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名無しさん@お腹いっぱい。:
現物教材 解説と入手方法 現物日本史18 古代の酥(そ)・蘇(そ)
蘇, 乳を加熱して10分の1に濃縮したもの。濃い煉乳。さらに水分が抜けて固体化 ...
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(抜粋)
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吉田豊著(新版)『牛乳と日本人』(新宿書房2000年5月)
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<吉田豊氏の説>
酥 乳を加熱して表面にできた乳皮をすくい取って容器に入れ(繰り返す)、温めてよく攪拌し、冷水を加えて固めたもの。
クリームもしくは粗製バター。
始めは日本でも作られたかもしれないがすぐに廃れ、次第に、同音の蘇が作られるようになっていく。
つまり、蘇と酥は異なる。 固体
蘇 乳を加熱して10分の1に濃縮したもの。濃い煉乳。
さらに水分が抜けて固体化すれば、チーズ。 液体固体
※ 厚生労働省令でいうと、チーズは、「牛乳などを固めて水分を除いたもの」と、おおらかな定義となっているので、
日本チーズ普及協会は、蘇をチーズとしている。
酪 乳を加熱して冷えたときに浮いてくる乳皮(クリーム)を除き、残りの乳に既製の酪をタネとして加え保温してつくる。
=脱脂の発酵乳、つまり、ヨーグルト状のもの。 液体
醍醐 酥をさらに精製加工して作るものとされているので、酥がバター状のものなら、醍醐はバターオイルとなる。
しかし、加熱濃縮型の蘇は脂肪とタンパク質が結合しているので、バターオイルはできない。
日本では、酥はあまり作られず、蘇が中心であったため、醍醐は輸入品のみが存在した。
結論、醍醐は、実際には日本では作られなかった。 固体液体
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