「なぜそんなことがわかるの?」
不思議な顔をしてララァは尋ねる。
「なぜって・・・ただわかったんです」
その時、部屋の外からリュウのアムロを呼ぶ声が聞こえてきた。
「ごめんなさい。もう行かなきゃ。僕、Solomonというバンドでこれから
歌うんです。良かったら聴いていってください」
1000までに終わらせることは
難しそうだよな。
長編だ。面白い。
カキコさせてもらってる一人です。
もしかして皆さんそろそろ終息をご希望ですか?
なんか私どんどん行きそうなので…。
他の職人さんのご意見をお聞きしたいなぁと。
おかまいなく!どんどん行ってください。
隙をみて参戦するぞ〜。
自分も書かせてもらってるけど、
ほかの職人さんと打ち合わせしたい気分。
でもどうなるかわからないのが醍醐味か。
うーむ。
そうなんですよね〜他の方がどういう方向に進めようとしてるのか、
知ることが出来れば書き安いけど楽しさが半減しそうで…。
ちなみに私は特に結末も想定せず、出たとこ勝負で楽しく書かせて
もらってマス。
終息希望ってこともないですけど、セイラ×スレッガーは
そろそろ決着どきか?という気も。
でも逆にシャア×ララア×アムロってこれからですよね(藁
「のどが渇いたわ」
「そうだな、一休みするか」
曲が変ったのをきっかけに、シャアとセイラは踊るのをやめ、
フロアの端に移動した。
ボーイがすかさず飲み物を勧める。受け取って一息付いた時、
人ごみの向こうを歩くミライとブライトが見えた。
「ミライ!ここよ」
「アルテイシア!」
声に気づいて二人が寄ってくる。
「やぁ、会長。盛況のようでおめでとう」
シャアもブライトに声をかける。
「ありがとうございます。おかげさまで順調に進んでいます。
この後にもう一つアトラクションがありますので、それも是非
楽しんでください」
生徒会長として今日何度繰り返しただろうか分からないその言葉を
ブライトは律儀に返す。
「お役目ご苦労だな。しかしこういう時は自ら率先して楽しむものだよ」
四角四面の挨拶にシャアは笑いを噛み殺して揶揄する。
かつてはシャアも生徒会副会長としてパーティーを主催する側だった。
人心を掌握するのに天分を受けたガルマ会長と共に、参謀としていくつかの
画期的な改革をしたものだ。当時の生徒会は歴代一と評判高く、今もって
多くの生徒たちの目標となっていた。
「と、いうわけで君のパートナーを少しの間、お借りしてもいいだろうか」
えっという顔でミライがシャアを見る。その一瞬の後、自分がシャアに
ダンスに誘われているのだと気づいて真っ赤になる。そんなミライの様子を
横目で見ながらブライトは言った。「ど、どうぞ」
「それでは、ヤシマ嬢、どうぞ一曲お相手を」
シャアはミライに向き直って恭しくお辞儀をした。
「よ、よろこんで」
二人は手を組んでダンスの輪に入ろうと進む。去り際
ブライトを振り返ってシャアが言う。
「そうそう、迷惑でなければ是非妹を誘ってやって
くれたまえ。せっかくのパーティーで相手が兄だけとは
不憫すぎる」
ニヤリとした笑顔を向けるとそう言って去ってゆく。
「兄さんたら!」
アルテイシアの抗議の声も人声にかき消された。
意外な組み合わせだ。
すてきかも。
どっちが?
シャア×ミライ?
ブライト×セイラ?
