主人公は女の子!、新番組製作委員会(Part2)

このエントリーをはてなブックマークに追加
903ラーク ◆PowlXBHc
>>901
でシャトルには物資の積載量の関係で大人一人しか乗れないの
で皆の総意でドロシーとその乳飲み子が乗るわけだけど
それを良しとしない高級将校(仮名パウルマン)の一人がドロシーにシャトルの
イグニッションキー(そんなものあるの?)を渡せと
シャトル発射台の中で追跡劇。
「二等兵、キーをよこせ。私が戻るべきなのだ、私が戻らねばジオンが
失われる!!」
将校、ドロシーの腿を銃撃。ドロシー崩れ落ちる。
「名誉な事だぞ二等兵? この戦争の逆転劇の立役者となるのだからな。
少女の献身的犠牲によりパウルマン中佐、連邦の機密を本国に持ち帰り
それを契機にジオン奇跡の逆転勝利、地球圏に新たなる秩序をもたらす。
・・・いい話じゃないか、ククッ・・・ハハハハッッッ」
中佐の眼光は既に狂気を宿しドロシーに一歩、また一歩迫る。
生への執着が人をこんなにまで醜くさせる、ドロシーは認識する。
「わたしは、わたしは宇宙に還り・・・」
ドロシーの言葉を遮り中佐の平手が飛ぶもんどりうつドロシー。
「貴様、この利己的な敗北主義者が!! 貴様は生き残りたいだけ
だろうが、私の命には亡国が懸かっているのだ恥を知れ、この、この」
中佐はうずくまるドロシーに何度も執拗にケリを入れる、その常軌を逸した
光景は戦場では日常茶飯事のものであったが。
「違う、私はみんなの想いを、命を繋げる為に、・・・だから(ハッ)」
中佐は投げ出された乳飲み子のカプセルを抱えると頬を歪ませて笑う。
「これが貴様の心残りか? ならばこうして・・・」
中佐がカプセルを振りかぶり床に叩きつけようとしたその刹那、
「だめぇ!!」
ドロシーはボロボロの体に渾身の力を振り絞り中佐に飛び掛る。
・・・ドロシーが肯定した戦いとは守る為の戦い、繋げる為の
戦い。その初めて能動的に戦うことを選択したドロシーは
中佐の魔の手から逃げおおせる事が出来るのだろうか。

なんかエヴァちっくですが(笑)