから部品を貰うと確実に危険なソフトが付いてくるのでやめておいた。
しかし、今俺は金がない。そうだ、俺は犯罪に手を染めようとしている。
ヒイロに頼んで、十数秒間電気屋の電源を落として貰う手はずだ。その隙に目を付けて置いたマシンからHDを抜き取る。
作戦決行の時間は8;00。・・・ん?時間か。
(バチッ!)瞬時に電源が落ちる。
客がざわめく中、ドライバーを取りだしさっさとパソコンを分解する俺。
よし、取れた。ついでにPS2のHDDを貰っていくか。ではさらばだ!

思わず大量に部品をかっぱらってしまった。ポケット一杯に詰めていたので、どこかに落としたかもしれない・・・
(コンコン)ハッ!?だ、誰だ!
「キャスリンよ。何驚いてるの。」
なんだ、キャスリンか、とほっとしたその時、彼女の背後に警察が居るのが見えた。


始めるか。俺の自爆ショウ・・・
165通常の名無しさんの3倍:02/01/16 23:13
お勤めを終えて帰ってくるとデュオがいた
「いよ〜う、大変だったな」
リリーナを元に戻す薬でもできたのか?
「いや、大変なことがわかったので教えに来た」
なんだ、吉野家値上げか?
「カトルがグエンと手を組んだ」
グ、グエンってあのローラ好きのグエン(∀)か
「まったく幸運だった、話を聞いていてグエンと気づいたから
 一瞬早くまどか飛び出せたし、迷路のようなスークにに詳しかったから
 追走から逃れられたぜ・・・」

・・・始まってしまうのか、俺の自爆ショウ紅蓮咆吼編
166通常の名無しさんの3倍:02/01/16 23:40
Xと∀はわからん・・・
これを機にお勉強すれ
ネビュラチェーンッ!!?

マリーメイア・・・恐るべし
散歩の途中で派手な格好で歩いているサリィ.ポゥを見つけ...
その歳でおジャ魔女のコスプレかよ。
「〜♪おーじゃまじゃまじゃま〜〜〜おじゃまんが!♪」
歌が違ーう!! 
そう言えば、まだ未見なのだがホーホケキョの時はこの歌(?)も新録だったのだろうか?

激しく突っ込みを入れたかったのだが、知り合いに思われるのも嫌だったので無視する。
その後、ヒルデの所にキャスリンの最近の俺の評価を聞きに行ったのだが、あいにく留守だった。
ノインがジャンクパーツを買いに来ていたので、飲みに行くことにする。

「いや〜、普通あまり出る飲み物じゃないんですけどね〜」
どうやらこの前来た時に、店の人参ジュースを飲み干してしまったらしい。
ノインが缶ビールをショットガンで空けていく横で、おとなしくウーロン茶を啜る。

ト「最近ゼクスとはどうなんだ?」
ノ「私の方はいつでも結婚OKなんだが、ゼクスがな..」
ト「奴もリリーナが子供になってしまったり、いろいろ大変だからな。」
ノ「やはり、こっちからもっとアピールしないと駄目だろうか?」
これ以上無いくらい、アピールしているだろうが。
ト「押して駄目なら引いてみろ、なんて言葉も有る。」
ノ「でも...最近は、一人寝が寂しくてな..」
.........................................
き、期待している目だ。
身の危険を感じた俺は、引き止めるノインを3秒で振りほどき、酒場を後にした。
当然勘定は奴もちだ。
俺は折詰めを片手に、キャスリンとマリーメイア、
リリーナ(ガキVer)の待つサーカスに足を向けた。
久し振りにビデオのオペレーション・メテオ借りて見たけどトロワって>>169
みたいに結構他人から相談受けてるのな。五飛がへこんでる時にそっと
コーヒーを差し出したり。無愛想だけど面倒見のいいキャラだったって
再認識したよ。・・・何でこんなことになったんだろう。
171通常の名無しさんの3倍:02/01/17 22:31
「トロワ〜待ってよ〜〜」
「トロワ君、私と来ないか〜い?」
うかつにも散歩の途中、カトルとグエンに見つかってしまい逃走中だ
どれだけ走っても奴らはついてくる、仕方ない奥の手を使う
くらえ、『薔薇野小路 由井(>>130)』の新刊だ!!
「トロワー、待ってー」
「とろぅわぁ〜〜、まぁてぇ〜〜(CV子安武人)」
サリィとへんな侍が増えてしまった

逃げ切れるか、俺の逃走劇・・・
今俺達は新幹線で一路熱海に向かっている。トレーズが「休日をエレガントに過ごそうツアー」
を計画して毎度おなじみのメンバーを招待してくれたのだ。熱海と言えば温泉。
トレーズもなかなか分かっている。俺達は久々の旅行に浮き足立っていた。
「わぁ、大きなお山。見て見て、お父様」
ん?ははは、リリーナ。日本には富士山と言ってあれよりもっと大きなお山があるんだよ。
「うっそぉ」
嘘なもんか。よーし、嘘だったらパパ前髪全部切っちゃうぞー。
「やれやれ。親馬鹿も行き過ぎると単なる馬鹿親になるぜぇ?」
すっこんでろ何とか神。しかし、平和だな。この平和がいつまでも続くといいが・・・

熱海に着いた俺達を出迎えたのは左右に水着姿のレディとサリィを従え安っぽい台の上に
乗っかったトレーズだった。
「第352回、トレーズ・クシュリナーダのお笑いウルトラクイズーー!!」
「やったーー!!」
・・・・・・?えぁ?何それ?て言うか俺一人5馬身ぐらい置き去りじゃない?何で皆ハモってるの?
「はい、というわけで始まりました第352回、トレーズ・クシュリナーダの
お笑いウルトラクイズなんですけどね、おぉ、早速あちらに一流芸能人の方々が」
?・・・俺らかよ!!デュオ、ゼクス、何だその満足そうなツラは。おいトレーズ、
俺達は熱海で温泉につかれると聞いたから来たのだ。ふざけるのもいい加減にしろ。
「ご安心ください、本日の宿はすでにご用意してあります。あとはこのツアーに参加して
いただくだけ。優勝者には豪華商品の賞金100万円と唐草柄のノーマルスーツを」
「よぉし、俺はやるぜ!!」
えー?貧乏神やる気マンマン!?・・・どうした、マリーメイア。
「申し訳ありません。お父様も、あれで今日のことを楽しみにしていたのです。
どうかつきあってあげて下さいませんか?」
うぅむ。そんなに困った顔をされるとなぁ・・・分かった!!ノーマルスーツは要らんが
賞金のために頑張るぞ!!
「それでは最初のクイズ、溺死必死!?熱海の海でバス・アップダウンクイズー!!」
すんません、棄権させて下さい。
強引にクイズが始まった。参加者はW五人衆とゼクス、マグアナック隊で行われる。あとは裏方と見学だ。
それにしてもさっきから天気が良くない。海が結構な荒れ模様だ。そして、気になるのは
視界に入る2台のバス。あれは一体・・・
「では、ルールの説明をします」
ドロシーの声が熱海に響く。
「これから皆様には簡単な○×クイズに答えていただきます。あちらに○と×が書かれた
バスがありますでしょう?あの2つのうち正解だと思うほうに乗り込んでください。
正解ならば問題ありませんが、不正解ならばバスはクレーンで吊られて海へドボン、です」
・・・危ねぇって!!て言うか○の方のバス明らかにボロいだろ!!何でフロントガラス
ついてないんだよ!!あっちを沈めるぞーって言ってるようなもんだろ!!
「それでは第一問、(ジャジャン)トレーズ様の今日のバスタイムはバラの香り。○か×か」
知るかー!!・・・おっと危ない危ない。こんなの×に決まってるじゃないか。
まったくつまらんことを・・・バスに乗り込んで外を見るとデュオとゼクスがわざとらしく相談して
ボロバスの方に乗り込んだ。ふん、リアクション芸人どもが。そのまま海の藻屑となれ。
・・・・・・・・・
・・・・・・おかしいな。何でこっちのバスには俺とヒイロしか乗っていないんだろう?
「それでは正解です。レディさん、クレーンをお願いします」
お、おいおい。キャスリン、何でこっちにクレーンを引っかけるんだ?
「・・・惜しかったね」
何だよその苦笑い。え?つうかバス浮いてますよ?おかしいですよ!?
慌てふためく俺を尻目にバスはいい具合に海の方へ運ばれた。
「はーい、では正解です。今日はひなげしの香りでした。残念でしたねー」
ふざけるなー!!って今度は沈んでますよ?お前ら手を振るのは止めろ!!くそっ、窓、
窓・・・なんでバスの窓がはめ殺しになってんだよ!!早く開けないと・・・!!
その必要はなかった。だって水圧で窓が割れたし。鉄砲水のようにバスに充満する海水に
恐怖を感じつつ、俺達は必死で窓から抜け出しバスの上に登った。ペッ、ペッ。
岸の方を見ると皆大爆笑。五飛の奴指さして笑ってやがる。お前らは鬼だ、鬼ーー!!
どっと笑いが起こる。面白くねぇ!!こっちは真剣なんだ!!
あっ、ヒイロ!!今助けるぞ!!・・・あ、あーー!!(ドッポ−ン!!)
「さすがトロワ。今のでかなりポイント稼いだらしいぜぇ?」
寄るな疫病神。つうかクイズ関係ないじゃないか・・・
「さて次のクイズはご存知粘着イントロドレミファドボンクイズー!!」
知らねぇよ、初めて聞いたよ。
「ルールは簡単。こちらが出題するイントロクイズの答えが分かった人はこの橋を渡って
向こう岸のボタンを押して解答してください。ただし、運悪く下に落下するとハエ取り紙
の原液粘着地獄が待ってまーす」
他人事だと思ってあのアマ。俺なしではいられない身体にしてやろうか。しかし、これが
橋か?ただの角材を数本渡してあるだけじゃないか。
「さあ、では1曲目」
・・・哀・戦士だ!!あ、しまった!!出遅れた!!チィッ!!
俺はラシードの後ろを追っかける形になった。しかし、この角材。どうも歩きにくいと
思ったら進むごとに細くなっている。そのせいか前にはあっさり追いついた。
ラシードは俺の気配に振り返り、怯えた瞳を返した。・・・?
「あああぁぁぁ・・・!!」
その疑問はすぐに解決した。落ちていく五飛。奴も先頭組だったが、後ろから来たカトル
に一突きされただけで墜落したのだ。不自然な形で粘着に落下し、頭に白い物をくっつけつつも
起き上がろうとするが粘着に負けて顔面から突っ込む。・・・息が出来ないぞ、あれ。
つまりはそういうことだ。すでに粘着にはデュオ、アブドル、アフマドらが全身トリモチ
に取り込まれてまさに地獄絵図だ。カトルも何気なく後ろから来たヒイロに追突されて落ちていった。
「・・・ハ、ハァ、ハァ・・・」
ラシード・・・お前を落とさなければ俺は勝てない。悪く思うな・・・
「ハァー、ハァー・・・!!」
落とさなければ・・・クッ、駄目だ、俺には押せない・・・俺は、押さないッ・・・!!
「そういう心をなくしたいのだよ、私は!!!(ドーン)」
おぎゃー!!ゼクス、貴様ァー!!や、やばい、髪だけはっ!!
前髪を守ろうとして受身も取れず、トリモチに背中から落下した。何か変な呼吸音が口から漏れた。
ピンポーン!!
薄れゆく意識の中、チャイムの甲高い音が聞こえた。
「はい、ゼクスさん!!」
「えーっと、『セーラー服を脱がさないで』」
・・・お前、帰れよ・・・
「いやーぁ、汗かいた後のひとっ風呂は気持ちいいねぇ」
全くだ。あれからトリモチを落とすのに5時間もかかってしまった。しかし、いい風呂だ。来て良かった。
「ところでさ、気づいてるか?さっきから女湯が騒がしいことに」
ん・・・あ、キャスリンの声だ。
『わぁ、綺麗なお風呂ねー』
『トレーズ閣下がお選びになったのだから当然だ』
『まりーお姉ちゃん。はやく、はやくー』
「・・・リリーナ・・・」
『走っちゃだめですよー、お風呂は逃げたりしませんよー』
マ、マリーメイア・・・
『あらあら、リリーナ様は無邪気でいらっしゃるのね』
「ドロシーか。温泉ごときではしゃぎおって。女だからか?」
「鼻血出てるよ、五飛」
『しかし貸し切りとはトレーズもずいぶん奮発したものだな』
『でも、やっぱりちょっと恥ずかしいですよね』
「おぉ?ヒルデも来てんのか!!・・・よし、覗こう」
・・・デュオ。お前まだ懲りてないのか?今度捕まったらそれこそ二度と日の目を見られんぞ?
「でもよぉ、温泉と言えば覗き。青春の一ページだろう。こんなチャンス、この先そうないぜ?」
「・・・一理ある・・・次の原稿を描くモチベーションになるかも・・・」
「そういうことなら手伝おう。で、私は何をすればいい?」
「僕は見てるよ。女性の裸を覗いたってつまらないし」
俺は聞いてない、何も聞いてない。
「カトル様、そりゃないですよ!!」
「わしらカトル様のために命を投げ出す覚悟なんですぜ!?」
お前らも帰れ。
「フン、貴様らは群れなければ何も出来んのか。俺は違う、俺は正しいのだ!!」
言うやいなや五飛は男湯と女湯を隔てる壁にとりついた。たちまち女湯から悲鳴が上がる。
「五飛、てめぇ!!なんて奴だ!!」
デュオも飛びつく。五飛を止めに行ったわけではないことは奴の隣にはりついたことから
も明らかだ。堰を切ったようにヒイロ、ゼクスが飛び立つ。その横でマグアナック隊が
ピラミッドを作って登って行った。貴様ら、貴様ら・・・俺だって!!
マグアナック・ピラミッドを踏み台にしようとしたら余計な負荷がかかったらしい。
壁にみんなの体重が集中し、呆気なく倒れてしまった。
初犯の俺達は晩飯抜き、正座3時間で許してもらえたがデュオは熱海の海岸に顔だけ出して
埋められた。ヒルデがずっと泣いていたのがちょっとだけ気の毒だった。
「トロワ、ちょっと来て」
どうしたキャスリン。もう怒られるようなことはしてないぞ。
「違うわよ。あのね、さっき皆で話してたんだけどこれから人間性クイズやるんだって」
?何だそれは。
「仕掛け人とターゲットがいて、仕掛け人はターゲットを色んな方法で誘惑するの。で、
それにターゲットが負けたら仕掛け人の勝ち、っていうゲームね」
・・・今更だが、もうクイズでも何でもないな。で、そんな話をするということは俺は
仕掛け人のほうなのか。
「察しがいいわね。そうよ。ターゲットはあなたの部屋に行くように誘導するからあなた
はこのイヤホンで私たちと連絡を取り合うの。で、あなたの役柄なんだけど・・・」
俺の役柄は・・・
「ホモ」
・・・・・・何じゃそりゃあッ!!
「ま、まあまあ、落ち着いて。お芝居だから。で、あなたの部屋に男の子を連れて行く
からその子を誘惑して欲しいの。ね、簡単でしょう?」
軽く言ってくれるな・・・しかし、まあいいだろう。さっきの汚名返上もしないとな。

俺はキャスリンに言われた通り部屋で待っていた。さっきは冗談じゃないと思ったが自分
と全然違うものになりきるのも面白いかもしれない。同性愛か・・・やってみるさ!!
(コンコン)あ、はーい。どうぞ。
「やあ、トロワ。こんな時間に何か用?」
Σ(゚Д゚;カトルーッ!?ちょ、ちょっと待てキャスリン、これは・・・
『(ボソボソ)何してんの、ほら、さっさと話を切り出して!!』
あ、ああ。カ、カトル。今日はお前に話があるんだ。実は俺は・・・男が好きなんだ。
「え・・・?ト、トロワ。冗談、だよね」
何カマトトぶってんだ、このガキ。・・・冗談なんかじゃない、カトル、お前が欲しい。
「トロワ・・・そんな・・・トロワが、どうしてもって言うんなら・・・」
脱ぐなァー!!キャスリン、もういいだろう?早くネタばらしを・・・
『プッ・・・クックック』
?何を笑っている?俺の貞操がピンチなのだぞ!?
『アハハハハッ、ものの見事にひっかかったわね、トロワ。本当の仕掛け人はあなたじゃなくて
カトル君だったのよ。逆ドッキリってわけ』
ふざけるな、早く来てくれ!!でないと俺は、俺は・・・
『はいはい。もう終わったから役になりきらなくていいんだってば』
「さあ、トロワ・・・僕と・・・」
あぁ、あぁ、あああーー!!

翌朝デュオの隣に犬神家状態で砂浜に頭から刺さったカトルが発見された。物騒な世の中だ。
177通常の名無しさんの3倍:02/01/18 23:04
買い物に行く途中で嫌な気配を感じ、とりあえず物陰に隠れる。
ん?やはりカトルか。しかし妙な格好を...坊主?
「〜♪好き好き好き好き好きッ好き! アーイーしてーる♪」
誰をだ!! そう言えば、昔"そもさん""せっぱ"って流行ったな。

ここで攻撃しても体力の無駄なので、そのままやり過ごす。
カトルが留守ならば、とカトル邸に盗聴機をしかけに行ったが、警備が厳しく
入れなかった。
帰りにサーカスの前でキャスリンに会ったので、飲みに行くことにする。

「いや〜、可愛い彼女連れちゃって。今日だけだよ」
すまない、オヤジ。今日は特別にアルコールを飲ませてもらう。
キャスリンと二人でチューハイをオーダーした。

ト「実際、俺とはどうなんだ?」
キ「ず、ずいぶんとストレートね。」
ト「最近の自分の状況を考えれば、遠回しに聞く余裕など無くなる。」
キ「そーねー。まぁ、手の掛かる弟って言うか.」
..............お前、それだけは言っちゃ駄目だろ...
ト「お、覚えておいてくれ、惚れた相手からの"弟"発言は死刑宣告にも等しいと」
キ「そんな事言っても...もぅ、しょうがないなー」
そう言ってキャスリンは俺の頬に自分の唇を押し付けた。
久しぶりだったので、お互い顔が赤くなる...
その後2時間ほど、サーカスの次の演目、団長のお見合い、
マリーメイアの今後の事などを話し、酒場を後にした。
当然勘定は俺もちだ。
俺たちは折詰めを片手に、マリーメイアとリリーナ(ガキVer)の待つ
サーカスに足を向けた。
イイね。
不幸続きのトロワにちょっとした幸せ。
すぐまた不幸になるんだろうが(w
179通常の名無しさんの3倍:02/01/18 23:53
今日、俺は乳毛を抜く。

前々から気にはなっていたのだ。俺の右乳首に生えているこの一本のちぢれ毛が。
当然アニメ出演の時は剃っていたのだが(まっちょボディに乳毛はカッコ悪すぎるからな)、
何回剃っても生えてくるのでついにしびれを切らした。
おそらくすさまじく痛いだろうが、背に腹は変えられない。

しかし、こういうときは決まってマリーメイアとキャスリンに恥ずかしいところを見られてしまう。
もはやキャスリンはどうでもいいが今はミニ・リリーナまでいるのだ。無様な姿は見せられない。
俺は自分の部屋に最高級クラスのセキュリティを施した。
部屋の外には赤外線探知機。室内は1度でも温度が上昇すればセンサーが察知する。
おまけに床には圧力探知機。さらに音感知機でどんな些細な物音も見逃さない。完璧だ。
・・・でもこれじゃあ俺が入れない。仕方なく空中から逆さにぶら下がって作業開始する。

早速意を決し、俺は乳毛を気合で抜いた。
ぶちっ。
ぬおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!
痛い。地味に痛い。涙が出てくる。
しかし!この痛みは今だけのものだ。もう乳毛コンプレックスに悩む必要は無いんだ!!
と。
目の前にマリーメイアとミニ・リリーナがいる。
しかも何故か俺は全裸になっていた。
バカな!どうやってあのセキュリティを破ったんだ!!
いや、それ以前に逆さにぶら下がり、全裸で乳首を押さえてる俺は彼女達にどんな風に移ったのだろう。
始めるか、俺の自爆ショー。

今俺はオリの中にいる。さっきミニ・リリーナが餌を持ってきてくれた。優しい娘だ。
・・・自爆する前に、俺にはやらなければいけないことがある。
あのセキュリティをくぐり抜けることが可能とすれば時を止められる奴だけだ。
そして奴には共犯がいる。わずか数秒で俺の服を剥ぎ取るようなマネが出来るのはただ一人・・・

翌日、デュオとカトルがエレベータに串刺しになっていた。物騒な世の中だ。
180あぼーん:あぼーん
あぼーん
ここは荒らすスレじゃあないでしょおーーーー!!
182通常の名無しさんの3倍:02/01/19 01:26
俺の日記にヒイロが落書きをしたようだ

今度お返しにやつの原稿に落書きをしてやらねばならない
183↓惨めな男:02/01/19 12:43
                 ─~ ̄ ̄\r- ̄ ̄\
               ,- ̄            \
               //               ゝ  \
             / /              ミ   l
           /                ヾ     |
         /  /      //            |
       /  /      /   ∧          l
     /              / └─__  ,へ  /
     /  /           / _─     |// ) /
     / /            //二_       > /-┤
   / /  /       /// ` ヽフ      ┌┘ |   
   / / /         / /   ̄ `         |   
  l / /      ─ ̄  ク          /    |┐
  / / /  ─ ̄       ̄L_         /   -二-|  
  / //─ ̄         └_`     ∠─二 ̄   |
 l / ̄              |__   イ∠二─~7─ ̄|
                    __/| | ─二~ ─ ̄ |
                  ,─ナ┘ ` ̄ ̄   ̄     |
                / /      Ο   ─ ̄ ̄7
                l/ /  ο     __     |
               /|_|        ,-─  ─-、  |
                 /        ∠── ̄ ̄\\ |
              >   ο   /       ̄~\ l | |
              / __      7        | [) l |
             ┌| | __   / /        | /| |
              /| | | | |  //        | //
          _|~ | |-|- | |-| 厂           /
        _┘ |- | | | |  | /           /
          | ─__|┌──┐/
          /   ┴──、 /
       /   /   //~
1843分の1:02/01/19 14:02
フリーデンの揉み上げ艦長に呼び出された。何でもデュオへの復讐を手伝って欲しいそうだ。
昨日全殺しにしたばかりだったので気は進まなかったが、報酬が結構な額だったのでOKした。
報酬の割には仕事は簡単で、俺はデュオに発信機付きの腕時計をプレゼントするだけだ。
後は、タイミングを見て揉み上げ艦長がサテライトキャノンでデュオを狙い打つ。
幾ら奴が時を止めても、サテライトキャノンの影響圏内から脱出することはできないだろう。

さて、デュオを探すか...居たな!
「いよ〜前髪大将♪」カチン!
「おっと、ごめんごめんつい口が滑っちまった。スカ...トロワだったっけ♪」カチン!!
「それとも乳毛SMの開拓者ってかっ。」
バッキ!!!俺は預かっていた腕時計を握り潰した。
「ふっ、直接殺すか。」 「何?!」
バッ、俺の右足が奴のコメカミを狙うが、あっさりかわされる。
俺はすぐさまドラえもんシールで追撃をかける。
「無駄ァ!!!」
時を止めたな。だが、甘い!
「何だと?!」
奴は時を止める前の位置から動けていない。最初の蹴りの時、すでに俺は前髪の結界を張っていた。
しかも、怒りゲージMAXの今の俺の髪の毛はガンダニュウム合金に匹敵する硬度を持つ。
数秒時を止めたぐらいで、この結界を破ることはできない。
「安心しろ、殺しはしない。」
俺は前髪を一本、奴の左胸に突き立てた。
「?、何だ?」
ギュル、ギュルル〜ル〜
「!!」
奴の顔色が一気に青くなり、大量の脂汗を流し出す。
「某長髪主人公の漫画で有名なコエツボだ。」
もう動く事は出来ないだろう。俺は結界を解除した。
体の拘束を解かれると同時に奴は腹を押さえてしゃがみこんだ。
「な、な〜、まさかこのまま見捨てたりしね〜よな? 俺たち仲間だろ?」
「今のお前にかけてやれる言葉は一つしかない。..."情けは人の為にならず”」
ブリ♪
............................

あの後、連絡を受けた揉み上げ艦長は狂喜し、デュオのスカトロ写真を街中にばら撒いていた。
デュオの方はジャージに履き替えて、泣きながら帰っていった。
あれは多分引きこもるな。最近は明るくなってたが、奴は元々ヒッキーだし。
俺の方は、ヒルデの涙の抗議を受けたキャスリンにより、2週間の断食と、3ヶ月の小遣い無し
を言い渡された。当然今回の任務の報酬も差し押さえられた。

ふっ、復讐の後はいつもむなしい...
1853分の2:02/01/19 14:04
断食も5日を過ぎ、そろそろ体調がおかしくなり始める。
泣いて謝っているがキャスリンは許してくれない。そろそろ倒れるかもしれんな...
クイッ、クイッ
「なんだ? リリーナか。どうした?」
リリーナが俺の服の袖を引っ張っている。どうやら自分の部屋の方に連れて行きたいようだ。
「こ、これは...」
そこには多分、台所からくすねて来たのだろう。オカカや梅干、たくあんなどが置いてあった。
「..これを..俺の為に?」
くっ、不覚にも泣きそうになってしまった。
どれくらい振りだろう。人のやさしさに触れるのは。

とリリーナが割烹着を着てきて、なにか準備をしている。おおぉ、調理までしてくれるのか?
材料を脇に置き、大き目のボールに入れた....ボールに入れた...泥?
呆気に取られる俺を尻目に、リリーナは一生懸命泥団子をこねる。
あぁ、あぁあー、そんな!梅干や、たくあん達がどんどん泥の中に隠れていく。
そして、俺が同年代の男なら一発で惚れてしまいそうな笑顔と共に、数個の団子が並べられた。

うぅ、そんなきれいな目で俺を見ないでくれ。どうする?食うか、食わないか?
食えば、多分死ぬ。食わなければリリーナが悲しむだろう。
俺はどうすれば良い?教えてくれナタク!
などと現実逃避をしても、目の前の笑顔と団子は無くならない。

3択−ひとつだけ選びなさい
答え1:ハンサムなトロワは突如逆転のアイディアがひらめく
答え2:キャスリンがきて助けてくれる
答え3:団子を食べる。現実は非常である。
俺が○をつけたいのは答え2だが期待はできない...
さっき出ていったキャスリンがあと数秒の間にここに都合よくあらわれて
アメリカンコミック.ヒーロ−のようにジャジャーンと登場して「まってました!」
と間一髪助けてくれるってわけにはいかねーゼ
逆にキャスリンが面白がって食べさせてくる危険も有る。
1863分の3:02/01/19 14:05
どうする?..."ピンポーン♪"
「ん?待っててくれ、リリーナ。客の様だ。」
とりあえず助かった。客の相手をしながら、なんとか泥団子をかわす手段を考えよう。
「どちらさまで?」ガチャ。
ってカトルかよ!時間は稼ぎたいが、こいつでは長居させるわけにもいかないじゃないか。
「ひ、ひどいよ。トロワ..」
泣いてるし。なんかいつもと様子が...
「僕の気持ちは知ってるくせに!なんでデュオなんかとスカトロプレイを!?!」
同じだった....
「こうなったら、僕も君に僕の黄金を!」
言うなりカトルはズボンとパンツを下ろし、その場にしゃがみこむ。
「アホかぁ〜〜〜〜〜!!」
ズガンッ!!!
俺の蹴りをコメカミにくらい、そのまま気絶するカトル。

俺は携帯を取りだし、すぐにある人物に連絡を取る。
「あ、サリィか。俺だ、トロワだ。突然で済まないが取引をしたいんだが...
いや、気に入るはずだ。今、俺の目の前にズボンとパンツを下ろしたスカトロ願望の美少年が気絶しているんだが。
2万でどうだ?...5千じゃ安すぎる。1万5千!...わかった。1万2千だな。すぐ引き取りに来てくれ。金はその時で良い。」
これで、サリィの今度の新刊は美少年スカトロものだな。値引く変わりに俺を出演させない条件を呑ませたから、2×4って所か...

そして部屋に戻った俺を待っていたのは、手や顔を泥だらけにしながら俺の為に一生懸命泥団子を作るリリーナだった。
始めるか、俺の自爆ショーを...
187通常の名無しさんの3倍:02/01/19 23:52
今日はキャスリンに頼まれてデュオの所まで届け物だ
「ありがとう、わぁ5年物なんだ」
そんなにこの梅干しは珍しい物なのか
しかしヒルデ、一つ聞いていいか?
「何?」
どうしてここのジャンクには猫耳やらドリルやら
空間湾曲螺旋廻、物質光化大金槌とかが混じっているんだ?
「彼の趣味なのよ」
・・・そうですか
188通常の名無しさんの3倍:02/01/20 00:20
今日はヒイロの原稿を手伝う日だ。
しかし、未だに俺は801に馴染むことが出来ない。
なぜ小僧どもがニャンニャンしてる様を俺は見なくてはならないのか。
しかも登場人物はみんなどこかで見たことのある顔だ。鬱だ・・・
ムカツイたので、モザイク全てにドラえもんシールを貼ってやった。
ヒイロ(?)っぽい人物の股間は特別にしずかちゃんだ。蒼白になる奴の顔が浮かぶ。

翌日、その原稿を見てハァハァしてるヒイロを見た。鬱だ・・・
最近、リリーナ(ミニver)はテディ・ベアが大のお気に入りらしい。どこに行くにも
テディ・ベアと一緒で、どこぞのゲームキャラのようだ。小さな女の子がぬいぐるみを
連れ歩いているのは大変微笑ましいものだし、それだけ気に入っていると言うことなの
だろう。
てっきり先日趣味のコスプレに付き合わされた時に、キャスリンにあのまま貰ったモノ
だろうと、軽く考えていた俺が甘かった。
何気なくそのことを話題にすると、キャスリンが思いっきり眉間にシワを寄せた。
「何いってんの。あれ、トロワからのプレゼントでしょう?」
はぁっ?キャスリン姉さん、あんた何言わはりますのん(言語制御機能若干トラブル中)
「私が前に貸したげてたテディには、耳にボタンが付いてたでしょ?あれシュタイフの
アンティークものなんだから」
つまりは早々頻繁にリリーナのおもちゃにする訳にはいかないブツだったらしい。
そこでテディ・ベアを気に入ったらしいリリーナに『今度買いに行こうね』と約束した
翌日、部屋の前に置いてあったというのだ。俺の署名入りカードを添えたテディ・ベアが。
「お父様からのプレゼントだって、普段あんまり表情変えない子が、とても嬉しそうに
してたのよ。トロワもなかなか気が利くじゃないって、マリーメイアと話して……って
どこ行くのトロワ!」
嫌な予感に襲われた俺は、キャスリンを振り切ってリリーナを探しに出た。
あっ、団長!リリーナを見なかったか?
「ああ、リリーナならマリーメイアとバスルームに…」
バスルームだと!?マズイ、非常にマズイ!!俺は音速を超える勢いで浴室に到着した。
俺の予想が外れていることを祈りながら…。
遅かった。既に二人は入浴中らしく、楽しげな声がバスルームの扉の向こうから聞こえて
来る。
迂闊に踏み込めば、マリーメイアの必殺技が炸裂するのは間違いない。その後の騒動は
手に取るように想像できる。覗き魔どころかロリペド野郎の烙印を押されて、通報され
るのは明らかだ。だがしかし、可愛い姪と娘の貞操の危機かもしれないのだ。
考えろ、何か策はあるはずだ。
ぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽく……チーン!
俺の前髪がビシッと逆立つ。そうか!さすがにぬいぐるみを浴室の中にまで持ち込んで
いるとは思えん。ならば、脱衣所にこっそり忍びこめば……。
意を決した俺は音を立てないように注意しながら扉を開けると、脱衣所に忍び込む。
しかしテディ・ベアは見あたらない。焦った俺がランドリーボックスを覗き込んだ瞬間、
恐ろしいプレッシャーを背後に感じた。うっ動けん!蛇に睨まれた蛙のように!!
「そこまで墜ちましたか、お兄様!!」
待て!!マリーメイア!!話せばわかる!!
しかし問答無用で伸びてきた鎖が、俺をがんじがらめに締め上げる。
「…お父様?」
トテテと足音がして、タオルを巻いたリリーナが背後から俺の顔を覗きこむ。
グハッ!鼻血が!なっ、何て格好だリリーナ。つか何でぬいぐるみを持って風呂に入ってんねん!
「リリーナ!そんな格好で獣の側によってはいけません!」
マリーメイアの叱咤の声にシュンとしつつも、リリーナは鎖に縛られ動けない俺の服を
握りしめて離さない。まだ幼いリリーナには、父親が理不尽な目にあっているようにし
か思えないようだ。そういえば最初は俺の風呂についてこようとしたしな…(遠い目)。
「手をお離しなさい、リリーナ。この男は最低な行為を働いたのですよ」
「……」
涙をためて瞳で自分を見つめ続けるリリーナに、ついにマリーメイアが根負けした。
とりあえずキャスリン立ち会いの元に釈明する事を約束させられ、俺は浴室から放りだ
された。
つまり俺の危機どころか、可愛いマリーメイアとリリーナの危機も全然去っていない。
いや確実に深刻になっていたのである。
白い目で俺を見るキャスリンとマリーメイアの視線が冷たい。つか激しく痛かった。
あの後、俺はリリーナお気にのテディ・ベアが俺からのプレゼントではないことを二人
に告げた。ようやく俺が危惧するところを納得してくれた二人の立ち会いの元、問題の
テディ・ベアを解体する事となった。だが、俺からのプレゼントだと信じて大切にして
いるリリーナを悲しませてはいけないので、彼女が寝入るのを待ってから作業に取りか
かる。
マリーメイアがこっそり持ち出してきたテディ・ベアからは、予想通り盗聴器と超小型
カメラが出てきた。ご丁寧にもカメラは暗視もバッチリなタイプで、ぬいぐるみ自体に
防水処置さえ施している。捉えた音と映像を、特定の電波によって送信しているらしい。
俺の嫌な予感はバッチリ当たってしまったのである。
ともかく、ここ数日のリリーナの行動が全て盗聴&盗撮されていたことは間違いない。
何せ寝るときもお風呂に入るときさえ一緒だったというのだから。
犯人の目星はついている。つか、こんなことしやがる人間に心当たりは一人しかいない。
奴だ!最近801同人なんぞ描いているんで、危険人物リスト上位からはずしていたが
奴に間違いない。そーいえば、原稿の手伝いに行ったとき閉め切っていた部屋があった
が、今考えると激しく怪しい。801同人活動自体が、実益を兼ねた目くらましだった
に違いない。現に奴は、俺が原稿に貼ってやったしずかちゃんシールにハァハァしていた。
真性のロリ野郎でなければ出来ない反応だ。そんな奴が幼児化した、しかもリリーナを
あっさり諦めるはずがない。
俺は憤るマリーメイアをキャスリンに任せてサーカスを後にした。とりあえず奴には、
ヒイロ・ユイにはそれ相応の報復をせねばならないだろう!
後日、サリィが801同人誌のネタを持ってくるから漫画を描いてくれないかと、
俺に依頼してきた。何でもゴーストライターをさせていた人間と急に連絡が
取れなくなったらしい。もちろん全身全霊をこめて断らせていただいた。
さらにデュオから聞いた話によるとゼクスも新シリーズの企画があると言って
消息を絶ったヒイロを探しているようだ。
その新シリーズの同人誌の内容がどんなモノかも知らずにのんきな奴だ。
とりあえず怒りに燃える俺の前髪の前に、ヒイロなど敵ではなかったとだけ
言っておこう。可愛い娘の赤裸々な実生活の全ては、世間に流出する前に
回収することに成功した。これで俺も枕を高くして眠れる。

今日もマリーメイアとリリーナが元気で何よりだ。母さん、じゃなかったキャスリン、
今夜の晩ご飯は二人の大好きなハンバーグにしてくれ。
あれ?キャスリンさん、何ですか?そのエプロンとフライパンは……。わかりました、
ハワイアンハンバーグステーキですね。始めるか俺のチューボーですよ……。
193通常の名無しさんの3倍:02/01/20 11:48
オチに藁age
最近まともな仕事をしていない。年が明けてしばらく経ったというのに。
まあいい。平和なことはいいことなんだろう。
俺たちの持つ戦闘技能なんてのは人を悲しませる(笑わせる?)だけだしな。
つーか、本業の道化師はどうした、おい。
とりあえず、最近出番のないライオン君の部屋でも掃除してやるか。
するとライオン君の牙城(檻)の前で、俺は誰かに呼び止められた。

「す、すこし、よろしいですか? お父様・・・」
 ん? リリーナか。なにかあったのか?
「あ、あのっ・・・その・・・」
顔が赤いな。風邪でもひいたのだろうか。
 顔が赤いぞ。まさか近所に好きな子でもできたからお嫁に行きたいなんてて言うんじゃないだろうな?
「まさか!! お、お父様のばか〜!」
あ。行ってしまった。なにかまずいこと言ったかな? 普通の親子の会話だと思うが。
・・・まさか、ハァハァしたのを見られてたのか?! い、いや今日はハァハァしてないし、それに
子供の教育に悪い物は最近買っていない(というか文無し)。
うーむ・・・子育てとは難しいものだ。ま、重要なことが言いたかったのならばまた来るだろう。
家庭の味というものを知らない俺にとっては、全てが新鮮な体験だ。たまにはこんなこともあるさ。
ドンマイドンマイ。あしーたがあるさ、あすがある。わかーいぼくーにはゆめがある〜♪
こ、こら、噛むんじゃない、ライオン君。俺は餌じゃないぞ。なんだって?
『どんかん』・・・鈍感? ただの唸り声か。

その後の夕食のとき、リリーナは目を合わせてくれなかった。目線が合うとそらされてしまう。
マンガのように『ぷいっ』とだ。ここまで露骨にやられてしまうと微笑ましくもある。
まるで親と子の些細な喧嘩のようだ。・・・そうか、俺としたことが、仮にも今は親子だった。
あとで子供を持つ経験者として、トレーズにでも相談してみるか。

ちなみに、キャスリンとの生活は全く家庭というものを想像できないものだということを
付け加えておく。そしてマリーメイアとの生活だが、まだ日が浅いので結論づけるのは避けておこう。
・・・あれから2日。未だにリリーナは会話はおろか、目を合わせてくれない。
しょうがない、午後の買い出しついでにトレーズのところにでも寄ってみるとしよう。

エレガント歯医者。いつ見ても装飾華美だ。ちなみに金の総入れ歯でエレガントと書くのはかなり悪趣味だぞ。
まあ、ぼけっと立ち止まってるのもなんなので中に入るとしよう。

 おーい、トレーズ。いるか?
「どうしました? 初診でしたらこのカードに症状を書いてください」
 あ、すみません。そういや右上の奥歯がちょっと疼くんだっけな・・・って違う! レディ、トレーズは?
「トレーズ様でしたら屋上の花園で紅茶を飲んでいらっしゃいます。お呼びしますか?」
 いや、いい。俺が向かった方が速い。邪魔した。

「よく来た、ヴァルハラへ。ここは戦いの敗者が集う場所。ラグナロクまで休息をとるが良い」
・・・トレーズ。戦いに負けたら敗者になるのはわかる。だが、ヴァルハラは無いだろう。
そこには死者が行くとこだ。それに俺は死んでいない(というか死んでも生き返るからな)。
 単刀直入に言おう。トレーズ、お前は子供の気持ちがわかるか?
「急にどうした? ま、まさかマリーメイアをくれ、というのか! 貴様! 生かして返さん!」
 ええぃ、話は最後まで聞け。取り乱すとはエレガントさが足りないぞ。
「う・・・うむ。話を聞こうか、トロワ君」
俺は、かいつまんでリリーナとのいきさつを説明した。

 ・・・ということだ。俺にはさっぱりわからん。
「なるほど。それは大変だろう。同じ親として同情しよう」
 それだけか、おい。何か助言とかは無いのか? 薄情な奴め。
「・・・なにか勘違いをしているようだな。私はマリーメイアの親であって、リリーナの親ではない。
だから、私にできることなど無い。それにだ、もし私が助言をしたとして今回は乗り切ったとする。
だが、親子の間には色々と問題が起こるのは世の必定。また難解な問題がでてくるだろう。
そのときも私に助言を求めるのかな? 他人に頼りっきりな子育て。それは『親』と言えるのだろうか。
そう思わないか? トロワ君」
 !! そういえば俺はまず自分で解決しようとしていなかったな・・・ 恥ずかしいかぎりだ。
「わかってもらえたかな? まずは自分で努力してみるんだ。それでもダメならまた来るといい」
 すまない、トレーズ。この借りは、必ず返す。
「返す必要はない。マリーメイアの面倒を見てもらっている礼だ。
 さあ、帰るが良い。ここには生者が長居してはならぬ。死してからその魂、頂こう」
 まだやってたのか・・・ 世話になった。人の親って強いな。じゃ。
さあ、帰るか。リリーナがきっと待ってるだろうから。俺は行きよりも軽くなった足取りで家路を急いだ。

「・・・よろしいのですか? トレーズ様」
「ああ、あれでよい。子育てとは戦い。だが、この戦いに敗者は存在してはならないのだ」
「敗者は必要ない、ということですね。人間として」
「こちら側に彼は来てはならない。敗者のフィールドには、な。それに・・・」
「それに?」
「私はちゃんとした子育てなどしたことが無いのだから、最初から助言など不可能なのだよ、レディ」
「もしかして、あの長い講釈・・・ まさか助言できない理由を無理やり作ったんですか?!」
「フフフ、エレガント話術(通信講座No.8148)ならこじつけも正論かつ美論になるのだよ」
「流石です、トレーズ様(ハァト)」
 ただいま。キャスリン、リリーナは?
「さぁ? 部屋にでもいるんじゃない?」
進路、リリーナの部屋へ。

「あら、お兄様。何か御用でしょうか」
・・・そういや、リリーナとマリーメイアの部屋を一緒にしたんだったな。
 リリーナはどうした?
「リリーナさんの居場所なら私は存じません。もっとも、最近は機嫌が悪そうなので一緒にいませんし。
 反抗期なのかもしれませんね。・・・急用でしたらチェーンで探しましょうか?」
 いや、いい。これは自分で何とかする。そうそう、人前ではその得物は使うなよ。ん? これは・・・
リリーナの使っている机の上にはぬいぐるみといまどき古風な作文用紙が置いてあった。
「あ、その作文、学校で褒められたってうれしそうに言ってましたよ」
 ほう、ちょっと読んでみるか。なになに、題名は『大人になったら』か。

机の上の作文は冬休みの宿題だったようだ。休み明けの成人式にちなんでのことなのだろう。
内容は・・・なるほど、そういうことだったのか。ようやくリリーナの態度の理由がわかった。
早く会って誤解を解かねばなるまい。
 さて、がんばってくれよ相棒・・・
俺は前髪に力を集中する。マリーメイアのチェーンほど高機能ではないが、俺の前髪には色々な機能が
備わっている。おっと、反応有り。さてと、我が愛しきお姫様を迎えに行きますか。
リリーナは夕日のよく見える川辺にいた。時々何か言いながら石を投げ込んでいる。
「お父様の・・・ばか・・・」
俺は足音をわざと立ててリリーナの隣に歩いていった。こちらに気づいたようだが、俺とわかると
顔を向こうの方に向けた。
 隣、いいか?
「(ぷいっ)」
 ダメ、と言わないということはいいんだな。座るぞ。
俺はリリーナの隣に座る。相変わらずリリーナはそっぽを向いたままだったが、かまわず俺は喋りだした。
 なぁ、親ってなんなんだろうな。
「え? お父様、急に何を・・・?」
 ようやく口を開いてくれたな。ま、適当に聞いてくれ。これから惨めな男が愚痴るから。
 ・・・俺は、物心ついたときから戦場にいたからな、親の愛情と言うものを知らない。無論、顔もだ。
 俺の親は生きているのか、死んでいるのか・・・ まあ、今となっては全くわからないが。
 でも、親を知らない俺が今じゃ、リリーナ、お前の父親だ。これがどういうことかわかるか?
「・・・」
 言い訳なんだが、怖かったのかもしれない。経験が無いからな。愛情を受けたことも与えてやったことも。
 接し方に困ってた。相手がどう思ってるかわからないから、いや、わからなかったから。
「かった、ですか」
 そう、過去形だ。少し前まで自信がもてなかった。これで良いのか、って。でも、なんとなく自信がついた気がする。
 リリーナの、あの作文のおかげだ。・・・悪いと思ったが勝手に読んでしまった。すまん。
リリーナの顔が朱に染まる。
「あ・・・読んだんですね・・・ お、お父様、そ、その、変なこと書いてしまってごめんなさい」
 何故謝る? 本当に嬉しかった。あんな言葉を貰えるなんて正直思わなかったからな。
『大人になってもずっとお父様と一緒に暮らしたい』・・・か。
「だって・・・本当の、ことですもの」
なにか、胸の奥にこみ上げてくるものがある。・・・ん? 何だ、これは・・・ 俺の涙か?
「お、お父様、どこか痛いのですか?」
 いや、なんでもない。さて、帰ろうか、リリーナ。もちろん、一緒に、な。
リリーナは立ち上がった俺の手を満面の笑顔で握り、そしてこう言った。
「はい、お父様! リリーナとお父様はず〜っと一緒です!」
後日談だが、俺は作文のことでリリーナが怒ってたのだと思っていたのだが、マリーメイアが言うに
「お兄様はリリーナさんに『好きな人でもできたから紹介する・・・』云々と言ったと聞きましたが・・・
 お兄様、作文にはずっと一緒と書いてあったのですよ? つまり、リリーナ様はお兄様のお嫁になりたい、
 ということですわ。そんな想いを馬鹿にされては私でも怒ります」
だそうだ。・・・おいおい、俺とは血が繋がっていないから、といっても一応は父親なんだがいやしかし・・・
ぐ、動揺してるのか、俺は。もしかして、俺の子育てって間違ってますか? 

・・・始めるか、俺の“リアル”プリンセスメーカー・・・ つーか、これじゃ光源治だな・・・
200ノイン:02/01/20 22:05
最近のトロワ、いいぞ!!
201通常の名無しさんの3倍:02/01/20 22:58
>200
禿同!!ついでに200ゲットおめでと。
諸君 私はトロワが好きだ。諸君 私はトロワが好きだ。諸君 私はトロワが大好きだ。

前髪が好きだ。肉体が好きだ。自爆ショウが好きだ。道化が好きだ
ドラえもんシールが好きだ。炉利なところが好きだ。へヴィーアームズが好きだ。吉牛が好きだ。痛いところが好きだ。
戦場で。森林で。サーカスで。檻の中で。海中で。海上で。
宴会の席で。コロニーで。自宅で。吉野家で。
この地上で行われるありとあらゆるトロワの行動が好きだ。

戦列を並べたリーオーを、へヴィーアームズでなぎ倒していくトロワが好きだ。空中から仕掛けてくるエアリーズを、ガトリング落とした時など心がおどる。
目標を全弾発射で撃破するトロワが好きだ。轟音を上げて砕け散る敵施設を見ると、胸がすくう気持ちだった
何も知らないトロワを後ろから蹂躙するのが好きだ。恐慌状態のトロワが、必死に抵抗する様には感動すら覚える。
ドラえもんシールを繰り出したときなどもうたまらない。一陣の光が敵を貫くのも最高だ。
あの前髪で頭突かれ続け、耳から血を流したときなどは絶頂すら覚える。
落ち込むトロワが好きだ。マリーメイアに怒られてマジで凹んでいるのはとてもとても悲しいものだ。
キャスリンで迫るのが好きだ。せっかくプレゼントしたCDを、粉々に砕かれるのは屈辱の極みだ。

諸君 私はトロワを 天使のようなトロワを望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君。君たちは一体何を望んでいる?
更なるトロワを望むか? 情け容赦のないSMなトロワを望むか? 鉄火風雷の限りを尽くしビデオ屋を破壊するトロワを望むか?

「トロワマンセー!! トロワマンセー!! トロワマンセー!!」

よろしい。ならばトロワだ。

我々は満身の力を込めて、今まさに叫ばんとする獅子だ。
だが暗いカプセルの中で何年もの間待ち続け来た僕に、ただのトロワではもはや足りない!!

最高のトロワを!! 一心不乱の最高のトロワを!!

我らはわずかに一個大隊。選任に満たぬ私兵団に過ぎない。
だが諸君は、一騎当千のエースだと私は信仰している。ならば我らは諸君と私で総兵力百万と一人の軍集団となる。

我々を忘却の彼方へと追いやり、眠りこけている連中をたたき起こそう。前髪をつかんで引きずり降ろし、眼を開けさせ思い出させよう。
連中にトロワの味を思い出させてやる。連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる。
天と地のハザマには、奴らの哲学では思いもよらない事がある事を思い出させてやる。

一千人のトロワ萌えの戦闘団で世界を萌やし尽くしてやる。
204レンタルトロワ・1:02/01/20 23:56
今日はレンタルビデオ屋に来た。早速最近贔屓しているシリーズをチェックする。

「鬼畜!少女強姦8 〜新しい時代を作るのは成人ではない!〜」 クワトロ・バジーナ
「鬼畜!少女強姦9 〜意外とキツいものだな!〜」 クワトロ・バジーナ
「鬼畜!少女強姦10〜よくぞミネバをこうも育ててくれたな!〜」 クワトロ・バジーナ(ご満悦)

これだ!幸いまだレンタル可能だ。俺はほくそ笑むとすぐさまそれらを手にとり、レジに向かおうとする。
すると、なんとカトルが店の最奥のコーナーから出てきた。
「やあトロワ。奇遇だねぇ。」
な、何故お前がここにいる!!??
「何故って・・・ビデオを借りに来たに決まってるじゃないか。」
な・・・なるほど、確かに脇に数本のビデオを抱えている。
「じゃあ僕は忙しいから残念だけどこれで・・・またね、トロワ(ハァト)」
いや、俺は二度と会いたくない。
まあとりあえず危険は去った。俺は安堵に胸を撫で下ろす。
しかし、どんなビデオを借りていったのか非常に気にかかる。
奴が出てきた店の最奥のコーナーもしかりだ。
確かめたい衝動に駆られたが、そこに入ると俺が人でなくなるような気がする。
駄目だ、入ってはいけない。俺の前髪がそう言っている。
俺は手早くビデオをレンタルすると、おもむろに帰路についた。
ただ、カトルが帰り際に「なるほどね・・・」と言っていたのが少々気にかかった。俺の思いすごしだといいのだが・・・
205レンタルトロワ・2:02/01/20 23:58
1週間後、再びビデオ屋に顔を出す。早速新作チェーック!!