>920
そうですねえ。まとめようとするならば・・。
パーティでスレッガーxセイラが和解してラストダンスはスレッガーと。
これから、というときにスレッガーが音楽をやるために別コロニーに行ってしまう。
ふりかえると、そこにちょっと男らしくなったアムロがいた。はじまりの予感を匂わせ、End
なーんてね。ベタだわぁ。ハズカチイ
そんなのより、職人さんの心の赴くまま、行けるとこまで行ったほうが楽しいでしょ。
途中で息切れしても、それはそれでいいかと思います。
ダンパもなかなかの名シーンの予感。
終わらすのはもったいないから、もちろん次スレをキボンヌ。
セイラタン・・・・ハァハァ PART2 ア・バオ・アークの中で
みたいに。
>>920 いや、でももう少しセイラさんにはシャアと(;´Д`)ハァハァしててほしいかも
〉928
実はシャアの差し金だったりして>スレッガーの他コロニー行き。
で、セイラは事実を知ってシャアと大喧嘩。
でも結果的には彼の為、と丸め込まれて兄さんの胸で涙する。
とか考えてしまった。
乗ってきた。ちょっと書かせてもらいます。
ダンスもひと段落つき、ステージのあたりが慌しくなる。
いよいよスレッガー達の出番だとセイラは身構える。
再び照明がともされたステージにはこの華やかな場にはそぐわない
カジュアルな服装をした男たちが立っていた。
突然演奏が始まる。久々に見るスレッガーは少し痩せて
ややトリッキーな印象でセイラはどきりとした。
先程まで会場に流れていた楽団が奏でるメロディとは全く違う、
重厚な音とリズム。中央に立っている赤毛の少年が歌い出す。
高めの、囁くような甘い声が心地いい。
「あの少年・・・、すばらしいセンスを持っているな。磨けば
かなりのものになるだろう」
シャアはセイラの隣で感心しながら言う。
「アムロ・レイと言う名前よ」
セイラはステージに目を向けたまま思わず答える。
「なぜ知っているんだ?」
シャアは訝しげに尋ねた。
「ミライに聞いたのよ」
あの男、スレッガー・ロウから聞いたに違いない。
あれ以来アルテイシアと会ってはいないようだが。
シャアはとっさに言い繕う妹を心配げに見つめていた。
やがてアルトサックスのソロパートに達する。
スレッガーのサックスプレイは人々をひきつけた。
彼から発せられる滑らかでいて力強い音色、そして
長身の彼の身のこなしは、より男性的な雰囲気を醸し出す。
セイラは心臓が高鳴り、スレッガーから目が離せない。
彼らの演奏は熱狂のうちに終わり、ステージを去った。
人々は興奮がさめやらず、大きな拍手と歓声をあげる。
「スレッガー・ロウ、素敵。女性ファンが増えたんじゃないかしら?あのボーカルも才能ありますわ」
イセリナはつぶやく。
「キャスバル、彼らの演奏は凄かったな。プロデューサーとして
食指が動くんじゃないか?」
ガルマが小声でシャアに尋ねる。
「そうだなガルマ、やつらはすぐデビューできるかもしれん」
そう答えながらもシャアの表情は厳しかった。
一方、演奏を終えて楽屋に戻ってきたメンバーは
手を叩き合ってお互いの健闘を称える。
マチルダはウッディに抱きついて、ベースを
倒しそうになって大慌てである。
そんな恋人たちを見つめ、スレッガーは
自分たちがひとつのことをやり遂げた達成感と
安堵を感じると共に、今この喜びを分かち合える相手が
側にいる二人をうらやましく思うのだった。
パーティーは最高潮の盛り上がりを見せていた。そこへ無情にも。
「ご来賓のみなさま、本日は……」
学園長の挨拶がマイクを通じて流れてきた。どうやら一番盛り上がった
ところでお開きらしい。会場のあちこちで落胆の声が上がる。
「……と、いうわけで、どうぞ、本日最後のダンスをお楽しみください」
ぱちぱちぱちと拍手が起こった。
『では、みなさま、どうぞ中央へ。最後のダンスです、どうぞご参加
ください、どうぞ』
司会者の勧めに従ってあちこちでカップルが出来上がる。決まった相手が
いなかった者も、おずおずと周囲から適当な相手を見つけてカップルになる。
「アルティシア」
シャアが手を差し出してセイラを促した。しかしその手に手は返されない。
思いつめたような妹の表情にシャアは嫌な予感がする。
「どうした?」
「私… ごめんなさい!」
兄を直視出来ず、セイラは眼をそらしたままその場を駆け出した。
「アルティシア!」
兄の声に耳を塞ぐような気持ちで、セイラは数々のカップルの間を走りぬけ
戸口へと向かった。
やっぱり、先輩に会わなければ!会って気持ちを確かめなくては!
セイラが飛び出したホールではラスト・ダンスが華やかに始まった。
ミライとブライトも踊っている。
「パーティーは大成功よ。おめでとうブライト。そしてご苦労さま」
「ありがとう。君が色々サポートしてくれたおかげだ」
ミライのつぶらな瞳に見つめられて、テレながら答える。
そして先ほどのセイラとの会話を思い出す。
―― ミライが心配?
半ばなりゆきでセイラと踊ることになったブライトだったが、心は
シャアと踊るミライが気になって仕方がない。どうしても目がミライを
追ってしまう。そんな様子をセイラが気づかぬはずはなかった。
―― す、すまない、マナー違反だな。
―― 大丈夫よ、兄のことなら。
分かってはいるが、先ほどのミライのぽ〜っとなった表情が頭から
離れない。
―― 好きなのね。
―― …… ああ。
問われて自分でも不思議なくらい素直に認めてしまった。
―― しかし、どうにもならん思いだよ。
照れ隠しに自嘲気味に言ってみる。ミライに婚約者がいるのは周知の事実だ。
―― そんなの、おかしいわ。
―― ?
―― 彼女の気持ちも確かめないで、独り勝手に納得して諦めるなんて。
応援されているのだろうか…。不思議な気分だった。しかし。
―― あなたとこんな話が出来るとは思わなかったな。
―― ふふ、そういえばそうよね。
互いに互いをお堅い一方の真面目人間だと思っていたので。
廊下を出演者控え室目指して走りながら、セイラもこの時の事を
思い出していた。
―― 相手の気持ちも確かめないで、独り勝手に納得して諦めるなんて ――
あれは私自身に向けた言葉ではなかったか。
久しぶりにスレッガーの姿を見て居ても立ってもいられなくなった。
駄目でも、拒絶されてもかまわない。思い切って自分の気持ちをぶつけてみよう。
盛り上がってきた!
