>>159 ■メタボになると
内臓脂肪の蓄積 →脂質異常症・高血圧・高血糖を併発 →動脈硬化が進行して、心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病などを起こす
■脂肪の種類
▼皮下脂肪…皮膚のすぐ下につく、いわゆる指でつまめる脂肪 ▽生活習慣とは無関係
▼内臓脂肪…▽内臓の周囲(腸間膜)につく ▽生活習慣病と関係 ▽『内臓脂肪は減りやすい』
→生活習慣(運動・食生活)により予防・改善ができる。だから、メタボに気をつける意味がある
■メタボ健診の対象
メタボリックシンドロームというものが多いと推定される、40〜74歳までの男女が対象。
生活習慣病自体が中高年に多いため、その人達の年齢を中心に健診を行うということ。
もちろん専業主婦でも、その年齢に当てはまれば、メタボ健診の対象者となる。
■特定保健指導のランク分け
▽積極的支援…メタボ危険度が高い
▽動機づけ支援…メタボ危険度が比較的軽い
▼腹囲で該当した場合
【40〜64歳】 ▽2つ以上該当→積極的支援 ▽1つ該当+喫煙歴あり→積極的支援 ▽1つ該当+喫煙歴なし→動機づけ支援
【65〜74歳】 動機づけ支援
▼BMIのみで該当した場合
【40〜64歳】 ▽3つ以上該当→積極的支援 ▽2つ該当+喫煙歴あり→積極的支援 ▽2つ該当+喫煙歴なし→動機づけ支援 ▽1つ該当→動機づけ支援
【65〜74歳】 動機づけ支援
■メタボ健診の特定保健指導とは
特定保健指導の内容は2つ。「運動指導・食生活の栄養指導」。
栄養士や保健士が、電話やメール、個人指導や集団指導、など様々な形でその方の生活習慣を変えていく。
後日、ランク分けに関係なく、はじめに個別面接を受ける。
▽動機づけ支援…6ヵ月後に、面接・電話・メールなどで、健康状態・生活習慣について確認を受ける
▽積極的支援…3ヶ月以上にわたり、面接・電話・メールなどでアドバイスを受けながら生活習慣を改めていく