「鬼畜!少女強姦13 〜お前に抵抗する権利があるのか!〜」 クワトロ・バジーナ
「鬼畜!少女強姦14 〜できれば無傷で手に入れたいのだ〜」 クワトロ・バジーナ
「鬼畜!少女強姦15 〜これが、若さか……〜」 クワトロ・バジーナ

相変わらず最高の品揃えだ。こぼれる笑みを隠せない。
ん?おお!新作が出ているではないか。これも借りねば!


「鬼畜!少年強姦 〜始めるか、俺の脱糞ショー〜」 スカトロワ・バートン
>205
爆笑(w
あーあ。面倒くさい。まったく。いつなったらこいつは幸せになんだよ。俺の身も考えろよ。
うわっ。またお仕置きされてるよ。見てらんないね。もうちょっとうまくやれよ。全くよ!
つうか、ベタなエロゲ並みのシュチュエーションで恋の一つも芽生えない(違う意味で芽生えているが)
なんて…こいつは何者だ? なんで俺はこんな奴の相棒なんだ? とんだ貧乏くじ引いちまったぜ。
矢吹みたいな奴の相棒になりたいなぁ…
「今日も前髪は死守できたな。これが無ければ俺ではない。明日もよろしくな」
………まあ大事にしてくれるんなら、もうちょっと居てもいいかな。こいつ楽しいし。
なんか、一日の落差がありすぎてイイゾ!
職人さん、がんばってください。
209通常の名無しさんの3倍:02/01/21 17:31
夜、悪寒がして目が覚めた。ひどい汗だ。なにか夢を見ていたようだが...
ん? 視線を感じて目をやると、俺の部屋に眼鏡をかけた男が居た。
「ハイヤー、あたし通りすがりの中国人あるよ。」
「そうか。」
「こんな時間に目を覚ましてどうしたね?」
「ふっ、何か怖い夢を見たらしい。」
「それは大変だったねー。あたし見ていてあげるから、もう一眠りするよろし。」
「すまない。」ZZZZZZ

朝、俺は専用の整髪料(アロンアルファ)の数が足りないのに気がついた。
210真・トロワ無双1:02/01/21 18:16
 今日も朝から爽やかな目覚めだ。おはよう皆。
キ「遅いわよ! トロワ!」
マ「お兄様。もうお昼です」
 え? 本当だ。まあ良いじゃないか。そんな日があってもいいだろ。俺は食卓に腰掛けると
テレビのリモコンを探した。
リ「…これ」
 ありがとう。リリーナ。そういって頭を撫でてやる。うーん。今日も良い一日になりそうだ。
食卓にあった新聞を手に取り、テレビの電源をつける。ちょうどお昼のニュースの時間だ。
トレーズ「ごきげんよう。諸君。私はトレーズ・クシュリナーダだ」
マ「お父様!!」
 トレーズ!! なにしてるんだ?
ト「私はもう充分に待った。そして今日。ここに新生OZを掲げる! MSなどは使わない! 
  己の肉と技のみでこの世界を統治することを宣言しよう。まずその場所は…」
 テレビの中のトレーズが箱に手をいれ、紙を取り出した。
ト「ほう。トロワ。君のサーカスだ」
 トレーズがそういった瞬間。外で爆音がした。早っ!ええい! 全員ここで大人しくしていろよ!
奴らはこのトロワ・バートンが相手してやる。俺はハリセンとドラえもんシールを手に取り、戦場へと赴いた。
211真・トロワ無双2:02/01/21 18:32
五「来たな。トロワ・バートン! 者ども、一気に殲滅せよ!」
 五飛! 貴様か! それにしても、なんだこの兵の数は!
五「一族総出で貴様を打ちに来たぞ! 母方の祖母の兄弟の孫まで借り出してきたのだからな!」
 アホかお前は? まあ良い。このサーカスには一匹たりとも入れん! 我がハリセンを喰らうがいい!!
俺は二メートルにも及ぶハリセンを振り回しながら敵陣へとまっしぐら。次々と蹴散らしていく。
キャ「噂以上だわ!」
 伊達に前髪が長いわけではない。ドラえもんシールも巧みに扱いながら敵陣に切り込む!
五「さすがだな。だが、我が血縁。この程度では終わらん!」
 なに? 五飛の合図と共にいっせいに兵が飛び出してきた。その数はおおよそ一万。
五「我が一族の繁殖力をなめるなよ!」
 それ以前に、やり過ぎだ。お前らやり過ぎ。しかし、この物量。まずいな。ええい!やってみるさ!
俺は次から次へと敵をなぎ倒していく。
マ「援護いたします!」
 ジャラジャラとした金属音がしたかと思うと、次の瞬間。何千という敵兵が吹っ飛んでいた。
マリーメイア!
マ「お兄様は敵将を!」
 やばい。影響される。すっかり猛将気取りだ。まあいい。俺は五飛の元へと走った。
五「やはり来たか。貴様の相手! この張五飛がしてやろう! 正義の前に消えるがいい!!」
 消えるのは貴様だ! ドラえもんシールインパクト!!
 ドラえもんシールは奴の青龍刀を貫き、息の根を止めた。目標破壊。これより帰還するぞ。
 この戦いは、まだほんの序曲にしか過ぎなかった。
212真・トロワ無双3:02/01/21 18:47
 五飛を撃退し、ひと段落着いたかと思ったが。トレーズはまだあきらめなかったらしい。
何故かと言うと。今俺の周りをマグアナック隊が取り囲んでいるからだ。
ラ「カトル様のためだ。やらせてもらう!」
 お前も従う相手考えたほうが良いぞ。本当に。親が泣くぞ。
ラ「うるさい! かかれぇ!」
 マリーメイア!!
マ「御意! ネビュラチェーン!!」
 鎖が次々と敵を貫いていく。戦意が下がっている今の好きに、本陣に居るカトルの元へと向かった。
今度こそ、あの歪みまくった考えを修正してやる。

 見えた! 本陣だ。氏ねぇ! って…誰も居ない。
カ「かかったね!」
 何? いっせいに敵が俺を取り囲む。手には弓矢が握られている。
カ「トロワ! 降伏するんだ。トレーズに僕が話をつけておくよ」
 断る。サーカスは俺だけの問題ではないんでナ。勝負だカトル。
カ「強情だなぁ。けど…そこが好き(はぁと」
 鳥肌が立つ。お前氏ね。
カ「そうだなぁ。僕と一つになるって言うんなら戦ってあげてもいいよ」
 どっちにしたってやられるんじゃねえかよ! どうする? ドラえもんシールでは心もとないからな。
マ「一気に押しつぶす!!」
 マリーメイアか! しめた! やれ!
カ「ええい! こうなれば。トロワだけでも…!」
 来たなカトル!! ドラえもんシールの餌食になるが良いわ!! 喰らえ!
カ「甘いよ!」
 何!? 避けただと。奴の双剣が俺に向かって唸りをあげる。間一髪。それをハリセンで弾く。
カ「生ませろぉぉ!!」
 訳の分からん事を、抜かすな。奴の双剣を巧みに交わしつつ、腹に蹴りを入れる。貴様では
ドラえもんシールでも生ぬるい。喰らえ! 前髪アッタク!
 次の瞬間。奴は粉々に砕け散った。目標沈黙。これよりトレーズ本部に打って出る!
213真・トロワ無双4:02/01/21 19:03
マ「兄者。これに我がサーカスの武運がかかっておる」
 わ、わかってるから。その変なだみ声は止めてくれ。いいか。トレーズ一匹取ればよい。
おそらく最上階だろうからな。
マ「任せろ! 兄者!」
 うん。がんばろうな…

 本部に乗り込んだ瞬間。マリーメイアは鎖を振り回し敵を全滅させた。
なんて頼もしい姪だろう。なんだ…俺の…涙か。
「このマリーメイアを止められるものはおらんのかぁ!」
 姪がどんどん離れていく。頭の中では可愛かった頃のマリーメイアの映像が、まるで走馬灯のように流れていた。
そんな事をしているうちに、いつの間にか最上階だった。

ト「良く来たね」
 トレーズ。お遊びこれまでだ。即刻OZを解散しろ。
ト「ふふ。私ははなッからOZを復活させる気などない」
 なに?
ト「いやあ、中々おもしろい暇潰しだったよ。最近レディも余り相手をしてくれなくてね。
  寂しい思いしてたんだ。そしたら、これが思いついて。ちょうどアホ面下げた君がいたというわけだよ」
 
 ・・・・・・・・・・

ト「いつも君はおいしい反応してくれるねぇ。「私的に出川」の称号を与えるよ」
 マリーメイア。やれ。
マ「御意!」

 かくして新生OZ の反乱は収まり。サーカスに再び平和が訪れた。真の豪傑はマリーメイアであり。
俺はただの道化であった。後日、八つ墓村よろしくバラ園の真ん中で突き刺さっているトレーズが見つかったが…
少なくとも俺のアイデアではない。
マ「兄者!」
 マリーメイアはまだ直らない。欝だ。始めるか…俺の自虐ショウ…
214通常の名無しさんの3倍:02/01/21 23:24
サーカスにお歳暮が届いた
明けると服が入っていた
キャスリン「このサイコロつきうさ耳の服、私にぴったり」
・・・はぁ、う○だですかキャスリンさん
よく見ればマリーメイアがで○こでリリーナがぷ○こですか
ヒイロが見たらなんて言うやら・・・
キャ「トロワ、あなたの分も入っていたわよ」

・・・・・俺に渡されたのはゲマのお面だった
始めるゲマ、俺の自爆ショウ
215通常の名無しさんの3倍:02/01/21 23:32
翌日、ヘビーアームズのお面もゲマになっていた

鬱だ・・・
216通常の名無しさんの3倍:02/01/21 23:48
>207  ゼクスも相棒に考えてくれ!
>201  礼を言う。
217通常の名無しさんの3倍:02/01/22 01:28
無双ワラタ。ナイス職人。
218通常の名無しさんの3倍:02/01/22 01:40
ネビュラチェーン。
ネビュラストームとかも、あるんすかね?

毎度、お茶を鼻からリターンするほど藁わせて
もらってます。・・・その前はPC前の椅子からころげ落ちた。
つーことで、頑張って下さい!カテジナさん!
今日リリーナと遊びながら、ヒイロより先に俺がこの娘に会っていたら
番組タイトルは"新機動戦記ガンダムHA"で、
俺の最終乗機はHA0Cだったのだろうか、
とか考えていたら、いつの間にか顔がにやけていた。

今晩のおかずはたくあんだけで、膳も俺だけ別だった。
み、見られた?
220バオー来訪者:02/01/22 21:16
でもHA0CじゃEWのラストで隔壁ぶち壊せないじゃ。。。
>>220
空中三回転して全弾発射がある
222通常の名無しさんの3倍:02/01/22 22:21
もし"新機動戦記ガンダムHA"だったら・・・

1:"新機動戦記ガンダム (゚Д゚)ハァ?"と誤解される
2:ビル50階から落下、骨折しても自分で直さねばならない
3:同じ学校に転入したカトルに詰め寄られる
4:愛機ガンダムHA0は後ろから見ると『HA』
5:マリーメイアは姪でもなんでもない
6:さらに拳銃で撃たなくちゃ行けない(空砲だけど)
7:最終的には同人作家『ぷにぷにぱんちゅ』

今の生活で十分満足です
あ、よろしければたくあんお代わりください
ありがとうございます
            みじめな男だわ…
         /~ヽ              /:ヽ
          {:::::::::\        /.:::::::::}
          ヽ、::::::::\,.....-.―-/.:::::::::::ノ
           ゝ,.-‐-、,.‐‐-、::::::::::::::::"く
          /    /⌒丶 ヽ._::::::::::::::ヽ
         /   ,ィ〃//゙ヽ. ヾ ヽ::::::::::::}
         /  ∠_     `'、   ゝ:::::::::j
        {  /,.=、`   ,.ニ ̄`メ ヾ }:::::::メ
        ノ)イ1仆..}    ri⌒ヾ ソりト、::::/
          リソ,,`ー' .   、、::;ナ 仆⌒!ソ
     (\_/八    、_   ̄ '' ,.!|f_ノリ (\_/)
     ( ´∀`)リヽ.         ィルリ从メ   (´∀` ∩
     (.つ  つ   ` ー┬   トx     (つ   丿
      ) ,) ) '^~  ̄く(__ ___/ ,ゝ 、   (  ヽ,,ノ
      (,,_,,_,,)    /ソc< r一'~´  ヽ、 (,,゙__,,)
      /   レヘ、___//.:::::.ヽ\      入/   |
223にちょっと萌えつつ、ホワイトファングの極秘作戦をキャッチした。
同人にうつつを抜かすミリアルドに変わり、新しい指導者を得る計画だ。

作戦コードは..悪魔将軍?
どうやら俺達ガンダムパイロットの髪の毛から遺伝子を手に入れ、
クローン培養と組み合わせる事で、戦略的に優れた人間を作り出すらしい。
五飛以外の髪の毛はすでに入手されてしまったようだ。
(五飛は最近抜け毛を拾って額に張りつけている)

これが成功すれば、ヒイロの強靭なボディに最後まで作戦を貫く意志、
デュオの隠密生と時止め、俺の論理的思考と前髪、
カトルの財産が一人の人間に宿ると考えているらしい。
遺伝子では財産は受け継げないと思うが、認知を迫って裁判でも起こすのか?

とにかく、この計画は危険だ。なんとか阻止したいが、どうやって宇宙に行こう?
などと考えていたら、次の情報が入った。
どうやら検体が暴走し、幾ら銃弾を打ち込まれても死なない変態が
時止めと前髪を駆使してホワイトファングの兵士達を掘りまくったらしい。
奴らは持てる兵力の80%を消耗して、検体の廃棄に成功したようだ。
カトルなんか組み込むからだ、と思いつつ自分の平和が守られたことに安堵した。
225ティファ@特別出演:02/01/23 15:13
お願い……助けて、ガロード。
どこから突っ込んだらいいのかわからないの。

http://www.remiyan.com/F%20ATTACK.htm
トレーズから小包が届いた。
どうやら先日迷惑をかけた事に対するお詫びのようだ。良い心がけだな。

さて、中身は...
バラの入浴剤、バラの石鹸、バラの香水、バラの歯磨き粉、
バラの整髪料、バラの消臭剤、バラのポプリ、バラの...
奴め、自分の愛用品ばかり、ん?最後は雑誌か。
!!............
ふっ、よほど懲りてないようだな、ならば...

翌月、薔薇族の兄貴募集のコーナーにトレーズの住所が曝されたことは
俺とは何も関係ない。
227バオー来訪者:02/01/23 19:31
>221
う〜ん確かにその手が・・・それよりもトールギスVには
ツインバスターに匹敵する威力を持つメガキャノンがあったはず。
そんなものがありながら、なぜゼクスは打たなかったのかな?
今更ながら疑問。。。
228リアル大阪人:02/01/23 22:24
>>225
確かにどうツッコんだらいいか迷う……と言うか、
「『アッタク』じゃなくて『アタック』ちゃうんか!?」とか、
「なんで無意味にフォントが重なってんねん!?」とか、
「ホームページ作成ツールで作ってこの出来かい!? ヴォケ!」とか、
「透過GIFで商品名のロゴ作るんはええけど、『ATTCK』って何やねん?」とか、
「商品の値段、強調したいんやったら、フォント大きくするより、色変えんかい!」とか…
どこからツッコミを始めれば良いか迷うな。

しかし、一番気になるのは、やはり、ヘンテコなBGMだろうな。
しかもファイル名が”joke.mid”…
229シスコンゼクス:02/01/23 22:41
>>227
リリーナが居るのに、私に引きがねを引けるはずはあるまい。
(コンマ2桁の射撃なんてデキネ-よ!!)
230通常の名無しさんの3倍:02/01/24 12:53
マリーメイアのスレが逝ってしまった。
最後の方は何か変な方向に流れていたが、
見事にマリーメイアの1000ゲットで締めていた。

あれほどきれいな終わり方が俺達にできるのだろうか?
ホモと同人とスカトロに明け暮れる俺達に、どんな最後が待っているのだろう?
戦いと萌えしか取り柄の無い俺達は、感謝の言葉で締める事ができるのだろうか?

そんなことを考えていたら、妙に寂しくなってしまった。
キャスリンがマリーメイアの為にご馳走を作ると言っていたので、早く帰ろう。

ん?サーカスの前にタンクトップのムキムキマンが...
カ、カトルか?なんだその格好は?(よく見たら肉襦袢だし)
「なに言ってるんだい?君が兄貴を募集してたんじゃないか。」
いや、あれはトレーズ...
「やだな〜、誤魔化すことは無いよ。君と僕の仲じゃないか。」
思い出せ、確かに俺はトレーズの住所を書いたはず...
あ!! 差出人にトロワって書いた
「さー!恥ずかしがらずに僕の胸に飛び込んでおいで!!」
ガバ!! ちっ、よけそこなったか。だが、両手を封じられたぐらいで、
「お兄様?!」
何!、マリーメイア!違う、これは.
「言い訳は聞きません。ホモ野郎は一晩外で頭を冷やしなさい。」バタン!
あ、違う、違うんだ〜〜!!

結局、俺は、マリーメイアお疲れ様パーティに出席することはできなかった。
ん? 俺の...涙か...
231バオー来訪者:02/01/24 18:42
>229
やっぱりそうなのか(藁
迷わず引き金を引いたヒイロは後でさぞかし
ゼクスに修正を食らったことだろうなぁ。。。
JOJO信者多いな
233通常の名無しさんの3倍:02/01/24 23:26
ゼクスとギンガナムを足して2でわったような男に勝負を挑まれた
「どちらが真のヘビーアームズ乗りか決着をつけようぞ!!」
俺に断る理由など無い、うけてたつことにした

(決戦当日)
「行くぞ、バイパーウィップ!ファイナルあたっ・・・」
先手必勝とばかりに心ゆくまで全弾打ち込んでやった
久しぶりにすっとしたが、財政がますます悪化した
ん? 俺の...うれし涙か...
今日は俺達のMSのルーツをU.CのMSの中から探してみることになった。
W
2「変形」
3「長射程ビームライフル」
4「Zですかね?」
1「ふっ」
ゼロカスなら砲身2本のZZと言ったところか。

DH
3「接近戦」
5「ステルス特性」
1「アッガイか...」
2「可愛いーじゃねーか。」

HA
1「中距離攻撃」
2「赤装甲」
5「ガンキャノンだな。」
3「異存は無い。」
ミハル萌えだしな。

S
5「接近戦」
1「砂漠戦」
2「ギャンかよ。」
4「まさに騎士のMSですね。」
マは男で、貴様はヘタレだがな。

A
1「伸びる」
2「尻尾」
3「ハンブラビだな。」
5「ふっ、ふははははは!!」
まー、デコッパチつがなりでも有るしな。

翌日、五飛の家の前でエビゾリになったアルトロンが必死にジャンプしていた。
馬鹿め。あの変形で飛べるのは、ゲームの中だけだ。
235通常の名無しさんの3倍:02/01/25 21:27
今日、酒場で知らないおっさんに話しかけられた。
俺は身の上話を思いっきりおっさんに吐露した。
そして、おっさんは優しくこう言ってくれた。
「ラブ雛みたいだな」
お礼に前髪がひしゃげるまで頭突いてあげた。
>>234
エピオン・・・
237234:02/01/25 23:04
>>236
忘れてたよ...
めっちゃ飛んでるな。
最近の俺はどうも落ち着きが足りないようだ。
禅でも組んで、瞑想してみるか。
...
...
...
ふむ、たまにはこういうのも良いかもしれんな。
こう静けさのなかにも張りがある雰囲気が、俺の集中力をどんどん高めている気がする。
ん?落ち着きすぎて前髪が下がってきたな。
いかん、鼻の辺りがムズムズする、
ハッ、ハッ、...ちっ、収まった。くしゃみも出しきれないといらいらするものだな。
おっ、また…
ハッ、ハッ、(今度は盛大に…)ハーックシューー!!!グギっ!!
「!!」

こ、腰が…
なんだ、この歳でぎっくり腰か?
やばい、本気で動けんうえに死ぬほどイタイ。
「ぐ、オー、む!、だ、だれかー?ぬぅ。くくっ」
駄目だ。痛すぎて助けも呼べん。
トテトテッ
む?誰か来た。この軽い足音はリリーナか。
「オー、うっ、ぐ、あーが。ムギギギ…」
あー、リリーナが見てるのに。医者の一言が出てこない。
トテトテッ
と、リリーナが一度奥に引っ込んで、また戻ってくる。
つ、通じたのか?
そして、リリーナが持ってきたのは……禿のカツラかよ。
いや、お坊さんごっこをしているわけではなく...

2時間後、俺は大笑いするキャスリンとマリーメイアによって病院に直行した。
239通常の名無しさんの3倍:02/01/26 22:45
ヒカ碁打ち切り!
ヒカ碁打ち切り!
ヒカ碁打ち切り!
ヒカ碁打ち切り!
ヒカ碁打ち切り!
ヒカ碁打ち切り!
ヒカ碁打ち切り!
ヒカ碁打ち切り!

かと思ったら、どうやら休載みたいです。
もしよければ、ヒカ碁をエピソードにした話でもお願いします。
>238
ワロタヨ、ショクニンサンタチ、ネンチャックナWJコダワリチュウハ、ホウチ&ムシデ、ヨロシコ
パチンコで金が入ったので一人で飲みに行った。
たまには孤独もいいだろう。俺の廻りいつもうるさいし。
小洒落たバーのカウンターでグラスを傾けていると、隣席に栗毛の女が入ってきた。
女医だという女(美人だ)と意気投合した俺は支払いを済ませ、二人で夜の町へと出ていった。

翌朝、ホテルを出る時に「電話してね」と名刺を渡された。
『ドクター イリア・ウィナー』
…ウィナー?


姉弟ドンブリか…。
もう何度目だか判らんが、始めるか。俺の自爆ショー…。
ドンブリって、いつのまにカトルともヤったんだよ!(藁
243バオー来訪者:02/01/27 19:32
そういえば前スレではカトル萌えの時期もあったんだよね(藁
244通常の名無しさんの3倍:02/01/27 19:40
>>241がキャスリンにばれて一周間ほどテントの上から吊るされた・・・
寒い・・・
マリーメイア、あの一言をお願いする。
「哀れな男だわ・・・」

はい、よくできました。
外は雨なのだろうか?俺の前髪にいつもの元気が無い。
ちなみにおれはまだ吊るされている。

ブルっ。ヤバイ、生理現象だ。
「あの〜キャスリンさん?お手洗いなどに行きたいのですが…」
「あなたは3つの選択肢から一つ選ぶことができます。
1、カトル君を呼び出して下の世話をしてもらう。
2、リリーナちゃん達が見ている前で垂れ流す。
3、我慢する。
ちなみにあたしのお勧めはもちろん1ね。好きなの選んで頂戴.」
きゅ、究極の3択かよ。全部えらべねーよ。

もう我慢も限界だ。仕方ない、「済まん、相棒」
俺は前髪をありったけ伸ばすと、それで下半身を満遍なく覆った。

始めるか、俺の脱糞ショー。
>244

「惨めな男だわ・・・・」ではないのか?
247通常の名無しさんの3倍:02/01/28 23:53
冬の寒さも和らぐ良く晴れた午後。俺が居間で梅茶をすすっているとマリーメイアと
リリーナが絵本を持ってきて、俺のそばで読み出した。
最初にうつらうつらし始めたのはリリーナだったがつられてマリーメイアも船を漕ぎ、
いつの間にか二人は俺の膝の上で眠っていた。ふふふ、無邪気なものだ。
・・・平和だ。ここ最近心の休まる暇がなかったからな。こういう時間の過ごし方も戦士
には必要なのかもしれない。
「う・・・ん・・・」
ああ、すまん、起こしてしまったか。・・・何だ寝言か。
「おに・・・さま・・・」
?・・・俺の夢か。どうせろくでもないことを・・・
「おにいさま・・・すき・・・」
・・・・・・エ――――――――ッ!?ま、ま、ままままま、まり、まり、マリーメーアーー!!
・・・ハァ、ハァ、お、俺としたことがほんのちょっと取り乱してしまったようだ。ほら、
前髪だって3房しか逆立ってない。どうどう・・・。ほ、ほらほら。ただの、罪のない
寝言じゃあないか。らしくないぞ、トロワ・バートン。
「初めてお逢いしたときから・・・お慕い申しておりました・・・」
・・・ええと、姪って犯罪にはならないのかな・・・あ、でも義理だし・・・
「例え、お兄様が男色家でも・・・」
それは違う。俺はいたってノーマルだ。安心しろ。
「二次元のキャラクターにしか興味がなくても・・・」
それはヒイロだ。俺個人はいわばひとりバーリ・トゥードとでも言うべき存在だ。
「吉野家が主食で、給料日にしか特盛りを頼まないさもしい生活を送っていても・・・」
それは否定しない。そこを曲げたら俺は俺でなくなる。
「キャラが薄くてスネ夫カットとしか人々の記憶に残ってなくても・・・」
・・・・・・あの、マリーメイアさん?
「回転芸もそろそろマンネリでサーカスの皆さんから『あいつの時代は終わった』って
陰口を叩かれても・・・わたし、お兄様のこと大好きです・・・むにゃむにゃ・・・」
・・・お前、途中から起きてただろ、いや、むしろ最初から!!この小悪魔め!!
お前なんか、お前なんか・・・・・・大好きだ!!畜生、俺の涙かよ!!
「・・・ふふっ・・・みじめなおかた・・・」
>>247
嗚呼・・・なんかいいなぁ(w
249通常の名無しさんの3倍:02/01/29 02:26
エロゲ並みの環境。家畜以下の扱い。それがトロワ・バートンだ。
なんだ…俺の…涙か…
はじめるか俺の一人カノソ
マリーメイアに続き、五飛とカトルのスレも終焉に近づいているな。
あのスレではドロシーの
「早くつるッ禿げにな〜れ(ハート)」
がツボだった。
五飛はあまり乗り気じゃないみたいだったが、次スレにいって欲しいものだ。

そこでこちらもまだ気が早過ぎる上に、多分必要無いとは思うが
次スレのタイトルを妄想してみた。

華麗な1日、逆襲、閃光と来てるからな...
基本に帰って「トロワ大地に立つ」
ちょっと捻って「黒いトロワ」
もっと捻って「シャングリラのトロワ」
今のスレの流れから「少女が見たトロワ」ってのも有りだな。

捻りすぎて「トロワは出ているか」じゃわけがわからない。
VとGは第1話のタイトルを覚えてないし。

4スレ目という事で「クワトロワ=バジーナ」
日記スレのタイトルじゃないな...ゾクっ。悪寒?!
カトル「トロワー!四つ目のタイトルならー、トロワ=ラバーバ=ウィナーでも良いーんじゃなーい!!」
ゴキっ!!
俺の回しゲリが奴の首をへし折る。
ふっ、やはりこのスレで終わって良いや。
251バオー来訪者:02/01/29 18:51
そう言わないで続けてくださいよ!
252バオー来訪者:02/01/29 22:32
「トロワ再び」はどうでしょう?
253mafdi:02/01/29 22:59
捻りまくって「トロワ 宇宙を翔る」とか「トロワ そして伝説へ」とか
どうでしょう?
 先のことより今を考える。迂闊な動きは死に繋がるからな。そしていま、俺はのっぴきならない状況に陥っている。
ここはサーカスの更衣室。詳しく言うと女子更衣室。マニアが喜びそうな状況だが俺に取っては下手すりゃ殺される。
そう、俺はデュオとキャッチボールをしていただけなんだ。それで、やつの投げたボールが更衣室へホールインワン。
泣く泣く忍び込み、目標を手に入れたとたん。タイミング良くキャスリン御一行が登場。ロッカーへと逃げ込んだ。
キャ「マリーメイア。少し成長したわね」
マ「はい。これからどんどん大人になりますよぉ」
 なんて話をしてるんだ。今すぐマリーメイアを抱きしめたい。けど出来ない。そんな切なさ…
キャ「私もこの頃、成長してきたのよねぇ」
 そりゃ太っただけだ。なんならおじさんが見てやろうか? しかし、今そんな事をしたら未来永劫俺の存在は消える。
くそ。なんで俺がこんな所で一人メタルギアをしなければならないんだ! DI…デュオめ!
マ「さて、昼ご飯でも食べに行きますか」
キャ「そうね。いきましょう」
 よーし。そのままそのまま。出て行くんだ。そうだ。良い子だ。・・・・・・・・・・よし!
離脱! ぷはー! 空気が上手い。さあて、戻るか…ん? あれは…マリーメイアのブラではないか!
いつの間に、こんな拘束具を! お兄ちゃんは驚きです。サイズは…どれどれ。
マ「財布財布…あ……」
 マ、マリーメイア…こ、これは違うんだ。りふんcmdふぃうlghsdtmsdxsh←思考回路ショート

 俺は今ロッカーの中にいる。しかも、カトル邸の風呂場のロッカーだ。キャスリン。俺に死ねというのか。
欝だ。はじめるか…俺の自爆ショウ。
255通常の名無しさんの3倍:02/01/30 21:05
age
上の方で闇鍋スレが盛り上がっているな。
と言うことで、俺達も便乗して闇鍋を行う事にする。

ヒイロ「お前を殺す!」ポチャン
毒物禁止
デュオ「俺はなんて物を見つけちまったんだ」ドボン
高価な物(蟹等)はもったいない
トロワ「うまくは無いかもしれないが」ドバドバ
キュウリ、スイカ等の水物は単品では大した事無いが、出汁を青臭くする効果あり
カトル「ハハ、ハハハーみんな死んじゃえー!」ボチャボチャ
プリン、羊羹、寒天等は跡形も残りません
五飛「俺が、正義だー!!」ゴォーーー
強火での調理は生煮えの元

驚いたのが、全員まずいまずい言いながら完食し腹を下した者が居なかったという事実だ。
怖い、怖いよ姉さん、俺達は何者なんだ?
なまえがない ただのトロワのようだ
キャスリンスレが上がっているな。
しかし、なぜ俺とのカップリングに付いての話題にならんだ。
正直粘着とかどうでも良いから、俺とキャスリンの愛の変遷について
語り合って欲しい。
まぁ、MSに必死でナイフを投げつけるキャスリン萌えには同意だがな。
コタツでみかんを食べながら3回転半ヒネリに変わる新しい芸を考える。

バージョンアップで6回転半ヒネリ…インパクトにかけるな。
縦に3回転は新しいかも…空のキャンバスに先を越されている。

回転系はもう古いのか?
それなら伸びてみるか。いや、俺の髪は見世物ではない。
後はドリフ…駄目だ、一人では出来ない。
...
考えに考え、俺の出した結論はトロちゃんマンロボだったのだが、
ダンボールで作成されたロボは、キャスリンの焼き芋の為に燃やされた。
ん、俺の涙か...
朝起きると、リリーナが何か赤かった。・・・いや、すまない。俺も自分で
何を言っているのかよく分からない。とにかく・・・赤いんだ。そして頭は
白い。一体、何のまじないを・・・ん、ええと、おはよう、リリーナ。
「へびぃーあーむずー!」
・・・ホワット?・・・待てリリーナ。お前は何か勘違いをしている。確かに
昔は赤かったかも知れないが、しかし・・・
「へびぃー、あーむずー!」
・・・リリーナ、よく聞いてくれ。お前は大変なミスを犯している。よく出来た
コスプレだとは思う。しかし、両肩にキャノンを載せたその真紅の機体は・・・
「へびぃー!あぁむずぅー!!」
・・・へびーあーむずー・・・。俺が力なく拳を天にかざすとリリーナは天使の
ような微笑みを見せて駈けていった。・・・
リリーナ、やっぱり一つだけ言わせてくれ。お前の可憐な体を包むその漢魂って
感じのMSの名前は、ガンキャノンって言うんだ・・・俺のヘビーアームズは
さすがに肩から大砲を担いだりしないんだよ。
「今度の公演の出し物なんですよ、『人間大砲』ってタイトルで」
その声はマリーメイアか。人間大砲って、意味がちが・・・はうぁ!!
「で、私は前座として空を舞う役なんです。その名もマリーメイア・ゼロカスタム
・・・なんちゃって」
お、お前、ゼロの原型どこにもないじゃないか。羽根ちっちゃいし、頭に輪っか
あるし。どっちかって言ったらそれ、12歳の全体的にピンクな人じゃないか!!
「頭に麻雀牌つけなければどうってことないですよ。さぁて、練習練習」
待て、そんな格好で講演に出るなんてニューヨークのスラム街をボインの美女が
裸で歩くのと同じぐらいデンジャラスだぞ!!お前のファン層は危ないのが
多いのを忘れたか!!
「頼りにしてますわ、お兄様(チュッ)」
・・・イエッサ、大佐!!

公演自体は何事もなく終わった。ただ、公演を観にきていたデュオが
「あれいいじゃん、リリーナキャノン」
と妙なことを口走ったため翌日から皆がリリーナをキャノン付けで呼ぶようになった。
・・・五飛じゃないんだ、キャノンはあいつだけで充分だ・・・
腹いせにデスサイズとキャノン・イルフートをすり替えてデスサイズは質屋に流してやった。



ちゆ12歳かよ!!
ワラタ
262EVAトロワ:02/02/02 04:42
ある朝目覚めると、俺は見覚えのない部屋のベッドに横になっていた。
なんだ?何処だ、ここは?やたら白い室内は、まるで病室のようじゃないか。
突然プシュッと音が響いて、扉が開く。
リリーナか…って何だ?そのどっかで見たような制服は?つかなんで目が
赤いんですか?カラーコンタクトですか?髪の色まで変わってますが?
「…オきたの…。キョウのヨテイをツウタツします…」
無表情なまま、今にも舌を噛みそうな棒読みだな。一体全体何の遊びだ?
いつからここは第3新東京都市になったんだ?
「馬ッ鹿ね〜、そんなことはあんたが知らなくってもイイのよ!馬鹿トロワ!」
…マリーメイア…、お前まで…。その頭の真っ赤なインターフェイス…。
大体状況はわかるような気もするが、本当のところ何がしたいんだお前達。
「フフ〜ン。そこんところはまあ、当ててみてよ、トロワ君」
キャスリン、いつの間に…。…そのミニスカ…ミサトさんですか、キャスリン
さん。
「あったり〜!!貴方が一番会いたかった人とも、もうすぐ来るわよ?」
誰ですか?それ。つかリリーナが綾波なら自分は碇指令だと思うんですが。
いやいや、それ以上に加持がハマリではないでしょうか?
ん?何故に今ごろ、季節はずれの第九が…。しかも鼻歌で。まっまさか嫌な
予感がするんですが…。
「歌はイイねぇ、リリンの生み出した文化のきわみだよ。そう思わないかい?
トロワ・バートン君」
カッカトル!!やはり最後の使者は貴様か!さては全て貴様の企んだ茶番
だな!!
「やだなぁ、何を怒ってるんだい、トロワ君。これから二人でお風呂に入りに
いかなくちゃ」
その後、混乱と怒りと恐怖で真っ白になった俺の記憶は、ぷっつりと途絶え
た。

ただウィナー財団をスポンサーにつけたデュオのマニア向け映画の企画が、
ポシャッた事だけ伝えておこう。

ん…?何だ、これは・・・俺の…涙か…。
最近、ヒイロの影が薄いな。(W
264通常の名無しさんの3倍:02/02/03 02:22
age
265ヒイロ:02/02/03 08:39
>263
原稿の締切が近い
独りにさせてくれ

ドンドンドン テツダイニキタゾー

ゼクスか・・・・・・・
266:通常の名無しさんの3倍:02/02/03 11:56
次スレの名前。
(suka)トロワに一票。
【トロワ】愛と復讐のドラえもんシール【バートン】
268レディアン&レディドゥ:02/02/03 13:44
アン、ドゥ、トロァーッ!!
269いきなり次回予告:02/02/03 14:00
次回の予告
森の奥でひっそりと暮らすカトルの元に、突然現れた逃亡中の殺人犯トロワ。
いつしか愛し合う2人に迫る刑事ヒイロ…。
次回「カトル、その愛と復讐」にご期待下さい。

■試しにやってみたら・・・。やはり、トロワとカトルは結ばれるべき
なのだろうか?? 次回はカトル物きぼーん。
270通常の名無しさんの3倍:02/02/03 14:03
>270
怖くて踏めません
内容教えれ
>271

ただのエロサイトへのリンクページ
く、サーカスを追い出されてしまった。
ちょっとシャア専板を見ながら「あずまんがなレディ萌え〜♪」
と口走ってしまっただけなのに。

仕方ない、ヒイロのところにでも転がり込むか。
...駄目だ、締めきり前で殺気立っていて、ドアを開けてくれない。
俺がどれだけ原稿を取りに来たんじゃない!と言っても、まったく聞く耳を持たない。

ならば、デュオか、
...駄目だ、引きこもってやがる。
電気のメーターは凄い勢いで回っているから居るのは確かだが。

よし、五飛のところに行くか。
...駄目だ、サリィに白の人民服を黒のと一緒に洗われたとかで
これ以上は無いって程落ち込んでやがる。

後は、カトルのところか...
ラシードに頼んで、裏から入れてもらうしかないな。
なんとしても、ケツを死守せねば。

はからずもカトル邸で一夜を過ごす事になったトロワ。
カトルはそれに気づくのか?トロワのケツはどうなる?
次回、"そこに愛はあるか?”
続きは勝手に書いてください。
俺はカトル邸の使用人室に通された。
くれぐれもカトルには知らせないようラシード達に頼み込む。
まだ安心できんが、じっとしているより有るまい。
ん?テーブルの上にアルバムが置いてある。
誰かが見ていたのだろう、ページがめくられてある。

カトルの子供の頃の写真か。ふ、あんな電波でも子供の時は可愛いものだな。
若いラシードと遊ぶカトルの写真を見て、俺の顔はほころんだ。
ぺラっ。次々とページをめくっていく。
たくさんの姉に囲まれるカトル、サンドロックを見上げるカトル、

おや?これは最近の写真だな。俺達と始めてあった時か。
ピースミリオンのなかで5人揃っての写真も有る。
あの頃はお互いに信頼しあっていたのにな。
今や俺は
ヒイロの同人でハァハァし、
デュオとは糞を漏らし漏らされ、
カトルを見たら蹴り入れて、
五飛と来た日にゃショーもないオチに使うのがせいぜいだ。
あぁ、あの日が懐かしい...
コンコン、ん?
「トロワ、居るんだね。入っても良いかい?」
カトル?何故ここに居るのが。
しかし今の和んだ俺にはカトルを締め出すことも出来ない。
仕方なくドアを開ける。
「何故か君が居る気がして。やぁ、僕のアルバムだね。一緒に見ようよ。」
そう言って、カトルは俺の隣に腰掛けた。
「これは君と始めてあった時だね。僕のサンドロックでも危なかったよ。」
「そうか。」
「これはヒイロと逃げている時だね。この犬はヒイロにしかなつかなかったんだ。」
「そうか。」
やばい、何故俺はこいつとアルバムトークをしているんだ。
これでは傍から見たら良い雰囲気ではないか。
何とかこいつを部屋から出さないと、
ガチャン!!
「へ?」
突然ソファから手枷が出てきて、俺の両腕を固定する。
「ふ、ふ、ふ油断したね?トロワ。」
しまった!
「君がここに着た時にはすでにすべての準備は整っていたのさ。」
「何だと?しかし何故俺がここに来るのが?」
「君の体には発信機と盗聴機が仕込まれているんだよ。」
なんですとーーー!?
「動物の餌1年分と引き換えにキャスリン嬢と取引をしてね」
あんのアマ〜、そういや、最近新しい洋服が増えていたけど
「さぁ、僕とめくるめく愛の物語を紡ごうじゃないか♪」
「やめれ〜〜〜〜!!」

...その後の事は思い出したくも無い。
ただ、俺は座った姿勢で固定されていた為、
ケツの穴だけは無事だったことを記しておこう。
変わりに失ったものも大きいが。
ん?  俺の...涙か...
あんまりこんな事は言いたくないのだが、リリーナが子供化してから出費かかさんでいる。
いくら色んな財団から援助を受けているとは言え、君たち使い過ぎ。この前なんか団長が
ジャガーに乗って上野動物園へ突っ込んだ。どうやらパンダを盗むつもりだったらしいが、
あいにく未遂に終わった。

まあ、そんな事はさておき。無駄に金を使うからサーカスの設備が無駄に充実している。
ゲーセンなどの娯楽施設。これはまあ良いだろう。客寄せにもなる。だが図書館や釣堀は
いかがなものか? なんて事をキャスリンに言ったら。
「黙れゴクツブシ」といわれた。いや、結構貢献していると思いますけど。

さて、どうしたものか? 金があるのは良いが、このままだと金で身を滅ぼしかねん。団長あたりが、
株式に手を出すという噂も聞いた。
「お兄様。お給料です」
マリーメイアか。どうせ雀の涙ほどの額しか…あれ? 漱石さんが四人もいる。さらには諭吉殿まで!
「サーカスは今潤ってますから」
お金万歳。ふっ。所詮は俺も俗物か。はじめるか…俺の男たちの好日…
カトルにフェラされたりアナルを掘らされたりしたのか!?
>275
今日はヒイロと共に、デュオ邸でプラモを作っている。
それぞれパトレイバーの1,2,3号機を作っているのだが、
ヒイロは1号機をバード形態に差し替え無しで変形、
デュオは2号機を真っ黒に塗って、マントを付けたステルス仕様、
俺は毎度のごとくガトリングやミサイルを付けまくった重仕様に改造している。

か、完成だ。俺達はお互いのイングラムを見合ってニヤリと笑う。
たとえ厨房改造だと言われようが、自分の機体と同じ仕様にしたいという思いは
止められない。
「お前ら!何をしている?!」
ん?五飛か?見てのとおりプラモを作っているだけだが?
「そんな事は見れば分る!!俺は何でガンダム以外の機体を作っているのかと聞いている!!」
そんな事を言っているが、五飛の目は明らかにうらやましがっている。
自分で言うのも何だが、かなりかっこよくできたしな。
「五飛、残念だがパトレイバーには3号機までしかない。お前の分は作ってやれない。」
「!!」
動揺する五飛。おおかた帰りに模型店にでもよるつもりだったのだろうが。
「しかし、安心しろ五飛。すべてのレイバーにはナタクの心が宿っている。」
「何?」
ヒイロの台詞と同時に俺達はそれぞれのレイバーの右腕を引っ張った。
「おぉ、こ、これは」
「そうだ。すべてのレイバーはドラゴンハング標準装備だ。寂しがることは無い」
「しぇ、謝謝」
五飛は泣きながら伸びた右腕を凝視していた。
そんな五飛と自分の手の中のプラモを見ながら、俺達もやはり男泣きをしていた。
ふ、俺の...涙か...
279通常の名無しさんの3倍:02/02/04 14:30
今日は久しぶりに5人をドラゴンボールのキャラに当て嵌めてみる事にした。
 
2「べジータじゃねーか?キャラ的に」
3「同意だな」
4「ピッタリだね」
1「任務了解」
そういえば、こいつの子供の名前は全部下着関係だったな・・・・

2「俺は誰かな〜♪」
4「女嫌いだった癖に浮気性で彼女を寝取られたロン毛に決定でしょ」
つまり天津飯だな・・・DI・・デュオ、ホモの言う事など気にするな。
泣くんじゃない。現にお前は浮気性じゃなくてスカトロヒッキ―じゃないか。
2「うわぁ〜ん、ヒルデ〜」
あ、逝っちゃった。

3「次は俺か」
1「・・・ピッコロなどどうだ」
え!?あの緑色のヤツ!?まぁ、好きッスけどね・・・
4「いいじゃないかトロワ!!どんぴしゃだよ」
どうした変態。いつになく興奮気味じゃないか。
4「だって口から卵生めるから二人でラマーズの共同作業もできるし、
  それにあの生意気そうな目、堪らないよ。
  ああ、僕は君の緑のうなじが大好き〜!!ナメック最高!!」
俺は奴に容赦なくドラエモンシールを叩きこんでやった。
ふ、お前など哀れな敗者、フリーザがお似合いだ。

3「次で最後だな」
ん、そういえば今日はあの五月蝿い若禿げがいないな。
5「おっス、待たせたな」
突然後ろの扉が開き、金色のキックボード(キントウンのつもりか・・・)
に乗って馬鹿は現れた。
サリィに借りたのか、ちゃんとコスプレまでしてやがる。
ドラゴンハングを振り回し、一通り暴れると、机に飛び乗って
5「みんな!おらにちょびっと正義を分けてくれ!!」
今まで失笑していた我々も、最早黙っていられない。早急にとどめを刺さねば。
1「クリリンだな」
2「クリリン」
3「クリリン」
4「クリリンだね」
5「何故だー!!正義はおらが決める!!」
4「なんなら亀仙人もあるよ」
その一言で禿げは沈んだ。早かったな奴の死も・・・・
280バオー来訪者:02/02/04 15:14
warata
>>278
泣けた……。いい話だ(w
今日はヒッキーのデュオを連れて意気揚々と秋葉原に来ている。厳密に言うと連れられてなんだが。
駅前の立ち食い蕎麦屋でガロードと待ち合わせなのだが…
デュ「もしもし? ガロード? 早く来いよ。なに? 行けない?」
ドタキャンかよ。そら中途半端に終わるわな。
デュ「てめぇ! 何言ってるか分かってんのか? このDI●に対してよくそんな口が利けるな!てめえの頭脳は間抜けか?」
おい。言っちゃってるよ。落ち着けデュオ。
デュ「おいガロード。じゃあティファを変わりにしろ。ファーストクラスの客にキャビアを持って来る様にな」
電話の向こうでガロードの慟哭が聞こえた。ご愁傷様です。

十分後。俺達の目の前にはティファの格好をしたもみ上げがぶっといおっさんが立っていた。
デュ「この汚らしいアホが!」
まったくだ。
ジャ「あなたに力を」
氏ね!あ、刑事さんこっちこっち。変態はこっちです。さあジャミル。臭い飯でも食ってくるんだな。
俺達はそう言い残しソフマップのエロゲコーナーへと姿を消した。
283通常の名無しさんの3倍:02/02/04 16:21
秋葉原のソフマップでエロげーを買った
それはエルフの鬼作である
早速、家でやった
まずは赤い髪の女を犯した
284通常の名無しさんの3倍:02/02/04 16:30
>>189
逝ってよし
285バオー来訪者:02/02/04 18:35
ジャミルのティファコスプレ想像しちゃって思わず爆笑しちゃたよ
>>276
かじめ落ちかよ!ピカッ!
我が娘、マリーメイアが里帰りでサーカスから戻って来た。最近リリーナ嬢の姉
として暮らしているそうだがそのせいかどことなく大人びた様子がうかがえる。
トロワとも話していたが女の子は成長が早いものだな。ゆくゆくはあの子も人並みに結婚
して、私は望み通り敗者になれるわけだが・・・
いいや、とは言えどこの馬の骨とも知れぬ者に愛娘をくれてやるわけにはいかん。
やはり私の目にかなうほどのエレガントな男でなくては。そうなると、はて。
そんな男などそうそういないのではないだろうか・・・
ヒイロ・ユイ。偉大なコロニー指導者の名を受け継ぐ者。感情表現に乏しいものの
どのような困難にも負けない強い意志と行動力。彼ならば・・・
『おぅい、マリーくん。悪いけど絵のモデルになってくれ』
『またですか?もう。今日はどんなポーズをとればいいんですか?』
エスパー少女にハレンチ親父かー!!いかん、いかんぞマリーメイア!!
「ど、どうなさったのですか?トレーズ閣下」
いや、少し頭に血が昇ったようだ。心配ないよ、レディ。・・・駄目だ、奴は危険過ぎる。
デュオ・マクスウェル。陽気な死神。生来の楽天家で敵を作らない不思議な魅力を
持っている。この世の中、彼のように人生の荒波に負けない男こそ、夫として・・・
『どうして奴が人間の女性に子供を産ませたのか分からない。あるいはただの気まぐれ
だったのかもしれない』
『子供が出来たからって自分の遊ぶ時間がなくなるのはごめんですわ』
ディーオー!!遊んじゃ駄目だって!!子供がギャングスターに憧れちゃうって!!
「・・・あ、ごめんなさい。今から宿題片づけちゃいますね。・・・その後だったら、
遊んでもいいですよね」
え、あ、あぁ。勿論だとも、マリー。・・・結婚相手は人類に限定しよう。
カトル・ラバーバ・ウィナー。由緒あるウィナー家のご子息。人品も申し分ない。
本人も実業家としての片鱗を見せており将来有望な青年の一人・・・
『はーい、みんな、晩ご飯ですよー!並んで並んでー!!』
『おほっ、いつもすいませんねぇ、マリー様。わざわざあっしらの分までメシを
こさえて頂いて』
『何言ってるの。私たち、家族でしょう?それにお姉様たちの食事も一緒に作ってるん
だから、29人が69人分になったって今更大して変わらねぇっつーの。アハハハハ!』
『ちげぇねえ。ガッハハハハハ!!』
不良みたいな口のきき方をーー!?それ一番駄目だろーー!!
「あら、トレーズ様は甘い物がお嫌いでしたの?せっかく美味しいケーキが焼き上がりましたのに」
あ・・・いや、待ってくれドロシー。私は甘い物には目が・・・あ、あぁ・・・
張 五飛。まさに正義の化身。この私が一目置くほどの男だ。少し性格に難があるが
それも若さゆえ。いずれは円熟し、よき亭主に・・・
『見ろ、マリーメイア。この子の愛らしい額を。きっとお前に似たのだな』
『そうかしら。私はこの子の凛々しいおでこはあなたに似たと思いますわ』
『そうかな。それにしても実にいい額だ』
『ええ。気のせいか生え際までがやたら長いみたいだわ』
・・・そういや、マリーも割と額が広いもんな。いや、可愛いんだよ、とっても。
ただ、お父さん君達の子供は女の子限定がいいな。
ゼクス・マーキス。・・・パス。いや、だって自分の友達に娘をやるなんて何か
危険な香りがするし。
最後はやはりこの男か。トロワ・バートン。永遠の道化師。確かに趣味や言動はちょっと
アレだが、年齢を越えた落ち着きや風格を時折感じさせる。実のところマリーに一番
接している異性だし、年の差もマリーが大人になれば案外しっくりくるかもしれない。
・・・デコの問題もなさそうだしな。
『見て、この子、あなたの前髪そっくり。ふふっ、くすぐったいわ、坊や』
『ああ。・・・マリーメイア。話があるんだ』
『・・・分かったわ、始めましょう、あなた。私たちの・・・』
『ああ、俺たちの・・・』
『『自爆ショー』』
太宰か、お前らーー!!ああ、もう。ろくな奴がいないのか、私の周りには!!
その後夜通し考えた挙句『オットーが何となく良さそう』という結論に達した。
すぐに悲しくなって朝日の見守るなか私はエレガントに眠りについた。

