アトキンス・ダイエット part 4

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507名無しさん@お腹いっぱい。
この場を借りて 炭水化物制限のダイエット方法でいつも沸いてくる
「脳の唯一の栄養素はぶどう糖、これが世界の常識」
「炭水化物をとらなければ筋肉の蛋白質“だけ”が消費される」
こういうくだらない連中の戯言を目にしてイライラしてたが
最近研修医になった友人の家で見つけた代謝のテキスト
『一目でわかる代謝』
医学部では普通に使われるメディカルサイエンスインターナショナルというシリーズ
ということで見てみたら、思いっきりケトンが利用される事書いてるじゃねえか。
↓スキャニングしたやつ
ttp://motto-jimidane.com/20/s/20mai0042.jpg
ttp://kita.kitaa.net/10/s/10mai173101.jpg

>誤解されている代謝の“悪玉”
>非常に有害であるのはプロトンによるこの低いpHでケトン体そのものではない。
>絶食時、脳は通常の燃料グルコースに加えて、燃料としてケトン体を用いることが認められている。
>この制御、調節されたケトン体の産生は、“ケトーシス”とよばれる状態を起こす。
>ケトーシスでは血液pHは正常範囲内に膚衝されたままである。
>これは絶食に対する非常に重要なグルコース節約
>(したがって、粗放蛋白保持)性適応で、グリコーゲン貯蔵の枯渇を補償する。

>生成した“ケトン体”のアセト酢酸とD-3-ヒドロキシ酪酸は、特に筋、脳による組織酸化用の燃料として放出される。

>ケトン体は組織で利用されるが、特に脳はATPを産生する。
>結果として、脳による燃料としてのグルコースの使用はかなり減少する。
>筋蛋白の浪費を防ぐケトン体の“グルコース節約効果”は、絶食のストレスに対する重要な適応である。

>特に筋、腎はケトン利用ができるが、絶食時の脳と神軽組織の燃料としては特に重要である。
>グルコースと比べると、ケトン体は非常に良好な呼吸燃料である。
>100gのグルコースは87kgのATPを産生するが、100gのD-3-ヒドロキシ酪酸
>は10.5kgのATPを産生し、100gのアセト酢酸は94kgのATPを産生する。

何がぶどう糖は脳の唯一の栄養素だ、1960年代で学習が止まってる嘘つきども!