横山光輝著「宇宙世紀」

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396通常の名無しさんの3倍:02/01/28 23:30
age
>>395
まあそう言うな。
面白ければ(〜∀〜)イイ!
398通常の名無しさんの3倍:02/02/01 03:56
名スレ。
399通常の名無しさんの3倍:02/02/01 16:25
仮面の忍者赤鼻。
400通常の名無しさんの3倍:02/02/01 16:31
伊賀のかゲーマルク
401ナイター戦作者:02/02/01 20:17
>399-400
まさか、それを作れと……?
読んだ事がないのでそれは無理ですが、三国志・水滸伝・項羽と劉邦なら
リクエストしていただければ作ってみますよ。
402通常の名無しさんの3倍:02/02/02 00:45
クワトロ「ようカミーユ
     どうしたんだ この頃すっかり元気がないじゃないか」
カミーユ「あっ クワトロ大尉」
クワトロ「なにか心配ごとでもあるのか?」
カミーユ「心配ごとっていうほどのことではないんです
     ただこのごろ毎晩同じ夢を見るのでなんだか気になって」
クワトロ「毎晩同じ夢を…………
     どんな夢を見るんだ」
カミーユ「それが人間が高い高い塔を作っている夢なんです
     なんだか古い建物のような……
     こんな形をした…………」
クワトロ「カミーユ こりゃバベルの塔の絵じゃないか」
カミーユ「バベルの塔?
     でもそれをぼくがどうして夢で見るんです?」
クワトロ「それはだな…………
     君が電波だからじゃないか」
カミーユ「( #゚Д゚)ゴルァ」
403通常の名無しさんの3倍:02/02/03 22:48
>>391のところを、ちょいと変形。

少年 はやくにガンダムに乗り
長じて心に幻想をえがくも
精神 むなしく迷いの虎に似る
現し身は 見えざる束縛
いまティターンズの監視にあり
もし年ありて 再び来たらば
このうらみ この嘆
キリマンジャロの雪も 紅となって 泣かん
心はエゥーゴに 身はティターンズにあり
憂心は熱く 涙は冷ややか
こころざし成るの日は 笑うべし
アナベル・ガトーも 丈夫(ますらお)のかずにあらずと

サイド7の人 アムロ作
404ナイター戦作者:02/02/04 02:39
なるほど、まともに作るとそうなるんですね。
405黒い三連星オデッサに向かう:02/02/04 20:56
キシリア「な、なにい
     ガルマ仇討ち部隊のランバ・ラルが
     木馬に討たれたとはまことか!
     まちがいの情報ではあるまいな!」
ジオン将校「ま まちがいではございませぬ」
キシリア「な なんてことだ
     たかが独立愚連隊と思っていた木馬が歴戦の一隊を討つとは
     木馬はそこまで力をつけてきてたのか」
キシリア「そうだとすると今のうちに手を打たねば
     そのうちわれわれの手におえなくなる。
     そうだ ただちに総帥の許可をえて木馬征討軍を組むのだ!
     だれかムサイをひけ! ギレン総帥のもとにまいる!」
406黒い三連星オデッサに向かう:02/02/04 21:02
ギレン「キシリアよ その噂はわたしもきいた
    やはり事実であったのか」
キシリア「はっ いまのうちになにか手をうたねば
     あの愚連隊どもはますます強力になっていきましょう
     そうなればズムシティまで攻め上ってまいるかもしれません」
ギレン「ぞーっ」
キシリア「人心を安定させるため ただちに木馬征討軍を
     組む許可をおあたえくだされ」
ギレン「わかった そちのよきにはからえ」
キシリア「は はっ
     (しばし間を置き)
     ガイア!オルテガ!マッシュをよべいっ!」
部下「はっ」
407黒い三連星オデッサに向かう:02/02/04 21:09
(黒い三連星、キシリアのもとに参上)
ガイア「ガイア」
オルテガ「オルテガ」
マッシュ「マッシュ おめしによりただいま参上」
キシリア「ごくろう
     ガイア おまえにこれから木馬討伐隊の総大将を命ず」
ガイア「はっ」
キシリア「オルテガ マッシュは副将としてガイアをたすけろ」
オルテガ・マッシュ「はっ」
キシリア「よし ただちにオデッサに出陣し
     ランバ・ラルの仇をうってまいれ」
ガイア・オルテガ・マッシュ「はーっ」