「レディさん、お父様、昨夜はずっと起きていらしたんですか?」
「ええ、そのようです。きっと世界をよりよい方向へ導くために考えを巡らして
いらっしゃったのですよ」
「そうですか。それでは私、お父様を起こさないように、サーカスに戻ります」
「分かりました。何かお伝えすることはございますか?」
「そう、ですね。では、マリーはいつでもお父様のことを想っております。そう
伝えておいて下さい」
「かしこまりました。それでは行ってらっしゃいませ」
「はい、行ってきます」
「・・・世間では親の心子知らず、と申しますがその逆もあるということですね、
トレーズ様・・・」
290バオー来訪者:02/02/05 07:27
ワラタけど意外にエエ話や。。。
公園のベンチに腰掛け、キャスリンとの今後について考える。
将来俺達はどうなるのだろう?
正直、キャスリンの相手は俺しか居ないと思うのだが、
最近の俺の扱いはひどすぎる。

最近で最も良い雰囲気だったのは>>177だが(それでも100レス以上前かよ)
その後はやっぱり飯抜きだったり、吊るされたり。
ひどい時にはカトルに売られたりしたな...
どうしようもない不安に襲われたが、かといって何が出来るわけでもない。

とりあえずデートの約束の時間から4時間が経過した。
どうやら俺はすっぽかされたようだ。
...帰ってねるか。
>>291
対抗馬=団長
>291
無難にリリーナを狙え
危険度高く、ティファを狙え
逆にラシードを狙え
今日はガンダムパイロット全員で模擬戦闘をすることになった。
最近体もなまっていたし丁度よかろう。
ヒイロ、デュオ、俺の3人が攻め手で、マグアナック&カトルと五飛が守備隊だ。

ヒイロ「カトルが何か狙っているかもしれん。俺が後方から支援する。」
トロワ「すまない。」弾が模擬弾なのは確認しているが、まだ安心できんからな。
戦闘が始まった。
デュオが目立ちまくって敵の目を引き、俺とヒイロで陰から敵の数を減らす。
俺が囮の方が機体特性的に有効な気がするが、ゼロがこの作戦を立案したらしい。
俺達は順調にマグアナック隊の数を減らしていく。

ん?調子に乗ってデュオから離れすぎたか。「戻るぞ、ヒイロ」
ガシャン!!その時、ヒイロが肩のバルカンとライフルのマガジンを入れ替えた。
「な、何を...!?」ダダダダダダッ
いきなりゼロカスがヘビーアームズに向かって実弾をばら撒く。
「トロワ、聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うが良い。」
「君は良い友人で有ったが、>>293の発言がいけないのだよ。」
「ヒイロ!謀ったな、ヒイロ!!」
「くっ、ヘビーアームズをゼロカスにぶつけてやる」
「私とてバートン財団の男だ、タダでは死なん。トロワスレに栄光あれーー!!」
キューン、ズガーーーン
ダブルビームライフルの放った閃光はHAを消し去った。

−−−酒場−−−
白のスーツを着たヒイロがウーロン茶をロックで飲んでいる。
ラジヲからマリーメイアの演説が聞こえてくる。
「諸君等の愛してくれたトロワは死んだ。何故だ?!」
「変態だからさ。」
カラン
>296
アンタ、バートン財団のっとっただけじゃん(w
よくばれないな―そう言えば
気がついたら森の中に倒れていた。
周りを見るとヘビーアームズの残骸が散らばっている。
コクピットなんか跡形も無く破壊されていたが、よく生き残れたな。
…いや、決して死んだ後に復活したわけじゃないはずだ。
当たり所が良くって火が回る前に飛び出したんだろう。
視界の隅に炭化した人型の物体が見えたような気がするが俺とは関係無い。絶対。

とりあえず情報を集めねばな。
俺は前髪を一本立てるとラジオの電波を受信する。
ふむ、俺はやはり死んだ事にされているな。
ヒイロはゼロシステムが暴走したと言うことで罪を逃れたか…
奴め、下手な言い訳を。
やることは決まった。奴を殺して復活すれば元通りだ。
だがその前に、2度と>>292のような発言が出ない様、団長を排除しておこう。
幸い今の俺は死んだ身。団長が死んでも疑われることは無い。

念には念を入れ、髪をオールバックにした俺は、
サングラスと2丁サブマシンガンを身につけ、ハリセンを背負う。
暗殺の準備はできた。待っていろよ、団長。
299通常の名無しさんの3倍:02/02/06 11:42
団長がサーカスから出てきた所で尾行を開始する。
結構歩いたな。この辺ならば見られる心配も無いか。食らえ!!
俺はサブマシンガンを腰だめに構え、団長の背後から一斉射撃を食らわせる。
パラパラパラ!
しかし団長は俺の気配を呼んでいたのか、とっさに飛び退きこちらを向いた。
ち!かすっただけか。しかしまだ。   …パンッ!! 
「何?!」
団長の鞭が、俺の両手のマシンガンを叩き落とした。
「やるな!」
俺はハリセンを手に取り、一気に距離を詰める。
距離を詰めて鞭は封じたが、俺のハリセンは奴を捕らえることが出来ない。
異常なスピードで動く団長の動きに、ついていくのがやっとだ。
しかも良く見ると、さっき弾が掠って出来た傷が少しずつ直っている。
まさか、ヒゲつながりか? しかし生身でナノスキンなど…
団長「ハハハッ、凄いよこの団長。さすが男爵ディーノのお兄さん!!」
「え?!」
聞き捨てならない台詞に、一瞬動きを止めてしまった。
その隙に団長の背に光が集まる。
団長「月光蝶であ〜る!!」

…全ては光の中へ。
気がついた時には、辺りは完全な荒野になっていた。
ぼろぼろになってサーカスに帰りつくと、そこに団長が待っていた。
「ン?トロワじゃないか。死んだって聞いていたが、大丈夫だったのか?」
気づいてなかったのか。そう言えば髪形もいつのまにか戻っているな。
「団長。兄弟は居るか?」
「なんだいきなり。あぁ、弟が一人居るが」
「そうか。いや、ちょっと気になってな。」
「へんな奴だな。キャスリン達が喜ぶだろう、早く顔を見せに行ってやれ。」
「そうさせてもらう。」
よしんばこの男を倒せても、その後漢魂溢れるあの塾生達に狙われてしまうわけか
あぁ、もう何もかもどうでも良い...
ただいま、キャスリン....
300通常の名無しさんの3倍:02/02/06 12:15
>>291
ノインでいいんじゃないか?
このスレでは、好かれてるみたいだし
キャスリンよりまともだし。(藁)
301通常の名無しさんの3倍:02/02/06 12:50
>団長「ハハハッ、凄いよこの団長。さすが男爵ディーノのお兄さん!!」

ワラタヨ
マリーメイアで
303通常の名無しさんの3倍:02/02/06 16:33
デュオから、ヒルデを奪うかドロシーだろ、やはり。
デュオが引きこもっているうちに、ヒルデを奪おう。
バトルフィールドオブパシフィストでは、電話連絡とかしていたしな。
>>296
ダブルビームライフル×
ツインバスターライフル○
だよ・・・
306通常の名無しさんの3倍:02/02/06 19:15
           __,,,-‐――‐-、__   ヽ、
        __=ニ-―''''"""゙゙`‐-、_`ヽ、  ヽ.
      __,/ ,.--ヾ/''''''"'''"''ー、、ヽ、ヽ、  ヽ.
    / / /            ミ `ヽヽ  i
   / / i /              ヾ__ヽヽ  |
  / / ,| |             __L i |  |
  / /| |ヽ |        ,,,,-∠''''""  ミ  i|  |
  { | { |-+ヽ,,,,,,,    ,,illニ-==三`゙`‐---+  |  |
  ||  i |┼'"三三ヽ    ;/(ソ::ノ T´  ヽ-、.| |
   ヽ ヽー'"(ソ:)` !     ‐‐-‐'´    ∧`}| .|
       .| ``''"´ /            ヽ. { !| .|
       .i    <             '´/ | ||
       !    ヽ `          ○  | ||
       ハ.    _,=---         /   | |.|
       .| ヽ.   `'''''''´      / | |  | | |
       | | ヽ         ,. ' /  .| .| || || |
      .| |  / ヽ      ,/ /   |  | || || |
      | | /   `_t‐‐‐'"´,.----―''''''7 | || || |
      .| | / / <"ヽj  /    __. /┐| || || |
     ./ // /,.-‐ゝ->‐/-‐ヽ__/‐‐‐/ ヽ|_ || |.| |
     ./ // //,.-〈 〈‐、  \--/    ``ー、!_|



307なんとなく作ってみた:02/02/06 21:13
トロワ=バーd
トロワ=バーd, (トロワ(トロワ=バーd専用)), 1, 2
陸, 4, M, 4500, 150
特殊能力
超回避Lv1=3回転半ひねり
迎撃武器=ドラえもんシール
性別=男性
3800, 140, 800, 80
BABB, 2ch_torowa.bmp
格闘,            800, 1, 1, +25, -, -, -, AAAA, +0, 突
ドラえもんシール,    1000, 1, 3, +0, 12, -, -, AABA, +10, 実共
ドラえもんカッター,   1500, 1, 3, -5, 12, 40, 105, AABA, +20, 実共
前髪ドリル、前髪シールド、ハリセンチョップがないYO!
トロワ=バーd
トロワ=バーd, (トロワ(トロワ=バーd専用)), 1, 2
陸, 4, M, 4500, 150
特殊能力
アクティブシールド=前髪シールド
超回避Lv1=3回転半ひねり
迎撃武器=ドラえもんシール
性別=男性
3800, 140, 800, 80
BABB, 2ch_torowa.bmp
格闘,               800, 1, 1, +25, -, -, -, AAAA, +0, 突
ドラえもんシール,       1000, 1, 3, +0, 12, -, -, AABA, +10, 実共
ハリセンチョップ,       1400, 1, 1, +10, -, 20, 105, AAAA, +10, 突
ドラえもんカッター,      1500, 1, 3, -5, 12,  40, 105, AABA, +20, 実共
前髪ドリル,           1700, 1, 1, +0, -, 65, 120, AAAA, +20, 接
ドラえもんシールインパクト, 2000, 1, 4, +10, 1, 80, 140, AABA, +0, -
おい、おまえら!レディアンをわすれちゃいませんか?
【指令】
ドロシーの眉毛をなんとかしなさい
きれいなお姉さんは好きですか?
大好きですっ!!
って事で、キャスリンのエステ代を稼ぐためバイトをすることになった。
ふむ、肉体労働だがここなんかよさそうだな。決めた。

...ドカタは手続きが面倒で無くて良い。
集合場所に集まった俺たちは、バスで現場に向かう。
ん、あそこで偉そうに監督しているのはラシードじゃないか。
って事はここはウィナー財閥の関連施設か。
自給しか見てなかったので気づかなかった。

「よう、ラシード。精がでるな。」
「と、トロワ! 何故ここに?!」
「いや、ただのバイトだが。何か不都合でも?」
ラシードは顔を真っ青にして、脂汗を流している。いったい…
「ルァ〜シ〜ィ〜ド〜ォ〜」
か、カトル?いったい何処から?
「ト〜ロワ〜イベントはぁ〜禁止だって〜言ったじゃないか〜〜〜」
「ひぃぃい!!! カトル様、しかしこれは偶然…」
「それは、いつも必然狙ってるのにフラグ一つ立てれない僕への充てつけか〜い?」
貴様何時から蛇人間になった?
軟体動物特有の動きでカトルがラシードに巻きついていく。
「や〜ッぱり〜君も〜トロワを狙っていたんだね〜〜」
やめれ、気色悪い。
「ガ、ガドルざま〜、た、たすけ…」
助けを求めるラシードを頭から丸呑みにしていくカトル。
とてもマリーメイアやリリーナには見せれんな。
ま、蛇は丸呑みにした獲物の消化が終わるまでは、次の獲物を狙わないそうだし
ここはラシードに任せて帰るか。
次のバイトを探さねばな…
313トロワなバイト:02/02/07 02:04
ドカタは失敗したので定番的なマクドナルドでバイトすることにした。
さぁ、今日は初仕事だ!



あれ・・・? もしかして、オレ・・・

帽 子 が か ぶ れ な い ! ?

・・・その旨をマネージャーに伝えてみたところ、次のような回答が帰ってきた。
「髪の毛切れ、もしくは辞めろ」

・・・次のバイト先がオレを呼んでいる・・・

次の日マックで血だらけの弾性が見つかったようだが、オレは何も知らない見てもない
314トロワなバイト:02/02/07 02:05
弾性→男性だったな・・・
始めるか、オレの誤爆ショー・・・
315自給→時給(鬱:02/02/07 14:26
今度は家庭教師のバイトを斡旋された。
小学生の勉強ぐらいなら何とかみれるだろう。

渡されたアパートの住所のところに行き、呼び鈴を鳴らす。
ピンポーーン♪
すこし緊張するな。
ガチャ
「…何をやっている?ゼクス。」
「何って君に家庭教師のバイトを頼んだだけだが。」
「俺は小学生の、」
「分かっている。生徒は私ではない。紹介するから入ってくれ。」

言われるままに部屋に通され、そして激しく後悔した。
ランドセルを担ぎ、黄色い帽子をかぶった女の胸元には
”3年4組 るくれつぃあ のいん”と書かれた名札が下がっていた。
恥ずかしそうにこっちを見るくらいなら初めからするなよ。

ゼクスが歯を光らせながら親指を立てた。
「さぁ、後は若いものに任せて我々は下がろう。」
我々? 他に誰が…っと奥からヒイロが出てくる。
「部屋の外に地雷原を敷いた。逃げようなどと、考えぬことだ。」
「待て! 何を言っている?」
「ちなみにノインにはかなり長期間お預けをくわせてあるからな。」
顔が赤いのは恥ずかしいからじゃなくてハァハァしてるからか…ってそうじゃなくて
「しっかりな」
バタン!!

ちっ!リリーナを俺から守る為に手を組んだか。
しかし俺もそんなに甘くはない。部屋に入る前に何本かの髪を外に伸ばしておいた。
む!かかったな。一気に髪の毛を引っ張る。
「ぐぇッ!!!」
釣れたのはゼクスか。ドアをぶち破って部屋に入ってくる。
「この程度の計略で俺を出しぬけると思ったか?」
そのままゼクスをノインの方に押しやる。
「生ませろ〜〜〜」
「ぎゃ〜〜〜!!!」
ノイン、それはカトルの台詞だ。

部屋から出た俺の目に写ったのは、自分で敷いた地雷原の前で立ち尽くすヒイロだった。
俺は半泣きのヒイロを先に歩かせ、無事地雷原を突破した。
片足が吹っ飛んだようだったが、奴なら再生するだろう。
しかし、バイトを3つもやってまだ1円も稼げんとはな…
>315
(激藁
今回見つけた仕事は、軍の海底探査隊の手伝いだ。
船でどこかの海溝付近まで行き、そこから潜水艇で深海を調査する。

作戦指揮は…レディ=アンか...まぁ、間違いは無いだろう。早速乗船する。
ん、あそこで船の舵を握っているのは元アーガマクルーのトーレスじゃないか。
こんなところに転職していたとは。

レディ「出港準備は整ったな?」
トロワ「あぁ。トーレスも準備は良いガァッ!!!?」
いきなり俺の足にめり込むレディのヒール。
レディ「あ、すまん。ついトレーズ様を呼び捨てにされたような気がして」
俺はトレーズでも呼び捨てにしているだろうが!!!
しかし雇い主の機嫌を損ねる訳にもいかない。

トロワ「あー、ゴホン。トーレスさん、出港準備は良いですか?」
トーレス「あ、あぁ。それじゃ、出港!!」
ズガーン!!!
何!? いきなりとんでもない衝撃が船を襲う。
トーレス「あれ? すいません、目の前に氷山があったようです。」
トロワ「この馬鹿トーレス!!!!」ズモッ!!
俺の叫びとともに俺の足に打ち下ろされるレディのヒール。
レディ「馬鹿とは何だ!? 馬鹿とは!!」
だからトレーズじゃないって…

乗組員「脱出邸の準備が出来ました。」
レディ「よし、乗組員は全員速やかに下船しろ。」
トロワ「レディはどうすんだ?」
レディ「トレーズ様から預かった船を沈めてしまうのだ。最後まで残るよ。」
まぁ好きにしてくれ、俺は下船させてもらう。
レディ「そうか、お前も残ってくれるか。感謝する」
いや、人の話を聞けって。
ガシャン!!いきなり座席から拘束具が出てきて俺の体を固定する。
またこのパターンかよ。

乗務員の脱出は完了したようだ。すでに船への浸水は始まっている。
レディ「ふ、なかなか早いものだな。」
いや、そんな落ち着いてないで
Pi,Pi,Pi,Pi♪
いきなりレディの携帯に着信が入った。
トレーズ「やぁ、レディ。今風呂なんだが、石鹸が切れてしまった。」
レディ「かしこまりました。すぐに御持ち致します。」
そう言ってレディは船の外に踊り出る。
へ?
沈まない? …波紋だとぉーー!!
いつのまにそんな技能を身につけた?
とんでもないスピードで水面を走っていくレディ。もう見えなくなった。
あぁ、愛の力とは偉大な物なのだな。
沈んでいく船の中で俺は涙を流しつづけた。

トロワ=バートン…任務失敗
318通常の名無しさんの3倍:02/02/08 14:03
//・) ←トロワ
AAは前スレ「逆襲のトロワ」の707-715の辺りで話題になってたよ。
俺は正直「//_-)」の方がいいと思うよ。
320   :02/02/10 01:15
保全
五飛とワンダーフェスティバルに行った。
サークル入場証をくれたのはツバロフだ。売り子をやらせる知人がいないらしい。
なんだかんだ言って仲間がいる俺達とはえらい違いだ。

販売開始と共にスタッフが数人現れ、ツバロフを連れ去っていった。
勿論販売物(喋って歩く1/100ビルゴII)は全部販売中止だ。
仕方ないので二人で会場を歩く事にした。
伝統によりバンダイ版権物はワンフェスでは売る事が出来ない。前述のツバロフ連行はその為だ。
ガンダム関係が無いと、俺達も見るべきものがあまり無い。
ワンフェスに来るのは初めての五飛は、見るもの全てが刺激的の様で一々喚いてはウザがられている…。
しきりに「アレは何だ」と尋ねる五飛から目をそらし、辺りを見まわすと、そこはドール関係が集中するブースだった。
華やかな衣装を着た人形達が趣旨を凝らして展示されている。マリーメイアに見せたやりたかった。
つうかこの衣装のサイズは大体マリーメイアに丁度くらいか。十着ほど買って行こう。
金が無いからツバロフの売上箱から無断で借りた。返すかどうかは未定だ。
フリフリの可愛い服(十何万かした)の支払いを済ませ、五飛を振り向くと…いない。
数十分探して歩くと、奴はコスプレ衣装をしこたま買い込んでいた。全部女性用だ。
チャイナとかメイドとかエロゲー制服とか…お前が着るのか?
「サリィだ」
そうか。腎虚で死なないようにな。

結局ツバロフは帰ってこなかったので、荷物を奴の車に運んでおいてから帰宅した。
マリーメイアとチビリリーナは大喜びでファッションショーを始めたが、土産の無かったキャスリンは怒っていた。
また何日か食事抜きだろうか。流石に死ぬぞ。
と思ったが、懐にはまだツバロフから無断で借りた金が100万くらいある。
暫らくは平気か。つうかあいつワンフェスで幾ら使うつもりだったんだ?まあいい。
今夜は久々に飲みに行こう…。
アンジェリークトロワ
323通常の名無しさんの3倍:02/02/10 19:52
街を歩いているとへんな侍に呼び止められた

「我が名はギ○ガナム、先日うちの黒歴史アルバムを整理していたら
こんなの(↓)がでてきたのだが
ttp://page.freett.com/umiushi21/canon.html
>260とは関係がオフゥ・・・」

俺はやつの股間に一撃を加えて走り出していた
兄さん、それは黒歴史です・・・・・思い出させないで・・・
・・あぁ、俺の涙か・・・
金が手に入ったのでMSを手に入れようと思う。
(ヘビーアームズは破壊されている)
MSを持っていないガンダムのパイロットなんて
まるでクリープの入ってないコーヒーのようなものだ。

しかしどれにするべきか
ヘビーアームズはいい機体だったが金がかかりすぎる。
全弾発射なんかやった日にはキャスリンに家に入れてもらえなかったし。
やはりここはヴァイエイトか。
しかしまがりなりにもガンダム級の機体だ安くはないだろう。
ヴァイエイトといえばOZだトレーズのところへいって見積もりをだしてもらうか。
手持ちの金でローンの頭金にでもなれがいいのだが。

トレーズ(以下トレ)「やあ、よく来たね」
レディ・アンがいないのか、自分でお茶を出しながらトレーズが言う。
たのむから番茶にバラの花をうかべるなよ。
トロア(以下トロ)「MSがほしい。ヴァイエイトだ、いくらだ」
トレ「ヴァイエイト?知らない機体だな、カタログにも載ってないぞ」
そういえばおまえはあの時いなかったな。
それにあれは量産機じゃないし。
トロ「レディ・アンが作った青い機体だ」
トレ「レディの?ああ、確かレディがおみやげで赤青2機セットで
 くれたMSがあったな。あれか。」
そう、それだ。しかしガンダム級MSがおみやげかよ。ところでいくらだ?
トレ「わたしのコレクションでよければただであげるよ」
なにっ!いいのか!!
トレ「いつもマリーメイアが世話になってる礼だよ。
 なんならオプションのガトリングガンもつけてあげよう。」
そんなものまであったのか、
おまえって実はいいやつだったんだな。
エレガントが口癖のいやな金持ちだと思っていた俺を許してくれ。
トレ「はっはっは、誉めても、もう何もでないよ。
 レディが帰ってきたら届けさせるよ。」

数日後、俺のもとにMSが届いた。
左手にガトリングガン
右手にヒートサーベル
手から飛び出すヒートロッド
そしてモノアイ
はっきり言おう、これは断じてヴァイエイトではない・・・・・・
赤いほうのMSが気になる(w
326通常の名無しさんの3倍:02/02/10 22:20
>324

赤いほうはシャア専用ザクか?
327通常の名無しさんの3倍:02/02/10 23:01
>324
ガンキャノンだー(w
328通常の名無しさんの3倍:02/02/11 23:48
キャスリン「ねえ、トロワ」
 何でありましょう? 上官殿。
キャ「いま絶賛上映中の∀ガンダムのロランかぁ」
 はぁ・・・?
キャ「キャロルかどっちかと付き合う羽目になったらどっちが良い?」
 そりゃあロランでしょ。料理できるし優しいし、それにあれだったら我慢できなくも無いしな。

 翌日。髪を銀髪にしたカトルが一心不乱に家事をしている姿が目撃された。どこから見てやがったんだ!
329324の続きその1:02/02/12 01:39
いかに俺がガンダムのパイロットの中で最強であろうとグフではお話にならない。
(性能差がありすぎて他のガンダムと一緒に作戦行動がとれないのだ)
気が進まないがまたトレーズの所に行くか。

トレ「やあ、そろそろ来るころだと思っていたよ」
だから玉露にバラを入れるのはやめろって
トロ「単刀直入に言おう、あれはどう見てもヴァイエイトではない」
トレ「そのことならレディから聞いたよ。
 実はあのMSはレディがロームフェラ財団婦人会の旅行でサイド3で買ってきてくれたものでね。
 おかげで怒られてしまったよ。」
何っ?!ということはあれは夫婦茶碗みたいなものか
それでか、ランドセルに大きな文字で『とれえず』と書いてあったのは。
悪いことをしたな返そうか?
トレ「いやいいんだ、もう1機はゼクスにあげてしまったからね。
 それよりもついてきてくれたまえ」
トレーズについて行くと図書室のような所に通された。
まさかヒイロから噂には聞いていたがここにもあるのか。
そして案の定、本の間からセキュリティカードをとりだすと壁のスロットに入れる。
本棚が開いていくと格納庫が現れた。ちっ、これだからブルジョアってやつは。
ライトがつく、そこには組み立て途中のヴァイエイトとメルクリウスがあった。
トレ「君が欲しいのはこれだろう、好きな方をとるといい。もう1機はマリーメイアにあげてくれたまえ」
マリーメイアに?なんでだ?
トレ「娘の得意分野を伸ばしてやるのも親のつとめだよ」
おまえって実はいいやつだったんだな。
すまないバラ好きの悪趣味なブルジョアだと思っていた俺を許してくれ。
トレ「はっはっは、おだてても、もう何もでないよ。完成したら届けさせるよ。」
330324の続きその2:02/02/12 01:41
1週間後、ヴァイエイトとメルクリウスが届けられた。
非常に //∀・)イイ!!
やはり高性能で強力なモビルスーツは放つオーラが違う。
メロンのような頭までかっこよく見えてしまうのだから不思議だ。
マリーメイア「わあ!なに?このモビルスーツきれ〜」
声のしたほうを見てみるとマリーメイアとチビリリーナが手をつないで立っていた。
どうやら学校の帰りらしい。
トロ「トレーズからもらったんだ、1機はマリーメイアにだそうだ」
マリ「お父さんから?やったあ!!」
マリーメイアがバンザイをして喜んでいる。チビリリーナもなんだか喜んでる。
いいなあこういうの。
そうだ!マリーメイアにお礼の手紙を書かせよう、トレーズの奴も喜ぶだろう。
マリ「ねえ、リリーナちゃんはどっちがいい?」
えっ?
チビリリーナ「赤いの」
ええぇっ!?
マリ「じゃあ、私は青いほうにするね」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
331324の続きその3:02/02/12 01:42
後日、恒例の模擬戦が行われた。
マリーメイアとチビリリーナも参加した。
ゼクスの妹という血筋のせいか、俺のそばにいたせいかチビリリーナはかなり強かった。
そしてマリーメイアとタッグを組んだチームは鬼のように強かった。

ちなみに戦績は
対カトル、マグアナック隊戦○
サンドロック10秒、マグアナック隊5分

対デュオ、五飛戦○
デスサイズ15秒、アルトロン24秒

対ヒイロ、トロア戦○
ウィングゼロ逃亡、グフカスタム・・・・・・

・・・ん、何だ・・・!? 俺の・・・、涙か・・・

予断であるが
「このMS鞭持ってるの?まるで猛獣使いね」
というキャスリンの言葉に触発され、
巨大化したメカライオンくんとグフカスタムで巨大猛獣ショーを始めた。
結構な好評を得た。
世の中何がどう転ぶかわからない。
>>331
グフカスタム固定化萌え〜
333324:02/02/12 16:04
ちょっと訂正
○余談であるが
×予断であるが
334324:02/02/12 16:06
しまった>>333>>331の訂正です。

始めるか、俺の自爆ショー。
暇だからゼクスを虐める事にした。W五人衆を招集する。
作戦開始。
1300時 目標確認。
ヒ「甘ったれだ」
本当だ甘ったれがいる。
ゼ「!?」
五「ふん! 甘ったれめ」
DI「これはこれは甘ったれ御大将ではありませんか」
カ「甘ったれのくせに…プププ」
ゼ「なんだ? 何を言っている?」
おいおい。甘ったれが何か言ってるぞ?
カ「気にする事無いですよ。所詮甘ったれですし」
DI「甘ったれ」
五「甘ったれ」
ヒ「甘ったれ」
ゼクスはその場で泣き崩れた。カゴメカゴメの要領で取り囲み、小一時間甘ったれと言い続けた。
中々楽しい時間を過ごせた。感謝するぞゼクス。
>チビリリーナ「赤いの」

完全平和主義はどこへ・・・・・(笑)
>>336
あれはドーリアンが死んでからだから、今(チビVer)は関係ないと思われる。
>トレ「いやいいんだ、もう1機はゼクスにあげてしまったからね。

やはり、赤ザクだな。(笑)
339通常の名無しさんの3倍:02/02/12 23:59
街を歩いていると歯医者に呼び止められた
トレーズ「はっっはっは、どうだい赤と青の2体は?」
あれは・・・マリーメイアとリリーナが乗り回してる
それはもう、豪快に・・・・
トレーズ「そうだろうと思ってキミのモビルスーツを復元して置いた
    もちろんオプションもフル装備だ」
マジですか?

トレーズ「>>323の写真を元に復元したんだ、
   腹に入っている飛行機の再現には苦労したぞ」
俺の目の前にはガン○ャノンがそびえ立っていた
町を歩いていたらフリーデンのXメン達に因縁をつけられた。
「この前はよくもやってくれちゃったよね」
ロンゲがガラ悪そうにこっちに向かって歩いてくる。待て、お前を瞬殺したのはデュオで
俺はただヘブンズ・ドア―を開いてしまっただけだ。
「んなこたぁ関係ねぇよ。ムカツクんだよ、お前ら。映画にもなりやがって」
それとこれとは別問だ・・・ぐふっ・・・早かったな、俺の死も・・・
「待ちなさーい!!お兄様に乱暴は許しませーん!!」
「ゆるしませーん!」
その声は・・・お前達、駄目だ、逃げろ・・・って、街中でMS――!?
「何だぁ!?ションベン臭ぇガキがいっちょまえにMSか?オゥ、お前ら手ェ出すんじゃ
ねぇぞ。・・・来い!レオパルドーン!!」
お前が名前を間違えてどうするんだ。とか思っているとあのパチモンガンダムが飛んで来た。
見れば見るほどムカツクデザインだ。不本意だが、頑張れマリー、リリーナ!!
「はい!!リリーナ様、フォーメーションAです!!」
「りょうかい!!」
リリーナがマリーメイアの前に立ち、プラネイトDを展開する。その間隙を縫って
ヴァイエイトのビームカノンが火を噴いた。いいコンビネーション、と言いたいが・・・
「ヘイ、どこを狙ってるんだ?お嬢ちゃん」
確かに、お世辞にもマリーメイアの射撃は上手いとは言えない。メリクリウスもいつまで
もプラネイトが使えるわけじゃない。一体・・・
「さて、そろそろこっちからも・・・おぐわっ!!?」
な、何だ?突然砂埃が舞い上がり、パチモンが視界から消えた。目の前が開けてくると、
そこには巨大な鎖でからめとられたレオパルドがいた。
「て、てめぇ、最初からこれを狙って・・・」
「目に見える武器しか警戒しなかったあなたがうかつなのよ。
・・・いい武器を持ってますね。ガトリングガンかしら?」
言いつつレオパルドの腕からそれを引き剥がし、銃口をレオパルドに向けた。
ひいっ、と短い悲鳴が聞こえる。
「助かりたいですか?」
「あ、ああ。たす、助かりたい。た、頼む・・・!!」
「・・・駄目ですね」
瞬間、ガトリングガンは主人目がけて全弾を解き放った。辺りに悲鳴とも咆哮ともつかない
叫び声が響き渡り、やがて消えていった。・・・何だ、俺の涙か。
ロンゲとレオパルドであったものはフリーデンがしめやかに回収した。いつの間にか
マリーメイアとリリーナが降りて来て、上目遣いにこちらを見ていた。
「・・・あのぅ」
は、はい。何でしょうか。
「・・・ちょっとやり過ぎでしたか?」
お、押忍。少々、やり過ぎではないかと。
「やっぱりそうですか」
そう言って彼女達は最高の笑顔を見せた。・・・女って、怖いんだなぁ。
341340:02/02/13 16:50
どうでもいいが性格がロアビィではなくウィッツになってる気が・・・・・
342341:02/02/13 16:52
しまった!これでは私が340を書いたことになってしまった!!
340さん、申し訳ない・・・・・・・・
鬱だ、士農。
343通常の名無しさんの3倍:02/02/13 18:50
今日は五人をAAキャラに当てはめてみるという暴挙に乗り出した。

1「俺は何だ?」
2「ヒッキーでイイと思うけどなぁ・・・」
3「それはお前だ。」
2「・・・・・」
4「無難に>>1さんでイイんじゃないですか?」
5「俺が正義だ!」
1「・・・・・・・キモッ」
無事決まったようだな。

3「ヒッキーだな。」
2「だから俺は引きこもって無いんだって・・・」
1「・・・・・ぃょぅあたりが適当だな。」
4「いつもいつも『いよう』ばっかり言ってますからね。」
5「虐殺されるのがお似合いだ。」
2「ひどぃょぅ!!!」
所詮見せかけのマターリキャラか。

1「ヒッキーだな。」
2「ヒッキーだろ。」
4「ヒッキーですね。」
5「俺が正義だ!」
3「鬱駄氏脳。」
まあ、予想はしていたがな。

3「レモナあたりだな。」
2「いや、ホ●なんだからモララーでいいだろ。」
1「ネカマというかそのままオカマだがな。」
4「ひ、ひどいなぁ、ボクはネカマなんかじゃ・・・」
5「偽善者なのだからモララーで良いだろう。」
4「まあまあ、マターリしようよ・・・」
・・・・・問題は無いな。

1「ニダーだな。」
2「ニダーだろ。」
3「ニダーだろうな。」
4「ニダーしかないですよ。」
5「俺はチョンではない!」
3「韓国も中国もたいして変わらん。」
5「何!謝罪と賠償を請求するニダ!!!」
当然、と言ったところか。

とりあえずお開きにしようかと思ったが、
窓の外からゼクスが覗いていたので、希望を聞きにった。
ゼクス「・・・・・・マララー。」
1「・・・・・・・・・・・・」
2「・・・・・・・・・・・・」
3「・・・・・・・・・・・・」
4「・・・・・・・・・・・・」
5「・・・・・・・・・・・・」
すまん、ゼクス。聞いた俺が悪かった・・・・・
344記録者・馬鹿親:02/02/13 22:44
「会いたかったよ!!トゥロォワァァァァ!!(はあと)」

いきなり走りよってきたホ○を取り合えずドラえもんシールで撃退する。
ふ、今日も技の冴えは良いようだ。

「酷いよ、いきなり何をするんだい?」

(ち、生きていたか)と心の中で舌打ちしつつ訪ねる。

「今日は何のようだ?カトル」

「あ、そうそう!!リリーナが子供になってしまったでしょ、
それを治す薬についてなんだけど・・・・・・・」

「ああ、あのことか。それがどうかしたのか?」

「それがね!それらしいものが出来たんだ!!
まだ実験中で完成はしてないけどもうすぐ元に戻せるよ!!」

「ほう、それは良いニュースだ。頑張ってくれよ」

「うん、それじゃ」

カトルが帰ると俺は準備を始める。
幸い今の俺にはモビルスーツもある、ミッションは成功するだろう・・・・・・・


次の日カトルから電話があった、
『研究所が襲われて試薬と研究資料の全てが奪われた』と。

とりあえず俺は治療の遅延による慰謝料を請求する旨を伝えると電話を切る。
しかし剣と鞭を持った青いモビルスーツが研究所を襲うなんて、
物騒な世の中になったものだ・・・・・・・・・

「お父様、どうかしたの?」

そばで電話を聞いていたリリーナが俺に尋ねる。

「いや、何でもない。お前は心配せずにずっと俺のそばにいれば良い」

その言葉にリリーナは天使の笑みを浮かべながら答える。

「はい、お父様」
345通常の名無しさんの3倍:02/02/13 22:53
またトレーズ宅にやってきた、、むろんMSをいただくためだ
ト「このガンダムF91なんかはどうだ?」
なんだか落ち着かなくなりそうだからやめておこう
ト「じゃ、このクスィーガンダム」
さくっとしそうなので却下
ト「この既出ガン・・」
カス専用機はいらん!!
ト「・・・しかたない、MSではないがこれなんかどうだ?」
おぉっ、これは一昔前はドラえもんガンダムと呼ばれたレ○ズナー
ドラえもんシールの使い手の俺にはぴったりではないか!!
ト「ちょっと違うな、これはレデイズナー、人工知能レデイが搭載されている」
・・・あの人ですか?
ト「・・・そうだが?、これにするかい?」
やめておこう、まだ命が惜しい

346時事ネタその1:02/02/14 00:58
13日夕方
トレーズからMSをもらったお返しに菓子折りでも送ろうと思い買い物に出かけた。
店はどこもチョコレート一色、そうか明日はバレンタインデーだ。
去年は確かマリーメイアがくれたっけな。
(ちなみに去年キャスリンは団長とライオン君にはあげたのに俺にはくれなかった)
今年はどんなチョコだろう。俺の歩きがスキップに変わりかける、
マリーメイア(以下マリ)「お兄ちゃ〜ん!」
声のしたほうを見るとマリーメイアとチビリリーナが荷物をいっぱい抱えて立っている。
マリ「お兄ちゃんもお買い物?」
トロ「トレーズへのMSのお礼だ」
マリ「私たちはね〜、明日のチョコレートの材料を買いに来たの。ねっ、リリーナちゃん!」
チビリリーナ(以下リリ)「うん!!」
マリ「今年は手作りに挑戦するの、お兄ちゃんにもできたらあげるからね」
それは楽しみだ。
2人の荷物を持ってやりながらそんな話をしていると、目の前の店からノインとサリイ・ポォが出てきた。
あちらも気づいたようだ。
サリイ(以下サリ)「あなたたちも明日の準備?」
マリ「はい!サリイさんも五飛さんにチョコレートですか?」
サリ「そうなのよ、五飛にはどんなのがいいと思う?」
リリ「五飛さんが好きなもの」
俺たち3人でいろいろなチョコの案をだす。
どうやら俺の『かつらチョコ』という案にインスピレーションを刺激されたようだ。
347時事ネタその2:02/02/14 00:58
見ればノインは泥棒かサンタと見まごうごとき荷物を背負っている。
マリ「ノインさん、それ全部ゼクスさんへのチョコレートなの!?」
ノイン(以下ノイ)「そうだ、去年は手作りで失敗したからな、今年は手堅く出来合いでいくつもりだ」
そうだったな、たしかそれで数日間ゼクスは生死の境を彷徨ったんだよな。
ノイ「これは1日早いがおすそ分けだ、それじゃあな」
ノインは踊るように行ってしまった。
俺の手の中にあるのは、案の定ガラナチョコだった。
数日前の出来事が思い浮かぶ。(>>315参照)・・・・・・死ぬなよゼクス

サリ「じゃあわたしも行くから。挑戦してみるわ『かつらチョコ』」
何っ?!サリイ本気で挑戦するのか?おーい・・・・・・・・・・行ってしまった。
348時事ネタその3:02/02/14 01:00
見ればノインの去ったほうをリリーナがじっと見つめている。
リリ「どうしてミリアルド兄さまはノインさんと結婚しないの?」
マリ「・・・・・・・・」
トロ「・・・・・・・・」
時が止まった。
マリ「どっ、ど、ど〜してかしら、ね、ねえ、お兄ちゃん」
あっ、汚ねえ、マリーメイア、お前知ってたな。ノインの家事能力がゼロだということを。
どうする?正直にリリーナに本当のことを言うべきか
・・・(思考中)・・・
ふう、仕方がない。
トロ「リリーナ、ゼクスがサンクキングダムの元王子だということは知っているな」
リリ「うん」
トロ「民主共和制に変わったとはいえ、自分の国の元王子が素性もよくわからない女と結婚することは
 サンクキングダムの人たちは許さないだろう。(口からでまかせ)」
リリ「じゃあミリアルド兄さまはノインさんと結婚できないの?」
トロ「そんなことはない何年か、そ、そうだな2.3年すれば大丈夫だ、たぶん(口からでまかせ)」
マリ「そ、そ〜よ!うちのお父さんだってレディさんと一緒に住んでるけど、籍を入れてないでしょ」
リリ「ふ〜ん、そっか!」
マリ「どこから見ても、あの二人はだれもがうらやむベストカップルよ!(ごめんなさいゼクスさん)」
トロ「さあ、夕食の時間だ。キャスリンが待ってるから早く帰ろう」
どうやら危機は脱したようだ。マリーメイアが小声で語りかけてくる。
マリ(危なかったね、おにいちゃん)
トロ(まったくだ、後でゼクスと口裏を合わせなくてはな)
349時事ネタその4:02/02/14 01:02
夕食後
マリーメイアとチビリリーナに台所を追い出されてしまった。
『ドカン』とか『バキ』とか『グシャ』とか不安感をあおる音が聞こえてくる。
トロ「大丈夫なのか?」
キャスリン(以後キャ)「あら出来が心配なの?」
トロ「味の問題じゃない、怪我しないか心配なだけだ」
キャ「あらあら」
どうしたんだ急に真剣な目をして
キャ「ねえ、やっぱりチョコをもらったらうれしい?」
トロ「なんだ、藪から棒に」
キャ「どう、うれしい?」
トロ「そりゃあ、うれしいだろう男として」
キャ「ふ〜ん、やっぱりそっか」
トロ「なんなんだよ」
キャ「べ〜つ〜に、聞いて見たかっただけよ」
トロ「まあいい、ここにいてもしょうがないからMSの整備をしてくる。二人が火を使う時は一緒にいてやってくれ」
キャ「はいはい」


キャ「本当に、心配性のお兄ちゃんだわ」
350346から349:02/02/14 01:04
つかれたのでまた今度
351通常の名無しさんの3倍:02/02/14 01:05
そんな事をしては駄目だ! いつだったか前の奴で、二日かけて連載した職人さんが大ヒンシュクを買っていたんだよ!!
sage忘れた。欝だ氏脳
他の職人さんがかけないだろーが!だったっけ?
なにも書けない漏れはただ応援するのみ
354時事ネタその5:02/02/14 10:33
夜が明けた。今日は14日バレンタインデーだ。
台所に入るとそこは戦場と化していた。これは俺が片づけるのだろうか。
マリ「はい!お兄ちゃん」
見るとマリーメイアとリリーナがチョコの入った箱を差し出している。
なんども失敗したのか包装紙にたくさんの折り目が入ってるのがほほえましい。
箱を開けるとハートや星の形をした小さなチョコがたくさん入っている。
俺はそのなかの1つ四角のチョコを口の中に放り込んだ。
トロ「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
口の中で異世界が解放される、
回る世界、砕けそうになる足、こらえるんだトロア!
リリ「どう?おいしい」
この目を見て「まずい」と言えるのは、よっぽどの人非人か、年増趣味で自らのエセ正義を振りかざす五飛ぐらいだろう。
トロ「ああああ、とととててもおいしいよ」
いかん舌がマヒしてきた、歯の根があわない。
リリ「もっと食べて」
なに!、まっ、まずいどうにかしなくては、この子たちの前で倒れるわけにはいかない。
おれの救い主は台所の壁に掛かっていた。
トロ「もももう、が学校に行く時間じゃないか?」
マリ「あっ!もうこんな時間」
おれは体を励ましながら玄関まで見送った。
マリ「いってきま〜す、あ、お兄ちゃん、お父さんのところ行くんでしょ、私たちもいくから」
玄関のドアが閉まると同時に緊張の糸が切れる。
いかん!早く吐き出さなくては!
おれはよろめきながらトイレに向かう、ほんの数メートルをフルマラソンのコースのように感じながら。
355時事ネタその6:02/02/14 12:13
ザザー(ジェット水流の音)
あぶないところだった、これほど命の危険を感じたのは宇宙漂流をして以来だ。
いかん、まだめまいがする。
目の前に水と正露丸が差し出された。
キャ「大丈夫?」
キャスリン起きていたのか、いつもは10時くらいまで寝てるのに。
キャ「あれだけドタバタされたら目も覚めるわよ」
いやごもっともで
俺は正露丸を飲みながら台所に戻った。
あの新次元の味はどうやって作られたのだろう?
たくさんのビンが空になっている。
キャ「なんかハーブを入れるって言ってたわよ」
俺は空になったビンを手に取る、ラベルにラベンダーと書かれている。
謎はすべて解けた。
これはハーブのエキスではない、香水だそれも合成の。
他にも色々な種類の香水がある。なるほどこの味は薬品の化学変化か。
テーブルの上にはトレーズの分のチョコレートが置かれている。
そうとわかればやることはひとつだ。
トレ『はいトレーズ・クシュリナーダです。』
やつは発信音3回で電話に出た。
俺はマリーメイア達が学校から帰ってきたらバレンタインのチョコを届けに行くことを伝えた。
トレ『それは楽しみだね』
トロ『ひとつだけ言っておくいいか』
トレ『なんだね?』
トロ『俺はひと粒食べて死にかけた』
受話器の向こうからゴクリという音が聞こえる。
トレ『トロア・バートン、新しいMSがあるのだが』
取引は成立した。
356時事ネタその7:02/02/14 14:53
マリーメイア達が帰ってくるのを待って俺達はトレーズの所に出かけた。
その道中
ゼクス(以後ゼク)「ひいぃぃぃぃぃいいいいいいあぁぁぁぁぁあああああああああああ」
上半身裸のゼクスがドップラー効果で悲鳴をあげながら全速力でこちらに逃げてくる。
ノイ「ぜぇぇぇぇぇぇえええええええくぅぅぅぅぅうううううううすぅぅぅぅぅぅぅううううううううう〜ん」
こちらは裸にシーツを巻き付けただけのノインがやはりドップラー効果の奇声をあげてゼクスを追いかけてくる。
恐怖におののくゼクス、欲望の炎を燃えたぎらせるノイン、
二人の姿はさしずめ1さんと8頭身モナーを連想させるかのようである。

そのときリリーナが二人の前に立ちはだかり両手を広げ、とおせんぼをする。
ゼク「リ、リリーナ?!」
ゼクスの足が止まる。
リリ「どうしてミリアルドお兄さまは、ノインさんから逃げるの?ノインさんが嫌いなの?」
ゼク「そ、そういうわけでは」
リリ「だったらノインさんと一緒にいなきゃだめじゃない!」

俺はこれほど残酷な死刑宣告を聞いたのは初めてだった。

ノイ「じゃあねぇぇぇぇぇええええん」
ノインが簀巻きにされたゼクスを背負ってものすごい勢いで去っていく。
悲しげな眼でこちらを見るゼクス、その姿はまるでドナドナの唄に出てくる子牛のようだ。

ゼクス、トレーズの所にいったらオットーに助けに行ってもらえるよう頼んでおくから死ぬんじゃないぞ。
357時事ネタその8:02/02/14 15:53
PM11:00
マリーメイア達はもう眠ったようだ。

ゼクスが連れ去られた後、トレーズの家に着いた俺達は大変な歓迎を受けた。
トレーズはおいしそうにチョコレートを食べていた。
当然だろう、電話の後俺が作り直したのだから。
ガンダムのパイロットである俺にとっては開封して中身を入れ替え元に戻すなんて事は朝飯前だ。
まあ異論はあるだろうが、俺もマリーメイア達もトレーズも幸せになれたのだからいいだろう。

キャ「おつかれさま」
キャスリンが真っ黒い飲み物を出してくれた。なんだこれは?
キャ「チョコレートドリンクよ、これはわ・た・し・か・ら」
トロ「別に液体にしなくても、そのままくれればいいじゃないか」
キャ「実はね焦げ目をつけようと思って火であぶったら溶けちゃったのよ」
なんだ、かっこつけようとするからだ、
トロ「しかし今日は大変な1日だったな、もうクタクタだ」
キャ「そうね、でも楽しかったでしょ、あの子達のために色々苦労するのは」
トロ「そうか?いやそうかもしれないな」
キャ「さあ、明日も忙しくなるわよ。早くそれを飲んで休みましょう」
そうするか、
おれはコップを傾けた・・・・・・・・・
358354から357:02/02/14 15:58
長くなりましたが終わりです。
至らぬところがありすいませんでした。
マリーメイアとリリーナが学校に行って2時間位した後だろうか。
俺の前髪が不振な気配を察知した、気配から察するにヒイロとカトルだろう。
どうやらそれぞれの目的の為に手を組んだ様だ。
何故かサーカスを爆破しながら進入してくる、あまり暴れられると団長やキャスリンがうるさい。
飯抜きにされるのは嫌なので、俺は不意をつきカトルを3回転半ひねりで撃破した。
しかし次の瞬間俺の頭に拳銃が突き付け、睨みつけるヒイロが前に立っていた。
どうでもいいが奴には神経が無いのだろうか、この寒さの中タンクトップに半ズボンだ。

待て、お前の目的はリリ−ナのチョコだろう?欲しいのならくれてやる。
ヒイロ「何?いいのか?」
ああ好きなだけ持っていってくれ。

思わぬところでチョコの処理が出来た、いくら危険物とはいえあの二人が一生懸命作った物を無下に出来ない。
その後トレーズのチョコを二人が帰ってくるまで必死に作っていた事は秘密だ。
そう言えばサーカスの外で液体に代わっているヒイロを見たが放っておけばいいだろう。
奴の事だすぐに元通りになるだろう、そうあの二人さえ気づかなければ今の俺には何も関係無い。
よくよく考えるとろくなチョコを貰っていない…
このままでは終われない。
「まだだ!未だバレンタインデーはおわらんよ!!」
気合いを入れてチョコ獲得の道を探す。
そうだ!歯医者トレーズならば腐るほど貰っているに違いない。
血縁(仮)のよしみで一つくらい分けてもらおう。
俺は早速トレーズのもとへ乗り込んだ。

レディ「何のようだ、トロワ・バートン」
今日は眼鏡無しかレディ。まあそんなことはどうでも良い。
トレーズに義理チョコを分けて貰いに来た。
レディ「随分とストレートに言うな。プライドを捨てたか?」
元々俺は道化師。プライドなぞとっくに捨てているさ。
それより早くトレーズに会わせてくれ。
レディ「トレーズ様に会うまでもない。チョコなら私が作ったのをやろう」
え?トレーズにあげる分しか作ってないんじゃないのか?
レディ「OZもなかなか大変でな。今年は隊員に配ったのだ。その余りをやろう」
何だかよくわからんが大変なんだな。
ありがたく頂いて行くぞ。
レディ「待て、此処で食っていけ。証拠が残るとマズイ」
別に良いじゃ…判ったよ。判ったから銃口を向けるな。
そこまでトレーズに義理立てする必要もないと思うが…。
では…おお美味い!見かけによらず料理の才があるなレディ。
ところで何故ずっとこっちを見ているんだ?惚れたか?
レディ「チッ…」
おい、褒めてるのに何故舌打ちするんだ?しかも返答無しかよ!
女心はつくづくよくわからん…。
翌日の新聞の一面トップには
「バレンタインの惨劇!OZ部隊の一部が壊滅!毒ガスを使ったテロか?」
の見出しが踊っていた。
無論俺達がやったわけではない。
やるならもっと派手に全弾打ち込むなり何なりしている。
ふと俺の脳裏に昨日のレディの言葉が思い浮かんだ。
OZも大変だ…証拠が残るとマズイ…
まさか…不景気の影響で強制的リストラ?
ひょっとしてあのチョコに!?
いや…まさかな。俺はこうして生きている。
決して俺が人間離れしてるからじゃないさ…。
なにやらOZでは色々とあったらしいが、オレには関係ない・・・
しかし、ヒマだな。
あ、そういえば、サリィは本当に「かつらチョコ」を五飛に作ったのだろうか?
とりあえず、五飛宅へ行ってみるか。

まぁ、こそこそとするのもバカらしいので、玄関から入ることにして呼び鈴を鳴らす。
すぐさまサリィが出てきた。
「あら? トロワ。 どうしたの一体。」
いや、ヒマだったんで五飛と遊ぼうと思ってな、奴はいるか?
「え、ええ、じゃ、上がって。」
何か隠してそうだが、気にせず上がる。 廊下中に先行者のポスターを貼るな!五飛!!

