最強の仮面ライダーは誰だッ?!

このエントリーをはてなブックマークに追加
401名無しより愛をこめて
394の追記

「まだだっ!まだ俺は負けてない!!」叫ぶライダーマン。
取り押さえられただけではまだ決着はついていないと力説。
「しかたありませんね…」
左腕に脇固めぎみの関節技をかける氷川。
「ぐぉぉぉ…」苦悶するライダーマン。
「ライダーマン、ギブアップしろ!」氷川、降伏を促す。
「折れっ!折ってしまえ!」
「ライダーとして復帰できる程度のケガじゃないんだぞっ!?」
「貴様ごときに勝てなくてなんのためのライダーぞ…」
「このわからず屋ぁ〜!!」
ゴチン…後頭部をゲンコツで叩いて気絶させた氷川。
「勝者、G3−X!」


試合後、診察室のベッドに横たわる結城を見舞う氷川。
結城「なぜボクの腕を折らなかった?あと数ミリ体重を後ろに預けるだけでボクの腕を破壊できたはずだ…」
氷川「腕を折ることは勝利になりません。」
結城「!?」
氷川「両腕を失ったとしても貴方は蹴りで攻撃してきたでしょうし、あの時のボクにはそれを防ぐ力はなかった…」
結城「……」
氷川「あの場合、ああやって貴方を失神させるのがベストだった。」
結城、ゴロンと寝返って背中を向ける。
「勝ちぬけよ…」
無言で結城に敬礼し、踵を返して去っていく氷川。