メタボ検診に引っかかった人集まれ!

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137名無しさん@お腹いっぱい。
■「メタボが多いと保険料アップ」は嘘
 正確には、「メタボ検診でメタボが多く、かつ、改善されない」場合、その自治体の後期高齢者医療の自治体負担率が上がるペナルティー。
 全然意味が違う。
▽メタボ健診受診率65%以上
▽メタボ該当者への保健指導45%以上
▽メタボ該当者を10%以上減らす
 3つの条件をクリアしないと…
 2013年度から、後期高齢者医療制度への支援金を最大10%アップのペナルティーが科される。
■メタボ健診
 「特定健康診査」「特定保健指導」。40〜74歳の方の健診と改善を義務化。
 『この義務を負うのは保険者(運営者)。国民健康保険ならば、市町村国保。』
■理由
 『生活習慣病に関する医療費が、国民医療費の3割を占め、その死亡数も6割を占める。』
 そこで、生活習慣病と関係のあるメタボリック症候群に注目して、その該当者や予備軍を早く健診で見付けて、きっちりと保健指導を行うため、特定健診が始まった。
■市民の関心は高い
 2008/05/13 静岡県の自治体では最も早く、藤枝市で特定健診始まる。初日には141人の市民が特定健診を受診。
■特定健診
 問診表、身長・体重、腹囲測定、血圧、血液検査、医師による問診・指導(ここまでが基本検査)
■特定保健指導
 特定健診の結果から、メタボリック症候群と診断された人とその予備軍に対して行われる。
 該当者の生活状況にあったきめ細やかな指導。
■自己負担額
 自己負担額は、保険者となる自治体で違う。
 静岡県内の特定健診の自己負担額…1500円前後(市町によって異なる) それほど高くない額に設定されている
◆(例)静岡県藤枝市
 ▽特定健診・自己負担額(基本検査)
 40〜69歳…1400円
 69〜74歳… 400円
 ▽詳細検査(がん検診など)…+500円
 「自己負担額」というように本来はもっと高い。
 特定健診を民間で受診した場合の想定単価 …6056円(藤枝市が診療報酬単価などを参考に設定)
■自己負担額を無料にする自治体も…吉田町、伊豆の国市
 そこにはある理由がある。
 @受診率を上げる
 A健康づくり事業の契機
138名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/10(火) 16:48:33 ID:vVUruRF8
>>137
■国は特定健診の制度を作る際に、保険者(運営者)に対して受診率などの目標値を設定
◆国民健康保険の場合
 受診率…2012年までに受診率65%
 保健指導…45%
 そのうち改善率…10%(2008年度比)
■達成できなかった場合、保険者(運営者)にはペナルティーが課される。
 08年度から始まった後期高齢者医療制度。
◆後期高齢者医療・給付費
 1割…後期高齢者の保険料
 5割…公費(国・都道府県・市町村)
 4割…各保険者(運営者)の負担部分
 →『この4割の負担額が、メタボ健診(特定健診・特定保健指導)の受診率や改善率で、最大10%増減変動するようになっている。』
◆(例)静岡県吉田町の場合
 ペナルティーの金額…最大見積もって3000万円強
 一方、『自己負担金・無料化の経費…約500万円』
◆静岡県内全41自治体のメタボ健診・自己負担額
  無 料 … 2(吉田町、伊豆の国市)(自治体数)
  〜999円 … 8
  1000円 …20
1001〜1999円…10
  2000円 … 1(新居町)
 静岡市…一律1500円
 浜松市…40〜69歳は1500円、70歳以上は500円
■市町村国保にとって、受診率65%という目標は、極めて難しく高いハードル…市民の意識改革が重要
▼先ず、国保以外の会社勤めの保険者の場合、受診率65%の達成はたやすい。もともと定期健診の受診率も極めて高いから。難しいのは、定期健診の受診率が極めて低い国保。
▼『吉田町の場合、従来の基本健診…35%の受診率。あと35%の上乗せが必要。』吉田町は、静岡県内でも健康に熱心な自治体だが、この現状。かなりハードルは高い。
 しかし、厳しい状況とはいえ、吉田町長は制度そのものには不満はないと言う。
◆「受診率アップすれば、それだけ町民の皆さんの健康に対する意識が契機されて、自分の健康に対する注意を、共有意識として持っていただければ、成功」
 by 田村典彦・静岡県吉田町長
 ハードルは高いなら高いなりに、それだけの努力が行政と国保の市民自身に求められるのだから、まぁ、市民自身が自らの健康のためにも受診して頑張りましょう。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/10(火) 16:49:19 ID:vVUruRF8
>>138
■実は、定期検診・がん検診の受診率=早期発見・早期治療が、後期高齢者医療の保険料に比例
▼静岡県は、自治体の定期健診・がん検診受診率は、平均25%を超えていて、全国でも受診率が極めて高い。
 だからこそ、早期発見早期治療で医療費抑制できていて、後期高齢者医療の保険料が低い。
 後期高齢者医療の保険料が高い、福岡県や東京都は受診率が極めて低い。
 東京都は、大腸がんを除けば、がん検診(胃がん、肺がん、子宮がん、乳がん)受診率は10%未満。
 因みに、『欧米のがん検診受診率は65%以上。』日本は医療費が高いわけです。