オレは(五飛にしては生意気な)割りと大きい客室に案内され、五飛を待った。
・・・しかし・・・ この部屋の温度は何度なんだ・・・?
ここは・・・ 砂漠より暑い・・・ってこれじゃカトルだ。 何々? 40℃? アフォか!?

「トロワ! 待たせたな!!」
・・・五飛・・・ お前この部屋に入ってこないほうがいいぞ・・・?
五飛はアフロのカツラをかぶっていた、きっとチョコだろう、怪しいくらいにおう。
「ここはオレの家だ、かまわんだろう、オレが正義だ!」
と言ってオレの忠告を聞かず入ってくる。

・・・まぁ、もうオチも分かっているだろうが、敢えて言おう、カスであると。
最初は平気だったのだが、体温とこの室温でカツラチョコは溶けていき、五飛はモンスターと化した・・・
半泣きの五飛の顔は面白かったが、居たたまれなくなったため、オレは家を出た。

そういえば、ゼクスの応援をオットーに頼むの忘れたな・・・とか考えながら家路に着いた。
帰りがそこそこ遅かったため、夕飯抜きだった・・・ 踏んだり蹴ったりとはこのことか・・・
最近、活気あるな。
久しぶりにデュオを訪ねた。
すると、何故かXメンのガロードが居た。
どうやら以前ティファの風呂をデュオが覗いたことについて、
謝罪と賠償を請求しているらしい。
ガロ「だから、ティファはあれっきり姿見せないんだよ。」
デュオ「わかったわかった、ごめんなさい。これでいいだろ?」
えらくあっさりデュオが引いた。さすがにヒルデの前で醜態を晒す真似はしたくないらしい。
ガロは謝罪してもらったので、賠償について説明し始めた。
ガロ「でよ、賠償の事なんだが金なんてケチな事は言わねえ。」
デュオ「はあ?なんだ、何が欲しいんだ?」
ガロはそのままデュオに耳打ちした。おれはしっかり内容を聞いた。
「ヒルデさんの風呂を盗撮させてくれ・・・」と。

直後、デュオは笑顔でガロに近づいていった。
何が起こるかは予想していたが、まさかあれほどとは思わなかった。
時を止めた直後、ガロに300発ほどパンチをたたき込み、工事現場へ蹴り飛ばし、
ロードローラーをかついで50回ほど殴りつけていた。更にその後、ナイフ×10を突き立てた後、
律儀に穴を掘って埋めていた。そして戻ってきて時を動かし始めた後、
ヒルデに30連発ほどのビンタを食らってヘコんでしまった。
「お客さんに何するの!」と言ってビンタをたたき込むヒルデは圧巻だった。
それにしてもヒルデは何故時の止まった中の出来事を知っていたんだ・・・
もしかしたら最強はヒルデなのかも知れない。お茶をごちそうになった俺は
ジャンクパーツを買い込んで家路に就いた。

ん?何故俺が時の止まった中の出来事をリポートしていたかって?
俺の前髪は時が止まった中でも自由に動き回れるからさ。
366通常の名無しさんの3倍:02/02/15 23:26
俺は今トレーズの家にいる、勿論契約のモビルスーツを貰うためだ。

「これが君の新しいモビルスーツだ!!」

「・・・・・何だ?これは・・・・・・」

それはガンダムとは似ても似つかないモビルスーツだった。
あえて似ているガンダムを挙げるとすれば、
背中に巨大な砲を背負っていることからガンダムXだ。

「勿論『特務機兵ディ○セン』だよ、君に相応しいだろ?
それとも『重装甲陸戦兵器ワイ○ダック』のほうが良かったかな?
でもあれは五人で乗らねば成らないから一人では無理だが・・・・・」



このままではリリーナとマリーメイアにドリルと変形分離機能が自慢なマシンを
プレゼントされかねないと判断した俺はトレーズ邸地下工場を
ディ○センを使って完全に破壊した。

そしてその帰りにガンダムXに似ているということから、
ガロードのジャンク屋にディクセンを払い下げ、
他のモビルスーツを貰う契約をして家路についた・・・・・・


今日の教訓『声優ネタの上、マニアックなネタを使うことは死に繋がる・・・・・』
367通常の名無しさんの3倍:02/02/16 02:04
新しい回転技の調査のためソルトレイクシティのフィギュアスケート会場へ向かった。
この扱いとはいえ団員だ、サーカスでも新技を披露して人気を取らねばならない。

華麗な身のこなしでロッカールームへ潜入すると、もうすぐ引退するという男から
何故か武道着を渡された。こういうのは五飛が専門だろうが。

帰宅してからよく見てみると『ライーヨー』と何故かかかれている。
着て踊ってみると四回転ジャンプが可能になった。
しかし汗くさいので四回転は惜しいが物置の奥にしまっておいた。

あれは何だったのだろうか。
今日は家の近くに本屋がオープンしたらしい。
そういえば最近新刊のチェックをしていない、ひとつ行ってみるとするか。

本屋に到着した。本屋の名前は『エレガント書店』か、間違いなくロームフェラ系列だ。
中に入ってみるとお約束どおり、いつものやつらがいた。

デュオは連邦VSジオンDXの攻略本を買い漁ってる。
先日、通信対戦で『紅い女王様』と『蒼い女王様』のチームにガンダムを使ってボロ負けをしたのがそんなに屈辱だったのか。
奴のガンダムに一番弾を当てた味方のガンキャノンは実は俺だ。

カトルはマグアナック隊を使ってボーイズ系を棚ごと買い取っている。
まあいつものことだ。

五飛の趣味はいつも同じ、キーワードは『年上』『お姉さん』『先生』だ。

ヒイロが手塚先生のコーナーにいる。
何か悪い物でも食ったのだろうか?いや万事に徹底しているやつのことだ何かある。
あとで調べておかなくてはいけないだろう。

さて自分の買い物しなくては。
ら○ひな最終巻、頭文字○23巻、ちょび○ツ4巻
どうやら俺が少し目を離した隙に世界は大きく動いたらしい。
そのとき俺の視界にあるものが飛び込んできた・・・・・・・・

今、俺は家路を急いでいる。
今日の戦利品は『ひめくりあずまんが2002』、4月になるのが楽しみだ。

数日後、『メルモちゃんみたいにリリーナに大きくなる薬を飲ませて小さい服を着てるからぱんつが見えてイヤーン計画』
略して『オペレーション・メルモ』を極秘に進めていたヒイロの家が何者かに爆破された。
まったく物騒な世の中になったものだ。
イイ!
370368:02/02/16 20:57
オペレーションは計画じゃなくて作戦だったスマソ
371368:02/02/16 21:01
さらにageてしまった。
鬱だ市能…
372age:02/02/18 20:02
a
373トロワの結婚狂騒曲:02/02/19 21:07
「私…妊娠しちゃったみたい」
キャスリンの突然の告白に、俺の前髪は通常の三倍の勢いで逆立ってしまった。
待て、落ち着けトロワ!
お前は如何なる苦境に陥っても表情一つ変えない
クールビューティ(?)ではなかったか!?
そもそも今までの日記を読み返してみても思い当たる節がない。
なぜなら最近すっかりご無沙汰…どころの話ではない。全くノータッチだ。
妄想の中でなら何万回…等と言ってる場合ではないな。
「今回は本当よ。ちゃんとお医者さんにも言ったもの」
差し出された診断書。成る程、確かに妊娠3ヶ月とある。
もしかして…夢遊病にでもかかって無意識のうちに…
不安に駆られる俺の目に、一つの文字が映った。
「エレガント総合病院」
…姉さん、ちょっと出かけてくるよ。
374トロワの結婚狂騒曲:02/02/19 21:08
エレガント病院。まさしくそこは思った通りの場所だった。
至る所から漂うバラのかほり…
「ようこそエレガント病院へ」
トレーズ!貴様は医者は医者でも敗…じゃなくて歯医者だろうが!
今すぐキャスリンのところへ言って妊娠などしていないと言え!
「いやあ、昨今歯医者だけでは生計が持たないのでな。
 OZが厳しいことは君達もよく知っているだろう?」
確かにあの時は巻き沿い食らって毒殺されそうになったな…。
いや、それより早く来い!キャスリンは本気にしているんだぞ。
「妊娠は事実だよバートン君。しかもあきらかに君の子供だ」
何だと?どこにそんな証拠が…
トレーズが一枚のレントゲン写真を差し出した。
「見たまえ。胎児のこのとがった前髪を。これが動かぬ証拠さ」
成る程…確かにまごう事なきスネ夫カット…って待たんかい!
赤ん坊にこんな髪の毛が生えてるわけないだろうが!
「診断結果、情緒不安定。看護婦君一本注射を…」
「さあ腕を出せ!トロワ・バートン!!」
うお、レディ何時の間に…って言うか眼鏡無し?
看護婦には優しさある聖女バージョンじゃないのか
「うるさい!(ブスッ)」
375トロワの結婚狂騒曲:02/02/19 21:09
「トロワ君、男には決断すべき時がある。判るね?」
ああ…何となくだが判る気がする。
「今がまさにその時なのだよ。責任をとるべき時が来たのだ」
た、確かにそうかも知れないな…。
「第一ここで君が否定したところで何もメリットがないのだよ。
 マリーメイアにとっても良い教育にはならない。
 此処で君が躊躇すれば、あの子が男性不信になりかねん」
確かにそれは可哀相だ…だが…
「君は道化師。人々に笑いと幸せを運ぶのが君の仕事だ。
 迷うことはない。式の手はずは全てこの私に任せてくれればいい」
判ったよ、義兄さん。
「さあ、みんなにこの吉報を知らせてあげよう」
電話を取る俺の横で、トレーズが意味深な笑顔を浮かべていた…様な気もする。
376トロワの結婚狂騒曲:02/02/19 21:10
エレガント病院を出た俺は、その足でみんなが待つサーカスへと戻った。
「トロワ、遂に身を固める気になったか」
ああ、ゼクス。これも男の責任という奴だ。
まさかお前たちより早くこの日がくることになるとは思わなかったがな。
横でノインが羨ましげにこっちを見ている。お前も早く決断しろよ。
ところでヒイロの姿が見えないが?
「あいつは二人の門出を祝福すべく、徹夜で明日の引き出物を作成中だ」
式をぶっこわす様なヤバめな物はくれなくて良いぞ、ヒイロ。
「いよ〜トロワ。お前もなかなか手が早いな。この俺の情報網を逃れるなんて」
今回は俺も寝耳に水だっただけだ。時を止める暇もなかったろう?
「甘いぜ。誓いのキッスの瞬間に止めて俺がキャスリンと…」
言いかけたところでヒルデにぼこぼこにされるデュオ。お前達も早く良い夫婦になれよ。
「トロワ〜!!何で、何で僕に一言も言ってくれないんだよ〜!」
話がややこしくなるからだカトル。
「せめて独身最後の思い出として…産ませろ〜!!」
ドラえもんシ〜ル!!もろに顎にヒットした。
こんな物を使うこともないような、夫婦睦まじい生活をしたいものだな。
「貴様は正しいぞトロワ!同じ男として誇りに思う!」
判ったよ五飛。だからそうつばを飛ばすな。
こうして結婚式前夜は穏やかな喧噪と共に過ぎていった。
377トロワの結婚狂騒曲:02/02/19 21:11
気が付くと、集まった客達は明日の式に備えて帰り、
居るのは俺とキャスリンだけだ。
「本当に良いの?トロワ…」
ぽつりと言った一言。
良いに決まっているだろう。
「だって、トロワって炉利だし、二次元趣好者だし云々…私じゃ趣味に合わなく無い?」
そこまで言うんかい!
確かに初めはマリーメイア萌えだったし、
子供化したリリーナを自分色に染めて光源氏計画?なんて考えたり
その他諸々怪しい試行錯誤に陥ったこともあった。
しかし、俺の心は一つ。
「…その先は明日聞かせて」
恥ずかしそうに微笑むキャスリン。
そうだな…今日はもう寝よう。ところで独身最後の夜を…ハアハア
「お休み、トロワ」
するりと俺の腕をかわして出ていくキャスリン。
まあいいか。明日があるさ。
378トロワの結婚狂騒曲:02/02/19 21:12
リンゴーン、リンゴーン
教会の鐘が鳴り響く中、タキシードを着込む。
「なかなか似合うなトロワ。まるで花婿みたいだ」
お世辞はよしてくれゼクス。と言うより俺は正真正銘花婿なのだが?
「ハハハそうだった、そうだった。それより早く行こう。花嫁が待ってるぞ?」
そうだな。しかし緊張するものだ。
会場への道がやけに遠く感じる…。
「新郎の入場です」
目の前の扉が開き、会場内からわっと歓声が聞こえてきた。
早速爆竹をならそうとした五飛が警備員に羽交い締めされている。
見知った顔が、次々におめでとうと祝福してくれる。
何だ…俺の…涙か?
「そうはさせないよ!」
不意に何処からともなく声が聞こえてくる。上か?
見れば天窓に、サンドロックが貼り付いている。
「さあ僕と行こうトロワ!!一緒に遥か約束の地へ!!」
「卒業」気取りの哀れなモーホーは、教会警備のMSによって葬られた。
379トロワの結婚狂騒曲:02/02/19 21:14
「続いて新婦の入場です」
花嫁衣装に身を包んだキャスリンが、ゆっくりとこちらに歩んでくる。
目が合うと、幾分頬を染めて微笑んだ。
綺麗だよ、姉さん…。
「もう姉さんは止めましょうトロワ…いえ、あなた」
そうだな…キャスリン。
「では、お互いの指輪を」
新婦役を務めるトレーズに促され、指輪を交換する。
「神の御前に、生涯の幸福を誓う証として口づけを…」
人前でするのは勇気がいるな。躊躇する俺に構わずキャスリンが目を閉じる。
二人の顔が接近し唇が触れ合う瞬間、俺の視界が暗転した。

380トロワの結婚狂騒曲:02/02/19 21:15
う…ここは?俺の部屋?
って夢オチkayo!!最悪だ〜(泣
せめてあと一息持っていれば…くそー!!
気のせいか後頭部までズキズキしやがる。風邪でもひいたのか?
まあいいさ…所詮道化師の人生などこんな物だ。
何だ…俺の…涙か?


マリーメイア「よろしいのですか?あんなところで終わりにして?」
キャスリン「そうね…ちょっと可哀相だったかしら?」
マ「今回は大変でしたわ。キャスリンお姉様が急にウェディングドレスを着たいなんて
  言うものですから。しかもお父様まで悪のりして…」
キャ「ごめんねマリーメイア」
マ「良いんです。皆様も充分楽しんでいらっしゃったようですし…」
キャ「カトル君にも謝らないとね。あの子だけずっと本気にしてたから…」
マ「私もほんの少し…」
キャ「え?何か言った?」
マ「な、何でもありませんわ。それにしても惨めなお方ですね。
  途中から完全に騙されて本気にしちゃって…」
キャ「そうね…でも…そこが良いのよ」
キャスリンの手には、自分の花嫁姿と、横で緊張した面もちのトロワが写った写真。
キャ「今日はありがとうトロワ。何時か…本当にこんな日が来ると良い…かな?」
381トロワの結婚狂騒曲:02/02/19 21:19
しもた
眼鏡無しじゃなくて眼鏡有りだった!
宇津だ師濃…
うまいな〜
私も精進しなくては
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
(・∀・)イイ!!
久しぶりに吉野屋へ逝くとゼクスがものすごくうつろな目でバイトをしていた。
客のおばさんから励まされるくらい元気がない。
とりあえず俺は大盛りねぎだくを頼み、ゼクスと会話することにした。
ト「以前はすまなかった・・・オットーに救援を養成するのを忘れていたんだ。」
ゼ「いや、もういい・・・私にはもうどうでも良いことだ・・・」
ト「・・・すまんゼクス・・・」
ゼ「あの後、私はノインに変態プレイを約3時間続けられて、そのままベッドインだ。」
ト「変態プレイとは・・・?」
ゼ「チョコレートをケツの穴にぶち込まれて、ケツからあふれ出るチョコをノインが舐めるんだ・・・」
ノインの凶行は俺の想像を超えていた。ホワイトチョコを尿道にぶち込み、
そのままフェラをするという極悪非道きわまりない方法でヴァレンタイソを過ごしたらしい。
翌日の朝は弱り切ったゼクスに朝飯を作らせ、そのまま帰っていったらしい。
今日ばかりはゼクスが気の毒だった。俺は食い終わった後、料金を10円ほど上乗せして奴の手に渡して店を出た・・・・
385デュオの雑想ノート:02/02/20 19:26
「♪串にささった だんご だんごっ 醤油ぬられて だんご だんごっ♪」
・・・フフフ。ヒルデの奴、ずいぶん機嫌良さそうだな・・・(ボソボソ)ザ・ワールドッ!!
時を止めておいて今晩のおかずをつまみ食い・・・完璧じゃねえか、この作戦・・・あ痛ッ!!
「もう、夕食の支度の邪魔しないでって言ったでしょう?あっちでテレビでも観てなさい!」
ちょ、ちょい待ち。何で俺がコロッケを盗るところが見えたんだよ。
「?当たり前じゃない。あんなに堂々と私のそばに来るんだもの」
そういう意味じゃなくて・・・!!み、見えているのか、お前!!
「・・・さぁ、何のことか分からないわ。ディオ」
・・・今ディオって言ったー!!みんな伏字にしてるのにー!!
「劇中では私があなたのことを呼ぶ時はディオにしか聞こえないってよく言われるわ」

「デュオー、お洗濯するから洗う物があったら持って来て―」
あいよー、っと、バスタオル一丁でお出迎えかよ。これはまた結構な・・・・・・?
なぁ、ヒルデ。
「何?」
お前、いつから首筋に星形のアザがあったの?
「?・・・あ、ほんとだ。いつからって、ちょっと分からないよ」
そ、そうか。いや、何か知らないけど胸がざわざわしてさ。
「・・・いやらしい。この外套だけでいいのね。早く向こう行ってよ」
ち、違うって。そういう意味じゃなくて・・・あ、あ。

プルルルル・・・
「あ、私出るよ。はいもしもし・・・あ、お爺ちゃん?え、どうしたの、急に。
そりゃあ構わないけど・・・写真?お爺ちゃんお得意の?・・・あぁ、前に
電話で話したっけ。うん、今いる・・・紹介してくれ?うん、いいよ。そのうち
お母さん達にも会ってもらおうと思ってたんだけど・・・やだ、まだ早いよ。
・・・うん、うん。分かった。じゃあ、お婆ちゃんによろしくね」
・・・今の電話、誰?
「私のお爺ちゃん。前にデュオのこと話したんだけど、一度どんな男なのか会ってみたい
って・・・婿とか何とか言ってたけどまだ早いよねぇ」
・・・ひょっとしてさ、爺ちゃんって念写とか出来る?
「えっ?何で知ってるの?うん。あと、ちょっとした怪我なら治せたりするよ」

天国へ行く方法があるかも知れない。
そして一番の障害はうちのカミさんかも知れない。    〜死神ノート〜
386sage:02/02/20 20:26
念写出来る爺さんが祖父ってことはジョリン(漢字わからん)?
だが時を止められるのは丈太郎(漢字多分違う)だし・・・・・

どっちなんだッッッ!!!?ヒルデッッッッ!!!!

でも私が一番気になるのは・・・・・

>そして一番の障害はうちのカミさんかも知れない

もう結婚してるのかよッッッ!!!(笑)
387sage:02/02/20 20:28
名前とEメールの欄を間違えてageてしまった・・・・・・

鬱だ、士農。
388385:02/02/20 20:51
>>386
いやぁ、冗談で「うちの旦那」とか「女房」とか
言ったりするじゃないですか?そういう感じで。

あと士ななくていいのでネタをお願いします。
ふと考えた・・・・・・

ゼクスやトレーズとは既に和解していると言っていい。
つまり戦争の危機も去ったと言っていいだろう。

なのに何故博士から未だに俺に指令が下るのだろうか・・・・・・
それより何より、金も弾薬も、ましてやMSもくれない男の命令を何故きかねばならんのだ?

そう疑問に思った俺は久々に宇宙に上がり、
コロニーに住むドクトルSに会いに行った・・・・・
「そうお前が疑問に思うのもしょうがないことだ、
確かに戦争の危機は去った、しかしそれはあくまで『当面の危機』に過ぎん」

いきなり訪ねた俺をドクトルSは快く家に上げてくれた。
そしてリビングで質問をするとこう答えた。

「まだまだこの世界には戦いの火種が散らばっておる。
大概の火種は放っておけば消えるような小さな火種だが、
内在的危機が大きいものは誰かが消さねばならん。

その為のガンダムであり、お前達であろう?」

なるほど、指令が下るのはわかった。
しかし何故何も支援が無いのだ?

「お前はもうすでに色々な意味で大人であろう?
子供のうちは親に頼るものだ、
しかし大人になれば自立して歩まねばならん。

勿論お前の命が掛かっているのだから、本当に危機的状況になれば支援もしよう。
だがまだ自分の力でなんとか出来るうちは自分ですべきなのだ。

それがお前の為なのだよ」

俺の為・・・・・・・俺は親を知らずに育った、だが・・・・・・
今は親と言える人がいるのかも知れんな・・・・・・

そんな風に感動していると電話がかかってきた。
どうやら留守電になっていたらしく、リビングにプロフェッサーGの声が響き渡った。

「我々の計画通り石油を大量に買い占めておいたぞ、
後はガンダムに中東の産油国を襲わせて価格を高騰させるだけじゃ。

な〜に、今ならテロの温床だからと言えば簡単に・・・・・・・


その日、五人の科学者が殺害されるという事件が起こったらしい。
全く物騒な世の中になったものだ・・・・・・・
しかし、その数日後俺に博士から指令が降りた、
指令内容は『テロの温床である中東の某国を殲滅せよ』だ・・・・・
そのこと事態は驚くべきことではない、あの程度で博士達を殲滅できたとは俺も思っていない。

俺を驚かせたのは『福沢諭吉の饅頭』が一緒に届いたことだ・・・・・・

とりあえずそれを前金と口止め料代わりに自分の口座にふりこむと、
成功報酬をいくら分捕るかを算段しながら俺は出撃した・・・・・・・
392お引越し、その1:02/02/21 00:46
突然だが引っ越すことになった。
別にキャスリンと結婚する夢を見て一戸建てが欲しくなったとかそういうわけではなく
大家が老朽化したアパートを取り壊してスーパーを誘致する話が決まったからだ。
しかしよく考えればモビルスーツを何台も駐車場に置いといて
文句をいわれない所などそうあるとも思えない。
敷金、礼金のことを含めてそのあたりのことを大家と話し合わなければならないだろう。
393お引越し、その2:02/02/21 00:46
『ウィナー住宅』
・・・この町には吉野家以外にロームフェラとウィナー家の息のかかってない企業はないのだろうか。
ドロシー「あら、いらっしゃい。珍しいお客さんね」
どうしておまえがここにいる。ここは戦場じゃなくて不動産屋だぞ。
ドロ「カトルのお姉さんの仕事を手伝ってるのよ。ま、花嫁修業ってとこかしら」
聞けばカトルの29人の姉たちともうまくやってるらしい、ってやな姉さんたちだな。
どうやらロームフェラの世界制覇の野望はいまだついえていないらしい。
俺たちがまた必要にならなければいいのだが。
ドロ「ところで今日はなんの用かしら?」
俺はアパートの一件を切り出した。
ドロ「あの辺りは再開発地区に市議会で決まったからどうにもならないわよ」
そうか、それならば仕方がない、ところでどこかにいい物件はないか。
ドロ「いいわ、どうせ立ち退き交渉はしなきゃいけなかったし。
 知らない仲でもないし家賃同じでいい物件を探してあげるわ」
それは助かる。なんだ?そのモスクの写真は。
ドロ「モスクじゃないわよ。カトルの知り合いが今度手放す家で外観はタージマハルのレプリカで・・・」
なんだそれは、そんなへんな家はいらん、だいたいそれはどこにあるんだ?
ドロ「近場がいいの?だったらこれなんかどうかしら、
 敷地面積40ヘクタール、敷地内には自然公園があるのよ。あんた動物すきだからいいんじゃないかしら」
おれが欲しいのはジャングルじゃなくて家なんだが。それに敷地から出るのに何日かかるんだよ。
ドロ「シャトルを使えば一瞬じゃない」
お前と一緒にするんじゃない。いいか俺がほしいのは、い・えだ。
ドロ「じゃあこれはすごいわよ、まだ完成してないけど家の上部が軌道エレベーターになっていて
 完成すれば名実ともに世界一高い家に・・・・・・・」
394お引越し、その3:02/02/21 00:48
キャ「トロアが探して来たにしては良い家じゃない」

あのあと1時間ほどドロシーと内容は濃いが実のない会話を繰り返した俺は、
帰ってきたカトルの姉さんが出したこの町外れの家に決めてしまった。
でもよく考えれば家はそんなに大きくないが
モビルスーツ数機を庭に置いておけるような物件を安易に借りさせる手腕を持つ彼女らは実はすごいのかもしれない。

マリ「私の部屋ここにする〜」
リリ「ずる〜い、私もそこがいい〜」

ちなみに引っ越すまでにこの家で発見した盗聴器と隠しカメラの数はすでに30余り、
俺の戦いはもう始まっている。
>マリ「私の部屋ここにする〜」
>リリ「ずる〜い、私もそこがいい〜」

こういう表現なんか好き
今俺は猛烈なピンチに立たされている。
新しく引っ越した家の近くに、コンビニがあったのだ。
今まで俺の住んでいたアパートは半径500m内には吉野屋しかなく、
遠出しなければコンビニの品など買えなかったのだ。
しかし、現在はコンビニが目の前にある。吉野屋の牛丼も捨てがたいのだが、
コンビニのおにぎりも捨てがたい。

悩んだあげく俺はコンビニでおにぎりを買った後、ゼクスがバイトしている吉野屋へ向かった。
397通常の名無しさんの3倍:02/02/21 21:43
明日はついにXBOXの発売日だ
カトルの奴はもう手に入れたらしい
あのブルジョワめ
買ったら霞たんでハァハァしようと思う
念のために言っとくがカスミンじゃないぞ。
あっちもハァハァできるがな

俺は秋葉原で徹夜する事にした
近くのコンビニで買ったツナマヨと鮭、それに昆布のおにぎりを数個
ウーロン茶が無性に飲みたくなったからウーロン茶も買っておいた

ん?なんだこのティッシュ箱を持っている集団は?
http://game.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1013755410/-100
398通常の名無しさんの3倍:02/02/21 21:43
どんなにスゴイんだ?
韓国でも翻訳して発売されるらしい。
http://www.puchiwara.com/hacking/
うにゅ。
ageてしまった
スマソ
>>399>>397です
念のため
・・・ふと思った。
マリーにリリー、エリーも出てくるのだろうか?(何
>401
アトリエシリーズかよ!!


キャスの源氏名がエリーだったって事にしれ
>>401
とりあえずミリーで我慢だ。
404通常の名無しさんの3倍:02/02/24 04:06
最近日が長くなってきた。冬ももう終わりだな、と庭に置いたMSを眺めながら思った。
ふと振り返るとリリーナが熱心にテレビを観ている。ふふっ、可愛いものだ。一体何を
そんなに一生懸命に・・・!!こ、国会中継!?
我が娘ながら何とノーブルな・・・やはり外務次官時代の血が騒ぐのか?
・・・そこまで考えて俺は奇妙なことに思い至った。そう言えばリリーナが子供に
なってからは誰が外務次官をやっているんだ?急にポストが異動したとなれば
それなりに問題が・・・
『それではテラ・フォーミングプロジェクトについて、ドーリアン外務次官よりお話があります』
何だ、リリーナはいるのか。なら問題は・・・ホワット?
俺の疑問を解消するかのようにブラウン管に大写しになったのは・・・ドロシィー!?
何だそのヅラと・・・眉毛そってるー!!?
「お兄様、紅茶がはいりましたけど、レモンとミルクのどちらになさいますか?」
マ、マリーメイア。大変だよ、ドロシーさんが身分詐称で国会に・・・
「?ああ、このことですか。あのですね、今リリーナさんがこの通りリリーナちゃんに
なって元に戻らないじゃないですか。それでも外務次官の仕事はこなさなくてはならない
でしょう?ですからああやってドロシーさんが身代わりを務めてくださっているのです」
そうか・・・わざわざ眉毛まで綺麗にそって・・・
「?あら、本当。大丈夫かしら」
え、何が・・・って、あいつ、酔っ払ってるのか?
「・・・前に言ってらしたんですけど、眉毛をそると体の平衡感覚が鈍るんだそうですよ」
動物か、あいつは。あ、こけた。あ、笑ってる奴がいる。
『・・・何か・・・おかしなことでも?』
瞬間、ブラウン管越しにもの凄い殺気が流れ込んできた。・・・!!ま、眉毛が再生している!!
ヤバイ、ヤバイって!!逃げろ、お前!!腰が抜けて立てないのかよ!!
あ・・・眉毛が鞭のように・・・マリー、リリーナを連れて奥へ!!
「は、はいっ!」
次の瞬間、ドロシーの失態を笑った男達は無数の眉毛に埋め尽くされ、何と言っていいか
もう。廃棄物13号みたいに「遺体って、これだけですか?」状態になった。
当然中継などしている暇はない。しばらくお待ち下さいテロップが今頃出る。マリー、
もうこっち来ていいよ。
「は、はい」
「お姉ちゃん、どうしたの?」
「え、えぇと。何でもない、何でもないのよ。ね、お兄様」
そうだとも・・・(トゥルルルルル)あ、もしもし、テレビ局さん?私はさっき
国会中継観てた者なんだけどね。何あれ?こっちは子供と一緒にいたんだよ?うちの
娘に良くない影響があったらどう責任をとってくれるわけ?やっていいことと
悪いことがあると思うんだよね、私は。
「・・・お兄様、クレイマー・クレイマーの関根さんみたい・・・」
>>404
>もう。廃棄物13号みたいに「遺体って、これだけですか?」状態になった。
激藁
406通常の名無しさんの3倍:02/02/26 00:05
職人さん復活キボンage
407通常の名無しさんの3倍:02/02/26 15:14
>404
廃棄物13号って何?
408バオー来訪者:02/02/26 21:58
パトレイバー見るべし。
409通常の名無しさんの3倍:02/02/26 23:13
新しいアパートは、経営しているのが日本人のせいか、パスルームが広い。
今まではシャワーだけだったが、バスタブも意外と良いものだ。
管理人から「温泉の素」とか言うものをもらったが、温まる。なかなか快適だ。

「お父様、お風呂ですの?」

ん、リリーナか?
ああ、良い湯だぞ、お前も入るか?・・・・・なーんてな。(w

「・・・うん、入る!!」

な、ナンデストォ!!
410通常の名無しさんの3倍:02/02/26 23:18
こ、こんな時だけ、年相応に元気一杯返事しなくてもってヤバイ!!
キャスリンやマリーメイヤにバレた日にゃ・・・・・
ってゆーか俺自身の理性が危険でピンチなアワアワ。

ガラ

・・・・・・年相応か。
411:02/02/26 23:21

       ,.-、       ,..-‐−- 、、
     /^`~",  :\  ,ィ":::::::::::::::::::;;;;;iii>;,、
   ,.-",   /......:::::i::l /:::::::::::::::;;;;;;;;iii彡" ::ヤi、
  ,.i  .|  :キ:::::::::::|::V::::::::::::;:"~ ̄     ::i||li
 / 、  | ,;:::::l:::::::::::マ,.-‐-、j'_,.ィ>、、   .:::iii》
 i、 ヘ  :\:::::::キ;:::::::(:::j::):...) `‐-‐"^{"^ヾノ"
  ヤ、 \:::::\,::::\:;;;:iゞ:-:;ィ     ,.,li`~~i    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.,;iiλ\.,,ィ^-‐'`ー",:::|::;X'::7、   ・=-_、, .:/   <      この>>239を早くつまみ出せ!!
";ii::i`ゝ、::;;;:、-‐-;;;;i‐'''|  .〉'.ヘ    ''  ./     \_____________________
.;ill;;:\::::::::::::::::;ノノl} ィ|、./:ー-`=‐-、、ノ
iilllllli;;:::`:‐-‐'":;ノ  │丶=‐-、,,_`l, ,.へ
llllllllllllii;;,,___;;;iill|||( ´D`) \ー=、7^ヾ'‐-、、
|||||||||||||||||||||||j'::::(U,U‐"、:::::\..::/   \  `ヽ
             UU
412通常の名無しさんの3倍:02/02/26 23:29
まぁ、こうゆうスキンシップも悪くないだろう。
そう思う事にした。
まだまだまともにシャンプーが出来ないから手伝ってみる。
うむ、リリーナは髪が長いから、シャンプーも大変だが、
父親の気持ちが少しはわかった気がする。

髪と体を洗い終えリリーナを抱えてバスタブに漬かる。
結構深いのでひざの上に載せて遊ばせた。
まぁ、こういうホノボノしたのも悪くないと思ってた矢先、
バスルームの外から、マリーメイヤの声が聞こえた。
413通常の名無しさんの3倍:02/02/26 23:36
マリーメイヤの呼ぶ声にリリーナが答える。

「お姉さま、今、お父様とお風呂に入ってるの、お姉様も入られます?」
「そうしますわ」

おいおい、リリーナさすがにそれは無いぃぃぃぃぃ。
ちょ、ちょっとまて、そうすると会話無かったか??
ドアの外の衣擦れの音がするし、オイオイ、ヤベーよ。
リリーナはともかく、お前はジャストミートなんだから。
叔父としての自信が、自信が、自信がぁぁぁぁぁ!!

ガラ
414通常の名無しさんの3倍:02/02/26 23:45
マリーメイヤが少し恥ずかしそうに、ちょっとだけ体を隠しながら入ってきた。
だ、だからね、そのポーズとうつむき加減にコッチを見る表情がジャストミートなのよ。「温泉の素」が無かったらヤバかった。

「あの、お父様、何かお尻にあたるんですが、おもちゃですの?」

ガビーン、リリーナの事忘れてたぁ!!

・・・・・・早かったな、俺の死も。

415通常の名無しさんの3倍:02/02/26 23:46
>>409-414
とりあえず、終わりです。
初投稿ですが、お目汚し失礼いたしました。
416通常の名無しさんの3倍:02/02/27 00:01
「萌え戦士」の俺が出ているCブロックが終了したようだ。
結果は……7票で惨敗。
ん…なんだ…? 俺の…涙か。
いやいやトロワ、前向きに考えようじゃないか。
シャア板ではアンチが圧倒的に多いW出身キャラとしては
7票でも十分健闘さ。
それより俺に投票してくれた人は俺のどこを好きになってくれたのか、
のちのちの為にもちゃんと見ておこう。

「前髪が変だから」

始めるか、俺の自爆ショー……。
トロワ、エアリアルでやってた後方三回転五回ひねりをやってくれ!
お前ならできるはずだ!
>416
もしその投票が……ノリスと変な髪型コンビを組みたいというのであったなら、
ごめん、それ、俺だ。……わはは。悪気はない。悪気はないってば。ほんと。じゃ。
何故かドロシーと乗馬クラブに来ている。
馬丁のバイトの依頼が有り、結構な給料だったので引きうけた。
動物の扱いは問題ないし、バ改造大会に向けてプラモ代を稼ぎたかったからな。

高級クラブらしく毛並みの良い馬が揃っているが、すこしハリ気味か。
ド「あら?準備は出来まして?」
ト「あぁ、…って、おい! 何故男装している?」
ド「ふっ、お気になさらず。…そろそろですわ。」
ト「な、何が…」
とその時、とんでもない勢いでカトルが走りこんでくる。

カ「ひどいよ2人とも!! 僕を差し置いてこんなところでアオ○ンかい!?」
久々の登場でいきなりそれかい!!
カ「あぁ!!良く見たら馬まで用意して。獣○ン+3○-なんて、なんてぇーー!!!!」
おぉ、壊れちょる、壊れちょる。

ド「ふっ、うまくいきましたわ。ここでとどめの一言を…」
そう言いながら、ドロシーはポケットからチェスのナイトの駒を取り出した。
ド「私のトロワは強暴です。」
カ「ひーーぃーーやぁーーー!!!」
あ、完全に壊れた。

ド「ここまで壊れれば、刷り込みも楽ですわ。キーワードは馬。」
ト「しかし、何が目的でこんな手の込んだことを?」
ド「聖○矢ファンの夢、若き日のアテナと邪武の乗馬プレイを再現する為に」
まぁ他人の趣味には口出しせんが、給料はちゃんともらって行くぞ。
ド「もちろん。ただ、キャスリンさんも○矢ファンだったと思いますけれど?」
...
...ね、姉さん、俺は信じているから...
(仮面かぶってマリンさん(シャイナさん可)プレイならいつでも受けてたつがな)
421自爆ショー:02/02/27 16:48
久しぶりに五人が集まり、雑談し始めた。
そこで話題に上ったのが、誰が一番変なヤツか、だ。
いや、こういう話題は考えるだけ無駄である。
ビルの50階から落ちて死なないヤツや、時を止められるヤツ。
ホモのヤツやハゲのヤツもいる。比べるだけ無駄というものだ。
そして俺がこの話題を抜けようとしたとき、デュオの一言で状況が変わった。
「トロワの前髪って何なんだ?」

そして、その後は地獄絵図だった。
五飛が試しに青龍刀で切ろうとしたが前髪に全身を突き刺されあえなく撃沈。
デュオが時を止めて切ろうとしたがこれも撃沈。
最後に、ヒイロが俺を後ろから羽交い締めにして、カトルが切るという作戦に出た。
だが、俺の前髪は化け物だ。恐るべき反応速度でヒイロの全身を突き刺し、
恐怖に脅え逃げようとしたカトルを瞬時に捕まえ、全身の骨を砕いた。
明らかに、俺の前髪は伸びていた。10b以上・・・
俺は、人間では無いというのか・・・・


始めるか、俺の自爆ショー。
>415
これで初投稿?上手いですな!是非これからも書いて下され!
姪と娘に振り回されつつ、萌えを忘れないトロワが良かデシタ
>>421
久々に前髪ワラタ
>421
寄○獣かとオモタヨ。
ラブデラックス、もしくはダンスマカブヘアーと思われ
俺はアームズを連想した(w
私は『タルルート』に出てきた、
謎の髪使い格闘家を・・・・・・・超マイナーだな(藁
428   :02/03/01 22:55
保全
429通常の名無しさんの3倍:02/03/02 12:52
age
突然だが、俺はサーカスで自爆ショーをやるハメになった。
最近客の入りが悪くなりふりかまっていられないらしい。
そう言うわけで、弾薬を満載したヘビーアームズで俺は出撃した。


客の入りは上々だ。
さすがにキャスリンとマリーメイア、それにリリーナが客引きしただけはある。
臭いデブヲタどもが大量だ。みんな演技しているキャスリンやマリーメイアを汚い目で凝視している。
安心しろ、貴様らなど自爆の笑撃でフヌケにしてやる。
ん?演技が終わったか・・・今日のために考えてきたネタ、今披露の時だ。


俺はヘビーアームズに乗り舞台に立った。
キャス「それでは、ラストはこのサーカスの花形満、トロワ・バートンの華麗な自爆ショーをご覧に入れます!」
花形満と呼ばれ、ちょっと照れてしまったが、作戦に問題はない。
ヒイロ、デュオ、カトル、五飛・・・準備は良いな?
1「問題はない。」
2「俺は死神だぜ。」
4「ボクは大丈夫ですよ。」
5「俺が正義だ!」
問題はないようだな。


始めるか、俺の自爆ショー。(ポチっとな)


爆音と閃光にサーカスは包まれた。シールドを張ってあるために客席は問題ない。
そして俺達は爆風を利用し飛んだ。そして、舞台の中央に降り立ち、最後のシメを飾る。
1「セーラーウイング!」
2「同じくセーラーデスサイズ!」
3「セーラーヘビーアームズ!」
4「セーラーサンドロック!」
5「そして!セーラーナタク!」
五人「五人揃って!美少年戦隊セーラーウイング!!!」
セーラー戦士のコスプレをした俺達は、舞台の中心でギャグを叫んだ・・・

まきおこる拍手と歓声・・・。勝った。俺達の勝利だ。
中には倒れながら爆笑しているヤツもいる。任務完了・・・・。


この一件の成功により、俺の給料は300円上がった。
何?たった300円だと?300円をなめるなよ。
300円有れば五円チョコが60個買えるんだぞ!60個!
60個有れば三日は食いつなげる。ありがとう、団長・・・
431アムロだよ〜ん:02/03/02 21:10
>430
それよりも大破したHAの修理代は300円でまかなえるのか・・・?
432通常の名無しさんの3倍:02/03/02 22:57
>431
実はグフカスタムだったから俺は大丈夫だ。
B3グフが壊れても、まだトレーズから貰ったガンキャノン、ガロードの所から
かっぱらったアッガイが残ってるから問題無いな。
最悪マリーや理リリーに泣きついてMSを譲ってもらえば
マリーメイアが乗ってたビルゴIIもあるぞ。
って全部庭においてるのか?