こうしてグラナダでは ただちに木馬討伐軍が組まれた
総大将はガイア
副将はオルテガ マッシュ
そしてジオンの精鋭をすぐった
ドム3機 ザンジバル1隻の精鋭部隊が
その日のうちにオデッサに向かったのである
408黒い三連星オデッサに向かう:02/02/04 21:24
(一方、オデッサに向かうホワイトベース隊)
マーカー「注進!注進!
     ブライト殿 ジオンがホワイトベース討伐隊を出しました!」
ブライト「むうっ やはりきたか 総勢は?」
マーカー「ジオンの精鋭 新型モビルスーツ3機
     ザンジバル1隻にございます」
アムロ「して総大将はだれか」
オスカー「総大将はガイア
     副将にはオルテガ マッシュが選ばれております」
(一同、驚きの表情)
アムロ「あの有名な黒い三連星が」
ハヤト「3機のモビルスーツを振るい『ジェットストリームアタック』で
    その名をはせた あのガイアが」
ブライト「しかも副将がこれまた
     黒い三連星の一人オルテガ そして同じくマッシュ」
アムロ「ブライト殿 いままでにない強敵ですぞ」
セイラ「ホワイトベース隊はじまっての苦境かもしれぬな」
ブライト「しかし われわれは
     すでにオデッサに来る任務を与えられているのだ
     逃げ出すわけにはいかん 最後の一兵たりとも戦うのだ」
カイ「そうだ 黒い三連星とて鬼神ではあるまい」
一同「そうだそうだ」「オーッ」

ホワイトベース隊も ただちに応戦の準備をととのえた
409age:02/02/04 23:48
何気に伸びてるなぁ
410ナイター戦作者:02/02/05 20:19
アクシズ兵「申しあげます ただいま どこから現れたのか
      ここより五十里のところの宇宙に エゥーゴの兵が満ち満ちてございます」
マシュマー「なに!」
アクシズ兵「旗には先鋒ジュドーと大書した旗が見え その数およそ4機と見受けられます」
マシュマー「いったいどこから来たと言うのだ 空から降って来たとでも言うのか」
ビーチャ「将軍 そんなことがあるはずがございませぬ
     恐らく見間違いか 誤報でございましょう」
モンド「さよう アーガマの修理も終わってないのに
    どうして4機のモビルスーツがこられるというのです
    もしジュドーなら 雑用に疲れ果て
    我らと同じようにアクシズに降ろうとしているのではありませんか」
マシュマー「むむむ」
モンド「ともかく この報せ もう一度確認して
    それから兵を召集されては いかがでございます」
マシュマー「むむう 確かにそうじゃのう
      ジュドーはブライトに打ち首になりそうになった男
      手勢を連れて 味方につこうとしても 何もおかしくない
      よし しばらく様子を見よと伝えよ」
アクシズ兵「はっ」

ジュドー「ふふふ 敵は何がなんだか分からず とまどっているようだ
     よし 総攻撃だ」

マシュマー「おおお 敵は攻めて来たぞ 降伏の兵ではない
      よし すぐにハマーン様にこの事態を告げよ」
アクシズ兵「はっ」
マシュマー「ビーチャ モンド」
モンド「はっ」
マシュマー「その方たちは 協力してエンドラの四門を守り 敵を絶対入れるな
      わしはまず10機の兵を率いて撃って出て 敵の機先を制しておく」
ビーチャ「はっ わかりました わが艦 敵には指一本触らせませぬ」
411通常の名無しさんの3倍:02/02/06 17:35
レッドコメットさん
412通常の名無しさんの3倍:02/02/07 19:30
ジャーン ジャーン
413通常の名無しさんの3倍:02/02/08 16:31
髭が生えて急に格好悪くなるブライト
414通常の名無しさんの3倍:02/02/11 01:22
あげとくか
415宇宙成語:02/02/11 21:23
「泣いてララァを斬る」
416ナイター戦作者:02/02/13 21:48
とりあえず>415様のを書こうとしましたが無理でした。
ちょっと配役を変えたのをどうぞ。
417ナイター戦作者:02/02/13 21:49
ハヤト「なにっ カツが全滅に近い状態で 逃げ帰って来たと」
エゥーゴ兵「はい したがう者 わずかでございまする」
カミーユ「まったくの 腰抜けだ」
ハヤト(このままでは 将たちの束ねができなくなる 私情を捨てねば)

