ストロンガー見ました

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真面目な返事ありがとう。
だが、君の論理には問題があることには違いない。

作品の価値は受け手が決めるものだとの意見には
オレも必ずしも反対はしない。
ある意味、それもアリだとオレも思っているからだ。

ただ、「受け手が決めてよし」ということならば素直に
「カッコイイ」と楽しむのも、またアリではないか?

そして、「秋川さんの解釈」と「オレの解釈」との
あいだに優劣はあるのか?
そういう意味ではどちらも同じではないか?
なぜ「子供っぽい、劣ったもの」と捉えるのか?


また、作り手の考える「本来の意図」は明らかに
存在するわけで、それ意外のものは「受け手が
勝手に考えた事」である事は間違い無い。
「本来の意図」がわかったうえで、あえて自分は
「独自の解釈をして楽しむ」というのなら、それは
いいだろう。
ただし、自分の見方を「あくまで自分の主観的な、
本来とは違っている、別の解釈」だという事を
きちんと自覚しているならば、だ。

分かってて「遊びで」やってるんならいい、
というのはそういうことだ。
しかし、それがわかっていないなら、単なる
「妄想」であり「間違い」であり「勘違い」だ。

「素直に見ること」と「色々考えて見る事」との
間に優劣は無いと先にも言った。
だが、もしあるとしたら、明らかな間違いを「正しい」
と信じ込んでいる事のほうが、愚かではないかな。

「色々な見方があってしかるべきだ」ということと
「私の見方以外は愚かな、劣った見方」ということは
イコールではないよ。


さらにいうなら、オレたちはそういう「いろいろ考える見方」を
散々やってきて、それがいかに愚かだったかをとことんまでに
よく知っているのだ。
だから、愚かな自分に気付かず、偉い気持ちになってる君を
見て、たまらない気持ちになるのさ。