それ以前にヘビーアームズはいつ直したのだろう。
>>435
団長が買ってくれた、サーカスのためだからな。
・・・何だ?俺の・・・涙か・・・
「完成だ!」
暗闇の中でしわがれた男の声が響く。
「これこそMSを越える兵器だ!!」
男の声は興奮で裏返っていた。酷く耳ざわりで不快な感じを受ける。言葉に狂気を帯びた感じがうかがえる。
「さあ。目覚めろ!」
空気が抜けるような音とともに、俺の視界が光で染まる。複雑な機器で埋もれた部屋に、枯れた木の様な男が立っている。
ひどく醜く見えた。
「さあ。私に未来を見せてくれぇ」
不愉快だ。酷く不愉快だ。俺は頭に力を込めた。次の瞬間。俺の前髪が老人を切り裂いた。


うわぁ!!!
なんだ? 夢か? そうだよな。夢に決まってるよな。ミュウツーじゃあるまいし。俺が生態兵器だなんて。
さて、初めてのお留守番をコンプリートしようっと。
438トロワ・バトーン:02/03/04 01:11
今日はとらのあなで『おつきさまのかえりみち』を買ってきた
この情緒的雰囲気のある絵浪漫画は俺の前髪センサーがアフロになるくらい素晴らしい
家に帰った俺はこの本を堪能すべくシャワーを浴びに行った
新しいエロ漫画でヌク時にはすっきりしてからでないとな

シャワーから出た俺はヨーグルトドリンクを飲むためキッチンに向かった
腹が減っては(?)戦はできないからな(性)
リビングのソファーで1リットルの紙パックヨーグルトを飲みながらくつろいでいると
そこにパジャマ姿のリリーナがやってきた・・・
リリーナ、今の俺は危ない。俺に触ると暴発するぜ

後半へ続く
439トロワ・バトーン:02/03/04 01:27
俺がその天使のような可愛らしさに見とれているとリリーナは俺の膝の上に登ってきた
クッ・・・リリーナ、今そこに乗るのは危ない・・・

「おとうさまえほんよんで〜」

リリーナは手に持っていた本を開いた
って・・・リリーナ、これは・・・俺の買ってきたエロマンガじゃないか!
表紙が絵本みたいだから間違えて持って来たのか!
膝の上のリリーナ、そして炉なエロマンガ、これは非常にやばい!
臨戦体勢になった俺のガトリングがブリーフをはみ出しパジャマの前から顔を覗かせている
ひんやりとした夜の空気が心地いい・・・

「リ・・・リリーナ、パパは・・・パパはっ!!」

とその時、いつもリリーナと寝ているマリーメイアがやってきた
寝室にリリーナが居ないため探しに来たようだ
リビングを殺意が包む・・・早かったな、俺の死も・・・
職人さん、お疲れ〜!!一瞬金髪スレ化するかと思たよ。マリーたんに
お仕置きされてもくじけるな。ワロタからさ
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/shar/1014528392/

助けてくれ、俺の力量だけでは無理だ・・・
下がりすぎなので上げておく
443平和な?1日その1:02/03/05 22:44
ヴァイエイトの砲撃によりOZのリーオーが四散する。
「あと6機ね」
モニターの光に照らされたマリーメイアが笑う。
いつものあどけない微笑みではない、獲物を追いつめる肉食獣の笑みだ。

彼らの動きには全く生彩がない。
当然だろう、そのために隊長、飛行可能機を真っ先に潰し各部隊を分断したのだから。

廃ビルの中に身を隠したヴァイエイトの前を2機のリーオーが歩いていく。
彼らは全然気づいていないようだ。
ビームキャノンの砲身を彼らの背に向ける、ジェネレーターがうなりをあげて動き始める。
リーオーが歩みを止める。気づかれた!?だがっ、遅い!!
発射!! 1機がビームの光に飲み込まれ爆散する。
もう1機はどうやら無事らしい、ビームのチャージ時間を短くするため出力を絞ったのが裏目に出たようだ。
敵は体勢を崩している。もう1度チャージをしてる時間はない。
廃ビルから飛び出したヴァイエイトがバーニア全開で一気にリーオーとの距離を詰める。
「私の姿をみたものはぁぁ、死ねえぇぇぇぇぇっ!!」
加速のついたヴァイエイトの左の貫手がコクピットを直撃する。
飛び散るオイル、その中に赤い物が混ざっていたのは目の錯覚だろうか。
444平和な?1日その2:02/03/05 22:44
MSの足音が近づいてくる。
コックピットに突き刺さった左手を引き抜く、損傷はないようだ。
3機のリーオーが現れ、銃撃してくる。
「腐ってもOZということね、展開が速いわ」
機体を建物の陰に身を隠させる。
リーオーの1機はバズーカを持っている、あれに撃たれるのはガンダニウム合金製のヴァイエイトとはいえ愉快ではない。

そのとき隠れていたビルの上からビームサーベルを振りかざしたリーオーが飛び降りてきた。
斬られる寸前でビームサーベルを持った右腕を左手でつかんで止める。
「牽制して、死角から攻撃。その判断は正しいわ。でも!!」
ヴァイエイトの出力が上げられリーオーの腕が握りつぶされた。
あわててヴァイエイトとの距離をとるリーオー、
「愚かね、密着していれば少なくとも私に撃たれることはなかったのに」
ビームキャノンがリーオーの足を吹き飛ばした。

背中に衝撃、先ほどの3機が接近してきたようだ。
ビームチャージにはまだ時間がかかる。
先ほど脚部を破壊したリーオーを盾にする。3機のMSは思わず攻撃の手を緩めた。
「戦場で味方を盾にされたぐらいのことで、攻撃をやめるとはあなたたちはそれでも軍人なのっ!!」
マリーメイアの顔に侮蔑の表情が浮かぶ。
光の奔流が走った。

戦闘は終わった。しかしゲームはまだ終わっていない。
盾にしていたリーオーを投げ捨ててビームキャノンを構える。
コックピットは無事だ、パイロットはまだ生きている。
「あなたの存在が邪魔なの。だから私の前から・・・消えて」

・・・目の前にかつてMSだったものが煙を上げている。
1機だけではない、街のいたる所で破壊されたMSが煙を上げている。
無数のMSの残骸のなかに立つヴァイエイトの姿は、死体の山の上に立つ鬼のようだ。

目の前のモニターに『MISSION COMPLETE』の文字が映し出された。
「ターゲットの殲滅を確認・・・・・・ふふっ・・・あははははははっあははははは・・・」

マリーメイアの哄笑がコクピット内に響き渡った。
445平和な?1日その3:02/03/05 22:46
          ・
          ・
          ・
「しかし敵を全機破壊しないとゲームが終わらないとは盲点だったね、ロケテスト中で良かったよ」
トレーズのUFOキャッチャーのアームが『たれぱ○だ』のぬいぐるみを掴む。

俺達は今日開店したばかりのゲーセン『Wizard of OZ』に来ている。
開店祝いにゲームチケットをもらったのだ。

「それにしても新兵でもOZの兵士40名がMSの性能差があるとはいえ、
 ろくに反撃もできずにマリーメイアに全滅させられるとは情けない限りだよ」
ちなみにキャスリン、マリーメイア、リリーナの3人は向こうでコインゲームに熱中している。

「実戦とゲームは違うだろう。マリーメイアは連ジのランキングではトップクラスの腕前だぞ」
俺は『ダイター○3』フィギュアを狙う・・・・・・よし取った。

「あれはMSシュミレータのプログラムを改造した物だし、筐体はMSのコクピットそのものだよ。
 経験者はかなり有利だ、我々はこれで業界トップを狙うつもりだよ」
ロームフェラはホビー業界までも牛耳るつもりなのだろうか。

「ところでトロア・バートン、マリーメイアのMSの操縦はいつもああなのか?
 何かと影響されやすい子だ、変な映画でも見たのではないかと心配しているのだが」
トレーズのアームが掴んだ『ばってん×丸』が穴の縁に引っかかる。
奴が思いきり床を蹴るとそれは穴の中に落ちていった。
446平和な?1日その4:02/03/05 22:47
「それはだな」
俺はUFOキャッチャーを操る手を止め後ろを振り返る。
そこにはロケテストでマリーメイアがOZの兵士を全滅させたゲーム『ガンダムVS OZ』があった。
ちなみに元の名前は『コロニーVS地球』だったのだが平和団体から苦情が来たらしい。

稼動中の筐体の中から声が聞こえる

「お前を殺す・・・いや・・・お前達を殺す」
「死ぬぜ〜俺の姿を見た奴は、みんな死んじまうぞ〜」
「みんな僕の敵にまわるんだね、消えてよ!僕の前からみんな消えてよ!」
「愚かな、このナタク逃げも隠れもせん!!」
「さてお手合わせ願うわ、ガンダムのパイロットさん達!」
「この勝負は私の勝ちだな。今、私は何の恐怖も感じていない」
「ふん、その程度で私と戦うだと。身の程知らずが!」

・・・環境だと思うぞ 俺は・・・


その後、マリーメイアにコテンパン(死語)にやられたOZの若手兵士有志により
『マリーメイアさま親衛隊』が結成されたらしい。

世界は平和だ。しかし間違った方向に進んでいるのかもしれない
447通常の名無しさんの3倍:02/03/05 23:14
>>443-446
戦闘シーンに燃えた! そしてマリーメイアに萌えた!
448  :02/03/06 17:05
(\(\
ミ ,;,x,;,) >>343
シミ*゚ー゚) リリーナはしぃだと思うage
シ∪;;;∪ ミナサンガンバッテクダサイ
ノッッッッハ
 ∪∪

449448  :02/03/06 17:06
あがってなかった・・・
始めるか、俺の自爆ショー
この前のショー(>430)の写真ができた

ttp://www.onputan.com/cgi-bin/imgcollage/img-box/img20020306063055.jpg
(お早めにどうぞ)

始めるか、俺達の自爆ショー
451450:02/03/06 21:17
もし見れなかったら
♪chのアニコラ系画像掲示板を探してくれ
チビーナ萌え。
>448
禿同!!しぃリリーナ萌え〜
朝食後のコーヒーを楽しんでいると何やらマリーメイアがいつもと違う、威厳のような
ものを漂わせて現れた。どうした、その金髪のヘルメットみたいなロンゲヅラと白っぽい
服装は・・・!!・・・マ、マリーメイア・クシュリナーダ閣下で?
「よしなに」
ワォ、当たっちゃったよ。歴史を書き直すおつもりかよ。そこまでは良かった。ただ、
後ろからちょろちょろとついて来る何故か縦ロールになったリリーナを見て今度こそ俺は
コーヒーを噴き出した。だ、誰だ!!こんな悪質な・・・
「・・・あの〜、ごめん、私」
キャスリン、てめぇかぁ!!もう許さねぇ、俺なしではいられない身体にしてやる!!
「ちょ、ちょっと待ってよ。私は頼まれただけなんだから」
頼まれたって、誰に!だいいちこの二人が∀なんて知ってるわけが・・・何だこれ。
『絵本で綴る∀の世界』・・・ほほぅ。これは読みやすいな。
「今私の中でブームで、夜寝る前に絵本読んでって頼まれて、それで・・・」
だからって、姪と娘が珍妙なコスプレする理由になるかぁ!!やっぱり今やる!!
少女二人の見ている前で辱めてやる!!
「た、タンマタンマ。マリーちゃん、見てないで助けてよ!!」
「・・・よしなに」
「ひょっとしてそれしか覚えてないのー!?・・・あ、だ、駄目。リリーちゃん、
見ないで、あっちの部屋に行っててー!!」
「・・・えーっと、だ、だいがくでかわりばえのしないがくもんを・・・ええっと・・・」
その時玄関の方で人の気配がしたので俺はキャスリンを解放し、玄関を開けるとそこには
仮面ライダースーパー1みたいな目をしたゼクスが立っていた。
「陛下、お迎えに上がりました」
「ありがとう。では、行きましょうか。ハリー」
・・・俺は何も聞かなかった。だから強く生きろ、ゼクス。
「・・・良かったら君も来ないか?『マリーメイアさま親衛隊』はしばらくの間
『マリーメイア・カウンター』として活動することが決定した」
なかなか魅力的な誘いだが、俺は今からこの女を調教するのに余念がない。リリーナには
目の毒だから一緒に連れて行ってやってくれ。
「・・・仲がいいな、お前たち」

結局キャスリンの当分の間夕食を豪勢にする、という妥協案をのんで俺達は和解した。
やれやれ、すっかりコーヒーが冷めてしまった。
「でもね、私思うの」
ん?何をだ。
「マリーちゃんって、ディアナ様っていうよりは外見だけ見ればポゥ少尉・・・」
本日二度目のコーヒー噴水を披露した。やっぱり今この場で足腰立たなくしてやる。
455トロワと五飛:02/03/08 04:46
何だかんだ言っておきながらキャスリンに返り討ちになった・・・
全治7日らしいが一晩寝たら治った。 オレは人間なのか?

それはそうと最近マリーメイア達に構いすぎて他のメンバーとの交流がなかったように思える。
実際五飛には「誰だきさま! ナタクをなめるなー!!」などとほざかれてしまった。
そんな五飛を連れ、久しぶりに吉野屋に来た。
相変わらずゼクスもバイトを・・・ってあれ? マリーメイア達は?
「こちらも生活がかかっているのでな、今はトレーズ達の所にいるはずだ。」
ふむ、まぁいいか。 並を二つほど頼む。

五飛、最近何か夢中になってることでもあるのか?
「やはりわかるか! 流石はトロワだ。」
・・・ジャイアンツの帽子被ってれば誰にでも分かるぞ・・・ 突っ込んで欲しそうだったから仕方なく言ってやったのだ。
「うむ、今のオレはノタマにはまっているのだ!」
・・・ヤキュウだよ・・・ で、どこのチームが好きなんだ? ジャイアンツか?
「オレは嫌いなチームは存在せん、言うなれば全て好きだが、特にパントラルリーグが好きだな!」
こいつとは外出しない方がいいのかもしれん・・・ 馬鹿なことをでかい声で言うからそこらから笑われてるじゃないか、ゼクスまでもな。
「さらにオレは王 貞治が好きだ。 今度のオープン戦が楽しみだ、すさまじいホームランが見れるぞ!」
こいつとはもう関わらない方が良さそうだ。仕方ないから真実を教えてやるか。

五飛、パントラルリーグではなくパシフィックだ、それに王はもう引退してるぞ
「ではなぜセ・リーグはセントラルリーグというのだ! それではセシフィックになってしまう!」
・・・
「オレが正義だ!!」
・・・・・・

オレはすぐさま牛丼を食い終え、店を飛び出した。 あいつと一緒にいてオレまで馬鹿にされるのは耐えられん。
ん? ああ、もちろん代金は奴もちだ。
>>454-455
ワラタ
>「うむ、今のオレはノタマにはまっているのだ!」
(・∀・)イイ!!
マリーメイアカウンターの極秘文書を見つけた。
別にマリーメイアの部屋を家捜ししたわけではない、台所のテーブルの上に置いてあったのだ。
こんなことではだめだぞマリーメイア
今度、その道のプロである俺が正しい極秘文書の作り方を教えてやらなければなるまい。
ところでいったい何がかいてあるのだろう
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           極秘通達書

親睦ボーリング大会について

マリーメイアカウンターのみなさんの親睦を深めるべくボーリング大会を開きます。

日時:AC19X年△月○日
場所:Wonder OZ
料金:参加料は無料ですがシューズをレンタルする人は200円かかります。
備考:上位入賞者には豪華商品が授与されます。
   ご家族お誘いあわせの上でふるってご参加ください。

                  マリーメイアカウンター総帥
                    マリーメイア・クシュリナーダ
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・・・・・・・・//Д゚)ポカーン

後日、ボーリング大会が行われた。
優勝したのはワーカーだった、途中までキャスリンが1位だったのだが逆転されたのだ。
俺としては2位商品の全自動洗濯機目当てに途中から手を抜いたように見えてならない。

ちなみにブービー賞は・・・・おい、ヒイロなぜおまえがここにいる。
まさか賞品のOZ制服バービー人形(非売品)目当てなのか?
おまえは本当に神出鬼没だ。
カ「ほらトロワ、僕と君との間に生まれた愛の結晶だよ」
突然の出来事だった。カトルが俺達四人の前で、子供を抱えて現れたのだ。
何を言っているか分からないが?
カ「だから、ほら。この子の事だよ」
満面の笑みでそう答えるカトル。その手には乳飲み子がすやすやと寝息を立てている。
ヒ「やったのか? トロワ」
D「マジかよ…」
待てぃ! やった以前に奴は生物学上オスだぞ! それとも何か? 俺らはカタツムリのように両性具有とでも言いたいのか!?
五「いい加減、罪を認めたらどうだ?」
認めるも何も、犯していない罪を認めるアホが何処にいる!!
D「しかし、証拠があるぞ。ほら」
DI…デュオはいつの間にカトルの抱いていた子供を、俺の前に差し出した。ふっくらと赤みを帯びた頬。目元がカトルに似ていなくも無いが…
断じて俺の子ではない!! もし俺が孕ませるとしたらキャスリンかマリ(検閲削除)だ!!

カ「あんなに強くされた…(はぁと」
貴様の脳内での出来事を押し付けられても困る。貴様は甑か! とにかく。それは俺の子ではない。俺の子なら、立派な前髪があってもいいはずだ。
五「獅子の子供は大人になるにしたがって…縦髪が生えてくると言うぞ」
俺を獣と一緒にするな。若禿げ。
ヒ「しかし、カトルがお前以外の子供を孕むとも思えんが」
殺すぞ同人王。……カトル。その子供。何処から奪ってきた。
カ「ひどいなぁ。奪ってきただなんて。朝起きたらリビングにベットと一緒に置いてあったんだよ」
何だそれは? お前が産んだんじゃないのか? 
カ「まあ…そうなるかな?」
そうなるかなじゃないだろう。まあこれで俺の疑いも晴れたな。どれ抱かせて見なさい。俺の前髪で親を探してやろう。
俺が赤ん坊を受け取った瞬間。一枚の紙切れが赤ん坊をくるんでいた毛布から落ちた。
D「なんだこれ? なになに。『かとるへ。お姉さんは今日大事な合コンがあるので、子供を頼みます』だってよ」

…………………………

その後。とりあえずカトルを死ぬ一歩手前まで殴り、その無責任な姉の合コン相手を殴り倒し、俺たち四人が合コンの相手をしてやった。
合コンは始終険悪なムードで終わったが。なぜか五飛が楽しそうだったのをここに記しておこう。
わ、笑い氏ぬ・・・。
461通常の名無しさんの3倍:02/03/10 23:03
age
レディ・アンから誘いの電話があってトレーズ宅に邪魔した。
育児関係かなにかの相談かと真面目な気持ちで門をくぐったのだが…。
白亜の東屋で待っていたのは雀卓囲んだトレーズ、デルマイユ、デキムだった。
「待っていたよトロワ・バートン 面子が足りなくてね」
うるせえ。帰らせて貰う。
「待ち給え 君は最近金策に走り回っているそうじゃあないか… 運試しの機会を与えてあげようというのだよ」
…レートはどのくらいだ?
「1000点につき150だ」
その位ならいいだろう。

小遣い稼ぎにと軽い気持ちで始めたが、中々熱いゲームになった。
バンバン役満あがりまくるトレーズ、気付いたらチンイツとか出来てるデキム、デルマイユもそれなりの腕だ。
俺はというと、3人がロンしあっているのを尻目に小手ばかりでコツコツ点を稼いでいた。
まあ、そんなこんなで結果、トレーズがぶっちぎりでトップ、俺が微妙にプラスで勝ち組に納まった。
こんなところだろう。

デキムもデルマイユも憮然とした顔で懐から札束を出すと、不快そうに去っていった。…札束だと?
「ふむ 君の勝ち点は5000点か これが君の取り分だ」
トレーズが放って寄越した万札は750枚あった…。150って万の事だったのか…。
もう二度とトレーズのマージャンには付き合わない事にする。
俺は負けた時に備えて用意しておいた携帯の警察への短縮ダイヤル設定を解除しながら帰宅の途についた…。
463通常の名無しさんの3倍:02/03/11 03:02
>俺は負けた時に備えて用意しておいた携帯の警察への短縮ダイヤル設定を解除しながら帰宅の途についた…。

ワラタ!
さげるの忘れた・・・
465バオー来訪者:02/03/11 07:57
キョウモワラタヨ!!
いつもモビルスーツを貰うばかりでは能が無いので、今回は自分で設計してみよう。
まずはコンセプトから決めるべきだろう。ヘビーアームズのような圧倒的な火力で
敵をねじ伏せるのも悪くはないが・・・今回は違ったアプローチをしてることにする。
 
一番重要なのがモチーフだ。身内の機体を例にあげるとウイングは鳥、デスサイズは死神、
サンドロックは砂漠の民の長(おさ)、シェンロンは龍といった具合にだ。
しかし、ヘビーアームズは機体性能はいいのだが、具体的なモチーフが無い(否ガンキャノン)。
この点でヘビーアームズは残念なことに他の機体より一歩遅れてしまっている。
そういうわけで今度のモビルスーツにはなにかのモチーフを練りこみたいところだ。
そう・・・モチーフで思い出したが、忘れてはならないことがある。
それは、モビルスーツは人が乗ってこそ兵器となりえるということである。
要するにパイロットとのマッチングだ。軽視されやすいが、これをミスると以下のようになる。
 
  根暗鳥。貧乏籤(死)神。砂漠の民のホモ長。禿龍。
 
・・・ガンダムの設計者、迂闊な人選は死につながる。これでは威厳もなにも有ったものではない。
どのようなパイロットが乗るかちゃんと想定しておくべきだ。キャラクター物として当然だろう。
 
そんなわけで、俺が新しく設計したい機体は
『パイロットの個性にあわせたモチーフを持つガンダム』
ということになる。
 
よし、決めた。あれをモチーフにして設計してみよう。出来上がりが楽しみだ。
では、下膨れのところにでも行ってパーツを買ってくるとしよう。
 
か、完成だ。俺の個性と実に合って・・・いるかもしれない。
参考までに機体の画像だ。
 
ttp://members.jcom.home.ne.jp/robohaku/g2/g2_jpg/jes01.jpg
ttp://members.jcom.home.ne.jp/robohaku/g2/g2_jpg/jes02.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 

まぁ、モノマネだけどビットとかできるしいいか。
ひゃははははは・・・ふむ、あの笑い声だけは真似できそうもないな。
まさに道化じゃん(藁
保守
470通常の名無しさんの3倍:02/03/13 21:25
俺がガンダムの設計に悩んでいるとリリーナが絵を持ってきた
「おとうさま、へび〜あ〜むず〜」

ttp://www.tcct.zaq.ne.jp/bpajp609/gallery/oger.jpg

まぁヘビーアームズだよな・・・
471となりのトトロワ:02/03/15 13:47
遙かなるトロワの中で・・・
保守
今日も朝から自慢の前髪のセットに余念がない。
気分よく俺の持ち歌である「愛は流星」を口ずさみながら仕上げに取り掛かっていると
遠くの方から悲鳴ともつかないカトルの叫び声が聞こえてきた。
(元)完全平和主義者のリリーナの父(仮)としては無益な争いに関わるのは得策ではないな。
しかもカトル絡みだとロクな事がない。
俺は無視を決め込もうとしたが、
「お前を殺す。お前を殺す。」
と傷のついたレコードのように繰り返す声が耳に入った。ヒイロ、お前なのか?

とりあえずヒイロに三回転半捻キックを後頭部に食らわせ黙らせた後カトルに訳を聞いてみると
ヒイロはリリーナが小さくなった原因がカトルである事を今頃になって知ったらしい。
そしてもう一度その薬で自分の前でリリーナを幼児退行させろと迫っているようだ。

それだけ聞いた所でヒイロが再び息を吹き返しカトルをウイングゼロで追い掛け回し始めた。
あまり朝早くから外で騒がれていると低血圧なキャスリンが起きてしまい
俺がとばっちりを喰らいかねないのでヘビーアームズ全弾発射により2人にはお引取り願った。

そして2人が去った後をふと見ると小さいノートが落ちていた。
タイトルはこう書かれている。

「初めての光源氏計画〜ちびリリーナたんからお父様と呼ばれるには〜」


・・・・カトルをあんまりいじめるなよ、ヒイロ
>>473
//∀・)イイ!!
ヘビーアームズから降りたらキャスリンにグーで殴られた。
全弾発射で目が覚めたらしい。

コロニーのために戦ってコロニーに見捨てられた昔を思い出した。
五飛「お前を男と見込んで頼みがある」
五飛がポケットの戦争のDVDを片手にやってきた、しかし青龍刀をちらつかせながら頼むのはやめてくれ。
五飛「お前なら暇だと思ってな、ポケットの戦争は見たこと無いだろう?」
聞くところによるとトレーズ・ヒイロ・カトルのところに行ったがことごとく断られたらしい、いつも引き籠もっているデュオですらジャンク屋の仕入れで捕まらなかったらしい。
相変わらずな奴だ、まぁみんな多忙な生活を送っているからな・・・
まぁとりあえず見始めることにした。

・・・・見終わった、五飛は終始黙って見ていた。珍しいこともあるな・・・
五飛「久しぶりに充実した時間を過ごせた、これは礼だ」と言い五飛は青龍刀を渡し帰っていった。
ふと窓の方を見るとゼクスが泣いていたので中に入れてやった。
話を聞くと一話から見ていたらしい、声を掛ければ入れてやったのに・・・
しかし何を言っても泣きながら「バーニィが・・・」しか言わない・・
あとでノインに頼んで引き取りに来て貰うとするか・・・
マリー「惨めな男だわ・・・」
そういえば長らく聞いて無かったな・・・
今回のネタは最低のできだ・・・スマソ(;´Д`)
保守
>477
いいんでないかい?マターリとした作品も
デジキューブのCMを見ていたら、デュオっぽい女の子を
見かけた(…と言ってみるテスト。藁)
481通常の名無しさんの3倍:02/03/18 16:18
>480
ハァ?
気がつくとそこは冷たい牢屋の中だった。頭が重い、否、痛い。頭の中で鈍痛が脈を打つようにうねる。
何故俺はここにいる? 昨日ことを思う出そうとしたがまるで思い出せない。
「気がついたか」
不意に声がした。その声はヒイロ? お前もここにいるのか?
「そうだ」
他にはいなのか?
「俺とお前だけだ」
何故お前と俺はこんなところにいるんだ?
「覚えていないか? 俺たちは昨日、花見の予行演習とか言うわけの分からない演習をしただろ」
そういえば。少し思い出した。DI…デュオが提案したんだったな。花見シーズンに先駆けて。
「そうだ」
JOJOに思い出してきたぞ。そうだ、それで俺たちは公園に向かった。
「リリ−ナにマリーメイアを連れてな」
キャスリンもヒルデもいたな。ほんの軽い気持ちで誘ったんだ。当然、花見だから酒も入ってくる。
「酒池肉林だ」
キャスリンがザルの様に日本酒を次々と空けていたな。
「それに対抗した五飛がまず撃沈した」
なんか生え際が益々後退する勢いだったな。
「それから酔った勢いでカトルがお前に迫っていたな」
そういえば、スナックのママみたいな口調だったな。まあ桜の木の根元に埋めておいたが。多分、 綺麗な花を咲かせている事だろう。
483続き:02/03/18 21:53
「デュオは…」
あいつはいつの間にかヒルデといなくなっていたな。まあ多分どっか青姦でもしてたんだろ。
まあ大体は思い出した。しかし何故ここにいるのかが分からない。
「世の中知らないほうがいい事もある」
そう言う訳にもいかないだろこの電波野郎。……そういえば、宴の途中でリリーナがいなくなったんだ。
俺はリリーナを探しに行った。そして、大きな木下でお前とリリーナを見つけた。そしてお前はおもむろに
リリーナの服を脱がせにかかった。そして俺は貴様にドラえもんシールをお見舞いした。それを見たリリーナは大泣き。
聞きつけたマリーメイアとキャスリンが俺達を発見。なぜか俺ごと粛清……

冷たい牢屋の中で骨が折れる音が響いたのはそれから間もなくだった。
>>482
hagesikuwarata!!
今日はゼクスと模型屋に来ている。
トールギスのプラモスレを見た後らしく、かなり気合が入っている。
俺は生温スレにバ改造をさらした直後だったので、次のネタ探しだ。

ゼ「む? これが今お祭り騒ぎの伝泥か。さすがにでかいな。」
ト「これのおかげで俺はネタを晒すのを躊躇っていたのだ。」
ゼ「確かに。買うだけでネタになるなど、ある意味卑怯な代物だ。」
ゼ「だが、機体的にはHAに通じるものがあるな。」
ト「確かに混戦での実弾乱射はHAの真骨頂だが…」

ゼ「ならば、これとHAを合体させるのも一興では?」
ト「馬鹿な。俺の部屋にこんなものを置くスペースは、」
ゼ「ふっ、お前は何時からそんな守りの人生に入ったのだ。」
ト「何!?」
ゼ「私の知るトロワなら、こんな時進んで...いや、
むしろ周りの制止すらも楽しみながら自らつっこんで行くと思っていたが」
ト「ぐっ!」(耐えろ、オレ。こんなもん買って帰った日には)
ゼ「はっ、所詮はいかさま道化師か...」
ト「親父! このデカ物を2つくれ。割引? 要らん!!男なら定価買いだ。」

その日川沿いの遊歩道で、スッカラカンの財布を懐に入れたピエロが
18キロのプラスチックの塊と夕日を背負い、トボトボ歩く姿が目撃された。

...ん? ...俺の...涙か..
(´-`).。oO(ひょっとして生温スレで電ドロ二個買ったって言ってたのトロワだったのかな)
今日はサーカスの休憩中久しぶりにBLIND TARGETのコミックを読み返してみた。
本編とEWのコミックスの絵のチャチさには愕然とさせられた俺だがこれは絵もなかなかで読み応えもある。
ヒイロとこれのオリジナルキャラであるラルフ・カートがうり二つだと思うのは俺だけだろうか?まあそんなことはどうでもいいが。
この話の中ではヒイロとリリーナの関係が本編よりも若干進んでいる。
ヒイロ×リリーナ推奨派にとってはおいしい作品なんだろうが、俺は2人の寸止めキスシーンなんぞに興味はない。
ふっヒイロ、せいぜい二次元の世界でリリーナといちゃこいてるがいいさ。
なぜなら今のリリーナをキスどころか好きなようにできるのはこの俺・・・

気がつくと俺は数本のナイフを刺され鎖でグルグル巻きにされて捨てられていた。
最近独り言が多いとキャスリンから気味悪がられていたがさっきのも言葉に出ていたのだろうか。
もう野宿しても凍死するような季節でもないので今夜はこのままここで過ごそう。
そして俺は読みかけのBLIND TARGETを前髪から取り出し再び読み始めた。
内容的には申し分ないと思いながら最後まで読んだが
俺を鬱にさせたのが最後に載っていたEWの衣装を決めている短編マンガだった。
そこでは俺は何故かゼクスのダサいOZの制服を着せられ、あの小汚いマスクまでかぶらされていた。
それだけならまだしも、良く見ると俺の前髪はそのマスクを突き破って外に出ている。ご丁寧にバキッなんて擬音付だ。
オフィシャルでも俺の前髪は化け物扱いなのか・・・
どうにもいたたまれなくなってDI・・デュオがリリーナの服を着て
ほほ染めて喜んでいるのにたいした疑問も抱かずにその本を閉じた。

・・・・ん?何だ・・・?俺の・・涙か・・・
今回の任務はOZのMS部隊の撃破だ。
五飛とコンビを組み、HAで奴のバックアップを行う。

ト「作戦ポイントに到着した。敵部隊を確認。作戦開始。」
五「行くぞ、ナタク!! ドラゴンハングッ!!」
ト「がチョーーーーん」
五「!」
敵1「!」
敵2「!」
敵3「!」



どうやら俺はデュオの能力を超えてしまったらしい。
全弾発射で五飛ごと敵部隊を壊滅させた俺は、己の才能に恐怖した。
DI…デュオと街中を歩いてる時の出来事だった。
DI「おい、トロワあれ見ろよ!」
赤い服を着た仮面の男が女を連れてホテルに入ろうとしている、どこかで見た後ろ姿だ。
DI「ぃよう!ゼクス!今日はノインと一緒じゃないのか?誰だ、その黒い娘は?それにしても相変わらず元気だね、こんな明るいうちから」
さすがDI…いやデュオか、時間を止めて近づくとはな。しかしゼクスの奴がノイン以外の女と一緒にいるのは珍しいな。と思いつつ俺も駆け寄る。
DI「それにしてもそれで変装したつもりか?」
デュオの言うことは無理もない、いつもの仮面とは違う角の生えた仮面を被り赤い軍服を着ている。こんな格好をしては私を見てくださいと言っているようなものだ。
ゼクス「君たち、何か勘違いをしてないか?私にそんな口が聞けると思っているのか?」
ゼクスが口を開いた。
DI「ゼクスどうしたんだ?今日はいつもと違ってやけに濁声だな。それに偉く態度がでかいな。」
と言いゼクスの仮面の上から頭を叩くDI…じゃなくてデュオ。
ゼクス「いい加減にしたまえ!」
ゼクスが切れた、今日は確かにいつもと違う。
DI「おい、どうしたんだ?浮気していることノインにチクるぞ?」
ゼクス「ノインとは誰だ?私を怒らせた様だな、君たちにつき合っている時間は無い!」
と言うとゼクスは銃を取り出し、今すぐ発砲するかの様な勢いで銃口をこっちに向けてきた!
DI「ザ・ワールド!トロワ頼むぜ!」
と時間が止まった瞬間に俺の前髪が無数のドラえもんシールを奴に叩き付ける!
ゼクスはシールまみれになりながら、手足をピクピクさせている。
DI「行こうぜ、トロワ。」
ああ、行こう・・・
人が群がりはじめたので俺たちは足早にその場を抜け出した、しかし連れの少女が「大佐!大佐!」と言っていたのは気のせいだろうか?あいつは特尉だったはずだが・・・
おいデュオ、もしかしたらあいつはゼクスじゃ無いじゃないのか?
DI「お前何見てたんだ?あんな恥ずかしい格好できるのは世界中でゼクス一人だぞ。」
それもそうだな、と俺はDIOの言うことを飲んだ。ところでD…いやデュオ、今日のことはノインに報告するのか?
DI「当たり前だろ、俺たちはあいつに殺されそうになったんだぞ。」
と帰り道の電車の中で話しながらそれぞれの帰路についた・・・

このことを知ったノインにゼクスはバレンタインの時を上回る変態プレイでお仕置きされたらしい・・・
半信半疑だったノインもデュオの撮った写真を見せたら納得したらしい、しかしいつの間に撮ったんだろうか?
そう言えば昨晩デュオのジャンク屋が赤い彗星を名乗る者の襲撃にあったらしいが俺のには関係ない
今日はドロシーと模擬戦をすることになった。
だがMSでは無い。生身と生身の戦い、前髪と眉毛の宿命の対決だ。
ド「さあ、トロワ、かかってらっしゃい!」
是非ともこの前髪の説明をお願いしたい物だが、さっさと勝負を決めてしまおう。
試合開始の合図と同時に、ヤツの眉毛は上下に散開して襲ってきた。
相手は2本でこちらは一本。不利と言えば不利だ。だが問題はない。
・・・俺の前髪力を受けて見ろっ!!!

通常の数倍の硬度と速度を発揮した俺の前髪は、襲ってくる眉毛を完膚無きまで叩きのめした。
だがドロシーもこの程度ではあきらめないらしい。眉毛はすぐに再生し向かってきた。
今度は本気のようだ。だが、遅いな。

勝負は一瞬だった。俺の前髪は、ヤツの眉毛を砕いたのだ。
そしてそのまま直進し、ドロシーの穴という穴に入り込んで変態プレイをやってしまった。
しかも俺はそのことをキャスリンに知られ、首が百八十度回転した状態でコレを書いている。
あえいでいるドロシーに少々萌えてしまったが俺はやはりキャスリン萌だ。
寧ろキャスリンに萌えてないと言えば、俺はこの世にいないだろう。
さて、前髪よ。今日は疲れたな。首を元に戻してさっさと寝るか・・・
492通常の名無しさんの3倍:02/03/20 23:07
トロワマデコワレダシタカ・・・(ワラ
ドロシーとの変態プレイは…(萎
>480
確かに似てるかも(藁)。
AM7:00 起床。

AM7:30 動物の檻の掃除。友達のライオン君は今日も元気だ

AM9:00 キャスリンに洗濯を頼まれる。下着も混ざっていたが構わず洗ったら
キャスリンにグーで殴られた。前歯がぐらついてしまった。

AM11:00 遅い朝食を取る。献立は目刺しと冷や飯だけだった。
ここ2週間で体重が2キロも減ってしまった。

AM11:30 散歩に出る。カトルがこちらに近づきながら元気良く挨拶してきたが
とりあえず殴って気絶させておいた。

PM2:00 空腹に耐えられず吉野屋で並を頼む。
財布が心配だ。バイトでも探そうか。

PM3:00 サーカスに戻る途中、公園で五飛を見かけた。
小さい子供からロボットを取り上げながら、
「俺が正義だ!」と叫んでいた。
他人の振りをして通り過ぎた。
496495:02/03/22 00:14
PM3:30 部屋に戻ってみると隠してあったエロ本が机の上に置いてあった。
どうやらキャスリンが俺がいない間に部屋を掃除したらしい。
置手紙があり「おこずかい5000円マイナスね」と書いてあった。

PM4:30 新しい演目の練習中、ロープが突然弛み、床に叩きつけられてしまった。
マリーメイヤが冷ややかに笑っていた。
エロ本を所持していたことをキャスリンが言ったのだろうか。

PM7:00 夕食。献立が自分だけ違うのではないかと少々心配したが皆と同じだった。
しかし、味噌汁にとうがらしが大量に混入していた。

PM9:00 入浴。服を脱いでいるときにキャスリンが入ってきたのだが
いきなり奇声をあげながら頬を叩かれた。

PM11:00 就寝。今日も平和だった。
497通常の名無しさんの3倍:02/03/22 02:45
マリーメイアはそんな子じゃない!
498通常の名無しさんの3倍:02/03/22 12:47 ID:Djv9wtaN
今日はデュオと共にOZ施設への潜入任務だ。
正直、弾丸を補給する金が無いので、MSを使わない任務は助かる。

ピョコン♪
しかし今日も奴のオサゲがうっとおしい。
デ「うまく潜入できたな。」ピョコン♪
ト「あぁ。後はこのデータを持って脱出するだけだ」
デ「ま〜この程度の基地なら、白兵戦でも制圧できるけどな」ピョコン♪
ト「...そうだな。」
デ「さぁ〜て、それじゃーイッチョ行きますか?」ピョコン♪
その時俺の中で何かが切れた。

俺は奴のオサゲを掴みとると、瞬間接着剤でガチガチに固めてやった。
デ「おっ、おい? 何するんだよ!?」
ト「...邪魔だ。」
デ「なっ、てめぇの前髪の方がよっぽど…」
奴の最後の台詞より早く、俺はダンス・マカブヘアーからラブデラックス、
止めにC ダイヤモンドばりのどらどらという即死コンボを叩き込んだ。

ト「誰がサ○エさんのみたいな髪型だ。」
デ「…そ、そんなこと、誰も言ってな…」
その後一人で任務をやり遂げた俺を待っていたのは、ヒルデのチクリと
2週間の晩飯抜き、さらに5000円の小遣い減額だった。

…小遣い、マイナスなんですけど?
499バオー来訪者:02/03/22 22:08 ID:???
WARATA!!
500名無しさん:02/03/22 22:33 ID:???
500げとー
5011/2:02/03/23 12:35 ID:SGlyAGtM
ゼクスと共にヒイロの原稿を見に奴の部屋に行った。
鍵が開いていたので勝手に入ったが、奴はコタツで寝ていた。
女物と思われる派手な衣装があるが、これを夜なべで縫っていたのか?
見ると、同人誌とは違う変な形のノートも置いてある。

ゼ「こ、これはもしや、ヒイロのネタ帳では?」
荒い息遣いと共に、ゼクスの手がそのノートに伸びる。
ゼ「この中にまだ未発表のネタの数々が…」
奴の手がノートに達し、おもむろにページをめくる。
ゼ「…」
何でそこで泣きそうな顔で俺を見る?
奴はその顔のまま、ノートを寄こしてきた。
いったい何が…
5022/2:02/03/23 12:39 ID:???
−−−夢戦士ウィングガンダム。変身の合言葉はチェイング。−−−
そこにはへったくそな絵で羽根突きのガンダムが描かれていた。
なんかサンドロック(黄)とHAもカラーバリエーションとして書かれていた。
3機そろってデルタエンドか…

ゼ「私が北倉先生なのは良い。しかし、なぜ松岡先生がノインなのだ…」
いや、お前も突っ込むところ違うし。
そーするとこの衣装はウィングガールズか。
ノートにはかなり気合の入った絵で、かわいい女の子が書かれている。
やっぱり、マリーメイアとリリーナ用かよ。
どっちがアオイさんでどっちが美紅ちゃんなんだか…

と、ノートにドッキリポロリ計画なんて項目がある。
この衣装、着てしばらくすると勝手に分解するようになってるらしい。
さすがだな。
全てが万事こいつのやることは徹底している。ヒイロ・ユイのやることは

その日、ヒイロの部屋で不審火による火事が起きた。
男性二人の焼死体が発見されたらしいが俺は何も知らない…
503通常の名無しさんの3倍:02/03/23 12:42 ID:nGohHajs
504通常の名無しさんの3倍:02/03/24 10:41 ID:???
ゼクスの様子が最近おかしい、吉野家に行ったついでに聞いてみるとシャアにパチモン扱いされたのがよっぽど悔しいらしい。
ちなみにこのスレを見たようだ、ゼクスお前にはシャアを超えることはできない。
逆走のシャア
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/shar/1009791057/
505通常の名無しさんの3倍:02/03/25 16:01 ID:???
以前からずっと気になっていた…
いつ言おうか迷って、でも言えないでいた。
言ってしまえば、お前を傷つけてしまうも知れないから。
カトル…しかし、もう限界だ。
今日こそ、お前に…

カ「やぁトロワ、珍しいじゃないか君から声をかけてくれるなんて。」
ト「…カトル。」
カ(ん?トロワの様子がいつもと違う。まさか、ついに僕の気持ちに…)
ト「…ずっと考えていた。いつ言おうか迷っていたんだ…」
カ(や、やっぱり。ドキドキ…)
ト「どうしても聞いてほしいんだが…」
カ(キターーー♪)

ト「EWの時のヒートショーテルの持ち方反対じゃないか?」
カ「へ!?」
ト「ショーテルと言うのは、相手の盾ごしに頭を狙うための武器だ。
だから先端が相手の方に向くように構えるのが正解だ。」
ト「TV版ではちゃんと使っていたのに、何故かEWの時は逆だった。」
カ「え、あぁ…いや、今さら、そんな…」
ト「話はそれだけだ。今後は気をつけ…」
カ「アホかぁーーー!!そんなんみんなに腐る程言われたっちゅーねん!!
こげん人ば盛り上げらせとーて、そげなオチで誰が納得するんやがー!?」
ト「き、きさま何人だ?」
カ「あぁーもぅ。おまんの告白ばまっとったわいがアホやったわ。
産ませろーーー!!!!!」

あまりのカトルの迫力に、俺は前髪を展開するのも忘れ必死で逃げた。
506通常の名無しさんの3倍:02/03/26 08:05 ID:???
今日はキャスリン達と公園に花見に来た。
マリーメイアに花見をさせてやってくれとの事で経費はトレーズ持ちだ。
マリーメイアとリリーナも満開の桜に喜んでいる。来てよかった。

キャ「マリーメイア、これでリリーナと遊んでおいで・・・」
新渡戸さんだ…経費はトレーズ持ちだったな。
ト「キャスリン、俺にも小遣いを…。いや、なんでもありません。リリーナ、あんまり遠くへいくなよ。」
マ&リ「は〜い」

平和だな…。このままキャスリンと落ち着くところに落ち着くのもいいかもしれない。
Wが始まって以来ヒイロやカトルに付きまとわれて碌なことがないからな。

ト「なぁ、キャス…」
キャ「んだゴルァ!!」
ト「いや。って、お前、何でさっきの今でもう日本酒1本カラなんだ?」
キャ「らんか文句あんろかテメー!」
殺される…あまりにも強大な殺気に前髪君が萎縮する。
ト「いや、リ…リリーナ達どこまでいったのかな?ちょ…ちょっと見てくるな。」
その瞬間、俺は光速の伯爵を超える速度で逃げ出していた。

怖かった…しかし、まだ俺にはリリーナたんが居る。しかしずいぶん遠くへきてしまったな。
507通常の名無しさんの3倍:02/03/26 08:07 ID:???
少し歩くとDI…デュオとヒルデに出会った。
DI「ぃょ〜ぅ!トロワじゃねぇか!」
ト「お前らも花見か?ん?ヒルデが上の空だが…どうした?」
DI「いや、暖かいからコイツと外でちょっとな…」
なるほど、ヒルデが恍惚の表情なのはそのためか。
ト「しかしマリーメイア達がきているんだ。教育上、外ではやめてくれ。」
DI「何言ってんだよ。マリーメイアも立派なMに育ってたじゃねぇか。鎖プレ…」
奴が言い終える前に俺はドラえもんシールを連打した。
いまだに恍惚状態のヒルデがムカついたからDI…デュオのおさげをねんどニスで固めておいた。

やれやれ、リリーナ達を探すか…

しばらくして焼きそばを焼いているゼクスに出会った。
しかし元王家とも在ろう者が焼きソバ屋とは…

ト「ゼクス。焼きソバ大盛りで一つ」
ゼ「… … ゼクスとは誰かな?私はしがない焼きそば屋だが?」
そうきたか。そんな仮面をかぶってるのはお前だけだが…
ト「そういえば先程ゼクスを探しているノインを見かけたっけなぁ…」
ゼ「ハイ、焼きそば1丁!タダでいいよ!」
悪いな、腹が減ってはリリーナも探せまい。


遠くの方に人だかりが出来ている。
リリーナ達もいるかもしれない。俺は焼きそばを頬張りながら人だかりへ入っていった。
一つだけ桜の花が全部散った木があったらしい。誰かの仕業らしい。足元は桜の花びらでいっぱいだ。
そんな枯れ木を横目に五飛が落ちた桜の花びらをたくさんデコに貼りつけていた。
ト「五飛、お前…もしかして…」
五「俺が正義だ!」
そんなデコで言われても…。とりあえず前髪で刺しておいた。
5分後、桜の花びらに囲まれた死体が川で見つかったらしいが、俺は見てない聞いてない。
508通常の名無しさんの3倍:02/03/26 08:09 ID:???
やれやれ、リリーナ達を早く探そう。出店に居るかもしれないな。

ん?あそこの河原で一人で居る少女はちびリリーナか?マリーメイアはどこいったんだ?
やれやれ、マリーメイアに子守は無理か…。おーい、リリーナ。リリーナ。
リ「あ、お父様!お父様ー!」
ん?どうしたリリーナ?やけに背が高くなっ…
リ「お父様〜…おとう、う…産ませろーー!」
お、お前キャロルか!しまったぁぁああ!!!( ̄□ ̄;

変装しているとは迂闊だった。あまりにも無防備だったため奴も速攻で仕掛けてくる。
奴に抱きつかれた瞬間、遥か遠くのタコ焼き屋にいるマリーメイア達をこの目で確認。
く!こちらに向かってくるつもりか?気付くなよ…気付くなよ…

時間がない、喰らえカトル!俺はありったけのドラえもんシールを桜吹雪のごとく連射する。
が、一向にカトルが倒れる気配がない。

カ「聖闘士はさぁ、一度受けた技は聞かないんだよぉ!さぁ、皆の前で僕らの愛を深めようじゃないか!」
ト「いつから聖闘士になった!それに誰が貴様と好んで青姦するか!離せ!」
マズイ…このままではマリーメイアに見つかってしまう…マリーメイアに…

リ「あ〜、お父様だー!」
マ「はい、リリーナちゃん、見ちゃダメですよ。」
いつの間にか横にいるマリーメイアの冷たい目線が俺に突き刺さる。
たこ焼を食べながら、マリーメイアの青のり付きの口唇が確かにこう言った。
マ「惨めな男だわ…」
ト「うわぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

俺は泣いた。泣きながら走り去った。カトルをどう撃退したかは覚えていない。
途中、カトルが前髪に突き刺さってたから河原に埋めて一人桜が散っていくのを見ていた。
509通常の名無しさんの3倍:02/03/27 19:12 ID:fBW2Igkw
おもろいage
510HoMuRagougouggou:02/03/27 20:00 ID:???
うちまくれ、トロワ。
良く晴れたある日。ヒイロが青い顔をして俺を呼んだ。奴の部屋は相変わらず同人誌の山だ。
「襲撃予告が来た」
ハァ?(゚Д゚,,)  何言ってんだお前? 誰からだよ。OZからか?
「全然知らない奴からだ」
ヒイロはそう言うと、なんだか痛々しい便箋を俺に渡した。中の物を読めと言われたので取り出して読む。
そこには蛍光ペンで書かれたミミズがいた。いや、失礼。ミミズのような文字で、ファンシーかつ電波な文章がかかれていた。

『プニプニパンチュ先生。今度遊びに行きます。嬉しい? そりゃあそうですよね。親友の私が遊びにいくんですもの。
(中略 なにか前世のことや春込みについての事が書かれていた)
 一晩中萌え話をしようね。あと、友達も一杯連れて行くから、きっと楽しいよ(はあと』

結構な事じゃないか、これを機にファンとの親交を深めるのも…俺がそういいかけると奴は俺の胸倉を掴み壁に押し付けた。
「お前は…お前は分かっていない。奴らを甘く見るな! 頼むから一緒に戦ってくれ。強者などいない、人類皆が弱者なんだ!」
最後らへんは錯乱して電波なことを口走っていたが、血走って半泣きな奴の目を見て、思わず殺されると感じうなずいてしまった。
予定からすると、奴らは明日来るようだった。『友達も連れて行く』という記述から、最低でも二人で来ると予想。
こちらもデュオ・五飛(カトルは俺の貞操のため呼ばなかった)を召還。デュオにはジャンクパーツを、五飛には
育毛剤をちらつかせ上手い事捕獲できた。

DI「本当に来るのか? 悪戯じゃねえのかよ」
ゼ「馬鹿は来る!」
うおう! いたのかゼクス! 相変わらず影が薄いな全く。まあ仲間は一人でもいた方が心強い。明日に備え、
今日は休むか。そして俺たちは布団へともぐった。

ドンドン…
ん? 何の音だ?
「プニプニ…開けて…来ましたよぉ」
玄関の方で何か聞こえるな。今何時だ? 深夜零時。こんな時間にヒイロを尋ねてくる奴はいないな。
ヒイロのほうを見ると怯えきった目で震えている。落ち着けヒイロ。とりあえず全員を起こせ。
そう指示し、俺は玄関へと向かった。

ドアの魚眼レンズを覗き込むといわゆる「コニー」な女が三人。うち一人はゴスロリな服を着ていた。
全員でかいカバンを持っている。ドアにチェーンをかけ、俺はドアを開けた。
あんたら誰だ?
「プニプニパンチュ先生ですか?」
誰だそれ? 質問に答えろ。
「私たち、今日ここに泊めてもらう約束してきたんですぅ」
は? つうかお前ら誰だよ!
「ここに住んでる人の親友でーす(一同キャッキャ騒ぎ出す)」
うるさい。今何時だと思ってるんだよ。さっさと(・∀・)カエレ!!
「貴方こそ誰よ! プニプニパンチュ先生! いるんでしょぉ!!」

こいつらぁ…! その時、デュオが戦線へと参加する。
DI「あんたらなぁ。いい加減にしてくれよ。ここの奴は知らないって言ってるぜ?」
コニー三人組A(以下A)「そんなはずないわ! 約束したもの!」
コニー三人組B(以下B)「つうかお前こそ誰だよ! カス!」
コニー三人組C(以下C&こいつがゴスロリ)「はやくプニパンに会わせろよ!!!」
DI「んだとてめえら!!! ふざけてんじゃねえぞ!」

DI…デュオはもうブチキレですよ。すばやく外に出ると、コニーめがけて突進。だが…
DI「こいつら! 何人いるんだ? うわぁ、ザ・ワール…ぎゃピィ!!」
沈黙…
恐る恐る魚眼レンズを覗き込むと三人のはずが六人になっていた。増殖したか…その六人がいっせいにドアをにらみつけた。
悪寒が走った。
「あけろよ!!」「親友外で待たすなんて最悪!!」「ブラッディ思い出して、クラームよ!!」
外は厨房達の宴だった。ドアを殴る蹴るの暴挙。鉄製のドアがけたたましい音とともに徐々に歪んでいく・
ヒ「助けてよ。姉さん」
それは俺の台詞だ! とにかくK札を呼べ。ゼクス!ビデオカメラでこの様子を録画しておけよ!
ゼ「なぜだ? こんなところ記録しても意味無いだろう?」
証拠としてK札に提出するんだ! 
「開けろよ(`Д´)ノウワァァン 」「せっかく来てやったのに!」「原稿手伝ってあげようって言ってるんだぞ!」
(;´Д`)・・・ 何様だこいつらは…まあいい。
お前ら! 今K札読んだからな! 全員留置所で臭い飯食って来いやぁ!!
「なにいってんの?」「私達は全能の神ゼウスの命で動いてるのよ!」「親友をK札に売るわけないじゃない!」
お前らの脳内変換にはもううんざりだ…

五「ふん。あんな奴ら。俺が蹴散らせてくれる」
ば、馬鹿か? やめろ!
五飛は俺の制止も聞かず、奴らに突っ込んでいった。
「正義は俺にある!!」
数秒後。デュオの横に奴が並んでいた。役立たずー!!
五飛がやられた後。厨はより一層うるさくなった。ええい! 春先の厨房どもは化け物か!!
ゼ「K札は三十分ほどで来ると…」
嘘付け!! こっから署まで五分しかかからないぞ。こっちにけが人が出たことを伝えろ!
この馬鹿厨どもが! 魚眼レンズを覗き込む、先ほどの三人が暴れている。ん…? 残りの三人は…
ヒ「ひきゃあああああああああ!!」
しまった! こちらは囮か! ベランダの窓から侵入する気だな。いそいでヒイロの元へと向かう。
そこには窓にべったり張り付くゴスロリが三人立っていた。ホラーだ…
ヒ「トロワ!」
安心しろ! 強化ガラスに張り替えておいた。それよりヒイロ。こいつらを見たことあるか?
ヒ「な、何度か売り場で見たことがある」
じゃあ、表の三人もその程度の面識だな。多分…そんな事を考えていると、玄関の方で爆音がした。
ゼ「奴ら正気か? MSで玄関ぶち破ったぞ!!」
なんですとぉ! やばい! 最悪の事態だ! こうなれば…前髪で…そう思った矢先。
K札が現場に突入してきた。
その六人はあえなく御用。MSに乗った奴もリーオー三機に囲まれさすがに投降した。やるな公僕。
デュオと五飛は救急車で病院へ。俺達は事情聴取でK札へと向かった。

もうそこではうんざりだった。電波ユンユンの厨房理論を聞かされた。要約するとこう。

・イベントなので何度も本を買っているし、何度も話した事があるので親友だ。
・親友なんから泊めてくれて当然。住所はイベントの帳簿を盗んで知った。
・春込みまでの間。泊めてもらおうと思った。親友だから喜んでもらえると思った。
・前世で恋人同士だった。
・大手だし、お金が一杯あって六人くらいへっちゃらだと思った。(つうか養ってもらう気だったらしい)
・裏切られた。前世であれほど愛し合ったのに

さらに、加害者と被害者を交えた事情聴取で、厨の一人が机を乗り越え何故か俺を殴るという事件も怒った。
(八つ当たりでヒイロのみぞおちに蹴りを入れたが…)
犯人は一人を除いて全員が成人。成人連中は全員豚箱行きとなり、慰謝料も支払われ、俺達全員の懐はかなりあったかくなった。
後日 ヒイロから電話があった。襲撃してきたうちの一人がまた来た。という事だった。
急いで現場へ行くと、未成年で保護観察のはずのゴスロリ一号がMSを乗り回していた。
しかもトールギスの量産型のようだ。
外部スピーカーで宇宙語をわめきながら銃を空に向けて乱射している。

ヒ「助けてくれ」
十万だ。
ヒ「なに?」
十万円払ったらしてやらない事も無い。相手はMS当然の報酬だと思うが…
ヒ「……了解した」
いい子だ。さて、電波ゴスロリコニー真性リア厨のくそがき。今度からは相手を選ぶんだな…!
前髪リミッター第一解除! 続いて第二、第三解除。大気エネルギー吸収開始。5.02秒後にマイクロウェーブ!
最終リミッター解除。全エネルギー前髪へと収束! マイクロウェーブ来る! 前髪キャノン!! いけーーーー!!!