ハヤト「カツ」
カツ「あっ 父上 面目ございませぬ」
ハヤト「面目ないと思ったら なぜおまえだけ逃げ帰ってきた
    サラのときも 勝手なことをして サラに脱走され
    今また おまえの兵も 全滅に近いと聞く
    おまえ一人の決断のにぶさで 何万の人間が命を落としていったと思う
    生きてて恥と思わぬか」

ハヤト「このような惨敗は いままでの例にならって処刑
    そちが わが養子であろうと 私情は許されぬ
    カツを軍律にあわせて罰せよ」
カツ(父上……)
エゥーゴ兵「おいで なされませ」

ハヤト(今まで親子として暮らしてきたのじゃ できることなら助けてやりたい)
ヘンケン「もうしあげます なにとぞカツさまのお命はお助けくださいませ」
ハヤト「わが子であるからと 特別扱いはできぬぞ」
ヘンケン「カツさまは サラを逃がしてしまったことを
     ずっと悔いていらしたそうにございます
     そして フォン・ブラウンの陣では レコアが降伏を勧めてきた手紙を引き破り
     使者を切り捨てたそうにございます
     部下の一人が 引きちぎった手紙を
     この通り つづり合わせて 持ってございました」
ハヤト「なるほど そうか カツにも 忠孝のなんたるかは 少しはわきまえていたか
    不憫な奴じゃ 殺すまでには及ぶまい すぐ処刑を中止させよ」
ヘンケン「はっ」

ヘンケン「うっ」
エゥーゴ兵「カツさま 処刑終わりましてございます ご検分くださいませ」
ハヤト「処刑してしまったのか」
エゥーゴ兵「はっ ハヤトさまのお言葉なれば」
ハヤト「わしは 怒りにまかせて なんとはやまったことをしてしまった
    くくく」
つまらん
419グラナ大納言:02/02/14 00:33
マ・クベ「キシリア様!しばらくお待ちくだされ。」
キシリア「マ・クベか。なんだ。」
マ・クベ「シャア大佐との約束、とりけしてくだされ。」
キシリア「なにっ。」
マ・クベ「いまズム・シティの動きはシャア大佐のいわれたとおり・・・。
     だからこそ余計に総帥に逆らうようなまねをなさってはなりませぬ。」
キシリア「いいや、マ・クベ。あたしはシャアに力をかす。」
キシリア「あたしはのう、総帥の妹だぞ。
     それがこんな月面に55万石とはどういうことだ。
     総帥がア・バオア・クーで宇宙のにらみをきかすなら、
     妹のあたしだって地球でにらみをきかせたい。」
キシリア「あたしにキャルフォルニア・ベースと百万石を与えよと申し入れたのを
     兄は父につたえずに、にぎりつぶしおった・・・。」
キシリア「マ・クベ!こののぞみ、総帥の妹としてそれはでかすぎたのぞみか!」
キシリア「このあたしが・・・総帥の妹が百万石に値せんというのか。」
キシリア「あたしはすこし総帥をこまらせてやりたい。
     だからシャアの願いをかなえてやる。」
マ・クベ「キシリア様!お気持ちはよくわかります。
     しかしいま総帥に睨まれてはキシリア様の身とて・・・。」
キシリア「なにっ。総帥は実の妹さえ自由にするともうすのか。
     おもしろい。それほど力があるなら見せてもらおうぞ。」
マ・クベ「キシリア様!なにをいわれます。
     なにとぞなにとぞそのようなこと思いとどまりください。
     シャアとの約束おことわりくださりませ。」
キシリア「ええい、うるさうわ。はなせ!!」
マ・クベ「いえ、おはなしできませぬ。
     なにとぞシャア大佐とのお約束は!」
キシリア「ぬう。おまえにあたしの不満がわかっておるのか・・・。」
(マ・クベを一刀両断)
マ・クベ「キ・・・キシリア様・・・。
     そ、その不満をシャアが利用しようとなさっているのが・・・
     わかりませぬか。」
(マ・クベ絶命)
(物陰から一部始終を覗き見して一人ほくそえむシャア)
420通常の名無しさんの3倍:02/02/16 14:08
age
421通常の名無しさんの3倍:02/02/16 14:18
内政担当「サイド6で住民の不満が増えています」
民に金1000の施しをしますか(Y/N) yで民忠が増えます

