アトキンスダイエットを肥満医師仲間数人でやっている中で
話題に出てるNHKの番組録画したものをを見せてもらい
驚いたんだがこちらの諸氏は見ましたか?
NHKスペシャル 病の起源 第5集 糖尿病 想定外の“ぜいたく” 2008年11月16日
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090811170030104/ これの29分頃から欧米人の食生活がヨーロッパの気候風土に合わせて牧畜中心になり
脂肪摂取量が増えた→インスリン量が増えた→インスリン感受性が高くなった
→欧米人の体はインスリン感受性が高く、糖質の脂肪細胞への取り込みがされやすく肥満体になりやすいが
糖尿病にはなりにくい
というロジックを展開している。
ここで凄い印象操作をしているのに気づくと思うが、脂肪摂取量がインスリン量の増加のトリガーになっている
つまり脂肪の取りすぎは糖尿病にとって良くないという印象を視聴者に与えている点だ。
アトキンスダイエットを実践している人は誰でも知っているはずだが、インスリンというものは
脂肪をトリガーにして放出はされず「糖質の量によってインスリン追加分泌量が決まる」これが事実。
低脂肪ダイエット信者が多い理由にこのようなメディアの印象操作も一躍買っています。
メールにて指摘はしますが、はたして訂正するかどうか・・・。