ゴスロリ厨房は結局病院行き(精神の)。ヒイロの家は半壊(俺の攻撃で)。保険で直せるらしいから良かったね。
俺はこの前の慰謝料と十万円を手に入れ、非常に(゚Д゚,,) ウマーな気分だった。



終わり
518あとがき:02/03/28 15:16 ID:???
以上のネタはhttp://isweb40.infoseek.co.jp/diary/sakura7n/
ここを参考に書かせていただきました。実際あるんですねこういうのって。
519通常の名無しさんの3倍:02/03/28 15:53 ID:???
>>511-517
禿げしくワラタ

>>518
禿げしく鳥肌立った
520通常の名無しさんの3倍:02/03/28 17:03 ID:???
>518
あとがきコワー
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
521通常の名無しさんの3倍:02/03/28 18:58 ID:VXqJnNHk
ヒイロ男前だからその手のヤバいファンって並より多いんだろうな…。
522通常の名無しさんの3倍:02/03/28 19:25 ID:???
>>521
たぶん特盛りだと思われ(w
523通常の名無しさんの3倍:02/03/28 20:14 ID:???
道端でカトルと会ってしまった。やべぇ、と思ったがいつもと様子が違う。
と、いきなり右ストレートが繰り出された。
両手でケツの穴を塞いでいた漏れはそれをもろに浴び、軽く10メートル吹っ飛ぶ。
あまりの出来事に前髪君も反応できず、無様に路上に転がった。
「カトル、これは一体何の真似……」
「それはこっちの台詞だよ。トロワだから今日はこの位で許してあげるけど、
 次に僕の前にその面曝け出したら頭カチ割るけんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ジーザス、今までキレたカトルは散々見てきたが、正直これ程までのは初めてだ。
俺は鼻水と汗と鼻血と兎に角出すもん全部出しながら逃げた。
無論下の方もちょっと出たがもう気にしちゃいられない。どうせこれが初めてじゃない。
死ぬ思いでサーカスに辿り着き隅の方で震えながら理由を考えていたが、どうやら
>>491が原因らしい。というかそれしか思い当らん。あいつにもまともに女を愛す心が
残ってたのか…
あのキレっぷりからして数日は引篭もるしかなさそうだ。鬱だ…
524通常の名無しさんの3倍:02/03/29 16:57 ID:FBDGp3MA
もし俺が百人の村だとしたら。

三十五人が前髪で、
二十三人が二次元萌えで、
二十二人が道化で、
十一人がロリコンで、
九人が吉牛だろう。

なんて事をキャスリンに言ったら見下された眼をされ、鼻で笑われた。
ちょっとゾクッとした。どうやら何人かMがいるらしい。
525通常の名無しさんの3倍:02/03/29 18:02 ID:e2YSPfvs
6年前のこの週のこの曜日くらいに終わった>W
526通常の名無しさんの3倍:02/03/29 19:10 ID:???
「それにしてもトロアでも病気になるのね」
俺は今キャスリンのたぶんどこかに愛が隠されてる言葉を聞きながらベッドの中にいる。
そう俺は風邪を引いてしまったのだ。

おかげで今日のショーで空中回転の途中で意識を失い頭から地面に突き刺さってしまった。
幸いにも観客はピエロの新しい演出だと思って喜んでいたが。

やはりこのあいだの花見で酔った勢いでヒイロと一緒に近くの川でシンクロをしたのがまずかったのだろう。
みんなには大ウケだったが。
そういえばヒイロも寝込んでいるのだろうか?
いや、奴は北極でもタンクトップと半ズボンでいられる男、きっと大丈夫だろう。

「今日はもう休みなさい。明日は病院に行くのよ」
そうだなとっとと休んで病院にいこう。エレガント病院以外に・・・・・・
      ・
      ・
      ・
熱い、苦しい、頭が痛い・・・
おや急に楽になった。
いったいなにが起こっ・・・のわっ?!

目を開くと部屋いっぱいに扇状に広がった前髪がパタパタと前後に揺れていた。

これは?!・・・まさか?・・・放熱しているのか?!!
      ・
      ・
翌日、全快した俺を見てキャスリンが「人間じゃない」と驚いていた。

俺も少し自信がなくなった。
527通常の名無しさんの3倍:02/03/30 04:01 ID:???
>>518
リアルだ・・・コワい1年戦争スレより数倍痛え。
>>521
そいつら全部集めてバトロワやらしたれ(w
528通常の名無しさんの3倍:02/03/30 05:16 ID:???
>>526
なんだが、もう、寄生獣超えとるな、前髪。
529 :02/03/31 04:18 ID:X6YnngXw
530通常の名無しさんの3倍:02/03/31 08:53 ID:???
MGグリフォンが買えず酒に慰めてもらおうと飲み屋に言ったらゼクスが居た。
どうやら>512で俺に影が薄いと言われたのが堪えているらしい。
ト「すまん、悪気は無かったんだが…」
ゼ「お前に言われただけでは、ここまで落ち込まんよ。
 最近W関係のサイトを見てみたんだが、私の名前が驚くほど少なくてな。」
ト「そう言えば俺たち五人以外では、最近は女性キャラの方がメインだな。」

ゼ「仮にも私はTVシリーズのラスボスだぞ。初代で言えばシャア、
 Jo○oで言えばD○O、ランプラ○プで言えばドグ○マグラ…」
ト(最後のは?)「まぁ、途中でMSを交換してイメージが固まらなかったとか…」
ゼ「シャアだって、乗り換えまくってるじゃないか!!」
ト「しかし、ザク=シャア、ズゴ=シャア、ゲル=シャア、ジオング=シャア
 どれもイメージ固まりまくってるしな。」
ゼ「私だってトールギ…」
ト「トールギスといえばオットー。…これが事実だ…」
ゼ「な!?あんな数話しか出ていない奴に。」
ト「そのW屈指の熱い数話で、トールギス=オットーのイメージが固定している
 あの話で貴様の方が死んでいたら、もう少し印象を残せたと思うが…」
ゼ(そこまで言うか!?)
ト「最終決戦でも、トレーズの変態ぶりに良い所を持っていかれているしな」
ゼ「だが、EWでのトールギス3は私だけの機体だ!!」
ト「あれは俺とマリーメイアの出会いの物語だ。MSなんかに意味は無い。」
531通常の名無しさんの3倍:02/03/31 08:54 ID:???
ゼ「くっ、それでは私はどうすれば?」
ト「そう悲観することもあるまい。
 この前軍でやったハ○ス名作ガンダムの舞台が好評らしいじゃないか」
ゼ「ター○Aか…」
ト「なんでも最後の方にしか出てないくせに、それまでのライバルキャラとか
 全部霞んでしまう程の熱演だったとか。」
ゼ「しかしあれは肉襦袢きてるは髪の毛ちりちりだわ。
 それになによりあの顔。この美形の私には耐えられん…」
ト「あれくらい、アクが強くないと人の印象には残らんと言うことだ。
 そうだ!今度の戦闘のとき、あれで出ろ。子供たち大喜びだぞ。」
ゼ「ば、馬鹿を言うな!あんな顔で人前に出れるか。」
ト「影が薄いことを悩んでいたのだろう。なに、恥ずかしいのは最初だけだ。
 俺も道化をやってるから良くわかる。」
ゼ「そ、そうか…。そう言えば、お前は本職だったな。…やってみるか。」
ト「うむ。その時は合言葉の”絶好調であーる”を忘れないように。」
ゼ「少し台詞が違うが…」

次の日のOZとの戦場で、馬鹿は本当にその格好で来た。
わざわざコックピットの中を投射ホログラフィで晒しながら。
そっち方面の笑いに免疫の無かったデュオが、止めのキメ台詞で瀕死になり
撃墜されていたが、まあ大丈夫だろう。
ちなみにゼクスは、そこらじゅうで指差されて笑われたショックで
引篭もったらしい…
532通常の名無しさんの3倍:02/04/01 18:02 ID:4oOrxWk2
>>530-531
ワラタ
533通常の名無しさんの3倍:02/04/02 02:40 ID:???
「シャイニングフィンガーとはこういうものか」が足りない。
もっとやらせるべし。
534通常の名無しさんの3倍:02/04/02 08:01 ID:???
数ヶ月前の事だ。

スパロボインパクトへのナデシコの参戦で大喜びしていた俺は、バンプレからの不採用通知を貰ってバーで飲んだくれていた。
折角本物のルリちゃんに会えると思っていたのだが。
こんな日に限って女も引っかからない。イリアも今日は夜勤で会えないと言って来た。
静かに鬱に飲んでいたい気分だったのだが、先ほどから後ろのテーブルがうるせえ。騒ぎ声が俺の声に似てるし。
何か言おうと振り向くと、そこには銀髪ロンゲの野郎(ゼクスではない)とアゴにバッテン傷のある小僧が座っていた。
既に二人とも出来あがっている。混ぜてもらうか。呑み代たかれそうだし。
俺はグラス片手にそいつらの卓に座りこんだ。

数日後、俺はインパクトの声収録の為にスタジオにいた。
ダンバイン組の主役の代役だ。
なんでも主役は先日、バイク事故で面会謝絶の重傷を負ったらしい。飲酒運転には気を付けないとな。
空薬莢がばら撒かれた崖ッぷちの山道を走っていたと言うのも謎だ。自殺行為としか言い様が無いな。
まあ、兎に角俺はショウ・ザマ役を熱演した。評判も上々だった。

昼休み、俺はスタジオ入りしていたナデシコ組に接触を取った。勿論目標はルリちゃんだ。
すぐ発見した。
うわ、すげえ小せえよ。感動だ。興奮だ。最高だ。
俺はサイン貰って握手してもらって一緒に写真写してもらって別れた。
ついでに携帯の呼び出し音まで入れてもらった。
『バカばっかでぇ〜ス』
…なにかちょっと違う気がするが、まあいい。生涯の宝物にしよう。

このままナデシコ組に合流していたかったが、打ち上げは強制的にダンバイン組に参加させられてしまった。
でもシーラという美人の隣をキープ出来たから良しとする。携帯の番号教えてもらったしな。
それにしてもトカマクとかいう野郎はうぜえ。はしゃぎ過ぎだミュラー。ミュラーって誰だっけ。まあいいや。

後日、俺と同じくルリちゃんのファンだったヒイロに命を狙われたりしたが、得た物に比べれば些細な事だ。
今回の任務は成功だ。
535通常の名無しさんの3倍:02/04/02 13:24 ID:???
インパクトにはWチーム出ないんだね。
トロワの熱演は聞きたいが、どうしようかな?
536通常の名無しさんの3倍:02/04/02 15:57 ID:???
>>535
マスターが居るので我慢してください、漏れはアンパンマン号が参戦するまで買わないがな
537 :02/04/02 22:24 ID:???
俺はゾイド、ボナンザ、メソが参戦したら買う
538事件です。:02/04/02 23:32 ID:???
ヒ「死ぬほど痛いぞ」
不意にヒイロの声が聞こえた。そして、殺気。反射的に三回転反宙返りを決め、その場から離脱した。
飛んでいる最中、ヒイロが俺のいた場所に包丁を突きつけているのが見えた。
なんのつもりだ? ヒイロ。
ヒ「ふふふふ、あはははははははは」
ヒイロは急に笑い出した。その声の感触に一種の狂気を感じる。こいつ。ついに壊れやがった。
ヒ「違うよぉ。そこのトーンはそれじゃなくてこれを使うんだよぉ。ベタは丁寧にぬれよ」
なんてことをブツブツ言っている。どうやらこの前の押しかけや、締め切りがかなりの心労を与えてしまったようだな。
何だ?…俺の……涙か?
ヒイロ。同じガンダムチームのよしみだ。丁寧にあの世に送ってやる。リリーナは俺に任せとけ。ちゃんと調きょ…可愛がっておくから。
俺の目からは喜び…じゃない、つらく悲しい思いから涙が溢れた。ついでに今までの売り上げも戴いておこう。
539事件です。:02/04/02 23:32 ID:???

突如、頭上からゼクスが現れた。ええい。神出鬼没な奴だな。何のようだ?
ゼ「ヒイロは栄養ドリンクが切れただけだ。すぐに直る」
それは本当に栄養ドリンクか? ピロ●ンでは…
ゼ「それに貴様のような、変態ロリコン二次元と現実の区別がついてません僕な奴にリリーナは預けられない」
誰が変態だ。邪魔するというのなら、お前も殺す。俺と俺のこれからの充実ライフのために!
そういった瞬間、奴が手につけていた、なんだか変なフットボールの様なグローブが開いた。
ゼ「トロワはぁ! 部屋に篭っていればいいのだぁ!!」
引きこもりじゃねえかよ!
ゼ「リリーナがそんなに好きかぁ!」
大好きだぁ!!

プス

一瞬。何が起こったか俺もわからなかった。ヒイロの手に握られいた包丁が、ゼクスの腰の辺りに刺さっている。呆けた顔のゼクス。
不気味な笑みを浮かべ、血みどろの包丁を握るヒイロ。俺の前髪が警告音を鳴らしていた。

逃げろ。と…

俺は逃げた。一目散に逃げた。
翌日、何事も無かったかのように歩く二人を見た。なんだ何も案ずる事は無かったな。俺ら人じゃねえし
540通常の名無しさんの3倍:02/04/03 02:35 ID:dFrlbNq.
さがりすぎ。age
541通常の名無しさんの3倍:02/04/03 12:17 ID:/oCR8ef.
免許を取りに試験場に行くことにした。
一人で行くのも寂しかったので、五飛も一緒に試験を受けさせる。
まぁ、MSの操縦に比べたら楽なものだし、落ちることもあるまい。

合格発表の後、写真を撮る時にそれは起きた。
「すいません、フラッシュが反射してしまうんで太陽拳はやめていただけますか?」
五「俺が正義だ!!」ゴッシャーーン!!
キメ台詞と共に係員をK.O.し、退場になる五飛。
馬鹿が。俺は不用意な発言をした係員と、単細胞の五飛に冷たい目を向ける。
「すいません、前髪が邪魔なんでアップにしていただけ…」ザクッ!!!
邪魔という言葉に反応してしまった前髪が、一瞬で係員を血で染める。
俺は周りの奴が悲鳴を上げるよりも早く、その場を脱出した。

…任務失敗。
542通常の名無しさんの3倍:02/04/03 12:21 ID:???
>>541
トロワも五飛も劇中では何度も無免許運転してたのに今更取るのか
543通常の名無しさんの3倍:02/04/04 13:38 ID:???
最近取り締まりが厳しいので、無免許運転はやばいのだ。
結局ヒイロに金を払い、偽造免許を手に入れた。
もちろん写真には前髪がばっちり写っている。
免許取得記念にドライブにでも行きたい所だが、キャスリンどうだ?
キャ「あんたのトレーラーさっき団長が持って行ってたわよ。
 後、私これからマリーとリリーナ連れて、トレーズさんの所に行くから」
ちっ。仕方ない、デュオに車を借りてロンリードライブと洒落込むか。

デ「良い所に来たぜ。これから客の所に納品に行くんだけど、手伝ってくれ。」
ト「何? 仕方ない。バイト代ははずんでもらうぞ。後、運転は俺がするからな」
かなり急ぎの品だったらしく、デュオから30キロオーバーを強制される。
えぇい! ゆっくりと運転を楽しみたかったというのに。
デ「まずい! 白バイだ!!」
デュオの悲鳴と同時に後方から、停止命令が出される。
くっ、偽造免許だから減点は痛くは無いが、やはり気分が悪い。
白「ハイ、窓開けてね〜。免許だして。後、お名前は?」
ト「公僕になど誇りある我が名を教える必要なし!」
デ「…ってお前名無しじゃね〜かよ!」
ト「!?」

…不用意なデュオの突っ込みに、またも俺の前髪が反応してしまう。
その場を血の海に変えた俺は、目撃者が居ないのを確認して逃亡した。
警官殺害の容疑で、車の所有者が全国指名手配されたらしい。
それにしても、俺の前髪は乳ガンダムのファンネルなみに過敏だ。
544通常の名無しさんの3倍:02/04/05 02:51 ID:nYsFR58Q
保全age
545通常の名無しさんの3倍:02/04/06 09:42 ID:Q53ZWI8.
俺は矢吹丈ではない。だからその手を離せ。日本赤軍。前髪の餌食なりたいのか?
546通常の名無しさんの3倍:02/04/07 13:51 ID:???
ピンチだ…。今俺の目の前に、鬼の形相のキャスリンが居る。
ちょっと風呂を覗いただけなのだが、乳パッドを見てしまったのがまずかったらしい。

キ「トロワ…、覚悟は出来てるんでしょうね」
な、なんて迫力だ。戦場でもこんな殺気を感じた事は無い。
今度ばかりは、キャスリン相手でも手を抜くわけにはいかない。
萎縮する前髪を振りかざし、俺はキャスリンに飛び掛った。
ト「通常の2倍量の前髪!」バサッ!
ト「通常の2倍の高さのジャンプ!!」ダッ!!
ト「そして、通常の3倍の回転でー、通常の12倍の前髪アタックだーー!!!」
ギュルルルルーー!! 
もはや光の速さにも迫る勢いで突っ込む俺。
キ「甘いわね。その12倍の攻撃に、通常の2倍の威力のコークスクリューを合わせて
 通常の24倍の威力のカウンターよ!!!!!」
ズガン!!
あっけなく撃墜される俺。しかも今の攻撃で腰が抜けて逃げることも出来ない。
ト「ね、姉さん…」
キ「ふふ、この子猫ちゃんは、もう抵抗も出来ないのかしらね?」

足腰立たなくなるまで折檻された俺は、ぼろぼろのままカトル邸前に放り出された。
そ、その後の事は…、聞か…ないで…、涙が…
547通常の名無しさんの3倍:02/04/07 17:53 ID:???
トロワ・・・・おいたわしや・・・・・
548通常の名無しさんの3倍:02/04/07 19:15 ID:???
…イリアに元気付けてもらいましょうね(Τ▽Τ)
549通常の名無しさんの3倍:02/04/07 19:20 ID:???
ノインやリリーナちゃんにでも、あとはティファ
・・・ダメ元で試みてみては?
ヒイロ「お願いだ、リリーナを元に戻してくれ何なら今のままくれ・・・」
俺の前髪がヒイロの言葉に反応しヒイロの体中にドラえもんシールを叩き込む。
事情を聞くとリリーナが小型化して以来自家発電で頑張ってきたがそろそろ限界らしい。ヒイロ「本当に限界なんだ、これ異常今のままで過ごすと発狂してしまう・・・」
奴の顔はファンが訪れてきたときの様に青ざめ、冷汗を垂れ流し手も震えている、相当ヤバイらしい。
だが大切な娘をそうみすみすと渡すわけにもいかない、しかし今の奴を放っておくと地球の命運さえどうなるかわからない。
とっさに物事を閃くより早く俺の前髪が反応し奴を串刺しにする。ヒイロは沈黙しその場に佇む。

「もしもし、カトルか?」
カトル「何だいトロワ?また僕の機嫌を損ねるような事をするの?」
「カトル落ち着け、この間の詫びに俺の体をささげる!」
カトル「何だって!?トロワもやっと僕の気持ちに応えてくれたんだね!」
「ああ、今まですまなかったな・・・」
カトル「いいんだよ、トロワ。」
「じゃぁな、カトル。ホテルで待ってるぞ。」
カトル「うん、トロワのためなら急いで行くよ。」
・・・・俺が思いつく方法はこれしかなかった・・・・
許せヒイロ、そう言い残し俺に似せたヒイロをホテルの一室に捨ててきた。


翌朝ごみ捨て場に内臓が飛び出しているヒイロを見かけたが2日もすれば元に戻るだろう。
これに懲りて2度と人の娘に手を出そうなどと考えないことだ。
551通常の名無しさんの3倍:02/04/08 16:51 ID:???
リリーナたん、たんじょうびおめでと〜〜!!!!!!、
552誕生日会 プログラム1:02/04/08 17:50 ID:???
という訳でリリーナ誕生日会 in サーカスを行う事となった。サーカスのテントを会場と見立ててのパーティーだ。
次々とwの面々が入場して来る。
キャ「誕生日おめでとう。リリーナちゃん」
マリー「おめでとう」
レディ「おめでとうございます。リリーナ様」
女性陣からは洋服や、おもちゃなど、実に女の子らしいものが送られていた。リリーナは照れながらも、大喜びだった。

さて……問題はこれからだ。男性陣たちは明らかに趣旨を間違っていると思われるのでプレゼントにどんな危険物が混ざっているか
分かったものではない。つうかカトルとゼクスの姿が、先ほどから見えない。この時点で俺の予感は的中していると思われる。
さあ、忙しくなりそうだ。
553通常の名無しさんの3倍:02/04/08 17:56 ID:???
トロワ…そこまで落ちるのか?
お前が、リリーナを取るなら…マリーかキャスを奪われても仕方が無いぞ(w
554誕生日会 プログラム2:02/04/08 18:00 ID:???
女性陣があらかたプレゼントを渡し終えると、ヒイロが無言でリリーナの前まで歩み寄った。無言でスーツを着こなすその姿は、
普段の変態振りを覆い隠すのには充分なほどの美少年ぶりだ。だからといって警戒しない俺ではない。それに前髪はさっきから、
吉舎に反応し続けている。
ヒ「誕生日、おめでとうリリーナ」
ヒイロはそういうとリリーナと同じ目線に座り込み、プレゼントを渡した。このまま連れ去る事を予想したのだが、まともな対応に
肩透かしを食らった気分だ。
リ「ありがとうヒイロ」
リリーナはその場でプレゼントの包装紙を取り除き(ふふふ、まだ子供だな)、中身を手にした。
リ「これなぁに? 男の人が抱き合ってるよ?」
!!! 801本! ヒイロ。貴様…!
ヒ「同人誌なんて安いものだ。特に俺のはな」
俺はそのしたり顔に蹴りを入れ、ドラえもんシールで追い討ちをかけた。さらにナイフで串刺しにしてやったが、すぐに復活するだろう。
振り返ると、その本をサリィとノインが普通に読んでいた。お前らも(・∀・)カエレ!!
555誕生日会 プログラム3:02/04/08 18:12 ID:???
デュ「いよぅトロワ。最初ッから飛ばしてるな」
DI…デュオか。貴様も余計な事を考えているなら諦めろ。ナイフなんて生易しいものではなくなるぞ。
デュ「おいおい。俺がスパロボやGジェネでW五人衆で一番の常識人と言われてるのを知らないわけでもないだろう?」
たしかにそうだが…
デュ「だろ? それにほら。持ってきたプレゼントだって、ヒルデと一緒に選んだんだから」
それなら安心だ。リリーナならあそこだ。渡して来るといい。
デュオはニヤソと笑うと、リリーナの傍へと歩み寄った。今の笑顔…前髪が反応する。
デュ「リリーナちゃん」
いかん。奴がヒルデと選んだもの…それは!
デュ「これなーんだ」
会場に響くモータ音。リリーナの眼前には黒光りする凶器が反り立っていた。更にそれがモータ音にあわせ、
奇妙な踊りを踊っていた。
リ「なぁにこれ?」
デュ「それはね? バ、ぐほぅ」
奴の言葉より早く、俺の鉄拳が奴の腹に命中した。さらにそこに踵落とし。弱った所をサーカス自慢の猛獣達の檻へと入獄してもらう事にした。
檻から戻ってくると、ノインが頬を染めてその凶器を持っていた。後ろではサリィが羨ましそうに見ていた。

やっぱりお前ら(・∀・)カエレ!!
556誕生日会 プログラム4:02/04/08 18:20 ID:???
まったく、変態どもには付き合ってられないな。俺はプレゼントの準備をするために、一旦テントの外へと出た。
すると、トラックに乗せられた大きな箱がテントへと運び込まれていた。
おいおい。一体それは何だ?
「こ、これですか? なんでもないですよ?」
そんなわけ無いだろう。やけにでかいな。何が入っているんだ?
「べ、べつに。なにも…」
ん? お前。ラシードだよな?
「ぎくぅ。誰ですか? 私はそんな名前じゃないです」
俺はラシードの言葉を聞き流した。間違いない。これはカトルだ。大事になる前に見つけてよかった。
ラシード。死にたくなければ、これをあそこの池へと放り込んでおけ。心配するな。重石をつければ浮いて来れないから。

俺は準備を終え、テントへと戻ると、皆にカトルはパーティーに来れない旨を伝えた。池のほうで大きな音がしたが、俺は見ていない聞いていない。
557誕生日会 プログラム5:02/04/08 18:29 ID:???
さて、次は五飛か。奴は何をしでかしてくれるのやら…
五「言葉は無粋。ならば態度で示す!」
そういうと奴はおもむろに服を脱ぎだした。
五「我が五千年の祝いの踊りを見よ」
奴は文字通り一糸纏わぬ姿になると、激しく動き始めた。それに伴って奴のムスコも揺れる揺れる。
まさに暴れん坊。聞かん坊である。
俺は速やかに処理するために、奴の眉間にナイフを突き立てると、テントの隅っこへと箒で寄せておいた。
踊っている最中。キャスリンやうら若き乙女達は目を覆っていたが、サリィとノインは食い入るように見ていた。
って言うか、今も五飛の死体をキャアキャア言いながら見ている。

お前ら、それ上げるから(・∀・)カエレ!!
558誕生日会 プログラム6:02/04/08 18:39 ID:???
さて、後は蝋燭を吹き消すだけでパーティは終わる。豪華なケーキが会場へと入場してきた。
それにしてもでかい。人一人は入れそうなでかさだな。
マリ「ほら。蝋燭を吹き消して」
リ「はい」
リリーナは拍手の中、ケーキへと近寄ると、その可愛い口一杯に空気を貯め、火を吹き消した。
うう。なんて可愛いのだ。ぜってぇ大人なんかにはしないからな。
リリーナが火を吹き消し、皆のほうを向いた瞬間。ケーキの中から手が飛び出した。
ゼ「来たかい! 妹ぉ!」
ゼクス!! 一瞬。会場が静まり返ったが、その沈黙はリリーナの泣き声によって破られた。
ゼ「何故泣くのだ? 兄がケーキの中から出てきたというのに…!」
アホか。あいつは? 
泣きじゃくるリリーナを見かねた俺はマリーメイアに指示を出した。『殺れ』
その瞬間。どこからともなく鎖が出現し、ゼクスを巻き取ると、その手からリリーナを救出。ゼクスの首を締め上げ、
気絶したところをノインの元へと投げてよこしたのだ。
よかったな。ゼクス。眼が覚めればお前の大好きな変態プレイが待っているぞ。
559誕生日会 プログラム7:02/04/08 18:48 ID:???
キャ「トロワ。あなたはプレゼント送ったの?」
これからだよ姉さん。さあ、リリーナ。少し外の空気を吸おうか? キャスリン。ナイフを構えるのはやめてくれ。何もしないから。
俺は全員を外へと移動させた。すでに日は落ち、暗くなっている。
俺は速やかに所定の位置へと移動し、プレゼントに火をつけた。いや、正確に言うと、プレゼントの為に火をつけた。
導火線はすぐに燃え尽き、尺だまを打ち上げた。星空に走る一陣の光。やがてそれは空一面にリリーナを祝う言葉を浮かび上がらせた。

「Happy Birthday」

続けて打ち上げていくさまざまな花火は、暗い空を綺麗に飾っていく。
誕生日おめでとうリリーナ。「物より思い出」。これが俺の答えさ。こうして夜は健やかに過ぎていった。
560エピローグ:02/04/08 18:51 ID:???
今俺は檻の中にいる。あの花火の代金にハゲ(団長)の車を売り払ったのがばれたからだ。
しかし、俺に後悔などは無い。ただ…
カ「トロワ。二人きりだね(はぁと」
こいつに貞操を奪われるくらいなら舌を噛み切って死ぬ覚悟は出来ているのだが、最後に
もう一度だけ。キャスリンやマリーメイア、リリーナの笑顔が見たかった。




                                   合掌
561通常の名無しさんの3倍:02/04/08 21:57 ID:???
550と誕生会。何か対照的ですね。
562通常の名無しさんの3倍:02/04/09 01:54 ID:???
トロワはキャスリン萌えの方がいいなぁ
563通常の名無しさんの3倍:02/04/09 02:22 ID:???
>>562
マリーやリリーへの萌エ!は、保護者意識の延長だと思われ
パパ→トロワ
ママ→キャスリン
娘1(姉)→マリーメイア
娘2(妹)→リリーナ
つーファミリーが、トロワの脳内では出来上がっている気がシル
564通常の名無しさんの3倍:02/04/09 06:14 ID:???
今日はいつものメンバーでミーティングが有る為、ピースミリオン内の会議室に行く。
カトルとデュオが先に来ていた。

カ「やぁ、トロワ。早かったね。」
ト「お前らこそ早いな。まだ時間には大分余裕があると言うのに。」
ん? デュオの席の横に鉢植えが…
ト「なんだ? 似合わないものを持っているな。」
カ「なんか新しい趣味に目覚めたらしいんですけど、会議中は邪魔ですよね。」
デ「邪魔とか言うなよ。植物は俺たちの言葉を聴いているんだぜ。悲しませちまうじゃねーか。」
カ「そんな非科学的な。邪魔なものは邪魔ですよ。」
五「黙らんかーーー!!」ズガンッ!!
いきなり入ってきて、カトルを蹴ったおす五飛。こいつも鉢植えを持っている。
五「植物の優しさがわからんとは、お前は悪か!?」
なんだ、二人してなんで急に植物なんか…
ヒ「ふっ。トロワ、お前ならすぐに理解できるはずだ。とりあえずここを見ておけ。」
おぉ!! びっくりした。首からサボテンの小鉢を提げたヒイロが、メモ紙を渡してきた。
なんだ。どこかのWebのアドレスだな…

ト「ただいま。」
マ「お帰りなさい、お兄様。…それは何ですの?」
ト「ん? ちょっと趣味で、観葉植物でも育ててみようと思ってな。」
キャ「珍しいことを言うわね。私がガーデニングやってても、全然興味なかったくせに」
ト「いや、植物を育てている家の子供は、心豊かに育つと聞いてな。
 それに、いつまでも心荒んだ戦士のままでいる訳にも行かないしな。」
そう、純粋に園芸に興味が出来ただけだ。純粋にな…

…え、園芸タン…、ハァ、ハァ…
565通常の名無しさんの3倍:02/04/09 11:06 ID:???
俺は俺を産んでくれた、顔も知らない両親への感謝を忘れたことは無い。
幼い頃から戦場にいた記憶しかないが、それを悲観したことも無い。
名前が無い事で虐められた事もあったが、そんなものは勝手に名乗っていれば良い。
名無しだったおかげで、マリーメイアの叔父にもなれたしな。

…だが…今日俺は初めて自分の境遇を嘆いた…
この身の不幸に涙し、顔も知らない両親への文句が溢れ出てしまった…

あぁ…何故、何故俺の誕生日を残しておいてくれなかったんだ。
俺の誕生花が何なのか、気になって夜も眠れない。
あぁ、園芸タン…
566通常の名無しさんの3倍:02/04/09 11:08 ID:???
>550のヒイロ
流石に可哀想になってきた・・・(藁)。
567通常の名無しさんの3倍:02/04/09 12:40 ID:???
>563
なるほどねーそういう見方もあるか
568通常の名無しさんの3倍:02/04/09 22:05 ID:???
>>564
ネタの意味がわからん
なんで園芸なの?
569通常の名無しさんの3倍:02/04/09 22:33 ID:???
ttp://www.animegallery.50g.com/gundumw/gun10.jpg
見れなくなるかもしれないから、カトル君はお早めにお召し上がりください(藁)。
570通常の名無しさんの3倍:02/04/09 22:43 ID:???
>568
全板トーナメントのスレを見るよろし。
流れが早すぎて全部読むの大変だけど。
571通常の名無しさんの3倍:02/04/10 00:44 ID:???
>569
画面に入っていない下半身がどうなっていることか・・・
先日、キャスリンに俺の秘蔵AVコレクション(ロリもの)を捨てられ、バーで一人泣きながら飲んでいた時のことだ。
俺の後ろにカトルとヒイロが二人で入ってきた。どうやらこちらには気付いていないようだ。
その後ろではひっそりとゼクスも一人飲んでいたが奴も俺に気付いていない。
俺はカトルとヒイロ、二人の話に聞き耳を立てた。

カ「ヒイロ、話ってなんだい?僕にはトロワがいるから強引に押し倒したってダメだよ。」
ヒ「そのトロワの事だ。最近のトロワを、お前はどう思う?」
カ「そうだね、憎らしいほどに愛しい…かな。」
ヒ「そういうことじゃない、アイツの最近の態度の問題だ。ドロシーの件についても何かあるだろう?」
カ「うん、はっきり言ってその件にはムカツいたよ。僕の気持ちにも中々答えてくれないし。」
ヒ「そこでだ、トロワをお前のものにしてやろうか?」
カ「え?ほ…本当かい?」
ヒ「ああ、ただ条件がある。」
カ「何でも言ってよ。」
ヒ「リリーナを元に戻す薬を早急に作って欲しい。それと作戦には協力してもらいたい。」
カ「わかった。お安い御用さ、なんならマグアナック隊も自由に使っていいよ。」
ヒ「ありがd。マリーメイア・キャスリン・DI…デュオ・トレーズ達にも協力を仰いである。」
カ「作戦は明後日だね?ん?相当な下準備だね。」
ヒ「チビリリーナもいいんだが、俺の懐がさすがに厳しい。このままぷにぱんだけで人生終らせたくないしな。」
 「では、原稿があるので今日はこの辺で帰る。よく目を通しておいてくれ。」
カ「うん、ハゲやゼクスも誘えば乗ってくれるんじゃないか?」
ヒ「ハゲはうるせぇから俺の作戦に向かない。ゼクスか…忘れてたな。最近影薄いから…一応誘ってみるか…」
ゼ「私ならさっきから後ろにいるぞ。」
ヒ&カ「えっ!?居たの?」
ゼ「私も乗らせてもらおう。是非今回の作戦で目立って汚名挽回させてもらおうじゃないか。」
ゼクス、いまさら誰も汚名は返上するものだなんてツッコミを入れないぞ。

俺は奴らに対抗すべく、早々にバーを出て行った。
さて、まずはヒイロの作戦とやらを知らねばならん。周りは皆、奴の仲間だからな。どうするか…
話からすると五飛はどうやら誘われていないらしいな。役に立つとは思えんが、とりあえず奴を仲間に入れてみるか。

次の日、俺は大量のリアップを持って五飛のもとへと急いだ。
奴の部屋に入ると五飛は広いデコに黒サングラスと赤い服を着てまたクワトロごっこをしていた。
ト「…というわけだ。奴ら全員が敵だ。俺一人では正義を守れない。どうだ?協力してくれないか」
五「多勢に無勢は俺の正義に反するな。うむ、協力しよう。しかし、報酬は…これだけか?」
ト「なにをおっしゃいますか、大佐。コレはほんの手付けにすぎませんよ。あとは成功報酬で…」
五「私は大尉だよ。」
奴はクワトロのマネをして冷静を保とうとしていたが、顔が十分ニヤけていた。

五飛を誘うのは簡単だった。その後、その足で俺はヒイロを尾行したが、作戦概要を盗み見るには至らなかった。
まぁ、いい。敵の戦力を確認せずに行動するのは俺の理念に反するが、受けて立とう。前髪に適うものなしだ。

そして、ついに作戦当日を迎えた。
しかし俺もバカではない。奴らの戦力をダウンさせるためにリリーナと一緒に居ることにした。

リ「パパ様〜。今日は何して遊びますか?」
ト「そうだな。公園で遊ぼうか?」
マ「ダメですわ!今日は私とリリーナちゃんはキャスリン姉さまとバートン遊園地に行く約束をしているんです!」
リ「パパ様は来ないの〜?」
ト「いや、俺も行…」
俺の言動はキャスリンによっていとも簡単に遮られた。
キ「パパの分のチケットは無いの〜。残念だけど私と行きましょ?リリーナちゃん、私じゃいや?」
リ「ううん、ゴメンねパパ様。私、おみやげ買ってくるからね。」

くっ!ヒイロめ。リリーナと俺を分断するとは…。マズイ、一人で行動するのは危険だ。俺は五飛の元へと急ぐ。
む!殺気!俺は3回転ひねりムーンサルトを決めた瞬間、俺の居た場所が爆発。危なかった。
しかし公道に爆薬を仕掛けるとは…あいつらホンマもんのアフォや。
DI「ぃょ〜ぅ、トロワじゃねぇか。奇遇だなぁ。どうだ?飯でも?」
チッ!しらじらしい、すまんが俺は急ぐんだ。飯はまた今度な。俺はその場を早急に去ろうとした。
DI「まぁ、そういうなよ。今日は訳在ってお前と飯を食わねばならんのだ。あ、それ、ポチっとな。」
なんだそのスイッチは…げ!モ…モビルスーツまで持ち出したのか…!
DI「ありゃモビルドールだぜぇ、しかも俺が腕によりをかけて改造した奴だ。」
くっ!捕まってたまるか!俺は前髪レーザーでMDに反撃する。
照準セッーート!喰らえ!必殺の前髪レーーザーー!!☆≡≡Σ///_-
辺りが爆煙で包まれる。やったか?俺の予想は見事に裏切られた。爆煙の中から鋼鉄の手が襲い掛かる。
しまった。MDにはヴァイエイトのシールドがなされていたのか。MDのスピーカーからカトルの声がする。
カ「トロワー、このまま式を挙げてもいいんだけど、完全に僕のものにするために、僕は今だけ、心を鬼にするよ。」
くっ!だまってろ!俺はMDの手につかまれたまま、催眠ガスを吹きかけられ、深い眠りに落ちた。


ん…?ここは…?
眠りから覚めた俺が居たのはジャングルの中だった。間違いない、トレーズの屋敷か。
トレ「おはよう、トロワ・バートン!」
ごあいさつだな。これから俺をどうしようというのだ?
トレ「ふふふ、これから君には我が戦士たちと戦ってもらう。精々頑張って欲しい。」
目的はなんだ!トレーズ!
トレ「…暇なんだよ。最近誰もかまってくれないしさ…ま、愉しく観戦させてもらうよ。」
くっ!俺の周りはこんなのばっかりか!
そうこうしているうちに背後から五飛が襲い掛かってきた。
五「正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義!」
ええぃ!少し黙れ!貴様、リアップをどうした!
五「ふ、この程度で貴様を倒せるとは思っていない。貴様がいつまでたっても現れんから俺が助けに来てやったんではないか。」
なんだ、いいところあるな。だが普通に話しかけられんのか?まぁ、早くこのジャングルを脱出するとしよう。
五「ああ、だが、俺はヒイロやカトルと戦ってみたい気もするがな。」
だだ広いトレーズの庭を走る俺たちにDI…デュオが襲い掛かる。
DI「死ぬぜぇ…俺の姿を見たものはみーんな…って、なんで五飛がいるんだぁ?」
五「だまれ!多勢に無勢は俺の正義がゆるさん!」
DI「なんだよ、俺はトロワと1on1で戦うんだ。文句ないだろ!」
五「そ…そうだな。よし、俺は手を出さない、思う存分やるがいい。」
ふぅ、やれやれだ。まぁ、適当にあしらうとしよう。時を止めても俺には勝てんぞ。
DI「いつまでそういってられるかな?いくぜぇ!ザ・ワール」
俺は奴がスタンドを発動する前にドラえもんシールを連打した。
生き返らないように簀巻きにして錘を付けて湖に沈めておいた。
五「ずいぶんあっさり終ったな。」
ああ、慣れているからな。コイツは特に。いくぞ。


デュオが襲ってきたということは次はヒイロ…いや、ゼクスか。
ゼ「そのとおりだ!トロワ!」
奴はなんとモビルスーツで現れた。いや、かぶり物ガンダムといおうか。
あれは・・・なんだ?魚のスーツをまとった青いガンダムが俺たちに襲いかかる。
ゼ「くらえ!マーメイド・トライデントー!!」
一閃。奴の鉾は空を切るものの、その破壊力たるや、一撃くらったら怪我どころじゃない、消滅するぞ。
五飛!相手はMSだ、協力してくれ。とりあえず奴の注意をひきつけて欲しい。頼めるか?
五「まかせとけ!ゼクス!俺はお前とも戦ってみたかった!MSの性能の差が戦力の決定的差ではない事を教えてやる!」
ゼ「それは俺のセリ…」
ゼクスの注意が五飛に移った瞬間、俺は前髪レーザーを最大出力で放つ。無論、五飛ごと。
さすが、まだ前髪がパチパチ言ってるだけある。奴等は塵と化した。ハゲでも役に立つことはあるな。
あとはヒイロとカトルか。
やつらの事だ、甘いもんじゃないだろう。まずリリーナを元に戻す薬を奪取せねばならんしな。
ヒイロとカトル二人がかりで来られるとマズイ。あの二人をまず分断せねば…そうだ…いい考えがあるぞ。

ゆっくり歩いているとカトルが紫色のモビルアーマーに乗って現れた。
デカッ!お前…それサイコガンダ…
カ「トロワ〜。僕の愛を受け取ってくれる気にはなったかい?」
いや、悪いが俺は少しロリだが正常だ。お前とヒイロで組んでいるようだが、作戦は順調か?
カ「知っていたんだね。じゃあ話は早いね。今すぐ僕にひざまずくんだ。君の味方は僕だけだよ。さぁ、愛を確かめ合おうじゃないか。」
 「この薬を飲めばすぐ楽になるよ?もぅ辛い戦いを続けずに済むんだ。さぁ、全てを僕に預けるんだ。」
一つ言い忘れていたが、俺は大きい頃のリリーナの隠れファンでな。元に戻ったらお前どころかリリーナに夢中になってしまうぞ。
カ「…え?な…何言ってるんだよ。トロワのストライクゾーンはロリ…」
なんだかんだ言って昔のリリーナでも十分ストライクゾーンなんだよ。(嘘だけど)残念だったな。ヒイロだけ得する作戦で。
カ「う…うわぁぁああああああああああ!ヒイロ〜!トロワが…トロワが…」
そういってサイコガンダムmk2は全身からビームを一斉放射する。
もうどうにでもなれと言わんばかりの攻撃だ。俺は通常の3倍のムーンサルトでその場を脱出する。
しかし、あからさまな着地ポイントにはヒイロとマグアナック隊が潜んでいた。
ヒ「俺からリリーナを奪った痛み!倍返しだ!言っておくが、死ぬほど痛いぞぉ!」
ラシード「撃てぇぇーーー!」
マグアナック隊の一斉射撃が始まる。くっ!避けるだけでもいっぱいいっぱいだ。
マグアナックの阿呆共が考えずに撃つので辺りは爆煙でつつまれる。
ラ「撃ち方やめー!」
いまだ!俺は前髪で穴を掘り、掘り進み、なんとかトレーズ邸の出口までたどり着いた。
やれやれ、やっと脱出できた。さぁ、帰ろ…ヒ、ヒイロ!お前いつの間に…Σ!( ̄□ ̄;
ヒ「貴様ならマグアナックの包囲網如き潜り抜けて脱出することくらいわかっている。任務了解、これより自爆する。あそれ、ポチッとな。」
奴は自爆した。いや、奴自身が自爆した。と言った方が正しい。
爆発もショボイものだった。しかし、奴の自爆はもはやお家芸だな。

ふぅ、ま、これで当分リリーナも元に戻ることは無いだろう。
俺は一人、戦場を後にし家路に着いた。
578エンディング:02/04/10 08:26 ID:???
リ「あ、パパ様〜。おみやげ〜。」
はぁ、家はいいなぁ。リリーナたんただいま。今日は愉しかったかい?
遊園地から帰ってご機嫌のリリーナがお土産として買ってきたのは薔薇柄の財布だった。
トレーズ、これを使うのはお前だけだ。俺には財布に入れるほど金は無いからな。
しかし、やっぱリリーナは小さい方がいいな。当分カトルも薬をつくるまい。
俺は保険用にちびリリーナとマリーメイアを写真に収めておいた。収めまくっておいた。
無論、入浴シーンも忘れずに。入浴シーンを取ってなんぼだろ!とかカイ=シデンさんに怒られちゃうからな。

後日、トレーズ邸に奴らの生死を確認しにいったが、何事も無かったかのように平穏だった。
奴ら…人間か?まぁ、人の事は言えないが…
579通常の名無しさんの3倍:02/04/10 12:24 ID:???
OZに代わる新たな敵、それはエロワ・ばーd(w
 職人さん、オツカレー!!
580通常の名無しさんの3倍:02/04/10 12:53 ID:???
今日もキャスリンを怒らせている。
寝顔撮影用の隠しカメラが見つかってしまったのだ。
キ「…覚悟は良いかしら?」
くっ、前回は一撃必殺を狙ってやられたが、今回はそうはいかない!
俺は前髪を四方に展開すると、そのままキャスリンの動きを封じにかかった。
キ「えっ!?」
成功だ。前髪の結界は完全にキャスリンを捉えた。

ト「勝った!今度こそ直接胸を揉んでベッドインだ!くらえキャスリン」
一点!そして一瞬!
ほんの一点の死角だった…
前髪の結界に俺が胸を揉む為に開けた一点…
キャスリンはこの一瞬をのがさなかった!!
キ(にやり)「風の流法『キャスリン嵐』」
俺はキャスリンが「戦闘の天才」だと言うことを 再び思い知らされた!
ドーーーーン!!
ト「ゲブ!」

その後ズタボロにされた俺は、新宿2丁目に薔薇族の束と共に捨てられた。
…な、涙も…もう…
>>561
すまん、リリーナの誕生日のこと知らなかったよ・・・
582通常の名無しさんの3倍:02/04/10 18:59 ID:???
このスレを読むにはjojoの知識(第3部まで)が必要になってきたな。(w
583通常の名無しさんの3倍:02/04/10 20:50 ID:???
つーか、もうわけわからん・・・
584まとめてみた:02/04/10 21:29 ID:???
>>583
トロワ→NT能力を遥かに凌ぐ前髪を持つ、2次元萌えロリ野郎。何故かリリーナの父。
ヒイロ→同人作家「ぷにぷにぱんちゅ」、人間の域を凌駕した再生力を持つロリコン。
ゼクス→吉野家のバイトに勤しむ、今は亡き国の王子。ヒイロの作品の熱狂的信者、影が薄い。
カトル→ラヴァー財団の若き支配者、トロワに萌えるホモ野郎。Evaの綾波の様に何体も予備(略
デュオ→ジャンク屋を営む、普通の少年。しかしその正体はDI…(怖いので略
ノイン→ゼクス萌えのOzの若き女指揮官、変態プレイがお好み。
サリィ→五飛と同棲中、こいつも結構逝っている。
レディ→トレーズ萌えのOzのTOPクラスの地位に属する司令官。
ヒルデ→デュオ萌え、一見普通の少女だがジョース(略
ドロシー→カトル萌えの蟹眉女、その眉毛はトロワ眉毛と双璧をなす。トレーズの姪(?
トレーズ→トロワの叔父(戸籍上)Ozの若きリーダー、普段は歯科医(=敗者)を営む。
リリーナ→カトルの薬で小さくなり、今は純粋無垢なトロワの娘。
キャスリン→トロワの姉、戦闘の達人。
マリーメイア→トレーズの娘、トレーズが育児放棄しているので今はトロワのサーカスに。
五飛→若禿、忘れられがちだがヒイロに引けを取らない再生力を持つ。

そういえばハワードが一回も出てきてないんだな、結構好きなのに。
585通常の名無しさんの3倍:02/04/10 21:56 ID:???
サリィとレディは同人作家なんだよな…。

そういえばデキムとかツバロフとかガロードとかティファも出てるけど、あれはどうでもいいか。
586園芸ネタその1:02/04/10 22:03 ID:???
晩ご飯も終わったころカトルから電話がかかってきた。
カト『やあ、トロワ、君も園芸を始めたんだって』
いったいどこから話を仕入れてきたんだ。どうやら盗聴器はまだ残ってるらしい。
カト『うちの会社で新しい品種を作ったんだ育ててみないかい』
玄関で声が聞こえる、どうやら宅配便らしい。
カト『実はもう送ってあるんだ。可愛がってくれたまえ』
おい!勝手に・・・切れてしまった。

居間に戻るとテーブルの上に何かケースが置いてある。
キャ「トロワ、あなた宛に荷物が届いてるわよ」
マリ「何が入ってるの?、食べ物」
おれは前髪で中を調べてみる・・・・・・毒物、爆発物ではないようだ。
トロ「いや、なんだか品種の植物らしいんだが」
リリ「何の花?」
キャ「いらないんなら私にちょうだい」
トロ「俺もなんだか知らないんだが・・・・・・」

植木鉢から生えたそれは、ニヤリと笑う。
女達の悲鳴が響き渡った。
587園芸ネタその2:02/04/10 22:03 ID:???
リリーナは卒倒し、マリーメイアは口を押さえてトイレに走る、
そして俺はどこかに捨てて来いとキャスリンにそれと一緒に家から追い出された。
玄関の前で立ち尽くす俺、
家の中から目を覚ましたリリーナの泣き声が聞こえる。
キャ「リリーナちゃんもう大丈夫よ、あれはトロワが捨てに行ったから」
マリ「気持ち悪いよう、晩ご飯全部もどしちゃった」

おんのれカトルッ!!!外道があっ!!!
マリーメイアとリリーナ傷つけた罪、万死に値す!!!
このような非道が許されていいのだろうか!
否っ!断じて否っ!