控え室のドアを開けようとして、ちょうど中からバンドのメンバーがそれぞれの
楽器ケースを抱えて出てきた。もちろんスレッガーの姿もある。
「先輩!」
「…よっ! 俺たちの演奏、見ててくれた?」
以前と少しも変らないその様子にセイラは拍子抜けすると同時に嬉しさが込み上げる。
最後に会った時、自分からキスして、そしてそれっきり。約束もすっぽかした。
一体なんと思われているか不安だったのに。
「ええ。あの、それで先輩に話しがあるの」
「話? なに?」
今ここで話せとばかりの返答に、セイラは周りのメンバーに目をやる。
リュウ、アムロ、ジョブ・ジョン、そして知らない男とマチルダがいた。
「じゃあ、俺達は先に行ってるから」リュウが気をきかす。
「これから打ち上げなんです。良かったらセイラさんも来てください」
すれ違う時、アムロが声をかける。
「セイラってあなただったの!」マチルダが驚く。
ジョブ・ジョンは無言でチラッと目を向けたまま、何も言わなかった。
廊下には二人が残された。
「それで、話って?」
問われて何から話したらいいのか、セイラは迷った。迷ってまず約束を
反故にしたことを謝る。
「あぁ、あのこと? いいよ、気にしてない」
そっけない言葉にむっとする。
「理由を聞かないの?」
「お姫さまの気まぐれ…」
「違うわ!」
思わず口調がきつくなった。
「私、あなたに恋人がいるって聞かされて、それで…」
真剣なセイラの瞳にスレッガーは一つため息をついて言う。
「やめようや」
「俺達は互いに誤解してたようだな。だけどさ、それを解きあった
ところで何になるんだ?」
信じられない言葉だった。セイラが自分をどう思おうが関係ないと
いうことか。ショックで足が震えるのに耐え半ば叫ぶように言った。
「私、先輩のことが」
好きなんだもの!そう続けようとして言葉を遮られる。
「あんたさ、今の自分の気持ちをあんまり本気にしない方がいいぜ」
「……」
住む世界が違う ―― 今日のパーティーで踊るセイラを見て改めて
スレッガーは実感した。愛し合ったところで上手くいくわけがない。
セイラが傷つくだけだ。それならいっそ始めから会わなかったことに
した方が ――
しかしそんなスレッガーの気持ちをセイラに届くわけがない。
「子供扱いしないで!」
「大人だっていうんなら、今晩俺の部屋に来な。話でも何でも聞いて
やるよ」
そういえばセイラが引き下がると思った。しかし甘かった。
「行くわ」
セイラの瞳は真剣だった。
ここまで書いたけど、
セイラを部屋へ行かせるべきか、自分でも全然分かりまへん〜。
とりあえず、スレッガーは打上げも上の空だろな、気の毒に。
誰か続き書いてください。お願いします。
スレッガーにとうとうあのセリフを言わせたな!
このあとは、そろそろ新スレで?
ドキドキを書きたくなってきたー。
朝っぱらから出会ってしまった!
マジで打ち合わせしたいぞ(w
うわーっ!
スゴイことに・・・なんと。目が離せない!
947 :
通常の名無しさんの3倍:02/06/08 10:32 ID:fJ+3ZQ2G
新スレ移行にちょうどいいかも!待て次号な展開で盛り上がってるし。
誰か作成希望。
他力本願でゴメン
セイラは行くでしょう
うん、行くだろうね。
案外スレッガーが部屋に帰んなかったりして。
で、さすがにもういないだろうと明け方部屋に帰ったら・・・
いや、行けないでしょう。
行く、行かない、何か行けなくなる、行ったけどそこで…、行ったらそこには…
ぐらいで全部かな?
行くけど、最後まではまだ逝かない、なんてとこでは?
〉953に一票
セイラ×スレッガーが清い交際開始でチョト閑話休題、
てとこでシャア×ララア×アムロ炸裂、そしてその流れに
セイラさん、続いてスレッガーも巻き込まれ・・・みたいな
(プラトニックで)想いが通じた途端スレッガーにデビュー話が来て
他コロニーに…て展開がいいかな。
ララァについては私的には
シャア←ララァ×アムロな感じ。
他コロニーまで逝かなくても、芸能界入りで忙しく「すれ違い、宇宙」
くらいでよいかも。
そしたら、もう一巡ドラマが見れる(藁
「すれちがい、宇宙」
笑った!
新スレ誰か作ってー
959 :
サラダ将軍 ◆oFVq8VEg :02/06/08 16:06 ID:9UANW2rh
960 :
サラダ将軍 ◆oFVq8VEg :02/06/08 16:11 ID:9UANW2rh
age
下げましょか
age