422通常の名無しさんの3倍:02/02/16 20:02
カツについては、このシーンにすべてが凝縮されてそうだ。(w

カツ「(クワトロ)大尉 それじゃああっしも連れていって下さいよ」
カミーユ「またおまえか」
カツ「なんですなんです またおまえかとは
   どういう意味です」
カミーユ「なんだかんだと言ってはでしゃばってくる
     そして ろくなことはしない」
カツ「ぶすっ」

「水滸伝」で、盧俊儀を梁山泊に引き入れようとするシーンより
423通常の名無しさんの3倍:02/02/18 21:31
水滸伝番外編にあった、武松が虎を殺すところ(もしくは兄の仇を討つ?シーン)をキボンヌ
424通常の名無しさんの3倍:02/02/22 02:30
age
425通常の名無しさんの3倍:02/02/23 22:31
dat落ち阻止age
426通常の名無しさんの3倍:02/02/24 03:10
age
ジャイアントロボ
428通常の名無しさんの3倍:02/02/26 03:56
保護age
429通常の名無しさんの3倍:02/02/26 21:12
アムロ「俺は逃げる。」「俺は逃げるぞー。」
430通常の名無しさんの3倍:02/03/02 02:45
age
431通常の名無しさんの3倍:02/03/05 00:18
やばいのでageます!
誰か職人さん、お願い!
432通常の名無しさんの3倍:02/03/05 00:19
世間で最悪だといわれてけなされているこの2ちゃんねる。
その2ちゃんねらーでたまには良いことをしないか?
方法は簡単、いつも上に表示している
『クリックで救える命がある、、、らしいです。』
を1日1回押してやろうじゃねーか!!
できれば身障を助けるというやつをキボーン(2円なんだぜ)
暇があったらほかの板にコピペで移してくれや
433通常の名無しさんの3倍:02/03/05 00:43
身障よりこのスレの救済を。
434通常の名無しさんの3倍:02/03/06 04:09
age
435通常の名無しさんの3倍:02/03/08 23:20
ge
436419の続き:02/03/09 20:37
キシリア「ところでお前はシャリア・ブルというパイロットを知っておるか?」
シャア「あの、六十幾度かの戦闘で一度も墜とされた事のないというパイロット
    でございますか。」
キシリア「そうじゃ。そのシャリア・ブルが客人として今このグラナダに逗留
     しておる。」
シャア「ほう。」
キシリア「どうじゃ。
     そのシャリア・ブルと一手、模擬戦をしてみせてくれぬか。」
シャア「もう、このシャアも爺でございます。
    昔のような元気はございませぬ。
    もしキシリア様の気分が晴れますなら私の部下と戦わせましょう。」
キシリア「うむ。それでもよい。」

キシリア「どうじゃシャア。あれがシャリア・ブルじゃ。
     不敵な面構えであろう。」
シャア「なんというプレッシャーだ。
    蛇が蛙を射すくめるような何ともいえない底光りのする目じゃ。」

シャリア・ブル「いざ。」
トクワン「おう。」

(このシャリア・ブルは間を見切るのが天才的なパイロットであった)
(シャリア・ブルはビグロの一撃をかわした瞬間このMAとの間を見切った)
(シャリア・ブルのブラウ・ブロはビグロのコックピットを粉々に砕いていた)