そしておれの前でニヤニヤ笑うそれを見たとき
俺の中で何かが切れた
      ・
      ・
トレーズ「トロア・バートンこんな時間に珍し・・・・・・なんのつもりかな」
俺の手には銃が握られていた。
トロ「あるMSが必要だ。お前のところになければある所を教えろ。」
トレーズ「どうやら本気のようだね。まあ座りたまえ、話を聞こうじゃないか」
      ・
      ・
数時間後、1機のMSがウィナー家を強襲する。
そのMSは可動式のバーニアと機体に不釣合な大きさの盾と分解式の大型のバズーカを装備していた。
防衛網と対空砲火を突破したそのMSは上空高く舞い上がり大型バズーカを発射した。


そして地上に太陽が生まれた・・・
588園芸ネタその3:02/04/10 22:04 ID:???
しばらくして近くの川で幽霊が出るという噂が持ち上がった。

目撃者のDさん「おっ、俺は見ちまったんだ!植木鉢に乗ったカトルの首が川を流れていくのを!!
        見間違いなんかじゃねえ、そいつは俺の姿を見つけるとニヤリと笑いやがったんだ!!
        うそじゃねえんだ!!信じてくれよ〜!!」


春になるとおかしなのが増えて困る。
589通常の名無しさんの3倍:02/04/10 22:39 ID:???
>586
園芸ネタってよりパソゲーネタなんじゃ…
たしかに実物見せられた日には夢に出そうだよな。
590//_-)トロワ・バーd:02/04/10 22:58 ID:???
サリィやレディは最近作家として活躍していないと判断したので作家から外させてもらった…
ツヴァロフ→Ozの特佐、足りない資金をワンダーフェスティバルで賄うつらい立場。
デキム→俺の戸籍上の父親、マリーメイアと俺が出会うきっかけをくれた男。
オットー→ゼクスの部下Oz内では相当まともな思考回路をもつ
デルマイユ→ドロシーの祖父でありトレーズの叔父、麻雀にて大負け。

ガロード・ラン→ジャンク屋を営むおっさん臭いガキ、GXの主人公。(ジャンク屋をやっていたのはキッドだった気がするがな)
その他のX一同→ゲストとして稀に出現、ロンゲ野郎はHAのパチモンに乗っている。
ギンガナム→∀からのゲスト何故か時どき出現。
ドモン→過去に2・3ど出現、モビルトレースシステムを伝授。
サイサイシー→過去に五飛と対決。
シャア→ゼクスの試作型(ゼクスは量産型)、ホテルの前でゼクスに間違われ撃沈される。

かなり抜けているキャラが居る・・・
591通常の名無しさんの3倍:02/04/10 23:08 ID:???
つーか、ノイン同人誌好きになったのか
良かったなゼクス(w
592通常の名無しさんの3倍:02/04/10 23:11 ID:???
マグアナックが抜けてますよ
593561 :02/04/10 23:13 ID:???
>>581
大丈夫だ。・・・俺も知らなかったさ、リリーナ様の誕生日。
594通常の名無しさんの3倍:02/04/10 23:30 ID:???
Gガンダムの連中までいたのか……
というか奴らと生身で戦えそうだ。
595//_-)トロワ・バーd:02/04/11 00:07 ID:???
>>592
彼らは空気みたいな存在だから書く必要が無いと判断してしまったすまない

>>594
奴らとは五飛以外戦ってはいない、シュバルツやマスターは意外にも登場してないんだな
ちなみにXの連中とは戦った、俺はジャミルかパチモンと戦った。結果は俺だけ惨敗だ…
596通常の名無しさんの3倍:02/04/11 01:15 ID:brVyIzi.
>>584>>590
勝手に補足と修正。

トロワ・バートン
 フルチン、スカトロ、ホモ、ロリ・・・なんでも来いの汚れ芸人。
 キャスリンとマリーメイアに冷遇され人類として最下層の地位にある。
 本当の名は「トリトン・ブルーム」であるらしい。

トロワの前髪
 奇跡の前髪。
 これ以上どんな説明すればいいんだ?

真トロワ
 今は亡き本物のトロワ。
 マリーメイアの叔父で、トレーズの義理の弟。
 未登場である。

レイア・バートン
 マリーメイアの母親。
 未登場である。

デキム・バートン
 真トロワの父親。

ヒイロ・ユイ
 リリーナの扶養家族だが、現在は貧乏のドン底だと思われる。
597通常の名無しさんの3倍:02/04/11 01:16 ID:brVyIzi.
デュオ・マックスウェル
 歩くサンドバッグ。

カトル・ラバーバ・ウィナー
 トロワを付け狙うホモ(受け)。
 最近はトロワに誘いを断られ続けているが、最初のスレではトロワに掘られた事がある。
 実家であるウィナー家の財力で、エシュロンを買収。
 一時期はアメリカ同時多発テロの影響で、ブッシュに資産凍結されていたが、
 エンジェルハイロゥを使って、ブッシュを洗脳して、元の大富豪に戻った。
 女装癖があり、アイドルデビューもしている。

張五飛
 額の面積がどんどん広がってゆく16歳。
 ヅラと育毛剤をこよなく愛する正義バカ。
 クワトロ=バジーナになりきるのが趣味。

ゼクス・マーキス
 村瀬曰く、「ゼクスはシャアのパクリ」。

ルクレツィア・ノイン
 >>584の通り。
598通常の名無しさんの3倍:02/04/11 01:17 ID:brVyIzi.
キャスリン・ブルーム
 一時期はトロワと肉体関係にあったが、実は、トロワの実姉。
 芸の為には悪魔に魂を売る、芸人の鑑。

マリーメイア・クシュリナーダ
 悩ましい鎖好き少女。
 モビルスーツの操縦が得意。

リリーナ・ドーリアン
 ゼクスの妹。
 16歳のはずであるが、カトルの謀略の犠牲で幼女にされてしまった。

サリィ・ポォ
 五飛と肉体関係にあるチョココロネ。

トレーズ・クシュリナーダ
 マリーメイアの父親で、永遠のヒマ人。

レディ・アン
 トレーズの為ならどんな事もする基地害。
599通常の名無しさんの3倍:02/04/11 01:18 ID:brVyIzi.
ドロシー・カタロニア
 トレーズの姪である。
 戦争とリリーナをこよなく愛するカニマユゲ。
 一応、カトルの恋人だったりする。

ライオン君
 かつてはトロワの朋友(パンヤオ)であったが、最近は態度が冷たい。
 トロワの不手際で狂牛病に感染した人肉を与えたために、
 サイボーグとなってしまう。
 その後、さらなる改造を加えられ、変形自在の液体金属の肉体を獲得する。

団長
 トロワの所属するサーカス団の団長。
 キャスリンとは肉体関係にある。

試作ヘビーアームズ2号機
 ウィングガンダムゼロに火力で対抗する為に、
 トロワがネットオークションで購入した機体。
600通常の名無しさんの3倍:02/04/11 01:18 ID:brVyIzi.
マグアナック隊
 カトルの意のままに動く私設軍隊

ラシード
 マグアナック隊の隊長兼カトルのパシリ

アウダ、アフマド、アブドゥール
 マグアナック隊の隊員

トロワロボ(メカトロワ)
 ドクターJらがトロワに似せて作ったロボット。
 容姿に関する記述が明確になされた事は無いが、
 茶筒に前髪が付いただけだと推測される。
 しかし、見た目でトロワとロボを区別できる者は皆無。
 執拗にトロワに取って代わる事を画策していたが、最近は出番が無い。
601596-600:02/04/11 01:20 ID:brVyIzi.
>>596-600
とりあえず、こんな感じかな。
602通常の名無しさんの3倍:02/04/11 04:53 ID:.bONg3Mo
全ての過去ログが読めるサイトとかはないのか?
603通常の名無しさんの3倍:02/04/11 04:56 ID:kCDRRzF.
>>602
昔はあったんだがな・・・
現在は有志にdatをアップロードしてもらうしかない。
すまん。
604通常の名無しさんの3倍:02/04/11 14:12 ID:???
>>602
ん?俺は2chに献金してないが読めるが…
必要とあれば逆襲と華麗をUPするよ
605通常の名無しさんの3倍:02/04/11 14:20 ID:???
俺のカチュのログに避難所生活の78レスが残ってるんだが
これはこれで終わりなのだろうか?
606596-600:02/04/11 14:54 ID:???
>>602
>>1に貼っているリンクをクリックすれば、全部見れるはず。
607通常の名無しさんの3倍:02/04/11 15:35 ID:???
ト「…もう、限界だ…」
この晩御飯で13食連続で、おかずがたくわんのみだった。
ト「キャスリンを倒してでも、そっちの食卓の玉子焼きを頂く。」
俺に自分の分の玉子焼きを差し出そうとするリリーナを片手で制し
ゆっくりとキャスリンがこちらを向く。
キ「私が黙ってやられると思ってるのかしら?」
相変わらず凄まじいプレッシャーを…
だが、今回はキャスリンを倒す必要は無い。
前回の方法で動きを封じれば、俺の目的は達成できる。
ト「行け!! 前髪の結界!!!」
キ「ふ、聖闘士に同じ技は2度とは通用しないのよ。」
彼女は俺の背後に居た!!
ト「こ、光速移動だと!?」
キ「喰らいなさい!!星をも砕くこの威力。ギャラクティカ・キャスリンプロージョン!!」
ガガガガーーーーン!!!!

この日から、一つまみの食塩と一口分の焼き米が俺専用メニューになった…
俺がウィナー家の門を叩く日も近い…
608通常の名無しさんの3倍:02/04/11 17:33 ID:???
>>598
キャスリンがトロワの実姉というのは小説の同人設定だから忘れた方がいいかも。
上の方では結婚式らしきこともしてるし。
609通常の名無しさんの3倍:02/04/11 23:05 ID:???
朝花壇に水をやりに外に出たら、昨日種を蒔いた所から目が出ていた。
ト「…何をしている?」
カ「おはよう、トロワ。ぶっ、ぺっ!! 土が口に入っちゃった。テヘ♪」
ト「ここに蒔いていた種はどうした?」
カ「美味しかったよ。トロワの愛情をたっぷりと感じたよ。」

俺は無言のまま、その花壇にガソリンをまいて燃やした。
種をくれたマリーメイアに、なんて言って謝ろう…
610通常の名無しさんの3倍:02/04/11 23:37 ID:???
朝花壇に水をやろうと外に出ると、カトルが突っ伏して死んでいた。
ふっ、苦労してホ○カの種を手に入れた甲斐があったな。

ホ○カ: 種子中にスト○キニーネという毒物を持つ。
スト○キニーネ: 脊髄の反射機能亢進によって硬直,反弓緊張がみられ,
 呼吸筋硬直による呼吸停止によって死亡することがある
6111:02/04/12 14:49 ID:???
ト「姉さん、事件です!!」
キ「どうしたのよ?いきなり…」
ト「すまない、少し興奮してしまった。
 …実はさっきの公演の最中、客が痴漢の被害に遭ったらしい。」
キ「何ですって!?」
ト「今、団長が警察に被害届けを出しに行っているが…」
キ「何を甘いことを言っているの! サーカスを守るには私たちの役目でしょ!!」
ト「と言うことは、…やるのか?」
キ「当然でしょ。すぐに聞き込みを開始、怪しい奴は片っ端から引っ張ってらっしゃい!!」
ト「合点承知!!」
6122:02/04/12 14:52 ID:???
そして今、俺の必死の捜査の結果、8人の容疑者たちがテントに集められた。
キ「…何て言うか、いつものメンバーね。」
ト「まぁこいつ等以外に、このサーカスで悪さする様な命知らずも居ないだろう」
キ「それじゃあ、後は犯人の割り出しね。…痴漢って言うと、やっぱり欲求不満?」
ト「犯人はお前だ!!」バッシーーン!!
俺のハイキックがヒイロのコメカミをえぐる。
ト「リリーナが小さくなってから、こいつの欲求は溜りに溜まっていたはず。
 動機は十分だ」
キ「まってトロワ。この子の手を見て頂戴。連日の原稿仕上げでボロボロだわ
 痴漢は結構繊細なタッチで触っていたらしいから、これでは無理よ」
6133:02/04/12 14:55 ID:???
ト「ちっ、紛らわしい。しかし結構な数の被害者が居たのに、誰も犯人を見て無いな…」
キ「私、犯人わかっちゃいました!!」ギュルルルーーーン!!
その台詞と同時にキャスリンのコークスクリューが、デュオの顔面をえぐる。
キ「あなたなら、誰にも見られることなく痴漢行為が出来るわね!!
 それに前科も有るし。さぁ、さっさと白状しちゃいなさい!!」
ヒ「待って、ディオは今日ずっと引きこもって、サボテンの棘の数を数えていたのよ
 サーカスまで行って、痴漢をするなんて無理よ。」
キ「それじゃ、何でここに連れて来られてるの?」
ト「身内の証言だけでは、無実の証明にはなるまい。」
キ「親友のヒルデの証言なら、私が保障するわよ。それじゃ、次は…」
6144:02/04/12 14:58 ID:???
ト「じっちゃんの名に掛けて、犯人は貴様だ!!」ドゴっ!!
俺のボディーブローがカトルの腹を貫く。
ト「どうせ、いつもの下らん嫌がらせだろ。」
キ「でも、犯人は女性の体で興奮していたんだから、カトル君では有り得ないわ」
ト「ふむ、そう言えばそうか。後、痴漢の特徴と言えば…」
キ「お前のやっていることは、全部お見通しだーー!!」ガシッ、ドゴオン!!
五飛の顔を掴んで、顔面にチャランボをお見舞いするキャスリン。
キ「禿げは性欲が強いって言うけど、本当ね。」
ト「んっ、でも被害者はみんな10代だったな。オバコンの五飛では無理か…」
サ「その言い方じゃ、私がおばさんみたいじゃない。」
6155:02/04/12 15:01 ID:???
ト「事実そうだろ。…はっ、真実は常にひとつだ!!」パーーーン!!
俺の菩薩掌がサリィを捕らえる
ト「登場人物まとめの時、作家として認めてもらえなかったのを悩んでの犯行か…
 お前も社会の犠牲者だな。」
キ「でも、犯人が女では無かったのは確かなのよ。」
ト「そうだったか?では後、残っているのはトレーズと…」
キ「この桜吹雪が、目に入らんかーー!!」ババーーン!!
トレーズにダイビングピーチボンバーを決めるキャスリン。(ちょっとうらやましぃ)
キ「ずばり、暇つぶしの犯行ね!!」
ト「しかし、現場ではバラの香りはしなかった。」
6166:02/04/12 15:07 ID:???
キ「あら?ご、ごめんなさい、トレーズさん。」
ト「いや、構わないよ。女性の尻を受け止めるのも、紳士の務めだからね。」
ト「そこはかとなく下品だな…。最後はゼクスか。
 犯行動機は目立ちたかったから?」
ゼ「なんで私の時はそんなに投げやりなんだ。」
キ「でも、今までの推理から、犯人はゼクスさんとしか考えられないわ」
ゼ「ま、待ってくれ。今回は本当に私じゃ無いんだ…」
ト「往生際が悪いぞ、ゼクス。今なら、半殺し程度で許してやる。」
元容疑者を含む俺たち全員でゼクスを袋にし、警察に突き出した。
ノインには悪いが、俺たちのサーカスでの破廉恥行為を許すことは出来ない。
617Last:02/04/12 15:09 ID:???
その日の夜、シャワーを浴びている俺の前髪の中から、
見知らぬブラジャー数点と携帯番号のメモが出てきた。
…あれ? ま、まさか…
618通常の名無しさんの3倍:02/04/12 18:59 ID:???
禿藁
619通常の名無しさんの3倍:02/04/13 03:59 ID:???
今俺は暗い牢屋の中にいる。
何故こんな事になったのかは判らないが後頭部に鈍い痛みを感じるので
おそらく誰かに殴られてここに入れられたんだろう。
それにしても妙に視界がクリアだ。
違和感を感じてふと手をデコに当てると本来そこにあるはずの俺の唯一にして最強の兵器である前髪がない。
というか今の俺は坊主なのか??
今をときめくK塚と同じ髪型にされているのに気付いた俺は
これで俺もモテモテだ!と喜びの3回転半ジャンプを決めようとしたが
狭い牢屋の中なのをすっかり忘れていた為天井で頭を強打してしまった。
そしてその拍子に今何故このような状況に置かれているかを思い出した。

昨日の痴漢騒ぎの後のシャワーの様子をホモのカトルがハァハァしながら覗いていたのだ。
もちろんその時俺の前髪から出てきたものもしっかりと奴は見ていて
それをキャスリンにそれを密告され今こうしてK察のお世話になっているというわけだ。
ホモのほうも覗きとして同じく捕まったのは言うまでもないがな。

おのれカトル!!いつもなら前髪によって瞬殺している所だが今の俺はK塚なのでそれは不可能だ。
まぁいい、ここからでたらすぐにでもドラえもんシールをお見舞してやる。
ここのところ前髪の活躍ばかり目立ってシールの方がご無沙汰になっていたから丁度いい。
そう思っていた所に隣からホモが話しかけてきた。

『ねぇ、トロワ。いつもはあんなに君に邪険にされているのに
 今はこんな風に壁一枚隔てただけで君がそこにいるなんて夢みたいだよ、ハァハァ・・・』

 ザクッ

ついさっきまで坊主だった俺の頭から前髪が再生し壁を突き破り、隣の独房にいたカトルを貫いた。
そして気付くと前髪だけでなく他の髪も全て元通りになり俺はK塚から再びスネオに戻っていた。
ん、何だ…?俺の…涙か…
620通常の名無しさんの3倍:02/04/13 10:28 ID:???
ト「辮締旋風大車輪!!」ドガガガガッ!!!
キ「キャスリン流星拳!!」ズドドドドドドッ!!!

マ「また始まりましたね。」
デ「たく、客をホッポリ出して。よく飽きもせず続くよな♪」
ヒ「良いじゃない、喧嘩するのも仲の良い証拠だって言うし。
 でも、リリーナちゃんは真似しちゃ駄目よ。」
リ(コクリっ)
ト「ノーガード戦法だ!!」ブラリ!!
キ「真・狼牙キャスリン拳!」バババババ!!!

デ「こうして見てるのも暇だし、そろそろ止めるか。」
ヒ「よしなさい。そんな事言ってるから、いつも貧乏くじを引くのよ。」
マ「痴話喧嘩に第三者が首を突っ込んでも、ややこしくなるだけデスヨ。」
デ「それもそうか。まーこうして見てる分には平和で良いよな♪」
ト「らーい○ーうざーん!!」ギュルーーン!!
キ「キャー、スー、リー、ンー、波ー!!」ドーーーーン!!

ちなみにその日の喧嘩は、キャスリンがヒルデに頼まれていたビデオ録画を
俺が忘れていたのが原因だった。
ズタボロにされながら、理不尽だと思っていたが
その日の晩御飯の時、キャスリンが玉子焼きをくれたのでどうでも良くなった。
621通常の名無しさんの3倍:02/04/13 13:04 ID:???
キ「うぅ〜ン……」
ト「……」

俺の前でキャスリンが寝ている。
とはいえ俺が夜這いをかけている訳ではない。
信じられない事だが、あの鋼鉄のボディーを持つキャスリンが風邪をひいたのだ。
しかも「私なら大丈夫」と放っておいたもんだからそれをこじらせてしまった。
お陰で俺は看病生活。サーカスでは一人二役だ。
まぁいつも受けている虐待に比べればこんなものはクソ以下だがな。
ああ、そろそろ布を替えてやらなきゃな。
当たり前だがキャスリンの額はとても熱い。

ト「苦しいのだな…キャスリンも…」

レビル将軍のオノマネをしてみてもツッコミは入らない。
ん?何だ…?俺の…涙か。

キ「トロワ…」
ト「何だ」
キ「ごめんね、ありがとう‥‥」
ト「!?」

……ちょっとドキッとしてしまった。

キャスリンが全快したあと、俺の飯が一汁一菜ランクまで回復していた。
親切はやってみるもんだな。
622621:02/04/13 13:05 ID:???
レビル将軍の「モノマネ」だ…
漏れのバカ…
623通常の名無しさんの3倍:02/04/13 23:55 ID:???
デ「こうして見てるのも暇だし、そろそろ止めるか。」
ヒ「よしなさい。そんな事言ってるから、いつも貧乏くじを引くのよ。」

何か納得してワラタ・・・
624通常の名無しさんの3倍:02/04/14 00:03 ID:???
>>622
良かったよ。ドンマイ!
625通常の名無しさんの3倍:02/04/14 02:16 ID:???
トロワ・バートン…
トっても、ロっくで、ワんだふるって事で、バンドをやろうと思う。
俺は管楽器も出来るが、ロック向きではないので、ギターを担当。
ヒイロが打楽器しか出来ないので、ドラムだな。
デュオにはベースを任せよう。
カトルはキーボードとコーラスをやらせて
五飛がボーカルか。

歌はやっぱり”禿げの歌”だな…
626通常の名無しさんの3倍:02/04/14 11:48 ID:???
五飛の家に遊びに行くと、奴はMGのサザビーを作っている最中だった。
ト「ん?クワトロから宗旨替えか?」
五「何を言っている。クワトロ=シャアだろう。」
ト「お前こそ何を言ってるんだか。」
ハァ。俺は大仰にため息を吐いてやる。
ト「ZとCCAを見比べてみろ、顔が全然違うだろ。」
五「む、しかしZの劇中でクワトロはシャアを名乗っていた筈だ。」
ト「ふ、中国人のお前には理解出来なかったかもしれないが、あれは騙りだ。」
五「な、馬鹿な。俺の尊敬するクワトロ大尉が…」
ト「いや、あの場合は彼の行動こそが正義だろう。
 彼の演説で世論はエウーゴを支持し、ティターンズという悪を討つ事が出来たんだ。」
ト「むしろCCAの時、勝手な逆恨みで隕石落としを決行したシャアこそが悪と言える。」
五「そ、そうだったか…。謝々、これで俺は己の正義を見失わずに済んだ。」
ト「気にするな。ガンダム作品は難解なものが多いからな。」

後日、カトルの家でCCAの上映会を行った時(企画:俺)、馬鹿は意気揚々と
「シャアは悪だ。この時代にクワトロ大尉が居れば、好き勝手させなかったものを」
などと語りだし、みんなの失笑を買っていた。
真っ赤な顔をして必死に俺に助けを求めてきたが、もちろん突き放してやった。
任務成功♪
627通常の名無しさんの3倍:02/04/14 16:00 ID:???
Wの威厳を保つ為にも「よしなに」や逆走に負けるわけにはいかん!
628通常の名無しさんの3倍:02/04/14 17:35 ID:???
トロワの新年会・まつりのあと
読み返したら、・・・腹よじれるYO!!ぶぁははは。
629続かないよ:02/04/14 18:09 ID:???
デ「いよ〜ぅ、トロワ♪」
ト「デュオか…。何か用か?」
デ「大した事じゃ無いけどよ、俺のオサゲを引っ張ってみてくれないか?」
…何を突然?
デ「いや、ちょっと新しい手品を仕入れてよ♪」
ト「よく分からんが、それぐらいなら良かろう。」
どうせ、引っ張った途端爆発するとか、実はダミーで引き抜けてしまうとか
その程度のドッキリだろう。

デ「俺のオサゲはデリケートだからな。優しく引っ張ってくれよ♪」
ト「それじゃ、やるぞ…」
グッ、ムニュ♪ …なんか生温かい…
カ「あぁ!!トロワがそんなに積極的に!!」
ト「う、うわぁアーーーーーぁーーー!!!!」
俺はあろう事か、カトルのナニを握り締めていた。
デ「うっわー、昼間っから何を外で見せ付けてんだよ」
カ「クス♪二人の神聖な儀式に、場所なんて関係ないよね♪」
ト「ひぃいいーーーー!!」
ナニを持たせたまま頬擦りしてくるカトルを必死に叩き伏せ、俺はその場を逃げ去った。
その日はずっと手の感触が消えず、俺は飯を食うことも出来なかった。
…デュオ、この仕返しは必ず!!
630たまにはageないか?:02/04/15 01:16 ID:???
リリーナが半泣きでこちらに駆け寄ってくる。
リ「パパさま〜、歯がジンジンする〜。」
ト「な、何だって!?いかん、俺のリリーナが虫歯なんぞに。い、今すぐ歯医者に行くぞ!おい、キャスリン!」
キャ「…トレーズさんとこ行けばタダですむわよね。私、サーカスの準備があるからトロワ行って来て。」
ト「トレーズの所?キャスリン、リリーナの歯が全部金歯になってもいいのか?」
キャ「それはあなたがトレーズさんを止めればいいことでしょ?私忙しいんだから早く行ってきなさいよ。」
ト「…嗚呼、わかった。リリーナ、じゃあパパと一緒に行こうか?」
リ「うん!」
俺とリリーナはテレビの前でおやつを食べているキャスリンを後にトレーズ歯科医院へ急いだ。

トレ「トロワ・バートン、めずらしいな。お前でも虫歯になるのか?」
ト「悪いが俺じゃない、リリーナだ。泣かしたらぶっ殺すぞ。」
トレ「いいだろう、私がエレガントに治療してあげよう。さぁ、リリーナ、こちらへおいで。」
リ「パパ様一緒に来て〜。」
トレ「診察室で傍にいるだけならかまわんが?」
ト「わかった。さ、リリーナ行こうか…」

トレ「どれ、口をあーんしてごらん。」
リ「あーん」
トレ「ふむ、今のうちにエレガントに治療しておけばどうということもあるまい。」
ト「一つだけ言っておくが、金歯とか作るなよ。」
トレ「… …ダメか?」
ト「自分の命と比べてみるんだな。」
トレ「命なんて安いものさ…特に私の…」
ガチャ。俺はトレーズが言い終える前に銃口をやつの額に当てた。
トレ「ふ、大事な甥っ子の娘にそんなことするわけないじゃないか。さ、始めるぞ。」
631たまにはageないか?:02/04/15 01:17 ID:???
キュイーーン!!
トレーズのドリルが回転し始める。
リリーナは泣き出す寸前だ。横ではレディ・アンがぬいぐるみで必死になってあやしている。
泣き出しそうなちびリリーナの顔もいいな。フフフ…
おっと、いけないいけない。もうちょっとで鬼畜の道を歩んでしまうところだった。
等と考えているうちに治療は終った。

ト「リリーナ、泣かなかったな。偉いぞ。」ナデナデ
リ「えへへ、パパ様が傍に居てくれたから大丈夫だったよ。」
ト「さ、帰ろうか。」
トレ「1時間は何も食べさせないでくれ、えーと、今日は2500円だ。」
ト「… … …、ほらよ。」
俺は銃口から弾を一つ取り出すとトレーズに渡した。
トレ「何だ?」
ト「貴様の命もさすがに2500円ではないだろう?では、俺は帰るぞ。」
青ざめたトレーズとレディを尻目に俺とリリーナはサーカスへと帰った。
632通常の名無しさんの3倍:02/04/15 01:21 ID:???
銃口じゃなくて銃から弾を取り出す、だ。
銃口から取り出したらトレーズ死んでるわ。所々変換もできてないし、ダメダメだ…
633通常の名無しさんの3倍:02/04/15 01:24 ID:???
>>632
それよりも気になるのは、トロワはトレーズの甥じゃなくて義理の弟って点なんですが・・・
634通常の名無しさんの3倍:02/04/15 01:26 ID:???
ハッ!しまった…回線切って逝って来ます。
635通常の名無しさんの3倍:02/04/15 02:06 ID:???
マリメーイアが連れ入った事にして、トロワは護衛ってことに
すれば良かったのにね(^^;
636逆噴射トロワ ◆31l/VtQc:02/04/15 03:43 ID:???
今日は久しぶりに、カトルの家で集合する事になった。
言い出しっぺは五飛だ。
今回の議題は『オレ達を宇宙世紀のガンキャラに例えたら・・・』である。
まあ、議論するまでも無く、五飛はバスク・オムかアリアス・モマで決まりだろう。
今に始まった事ではないが、あいつの向こう見ずには感心するばかりだ(プ

時刻は午後3時を少し過ぎていた。
集合は2時半のはずだったが、五飛だけが遅れていた。
さては、自分で言い出しておきながら、ビビッたか?・・・・・

バキィッ!!!
突然、けたたましい轟音と共に、サッカーボール大の黒い物体が、部屋のドアを突き破ってきた。
五 飛「おう、待たせたな。ちょっと事故があってね。ドア壊れてるかもよ。」
トロワ『オマエが頭突きで突き破ったんだろ! そんな事よりも・・・・』
脂汗を垂らして謝る五飛に、みんなの視線が集中した。
4 人『かっ、かっ、かっ、かっ、・・・・髪が生えてる!!!』
637逆噴射トロワ ◆31l/VtQc:02/04/15 03:43 ID:???
オレ達4人は、その五飛の突然すぎる頭髪の変化に一言も発する事ができず、
驚愕と恐慌を隠し切れないまま、ただ呆然とその新しい頭髪に見入るだけだった。
五 飛「ふふ どおした、お前ら。マヌケ顔して?」
ヒイロ「う、五飛」
カトル「み、見違えたよ あはあはあは・・・・・」

五飛の新しい頭髪。
それは明らかにヅラだった。しかも・・・・・

4 人『これ、ガンダニュウム合金じゃねぇのかよ!』

トロワ「男前が上がったな、五飛 ナァナァナァ・・・」
カトル「ああ〜〜〜・・いいねぇ」
五 飛「なんだ〜〜。俺をおだてても何も出ないぞ〜〜 うふふ」
オレ達の苦し紛れのお世辞に、五飛の顔はほころびっ放しだったが、
しかし、それとは裏腹に、超重量のヅラのせいで、
猛烈に脂汗を滴らせながら、足元がフラフラしていた。

デュオ『こっ こいつ、ガンダニュウムのヅラを、分子レベルで頭に癒着させてるぜ。』
トロワ『正気か!? おい』
638逆噴射トロワ ◆31l/VtQc:02/04/15 03:44 ID:???
ともかく、五飛の突然の変化は、置いといて・・・
五飛の言い出した通りに、『オレ達を宇宙世紀のガンキャラに例えたら・・・』を議論する事になった。
トロワ「それじゃあ、決めやすいヤツから決めていくとしよう。まずは五飛からだ。」

五 飛「俺はもちろんクワトロ・バジーナが妥当な線だろう。」
五飛は大威張りで主張したが、誰も耳を貸すはずが無い。
ヒイロ「・・・・バスクだな。」
カトル「どっちかって言うとアリアス・モマだと思うけど。」
トロワ「デラーズもいいんじゃないか?」
部屋中にオレとヒイロとカトルの笑い声が轟いた。

突然、オレ達の笑い声を遮るように、デュオが両手をテーブルに叩きつけた。
デュオ「おい、みんな! ちょっと待てよ。
    さっきから聞いてりゃぁ、バスクだのデラーズだのって、
    あんまりにも言いすぎじゃねぇか!?
    そりゃあ、確かに五飛のデコは広い。
    ハッキリ言って若禿で、ツルッパゲ寸前だ。
    でもなぁ、人には言っていい事と悪い事があるだろ!
    五飛だって自分で判ってるから、こうやってバレバレのヅラまで被って、
    現実と必死に戦ってるんじゃねぇか!
    お前ら、人として恥ずかしい事言ってるって気づけよ!
    クワトロは無理だが、せめてギレンって言ってやれよ!」

オレはデュオの言葉にハッとした。
デュオの怒りはもっともだ。
オレもヒイロもカトルも、人としてしてはいけない事を、していたのかもしれない。
そしてオレ達3人は反省し、黙ってうつむいたまま自らの言動を恥じた。
639逆噴射トロワ ◆31l/VtQc:02/04/15 03:45 ID:???
それからしばらくの沈黙が続いた。
2分ほどだろうか?
しかし、その沈黙を破ったのは、またしてもデュオだった。
デュオ「ぎゃぁぁぁあああ!!!!」
なんと、デュオの頭を青龍刀が貫通していた!

五 飛「誰がギレンだゴルァ! 俺はクワトロに決まってるだろうが!!」
トロワ「五飛、どういうつもりだ!」
カトル「ひどいじゃないか五飛! デュオは君のために・・・」
五 飛「これはヅラじゃない! 人工頭髪だ! 俺の新しい髪だ!!」
ヒイロ「それを世間ではヅラと言うんだぞ!」
五 飛「だから違うと言っているッ!」

突然、五飛の頭・・・いや、ヅラから光の柱が立ち昇った。
その光の柱は不可思議な形に変形し・・・・まるでクワトロ・バジーナの髪型そのものだった。
よく見てみると、その髪(?)はビームサーベルと同じようなビームでできているようだ。
さしずめ「ビームウィッグ」と言ったところだろうか。
どうやら、このビームウィッグを自慢する為に集合をかけたらしい・・・

ムカついたから、復活したデュオと4人でボコボコにしたのは言うまでもない。 オワリ。
640通常の名無しさんの3倍:02/04/15 06:34 ID:???
>636
もしこのスレの13だったら、いつもツール使わせてもらってます。謝々
もし違う人だったら、すまん。
ついに五飛にカツラをつけましたね。前スレから通して初めてじゃない? (W
641通常の名無しさんの3倍:02/04/15 08:41 ID:???
>>640
いや、かつらチョコがある(w
642通常の名無しさんの3倍:02/04/15 14:36 ID:???
町を歩いていると、茶髪のロン毛からなれなれしく声をかけられた。
?「いよ〜ぅ、トロワ♪」
ト「誰だ、貴様は?」
?「何言ってんだよ。俺に決まってんだろ♪」
ト「悪いが、"俺"なんて名前の奴に知り合いは居ない。」
オ「おいおい、本気で言ってんのかよ? DI…じゃなかった、デュオだよ♪」
ト「なんだ、貴様か。オサゲが無かったんで分からなかった。」
デ「お前は人を髪型だけで見分けてんのかよ?」
ト「いや、貴様と五飛だけだ。」
デ「たしかに五飛は、髪型変わると見分けれね〜かも知れないけどよ。」
ト「それはそうと、なんの酔狂だ。貴様の存在意義である三編みをほどくとは」
デ「そんなモン、存在意義にした覚えはねーけどよ。イメチェンよ、イメチェン」
ト「ふ、たかが髪型で変わるイメージでも有るまいに…」
デ「お前こそわかってね〜な♪だから何時まで経っても、キャスリンと進展しないんだぜ。
 男女の仲ってのは、こういう所で変化をつけてやるとマンネリにならずに済むんだよ。
 おっと、もう時間だ。それじゃ〜な♪」
ト「あぁ、じゃあな…」

その日、美容院でオールバックにしてもらって帰ったら、リリーナに泣かれた。
パーマを掛けて、パンタ○ーネ様風にしたら、マリーメイアに笑われた。
涙を飲んで、前髪をシャギーにしてもらおうとしたら、床屋で血の惨劇が発生した。
前髪をあきらめ、後ろ髪をスネちゃまから花輪くんにしたが、誰も気づいてくれなかった。
ふ、…俺の…、…涙か…
643トロワ只今不倫中:02/04/15 19:15 ID:???
突然だが俺は今、人目を避けつつ、とあるホテルに泊まっている。
当然のように、最上階のスイートで。
ベットの隣に裸で寝ているのは・・・・・・意表を突いてドロシーだ。

実は、前スレ >>499
http://ebi.2ch.net/shar/kako/990/990854262.html
で相談にのって以降、何度となくカトルについての相談を受けていたのだが、
>>491 をきっかけに、なんとなく、そんな関係になってしまった。
カトルがアソコまでイってしまった以上、ドロシーも色々溜まっていたらしい。
最初に誘われた時には、ボランティアのつもりだったのだが、ベットの上でも
女王様と思っていたドロシーが、実は経験値が非常に低く、ベットの上では
借りてきた猫のように、おとなしく言いなりになるのだ!!
しかも、かなり羞恥心が強く、その度に明かりを消すようにねだる。
まぁ消さないがな。
そんな、普段の姿との落差への萌えと、不安で憂いを含んだ様子をほっておけず
ズルズルと関係を続けていた。
世の不倫が善意から発生する事があるという話を、偽善と思っていたのだが、
こういう事だったんだな・・・等と、とりとめも無く思いをはべらせて
タバコを吹かしていると、ドロシーが目を覚ました。悲しい目をしながら。
「もう朝なのね・・・・・キャ」
現実から目をそむけたがっている、憂いを帯びた表情の彼女を見て、
また、押し倒してしまう自分がいた。

自分は地獄に落ちるかもしれないな・・・・・と思いながら。
644通常の名無しさんの3倍:02/04/15 20:20 ID:???
をいをい(w
645通常の名無しさんの3倍:02/04/15 23:49 ID:???
前髪と眉毛の変則プレイとかしてそうでワラタ
646通常の名無しさんの3倍:02/04/16 00:05 ID:???
イリアが泣くぞ(w
647通常の名無しさんの3倍:02/04/16 04:30 ID:???
トロワもドロシーも恋人いないよね?
だったら、不倫でも浮気でもないんじゃない?(w
でも、愛がないって事?
(きっかけは同情っぽいが・・・・)

でも意表を突いた組合わせなので、ちょっと萌え
648通常の名無しさんの3倍:02/04/16 06:16 ID:???
イリアって誰?
649通常の名無しさんの3倍:02/04/16 07:13 ID:???
カトルの姉。トロワのセフレ。
>>241

つうか付き合ってる女何人いるんだよ…。
一番モテモテなのか実は。
650通常の名無しさんの3倍:02/04/16 07:35 ID:???
>>647
このスレでは、

トロワ x キャスリン
ドロシー x カトル

な訳だし、一応不倫が成立するんだろうな・・・・・。萌え。(w
651通常の名無しさんの3倍:02/04/16 13:00 ID:???
>>643
実はリリーナたんの義母になるべく、ドロシーが用意周到かつ巧妙に仕掛けた罠・・・


                                      だったりして
652トロワ:02/04/16 21:32 ID:???
なにやら、いろいろ言われているようだが、ドロシーの名誉のために
言っておくが、彼女が寂しげで辛そうな様子だったのは、
最初に相談されて以降、リリーナが小さくなる以前の事だ。
ただ、当初は自制してたのだが、>>491 でキレてしまっただけだ。

が・・・この件にしては、悪いのはカトルなんだ。
奴が俺にハァハァする度に、ドロシーが泣きついて来るのだ。
奴の自業自得だとは思わないか?

ゆえにカトルには悪いとは思っていない、が、
キャスリンにだけは悪いと思ってる・・・・・バレないようにせねば。
653逆噴射トロワ ◆31l/VtQc:02/04/16 23:01 ID:???
>>640
遅レスでスマソ。本人です。
654通常の名無しさんの3倍:02/04/17 00:22 ID:???
キャスリンもキャスリンだよ。あっちへ(団長)ふらふら、こっち(メインピエロ)にふらふら。
今に至っては団長寄り。・・・トロワも、いい加減飽きるわなー(w
655通常の名無しさんの3倍:02/04/17 01:21 ID:???
でも、愛は無さそうだな。
656通常の名無しさんの3倍:02/04/17 01:30 ID:???
>>655
大人には子供の知らない事情がある、ってやつですか?(苦藁)。
657通常の名無しさんの3倍:02/04/17 01:35 ID:???
>>656
まぁ、ある意味、奴らも十分子供だがな。(w
658通常の名無しさんの3倍:02/04/17 10:14 ID:4uyZZXjM
まあ、キャスリンにばれてサーカス追い出されてもドローシが養ってくれるんじゃないかな。
そうすると、トロワはひも生活か・・・。
659通常の名無しさんの3倍:02/04/17 11:05 ID:???
でもこれだと話がつなげにくいな。
本線に戻す話を考えようか。
660 :02/04/17 15:34 ID:???
嫉妬するキャスリン(;´Д`)ハァハァ
661(・∀・)イイ!!:02/04/17 17:52 ID:???
age
662通常の名無しさんの3倍:02/04/17 18:10 ID:WD4624fQ
ドロシーとの関係は、こっそり続ける方向をキボーン。
だって、カトルが正常化しなきゃ根本的解決にならないし、正常化して欲しくないし。(w
そ、それに、ドロシーの普段の姿との落差が萌え萌えっす!!
663通常の名無しさんの3倍:02/04/18 00:08 ID:???
話の流れを勝手に決めるとネタ職人さんが通常の3倍やりにくくなると思われ
664通常の名無しさんの3倍:02/04/18 09:53 ID:???
ネタ職人が帰ってくるまで落とさないage
665通常の名無しさんの3倍:02/04/18 09:53 ID:???
ネタ職人が帰ってくるまで落とさないage
666通常の名無しさんの3倍:02/04/18 14:25 ID:CDcqMHSY
666
667通常の名無しさんの3倍:02/04/18 22:05 ID:???
海外版のDVDだとトロワは何故か5巻なんだよなぁ
そこは五飛のポジションだろうに
668通常の名無しさんの3倍:02/04/18 22:22 ID:???
そろそろ以前の淡々とした馬鹿日記の雰囲気に戻して欲しい今日この頃・・・。
669通常の名無しさんの3倍:02/04/19 02:03 ID:???
ヒイロ…今度はイタリアか…
お前のせいでピタピタエンジェル中断されたじゃないか
670パラレルトロワ:02/04/19 03:09 ID:???
起きるとそこは見知らぬ天井だった。いや、決して昨日の夜エヴァで綾波タンハァハァしたせいではない。
事実、そこは全く知らない場所なのだ。どういうことだ? カトルの陰謀…もしくはどこかの国に拉致されたか?
この前髪を狙う奴が出始めたという事だろうか? しかし、ここは…
そう、俺の居た場所は牢屋といった人を閉じ込めるにはおおよそ似つかわしくない場所なのだ。まるで、
旧世紀で言うところ十九世紀のような雰囲気だ。しかし、部屋にテレビ電話や最新の機器が置いてある。
(どれも俺の知る形ではなかったが)
部屋の中を物色していると、ドアをノックする音が聞こえた。俺は懐に忍ばせているナイフに手をやり、
ドアの向こうに居る相手にはなしかけた。

なんだ?
「朝食の準備が出来ました」
頼んでいない。
「これはサービスです」

サービス…どうやらここはホテルのようだ。しかし、こんなホテルは知らない。ドロシーとの逢引にも使ったことも無い。
俺はドアを開け、警戒しつつも朝食を受け取った。コーンスープにトースト。あとハムエッグか。
前髪が触覚のように伸びてそれぞれを物色する。異常は無いようだ。しかし、これほど人間らしい食事は久しぶりだ。
俺は食した瞬間、不覚にも涙を流した。卵なんて実に半年振りだ。動物性たんぱく質が体に沁みるぜ。
食事もそこそこに、俺は自分の置かれている状況を把握するために、ここから出る事にした。
671パラレルトロワ2:02/04/19 03:21 ID:???
ホテルの料金はあらかじめ払っていたようだ。店主曰く、俺は昨日の夜にここに着き、適当な部屋でいいから泊まらせてくれと頼んだそうである。
昨日の夜。俺はライオン君に咀嚼されつつも、死に物狂いでルリちゃん目覚ましを守り、その後エヴァを見たのだが…どういうことだ?
店主の親父にこの街の名前をそれとなく聞いてみると「ビシニティ」というらしい。聞いた事が無いな。テロリストだったので世界中の地名は暗記しているのだが。

街に出るとそこはまるで映画のセットのような世界だった。十九世紀の古き良き時代。まさにそう言った風情だ。しかし、走っている車は電気自動車のようだ。
それに街のあちこちに作業用のMSが見える。文明が進んでいるのかいないのか分からない場所だな。
俺は街の様子を観察しつつ、情報を集める事にした。情報を集める場所。言わずもがなの酒場だ。

酒場に入ると店の中にいた人間の目が一斉に俺に集まった。それと同時にまるで俺の耳をはばかる様に内緒話をしだした。ふん。常人の何倍もの聴力を持つ俺に、
内緒話など不可能だ。さて、何を話している。
「なんだ? あの髪型? まるで槍みたいだな」
「見慣れない格好、それにあの髪型。ムーンレイスか?」
「頭ういてんじゃねえのか?」
「事実ういてるじゃん」
「だーはっはっはあ。上手い事言うねぇ」

俺は酒場を後にした。酒場には累々たる死体が散らばっているだろうが、俺には関係ない。なんだ…俺の…涙か?
672パラレルトロワ3:02/04/19 03:35 ID:???
ちょっと半泣きになった所で、情報を集めだす。どうやらそう遠くない、ほんの一、二年前に戦争があったらしい。
なんでも月と地球の民が地球の土地を巡っての戦争だとか…理由はどうでアレ、スペースノイドとアースノイドの
争いはここでもあるようだ。
それにしても、これがもしカトルや、トレーズの悪戯ならば、大掛かり過ぎるだろう。それにここにいる人間。
全てが。生活観を漂わせている。まるでずっと以前からここに住んでいるかのように……

そんな事を考えつつ街を歩いていると、一人の御婦人が車に荷物を載せようと、悪戦苦闘していた。反射的にそれを手伝う。
キャスリンの調教の賜物だろう。自分でやってて泣けてくる。
「あら、ありがとう」
御婦人というにはまだ若い。二十歳かそこら、いやもっとしたかも知れない。ショートを少し伸ばした髪に、茶色の瞳。
美人の部類に入るだろうが、まだあどけない。
「ふふふふ」
何がおかしい?
「だって、その前髪! 普通じゃないわ」
ふん。そんな事だろうと思ったよ。いいさ。慣れている。しかし、君は女性でよかった。もし男なら…
『おーい! 酒場で殺人だぁ!!』
失礼。先を急ぐよ。
「待ってよ。貸しを作ったままにするのは嫌いなの。生憎、酒場でお酒といいたかったけど事件らしいわね」
そのようだ。全く嫌な時代だ。
「じゃあ、まだ昼だし、ランチをご馳走するわ」
マジで? 行く行く。
「じゃあ決まりね。私、ソシエ・ハイム。よろしくね」
俺はトロワだ。トロワ・バートン。まあ好きに呼んでくれていい。
「じゃあ行きましょうトロワ」
俺は思った。昼飯だけで済ますものかよ!!っと。
673パラレルトロワ4:02/04/19 03:54 ID:???
どうやらこの御婦人、いや、ソシエ・ハイムは地元の実力者らしかった。聞けば、この国大統領や、月の女王とも面識があるという。
どうりで、昼飯が豪華なわけだ。食いながら泣くのを我慢するのに一苦労した。肉だよ肉。しかも分厚い…
食事が終わり、悦に浸っているとソシエは俺に急に話題をふってきた。

「あなた見慣れない格好をしているけど、どこから来たの?」
俺は天井を指差した。
「ああ、月ね。ムーンレイスなんだ」
いや、少し違うな。コロニーだ。
「コロニー? コロニーって隕石のなかに建物を作った奴?」
そういうコロニーもあるが、それはアステロイドコロニーだ。資源などを搾取するところだ。
ソシエ嬢は不思議な顔をして首を傾けた。も、萌えぇ、じゃなくて! こういう反応は予期していなかったな。
まさか、知らないのか? コロニーといったら宇宙に浮いている筒や、建造物の中に街がある居住空間だ。
「知らないわ。そのアステロイドコロニーなら行ったことがあるけど、そんなコロニー知らない。まるで黒歴史ね」
黒歴史? なんだそれは?
「ええ!? あなたムーンレイスのくせに黒歴史を知らないの? 本当に変わってるわねぇ」
悪いね。俺は…そのぉ…あれだ。ずっと病院で入院していてね。戦争のこともあまり良く知らない。
「それでもテレビがあるでしょうに…まあ良いわ。見せてあげる」
ソシエはそう言うと、ポケットから小型の情報端末を取り出した。何かを入力し、俺に渡す。
「ほら、映ってるでしょ? それは「あふたーおころにぃ」とか言う時代のものよ」
そこには俺たちがMSで戦っている姿が映し出されていた。これは…ええい! ウィングは良い! へヴィーアームズを映せ!
よーしよし! いいぞ! へヴィーアームズって違う。なに一人で乗りツッコミしてるんだ俺は。
「それが今の時代の数千年前の映像よ。今でも伝説とか、物語とかにもなってるわ」
ソシエの話が本当ならば、コロニーはどうなったのだ? それに、キャスリンは、マリーメイアは?
「そうそう、それでその頃の時代の物語の伝承で『前髪の長い道化』って話があるんだけど、これがまた面白いのよ。
 たしか主役の名前は…トロア・バートゥン。あなたの名前にそっくりね」
俺は泣きながらその端末を投げ捨てた。
674パラレルトロワ5:02/04/19 04:10 ID:???
「もう! 何すんのよ! まだ一杯持ってるから良いけど。人のもの壊すなんて最低!!」
すまない。良くその事で虐められていたんだ(本人だけど)。それはもう凄惨な虐めで…
「そうなの…ごめんなさい。端末の事はいいわ。まだ一杯あるし。そんなに値の張るものでもないしね」
すまない。(何千年たっても…俺は道化のままか…)少し気分が悪い。休ませてくれないか。
「本当。顔が真っ青よ。そうだわ、家で休んで行きなさいよ。広いからあなた一人ぐらい大丈夫だから」
お言葉に甘え。俺は彼女の車に乗り込み、彼女の家へと向かうことにした。

部屋へと通され、夜になるのを待つ。もう俺のマイサンは猛って暴走状態だ。ふふふふ。
前髪レーダーで彼女の部屋を探索。感知。音もなく彼女の部屋へと忍び寄った。ドアを開け、寝息を立てる彼女に近づく。
大丈夫。きっと気持ちよくして差し上げるから。彼女に多い被らんとしたその時。
「お父様…」
………びびったぁ! 寝言かよ。…お父様か。車でここに来る途中、彼女の身の上話を少し聞いた。父親は戦争で死に、婚約者も戦死。
思いを寄せた男は実の姉と静かに暮らしているという。思えば可哀そうな子なのだ。傷ついて、それでも気丈に振舞う。健気な女性…
だからこそ! だからこそ!! 慰めるんじゃないかぁ!! ああん? 鬼畜!? 夜這い? 知るかっ! 寧ろお前が氏ね!!(意味不明)
さあ私が慰めてあげるよ。ついでに俺も慰めてね。
布団に俺が潜り込もうとした瞬間。彼女はすくっと立ち上がり、こう叫んだ。
「この嘘つきロラーン!!!」
それと同時にコークスクリュウパンチが俺の顔面にヒット! 次の瞬間。俺の意識は飛んでいた。
675パラレルトロワ6:02/04/19 04:19 ID:???
気がつくと、そこは見知らぬ天井だった。またかよ、と思った矢先。キャスリンの声が聞こえた。
「大丈夫? トロワ」
キャスリン…というとここは?
「病院よ。あなた、丸一日寝ていたの」
戻ってきたのか…
「何言ってるのトロワ?」
いや、何でもない。そうか夢か…痛っ。俺はなんで病院に?
「ええと、その…急に倒れて。お医者様が言うには過労じゃないかって、ごめんね。働かせすぎちゃって」
じゃあこの顔の痛みは?
「か、顔? さあなんでしょうね? 分からないわ。じゃあ私この辺で。すぐ退院できるらしいから」
ああ。ありがとうキャスリン…
キャスリンが部屋を出て行った後、俺は顔をさすった。夢じゃ…無かったのか(?)。


マリ「いくらなんでもアレはやりすぎですよ」
キャ「だって、夜食届けに行ったらエヴァ見ながらハァハァ言ってるんですもの、思わず…」
団長「だからってコークスクリュウを…」
キャ「ね? もういいじゃない。どうせトロワだし」
マリ「けど、この前お見舞い行ったら、顔さすりながらにやけてるんですよ。気味悪いです」
団長「ついに壊れたか…」
キャ「そ、そんな。私のせいじゃないですからね!」
ライオン君「ガゥ〜」

終わり。
676通常の名無しさんの3倍:02/04/19 17:32 ID:???
動物性たんぱく質で泣けるトロワマンセー
677通常の名無しさんの3倍:02/04/20 02:31 ID:???
age
678通常の名無しさんの3倍:02/04/20 02:34 ID:???
・・・凄い、天才だ。この創作能力。
67915の夜 その1:02/04/21 02:46 ID:???
部屋を整理していたらこんなものを見つけた。
オペレーションメテオ時代に書いたメモらしい。
少し、いやかなり恥ずかしいが日記に書き残しておこう。
記録はあったほうがいいしな。

はじめのは、今の名前を名乗る原因になった事件みたいだな。

・・・

MSのマニュアルとメカばかり見てる俺
空のないコロニーの中で 届かない夢を見てる
やりばのない気持ちの扉破りたい
整備場の中 大人たちの不祥事を見てしまい逃げ場も無い
音をたてて見つかってしまい 手を挙げながら
心のひとつも解りあえない大人達をにらむ
そしてやつらは俺に極秘の計画を一任する
とにかくもう名前のない生活には帰りたくない
これから待つ戦いが何なのかさえ 知らずにいた
15の夜――――――――――――

奪ったガンダムで降下する 行き先も解らぬまま
蒼い地球(ほし)の帳りの中へ
誰にも縛られたくないと逃げ込んだこの地球で
自由になれた気がした15の夜
                  (EWフィルムコミックP101〜104参照)

・・・

この事件には感謝している。
これがなければ今の俺はここにいなかったのだから。
68015の夜 その2:02/04/21 02:48 ID:???
次は・・・今の仲間と出会ってから書いたものだな。
時期は、戦いが終わりのころか。

・・・

冷たい風 冷えた躰 人恋しくて
夢見てるあの娘のコロニーを サヨナラつぶやき後にする
闇の中ぽつんと光るディスプレイ
思い出すのはあの娘のぬくもり 震える手レバー握りしめ
戦いの結末も解らないけど
仲間と俺は将来さえ ずっと夢に見てる
大人達は兵士を捨てろ捨てろと言うが 俺はいやなのさ
人形との戦いが俺達の全てだというのならば
なんてちっぽけで なんて意味のない なんて無力な
15の夜――――――――――――

壊れた機体で戦い続ける 行き先も解らぬまま
暗い宇宙(そら)の帳りの中へ
背中のバーニアをふかし 星空を見つめながら
自由を求め続けた15の夜

・・・

戦争が無くなった今、人々の記憶からこの戦いは無くなりつつある。
だが、俺は死んでも忘れないだろう。
なぜならかけがえの無い仲間や恋人を、そして生きる意味をくれたから・・・
68115の夜 その3:02/04/21 02:51 ID:???
このメモを元にCDを出したらパクリだ、といって訴えられた。
どっかで聞いたことのあるフレーズに仕上がったな、と思ってたが・・・
キャスリンに受けがよかったのにはこんなわけがあったのか。
今度からは気を付けよう。・・・うかつなパクリは賠償金につながる。

そんなわけで、賠償金を稼ぐために必死でバイトする今日この頃だ。
682通常の名無しさんの3倍:02/04/21 03:29 ID:xdn3Z2Jw
15の夜ワラタ!タイムリーでいいね。
683通常の名無しさんの3倍:02/04/21 19:18 ID:???
朝シャワーを浴びていると前髪が一本抜け落ちた。
一体何があったとかと手に取り、眺めてみるとシワシワだった。
どうやら寿命が来てしまったらしい。
秘密を知りたかったのでカトルの研究所へ送りつけてみた。


数日後、解析結果が届いた。
どうやら俺の前髪は解析不能な物質で構成されており、唯一分かったのはヒトの感覚器官の役割を全てこなせると言うことだけだ。
このことをキャスリンに話すと嘲笑を食らって、ちょっと悲しくなった。


始めるか、俺の自爆ショウ。
684通常の名無しさんの3倍:02/04/21 21:53 ID:???
使徒なんじゃないのかその前髪
685ユーガット・メール:02/04/21 22:34 ID:???
「えーっと、歓心、関心、寒心・・・色々あるんですねぇ。この場合、どれが正しいの
かしら?」
マリーメイア、あんず飴でも食べ・・・何だ、漢字の練習か?
「ヒャッ!!お、お兄様。いるならいると一声かけて下さい!」
あ、ああ。悪い。
「・・・いえ、こちらこそ。大きな声を出してしまって、はしたない・・・」
最近の学校はパソコンで授業をするのか。おや、これはメールソフト・・・あ、痛ッ!!
な、何だキャスリン。前髪を引っ張るな。
「あのね、最近マリーちゃん文通相手ができたんだって。今まで家計簿にしか使って
なかったパソコンを頑張って習ってる最中なのよ」
ぶ、文通?相手は誰だ。男か、男なのか!?
「・・・落ち着いてよ。あんたじゃあるまいし、そんな心配する年でもないでしょ」
す、すまん。つい取り乱してしまった。しかし俺にはそんな話一言も・・・
「異性には話しにくいことってあるでしょう?色々と複雑なのよ」
なるほど。確かに女には好きなAV女優のはな・・・ぶしゅ!!

夜、皆で夕飯を囲んでると奇しくもマリーメイアの文通の話題がのぼった。
「色んな趣味を持ってる方なんですよ。私より6つほど年上らしいんですけど、男性
なのか女性なのかちょっとはっきりしなくて・・・」
嬉々としてまくし立てる彼女を見ていると本当にいい相手なのだな、と思う。どこの
誰かは知らないが、マリーメイアの情操教育には好ましいようだ。
「良かったわね、マリーちゃん。ところで、その人なんて名前なの?」
「あ・・・その、ごめんなさい。私、ちゃんと読めないんです。こんな字なんですけど」
「あらあら。そんな時は相手に聞いても失礼にはならないのよ。えっと・・・ワールド10?
確かに変な名前ね。これで読み方合ってるのかしら」
アルファベットか。W・O・R・L・D・I・O・・・?・・・ワールド・・・!?
キャ、キャスリン・・・これはそう読むんじゃない。そして・・・分かってしまった。
文通相手のことを。
686ユーガット・メールその2:02/04/21 22:40 ID:???
翌日、俺とキャスリンはデュオのジャンク屋の前に立っていた。応対に出たヒルデは俺の
顔を見るなり顔色を変えた。
「あのぅ、デュオが、また何か・・・?」
まぁ、やったと言えばやったんだが。
「!!あ、あの。ごめんなさい、ごめんなさい!!本当にごめんなさい!!デュオったら、
また人様に迷惑をかけて・・・私謝ります。デュオも悪気があったんじゃないんです!!
今もずっと引きこもってしまって・・・でも、本当はとても優しい人で・・・」
「・・・何か『1の母』みたいね。ヒルデ、落ち着いて。私たちはデュオに会いたいだけ
なの。だから、ね」
「・・・は、はい。分かりました、落ち着きます。でも、デュオが出てくるかどうか」
「その心配はいらねぇぜ、ヒルデ。いよぅ、トロワ。そろそろ来る頃だと思ったぜ」
まあな。マリーの文通相手のHN、ワールド・ディオ。全くの他人にしては心当たりが
あったんでな。
「へへへ。1週間ぶりの太陽か。で、俺はこの後どうなる?その前髪で処刑されるのか?」
処刑、の一言でヒルデは「ひぃっ」と悲鳴を洩らし、キャスリンは心配げな瞳を向けた。
どこか達観したデュオの佇まいに俺はゆっくりと語りかけた。
687ユーガット・メールその3:02/04/21 22:42 ID:???
・・・マリーのこと、いつから気がついていた?
「いつからも何も・・・あの子、本名で文通コーナーに投稿してたんだぜ?で、最初は
退屈しのぎに相手してるつもりだったけど・・・こんなこと俺が言うのもなんだけど、
いい子だな、マリーメイア。
俺のつまらない話でもちゃんと返事を返してくれて。癒されるってのかな。俺、時々
死神が嫌になって引きこもったりするけれど・・・これからはちゃんと外に出るよ。
さ、俺は抵抗しないぜ。スッパリとやってくんな」
デュオ・・・俺はお前に危害を加えるつもりはない。むしろ感謝したいんだ。
「!?はぁ?」
俺はマリーメイアをエレガントなレディに教育するようトレーズから頼まれている。
俺なりに頑張っているつもりだが、それでも足りないことはある。
今回のことでよく分かったんだ。お前のようにマリーに接してくれる奴も必要なんだ
ということが。
「・・・トロワ、お前」
だから、お前さえ良ければこれからもマリーの良き文通友達になってやって欲しいんだ。
「・・・まぁ、別に、いいぜ。どうせ暇だしな。いいジャンクパーツの見極め方を
教えてやるよ」
もう少し女の子が喜びそうな話題をチョイスしてくれ。
688ユーガット・メールその4:02/04/21 22:44 ID:???
帰る道すがら、キャスリンはずっとニヤニヤしていた。・・・何だよ、何か言いたいことがあるのか?
「別にぃ。ただ、さっきのトロワお父さんみたいだったね」
?そ、そうか?だったらキャスリンはお母さんだな。
「えっ?し、失礼ね。私がマリーちゃんぐらいの子供がいるように見えるってわけ?」
そんなことを言ったら俺だって・・・プッ、ククク・・・
「フフッ・・・何だかおかしいね、私たち」
それから俺達はサーカスまでの帰り道をお互いを「父さん」「母さん」と呼び合って
笑い転げながら歩いた。夜遅くに帰って顔を見合わせると吹き出す俺達を見てサーカスの
皆にはさぞ奇妙に見えたことだろう。

それから数日。朝食のテーブルを囲んでいるとマリーメイアが浮かない顔をしていた。
「どうしたの、マリーちゃん。どこか具合でも悪いの?」
「え、いえ・・・違うんです・・・はぁ・・・」
マリーメイア。何か悩み事でもあるのか?俺に話してみてくれないか。
「はい・・・あの、前に話した文通相手のことなんですけど、昨日ちょっと失礼をして
しまったらしいんです」
689ユーガット・メールその5:02/04/21 22:45 ID:???
失礼?
「ええ。いつもきちんと返事を下さるんですけどいつも平日のお昼とかに届くんです。
ですから普段何をしていらっしゃる方なのか気になって・・・お昼に家にいる方
なんですか?ってメールで聞いたんです」
「「はぅあ!!!!」」
「ど、どうしたんですか。二人そろって」
「あ、い、いえ。何でもないわ。ね、トロワ」
そ、そそ、そうだとも。そ、その人だって気になんかしてないさ。安心しろ、マリーメイア。
「・・・そうですね。私、またメールを送ります」
そ、それがいい。さて、そろそろ仕事を始めるかな。ごちそうさま。
「は、はい。おそまつ様」
俺は食堂を出ると震える手でデュオの家に電話した。・・・デュオは電話に出ず、代わりに
ヒルデの嗚咽だけが聞こえてきた。
・・・僕は・・・僕は取り返しのつかないことをしてしまった。
690通常の名無しさんの3倍:02/04/22 02:09 ID:???
683>
寄生獣じゃない?
691通常の名無しさんの3倍:02/04/22 19:35 ID:???
デュオせつねー
692通常の名無しさんの3倍:02/04/24 04:32 ID:???
>>683をドロシーに話してみた。
彼女は「私の眉毛もそうだったりねー」とか言って笑っている。
後日、ドロシーから死にそうな声で電話があった。
試しに研究所に送ってみた所、俺の前髪と同じ分析結果だったらしい。
どうでもいいがそこまで落ち込むことはないだろう・・・。

始めるか、傷を舐めあう道化芝居。

試しに前髪と眉毛でも舐め合ってみた。
・・・・・・イイ!
693通常の名無しさんの3倍:02/04/24 20:48 ID:B41Bc9aQ
藁たage
694通常の名無しさんの3倍:02/04/26 17:39 ID:???
sage
695通常の名無しさんの3倍:02/04/26 23:58 ID:???
今日は5人をジョジョのキャラに例えるとどうなるかを語ってみた。
約一名既に出演しているヤツがいるが気にしない事にする。


2「ヒイロはウェザーかな?」
4「無口ですしね。。」
1「任務・・・了解」

3「俺は。。。。」
1245「由花子!!」
3「・・・・・。」
4「前髪っぷりなら花京院もいいんじゃないですか?」

4「僕は。。。やっぱり康一君あたりが。。。」
2「切れると恐いからフーゴだな。」
1「納得。」
4「や・・・嫌だよ!あんな出番の少ないヤツ!それにフーゴは髪型からして、ヒルデ辺りにやらせとけば・・・」
と、言い終える前に既にカトルにはロードローラーが突っ込んでいた。
696通常の名無しさんの3倍:02/04/27 00:03 ID:???
続き。
2「俺は・・・・・・・。」
1「・・・・・・・・・。」
3「・・・・・・・・・。」
4「・・・・・・・・・。」
5「・・・・・・・・・。」
まぁ、世の中には気にしないほうがいいこともある。

5「ふふん。俺はやはり武器と髪型からしてチャカが。。。」
2「ワンチェンだな。」
4「そうだね。」
5「ちょっ、ちょっと待て!俺は別に『アルよ』とか言ってないだろう!」
3「じゃあ、エンヤ婆だな。正義、正義うっさいし。」
5「・・・・・・。」
1「・・・でどっちにするんだ?インチキ中国人と、婆と。」

次の日から五飛が「〜アルよ」口調になっていた
697古ネタ:02/04/27 02:28 ID:CutBToek
この間(>>688)は、思いがけずキャスリンと良い感じになれた。
ふふ、、、あのアマやっぱ俺に気があるんじゃねぇか。
きっかけをくれたマリィにおかし(自販機の釣ンとこ漁って
かき集めた金で買った甘納豆)をあげようか、、、。
ん?あの子の部屋から声がする。キャスリンと話しているのか。
「あのぅ、、、一度お聞きしたかったことが、、、
「なぁに?マリィちゃん
「お、、、お兄ぃさまのこと、どう思ってらっしゃいますか?
、、、こ、これはマリィ、なかなか直球な質問だ。
俺も知りたいと思っていたとこだ。俺たち本当にオフィシャル
カップルなのか?と。
俺は壁にへばりつき、少し開いたドアの隙間を覗きながら、
キャスリンの答が聞こえるのを待った。ドキドキドキドキ。
彼女の口唇が動くのを見て、ごきゅっ、と喉がなった。
「奴隷だね
「あ、そうですか
言った方も聞いた方も、1mgの感銘も受けた様子も
なさそうに次の話題に移っていくのを背中に聞きながら、
俺はそっと自室に帰っていった。
渡せなかった甘納豆がしょっぱかった。
、、、ん?、、、俺の、涙か、、、、、
698通常の名無しさんの3倍:02/04/27 02:30 ID:???
すいません、上げちゃいました(泣)
699通常の名無しさんの3倍:02/04/27 11:29 ID:???
今日は五飛の家に遊びに来た。
五「よく来たな。ん?その袋は何だ?」
ト「もちろん金粉だ。まさか、準備してないのか?」
五「何の話か分からんぞ」
困惑した顔で聞き返す五飛。

ト「そうか、中国にはこの風習は無かったな。カレンダーにGWと書いてあっただろう?」
五「あぁ。しかしあれは何の略なんだ? ガンダムWかと思ったが、どうも違うようだ」
やはり、全然分かっていないようだな…
ト「GWとはGolden Week。黄金週間だ」
五「ゴールデンウィーク。聞いた事が有るな…」
700通常の名無しさんの3倍:02/04/27 11:30 ID:???
ト「戦国時代の話でな、ある凄まじい強さをもった武将の城が、四方を敵に囲まれた。
 その武将一人なら突破も出来るが、負傷した部下を庇いながらでは勝ち目が無かった。
 そこでその武将は、城のありったけの金塊で作った即席の鎧を纏い敵陣に突っ込んだんだ。
 三下の首を取るより、その鎧の破片の方が金になるんだ。誰も負傷兵には手を出さなかった。
 集中攻撃を受けたその武将は死んだが、彼の一族は全員無事だったそうだ…」
五「むぅ、その男は戦士の鏡だな。」
かなり感銘を受けたらしく、しきりに頷く五飛。

ト「その戦が有った週を黄金週間として、祭っているのだ」
五「そうだったか。しかし、祭りなどどこでやっているのだ?」
ト「昔はみんな体を金ぴかにして踊っていたのだが、最近はやる者が少ない。
 日本の伝統行事を廃れされるのも寂しいのでな、俺が踊るつもりだ」
五「そうだったのか。もし良ければ俺にも手伝わせてくれ」
ト「助かる。では手分けして、各地で踊り明かそう。
 誰かが踊りだせば、後に続くものも出てくるはずだ。この金粉を使ってくれ」
五「謝々。お前の分は良いのか?」
ト「もちろん多めに準備してある。気にせず百式ばりにピカピカになってくれ」
百式という言葉に、五飛のやる気も反応する。
五「ようし、俺たちの正義を腑抜けた衆人に見せ付けてやるか!」

「…6時のニュースです。本日未明皇居前にて、突如金粉ショーを始めた中国人の若者が
猥褻物陳列罪の現行犯で逮捕されました。男は「戦士の魂が!!」などと意味不明の事を口走っており
精神鑑定の結果が待たれています。
次のニュースです。上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃんの…」
701通常の名無しさんの3倍:02/04/27 12:17 ID:???
デ「いよ〜ぅ、トロワ♪」
ト「何か用か? 今MGシャイニングGの作り直し嘆願書への署名捏造で忙しい。
 下らん用事なら後にしろ。」
デ「相変わらず暇な事やってるよな♪せっかくのGWだしよ、
 みんなでどっか出かけようぜ」
俺は黙って、テーブルの上に置いてあったメモ紙を差し出した。
デ「ん?何々…「トロワへ。サーカスのみんなで沖縄に行ってきます。
 戸締りよろしく。‐キャスリン‐」何だコリャ?」
ト「読んだ通りだ。朝起きたら置いて行かれていた」
作業を止めずに答える俺。しかし筆跡を変えるのが面倒くさい。
デ「そりゃー災難だったな♪どうするヒルデ?キャスリン居ないってよ」
なんだ、ヒルデも来ていたのか。
ヒ「お邪魔しても悪いし、帰ろうか?」
ト「待て。どうせ暇なのだろう。手伝っていけ」
デ「冗談だろ。なにが悲しくて、GWにシコシコ偽名なん…」
ヒ「ひっ!」
急に口を紡ぐデュオと、短く悲鳴をあげるヒルデ。
失礼なカップルだ。人が少し前髪をかき上げただけで。
ヒ「や、やっぱり、困ってる友達を助けないわけには、い、いかないよね…」
デ「そ、そーだよな。それじゃ、ちょっとだけ手伝うか」

やはり持つべきものは友達だな。一週間で1814400人分もの署名を作成できた。
ヒルデのおかげで女の子の署名も作成できたし、これなら効果が期待できる。
待っていろ、バ○ダイ。
702通常の名無しさんの3倍:02/04/27 12:26 ID:???
ネタを貼ろうとして気づいたがそろそろ容量やばいね
703通常の名無しさんの3倍:02/04/27 13:09 ID:???
気にせず貼るが吉。
このペースなら、これが最後のトロワスレだろう…
704通常の名無しさんの3倍:02/04/27 14:13 ID:???
次スレってもう立たないのかなぁいつも楽しみにみてるんだけど
705通常の名無しさんの3倍:02/04/27 18:37 ID:???
次スレ。
トロワから他のキャラに交代してみるのも一興(…と言ってみるテスト)
706通常の名無しさんの3倍:02/04/27 18:59 ID:???
もうこれ以上のトロワネタは、トロワじゃなくなるからキツイ・・・と弱音吐いてみるテスト・・・。
707通常の名無しさんの3倍:02/04/27 19:22 ID:???
トロワに拘らなくても、
ヒイロやDI・・・デュオ、カトルに五飛びもいるワケだしさ
他にトレーズやゼクスなどいろいろ・・・
そうしてでも続けたいなぁ・・・
708通常の名無しさんの3倍:02/04/27 19:41 ID:???
初心に戻れ
709通常の名無しさんの3倍:02/04/27 19:56 ID:???
トロア?
710通常の名無しさんの3倍:02/04/27 23:21 ID:???
とりあえずもうリリーナは元に戻してくれ・・・
711容量は持つのか?:02/04/28 01:37 ID:???
フラリ
ん、ヒイロ? …なんだ、目つきがおかしいぞ。
それに手に持ってるのは何だ?…古ぼけた矢…矢?

ヒ「激しい「萌え」はいらない…。そのかわり深い「萎え」も無い…
 「同人屋の鏡」のような人生を…。」
なんだ?…キラ○シカゲ?
ハっ!まさか!?
ヒ「キ○ークィーン!!」
ちぃ、スタンドを身につけやがった!!しかもこのスタンドは…
デ「トロワ!!油断すんな。そいつはバ○ツァ・ダストを見に付けている!!」
デュオ!!それなら狙いは、ここのレスを>132まで戻すことか。そうはさせん!!
ト「ドラドラドラドラぁー!!」
おれは全力で前髪アタックを奴に叩き込む。
ヒ「グボォ!!」
ト「動きがすっトロイぜ、KQ。どうやら同人やってたせいで、体が鈍っているようだな」

シュバ!!KQが俺の方に手を伸ばす。
デ「すっトロくても油断すんな、トロワ!
 スタンドでの攻撃なら俺のワー○ドの方が向いている。来い!!」
俺とヒイロの間に割り込むデュオ。
カ「バッド・カ○パニー!!」
ドガガガガガッ!!
いきなりデュオを蜂の巣にするカトルとマグアナック。
なにがBCだ!きさまのスタンドは>117ではハー○スト、
>695ではパープル○イズに決まってただろうが!!
しかし、状況はまずくなった。一人でこいつ等を相手にしつつ、KQのBDを防げるのか?
712改行注意が…:02/04/28 01:40 ID:???
きゅ〜〜〜〜ん、ドッガーーン!!
いきなり爆発するカトルwithマグアナック。MSでの砲撃?
ト「ふっ、せっかくマリーメイアに妹分が出来たのだ。
 ヒイロ、君はおとなしく、そこで敗者になっていてくれたまえ」
トレーズ!!良いタイミングだ。これで戦況はイッキに有利に…
ゼ「絶好調であ〜〜る!!」
突如現れ、トレーズのT2に攻撃を仕掛けるゼクスのT3。
ゼ「トレーズ!!今日は貴様には引いてもらうぞ!!」
ト「ゼクス、君も妹の尻ばかり追いかけてないで、そろそろ身を固めてはどうだね?」
T3のメガキャノンの連射をかわしつつ、ドーバーガンを打ち込むT2。
トールギス3を使いながら互角にしか成らんとは、やはりゼクスは屁たれだな。

ヒ「チャンスだ!!運命は私に味方してくれている。喰らわせろ!!キラー○ィーン!!」
しまった、MS戦に気を取られ…
五「アチョーー!!」
ガキッ!ヒイロの攻撃をさえぎる五飛。
五「お前に味方する運命なんて…、お前が乗れるかどうかのチャンスなんて…
 今!ここにある「正義」の心に比べれば、ちっぽけ力なんだッ!!
 確実にここにある!!今、確かにここにある心に比べればなッ!!」
五飛、その台詞を言いたいが為に出番を伺っていたな…
だが、戦闘の流れはこちらに向いた。ここで奴のKQを再起不能に…
パシっ…え?
無防備にヒイロに手を握られる五飛。…おいっ
ヒ「私の名前はヒイロ・ユイ。これで私の正体を知るものがあなただけになる」
五「何を気持ちの悪いことを言っている。手を離せ!!」
ちぃ、この馬鹿、JO○Oを「正義」の単語が出る所しか読んでないのか!
ヒ「く、くくっ、バイ○ァ・ダストは発動する…今だ!!」
キューン、シュゴーーーー、ゴッ!
713ラスト:02/04/28 01:45 ID:???

今日はリリーナからバイトの依頼だ。ヒイロを旅行に連れ出せば良いんだな。
リ「お願いしますね、トロワ・バートン」
ト「任せておけ、その代わり報酬の方は…いや、今回はサービスだ」
リ「え?懐具合があまり良くないと聞きましたが、よろしいのですか?」
ト「よく分からんが、今日はお前から金を受け取る気にならん。気にするな」
リ「(…お、お父…様?)」
ト「どうした?」
リ「い、いえ、やはり今回の旅行は中止しますわ。ヒイロも忙しいでしょうし
 キャスリンさん、お茶のお代わりを頂いても宜しいかしら?」
キ「もちろんよ、すぐ入れるから待っててね。そう言えば、お茶菓子が…」
リ「ありがとう。…ねぇ、マリーメイア。そろそろ妹が欲しいとか思わない?」
マ「お父様にはその気は無いようですが。レディさんがかわいそう。」
リ「でもマリーがこの家の子のなれば、そのうちトロワとキャスリンさんで…」
ト「ぶっ!!…何を言い出す。」
俺の抗議を他所に、盛り上がりだすリリーナとマリーメイア。
たく、キャスリンが席をはずした隙に、なんて話を。
…しかし、こんな雰囲気も悪くないな。
なぜか少し寂しさを感じながら、俺は二人にからかわれ続けた。
714713:02/04/28 01:56 ID:???
駄ネタ中の駄ネタなので、気に入らんかったら無視して
チビリリーナを使い続けてください。
容量ってMAX500k?
私も次スレ希望です
715通常の名無しさんの3倍:02/04/28 02:17 ID:???
上出来だと思うよ。何気にインプリンティング…完了してるしね(笑)。
容量は512だと思う(と言ってみる)。
716トロワ・バトーン:02/04/28 03:08 ID:???
>711 >712 >713

          へ,--、
         从ノ从ハ 》
       Σ (゜д゜§   <なんですって!?  
        へX_@X≧
            |__†|
          /<

リリーナが元に戻るだと!?
ありえん、そんな事はありえないっ!!!
あってたまるか!!!!
オギャーン!(泣脱兎
717通常の名無しさんの3倍:02/04/28 05:01 ID:???
>716
共に泣こう・・・

ヽ(`Д´)ノ リリーナタンガ・・・
  (  )   ウワァァン!!
  / ヽ
718通常の名無しさんの3倍:02/04/28 05:29 ID:???
おっきいリリーナも好きだ!!しか〜し、ちっちゃいリリーナも大好きだから、
正直元に戻って欲しくないょう(=Tω⊂ 
719通常の名無しさんの3倍:02/04/28 07:05 ID:???
今日は陶芸教室に来ている。
先生がご近所で噂になっているらしく、キャスリンに見て来いと言われたのだ。
まぁ俺のライバルになりそうな男なら、放っておかない気でいたが
こんな顔色の悪い男はキャスリンの好みではあるまい。
それにしても、陶芸というのもなかなか面白いな。
自分の作品が焼きあがったのだが、結構うまく出来た。
マ「ほぅ、もう出来たのかね。どれ…」
チィン…
マ「良い音色だ。君はなかなか筋が良い様だな」
自分の処女作を褒められて悪い気はしない、また来るか。
なぜかゼクスもその教室に来ていたのだが、
作品を先生にカチ割られ、泣きながら帰っていった。
72012時すぎのシンデレラ 1:02/04/28 08:45 ID:???
・・・>>716で取り乱してしまった。すまない。
リリーナが元に戻ってからというものなにか、こう、虚脱感というか・・・
まぁ、本当の親ではないからしょうがないと言えばそうなんだが。
親子ごっこでも、だめな父親でも、たとえかりそめの絆であっても、
俺はこの絆というものが、どれだけ日々の生活のうえで大きなウエイトを
占めているかを痛感した。
いつかは離れなければならない。それはわかっていた。
雛は巣を旅立つもの・・・
昔から変わることのない、いや、変わるはずのない決まりだ。
雛は巣立ちを経てようやく一人前となる。
彼女もようやくその刻が来たということなんだろう。

だが、そんなに急に来ることはないだろ?

俺は、まだ何も彼女に親らしいことをしていない。
俺は・・・まだ何も彼女に伝えていない。

・・・気持ちは言葉にしなくても伝わる、というのは嘘だ。
たとえ思っていても、伝わらなければ意味がない。
俺は、俺は・・・駄目な人間だ・・・
所詮俺には戦いしかできない不器用な人間なんだ。リリーナの近くにはいられない。
72112時すぎのシンデレラ 2:02/04/28 08:46 ID:???
リリーナが元の姿に戻った次の日。
彼女はサーカスの雰囲気が忘れられないのか、テントに遊びに来ていた。
キャスリンやマリーメイアは何事もなかったかのように接している。
楽しそうにテーブルを囲み、上品にお茶を飲んでいる。
本当の関係に戻ったのだ。まぁ、昨日までの関係が間違いだったわけなんだが。

昨日まではもっと騒がしかったんだがな。さすがはクイーンリリーナといったところか。
俺はこの場には似つかわしくない。お茶に誘われる前に撤収しよう。
っと・・・不意に彼女と目が合った。彼女は会釈してくる。
こういうとき、俺はどうやって接すればいいのだろう。
親であったように親密に? それとも昔のように事務的にか?
とりあえず声をかけてみる・・・いや、止めておこう。もう、彼女は昨日とは違う。
俺はもう必要ないモノなのだから。必要なくなったからこそ、彼女は大人に戻ったのだ。
見守るだけにしておこう。もう何も・・・何も関係ないのだから。
俺はそう自分に言い聞かせると、彼女に会釈を返しその場を去った。

(これで、良かったんだよな。本当の姿のほうがいいに決まってるよな)

その日は彼女も一緒に夕食をとることになった。
だが、俺は夕食では一言も発しなかった。無論彼女とも自分から目を合わせることはなかった。
早々に食事を終えると、俺はテントの外に逃げるように去った。
どうも、あの雰囲気は駄目だ。以前を思い出してしまうから。
72212時すぎのシンデレラ 3:02/04/28 08:47 ID:???
星空の見える川辺に寝転ぶ。そういえば、ここは前にリリーナがいじけていた場所だな。(>>198参照)
あのころは、あのころはずっと続くと思ってた。毎日が楽しく過ぎていくと思ってた。
ふ・・・感慨に耽るなんて俺らしくもない。まったくどうにかしている。
「となり、よろしいでしょうか?」
 !! リリーナ、なぜ、ここに・・・?
「・・・そうですね。わたくしにもわかりません。ただ、なんとなく」
 (なんとなく、か。まぁ、そんなもんだろう・・・)
多少の期待をしたが、そんなことが起こるのはドラマか映画か。とにかく現実じゃ起こらない。

・・・静かに時が過ぎる。彼女は向こう岸に視線を向けたまま、無言のままだ。

俺は彼女を見て、こう思った。
 この先、俺は君と一緒にいられない。
 だから、俺は、君と一緒にいたいと思ったあの時の気持ちを忘れない。
たとえ伝わらないとわかっていても・・・俺はそう思わずにはいられなかった。

彼女が急に口を開いた。
「わたくしは・・・ここしばらくのことをよく覚えていません。
 ですが、なにか、とても暖かいものにつつまれていた気がします。
 あったかくて、そして楽しくて。そう、たとえるなら父に抱かれているような・・・
 この気持ちは、この気持ちだけは忘れません」
まさか。いや、まさかな・・・
「あら、どこか痛いのですか?」
・・・ん? 何だ、これは・・・ 俺の涙か?
 いや、なんでも、なんでもないんだ。

俺は大きな思い違いをしていた。思いは・・・気持ちは言葉にしなくても伝わるんだ。
感情や、思い、気持ちといったそんな言葉にできないものこそ純粋なものなのだと。

夜が、ただ、過ぎていった・・・
72312時すぎのシンデレラ 4:02/04/28 08:48 ID:???
数日後、ある事実が発覚した。
リリーナがくしゃみをするとちびリリーナに戻ってしまうのだ。
また、くしゃみをすればクイーンリリーナに戻るんだがな。
・・・そんなわけで俺たちの周りは大変だ。
まぁ、こんなのも悪く無い。
戦いなんかよりも、よっぽど生きているという実感が持てるから。

っと、リリーナ! ちびから戻るときは気をつけろ! 
服が、服が・・・あーあ。やっちまったか。
ん〜ロリもいいがこっちもいいなぁ。
ぐふぉっ!?
きゃ、キャスリン誤解だ! 頼むからメリケンサックつけて本気で殴るのはやめ・・・

そんなわけで、僕は元気でやっています。
                                        とろわ=ばーとん
724通常の名無しさんの3倍:02/04/28 10:22 ID:???
なんか、江戸川〇ナン君みたいで面白いっす!
725通常の名無しさんの3倍:02/04/28 12:58 ID:???
ツイン・シ○ナル的なオチだけど激しく(・∀・)イイ!!
リリーナ様が子供から大人になる度に服が破れるってのも激しく萌え〜!!
職人さんありがとうございまッす!
726通常の名無しさんの3倍:02/04/28 16:30 ID:???
トロワってラブデラックスじゃないか?
727通常の名無しさんの3倍:02/04/28 16:52 ID:???
デュオがファミコンをもって遊びに来た。
まぁ暇つぶしには良いか。おっ、懐かしいゲームがそろっているな。
デ「俺んちはジャンク屋だからな。最近はこんなものも扱ってるのさ」
ってことはこれは売り物か。汚したりしないように気をつけねば。
ん?エレベーターアクションか…。結構好きだったな。
デ「あぁ、名作だな。…そう言えばトロワって、この主人公に似てるよな」
何?
デ「いや、そっくりだって。髪型もそうだし、実弾そこらじゅうに撃ちまくる所とかも」

…次の日の朝、起きたらビルの屋上に居た…
何だ、メモ紙が…
"−指令−ここから1階の駐車上まで進み、そこの車で脱出すること。
なお、色違いのドアの部屋では、重要書類の回収が可能。
内容は君の恥ずかしい写真の数々なので、気にしないのであれば
そのままにしておいても構わない。−ミスターTより−"
ふっざけやがって!!このバラのマークはトレーズだな。
昨日の会話を聞かれたのか。俺の恥ずかしい写真って何だ!?
最近動きが無いと思ってたら。
…落ち着け俺。とりあえず写真は回収せねばなるまい。
728通常の名無しさんの3倍:02/04/28 16:55 ID:???
ご丁寧にもピストルと弾が準備されているが、裏を返せば敵が居るってことか。
どちらにしろ行くしかないがな。俺はとりあえず、屋上からビルの中に入る。
ん?見取り図があるな。色違いのドアの場所も書いている。
なるほど、ゲームとしてはまともなわけか。後は敵だが…
「いたぞ、ボーナスだ!!」「先を越されるな、坊ちゃんに殺されるぞ!!」
ちぃ!早速か。敵は2種類、OZ兵とマグアナックか。
適当にドアを開け、身を隠しながら応戦する。
目に見える敵を片付けた後、俺はエレベータホールを目指した。

チン♪エレベーターが来てドアが開く。中に敵は…居ないな。
即座に乗り込み、ドアを閉める。
ピクッ、前髪レーダーが敵を感知する。上…、エレベータの上に潜んでいるな。
ドゴンッ!ドゴンッ!ドゴンッ!
天井に銃弾を打ち込む。よし、気配は消え
デ「いや〜〜甘いんじゃね〜か?」
何?しまった、進入を許したか!
デ「背後を取った!!終わ」
ドゴンッ!!
デ「な?…な、なんじゃこらーー!!」
打ち抜かれた自分の胸を信じられない顔で見下ろすデュオ。
油断したな、馬鹿め。そう簡単に俺の背後が取れると思ったか。
おれは用心の為にエレベーターに乗ったとき、前髪を前後逆にしておいたのだ。
つまり、デュオは俺の正面に居た。撃ってくださいと言わんばかりに…
729ラスト:02/04/28 16:58 ID:???
デュオを始末した俺は、最初の色違いのドアにたどり着いた。
とりあえずどんな写真なのか確認するため、封筒を開ける。
…その後、俺はその部屋の窓から隣のビルに飛び移り、このゲームをバッくれた。
ヒイロ達も敵役としてスタンバっていたらしいが、知ったことじゃない。
トレーズが残りの部屋に有った写真を公開したが、カトル以外は反応しなかった。
当たり前だ。男が処理していない脇の下を見られたところで、どうということは無い。
エレガントな男の価値観では、庶民の感性は理解できなかったようだな。
730通常の名無しさんの3倍:02/04/28 19:42 ID:???
731通常の名無しさんの3倍:02/04/28 22:50 ID:???
俺は今いったいどんな状況にいるんだ?
ヘビーアームズがあってOZと戦闘をしている以上エンドレスワルツ後ではない。
だがゼクスやトレーズと気さくに付き合っている。こんなはずがあるか。
ゼクスの凋落ぶりなど見ていても痛々しい。吉野家の店員に軍を率いるカリスマなどあるはずもない。
いつの間にかスタンド使いが増えてきた。ジョジョのネタが分からない人はこのスレを見てどう思うだろう。
俺自身の生活環境も最悪だ。もう10日も食事を与えられていない。
前髪が小動物を捕食していなければ餓死している。
そう、前髪だ。いつからこんな化け物になったんだ?
もう嫌だ。こんなのがガンダムWの世界であるわけがない。
俺は知り合いを射殺すると、最後に自分のこめかみを撃ち抜いた。

−− 閃光のトロワ 完 −−
732通常の名無しさんの3倍:02/04/28 22:51 ID:???
……そのはずだったのだが、翌朝普通に目が覚めた。いつもの面々も健康そのものだ。
夢でも見たのかと思ったが事実だったらしく、突然の凶行に及んだ理由を問い詰められたが
俺は何と答えればいいのか分からなかった。
ん、何だ……? 俺の……涙か……
733通常の名無しさんの3倍:02/04/28 23:50 ID:???
>>おれは用心の為にエレベーターに乗ったとき、前髪を前後逆にしておいたのだ

なんか妙にツボに来た。
やっぱり終わって欲しくはないなぁ、トロワスレ。
734通常の名無しさんの3倍:02/04/29 00:00 ID:???
>>733
スレが続くなら自分は書かせてもらいたいです。
やってて、読んでて楽しいし。
735通常の名無しさんの3倍:02/04/29 00:01 ID:???
メール欄がそのままだった・・・鬱。
他の職人さんの方、がんばってください。
736通常の名無しさんの3倍:02/04/29 09:43 ID:???
無理矢理終わらせる必要なし。
スレの終焉は、自然消滅が鉄則。
737通常の名無しさんの3倍:02/04/29 10:43 ID:???
求めるものがいるが限り、
そしてそれに応えるものがいる限りスレは生き続ける・・・
それで良いんでないの?
ちなみに俺は誰も立てるやつがいなかったら
新しいスレ立てるぞ、職人紛いを始めた思い出深いスレだしね。
738通常の名無しさんの3倍:02/04/29 11:48 ID:???
新スレに行きましょう。
切りの良いところで、750を踏んだ奴が立てることで良い?
739通常の名無しさんの3倍:02/04/29 15:11 ID:???
このゴールデンウィークは、ゲームなどをやりつつダラダラ過ごしている。
幸せだな〜〜、僕は…
?「せっかくの大型連休に、外にも出ずに引き篭り。…人、それを"怠惰"と言う」
カーテン越しに窓の外が急に明るくなり、そんな台詞が聞こえてきた。
…五飛。スパロボIMPACTをプレイしたようだな…
しかし今日の俺は、マシンロボごっこに付き合う気分じゃない。
俺は手元のリモコンを操作し、外においてあるヘビーアームズに攻撃命令を出した
ズガガガガァガァーーーン!!
ト「成敗!」
740通常の名無しさんの3倍:02/04/29 15:12 ID:1a3EOsUg

age
741通常の名無しさんの3倍:02/04/29 15:18 ID:???
だれが踏むかな
742通常の名無しさんの3倍:02/04/29 16:47 ID:???
ドラえもんシールは、もう飽きたと言ってみるテスト
7431/3:02/04/29 18:46 ID:???
今日は5人を「エンジェル伝説」のキャラに例えてみるというある種危険なネタで語ってみた。まずはヒ…

5「待て!」

なんだ五飛。「知らない」というツッコミならナシだぞ。

5「この手のネタになると、俺が最後でオチになるというパターンが多い。正義的に不愉快なのでたまには俺から始めろ。俺が正義だ!」
2「んー、まぁ正義云々ってのはさておき、順番変えさんせー。あれよ、マンネリ防止ってことで」

そんなに多かったか? まぁ、確かにたまにはそういうのも悪くないか。

1「……構わん」
4「僕も異存ないよ」

というわけで逆順で進めることにした。どうせ真中だから変わらないのだが。
7442/3:02/04/29 18:48 ID:???
5「まずは俺だ! 正義的に見るとやはり」
2「平蔵」
4「白滝父は?」
1「…頭か…」

個人的には鏑木清美を押したいのだが。頭部で見て。

5「何故だ!? 何故あんな親父共に当てはめられねばならん?! 正義である俺はやはり北野」
4「父? なるほど、いいところに目をつけたね」

北野母も何気にデコがあれだが。

1「…迷うな…」
2「つか、どうかするとこいつ同年代の竹久よりも怪しくねー?」
4「それ以前にこの年で頭部が異常に後退し」
5「俺がっ…正義だぁぁぁぁっ!」
7453/3:02/04/29 18:49 ID:???
聞いたか、どうやら頭部に特徴がないと正義ではないらしいぞ。

2「なら正義なんてゴメンだな」
4「同感だね。むしろ悪の道に進みたいよ」

いじられる奴はどうやったって結局いじられるのだ。
……数分後、一人欠けた部屋の中でヒイロがつぶやいた。

1「お前も正義か…」

何故俺を見る。

4「さっき自分で言ってたじゃない。『頭部に特徴がないと正義じゃない』って」
2「俺が言うのもアレだけどよぉ、お前はロリでスネちゃまで人外のくせにこの中じゃわりと「正義」っぽいしなぁ。頭部とか」
1「……教えてくれ、俺は後」

……何か前髪が暴走したような気がするがよく覚えていない。というか知らない。ただ、崩壊した部屋から見た夕日は妙ににじんで綺麗だった。
なんだ……俺の…涙か…。
746 :02/04/29 19:03 ID:???
勝手な言い草で申し訳ないが新スレを立てる方、
このスレの中程にあったキャラの総まとめを2-10のどこかに貼っておいてくれないだろうか。
導入がやりやすいと思うし。
747746:02/04/29 19:08 ID:???
ちなみに>>584>>590>>596-600辺りので。
748テンプレ作ってみた:02/04/29 20:02 ID:???
トロワ「俺はもう1年半も赤裸々な日記を掲示板に垂れ流している。
    俺のプライベートは既にからっぽだ。しかし、それでも俺は
    日記を書かねばならん」
ドロシー「なぜ…あっ…」
トロワ「俺には帰るスレがあるからだ」
ドロシー「私には…ないわ…んんっ…!」
トロワ「そんなことはない。ここが、そのスレだ。Wキャラ皆の帰るスレだ」

…だから、もう1回…ん、何だ夢か…!!あ、あれ、キャスリンさん。
何でチェーンソーなんて持っていらっしゃるんですか?マ、マリーさん、その苦笑いは
何ですか?え、ええっと、ちょっと待って下さい。

〜∫ 前スレ ∫〜
閃光のトロワ
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/shar/1007987785/

これ以前のスレ、関連情報等は>>2-10ぐらいにあるはずだ。俺はちょっとキャスリンの
法の裁きを受けてくる…早かったな、俺の4(スレ目)も…
749通常の名無しさんの3倍:02/04/29 21:52 ID:???
久々に笑わせてもらいましたっ!!
750通常のトロア・バートンの1/3:02/04/30 00:14 ID:???
なんか進まないので立てたぞ。

トロアの残光
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/shar/1020093122/l50
751通常の名無しさんの3倍:02/04/30 03:18 ID:???
俺の名はトロワロボ。ひたすらトロワになることを望む、夢見がちなロボットだ。
手足をもがれ、台所の棚の上でお茶葉を詰められてから早三年。
今の俺は、まさにだるまと呼ばれるのにふさわしい……。
ええい、動け、俺! なぜ動かん!
……だるま違いだ。
さて、今夜も食後のお茶の時間がやってきた。
キャスリンが慣れた手つきで俺を取り出し、中の茶葉を急須に入れる。
手の温もりが心地良い……。この僅かな時間が、今の俺のささやかな幸せだ。
団長「そろそろ客足が鈍ってきたな……新スレで巡業するか」
キャ「そうね。今度のスレはどんなところかしら……」
引っ越しか。各地を転戦してきた俺にとって、引っ越しというのは別に珍しい事じゃない。
だが、住み慣れたこの家を去るのは、妙にもの悲しいな。
俺の胴体を空虚な風が吹き抜けていくようだ……筒だしな。
752通常の名無しさんの3倍:02/04/30 03:19 ID:???
翌日。引っ越しの準備が始まった。荷物がどんどん積まれてゆく。
仲間である食器達は丁寧に梱包され、ダンボールに詰められてゆく。
マリーメイアが懸命に背伸びをして、俺の隣の皿を取る。
ちょっと危なっかしいな……と思っていたら、マリーメイアの手が俺に触れた。
殆ど空になっていた俺は、あっさりと棚から落ち……ゴミ袋の中にシュートインした。
が、軽く触れただけのマリーメイアは、それに気づかない。
ちょっと待ってくれ! このままでは人知れず葬り去られてしまう!
だが、今の俺は動くこともままならず、叫びさえ上げることはできない。
……早かったな、俺の死も。
その時、誰かの手が、俺を地獄からすくいあげた。
キャスリン? マリーメイア? それともリリーナか?
「……」
トロワだった。正直な話、恨みを買った憶えはあっても、恩を売った憶えはない。
トロワはいつものしごく冷静な眼差しで、俺を眺める。
「お前も一緒に来るか?」
!! 俺を……許してくれるのか? 
「お前もこんななりとは家、同じサーカス団の一員だからな」
俺は自分の意志を、瞳に込めてトロワに訴えた。動けない体でも、この思いは通じるはずだ。
トロワは頷いた。
「分かった、もういい。……俺たちには帰るべき場所がある。こんなに嬉しいことはない」
分かってくれたか。帰るべき場所……いい言葉だ。一部パクっているが。
そして俺は、トロワのザックに詰められ、メカ仲間のルリちゃん目覚ましを口説きながら、新スレに向かう。
新スレでは、もうちょっとトロワと仲良くしよう。俺は俺、トロワはトロワだ。
ん、なんだ……俺のオイルか……。

                          「トロワロボ・新スレに向かう」完
753通常の名無しさんの3倍:02/05/02 22:38
で、新スレは?
こっちに来てないのですか?
と聞いてみるテスト。
754通常の名無しさんの3倍:02/05/03 05:29
age
おい!!新スレが昇天しちまったようだぞ!!!!
756通常の名無しさんの3倍:02/05/04 11:41
ほんとだ,無い・・・。
あるよ、ageといた。
建て直してくれた方に感謝しつつ
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/shar/1020093122/l50
759(^^)エヘヘ:02/05/10 09:43
age
おおとろわすれよ
しんでしまうとはなにごとじゃ