シャア「何と!模擬戦でも手加減をせぬとは・・・。
    それにあの相手を射すくめる目。以前にどこかで見た覚えがある。
    うっ!
    あのサイド6であった連邦士官だ。
    あの連邦士官が同じ目をしておった。」
シャア「むっ。ララァ!ララァ、しっかりしろ!!」
ララァ「これは大佐。恥ずかしい姿をお見せ申す。」
シャア「ガンダムのパイロットがいかに強くともNT部隊は負けぬと
    思っていたが・・・。」
ララァ「あのパイロットの敏捷さ、戦いに対する判断、素晴らしいもので
    ござる。
    あれは努力で出来たものではなく、天性の素質というもので
    ございましょう。」
シャア「ララァが言うからには間違いなかろう。
    それにしても解せぬ。奴はどうしてとどめを刺さなかった?」
ララァ「それでござる。
    あの小僧、天性の素質を持ちながらどこか精神に欠陥がある様子。
    奴を倒すにはその欠陥を突くことでございましょう。
    大佐・・・くれぐれも御用心を・・・。」
シャア「ララァ!
    ガンダムのパイロット。
    今お前に対して憎しみがわいてきた。
    草の根をわけても必ず見つけ出し斬る!」
438通常の名無しさんの3倍:02/03/13 17:37
おお・・・Zよ・・・Zよ・・・
439通常の名無しさんの3倍:02/03/14 00:23
蒼天ガンダム
ブライト「ハヤト!ホワイトベースとはなんだ!」
ハヤト「リ、リュウの棲みかだ!」
ブライト「単純馬鹿かッ!」
440通常の名無しさんの3倍:02/03/16 17:58
三つ巴
441通常の名無しさんの3倍:02/03/17 04:28
age
Ζは三国志状態
443437の続き:02/03/21 08:14
シャア「ガトー。久しぶりだな。」
ガトー「久しぶりでござる。
    ところで、このアクシズへ訪ねてきたのは他でもない・・・。」
シャア「わかっておる。わしを斬りにきたんじゃろう。」
ガトー「上からの命令で仕方がない。
    シャア大佐が切腹なされるなら拙者が介錯をしてもよい。」
シャア「ふふふ。そいつはありがたいな。
    しかし、切腹ぐらいは自分の手でできそうじゃ。」
ガトー「それでは最後を見届けさせていただくかな。」
アムロ「ガトー殿。」
ガトー「邪魔をする気じゃないだろうな。」
アムロ「その前にこのアムロと一手お手合わせ願いたい。
    ネオジオン総帥の前で、学び取った業をお見せしたい。」
ガトー「・・・。
    ふふふ。よかろう。
    いつかはやらねばなるまいと思っておった。
    立ち会う場所に案内せい。」
シャア「アムロ。み、見事じゃ。
    お前が破った男は、ソロモンの悪夢といわれたガトーだ。
    わしにとってこれほどのはなむけがあろうか。
    ガトー。わしにとってもはや何も思い残すことはない。
    デラーズ閣下によろしくつたえておいてくれい。」

カリウス「ガトー少佐。大丈夫でございますか?」
ガトー「ふふふ完敗よ。
    奴がその気でビームサーベルを打ち下ろせば俺はここで血反吐を
    吐いて死んでいた。
    強い!奴こそ地球圏一のパイロットだ。」
カリウス「シャア大佐はどうします?」
ガトー「ほっておけ。奴は死ぬ気よ。」
シャア「アムロよ。何も言わずこのまま立ち去れ。
    全てがそれで丸く収まる。
    ネオジオン総帥として、わしの編み出したニュータイプ戦法が
    ジオン一といわれる戦士を倒した!
    わしにとってこれ以上の喜びはない。
    さあ、立ち去れ。
    お前にとってはもうここには何も残っておらぬ。」
アムロ「・・・。」
(アクシズを立ち去るアムロ)
シャア「ふふふ。わしの死の前にわしから学び取ったものを見せるとは。
    若いのにこころにくいまねをするわい。」

カリウス「ガトー少佐。アクシズに火がつきましたぞ。」
ガトー「シャアめ。自決をしたな。
    もはやここには用はない。」

今、炎に包まれていくアクシズを見て、アムロは燃え盛るサイド7を後に
シャアを求めて旅立った日を思い出していた。
その後アムロはいずこへともなく立ち去った。
地球圏一強かった男として折り紙をつけられながら、
その後のアムロの消息は定かでない。
(闇のアムロ・完)